JP2015029682A - デザイン面独立式手提げ袋 - Google Patents
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Abstract
【課題】手提げ袋本体(1)とは別に、独立したデザイン面(2)を設けたことにより、製造期間の短縮と、従来難しかった立体的なデザイン表現をしながら大量生産も可能とした手提げ袋を提供する。【解決手段】手提げ袋本体(1)とデザイン面(2)かの構成からなり、デザイン面(2)を手提げ袋(1)の側面四方に巻きつけるように取り付け、手提げ袋(1)の把持具(3)を使用し吊り下げる構造を設けたことを特徴とする。【選択図】 図1
Description
この発明は、手提げ袋本体とは別にデザイン面を設けたことにより、製造期間の短縮と、従来は大量生産が難しかった立体的デザインを簡単に取り入れることも可能とした手提げ袋に関するものである。
従来の手提げ袋は、主に印刷された紙やビニール等を使用して袋状にしたものに、手に提げて物品を運搬できるように把持具を取り付けたものである。
従来の手提げ袋には、次のような欠点があった。
手提げ袋は通常、印刷などのデザイン工程が完了した後でないと製袋作業に入れないため、デザイン工程が完了するまでの間、製袋作業ができないという時間のロスが生じ、納期を相応に長く設定せざるを得なかった。そこで特許文献1は、共通で使用できる同じデザインの台紙などを使用して製袋を行い、片面粘着テープに印刷された店舗などのホームページアドレスを指定箇所に貼り付けることで、作業工程の短縮とコストダウンを図ったものであり有効な手段ではあるが、定型デザインの台紙を使用するため手提げ袋の視認性が同じにならざるを得ず、使用場所、店舗、売り場ごとの区別化が図りにくい欠点があった。
手提げ袋は通常、印刷などのデザイン工程が完了した後でないと製袋作業に入れないため、デザイン工程が完了するまでの間、製袋作業ができないという時間のロスが生じ、納期を相応に長く設定せざるを得なかった。そこで特許文献1は、共通で使用できる同じデザインの台紙などを使用して製袋を行い、片面粘着テープに印刷された店舗などのホームページアドレスを指定箇所に貼り付けることで、作業工程の短縮とコストダウンを図ったものであり有効な手段ではあるが、定型デザインの台紙を使用するため手提げ袋の視認性が同じにならざるを得ず、使用場所、店舗、売り場ごとの区別化が図りにくい欠点があった。
また、一般的に使用される手提げ袋に本体表面に印刷以外の立体的デザインを施そうとするためには、皮製などのようにしっかりと縫いつけができるものは可能であるが、紙や布、ビニールなどの手提げ袋の場合、穴を開けたりすると手提げ袋としての強度に影響を及ぼすため、従来は両面テープなどを使用し付着させることのできる、小さな花のようなデザインを取り入れる程度であり、手提げ袋による広告などの表現に限界があった。一方で、製袋より前に材料の段階から立体的デザインを施す方法も考えられるが、そういった加工物を付着させると製袋加工が技術的に難しくなるため、いわゆる「1点物」など少量の製作なら可能であるが、商業ベースで使用できる大量生産には不向きである。
その他、従来から手提げ袋を保護するためにビニールなどの透明又は色つきのシート等で袋全体を覆い、そのビニールなどに印刷を施す表現手法も一般的にあるが、全体を覆うと手提げ袋に入れた物品などの重量により負荷がかからざるを得ないため、袋本体にハトメやステープルなどを使用して固定することは、このような2重式の袋では必須となっている。しかし、この方法では廃棄のための分解にも手間がかかるうえ、外装を取り外すためには袋は解体せざるを得ないため再使用にも不向きであり、従来の手提げ袋の工程がすべて完了してから外装をつける手法になるため、余計に納期がかかってしまっている。
さらには、もし手提げ袋本体に保存価値のあるデザインを施して、その保存を希望した場合、上記いずれの方法をもってしても手提げ袋本体は分解せざるを得ないため、手提げ袋が単発でしか使用できず、環境に配慮した仕様にはできないことになる。
特許文献2から5は、印刷シートを取り外し可能にし、交換して外観を変更できたり、袋本体に野球のユニフォームのデザインを施したりする手法をもって、従来にはない立体物や特徴的なデザインを取り入れようと試みた秀逸な方法であり、それぞれに個性や面白さが際立っているが、前述のとおりいずれも大量生産にはやや不向きであり、特に商業用で一般的に使用されているサービス袋など、紙やビニール類などで大量に製作させる手提げ袋に取り入れることは困難である。
手提げ袋本体とデザイン面の構成からなり、デザイン面を手提げ袋本体の側面四方にまきつけるように筒状にし、手提げ袋の把持具を使用してそのデザイン面を吊り下げる構造の手提げ袋。
本発明は、以上の構成からなるデザイン面を独立させた手提げ袋である。
本発明は、以上の構成からなるデザイン面を独立させた手提げ袋である。
従来手提げ袋本体に印刷などを実施していたデザイン面を独立させたことにより、取り付けようとする手提げ袋外周のほとんどをデザイン面で覆うことで、手提げ袋本体には印刷などのデザインがなくても足りることから、手提げ袋の大きさと材質を決めデザインは関係なく時間のかかる製袋作業を先に実施でき、デザイン工程が完了しデザイン面を筒状に加工した時点で後はすでにできあがっている手提げ袋に吊り下げるだけでよい。このように従来とは製袋作業工程を大きく変更できるため、時間をロスすることなく作業を実施でき、納期を大幅に短縮することも可能とする。
また、デザイン面は手提げ袋から独立させ、手提げ袋本体の重量を受け止めることもなく、逆にデザイン面の形状が袋本体の強度や製袋方法にも影響を及ぼさないため、デザイン面は筒状に加工可能で、それ自身の重量を把持具で吊り下げるだけの強度がありさえすれば、従来にはない幅広いデザイン表現が手提げ袋において実施できるため、広告媒体としての可能性も広がる。
また、デザイン面は手提げ袋から独立させ、手提げ袋本体の重量を受け止めることもなく、逆にデザイン面の形状が袋本体の強度や製袋方法にも影響を及ぼさないため、デザイン面は筒状に加工可能で、それ自身の重量を把持具で吊り下げるだけの強度がありさえすれば、従来にはない幅広いデザイン表現が手提げ袋において実施できるため、広告媒体としての可能性も広がる。
以下、本発明を実施するための形態について説明する。
図1は、この発明の基本形であり、手提げ袋本体(1)の側面四方に、デザイン面(2)を巻きつけるように筒状にし、手提げ袋の把持具(3)を利用して取り付け手で提げられるようにする。図2はその分解斜視図である。
本発明は、以上のような構造である。
図1は、この発明の基本形であり、手提げ袋本体(1)の側面四方に、デザイン面(2)を巻きつけるように筒状にし、手提げ袋の把持具(3)を利用して取り付け手で提げられるようにする。図2はその分解斜視図である。
本発明は、以上のような構造である。
手提げ袋(1)に把持具で取り付ける方法としては、一般的に手提げ袋で使用されている紐状の把持具(6)の形状の場合、デザイン面にも手提げ袋とほぼ同間隔で開けた穴(4)(5)を開け、本体と同時に穴に通して袋の内側で結ぶ方法が考えられるが、装着時間を短縮するためには、把持具(6)を先に手提げ袋本体(1)に取り付けておき、図3のようにデザイン面(4)(5)の穴に渡して切れ目(7)を入れ、デザイン面装着時に切れ目(7)から把持具(6)を外に出す方法をとれば商品販売時にも簡単に装着できるため、商品購入者に取り付けるデザイン面を選択させることなどもできる。また、最近主流となっているプラスチックなどでできた把持具(8)のような留め方をする形状の場合、本体(1)とデザイン面(2)を同時に挟み込んで留めればよい。
本発明を実施する場合、デザイン面(2)は手提げ袋の外周に取り付けるだけであるので、把持具(3)の強度で把持できる範囲の重量で、手に提げて運搬するにあたり邪魔をしないものであれば、その材質・形状も問わずに自由にデザインが可能であるので、複数のシートをつなぎ合わせた形状でも問題ない。
大量生産を行う目的で効率よく本発明を実施するには、本体に使用する材料はできるだけ無地や既成柄などを数段階の大きさで用意しておき、展開したときの大きさがあまり変わらない大きさの手提げ袋は、糊しろや底の被せ、口折りの長さのみを変更することで違った数種類の大きさの袋を製作することを最大限に利用した方法とする。また、デザイン面も上下を数センチ内側に折り込み全体の高さを変更できるようにすれば、その吊り下げに対する強度も上げられることから、手提げ袋本体、デザイン面双方の材料の統一化ができるため、コストダウンと同時に材料の調達スピードも上がり、生産効率を上げることができる。
デパートやイベント、テーマパークのような場所においては、手提げ袋本体正面のデザイン面の下部に覗く部分に例えばデパート名やテーマパーク名などを図5のように入れることで全体の統一感を図り、デザイン面を売り場ごと、催事ごと、季節ごとなど別々に用意すれば、それぞれの売り場ごとの個性も発揮できる。また、季節ごとに行われる催事などの際もデザイン面を変更するだけで、本体ごと作り変える必要もないため、細かくデザイン面だけを変更することも可能であり、催事などが終わっても袋本体は再利用できる。
また、年間などを通じた基本となるデザイン面だけをある程度多量にユーザーに発注してもらえばいユーザー側もコストダウンが図れ、必要のつど必要な枚数だけ手提げ袋を購入する形をとれば倉庫スペースを圧迫しないためユーザー側のメリットも上がり、製袋業界側からは、ユーザーがデザイン面を保持している間は、本体手提げ袋の受注が担保されるメリットがある。
デザイン面は図6のように、レリーフ状の飛び出すキャラクターなどにも加工可能であり、会社名やブランド名を立体的に表現したり、デザイン面からミシン目などを入れてパーツを切り抜けるようにして紙飛行機などを作らせたり、懸賞用のはがきを切り取れるようにするなど、遊び心を取り入れたり、販売促進に利用したりすることも可能である。
デザイン的な最大の特徴として、デザイン面は簡単に取り外せるため、有名キャラクターや観光地の風光明媚な写真など、取り外して部屋などのインテリアにすることをあらかじめ想定したデザインにすることが可能であり、取り外した後の袋は本体に傷などを入れずに再利用できるため、ユーザーにも喜ばれ、環境にも優しい。
1 手提げ袋本体
2 デザイン面
3 把持具
4 穴
5 穴
6 紐状把持具
7 切れ目
8 把持具留め部分
2 デザイン面
3 把持具
4 穴
5 穴
6 紐状把持具
7 切れ目
8 把持具留め部分
Claims (2)
- 手提げ袋本体(1)とデザイン面(2)の構成からなり、デザイン面を手提げ袋本体の側面四方に筒状に巻きつけ、手提げ袋(1)の把持具(3)を使用し取り付ける構造の手提げ袋。
- 手提げ袋本体(1)に取り付けられるように加工された、請求項1のデザイン面
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013161314A JP2015029682A (ja) | 2013-08-02 | 2013-08-02 | デザイン面独立式手提げ袋 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2013161314A JP2015029682A (ja) | 2013-08-02 | 2013-08-02 | デザイン面独立式手提げ袋 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2015029682A true JP2015029682A (ja) | 2015-02-16 |
Family
ID=52515532
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2013161314A Pending JP2015029682A (ja) | 2013-08-02 | 2013-08-02 | デザイン面独立式手提げ袋 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2015029682A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105011511A (zh) * | 2015-07-10 | 2015-11-04 | 温州欧伟机械股份有限公司 | 一种无纺布立体袋及加工方法 |
-
2013
- 2013-08-02 JP JP2013161314A patent/JP2015029682A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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