JP2015020353A - シート製造システム、シート製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】壁紙等の煙汚れに関する試験をインラインで行い、試験結果を壁紙等の製造過程へ迅速に反映させ、煙汚れへの抵抗性の高い壁紙等が製造できるシート製造システム等を提供する。【解決手段】エンボス加工装置13でエンボス加工を施した壁紙4の搬送中、幅方向の端部をカッター21によって搬送方向に沿って切り離し、試験体4bとして試験ユニット30に搬送する。試験ユニット30では、まず色測定器35により煙汚れ付着前の試験体4bの色を測定する。試験体4bは次に煙汚れ付着装置31に搬送され、煙汚れが付着する。煙汚れ付着装置31を出た試験体4bは洗浄装置33に搬送され、煙汚れが洗浄により除去される。洗浄装置33を出た試験体4bは、色測定器39により色が測定される。制御装置80は、色測定器35、39の測定結果から求まる色差に基づき、エンボス加工装置13でのエンボス加工条件を制御する。【選択図】図1

Description

本発明は、壁紙等のシートを製造するシート製造システム、シート製造方法に関する。
壁紙の性能の一つとして、タバコなどの煙汚れに対する抵抗性がある。煙汚れに対する抵抗性としては、煙汚れの付着しにくさや、付着した煙汚れの除去しやすさなどがある。例えば特許文献1には、構成体の表面に付着したタバコのヤニに対し、光線照射手段から青色系の波長の光線を照射することで汚れを除去できることが記載されている。
壁紙に対するタバコの煙汚れの試験としては、喫煙所等の密閉空間に壁紙とタバコを入れ、蛍光灯の下で所定時間、例えば20時間以上所定の室温で放置した後、煙汚れの付着の程度を調べたり、壁紙を洗浄して汚れの除去の度合いを検査する方法が従来一般的であった。
特開2008−212767号公報
しかしながら、上記のような従来の試験方法は、試験結果が出るまでに時間がかかり、煙汚れに対する抵抗性の評価を壁紙の製造過程に迅速に反映できない。従って、万が一煙汚れに対する抵抗性が低いと、それまで製造した壁紙が全て不良品となってしまい無駄になる恐れもあった。
本発明は、前述した問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、壁紙等の煙汚れに関する試験をインラインで行い、試験結果を壁紙等の製造過程へ迅速に反映させ、煙汚れに対する抵抗性の高い壁紙等が製造できるシート製造システム等を提供することにある。
前述した目的を達成するための第1の発明は、シートに対しエンボス加工を施すエンボス加工手段と、搬送されるエンボス加工後のシートの一部を切り離すシート切断手段と、前記シート切断手段により切り離された前記シートの一部である試験体を搬送する搬送手段と、前記試験体の搬送経路に設けられ、前記試験体に煙汚れを付着させる煙汚れ付着手段と、前記試験体の搬送経路において前記煙汚れ付着手段の後段に設けられ、前記試験体の色を測定する色測定手段と、前記色測定手段の測定結果に応じて、前記シートのエンボス加工時のエンボス加工条件を制御する制御手段と、を具備することを特徴とするシート製造システムである。
第1の発明では、壁紙などのシートの一部を搬送中に切り離し、これを試験体として煙汚れ付着手段により煙汚れを付着させ、その後の試験体の色を測定する。これにより、壁紙などのシートに関しタバコなどの煙汚れへの抵抗性についてインラインで迅速に試験を行い、試験結果に応じてエンボス加工条件を制御することができる。従って、煙汚れへの抵抗性が高い壁紙などのシートの製造を継続して行うことが可能になる。
第1の発明のシート製造システムは、前記試験体の搬送経路において前記煙汚れ付着手段の後段に配置され、煙汚れが付着した前記試験体を洗浄する洗浄手段をさらに具備し、前記色測定手段は、前記試験体の搬送経路において、前記洗浄手段の後段に配置されることが望ましい。
これにより、試験体に煙汚れを付着させ、煙汚れを洗浄した後の色を測定することができ、煙汚れの付着しにくさと除去しやすさのトータルの評価に基づいてエンボス加工条件を制御することが可能になる。
前記洗浄手段は、前記試験体に洗浄液を塗布した後、前記洗浄液を吸収することが望ましい。
水や洗剤などの洗浄液を試験体に塗布した後、洗浄液を除去することで、洗浄液中の煙汚れが除去される。こうして家庭における一般的な煙汚れの洗浄過程を再現でき、このような条件下での煙汚れの除去の評価を行い、その結果に基づいてエンボス加工条件を制御できる。
前記エンボス加工条件は、前記シートをエンボス版と圧胴の間で挟持する際の圧力、エンボス加工後の前記シートを冷却する温度のいずれかを含むことが望ましい。
これによりエンボス加工によってシートに形成される凹部の深さを制御することができ、煙汚れへの抵抗性を向上させることができる。
前記試験体の搬送経路において、前記煙汚れ付着手段の前段に、前記試験体の色を測定する色測定手段がさらに設けられることが望ましい。
煙汚れが付着する直前の試験体の色を測定することで、この色との比較によって煙汚れへの抵抗性に関してより正確な評価が可能になる。
前記煙汚れ付着手段は、原液を加熱して煙を発生させ、搬送中の前記試験体を前記煙と接触させて煙汚れを付着させることが望ましい。
これにより、簡易な構成で容易に煙汚れを付着させることができる。
第2の発明は、エンボス加工手段により、シートに対しエンボス加工を施すステップと、搬送されるエンボス加工後のシートの一部をシート切断手段によって切り離すステップと、前記シート切断手段により切り離された前記シートの一部である試験体を搬送手段で搬送するステップと、前記試験体の搬送経路に設けられた煙汚れ付着手段により、前記試験体に煙汚れを付着させるステップと、前記試験体の搬送経路において前記煙汚れ付着手段の後段に設けられた色測定手段により、前記試験体の色を測定するステップと、制御手段が、前記色測定手段の測定結果に応じて、前記シートのエンボス加工時のエンボス加工条件を制御するステップと、を具備することを特徴とするシート製造方法である。
本発明により、壁紙等の煙汚れに関する試験をインラインで行い、試験結果を壁紙等の製造過程へ迅速に反映させ、煙汚れへの抵抗性の高い壁紙等が製造できるシート製造システム等を提供することが可能になる。
シート製造システム1を示す図 エンボス加工装置13を示す図 樹脂シート4を示す図 カッター21周辺を示す図 煙汚れ付着装置31を示す図 洗浄装置33を示す図 情報処理装置40のハードウェア構成を示す図 シート製造方法を示すフローチャート 壁紙4の煙汚れへの抵抗性の評価を示す図 洗浄装置33aを示す図
以下、本発明の実施形態を図面を参照しながら詳細に説明する。
[第1の実施形態]
(1.シート製造システム1)
図1は、本発明の第1の実施形態に係るシート製造システム1を示す図である。シート製造システム1は、壁紙の製造中にインラインで壁紙のタバコの煙汚れへの抵抗性に関する試験を行い、試験結果を壁紙の製造過程に反映させ、煙汚れへの抵抗性が高い壁紙を継続して製造するものである。
シート製造システム1は、給紙ロール11、エンボス加工装置13、巻取ロール17、煙汚れ試験部20、制御装置80等からなる。
シート製造システム1では、エンボス加工前の樹脂シート4が、給紙ロール11でロール状に巻き付けられる。樹脂シート4は給紙ロール11から巻出して搬送され、搬送経路の途中にあるエンボス加工装置13(エンボス加工手段)によりエンボス加工が施される。エンボス加工装置13から出たエンボス加工後の樹脂シート4(以下、壁紙ということがある)は、巻取ロール17に向けて搬送される。
図2はエンボス加工装置13を示す図である。エンボス加工装置13は、予熱ローラー131、赤外線ヒーター132、エンボス版133、圧胴135、冷却ローラー136等を有する。
予熱ローラー131は、給紙ロール11から搬送されるエンボス加工前の樹脂シート4の予熱を行うものである。
赤外線ヒーター132は、予熱したエンボス加工前の樹脂シート4をさらに加熱し、エンボス加工しやすくするものである。
エンボス版133は、壁紙の表面形状に応じた凹凸を有するローラーである。ローラーの内部には冷却水を通すための通水管133aが設けられる。
圧胴135は、エンボス版133との間で樹脂シート4を挟持するものであり、エンボス版133の方向に樹脂シート4を押圧する。これによりエンボス版133の凹凸形状が樹脂シート4に形成され、エンボス加工が施される。エンボス版133は冷却水により低温となっているので、凹凸形状を形成した直後の樹脂シート4はエンボス版133自体により冷却される。
冷却ローラー136は、エンボス加工後の樹脂シート4を冷却するものである。冷却ローラー136の内部には冷却水が通される。
図3(a)、(b)は樹脂シート4について示す図である。図3(a)はエンボス加工前の樹脂シート4を、図3(b)はエンボス加工後の樹脂シート4を示す。
樹脂シート4は、紙などの基材5上に発泡性の樹脂層6を設けたものである。前記したように樹脂シート4が加熱されて樹脂層6が軟化している間にエンボス版133を押し当てることで、樹脂層6に凹凸形状が形成されエンボス加工が施される。
一般的に、エンボス版133や冷却ローラー136の温度が高いと、樹脂層6の冷却による固化が十分でなく、エンボス加工後に凹部7(図3(b)参照)の形状が元に戻り凹部7が浅くなる傾向にある。一方、エンボス版133や冷却ローラー136の温度が低いと樹脂層6が冷却により十分に固化し、上記と逆に凹部7は深くなる。
なお、エンボス版133や冷却ローラー136の温度による影響としては、これらの温度が高いと樹脂シート4の冷却速度が落ちることで表面の結晶化度が高くなり、これに伴う表面エネルギーの低さから他の物質が付着しにくくなる傾向がある。一方、エンボス版133や冷却ローラー136の温度が低いと、樹脂シート4が急冷され表面の結晶化度が低下し、上記とは逆に他の物質が付着しやすくなる。
加えて、エンボス版133と圧胴135の間で樹脂シート4を挟持する際の圧力(ニップ圧)が高いと、凹部7は深くなる傾向にある。ニップ圧が低いとその逆となり、凹部7が浅くなる。
煙汚れへの抵抗性に関しては、図3(c)に示すように凹部7が浅いほど凹部7内に煙汚れ9が付着しやすく、煙汚れ9の付着量が多くなる。また凹部7内に煙汚れ9が付着することで、これらの煙汚れ9が除去しにくくなる。
逆に、図3(d)に示すように凹部7が深いと煙汚れ9が凹部7内に侵入しにくく、付着量が少なくなる。また煙汚れ9の付着が凹部7の縁付近までに留まることから、煙汚れ9が除去しやすい。
なお、樹脂シート4の表面の結晶化度が高いと前記したように他の物質が付着しにくく、煙汚れ9も付着しにくい。逆に結晶化度が低いと煙汚れ9は付着しやすくなる。
図4に示すように、エンボス加工装置13を出た壁紙4の搬送経路の途中には、スリッターなどのカッター21が設けられる。カッター21は、壁紙4の一部を切断して切り離すシート切断手段である。本実施形態では、カッター21が、図の矢印Aで示す壁紙4の搬送方向と直交する壁紙4の幅方向の端部から所定の間隔を空けて配置され、壁紙4の幅方向の端部を搬送方向に沿って切断する。
カッター21によって切り離された壁紙4の端部は、試験体4bとして試験ユニット30へと搬送される。残りは製品部分4aとして搬送され、巻取ロール17で巻き取られる。
図1の説明に戻る。煙汚れ試験部20では、上記の試験体4bについて、煙汚れの付着とその除去に関する試験が行われる。煙汚れ試験部20は、上記したカッター21に加え、搬送ローラー22a、22b、巻取ロール23、試験ユニット30、情報処理装置40等で構成される。
搬送ローラー22a、22b、巻取ロール23等は試験体4bを搬送する搬送手段である。試験体4bは、これらの搬送手段によって搬送され、試験ユニット30を通過した後、巻取ロール23で巻き取られる。必要に応じてダンサーローラーなどをさらに設け、試験体4bの搬送速度と壁紙4の搬送速度の差により生じる搬送長の差を吸収することなども可能である。
試験ユニット30は、搬送中の試験体4bに対して煙汚れの付着と除去に関する試験を行うものである。試験ユニット30は、煙汚れ付着装置31、洗浄装置33、色測定器35、37、39等を有する。
煙汚れ付着装置31は、煙を発生させ、試験体4bに煙汚れを付着させる煙汚れ付着手段である。
図5に煙汚れ付着装置31の例を示す。図5に示すように、煙汚れ付着装置31は、煙炉部50、煙発生部53、煙噴出部54等で構成される。
煙炉部50は煙61が充満した箱体であり、その内部を試験体4bが通過する。試験体4bは、矢印Bで示す搬送方向に搬送され、煙炉部50内の通過中に煙汚れが付着する。煙炉部50の両側面には、試験体4bの入口と出口となるスリット50aが設けられる。
煙発生部53は、煙61の発生源となる原液60を貯留した容器に、原液60を加熱するためのヒーター531を設けたものである。本実施形態ではタバコの煙汚れに関して試験を行うので、原液60は、ニコチン液やタール液、あるいはこれらを混合したものなどとする。ただしこれに限ることはなく、例えば原液60を油とし、油煙による汚れを模した試験を行うことも可能である。
原液60はヒーター531で加熱することによってガス化し、煙61となって煙発生部53の上部に設けた孔533から煙噴出部54の流路541に流入する。煙噴出部54では、流路541へ圧縮空気62を送り込むことで、流路541内の煙61を流路541に設けた1または複数の煙噴出孔543から噴出させる。
煙噴出孔543から噴出した煙61は煙炉部50内に充満し、煙炉部50内を通る試験体4bに接触する。これにより、試験体4bに煙61の汚れ成分が付着する。この汚れ成分はタールやニコチン等である。なお、前記した油煙の場合には汚れ成分は油となる。
煙炉部50内での煙61の濃度、試験体4bの搬送速度などは、加速試験を行うために適切な値に定められる。例えば煙61の濃度は、前述した従来の試験に比べ10倍程度濃くし、試験体4bの搬送速度は、試験体4bの煙炉部50内での滞在時間が適切な値となるように定める。
煙炉部50の各スリット50aの近辺には、局所排気部59が設けられる。局所排気部59は、スリット50aから流出する煙61を吸引する。吸引された煙61は、流路541などに戻すようにしてもよい。
図1の説明に戻る。洗浄装置33は、試験体4bの搬送経路において煙汚れ付着装置31の後段に設けられる。洗浄装置33は、試験体4bに付着した煙汚れを洗浄により除去する洗浄手段である。
図6に洗浄装置33の例を示す。図6に示すように、洗浄装置33は、液浸ロール331、吸液ロール333、乾燥ノズル335等で構成される。
液浸ロール331は、矢印Cで示す方向に搬送される試験体4bに接触して回転する。液浸ロール331は、例えばスポンジロールであり、容器に入った洗浄液70に浸される。液浸ロール331は、回転することにより試験体4bに洗浄液70を塗布し、付着させる。洗浄液70は、例えば水や市販の洗剤などであるが、これに限ることはない。
吸液ロール333は、試験体4bに付着した洗浄液70を吸収し、除去するものである。吸液ロール333で洗浄液70を吸収することで、洗浄液70に含まれる煙汚れが試験体4bから取り除かれる。吸液ロール333としては、例えば特許第4484168号の機能性ロールのように、多孔質のロール表面を有し円筒状のロール軸から吸引を行うものを用いることができる。
乾燥ノズル335は、試験体4bに熱風等を吹き付けて乾燥させるものである。
図1の説明に戻る。色測定器35、37、39は、搬送中の試験体4bの色を測定する色測定手段である。色測定器35、37、39は、それぞれ、試験体4bの搬送経路において煙汚れ付着装置31の前段、煙汚れ付着装置31と洗浄装置33の間、洗浄装置33の後段に設けられる。色測定器35、37、39は、それぞれ、煙汚れが付着する直前の試験体4bの色、煙汚れが付着した試験体4bの色、煙汚れを洗浄した後の試験体4bの色を測定する。
色測定器35、37、39としては、受光部や制御部等を有する色彩計や測色計を用いることができる。色測定器35、37、39は、例えば、試験体4bの色として三刺激値(XYZ値)を計測し、三刺激値から、CIE
Lab表色系等、CIE(Commission International de l’Eclairage)の表色系に基づき色を数値化する。これにより、試験体4bの色の測定が行われる。なお、各色測定器35、37、39による色の測定は、色測定器と試験体4bに対し適切な位置関係となるように配置した所定の照明(不図示)を光源として行い、測定時にはその他の光の影響がないようにしておくことが望ましい。
色測定器35、37、39は、情報処理装置40と接続される。情報処理装置40は、色測定器35、37、39による測定結果である測定値、例えばCIE
Lab表色系におけるL、a、b値を取得する。そして、測定値を表示したり、測定値を記録して各色測定器35、37、39の測定値の差として色差を算出する。例えばCIE
Lab表色系における色差は、L軸、a軸、b軸による座標空間における2色間の距離として算出できる。
図7に情報処理装置40のハードウェア構成の例を示す。図7に示すように、情報処理装置40は、例えば、制御部41、記憶部42、メディア入出力部43、通信制御部44、入力部45、表示部46、周辺機器インタフェース部47等がバス48を介して接続された一般的なコンピュータで実現できる。
制御部41は、CPU、ROM、RAM等で構成される。
CPUは、記憶部42、ROM、記録媒体等に格納されるプログラムをRAM上のワークメモリ領域に呼び出して実行し、バス48を介して接続された各部を駆動制御し、情報処理装置40の処理を実行する。ROMは、不揮発性メモリであり、コンピュータのブートプログラムやBIOS等のプログラム、データ等を恒久的に保持している。RAMは、揮発性メモリであり、記憶部42、ROM、記録媒体等からロードしたプログラム、データ等を一時的に保持するとともに、制御部41が各種処理を行うために使用するワークエリアを備える。
記憶部42は、ハードディスクドライブ等であり、制御部41が実行するプログラム、プログラム実行に必要なデータ、OS等が格納される。プログラムとしては、例えば、前記したように色測定器35、37、39による測定値から色差を求めるプログラムが格納される。
メディア入出力部43はデータの入出力を行うものであり、例えばDVDドライブ等のメディア入出力装置を有する。
通信制御部44は、通信制御装置、通信ポート等を有し、ネットワークを介して他の装置との通信制御を行う。ネットワークは、有線、無線を問わない。
入力部45は、データの入力を行い、例えば、キーボード、マウス等のポインティングデバイス、テンキー等の入力装置を有する。
表示部46は、CRTモニタ、液晶パネル等のディスプレイ装置である。
周辺機器インタフェース部47は、周辺機器を接続するポートなどである。周辺機器との接続形態は有線、無線を問わない。
バス48は、各部間の制御信号、データ信号等の授受を媒介する経路である。
図1の説明に戻る。情報処理装置40は制御装置80と接続される。制御装置80は、例えばPLC(Programmable Logic Controller)であり、情報処理装置40から送られる信号に基づいてエンボス加工装置13に制御信号を送ってエンボス加工装置13内の各機構を制御する制御手段である。これにより、エンボス加工装置13におけるエンボス加工条件の制御が行われる。
エンボス加工条件は、例えば、樹脂シート4をエンボス版133と圧胴135の間で挟持する際の圧力や、エンボス加工後の樹脂シート4を冷却する際のエンボス版133や冷却ローラー136の温度などである。
(2.シート製造方法)
次に、シート製造システム1によるシート製造方法について、図8を参照しながら説明する。
シート製造システム1では、前記したようにエンボス加工装置13によって樹脂シート4にエンボス加工を施し(S101)、エンボス加工後の壁紙4の搬送中、カッター21によって幅方向の端部を試験体4bとして切り離す(S102)。切り離した試験体4bは、試験ユニット30へと搬送される。
試験ユニット30では、まず色測定器35により煙汚れが付着する直前の試験体4bの色が測定される(S103)。
試験体4bは、次に煙汚れ付着装置31に搬送される。煙汚れ付着装置31では、前記したように試験体4bに煙汚れが付着する(S104)。
煙汚れ付着装置31を出た試験体4bは、色測定器37により、煙汚れ付着後の色が測定される(S105)。
試験体4bは、続いて洗浄装置33に搬送される。洗浄装置33では、前記したように、試験体4bの煙汚れが洗浄により除去される(S106)。
洗浄装置33を出た試験体4bは、色測定器39により、煙汚れ除去後の色が測定される(S107)。これにより試験体4bの煙汚れ試験が行われ、試験後の試験体4bが巻取ロール23で巻き取られて回収される。各色測定器35、37、39は、試験体4bの搬送中、継続して試験体4bの色の測定を行い、その結果が情報処理装置40に送信される。
S102〜S107の煙汚れ試験は、シート製造システム1による壁紙4の製造と並行してインラインで行われる。各色測定器35、37、39の測定値については、情報処理装置40の表示部46に測定値の変動を表示したり、測定値から色差を求めることが可能である。この色差についても、同じく表示部46に色差の変動を表示したり、あるいは壁紙4の製造終了後にデータとして表示、出力することが可能である。
なお、情報処理装置40は、色測定器35、37、39から送られる測定値について色差を算出する際、例えば同一時点での各色測定器35、37、39の測定値の色差を算出することができる。ただしこれに限ることはなく、壁紙4の全長や壁紙4のパターン1つ分などにあたる所定期間の測定値の平均値を算出し、この平均値について色差を算出してもよい。
あるいは、試験体4bの同一部分の測定値について色差を求めることも可能である。例えば、ある時点における色測定器35での測定値と、その時点から色測定器35、39間の搬送に必要な所定時間だけ経過した時点の色測定器39での測定値を比較する。これにより、試験体4bの同一部分について、色測定器35、39での測定値から色差を求めることが可能である。
特に本実施形態では、上記のように各色測定器35、37、39の測定値や測定値から求まる各種の色差等を記録して表示、出力などを行うほか、情報処理装置40の制御部41が、測定結果に基づいて壁紙4の煙汚れへの抵抗性の評価を行う(S108)。
図9は壁紙4の煙汚れへの抵抗性の評価を示す図である。ここでは、図9(a)に示すように、色測定器35、39の測定結果である測定値から前記のように色差81を算出し、所定の閾値82以下として予め定める許容範囲に入っているか否かを判定する。
これにより、煙汚れへの抵抗性として、煙汚れの付着しにくさとその除去しやすさをトータルで評価する。色差81が閾値82以下であり許容範囲にあれば煙汚れに対し十分な抵抗性を有するものとし、閾値82を超えており許容範囲になければ煙汚れへの抵抗性が十分でないとする。
S108において、煙汚れへの抵抗性が十分高いとされる場合(S108;OK)は、壁紙4の製造をそのまま継続する。
煙汚れへの抵抗性が十分でないと判定される場合(S108;NG)は、煙汚れへの抵抗性を高めるべく、情報処理装置40から信号を制御装置80に送り、制御装置80によりエンボス加工条件の変更を行う(S109)。
制御装置80は、例えば、前記したようにエンボス版133や冷却ローラー136の温度を低下させて凹部7が深く形成されるようにして煙汚れの付着しにくさや除去しやすさなど煙汚れへの抵抗性を制御し、これを向上させる。エンボス版133や冷却ローラー136の温度は、内部を流れる冷却水の流量を上昇させたり、冷却水の温度を低下させることで低下し、例えば0.5℃単位で制御可能である。
あるいは、圧胴135をより強くエンボス版133に押し当てて、エンボス版133と圧胴135の間で樹脂シート4を挟持する際の圧力を上昇させ、凹部7が深く形成されるようにしてもよい。これは、エンボス版133や冷却ローラー136の温度の低下と併用することも可能である。
こうして壁紙4の煙汚れへの抵抗性の評価を行いつつ必要に応じて制御装置80によりエンボス加工条件を制御し、壁紙4の製造を継続する。これにより、煙汚れの付着しにくさや除去しやすさなど、煙汚れへの抵抗性の高い壁紙4を継続して製造可能になる。
以上説明したように、本実施形態では、壁紙4の一部を、搬送中にカッター21により切り離し、これを試験体4bとして煙汚れ付着装置31により煙汚れを付着させ、その後の試験体4bの色を測定する。これにより、タバコなど煙汚れの付着しにくさや除去しやすさなど、壁紙4の煙汚れへの抵抗性についてインラインで迅速に試験を行い、試験結果に応じてエンボス加工条件を制御して煙汚れへの抵抗性の高い壁紙4を継続して製造することが可能になる。
また、本実施形態では、色測定器39により、煙汚れの付着、除去後の試験体4bの色を測定する。これにより、煙汚れの付着しにくさと除去しやすさのトータルの評価に基づいてエンボス加工条件を制御することが可能になる。
また、本実施形態では、色測定器35により、煙汚れが付着する直前の試験体4bの色を測定する。これにより、色測定器39などの測定値を色測定器35の測定値と比較し、煙汚れの付着しにくさや除去しやすさの評価を行うことができる。煙汚れが付着する直前の試験体4bの色を比較に用いることで、煙汚れへの抵抗性に関してより正確な評価が可能になる。
また、洗浄装置33では、試験体4bに洗浄液70を塗布した後、洗浄液70を除去することで洗浄液70中の煙汚れを除去するので、家庭における一般的な煙汚れの洗浄過程を再現でき、このような条件下での煙汚れの除去の評価が行える。
また、煙汚れ付着装置31では、原液60を加熱して煙61を発生させ、搬送中の試験体4bを煙61と接触させることにより、簡易な構成で容易に煙汚れを付着させることができる。
ただし、本発明は上記した実施形態に限ることはない。例えば本実施形態では、シート製造システム1を壁紙を製造するものとしたが、これに限ることはなく、カードや各種シート類など、エンボス加工を施すシート状のものであればよい。さらに、ロール状のものに限ることもなく、枚葉状のものであってもよい。この場合もカッターなどで試験体を切り離し、上記と同様の試験を行うことが可能である。
さらに、S108における煙汚れへの抵抗性の評価も、前記したものに限ることはない。例えば色測定器35、37の測定値の色差から、壁紙4への煙汚れの付着しにくさの評価を前記と同様に行うこともできる。あるいは、色測定器37、39の測定値の色差から、煙汚れの除去しやすさの評価もできる。
この他、S108では、図9(b)に示すように、例えばCIE Lab表色系における座標値(L、a、b値)や三刺激値など、色測定器39での測定値83自体を評価し、これが許容範囲84に入っているか否かの判定を行うこともできる。この許容範囲84は、壁紙4の元の色などを考慮して上限値や下限値などの境界値により予め設定しておく。色測定器37の測定値の場合についても同様である。
さらに、測定値の一部のみを評価に用いることも可能である。例えばCIE Lab表色系であればL値のみに着目し、上記の色差の代わりにL値の差を用いたり、測定値自体を評価する場合にL値のみの判定を行うことも可能である。
また、本実施形態ではカッター21により壁紙4の幅方向の端部を切り離したが、試験体4bとして用いる箇所は製品部分4a以外であればよく、例えば幅方向の中央部分をカッター21で切り離し、試験体4bとすることも可能である。
加えて、煙汚れ付着装置31や洗浄装置33の構成も本実施形態で説明したものに限らず、様々な構成を採ることが可能である。必要に応じて、色測定器37あるいは色測定器39を省略することなども可能である。
[第2の実施形態]
次に本発明の第2の実施形態について説明する。第2の実施形態は、第1の実施形態と洗浄装置の構成において異なる例である。
第2の実施形態の洗浄装置33aを図10に示す。この洗浄装置33aは、ノズル331aで洗浄液70を試験体4bに吹き付けて塗布し、付着させる点で第1の実施形態と異なる。その他の点は第1の実施形態と同様であるので説明を省略する。
この第2の実施形態でも、第1の実施形態と同様の効果が得られる。また、家庭において、スプレー噴射式の容器に入った洗剤などを壁紙に吹き付ける様子を好適に再現できる利点もある。一方、第1の実施形態のように液浸ロール331を用いる場合は、洗浄液などを浸した布で壁紙を拭く様子を好適に再現できる。
以上、添付図を参照しながら、本発明の実施形態を説明したが、本発明の技術的範囲は、前述した実施形態に左右されない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
1………シート製造システム
4………樹脂シート(壁紙)
4a………製品部分
4b………試験体
13………エンボス加工装置
21………カッター
30………試験ユニット
31………煙汚れ付着装置
33………洗浄装置
35、37、39………色測定器
40………情報処理装置
80………制御装置

Claims (7)

  1. シートに対しエンボス加工を施すエンボス加工手段と、
    搬送されるエンボス加工後のシートの一部を切り離すシート切断手段と、
    前記シート切断手段により切り離された前記シートの一部である試験体を搬送する搬送手段と、
    前記試験体の搬送経路に設けられ、前記試験体に煙汚れを付着させる煙汚れ付着手段と、
    前記試験体の搬送経路において前記煙汚れ付着手段の後段に設けられ、前記試験体の色を測定する色測定手段と、
    前記色測定手段の測定結果に応じて、前記シートのエンボス加工時のエンボス加工条件を制御する制御手段と、
    を具備することを特徴とするシート製造システム。
  2. 前記試験体の搬送経路において前記煙汚れ付着手段の後段に配置され、煙汚れが付着した前記試験体を洗浄する洗浄手段をさらに具備し、
    前記色測定手段は、前記試験体の搬送経路において、前記洗浄手段の後段に配置されることを特徴とする請求項1に記載のシート製造システム。
  3. 前記洗浄手段は、前記試験体に洗浄液を塗布した後、前記洗浄液を吸収することを特徴とする請求項2に記載のシート製造システム。
  4. 前記エンボス加工条件は、前記シートをエンボス版と圧胴の間で挟持する際の圧力、エンボス加工後の前記シートを冷却する際の温度のいずれかを含むことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のシート製造システム。
  5. 前記試験体の搬送経路において、前記煙汚れ付着手段の前段に、前記試験体の色を測定する色測定手段がさらに設けられることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載のシート製造システム。
  6. 前記煙汚れ付着手段は、原液を加熱して煙を発生させ、搬送中の前記試験体を前記煙と接触させて煙汚れを付着させることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載のシート製造システム。
  7. エンボス加工手段により、シートに対しエンボス加工を施すステップと、
    搬送されるエンボス加工後のシートの一部をシート切断手段によって切り離すステップと、
    前記シート切断手段により切り離された前記シートの一部である試験体を搬送手段で搬送するステップと、
    前記試験体の搬送経路に設けられた煙汚れ付着手段により、前記試験体に煙汚れを付着させるステップと、
    前記試験体の搬送経路において前記煙汚れ付着手段の後段に設けられた色測定手段により、前記試験体の色を測定するステップと、
    制御手段が、前記色測定手段の測定結果に応じて、前記シートのエンボス加工時のエンボス加工条件を制御するステップと、
    を具備することを特徴とするシート製造方法。
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