JP2016181958A - 充電制御装置および充電制御方法 - Google Patents

充電制御装置および充電制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】予め定められた時間帯ごとに必要充電量を算出して上限充電量を設定するため、より柔軟かつ適確な満充電設定を実現することができる電制御装置を提供する。【解決手段】二次電池によって動作する機器の充電制御装置であって、二次電池の電池残量を検出する残量検出部と、二次電池を充電する充電部と、予め定められた作業スケジュール及び設定充電量を保持する記憶部と、作業スケジュールに基づき、二次電池の必要充電量を予め定められた時間帯ごとに算出する必要充電量算出部と、二次電池の最大充電量、設定充電量及び必要充電量に基づき、二次電池の上限充電量を時間帯ごとに設定する上限充電量設定部と、残量検出部、充電部、記憶部、必要充電量算出部及び上限充電量設定部を制御する制御部とを備える。制御部は、電池残量が上限充電量未満のとき、上限充電量まで充電部に電力を充電させる。【選択図】図4

Description

この発明は、充電制御装置および充電制御方法に関する。
ノート型PCやタブレット端末、スマートフォン等の電子機器において、100%の満充電状態で二次電池の充放電を繰り返すと、二次電池の負担が大きくなって機能が低下し、駆動時間が短くなることが知られている。そこで、二次電池の負担を減らして寿命を長く保つべく、二次電池を100%まで充電させず、充電量を50%〜80%の間に保つようにすることが一般的に推奨されている。
一方、二次電池の上限充電量を100%よりも低く設定した場合、特に長時間の外出や会議などにおいて、途中で二次電池が切れてしまうことがある。このような事態を防ぐため、ユーザーは、長時間の外出等の前には、二次電池の上限充電量を手動で設定し直さなければならず、ユーザーの大きな負担となっていた。
このようなユーザーの負担を軽減するため、駆動電源として用いる充電可能な電池と、設定されたスケジュールに基づいて予測使用量を予測して充電量を演算する演算制御部と、演算された充電量に基づいて電池の充電が行われるように制御する充電制御部とを備える機器および充電制御方法の発明が開示されている(例えば、特許文献1を参照)。
特開2014−176103号公報
ところで、充電量が予め定められた上限充電量に達すると、充電器は、当該上限充電量に充電量を維持すべく、放電と充電を何度も繰り返す。それゆえ、予想使用量に基づき、最適な充電量を予測できたとしても、あまりにも早い時間から充電を開始すると、実際に機器を使用するまでの間、当該上限充電量近辺で何度も充放電を繰り返すことになる。特に、長時間の外出等のため必要充電量が大きい場合、このような充放電の繰り返しによって、二次電池の劣化が加速されるおそれがある。
この発明は、以上のような事情を考慮してなされたものであって、予め定められた時間帯ごとに必要充電量を算出して上限充電量を設定するため、より柔軟かつ適確な満充電設定を実現することができる電制御装置および充電制御方法を提供することにある。
この発明は、二次電池によって動作する機器の充電制御装置であって、前記二次電池の電池残量を検出する残量検出部と、前記二次電池を充電する充電部と、予め定められた作業スケジュールおよび設定充電量を保持する記憶部と、前記作業スケジュールに基づき、前記二次電池の必要充電量を予め定められた時間帯ごとに算出する必要充電量算出部と、前記二次電池の最大充電量、前記設定充電量および前記必要充電量に基づき、前記二次電池の上限充電量を前記時間帯ごとに設定する上限充電量設定部と、前記残量検出部、前記充電部、前記記憶部、前記必要充電量算出部および前記上限充電量設定部を制御する制御部とを備え、前記制御部は、前記電池残量が前記上限充電量未満のとき、前記上限充電量まで前記充電部に電力を充電させることを特徴とする充電制御装置を提供するものである。
また、この発明は、二次電池によって動作する機器の充電制御方法であって、前記二次電池の電池残量を検出し、予め定められた作業スケジュールに基づき、前記二次電池の必要充電量を予め定められた時間帯ごとに算出し、前記必要充電量、前記二次電池の最大充電量および予め定められた設定充電量に基づき、前記時間帯ごとに前記二次電池の上限充電量を設定し、前記電池残量が前記上限充電量未満のとき、前記上限充電量まで電力を充電させることを特徴とする充電制御方法を提供するものである。
この発明によれば、予め定められた時間帯ごとに必要充電量を算出して上限充電量を設定するため、より柔軟かつ適確な満充電設定を実現することができる充電制御装置および充電制御方法を提供する。
この発明の充電制御装置を備えた機器の概略構成を示すブロック図である。(実施形態1) 図1に示す機器の必要充電量の算出処理を示すフローチャートである。(実施形態1) 図1に示す機器の必要充電量の算出処理を示すフローチャートである。(実施形態1) 図1に示す機器の上限充電量の算出処理を示すフローチャートである。(実施形態1) 図1に示す機器の充電処理を示すフローチャートである。(実施形態1) この発明の機器の充電設定の一例を示す説明図である。(実施形態1) 従来の機器の充電設定の一例を示す説明図である。(実施形態1) この発明の実施形態2に係る機器の必要充電量の算出処理を示すフローチャートである。(実施形態2) この発明の機器の充電設定の一例を示す説明図である。(実施形態2) この発明の機器の充電設定の一例を示す説明図である。(実施形態3)
以下、図面を用いてこの発明をさらに詳述する。なお、以下の説明は、すべての点で例示であって、この発明を限定するものと解されるべきではない。
(実施形態1)
<機器1の構成>
以下、図1〜図6に基づき、実施形態1に係るこの発明の充電制御装置を備えた機器1について説明する。
図1は、この発明の充電制御装置を備えた機器1の概略構成を示すブロック図である。
機器1は、ノート型PCやタブレット端末、スマートフォン等の二次電池15によって動作する機器である。
図1に示すように、機器1は、CPU10、記憶部11、操作部12、表示部13、電源制御部14、二次電池15および計時部17を備える。
なお、この発明の「充電部」は、電源制御部14によって実現する。また、この発明の「必要充電量算出部」および「上限充電量設定部」は、CPU10および記憶部11の協働によって実現する。また、この発明の「制御部」は、CPU10によって実現する。
実施形態1において、機器1は、二次電池15への電力の充電量を制御する充電制御部141を内蔵するが、充電制御部141を外部に備えるものであってもよい。また、機器1と充電制御部141とを物理的・電気的に明確に区別する必要もなく、例えば、一部の構成要素や機能を共有していてもよい。
以下、機器1の各構成要素を説明する。
CPU10は、機器1の各構成要素の動作を制御する部分である。主として、CPU、ROM、RAM、I/Oコントローラ、タイマー等からなるマイクロコンピュータによって実現される。CPU10は、ROM等に予め保持された制御プログラムに基づいて、各ハードウェアを有機的に動作させて、後述するようなこの発明の充電制御機能を実行する。なお、周辺回路として、特定の用途のために設計、製造される集積回路であるASIC(Application Specific Integrated Circuit)、その他の演算機能を有する回路を含んでいてもよい。
記憶部11は、機器1の各種機能を実現するために必要な情報や、制御プログラム、ユーザー設定充電量111や二次電池最大充電量112、満充電設定テーブル113および作業スケジュール114などを記憶する素子や記憶媒体である。例えば、RAMやROM等の半導体素子、ハードディスク、フラッシュ記憶部、SSD等の記憶媒体が用いられる。
なお、データを保持する領域がハードディスクドライブで、プログラムを保持する領域がフラッシュ記憶部で構成するといったようにプログラムとデータが異なる装置に保持されてもよい。
図1に示すように、記憶部11は、ユーザー設定充電量111、二次電池最大充電量112、満充電設定テーブル113および作業スケジュール114を備える。
ユーザー設定充電量111は、ユーザーの設定による二次電池15の充電量の上限である。
二次電池最大充電量112は、二次電池15の充電量の最大容量である。
二次電池最大充電量112は、二次電池15の満充電時に残量検出部16によって検出する。
満充電設定テーブル113は、予め定められた時間帯ごとの上限充電量を設定したテーブルである。
作業スケジュール114は、機器1の作業スケジュール114であり、ユーザーによって登録される。
操作部12は、キーボードやタッチパネルなど、機器1を操作するためのインターフェイスである。ユーザーは、操作部12を操作することによって、機器1に対する指令を実行する。
表示部13は、機器1のユーザーに対して各種情報の表示をおこなう部分である。表示部13には、作業スケジュール114やユーザー設定充電量111などの設定画面等が表示される。表示部13は、例えば、CRTディスプレイ、液晶ディスプレイ、ELディスプレイ、あるいはLEDランプ等で構成され、オペレーティングシステムやアプリケーションソフトウェアが処理状態など電子的なデータを表示するためのモニタやラインディスプレイなどの表示装置である。
電源制御部14は、ACアダプタ21または二次電池15からの出力を受けて機器1の各部に駆動電力を供給する部分である。電源制御部14は、充電制御部141を備える。
電源制御部14は、ACアダプタ21が電源に接続されているときは、ACアダプタ21から電力を供給し、ACアダプタ21が電源に接続されていないときは、二次電池15から電力を供給する。
充電制御部141は、二次電池15への電力の充電を制御する。具体的には、CPU10の指示を受けて、二次電池15に定電流充電または定電圧充電を行い、また図示しない放電用の抵抗に二次電池15に蓄積された電荷を放出させることで放電を行うことにより、二次電池15の充電量の調整を行う。
二次電池15は、機器1を駆動させる充電池である。二次電池15としては、例えば、携帯用の電子機器に広く用いられているニッケルカドミウム電池、ニッケル水素電池もしくはリチウムイオン電池、また、自動車のバッテリーや太陽光発電システム用に用いられる鉛蓄電池などが挙げられる。
残量検出部16は、二次電池15の電池残量を計測する部分である。電池残量の検出方式としては、電圧測定方式、クーロン・カウンタ方式、電池セル・モデリング方式、インピーダンス・トラック方式などが挙げられる。
例えば、クーロン・カウンタ方式による検出の場合、図示しないシャント抵抗器を用いて二次電池15に流れ込む電流量と、二次電池15から流れ出す電流量とを積算することによって、二次電池15の電池残量を検出する。
計時部17は、現時点の日付および時刻を計測する部分であり、例えば、内蔵時計や外部のネットワークを通じて日時を取得する。
ACアダプタ21は、外部の交流電源を直流に変換して機器1および機器1の各部分に電源を供給する部分である。ACアダプタ21としては、例えば、AT電源、ATX電源またはSFX電源などが用いられる。
<機器1の必要充電量の算出処理>
次に、図2および図3に基づき、機器1の必要充電量の算出処理について説明する。
図2および図3は、図1に示す機器1の必要充電量の算出処理を示すフローチャートである。
なお、説明の便宜上、時間帯を1時間ごとに区分し、1時間分の充電・放電量の単位を1として説明する。
図2のステップS1において、CPU10は、計時部17を参照して現在時刻を取得する(ステップS1)。
次に、ステップS2において、CPU10は、現在時刻が基準時刻になったか否かを判定する(ステップS2)。
基準時刻は、一般に、機器1を電源に接続している時間(例えば、0:00など)に設定する。
現在時刻が基準時刻になった場合(ステップS2の判定がYesの場合)、CPU10は、ステップS3において、記憶部11からユーザー設定充電量111を取得する(ステップS3)。
一方、現在時刻が基準時刻になっていない場合(ステップS2の判定がNoの場合)、CPU10は、ステップS1の処理を繰り返す(ステップS1)。
次に、ステップS4において、CPU10は、記憶部11から二次電池最大充電量112を取得する(ステップS4)。
次に、ステップS5において、CPU10は、記憶部11から作業スケジュール114を取得する(ステップS5)。
次に、ステップS6において、CPU10は、基準時刻から1時間前の必要充電量を0に設定する(ステップS6)。
例えば、基準時刻を0:00とした場合、その1時間前の23:00の必要充電量は、0となる。
次に、図3のステップS7において、CPU10は、さらに1時間前に遡って設定を行う(ステップS7)。
例えば、基準時刻を0:00とした場合、22:00に遡って設定を行う。
次に、ステップS8において、CPU10は、作業スケジュール114を参照して、設定時刻から始まる時間帯における機器1の充放電状態が「放電」であるか否かを判定する(ステップS8)。
なお、作業スケジュール114において、会議中や出張中など、機器1が電源に接続されていないときは「放電」に該当し、机についているときや、出社前または退社後など、機器1が電源に接続されているときは「充電」に該当するものとする。
ステップS8の判定において、設定時刻から始まる時間帯における機器1の充放電状態が「放電」である場合(ステップS8の判定がYesの場合)、CPU10は、ステップS9において、前回求めた必要充電量に1だけ加算して、当該設定時刻での必要充電量とする(ステップS9)。
その後、CPU10は、ステップS14の判定を行う(ステップS14)。
例えば、設定時刻が22:00のとき、設定時刻22:00から始まる時間帯22:00〜23:00における機器1の充放電状態が「放電」である場合、前回求めた23:00での必要充電量「0」に1だけ加算すると、設定時刻22:00での必要充電量は「1」となる。
一方、設定時刻から始まる時間帯における機器1の充放電状態が「放電」でない場合(すなわち、「充電」に設定されている場合)(ステップS8の判定がNoの場合)、CPU10は、ステップS10において、前回求めた必要充電量から1だけ減算して、当該設定時刻での必要充電量とする(ステップS10)。
次に、ステップS11において、CPU10は、ステップS10で求めた必要充電量が0以下であるか否かを判定する(ステップS11)。
必要充電量が0以下である場合(ステップS11の判定がYesの場合)、CPU10は、ステップS12において、必要充電量を0に設定する(ステップS12)。
その後、ステップS13の処理を行う(ステップS13)。
一方、必要充電量が0よりも大きい場合(ステップS11の判定がNoの場合)、CPU10は、ステップS13の処理を行う(ステップS13)。
ステップS13において、CPU10は、前記必要充電量を当該設定時刻での必要充電量とする(ステップS13)。
その後、CPU10は、ステップS14の判定を行う(ステップS14)。
例えば、設定時刻が22:00のとき、設定時刻22:00から始まる時間帯22:00〜23:00における機器1の充放電状態が「充電」である場合、前回求めた23:00での必要充電量「0」から1だけ減算すると、必要充電量は「−1」となる。しかし、必要充電量が0以下であるため、CPU10は、必要充電量を「0」に設定する。その結果、設定時刻22:00での必要充電量は「0」となる。
次に、ステップS14において、CPU10は、全ての時刻において必要充電量の算出が終了したか否かを判定する(ステップS14)。
ここで、全ての時刻とは、予め定められた時間帯の開始時(または終了時)を示す全ての時刻である。
全ての時刻において必要充電量の算出が終了した場合(ステップS14の判定がYesの場合)、CPU10は、必要充電量の算出処理を終了させる(ステップS1)。
一方、全ての時刻において必要充電量の算出が終了していない場合(ステップS14の判定がNoの場合)、CPU10は、ステップS7の処理を繰り返す(ステップS7)。
<機器1の上限充電量の設定処理>
次に、図4に基づき、機器1の上限充電量の設定処理について説明する。
図4は、図1に示す機器1の上限充電量の設定処理を示すフローチャートである。
図4のステップS21において、CPU10は、記憶部11からユーザー設定充電量111および二次電池最大充電量112を取得する(ステップS21)。
次に、ステップS22において、CPU10は、基準時刻で終わる時間帯での設定に移る(ステップS22)。
例えば、基準時刻が0:00である場合、時間帯23:00〜0:00での設定に移る。
次に、ステップS23において、CPU10は、当該時間帯における必要充電量がユーザー設定充電量111より大きいか否かを判定する(ステップS23)。
当該時間帯における必要充電量がユーザー設定充電量111より大きい場合(ステップS23の判定がYesの場合)、CPU10は、ステップS24において、当該時間帯における必要充電量を当該時間帯における上限充電量に設定する(ステップS24)。
その後、CPU10は、ステップS24の処理を行う。
一方、必要充電量がユーザー設定充電量111以下である場合(ステップS23の判定がNoの場合)、CPU10は、ステップS25において、当該時間帯におけるユーザー設定充電量111を当該時間帯における上限充電量に設定する(ステップS25)。
次に、ステップS26において、CPU10は、全ての時間帯において設定が完了したか否かを判定する(ステップS26)。
全ての時間帯において設定が完了した場合(ステップS26の判定がYesの場合)、CPU10は、設定を終了する。
一方、全ての時間帯において設定が完了していない場合(ステップS26の判定がNoの場合)、CPU10は、ステップS27において、1つ前の時間帯の設定に移った後(ステップS27)、当該時間帯についてステップS23の処理を繰り返す(ステップS23)。
このようにして、予め定められた時間帯ごとに上限充電量を設定することにより、従来よりも柔軟な充電制御が可能となる。
<機器1の充電処理>
次に、図5に基づき、機器1の充電処理について説明する。
図5は、図1に示す機器1の充電処理を示すフローチャートである。
なお、充電処理は機器1が電源に接続されているときに行われるものとする。
図5のステップ31において、CPU10は、残量検出部16に二次電池15の残量を取得させる(ステップS31)。
次に、ステップS32において、CPU10は、計時部17に現在時刻を取得させる(ステップS32)。
次に、ステップS33において、CPU10は、記憶部11に保持された満充電設定テーブル113を参照して、現在時刻を含む時間帯での上限充電量を取得する(ステップS33)。
次に、ステップS34において、CPU10は、二次電池15の残量が当該上限充電量以上であるか否かを判定する(ステップS34)。
二次電池15の残量が当該上限充電量以上である場合(ステップS34の判定がYesの場合)、CPU10は、ステップS31の処理に戻る(ステップS31)。
一方、二次電池15の残量が当該上限充電量以上でない場合(ステップS34の判定がNoの場合)、CPU10は、ステップS35において充電制御部141に二次電池15を充電させる(ステップS35)。
<この発明の機器1の充電設定の具体例>
次に、図6に基づき、この発明の機器1の充電設定の具体例について説明する。
図6は、この発明の機器1の充電設定の一例を示す説明図である。図6(a)は、満充電設定の一例を示し、図6(b)は、作業スケジュール114の一例を示し、図6(c)は、図6(b)の作業スケジュール114に基づいた充放電状態および必要充電量の一例を示し、図6(d)は、満充電設定テーブル113の一例を示し、図6(e)は、電池残量を示す。
図6(a)において、二次電池最大充電量112は「8時間分」であり、機器1は、最大8時間稼働しうる。
一方、最大充電量とは別に、ユーザー設定充電量111を設定することができる。
図6(a)において、ユーザー設定充電量111は、8時間分の二次電池最大充電量112の75%、すなわち「6時間分」の充電量に設定されている。
ここで、機器1は、図6(b)に示される作業スケジュール114に従うものとする。
図6(b)の作業スケジュール114の左欄は、予定の開始時刻を示す。右欄は、作業スケジュール114の予定を示す。
図6(b)に示されるように、機器1のユーザーは、8:00に出社して10:00まで机につき、10:00から11:00まで会議を行った後、12:00まで机につく。その後、12:00〜13:00に昼食をとり、13:00から21:00まで出張に行く。出張から戻った後、ユーザーは、23:00まで机についた後、23:00に退社する。
なお、ユーザーは、会議または出張に出ている時間帯以外は、基本的に機器1を電源に接続しているものとする。
図6(b)のようなスケジュールの下、機器1の充放電状態は、図6(c)のようになる。
図6(c)の左欄は、機器1の充放電状態を表す。ユーザーが会議または出張に出ている時間帯は、「放電」状態にあり、それ以外の時間帯は、「充電」状態にある。
図6(c)の中欄は、充放電状態を量で示したものである。「+1」は1時間分の充電量を示し、「−1」は1時間分の放電量を示す。ここでは簡単のため、放電状態においては、1時間あたり1時間分の充電量を消費するものとする。
CPU10は、毎日定められた基準時刻(0:00)になったときに、充電設定を開始し、図2および図3のフローチャートに示された手順に従って、基準時刻から時刻を1時間ずつ遡り、各時刻での必要充電量を算出する。
図6(c)の右欄は、そのようにして求められた各時間帯の開始時における必要充電量を示す。なお、1時間分の充電・放電量の単位を1とする。
例えば、21:00の時点では、必要充電量は「0」であるが、1時間前の20:00の時点では、必要充電量は「1」となっている。これは、20:00〜21:00の時間帯は、ユーザーが出張中であり、「−1」の放電が行われるため、少なくとも「1」の充電量が必要だからである。
また、10:00の時点では、必要充電量は「7」であるが、1時間前の9:00の時点では、必要充電量は「6」となっている。これは、9:00〜10:00の時間帯は、ユーザーが机についており、「+1」の充電が行われるため、少なくとも「6」の充電量があれば十分だからである。
以下、同様にして、必要充電量を求めるが、「1」を減算した結果、必要充電量が「0」を下回った場合は、必要充電量を「0」に設定する。
図6(c)右欄に示されるように、会議の開始時刻(10:00)、昼食の開始時刻(12:00)、出張中の一部の時刻(13:00および14:00)には7〜8時間分の充電が必要であるが、それ以外の時間帯は、必要充電量がユーザー設定充電量111(6時間)以下であることがわかる。
そこで、図4のフローチャートに示される手順に従って、時間帯ごとの必要充電量に応じた上限充電量を設定すると、図6(d)のようになる。
ここで、図6(c)の右欄の必要充電量と比較すると、図6(d)の上限充電量の充電量が1つ前の時間帯にずれているが、これは、次の時間帯の開始時までに必要充電量を確保する必要があるからである。
例えば、13:00の時点で8時間分の必要充電量が必要である場合、その前の時間帯(12:00〜13:00)で、8時間分の充電が完了している必要がある。
図6(d)のように、上限充電量を設定した場合において、図5のフローチャートに示される手順に従って充電を行うと、二次電池15の電池残量は、図6(e)のようになる。
<比較例1および2>
一方、比較例1および2として、図7に基づき、従来の充電制御装置を備えた従来の機器2の充電状態の具体例について説明する。
図7は、従来の機器2の充電設定の一例を示す説明図である。図7(a)は、満充電設定の一例を示し、図7(b)は、作業スケジュール114の一例を示し、図7(c)は、図7(b)の作業スケジュール114に基づいた充放電状態および電池残量の一例を示す。また、図7(d)は、図7(b)の作業スケジュール114に基づいた充放電状態および電池残量の別の一例を示す。
なお、図7(a)および図7(b)は、それぞれ図6(a)および図6(b)と同一であり、また、図7(c)および図7(d)の左欄・中欄も、図6(c)の左欄・中欄と同一であるため、説明を省略する。
ここでは、図6(c)と異なる図7(c)および図7(d)の右欄について説明する。
満充電設定をユーザー設定充電量111の6時間分に設定したとき、図7(c)の中欄に示されるように、13:00〜21:00の時間帯では、従来の機器2は「−1」の放電状態にあるため、電池残量が1時間分ずつ減少していく。それゆえ、19:00〜21:00には、出張中であるにも関わらず、電池残量が0になってしまう。
そこで、このような不都合を解決すべく、予め設定されたスケジュールに基づいて、8時間の出張のために、当日必要となる充電量を予測して充電させることもできる。
この場合、二次電池最大充電量112まで充電することにより、図7(d)に示されるように、19:00〜21:00の出張時間中も電池残量が0になるおそれがない。
しかしながら、例えば、充電開始時刻が0:00に設定されていた場合、図7(d)に示されるように、二次電池15の電池残量は、5:00〜10:00の時間で二次電池最大充電量112がすべて8時間となってしまう。
このように、100%の満充電状態で二次電池15の充放電を繰り返した場合、二次電池15の負担が大きくなって機能が低下してしまうおそれがある。
一方、この発明の機器1において、二次電池15の電池残量は、図6(d)に示されるように、出張直前の時間帯を除く時間帯では、上限充電量がユーザー設定充電量111である6時間に保たれている。
このように、時間帯ごとの必要充電量に基づいて上限値を設定するため、この発明の機器1は、従来よりも柔軟かつ適確な満充電設定を実現することができる。
(実施形態2)
次に、図8および図9に基づき、実施形態2に係るこの発明の機器1について説明する。
図8は、この発明の実施形態2に係る機器1の必要充電量の算出処理を示すフローチャートである。
ここで、図8のステップS41、S42およびステップS47〜S51はそれぞれ、図3のステップS7、S8およびステップS10〜S14に対応する処理であるため、説明を省略する。
ここでは、図3に記載のないステップS43〜46の処理について説明する。
ステップS42の判定において、設定時刻から始まる時間帯における機器1の充放電状態が「放電」である場合(ステップS42の判定がYesの場合)、CPU10は、ステップS43において、前回求めた必要充電量に1だけ加算する(ステップS43)。
次に、ステップS44において、CPU10は、必要充電量が二次電池最大充電量112より大きいか否かを判定する(ステップS44)。
必要充電量が二次電池最大充電量112より大きい場合(ステップS44の判定がYesの場合)、CPU10は、ステップS45において、二次電池最大充電量112を当該設定時刻での必要充電量とする(ステップS45)。
続いて、CPU10は、ステップS46において、電池不足アラームを表示部13に表示させる(ステップS46)。
<この発明の機器1の充電設定の具体例>
次に、図9に基づき、この発明の機器1の充電設定の具体例について説明する。
図9は、この発明の機器1の充電設定の一例を示す説明図である。図9(a)は、満充電設定の一例を示し、図9(b)は、作業スケジュール114の一例を示し、図9(c)は、図9(b)の作業スケジュール114に基づいた充放電状態および必要充電量の一例を示し、図9(d)は、充電不足量を示し、図9(e)は、満充電設定テーブル113の一例を示す。
図9(b)の作業スケジュール114が、実施形態1の図5(b)の作業スケジュール114と異なる点は、8:00の出社後11:00まで机につき、11:00から21:00までの10時間、出張している点である。
このとき、図9(c)に示されるように、11:00〜21:00の10時間、機器1の放電状態が続くため、必要充電量の算出の過程において、設定時刻が13:00まで遡った時点において、必要充電量が二次電池最大充電量112の8時間に達してしまう。
この場合、二次電池最大充電量112である8時間よりも多い量の充電はできないため、必要充電量が8時間を超える11:00〜13:00の必要充電量を二次電池最大充電量112の8時間とする。
一方、図9(d)に示されるように、CPU10は、充電不足量を記憶部11に保持する。
図9(d)において、12:00の時点で充電不足量は「1」となり、11:00の時点で充電不足量は「2」となっている。
CPU10は、このように算出した充電不足量を表示部13に表示させる。
具体的には、ユーザーが出張時間中に2時間分だけ機器1の充電を行う必要があることを通知し、ACアダプタ21の携行を促すように報知する。
また、この場合の満充電設定テーブル113は、図9(e)のようになる。
このようにすれば、機器1の二次電池15が切れる前に、機器1の充電を行う必要がある旨および必要な充電時間をユーザーに報知することができる。
(実施形態3)
次に、図10に基づき、実施形態3に係るこの発明の機器1について説明する。
図10は、この発明の実施形態3に係る機器1の充電設定の一例を示す説明図である。図10(a)は、満充電設定の一例を示し、図10(b)は、作業スケジュール114の一例を示し、図10(c)は、図10(b)の作業スケジュール114に基づいた充放電状態および必要充電量の一例を示し、図10(d)は、満充電設定テーブル113の一例を示し、図10(e)は、電池残量を示す。
なお、図10(b)および図10(c)の左欄および中欄は、それぞれ図6(a)および図6(c)の左欄および中欄に対応するため、説明を省略する。
ここでは、図6と異なる図10(a)、図10(d)および図10(e)についてのみ説明する。
図10(a)に示されるように、実施形態3においては、2種類のユーザー設定充電量1および2が設定されている。
ユーザー設定充電量1は、8時間分の二次電池最大充電量112の75%、すなわち「6時間分」の充電量に設定されている。
ユーザー設定充電量2は、8時間分の二次電池最大充電量112の50%、すなわち「4時間分」の充電量に設定されている。
ところで、図10(b)のスケジュールに基づいて算出された、図10(c)の必要充電量を見ると、必ずしも全ての時間帯で6時間ものユーザー設定充電量を保つ必要がないことがわかる。
そこで、算出された必要充電量に基づいた時間区分ごとに上限充電量を設定することにする。
具体的には、以下のように上限充電量を設定する。
(1)必要充電量が0〜4時間である0:00〜8:00および17:00〜0:00の時間区分においては、4時間分のユーザー設定充電量1に上限充電量を設定する。
(2)必要充電量が5時間〜6時間である8:00〜10:00、11:00〜12:00および15:00〜17:00の時間帯では、の75%である6時間に上限値を設定する。
(3)必要充電量が7時間〜8時間である10:00〜11:00および12:00〜15:00の時間区分においては、6時間分のユーザー設定充電量2に上限充電量を設定する。
前記のように設定したとき、満充電設定テーブル113は、図10(d)に示されるようになる。
また、このときの電池残量は、図7(e)のようになって、機器1を使用していない時間帯では、充電量が低く保たれていることがわかる。
このようにして、必要充電量に基づいた時間区分ごとに上限充電量を設定することにより、より柔軟かつ適確な充電制御が実現できる。
(その他の実施形態)
1.実施形態1〜3において、CPU10は、二次電池15が最短時間で必要充電量まで完全に充電された状態となるように、充電を開始すべき充電開始時間を決定し、前記充電開始時間になったときに充電制御部141に充電を開始させるようにしてもよい。(実施形態4)
このようにすれば、最短時間で前記必要充電量まで完全に充電された状態となるように、充電を開始するため、あまりにも早い時間から充電を開始することによって上限充電量近辺で何度も充放電を繰り返し、二次電池15の劣化が加速される問題を事前に防止できる。
2.実施形態1〜4において、機器1を省電力状態に移行させる省電力モードをさらに備え、算出された充電不足量に基づき、どのくらいの時間、省電力状態に移行すれば、充電不足量がどの程度まで低減されるか、表示部13に表示させるようにしてもよい。(実施形態5)
このようにすれば、ユーザーは、充電を行うか、省電力モードに移行させるか、事前に判断することができる。
以上に述べたように、
(i)この発明の充電制御装置は、二次電池によって動作する機器の充電制御装置であって、前記二次電池の電池残量を検出する残量検出部と、前記二次電池を充電する充電部と、予め定められた作業スケジュールおよび設定充電量を保持する記憶部と、前記作業スケジュールに基づき、前記二次電池の必要充電量を予め定められた時間帯ごとに算出する必要充電量算出部と、前記二次電池の最大充電量、前記設定充電量および前記必要充電量に基づき、前記二次電池の上限充電量を前記時間帯ごとに設定する上限充電量設定部と、前記残量検出部、前記充電部、前記記憶部、前記必要充電量算出部および前記上限充電量設定部を制御する制御部とを備え、前記制御部は、前記電池残量が前記上限充電量未満のとき、前記上限充電量まで前記充電部に電力を充電させることを特徴とする。
また、この発明の充電制御方法は、二次電池によって動作する機器の充電制御方法であって、前記二次電池の電池残量を検出し、予め定められた作業スケジュールに基づき、前記二次電池の必要充電量を予め定められた時間帯ごとに算出し、前記必要充電量、前記二次電池の最大充電量および予め定められた設定充電量に基づき、前記時間帯ごとに前記二次電池の上限充電量を設定し、前記電池残量が前記上限充電量未満のとき、前記上限充電量まで電力を充電させることを特徴とする。
この発明において、「機器」は、ノート型PCやタブレット端末、スマートフォン等の二次電池によって動作する機器である。
機器は、二次電池への電力の充電量を制御する充電制御部を内蔵するが、充電制御部を外部に備えるものであってもよい。また、機器と充電制御部とを物理的・電気的に明確に区別する必要もなく、例えば、一部の構成要素や機能を共有していてもよい。
「設定充電量」は、ユーザーによって予め設定された充電量の上限値である。
「必要充電量」は、機器の動作に最低限必要な充電量である。
さらに、この発明の好ましい態様について説明する。
(ii)この発明による充電制御装置において、前記上限充電量設定部は、前記必要充電量が前記設定充電量よりも大きい場合は、前記必要充電量を前記上限充電量とし、前記必要充電量が前記設定充電量以下の場合は、前記設定充電量を前記上限充電量とするものであってもよい。
このようにすれば、時間帯ごとの必要充電量および設定充電量に基づいて上限充電量を設定するため、従来よりも柔軟かつ適確な満充電設定を実現することができる。
(iii)この発明による充電制御装置において、前記制御部は、前記二次電池が最短時間で前記必要充電量まで完全に充電された状態となるように、充電を開始すべき充電開始時間を決定し、前記充電開始時間になったときに前記充電部に充電を開始させるものであってもよい。
このようにすれば、最短時間で前記必要充電量まで完全に充電された状態となるように、充電を開始するため、あまりにも早い時間から充電を開始することによって上限充電量近辺で何度も充放電を繰り返し、二次電池の劣化が加速される問題を事前に防止できる。
(iv)この発明による充電制御装置において、報知部をさらに備え、前記上限充電量設定部は、前記必要充電量が前記最大充電量よりも大きい場合は、前記最大充電量を前記上限充電量とし、前記制御部は、充電不足が発生する旨および必要な充電時間を前記報知部に報知させるものであってもよい。
このようにすれば、機器の二次電池が切れる前に、機器の充電を行う必要がある旨および必要な充電時間をユーザーに報知することができる。
(v)前記充電制御装置を備えた機器であってもよい。
このようにすれば、二次電池の充電不足を事前に防止し、かつ、電池残量が多い状態で充放電が繰り返されることにより二次電池が劣化することも防止する機器を実現できる。
この発明の好ましい態様は、上述した複数の態様のうちの何れかを組み合わせたものも含む。
前述した実施形態の他にも、この発明について種々の変形例があり得る。それらの変形例は、この発明の範囲に属さないと解されるべきものではない。この発明には、請求の範囲と均等の意味および前記範囲内でのすべての変形とが含まれるべきである。
1:機器、 2:従来の機器、 10:CPU、 11:記憶部、 12:操作部、 13:表示部、 14:電源制御部、 15:二次電池、 16:残量検出部、 17:計時部、 21:ACアダプタ、 111:ユーザー設定充電量、 112:二次電池最大充電量、 113:満充電設定テーブル、 114:作業スケジュール、 141:充電制御部

Claims (6)

  1. 二次電池によって動作する機器の充電制御装置であって、
    前記二次電池の電池残量を検出する残量検出部と、
    前記二次電池を充電する充電部と、
    予め定められた作業スケジュールおよび設定充電量を保持する記憶部と、
    前記作業スケジュールに基づき、前記二次電池の必要充電量を予め定められた時間帯ごとに算出する必要充電量算出部と、
    前記二次電池の最大充電量、前記設定充電量および前記必要充電量に基づき、前記二次電池の上限充電量を前記時間帯ごとに設定する上限充電量設定部と、
    前記残量検出部、前記充電部、前記記憶部、前記必要充電量算出部および前記上限充電量設定部を制御する制御部とを備え、
    前記制御部は、前記電池残量が前記上限充電量未満のとき、前記上限充電量まで前記充電部に電力を充電させることを特徴とする充電制御装置。
  2. 前記上限充電量設定部は、前記必要充電量が前記設定充電量よりも大きい場合は、前記必要充電量を前記上限充電量とし、前記必要充電量が前記設定充電量以下の場合は、前記設定充電量を前記上限充電量とする、請求項1に記載の充電制御装置。
  3. 前記制御部は、前記二次電池が最短時間で前記必要充電量まで完全に充電された状態となるように、充電を開始すべき充電開始時間を決定し、前記充電開始時間になったときに前記充電部に充電を開始させる、請求項1または2に記載の充電制御装置。
  4. 報知部をさらに備え、
    前記上限充電量設定部は、前記必要充電量が前記最大充電量よりも大きい場合は、前記最大充電量を前記上限充電量とし、前記制御部は、充電不足が発生する旨および必要な充電時間を前記報知部に報知させる、請求項1ないし3のいずれか1つに記載の充電制御装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか1つに記載の充電制御装置を備えた機器。
  6. 二次電池によって動作する機器の充電制御方法であって、
    前記二次電池の電池残量を検出し、予め定められた作業スケジュールに基づき、前記二次電池の必要充電量を予め定められた時間帯ごとに算出し、
    前記必要充電量、前記二次電池の最大充電量および予め定められた設定充電量に基づき、前記時間帯ごとに前記二次電池の上限充電量を設定し、前記電池残量が前記上限充電量未満のとき、前記上限充電量まで電力を充電させることを特徴とする充電制御方法。
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