JP2015024666A - 照明装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 レンズ部材が破損する虞のない照明装置を提供する。【解決手段】 基板21に光源22が配設された光源ユニット23と、光源22からの照明光により照明される液晶表示パネル28と、基板21と液晶表示パネル28との間に配置されるケース体25とを備え、ケース体25には、光源22に対応するように設けられる空洞部25aと、この空洞部25aを取り囲む本体部25bとが形成されている照明装置において、光源22からケース体25へと至る照明光の照明経路中にはコンデンサレンズ(レンズ部材)24が配置されており、本体部25bのコンデンサレンズ24との当接箇所には、光源22の発光により照明光の一部が本体部25bへと照射された際に、本体部25bに照射された照明光の一部が熱となってコンデンサレンズ24側に伝わるのを抑制する尖塔部25cが設けられている。【選択図】図3

Description

本発明は、例えばヘッドアップディスプレイに搭載される液晶表示パネル(被照明部材)を照明するための照明装置に関するものである。
従来より、この種の照明装置にあっては、例えば下記特許文献1に記載されているものが知られている。この特許文献1に記載の照明装置は、基板に複数個の光源が実装(配設)された光源ユニットと、この光源ユニットの前方側に配置され、光源からの照明光により照明される液晶表示パネル(被照明部材)と、基板と液晶表示パネルとの間に配置されるケース体とを備え、ケース体には、光源に対応するように設けられる空洞部と、この空洞部を取り囲む枠状の本体部とが形成され、枠状の本体部はその厚さ(肉厚)が液晶表示パネル側と光源ユニット側とで、不変状態(均一の肉厚)となっているものである。
特開2011−146367号公報
ところで、上述した特許文献1に記載の照明装置において、光源から液晶表示パネルへと向かう照明光の照明効率をより向上させることを目的として、基板とケース体との間に凸レンズからなるコンデンサレンズ(レンズ部材)を配置する場合がある。この場合、コンデンサレンズは、例えばケース体側が平坦面であり、且つ、基板側が凸面となっている凸レンズ(平凸レンズ)からなり、またケース体の本体部は、その下端面がコンデンサレンズの前記平坦面と広い面積で面接触するように前記平坦面上に載置される。
そして、前記凸面が複数個の光源にそれぞれ対応するように基板とケース体との間にコンデンサレンズを配置した場合にあっては、光源から発せられる照明光は、コンデンサレンズによって略平行光束化された平行出射光となってケース体側へと導かれ、この平行出射光は、ケース体の空洞部を経て最終的に液晶表示パネルへと導かれる光と、ケース体(本体部)の下端面を照射する光とに大別される。
ここで、ケース体(本体部)の下端面とコンデンサレンズ(レンズ部材)の平坦面とが広い面積で面接触していると、上述の本体部の下端面を照射する光によって本体部の下端面が発熱するとともに、本体部下端面と広い面積で面接触しているコンデンサレンズは、本体部下端面で生じた熱が前記平坦面を介して伝熱されることで変色し、コンデンサレンズの光透過率が低下する。そして、変色した(光透過率の低下した)コンデンサレンズは、光源からの照明光を吸収する割合が多くなり、その結果、照明光を吸収したコンデンサレンズは、それ自体が温度上昇(更なる変色)によって性能が悪化したり、破損してしまう虞がある。
そこで本発明は、前述の課題に対して対処するため、レンズ部材が破損する虞のない照明装置の提供を目的とするものである。
本発明は、基板に光源が配設された光源ユニットと、前記光源ユニットの前方側に配置され、前記光源からの照明光により照明される被照明部材と、前記基板と前記被照明部材との間に配置されるケース体とを備え、前記ケース体には、前記光源に対応するように設けられる空洞部と、前記空洞部を取り囲む本体部とが形成されている照明装置において、前記光源から前記ケース体へと至る前記照明光の照明経路中には前記ケース体と離間するようにレンズ部材が配置されていることを特徴とする。
また本発明は、基板に光源が配設された光源ユニットと、前記光源ユニットの前方側に配置され、前記光源からの照明光により照明される被照明部材と、前記基板と前記被照明部材との間に配置されるケース体とを備え、前記ケース体には、前記光源に対応するように設けられる空洞部と、前記空洞部を取り囲む本体部とが形成されている照明装置において、前記光源から前記ケース体へと至る前記照明光の照明経路中には前記ケース体と当接するようにレンズ部材が配置されており、前記本体部の前記レンズ部材との当接箇所には、前記光源の発光により前記照明光の一部が前記本体部へと照射された際に、前記本体部に照射された前記照明光の一部が熱となって前記レンズ部材側に伝わるのを抑制する伝熱抑制部が設けられていることを特徴とする。
また本発明は、前記伝熱抑制部は、前記当接箇所に設けられた尖塔部または曲面部であることを特徴とする。
本発明によれば、初期の目的を達成でき、レンズ部材が破損する虞のない照明装置を提供できる。
本発明の第1実施形態によるヘッドアップディスプレイ装置の概略図。 同実施形態による表示装置の断面図。 同実施形態による照明装置の断面図。 同実施形態によるケース体の一部とレンズ部材と光源ユニットとを示す要部断面図。 同実施形態の変形例による照明装置の要部断面図である。 同実施形態の他の変形例による照明装置の要部断面図である。
以下、図1〜図4に基づいて、本発明を車両用のヘッドアップディスプレイ装置に適用した一実施形態を説明する。
ヘッドアップディスプレイ装置は、図1に示すように車両10のインパネ11内部に配設された表示ユニットである表示装置12が投射する表示光Lを投影部材である車両10のフロントガラス13で車両10の運転者(利用者)14の方向に反射させ、虚像Vの表示を行うものである。換言すれば、車両用ヘッドアップディスプレイ装置は、表示装置12の後述する表示器から発せられる表示光Lをフロントガラス13(前記投影部材)に照射(投射)し、この照射によって得られた虚像(表示像)Vを運転者14に視認させるものである。これにより運転者14は、運転席の正面前方に表示される虚像Vを風景と重畳させて観察することができる。
表示装置12は、図2に示すように照明装置である表示器20と、第1反射器30と、第2反射器40と、ハウジング50とから主に構成されている。
表示器20は、図3に示すように、基板である回路基板21上に複数個(例えば2個)の光源22が実装(配設)された光源ユニット23と、コンデンサレンズ(レンズ部材)24と、ケース体25と、拡散部材26と、凸レンズ27と、液晶表示パネル(被照明部材)28と、筐体29とを備えている。
回路基板21は、例えば所定の配線パターンが施された熱伝導性の高いアルミ基板からなり、前記配線パターン上に各光源22が搭載されている。
光源22は、例えば適宜色を発するチップ型発光ダイオードからなり、コンデンサレンズ24(液晶表示パネル28)に照明光を供給する発光体である。
コンデンサレンズ24は、例えば透光性の合成樹脂材料にて形成され、光源22からケース体25へと至る照明光の照明経路中に配置され、光源22から発せられる照明光をケース体25へと導く導光部材としての機能を有している。
このコンデンサレンズ24には、その底部に各光源22の上端部(発光面)を包囲する溝からなる凹部24aがそれぞれ設けられている(図4参照)。凹部24aは、ある光照射領域角度の範囲で発せられる光源22の照明光を入射可能な入射部を構成し、図4中、24bは光源22の前記発光面と対向する凹部24aの底壁面であって、主に光軸Cに沿って発せられる照明光を入射する第1の入射部である。
また、この第1の入射部24bは光源22の前記発光面側に若干隆起しており、第1の入射部24bを通じてコンデンサレンズ24内に採り入れた照明光は直進光として導かれ、コンデンサレンズ24の後述する出射部に到達する。
また、図4中、24cは凹部24aの側壁面であって、主に光軸C1から外れた領域に発せられる光源22の照明光を入射する第2の入射部である。そして、24dは、第2の入射部24cから前記出射部に至る照明経路中に形成され、凹部24aを取り巻くようにコンデンサレンズ24の表面側(前記出射部側)に傾斜して延びる皿形状の傾斜壁からなり、第2の入射部24cを通じてコンデンサレンズ24内に採り入れた照明光を前記出射部側(光軸C方向)に反射させる反射部である。
この反射部24dによって反射された反射光は、前記直進光を取り巻くように導かれ、コンデンサレンズ24の前記出射部に到達する。なお、24eは、各入射部24b、24cを通じてコンデンサレンズ24内に採り入れた照明光、すなわち前記直進光並びに前記反射光をケース体25側に出射する出射面(出射部)である。
次に、コンデンサレンズ24内での照明光の進み方について説明する。光源22から発せられた照明光は、前記光照射領域角度を有するように略凹部からなる入射部24a内に放射され、この放射光のうち光軸Cに沿った照明光は光源22の発光面と対向する凹部底壁面である第1の入射部24bを通じてコンデンサレンズ24内に入射される。また前記放射光のうち光軸Cから外れた方向、例えば光軸Cに対して略45度傾いた方向に放射された照明光は、第2の入射部24cを通じてコンデンサレンズ24内に入射される。
そして、第1の入射部24bによってコンデンサレンズ24内に入射した入射光はコンデンサレンズ24内をそのまま直進して、この直進光が出射部24eに到達する。一方、第2の入射部24cによってコンデンサレンズ24内に入射した入射光は反射部24dを通じて反射され、この反射光は光軸C方向に光路が曲げられて前記直進光を取り巻くように出射面24e側に導光される。そして、出射面24eに到達する前記直進光、前記反射光は、ともに光軸C方向と略平行となる略平行出射光となってコンデンサレンズ24上に載置(配置)されているケース体25へと出射される。
ケース体25は、合成樹脂材料からなり、略枠形状に形成され、その下端側がコンデンサレンズ24の出射部24eと当接するようにコンデンサレンズ24(回路基板21)と拡散部材26(液晶表示パネル28)との間に配置されている。また、ケース体25には、各光源22からの照明光が導入される空洞部25aと、この空洞部25aを取り囲むように設けられる本体部25bとが形成されている。
空洞部25aは、各光源22に対応するように設けられ、各光源22から発せられる照明光(つまり前記略平行出射光)を拡散部材26側へと効率よく導く照明空間として形成されている。
また、本実施形態の場合、本体部25bのコンデンサレンズ24との当接箇所である本体部25bの下端部には、前記下端部に向かうに従って厚さが薄くなっている先細り形状(肉薄形状)からなる伝熱抑制部としての尖塔部25cが設けられている。
この尖塔部25cは、各光源22の発光により照明光(前記略平行出射光)の一部がコンデンサレンズ24を介して本体部25bの下端部へと照射された際に、本体部25bの下端部に照射された照明光の一部が熱となってコンデンサレンズ24側に伝わるのを極力抑制する伝熱抑制部としての機能を有している。なお、ここでは、尖塔部25cのコンデンサレンズ24との当接面Dの形状は、曲面となっているが平坦面であってもよい。しかしながら、平坦面よりも曲面の方が、コンデンサレンズ24との当接面Dの面積が少なくなって、コンデンサレンズ24への熱の伝達(影響)を与えにくいことから、尖塔部25cのコンデンサレンズ24との当接面Dは曲面であることが好ましい。
なお、ここでの詳細図示は省略するが、前記略平行出射光を効率よく拡散部材26へと導くために、必要に応じて、空洞部25aと本体部25bとの境界部分となる本体部25bの内壁面(内壁部)Pに、アルミ蒸着やクロムメッキ等によって鏡面状態となる鏡面層を形成してもよい。また、本体部25bの内壁面Pは、反射部24dと出射部24eとの境界部よりも内側に位置している。
拡散部材26は、例えば乳白色を有する光透過性の合成樹脂からなり、略平板状に形成され、ケース体25の空洞部25aを塞ぐようにケース体25上に載置されている。また、拡散部材26は、空洞部25aからレンズ部材27へと向かう照明光を略均一に拡散させるための光拡散板としての機能を有している。
凸レンズ27は、透光性合成樹脂からなり、背面側(拡散部材26側)が平坦面であるとともに前面側(液晶表示パネル28側)が凸面である平凸レンズからなり、拡散部材26から出射される拡散出射光を集光させる集光部材としての機能を有している。つまり、凸レンズ27は、前記拡散出射光に対し所望の屈折を与えた光を液晶表示パネル28側に向けて出射するようになっている。
液晶表示パネル28は、例えば一対の透光性基板に液晶を封入した液晶セルの前後面に偏光膜を各々設けたTFT(薄膜トランジスタ)型の液晶表示素子からなり、各光源22からの照明光(凸レンズ27から出射される光)を透過して表示光Lを形成するように光源ユニット23(凸レンズ27)の前方側に配置されている。
この液晶表示パネル28は、車両10に設けられる車速センサやエンジン回転センサからの出力信号に基づいて車速、エンジン回転数を計測する演算回路(図示せず)並びにこの演算結果に基づいて前記液晶を駆動するパネル駆動回路(図示せず)によって、車両10の速度またはエンジン回転数の計測値を数値として表示することができる。なお、液晶表示パネル28によって表示される表示情報は、車速やエンジン回転数に限らず任意であり、例えば走行距離情報、ナビゲーション情報、外気温情報であってもよい。
筐体29は、合成樹脂材料からなり、略箱形状にて形成され、光源ユニット23、コンデンサレンズ24、ケース体25、拡散部材26、レンズ部材27、液晶表示パネル28を保持して収容するものであり、光源22からの照明光により透過照明される液晶表示パネル28の表示エリア(図示せず)を臨ませるための開口部29aを備えている。
第1反射器30は、表示器20の上側に位置しているコールドミラー(第1反射部材)31と、このコールドミラー31を所定の取付手段を用いて取付固定するための取付部材32とを有している。
コールドミラー31は、略矩形状のガラス基板31aと、このガラス基板31aの片面(第2反射器40の後述する凹面鏡と向かい合う面)に形成された反射層31bとからなり、この反射層31bは、膜厚が異なる多層の干渉膜からなるものである。
また、コールドミラー31は、液晶表示パネル28(表示器20)から発せられる表示光Lを第2反射器40側へ反射させるような位置に傾斜状態にて配設される。なお、取付部材32は、例えば黒色の合成樹脂材料からなり、ハウジング50に適宜固定手段を用いて固定されている。
第2反射器40は、コールドミラー31からの表示光Lを反射させる凹面鏡(第2反射部材)41と、この凹面鏡41を保持するミラーホルダ42とを備えている。
凹面鏡41は、凹面を有する樹脂基板に反射膜41aを蒸着形成してなるものである。そして、凹面鏡41は、その反射膜41aがコールドミラー31並びにハウジング50の後述する透光性カバーに対向し、前記透光性カバーから臨める位置に傾斜状態にて配設される。
また、凹面鏡41は、コールドミラー31からの表示光Lを拡大しつつ、前記透光性カバー(車両10のフロントガラス13)側へ反射(投射)させるものである。このことは、凹面鏡41が、コールドミラー31によって反射された表示光Lを拡大し、この拡大された表示光Lを前記透光性カバーを通じてフロントガラス13に投射することを意味している。なお、凹面鏡41は、ミラーホルダ42に両面粘着テープにより接着されている。ミラーホルダ42は、合成樹脂材料からなるものであり、適宜固定手段を用いてハウジング50に固定されている。
ハウジング50は、例えば黒色の合成樹脂材料もしくはアルミダイキャストにて形成されてなり、ともに断面略凹部形状からなる上側ケース体51と下側ケース体52とを備え、上側ケース体51と下側ケース体52とで形成される内部空間である空間部53において、表示器20、各反射器30、40等を収容している。
上側ケース体51には、凹面鏡41の配設位置の上部(車両10のフロントガラス13側)が開口する開口窓部54が形成されており、凹面鏡41によって反射された表示光Lは、開口窓部54を通過することになる。
またハウジング50には、透光部である透光性カバー55が開口窓部54を塞ぐように配設されている。この透光性カバー55は、透光性の合成樹脂材料(例えばアクリル樹脂)からなり、凹面鏡41で反射された表示光Lが透過(通過)する光透過性部材としての機能を有している。つまり、コールドミラー31並びに凹面鏡41によって反射された表示光Lは、ハウジング50に設けられた透光性カバー55を通じてフロントガラス13に投影され、これにより虚像Vの表示が運転者14に対し行われることになる。
以上のように本実施形態では、回路基板21に各光源22が配設された光源ユニット23と、この光源ユニット23の前方側に配置され、各光源22からの照明光により照明される液晶表示パネル28と、回路基板21と液晶表示パネル28との間に配置されるケース体25とを備え、ケース体25には、各光源22に対応するように設けられる空洞部25aと、この空洞部25aを取り囲む本体部25bとが形成されている照明装置において、各光源22からケース体25へと至る照明光の照明経路中にはケース体25(本体部25b)と当接するようにコンデンサレンズ24が配置されており、本体部25bのコンデンサレンズ24との当接箇所には、各光源22の発光により照明光の一部が本体部25bへと照射された際に、本体部25bに照射された照明光の一部が熱となってコンデンサレンズ24側に伝わるのを抑制する伝熱抑制部としての尖塔部25cが設けられているものである。
従って、ケース体25(本体部25b)の下端面(下端部)を先細り形状からなる尖塔部25cとすることで、尖塔部25cとコンデンサレンズ24の出射面24eとの接触面積が従来と比べて少なくなり(つまり、コンデンサレンズ24から出射される前記略平行出射光の一部が本体部25bの下端面へと照射されにくくなることに起因して本体部25b下端面で生じる熱も従来と比べて少なくなり)、結果的に本体部25b下端面で生じる熱がコンデンサレンズ24側へと伝達されにくくなるため、当該熱の影響を受けてコンデンサレンズ24が変形や破損する虞のない照明装置を提供することができる。
また本実施形態では、伝熱抑制部25cが先細り形状の尖塔部となっている例について説明したが、伝熱抑制部25cの形状は、光源22の発光に伴い本体部25bに照射される照明光の一部が熱となってコンデンサレンズ24側に伝わるのを抑制可能な形状であればあらゆる形状を採用することができ、例えば本実施形態の変形例として図5に示すように、伝熱抑制部を、本体部25bの底面(下端面)の一部をコンデンサレンズ24側に向けて僅かに隆起させた曲面形状(または球面形状)の曲面部25dとすることも可能である。なお、曲面部25dは、本体部25bの底面の一部ではなく底面全域に設けてもよい。
また本実施形態では、本体部25bとコンデンサレンズ24とが当接している例について説明したが、例えば本実施形態の他の変形例として図6に示すように、本体部25b(ケース体25)とコンデンサレンズ24とを当接させずに、本体部25bとコンデンサレンズ24との間に微少なクリアランスからなる間隙部Sが形成されるようにしてもよい。このように本体部25b(ケース体25)と離間するようにコンデンサレンズ24が配置されている場合であっても、コンデンサレンズ24を介して光源22からの照明光の一部が本体部25bの下端部へと照射されにくくなるので、前記実施形態と同様の作用効果を得ることができる。なお、間隙部Sの寸法は、0.5〜1ミリメートル程度であることが好ましい。
また本実施形態では、回路基板21上に2個の光源22が実装されている例について説明したが、回路基板21上に実装される光源22の個数は、1個でもよいし3個以上であってもよい。なお、この場合、光源22の個数と、この光源22に対応するように設けられる凹部24aの個数とを同数とすることは言うまでもない。
なお、本実施形態では、液晶表示パネル28から発せられる表示光Lが、フロントガラス13に投射される例について説明したが、例えばフロントガラス13に表示光Lを良好に運転者14方向に反射させるコンバイナフィルムを設けてもよいし、あるいはフロントガラス13とは別の専用の反射体に表示光Lを投射する構成としてもよい。
20 表示器(照明装置)
21 回路基板(基板)
22 光源
23 光源ユニット
24 レンズ部材
24a 凹部(入射部)
24b 第1の入射部
24c 第2の入射部
24d 反射部
24e 出射面(出射部)
25 ケース体
25a 空洞部
25b 本体部
25c 尖塔部(伝熱抑制部)
25d 曲面部(伝熱抑制部)
26 拡散部材
27 凸レンズ
28 液晶表示パネル(被照明部材)
29 筐体
C 光軸
S 間隙部

Claims (3)

  1. 基板に光源が配設された光源ユニットと、
    前記光源ユニットの前方側に配置され、前記光源からの照明光により照明される被照明部材と、
    前記基板と前記被照明部材との間に配置されるケース体とを備え、
    前記ケース体には、前記光源に対応するように設けられる空洞部と、前記空洞部を取り囲む本体部とが形成されている照明装置において、
    前記光源から前記ケース体へと至る前記照明光の照明経路中には前記ケース体と離間するようにレンズ部材が配置されていることを特徴とする照明装置。
  2. 基板に光源が配設された光源ユニットと、
    前記光源ユニットの前方側に配置され、前記光源からの照明光により照明される被照明部材と、
    前記基板と前記被照明部材との間に配置されるケース体とを備え、
    前記ケース体には、前記光源に対応するように設けられる空洞部と、前記空洞部を取り囲む本体部とが形成されている照明装置において、
    前記光源から前記ケース体へと至る前記照明光の照明経路中には前記ケース体と当接するようにレンズ部材が配置されており、
    前記本体部の前記レンズ部材との当接箇所には、
    前記光源の発光により前記照明光の一部が前記本体部へと照射された際に、前記本体部に照射された前記照明光の一部が熱となって前記レンズ部材側に伝わるのを抑制する伝熱抑制部が設けられていることを特徴とする照明装置。
  3. 前記伝熱抑制部は、前記当接箇所に設けられた尖塔部または曲面部であることを特徴とする請求項2記載の照明装置。
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