JP2015019513A - 電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】ユーザが所望するだけ継続して電子機器を動作させるために二次電池を充電するのに要する時間をユーザが知ることが可能な電子機器を提供することである。【解決手段】二次電池210を備えた電子機器100が提供される。電子機器100は、電子機器100の使用予定時間を受け付けるための受付部240と、二次電池210に蓄えられている電荷の残量を検出するための第1の検出部220と、二次電池210に流れる電流の電流値を検出するための第2の検出部230と、電子機器100を使用予定時間の間継続して動作させるのに必要な電荷を蓄えるまでに要する充電時間を残量および電流値に基づいて算出するための算出部250と、充電時間を報知するための報知部260とを備える。【選択図】図2

Description

この発明は、二次電池を備えた電子機器に関する。
近年、二次電池を備えたスマートフォン等の電子機器が普及している。当該電子機器の普及に伴い、二次電池を充電するのにかかる時間を予測するための技術が開発されている。
たとえば、特開2013−31239号公報(特許公報1)は、「充電完了までの時間を簡単に知ることができる充電完了時間推定方法」を開示している([要約]参照)。当該充電完了時間推定方法は、充電開始後の一定時間内の充電率(SOC:State Of Charge)の上昇率を算出し、当該上昇率に基づいて充電が開始されてから完了するまでにかかる時間を推定する。
特開2013−31239号公報
ところで、特許公報1が開示している充電完了時間推定方法は、充電を開始してから、電池を満タン(充電率=100%)に充電するまでにかかる時間を推定する。しかしながら、ユーザは、電池を満タンに充電するための時間を十分に確保できない場合がある。この場合、ユーザが所望する情報は、電池を満タンに充電するのに要する時間ではなく、ユーザが電子機器を使用する予定の時間(以下「使用予定時間」とも称す。)の分の充電にかかる時間である。
この開示は上述のような問題点を解決するためになされたものであって、その目的は、ユーザが所望するだけ継続して電子機器を動作させるために二次電池を充電するのに要する時間をユーザが知ることが可能な電子機器を提供することである。
一実施の形態に従うと、二次電池を備えた電子機器が提供される。当該電子機器は、電子機器の使用予定時間を受け付けるための受付手段と、二次電池に蓄えられている電荷の残量を検出するための第1の検出手段と、二次電池に流れる電流の電流値を検出するための第2の検出手段と、電子機器を使用予定時間の間継続して動作させるのに必要な電荷を蓄えるまでに要する充電時間を残量および電流値に基づいて算出するための算出手段と、充電時間を報知するための報知手段とを備える。
ある局面において、ユーザが所望するだけ継続して電子機器を動作させるために二次電池を充電するのに要する時間をユーザが知ることが可能な電子機器を提供することができる。
この発明の上記および他の目的、特徴、局面および利点は、添付の図面と関連して理解されるこの発明に関する次の詳細な説明から明らかとなるであろう。
第1の実施の形態に従う携帯電話機の概要を示す図である。 第1の実施の形態に従う携帯電話機の主要な構成を示すブロック図である。 第1の実施の形態に従う携帯電話機のハードウェア構成を示すブロック図である。 充電時間リストのデータ構造を示す図である。 スマートフォン100に含まれる回路の概要を説明するための図である。 充電量に基づく携帯電話機の状態の変化を示す図である。 第1の実施の形態に従う携帯電話機が実行する処理の一部を表わすフローチャートである。 第2の実施の形態に従う携帯電話機の概要を示す図である。
以下、図面を参照しつつ、本実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品および構成要素には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、これらについての詳細な説明は繰り返さない。
なお、以下では、電子機器の一例として携帯電話機として機能するスマートフォン100の詳細について説明するが、電子機器は、スマートフォンに限定されるものではない。たとえば、電子機器は、タブレット端末、カメラ、その他二次電池を備えた携帯機器等も含み得る。
[第1の実施の形態]
<A.概要>
図1は、第1の実施の形態に従うスマートフォン100の概要を示す図である。図1を参照して、スマートフォン100の概要について説明する。
図1(A)を参照して、スマートフォン100は、モニタ120と、スピーカ140と、二次電池210(図示せず)とを備える。
スマートフォン100は、当該スマートフォン100を使用予定時間の間継続して動作させるために二次電池を充電するのにかかる時間(以下「目安充電時間」とも称す)を報知する。
より具体的には、スマートフォン100は、モニタ120にダイアログ121を表示する。ダイアログ121は、入力領域123を有する。ユーザは、入力領域123にスマートフォン100の使用予定時間を入力する。
図1(B)を参照して、ユーザが入力領域123に使用予定時間を入力すると、スマートフォン100は、モニタ120にダイアログ125を表示する。ダイアログ125には、目安充電時間が表示される。目安充電時間は、スピーカ140から音声として出力されてもよい。
たとえば、図示されるように、ユーザが使用予定時間として「3時間」を入力した場合、目安充電時間が2時間として表示される。つまり、ユーザがスマートフォン100を3時間継続して使用するためには、2時間の充電が必要でことが示される。なお、充電を行なわずとも、使用予定時間の間継続してスマートフォン100を動作できる場合には、スマートフォン100は、充電が必要ないことをユーザに報知する。
このように、本実施の形態に従うスマートフォン100は、使用予定時間の間継続して動作させるために二次電池210を充電するのにかかる時間(目安充電時間)を報知する。ユーザは、電池を充電するための時間を十分に確保できない場合に、目安充電時間を参考にして余分に充電に時間をかけずに済む。
また、スマートフォン100を使用する時間は、ユーザまたは、ユーザの行動等によって異なる。ユーザは、当該ユーザまたは当該ユーザの行動に合わせた目安充電時間を把握することが可能になり、目安充電時間に基づいて自身の計画を立てやすくなる。
<B.充電>
以下、充電について説明する。図5は、スマートフォン100に含まれる回路の概要を説明するための図である。図5を参照して、スマートフォン100は、後述するCPU301(Central Processing Unit)等が載置される基板側の端子601,602と、充電用の端子701,702と、配線901,902,903,911,912と、センサ1001と、センサ1002と、ノード801,802,803,804とを有する。
ノード801は、配線901と配線911との接続点である。ノード802は、配線902と配線912との接続点である。ノード803は、センサ1002と配線901との接続点である。ノード804は、センサ1002と配線902との接続点である。ノード801は、ノード803よりも端子601側に位置する。ノード802は、ノード804よりも端子602側に位置する。
二次電池210は、+端子2101と、−端子2102と、MOSFETスイッチ2103とを有する。MOSFETスイッチ2103は、充電電流をオンおよびオフする。
センサ1001と−端子2102とは配線903により接続されている。詳しくは、センサ1001は、ノード804と−端子2102との間に設置されている。それゆえ、センサ1001は、配線903に流れる電流を検出することができる。
センサ1002は、+端子2101と−端子2102との間の電圧(端子間電圧)を検出する。
スマートフォン100内の各種デバイスは、二次電池210から供給される電流により動作する。なお、電流とは、単位時間当たりに流れる電荷量(単位:クーロン(C))をいう。つまり、1Aの電流によって1秒間に流れる電荷が1C(=1As)である。
図5の回路においては、電流は、+端子2101と−端子2102との間を流れる。詳しくは、放電時には、電流は、二次電池210の内部を、−端子2102から+端子2101の向き(図の破線の矢印の向き)に流れる。すなわち、放電時には、電流は、+端子2101から出力され、スマートフォン100A内の各種のデバイス(図3参照)に流れる。一方、充電時には、電流は、二次電池210の内部を+端子2101から−端子2102の向き(図の実線の矢印の向き)に流れる。これにより、二次電池210は充電される。つまり、二次電池210に電荷が蓄えられる。
<C.主要構成>
図2は、第1の実施の形態に従うスマートフォン100の主要な構成を示すブロック図である。図2を参照して、スマートフォン100の主要な構成の一例について説明する。
スマートフォン100は、二次電池210と、第1の検出部220と、第2の検出部230と、受付部240と、算出部250と、報知部260とを備える。
二次電池210は、典型的には、リチウムイオン電池やニッケル水素電池などで構成される。二次電池210からスマートフォン100の各ハードウェアに電流が供給されることで、スマートフォン100は、当該スマートフォン100が有する各種機能を動作させる。
第1の検出部220は、二次電池210に蓄えられている電荷の残量(以下、「電池残量」とも称します。)を検出する。たとえば、二次電池210の出力電圧または出力電流は、電池残量に応じて減少するので、第1の検出部220は、当該出力電圧または当該出力電流に基づいて電池残量を検出する。第1の検出部220は、検出した電池残量を算出部250に出力する。
第2の検出部230は、二次電池210に流れる電流の電流値を検出する。より具体的には、第2の検出部230は、二次電池210の端子間に流れる電流値を検出する。典型的には、第2の検出部230は、センサ1001によって、+端子2101から二次電池210の内部を通って−端子2102に流れ、−端子2102から出力される電流値を検出する。
当該電流値は、予め定められた時間で流れる電流量の平均値であってもよい。たとえば、当該予め定められた時間は、2秒、1分、1時間、または任意の時間である。典型的には、第2の検出部230は、二次電池210の充電が開始されたことに基づいて電流値を検出する。第2の検出部230は、検出した電流値を算出部250に出力する。
受付部240は、スマートフォン100の使用予定時間を受け付ける。典型的には、ユーザが、モニタ120に表示された入力領域123に使用予定時間を入力する。ある局面において、使用予定時間は、ユーザの音声により入力できるように構成されてもよい。受付部240は、入力された使用予定時間を算出部250に出力する。他の局面において、スマートフォン100は、入力された使用予定時間を記憶し、以降は記憶した使用予定時間を用いるように構成されてもよい。これにより、使用予定時間を都度入力する手間を省くことが可能になる。
算出部250は、使用予定時間の間継続して動作させるのに必要な電荷を蓄えるまでに要する充電時間を第1の検出部220が検出した電池残量および第2の検出部230が検出した電流値に基づいて算出する。
典型的には、算出部250は、スマートフォン100を使用予定時間の間継続して動作させるのに必要な電荷量(以下、「目安電荷量」とも称す。)を後述する充電時間リスト320を参照して取得する。算出部250は、目安電荷量と、第1の検出部220が検出した電池残量との差分を求める。また、算出部250は、当該差分と、第2の検出部230が検出した電流値とに基づいて充電時間を算出する。たとえば、算出部250は、当該差分を当該電流値で割ることで充電時間を算出する。算出部250は、算出した充電時間を報知部260に出力する。
報知部260は、算出部250により出力された充電時間を報知する。たとえば、報知部260は、モニタ120と、スピーカ140とを含む。モニタ120は、充電時間を表示する。スピーカ140は、充電時間を音声により報知する。
点灯制御部270は、LED130の点灯の態様を制御する。典型的には、点灯制御部270は、二次電池210の電池残量が、目安電荷量を越えるまではLED130を第1の態様で点灯させる。また、点灯制御部270は、二次電池210の電池残量が、目安電荷量を越えるとLED130を第1の態様とは異なる第2の態様で点灯させる。さらに、点灯制御部270は、充電量が満タンの場合には、LED130を消灯させる。
<D.ハードウェア構成>
図3は、第1の実施の形態に従うスマートフォン100のハードウェア構成を示すブロック図である。図3を参照して、スマートフォン100のハードウェア構成の一例について説明する。
スマートフォン100は、モニタ120と、LED130と、スピーカ140と、二次電池210と、CPU301と、ROM(Read Only Memory)302と、RAM(Random Access Memory)303と、充電端子305と、メモリカードインターフェイス(I/F)306と、ネットワークインターフェイス(I/F)307と、補助記憶装置310とを備える。補助記憶装置310は、充電時間リスト320を格納する。充電時間リスト320は、使用予定時間321と、充電量322との関係を規定する。充電時間リスト320の詳細については後述する。
CPU301は、ROM302や補助記憶装置310などに格納された、オペレーティングシステム(OS:Operating System)やスマートフォン100の制御プログラムなどの各種プログラムを実行することで、スマートフォン100の全体を制御する。
ROM302は、スマートフォン100において起動時に実行される初期プログラム(ブートプログラム)などを格納する。
RAM303は、CPU301でプログラムを実行するためのワーキングメモリとして機能し、プログラムの実行に必要な各種データを一次的に格納する。
スピーカ140は、目安充電時間を音声により出力することによりユーザに報知する。
モニタ120は、目安充電時間を表示する。モニタ120は、タッチセンサ(図示しない)と組み合わされてタッチパネルとして構成されてもよい。この場合、ユーザは、タッチパネルを操作して、ダイアログ121の入力領域123に使用予定時間を入力する。
充電端子305は、スマートフォン100を充電するための充電機と、その他の電荷の供給源との接続を可能にする。たとえば、充電機は、一次電池または二次電池を取り付け可能に構成される。これらの電荷の供給源が充電端子305に接続されると、スマートフォン100は、充電端子305から供給される電荷を二次電池210に蓄える。
LED130は、充電が開始されると発光する。たとえば、二次電池210は、CPU301からの信号に基づいて予め定められた発光動作を行う。LED130は、一定の光量で発光してもよい。典型的には、LED130は、二次電池210が満タンに充電されると消灯する。
メモリカードI/F306は、SD(Secure Digital)カードやCF(Compact Flash(登録商標))カードなどのメモリカード(不揮発性記憶媒体)330との間で、データの読み書きを行なう。
ネットワークI/F307は、各種の通信媒体を介して、他の通信機器とデータの送受信を行なう。たとえば、他の通信機器は、携帯電話機、パソコン、サーバ装置、その他通信機能を有する電子機器である。スマートフォン100は、ネットワークI/F307を介して、当該他の通信機器に目安充電時間を送信するように構成されてもよい。
<E.充電時間リスト>
図4は、充電時間リスト320のデータ構造を示す図である。図4を参照して、充電時間リスト320のデータ構造について説明する。
充電時間リスト320は、時間を表す情報(使用予定時間321)と、当該時間で蓄えられる電荷量(充電量322)との関係を規定したデータである。典型的には、充電時間リスト320は、予め補助記憶装置310に格納される。また、充電時間リスト320は、ユーザが編集できるように構成されてもよい。
図4を参照して、充電時間リスト320には、使用予定時間321と、使用予定時間321に対応する充電量322との関係が規定される。たとえば、ユーザの使用予定時間が1時間であれば、必要な電池の順電量(電荷量)は200mAHである。ユーザの使用予定時間が2時間であれば、必要な電池の順電量(電荷量)は500mAHである。ユーザの使用予定時間が3時間であれば、必要な電池の順電量(電荷量)は1000mAHである。なお、図示される使用予定時間321の時間間隔は、1時間であるが1時間に限定されない。たとえば、当該時間間隔は、1秒、1分、またはその他の任意の時間であってもよい。また、当該時間間隔は一定である必要はなく、任意の時間間隔であってもよい。
以下、ユーザに入力された使用予定時間が1時間、第1の検出部220により検出された電池残量が150mAH、かつ、第2の検出部230により検出された電流値が100mAである場合を例に挙げて説明する。この場合、算出部250は、充電時間リスト320を参照して、使用予定時間1時間に対応する充電量200mAHを取得する。また、算出部250は、取得した充電量200mAHから電池残量150mAHとの差分50mAH(=200mAH−150mAH)を算出する。さらに、算出部250は、50mAHを充電するまでにかかる時間を電流値に基づいて算出する。たとえば、算出部250は、当該差分50mAHを電流値100mAで割ることで充電時間を算出する。この場合、目安充電時間は、約0.5H(=50mAH/100mA)である。つまり、スマートフォン100を1時間継続して使用するために、0.5時間(=30分)の充電が必要であることが示される。
<F.状態>
図6は、充電量に基づくスマートフォン100の状態の変化を示す図である。図6を参照して、充電量に基づくスマートフォン100の状態の変化について説明する。
スマートフォン100は、3つの状態を有する。第1の状態は、二次電池210の電池残量が目安電荷量より少ない状態をいう。第2の状態は、二次電池210の電池残量が目安電荷量よりは多いが、電荷が二次電池210に満タンに蓄えられていない状態をいう。第3の状態は、電荷が二次電池210に満タンに蓄えられている状態をいう。典型的には、二次電池210の電池残量は、第1の検出部220により検出される。
図6(A)において、第1の状態におけるスマートフォン100が示される。図6(B)において、第2の状態におけるスマートフォン100が示される。図6(C)において、第3の状態におけるスマートフォン100が示される。
図6(A)を参照して、第1の状態においては、スマートフォン100は、LED130を第1の態様で光らせる。たとえば、スマートフォン100は、LED130を一定の光量で発光させる。また、スマートフォン100は、モニタ120にオブジェクト127を表示する。オブジェクト127は、第1の状態を示す表示(図6(A)においては「充電状態1」と示される)を含む。スマートフォン100の状態は、電池残量が目安電荷量に達すると、第1の状態から第2の状態に遷移する。
図6(B)を参照して、スマートフォン100は、第1の態様から第2の態様に状態が遷移したときに、LED130を第1の態様とは異なる第2の態様で光らせる。たとえば、スマートフォン100は、第1の態様から第2の態様に状態が遷移したときに、LED130の色、光量、および点灯間隔のうちの少なくとも1つを変更する。また、スマートフォン100は、第1の状態から第2の状態に遷移したことをスピーカ140から音声で出力するように構成されてもよい。
スマートフォン100は、第2の状態において、モニタ120にオブジェクト129を表示する。オブジェクト129は、第2の状態を示す表示(図6(B)においては「充電状態2」と示される)を含む。
また、ユーザが使用予定時間をスマートフォン100に入力したときに、電池残量が目安充電量を越えている場合には、スマートフォン100は、当該スマートフォン100が充電前から第2の状態であることをユーザに報知する。たとえば、スマートフォン100は、第2の状態を示すオブジェクト129をモニタ120に表示する。また、スマートフォン100は、LED130を点滅させる、予め定められた色で点灯させるように構成されてもよい。これにより、ユーザは、スマートフォン100の充電状態を一見して把握できる。
図6(C)を参照して、電荷が二次電池210に満タンに蓄えられると、スマートフォン100は、LED130の態様を第1,2の態様とは異なる第3の態様に移す。たとえば、スマートフォン100は、第2の態様から第3の態様に状態が遷移したときに、LED130を消灯する。スマートフォン100は、第2の態様から第3の態様に状態が遷移したときに、LED130の色、光量、および点灯間隔のうちの少なくとも1つを変更するように構成されてもよい。さらに、スマートフォン100は、第2の状態から第3の状態に遷移したことをスピーカ140から音声で出力するように構成されてもよい。
スマートフォン100は、第3の状態において、モニタ120にオブジェクト131を表示する。オブジェクト131は、第3の状態を示す表示(図6(C)においては「充電状態3」と示される)を含む。
<G.制御構造>
図7は、第1の実施の形態に従うスマートフォン100が実行する処理の一部を表わすフローチャートである。図7の処理は、CPU301がプログラムを実行することにより実現される。他の局面において、処理の一部又は全部が、回路素子その他のハードウェアによって実行されてもよい。
図7を参照して、ステップS401において、CPU301は、充電が開始されると、LED130を点灯させる。たとえば、CPU301は、二次電池210の−端子から+端子に電流が流れることを検出することで、充電が開始されたと判断する。
ステップS403は、CPU301は、第1の検出部220として、二次電池210の電池残量を検出する。たとえば、CPU301は、二次電池210の出力電圧または出力電流等から電荷の残量を検出する。
ステップS410において、CPU301は、ユーザがアプリケーション等を利用しているか否かを判断する。たとえば、CPU301は、ゲームや、動画等を利用中であるか否かを判断する。CPU301は、ユーザがアプリケーション等を利用していると判断した場合には(ステップS410においてYES)、制御をステップS411に切り替える。CPU301は、ユーザがアプリケーション等を利用していないと判断した場合には(ステップS410においてNO)、制御をステップS410に切り替える。なお、ステップS410は、必ずしも実行される必要はない。この場合、CPU301は、ステップS403を実行した後に、ステップS411を実行する。
ステップS411において、CPU301は、使用予定時間を受付ける。典型的には、ユーザがモニタ120に使用予定時間を入力し、CPU301は、入力された使用予定時間を受付ける。ある局面において、ユーザがゲーム等のアプリケーションを使用している場合には、ゲーム等の終了時点で使用予定時間を受付けてもよい。この場合、充電は、ユーザがゲーム等を利用している間も実行される。
ステップS415において、CPU301は、第2の検出部230として、二次電池210の電流値を取得する。典型的には、第2の検出部230は、二次電池210の端子間を流れる電流値を検出する。
ステップS417において、CPU301は、算出部250として、充電時間リスト320を参照して使用予定時間に対応する充電量を取得する。
ステップS419において、CPU301は、算出部250として、取得した充電量と、検出した電池残量との差分を求める。また、CPU301は、算出部250として、当該差分と、検出した電流値に基づいて目安充電時間を算出する。
ステップS421において、CPU301は、目安充電時間を報知する。たとえば、CPU301は、モニタ120に目安充電時間を表示させる。また、CPU301は、目安充電時間をスピーカ140により音声で報知してもよい。
ステップS423において、CPU301は、電池残量が目安電荷量に達したか否かを判断する。たとえば、CPU301は、二次電池210の電池残量を検出し、目安電荷量を比較することで、電池残量が目安電荷量に達したか否かを判断する。あるいは、CPU301は、充電を開始してから目安充電時間が経過したことにより、電池残量が目安電荷量に達したか否かを判断する。CPU301は、電池残量が目安電荷量に達したと判断した場合には(ステップS423においてYES)、制御をステップS425に切り替える。CPU301は、電池残量が目安電荷量に達していないと判断した場合には(ステップS423においてNO)、制御をステップS423に切り替える。
ステップS425において、CPU301は、LED130の点灯態様を変更させる。また、CPU301は、電池残量が目安電荷量に達したことをスピーカ140から音声により報知させるように構成されてもよい。
ステップS427において、CPU301は、二次電池210の充電量が満タンになったか否かを判断する。CPU301は、二次電池210の充電量が満タンになったと判断すると(ステップS427においてYES)、制御をステップS429に切り替える。CPU301は、二次電池210の充電量が満タンではなないと判断すると(ステップS427においてNO)、制御をステップS427に切り替える。
ステップS429において、CPU301は、LED130を消灯させる。また、CPU301は、音声により、充電量が満タンになったことを報知するように構成さてもよい。
<H.変形例>
以下、スマートフォン100の変形例について説明する。なお、以下では、スマートフォン100と異なる部分についてのみ説明する。したがって、第1の実施の形態に従うスマートフォン100と同様の部分については説明を繰り返さない。なお、第1〜第6の変形例は、選択的に組み合わされてもよい。
(第1の変形例)
第1の変形例に従う携帯電話機は、充電時間リスト320を補助記憶装置310に格納する代わりに、予め定められた式を補助記憶装置310に格納する。算出部250は、当該予め定められた式に基づいて目安電荷量を取得する。これにより、充電時間リスト320が無くても目安電荷量を取得することができる。たとえば、当該予め定められた式は、充電される電荷量が時間に比例するという前提で比例式として定められてもよい。この場合、算出部250は、使用予定時間に係数を掛けることにより目安電荷量を算出する。
(第2の変形例)
第2の変形例に従う携帯電話機は、ユーザが、モニタ120に表示されたダイアログ121,125に使用予定時間を入力する代わりに、モニタ120に表示されたプルダウンメニューから選択するように構成される。ユーザは、当該プルダウンメニューに表示される複数の時間の内から使用予定時間を選択する。受付部240は、ユーザにより選択された使用予定時間を受付ける。
(第3の変形例)
第3の変形例に従う携帯電話機においては、第1の実施の形態に従うスマートフォン100の機能である、第1の検出部220、第2の検出部230、および算出部250のうちの少なくとも1つがいわゆるクラウドサービスによって提供される。この場合、少なくとも1つのサーバ装置がこれらの機能を実行する。たとえば、スマートフォン100は、ユーザに入力された使用予定時間をサーバ装置(クラウド側)に送信する。サーバ装置(クラウド側)は、送信された使用予定時間に基づいてスマートフォン100の処理を行なう。さらに、サーバ装置(クラウド側)がすべての処理を行なう必要はなく、本変形例に従う携帯電話機とサーバ装置とが協働して、第1の実施の形態に従う処理を実現するように構成されてもよい。
(第4の変形例)
第1の実施の形態においては、スマートフォン100は、使用予定時間の入力を受付けるように構成されるが、第4の変形例に係るスマートフォン100は、使用予定時間の代わりに使用予定終了時刻の入力を受付けるように構成される。
(第5の変形例)
第1の実施の形態においては、スマートフォン100は、充電時間を報知するように構成されるが、第5の変形例に係るスマートフォン100は、当該充電時間を報知する代わりに二次電池210の電池残量が目安電荷量に達する時刻を報知する。
また、充電時間リスト320は、スマートフォン100と通信可能なサーバ装置に格納されてもよい。この場合、充電時間リスト320は、スマートフォン100に格納される必要はない。
<I.利点>
以上のようにして、本実施の形態のスマートフォン100は、使用予定時間の間継続して動作させるのに必要な電荷を蓄えるまでに要する充電時間(目安充電時間)を報知する。これにより、ユーザは、自身の行動に合わせた充電時間を把握できる。
また、充電量に基づいてLED130の点灯の態様、および、モニタ120に表示内容のうちの少なくとも1つが変化するので、ユーザは、一見して充電状態を把握できる。
[第2の実施の形態]
以下、第2の実施の形態について説明する。本実施の形態に従うスマートフォン100Aは、使用予定時間の代わりに充電率を受付けるように構成される点が第1の実施の形態に従うスマートフォン100とは異なる。本実施の形態に従うスマートフォン100Aのハードウェア構成は、第1の実施の形態に従うスマートフォン100のハードウェア構成と同様である。したがって、ハードウェア構成の説明は繰り返さない。
<J.概要>
図8は、第2の実施の形態に従うスマートフォン100Aの概要を示す図である。図8を参照して、スマートフォン100Aの概要について説明する。
図8(A)を参照して、スマートフォン100Aは、モニタ120にダイアログ501を表示する。ダイアログ501は、入力領域503を有する。ユーザは、入力領域503に二次電池210の容量に対する二次電池210に蓄える電荷量の割合(以下、「充電率」とも称す。)を受付ける。ユーザが入力領域503に充電率を入力すると、スマートフォン100は、モニタ120にダイアログ505を表示する。
図8(B)を参照して、スマートフォン100Aは、モニタ120にダイアログ505を表示する。ダイアログ505には、入力された充電率に達するまで電荷を蓄えるのに要する充電時間(目安充電時間)が表示される。目安充電時間は、スピーカ140から音声として出力されてもよい。
より具体的には、図示されるように、ユーザが充電率として「70%」を入力した場合、目安充電時間が2時間として表示される。つまり、二次電池210を70%充電するためには、2時間の充電が必要でことが示される。
このように、本実施の形態に従うスマートフォン100Aは、目安充電時間を報知する。ユーザは、電池を充電するための時間を十分に確保できない場合等には、目安充電時間によって充電時間を短縮することができる。
また、スマートフォン100を使用する時間は、ユーザまたは、ユーザの行動等によって異なる。目安充電時間によって、ユーザまたはユーザの行動に合わせた充電時間を把握することが可能になる。さらに、ユーザは、目安充電時間の把握が可能になると、目安充電時間に基づいて自身の計画を立てやすくなる。
<K.算出方法>
以下、本実施の形態に従うスマートフォン100Aの目安充電時間の算出方法について説明する。
スマートフォン100Aは、ユーザが入力した充電率から、当該充電率に相当する電荷量を算出する。たとえば、スマートフォン100Aは、二次電池210の容量に充電率を掛けることにより当該電荷量を算出する。算出部250は、算出した電荷量と、第1の検出部220により検出された電池残量との差分を求める。算出部250は、当該差分を第2の検出部230により検出された電流値で割ることで充電時間を算出する。
<L.利点>
このように、本実施の形態に従うスマートフォン100Aは、第1の実施の形態に従うスマートフォン100とは異なり、充電時間リスト320を必要としない。これにより、容易にスマートフォン100Aの機能を実現することが可能になる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
100,100A スマートフォン、120 モニタ、121,125,501,505 ダイアログ、127,129,131 オブジェクト、123,503 入力領域、140 スピーカ、210 二次電池、220 第1の検出部、230 第2の検出部、240 受付部、250 算出部、260 報知部、270 点灯制御部、301 CPU、302 ROM、303 RAM、305 充電端子、306 メモリカードI/F、307 ネットワークI/F、310 補助記憶装置、320 充電時間リスト、321 使用予定時間、322 充電量、330 メモリカード、601,602,701,702 端子、801,802,803,804 ノード、901,902,903,911,912 配線、1001 電流計、1002 電圧計、2101 +端子、2102 −端子。

Claims (5)

  1. 二次電池を備えた電子機器であって、
    前記電子機器の使用予定時間を受け付けるための受付手段と、
    前記二次電池に蓄えられている電荷の残量を検出するための第1の検出手段と、
    前記二次電池に流れる電流の電流値を検出するための第2の検出手段と、
    前記電子機器を前記使用予定時間の間継続して動作させるのに必要な電荷を蓄えるまでに要する充電時間を前記残量および前記電流値に基づいて算出するための算出手段と、
    前記充電時間を報知するための報知手段とを備える、電子機器。
  2. 時間を表す情報と、前記時間で蓄えられる電荷の量との関係を規定したデータとを格納するための記憶手段を備え、
    前記算出手段は、
    前記電子機器を前記使用予定時間の間継続して動作させるのに必要な電荷の量を前記データから取得し、
    前記取得した電荷の量と前記残量との差、および前記電流値に基づいて前記充電時間を算出する、請求項1に記載の電子機器。
  3. 前記報知手段は、モニタを含み、
    前記モニタは、前記充電時間を表示する、請求項1または2に記載の電子機器。
  4. 光源と、
    前記光源の点灯の態様を制御するための点灯制御手段とをさらに備え、
    前記点灯制御手段は、
    前記二次電池に蓄えられている電荷の残量が、前記使用予定時間の間継続して動作させるのに必要な電荷の量を越えるまでは、前記光源を第1の態様で点灯させ、
    前記二次電池に蓄えられている電荷の残量が、前記使用予定時間の間継続して動作させるのに必要な電荷の量を越えると、前記光源を第2の態様で点灯させる、請求項1〜3のいずれか1項に記載の記載の電子機器。
  5. 二次電池を備えた電子機器であって、
    前記二次電池の容量に対して前記二次電池に蓄える電荷の量の割合を受付けるための受付手段と、
    前記二次電池に蓄えられている電荷の残量を検出するための第1の検出手段と、
    前記二次電池に流れる電流の電流値を検出するための第2の検出手段と、
    前記割合に達するまで電荷を蓄えるのに要する充電時間を前記残量および前記電流値に基づいて算出するための算出手段と、
    前記充電時間を報知するための報知手段とを備える、電子機器。
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