JP2015020089A - 塗工装置及び塗工ヘッド - Google Patents

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【課題】塗工面の品質を良好に確保できる塗工装置及び塗工ヘッドを提供する。
【解決手段】塗工装置1では、ペーストタンク11、塗工ヘッド12、供給ポンプ13、及びレギュレータ14が直列に接続され、電極ペーストPが循環経路17を常時循環している。塗工ヘッド12では、塗工ヘッド12内の電極ペーストPの経路が吐出口21で終端しないので、エアーの噛み込みの発生を抑制できる。また、塗工ヘッド12内の電極ペーストPの流速を十分に確保でき、塗工ヘッド12内の凝集物の形成を抑制できる。さらに、電極ペーストPが循環経路17を常時循環するため、塗工バルブ及びリターンバルブを用いる場合と異なり、動作のタイミングずれによる塗工ヘッド12内への電極ペーストPの供給量のばらつきが生じることも回避される。したがって、塗工装置1では、金属箔3上の塗工面の品質を良好に確保できる。
【選択図】図1

Description

本発明は、塗工装置及び塗工ヘッドに関する。
従来の塗工装置として、例えば特許文献1に記載の塗工装置がある。この従来の塗工装置は、スラリー状の塗料を基材に向けて間欠塗工する装置として構成されている。塗工ヘッドには、スリット状の吐出口と、吐出口の奥に形成された弁室と、弁室内に回転可能に配置されたカムシャフトとが設けられ、カムシャフトの回転に対応して吐出口からの塗料の供給及び停止の切り替えがなされる。
また、塗料のタンクと塗工ヘッドとを結ぶ供給経路には、互いに反転動作する塗工バルブとリターンバルブとが設けられている。塗工時には塗工バルブが開かれ、塗工ヘッドへの塗料の供給が行われる。一方、非塗工時にはリターンバルブが開かれ、塗料がタンクに戻されるようになっている。
特開2013−22527号公報
上述した従来の塗工装置では、塗工ヘッド内の塗料の経路が吐出口で終端している。このため、塗工ヘッド内でエアーの噛み込みが発生することが考えられる。また、塗工ヘッド内の塗料の流速が不十分となり易く、塗工ヘッド内に凝集物が形成されてしまうおそれがある。さらに、塗工バルブとリターンバルブとの動作のタイミングによっては、塗工ヘッド内への塗料の供給量がばらついてしまうおそれもある。これらの現象は、塗工面の品質を低下させる要因となる。
本発明は、上記課題の解決のためになされたものであり、塗工面の品質を良好に確保できる塗工装置及び塗工ヘッドを提供することを目的とする。
上記課題の解決のため、本発明に係る塗工装置は、基材にスラリー状の塗料を塗工する塗工装置であって、塗料を貯留する塗料タンクと、塗料を基材に吐出する吐出口を有する塗工ヘッドと、塗料を塗料タンクから塗工ヘッドに供給する供給ポンプと、吐出口から吐出される塗料の圧力を調整する圧力調整部と、を備え、塗料タンク、塗工ヘッド、供給ポンプ、及び圧力調整部が直列に接続されることにより塗料の循環経路が形成され、塗料が循環経路を常時循環していることを特徴としている。
この塗工装置では、塗料タンク、塗工ヘッド、供給ポンプ、及び圧力調整部が直列に接続され、塗料が循環経路を常時循環している。この塗工ヘッドでは、塗工ヘッド内の塗料の経路が吐出口で終端しないので、エアーの噛み込みの発生を抑制できる。また、塗工ヘッド内の塗料の流速を十分に確保でき、塗工ヘッド内に凝集物が形成されることを抑制できる。さらに、塗料が循環経路を常時循環するため、塗工バルブ及びリターンバルブを用いる場合と異なり、動作のタイミングずれによる塗工ヘッド内への塗料の供給量のばらつきが生じることも回避される。したがって、この塗工装置では、基材上の塗工面の品質を良好に確保できる。
また、塗工ヘッドは、吐出口に設けられて塗料の吐出及び停止を切り替える開閉バルブと、循環経路よりも大径で吐出口に向かって延在するバッファ部と、を有していることが好ましい。吐出口に開閉バルブを設けることで循環経路に塗料を常時循環させた状態で塗工量を好適に制御できる。また、循環経路よりも大径のバッファ部を吐出口に接続することで、塗工ヘッド内での塗料の流れが阻害されることを回避でき、凝集物の形成を抑制できる。さらに、吐出口を露出させる場合とは異なり、開閉バルブによって吐出口を完全に閉じることができる。このため、塗工ヘッド内の塗料の圧力を高く維持することが可能となり、塗工ヘッドと基材との間の間隔を確保できる。この場合、仮に凝集物が吐出口の近傍に付着したとしても基材に凝集物が付着することを防止でき、塗工面の品質を担保できる。
また、塗工ヘッドは、循環経路からの塗料を流入させる流入部と、循環経路に塗料を流出させる流出部と、を有し、流出部の位置が流入部の位置に対して吐出口側にオフセットしていることが好ましい。流出部を吐出口側にオフセットさせることで、塗工ヘッド内での塗料の滞留を抑制できる。したがって、堆積物の形成をより確実に防止できる。
また、塗工ヘッドは、塗料の流動方向に対して傾斜するテーパ状の内壁部を有していることが好ましい。この場合、塗工ヘッド内での塗料の流れが阻害されることを回避でき、凝集物の形成を抑制できる。
また、本発明に係る塗工ヘッドは、スラリー状の塗料が循環する循環経路に接続される塗工ヘッドであって、塗料を吐出する吐出口と、吐出口に設けられて塗料の吐出及び停止を切り替える開閉バルブと、循環経路よりも大径で吐出口に向かって延在するバッファ部と、を備えたことを特徴としている。
この塗工ヘッドでは、吐出口に開閉バルブを設けることで循環経路に塗料を常時循環させた状態で塗工量を好適に制御できる。また、循環経路よりも大径のバッファ部を吐出口に接続することで、塗工ヘッド内での塗料の流れが阻害されることを回避でき、凝集物の形成を抑制できる。さらに、吐出口をスリットにする場合とは異なり、開閉バルブによって吐出口を完全に閉じることができる。このため、塗工ヘッド内の塗料の圧力を高く維持することが可能となり、塗工ヘッドと基材との間の間隔を十分に確保できる。この場合、仮に凝集物が吐出口の近傍に付着したとしても基材に凝集物が付着することを防止でき、塗工面の品質を担保できる。
また、塗工ヘッドは、循環経路からの塗料を流入させる流入部と、循環経路に塗料を流出させる流出部と、を有し、流出部の位置が流入部の位置に対して吐出口側にオフセットしていることが好ましい。流出部を吐出口側にオフセットさせることで、塗工ヘッド内での塗料の滞留を抑制できる。したがって、堆積物の形成をより確実に防止できる。
また、塗工ヘッドは、塗料の流動方向に対して傾斜するテーパ状の内壁部を有していることが好ましい。この場合、塗工ヘッド内での塗料の流れが阻害されることを回避でき、凝集物の形成を抑制できる。
本発明に係る塗工装置及び塗工ヘッドによれば、塗工面の品質を良好に確保できる。
本発明に係る塗工装置の一実施形態を示す概略図である。 図1に示した塗工装置における塗工ヘッドの構成を示す概略断面図である。
以下、図面を参照しながら、本発明に係る塗工装置及び塗工ヘッドの好適な実施形態について詳細に説明する。
図1は、本発明に係る塗工装置の一実施形態を示す概略図である。同図に示すように、塗工装置1は、例えば蓄電装置などに用いられる電極の製造装置に組み込まれ、ダイコート方式により、例えばバックローラ2によって一方向に搬送される金属箔(基材)3の一面側に電極ペースト(塗料)Pを所定の幅で塗工する装置として構成されている。金属箔3への電極ペーストPの塗工は、連続塗工であってもよく、間欠塗工であってもよい。
塗工装置1は、電極ペーストPを貯留するペーストタンク(塗料タンク)11と、電極ペーストPを吐出する塗工ヘッド12と、電極ペーストPをペーストタンク11から塗工ヘッド12に供給する供給ポンプ13と、塗工ヘッド12から吐出される電極ペーストPの圧力を調整するレギュレータ(圧力調整部)14とを備えて構成されている。
ペーストタンク11と供給ポンプ13とは、配管15によって塗工ヘッド12に接続されている。また、塗工ヘッド12とレギュレータ14とは、配管16によってペーストタンク11に接続されている。配管15と配管16とは、電極ペーストPをペーストタンク11から塗工ヘッド12を通って再びペーストタンク11に循環させる循環経路17を構成している。かかる循環経路17において、ペーストタンク11、供給ポンプ13、塗工ヘッド12、及びレギュレータ14は、この順に直列に接続されている。
ペーストタンク11に貯留される電極ペーストPは、例えば活物質、バインダ、及び溶剤を含むスラリー状のペーストである。電極ペーストPには、例えばアセチレンブラック等の導電助剤が更に含まれていてもよい。活物質は、正極活物質及び負極活物質のいずれであってもよい。正極活物質としては、例えば複合酸化物、金属リチウム、硫黄等が挙げられる。複合酸化物は、例えばマンガン、ニッケル、コバルト及びアルミニウムの少なくとも1つとリチウムとを含んで構成される。
負極活物質としては、例えば黒鉛、高配向性グラファイト、メソカーボンマイクロビーズ、ハードカーボン、ソフトカーボン等のカーボン、リチウム、ナトリウム等のアルカリ金属、金属化合物、SiOx(0.5≦x≦1.5)等の金属酸化物、ホウ素添加炭素等が挙げられる。
また、ペーストタンク11には、温度調整部18が設けられている。温度調整部18は、例えばヒータ等の加熱手段であり、ペーストタンク11内を加熱して電極ペーストPの粘度を調整する。ペーストタンク11内の電極ペーストPは、供給ポンプ13により配管15を通って塗工ヘッド12に供給される。これにより、塗工ヘッド12には、金属箔3に塗工する塗工量以上の電極ペーストPが供給される。なお、温度調整部18は、塗工ヘッド12の手前の位置等、循環経路17の他の位置に設けてもよい。
塗工ヘッド12は、電極ペーストPを金属箔3に塗工する部分である。塗工ヘッド12の先端側には、電極ペーストPを吐出するスリット状の吐出口21が設けられている。塗工ヘッド12は、バックローラ2で送られる金属箔3の一面側と吐出口21とが所定の間隔(例えば数十μm)となるように配置され、ペーストタンク11からの電極ペーストPの供給を受けて金属箔3上に電極ペーストPを吐出する。
レギュレータ14は、塗工ヘッド12による電極ペーストPの圧力を一定に保つための調整弁である。レギュレータ14は、塗工ヘッド12による電極ペーストPの塗工時には、流量を絞るように動作し、塗工ヘッド12による電極ペーストPの非塗工時には、流量を増やすように動作する。非塗工時においてもレギュレータ14が循環経路17を完全に閉鎖しないため、塗工時及び非塗工時にかかわらず、循環経路17には電極ペーストPが常時循環した状態となっている。
なお、レギュレータ14の代わりに圧力調整弁を用い、塗工ヘッド12による電極ペーストPの塗工時には、循環経路17を流動する電極ペーストPの圧力が高くなるように動作し、塗工ヘッド12による電極ペーストPの非塗工時には、循環経路17を流動する電極ペーストPの圧力が低くなるように動作させてもよい。これにより、後述する開閉バルブ22を備えない塗工ヘッドを用いる場合においても、吐出口21からの電極ペーストPの吐出及び停止を行うことができる。このような構成であっても、非塗工時においてもレギュレータ14が循環経路17を完全に閉鎖しないため、塗工時及び非塗工時にかかわらず、循環経路17には電極ペーストPが常時循環した状態となる。
続いて、上述した塗工ヘッド12の構成について更に詳細に説明する。図2は、塗工ヘッド12の構成を示す概略断面図である。同図に示すように、塗工ヘッド12は、吐出口21に設けられた開閉バルブ22と、配管15と連通する流入部23と、吐出口21に向かって延びるバッファ部24と、配管16と連通する流出部25とを有している。
開閉バルブ22は、電極ペーストPの吐出及び停止を切り替える部分である。開閉バルブ22は、例えばアクチュエータによって動作し、塗工時に吐出口21を開状態とし、非塗工時に吐出口21を閉状態とする。塗工時の開閉バルブ22の開放量及び開時間は、塗工方式や、塗工量(厚さ・目付)等に応じて適宜調整される。
流入部23は、電極ペーストPを塗工ヘッド12に流入させる部分である。流入部23は、配管15の内径と略同径に形成され、塗工ヘッド12の一方の側部において吐出口21と反対側に位置している。バッファ部24は、吐出口21に向かう電極ペーストPを整流する部分である。バッファ部24は、配管15の内径及び配管16の内径よりも大径に形成され、流入部23に対して略直交する向きで流入部23と吐出口21との間に延在している。
流出部25は、電極ペーストPを塗工ヘッド12から流出させる部分である。流出部25は、配管16の内径と略同径かつ流入部23と略平行に形成され、塗工ヘッド12の他方の側部において吐出口21側に位置している。すなわち、流出部25の位置は、流入部23の位置に対して吐出口21側にオフセットした状態となっている。
また、塗工ヘッド12は、電極ペーストPの流動方向に対して傾斜するテーパ状の内壁部を有している。より具体的には、流入部23とバッファ部24との間に電極ペーストPの流域を拡大させる内壁部26aが形成され、バッファ部24と吐出口21との間に電極ペーストPの流域を縮小させる内壁部26bが形成されている。また、バッファ部24と流出部25との間に電極ペーストPの流域を縮小させる内壁部26cが形成されている。なお、図2では、内壁部26a,26b,26cはいずれも平坦となっているが、R形状等であってもよい。
このような塗工ヘッド12の構成により、配管15から流入部23に流入した電極ペーストPは、内壁部26aによって拡散しながらバッファ部24に向かって流れる。バッファ部24を流れた電極ペーストPの一部は、内壁部26bによって収縮しながら吐出口21に向かって流れ、開閉バルブ22の開放量に応じて吐出口21から吐出される。また、吐出口21から吐出されなかった電極ペーストPの残部は、内壁部26cによって収縮しながら流出部25に向かって流れ、配管16に流出する。
塗工ヘッド12の内部には、塗工ヘッド12内を流れる電極ペーストPの温度を測定する温度計、及び塗工ヘッド12内を流れる電極ペーストPの圧力を測定する圧力計が配置されていてもよい。圧力計は、塗工ヘッド12内の任意の位置に配置すればよい。一方、温度計は、電極ペーストPの流れが比較的安定した位置で測定を行う観点から、バッファ部24における流入部23側の端部、或いはバッファ部24における吐出口21側の端部に配置することが好ましい。
以上説明したように、塗工装置1では、ペーストタンク11、塗工ヘッド12、供給ポンプ13、及びレギュレータ14が直列に接続され、電極ペーストPが循環経路17を常時循環している。塗工ヘッド12では、塗工ヘッド12内の電極ペーストPの経路が吐出口21で終端しないので、エアーの噛み込みの発生を抑制できる。また、塗工ヘッド12内の電極ペーストPの流速を十分に確保でき、塗工ヘッド12内に凝集物が形成されることを抑制できる。さらに、電極ペーストPが循環経路17を常時循環するため、塗工バルブ及びリターンバルブを用いる場合と異なり、動作のタイミングずれによる塗工ヘッド12内への電極ペーストPの供給量のばらつきが生じることも回避される。したがって、この塗工装置1では、金属箔3上の塗工面の品質を良好に確保できる。
また、塗工ヘッド12は、吐出口21に設けられて電極ペーストPの吐出及び停止を切り替える開閉バルブ22と、循環経路17よりも大径で吐出口21に向かって延在するバッファ部24とを有している。吐出口21に開閉バルブ22を設けることで循環経路17に電極ペーストPを常時循環させた状態で塗工量を好適に制御できる。また、循環経路17よりも大径のバッファ部24を吐出口21に接続することで、塗工ヘッド12内での電極ペーストPの流れが阻害されることを回避でき、凝集物の形成を抑制できる。さらに、吐出口21を露出させる場合とは異なり、開閉バルブ22によって吐出口21を完全に閉じることができる。このため、塗工ヘッド12内の電極ペーストPの圧力を高く維持することが可能となり、塗工ヘッド12と金属箔3との間の間隔を十分に確保できる。この場合、仮に凝集物が吐出口21の近傍に付着したとしても金属箔3に凝集物が付着することを防止でき、塗工面の品質を担保できる。
また、塗工ヘッド12は、循環経路17からの電極ペーストPを流入させる流入部23と、循環経路17に電極ペーストPを流出させる流出部25とを有し、流出部25の位置が流入部23の位置に対して吐出口21側にオフセットしていることが好ましい。流出部25を吐出口21側にオフセットさせることで、より確実に吐出口21が電極ペーストPの経路の終端(行き止まり)に位置しない構造となり、塗工ヘッド12内での電極ペーストPの滞留を抑制できる。したがって、堆積物の形成を一層確実に防止できる。
また、塗工ヘッド12は、電極ペーストPの流動方向に対して傾斜するテーパ状の内壁部26a,26b,26cを有している。このような内壁部26a,26b,26cにより、塗工ヘッド12内での電極ペーストPの流れが阻害されることを回避でき、凝集物の形成を一層好適に抑制できる。
1…塗工装置、3…金属箔(基材)、11…スラリータンク(塗料タンク)、12…塗工ヘッド、13…供給ポンプ、14…レギュレータ(圧力調整部)、17…循環経路、21…吐出口、22…開閉バルブ、23…流入部、24…バッファ部、25…流出部、26a〜26c…内壁部、P…電極ペースト(塗料)。

Claims (7)

  1. 基材にスラリー状の塗料を塗工する塗工装置であって、
    前記塗料を貯留する塗料タンクと、前記塗料を前記基材に吐出する吐出口を有する塗工ヘッドと、前記塗料を前記塗料タンクから前記塗工ヘッドに供給する供給ポンプと、前記吐出口から吐出される前記塗料の圧力を調整する圧力調整部と、を備え、
    前記塗料タンク、前記塗工ヘッド、前記供給ポンプ、及び前記圧力調整部が直列に接続されることにより前記塗料の循環経路が形成され、前記塗料が前記循環経路を常時循環していることを特徴とする塗工装置。
  2. 前記塗工ヘッドは、前記吐出口に設けられて前記塗料の吐出及び停止を切り替える開閉バルブと、前記循環経路よりも大径で前記吐出口に向かって延在するバッファ部と、を有していることを特徴とする請求項1記載の塗工装置。
  3. 前記塗工ヘッドは、前記循環経路からの前記塗料を流入させる流入部と、前記循環経路に前記塗料を流出させる流出部と、を有し、
    前記流出部の位置が前記流入部の位置に対して前記吐出口側にオフセットしていることを特徴とする請求項1又は2記載の塗工装置。
  4. 前記塗工ヘッドは、前記塗料の流動方向に対して傾斜するテーパ状の内壁部を有していることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項記載の塗工装置。
  5. スラリー状の塗料が循環する循環経路に接続される塗工ヘッドであって、
    前記塗料を吐出する吐出口と、
    前記吐出口に設けられて前記塗料の吐出及び停止を切り替える開閉バルブと、
    前記循環経路よりも大径で前記吐出口に向かって延在するバッファ部と、を備えたことを特徴とする塗工ヘッド。
  6. 前記循環経路からの前記塗料を流入させる流入部と、前記循環経路に前記塗料を流出させる流出部と、を有し、
    前記流出部の位置が前記流入部の位置に対して前記吐出口側にオフセットしていることを特徴とする請求項5記載の塗工ヘッド。
  7. 前記塗料の流動方向に対して傾斜するテーパ状の内壁部を有していることを特徴とする請求項5又は6記載の塗工ヘッド。
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