JP2015024858A - 位置決め機構部品 - Google Patents

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小林 太
Futoshi Kobayashi
太 小林
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Abstract

【課題】相対変位する第1、第2の2つの相対移動部材の相対位置を位置決めする。
【解決手段】相対変位する第1、第2の相対移動部材に取付可能な位置決め機構部品102は第1、第2の機構部材10、40を有する。第1の機構部材10は第1の相対移動部材である上蓋104に取り付けられる。第2の機構部材40は、第2の相対移動部材であるボックス本体106に取り付けられ、そして第1の機構部材10と対面した状態で配置される。第1の機構部材10には、板材を山折り谷折りにした形状の互いに連続する2つの山形の歯16を一組とする歯列とその両側に形成されたスリット20とが形成されている。第2の機構部材40には、板材を山折りにした形状の少なくとも一つの歯42とその両側に形成されたスリット20とが形成されている
【選択図】図8

Description

本発明は、一般的には第1の部材と第2の部材との間の相対位置を位置決めすることのできる位置決め機構部品に関する。
特許文献1は自転車の荷台に搭載する収納ボックスを開示している。収納ボックスの蓋を段階的に開放できる段階開き機構があると好都合である。この趣旨に合致した技術を特許文献2が開示している。この特許文献2は自動車の車室に配置されるグローブボックスの蓋を段階開きにする提案を行っている。
具体的に説明すると、特許文献2に開示の段階開き機構は、グローブボックスの側面に固定された弾性材料からなるストッパーを有し、このストッパーの山折り形状の先端部には傾斜面が形成されている。グローブボックスを開くと、インストルメントパネルの開口縁部に上記傾斜面が係止して、この半開きの状態のグローブボックスが位置決めされる。グローブボックスを更に開くと、インストルメントパネルの開口縁部から上記傾斜面が解放され、グローブボックスは全開状態になる。
実用新案登録第3006824号公報 特開平11−78702号公報
本願発明者は、上述した段階開き機構を備えたボックスを観察する中で、この蓋の段階開きは、ボックス本体と蓋との間の相対変位を数段階に位置決めすることであり、ボックス本体(第1の相対移動部材)と蓋(第2の相対移動部材)との間の相対位置を位置決めする機構部品を案出することを思い立ったものである。
本発明の目的は、相対変位する第1、第2の2つの相対移動部材の相対位置を位置決めする位置決め機構部品を提供することにある。
上記の技術的課題は、本発明によれば、
相対変位する第1、第2の相対移動部材に取付可能な位置決め機構部品であって、
前記第1の相対移動部材に取り付けられる第1の機構部材と、
前記第2の相対移動部材に取り付けられ、前記第1の機構部材と対面した状態で配置される第2の機構部材とを有し、
前記第1の機構部材には、板材を山折り谷折りにした形状の互いに連続する2つの山形の歯を一組とする歯とその両側に形成されたスリットとが形成され、
前記第2の機構部材には、板材を山折りにした形状の少なくとも一つの歯とその両側に形成されたスリットとが形成されていることを特徴とする位置決め機構部品を提供することにより達成される。
すなわち、本発明によれば、第1の機構部材の歯と第2の機構部材の歯との噛み合いによって、互いに相対変位する第1、第2の相対移動部材を位置決めすることができる。そして、第1、第2の機構部材の歯は、板材を山折りした形状であって且つその両側にスリットを有することからバネとして機能し、その撓み変形によって第1、第2の機構部材の相対変位、つまり本発明の位置決め機構部品を組み付けた第1、第2の相対移動部材の相対変位を許容しつつ所定の位置で位置決めすることができる。この第1、第2の相対移動部材の相対変位の移動軌跡は典型的にはアーチ状、直線状である。
第1、第2の機構部材の歯は、先端が尖った形状であっても良いし、丸まった形状であってもよい。また、第1、第2の機構部材は合成樹脂製であってもよいし、金属製であってもよい。
本発明の他の目的及び本発明の作用効果は、以下の実施例の詳しい説明から明らかになろう。
本発明を適用可能な一例としての収納ボックスの斜視図である。 図1の収納ボックスに採用された位置決め機構部品の一部を構成する第1の機構部材を示す。 図1の収納ボックスに採用された位置決め機構部品の一部を構成する第2の機構部材を示す。 収納ボックスに後付けされた位置決め機構部品の断面図である。 収納ボックスに組み付けられた位置決め機構部品を透視した図であって、収納ボックスは上蓋を閉じた状態にある。 図5の状態(上蓋を閉じた状態)のときの位置決め機構部品の状態を説明するための断面図である。 収納ボックスに組み付けられた位置決め機構部品を透視した図であって、上蓋は位置決め機構部品によって半開き状態で位置決めされている。 図7の状態(上蓋を開放した状態)のときの位置決め機構部品の状態を説明するための断面図である。
以下に、添付の図面に基づいて本発明の好ましい実施例を説明する。
図1は収納ボックス100を示し、この収納ボックス100に実施例の位置決め機構部品102が組み付けられている。そして、この位置決め機構部品102によって収納ボックス100の上蓋104を段階開きすることができる。
収納ボックス100は合成樹脂成型品である。この収納ボックス100は、平面視矩形の上方に向けて開放したボックス本体106と、ボックス本体106の上端開口を閉じる上蓋104とを有し、上蓋104はヒンジH(図5、図7)を中心に開閉可能である。
位置決め機構部品102は、上蓋104の側壁に後付けされた第1機構部材10(図2)と、ボックス本体106に後付けされた第2機構部材40(図3)とで構成され、第1、第2の機構部材10、40は互いに対面した状態で配置される。勿論、第1機構部材10をボックス本体106に設置し、第2機構部材40を上蓋104に設置してもよい。
第1、第2の機構部材10、40は共に合成樹脂成型品であるが、金属製であってもよい。これら第1、第2の機構部材10、40をボックス本体106、上蓋104に固定するのに、実施例では接着剤を採用してあるが、変形例としてビスを使って第1、第2の機構部材10、40を上蓋104、ボックス本体106に固定するようにしてもよい。
図2は第1機構部材10の平面図である。この図2から分かるように、第1機構部材10は、アーチ状に延びる案内通路12がその左右に配置したガイドレール部14によって形成されている。このアーチ状の案内通路12は、第2機構部材40が相対移動する移動軌跡を規定する通路である。
この実施例ではガイドレール部14は、案内通路12を挟んでその左右に3つずつ配置されているが、その個数は任意である。
案内通路12には、最も好ましい例として断面二等辺三角形の山形の歯16が案内通路12の長手方向に沿って複数形成されている。変形例として、上記の山形の歯16は、その先端が丸まった形状であってもよい。この実施例では、隣接して位置する2つの歯16、16で構成される組18が案内通路12の長手方向に離間して3組配置されている。
アーチ状の案内通路12には、また、各組18の両側に細長いスリット20が形成されている。このスリット20は案内通路12に沿って延びている。この一対のスリット20、20で挟まれた部分、つまり案内通路12に形成された歯16が存在する部分は同じ肉厚である。すなわち、歯16及び歯16の組18は板材を山折り谷折りに折り曲げた断面形状を有し且つその両側のスリット20によって樹脂バネの機能を有している。
図3は第2機構部材40の平面図である。この図3と前述した図2とを対比すると直ぐに分かるように、第2機構部材40(図3)は、第1機構部材10(図2)よりも短い。この第2機構部材40の説明において、上記の第1機構部材10と実質的に同じ要素には同じ参照符号を用いて、以下に第2機構部材40を説明する。
図3を参照して、第2機構部材40は、一対のスリット20で挟まれた部分に形成された複数の歯42(この実施例では3つ)を有し、この3つの歯42は第2機構部材40の長手方向に連続している。この第2機構部材40の歯42においても、上述した第1の機構部材10の歯16と同じように、板材を山折りに折り曲げた断面形状つまり樹脂バネの機能を有している。この第2の機構部材40の歯42は一つであってもよいし、2つであってもよい。
第2機構部材40は、各スリット20の外側に形成された係合部44を有し、この係合部44を第1機構部材10のガイドレール部14に係止させることにより第1、第2の機構部材10、40が互いに対面した状態で相対変位が可能となる。そして、この相対変位は、ガイドレール部14で規定されるアーチ状案内通路12に沿った変位である。
第1、第2の機構部材10、40は、図4から分かるように、歯16と歯42とが互いに噛み合った位置で位置決めされる。
収納ボックス100は、その上蓋104をヒンジH(図5、図7)を中心にして開け閉めすることができる。その際に、上蓋104は位置決め機構部品102によって段階的にその開き角度の異なる位置で位置決め可能である。すなわち、上蓋104は、その全閉状態と全開状態との間の複数の中間位置で位置決め可能である(図7、図8)。
そして、この位置決め機構部品102は、第1の機構部材10の歯16及び第2の機構部材40の歯42が共に樹脂バネ構造を有していることから、歯16、歯42の撓み変形によって上蓋104の開閉動作を許容しつつ所定の位置で位置決めすることができる。すなわち、上蓋の開閉動作に伴って歯16、42が互いに噛み合う過程及びこの噛み合いを脱する過程での動作をその樹脂バネの機能によって円滑にすることができる。
以上、収納ボックス100に実施例の位置決め機構部品102を適用した例を説明した。上記の例では、上蓋104の動作が円弧状であることに基づいて第1機構部材10の案内通路12がアーチ状に設計されている。例えば直線的に相対変位する第1、第2の部材に本発明の位置決め機構部品102を適用する場合には、案内通路12を直線状に設計すればよい。
100 収納ボックス
102 位置決め機構部品
104 上蓋
106 ボックス本体
10 第1の機構部材
12 第1の機構部材のアーチ状の案内通路
14 第1の機構部材のガイドレール部
16 第1の機構部材の山形の歯
20 スリット
40 第2の機構部材
42 第2の機構部材の山形の歯
44 第2の機構部材の係合部

Claims (5)

  1. 相対変位する第1、第2の相対移動部材に取付可能な位置決め機構部品であって、
    前記第1の相対移動部材に取り付けられる第1の機構部材と、
    前記第2の相対移動部材に取り付けられ、前記第1の機構部材と対面した状態で配置される第2の機構部材とを有し、
    前記第1の機構部材には、板材を山折り谷折りにした形状の互いに連続する2つの山形の歯を一組とする歯とその両側に形成されたスリットとが形成され、
    前記第2の機構部材には、板材を山折りにした形状の少なくとも一つの歯とその両側に形成されたスリットとが形成されていることを特徴とする位置決め機構部品。
  2. 前記第1の機構部材と前記第2の機構部材とに、該第1、第2の機構部材の移動軌跡を規定するガイド部が形成されている、請求項1に記載の位置決め機構部品。
  3. 前記第1、第2の相対移動部材が直線状に相対変位する、請求項1又は2に記載の位置決め機構部品。
  4. 前記第1、第2の相対移動部材がアーチ状に相対変位する、請求項1又は2に記載の位置決め機構部品。
  5. 前記ガイド部が、前記第1の機構部材に形成されたガイドレール部と、前記第2機構部材に形成され、前記ガイドレール部に係止される係合部とで構成されている、請求項2に記載の位置決め機構部品。
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