JP2015016411A - 空気清浄ユニット - Google Patents

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Toshio Tanaka
利夫 田中
茂木 完治
Kanji Mogi
完治 茂木
竜司 秋山
Ryuji Akiyama
竜司 秋山
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Abstract

【課題】空気清浄ユニットに設けられる荷電部(40)に対して空気の流れ方向下流側に配置される集塵部(60)の電極に傷がついたり変形したりするのを防止し、ひいては空気清浄ユニットの性能低下を防止する。
【解決手段】集塵部(60)の導電性樹脂の格子状の高圧電極(71)よりも、金属で形成された格子状の集塵電極(81)を小さな格子にし、空気清浄ユニットの空気流れ方向下流側に配置する。
【選択図】図15

Description

本発明は、荷電部と、荷電部に対して空気の流れ方向下流側に配置された集塵部と、荷電部及び集塵部が取り付けられる矩形枠状のユニットケースとを備え、被処理空気を清浄化する空気清浄ユニットに関するものである。
従来、荷電部と集塵部とを備え、被処理空気を清浄化する空気清浄ユニットが知られている(例えば、特許文献1参照)。荷電部は例えばイオン化線により構成され、集塵部は一般に、多数の板電極を平行に配列した集塵ユニットにより構成されている。特許文献1の空気清浄ユニットでは、集塵部の電極が枠体に装着されていて、板状の電極が枠体から露出している。
特許第4960831号公報
しかし、上記特許文献1の構造では、特に据付時やメンテナンス時に、空気清浄ユニットが落下したり、他の部品との接触があると、特に集塵ユニットの電極に傷がついたり変形したりするおそれがある。
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、空気清浄ユニットの集塵部の電極に傷がついたり変形したりするのを防止できるようにし、ひいては空気清浄ユニットの性能低下を防止できるようにすることである。
第1の発明は、荷電部(40)と、荷電部(40)に対して空気の流れ方向下流側に配置された集塵部(60)と、該荷電部(40)及び集塵部(60)が取り付けられる矩形枠状のユニットケース(31)とを備えた空気清浄ユニットを前提としている。
そして、この空気清浄ユニットは、上記集塵部(60)が、導電性樹脂により形成され格子状の基台部(73)と該基台部(73)から突出する突起部(74)を有する第1電極(71)と、金属により形成され格子状の基台部(83)と該基台部(83)から突出する突起部(84)を有する第2電極(81)とを備え、第1電極(71)の基台部(73)と第2電極(81)の突起部(84)が組み合わされるとともに第2電極(81)の基台部(83)と第1電極(71)の突起部(74)が組み合わされる複数の集塵ユニット(70)により構成され、第1電極(71)の基台部(73)と第2電極(81)の基台部(83)うちで格子が小さな方の電極を、ユニットケース(31)の空気流れ方向下流側に配置したことを特徴としている。
この第1の発明では、格子が小さい方の電極の基台部(73,83)をユニットケース(31)の空気流れ方向下流側に配置することにより、その電極の強度が高められるので、据付時やメンテナンス時に、空気清浄ユニットが落下したり他の部品と接触したりしても、集塵ユニット(70)に傷がついたり変形したりするのを抑えられる。
また、格子状の第1電極(71)と第2電極(81)を組み合わせる構成では、第1電極(71)の基台部(73)の格子の中に第2電極(81)の突起部(84)が位置し、第2電極(81)の基台部(83)の格子の中に第1電極(71)の突起部(74)が位置するが、第1電極(71)の基台部(73)と第2電極(81)の基台部(83)うちで格子が小さな方の電極を下流側に配置することにより、格子が上流側に位置する電極の突起部も保護される。
第2の発明は、第1の発明において、上記第2電極(81)の基台部(83)の格子が第1電極(71)の基台部(73)の格子よりも小さく、かつ、第2電極(81)の基台部(83)が、第1電極(71)の基台部(73)に対して、上記ユニットケース(31)の空気流れ方向下流側に配置されていることを特徴としている。
この第2の発明では、金属製の第2電極(81)の基台部(83)がユニットケース(31)の空気流れ方向下流側に位置し、この第2電極(81)の基台部(83)が金属格子状であって強度が強いため、第1の発明と同様に、据付時やメンテナンス時に、空気清浄ユニットが落下したり他の部品と接触したりしても、集塵ユニット(70)に傷がついたり変形したりするのを抑えられる。
また、第1電極(71)は導電性樹脂製で強度は第2電極(81)よりも劣るが、基台部(73)が上流の荷電部(40)側に配置されているため、荷電部(40)に保護される状態となる。
また、第1電極(71)の突起部(74)が、ユニットケース(31)の空気流れ方向下流側に位置する第2電極(81)の基台部(83)で保護されるので、第1電極(71)の突起部(74)も保護される。
第3の発明は、第1または第2の発明において、上記ユニットケース(31)が、上記複数の集塵ユニット(70)が内部に配列されるフレーム(31c,31d,31e,31f)と、該フレーム(31c,31d,31e,31f)の内側に通された補強梁であって該フレーム(31c,31d,31e,31f)の内側に各集塵ユニット(70)を配列する複数の配置スペースを区画するステー(61,62,63)と、該ユニットケース(31)に集塵ユニット(70)を固定するための固定部(25)とを備えていることを特徴としている。
この第3の発明では、各集塵ユニット(70)がユニットケース(31)のステー(61,62,63)と固定部(25)に保持されてユニットケース(31)と一体化するので、集塵ユニット(70)が十分な強度になる。そして、集塵ユニット(70)の第2電極(81)もユニットケース(31)に強固に保持されるので十分な強度になる。
第4の発明は、第3の発明において、上記第2電極(81)の基台部(83)の空気流れ方向下流側の面と、上記ユニットケース(31)の空気流れ方向下流側の外面とがほぼ一致していることを特徴としている。
この第4の発明では、第2電極(81)の基台部(83)の空気流れ方向下流側の面と、ユニットケース(31)の空気流れ方向下流側の外面とがほぼ同一面上に位置するようにしており、これらの面が平坦な面になる。
第5の発明は、第4の発明において、上記固定部(25)が、上記ユニットケース(31)の空気流れ方向下流側の外面から突出しない位置に設けられていることを特徴としている。
この第5の発明では、上記固定部(25)がユニットケース(31)の空気流れ方向下流側の外面よりも内側に位置する。
本発明によれば、格子が小さくて強度が高い電極の基台部(73,83)をユニットケース(31)の空気流れ方向下流側に配置したことにより、据付時やメンテナンス時に、空気清浄ユニットが落下したり他の部品と接触したりしても、集塵ユニット(70)に傷がついたり変形したりするのを抑えられるので、電極形状を維持できる。したがって、性能が低下するのを防止できる。
上記第2の発明によれば、金属製の第2電極(81)の基台部(83)を第1電極(71)の基台部(73)よりも小さな格子状にして、ユニットケース(31)の空気流れ方向下流側に位置するようにしている。この第2電極(81)の基台部(83)が小さな金属格子状であって強度が強いため、第1の発明の効果を高めることができる。
また、第1電極(71)は導電性樹脂製で強度は第2電極(81)よりも劣るものの、基台部(73)が上流の荷電部(40)側に配置されていて、荷電部(40)に保護されるので、第1電極(71)が損傷するのも防止できる。
上記第3の発明によれば、各集塵ユニット(70)をユニットケース(31)のステー(61,62,63)と固定部(25)に保持することでユニットケース(31)と一体化させたことにより、集塵ユニット(70)を十分な強度にすることができるので、集塵ユニット(70)の損傷をより確実に防止できる。また、特に集塵ユニット(70)の第2電極(81)をユニットケース(31)に強固に保持することにより十分な強度にすることができるので、第2電極(81)の損傷や変形を効果的に防止できる。
上記第4の発明によれば、第2電極(81)の基台部(83)の空気流れ方向下流側の面と、ユニットケース(31)の空気流れ方向下流側の外面とがほぼ同一面上に位置するようにすることで、これらの面が平坦な面になるようにしているので、外部の部品などにより第2電極(81)が傷つくおそれが少なくなる。
上記第5の発明によれば、上記固定部(25)がユニットケース(31)の空気流れ方向下流側の外面よりも内側に位置するので、この固定部(25)が損傷したり、その損傷した固定部(25)によって第2電極(81)が損傷したりするのを防止できる。
図1は、実施形態に係る空気調和装置の室内ユニットの概略構成を示す縦断面図である。 図2は、空気清浄ユニットの外観を示す斜視図である。 図3は、空気清浄ユニットの下面図である。 図4は、空気清浄ユニットの内部構造を示す概略の縦断面図であり、図3のX−X断面に相当するものである。 図5は、ストリーマ放電部の近傍を拡大した平面図である。 図6は、ストリーマ放電部の概略の構成図である。 図7は、空気清浄ユニットの内部構造(集塵部の構造)を示す斜視図である。 図8は、集塵部を上流側(下側)から視た平面図である。 図9は、集塵部を下流側(上側)から視た平面図である。 図10は、集塵ユニットの分解斜視図である。 図11は、集塵電極の一部を拡大した分解斜視図である。 図12は、集塵ユニットの高圧電極の基台部の一部を上流側から視た平面図である。 図13は、集塵ユニットの集塵電極の基台部の一部の横断面図である。 図14は、集塵ユニットの集塵電極の基台部、及び金属枠部の取り付け構造を示す概略の縦断面図である。 図15は、集塵ユニットをユニットケースに取り付ける構造を示す分解者視図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
本発明の実施形態は、室内の冷房や暖房を行う空気調和装置(10)である。図1に示すように、空気調和装置(10)は、室内ユニット(11)と室外ユニット(図示省略)とを有している。室内ユニット(11)は、室内の天井に設置される、いわゆる天井埋込型に構成される。室内ユニット(11)は、例えば天井に吊り下げられる天井吊下型であってもよいし、室内の壁に設置される壁掛型であってもよい。
〈室内ユニットの構成〉
図1に示すように、室内ユニット(11)は、天井の内部に埋め込まれる室内ケーシング(12)を備えている。室内ケーシング(12)は、下側が開放された箱状のケーシング本体(13)と、該ケーシング本体(13)の下側の開口部に取り付けられる化粧パネル(14)とを有している。
化粧パネル(14)は、上下に扁平な矩形の板状に形成されており、室内空間に面している。化粧パネル(14)の中央部には、1つの矩形状の吸込口(14a)が形成されている。この吸込口(14a)には、吸込グリル(15)が嵌め込まれている。吸込グリル(15)は、その中央部に複数の吸込孔を有する格子板状に形成されている。化粧パネル(14)には、吸込口(14a)を囲むように4つの吹出口(14b)が形成される。各吹出口(14b)は、吸込口(14a)の4つの側辺に沿って延びる縦長の矩形状に形成されている。各吹出口(14b)の内部には、吹出空気の風向を調節する風向調節板(14c)(フラップ)が設けられている。
ケーシング本体(13)の内部には、ベルマウス(16)と、室内ファン(17)と、室内熱交換器(18)と、ドレンパン(19)とが収容されている。ベルマウス(16)は、吸込グリル(15)の上方に配置されている。吸込グリル(15)とベルマウス(16)の間には、空気清浄部(20)が収容される収容空間(S)が形成される。空気清浄部(20)は、プレフィルタ(21)、空気清浄ユニット(30)、及び脱臭分解部(22)によって構成されている(詳細は後述する)。
室内ファン(17)は、ベルマウス(16)の上方に配置され、ターボファンで構成される。室内ファン(17)は、ベルマウス(16)の中央部から吸い込んだ空気を径方向外方へ搬送する。室内熱交換器(18)は、室内ファン(17)を囲むように配置される。室内熱交換器(18)では、その内部を流れる冷媒と、室内ファン(17)が搬送した空気とが熱交換する。ドレンパン(19)は、室内熱交換器(18)の下方に配置される。ドレンパン(19)の内部には、室内熱交換器(18)の近傍で発生した結露水が回収される。
室内ユニット(11)では、吸込グリル(15)に吸い込まれた空気が、空気清浄部(20)、ベルマウス(16)、及び室内熱交換器(18)を順に通過する。室内熱交換器(18)で冷却又は加熱された空気は、各吹出口(14b)から室内空間へ供給される。
〈空気清浄部の全体構成〉
図1に示すように、空気清浄部(20)は、室内ユニット(11)の収容空間(S)に配置される。収容空間(S)では、上流側から下流側に向かって順に、プレフィルタ(21)、空気清浄ユニット(30)、及び脱臭分解部(22)が配置される。
プレフィルタ(21)は、吸込口(14a)から吸い込まれた空気中の比較的大きな塵埃を物理的に捕集する。
空気清浄ユニット(30)は、イオン化部(40)(荷電部)と、ストリーマ放電部(50)(放電部)と、集塵部(60)とを有している。イオン化部(40)は、例えばコロナ放電を行うことにより、空気中の塵埃や菌を正又は負の電荷に帯電させる。ストリーマ放電部(50)は、ストリーマ放電を行うことにより、空気を浄化するための活性種(ラジカル、イオン、高速電子、オゾン等)を生成する。集塵部(60)は、イオン化部(40)で帯電した塵埃や菌を電気的に捕集する。空気清浄ユニット(30)の詳細な構成は後述する。
脱臭分解部(22)は、空気中の臭気成分や有害成分を吸着して除去する触媒フィルタで構成されている。具体的に、脱臭分解部(22)は、多数の通風孔を有する基材の表面に触媒や吸着剤等の機能性材料が担持されて構成されている。脱臭分解部(22)の基材は、例えばメッシュ状、ハニカム状、格子状に形成されている。脱臭分解部(22)の触媒としては、マンガン系や貴金属系の触媒が用いられる。また、脱臭分解部(22)の吸着剤としては、ゼオライトや活性炭等が用いられる。脱臭分解部(22)では、臭気成分や有害成分が吸着されて除去される。脱臭分解部(22)に吸着された臭気成分や有害成分は、ストリーマ放電部(50)で発生した活性種によって徐々に分解される。また、脱臭分解部(22)では、ストリーマ放電部(50)で発生した活性種も分解される。
〈空気清浄ユニットの構成〉
空気清浄ユニット(30)の構成について、図2〜図13を参照しながら詳細に説明する。
−ユニットケース、及びその周辺構造の構成−
図2〜図4に示すように、空気清浄ユニット(30)は、上下に扁平な直方体状のユニットケース(31)を備え、ユニットケース(31)には、上記イオン化部(40)及びストリーマ放電部(50)と、イオン化部(40)及びストリーマ放電部(50)に対して空気の流れ方向下流側に配置された集塵部(60)とが取り付けられている。ユニットケース(31)は、下面パネル(31a)と、上面パネル(31b)と、4枚の側面パネル(31c,31d,31e,31f)とを有し、イオン化部(40)とストリーマ放電部(50)とが取り付けられる矩形の枠状に形成されている。4枚の側面パネル(31c,31d,31e,31f)は、ユニットケース(31)の長手方向の両端側にそれぞれ形成される第1と第2の側面パネル(31c,31d)と、ユニットケース(31)の幅方向の両端側にそれぞれ形成される第3と第4の側面パネル(31e,31f)とで構成され、フレーム(31c,31d,31e,31f)を構成している。ユニットケース(31)は、下面パネル(31a)が吸込グリル(15)に対向し且つ上面パネル(31b)がベルマウス(16)に対向する状態で、収容空間(S)に設置されている。
図2及び図3に示すように、下面パネル(31a)には、複数(本実施形態の例では8つ)の主流入口(32)と、1つの副流入口(33)とが形成されている。また、図4に示すように、上面パネル(31b)には、流出口(34)が形成されている。ユニットケース(31)では、主流入口(32)から流出口(34)に亘って空気が流れる主空気流路(P1)が形成される。また、副流入口(33)は、詳細は後述する副空気流路(P2)を介して主空気流路(P1)と連通している。
複数の主流入口(32)は、下面パネル(31a)のうち第1側面パネル(31c)寄りに形成され、副流入口(33)は、下面パネル(31a)のうち第2側面パネル(31d)寄りに形成されている。各主流入口(32)は、第1側面パネル(31c)の近傍から副流入口(33)に亘って延びる縦長の開口で構成される。各主流入口(32)は、互いに平行となるように等間隔を置いてユニットケース(31)の幅方向に配列されている。副流入口(33)は第2側面パネル(31d)に沿うようにユニットケース(31)の幅方向に延びている。副流入口(33)は、ユニットケース(31)の幅方向の中間部に位置している。
下面パネル(31a)では、副流入口(33)の全体の開口面積が、主流入口(32)の全体の開口面積(全ての主流入口(32)の開口面積を合計した面積)よりも極めて小さくなっている(図3を参照)。従って、空気清浄ユニット(30)に流入した空気のほとんどが主流入口(32)に流入し、残りの空気が副流入口(33)に流入する。
−イオン化部、及びその周辺構造の構成−
図2〜図4に示すように、主空気流路(P1)の上流部には、イオン化部(40)が配置される。イオン化部(40)は、複数のイオン化線(41)と、該イオン化線(41)に対向して配置される複数の荷電用電極(42)とを備えている。
イオン化線(41)は、各主流入口(32)に対応する位置に1本ずつ配置されている。イオン化線(41)は、導電性を有する金属材料(例えばタングステン線)であり、線状の線状電極を構成している。イオン化線(41)は、主流入口(32)の長手方向に真っ直ぐに延びている。イオン化線(41)は、主流入口(32)の長手方向の両端に亘るように張架されている。具体的に、イオン化線(41)の一端は、主流入口(32)のうち第2側面パネル(31d)側の内縁の近傍に固定されている。また、イオン化線(41)の他端は、取付端子(43)及びバネ部材(44)を介して、主流入口(32)のうち第1側面パネル(31c)側の内縁の近傍に固定されている。バネ部材(44)は、イオン化線(41)の長手方向に伸縮変形が可能な弾性部材で構成されている。このバネ部材(44)により、イオン化線(41)の長手方向の張力が適正に調節される。
荷電用電極(42)は、各主流入口(32)に対応する位置に配置されている。イオン化部(40)では、一対の荷電用電極(42)の間にイオン化線(41)が介在する。荷電用電極(42)は、導電性を有する金属材料で構成される。荷電用電極(42)は、主流入口(32)やイオン化線(41)の長手方向に真っ直ぐに伸びた板状に形成され、その板厚方向の端面がイオン化線(41)に対向している。
図4に示すように、空気清浄ユニット(30)は、イオン化線(41)及び荷電用電極(42)に電位差を付与するための荷電用電源部(45)を備えている。荷電用電源部(45)は、高圧電源で構成され、プラス側が各イオン化線(41)と接続され、マイナス側が各荷電用電極(42)と接続されている。荷電用電源部(45)のマイナス側は接地されるため、各荷電用電極(42)は実質的にゼロ電位となる。
−ストリーマ放電部、及びその周辺構造の構成−
図2及び図3に示すように、副流入口(33)の奥側には、ストリーマ放電部(50)が収容される放電用流路(35)が形成されている。ストリーマ放電部(50)及び放電用流路(35)は、空気流れと直交する同一の平面上に配置されている。
放電用流路(35)は、第2側面パネル(31d)に沿ってユニットケース(31)の幅方向に延びている。また、上述した主流入口(32)の内部には、2本のダクト(36)が配置されている。ダクト(36)は、ストリーマ放電部(50)で生成した活性種を主空気流路(P1)へ供給するための供給部を構成する。各ダクト(36)は、主流入口(32)の長手方向に真っ直ぐ延びており、隣接する2つの荷電用電極(42)の内部に保持されている。各ダクト(36)の内部流路(36a)は、各々の内部流路(36a)に対応する連通路(37)を介して放電用流路(35)と連通している。また、各ダクト(36)の下流側の面には、多数の円形状の空気流出孔(36b)が形成される。これらの空気流出孔(36b)は、ダクト(36)の長手方向に等間隔を置いて配列される。このように、空気清浄ユニット(30)では、副流入口(33)、連通路(37)、ダクト(36)の内部流路(36a)、及び空気流出孔(36b)が、副空気流路(P2)を構成している。
図5及び図6に示すように、ストリーマ放電部(50)は、棒状の3つの放電電極(51)と、これらの放電電極(51)に対向する1つの対向電極(52)と、各放電電極(51)を支持する支持部材(53)とを備えている。支持部材(53)は、1つの基板部(53a)と、該基板部(53a)に支持される3つの支持部(53b)とを備えている。基板部(53a)は、副流入口(33)の長手方向に沿って延びる板状に形成されている。3つの支持部(53b)は、基板部(53a)から上方(上面パネル(31b)側)に向かって突出している。各支持部(53b)は、基板部(53a)の長手方向に等間隔を置いて配列される。各支持部(53b)の突端には、棒状の放電電極(51)が支持されている。
放電電極(51)は、副流入口(33)の長手方向に沿って延びる棒状に形成される。放電電極(51)は、導電性の金属材料(例えばタングステン線)で構成される。対向電極(52)は、各放電電極(51)の両端部にそれぞれ対向するように、該放電電極(51)の長手方向に沿って延びる板状に形成される。対向電極(52)は、導電性の金属材料で構成される。
図6に示すように、ストリーマ放電部(50)は、放電電極(51)及び対向電極(52)に電位差を付与するための放電用電源部(54)を備えている。放電用電源部(54)は、高圧電源で構成され、マイナス側が対向電極(52)と接続し、プラス側が放電電極(51)と接続している。放電用電源部(54)のマイナス側は接地されるため、対向電極(51)は実質的にゼロ電位となる。なお、ストリーマ放電部(50)では、例えば対向電極(51)をプラス側に接続し、放電電極(52)を接地して放電を行うようにしてもよい。
−集塵部、及びその周辺構造の構成−
図7〜図9に示すように、本実施形態の集塵部(60)は、6つの集塵ユニット(70)が組み合わされて構成される。各集塵ユニット(70)は、上記ユニットケース(31)と、該ユニットケース(31)に取り付けられた4本の縦ステー(61)及び1本の横ステー(62)からなる第1ステー(61,62)と、1本の接地用ステー(63)からなる第2ステー(63)とによって主空気流路(P1)に保持されている。第1ステー(61,62)は、フレーム(31c,31d,31e,31f)の内側に通された梁であって、該フレーム(31c,31d,31e,31f)の内側に各集塵ユニットを配列する複数の配置スペースを区画し、かつ上記集塵ユニット(70)が取り付けられる部材である。各縦ステー(61)及び横ステー(62)は、集塵ユニット(70)の第1電極(高圧電極(71))にプラスの電位を付与するための高圧側給電部として機能する。
また、接地用ステー(63)は、集塵ユニット(70)の第2電極(集塵電極(接地電極)(81))を接地するための接地側給電部として機能する。縦ステー(61)及び横ステー(62)は、集塵部(60)の上流部に配置され、接地用ステー(63)は、集塵部(60)の下流部に配置される。
図7及び図8に示すように、4本の縦ステー(61)は、ユニットケース(31)の第3及び第4側面パネル(31e,31f)の間に支持されている。各縦ステー(61)は、ユニットケース(31)の幅方向に延びる棒状に形成され、互いに平行となるようにユニットケース(31)の長手方向に等間隔を置いて配置される。具体的に、これらの縦ステー(61)は、第1側面パネル(31c)に隣接する第1縦ステー(61a)と、第2側面パネル(31d)に隣接する第2縦ステー(61b)と、第1縦ステー(61a)と第2縦ステー(61b)の間に配列される第3及び第4縦ステー(61c,61d)とで構成される。各縦ステー(61)の長手方向の一端は、第1連結部材(64a)を介して第3側面パネル(31e)に連結している。各縦ステー(61)の長手方向の他端は、第2連結部材(64b)を介して第4側面パネル(31f)に連結している。これらの連結部材(64a,64b)は、絶縁性の樹脂材料で構成される。これにより、ユニットケース(31)と各縦ステー(61)とは、互いに電気的に絶縁状態となる。
横ステー(62)は、第1側面パネル(31c)及び第2側面パネル(31d)の各近傍に亘って、ユニットケース(31)の長手方向に延びる棒状に形成される。横ステー(62)は、各縦ステー(61)と直交するように、該各縦ステー(61)の下面における長手方向の中間部に固定される。これにより、横ステー(62)と各縦ステー(61)とが電気的に接続される。
図9に示すように、接地用ステー(63)は、集塵部(60)の下流端に配置され、第1側面パネル(31c)及び第2側面パネル(31d)に亘って、ユニットケース(31)の長手方向に延びている。接地用ステー(63)の長手方向の一端は、第1側面パネル(31c)の幅方向の中間部に固定される。接地用ステー(63)の長手方向の他端は、第2側面パネル(31d)の幅方向の中間部に固定される。つまり、接地用ステー(63)は、上述した横ステー(62)と空気流れ方向にオーバーラップしている。接地用ステー(63)は、この接地用ステー(63)が取り付けられたユニットケース(31)のフレーム(31c,31d,31e,31f)とともに接地状態となっている。
図4及び図10に示すように、各集塵ユニット(70)は、高圧電極(71)と集塵電極(81)と枠部材(電極固定部材)(90)とを備えている。集塵ユニット(70)では、高圧電極(71)が第1電極を構成し、集塵電極(81)が第2電極を構成する。高圧電極(71)が上記第1ステー(61,62)に取り付けられ、集塵電極(81)が上記フレーム(31c,31d,31e,31f)と上記第2ステー(63)に取り付けられている。また、枠部材(90)は、高圧電極(71)と集塵電極(81)との相対的な位置を決定するように、両者の電極(71,81)を支持する。
上記フレーム(31c,31d,31e,31f)と上記第2ステー(63)には、集塵電極(81)を取り付けるための固定部(25)が設けられている。この固定部(25)は、第2ステー(63)に形成されたネジ穴(63a)(図9参照)と、上記フレーム(31c,31d,31e,31f)の第3と第4の側面パネル(31e,31f)に形成された切起片(38)に形成されたネジ穴(38a)(図2,4,8,15参照)により構成されている。
高圧電極(71)は、導電性の樹脂材料で構成される。より詳細には、高圧電極(71)は、体積抵抗率が108Ω・cm以上1013Ω・cm未満に設定され、いわゆる微導電性の樹脂材料で構成される。集塵電極(81)は、導電性の金属材料で構成される。より詳細には、集塵電極(81)は、薄板状のステンレスバネ鋼によって構成される。
枠部材(90)は、集塵電極(81)を囲む矩形状に形成されている。枠部材(90)は、互いに対向する板状の2つの樹脂枠部(91)と、互いに対向する板状の2つの金属枠部(100)とが組み合わされて構成される。樹脂枠部(91)は、絶縁性の樹脂材料で構成され、金属枠部(100)は、導電性の金属材料で構成される。
空気清浄ユニット(30)は、高圧電極(71)と集塵電極(81)とに電位差を付与するための集塵用電源部(65)を備えている(図4を参照)。集塵用電源部(65)は、高圧電源で構成される。集塵用電源部(65)のプラス側は、高圧側給電部(縦ステー(61)及び横ステー(62))を介して高圧電極(71)と接続している。また、集塵用電源部(65)のマイナス側は、接地用ステー(63)及び金属枠部(100)を介して集塵電極(81)と接続している。集塵用電源部(65)のマイナス側は接地されるため、集塵電極(81)は実質的にゼロ電位となる。
−集塵ユニットの詳細な構成−
集塵ユニット(70)の詳細な構成について、図10から図15を参照しながら更に詳細に説明する。高圧電極(71)と集塵電極(81)とは、多数の通風孔(72,82)を有する格子構造の基台部(73,83)と、該基台部(73,83)から通風孔(72,82)の軸方向に突出する多数の突起部(74,84)とをそれぞれ有している。この集塵ユニット(70)では、高圧電極(71)の基台部(73)と集塵電極(81)の突起部(84)が組み合わされるとともに集塵電極(81)の基台部(83)と高圧電極(71)の突起部(74)が組み合わされる。
高圧電極(71)の基台部(73)は、縦ステー(61)に沿って延びる3つの縦壁部(75)と、該縦壁部(75)に直交する多数の横壁部(76)とを有し、これらの壁部(75,76)が組み合わされて四角格子状に形成される(図12を参照)。高圧電極(71)の基台部(73)には、縦長の多数の通風孔(72)が形成される。これらの通風孔(72)は、横ステー(62)に沿った方向に延びる長穴によって構成される。
高圧電極(71)の各突起部(74)は、各横壁部(76)から空気の下流側(集塵電極(81)の基台部(83)側)に向かってそれぞれ突出した板状に形成される。高圧電極(71)では、各突起部(74)が横壁部(76)に沿うように所定の間隔で配列される。また、高圧電極(71)では、複数の突起部(74)が、該突起部(74)の板厚方向に沿って等間隔置きに配列される。高圧電極(71)の各突起部(74)は、集塵電極(81)の各通風孔(82)にそれぞれ挿通される(図13を参照)。
高圧電極(71)には、基台部(73)から上流側に突出する複数の上流側突起部(77)が形成されている。各上流側突起部(77)は、高圧電極(71)の突起部(74)及び横壁部(76)と概ね同じ厚みの板状に形成される。また、各上流側突起部(77)は、高圧電極(71)の各通風孔(72)の長辺部に沿うように延びており、高圧電極(71)の突起部(74)よりも幅広に形成される。
図10に示すように、高圧電極(71)の基台部(73)には、縦ステー(61)に隣接する一対の外側面にそれぞれ第1と第2の取付板(78,79)が設けられる。第1取付板(78)及び第2取付板(79)は、図15に示すように、ビス(26)で各縦ステー(61)にビス孔(61e)を通して固定される。これにより、高圧電極(71)は、縦ステー(61)と電気的に接続される。第1取付板(78)は、高圧電極(71)の基台部(73)の外側面のうち集塵ユニット(70)の隅部に対応する位置に配置されている。第1取付板(78)は、上下に扁平な板状に形成されている。第1取付板(78)には、ビス穴(78a)が板厚方向に貫通して形成される。
第2取付板(79)は、高圧電極(71)の基台部(73)の外側面の長手方向の中間部に配置されている。第2取付板(79)は、上下に扁平且つ縦ステー(61)に沿って延びる長板状に形成されている。第2取付板(79)の長手方向の一端部寄りには、ビス穴(79a)が板厚方向に貫通して形成される。第2取付板(79)の長手方向の他端部寄りには、凸部(79b)が形成される。凸部(79b)は、第2取付板(79)の下流面から枠部材(90)に向かって突出している。凸部(79b)は、上下方向に延びる円柱状に形成される。
集塵電極(81)の基台部(83)は、縦ステー(61)に沿って延びる複数枚の縦板部(85)と、該縦板部(85)に直交する多数の横板部(86)とを有し、これらの板部(85,86)が格子状に組み合わされて構成される(図11を参照)。上記集塵電極(81)の基台部(83)は、図12と図13を比較すればわかるように、高圧電極(71)の基台部(73)よりも小さな格子状であり、また、図10に示しているように、上記ユニットケース(31)の空気流れ方向下流側に配置されている。
複数の縦板部(85)は、横ステー(62)に沿う方向に等間隔を置いて配列される。図11に示すように、複数の縦板部(85)は、交互に配列される第1縦板部(85a)と第2縦板部(85b)とで構成される。第1縦板部(85a)の上下の高さは、第2縦板部(85b)の上下の高さよりも大きい。各縦板部(85)における空気の上流側の端部には、複数のスリット(87)が形成される。このスリット(87)は、縦板部(85)の長手方向に等間隔を置いて配列される。
複数の横板部(86)は、縦ステー(61)に沿う方向に等間隔を置いて配列される。図11に示すように、複数の横板部(86)の空気の下流側の端部には、複数のスリット(88)が形成される。横板部(86)のスリット(88)は、該横板部(86)の長手方向に等間隔を置いて配列される。横板部(86)の複数のスリット(88)は、交互に配列される第1スリット(88a)と第2スリット(88b)とで構成される。第1スリット(88a)の上下の高さは、第2スリット(88b)の上下の高さよりも大きい。
集塵電極(81)の基台部(83)では、横板部(86)の第1スリット(88a)に第1縦板部(85a)が差し込まれ、横板部(86)の第2スリット(88b)に第2縦板部(85b)が差し込まれる。換言すると、集塵電極(81)の基台部(83)では、第1縦板部(85a)のスリット(87)と、第2縦板部(85b)のスリット(87)とにそれぞれ横板部(86)が差し込まれる。これにより、集塵電極(81)では、四角格子構造の基台部(83)が構成される。つまり、集塵電極(81)の基台部(83)は、複数の金属板(縦板部(85)及び横板部(86))が格子状に組み合わされた金属格子部を構成する。
集塵電極(81)の各突起部(84)は、横板部(86)から空気の上流側(高圧電極(71)の基台部(73)側)に向かってそれぞれ突出した板状に形成される。集塵電極(81)では、各突起部(84)が横板部(86)に沿うように所定の間隔で配列される。また、集塵電極(81)では、複数の突起部(84)が、該突起部(84)の板厚方向に沿って等間隔置きに配列される。集塵電極(81)の各突起部(84)は、高圧電極(71)の各通風孔(72)にそれぞれ挿通される(例えば図12を参照)。
図12に示すように、集塵ユニット(70)の上流端では、高圧電極(71)の各上流側突起部(77)と集塵電極(81)の各突起部(84)とが対向する。これにより、高圧電極(71)の各上流側突起部(77)と集塵電極(81)の各突起部(84)との間には、空気中の塵埃や菌を捕集するための電界が形成される。また、集塵ユニット(70)の上流部では、高圧電極(71)の各通風孔(72)と、集塵電極(81)の各突起部(84)の外周面との間に空気中の塵埃や菌を捕集するための電界が形成される。更に、図13に示すように、集塵ユニット(70)の下流部では、集塵電極(81)の各通風孔(82)と、高圧電極(71)の各突起部(74)の外周面との間に空気中の塵埃や菌を捕集するための電界が形成される。
図10に示すように、枠部材(90)は、矩形状に形成され、集塵電極(81)の基台部(83)の周囲に配置されている。枠部材(90)は、互いに対向する一対の樹脂枠部(91)と、互いに対向する一対の金属枠部(100)とが互いに連結されて構成される。この枠部材(90)により、上記高圧電極(71)及び集塵電極(81)が互いに位置決めされた状態で固定される。
一対の樹脂枠部(91)は、集塵電極(81)の基台部(83)のうち縦板部(85)に沿った外側面に隣接するように配置される。つまり、樹脂枠部(91)は、各電極(71,81)の各突起部(74,84)の板厚方向に伸びている。樹脂枠部(91)は、樹脂枠本体(92)と、一対の締結部(93)と、第1から第3までの取付部(絶縁取付部)(94,95,96)と、一対の突出板部(97)とを有している。樹脂枠部(91)は、射出成型によって一体に成型される。
各樹脂枠本体(92)は、縦ステー(61)に沿って延びる略板状に形成され、集塵電極(81)の最も端の列の縦板部(85)にそれぞれ対向して配置される。締結部(93)は、樹脂枠本体(92)の長手方向の両端に一体に形成される。各締結部(93)には、該樹脂枠本体(92)の長手方向の外方に露出するようにネジ穴(93a)がそれぞれ形成される。
第1から第3までの取付部(94,95,96)は、樹脂枠本体(92)の外側面に一体に形成される。第1取付部(94)は、樹脂枠本体(92)の長手方向の一端部の近傍に位置している。第1取付部(94)は、空気の上流側に向かって開口するネジ穴(94a)を有する円柱状に形成される。第1取付部(94)のネジ穴(94a)は、高圧電極(71)の第1取付板(78)のビス穴(78a)と同軸となっている。第2取付部(95)は、樹脂枠本体(92)の長手方向の他端部寄りに位置している。第2取付部(95)は、空気の上流側に向かって開口するネジ穴(95a)を有する円柱状に形成される。第2取付部(95)のネジ穴(95a)は、高圧電極(71)の第2取付板(79)のビス穴(79a)と同軸となっている。
第3取付部(96)は、第1取付部(94)と第2取付部(95)の間のうち該第2取付部(95)寄りに位置している。第3取付部(96)は、空気の上流側に向かって開口する嵌合穴(96a)を有する円柱状に形成される。第3取付部(96)の嵌合穴(96a)は、円柱状の空間を構成しており、高圧電極(71)の第2取付板(79)の凸部(79b)と同軸となっている。第3取付部(96)の嵌合穴(96a)の内径は、凸部(79b)の外径と概ね等しくなっている。
樹脂枠部(91)と高圧電極(71)との取付状態では、第3取付部(96)の嵌合穴(96a)に高圧電極(71)の凸部(79b)が嵌合する。この結果、枠部材(90)に対する高圧電極(71)の相対的な位置が決定される。つまり、枠部材(90)の第3取付部(96)は、高圧電極(71)の位置決め部を構成する。この状態において、枠部材(90)の第1取付部(94)にビスを介して第1取付板(78)を固定する。同時に、枠部材(90)の第2取付部(95)にビスを介して第2取付板(79)を固定する。この結果、所望の位置に設定された高圧電極(71)が枠部材(90)に保持される。
図10及び図13に示すように、一対の突出板部(97)は、各樹脂枠本体(92)の内側面にそれぞれ形成されている。突出板部(97)は、樹脂枠本体(92)を挟んで第3取付部(96)の嵌合穴(96a)と反対側に位置している。突出板部(97)は、上下に延びる長板状に形成され、樹脂枠本体(92)から集塵電極(81)の基台部(83)に向かって内方へ突出している。
一方、集塵電極(81)の基台部(83)では、突出板部(97)に対応する位置に横板部(86)の突端部(86a)が突出する。具体的には、図13に示すように、集塵電極(81)の基台部(83)では、最も端の縦板部(85)から各横板部(86)の突端部(86a)が外方へ突出する。樹脂枠本体(92)の突出板部(97)は、これらの横板部(86)の所定の2枚の突端部(86a,86a)の間に嵌まり込むように位置及び形状が決定されている。つまり、集塵電極(81)の基台部(83)では、所定の2枚の突端部(86a,86a)の間に突出板部(97)が内嵌する凹部(89a)が構成されている。樹脂枠部(91)と集塵電極(81)との取付状態では、この凹部(89a)の内部に樹脂枠部(91)の突出板部(97)が嵌合する。この結果、枠部材(90)に対応する集塵電極(81)の相対的な位置が決定される。つまり、樹脂枠部(91)の突出板部(97)は、集塵電極(81)の位置決め部を構成する。
一対の金属枠部(100)は、集塵電極(81)の基台部(83)のうち横壁部(76)に沿った外側面に隣接するように配置される。一対の金属枠部(100)は、各樹脂枠部(91)の長手方向の端部に亘るように基台部(73)の横壁部(76)に沿って延びている。金属枠部(100)は、金属枠本体(101)と、金属枠本体(101)から内側に曲げられた曲げ部(102)とを有している。
金属枠本体(101)は、横ステー(62)に沿って延びる略板状に形成され、最も端の横板部(86)にそれぞれ対向して配置される。金属枠本体(101)の長手方向の両端部には、樹脂枠本体(92)の締結部(93)に対応する位置に締結穴(101a)がそれぞれ形成される。また、金属枠本体(101)には、長手方向の両端部寄りに一対の切起部(101b)が形成される。これらの切起部(101b)は、金属枠本体(101)にU字状(コ字状)の切れ目を形成した後、この切れ目の内部を枠部材(90)の外側に向かって折り返すことで形成されている。
空気清浄ユニット(30)では、一対の金属枠部(100)のうちの一方の金属枠部(100)の各切起部(101b)が、上述したユニットケース(31)の第3側面パネル(31e)または第4側面パネル(31f)に形成された切起片(38)のネジ穴(38a)にビス(27)で固定され(図15参照)、他方の金属枠部(100)の各切起部(101b)が、第2ステー(63)に形成されたネジ穴(63a)にビス(27)で固定される(図9参照)。これにより、一対の金属枠部(100)は接地状態となる。
図4及び図9に示すように、絶縁取付部(94,95,96)は、上記ユニットケース(31)の空気流れ方向下流側に露出し、上記高圧側給電部である縦ステー(61)は、絶縁取付部(94,95,96)に対してユニットケース(31)の空気流れ方向上流側に位置している。また、上記高圧側給電部である縦ステー(61)は、上記集塵ユニット(70)の一対の対辺に配置されている。一方、接地側給電部である接地用ステー(63)は、該集塵ユニット(70)の他の一対の対辺に配置されている。
金属枠部(100)の曲げ部(102)は、金属枠本体(101)における空気流れの下流側の端部に形成される。曲げ部(102)は、金属枠本体(101)の端部を枠部材(90)の内側へ折り返すことで形成される。曲げ部(102)は、金属枠本体(101)の長手方向の両端に亘って水平に延びている。曲げ部(102)は、集塵電極(81)の基板部(53a)と当接することで、該集塵電極(81)が空気の下流側へ移動するのを禁止する規制部として機能する。また、曲げ部(102)は、金属枠部(100)の板厚方向の曲げ強度を増大させる補強リブとして機能する。
より詳細には、本実施形態の曲げ部(102)は、集塵電極(81)の基台部(83)のうち複数の縦板部(85)の突端部(85c)に沿うように屈曲している。図14に示すように、集塵電極(81)の各縦板部(85)は、最も端の横板部(86)から金属枠本体(101)に向かって外方へ突出しており、この突出した部位が突端部(85c)を構成している。縦板部(85)の各突端部(85c)の下流側端部は、横板部(86)の下流側端部よりも上流寄りに位置し、各突端部(85c)と横板部(86)との間に僅かな段差(89b)が形成される。枠部材(90)と集塵電極(81)の取付状態では、金属枠部(100)の曲げ部(102)が、この段差(89b)の内部に嵌まり込む。これにより、集塵電極(81)の基台部(83)が枠部材(90)の内部から外れることが曲げ部(102)によって規制される。また、曲げ部(102)を段差(89b)に嵌め込むことで、枠部材(90)を空気流れ方向に小型化できる。
以上の構成において、上記集塵電極(81)の基台部(83)の空気流れ方向下流側の面と、上記ユニットケース(31)の空気流れ方向下流側の外面とは、ほぼ同一の平面上に配置されている。また、上記切起片(38)により構成された固定部(25)は、上記ユニットケースの空気流れ方向下流側の外面から突出しない位置に配置されている。
−空気を浄化する動作−
空気調和装置(10)の冷房運転や暖房運転時において空気を浄化する動作について説明する。図1に示す空気調和装置(10)の室内ファン(17)が運転されると、室内の空気が吸込口(14a)から収容空間(S)へ吸い込まれる。収容空間(S)では、まず、空気がプレフィルタ(21)を通過する。プレフィルタ(21)では、空気中の比較的大きな塵埃が捕捉される。プレフィルタ(21)を通過した空気は、空気清浄ユニット(30)に流入する。
空気清浄ユニット(30)では、荷電用電源部(45)からイオン化部(40)へ電位差が付与される。また、放電用電源部(54)からストリーマ放電部(50)へ電位差が付与される。また、集塵用電源部(65)から集塵部(60)へ電位差が付与される。
空気清浄ユニット(30)に流入した空気の多くは、主流入口(32)を通じてイオン化部(40)へ供給される。イオン化部(40)では、イオン化線(41)と荷電用電極(42)との間で放電(例えばコロナ放電)が行われ、イオン化線(41)と荷電用電極(42)の間に塵埃や菌を帯電させるための電界が形成される。この結果、イオン化線(41)から荷電用電極(42)に向かってプラスイオンが発生し、このプラスイオンが荷電用電極(42)に衝突する。この結果、イオン化線(41)と荷電用電極(42)の間を流れる空気中の塵埃や菌がプラスに帯電する。
また、空気清浄ユニット(30)に流入した空気の残りは、副流入口(33)を通じて放電用流路(35)へ送られる。放電用流路(35)のストリーマ放電部(50)では、放電電極(51)と対向電極(52)との間でストリーマ放電が行われ、この放電に伴い活性種が発生する。この活性種により、空気中の臭気成分や有害成分が分解・除去される。放電用流路(35)の空気は、残存する活性種とともに連通路(37)、ダクト(36)の内部流路(36a)を順に流れ、空気流出孔(36b)から集塵部(60)の上流側へ流出する。つまり、空気流出孔(36b)を流出した空気は、イオン化部(40)を通過した空気と合流する。この際、空気中に含まれる活性種は、イオン化部(40)を通過した空気の流れにより、集塵部(60)の上流側の全域に拡散する。
合流した空気は、集塵部(60)の各集塵ユニット(70)へ流入する。この空気は、まず、高圧電極(71)の各上流側突起部(77)と、集塵電極(81)の各突起部(84)の間を通過する。上記集塵ユニット(70)では、上記高圧電極(71)に第1ステー(61,62)から給電され、高圧電極(71)と集塵電極(81)に電位差が与えられる。この結果、プラスに帯電した塵埃や菌が、集塵電極(81)の各突起部(84)の上流部の外周面に付着する。次いで、この空気は、高圧電極(71)の基台部(73)の各通風孔(72)と、集塵電極(81)の各突起部(84)の間を通過する。この結果、プラスに帯電した塵埃や菌が、集塵電極(81)の各突起部(84)の下流部の外周面に付着する。次いで、この空気は、集塵電極(81)の基台部(83)の各通風孔(82)と、高圧電極(71)の各突起部(74)の間を通過する。この結果、プラスに帯電した塵埃や菌が、集塵電極(81)の各通風孔(82)の内周面に付着する。このように、集塵ユニット(70)では、接地状態である集塵電極(81)の表面に塵埃や菌が捕捉される。また、集塵ユニット(70)には、ストリーマ放電部(50)で発生した活性種が供給される。このため、集塵電極(81)の表面に付着した菌が、この活性種により分解・除去される。
集塵部(60)を通過した空気は、脱臭分解部(22)を流れる。脱臭分解部(22)では、空気中の臭気成分や有害成分が触媒フィルタに吸着されて除去される。脱臭分解部(22)に吸着された臭気成分や有害成分は、空気中に含まれる活性種によって徐々に分解されていく。この結果、脱臭分解部(22)での臭気成分や有害成分の吸着能力が回復する。
脱臭分解部(22)を通過した空気は、上述したように、室内熱交換器(18)で冷却又は加熱された後、室内空間へ供給される。この結果、空気調和装置(10)では、室内の冷房や暖房とともに室内の空気の浄化が行われる。
−実施形態の効果−
本実施形態によれば、高圧電極(71)の基台部(73)よりも小さな格子状に形成された金属製の集塵電極(81)の基台部(83)がユニットケース(31)の空気流れ方向下流側に位置していて、この集塵電極(81)が小さな金属格子状であって強度が強い。そのため、据付時やメンテナンス時に、空気清浄ユニットが落下したり他の部品と接触したりしても、集塵電極(81)や、集塵電極(81)の基台部(83)の格子の中に挿入される高圧電極(71)の突起部(74)に傷がついたり変形したりするのを抑えることができ、電極形状を維持できる。したがって、空気清浄ユニット(30)の性能が低下するのを防止できる。
また、高圧電極(71)の基台部(73)は導電性樹脂製で格子が集塵電極(81)の基台部(84)よりも大きいために強度は集塵電極(81)よりも劣るものの、上流の荷電部(40)側に配置されていて、荷電部(40)に覆われて保護されているので、高圧電極(71)が損傷するのも防止できる。
また、本実施形態によれば、各集塵ユニット(70)をユニットケース(31)のステー(61,62,63)と固定部(25)で保持してユニットケース(31)と一体化させたことにより、集塵ユニット(70)を十分な強度にすることができるので、集塵ユニット(70)の損傷をより確実に防止できる。また、特に集塵電極(81)をユニットケース(31)で強固に保持することにより十分な強度にすることができるので、集塵電極(81)の損傷や変形を効果的に防止できる効果が得られる。
さらに、本実施形態によれば、集塵電極(81)の基台部(83)の空気流れ方向下流側の面と、ユニットケース(31)の空気流れ方向下流側の外面とがほぼ同一面上に位置するようにして、これらの面が平坦な面になるようにしているので、外部の部品などにより集塵電極(81)が傷つくおそれが少なくなる。
また、本実施形態によれば、上記固定部(25)がユニットケース(31)の空気流れ方向下流側の外面よりも内側に位置しているので、この固定部(25)が損傷したり、その損傷した固定部(25)によって集塵電極(81)が損傷したりするのも防止できる。
〈その他の実施形態〉
上記実施形態については、以下のような構成としてもよい。
例えば、上記実施形態では、金属で構成された集塵電極(81)の基台部(83)を導電性樹脂で構成された高圧電極(71)の基台部(73)よりも小さな格子状にしているが、高圧電極(71)を金属で形成し、格子が小さな集塵電極(81)を樹脂で形成してもよい。本発明は、要するに、下流側の集塵電極(81)の基台部(83)の格子が上流側の高圧電極(71)の基台部(73)の格子よりも小さければよい。
また、上記実施形態では、集塵ユニット(70)を2列にして各列に3つずつ配置しているが、集塵ユニット(70)の列の数や全体の数を変更してもよい。
また、上記実施形態では、集塵ユニット(70)をユニットケース(31)のステー(61,62,63)に取り付けるようにしているが、取付構造は適宜変更してもよい。
また、上記実施形態の集塵ユニット(70)は、室内の冷房や暖房を行う空気調和装置(10)に搭載されている。しかし、集塵ユニット(70)は、例えば室内を清浄する空気清浄機や、室内の加湿や除湿を行う調湿装置に搭載されてもよい。
なお、以上の実施形態は、本質的に好ましい例示であって、本発明、その適用物、あるいはその用途の範囲を制限することを意図するものではない。
以上説明したように、本発明は、荷電部と、荷電部に対して空気の流れ方向下流側に配置された集塵部と、荷電部及び集塵部が取り付けられる矩形枠状のユニットケースとを備え、被処理空気を清浄化する空気清浄ユニットについて有用である。
25 固定部
30 空気清浄ユニット
31 ユニットケース
31c 第1側面パネル(フレーム)
31d 第2側面パネル(フレーム)
31e 第3側面パネル(フレーム)
31f 第4側面パネル(フレーム)
38 切起片(固定部)
40 荷電部
60 集塵部
61 縦ステー
62 横ステー
63 接地用ステー
70 集塵ユニット
71 第1電極
81 第2電極

Claims (5)

  1. 荷電部(40)と、荷電部(40)に対して空気の流れ方向下流側に配置された集塵部(60)と、該荷電部(40)及び集塵部(60)が取り付けられる矩形枠状のユニットケース(31)とを備えた空気清浄ユニットであって、
    上記集塵部(60)は、導電性樹脂により形成され格子状の基台部(73)と該基台部(73)から突出する突起部(74)を有する第1電極(71)と、金属により形成され格子状の基台部(83)と該基台部(83)から突出する突起部(84)を有する第2電極(81)とを備え、第1電極(71)の基台部(73)と第2電極(81)の突起部(84)が組み合わされるとともに第2電極(81)の基台部(83)と第1電極(71)の突起部(74)が組み合わされる複数の集塵ユニット(70)により構成され、
    上記集塵部(60)の第1電極(71)と第2電極(81)のうちで基台部(73,83)の格子が小さな方の電極が、上記ユニットケース(31)の空気流れ方向下流側に配置されていることを特徴とする空気清浄ユニット。
  2. 請求項1において、
    上記第2電極(81)の基台部(83)の格子が第1電極(71)の基台部(73)の格子よりも小さく、かつ、第2電極(81)の基台部(83)が、第1電極(71)の基台部(73)に対して、上記ユニットケース(31)の空気流れ方向下流側に配置されていることを特徴とする空気清浄ユニット。
  3. 請求項1または2において、
    上記ユニットケース(31)は、上記複数の集塵ユニット(70)が内部に配列されるフレーム(31c,31d,31e,31f)と、該フレーム(31c,31d,31e,31f)の内側に通された補強梁であって該フレーム(31c,31d,31e,31f)の内側に各集塵ユニット(70)を配列する複数の配置スペースを区画するステー(61,62,63)と、該ユニットケース(31)に集塵ユニット(70)を固定するための固定部(25)とを備えていることを特徴とする空気清浄ユニット。
  4. 請求項3において、
    上記第2電極(81)の基台部(83)の空気流れ方向下流側の面と、上記ユニットケース(31)の空気流れ方向下流側の外面とがほぼ一致していることを特徴とする空気清浄ユニット。
  5. 請求項4において、
    上記固定部(25)は、上記ユニットケース(31)の空気流れ方向下流側の外面から突出しない位置に設けられていることを特徴とする空気清浄ユニット。
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