JP2015026298A - 情報配信装置及び情報配信方法 - Google Patents

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大輔 小牧
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Abstract

【課題】特定のシステムやネットワークに負荷が集中することがなく、移動者の情報を、それを必要としているシステムや装置、サーバに適切に届けることである。【解決手段】上記目的を達成するために、本発明の記述する情報送信装置では、移動者が行く可能性の高い地点を算出する手段と、前記手段で算出した行く可能性の高い地点に関連し、かつ前記移動者の情報を必要としている装置やシステムを算出する手段と、前記手段で算出した装置やシステムに、前記移動者の情報を送信する手段を備える【選択図】 図1

Description

本発明は、データの使い手に流通させるデータ流通システムにあって、特に移動履歴のデータを流通させる移動データ流通システムに関するものである。
人は需要の根源であり、特定の地点における人の数や属性利用した、多くのサービスが存在する。例えば、特許文献1には、気象情報と人の集まる場所の情報を総合的に判断して利用者状況を把握し、適切な場所に必要な車両の配車サービスを行う技術が記載されている。また、移動先や経路を予測する方式として、特許文献2には、交通機関の乗車券システムから取得した利用履歴情報や定期券情報を用いて、利用者が行く可能性が高い駅などを予測する技術が記載されている。また、特許文献3には、エレベーターによる人の輸送とビルのフロア内の人の流れを連動させたシミュレーション評価手法が記載されている。
特開2003−288687号公報 特開2012−73976号公報 特開2009−96612号公報
特許文献1に示したように人の移動先や経路に関する情報を使用するアプリケーションやシステムは複数存在する。それに対し、特許文献2では、問い合わせをしたアプリケーションやシステムに対して、人の移動先や経路の予測情報を提供する方式を、特許文献3では、ビル内の人の流れをシミュレーションする手法を提示している。しかし、問い合わせをうけるシステムには、個人ごとの移動先や経路の予測情報を書き込む必要があり、日に1000万人を超える人々の情報を扱うような大規模システムの場合、該システムの処理負荷が非常に大きくなる。
そこで、本発明は、特定のシステムやネットワークに負荷が集中することがなく、到着する人の情報を必要としているシステムや装置、サーバに該情報を届けることを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の一つの観点から、移動者の情報である移動者情報を利用する装置に該移動者情報を配信する情報配信装置を提供する。当該情報配信装置は、
移動者の位置情報である移動者位置情報に基づいて移動者の移動先を予測する移動先予測手段と、移動者情報の配信先となる装置に関する情報である装置情報と場所に関する場所情報とが対応付けられた配信先情報を格納する格納部と、配信先情報を参照し、移動先予測手段により予測された移動者の移動先に対応する場所情報に基づいて装置情報を取得す配信先決定手段と、配信先決定手段により取得された装置情報に基づいて、移動者情報を装置に送信する送信手段と、を有する。
本発明によれば、該場所や地点に特化したサービスやアプリケーションが、その場所に来る可能性が高い人の情報のみを取得すること可能になり、ネットワークや特定のサーバへの負荷を低減できる。
本発明の一実施形態におけるシステムの全体構成である 本発明の一実施形態における移動情報データである 本発明の一実施形態における行先予測手段の処理フローである 本発明の一実施形態における定期券管理サーバのデータベースである 本発明の一実施形態における履歴管理サーバのデータベースである 本発明の一実施形態における乗換駅データベースである 本発明の一実施形態におけるダイヤ管理サーバのデータベースである 本発明の一実施形態におけるダイヤ管理サーバのデータベースである 本発明の一実施形態における配信先決定手段の処理フローである 本発明の一実施形態における配信先データベースである 本発明の一実施形態における配信手段の処理フローである 本発明の一実施形態における到着予定移動者情報のデータである 本発明の一実施形態における到着予定移動者情報のデータである 本発明の一実施形態における配信手段の使用する配信一時記憶データベースである 本発明の一実施形態における配信手段の処理フローである 本発明の一実施形態における複数の情報配信装置を含むシステムの全体構成である 本発明の一実施形態における複数の情報配信装置に対する配信先データベースの配信方式である
<実施例1>。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
本説明では、鉄道を用いて移動している移動者の情報を、その情報を必要としているシステムに配信する場合の実施例を取り上げる。人に対するサービスでは、該サービスを提供する場所に、いつ、どのような人が何人くるかという情報が必要となる場合が多い。例えば、タクシーの場合は、どこに何人の人がいるかがわかれば効率の良い配車計画立案が可能になる。広告の場合は、どのような属性の人がくるかがわかれば、その属性の人をターゲットとする種類の製品の広告を掲示することで、効果的に当該製品の広告をすることができる。そのため、移動している人の行先を予測し、該行先に関するサービスを提供している情報システムに該移動している人の情報(どのような人がいつ着くか)を配信する。
図1に、本実施例における本発明を具備するシステムの全体構成を示す。
本実施例のシステムは、情報配信装置10に加え、自動改札機30、履歴管理サーバ34、定期券管理サーバ32、ダイヤ管理サーバ38と、タクシー配車システム20、駅員情報提示システム22、電子掲示板システム24で構成され、移動者41の情報を、移動者41の行先に関連するサービスを提供するタクシー配車システム20、駅員情報提示システム22、電子掲示板システム24に届けるシステムである。
本実施例では、移動者41の行先に関連するサービスを提供するシステムとして、タクシー配車システム20、駅員情報提示システム22、電子掲示板システム24を例に説明するが、移動者41の行先に関連するサービスを提供し、鉄道を用いて移動している移動者41の情報を必要とする他のシステムにも適用可能である。
タクシー配車システム20、駅員情報提示システム22と電子掲示板システム24は、それぞれ個別のサービスを提供しているコンピュータシステムである。
該サービスを提供する場所に来る移動者に関する情報である到着予定移動者情報60を、有線もしくは無線のネットワーク51で接続された情報配信装置10から配信され、独自のサービスの需要予測、および業務計画立案などに活用する。これら3つのサービスは例であり、到着予定移動者情報60は、情報配信装置10によって、それを必要とするどのようなサービスを提供するシステムにも配信できる。
情報配信装置10は、移動情報取得手段11と行先予測手段12と配信先決定手段14と配信手段16と、配信先データベース18と配信一時記憶データベース19で構成される。情報配信装置10は、典型的には1台のコンピュータであり、移動情報取得手段11、行先予測手段12、配信先決定手段14、配信手段16は、そのCPUやメモリを利用して動作するソフトウエアプログラムである。配信先データベース18と配信一時記憶データベース19はRDB(リレーショナルデータベース)やODB(オブジェクトデータベース)、KVS(キーバリューストア)、キューやスタック、ファイルシステムなどのデータベースである。行先予測手段12、配信先決定手段14、配信手段16、配信先データベース18、配信一時記憶データベース19はネットワークで接続された複数のコンピュータ上に分散して配置してもよい。
移動者41は移動中の人であり、本実施例においては特に鉄道を使用して移動中の人である。
移動情報取得手段11は、移動者41の現在の移動に関する情報である移動情報61を取得する手段である。行先予測手段12は、移動情報61に関わる移動者41の行先を予測して配信先決定手段14に伝える。配信先決定手段14は、行先予測手段12で予測した行先に関連する情報システムのURLやIPアドレス等の配信先アドレスを算出し、配信手段16に伝達する。行先とその行先に関連する情報システムのURLやIPアドレス等の配信アドレスの関係の定義は、配信先データベース18が保持する。配信手段16は、移動情報取得手段11が取得した移動情報61、行先予測手段12が予測した行先への到着時刻、もしくは移動者41の性別や年齢等の属性情報の1つないし複数をまとめた到着予定移動者情報60を作成し、配信先決定手段14で算出した配信先アドレス、すなわちタクシー配車システム20、もしくは駅員情報提示システム22や電子掲示板システム24などに配信する。配信一時記憶データベース19は、到着予定移動者情報60を作成後、配信するまでに時間差がある場合に一時的に保持するデータベースである。
乗車券40は、移動者41が携帯し、移動者41を識別する手段であり、IDが記入されたIC(integrated circuit)カード乗車券やICカード定期券、ICカード機能(NFC機能)付きの携帯電話やGPS機能付き携帯電話などである。
自動改札機30は、移動者41の場所を把握する手段であり、乗車券40を読み取った際に、乗車券40のIDと読み取り時刻、自動改札機30の場所、すなわち移動者41の現在の移動に関する情報である移動情報61を有線もしくは無線のネットワーク50を介して、移動情報取得手段11に通知する。移動者41の場所を把握するために、自動改札機30のかわりに、ICカード読み取り機能のある自動販売機やチャージ機、レジなどを用いてもよいし、移動者41が携帯するICカード機能(NFC機能)付きの携帯電話のGPS記録を用いてもよい。
定期券管理サーバ32は、ICカード定期券などの定期券情報を記録するサーバであり、1つ目の役割は移動者41の年齢や性別などの属性情報を情報配信装置10に提供することにある。定期券情報のかわりにICカード機能(NFC機能)付きの携帯電話の契約情報などを携帯電話サーバから取得してもよい。定期券管理サーバ32の2つ目の役割は、行先予測手段12が行先予測に用いる定期区間情報を情報配信装置10に提供することにある。
履歴管理サーバ34は、移動者41の過去の移動履歴を蓄積するサーバであり、典型的には、自動改札機30などの自動改札機で読み取った駅構内への入場や、駅構内からの退場の記録、レジや自動販売機での購入記録などがある。その他、ICカード機能(NFC機能)付きの携帯電話のGPSでの移動記録でもよい。履歴管理サーバ34が保持する履歴情報を用いて、行先予測手段12が移動者41の移動先を予測する。
ダイヤ管理サーバ38は、列車の時刻表データを管理するサーバである。列車の時刻表データは、行先予測手段12が移動者41の行先への到着予測時刻を算出するのに使用する。
以下、図2から図15を用いて、情報配信装置10を構成する移動情報取得手段11と行先予測手段12、配信先決定手段14、配信手段16の処理を詳細に説明する。
まず、移動情報取得手段11の処理を説明する。
移動情報取得手段11は、移動者41の現在の移動に関する情報である移動情報61を取得する手段である。自動改札機30が読み取った移動者41が持参する乗車券40のID、および入場日時、入場駅などの情報を取得する。自動改札機30が乗車券40のデータを読み取った時点で、ID、入場日時、入場駅などの情報を情報配信装置10に送信し、それを情報配信装置10が受信することで、移動情報取得手段11がID、入場日時、入場駅などの情報を取得してもよいし、自動改札機30は前記情報を一度駅サーバやその他サーバ等に送信して蓄積し、そこから過去10分間の入場記録などと指定することで前記情報を移動情報取得手段11が取得してもよい。
図2に移動情報61の例を示す。移動情報61には、移動者41を識別するID、移動者41のいる場所と、その場所にいることを計測した日時を含む。自動改札機30で移動者41が持参する乗車券40を読み取る場合は、移動情報61には図2の例に示すように乗車券40のカードID、入場日時、入場駅などを含む。
移動情報61は、乗車券40と自動改札機30ではなく、その他の位置計測手段を用いて収集してもよい。例えば、ICカードやクレジットカードを用いて買い物をした情報を用いてもよいし、移動者41が保有する携帯電話やナビゲーションシステムのGPS等での位置計測履歴を使用してもよい。その場合、移動情報61には、カードIDのかわりに該当する携帯電話等を識別するIDが格納され、入場駅のかわりに買い物の店舗名や、GPSの座標値などを格納する。
次に、行先予測手段12の処理を説明する。行先予測手段12は、移動情報61に関わる移動者41の行先を予測して配信先決定手段14に伝える手段である。
図3のフローチャートを用いて、本実施形態における行先予測手段12の処理を説明する。
本フローチャートの処理は、典型的には移動情報取得手段11が移動情報61を取得した時に開始するが、定期的に実行してもよい。
まずステップ120で、移動情報取得手段11が取得した移動情報61を取得する。
次にステップ121で、移動情報61が示す移動者41の行先予測をするために必要な情報を収集する。行先予測をするために必要な情報として、移動者41の定期券情報や、過去の移動履歴の情報等がある。
定期券情報は、典型的には定期券管理サーバ32に図4に示すデータベースとして格納されているが、情報配信装置10内に同様のデータベースとして保持していてもよいし、その他のサーバ等に保持されていてもよい。移動履歴も同様であり、典型的には履歴管理サーバ34に図5に示すデータベースとして格納されているが、情報配信装置10内に同様のデータベースとして保持していてもよいし、その他のサーバ等に保持されていてもよい。
ステップ121では、ステップ120で取得した移動情報61に含まれるカードID「12345」をキーに図4に示す定期券情報データベース329のカードID列320を検索し、合致した1行目を移動者41の定期券情報として取得する。また、同様に、ステップ210で取得した移動情報61に含まれるカードID「12345」をキーに図5に示す履歴情報データベース349のカードID列340を検索し、合致した1行目、3行目、4行目、5行目を移動者41の移動履歴情報として取得する。
次にステップ122で、ステップ121で取得した情報を活用して、移動者41の行先を予測する。例えば、ステップ121で取得した定期券情報データベース329の1行目の定期券情報を利用する場合、その着駅列323の値「X社Y線D駅」で降りる可能性が高いとして、「X社Y線D駅」を行先と予測する。移動情報61の入場駅と、発駅列322が一致することを条件として定期券情報データベース329を検索することで、移動者41の行先を予測してもよい。
また、例えば、ステップ121で取得した移動履歴データベース349の1行目、3行目、4行目、5行目の内、着駅になる可能性が高いのが処理名列342が「出場」である3行目と5行目と判断し、該当行の駅列343の値である「X社Y線D駅」、「X社Z線E駅」を行先と予測する。また、履歴の中で出場頻度が高い駅を5個を選ぶなどとしてもよいし、直近1か月など期間を区切ってもよい。
ステップ122の行先予測は、上述した方法以外の方法を用いてもよい。例えば、移動情報61が携帯電話のGPS位置情報である場合には、過去の同一の携帯電話やカーナビなどのGPS位置情報履歴を元に、移動情報61のGPS位置情報の位置に過去に行ったときに、その後いったことのあるところ、もしくは行く頻度が高いところを行先と予測してもよい。同一の携帯電話だけでなく、すべての携帯電話の履歴情報を対象に類似の行動パターンを探して行先を予測してもよい。ステップ121では、ステップ122の行先予測方法にあわせて必要な情報を集める。
次にステップ123で、ステップ122で予測した行先にいたるまでに移動者41が経由する経由地や乗り換え駅等を予測し、それらの経由地、乗換駅等も移動者41の行先に加える。乗り換え駅の予測には、図6に示す乗換駅データベース389を使用する。このデータベースは、あらかじめ情報配信装置10で準備してもよいし、発駅と着駅を指定すると経路と乗換駅を提示する乗換案内ソフトウエアやサービスを使用してもよい。
ステップ121で取得した移動情報61の入場駅が「X社Y線A駅」であり、ステップ122で行先と予測した駅が「X社Z線E駅」の場合、乗換データベース389の発駅列381が前記入場駅と一致する「X社Y線A駅」であり、着駅列382が前記行先と一致する「X社Z線E駅」である行を検索する。一致する1行目の乗換駅列383である「X社Y線C駅」を乗換駅とし、これもステップ122で予測した行先に加える。
経由地は、予測可能な経由箇所であれば乗り換え駅でなくてもよい。搭乗する列車であってもよいし、駅内で経由する階段等であってもよい。搭乗する列車の予測には、前述した乗換案内ソフトウエアやサービスを使用する方法がある。駅内で経由する階段等の予測には、例えば、特許文献3のように、人の流れをシミュレーションで模擬する方法などがある。
人の行先を確実に予測することは困難であるため、ステップ122とステップ123で予測する行先は、行く可能性の高いところを0個以上いくつでもあげてよい。但し、多くなると後述する配信手段16で配信する先が多くなりネットワーク負荷が高くなるため、ネットワーク負荷を考慮して予測する行先の数を決定してもよい。また、ステップ123は実行しなくてもよい。
次にステップ124では、ステップ122とステップ123で予測した行先への到着予測時刻を算出する。到着時刻の予測にはダイヤ管理サーバ38に格納する図7と図8に示すダイヤのデータベース389、3812を使用してもよいし、前述した乗換案内ソフトウエアやサービスを使用してもよい。ダイヤデータベースはダイヤ管理サーバ38ではなく、あらかじめ情報配信装置10に保持してもよい。また、携帯電話で位置情報を計測するなどで、移動情報61に格納されるのがGPS位置情報の座標値である場合、行先の座標値との距離を算出し、徒歩として時速4kmや、自動車として時速30kmなどで、前記距離を移動するのにかかる時間を算出し、移動情報61に格納されている日時に足すことで行先への到着予測時刻を算出してもよい。ナビゲーションシステムなどで目的地に行先を設定し、算出される到着予測時刻を利用してもよい。
ステップ121で移動情報61を取得し、ステップ122で行先に「X社Y線D駅」と予測した場合、例えば、図2の移動情報61の入場駅が「X社Y線A駅」であり、入場時刻が「2/10 8:00」であるため、図7に示すダイヤデータベース389より、X社Y線A駅を8:00以降に発車するはじめの列車である1行目の列車01に乗車したとする。そして、ステップ122で行先と予測した「X社Y線D駅」への1行目の列車01の到着時刻「8:40」を到着予測時刻とする。
ステップ121で移動情報61を取得し、ステップ122で行先に「X社Z線E駅」と予測し、さらにステップ123で乗換駅に「X社Y線C駅」を予測した場合、例えば、図2の移動情報61の入場駅が「X社Y線A駅」であり、入場時刻が「2/10 8:00」であるため、図7に示すダイヤデータベース389より、X社Y線A駅を8:00以降に発車するはじめの列車である1行目の列車01に乗車したとする。そして、ステップ123で乗換駅と予測した「X社Y線C駅」への1行目の列車01の到着時刻「8:30」を到着予測時刻とする。さらに図8に示すダイヤデータベース3812より、X社Y線C駅を8:30以降に発車するはじめの列車である1行目の列車11に乗車したとする。そして、ステップ122で行先と予測した「X社Y線E駅」への1行目の列車11の到着時刻「8:45」を到着予測時刻とする。
次に、配信先決定手段14の処理を説明する。配信先決定手段14は、行先予測手段12で予測した行先に関連する情報システムのURLやIPアドレス等の配信先アドレスを算出し、配信手段16に伝達する手段である。
配信先決定手段14の使用する配信先データベース18について、図10を用いて説明する。
図10に配信先データベース18の例を示す。配信先データベース18は行先列1420、配信先列1421、到着時刻差分列1422、配信時刻列1423からなり、行先予測手段12が予測した行先と、配信先との関係を保持する。配信時刻列1423は必須ではないが、後述する配信手段16の処理で、即時に配信せず、移動者41が該当の行先に到着する直前に配信する場合には必要である。配信先列1421に記録するのは典型的にはURLであるが、IPアドレスやその他のサーバやシステムを特定する情報であってもよい。
図9のフローチャートを用いて、本実施形態における配信先決定手段14の処理を説明する。
本フローチャートの処理は、典型的には行先予測手段12が処理を終了した直後に実行するが、定期的に実行してもよい。
まず、ステップ140で、行先予測手段12が予測した複数の行先と、到着予測時刻を取得する。ここでは、行先予測手段12が行先として「X社Y線C駅」と「X社Z線E駅」を予測し、到着予測時刻をそれぞれ「8:30」「8:45」とした場合を例に説明する。
ステップ141では、到着予定移動者情報60を配信する先のシステムを配信先データベース18から取得する。最初の処理では、行先列1420をステップ140で取得した行先「X社Y線C駅」で検索し、合致している4行目の配信先列1421の値「C駅電子掲示板システム(http://example.net/c_signage)」と配信時期列1423「1分前」を取得する。
ステップ142において、ステップ140で取得した行先全てについてステップ141の処理を実行した場合は、図9のフローチャートの処理は終了となり、他の行先がある場合は、他の行先についてステップ141の処理を実行する。今回の例では、他の行先として「X社Z線E駅」があるため、ステップ141において、「X社Z線E駅」で検索し、合致している2行目の配信先列1421の値「E駅電子掲示板システム(http://example.net/e_signage)」と配信時期列1423「1分前」と3行目の配信先列1421の値「T社タクシー配車システム(http://example.com/taxy)」と配信時期列1423「即時」を取得する。
次に、配信手段16の処理を説明する。配信手段16は、移動情報取得手段11が取得した移動情報61、行先予測手段12が予測した行先への到着時刻、もしくは移動者41の性別や年齢等の属性情報の1つないし複数をまとめて到着予定移動者情報60を作成し、配信先決定手段14で算出した配信先アドレス、すなわちタクシー配車システム20、もしくは駅員情報提示システム22や電子掲示板システム24などに配信する。
配信手段16の使用する配信一時記憶データベース19について、図14を用いて説明する。
図14に配信一時記憶データベース19の例を示す。配信一時記憶データベース19は到着予定移動者情報60を配信時刻になるまで一時的に記憶するRDB等のデータベースであり、配信時刻列1601、配信先列1602、配信情報列1603からなり、配信時刻、配信先ごとに到着予定移動者情報60をまとめて記憶する。配信一時記憶データベース19はRDBであってもよいし、配信時刻と配信先の組み合わせごと、つまり図14の各行ごとにキューやスタックなどを作成し、該当する配信時刻と配信先の到着予定移動者情報60が生成されるたびに、該当のキューやスタックに追加していってもよい。
図11のフローチャートを用いて、本実施形態における配信手段16の処理を説明する。
本フローチャートの処理は、典型的には配信先決定手段14が処理を終了した直後に実行するが、定期的に実行してもよい。
まず、ステップ160で、配信先決定手段14が算出した配信先と配信時期を取得する。配信先決定手段14で配信時期を算出しなかった場合には、配信時期を取得する必要はない。ここでは、移動情報取得手段11にて図2に示す移動情報61が取得された場合の処理として、配信先決定手段14が図10に示す配信先データベース18の2行目から4行目、すなわち「T社タクシー配車システム(http://example.com/taxy)」「E駅電子掲示板システム(http://example.net/e_signage)」「C駅電子掲示板システム(http://example.net/c_signage)」をそれぞれ配信先として、配信時期とともに算出し、ステップ160でそれを取得した場合を例に説明する。
本フローチャートでは、ステップ160で取得した配信先と配信時期のペアごとに、ステップ161、162、163の処理、又は、ステップ161、162、164の一連の処理を実行する。本例では、「T社タクシー配車システム(http://example.com/taxy)」「E駅電子掲示板システム(http://example.net/e_signage)」「C駅電子掲示板システム(http://example.net/c_signage)」を配信先として取得している。従って、「T社タクシー配車システム(http://example.com/taxy)」に対し上述の一連の処理を実行後、ステップ165にて他の配信先有りと判定され、「E駅電子掲示板システム(http://example.net/e_signage)」に対し一連の処理を実行する。その後、ステップ165にて他の配信先有りと判定され、「C駅電子掲示板システム(http://example.net/c_signage)」に対し一連の処理が実行された後、他の配信先無しと判定され、本フローチャートの処理が終了する。
ステップ161では、到着予定移動者情報60として配信する情報を取得する。前述のように、到着予定移動者情報60には、移動情報取得手段11が取得した移動情報61、行先予測手段12が予測した行先への到着時刻、もしくは移動者41の性別や年齢等の属性情報の1つないし複数を含む。移動情報61は、移動情報取得手段11の取得結果であり、本例の場合、図2に示す移動情報61に含まれるカードID「12345」、入場日時「2/10 8:00」、入場駅「X社Y線A駅」が該当する。到着予測時刻は行先予測手段12の予測結果であり、本例の場合、「X社Z線E駅」への「8:45」と「X社Y線C駅」への「8:30」が該当する。移動者41の性別や年齢等の属性情報は、図4に示す定期券管理サーバ32のデータベースの属性列321より取得する。本例の場合、移動情報61に含むカードID「12345」をキーに図4に示す定期券管理サーバ32のデータベースを検索し、カードID列320が「12345」に合致する1行目の属性列321の値「30代男性」が該当する。以上により取得した各情報をあわせて到着予定移動者情報60を作成する。
最初の「T社タクシー配車システム(http://example.com/taxy)」に関する処理では、図10の配信先データベース18の2行目に関する処理であるため、行先「X社Z線E駅」であり、上述のように「8:45」に到着予定である。そのため、作成する到着予定移動者情報60は、図12に示す到着予定移動者情報600になる。
2つ目の「E駅電子掲示板システム(http://example.net/e_signage)」に関する処理では、図10の配信先データベース18の3行目に関する処理であるため、行先「X社Z線E駅」であり、上述のように「8:45」に到着予定である。そのため、作成する到着予定移動者情報60は、図12に示す到着予定移動者情報600になる。
3つ目の「C駅電子掲示板システム(http://example.net/c_signage)」に関する処理では、図10の配信先データベース18の3行目に関する処理であるため、行先「X社Y線C駅」であり、上述のように「8:30」に到着予定である。そのため、作成する到着予定移動者情報60は、図13に示す到着予定移動者情報601になる。
属性情報の取得先は定期券管理サーバ32以外でもよく、移動情報61として携帯電話のGPS情報を活用した場合などは、移動者41の属性情報に関して、携帯電話の契約サーバなどに問い合わせてもよい。
次にステップ162では、配信時期に関する条件判定を行う。図10に示す配信先データベース18の配信時期列1423が「即時」の場合には、ステップ161で作成した到着予定移動者情報60をステップ163にて配信先に即時に配信し、配信時期列1423が「1分前」等の場合には、ステップ161で作成した到着予定移動者情報60をステップ164にて配信一時記憶データベース19に記録する。
最初の「T社タクシー配車システム(http://example.com/taxy)」に関する処理では、図10の配信先データベース18の2行目に関する処理であるため、配信時期列1423は「即時」であり、ステップ161で作成した図12に示す到着予定移動者情報600をステップ164にてhttp://example.com/taxyに即時に配信する。
2つ目の「E駅電子掲示板システム(http://example.net/e_signage)」に関する処理では、図10の配信先データベース18の3行目に関する処理であるため、行先「X社Z線E駅」で配信時期列1423は「1分前」であり、ステップ161で作成した図12に示す到着予定移動者情報600をステップ164にて配信一時記憶データベース19に記録する。記録すると図14に示す配信一時記憶データベース19の1行目のように、「X社Z線E駅」への到着予定時刻が「8:45」であり、配信時期がその「1分前」であることから、配信時刻列1601に「8:44」を、配信先列1602に「E駅電子掲示板システム(http://example.net/e_signage)」、配信情報列1603に図12に示す到着予定移動者情報600の情報を記録する。
3つ目の「C駅電子掲示板システム(http://example.net/c_signage)」に関する処理では、図10の配信先データベース18の3行目に関する処理であるため、行先「X社Y線C駅」で配信時期列1423は「1分前」であり、ステップ161で作成した図12に示す到着予定移動者情報601をステップ164にて配信一時記憶データベース19に記録する。記録すると図14に示す配信一時記憶データベース19の2行目のように、「X社Y線C駅」への到着予定時刻が「8:30」であり、配信時期がその「1分前」であることから、配信時刻列1601に「8:29」を、配信先列1602に「C駅電子掲示板システム(http://example.net/c_signage)」、配信情報列1603に図12に示す到着予定移動者情報601の情報を記録する。図14に示す例では、既に「C駅電子掲示板システム(http://example.net/c_signage)」に「8:29」に配信する別人の到着予定移動者情報60が記録されているため、それに追記する、もしくはキューやスタックに追加する。
配信手段16の処理の内、配信一時記憶データベース19に一時蓄積されている到着予定移動者情報60を、配信時刻にあわせて配信する処理を図15のフローチャートを用いて説明する。ここでは8時29分に図15に示すフローチャートの処理を実行したとして、処理を説明する。
まずステップ170で、図14に示す配信一時記憶データベース19から配信時刻列1601が現在の時刻と一致する行、又は、現在の時刻をすぎている行を検索し、配信情報列1603から到着予定移動者情報60を取得する。現在時刻が8時29分の場合、図14に示す配信一時記憶データベース19の2行目が合致する。
次にステップ171では、ステップ170で取得した到着予定移動者情報60を配信先列1602のアドレスに配信する。図14に示す配信一時記憶データベース19の2行目の場合、「C駅電子掲示板システム(http://example.net/c_signage)」に、到着予定移動者情報60(配信情報列1603の値)を配信する。
次にステップ172では、配信が終了した情報を配信一時記憶データベース19から削除する。本例では、図14に示す配信一時記憶データベース19の2行目を削除する。
次にステップ173では、ステップ170で取得した配信一時記憶データベース19の行が他にあるか判定し、ある場合は、当該他の行についても、ステップ171及び172の処理を実行する。他の行がない場合は、処理を終了する。
<実施例2>。
最後に、図16と図17を用いて、移動者が大量にいる場合、もしくは駅等の場所が大量にある場合、事業者が複数にわたる場合に、複数の情報配信装置を連携して用いて、負荷や権限を分散する方式について説明する。
図16は、複数の情報配信装置を含むシステムの全体構成である。ただし、移動情報61の収集に必要な定期券管理サーバ等の一部の機器を省略して記述している。
図16の全体構成では、情報配信装置10として、収集側情報配信装置(101、102、103)と配信側情報配信装置104、センター情報配信装置105を備える。収集側情報配信装置(101、102、103)と配信側情報配信装置104、センター情報配信装置105は、それぞれ図1〜図15で説明した情報配信装置10の手段の一部、もしくはすべてを担う装置であり、手段の一部を担う場合には、複数の情報配信装置を連携し、手段を補完する。例えば、収集側情報配信装置102は、センター情報配信装置105、配信側情報配信装置104と連携し、情報配信装置10のすべての手段を担う。
収集側情報配信装置(101,102,103)とは、移動情報を収集する機器が設置されている駅、もしくは複数の駅を含む線区など、特定の範囲の場所において移動情報61を収集する情報配信装置10の一例である。場所の範囲ごとではなく事業者ごとなど、収集に都合がよい別のまとまりごとに配置してもよい。例えば、収集側情報配信装置101は、駅Aに設置された機器、すなわち自動改札機(310,311)やPOS端末312、自販機313などから移動情報61を収集し、収集側情報配信装置102は、駅Bに設置された機器、すなわち自動改札機314などから移動情報61を収集する。また、収集側情報配信装置103は、携帯キャリアや携帯電話サービスの管理者が設置する情報配信装置10の一例であり、該携帯キャリアの契約形態電話、もしくは携帯電話サービスの利用端末である携帯電話である携帯電話(315,316)などから移動情報61を収集する。
収集側情報配信装置には、情報配信装置10のすべての手段を備えてもよい。また配信先決定手段14でサービスを提供している装置のアドレスの代わりに、配信側情報配信装置104を配信先として決定してもよい。また、行先予測手段12で一部、もしくはすべての移動情報61に対して行先を予測せず、行先を予測しなかった移動情報61をセンター情報配信装置105に送付してもよい。
以下、収集側情報配信装置101と収集側情報配信装置102の例をもとに説明する。
収集側情報配信装置101は、情報配信装置10のすべての手段を備えており、到着予定移動者情報60の算出と、配信先の特定を行い、直接タクシー配車システム201などの到着予定移動者情報60を利用するサービスに到着予定移動者情報60を配信する。
収集側情報配信装置102は、配信先決定手段14の一部機能を備えていない。図10に示す配信先データベース18の内、配信先列1421に、到着予定移動者情報60を利用するサービスのアドレスを書くのではなく、行先列1420に記述した場所の配信側情報配信装置のアドレスを記述する。例えば、行先列1420が「A駅」である場合、配信先列1421には配信側情報配信装置104のアドレスを記入する。その上で、配信側情報配信装置104の配信先データベース18に、行先列1420が「A駅」、配信先列1421にA駅に関連するタクシー配車システム200や駅員情報提示システム220、電子掲示板システム240のアドレスを記入する。以上により、A駅への到着が予想されている移動者の到着予定移動者情報60を収取側情報配信装置102から配信側情報配信装置104に配信し、配信側情報配信装置104が受信した到着予定移動者情報60をタクシー配車システム200と駅員情報提示システム220、電子掲示板システム240に配信する。
センター情報配信装置は、情報配信装置10が保有するすべての手段を備えてもよい。また、配信先決定手段14でサービスを提供している装置のアドレスの代わりに、配信側情報配信装置104を配信先として決定してもよい。
配信側情報配信装置は、情報配信装置10が保有するすべての手段を備えてもよい。また、行先予測手段12を備えなくてもよい。また、行先予測手段12において、さらに細かい行先予測を行ってもよい。
たとえば、配信側情報配信装置104では、行先予測手段12を備えず、受信したすべての到着予定移動者情報60をタクシー配車システム200、駅員情報提示システム220、電子掲示板システム240に配信してもよい。また、行先予測手段12を備え、A駅で改札を出るか、他線に乗り換えるかなどの行先予測を行い、A駅で改札を出ると予測した到着予定移動者情報60に関してのみ、タクシー配車システム200を配信先と決定するように配信先決定手段14に設定してもよい。
図17は、複数の情報配信装置に対する配信先データベースの配信方式を示す。
情報配信装置が複数ある場合に、各情報配信装置にて配信先データベース18を設定してもよい。一方で、配信先データベース18を備える配信先配布装置106を設置し、配信先データベース18が更新された場合、もしくは定期的に複数の情報配信装置に配信し、配信先の情報配信装置の配信先データベース18を更新してもよい。
情報配信装置の種類や設置場所により、配信先配布装置106から配布する配信先データベース18のデータを変更してもよい。例えば、収集側情報配信装置には、配信先列1421が個別のサービスシステムのアドレスである行は配信せず、配信先列1421が配信側情報配信装置もしくはセンター情報配信装置のアドレスである行のみ配信する。その場合、配信側情報配信装置とセンター情報配信装置のアドレスのリストを配信先配布装置106が備え、該リストに合致した行のみ配信するという処理を行う必要がある。
また、配信側情報配信装置には、行先列1421が該配信側情報配信装置が担当する場所の行のみ配信してもよい。例えば、配信側情報配信装置104には、行先列1421が「A駅」である行のみ配信すればよい。その場合、配信側情報配信装置と行先の関係リストを配信先配布装置106が備え、配信先データベース18の特定の行の配信先を、行先列1421の値を該関係リストとマッピングし、配信側情報配信装置を特定するという手順で実行する。
10・・・情報配信装置
11・・・移動情報取得手段
12・・・行先予測手段
14・・・配信先決定手段
16・・・配信手段
18・・・配信先データベース
19・・・配信一時記憶データベース
20・・・タクシー配車システム
22・・・駅員情報提示システム
24・・・電子掲示板システム
30・・・移動改札機
32・・・定期券サーバ
34・・・履歴管理サーバ
38・・・ダイヤ管理サーバ
40・・・乗車券
41・・・移動者
50・・・ネットワーク
51・・・ネットワーク

Claims (12)

  1. 移動者の情報である移動者情報を利用する装置に該移動者情報を配信する情報配信装置であって、
    移動者の位置情報である移動者位置情報に基づいて移動者の移動先を予測する移動先予測手段と、
    前記移動者情報の配信先となる前記装置に関する情報である装置情報と、場所に関する場所情報と、が対応付けられた配信先情報を格納する格納部と、
    前記配信先情報を参照し、前記移動先予測手段により予測された移動者の移動先に対応する前記場所情報に基づいて前記装置情報を取得す配信先決定手段と、
    前記配信先決定手段により取得された前記装置情報に基づいて、前記移動者情報を前記装置に送信する送信手段と、を有することを特徴とする情報配信装置。
  2. 請求項1に記載の情報配信装置であって、
    前記移動者位置情報はICカードから取得される情報であり、
    前記移動先予測手段は、移動者が交通機関を利用する際に利用した前記ICカードに記録された移動区間情報に基づいて移動先を予測する、ことを特徴とする情報配信装置。
  3. 請求項1に記載の情報配信装置であって、
    前記格納部は、移動者における過去の移動先を示す移動先履歴情報を格納し、
    前記移動先予測手段は、前記移動者位置情報と前記移動先履歴情報とに基づいて移動先を予測する、ことを特徴とする情報配信装置。
  4. 請求項3に記載の情報配信装置であって、
    前記移動者位置情報はICカードから取得される情報であり、
    前記移動先予測手段は、前記移動先履歴情報を参照し、前記ICカードが利用された場所から移動者の移動先を予測する、ことを特徴とする情報配信装置。
  5. 請求項1に記載の情報配信装置であって、
    前記移動先予測手段は、移動者の移動先と該移動先への到着予想時刻を算出し、
    前記送信手段は、前記到着予想時刻に基づいて、前記移動者情報を前記装置に送信する、ことを特徴とする情報配信装置。
  6. 請求項5に記載の情報配信装置であって、
    前記移動者位置情報はICカードから取得される情報であり、
    前記移動先予測手段は、移動者が前期ICカードを利用した場所及び前記ICカードを利用した時刻に基づいて、前記到着予想時刻を算出する、ことを特徴とする情報配信装置。
  7. 移動者の情報である移動者情報を利用する装置に該移動者情報を配信するサーバにおける情報配信方法であって、
    前記サーバは、
    移動者の位置情報である移動者位置情報に基づいて移動者の移動先を予測し、
    前記移動者情報の配信先となる前記装置に関する情報である装置情報と、場所に関する場所情報と、が対応付けられた配信先情報を格納し、
    前記配信先情報を参照し、予測された移動者の移動先に対応する前記場所情報に基づいて前記装置情報を取得し、
    取得した前記装置情報に基づいて前記移動者情報を前記装置に送信する、ことを特徴とする情報配信方法。
  8. 請求項7に記載の情報配信方法であって、
    前記移動者位置情報はICカードから取得される情報であり、
    前記サーバは、移動者が交通機関を利用する際に利用した前記ICカードに記録された移動区間情報に基づいて移動先を予測する、ことを特徴とする情報配信方法。
  9. 請求項7に記載の情報配信方法であって、
    前記サーバは、移動者における過去の移動先を示す移動先履歴情報を格納し、
    前記移動者位置情報と前記移動先履歴情報とに基づいて移動先を予測する、ことを特徴とする情報配信方法。
  10. 請求項9に記載の情報配信方法であって、
    前記移動者位置情報はICカードから取得される情報であり、
    前記サーバは、前記移動先履歴情報を参照し、前記ICカードが利用された場所から移動者の移動先を予測する、ことを特徴とする情報配信方法。
  11. 請求項7に記載の情報配信方法であって、
    前記サーバは、移動者の移動先と該移動先への到着予想時刻を算出し、
    前記到着予想時刻に基づいて前記移動者情報を前記装置に送信する、ことを特徴とする情報配信方法。
  12. 請求項11に記載の情報配信方法であって、
    前記移動者位置情報はICカードから取得される情報であり、
    前記サーバは、移動者が前記ICカードを利用した場所及び前記ICカードを利用した時刻に基づいて、前記到着予想時刻を算出する、ことを特徴とする情報配信方法。
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