JP2015026283A - 画像処理装置、画像処理方法およびプログラム - Google Patents

画像処理装置、画像処理方法およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】生体認証における画像処理において、認証情報量の増大を抑制しつつ、認証精度の低下を抑止する。【解決手段】画像処理装置は、画像受付部、位相情報抽出部、周波数変換部、特徴量抽出部、結合部を有する。画像受付部は、生体情報を含む画像情報を受付ける。位相情報抽出部は、画像情報から画像情報に含まれる位相成分を示す第1の位相成分画像を抽出する。周波数変換部は、画像情報を第1の周波数情報に変換すると共に、第1の位相成分画像を第2の周波数情報に変換する。特徴量抽出部は、第1の周波数情報および第2の周波数情報の予め決められた周波数帯域の振幅情報に基づきそれぞれ第1の特徴ベクトルおよび第2の特徴ベクトルを抽出する。結合部は、第1の特徴ベクトルおよび第2の特徴ベクトルを所定規則に基づき結合する。【選択図】図2

Description

本発明は、画像処理装置、画像処理方法およびプログラムに関する。
生体情報を画像化して用いる生体認証は、近年幅広い分野で利用されている。例えば、生体情報の一つである指紋を用いた指紋認証は、ビルや部屋への入退室管理や、ボーダコントロール、国民を一意に識別するナショナルユニークIdentification(ID)等、登録利用者が多数の大規模なシステムにおいて用いられている。また、指紋認証は、携帯電話やパーソナルコンピュータ(以下、PCという)などの個人利用端末においても用いられている。
なお、例えば、ナショナルユニークID等、生体情報の登録利用者が多数の大規模な生体認証システムでは、一度に多くの指紋情報を収集することが可能な比較的広い面積の指紋センサを利用することが多い。一方、携帯電話やPCなどの個人利用端末では、小型で安価なスウィープ型の指紋センサが多く利用されている。
例えば、皮膚紋様画像から抽出される特徴ベクトルと特徴ベクトルに対応する信頼度情報とを用いることにより、効率よく照合を行うことを目指した例が知られている。指紋像の周波数像をとることで、指紋像をいくつかのパターンに分類する技術も知られている。また、縞模様を含む画像を取得し、取得した画像の周波数スペクトルを求め、周波数スペクトルから、振幅の絶対値が所定の閾値以上である周波数成分を選択する照合装置の例も知られている。この照合装置では、選択された周波数成分が所定の条件により照合に適する画像の質を満たす場合、選択された周波数成分に基づいて画像を再構成して照合を行う。(例えば、特許文献1〜3参照)
入力のパターンの特徴量をその要素のベクトルに分解し、それぞれの特徴ベクトルについて各々判別分析によって得られる判別行列を予め用意し、その判別行列によって規定される判別空間に各特徴ベクトルを射影することにより次元を圧縮する例も知られている。この例では、特徴ベクトルの次元を圧縮した後に、得られた特徴ベクトルを合わせて、再度判別行列によって射影して特徴ベクトルを算出する。これにより、特徴次元を圧縮する際に、判別に有効な特徴量の削減を抑制することを目指している。また、画像においてエッジ量が基準値よりも多いエッジ領域を特定し、エッジ領域を周波数領域で表したパワースペクトルを生成する例も知られている。この例では、パワースペクトルにおける振幅値の手ブレ方向を特定することにより、画像品質判定における誤判定を抑制することを目指している。(例えば、特許文献4〜5参照)
特開10−177650号公報 特表2001−511569号公報 特表2007−202912号公報 特開2004−192603号公報 特開2009−237657号公報
上記のような従来の生体認証における画像処理では、例えば、生体情報を含む画像を周波数変換して得られるパワースペクトルのような振幅情報をベクトル化した特徴量を照合に利用している。しかし、パワースペクトルをベクトル化した特徴量は比較的少ない情報量しか持たず、認証精度低下を抑制することが困難であるという問題がある。一方、生体情報を含む画像を周波数変換して得られる位相情報は情報の集約性が乏しく、そのままでは効率よくベクトル化することが困難であるという問題がある。
ひとつの側面によれば、本発明の目的は、生体認証における画像処理において、認証情報量の増大を抑制しつつ、認証精度の低下を抑止することを可能にすることである。
ひとつの態様である画像処理装置は、画像受付部、位相情報抽出部、周波数変換部、特徴量抽出部、結合部を有する。画像受付部は、生体情報を含む画像情報を受付ける。位相情報抽出部は、画像情報から画像情報に含まれる位相成分を示す第1の位相成分画像を抽出する。周波数変換部は、画像情報を第1の周波数情報に変換すると共に、第1の位相成分画像を第2の周波数情報に変換する。特徴量抽出部は、第1の周波数情報および第2の周波数情報の予め決められた周波数帯域の振幅情報に基づきそれぞれ第1の特徴ベクトルおよび第2の特徴ベクトルを抽出する。結合部は、第1の特徴ベクトルおよび第2の特徴ベクトルを所定規則に基づき結合する。
実施形態の画像処理装置、画像処理方法およびプログラムによれば、生体認証における画像処理において、認証情報量の増大を抑制しつつ、認証精度の低下を抑止することが可能になる。
第1の実施の形態による生体認証装置のハードウエア構成の一例を示す図である。 第1の実施の形態による生体認証装置の機能を示すブロック図である。 第1の実施の形態による周波数特徴量の算出を説明する図である。 第1の実施の形態による周波数特徴量のベクトル化を説明する図である。 第1の実施の形態による生体情報DBのデータ構造の一例を示す図である。 第1の実施の形態による生体認証装置の動作を示すフローチャートである。 第2の実施の形態による生体認証装置の機能を示すブロック図である。 第2の実施の形態による周波数特徴量のベクトル化を説明する図である。 第2の実施の形態による生体認証装置の動作を示すフローチャートである。 変形例による指紋の特徴を表す周波数帯域決定方法の一例を示す図である。 標準的なコンピュータの構成を示す図である。
(第1の実施の形態)
以下、図面を参照しながら第1の実施の形態による生体認証装置1について説明する。生体認証装置1は、画像処理装置の一例であり、画像化された生体情報を取得して画像処理し、登録および照合を行う装置である。生体情報としては主に、指紋、掌紋、血管(静脈)パターンなどが挙げられる。以下、特に、生体情報として指紋の画像を用いる場合について説明する。
図1は、第1の実施の形態による生体認証装置1のハードウエア構成の一例を示す図である。図1に示すように生体認証装置1は、制御装置3、生体情報読取装置5、入力装置7、表示装置9、外部記憶装置11などを有している。
制御装置3は、生体認証装置1の動作を制御する装置であり、演算処理装置13、メモリ15を有している。演算処理装置13は、生体認証装置1の制御に関する処理を行う少なくとも一つのプロセッサを含む装置である。メモリ15は、例えばRead Only Memory(ROM)、Rondom Access Memory(RAM)など半導体記憶装置である。メモリ15に、例えば、生体認証装置1の動作を制御するプログラムや、登録利用者の生体認証情報など、処理に必要な情報等を記憶しておくようにしてもよい。演算処理装置13は、メモリ15に記憶されたプログラムを読み込んで実行することにより、生体認証装置1を制御するようにしてもよい。
生体情報読取装置5は、例えば指紋センサなど、利用者が入力する生体情報を画像化し、出力する装置である。生体情報読取装置5に指紋センサを用いる場合の検出方法としては、例えば、静電容量式、感熱式、電界式、光学式、超音波式、光学式等によるいずれの手法を用いてもよい。
入力装置7は、例えば、キーボード、タッチパネル、マウス装置など、利用者が情報を入力する装置である。表示装置9は、例えば液晶表示装置などの装置である。表示装置9は、例えば、利用者へのガイダンスなどを表示する。外部記憶装置11は、例えばハードディスク装置などの記憶装置である。
図2は、生体認証装置1の機能を示すブロック図である。図3は、周波数特徴量の算出を説明する図である。図4は、周波数特徴量のベクトル化を説明する図である。図2に示すように、生体認証装置1は、生体情報受付部21、周波数変換部23、復元部25、特徴量抽出部27、情報量算出部29、特徴量結合部31、照合部33、登録部35の機能を有している。これらの機能は、演算処理装置13がメモリ15に記憶されたプログラムを実行することにより実現される機能モジュールとすることができる。また、これらの機能を、ファームウエアとして生体認証装置1に実装することもできる。
生体情報受付部21は、生体情報読取装置5により生成される、例えば利用者の指紋を含む画像を受付ける。このとき、生体情報受付部21は、当該指紋画像から指紋が映っている領域を抽出する。すなわち、生体情報受付部21は、受付けた画像を画素数w×w(wは、整数)のブロックに分割して、ブロック単位ごとに画素値の平均や分散などの統計量を算出する。例えば画素数wの値は、500dpiのセンサで取得した指紋画像で平均隆線間隔が8ピクセル(px)である場合には、8px×8pxや16px×16pxなどの値が用いられる。
生体情報受付部21は、予め設定された閾値を用いて指紋画像から前景、背景を抽出する。すなわち、例えば被写体の画像が閾値よりも小さい画素値を持つ場合には、算出された画素値の平均が閾値より小さいブロックを前景とし、それ以外を背景とする。例えば、前景の画素値が0に近く、背景の画素値が255に近い場合、閾値を128などとすることができる。このようにして、例えば、図3に示すように、元画像41が取得される。元画像41では、隆線42が暗い(もしくは黒い)部分に相当する。
周波数変換部23は、例えば生体情報受付部21で読み取った画像や、復元部25で復元された画像等を、例えば離散フーリエ変換(Discrete Fourier Transform:DFT)等により周波数変換する。
例えば、周波数変換部23は、生体情報受付部21により読み取られ、上記処理を施された画像を周波数情報に変換する。すなわち、周波数変換部23は、例えば指紋画像の元画像41に離散フーリエ変換を施して、周波数情報(振幅情報と位相情報)に変換する。例えば、図4におけるパワースペクトル画像43は振幅情報の一例であり、位相情報画像53は、位相情報の一例である。
周波数情報F(u,v)は、下記式1により表される。
なお、整数N、Mは、それぞれx方向、y方向の画素数またはブロック数を表す整数である。また、変数x、yは、指紋画像における平面座標を示し、変数u、vは、それぞれ水平方向周波数、垂直方向周波数を示す。
特徴量抽出部27は、周波数変換部23で変換された周波数情報のうち振幅情報から、特徴的な部分を抽出してベクトル化する。具体的には、まず、特徴量抽出部27は、周波数変換部23によって得られた例えばパワースペクトル画像43などのパワースペクトル情報に関して、予め決められた周波数帯域(以下、特定周波数帯域という)のみを抽出して極座標変換を行う。特定周波数帯域のパワースペクトルを、特定周波数成分という。極座標におけるパワースペクトルP(r,θ)は、下記式2で表わされる。
周波数ω、ωは、当該生体情報の特徴が集中している領域を表している。例えば周波数ωは、パワースペクトルP(r,θ)の平均−標準偏差×2であるような周波数、周波数ωは、パワースペクトルP(r,θ)の平均+標準偏差×2であるような周波数を選択するようにしてもよい。
上記処理により、例えば図3のパワースペクトル画像43の第1の境界45から第2の境界47に含まれるパワースペクトルのうちの、図3の上半分側が抽出される。また、抽出されたパワースペクトルを極画像変換することにより、図3の極座標画像49が得られる。極座標画像49は、例えば、横方向にθ、縦方向にrをとってパワースペクトルP(r,θ)をグレースケールで表した画像である。
なお、極座標変換する際に、下記の式3で示されるように、データの不連続性を緩和するために双一次補間などのアルゴリズムを利用してもよい。
特徴量抽出部27は、求めた極座標画像49に関してラスタスキャンと同様にデータを1次元にシリアライズする。なお、整数Nは、周波数成分の分割数を表しており、例えば、128や256といった数値が用いられる。整数Nθは、方向成分の分割数を表しており、例えば、128や256といった数値が用いられる。なお、このとき特徴ベクトルのi番目の成分BV(i)は、下記の式4で表される。
ここで、Nrは、周波数成分の分割数であり、Nθは、方向成分の分割数である。
以上のように、特徴量抽出部27は、周波数情報に含まれる振幅情報(例えばパワースペクトル画像43)から、例えば、図3、図4に示した周波数特徴ベクトル51を抽出する。なお、この周波数特徴ベクトル51は、元画像41の振幅情報に基づく特徴ベクトルであると考えることができる。
復元部25は、周波数変換部23で変換された周波数画像のうち、位相情報を逆周波数変換し、擬似的に元の空間情報に復元する。具体的には、逆DFTされる関数の実部に「0」、虚部に位相情報Phase(r,θ)を用いて逆DFTを行い、元の空間情報に復元する。例えば、図4に示すように、復元部25は、位相情報画像53を逆DFTにより変換し、逆変換画像55を生成する。
このとき、位相情報Phase(r,θ)は、下記の式5で表される。
ただし、real(*)は、*の実部、imag(*)は、*の虚部を表す。
式5で表わされる位相情報Phase(r,θ)を虚部に用いた逆DFTは、下記の式6で表わされる。
なお、Fi(u,v)は、F(u,v)の虚数成分とすることができる。このとき、F(u,v)は、下記式7で表される。
なお、周波数変換部23は、逆変換画像55をさらにDFTにより変換し、パワースペクトル画像57を生成する。特徴量抽出部27は、パワースペクトル画像43に対する処理と同様に、パワースペクトル画像57における特定周波数成分を抽出して極座標変換し、さらにラスタスキャンすることで、擬似周波数特徴ベクトル59を抽出する。このとき抽出される擬似周波数特徴ベクトル59は、元画像41の位相情報を擬似的に周波数特徴ベクトルとして抽出した情報であり、元画像41の位相情報に基づく特徴ベクトルであると考えることができる。
情報量算出部29は、周波数変換部23により変換された周波数情報の内、振幅情報に関してそのパワースペクトルの総和を算出する。具体的には、各ピクセルの振幅情報の絶対値の総和を周波数特徴情報量Ptoとして算出する。
この周波数特徴情報量Pto>t(tは、予め定められた定数)の間、周波数変換部23、復元部25、特徴量抽出部27は、周波数情報に含まれる位相情報から擬似的に周波数特徴ベクトルを抽出する上記処理を繰り返す。
特徴量結合部31は、特徴量抽出部27により抽出された周波数特徴ベクトル51、擬似周波数特徴ベクトル59等を結合する。具体的には、例えば、生成した周波数特徴ベクトル51、および擬似周波数特徴ベクトル59を順に並べて一つの特徴ベクトルとする。このとき、周波数変換部23により変換された元画像41の位相情報に基づき生成される擬似周波数特徴ベクトルを少なくとも1つ含む特徴ベクトルが生成される。
図5は、生体情報DB65のデータ構造の一例を示す図である。図5に示すように、生体情報DB65は、例えば外部記憶装置11またはメモリ15に記憶されるデータの一例であり、ユーザID67と、特徴ベクトル69とが関連付けられたデータである。ユーザID67は、たとえば4ビットのデータで表される。特徴ベクトル69は、生体特徴量を表わし、特徴量結合部31により結合された一つの特徴ベクトルである。特徴ベクトル69は、例えば32ビットなど、長さが決められたデータとすることができる。
照合部33は、特徴量結合部31で生成された特徴ベクトルが、生体情報DB65内の特徴ベクトル69と一致するか否かを判定し、一致する場合に、特徴ベクトル69に対応する生体情報がどの利用者の情報であるかを識別する。なおこのとき、例えば表示装置9にユーザIDの入力を促す表示を行い、入力装置7を介して入力されたユーザIDを取得するようにしてもよい。この場合には、照合は、入力されたユーザIDと対応付けて登録されている特徴ベクトル69と、生成された特徴ベクトルとを照合し、一致していると判断された場合に、当該利用者を登録利用者と識別するようにしてもよい。
識別の際は、例えば、特徴ベクトルの成分の数が一致しており、且つ、2つのベクトルから算出される距離が所定値以内の場合に、2つのベクトルが一致すると判定するようにしてもよい。なお、2つのベクトルの距離とは、2つのベクトルの各要素のL1ノルムまたはL2ノルムとすることができる。また、生体情報DB65に登録されている特徴ベクトルと取得された生体情報から生成された特徴ベクトルとが一致したと判定された場合には、照合部33は、取得した生体情報の利用者を、登録利用者と判定する。
登録部35は、上記のように生成された特徴ベクトルを、対応する生体情報のユーザIDと対応付けて生体情報DB65に登録する。なおこのとき、例えば表示装置9にユーザIDの入力を促す表示を行い、入力装置7を介して入力されたユーザIDを取得するようにしてもよい。例えば、抽出された特徴ベクトルが生体情報DB65に登録されていない場合に、抽出された特徴ベクトルを新たに特徴ベクトル69として登録するようにしてもよい。
以下、図6を参照しながら、第1の実施の形態による生体認証装置1の動作についてさらに説明する。図6は、生体認証装置1の動作を示すフローチャートである。生体認証装置1における各処理は、演算処理装置13が所定の制御プログラムを実行することにより行われるものであるが、以下、図2に示した各部が処理を行うとして説明する。
図6に示すように、生体情報受付部21は、生体情報読取装置5を介して、生体情報を受付ける(S81)。このとき、例えば、既に外部記憶装置11などに記憶された生体情報や、後述する外部との間で情報を送受信する送受信部を介して受信した生体情報を用いるようにしてもよい。また、生体情報受付部21は、図2を参照しながら説明した所定の処理を施して例えば元画像41を生成する。
周波数変換部23は、例えば式1に従い、元画像41を周波数変換する(S82)。情報量算出部29は、例えば、周波数変換された周波数情報に含まれる振幅情報に基づき、周波数特徴情報量Ptoを算出する(S83)。特徴量抽出部27は、周波数特徴情報量Pto>tの場合には(S84:YES)、例えば元画像41の空間情報が周波数変換された周波数情報のうちの振幅情報に基づき特徴ベクトルを生成する(S85)。復元部25は、上記周波数情報のうちの位相情報を逆周波数変換して空間情報(擬似位相情報)を復元し(S86)、S82に処理を戻す。
S84で、周波数特徴情報量Pto>tでない場合には(S84:NO)、特徴量結合部31は、抽出された周波数特徴ベクトル51、擬似周波数特徴ベクトル59等の特徴ベクトルを結合する(S87)。このとき、必要に応じて、生体認証装置1はデータの照合または登録を行い、処理を終了する。
以上詳細に説明したように、第1の実施の形態による生体認証装置1によれば、生体情報受付部21が生体情報を受付け、例えば指紋画像を抽出し、周波数変換部23が指紋画像を周波数変換する。特徴量抽出部27は、周波数変換された周波数情報のうちの振幅情報の特定周波数成分を抽出し、極座標変換および不連続性を緩和する処理等を行い、ラスタスキャンにより一次元の周波数特徴ベクトルを抽出する。情報量算出部29は、上記振幅情報の総和を周波数特徴情報量Ptoとして算出し、所定値tより大きい場合には、特徴ベクトル抽出処理を続ける。
一方、復元部25は、周波数情報のうちの位相情報を逆周波数変換して空間情報に復元し、周波数変換部23により周波数変換を行い、位相情報に基づく周波数情報を生成する。特徴量抽出部27は、生成された周波数情報のうちの振幅情報に基づき、擬似周波数特徴ベクトルを生成する。特徴量結合部31は、指紋画像を周波数変換した周波数情報のうちの振幅情報に基づく周波数特徴ベクトルと、上記周波数情報のうちの位相情報に基づく少なくとも一つの擬似周波数特徴ベクトルとを結合することにより、特徴ベクトルを生成する。
照合部33は生成された特徴ベクトルにより、生体認証を行うようにしてもよい。登録部35は、生成された特徴ベクトルをユーザIDと関連付けてメモリ15または外部記憶装置11に生体情報DB65として記憶することができる。
以上のように、例えば、画像に関する位相情報は、その局所的な画素値の変化を表す。よって、生体情報のように特徴的な線分を含む画像では、その線分のエッジ領域に位相情報が集中する。そのため、実部を「0」とし、虚部に算出した位相情報を設定して、逆DFTをすることで、位相情報のみを疑似的に空間情報に復元することができる。
この復元された画像に対して、再度DFTをかけてパワースペクトルをベクトル化することで、位相情報を疑似的にベクトル化する。さらに、位相情報の擬似的なベクトル化の処理を繰り返し行うことで、生体情報を含む画像から特徴ベクトルを生成する際に、位相情報をより反映させることが可能になる。このように、指紋画像等では効率よくベクトル化することが困難であった位相情報を、効率よくベクトル化することができる。位相情報を効率よくベクトル化することにより、特徴ベクトルによる生体認証における認証精度の低下を抑制することができると共に、認証情報量を低減させる効果もある。
(第2の実施の形態)
以下、図7から図9を参照しながら、第2の実施の形態による生体認証装置について説明する。第2の実施の形態において、第1の実施の形態と同様の構成および動作については、重複説明を省略する。第2の実施の形態による生体認証装置のハードウエア構成は、生体認証装置と同様である。本実施の形態においては、元画像41においてエッジ検出を行った画像を位相成分画像として利用する。
図7は、第2の実施の形態による生体認証装置の機能を示すブロック図である。図8は、周波数特徴量のベクトル化を説明する図である。図7に示すように、第2の実施の形態による生体認証装置は、生体情報受付部21、周波数変換部23、エッジ抽出部95、特徴量抽出部27、情報量算出部29、特徴量結合部31、照合部33、登録部35の機能を有している。
エッジ抽出部95は、生体情報読取装置5により読み取られ、生体情報受付部21により処理された例えば元画像41のエッジ領域を検出する。具体的には、SobelフィルタやLaplacianフィルタ、Prewittフィルタ、Cannyエッジ検出などを利用して当該画像のエッジ領域を検出する。
図8のエッジ画像101は、上記のような方法で検出された画像である。エッジ画像101において、隆線と谷線との間のエッジ102が、明るい線で表される。周波数変換部23は、エッジ画像101を周波数変換してパワースペクトル画像103を生成する。特徴量抽出部27は、パワースペクトル画像103の特定周波数成分を極座標変換し、ラスタスキャンを行うことで、周波数特徴ベクトル105を抽出する。
特徴量結合部31は、元画像41の振幅情報から生成された周波数特徴ベクトル51とエッジ画像101から生成された周波数特徴ベクトル105とを結合する。結合は、例えば2つのベクトルの成分を予め決められた順に順次接続した一つのベクトルとすることで行うことができる。照合部33は、周波数特徴ベクトル51および周波数特徴ベクトル105を含む特徴ベクトルに基づき、照合を行う。登録部35は、周波数特徴ベクトル51と周波数特徴ベクトル105とが結合された特徴ベクトルを、ユーザIDと関連付けて記憶する。
以下、図9を参照しながら第2の実施の形態による生体認証装置の動作について説明する。図9は、第2の実施の形態による生体認証装置の動作を示すフローチャートである。生体認証装置における各処理は、演算処理装置13が所定の制御プログラムを実行することにより行われるものであるが、以下、図7に示した各部が処理を行うとして説明する。
図9に示すように、生体情報受付部21は、生体情報読取装置5を介して、生体情報を受付ける(S111)。このとき、例えば、既に外部記憶装置11などに記憶された生体情報や、後述する外部との間で情報を送受信する送受信部を介して受信した生体情報を用いるようにしてもよい。また生体情報受付部21は、受付けた生体情報の画像に上述の所定の処理を施して例えば元画像41を生成する。
周波数変換部23は、所定の処理を施された例えば元画像41を周波数変換する(S112)。特徴量抽出部27は、S111で周波数変換された情報に含まれる振幅情報の特定周波数成分を極座標変換し、ラスタスキャンすることにより、元画像41の振幅情報由来の周波数特徴ベクトル51を生成する(S113)。
エッジ抽出部95は、元画像41にSobelフィルタなどによるエッジ抽出処理を行い、たとえばエッジ画像101を生成する(S114)。周波数変換部23は、エッジ抽出部95により抽出された例えばエッジ画像101を周波数変換し、例えばパワースペクトル画像103を生成する(S115)。特徴量抽出部27は、例えばパワースペクトル画像103の特定周波数成分を抽出し、極座標変換してさらにラスタスキャンすることにより、位相情報由来の擬似周波数特徴ベクトル105を生成する(S116)。
特徴量結合部31は、抽出された例えば周波数特徴ベクトル51、擬似周波数特徴ベクトル105を結合し(S117)、必要に応じて、データの照合または登録を行い、処理を終了する。
以上詳細に説明したように、第2の実施の形態による生体認証装置1によれば、生体情報受付部21が生体情報を受付け、例えば指紋画像を抽出し、周波数変換部23が指紋画像を周波数変換する。特徴量抽出部27は、周波数変換された周波数情報のうちの振幅情報の特定周波数成分を抽出し、極座標変換および不連続性を緩和する処理等を行い、ラスタスキャンにより一次元の周波数特徴ベクトルを抽出する。
一方、エッジ抽出部95は、元画像41においてエッジ検出を行う。周波数変換部23は、エッジ検出された情報を周波数変換する。特徴量抽出部27は、周波数変換された情報のうちの振幅情報に基づき、元画像41の位相情報に基づく擬似周波数特徴ベクトルを生成する。特徴量結合部31は、指紋画像を周波数変換した周波数情報のうちの振幅情報に基づき生成された周波数特徴ベクトルと、少なくとも一つの上記擬似周波数特徴ベクトルとを結合することにより、特徴ベクトルを生成する。
照合部33は、生成された生体情報により生体認証を行う。このとき、第1の実施の形態と同様に、生体情報DB65を参照して、生成された特徴ベクトルが既に登録された利用者のものであるか否かを識別することができる。なお、生体情報DB65に登録される生体情報は、例えばベクトルの長さ、成分の値などが、第1の実施の形態とは異なる場合が考えられる。登録部35は、生成された情報をメモリ15または外部記憶装置11に生体情報DB65として記憶することができる。
以上のように、例えば、生体情報の画像に関する位相情報はその局所的な画素値の変化を表すため、特徴的な線分を含む画像では、その線分のエッジ領域に位相情報が集中する。そのため、エッジ検出を行った画像を生成することで、位相情報を空間情報とすることができる。この画像に対して、DFTをかけてパワースペクトルをベクトル化することで、位相情報を疑似的にベクトル化することができる。
このように、特徴的な線分に関する位相情報はもとの画像のエッジ領域に集中している。この性質を利用して、第1の実施の形態のように逆DFTによる疑似位相情報の復元を行わずに、元の画像のエッジ領域を検出してそのエッジ画像に対してベクトル化を施すことにより、第1の実施の形態による生体認証装置1と同様の効果を得ることができる。
(変形例)
以下、第1および第2の実施の形態による生体認証装置1に適用可能な変形例について説明する。本変形例は、第1の実施の形態におけるS85および第2の実施の形態におけるS113、S115等、特徴量抽出部27の処理の変形例であり、指紋の特徴を表す周波数帯域決定方法の別の例である。他の構成については上記に説明した第1および第2の実施の形態による生体認証装置と同様である。第1および第2の実施の形態と同様の構成および動作については同一番号を付し、重複説明を省略する。
図10は、本変形例による指紋の特徴を表す周波数帯域決定方法の一例を示す図である。図3に示すように、元画像130は、例えば、生体情報受付部21が受付け、前景を抽出する処理を行った画像である。パワースペクトル画像132は、元画像130を周波数変換した画像である。
極座標画像134は、パワースペクトル画像141を極座標変換した画像である。第1および第2の実施の形態においては、特定周波数帯域のパワースペクトルを抽出して極座標画像49を生成したが、本変形例においては、まず、周波数帯域を限定せずに極座標画像を生成する。
図10は、被写体である指紋の特徴を表す特定周波数帯域を選択するための処理の流れを示している。本変形例においては、特徴量抽出部27は、極座標画像134から、矢印136で示されるように、予め指定された1以上の特定の方向に対応する周波数スペクトル138を抽出する。特徴量抽出部27は、抽出した周波数スペクトル138を曲線近似することにより、周波数スペクトル138の近似曲線140を求める。そして特徴量抽出部27は、近似曲線140の変曲点141〜144を求め、その変曲点に基づいて、隆線と谷線の紋様パターンに相当する周波数帯域151と、隆線と谷線間のエッジパターンに相当する周波数帯域152を選択する。特徴量抽出部27は、このように求められた周波数領域151、152について、周波数スペクトルを抽出し、さらに、極座標画像を生成して、ラスタスキャンにより周波数特徴ベクトル、または擬似周波数特徴ベクトルを抽出するようにしてもよい。
また、例えば特徴量抽出部27は、予め設定された各方向について、選択された周波数帯域及びその周波数帯域内の周波数スペクトルを抽出して、極座標画像を生成するようにしてもよい。極座標生成後の処理については、第1の実施の形態または第2の実施の形態において説明した処理と同様である。
本変形例において説明した、周波数帯域を選択する処理を利用することにより、より生体情報の特性に合致した特徴ベクトルの抽出が可能になり、さらに認証精度の低下を防止することが可能となる。
なお、周波数帯域を選択する処理は第1、第2の実施の形態、または変形例で説明したものに限定されず、他の方法でもよい。また、1つまたは2つの周波数帯域に限定されず、例えば、極座標画像の特定の方向について特定の帯域をそれぞれ選択する例、例えば方向成分に応じて多数の周波数帯域を選択する方法などを採用してもよい。
なお、本発明は、以上に述べた実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の構成または実施形態を採ることができる。例えば、上記第1、第2の実施の形態、および変形例においては、生体情報として指紋を例にして説明したが、これに限定されず、掌紋、血管パターンその他画像として検出されるものであれば、適用が可能である。
前景背景の分離に用いられる閾値は、画像全体について同一の例について説明したが、ブロック毎に個別に定める閾値を用いるなど、別の例でもよい。周波数変換は、高速フーリエ変換等を用いるようにしてもよい。周波数変換情報の振幅情報に基づく特徴量は上記に限定されず、他の算出方法を用いる例を採用することもできる。例えば特定周波数帯域の決定方法については、上記に限定されず、例えば、周波数スペクトルが所定値以上の複数の領域を用いることもできる。その場合には、生体情報DB65として、用いた周波数領域を登録し、照合時に照合するようにしてもよい。
周波数特徴ベクトル、擬似周波数特徴ベクトルの生成方法における各ベクトルの成分抽出方法についても、例えば、極座標画像の一部のみから成分を抽出するなど、変形は可能である。また、特徴量結合部31は、周波数特徴ベクトルと擬似周波数特徴ベクトルとを順次並べて結合することにより特徴ベクトルを生成する例について説明したが、例えば、並べる順や方法はこれに限定されない。
上記説明した第1または第2の実施の形態、およびそれらの変形例による生体認証装置の制御装置3として、標準的なコンピュータを用いることも可能である。ここで、上記第1または第2の実施の形態、または変形例による画像処理方法の動作をコンピュータに行わせるために共通に適用されるコンピュータの例について説明する。図11は、標準的なコンピュータのハードウエア構成の一例を示すブロック図である。図11に示すように、コンピュータ300は、Central Processing Unit(CPU)302、メモリ304、入力装置306、出力装置308、外部記憶装置312、媒体駆動装置314、ネットワーク接続装置等がバス310を介して接続されている。
CPU302は、コンピュータ300全体の動作を制御する演算処理装置である。メモリ304は、コンピュータ300の動作を制御するプログラムを予め記憶したり、プログラムを実行する際に必要に応じて作業領域として使用したりするための記憶部である。メモリ304は、例えばRandom Access Memory(RAM)、Read Only Memory(ROM)等である。入力装置306は、コンピュータの使用者により操作されると、その操作内容に対応付けられている使用者からの各種情報の入力を取得し、取得した入力情報をCPU302に送付する装置であり、例えばキーボード装置、マウス装置などである。出力装置308は、コンピュータ300による処理結果を出力する装置であり、表示装置などが含まれる。例えば表示装置は、CPU302により送付される表示データに応じてテキストや画像を表示する。
外部記憶装置312は、例えば、ハードディスクなどの記憶装置であり、CPU302により実行される各種制御プログラムや、取得したデータ等を記憶しておく装置である。媒体駆動装置314は、可搬記録媒体316に書き込みおよび読み出しを行うための装置である。CPU302は、可搬記録媒体316に記録されている所定の制御プログラムを、記録媒体駆動装置314を介して読み出して実行することによって、各種の制御処理を行うようにすることもできる。可搬記録媒体316は、例えばCompact Disc(CD)−ROM、Digital Versatile Disc(DVD)、Universal Serial Bus(USB)メモリ等である。ネットワーク接続装置318は、有線または無線により外部との間で行われる各種データの授受の管理を行うインタフェース装置である。バス310は、上記各装置等を互いに接続し、データのやり取りを行う通信経路である。
上記第1または第2の実施の形態、または変形例による画像処理方法をコンピュータに実行させるプログラムは、例えば外部記憶装置312に記憶させる。CPU302は、外部記憶装置312からプログラムを読み出し、コンピュータ300に画像処理の動作を行なわせる。このとき、まず、画像処理の処理をCPU302に行わせるための制御プログラムを作成して外部記憶装置312に記憶させておく。そして、入力装置306から所定の指示をCPU302に与えて、この制御プログラムを外部記憶装置312から読み出させて実行させるようにする。また、このプログラムは、可搬記録媒体316に記憶するようにしてもよい。
上記第1、第2の実施の形態および変形例において、元画像41、130は、画像情報の一例であり、パワースペクトル画像43、132は、第1の周波数情報に含まれる振幅情報の一例であり、逆変換画像55、エッジ画像101は、第1の位相成分画像の一例である。位相情報画像53は、第1の位相情報の一例であり、パワースペクトル画像57、パワースペクトル画像103は、第2の周波数情報に含まれる振幅情報の一例であり、位相情報画像61は、第2の位相情報の一例である。なお、位相情報画像61に基づき生成される逆変換画像は、第2の位相成分画像の一例となる。
また、復元部25、エッジ抽出部95は、位相情報抽出部の一例であり、情報量算出部29は、算出部の一例である。周波数特徴ベクトル51は、第1の特徴ベクトルの一例であり、擬似周波数特徴ベクトル59は、第2の特徴ベクトルの一例である。
以上の実施形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)
生体情報を含む画像情報を受付ける画像受付部と、
前記画像情報から前記画像情報に含まれる位相成分を示す第1の位相成分画像を抽出する位相情報抽出部と、
前記画像情報を第1の周波数情報に変換すると共に、前記第1の位相成分画像を第2の周波数情報に変換する周波数変換部と、
前記第1の周波数情報および前記第2の周波数情報の予め決められた周波数帯域の振幅情報に基づきそれぞれ第1の特徴ベクトルおよび第2の特徴ベクトルを抽出する特徴量抽出部と、
前記第1の特徴ベクトルおよび前記第2の特徴ベクトルを所定規則に基づき結合する結合部と、
を有することを特徴とする画像処理装置。
(付記2)
前記位相情報抽出部は、前記第1の周波数情報に含まれる第1の位相情報を空間情報に逆周波数変換することにより前記第1の位相成分画像を抽出する
ことを特徴とする付記1に記載の画像処理装置。
(付記3)
前記第2の周波数情報に含まれる振幅情報の総和を算出する算出部、
をさらに有し、
前記総和が所定量を上回っている場合には、
前記位相情報抽出部は、前記第2の周波数情報に含まれる第2の位相情報を空間情報に逆周波数変換することにより第2の位相成分画像を抽出し、
前記周波数変換部は、前記第2の位相成分画像を第3の周波数情報に変換し、
前記特徴量抽出部は、前記第3の周波数情報の前記特定周波数帯域の振幅情報に基づき第3の特徴ベクトルを抽出する
処理を繰り返し、
前記結合部は、抽出された前記第1から前記第3の特徴ベクトルを所定規則に基づき結合する
ことを特徴とする付記2に記載の画像処理装置。
(付記4)
前記位相情報抽出部は、前記画像情報からエッジ情報を検出することにより前記第1の位相成分画像を抽出する
ことを特徴とする付記1に記載の画像処理装置。
(付記5)
前記周波数帯域は、前記画像情報の特徴情報が集中している周波数領域であり、
前記特徴量抽出部は、前記第1から第3の周波数情報に含まれる前記周波数帯域におけるそれぞれの振幅情報を周波数および位相に基づく順に抽出した第1から第3のベクトル列をそれぞれ前記第1から第3の特徴ベクトルとする
ことを特徴とする付記1から付記4のいずれかに記載の画像処理装置。
(付記6)
前記周波数帯域は、前記第1の周波数情報に含まれる振幅情報を前記周波数または前記位相のいずれか少なくとも一方に基づく順に抽出した振幅情報の前記順に対する変化の変曲点に基づき決定される
ことを特徴とする付記1から付記4のいずれかに記載の画像処理装置。
(付記7)
画像処理装置が、
生体情報を含む画像情報を受付け、
前記画像情報から前記画像情報に含まれる位相成分を示す第1の位相成分画像を抽出し、
前記画像情報を第1の周波数情報に変換すると共に、前記第1の位相成分画像を第2の周波数情報に変換し、
前記第1の周波数情報および前記第2の周波数情報の予め決められた周波数帯域の振幅情報に基づきそれぞれ第1の特徴ベクトルおよび第2の特徴ベクトルを抽出し、
前記第1の特徴ベクトルおよび前記第2の特徴ベクトルを所定規則に基づき結合する、
ことを特徴とする画像処理方法。
(付記8)
さらに、前記第1の周波数情報に含まれる第1の位相情報を空間情報に逆周波数変換することにより前記第1の位相成分画像を抽出する
ことを特徴とする付記7に記載の画像処理方法。
(付記9)
さらに、前記第2の周波数情報に含まれる振幅情報の総和を算出し、
前記総和が所定量を上回っている場合には、
前記位相情報抽出部は、前記第2の周波数情報に含まれる第2の位相情報を空間情報に逆周波数変換することにより第2の位相成分画像を抽出し、
前記第2の位相情報を第3の周波数情報に変換し、
前記第3の周波数情報の前記特定周波数帯域の振幅情報に基づき第3の特徴ベクトルを抽出する
処理を繰り返し、
抽出された前記第1から前記第3の特徴ベクトルを所定規則に基づき結合する
ことを特徴とする付記8に記載の画像処理方法。
(付記10)
さらに、前記画像情報からエッジ情報を検出することにより前記第1の位相成分画像を抽出する
ことを特徴とする付記7に記載の画像処理方法。
(付記11)
前記周波数帯域は、前記画像情報の特徴情報が集中している周波数領域であり、
前記第1から第3の周波数情報に含まれる前記周波数帯域におけるそれぞれの振幅情報を周波数および位相に基づく順に抽出した第1から第3のベクトル列をそれぞれ前記第1から第3の特徴ベクトルとする
ことを特徴とする付記7から付記10のいずれかに記載の画像処理方法。
(付記12)
前記周波数帯域は、前記第1の周波数情報に含まれる振幅情報を前記周波数または前記位相のいずれか少なくとも一方に基づく順に抽出した振幅情報の前記順に対する変化の変曲点に基づき決定される
ことを特徴とする付記7から付記10のいずれかに記載の画像処理方法。
(付記13)
生体情報を含む画像情報を受付け、
前記画像情報から前記画像情報に含まれる位相成分を示す第1の位相成分画像を抽出し、
前記画像情報を第1の周波数情報に変換すると共に、前記第1の位相成分画像を第2の周波数情報に変換し、
前記第1の周波数情報および前記第2の周波数情報の予め決められた周波数帯域の振幅情報に基づきそれぞれ第1の特徴ベクトルおよび第2の特徴ベクトルを抽出し、
前記第1の特徴ベクトルおよび前記第2の特徴ベクトルを所定規則に基づき結合する、
処理をコンピュータに実行させるプログラム。
(付記14)
さらに、前記第1の周波数情報に含まれる第1の位相情報を空間情報に逆周波数変換することにより前記第1の位相成分画像を抽出する
ことを特徴とする付記13に記載のプログラム。
(付記15)
さらに、前記画像情報からエッジ情報を検出することにより前記第1の位相成分画像を抽出する
ことを特徴とする付記13に記載のプログラム。
(付記16)
生体情報を含む画像情報を受付ける画像受付部と、
前記画像情報から前記画像情報に含まれる位相成分を示す第1の位相成分画像を抽出する位相情報抽出部と、
前記画像情報を第1の周波数情報に変換すると共に、前記第1の位相成分画像を第2の周波数情報に変換する周波数変換部と、
前記第1の周波数情報および前記第2の周波数情報の予め決められた周波数帯域の振幅情報に基づきそれぞれ第1の特徴ベクトルおよび第2の特徴ベクトルを抽出する特徴量抽出部と、
前記第1の特徴ベクトルおよび前記第2の特徴ベクトルを所定規則に基づき結合する結合部と、
予め登録された特徴ベクトルと比較照合して本人であるか否かを判定する照合部と、
を有することを特徴とする生体認証装置。
(付記17)
生体認証装置が、
生体情報を含む画像情報を受付け、
前記画像情報から前記画像情報に含まれる位相成分を示す第1の位相成分画像を抽出し、
前記画像情報を第1の周波数情報に変換すると共に、前記第1の位相成分画像を第2の周波数情報に変換し、
前記第1の周波数情報および前記第2の周波数情報の予め決められた周波数帯域の振幅情報に基づきそれぞれ第1の特徴ベクトルおよび第2の特徴ベクトルを抽出し、
前記第1の特徴ベクトルおよび前記第2の特徴ベクトルを所定規則に基づき結合し、
予め登録された特徴ベクトルと比較照合して本人であるか否かを判定する、
ことを特徴とする生体認証方法。
(付記18)
生体情報を含む画像情報を受付け、
前記画像情報から前記画像情報に含まれる位相成分を示す第1の位相成分画像を抽出し、
前記画像情報を第1の周波数情報に変換すると共に、前記第1の位相成分画像を第2の周波数情報に変換し、
前記第1の周波数情報および前記第2の周波数情報の予め決められた周波数帯域の振幅情報に基づきそれぞれ第1の特徴ベクトルおよび第2の特徴ベクトルを抽出し、
前記第1の特徴ベクトルおよび前記第2の特徴ベクトルを所定規則に基づき結合し、
予め登録された特徴ベクトルと比較照合して本人であるか否かを判定する、
処理をコンピュータに実行させるプログラム。
1 生体認証装置
3 制御装置
5 生体情報読取装置
7 入力装置
9 表示装置
11 外部記憶装置
13 演算処理装置
15 メモリ
21 生体情報受付部
23 周波数変換部
25 復元部
27 特徴量抽出部
29 情報量算出部
31 特徴量結合部
33 照合部
35 登録部
41 元画像
42 隆線
43 パワースペクトル画像
45 第1の境界
47 第2の境界
49 極座標画像
51 周波数特徴ベクトル
53 位相情報画像
55 逆変換画像
57 パワースペクトル画像
59 擬似周波数特徴ベクトル
61 位相情報画像
65 生体情報DB
67 ユーザID
69 特徴ベクトル
制御装置3は、生体認証装置1の動作を制御する装置であり、演算処理装置13、メモリ15を有している。演算処理装置13は、生体認証装置1の制御に関する処理を行う少なくとも一つのプロセッサを含む装置である。メモリ15は、例えばRead Only Memory(ROM)、Random Access Memory(RAM)など半導体記憶装置である。メモリ15に、例えば、生体認証装置1の動作を制御するプログラムや、登録利用者の生体認証情報など、処理に必要な情報等を記憶しておくようにしてもよい。演算処理装置13は、メモリ15に記憶されたプログラムを読み込んで実行することにより、生体認証装置1を制御するようにしてもよい。
生体情報読取装置5は、例えば指紋センサなど、利用者が入力する生体情報を画像化し、出力する装置である。生体情報読取装置5に指紋センサを用いる場合の検出方法としては、例えば、静電容量式、感熱式、電界式、光学式、超音波式等によるいずれの手法を用いてもよい。
上記処理により、例えば図3のパワースペクトル画像43の第1の境界45から第2の境界47に含まれるパワースペクトルのうちの、図3の上半分側が抽出される。また、抽出されたパワースペクトルを極座標変換することにより、図3の極座標画像49が得られる。極座標画像49は、例えば、横方向にθ、縦方向にrをとってパワースペクトルP(r,θ)をグレースケールで表した画像である。

Claims (10)

  1. 生体情報を含む画像情報を受付ける画像受付部と、
    前記画像情報から前記画像情報に含まれる位相成分を示す第1の位相成分画像を抽出する位相情報抽出部と、
    前記画像情報を第1の周波数情報に変換すると共に、前記第1の位相成分画像を第2の周波数情報に変換する周波数変換部と、
    前記第1の周波数情報および前記第2の周波数情報の予め決められた周波数帯域の振幅情報に基づきそれぞれ第1の特徴ベクトルおよび第2の特徴ベクトルを抽出する特徴量抽出部と、
    前記第1の特徴ベクトルおよび前記第2の特徴ベクトルを所定規則に基づき結合する結合部と、
    を有することを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記位相情報抽出部は、前記第1の周波数情報に含まれる第1の位相情報を空間情報に逆周波数変換することにより前記第1の位相成分画像を抽出する
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記第2の周波数情報に含まれる振幅情報の総和を算出する算出部、
    をさらに有し、
    前記総和が所定量を上回っている場合には、
    前記位相情報抽出部は、前記第2の周波数情報に含まれる第2の位相情報を空間情報に逆周波数変換することにより第2の位相成分画像を抽出し、
    前記周波数変換部は、前記第2の位相成分画像を第3の周波数情報に変換し、
    前記特徴量抽出部は、前記第3の周波数情報の前記特定周波数帯域の振幅情報に基づき第3の特徴ベクトルを抽出する
    処理を繰り返し、
    前記結合部は、抽出された前記第1から前記第3の特徴ベクトルを所定規則に基づき結合する
    ことを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。
  4. 前記位相情報抽出部は、前記画像情報からエッジ情報を検出することにより前記第1の位相成分画像を抽出する
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  5. 前記周波数帯域は、前記画像情報の特徴情報が集中している周波数領域であり、
    前記特徴量抽出部は、前記第1から第3の周波数情報に含まれる前記周波数帯域におけるそれぞれの振幅情報を周波数および位相に基づく順に抽出した第1から第3のベクトル列をそれぞれ前記第1から第3の特徴ベクトルとする
    ことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の画像処理装置。
  6. 前記周波数帯域は、前記第1の周波数情報に含まれる振幅情報を前記周波数または前記位相のいずれか少なくとも一方に基づく順に抽出した振幅情報の前記順に対する変化の変曲点に基づき決定される
    ことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の画像処理装置。
  7. 画像処理装置が、
    生体情報を含む画像情報を受付け、
    前記画像情報から前記画像情報に含まれる位相成分を示す第1の位相成分画像を抽出し、
    前記画像情報を第1の周波数情報に変換すると共に、前記第1の位相成分画像を第2の周波数情報に変換し、
    前記第1の周波数情報および前記第2の周波数情報の予め決められた周波数帯域の振幅情報に基づきそれぞれ第1の特徴ベクトルおよび第2の特徴ベクトルを抽出し、
    前記第1の特徴ベクトルおよび前記第2の特徴ベクトルを所定規則に基づき結合する、
    ことを特徴とする画像処理方法。
  8. 生体情報を含む画像情報を受付け、
    前記画像情報から前記画像情報に含まれる位相成分を示す第1の位相成分画像を抽出し、
    前記画像情報を第1の周波数情報に変換すると共に、前記第1の位相成分画像を第2の周波数情報に変換し、
    前記第1の周波数情報および前記第2の周波数情報の予め決められた周波数帯域の振幅情報に基づきそれぞれ第1の特徴ベクトルおよび第2の特徴ベクトルを抽出し、
    前記第1の特徴ベクトルおよび前記第2の特徴ベクトルを所定規則に基づき結合する、
    処理をコンピュータに実行させるプログラム。
  9. 生体情報を含む画像情報を受付ける画像受付部と、
    前記画像情報から前記画像情報に含まれる位相成分を示す第1の位相成分画像を抽出する位相情報抽出部と、
    前記画像情報を第1の周波数情報に変換すると共に、前記第1の位相成分画像を第2の周波数情報に変換する周波数変換部と、
    前記第1の周波数情報および前記第2の周波数情報の予め決められた周波数帯域の振幅情報に基づきそれぞれ第1の特徴ベクトルおよび第2の特徴ベクトルを抽出する特徴量抽出部と、
    前記第1の特徴ベクトルおよび前記第2の特徴ベクトルを所定規則に基づき結合する結合部と、
    予め登録された特徴ベクトルと比較照合して本人であるか否かを判定する照合部と、
    を有することを特徴とする生体認証装置。
  10. 生体情報を含む画像情報を受付け、
    前記画像情報から前記画像情報に含まれる位相成分を示す第1の位相成分画像を抽出し、
    前記画像情報を第1の周波数情報に変換すると共に、前記第1の位相成分画像を第2の周波数情報に変換し、
    前記第1の周波数情報および前記第2の周波数情報の予め決められた周波数帯域の振幅情報に基づきそれぞれ第1の特徴ベクトルおよび第2の特徴ベクトルを抽出し、
    前記第1の特徴ベクトルおよび前記第2の特徴ベクトルを所定規則に基づき結合し、
    予め登録された特徴ベクトルと比較照合して本人であるか否かを判定する、
    処理をコンピュータに実行させるプログラム。
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