JP2015015971A - 薬液塗布用具 - Google Patents

薬液塗布用具 Download PDF

Info

Publication number
JP2015015971A
JP2015015971A JP2013127168A JP2013127168A JP2015015971A JP 2015015971 A JP2015015971 A JP 2015015971A JP 2013127168 A JP2013127168 A JP 2013127168A JP 2013127168 A JP2013127168 A JP 2013127168A JP 2015015971 A JP2015015971 A JP 2015015971A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
chemical solution
rod member
chemical
middle rod
application
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2013127168A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5652796B1 (ja
Inventor
益山 巌
Iwao Masuyama
巌 益山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyo Parts Co Ltd
Original Assignee
Tokyo Parts Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Parts Co Ltd filed Critical Tokyo Parts Co Ltd
Priority to JP2013127168A priority Critical patent/JP5652796B1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5652796B1 publication Critical patent/JP5652796B1/ja
Publication of JP2015015971A publication Critical patent/JP2015015971A/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Closures For Containers (AREA)
  • Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)

Abstract

【課題】薬液を毛髪や頭、顔の皮膚の必要とする場所へ適量塗布することができる。【解決手段】薬液を毛髪や頭皮に塗布する塗布部10と、塗布部10に供給する薬液を貯留する薬液貯蔵部20を有する薬液塗布用具1であり、塗布部10は、薬液貯蔵部20に連通し薬液を吐出させる吐出通路11と、押し上げにより移動して吐出通路11を開き薬液を吐出させる導き機能を有する中棒部材12と、中棒部材12を吐出通路11を閉じ方向に付勢し、押し上げ力に対して負荷を与える付勢手段13と、を有し、中棒部材12は、押し上げにより移動して吐出通路11を開き薬液を吐出させ、押し上げによる中棒部材12の移動に応じて薬液の吐出量を変化させる。【選択図】図2

Description

この発明は、育毛剤や整髪料、洗浄剤、化粧剤、美容剤等の薬液を貯留する薬液貯蔵部を有し、これらの薬液を毛髪や頭、顔の皮膚の必要とする場所へ定量塗布することのできる薬液塗布用具に関する。
泡状整髪料等の薬液を、櫛又はブラシの内部に設けた薬液の貯蔵部から薬液誘導路を経て櫛歯又はブラシ面に噴出させて、櫛又はブラシから直接毛髪に塗布するようにしたものとしては、例えば実開昭62−128443号公報、実開昭57−103003号公報又は実開昭50−126478号公報に開示されている、噴泡ブラシ、整髪料の含浸ぐし又は頭髪用化粧料塗布具等がある。
また、特開平10−33265号公報に開示されるものがあり、このものは、ブラシの毛の先端に栓が設けられ、栓を棒状体として、ブラシで頭皮を叩いてマッサージする時に、栓が引っ込んで薬液が塗布される。さらに、頭髪への育毛剤や頭皮痛み保護のトニック液などの薬液を塗布する点滴用具があり、この点滴用具は瓶口元中栓の中心孔から薬液を頭髪や頭皮に手で振りかけている。また、特許第4753233号公報に開示されるものがあり、このものは、薬液を計量室で計量し、押込み棒を頭皮に押し当てたときのみ計量室の薬液を塗布する。
実開昭62−128443号公報 実開昭57−103003号公報 実開昭50−126478号公報 特開平10−33265号公報 特許第4753233号公報
しかしながら、これら従来の櫛又はブラシでは、毛髪又は頭皮と接触する櫛歯又はブリッスルはいずれも吐出穴が櫛先端より根元の方に位置している。そのため、塗布液の大半が毛髪に塗布されて頭皮上で汚れや匂いの原因となる毛穴から排出される皮脂を除去し、毛穴に薬液を浸透させることが不十分であった。
また、栓を棒状体として、ブラシで頭皮を叩いてマッサージする時に、栓が引っ込んで薬液が塗布されるものでは、薬液を十分に塗布することができない。一方、点滴用具では、上から下に振って頭部寸前で自分で止めるために振られた反応に反動で頭部に当たり、怪我をしてしまう虞がある。また、振り方加減で薬液の出が大きくバラつき多く出しすぎると顔にまで流れて刺激が大きい薬液であるが故に顔皮膚を痛めてしまい、仮に少量だと何回も繰り返しを余技なくされ、頭皮の毛穴に薬液を浸透させることはできなかった。また、薬液を計量室で計量し、押込み棒を頭皮に押し当てたときのみ計量室の薬液を塗布するものは、計量された量しか塗布することができなかった。
この発明は、これら従来の櫛やブラシ、また点滴用具の問題点を解消し、薬液を毛髪や頭、顔の皮膚の必要とする場所へ適量塗布することができる薬液塗布用具を提供することを目的とするものである。
前記課題を解決し、かつ目的を達成するために、この発明は、以下のように構成した。
請求項1に記載の発明は、薬液を毛髪や頭皮に塗布する塗布部と、
前記塗布部に供給する薬液を貯留する薬液貯蔵部を有する薬液塗布用具であり、
前記塗布部は、
前記薬液貯蔵部に連通し薬液を吐出させる吐出通路と、
押し上げにより移動して前記吐出通路を開き薬液を吐出させる導き機能を有する中棒部材と、
前記中棒部材を前記吐出通路を閉じ方向に付勢し、押し上げ力に対して負荷を与える付勢手段と、を有し、
前記中棒部材は、
押し上げにより移動して前記吐出通路を開き薬液を吐出させ、
押し上げによる前記中棒部材の移動に応じて薬液の吐出量を変化させることを特徴とする薬液塗布用具である。
請求項2に記載の発明は、押し上げによる前記中棒部材の移動量の増加に応じて薬液の吐出量を増加させることを特徴とする請求項1に記載の薬液塗布用具である。
請求項3に記載の発明は、前記付勢手段は、前記中棒部材の押し上げ力に対して段階的に負荷を与えることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の薬液塗布用具である。
請求項4に記載の発明は、前記中棒部材は、
前記吐出通路と連通して薬液を吐出させる孔部又は溝部を有することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の薬液塗布用具である。
請求項5に記載の発明は、前記中棒部材は、
中棒先端部に、吐出する薬液を一旦受ける液受け部を有することを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の薬液塗布用具である。
請求項6に記載の発明は、前記中棒部材は、
薬液が浸み込むことが可能な材料で成形されることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の薬液塗布用具である。
請求項7に記載の発明は、前記塗布部は、
前記中棒部材の押し上げの移動量を調整する調整部材を有することを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載の薬液塗布用具である。
前記構成により、この発明は、以下のような効果を有する。
請求項1に記載の発明では、中棒部材は、押し上げにより移動して吐出通路を開き薬液を吐出させ、押し上げによる中棒部材の移動に応じて薬液の吐出量を変化させることで、毛髪や頭、顔の皮膚の必要とする場所へ薬液を適量塗布することができる。
請求項2に記載の発明では、押し上げによる中棒部材の移動量の増加に応じて薬液の吐出量を増加させることで、毛髪や頭、顔の皮膚の必要とする場所へ薬液を適量塗布することができる。
請求項3に記載の発明では、付勢手段は、中棒部材の押し上げ力に対して段階的に負荷を与えることで、頭皮に押し当てる力によって薬液の吐出量を知り、薬液を適量塗布することができる。
請求項4に記載の発明では、中棒部材の孔部又は溝部により、薬液を吐出させことで、簡単な構造で薬液を円滑に流れるようにして吐出させることができる。
請求項5に記載の発明では、中棒先端部の液受け部に吐出する薬液を一旦受け、受け皿によって薬液を一旦溜めて必要とする箇所に塗布することができる。
請求項6に記載の発明では、中棒部材が、薬液が浸み込むことが可能な材料で成形されており、薬液を毛髪、頭皮に円滑に塗布することができる。
請求項7に記載の発明では、中棒部材の移動量を調整部材により調節することで、薬液を吐出量を調節することができる。
第1の実施の形態の薬液塗布用具の斜視図である。 第1の実施の形態の塗布部の構成及び使用状態を示す図である。 第2の実施の形態の塗布部の構成及び使用状態を示す図である。 第3の実施の形態の塗布部の構成及び使用状態を示す図である。 第4の実施の形態の塗布部の構成及び使用状態を示す図である。 塗布部の他の実施の形態を示す図である。 第5の実施の形態の塗布部の構成を示す図である。 第5の実施の形態の使用状態を示す図である。 第6の実施の形態の塗布部の構成及び使用状態を示す図である。 塗布部の他の実施の形態を示す図である。 第7の実施の形態の塗布部の構成を示す図である。 第8の実施の形態の塗布部の構成及び使用状態を示す図である。 第8の実施の形態の塗布部の構成及び使用状態を示す図である。 第9の実施の形態の塗布部の構成及び使用状態を示す図である。 第10の実施の形態の塗布部の構成及び使用状態を示す図である。 第11の実施の形態の塗布部の構成及び使用状態を示す図である。 第12の実施の形態の塗布部の構成及び使用状態を示す図である。 第13の実施の形態の塗布部の構成及び使用状態を示す図である。 塗布部の他の実施の形態を示す図である。 第14の実施の形態の塗布部の構成及び使用状態を示す図である。 第15の実施の形態の塗布部を示す図である。 第16の実施の形態の塗布部を示す図である。 第17の実施の形態の塗布部を示す図である。 第18の実施の形態の薬液塗布用具を示す図である。 第19の実施の形態の薬液塗布用具を示す図である。
以下、この発明の薬液塗布用具の実施の形態について説明する。この発明の実施の形態は、発明の最も好ましい形態を示すものであり、この発明はこれに限定されない。
(第1の実施の形態)
この実施の形態の薬液塗布用具は、図1に示すように構成され、図1(a)はキャップを外した状態を示し、図1(b)はキャップを閉じた状態を示す。この薬液塗布用具1は、塗布部10、薬液貯蔵部20を有し、この薬液貯蔵部20に塗布部10が螺着して取り付けられている。この塗布部10には、キャップ30が螺着して取り付けられている。塗布部10は、薬液を毛髪や頭皮に直接塗布するように先細りに形成され、薬液としては育毛剤や整髪料、洗浄剤、化粧剤、美容剤等が用いられる。薬液貯蔵部20は、薬液を貯留しており、塗布部10と連通し薬液を供給する。この塗布部10、薬液貯蔵部20及びキャップ30は、合成樹脂により形成されているが、ガラスで形成してもよい。また、この実施の形態では、塗布部10が1個設けられているが、これに限らず複数個設けてもよい。
この実施の形態の塗布部は、図2に示すように構成され、図2(a)はキャップを閉じた状態を示し、図2(b)はキャップを開いた状態を示す。この塗布部10は、吐出通路11、中棒部材12及び付勢手段13を有する。この吐出通路11は、薬液貯蔵部20に連通して形成され、塗布部10の内壁10aに形成した内側通路11aと、塗布先端部10bに形成した吐出側通路11bから構成される。
この中棒部材12は、樹脂で棒状に形成され、押し上げにより移動して吐出通路11を開き薬液を吐出させる導き機能を有し、押し上げによる中棒部材12の移動に応じて薬液の吐出量を変化させる。この実施の形態では、中棒部材12は、弁部12aと鍔部12bとを有し、弁部12aは内側通路11aを開閉する。付勢手段13は、中棒部材12を内側通路11aを閉じ方向に付勢し、中棒部材12の押し上げ力に対して負荷を与える構成であり、この実施の形態ではバネ13aが用いられる。バネ13aは、一端部を鍔部12bに固定し、他端部を内壁10aに固定して設けられ、中棒部材12の中棒先端部12cが塗布先端部10bから突出し、かつ弁部12aが内側通路11aを閉じる方向へ常に付勢する。この実施の形態では、付勢手段13をバネ13aで構成しているが、これに限定されず伸縮する樹脂を用いて構成してもよい。
この実施の形態の薬液塗布用具の使用について説明する。図2(a)のキャップを閉じた状態では、キャップ30によって中棒先端部12cが押し上げられているが、キャップ30によって吐出側通路11bが閉じられており、薬液は吐出しない。図2(b)に示すように、キャップ30を開くと、バネ13aが伸びて弁部12aが内側通路11aを閉じるために、薬液は吐出しない。そして、薬液塗布用具を頭部の上方に持ち上げて、図2(c)に示すように、塗布部10を下方に向けて中棒先端部12cを頭部に押し付けて押すことで、バネ13aが縮み中棒部材12は押し上げにより移動して弁部12aが内側通路11aを開き、薬液が内側通路11aを流下し、さらに吐出側通路11bに流れ込み、中棒先端部12cの周囲が案内となって薬液を定量吐出させることができる。さらに、図2(d)に示すように、使用者が中棒先端部12cを頭皮に押し当て、中棒部材12を押し上げると、この押し上げによる中棒部材12の移動に応じて弁部12aが内側通路11aをさらに開き、薬液が内側通路11aをさらに流下することで、薬液の吐出量を変化させることができる。
(第2の実施の形態)
この実施の形態の薬液塗布用具は、第1の実施の形態と同様に構成されるが、図3に示すように、第1の実施の形態のバネ13aに追加して負荷バネ13bを設けている。この負荷バネ13bは、一端部を鍔部12bに固定し、他端部を自由端としている。この実施の形態では、付勢手段13は、中棒部材12の押し上げ力に対して2段階の負荷を与えるように構成しているが、これに限定されず3段階の負荷を与えるものでも、それ以上の段階的に負荷を与える構成でもよい。
この実施の形態では、図3(c)に示すように、塗布部10を下方に向けて中棒先端部12cを頭部に押し付けて押すことで、バネ13aが縮み中棒部材12は押し上げにより移動して弁部12aが内側通路11aを開き、薬液が内側通路11aを流下し、さらに吐出側通路11bに流れ込み、中棒先端部12cの周囲が案内となって薬液を定量吐出させることができるが、このときには、負荷バネ13bの他端部は、内壁10aに当たらないでおり、負荷バネ13bによる負荷は生じない。さらに、図3(d)に示すように、使用者が中棒先端部12cを頭皮に押し当て、中棒部材12を押し上げると、この押し上げによる中棒部材12の移動に応じて弁部12aが内側通路11aをさらに開き、薬液が内側通路11aをさらに流下することで、薬液の吐出量を変化させ、この押し上げによる中棒部材12の移動量の増加に応じて薬液の吐出量を増加させることができるが、このとき、負荷バネ13bの他端部が内壁10aに当たり、負荷バネ13bによる負荷は生じるため、使用者は頭皮に押し当てる力によって、薬液の吐出量を増加させたことを感じながら塗布することができる。
(第3の実施の形態)
この実施の形態の薬液塗布用具は、第1の実施の形態と同様に構成されるが、図4に示すように、内壁10aに凹み部10a1が形成されている。この凹み部10a1には、中棒部材12の弁部12aが位置することができるようになっており、弁部12aによって内側通路11aが開閉される。
この実施の形態では、図4(c)に示すように、塗布部10を下方に向けて中棒先端部12cを頭部に押し付けて押すことで、バネ13aが縮み中棒部材12は押し上げにより移動して弁部12aが内側通路11aを開き、薬液が凹み部10a1から内側通路11aを流下し、さらに吐出側通路11bに流れ込み、中棒先端部12cの周囲が案内となって薬液を定量吐出させることができる。さらに、図4(d)に示すように、使用者が中棒先端部12cを頭皮に押し当て、中棒部材12を押し上げ、弁部12aが凹み部10a1の上方まで移動すると、薬液が凹み部10a1から内側通路11aに流れ込み、塗布する動作を行うときに、中棒部材12が微妙に押し下げられたり、押し上げられたりすると、弁部12aが凹み部10a1に位置する薬液を内側通路11aからポンプ式に送り出すようになり、吐出側通路11aから吐出する薬液の吐出量を増加させることができる。
(第4の実施の形態)
この実施の形態の薬液塗布用具は、第1の実施の形態と同様に構成されるが、図5に示すように、中棒部材12は、吐出通路11と連通して薬液を吐出させる溝部12dを有する。使用するときに、図5(c),(d)に示すように、塗布部10を下方に向けて中棒先端部12cを頭部に押し付けて押すことで、吐出通路11から薬液が中棒部材12の溝部12dに流れ込み、この溝部12dによって薬液を円滑に流れるようにして定量吐出させることができる。
この実施の形態の溝部12dは、図6に示すように構成される。図6(a)乃至図6(f)は中棒部材を先端側から見た図、図6(g)及び図6(h)は中棒部材を側方側から見た図である。図6(a)の実施の形態は、中棒部材12の周囲に連続して軸方向に形成され、図6(b)の実施の形態は、中棒部材12の周囲に90度の位置に軸方向に形成され、先端部で交差させ、図5(c)の実施の形態は、中棒部材12の横断面が十字状の溝になるように形成され、図5(d)の実施の形態は、中棒部材12の横断面が−字状の溝になるように形成され、図5(e)の実施の形態は、中棒部材12の横断面が十字状になるように形成され、図5(f)の実施の形態は、中棒部材12の横断面が多角形になるように形成される。また、図5(g)の実施の形態は、螺旋状であり、図5(h)の実施の形態は、螺旋状で、且つ交差する形状である。
(第5の実施の形態)
この実施の形態の薬液塗布用具は、図7に示すように構成され、図7(a)は塗布部に配置される中棒部材の孔部を示す断面図、図7(b)は中棒部材の孔部に連通する切り欠き部を示す断面図、図7(c)は中棒部材の斜視図である。この実施の形態は、中棒部材12は、吐出通路11を開閉する弁部12eと、薬液を吐出させる孔部12fと、ガイド軸部12gを有する。
中棒部材12は、押し上げ可能に設けられ、パッキン18によってシールされている。孔部12fには、切り欠き部12hから薬液が流入する。ガイド軸部12gは、中棒ガイド15に移動可能に支持されている。この中棒ガイド15には、薬液を流通させる連通孔15aが形成されている。
バネ13aは、一端部を中棒ガイド15に固定し、他端部を弁部12eに固定して設けられ、中棒部材12の中棒先端部12cが塗布先端部10bから突出し、かつ弁部12eがパッキン18をシールし、吐出通路11を閉じる方向へ常に付勢する。負荷バネ13bは、一端部を中棒ガイド15に固定し、他端部を自由端としている。
この実施の形態では、薬液塗布用具を使用しない場合には、図8(a)に示すように、キャップ30が閉じており、薬液が漏れることはない。使用するために、図8(b)に示すように、キャップ30を開くと、バネ13aが伸びて弁部12eがパッキン18をシールし、切り欠き部12hを閉じる。これにより吐出側通路11を閉じることになり、薬液は吐出しない。そして、図8(c)に示すように、薬液塗布用具1を頭部の上方に持ち上げて、塗布部10を下方に向けて中棒先端部12cを頭部に押し付けて押すことで、中棒部材12は押し上げにより移動して弁部12eが切り欠き部12hの一部を開き、この部分から薬液が孔部12fに流れ込み、孔部12fから薬液を定量吐出させることができる。
さらに、図8(d)に示すように、使用者が中棒先端部12cを頭皮に押し当て、中棒部材12を押し上げると、負荷バネ13bの自由端の他端部が弁部12eに当たり、この負荷バネ13bが縮み中棒部材12の押し上げ力に対して負荷がかかる。この負荷がかかる状態では、切り欠き部12hが全開することによって薬液の吐出量が増加する。このように、押し上げによる中棒部材12の移動量の増加に応じて薬液の吐出量を増加させる。
(第6の実施の形態)
この実施の形態の薬液塗布用具は、第2の実施の形態と同様に構成されるが、図9に示すように、中棒部材12に孔部12iが形成され、液流入側開口12i1から薬液が孔部12iに流入し、孔部12iの先端から吐出する。
この実施の形態では、薬液塗布用具を使用しない場合には、図9(a)に示すように、キャップ30が閉じており、薬液が漏れることはない。使用するために、図9(b)に示すように、キャップ30を開くと、バネ13aが伸びて弁部12aが内側通路11aを閉じ、薬液は吐出しない。そして、図9(c)に示すように、薬液塗布用具1を頭部の上方に持ち上げて、塗布部10を下方に向けて中棒先端部12cを頭部に押し付けて押すことで、中棒部材12は押し上げにより移動して弁部12aが内側通路11aを開くため、薬液が内側通路11aから流下し、吐出側通路11bから吐出するとともに、液流入側開口12i1の一部から薬液が孔部12iに流入し、孔部12iの先端から吐出する。
さらに、図9(d)に示すように、使用者が中棒先端部12cを頭皮に押し当て、中棒部材12を押し上げると、負荷バネ13bの自由端の他端部が弁部12eに当たり、この負荷バネ13bが縮み中棒部材12の押し上げ力に対して負荷がかかる。この負荷がかかる状態では、薬液が内側通路11aから流下するとともに、中棒部材12の液流入側開口12i1から薬液が孔部12iに流れ込み、孔部12iからも吐出し、薬液の吐出量を増加させたことを感じながら塗布することができる。
この実施の形態では、液流入側開口12i1が軸方向に長い長円形に形成されているが、複数個形成してもよい。また、孔部12iの横断面形状は、図10(a)の実施の形態では、真円形であり、図10(b)の実施の形態では、楕円形状であり、図10(c)の実施の形態では、星形形状であるが、これに限定されず種々の形状にすることができる。
(第7の実施の形態)
この実施の形態では、図11に示すように、中棒部材12の中棒先端部12cに、吐出する薬液を一旦受ける液受け部12kを有する。この中棒先端部12cの液受け部12kに吐出する薬液を一旦受け、液受け部12kによって薬液を一旦溜めて必要とする箇所に塗布することができる。この液受け部12kは、図11(a)では、小径の先細り状であり、図11(b)では、半球状であり、図11(c)では、段部に連続した半球状であり、図11(d)では、段部に連続した大径棒状であり、図11(e)では、球状である。また、図11(f)及び図11(g)の実施の形態では、液受け部12kが、スポンジ、多孔質、フェルトなど薬液が浸み込むことが可能な材料で種々の玉形状に形成され、この液受け部12kに薬液を含ませて塗布することができる。さらに、図11(h)乃至図11(k)の実施の形態では、液受け部12kが中棒先端部12cより大きく形成されており、液受け部12kによって薬液の流れが広がって塗布することができるようにしてもよい。
この実施の形態の中棒部材12は、樹脂で成形されたものでも、薬液が浸み込むことが可能な材料で成形されるものでもよく、孔部又は溝部を有する構成でも、有しない構成でもよく、液受け部12kは、図示したものに限定されず、種々の形状、大きさ、材質で形成される。
(第8の実施の形態)
この実施の形態の薬液塗布用具は、図12及び図13に示すように、中棒部材12が多孔質材料、繊維束など薬液が浸み込むことが可能な材料で成形され、弁部15が固着されている。図12の実施の形態では、中棒部材12が棒状であり、図13の実施の形態では、中棒部材12に溝部12dが形成されている。この実施の形態では、中棒部材12が、薬液が浸み込むことが可能な材料で成形されており、薬液を中棒部材12に浸み込ませて毛髪、頭皮に円滑に塗布することができる。
(第9の実施の形態)
この実施の形態の薬液塗布用具は、図14に示すように、中棒部材12に孔部12iが形成され、孔部12iには、ブラシ16が配置されている。中棒部材12の先端部には、一対のガイド12mがブラシ先端を挟む位置に形成されている。一対のガイド12mは、ブラシ先端より突出している。
この実施の形態では、図14(a)に示すように、キャップ30が閉じており、薬液が漏れることはない。使用するために、図14(b)に示すように、バネ13aが伸びて弁部12aが内側通路11aを閉じ、薬液は吐出しない。そして、図14(c)に示すように、薬液塗布用具1の塗布部10を下方に向けて一対のガイド12mを頭部に押し付けて押すことで、バネ13aが縮み中棒部材12は押し上げにより移動し、弁部12aが内側通路11aを開き薬液が流入し、液流入側開口12i1の一部から薬液が孔部12iに流れ込み、ブラシ先端から流れ出て塗布する。
さらに、図14(d)に示すように、使用者が一対のガイド12mを頭皮に押し当て、中棒部材12を押し上げ、負荷バネ13bが縮み中棒部材12の押し上げ力に対して段階的に負荷がかかる。この段階的に負荷がかかる状態で液流入側開口12i1の全部が開口して薬液が孔部12iに流れ込み、ブラシ先端から流れ出て塗布し、薬液の吐出量を増加させることができる。
(第10の実施の形態)
この実施の形態の薬液塗布用具は、第9の実施の形態と同様に構成されるが、図15に示すように、孔部12iには、ブラシに代えて繊維、フェルト、スポンジ、多孔質など薬液が浸み込むことが可能な材料で成形される棒部材17を配置している。
(第11の実施の形態)
この実施の形態の薬液塗布用具は、第9の実施の形態と同様に構成されるが、図16に示すように、中棒部材12に孔部12iが形成され、この孔部12iに一対の液流入側開口12i3から薬液が流入する。
この実施の形態では、図16(a)に示すように、キャップ30を閉じると、塗布部10から薬液は吐出しない。使用するために、図16(b)に示すように、キャップ30を開くと、バネ13aが伸びて弁部12aが内側通路11aを閉じ、薬液は吐出しない。そして、図16(c)に示すように、薬液塗布用具1の塗布部10を下方に向けて一対のガイド12mを頭部に押し付けて押すことで、バネ13aが縮み中棒部材12は押し上げにより移動して弁部12aが内側通路11aを開き、薬液が流下し、液流入側開口12i3の一部から薬液が孔部12iに流れ込み、ブラシ先端から流れ出て塗布する。
図16(d)に示すように、使用者がさらに一対のガイド12mを頭皮に押し当て、中棒部材12を押し上げ、負荷バネ13bが縮み中棒部材12の押し上げ力に対して段階的に負荷がかかる。この段階的に負荷がかかる状態で液流入側開口12i3の全部から薬液が孔部12iに流れ込み、ブラシ先端から流れ出て塗布し、薬液の吐出量を増加させることができる。
(第12の実施の形態)
この実施の形態の薬液塗布用具は、第11の実施の形態と同様に構成されるが、図17に示すように、孔部12iには、ブラシに代えて繊維、フェルト、スポンジ、多孔質など薬液が浸み込むことが可能な材料で成形される棒部材17を配置している。
(第13の実施の形態)
この実施の形態の薬液塗布用具は、図18に示すように、中棒部材12に、第1の液流入側開口12i5と、第2の液流入側開口12i6が軸方向に位置を変えて形成されている。中棒部材12の押し上げ、この押し上げ位置に応じて薬液が第1の液流入側開口12i5と、第2の液流入側開口12i6から孔部12iに流入することができるようになっている。
この実施の形態では、図18(a)に示すように、キャップ30を閉じると、塗布部10から薬液は吐出しない。使用するために、図18(b)に示すように、キャップ30を開くと、バネ13aが伸びて弁部12aがシールし、薬液は吐出しない。そして、図18(c)に示すように、薬液塗布用具1の塗布部10を下方に向けて一対のガイド12mを頭部に押し付けて押すことで、バネ13aが縮み中棒部材12は押し上げにより移動し、薬液が第2の液流入側開口12i6から孔部12iに流入し、ブラシ先端から流れ出て定量塗布することができる。
さらに、図18(d)に示すように、使用者が一対のガイド12mを頭皮に押し当て、中棒部材12を押し上げると、負荷バネ13bが縮み中棒部材12の押し上げ力に対して段階的に負荷がかかる。この段階的に負荷がかかる状態で薬液が第1の液流入側開口12i5からも孔部12iに流れ込み、ブラシ先端から流れ出る薬液の吐出量を増加させることができる。
この実施の形態では、中棒部材12を図19に示すように構成することができる。図19(a)の実施の形態は、中棒先端部12cにガイド12mがブラシ先端の一方側の位置に形成され、図19(b)の実施の形態は、孔部12iにブラシに代えて多孔質材料、繊維束など薬液が浸み込むことが可能な材料の棒部材17が配置され、図19(c)の実施の形態は、多孔質材料、繊維束など薬液が浸み込むことが可能な材料の棒部材17を中棒先端部12cの先端から突出させ、図19(d)の実施の形態は、孔部12iの内部にブラシなどを配置しない構成であり、図19(e)の実施の形態は、中棒先端部12cにスリット12c1を形成し、図19(f)の実施の形態は、中棒先端部12cに液受け部12kを設けた構成である。
(第14の実施の形態)
この実施の形態の薬液塗布用具は、第13の実施の形態と同様に構成されるが、図20に示すように、内側通路11aに対して下流の位置に多孔質材料、繊維束など薬液が浸み込むことが可能な材料で形成した邪魔部材19が配置されている。
この実施の形態では、図20(a)に示すように、キャップ30を閉じると、塗布部10から薬液は吐出しない。使用するために、図20(b)に示すように、キャップ30を開くと、バネ13aが伸びて弁部12aがシールし、薬液は吐出しない。そして、図20(c)に示すように、薬液塗布用具1の塗布部10を下方に向けて一対のガイド12mを頭部に押し付けて押すことで、バネ13aが縮み中棒部材12は押し上げにより移動し、薬液が第2の液流入側開口12i6から孔部12iに流入し、ブラシ先端から流れ出て定量塗布することができる。このとき、邪魔部材19は、薬液が吐出側通路11bから勢いよく流下することを防止する。
さらに、図20(d)に示すように、使用者が中棒先端部12cを頭皮に押し当て、中棒部材12を押し上げると、負荷バネ13bが縮み中棒部材12の押し上げ力に対して段階的に負荷がかかる。この段階的に負荷がかかる状態で薬液が第2の液流入側開口12i6からも孔部12iに流れ込み、ブラシ先端から流れ出る薬液の吐出量を増加させることができる。
(第15の実施の形態)
この実施の形態の薬液塗布用具は、第1の実施の形態と同様に構成されるが、図21に示すように、塗布部10の塗布部先端部10cには、中棒部材12の移動量を調整する調整部材14が設けられている。中棒部材12は、樹脂で成形された棒状であり、中棒部材12には溝部12dが形成されているが、孔部を形成したものでもよく、溝部や孔部を設けないものでもよい。調整部材14は、中棒部材12の突出する中棒先端部12cの近傍に位置し、中棒先端部12cと同じ方向に向かって突出しているが、図21(a),(b)の実施の形態は、1箇所に設けられ、図21(c),(d)の実施の形態は、中棒先端部12cを挟み、中棒先端部12aの両側に設けられているが、3箇所以上に設けてもよい。また、図21(a),(c)の実施の形態は、中棒先端部12aより低い高さであり、図21(b),(d)の実施の形態は、中棒先端部12aは同じ高さである。
この実施の形態では、図21(e)に示すように、調整部材14の先端部が毛の間に入り込み頭皮に当たっているが、中棒部材12の中棒先端部12cには押される前から薬液が含まれているから頭部の毛に触れることで、中棒先端部12cの厚さ薬液が頭部の毛に塗布される、いわゆる少量塗布が可能である。また、図21(f)に示すように、中棒部材12の中棒先端部12cが頭部の毛によって押されることによって、薬液が吐出されて同時に塗布される、いわゆる多量塗布が可能である。また、この実施の形態で、調整部材14が中棒部材12の中棒先端部12cより高く形成されている場合には、キャップを外した状態で倒れても中棒先端部12cが押されることがないため薬液がこぼれることはない。
(第16の実施の形態)
この実施の形態は、第15の実施の形態と同様に構成されるが、図22に示すように、中棒部材12は、樹脂で成形されたパイプ状で孔部を有し、この孔部にブラシ16を配置したものである。
(第17の実施の形態)
この実施の形態は、第15の実施の形態と同様に構成されるが、図23に示すように、中棒部材12は、多孔質、スポンジ、繊維束など薬液が浸み込むことが可能な材料で成形されており、棒状であるが、溝部を設けてもよい。
(第18の実施の形態)
この実施の形態は、図24に示すように、塗布部10が合成樹脂で一体に形成され、表面張力により保持される薬液を吐出させる蛇腹部71を有する。中棒部材12の中棒先端部12cを頭部に押し付けて薬液を定量吐出させて塗布し、さらに押し上げることで蛇腹部71を縮ませると、縮みの程度によって薬液を吐出させることができる。このようにして、中棒部材12の押し上げによる薬液の少量塗布と、蛇腹部71の縮みによる薬液の多量塗布ができる。
図24(a)の実施の形態は、塗布部10が3個並べて形成され、この塗布部10を連結する根元部に蛇腹部71を設け、3個の塗布部10が同時に縮むことが可能になっている。図24(b)の実施の形態は、塗布部10が3個並べて形成され、この塗布部10の根元部に蛇腹部71を設け、3個の塗布部10がそれぞれ別々に縮むことが可能になっている。この実施の形態でも、図24(c)に示すように、中棒部材12に孔部12iを設けてもよく、図24(d)に示すように、溝部12dを設けてもよく、また液受け部を設けてもよい。また、中棒部材12は、薬液が浸み込むことが可能な材料で成形し、溝部や液受け部を設けてもよいことは同様である。
(第19の実施の形態)
この実施の形態は、図25に示すように、塗布部10が第1の実施の形態と同様に構成される。ヘアートニック、ヘアーリキッド、化粧水などの薬液を収納した薬液容器200は、栓201の孔から薬液を定量吐出させて塗布するようになっているが、この栓201を取り外し、塗布部10を取り付けて使用する。
この発明は、育毛剤や整髪料、洗浄剤、化粧剤、美容剤等の薬液を貯留する薬液貯蔵部を有し、これらの薬液を毛髪や頭、顔の皮膚の必要とする場所へ塗布することのできる薬液塗布用具に適用でき、薬液を毛髪や頭、顔の皮膚の必要とする場所へ適量塗布することができる。
1 薬液塗布用具
10 塗布部
10a 内壁
10b 先端部
11 吐出通路
11a 内側通路
11b 吐出側通路
12 中棒部材
12a 弁部
12b 鍔部
12c 中棒先端部
12d 溝部
12e 弁部
12f 孔部
12g ガイド軸部
12h 切り欠き部
12i 孔部
12i1 液流入側開口
12i3 液流入側開口
12i5 第1の液流入側開口
12i6 第2の液流入側開口
12k 液受け部
13 付勢手段
13a バネ
13b 負荷バネ
14 調整部材
15 中棒ガイド
15a 支持孔
15b 連通孔
16 ブラシ
17 棒部材
18 パッキン
19 邪魔部材
20 薬液貯蔵部
30 キャップ
71 蛇腹部
200 薬液容器
201 栓
請求項1に記載の発明は、薬液を毛髪や頭皮に塗布する塗布部と、
前記塗布部に供給する薬液を貯留する薬液貯蔵部を有する薬液塗布用具であり、
前記塗布部は、
前記薬液貯蔵部に連通し薬液を吐出させる吐出通路と、
押し上げにより移動して前記吐出通路を開き薬液を吐出させる導き機能を有する中棒部材と、
前記中棒部材を前記吐出通路を閉じ方向に付勢し、押し上げ力に対して負荷を与える付勢手段と、を有し、
前記中棒部材は、
薬液が浸み込むことが可能な材料で成形され、
押し上げにより移動して前記吐出通路を開き薬液を吐出させ、
押し上げによる前記中棒部材の移動に応じて薬液の吐出量を変化させ
前記中棒部材に浸み込んだ薬液を前記中棒部材により塗布可能であることを特徴とする薬液塗布用具である。
請求項に記載の発明は、薬液を毛髪や頭皮に塗布する塗布部と、
前記塗布部に供給する薬液を貯留する薬液貯蔵部を有する薬液塗布用具であり、
前記塗布部は、
前記薬液貯蔵部に連通し薬液を吐出させる吐出通路と、
押し上げにより移動して前記吐出通路を開き薬液を吐出させる導き機能を有する中棒部材と、
前記中棒部材を前記吐出通路を閉じ方向に付勢し、押し上げ力に対して負荷を与える付勢手段と、を有し、
前記中棒部材は、
ブラシ、または薬液が浸み込むことが可能な材料で形成された部材からなる塗布部材を備え、
押し上げにより移動して前記吐出通路を開き薬液を吐出させ、
押し上げによる前記中棒部材の移動に応じて薬液の吐出量を変化させ、
前記塗布部材により塗布可能であることを特徴とする薬液塗布用具である。
請求項に記載の発明は、押し上げによる前記中棒部材の移動量の増加に応じて薬液の吐出量を増加させることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の薬液塗布用具である。
請求項に記載の発明は、前記付勢手段は、前記中棒部材の押し上げ力に対して段階的に負荷を与えることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の薬液塗布用具である。
請求項に記載の発明は、前記中棒部材は、
前記吐出通路と連通して薬液を吐出させる孔部又は溝部を有することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の薬液塗布用具である。
請求項に記載の発明は、前記中棒部材は、
中棒先端部に、吐出する薬液を一旦受ける液受け部を有することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の薬液塗布用具である。
請求項1に記載の発明では、中棒部材は、薬液が浸み込むことが可能な材料で成形され、押し上げにより移動して吐出通路を開き薬液を吐出させ、押し上げによる中棒部材の移動に応じて薬液の吐出量を変化させ、中棒部材により浸み込んだ薬液を塗布可能であることで、毛髪や頭、顔の皮膚の必要とする場所へ薬液を適量塗布することができる。
請求項に記載の発明では、中棒部材は、ブラシ、または薬液が浸み込むことが可能な材料で形成された部材からなる塗布部材を備え、押し上げにより移動して吐出通路を開き薬液を吐出させ、押し上げによる中棒部材の移動に応じて薬液の吐出量を変化させ、塗布部材により浸み込んだ薬液を塗布可能であることで、毛髪や頭、顔の皮膚の必要とする場所へ薬液を適量塗布することができる。
請求項に記載の発明では、押し上げによる中棒部材の移動量の増加に応じて薬液の吐出量を増加させることで、毛髪や頭、顔の皮膚の必要とする場所へ薬液を適量塗布することができる。
請求項に記載の発明では、付勢手段は、中棒部材の押し上げ力に対して段階的に負荷を与えることで、頭皮に押し当てる力によって薬液の吐出量を知り、薬液を適量塗布することができる。
請求項に記載の発明では、中棒部材の孔部又は溝部により、薬液を吐出させことで、簡単な構造で薬液を円滑に流れるようにして吐出させることができる。
請求項に記載の発明では、中棒先端部の液受け部に吐出する薬液を一旦受け、受け皿によって薬液を一旦溜めて必要とする箇所に塗布することができる。

Claims (7)

  1. 薬液を毛髪や頭皮に塗布する塗布部と、
    前記塗布部に供給する薬液を貯留する薬液貯蔵部を有する薬液塗布用具であり、
    前記塗布部は、
    前記薬液貯蔵部に連通し薬液を吐出させる吐出通路と、
    押し上げにより移動して前記吐出通路を開き薬液を吐出させる導き機能を有する中棒部材と、
    前記中棒部材を前記吐出通路を閉じ方向に付勢し、押し上げ力に対して負荷を与える付勢手段と、を有し、
    前記中棒部材は、
    押し上げにより移動して前記吐出通路を開き薬液を吐出させ、
    押し上げによる前記中棒部材の移動に応じて薬液の吐出量を変化させることを特徴とする薬液塗布用具。
  2. 押し上げによる前記中棒部材の移動量の増加に応じて薬液の吐出量を増加させることを特徴とする請求項1に記載の薬液塗布用具。
  3. 前記付勢手段は、前記中棒部材の押し上げ力に対して段階的に負荷を与えることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の薬液塗布用具。
  4. 前記中棒部材は、
    前記吐出通路と連通して薬液を吐出させる孔部又は溝部を有することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の薬液塗布用具。
  5. 前記中棒部材は、
    中棒先端部に、吐出する薬液を一旦受ける液受け部を有することを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の薬液塗布用具。
  6. 前記中棒部材は、
    薬液が浸み込むことが可能な材料で成形されることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の薬液塗布用具。
  7. 前記塗布部は、
    前記中棒部材の押し上げの移動量を調整する調整部材を有することを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載の薬液塗布用具。




JP2013127168A 2013-06-13 2013-06-18 薬液塗布用具 Expired - Fee Related JP5652796B1 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013127168A JP5652796B1 (ja) 2013-06-13 2013-06-18 薬液塗布用具

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013124337 2013-06-13
JP2013124337 2013-06-13
JP2013127168A JP5652796B1 (ja) 2013-06-13 2013-06-18 薬液塗布用具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP5652796B1 JP5652796B1 (ja) 2015-01-14
JP2015015971A true JP2015015971A (ja) 2015-01-29

Family

ID=52339828

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013127168A Expired - Fee Related JP5652796B1 (ja) 2013-06-13 2013-06-18 薬液塗布用具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5652796B1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20200101077A (ko) * 2019-02-19 2020-08-27 (주)비더블유코리아 휴대형 모발용 약액 공급장치

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6261965B2 (ja) * 2013-11-29 2018-01-17 花王株式会社 化粧料容器及び化粧料用容器
JP7329485B2 (ja) 2016-12-14 2023-08-18 ロート製薬株式会社 頭皮用外用組成物

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07251883A (ja) * 1994-03-08 1995-10-03 Osaka Zosenjo:Kk 噴出量可変のエヤゾール装置
JP2004075165A (ja) * 2002-08-21 2004-03-11 Takeyuki Fujii 薬剤塗布容器
JP2006096420A (ja) * 1996-01-08 2006-04-13 Sofab 液体またはペースト状物質の分配内栓
JP2010100303A (ja) * 2008-10-22 2010-05-06 Kitano Seisaku Kk エア抜き機構付き容器

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07251883A (ja) * 1994-03-08 1995-10-03 Osaka Zosenjo:Kk 噴出量可変のエヤゾール装置
JP2006096420A (ja) * 1996-01-08 2006-04-13 Sofab 液体またはペースト状物質の分配内栓
JP2004075165A (ja) * 2002-08-21 2004-03-11 Takeyuki Fujii 薬剤塗布容器
JP2010100303A (ja) * 2008-10-22 2010-05-06 Kitano Seisaku Kk エア抜き機構付き容器

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20200101077A (ko) * 2019-02-19 2020-08-27 (주)비더블유코리아 휴대형 모발용 약액 공급장치
KR102176726B1 (ko) * 2019-02-19 2020-11-09 (주)비더블유코리아 휴대형 모발용 약액 공급장치

Also Published As

Publication number Publication date
JP5652796B1 (ja) 2015-01-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9237790B2 (en) Head-hair treatment-agent applicator
US7134799B2 (en) Applicator including an applicator element for applying a substance, in particular a cosmetic or another care product
US20060222445A1 (en) Dispenser head for fluid container
JPH08275820A (ja) 端部スリットを有する毛管式施与装置
US7261108B2 (en) Liquid dispensing comb
CN107404988B (zh) 可涂敷液体的头皮护理容器用盖
US20150272313A1 (en) Liquid-dispensing hair brush
US20080210251A1 (en) Liquid Dispensing Comb and Brush
US9877567B2 (en) Ergonomic cosmetic applicator
JP5652796B1 (ja) 薬液塗布用具
US20140109928A1 (en) Ergonomic Cosmetic Groomer
WO2016147152A1 (en) Cosmetics applicator
JP5635630B2 (ja) パーソナルケア製品を塗布するための容器
JP2014532513A (ja) プレスオン型化粧品アプリケータシステム
JP2014169114A (ja) 液剤容器用キャップ
JP2019150673A (ja) アイライナをパッケージングおよび塗布するためのデバイス
KR20140051254A (ko) 머리카락에 모발관리 제품을 도포하기 위한 기구
JP2009201993A (ja) 化粧品製品を包装しかつ分与するためのデバイス
JP6346996B2 (ja) 美容用、化粧用、またはケア用の製品を塗布するためのアプリケータ
KR20070084644A (ko) 머리빗
US20120152270A1 (en) Method & apparatus for applying hair root concealer
JP2015196519A (ja) 液塗布用具
US20170318936A1 (en) Cosmetic product article comprising a stamp
JP5854824B2 (ja) 化粧品アプリケータ装置及びそのような装置の使用
JP2008302160A (ja) 塗布具及び塗布物質容器

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20141111

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20141111

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5652796

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees