JP2015031233A - 風力発電システム及びその変圧器搬入、搬出方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】変圧器が風車タワー内の下部に設置されるものであっても、変圧器を風車タワー内へ設置または交換するためのハッチを大型化する必要がなく、風車タワーの強度的な課題が生じないと共に、変圧器の冷却用油を効率良く冷却でき、風車タワー内の温度上昇を抑制し、信頼性を向上させる。【解決手段】風車タワー1下部の内部に設置され、鉄心2aと巻線2bから成り、これらが冷却用油に浸漬されている変圧器2と、変圧器の冷却用油を熱交換して冷却する熱交換手段5とを備え、風車タワーの下部に、隔壁4により区画された密閉構造の部屋3が形成され、密閉構造の部屋に変圧器の鉄心と巻線が冷却用油に浸漬されて収納されていると共に、密閉構造の部屋に隣接する風車タワーの側面に、変圧器の鉄心と巻線を搬入、搬出する搬入出口15が形成されていることを特徴とする。【選択図】図2
Description
本発明は風力発電システム及びその変圧器搬入、搬出方法に係り、特に、風車タワー内の下部に変圧器が設置されているものに好適な風力発電システム及びその変圧器搬入、搬出方法に関するものである。
風力発電システムでは、発電した電力を系統に送出する際、変圧器を用いて昇圧することが一般的に行なわれている。
特に、発電容量が概ね2MW以下の小型或いは中型風力発電システムにおいては、昇圧用の変圧器を発電機と一体的に構成し、風車タワーの頂部に設置されているナセル内に装備することが多いが、洋上などに設置される概ね5MWを超える大型風力発電システムにおいては、変圧器の大きさ及び重量が増加するため、変圧器は、ナセル内の発電機とは別に、風車タワーの下部である根元内部に内蔵、設置されることが一般的である。
大型の風力発電システムに用いられる昇圧用の変圧器は、その電力損失に伴う発熱量が大きいため、効率的な冷却方法の適用が必須となる。特に、大容量の変圧器においては、1次巻線と2次巻線間の電気的絶縁を確保するために、冷却媒質として鉱油、シリコン油等を用い、この鉱油、シリコン油等の冷却用油を満たした油タンク内に鉄心と巻線から成る変圧器本体を浸した所謂油入変圧器が一般的である。
上述した鉱油、シリコン油等の冷却用油を冷却する方法として、油タンクに接続したラジエータ等に冷却用油を循環させ、周辺の空気との熱交換により冷却用油の温度を下げる空冷式のほか、例えば、特許文献1に記載されたものがある。
この特許文献1には、洋上風力発電システムの風車タワー内の下部に、鉄心と巻線が冷却用油に浸漬されて油タンクに収納されている変圧器本体が設置され、この変圧器本体の鉄心と巻線が収納されている油タンクに水冷式熱交換器が接続され、この水冷式熱交換器により、油タンク内の冷却用油と海水を熱交換することにより、冷却用油を冷却することが開示されている。
また、冷却用油を用いないで風力発電システム用の変圧器を冷却することが、特許文献2に記載されている。即ち、この特許文献2には、風車タワーの下部に設けたガードハウジング内に鉄心と巻線からなる変圧器が設置され、ガードハウジングに接続された配管内に空気を循環させて、変圧器を冷却することが開示されている。
しかしながら、特許文献1に記載されている風力発電システム用の油入変圧器は、冷却用油を空冷ではなく、水冷式熱交換器を用いて海水により効率的に冷却することはできるが、油入変圧器は、従来と同じく油タンクに鉄心と巻線が収納された状態で風車タワー内に設置または交換する必要があり、油入変圧器を風車タワー内に設置または交換するには、風車タワーの側面に油タンクより大きな搬入出口(以下、ハッチという)を設ける必要がある。しかし、このハッチを設けて風車タワーの強度を確保するには、風車タワー内に設置可能な変圧器の大きさに限界があるという課題がある。
一方、特許文献2に記載されている風力発電システム用の変圧器は、風車タワー内に設けたガードハウジング内に設置されている鉄心と巻線からなる変圧器本体のみの搬入出で済むので、特許文献1の場合に比べて、大型の変圧器の設置または交換が可能である。しかし、鉄心と巻線の冷却用油による絶縁、冷却が行えないので、使用する変圧器の電気的容量には限界があるという課題がある。
本発明は上述の点に鑑みなされたもので、その目的とするところは、変圧器が風車タワー内の下部に設置されるものであっても、変圧器を風車タワー内へ設置または交換するためのハッチを大型化する必要がなく、風車タワーの強度的な課題が生じないと共に、変圧器の冷却用油を効率良く冷却でき、風車タワー内の温度上昇を抑制し、信頼性が向上する風力発電システム及びその変圧器搬入、搬出方法を提供することにある。
本発明の風力発電システムは、上記目的を達成するために、ロータが取付けられ、該ロータの回転軸と接続している発電機が収納されているナセルと、該ナセルを頂部で支持している風車タワーと、該風車タワーの下部に設置され、鉄心と巻線から成り、これらが冷却用油に浸漬されていると共に、前記発電機と前記風車タワー内を通る電線で接続され、かつ、前記発電機で発電された電力を昇圧する変圧器と、該変圧器の鉄心と巻線が浸漬されている前記冷却用油を、該冷却用油と熱交換して冷却する熱交換手段とを備え、前記風車タワーの下部に、隔壁により区画された密閉構造の部屋が形成され、該密閉構造の部屋に前記変圧器の鉄心と巻線が前記冷却用油に浸漬されて収納されていると共に、前記密閉構造の部屋に隣接する前記風車タワーの側面に、前記変圧器の鉄心と巻線を搬入、搬出する搬入出口が形成されていることを特徴とする。
また、本発明の風力発電システムは、上記目的を達成するために、ロータが取付けられ、該ロータの回転軸と接続している発電機が収納されているナセルと、該ナセルを頂部で支持している風車タワーと、該風車タワーの下部に設置され、鉄心と巻線から成り、これらが冷却用油に浸漬されていると共に、前記発電機と前記風車タワー内を通る電線で接続され、かつ、前記発電機で発電された電力を昇圧する変圧器と、該変圧器の鉄心と巻線が浸漬されている冷却用油を、該冷却用油と熱交換して冷却する熱交換手段とを備え、前記風車タワーの下部に、隔壁により区画された密閉構造の部屋が形成され、該密閉構造の部屋の底面に昇降手段が設けられていると共に、前記密閉構造の部屋内には、前記昇降手段の上に前記鉄心と巻線から成る変圧器が前記冷却用油に浸漬されて収納され、かつ、前記密閉構造の部屋の直上階の前記風車タワーの側面に、前記昇降手段により昇降された前記変圧器の鉄心と巻線を搬入、搬出する搬入出口が形成されていることを特徴とする。
更に、本発明の風力発電システムの変圧器搬入、搬出方法は、上記目的を達成するために、ロータが取付けられ、該ロータの回転軸と接続している発電機が収納されているナセルと、該ナセルを頂部で支持している風車タワーと、該風車タワーの下部に設置され、鉄心と巻線から成り、これらが冷却用油に浸漬されていると共に、前記発電機と前記風車タワー内を通る電線で接続され、かつ、前記発電機で発電された電力を昇圧する変圧器と、該変圧器の鉄心と巻線が浸漬されている冷却用油を、該冷却用油と熱交換して冷却する熱交換手段とを備え、前記風車タワーの下部に、隔壁により区画された密閉構造の部屋が形成され、該密閉構造の部屋に前記変圧器の鉄心と巻線が前記冷却用油に浸漬されて収納されていると共に、前記密閉構造の部屋に隣接する前記風車タワーの側面に、前記変圧器の鉄心と巻線を搬入、搬出する搬入出口が形成されている風力発電システムの前記変圧器を搬入、搬出するに当たり、前記風車タワーの建設時に前記変圧器の鉄心と巻線を設置する際には、前記搬入出口から前記密閉構造の部屋に前記変圧器の鉄心と巻線を搬入して固定した後、該変圧器の巻線に1次側及び2次側電線を接続し、その後、前記搬入出口を密閉すると共に、前記密閉構造の部屋に給油口から前記冷却用油を給油し、一方、前記変圧器の鉄心と巻線を搬出する際には、前記密閉構造の部屋内の前記冷却用油を排油口から排出した後、前記1次側及び2次側電線を前記変圧器の巻線から外し、その後、前記搬入出口を開放して該搬入出口から前記変圧器の鉄心と巻線を搬出することを特徴とする。
本発明によれば、変圧器が風車タワー内の下部に設置されるものであっても、変圧器を風車タワー内へ設置または交換するためのハッチを大型化する必要がなく、風車タワーの強度的な課題が生じないと共に、変圧器の冷却用油を効率良く冷却でき、風車タワー内の温度上昇を抑制し、信頼性が向上するので、この種風力発電システムには、非常に有効である。
以下、図示した実施例に基づいて本発明の風力発電システム及びその変圧器搬入、搬出方法を説明する。なお、各実施例において、同一構成部品には同符号を使用する。
図1、図2及び図3に本発明の風力発電システムの実施例1を示す。
該図に示す如く、本実施例の風力発電システムは、ロータ11aが取付けられ、このロータ11aの回転軸と接続している発電機9が収納されているナセル12と、このナセル12を頂部で支持している風車タワー1と、この風車タワー1の下部の内部に設置され、鉄心2aと巻線2bから成り、これらが冷却用油22に浸漬されていると共に、発電機9と風車タワー1内を通る電線21で接続され、かつ、発電機9で発電された電力を昇圧する変圧器2と、この変圧器2の鉄心2aと巻線2bが浸漬されている冷却用油22を、該冷却用油22と熱交換して冷却する熱交換手段である水冷式熱交換器5とから概略構成されている。
更に、詳述すると、風車タワー1の頂部には、水平方向に回転可能なナセル12が装備され、このナセル12には、ロータブレード11が固定されたロータ11aが取り付けられている。ロータ11aは、その回転軸がギヤボックス10を介して発電機9に接続されている。この発電機9により発電された電力は、風車タワー1内の電線21を介して風車タワー1の下部に設置されている電力変換機器8に送られ、この電力変換機器8で商用周波数の三相交流に変換される。
なお、電力変換機器8の上部には、冷却のためのファン14が装備されており、また、電力変換機器8で変換された商用周波数の三相交流は、1次側電線2cを通して、鉄心2aと巻線2bからなる変圧器2の1次巻線に接続され、変圧器2で昇圧された2次側出力は、2次側電線2dを介して電力系統に送られる。
そして、本実施例では、風車タワー1の下部に、隔壁4により区画された密閉構造の部屋であるが変圧器収納室3が形成され、この変圧器収納室3に変圧器2の鉄心2aと巻線2bが、変圧器2の絶縁、冷却を行う機能を有する冷却用油22に浸漬されて収納され、しかも、変圧器収納室3に隣接する風車タワー1の側面に、変圧器2の鉄心2aと巻線2bを搬入、搬出する搬入出口であるハッチ15が形成されている。
この変圧器収納室3に隣接した風車タワー1の側面に形成されている変圧器2の鉄心2aと巻線2bを搬入、搬出するハッチ15の開口部は、変圧器2の鉄心2aと巻線2bの断面を包含する形状及び大きさを持つものである。また、変圧器収納室3には油配管6が装備され、この油配管6は、隣接して配置された水冷式熱交換器5に接続されている。
上述した水冷式熱交換器5には海水配管7が接続されており、この海水配管7は、風車タワー1の外部に出たのち海水面の下で開口し、水冷式熱交換器5の内部に装備されたポンプ等の吸引手段を使って吸引された海水23が、水冷式熱交換器5内を循環する構造となっている。
なお、水冷式熱交換器5は、円筒形の胴体(シェル)の中に多数の管(チューブ)を平行に支えて収め、管の内側と外側に別々の流体を通すようにしたルシェル・アンド・チューブ熱交換器や多数のプレートを並べて流路を形成し、プレートの両側に高温流体と低温流体を交互に流すようにしたプレート式熱交換器が用いられる。
これにより、変圧器2の持つ電力損失により生じた発熱により温度が上昇した冷却用油22と低温の海水23とが、水冷式熱交換器5の内部で熱交換を行うことができるため、冷却用油22の温度を下げ、変圧器2の鉄心2aと巻線2bが冷却されるものである。
また、変圧器2の鉄心2aと巻線2bが収められている変圧器収納室3の上部には、冷却用油22を給油または排油するための1本以上の給油または排油用配管24が装備されており、この給油または排油用配管24は、風車タワー1の海水面上の側壁に設けられた給油口3a及び排油口3bに接続されており、この給油口3a及び排油口3bは、風車タワー1の外部に開口している。
なお、2次側電線2dは、数1000Vを超える高電圧の電力系統に接続されるため、変圧器収納室3から外部へは、隔壁4に装備されたブッシング2eを介して取り出される。また、本実施例においては、変圧器収納室3の風車タワー1内での位置は特に制限はないが、浮体型洋上風力発電システムに適用する場合には、図2に示す如く、風車タワー1の中心部に装備することにより、バランスの確保が容易になり好適である。
次に、本実施例の風力発電システムの変圧器搬入、搬出方法について説明する。
本実施例において、変圧器2を風車タワー1内に設置または交換する際の変圧器2の搬入、搬出は、以下のような手順で実行される。
まず、風車タワー1の建設時に、風車タワー1内に変圧器2の鉄心2aと巻線2bを設置する際には、ハッチ15より変圧器収納室3内に変圧器2の鉄心2aと巻線2bを搬入して固定した後、1次側電線2c及び2次側電線2dを変圧器2の巻線2bに接続する。その後、ハッチ15を密閉して給油口3aより冷却用油22を変圧器収納室3内に供給する。
一方、変圧器2の鉄心2aと巻線2bを交換するために搬出する際には、まず排油口3bより変圧器収納室3内の冷却用油22をすべて排出し、変圧器2の巻線2bから1次側電線2c及び2次側電線2dの接続を外す。その後、ハッチ15を開放して変圧器2の鉄心2aと巻線2bを、ハッチ15から風車タワー1の外側へ搬出する。
変圧器2の鉄心2aと巻線2bをハッチ15から風車タワー1の外側へ搬出した後、新たな変圧器の鉄心と巻線をハッチ15より変圧器収納室3内に搬入し、それ以降は、上述した風車タワー1の建設時と同様の手順により、新しい変圧器の鉄心と巻線を設置するものである。
ここで、本実施例の構成における効果を明示するため、従来例を図8及び図9に示し、本実施例と比較して説明する。なお、図8及び図9に示す従来例は、本実施例を示した図1乃至図3と同一の構成物には同一の記号を付しており、その詳細な説明は省略する。
図8及び図9に示す従来例において、鉄心2aと巻線2bからなる変圧器2は、冷却用油22を満たした油タンク20内に収納された状態で、ハッチ15から風車タワー1内に搬入、搬出される。油タンク20の側面にはラジエータ13が接続されており、このラジエータ13内を冷却用油22が循環され、ファン14等による作用により、風車タワー1内を循環する空気により冷却用油22が冷却される。
従来例においては、変圧器2の鉄心2aと巻線2bが収納された油タンク20を風車タワー1内に設置する際には、まずラジエータ13を風車タワー1内にハッチ15より搬入し、続いて油タンク20をハッチ15より搬入する。その後、風車タワー1内でラジエータ13を油タンク20に接続して、変圧器2の搬入が完了する。一方、変圧器2を搬出する際には、まず風車タワー1内でラジエータ13を油タンク20より取り外し、ハッチ15より油タンク20、ラジエータ13の順に搬出する。
従って、従来例においては、風車タワー1の側面に設けるハッチ15の開口部は、油タンク20の断面を包含する形状及び大きさ必要がある。
これに対して、図2及び図3に示した本実施例におけるハッチ15の開口部は、変圧器2の鉄心2aと巻線2bの断面を包含する形状及び大きさで良いので、従来例より小型化が可能となり、風車タワー1の強度を確保しやすいという効果が得られる。
また、本実施例において、ハッチ15の開口部を従来例と同等の大きさとした場合、風車タワー1内に搬入可能な変圧器2を従来例より大型化できる。その場合、変圧器2の鉄心2aの飽和磁束密度が従来の電磁鋼板より小さく、かつ、無負荷損失(鉄損)が小さい、例えばアモルファス磁性材料を用いた変圧器の搬入出が可能となり、風力発電システムの効率が大きく向上するという効果が期待できる。
このように本実施例によれば、大型風力発電システム用の変圧器2を、風車タワー1内に設置または交換するために搬入、搬出する際、変圧器2の鉄心2aと巻線2bのみを搬入、搬出すれば良いので、従来の油タンク入りの変圧器を搬入、搬出する場合より、風車タワー1の側面に設けるハッチ15を小型化でき、風車タワー1の強度を確保することが容易になる。また、水冷式熱交換器5により冷却用油22を海水23により効率的に冷却できるので、変圧器2のみならず、風車タワー1内の電力変換機器8等の温度上昇が抑制され、風力発電システム全体の信頼性及び寿命が向上する効果が得られる。
図4に、本発明の風力発電システムの実施例2を示す。なお、図1乃至図3に示した実施例1と同一の構成物には同一の番号を付しており、その詳細な説明は省略する。また、これ以降の実施例を示す各図では、実施例1で説明した1次側電線2c、2次側電線2d及びブッシング2eを省略する。
図4に示す本実施例は、熱交換手段を、変圧器収納室3に隣接して配置され、風車タワー1内を循環する空気と冷却用油22と熱交換して該冷却用油22を冷却するラジエータ13としたことを特徴とする。
即ち、本実施例では、鉄心2aと巻線2bからなる変圧器2を、冷却用油22を満たした変圧器収納室3内に設置し、油配管6を介して変圧器収納室3とラジエータ13を接続する。そして、変圧器収納室3内の冷却用油22がラジエータ13内を循環し、ファン14等による作用で風車タワー1内を循環する空気により冷却用油22が冷却されるものである。
このような本実施例の構成でも、その効果は、実施例1と同様である。
図5に、本発明の風力発電システムの実施例3を示す。なお、図1乃至図3に示した実施例1と同一の構成物には同一の番号を付しており、その詳細な説明は省略する。
図5に示す本実施例は、熱交換手段を、変圧器収納室3に隣接して配置され、海水23を取り込んで冷却用油22と熱交換して該冷却用油22を冷却する水冷式熱交換器5と、この水冷式熱交換器5が配置されている側とは反対側の変圧器収納室3に隣接して配置され、風車タワー1内を循環する空気と冷却用油22と熱交換して該冷却用油22を冷却するラジエータ13であることを特徴とする。
即ち、本実施例では、鉄心2aと巻線2bからなる変圧器2を、冷却用油22を満たした変圧器収納室3内に設置し、油配管6を介して変圧器収納室3とラジエータ13及び水冷式熱交換器5を接続する。そして、ラジエータ13を循環する冷却用油22は、ファン14等による作用により風車タワー1内を循環する空気により冷却され、水冷式熱交換器5を循環する冷却用油22は、海水配管7を循環する海水23により冷却用油22が冷却されるものである。
なお、水冷式熱交換器5の内部に装備され、海水23を循環させるポンプ等の吸引手段は、電力を消費して風力発電システムの効率を低下させるため、冷却用油22の温度が所定の温度より低い時点ではラジエータ13による冷却のみを行い、冷却用油22の温度が一定以上に(所定の温度より高く)なったときのみポンプ等を作動させ、冷却用油22を水冷式熱交換器5に循環させて、海水23による冷却作用を持たせる構成としてもよい。
このような本実施例の構成でも、その効果は、実施例1と同様である。
図6に、本発明の風力発電システムの実施例4を示す。なお、図1乃至図3に示した実施例1と同一の構成物には同一の番号を付しており、その詳細な説明は省略する。
図6に示す本実施例は、変圧器収納室3の上に、この変圧器収納室3と連通し、該変圧器収納室3に給油が可能な油リザーバタンク3cを備えていることを特徴とする。
即ち、本実施例では、変圧器2の鉄心2aと巻線2bを収めた変圧器収納室3の直上に油リザーバタンク3cを設置したものである。この油リザーバタンク3cは、風車タワー1の海水面上の側壁に設けられた給油口3aに接続され、変圧器収納室3は、排油口3bと接続されている。
このような本実施例の構成によれば、実施例1と同様な効果が得られることは勿論、変圧器収納室3内の冷却用油22の量が減少した場合、或いは変圧器2を交換した場合の冷却用油22を、油リザーバタンク3cから給油することが可能なため、変圧器2のメンテナンス時または交換時に冷却用油22を運搬する必要がなくなるという効果が得られる。
図7に、本発明の風力発電システムの実施例5を示す。なお、図1乃至図3に示した実施例1と同一の構成物には同一の番号を付しており、その詳細な説明は省略する。
図7に示す本実施例は、風車タワー1の下部に、隔壁4により区画された変圧器収納室3が形成され、この変圧器収納室3の底面に昇降手段(例えば、エレベータ)16が設けられていると共に、変圧器収納室3内には、昇降手段16の上に鉄心2aと巻線2bから成る変圧器2が冷却用油22に浸漬されて収納され、かつ、変圧器収納室3の直上階の風車タワー1の側面に、昇降手段16により昇降された変圧器2の鉄心2aと巻線2bを搬入、搬出するハッチ15が形成されていることを特徴とする。
即ち、本実施例では、冷却用油22を満たし、密閉構造とした変圧器収納室3の底面に昇降手段16を設け、この昇降手段16の上に鉄心2aと巻線2bからなる変圧器2を設置する。変圧器2の鉄心2aと巻線2bを交換する際には、まず排油口3bから変圧器収納室3内の冷却用油22を排出し、昇降手段16を変圧器収納室3の底面の位置16aから直上階の位置16bまで上昇させる。その後、変圧器収納室3の直上階の風車タワー1の側面に設けたハッチ15から変圧器2の鉄心2aと巻線2bを搬出する。
次に、新しい変圧器の鉄心と巻線をハッチ15から搬入し、変圧器収納室3の直上階の位置16bにある昇降手段16の上に設置して固定する。その後、昇降手段16を変圧器収納室3の底面の位置16aまで下ろして配線を行った後、給油口3aより変圧器収納室3内に冷却用油22を満たし、変圧器2の鉄心2aと巻線2bの交換作業が終了する。
なお、図7では、変圧器2の変圧器収納室3の上部が開放されている状況を示しているが、浮体式の風車タワーでは、その揺動の影響による冷却用油22の漏洩が想定されるため、これを防ぐ目的で、変圧器収納室3の上部にカバー等を設ける構成としてもよい。
このような本実施例の構成でも、その効果は、実施例1と同様である。
なお、本発明は上記した実施例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上記した実施例は本発明を分かり易く説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施例の構成の一部を他の実施例の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施例の構成に他の実施例の構成を加えることも可能である。また、各実施例の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
1…風車タワー、2…変圧器、2a…鉄心、2b…巻線、2c…1次側電線、2d…2次側電線、2e…ブッシング、3…変圧器収納室、3a…給油口、3b…排油口、3c…油リザーバタンク、4…隔壁、5…水冷式熱交換器、6…油配管、7…海水配管、8…電力変換機器、9…発電機、10…ギヤボックス、11…ロータブレード、11a…ロータ、12…ナセル、13…ラジエータ、14…ファン、15…ハッチ、16…昇降手段、16a…変圧器収納室の底面の位置、16b…変圧器収納室の直上階の位置、20…油タンク、21…風車タワー内の電線、22…冷却用油、23…海水、24…給油または排油用配管。
Claims (15)
- ロータが取付けられ、該ロータの回転軸と接続している発電機が収納されているナセルと、該ナセルを頂部で支持している風車タワーと、該風車タワー下部の内部に設置され、鉄心と巻線から成り、これらが冷却用油に浸漬されていると共に、前記発電機と前記風車タワー内を通る電線で接続され、かつ、前記発電機で発電された電力を昇圧する変圧器と、該変圧器の鉄心と巻線が浸漬されている前記冷却用油を、該冷却用油と熱交換して冷却する熱交換手段とを備え、
前記風車タワーの下部に、隔壁により区画された密閉構造の部屋が形成され、該密閉構造の部屋に前記変圧器の鉄心と巻線が前記冷却用油に浸漬されて収納されていると共に、前記密閉構造の部屋に隣接する前記風車タワーの側面に、前記変圧器の鉄心と巻線を搬入、搬出する搬入出口が形成されていることを特徴とする風力発電システム。 - 請求項1に記載の風力発電システムにおいて、
前記熱交換手段は、前記密閉構造の部屋に隣接して配置され、海水を取り込んで前記冷却用油と熱交換して前記冷却用油を冷却する水冷式熱交換器であることを特徴とする風力発電システム。 - 請求項1に記載の風力発電システムにおいて、
前記熱交換手段は、前記密閉構造の部屋に隣接して配置され、前記風車タワー内を循環する空気と前記冷却用油と熱交換して該冷却用油を冷却するラジエータであることを特徴とする風力発電システム。 - 請求項1に記載の風力発電システムにおいて、
前記熱交換手段は、前記密閉構造の部屋に隣接して配置され、海水を取り込んで前記冷却用油と熱交換して該冷却用油を冷却する水冷式熱交換器と、該水冷式熱交換器が配置されている側とは反対側の前記密閉構造の部屋に隣接して配置され、前記風車タワー内を循環する空気と前記冷却用油と熱交換して該冷却用油を冷却するラジエータであることを特徴とする風力発電システム。 - 請求項4に記載の風力発電システムにおいて、
前記冷却用油の温度が所定の温度より低い場合には、該冷却用油を前記ラジエータのみに循環させて前記風車タワー内を循環する空気で冷却し、かつ、前記冷却用油が所定の温度以上になった場合には、該冷却用油を前記水冷式熱交換器のみに循環させて海水による冷却を行うことを特徴とする風力発電システム。 - 請求項1乃至5のいずれか1項に記載の風力発電システムにおいて、
前記密閉構造の部屋に隣接する前記風車タワーの側面に形成された前記変圧器の鉄心と巻線を搬入、搬出する搬入出口の開口部は、前記変圧器の鉄心と巻線の断面を包含する形状及び大きさを持つことを特徴とする風力発電システム。 - 請求項1乃至6のいずれか1項に記載の風力発電システムにおいて、
前記変圧器の鉄心と巻線を収納し、前記冷却用油が満たされている前記密閉構造の部屋には、少なくとも1本の給油管及び排油管が接続され、該給油管及び排油管は、前記風車タワーの側壁に設けた給油口及び排油口に接続されていると共に、前記風車タワーの外部に開口していることを特徴とする風力発電システム。 - 請求項2に記載の風力発電システムにおいて、
前記密閉構造の部屋の上に、該密閉構造の部屋と連通し、該密閉構造の部屋に給油が可能な油リザーバタンクを備えていることを特徴とする風力発電システム。 - 請求項8に記載の風力発電システムにおいて、
前記油リザーバタンクは、前記風車タワーの側壁に設けられた給油口に接続され、前記密閉構造の部屋は、前記風車タワーの側壁に設けられた排油口に接続されていることを特徴とする風力発電システム。 - ロータが取付けられ、該ロータの回転軸と接続している発電機が収納されているナセルと、該ナセルを頂部で支持している風車タワーと、該風車タワー下部の内部に設置され、鉄心と巻線から成り、これらが冷却用油に浸漬されていると共に、前記発電機と前記風車タワー内を通る電線で接続され、かつ、前記発電機で発電された電力を昇圧する変圧器と、該変圧器の鉄心と巻線が浸漬されている冷却用油を、該冷却用油と熱交換して冷却する熱交換手段とを備え、
前記風車タワーの下部に、隔壁により区画された密閉構造の部屋が形成され、該密閉構造の部屋の底面に昇降手段が設けられていると共に、前記密閉構造の部屋内には、前記昇降手段の上に前記鉄心と巻線から成る変圧器が前記冷却用油に浸漬されて収納され、かつ、前記密閉構造の部屋の直上階の前記風車タワーの側面に、前記昇降手段により昇降された前記変圧器の鉄心と巻線を搬入、搬出する搬入出口が形成されていることを特徴とする風力発電システム。 - 請求項10に記載の風力発電システムにおいて、
前記熱交換手段は、前記密閉構造の部屋に隣接して配置され、海水を取り込んで前記冷却用油と熱交換して該冷却用油を冷却する水冷式熱交換器であることを特徴とする風力発電システム。 - 請求項10又は11に記載の風力発電システムにおいて、
前記密閉構造の部屋に隣接する前記風車タワーの側面に形成された前記変圧器の鉄心と巻線を搬入、搬出する搬入出口の開口部は、前記変圧器の鉄心と巻線の断面を包含する形状及び大きさを持つことを特徴とする風力発電システム。 - 請求項10乃至12のいずれか1項に記載の風力発電システムにおいて、
前記変圧器の鉄心と巻線を収納し、前記冷却用油が満たされている前記密閉構造の部屋には、少なくとも1本の給油管及び排油管が接続され、該給油管及び排油管は、前記風車タワーの側壁に設けた給油口及び排油口に接続されていると共に、前記風車タワーの外部に開口していることを特徴とする風力発電システム。 - ロータが取付けられ、該ロータの回転軸と接続している発電機が収納されているナセルと、該ナセルを頂部で支持している風車タワーと、該風車タワー下部の内部に設置され、鉄心と巻線から成り、これらが冷却用油に浸漬されていると共に、前記発電機と前記風車タワー内を通る電線で接続され、かつ、前記発電機で発電された電力を昇圧する変圧器と、該変圧器の鉄心と巻線が浸漬されている冷却用油を、該冷却用油と熱交換して冷却する熱交換手段とを備え、
前記風車タワーの下部に、隔壁により区画された密閉構造の部屋が形成され、該密閉構造の部屋に前記変圧器の鉄心と巻線が前記冷却用油に浸漬されて収納されていると共に、前記密閉構造の部屋に隣接する前記風車タワーの側面に、前記変圧器の鉄心と巻線を搬入、搬出する搬入出口が形成されている風力発電システムの前記変圧器を搬入、搬出するに当たり、
前記風車タワーの建設時に前記変圧器の鉄心と巻線を設置する際には、前記搬入出口から前記密閉構造の部屋に前記変圧器の鉄心と巻線を搬入して固定した後、該変圧器の巻線に1次側及び2次側電線を接続し、その後、前記搬入出口を密閉すると共に、前記密閉構造の部屋に給油口から前記冷却用油を給油し、一方、前記変圧器の鉄心と巻線を搬出する際には、前記密閉構造の部屋内の前記冷却用油を排油口から排出した後、前記1次側及び2次側電線を前記変圧器の巻線から外し、その後、前記搬入出口を開放して該搬入出口から前記変圧器の鉄心と巻線を搬出することを特徴とする風力発電システムの変圧器搬入、搬出方法。 - 請求項14に記載の風力発電システムの変圧器搬入、搬出方法において、
前記搬入出口を開放して該搬入出口から前記変圧器の鉄心と巻線を搬出した後、新たな変圧器の鉄心と巻線を前記搬入出口から前記密閉構造の部屋に搬入し、その後は、前記風車タワーの建設時と同様の手順により、前記新たな変圧器の鉄心と巻線を設置することを特徴とする風力発電システムの変圧器搬入、搬出方法。
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