JP2015029567A - 光イメージング用プローブ - Google Patents

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Abstract

【課題】OCT画像診断用プローブにおいて、回転伝達遅れやトルク損失等の発生を軽減することで回転部分の回転ムラや軸振れ、擦れ、回転伝達遅れを防ぐとともに、軸方向に一定長さの走査を行い3次元の観察画像を得ることができる3次元走査型光イメージング用プローブを提供する。【解決手段】プローブの先端側と後方側との間で光を伝える固定側光ファイバー1と回転側光ファイバー2、回転駆動源となるモータ12と、軸方向駆動源となる直動アクチュエータ19とを同一線上に配置する。回転側光ファイバー2と固定側光ファイバー1とを、光ロータリコネクター22によって光学的に接続する。そして回転側光ファイバー2は先端側に光路変換手段3を備え、直動アクチュエータ19のスライド軸に略コーン状または円筒状で曲面を有する円筒プリズム20を設ける。この円筒プリズム20の少なくとも一部が光路変換手段3の一部を外側から覆うように配置する。【選択図】図1

Description

本発明は、医療機器等において被検体で反射させた光を立体的に取り込んで観察するための3次元走査型の光イメージング用プローブに関するものである。
画像診断技術(光イメージング技術)は、装置機械、医療などの現場において広く利用されている技術である。例えば、医療現場や精密機器などの製造現場において、画像診断の手法として、一般的なカメラ観察や超音波診断装置に加えて、断層画像や3次元断層画像を撮影する事が可能なX線CT、核磁気共鳴、光の干渉性を利用したOCT画像(光干渉断層撮影)などの方式が研究されると共に活用されている。近年、この断層画像や3次元断層画像撮影は、これら方式の中で最も微細な撮影画像が得られるOCT画像診断技術の開発が注目されている。
OCT画像は、光源として波長1300nm(ナノメートル)程度の近赤外線を用いる事が多いが、近赤外線は生体に対して非侵襲性であり、また超音波よりも波長が短いために空間分解能に優れている。加えて、およそ10μm(ミクロンメータ)〔超音波診断装置の10分の1以下〕の識別が可能となることから、この断層画像方式を内視鏡に組込み、特に医療現場で人体の胃部、小腸部、動脈流等の血管部における患部の発見、診断及び治療への活用が期待されている。このOCT画像技術を適用したOCT内視鏡の代表的な構造は、例えば、特許文献1に示されている通りである。
ところで、特許文献1に示すOCT内視鏡では、該文献中図8に示すようにモータの回転力を、ベルトを介して回転シャフトに伝達し、さらにチューブ状の光学シース内を通る光ファイバー等からなるフレキシブルシャフトを介してレンズユニットへ伝達するようにしている。そのため、光学シースの内周面とフキシブルシャフトとの擦れにより摩耗粉が発生する事があった。また、前記フレキシブルシャフトの擦れ、撓み、ねじれ、及び前記ベルトの弾性変形等に起因して、回転速度ムラや、回転伝達遅れ、トルク損失の変動等を生じるために、得られる解析画像が乱れ、要求される空間分解能が得られなかった。また、この構成では該文献中図26に示す2次元の断層画像は得られるが、3次元の画像は得る事ができなかった。
また、特許文献2に示すOCT内視鏡では、該文献中図1に示される環状のガイドカテーテルの内部に細長のチューブ状のカテーテルが挿入され、カテーテル内部には、回転および摺動可能で光学的に接続された光ファイバーまたはコアを有し、前記光ファイバーを回転駆動させると共に、文献中図3に示すように長さ方向に移動させて身体組織に照射を行い、解析画像を観察するOCTの3次元画像システムである。しかしながらこの構成では、カテーテルの内周面と駆動軸外周面との擦れにより摩耗粉が発生する問題があった。また、駆動軸の擦れ、撓み、ねじれ、に起因して、回転速度ムラや、回転伝達遅れ、トルク損失の変動等を生じるため、得られる解析画像が乱れ、要求される空間分解能が得られなかった。
また、特許文献3に記載される発明では、該文献中図2に示されるモータの回転軸の先端に反射鏡を直結するようにしている。しかしながら、この構成では回転する反射鏡を用いて2次元の断層画像は得られるが3次元の画像は得る事ができなかった。
日本特許第3885114号公報 日本特許第4520993号公報 日本特許第4461216号公報
本発明は上記従来事情に鑑みてなされたものであり、その課題とするところは、回転伝達遅れやトルク損失等の発生を軽減することで光線を回転放射する部分の回転ムラや軸振れ、擦れ、回転伝達遅れを防ぐとともに、軸方向に一定長さの走査が行なえて、3次元の観察画像を得ることができる光イメージング用プローブを実現することである。
上記課題を解決するための一手段は、先端側に入射した光を後方側へ導く光イメージング用プローブにおいて、プローブの先端側と後方側との間で光を伝える光ファイバーと、回転駆動源となるモータとを備えている。軸方向駆動源となる直動アクチュエータとを備えている。そして光ファイバーは、モータの回転軸と一体に軸方向に配置された回転側光ファイバーと、回転側光ファイバーよりも後方側に、回転不能に配置された固定側光ファイバーとから構成される。そして回転側光ファイバーと固定側光ファイバーとは、光ロータリコネクターによって光学的に接続されている。回転側光ファイバーは、先端側に第一の光路変換手段を一体に備え、直動アクチュエータは、直動するスライド軸を備える。スライド軸は、第二の光路変換手段を一体に備え、第二の光路変換手段は、回転軸を中心として前記第一の光路変換手段よりも外側に位置している。この構成により、直動アクチュエータのスライド軸の移動により、光路変換手段に対面する位置の円筒プリズムの厚さが変化する事により光線の屈折が変わり、光線の放射角を一定の範囲内で変化させる事で、3次元走査を行えるようにした。
本発明によれば、内視鏡装置等のカテーテル内で光ファイバーが擦れることがなく、回転伝達遅れやトルク損失等の発生を軽減できる。更には軸方向に厚さが変わる円筒プリズムをスライドさせて、光線の放射角を意図的に変える事で、OCT内視鏡において3次元の空間分解能が高い観察画像を得ることができる。
本発明の第1の実施の形態に係る光イメージング用プローブの断面図 同光イメージング用プローブの回転走査範囲説明図 同光イメージング用プローブの3次元走査範囲説明図 同光イメージング用プローブを用いたガイドカテーテル説明図 同光イメージング用プローブを用いた内視鏡画像装置構成図 同光イメージング用プローブの光路変換手段説明図 本発明の第2の実施の形態に係る光イメージング用プローブの断面図 同光イメージング用プローブの直動アクチュエータ構成図 同光イメージング用プローブの直動アクチュエータ断面図 同光イメージング用プローブの光ロータリコネクター断面図
本実施の形態の3次元走査型光イメージング用プローブの第一の特徴は、先端側に入射した光を後方側へ導く光イメージング用プローブにおいて、プローブの先端側と後方側との間で光を伝える光ファイバーと、回転駆動源となるモータと、軸方向駆動源となる直動アクチュエータとを備える。そして、前記光ファイバーは、前記モータの回転軸と一体に前記軸方向に配置された回転側光ファイバーと、前記回転側光ファイバーよりも前記後方側に、回転不能に配置された固定側光ファイバーとからなる。そして、前記回転側光ファイバーと前記固定側光ファイバーとは、光ロータリコネクターによって光学的に接続される。そして、前記回転側光ファイバーは、前記先端側に第一の光路変換手段を一体に備え、前記直動アクチュエータは、直動するスライド軸を備え、前記スライド軸は、第二の光路変換手段を一体に備え、前記第二の光路変換手段は、前記回転軸を中心として前記第一の光路変換手段よりも外側に位置している。
この構成によれば、スライド軸の移動により、光線の放射角を変える事ができ、空間分解能が高い3次元の観察画像を得ることができる。
第二の特徴としては、前記第二の光路変換手段は、曲面を有する略コーン状又は円筒状の円筒プリズムであって、前記円筒プリズムは、前記第一の光路変換手段の少なくとも一部を前記外側から覆うよう位置しており前記スライド軸の移動により、前記第一の光路変換手段に対面する位置の前記円筒プリズムの前記曲面の傾斜角度が変化するように構成している。
この構成によれば、スライドする円筒プリズムが、光路変換手段に対面する位置におけるその曲面の角度を意図的に変える事で光線が円筒プリズムに対する屈折が変わり、これにより光線を中心線に対し一定角度範囲で放射角を変える事ができるので3次元観察が可能になり、空間分解能が高い3次元の観察画像を得ることができる。
第三の特徴としては、前記第二の光路変換手段は、曲面を有する略コーン状又は円筒状の円筒プリズムであって、前記円筒プリズムは、円筒の外周と内周のサイズによって決まる径方向の厚さが軸方向に変化するように形成されており、前記スライド軸の移動により、前記第一の光路変換手段に対面する位置の前記円筒プリズムの前記厚さが変化するように構成している。
この構成によれば、光線が屈折することよる放射角の変化量を得る事ができるので、より空間分解能が高い3次元の観察画像を得ることができる。
第四の特徴としては、前記回転軸は、中空形状であり、前記回転側光ファイバーは、前記回転軸の中空部に挿通する構成としている。
この構成によれば、内視鏡装置等のカテーテル内で回転側光ファイバーと固定側光ファイバーのいずれもが擦れることが無いので、回転伝達遅れやトルク損失等の発生が軽減され空間分解能が高い3次元の観察画像を得ることができる。
第五の特徴としては、前記第一の光路変換手段は、ボール形状の一部分に略平面を有する形状、または円錐形状の一部分に略平面を有する形状のプリズムである。
この構成により、回転側光ファイバー内に散光する光線を集めて一本の光線に集める機能を有するので安定した空間分解能を実現する。
第六の特徴としては、前記直動アクチュエータは前記モータと前記第一の光路変換手段との間に位置し、前記スライド軸は中空形状であり、前記回転側光ファイバーは前記スライド軸の中空部に非接触に挿通されている構成とした。
この構成によっても、内視鏡装置等のカテーテル内で回転側光ファイバーと固定側光ファイバーのいずれもが擦れることが無いので、回転伝達遅れやトルク損失等の発生が軽減され空間分解能が高い3次元の観察画像を得ることができる。
第七の特徴としては、前記直動アクチュエータは前記光路変換手段よりも前記先端側に位置する構成とした。
この構成によれば、この構成によりスライド軸に穴が不要であるので直動アクチュエータと光イメージングプローブをより細く構成することができる。
第八の特徴としては、前記直動アクチュエータは、圧電効果を利用した圧電式アクチュエータであって、前記圧電式アクチュエータは、進行波を発生させる可振子を備え、前記可振子は、略多角柱形状であって、その中心線上に貫通穴を有し、前記貫通穴に前記スライド軸が挿通され、前記貫通穴には中心軸から放射状に伸びるスリット部を有し、前記可振子のスライド軸に平行な1つの面と、その対向面に圧電素子が貼り付けられており、圧電子に電圧を印加する事で、前記第二の光路変換手段を一体に備える前記スライド軸に、軸方向の変位を与える構成としている。
この構成により直動アクチュエータがコンパクトの構成でき、かつスライド軸をスムーズに駆動できる。
第九の特徴としては、前記圧電素子は、前記可振子のスライド軸に平行な1つの面と、該1つの面の対向面と、中心軸に直角な2つの面に貼り付けられている。
この構成により超音波アクチュエータがコンパクトに構成でき、かつスライド軸をより強い力でスムーズに駆動できる。
第十の特徴としては、前記光ロータリコネクターは、前記固定側光ファイバーと前記回転側光ファイバーの両方又は一方の外周に微小隙間を隔てて覆う第1カバーと、前記第1カバーを微小隙間を隔てて覆う第2カバーとを備え、前記第1カバーと前記第2カバーの両方又は一方には、前記微小隙間に接する側にネジ溝が形成されており、前記微小隙間には透明な流体が注入されている。
この構成により、固定側光ファイバーと回転側光ファイバーとの両者間の透過率が高まりOCT観察装置の光学的損失が極小になり画像性能が向上する。
次に本発明の好適な実施形態について図面を参照しながら説明する。
図1〜図6は本発明に係る光イメージング用プローブの実施形態1を示している。
図1は本発明の第1の実施の形態に係る3次元走査型光イメージング用プローブの断面図である。略チューブ状のカテーテル6の内部に先端側と後方側をつなぎ、光ファイバー固定具4に固定された固定側光ファイバー1と、その先端側に例えばボールレンズ23の一部に傾斜する略平面部24を加工された第1光路変換手段3を一体に有する回転側光ファイバー2とを有している。
回転側光ファイバー2と固定側光ファイバー1は微小距離を隔てて対向し、回転する遮光板5、固定具4を含めて光ロータリコネクター(回転光コネクター)22を構成している。回転側光ファイバー2と固定側光ファイバー1の間は高い透過率でありほとんど損失なく光学的に接続されている。
モータケース8には第1軸受9a、9bが固定されており、中空回転軸10を回転自在に支持している。回転軸10にはロータ磁石11が固定され、モータコイル7を含めてモータ12を構成し、電線17aから通電されることで回転する。
前記モータケース8には、第2軸受18a、18bが一体的に取付けられ、第2軸受18a、18bは中空スライド軸13を支持している。中空スライド軸13は、パターン電極16を表面に形成された圧電セラミックス等の電歪素子15がその表面に貼り付けられた可振子14の穴に挿通、又は軽圧入され、電線17bを含めて直動アクチュエータ19を構成している。
中空スライド軸13には略円筒状でその厚さが軸方向に変化する透明ガラス等で作られ、少なくとも一部に曲面を有する第2光路変換手段20が取り付けられ、第1光路変換手段3を外周からカバーする位置に取り付けられている。第2光路変換手段20の外周には無色透明のガラス等で作られた透光部21が覆い、カテーテル6を人体内に挿入可能としている。
電線17aから電力が供給され、モータ12が回転を始めると、固定側ファイバー1から送られた光線は光ロータリコネクター22を通過し、回転側光ファイバー2に入光する。そして、回転する第1光路変換手段3の略平面部24により光線の進路は変えられて放射状に放出されて、第2光路変換手段20と透光部21を通過して人体内部に照射される。
このとき、第2光路変換手段20が図1の20aに示す位置にあり、中空スライド軸13が13aに示す位置に有る場合は固定側光ファイバー1の後方から送られて、回転側ファイバー2を通過して第1光路変換手段3から放射された光線は、20aの位置にある第2光路手段20の曲面が回転側光ファイバー2に中心軸にほぼ平行な部分に入射しこれを通過する。
このとき、光線の方向は図中θ1の角度であり、次に電線17bから通電され、直動アクチュエータ19が中空スライド軸13を先端方向に向けて変位させ13bの位置に移動し、第2光路変換手段が20bの位置に移動すると、第1光路変換手段3から同様に放射された光線の進路は一定角度変化し図中θ2になる。
図4は、3次元走査型光イメージング用プローブを用いたガイドカテーテル82の説明図である。ガイドカテーテル82は人体の胃部、小腸、気管支内等に挿入可能なようにその直径は約9ミリメータ以下で、フッソ樹脂等の適度な強度と柔軟性を有するように作られている。
また、その先端観察部84にはCCDカメラ部83を有し、ガイドカテーテル82の全長に渡り鉗子チャネル81と称する連通穴が開けられ、本発明光イメージング用プローブのカテーテル6は、この鉗子チャネル内に挿入及び取外し自由に構成される。
図5は、3次元走査型光イメージング用プローブを用いた内視鏡装置の構成図であり、カテーテル6はガイドカテーテル82と共にOCT内視鏡装置の本体85に取り付けられる。
本体にはモータ12のドライバ回路86、アクチュエータドライバ回路87、光干渉解析部88、画像解析コンピュータ89が内蔵され、モニタ90にはCCDカメラ83の画像と、コンピュータ89で解析して作られたOCT3次元画像が表示される。
図1のモータ12には図5のモータドライバ回路86から電力が供給されて回転駆動され、直動アクチュエータ19はアクチュエータドライバ回路87から電圧が印加されて直動運動を行う。
図1に示されるカテーテル6はその直径は約2mm(ミリメートル)程度であり、ガイドカテーテル82と共に人体内に挿入されても人体に悪影響がなく表面のすべりがスムーズであり、またカテーテル6の表面に破れやピンホール等の破損が生じない材料、例えばフッソ樹脂等で作られている。
図1に示されるカテーテル6の内部に貫通する固定側光ファイバー1は、屈曲自在なグラスファイバーであり直径は0.2〜0.4mm(ミリメートル)程度のものを使っている。
図1に示される第1光路変換手段3は光線を反射する略平面部24を有するボールレンズ23、又は図6に示す一部に反射する略平面部26を有する円錐状または円筒状プリズム25とで構成されており、反射率を高めるため表面粗さと形状精度は一般の光学部品と同等以上の精度に磨きあげられている。
図1に示される中空回転軸12の穴の直径は0.2〜0.5mm(ミリメートル)であるが、金属またはセラミックスからなり、溶融金属のダイによる引き抜き加工か、または焼成前のセラミックスのダイによる押し出し加工で中空に成形され、硬化処理後に研磨加工法等により仕上げ加工されている。
次に上述した図1〜図6の3次元走査型の光イメージング用プローブについて、その特徴的な作用効果を詳細に説明する。
図5において本体85内の光源から発光された近赤外等の光線はガイドカテーテル82内のカテーテル6の中の固定側光ファイバー1の中を通り、図1の光ロータリコネクター22と回転側光ファイバー2を通過し、第1光路変換手段3の略平面部24で反射し一定の角度方向(図1においては略90度の角度方向)に方向を変えて放射される。
そして、第2光路変換手段20と透光部21を通過し、近赤外光線は人体表皮から2〜5mm(ミリメートル)程度まで透過し、そこから反射した光線を上記と同じ光路を、今度は逆方向に透光部21→第2光路変換手段20→回転側光ファイバー2→光ロータリコネクター22→固定側光ファイバー1を通過して光干渉解析部88に戻っていく。
この時の光線の放射範囲が即ち光干渉内視鏡の走査範囲に該当するが、これは図2に示すように2次元的に半径約2〜5mm(ミリメートル)の距離まで光線が透過し、反射光を検出している。
このとき、第2光路変換手段20が図1の20aに示すように先端位置で、中空スライド軸が13aに示す位置に有る場合は第1光路変換手段から放射された光線は、第2光路手段の20aの曲面が回転側光ファイバー2の回転中心にほぼ平行な部分に入射しこれを通過するため、光線の方向は図中θ1の角度(θ1>0°)であり、あまり変化せずほぼ直進する。
しかし直動アクチュエータ19が中空スライド軸13を先端に向けて移動させ13bの位置に移動し、第2光路変換手段が20bの位置に移動すると、第1光路変換手段3から同様に放射された光線は、第2光路変換手段の曲面が傾斜する部分を透過するため、光の屈折により光線の進路は一定角度変化し図中θ2の角度(θ2>θ1)に変化する。
これにより光線の放射方向がθ1〜θ2の範囲で徐々に変化させる事が可能になる。この場合の光線の放射範囲は図3に示すように3次元的に照射している。図3は光線が放射される範囲のイメージを示す説明図である。
本実施形態では、カテーテル6の後方から先端までの全長に渡る内部で光ファイバー1は固定され、長いカテーテル6の中で回転させないので擦れる事なく、回転伝達遅れやトルク損失等の発生を軽減される。
尚、モータ12の回転ムラは一般に回転角度をパーセントで表示されるが、本方式では0.01%の高性能が達成できている。一方、従来の光ファイバーが擦れる方式の内視鏡プローブでの回転ムラは、その約100倍以上の悪い性能しか得られていなかった。
本発明によれば、カテーテル6の先端近傍に内蔵されたモータ12と第1光路変換手段3の回転速度ムラがなく、人体等の被検体から反射し先端側に入射した光線を第1光路変換手段3が高精度な走査を行い後方側の固定光ファイバー1へ導く事により、10ミクロン(μm)の高い空間分解能が得られる。
また、第1光路変換手段3を回転させる事により360度全周の走査が行われるが、360度の走査範囲内に信号線や電線を設けない構成であるため、360度の鮮明なOCT画像を得ることができる。
図5のOCT3次元操作画像診断装置において最も重要な要求性能は3次元画像の空間分解能を高める事であるが、空間分解能を達成するための要因には、モータ12の回転速度ムラ、中空回転軸10の振れ精度、第1光路変換素子3と、第2光路変換手段20の精度および表面粗さ等がある。
この中で影響度が大きいのはモータ12の回転速度ムラであるが、先端部にモータ12を内蔵し、光路変換素子を高精度で、かつ回転速度ムラなく回転させる本方式はたとえば10ミクロン(μm)以下の高い3次元の空間分解能を安定して達成できる。
次に、本発明に関わる3次元走査型光イメージング用プローブの実施形態2について説明する。(図7参照)
図7に示す第2の実施の形態に係る3次元走査用の光イメージング用プローブにおいて、略チューブ状のカテーテル36の内径内に先端側と後方側をつなぐ十分な長さを有する固定側光ファイバー31が光ファイバー固定具34により固定される。
固定側ファイバー31の先端側には十分に短い回転側光ファイバー32が固定側光ファイバー31と同軸上に位置し、回転側光ファイバー32の先端側には例えばボールレンズ等からなる第1光路変換手段33を一体に有し、回転側光ファイバー32と同軸に中空回転軸40を有するモータ42を有する。
モータ42は薄肉で円筒状のモータケース38の内に軸受39A、39Bが中空回転軸40を支持し、モータコイル37、ロータ磁石41、電線53aにより構成され、このように中空回転軸40は回転側光ファイバー32と共に一体的に回転する。
固定側ファイバー31と回転側光ファイバー32は数十ミクロン(μm)程度の僅かな距離を隔てて設けられるが其々の断面は直角にかつ平滑に加工されており、また同軸上に位置しているので光線が2つのファイバー間で減衰なく通過する事ができる。
回転側光ファイバー32には遮光板35が取り付けられるが、固定側光ファイバー31、回転側光ファイバー32、光ファイバー固定具34、遮光板35で光ロータリコネクター52を形成する。
図10は光ロータリコネクター52の断面図を示している。固定側光ファイバー31と回転側光ファイバー32の少なくともいずれか一方の外周を微小な半径隙間を隔てて第1カバー56が覆っている。そして、そのさらに外周を微小な半径隙間を隔てて第2カバー57が覆い、第1カバー56と第2カバー57のいずれか一方が回転する遮光板に固定され、他方が非回転の光ファイバー固定具に固定される。
2つの微小な半径隙間はおよそ10ミクロン(μm)から30ミクロン(μm)であり、これらの隙間にはシリコンオイルやフッ素系の光学流体60が注入されている。これにより固定側光ファイバー31と回転側光ファイバー32の対向面は光学流体60が充満するので両者間の透過率が高まりOCT観察装置の光学的損失が極小になり画像性能が向上する。
第1又は第2カバー56、57においてはそれら円筒面上の、前記2つの微小隙間の少なくとも1つの面にネジ溝を加工しており、回転によりスクリューポンプと同様の効果により光学流体60をシールし隙間に閉じこめる事ができている。
また、第2カバー57の外周面や遮光板51の表面にはバリヤー層58、59がコーティングされ、光学流体60が外部に滲み出すことを防止できている。
第2カバー57の開口部近傍にはオイル溜まり57aを設けているが、この光ロータリコネクターを組たれる段階でこのオイル溜まり57aに適量の光学流体60を塗布し、引き続き減圧槽内に入れる事で内部の空気を排出し光学流体60を内部に侵入させる。
モータケース38には、第2軸受48a、48bが一体的に取付けられ、第2軸受48a、48bはスライド軸43を支持している。スライド軸43にはパターン電極46を表面に形成された圧電素子45がその表面に貼り付けられた可振子44が挿通、又は軽圧入され、直動アクチュエータ49を構成している。
スライド軸43には略円筒状で少なくとも一部に曲面を有する樹脂材料又は透明ガラス等で作られた第2光路変換手段50が取り付けられ、第1光路変換手段33の少なくとも一部を外周から覆うような位置に取り付けられている。透光部51は無色透明のガラスや樹脂材料等で作られている。
このとき、第2光路変換手段50が、図7の50aに示すように先端位置で、スライド軸43が図中43aに示す様に左寄りの位置に有る場合は、固定側光ファイバー31の後方から送られて、回転側ファイバー32を通過して第1光路変換手段33から放射された光線は、第2光路手段50の曲面が回転側光ファイバー2の回転中心にほぼ平行な部分に入射しこれを通過する。このため、光線の方向は図中θ1(0°よりも大きい角度)であり、あまり変化せず、ほぼ直進する。
しかし、直動アクチュエータ49がスライド軸43を後方に向けて移動させ43bの位置に移動し、第2光路変換手段が50bの位置に移動すると、第1光路変換手段33から同様に放射された光線は、第2光路変換手段50bの曲面が傾斜する部分を透過するため、光の屈折により光線の進路は一定角度大いに変化し図中θ2(θ1よりも大きく最大でも90°を越えない角度)になる(0°<θ1<θ2<90°)。
これにより光線の放射方向がθ1〜θ2の範囲で任意にかつ十分広範囲に変化させる事が可能になる。この場合の光線の放射範囲は図3に示すように3次元的に照射している。
尚、本実施例では、θ1からθ2に大きく変化する角度設定にしたが、設計的にθ1とθ2とをほぼ同じ角度に設定することもできる(θ1≒θ2)。
本実施形態では、カテーテル6の後方から先端までの全長に渡る内部で固定側光ファイバー31は固定され回転しないので擦れる事がない。従って、回転伝達遅れやトルク損失等の発生が軽減され第1光路変換手段33の回転速度ムラがなく、10ミクロン(μm)の高い空間分解能が得られる。また、第1光路変換手段33を回転させる事により360度全周の走査を行うことができる。
さらに直動アクチュエータ49に通電する事で第2光路変換手段50と光線の入射角を意図的に変える事で光線の放射方向を変化させ3次元の走査が可能であり、空間分解能が高く鮮明なOCT3次元観察画像を得る事ができる。ただし本実施形態では直動アクチュエータ49の電線53bが360度走査の妨げになり、画像信号の一部分が欠落する場合もある。
図7の略円筒形状の第2光路変換手段50は、その内周面に曲面を有し軸方向にスライドする事により第1光路変換手段33から放射された光線が当接する部分の入射角が変わるだけでなく、その厚さも軸方向に変化するよう構成している。これにより光線の放射角の変化量(θ2−θ1)をより大きくする事ができる。但し、放射角を大きく変化させると光線が分散してしまう場合があり、これを防止するためには略平面部54は半径が十分大きい球面に構成して解決する。
本実施例の効果は図1示す3次元走査型光イメージング用プローブとほぼ同じであるが、直動アクチュエータ49のスライド軸43が中実軸であり、光ファイバーを中部に通さないためカテーテル36をより一層細く構成できる。
図8〜図9は、図7の直動アクチュエータ49の可振子44、スライド軸43、パターン電極46を表面に形成した圧電素子45の構成を示している。
図5のアクチュエータドライバ回路87から電線53bを通して、図8〜図9のパターン状の電極46a→46b→46c→46hの順に電圧が印加され、また、これと同時に電極46f→46e→46d→46gの順に電圧が印加されると、の可振子44は図9における矢印の方向に回転進行波を発生させる。この進行波がスライド軸43を図中矢印に示す右方向に直動させる。
また、これら電極46への電圧印加の順序を逆にすると逆方向の回転進行波が生じ、スライド軸43は逆方向に直動させる事ができる。可振子44にはスリット44aが加工されているため、ステンレス等の金属や、弾性を有するセラミックスで加工された可振子44にバネ力が発生し、スライド軸43に常時軽い押し圧力を加えている。
図1においては、直動アクチュエータ19は図8〜図9に示す直動アクチュエータ49の構造とほぼ同じであるが、スライド軸13の形状は、穴を有する中空スライド軸13であり、電歪素子15に貼り付けられるパターン電極16は、16a、16b、16e、16fのみ構成されている。
図5のアクチュエータドライバ回路87から電線17bを通して、電極16a→16b順に電圧が印加され、これと同時に電極16f→16e順に電圧が印加されると図1の可振子は図9と同様に矢印の方向に回転進行波を発生し、この進行波がスライド軸13を直動させる。
本発明によれば、内視鏡装置等のカテーテル内で光ファイバーが相対的な回転をさせないので擦れる事がなく、回転伝達遅れやトルク損失等の発生を軽減され、10ミクロン(μm)以下の高い空間分解能で鮮明なOCT解析画像が得られ、また、第2光路変換手段の厚さを意図的に変える事で、光線を軸方向に一定範囲で放射できるため3次元の観察画像を得ることができる。
本発明の3次元走査型光イメージング用プローブは、長いチューブ内の光ファイバーを回転させることなく、チューブの先端近傍にモータで速度ムラなく回転する光路変換手段を設けて高精度な回転走査機構を有する。この事によって、OCT画像診断装置の基本性能である空間分解能をおよそ10ミクロン(μm)以下に改善する事が可能となる。更に、3次元走査により人体内部の患部の観察と診断が人体の切開手術せずに行え、従来の診断装置であったX線CT、核磁気共鳴などでは不可能であった高分解能で緻密は診断が可能となる。これにより、特に医療現場での微細な病巣の診断や治療への活用が期待されると共に、医療用内視鏡装置以外にも工業用OCT診断装置にも適用することができる。
1、31 固定側光ファイバー
2、22 回転側光ファイバー
3、33 第1光路変換手段
4、34 光ファイバー固定具
5、35 遮蔽板
6、36 カテーテル(チューブ)
7、37 モータコイル
9a、9b、39a、39a 第1軸受
10、40 中空回転軸
11、41 ロータ磁石
12、42 モータ
13a、13a 中空スライド軸
43a、43a スライド軸
14、44 可振子
44a スリット
15、45 電歪素子
16、46 パターン電極
17a、17b、53a、53b 電線
18a、18b、48a、48b 第2軸受
19、49 直動アクチュエータ
20a、20b、50a、50b 第2光路変換手段
21、51 透光部
22、52 光ロータリコネクター
56 第1カバー
57 第2カバー
58 229 バリヤー層
60 光学流体
86 モータドライバ回路
87 アクチュエータドライバ回路

Claims (10)

  1. 先端側に入射した光を後方側へ導く光イメージング用プローブにおいて、
    プローブの先端側と後方側との間で光を伝える光ファイバーと、回転駆動源となるモータと、軸方向駆動源となる直動アクチュエータとを備え、
    前記光ファイバーは、
    前記モータの回転軸と一体に前記軸方向に配置された回転側光ファイバーと、
    前記回転側光ファイバーよりも前記後方側に、回転不能に配置された固定側光ファイバーとからなり、
    前記回転側光ファイバーと前記固定側光ファイバーとは、光ロータリコネクターによって光学的に接続され、
    前記回転側光ファイバーは、前記先端側に第一の光路変換手段を一体に備え、
    前記直動アクチュエータは、直動するスライド軸を備え、
    前記スライド軸は、第二の光路変換手段を一体に備え、
    前記第二の光路変換手段は、前記回転軸を中心として前記第一の光路変換手段よりも外側に位置していることを特徴とする光イメージング用プローブ。
  2. 前記第二の光路変換手段は、曲面を有する略コーン状又は円筒状の円筒プリズムであって、
    前記円筒プリズムは、前記第一の光路変換手段の少なくとも一部を前記外側から覆うよう位置しており、
    前記スライド軸の移動により、前記第一の光路変換手段に対面する位置の前記円筒プリズムの前記曲面の傾斜角度が変化することを特徴とする請求項1記載の光イメージング用プローブ。
  3. 前記第二の光路変換手段は、曲面を有する略コーン状又は円筒状の円筒プリズムであって、
    前記円筒プリズムは、円筒の外周と内周のサイズによって決まる径方向の厚さが軸方向に変化するように形成されており、
    前記スライド軸の移動により、前記第一の光路変換手段に対面する位置の前記円筒プリズムの前記厚さが変化することを特徴とする請求項1又は2記載の光イメージング用プローブ。
  4. 前記回転軸は、中空形状であり、
    前記回転側光ファイバーは、前記回転軸の中空部に挿通されていることを特徴とする請求項1から3何れか1項記載の光イメージング用プローブ。
  5. 前記第一の光路変換手段は、ボール形状の一部分に略平面を有する形状、または円錐形状の一部分に略平面を有する形状のプリズムであることを特徴とする請求項1から4何れか1項記載の光イメージング用プローブ。
  6. 前記直動アクチュエータは前記モータと前記第一の光路変換手段との間に位置し、
    前記スライド軸は中空形状であり、
    前記回転側光ファイバーは前記スライド軸の中空部に非接触に挿通されていることを特徴とする請求項1から5何れか1項記載の光イメージング用プローブ。
  7. 前記直動アクチュエータは前記光路変換手段よりも前記先端側に位置することを特徴とする請求項1から5何れか1項記載の光イメージング用プローブ。
  8. 前記直動アクチュエータは、圧電効果を利用した圧電式アクチュエータであって、
    前記圧電式アクチュエータは、進行波を発生させる可振子を備え、
    前記可振子は、略多角柱形状であって、その中心線上に貫通穴を有し、
    前記貫通穴に前記スライド軸が挿通され、
    前記貫通穴には中心軸から放射状に伸びるスリット部を有し、前記可振子のスライド軸に平行な1つの面と、その対向面に圧電素子が貼り付けられており、前記圧電素子に電圧を印加する事で、前記第二の光路変換手段を一体に備える前記スライド軸に、軸方向の変位を与えることを特徴とする請求項1から7何れか1項記載の光イメージング用プローブ。
  9. 前記圧電素子は、前記可振子のスライド軸に平行な1つの面と、該1つの面の対向面と、中心軸に直角な2つの面に貼り付けられていることを特徴とする請求項8記載の光イメージング用プローブ。
  10. 前記光ロータリコネクターは、前記固定側光ファイバーと前記回転側光ファイバーの両方又は一方の外周に微小隙間を隔てて覆う第1カバーと、
    前記第1カバーを微小隙間を隔てて覆う第2カバーとを備え、
    前記第1カバーと前記第2カバーの両方又は一方には、前記微小隙間に接する側にネジ溝が形成されており、
    前記微小隙間には透明な流体が注入されていることを特徴とする請求項1から9いずれか1項記載の光イメージング用プローブ。
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