JP2015021330A - メータボックス - Google Patents

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Abstract

【課題】一次側の給水管の間隔を簡単に設定でき、配管する際に既存の配管部品を利用でき、水道メータ毎に水道を閉止できかつコンパクトなメータボックスを提供する。
【解決手段】ボックス本体と、ボックス本体に設けた蓋体と、ボックス本体の下部に嵌合した底体13とを具備する。底体13の第1側面部18aに一次側給水管3を挿通可能な複数の一次側開口部21を設ける。また、底体13の第2側面部18bに二次側給水管4を挿通可能な複数の二次側開口部22を設ける。これら一次側開口部21および二次側開口部22は上部が開口した凹形状である。そして、少なくとも一次側開口部21では、可撓性ガイド23を介して一次側給水管3を挿通させる。また、水道メータ2、一次側給水管3および二次側給水管4は、底体13に対して固定しない。
【選択図】図2

Description

本発明は、複数の水道メータを収納可能なメータボックスに関する。
水道料金は、検針員が定期的に水道メータを読み取り、読み取った使用量に応じた金額を徴収するシステムである。
そして、検針員が水道メータを確認しやすいように、自治体が定めた住宅敷地内の所定の場所にメータボックスを設置し、このメータボックス内に水道メータを設置している。
一般的な戸建住宅では、水道メータが1基だけであり、メータボックスは、水道メータ1基分が収納可能な大きさに設計している。
一方、集合住宅のように複数の世帯が存在する建物の場合には、複数の水道メータが必要となる。
そこで、複数の水道メータを収納可能なメータボックスが求められている。この種の複数の水道メータを収納可能なメータボックスとしては、例えば特許文献1に記載のメータボックスが知られている。
この特許文献1に記載のメータボックスは、「この本体の長手方向に沿った両側面の下部に相対して複数のパイプ挿通孔を穿設した」と記載されているように、一次側および二次側のいずれにも給水管が挿通する孔を複数設けてある。
そして、通常は、既存のT字形継手などの組み合わせによって分岐部を構成し、分岐部から分岐する各給水管をそれぞれメータボックス内に挿通する。
ここで、メータボックス内に水道メータおよび給水管を施工した後に、メータボックスに荷重がかかった場合や地盤沈下が発生した場合などのようにメータボックスが変位した際には、メータボックスと給水管との位置関係にずれが生じ、給水管に負荷がかかってしまうことがある。
そこで、多少の変位では給水管に負荷がかからないように、給水管の挿通孔は、給水管の外径よりも大きめに設計することがある。
また、複数の水道メータを収納可能なメータボックスとしては、特許文献2に記載のように、一次側給水管をメータボックス内に挿通してからメータボックス内にて給水管を分岐させて、給水管を複数の水道メータに接続する構成も知られている。
この構成では、専用の分岐配管(継手)が必要になるものの、各水道メータを一定間隔で設置することができるため、メータボックス内で隣り合う水道メータ同士の干渉を懸念する必要がない。
実公平04−010299号公報 特開2009−293282号公報
しかしながら、上述の特許文献1の構成では、汎用品のT字形継手を使用する場合には、T字形継手同士の接続間隔が予め定められた寸法通りとなるように施工する必要がある。
T字形継手同士の接続間隔が予め定められた寸法と異なると、給水管同士の間隔がずれてしまい、これらの給水管に接続する水道メータ(止水栓などの器具を含む。)同士、または、水道メータ(止水栓などの器具を含む。)とメータボックスの本体とが干渉してしまう虞がある。
なお、実際に、施工の段階は水道メータの代わりに代用管を用いることが多い。この施工の場合には、水道メータ以外の全ての配管が完了して水道が使用できる状態になってから、最後に水道メータを接続することになる。
一般的に代用管は、外径が給水管とほぼ同径であり、水道メータよりもはるかにコンパクトである。よって、最後に水道メータを取り付ける段階になって、水道メータがメータボックスの本体の側壁に干渉することや、メータボックスの蓋を開閉するためにメータボックス内に十分なスペースが確保されていないこと、あるいは、メータボックス内に取り付け用の工具を差し込む隙間が確保されていないことに気付く場合がある。
また、代用管を使用せずに直接水道メータを用いる施工であっても、施工者が、水道メータそのものがメータボックス内に収納されていることだけを確認し、メータボックスの蓋の開閉スペースまで考慮していない場合がある。この場合、メータボックスの蓋を開けようとした際に初めて、十分な開閉スペースが確保されていないことに気付くことになる。
したがって、特許文献1の構成では、T字形継手同士の接続間隔が所定の寸法になるように接続して、給水管同士を適正な設置間隔で配管することが非常に重要である。
そこで、給水管をパイプ挿通孔に当接しながら給水管の位置合わせを行い、T字形継手同士の接続間隔を調整する方法が考えられる。
しかしながら、上述のとおり、給水管に負荷がかからないように、パイプ挿通孔を給水管の外径よりも大きめに設定することが多く、その隙間の分だけ給水管同士の設置間隔がずれてしまう虞がある。
よって、実際の施工においては、正確な寸法を計測したうえでT字形継手同士の接続を行うため、設置作業が煩雑になってしまう。
したがって、複数の水道メータを収納できるメータボックスにおいて、施工後にメータボックスが変位した場合に給水管に負荷がかかりにくいだけでなく、一次側の給水管の間隔を簡単に設定できる構成のものが求められていた。
なお、汎用品のT字形継手を使用せずに、専用の分岐継手を製作して使用する場合には、上述した煩雑な設置作業は不要だが、専用継手を製造するためコストがかかってしまう。
したがって、給水管を配管する際に、新たな専用継手を用いることなく既存のT字形継手などの配管部品を利用できる構成のメータボックスが求められていた。
ここで、水道メータの接続先で漏水などの問題が発生した場合には、止水栓を閉止して水道を遮断してから修理を行う必要がある。
そして、自治体によっては、水道メータの交換に用いる止水栓とは別に、修理用の止水栓を、メータボックスの上流側である一次側に設けるように指導している場合がある。
このように交換用の止水栓とは別個に修理用の止水栓を設ける場合、特許文献2のような構成においては、止水栓4aが水道メータ交換用の止水栓に該当するため、分岐配管より上流側に止水栓4aとは別個の修理用の止水栓を設ける構成が考えられる。
しかしながら、修理用の止水栓を分岐配管の上流側に設ける構成では、修理用の止水栓を閉止すると、漏水した住戸以外の住戸の水道も一緒に遮断してしまうという問題が生じる。
そこで、修理用の止水栓を、分岐配管の下流側でかつ交換用の止水栓の上流側に設けるには、交換用の止水栓とともに修理用の止水栓もメータボックス内に設けることになり、メータボックスがその分だけ大きくなってしまう。
したがって、交換用とは別に修理用の止水栓もメータボックス内に配置できるメータボックスの場合には、交換用とは別に修理用の止水栓を設ける必要のない地域にとっては、メータボックスが必要以上に大きいことになり、施工面や輸送面で不利になる。
また、修理用の止水栓が不要な地域用のメータボックスと、修理用の止水栓が必要な地域用のメータボックスの二種類を準備すると、コスト面や管理面の問題が生じてしまう。
したがって、例えば修理の際などに、交換用の止水栓とは別個に修理用の止水栓を必要に応じて設けることが可能で、水道メータ毎に水道を閉止できかつコンパクトな構成のものが求められていた。
本発明はこのような点に鑑みなされたもので、一次側の給水管の間隔を簡単に設定でき、配管する際に既存の配管部品を利用でき、水道メータ毎に水道を閉止できかつコンパクトなメータボックスを提供することを目的とする。
本発明のメータボックスは、ボックス本体と、このボックス本体に開閉自在に設けた蓋体と、前記ボックス本体の下部に嵌合した底体とを具備し、複数の水道メータを収納可能なメータボックスであって、前記底体は、底面部と、この底面部の一側縁に接続した一側面部と、前記底面部の他側縁に接続した他側面部とを有し、前記底体の一側面部には、前記水道メータの上流側に接続する一次側給水管を挿通可能な複数の一次側開口部を設け、前記底体の他側面部には、前記水道メータの下流側に接続する二次側給水管を挿通可能な複数の二次側開口部を設け、前記一次側開口部および前記二次側開口部は、上部が開口した凹形状であり、これら一次側開口部および二次側開口部のうちの少なくとも前記一次側開口部に、一次側給水管に接し可撓性を有する位置合わせ用の可撓性ガイドを設け、前記水道メータを収納した状態において、前記水道メータ、前記一次側給水管および前記二次側給水管を、前記底体に対して固定しないものである。
本発明によれば、複数の一次側開口部それぞれに一次側給水管を挿通可能であり、これら一次側開口部に位置合わせ用の可撓性ガイドを設けるため、既存の配管部品を用いても複数の一次側給水管同士を適切な間隔で簡単に設置できる。また、前記可撓性ガイドは、メータボックスの変位に合わせて変形するため、一次側給水管にかかる負荷を低減できる。さらに、底体に複数の一次側開口部を設けるため、水道メータ毎に水道を閉止できかつコンパクトな構成にできる。
本発明の一実施の形態に係るメータボックスの構成を示す断面図である。 同上メータボックスにおける底体を示す平面図である。 同上メータボックスの一次側開口部および可撓性ガイドを示す正面図である。 (a)および(b)は、可撓性ガイドの変形例を示す正面図である。 可撓性ガイドの変形例を示す平面図である。
以下、本発明における一実施の形態の構成について図面を参照しながら説明する。
図1において、1はメータボックスを示す。このメータボックス1は、地中に埋設して、複数の水道メータ2を収納可能である。
水道メータ2は、上流側に一次側給水管3を接続し、下流側に二次側給水管4を接続する。
一次側給水管3には、例えば水道メータ2の交換の際に一次側給水管3における水の流動を閉止するための交換用止水栓5を設ける。この交換用止水栓5は、メータボックス1内に位置している。
また、一次側給水管3における交換用止水栓5より上流側に、例えば修理やメンテナンスなどの際に二次側給水管4における水の流動を閉止するための修理用止水栓6を設ける。この修理用止水栓6は、メータボックス1外に位置し、メータボックス1とは別個の収納ボックス7に収納する。
一次側給水管3の上流側の端部は、T字形継手8を介して給水器具の配管9に接続する。なお、T字形継手8間には、分岐ピッチに対応した短管10を接続する。
また、二次側給水管4の下流側は、図示しない各住戸の水道設備にそれぞれ接続している。
メータボックス1は、複数の水道メータ2を収納可能なボックス本体11を備える。このボックス本体11の上部には、例えばヒンジなどを介して蓋体12を開閉自在に設ける。また、ボックス本体11の下部には、底体13を嵌合する。
ボックス本体11は、上部および下部が開口した筒状である。また、ボックス本体11は、複数の水道メータ2を収納した状態にて、各水道メータ2の蓋部材14を開閉可能な大きさである。
ボックス本体11の下部には、底体13を嵌合可能な図示しない嵌合部を設ける。この嵌合部に底体13を嵌合することにより、ボックス本体11の下部が底体13にて閉塞される。
ボックス本体11の上部には、蓋体12が閉塞した状態にて蓋体12を支持する支持部15を設ける。この支持部15で蓋体12を支持することにより、ボックス本体11の上部を蓋体12にて閉塞した状態を保持する。
図2に示すように、底体13は、底部である下端に位置する略矩形状の底面部16を有する。また、底体13は、底面部16の周縁部に一体に接続された筒状の側面部17を有する。
側面部17は、底面部16の長手方向の一側縁に接続した一側面部としての第1側面部18aを有する。また、側面部17は、底面部16の長手方向の他側縁に接続した他側面部としての第2側面部18bを有する。また、側面部17は、底面部16の幅方向の一側縁に接続した第3側面部18cを有する。さらに、側面部17は、底面部16の幅方向の他側縁に接続した第4側面部18dを有する。
そして、底体13は、第1側面部18a、第2側面部18b、第3側面部18cおよび第4側面部18dの内周面にボックス本体11の嵌合部を嵌合可能である。
底体13の第1側面部18aには、複数の水道メータ2の一次側給水管3それぞれを挿通可能な複数の一次側開口部21を設ける。
また、底体13の第2側面部18bには、複数の水道メータ2の二次側給水管4それぞれを挿通可能な複数の二次側開口部22を設ける。
図3に示すように、一次側開口部21および二次側開口部22は、上部が開口し下部が凹弧状の凹形状に成形されている。
また、一次側開口部21および二次側開口部22の凹状の内周面には、一次側給水管3または二次側給水管4が接する位置合わせ用の可撓性ガイド23を取り付ける。
可撓性ガイド23は、外側面が一次側開口部21および二次側開口部22の凹形状に倣った断面視U字状であり、一次側開口部21および二次側開口部22に嵌合可能である。
また、可撓性ガイド23は、上方へ向かって開口した溝部24を有する。この溝部24の幅は、一次側給水管3および二次側給水管4の外径と略同一であり、この溝部24に、一次側給水管3または二次側給水管4を嵌め込むことが可能である。
さらに、可撓性ガイド23は、可撓性を有する素材にて形成されている。すなわち、可撓性ガイド23は、外力により変形可能であり、溝部24に嵌め込まれた一次側給水管3および二次側給水管4の位置や動きに追従可能である。
そして、水道メータ2は、可撓性ガイド23を介して一次側給水管3を一次側開口部21に挿通し、可撓性ガイド23を介して二次側給水管4を二次側開口部22に挿通して設置するため、水道メータ2、一次側給水管3および二次側給水管4は、底体13に対して直接固定しない。
次に、上記一実施の形態の作用および効果を説明する。
水道メータ2を設置する際には、まず、所定の位置にメータボックス1の設置スペースを掘削し、底体13を設置する。
複数の一次側給水管3をそれぞれ別個の一次側開口部21の可撓性ガイド23に嵌め込む。一次側給水管3を可撓性ガイド23に嵌め込むことにより、一次側給水管3が一次側開口部21を挿通した状態になるとともに、隣り合う一次側給水管3およびT字形継手8の分岐ピッチを決定する。
分岐ピッチの決定後、T字形継手8間に短管10を接続および接着することで、隣り合う一次側給水管3およびT字形継手8同士が適切な距離で設置される。
また、複数の二次側給水管4をそれぞれ別個の二次側開口部22の可撓性ガイド23に嵌め込む。二次側給水管4を可撓性ガイド23に嵌め込むことにより、二次側給水管4が二次側開口部22を挿通した状態になるとともに、隣り合う二次側給水管4同士が適切な距離で設置される。
一次側給水管3の下流側の端部と、二次側給水管4の上流側の端部との間に、代用管を接続する。
代用管の設置後、蓋体12を取り付けたボックス本体11の嵌合部を底体13の側面部17に嵌合する。
なお、水道メータ2は全ての施工が完了した後に取り付けられる。すなわち、ボックス本体11の蓋体12を開放した状態で代用管を取り外し、代用管のあった位置に水道メータ2を取り付ける。
そして、上記メータボックス1によれば、位置合わせ用の可撓性ガイド23を設けた複数の一次側開口部21それぞれに一次側給水管3を挿通するため、可撓性ガイド23に一次側給水管3を嵌め込むだけで、一次側給水管3同士を適切な間隔で簡単に設置できる。したがって、例えばT字形継手8などの既存の配管部品を用いた場合であっても水道メータ2の位置合わせを容易にでき、また、例えば代用管を用いた配管を行う場合であっても、水道メータ2を適切な位置に設置できる。
また、底体13に複数の一次側開口部21を設けるため、例えば上記特許文献2などのように、メータボックス1内で一次側給水管3を分岐させる必要がなく、修理用止水栓6をメータボックス1外に設けることができる。このため、修理の際に修理用止水栓6を使用して水道メータ2毎に水道を閉止でき、かつ、メータボックス1をコンパクトな構成にできる。
さらに、可撓性ガイド23が可撓性を有するため、例えば汎用品のT字形継手8を用いて一次側給水管3および二次側給水管4を配管した後であっても、可撓性ガイド23を変形させることで、一次側給水管3および二次側給水管4を適正な距離に保ちながら、メータボックス1の設置位置を微調整することもできる。
メータボックス1では、可撓性ガイド23を介して一次側給水管3を設置するので、水道メータ2および一次側給水管3を底体13に対して直接固定していない。このため、メータボックス1内に水道メータ2を設置した後に、外部からのメータボックスへの荷重の影響や地盤沈下の影響などにてメータボックス1が変位や変形して、メータボックス1と一次側給水管3との位置関係にずれが生じた場合であっても、メータボックス1の変位や変形に追従するように可撓性ガイド23が変形する。したがって、メータボックス1の変位や変形によって、メータボックス1と一次側給水管3とが干渉しにくく、メータボックス1の変位や変形の影響によって、一次側給水管3に負荷がかかりにくい。
二次側開口部22に可撓性ガイド23を設けることにより、可撓性ガイド23を介して二次側給水管4を設置することになり、メータボックス1の変位によって二次側給水管4の負荷がかかりにくい。
一次側開口部21および二次側開口部22は上部を開口した凹形状の構成であるとともに、可撓性ガイド23は上方へ開口した溝部24を有する構成であるため、一次側給水管3および二次側給水管4を可撓性ガイド23に嵌め込み、水道メータ2を設置して、ボックス本体11を嵌合するだけで水道メータ2を設置でき、設置作業が容易である。
なお、上記一実施の形態では、二次側開口部22にも可撓性ガイド23を設けた構成としたが、このような構成には限定しない。すなわち、一次側開口部21および二次側開口部22のうち少なくとも一次側開口部21に可撓性ガイド23を設ける構成であればよい。
可撓性ガイド23は、断面視U字状である構成としたが、このような構成には限定しない。例えば図4(a)に示す変形例のように、可撓性ガイド23の上端部を傾斜状に切り欠いて溝部24に一次側給水管3や二次側給水管4を嵌め込みやすい構成にしてもよい。また、図4(b)に示す変形例のように、第1ガイド部26および第2ガイド部27からなる構成とし、これら第1ガイド部26と第2ガイド部27との間に一次側給水管3や二次側給水管4を嵌め込む構成にしてもよい。
可撓性ガイド23は、底体13とは別部材である構成だけでなく、底体13と一体である構成にしてもよい。ただし、底体13自体が少々の力で変形するのは好ましくないため、特に可撓性ガイド23を底体13と同一材料で形成する場合には、材料の性質だけで可撓性を確保する構成は好ましくない。そこで、可撓性ガイド23を薄肉状にする方法により、構造的に可撓性を付加する構成にしてもよい。当然ながら、構造的に可撓性を付加する構成は、可撓性ガイド23を底体13と一体に形成する構成だけでなく、可撓性ガイド23と底体13とが別部材である構成にも適用できる。また、可撓性ガイド23を薄肉状にすることで、仮にメータボックス1の変位や変形により可撓性ガイド23の可撓限界を超える大きな負荷が加わった場合であっても、一次側給水管3や二次側給水管4に損傷を与える前に可撓性ガイド23が破損するため、一次側給水管3や二次側給水管4の損傷を防止できる。また、可撓性ガイド23が底体13とは別部材である場合には、一定以上の大きさの外力により、底体13と可撓性ガイド23との嵌合を解除し可撓性ガイド23が底体13に対して分離可能な構成にすることで、同様に一次側給水管3や二次側給水管4の損傷を防止できる。
また、可撓性ガイド23は、1枚の薄肉状の板状部材である構成としたが、このような構成には限定しない。
すなわち、図5に示すように、可撓性ガイド23は、設置する一次側給水管3や二次側給水管4の軸方向に沿って所定の間隔を介して配置した複数、例えば2枚の薄肉板状のガイド部材25にて構成することもできる。このような構成にすることにより、一次側給水管3や二次側給水管4が可撓性ガイド23を支点に傾きにくくなるので、一次側給水管3や二次側給水管4がメータボックス1の側壁に対して正確に平行や直角に設置しやすくなる。つまり、分岐ピッチを決定する際に配管が傾きにくくなるので、分岐ピッチを正確に決めることができ、かつ、複数の一次側給水管3や二次側給水管4をそれぞれ平行に設置することが容易になる。
一次側給水管3は、メータボックス1外に修理用止水栓6を設けた構成としたが、このような構成には限定しない。すなわち、交換用止水栓5とは別個に修理用止水栓6を設けるように自治体などで指導していない地域で使用する場合には、修理用止水栓6および収納ボックス7を設ける必要はない。
1 メータボックス
2 水道メータ
3 一次側給水管
4 二次側給水管
11 ボックス本体
12 蓋体
13 底体
16 底面部
18a 一側面部としての第1側面部
18b 他側面部としての第2側面部
21 一次側開口部
22 二次側開口部
23 可撓性ガイド
25 ガイド部材

Claims (3)

  1. ボックス本体と、このボックス本体に開閉自在に設けた蓋体と、前記ボックス本体の下部に嵌合した底体とを具備し、複数の水道メータを収納可能なメータボックスであって、
    前記底体は、底面部と、この底面部の一側縁に接続した一側面部と、前記底面部の他側縁に接続した他側面部とを有し、
    前記底体の一側面部には、前記水道メータの上流側に接続する一次側給水管を挿通可能な複数の一次側開口部を設け、
    前記底体の他側面部には、前記水道メータの下流側に接続する二次側給水管を挿通可能な複数の二次側開口部を設け、
    前記一次側開口部および前記二次側開口部は、上部が開口した凹形状であり、
    これら一次側開口部および二次側開口部のうちの少なくとも前記一次側開口部に、一次側給水管に接し可撓性を有する位置合わせ用の可撓性ガイドを設け、
    前記水道メータを収納した状態において、前記水道メータ、前記一次側給水管および前記二次側給水管を、前記底体に対して固定しない
    ことを特徴とするメータボックス。
  2. 可撓性ガイドは、底体とは別部材で、外力により底体に対して分離可能である
    ことを特徴とする請求項1記載のメータボックス。
  3. 可撓性ガイドは、設置する給水管の軸方向に沿って間隔を介して配置した複数のガイド部材にて構成する
    ことを特徴とする請求項1または2記載のメータボックス。
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