JP2015015714A - 複数の時間領域リソース上でセルに対して干渉協調を行う方法及びデバイス - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の時間領域リソース上でセルに対して干渉協調を行う方法及びデバイスを提供する。【解決手段】当該セルは少なくとも一つの他のセルとクラスタを形成する。前記セルが少なくとも一つの時間領域リソース上でミュートされる必要があるか否かを確定するS201と、前記セルが少なくとも一つの時間領域リソース上でミュートされる必要がある場合に、前記セルがミュートされる時間領域リソースが前記複数の時間領域リソースを占める割合を確定するS202と、前記割合に基づいて前記複数の時間領域リソースの中から前記セルがミュートされる時間領域リソースを確定するS203と、を有する。密集的に複数の小型セルを配置した場合に、時間領域においてこれらの小型セルに対して干渉協調を行う。【選択図】図2

Description

本発明は時間領域上でのセルの干渉協調に関し、且つさらに具体的に複数の時間領域リソース上でセルに対して干渉協調を行う方法及びデバイスに関する。
モバイル通信ネットワーク上で、複数のマクロセル(マクロ基地局)を配置してモバイルユーザにサービスを提供する。しかしながら、例えば体育館やショッピングセンターなどのユーザが集中するエリアにおいて、マクロセルのみでは十分なネットワーク容量を提供してこれらのユーザに対してよいサービスを提供することができない。そのため、マクロセル以外に、当該エリア内に例えば、スモールセル、マイクロセル、ピコセルなどの複数の小型セル(小型基地局)(すなわち、マクロセルと比べてカバーする範囲が小さいセル)を密集的に配置し、マクロセルとこれらの小型セルを通じてユーザにサービスを提供する。
このような異質ネットワークにおいて、二種類のセル間の干渉即ちマクロセルと小型セルとの間の干渉、及び小型セル間の干渉が存在する。マクロ基地局と小型セルの間の干渉を減少させるため、3GPPの技術規格Rel.10/Rel.11において、増強型セル間干渉協調(eICIC)を導入した。eICICを通じて、時間領域でセル間の干渉の協調を行うことができ、即ちマクロセルにいくつかのサブフレーム上でABS(Almost Blank Subframe)を送信させ、マクロセルが小型セルに対する共通チャネル干渉を減少させる。しかしながら、小型セルの間の干渉については、未だに干渉を減少させる具体的な方法が提案されていない。
したがって、複数の小型セルが配置される場面において小型セルの間の干渉を減少させることができる方法及びデバイスが必要となる。
以上の問題を鑑み、本発明を提案する。本発明は、複数の時間領域リソース上でセルに対して干渉協調を行う方法及びデバイスであって、密集的に複数のセルを配置した場合に、セルの間の干渉を著しく減少させることにより無線通信システムの性能を向上させることができる方法及びデバイスを提供することを一つの目的とし、ここで、前記セルは典型的には小型セル、例えばスモールセル、マイクロセル、ピコセルなどであってもよいが、他の類型のセル、例えばマクロセルであってもよい。
本発明の一側面によれば、複数の時間領域リソース上でセルに対して干渉協調を行う方法であって、当該セルは少なくとも一つの他のセルとクラスタを形成し、前記方法は、前記セルが少なくとも一つの時間領域リソース上でミュートされる必要があるか否かを確定するステップと、前記セルが少なくとも一つの時間領域リソース上でミュートされる必要がある場合に、前記セルがミュートされる時間領域リソースが前記複数の時間領域リソースを占める割合を確定するステップと、前記割合に基づいて前記複数の時間領域リソースの中から前記セルがミュートされる時間領域リソースを確定するステップと、を有する。
本発明のもう一つの側面によれば、複数の時間領域リソース上でセルに対して干渉協調を行うデバイスであって、当該セルは少なくとも一つの他のセルとクラスタを形成し、前記デバイスは、前記セルが少なくとも一つの時間領域リソース上でミュートされる必要があるか否かを確定するミュート確定装置と、前記セルが少なくとも一つの時間領域リソース上でミュートされる必要がある場合に、前記セルがミュートされる時間領域リソースが前記複数の時間領域リソースを占める割合を確定するミュート割合確定装置と、前記割合に基づいて前記複数の時間領域リソースの中から前記セルがミュートされる時間領域リソースを確定するミュートモード確定装置と、を有する。
本発明による干渉協調方法及び干渉協調デバイスを用いれば、密集的に複数の小型セルを配置した場合に、時間領域においてこれらの小型セルに対して干渉協調を行うことができ、いくつかの時間領域リソース上で他の小型セルのユーザに大きな干渉をもたらす小型セルをミュートさせることにより、小型セルの間の干渉を有効的に減少させる。
本発明の実施例の応用場面を例示的に示す。 本発明の実施例による複数の時間領域リソース上でセルに対して干渉協調を行う方法を示すフロー図である。 小型セルのミュートモードを確定する一つ目の例示的形態を示す。 小型セルのミュートモードを確定する二つ目の例示的形態を示す。 小型セルのミュートモードを確定する三つ目の例示的形態を示す。 本発明の実施例による複数のサブフレーム上でセルに対して干渉協調を行う方法の一つ目の具体的な実現形態を例示的に示す。 本発明の実施例による複数のサブフレーム上でセルに対して干渉協調を行う方法の二つ目の具体的な実現形態を例示的に示す。 本発明の実施例による複数の時間領域リソース上でセルに対して干渉協調を行うデバイスを示すブロック図である。
以下、図面を参照しながら本発明の実施例によるセルのための干渉協調方法及び干渉協調デバイスを説明する。図面において、同一の符号は一貫して同一の素子を表す。理解すべきことは、ここで説明される実施例は説明的なものであり、本発明の範囲を限定するものと解釈してはならない。
まず、図1A及び図1Bを参照して本発明の実施例の例示的応用場面を説明する。
図1Aは、一つ目の例示的応用場面を示す。ここで、マクロ基地局がマクロセルを形成し、マクロセルの内部に三つの小型基地局(例えばピコ基地局)を配置し、これによりそれぞれ小型セル(例えばピコセル)1−3が形成される。マクロセルと小型セルは、異なる周波数を使用して各自のユーザと通信することができ、各小型セルは同一の周波数を使用して各自のユーザと通信することができる。マクロ基地局に干渉協調デバイスを設けて、それぞれの小型セルに対して干渉協調を行うことができる。
図1Bは二つ目の例示的応用場面を示す。当該場面において、マクロ基地局はマクロセルを形成し、制御ユニット及び当該制御ユニットに接続される三つのRRHがC―RANアーキテクチャの基地局を形成し、それぞれのRRHが一つの小型セルを形成する。同様に、マクロセルと小型セルは異なる周波数を使用して各自のユーザと通信することができ、各小型セルは同一の周波数を使用して各自のユーザと通信することができる。また、制御ユニットの中に複数のベースバンドユニット(BBU)を含むBBUプールを設け、それぞれの小型セルに一つのBBUを設けて、それぞれの小型セルのためのBBUを干渉協調デバイスとして当該小型セルに対して干渉協調を行うことができる。理解すべきことは、図1Aと図1Bに三つの小型セルを示したが、小型セルの数は3に限らず、実際の必要に応じて確定したいかなる適切な数であってもよい。
以下、図2を参照して本発明の実施例による複数の時間領域上でセルに対して干渉協調を行う方法を説明する。
本発明の実施例において、前記セルは小型セル、例えばスモールセル(small cell)、マイクロセル(micro cell)、ピコセル(pico cell)などであってもよく、且つ下記において、スモールセルを前記セルの例示として説明する。他の実施例において、前記セルはスモールセル以外の他の類型のセルであってもよく、例えば他の類型の小型セル又はマクロセルなどであってもよい。図1Aまたは図1Bに示すように、前記スモールセルは、少なくとも一つの他のスモールセルと共にあるエリアに配置され、クラスタ(又はスモールセルグループ)を形成する。このとき、それぞれのスモールセルに対して上記の干渉協調方法を実行することができる。下記において、便宜のため、図1Aに示す場面に基づいて本発明の実施例を説明し、ここで、スモールセル1を上記スモールセルの例示として使用し、スモールセル1はスモールセル2及び3とクラスタを形成する。理解しなければならないのは、スモールセル1に対して行われた以下の説明はクラスタの中の他のスモールセルにも適用する。また、本発明の実施例において、前記時間領域リソースはサブフレームであってもよく、または干渉協調の基本単位として用いることができる他の類型の時間領域リソース、例えばフレームなどであってもよい。説明の便宜のため、以下にサブフレームを前記時間領域リソースの例示として使用する。
図2を参照し、ステップS201において、スモールセル1が少なくとも一つのサブフレーム上でミュートされる必要があるか否かを確定する。
上記のように、複数のスモールセルを配置した場合、各スモールセルの間の干渉を減少させるため、時間領域において各スモールセルに対してセル間の干渉協調を実行する。つまり、時間領域リソース上でいくつかのスモールセルを選択的にミュートし、他のスモールセルにもたらす干渉を減少させる。そのためには、どのセルがミュートされる必要があるかを確定しなければならない。言い換えれば、クラスタの中のそれぞれのスモールセルについて、少なくとも一つのサブフレーム上でミュートされる必要があるか否かを確定する。ここで、スモールセル1の被害セルがあるか否かによってこの確定を行うことができる。前記被害セルとは、クラスタの中でスモールセル1から大きな干渉を受けるスモールセルをいう。被害セルが存在するときは、スモールセル1が被害セルに対して生じる干渉を減少させるため、スモールセル1をミュートしてもよく、被害セルが存在しないときは、スモールセル1が他のスモールセルにもたらす干渉が大きくないため、スモールセル1をミュートしなくてもよい。
様々な形態でスモールセル1の被害セルがあるか否かを確定することができる。一つ目の形態において、スモールセル1がクラスタの中の他のスモールセル(例えばスモールセル2及び3)のユーザに対する干渉が所定レベルを超えているか否かによりスモールセル1の被害セルがあるか否かを確定し、これによりスモールセル1が少なくとも一つのサブフレーム上でミュートされる必要があるか否かを確定してもよい。例えば、スモールセル2のユーザ(例えば周辺ユーザ即ちUE)によりそのサービングセル(即ちスモールセル2)のリファレンス信号の受信電力(RSRP)及びスモールセル1のRSRPを測定してもよい。そして、この二つのRSRP間の差を計算し、前記差が所定の閾値より大きいか否かを確定することにより、スモールセル1がスモールセル2のユーザに対する干渉が所定レベルを超えているか否かを確定してもよい。前記閾値は設計の必要及び/又はモバイル通信ネットワークの実際の状況から適切に設定してもよく、典型的には6dBに設定してもよい。前記差が当該閾値より小さい場合は、スモールセル1がスモールセル2に対して大きな干渉をもたらし、即ち、スモールセル1がスモールセル2のユーザに対する干渉が所定レベルを超えていることを示しているので、スモールセル2はスモールセル1の被害セルであると確定してもよい。逆に、前記差が当該閾値より大きい場合は、スモールセル1がスモールセル2のユーザに対する干渉が所定レベルを超えていないことを示しているので、スモールセル2はスモールセル1の被害セルではない。同様に、スモールセル3のユーザによりそのサービングセル(即ちスモールセル3)のRSRP及びスモールセル1のRSRPを測定し、且つ上記形態に従ってスモールセル3がスモールセル1の被害セルであるか否かを確定してもよい。理解すべきことは、上記においてRSRPを使用してスモールセル1の被害セルを確定するが、他のパラメータ(例えばRSRQ、SINRなど)を通じて同じような形態でスモールセル1の被害セルを確定してもよい。
二つ目の形態において、スモールセル1とクラスタの中の他のスモールセルの間の距離が所定の閾値より小さいか否かに基づいてスモールセル1の被害セルがあるか否かを確定してもよい。例えば、スモールセル1を管理する基地局とスモールセル2を管理する基地局の間の距離が所定の閾値より小さい場合、これはこの二つのスモールセルの距離が近いことを示しているので、スモールセル1はスモールセル2に大きな干渉をもたらす可能性があり、スモールセル2をスモールセル1の被害セルと認定することができ、同時にスモールセル1もスモールセル2の被害セルでもある。逆に、スモールセル1を管理する基地局とスモールセル2を管理する基地局の間の距離が所定の閾値より大きい場合、これはこの二つのセルの距離が遠いことを示しているので、スモールセル1はスモールセル2に大きな干渉をもたらさない可能性があり、スモールセル2をスモールセル1の被害セルでないと認定することができ、同時にスモールセル1もスモールセル2の被害セルでない。クラスタの中の他のスモールセルも同じように上記確定の操作を実行し、それがスモールセル1の被害セルであるか否かを確定する。前記閾値は設計の必要及び/又はモバイル通信ネットワークの実際の状況から適切に設定する。代替的に、距離をパスロスに取替えることができ、即ちスモールセル1とクラスタの中の他のスモールセルの間のパスロスが所定の閾値より小さいか否かによって、スモールセル1の被害セルがあるか否かを確定してもよい。当然ながら、パスロス以外に他のパラメータを使用してスモールセル1の被害セルがあるか否かを確定してもよい。
また、クラスタの中のそれぞれのスモールセルに対して当該スモールセルの被害セル及び干渉源セルを記憶するための干渉プールを確立してもよい。当該干渉プールはいかなる適切なフォーマットのファイル、例えばテーブルなどで実現してもよい。例えば、スモールセル1の被害セルがスモールセル2とスモールセル3である場合は、スモールセル1の干渉プールにスモールセル2とスモールセル3を示す情報、例えばスモールセル2とスモールセル3のIDを記憶してもよい。また、クラスタの中のそれぞれのスモールセルはいずれも本発明の実施例による干渉協調方法を実行することができ、これにより上記の被害セルの確定操作を実行する。したがって、他のスモールセルの確定操作により、スモールセル1が他のスモールセルの被害セルであるか否かを知得することができ、これに対応して、スモールセル1の干渉プールにおいてスモールセル1を被害セルにさせるスモールセルの情報即ちスモールセル1の干渉源セルの情報を記憶することもできる。
続けて図2を参照し、ステップS202において、スモールセル1が少なくとも一つのサブフレーム上でミュートされる必要がある場合に、スモールセル1がミュートされるサブフレームが前記複数のサブフレームを占める割合(即ちスモールセル1のミュート割合、以下rcell1と示す)を確定する。
具体的には、スモールセル1の業務負荷に基づいてミュート割合rcell1を確定する。スモールセル1の所定の時間帯内での平均リソース(例えば時間領域リソース、周波数領域リソース又は電力リソース)使用率(以下RUavg−cell1と示す)を使用してスモールセル1の業務負荷を表すことができ、ただし、前記所定の時間帯は必要に応じて適切に設定してもよい。
一つの実現形態において、スモールセル1のRUavg−cell1のみによりミュート割合を確定することができる。これは以下の認識に基づく:RUavg−cell1が高い場合、スモールセル1の業務負荷は高く、よって多すぎるサブフレーム上でスモールセル1をミュートすることを防止して、性能への影響を軽減させなければならない。逆に、RUavg−cell1が低い場合、スモールセル1の業務負荷は低く、よって多くのサブフレーム上でスモールセル1をミュートすることができ、性能への影響が著しくない。具体的には、例えば以下の式(1)を用いてスモールセル1がミュートされるサブフレームが前記複数のサブフレームを占める最大割合rmax−cell1を計算できる。
max-cell1=1−RUavg-cell1(1)
そして、スモールセル1のミュート割合rcell1を前記最大割合rmax−cell1と同一の値、前記最大割合rmax−cell1よりわずかに小さい値、又は0と前記最大割合rmax−cell1の間のいかなる値に設定してもよい。理解すべきことは、上記の式(1)は例示的なものに過ぎず、他の平均リソース使用率による公式を使用して前記最大割合rmax−cell1を計算してもよく、続けて前記ミュート割合rcell1を確定する。例えば、システムの実際の状況に基づいて少なくとも以下の式(2)又は(3)を用いて前記最大割合rmax−cell1を計算してもよい。
もう一つの実現形態において、スモールセル1の所定の時間帯内の平均リソース使用率(RUavg-cell1)とクラスタの中の一部又は全部のスモールセルの当該所定の時間帯内の平均リソース使用率(RUavg-cluster)の相対的な大きさによりスモールセル1のミュート割合を確定してもよい。ここで、クラスタの中の一部のスモールセルは、スモールセル1と相互に干渉するスモールセル、スモールセル1と距離が近い(例えば距離がある閾値より小さい)スモールセル、又はいかなる他の基準によりクラスタの中の全部のスモールセルから選択された一部のスモールセルであってもよい。この実現形態は、以下の認識に基づく:スモールセル1の平均リソース使用率がクラスタの中の一部又は全部のスモールセルの平均リソース使用率と比べて同一または高い場合は、スモールセル1の業務負荷は既にクラスタの一部または全部のスモールセルの平均業務負荷と同一またはそれより高いことを示し、よってスモールセル1をミュートせずに、性能への影響を防止してもよい。逆に、スモールセル1の平均リソース使用率がクラスタの中の一部又は全部のスモールセルの平均リソース使用率と比べて低い場合は、スモールセル1の業務負荷はクラスタの一部または全部のスモールセルの平均業務負荷より低いことを示し、したがって適切な数のサブフレーム上でスモールセル1をミュートして当該スモールセルが他のスモールセルに与える干渉を減少させてもよい。具体的には、例えば以下の式(4)を用いてスモールセル1がミュートされるサブフレームが前記複数のサブフレームを占める最大割合rmax−cell1を計算できる。
max-cell1=1−RUavg-cell1/RUavg-cluster(4)
そして、スモールセル1のミュート割合rcell1を前記最大割合rmax−cell1と同一の値、前記最大割合rmax−cell1よりわずかに小さい値、又は0と前記最大割合rmax−cell1の間のいかなる値に設定してもよく、ただし、式(4)により計算したrmax−cell1が負または0であるときは、ミュート割合rcell1を0に設定し、即ちスモールセル1をミュートしない。理解すべきことは、上記の式(4)は例示的なものに過ぎず、他のスモールセル1の所定の時間帯内の平均リソース使用率とクラスタの中の前記一部又は全部のスモールセルの当該所定の時間帯内の平均リソース使用率の相対的な大きさによる公式を使用して前記最大割合rmax−cell1を計算してもよく、続けて前記ミュート割合rcell1を確定する。例えば、システムの実際の状況に基づいて少なくとも以下の式(5)又は(6)を使用して前記最大割合rmax−cell1を計算してもよい。
代替的に、業務負荷以外に、スモールセル1の所定の時間帯内の平均ユーザ数に基づいてスモールセル1のミュート割合rcell1を確定してもよい。具体的には、スモールセル1の所定の時間帯内の平均ユーザ数(以下、Navg−cell1と示す)と前記クラスタの一部又は全部のスモールセルの当該所定の時間帯内の平均ユーザ数(以下、Navg−clusterと示す)の間の相対的な大きさに基づいてミュート割合rcell1を確定する。同様に、ここにいうクラスタの中の一部のスモールセルとは、スモールセル1と相互に干渉するスモールセル、スモールセル1との距離が近いスモールセル、又は他のいかなる基準により全部のスモールセルから選択された一部のスモールセルであってもよい。このような代替的な実現形態は以下の認識に基づく:スモールセル1の平均ユーザ数がクラスタの中の一部又は全部のスモールセルの平均ユーザ数と同一または多い場合、スモールセル1がサービスする必要があるユーザが多いことを示しているので、スモールセル1をミュートせずにサービス能力への影響を防止してもよい。逆に、スモールセル1の平均ユーザ数がクラスタの中の一部又は全部のクラスタの平均ユーザ数と比べて少ない場合は、スモールセル1がサービスする必要があるユーザが少ないことを示し、したがって適切な数のサブフレーム上でスモールセル1をミュートして当該スモールセルが他のスモールセルに与える干渉を減少させてもよい。具体的には、以下の式(7)を用いてスモールセル1がミュートされるサブフレームが前記複数のサブフレームを占める最大割合rmax−cell1を計算できる。
max-cell1=1−Navg-cell1/Navg-cluster(7)
そして、スモールセル1のミュート割合rcell1を前記最大割合rmax−cell1と同一の値、前記最大割合rmax−cell1よりわずかに小さい値、又は0と前記最大割合rmax−cell1の間のいかなる値に設定してもよく、ただし、式(7)により計算したrmax−cell1が負または0であるときは、ミュート割合rcell1を0に設定し、即ちスモールセル1をミュートしない。同様に、上記の式(7)は例示的なものに過ぎず、他のスモールセル1の所定の時間帯内の平均ユーザ数とクラスタの中の全部のスモールセルの当該所定の時間帯内の平均ユーザ数の相対的な大きさによる公式を使用して前記最大割合rmax−cell1を計算してもよく、続けて前記ミュート割合rcell1を確定する。
注意しなければならないのは、ステップS201においてスモールセル1が少なくとも一つのサブフレーム上でミュートする必要があると確定し、上記式(4)ないし(7)のいずれかにより確定されたスモールセル1のミュート割合が0(rmax−cell1が0または負)である場合がある。このような場合は、上記のように、スモールセル1をミュートしなくてもよい。また、ここで、注意しなければならないのは、あるサブフレーム上でスモールセル1をミュートすることは、当該サブフレーム上でスモールセル1を完全にミュートすることであってもよく、スモールセル1が通常のサブフレームの送信に替わって当該サブフレーム上でABS(Almost Blank Subframe)を送信することであってもよい。
続けて図2を参照し、ステップS203において、ステップS202で確定したスモールセル1のミュート割合に基づき、前記複数のサブフレームの中からスモールセル1がミュートされるサブフレームを確定する、即ち前記複数のサブフレームにおいて、どれらのサブフレーム上でスモールセル1がミュートされるかを確定する(即ちスモールセル1のミュートモード)。
様々な形態でスモールセル1のミュートモードを確定できる。一つの形態において、前記複数のサブフレームの中から、前記ミュート割合に対応する数のサブフレームを前記小型セルがミュートされるサブフレームとして選択することで、前記複数のサブフレームの中の残りのサブフレーム上で、前記クラスタの中のスモールセル1を干渉するスモールセル及び当該スモールセル1の干渉を受けるスモールセルがミュートされ、即ち、スモールセル1の送信サブフレームと、スモールセル1を干渉するスモールセル及び当該スモールセル1の干渉を受けるスモールセルの送信サブフレームとが直交する。スモールセル1の干渉プールを調べることにより前記クラスタの中のスモールセル1を干渉するスモールセル及び当該スモールセル1の干渉を受けるスモールセルを確定することができる。図3A−図3Bはこのような形態によりスモールセル1のミュートモールを確定する例示を示す。図3Aに示すように、10個のサブフレームが存在し、スモールセル1の干渉プールはスモールセル2と3を含み、そのミュート割合は0.6であり、よって4つの送信サブフレームが存在し、スモールセル2の干渉プールはスモールセル1を含み、そのミュート割合は0.6であり、よって4つの送信サブフレームが存在し、スモールセル3の干渉プールはスモールセル1を含み、そのミュート割合は0.4であり、よって6つの送信サブフレームが存在すると仮定する。スモールセル2と3のミュートモードが既に予め確定されていると仮定した場合、図3Aに示すとおりになる。図3Aに示すように、スモールセル1の送信モードを確定するとき、10個のサブフレームからスモールセル1の4つの送信サブフレームを選択し、この4つの送信サブフレーム上でスモールセル2及び3がいずれもミュートされた状態になるようにし、即ちスモールセル1の送信サブフレームとスモールセル2及び3の送信サブフレームが直交するようにする。こうして、スモールセル1はスモールセル2及びスモールセル3に対して干渉を発生させず、またこれらから干渉を受けることもなくなる。注意すべきことは、各スモールセルの送信サブフレームを確定するとき、図3Aに示すように、連続したサブフレームを送信サブフレームとして選択してもよく、図3Bに示すように、分散したサブフレームを送信サブフレームとして選択してもよい。
時には、スモールセル1、スモールセル1を干渉するスモールセル及び当該スモールセル1の干渉を受けるスモールセルのミュート割合により、スモールセル1の送信サブフレームと、スモールセル1を干渉するスモールセル及び当該スモールセル1の干渉を受けるスモールセルの送信サブフレームとを完全に直交できなくなる場合がある。このような場合には、前記複数のサブフレームの中から前記ミュート割合に対応する数のサブフレームをスモールセル1のミュートサブフレームとして選択することで、残りのサブフレーム(即ちスモールセル1の送信サブフレーム)上でミュートされた、前記クラスタの中でスモールセル1を干渉するスモールセル及び当該スモールセル1の干渉を受けるスモールセル(即ちスモールセル1の干渉プールに記憶されているスモールセル)の数が最も多くになるようにしてもよい。言い換えれば、前記複数のサブフレームの中から他のスモールセルからの干渉が最も小さいサブフレームをスモールセル1の送信サブフレームとして選択してもよい。
以下、図3Cに示す例を用いてこのようにスモールセル1のミュートモードを確定する方法を説明する。図3Cの例において、図3Cに示すように、10個のサブフレームが存在し、スモールセル1のミュート割合は0.5であり、よって5つの送信サブフレームが存在し、その干渉プールには4つのスモールセルA−Dが存在し、且つスモールセルA−Dのミュートモードとミュート割合は既に確定されていると仮定する。スモールセル1の送信サブフレームを確定するときに、まず、サブフレーム1−10の中で各サブフレーム上でミュートされるスモールセル(スモールセル1の干渉プールの中のセル)の数を確定する。図3に示すように、サブフレーム1−10上でミュートされるスモールセルの数はそれぞれ0、0、2、2、1、1、1、3、4及び4である。そして、前記数に基づいて各サブフレームに優先度を割り当て、ただし、ミュートされるスモールセルの数が最も多いサブフレームの優先度が最も高く、且つミュートされるスモールセルの数が少なくなるにつれて、サブフレームの優先度も下がる。次に、サブフレームの優先度が高い順(即ち、ミュートされるスモールセルの数が多い方から少ない方への順序)にサブフレーム1−10からスモールセル1の送信サブフレームの数と同等の数のサブフレームをスモールセル1の送信サブフレームとして選択する。図3Cに示す例示において、上記の形態により、図3Cの最下部に示すように、サブフレーム9及び10、サブフレーム8、サブフレーム3及び4の順番でスモールセル1の送信サブフレームとして選択する。このようにスモールセル1の送信サブフレームを選択することにより、それぞれの送信サブフレーム上で送信するスモールセル1の干渉プールの中のセルが極力少なくさせることができ、これによりスモールセル1の被害セルに大きな干渉をもたらすことを防止すると同時に、スモールセル1が他のスモールセルから大きな干渉を受けることを防止することができる。
スモールセル1のミュートモードを確定した後、当該ミュートモードをスモールセル1に通知し、当該モードにより信号を送信させてもよい。様々な形態を用いてこの通知を行うことができる。例えば、40ビットのビットマップ(bitmap)を通じて隣接スモールセルの40個の伝送時間間隔のサブフレームごとのミュートモード(即ちオン/ミュート状態)を通知することができる。同じように、クラスタの中の他のそれぞれのセルに対して上記の本発明の実施例による干渉協調方法を実行し、確定したミュートモードを対応するスモールセルに通知し、各スモールセルはABSでないサブフレーム上で通信を行ってもよい。こうして、このように取得した干渉協調結果は各スモールセルの送信サブフレームを合理的に配置し、これにより各スモールセルの間の干渉を減少できる。また、干渉協調を行うときに各スモールセルの業務負荷及び/又はユーザ数を考慮しているため、干渉協調の結果に基づいて通信するスモールセルの性能は著しい影響を受けることはない。
例えば、スモールセル1に対して上記の干渉協調を行った後、さらに、当該スモールセル1のユーザに対してスケジューリングを行い、各送信サブフレームに割り当てるユーザを確定し且つ当該ユーザのMCSレベルを選択し、ユーザが割り当てられた送信サブフレーム上で選択されたMCSレベルにより通信ができるようにしてもよい。このためには、ユーザに当該ユーザとそのサービングセルの間のチャネル状態の測定し、且つそのサービングセルに対して対応するチャネル状態情報(CSI)をフィードバックするように通知する必要がある。チャネル状態を測定し且つCSIをフィードバックさせるようにユーザに指示する様々な形態があるが、以下に二つの例示的形態を説明する。
一つ目の例示的形態において、スモールセル1のユーザ(例えば周辺ユーザ)に協調マルチポイント(Comp)CSIフィードバックを行わせてもよい。具体的には、スモールセル1のユーザに測定配置情報を通知し、当該測定配置情報は二つの干渉測定リソース(IMR)を指示し、当該ユーザに一つ目のIMRに対応するリソース位置上でスモールセル1への干渉が最も強いスモールセルがミュートされたときの当該ユーザとそのサービングセル(即ちスモールセル1)の間のチャネル状態を測定させ、且つ対応するCSIをフィードバックさせ、その後二つ目のIMRに対応するリソース位置上でスモールセル1への干渉が最も強いスモールセルがオンされたときの当該ユーザとスモールセル1の間のチャネル状態を測定させ、且つ対応するCSIをフィードバックさせてもよい。その後、二つのCSIに基づいてユーザに対してスケジューリングを行ってもよい。代替的には、スモールセル1のユーザにさらに多くの(たとえば三つの)IMRを通知し、当該ユーザにこれらのIMRに対応するリソース位置上で異なるスモールセルのミュート状態に対応するCSIをそれぞれ測定させ、その後これらのCSIをフィードバックさせてもよい。
二つ目の例示的形態において、スモールセル1のユーザ(例えば周辺ユーザ)に制限サブフレーム上でCSIを測定させ、フィードバックさせてもよい。具体的には、スモールセル1のユーザに測定配置情報を通知し、当該測定配置情報は前記ユーザに所定数のサブフレームのサブセット上で当該ユーザとスモールセル1の間のチャネル状態をそれぞれ測定し、対応するCSIをフィードバックするよう指示する。前記サブフレームのサブセットとは、前記複数のサブフレームのうち少なくとも一つのサブフレームを含むセットをいう。ここで、前記所定数は2であってもよく、ユーザに二つのサブフレームのサブセット上で二つのCSIをそれぞれ測定させ、例えばスモールセル1に対する干渉が最も強いスモールセルがミュートの状況に対応するCSIと、スモールセル1に対する干渉が最も強いスモールセルがオンの状況に対応するCSIを測定させ、これらの二つのCSIをフィードバックさせる。この例示的形態は、例えばキャリアアグリゲーションなどの場面で使用できる。例えば、スモールセル1がユーザのセカンダリーサービングセル(Scell)となり、他のセル(例えば図1Aに示すマクロセル)がユーザのプライマリーサービングセル(Pcell)となる場合は、スモールセル1のユーザに上記の測定配置情報を通知し、当該ユーザに、セカンダリーサービングセルレイヤ上でセカンダリーサービングセルが所在するキャリア上で指定した二つのサブフレームのサブセットに対して上記CSIの測定及びフィードバックを行わせ、即ち当該UEとScellの間の二つのチャネル状態を測定し、且つ対応する二つのチャネル状態情報をフィードバックさせる。当然ながら、前記所定数は実際の需要に基づいて選択した他の数、例えば3であってもよい。
本発明の上記実施例による複数のサブフレーム(時間領域リソース)上でセルに対して干渉協調を行う方法がモバイル通信ネットワークに応用されるとき、モバイル通信ネットワークの具体的な配置に基づいて異なる実現形態を使用してもよい。以下に二つの例示的な実現形態を紹介する。この二つの実現形態の中で実行される各ステップの具体的な操作は、それぞれ上記に説明した方法の対応ステップと同一であるため、ここでは簡潔に説明することとする。ここでは、依然としてスモールセルを例にとって説明する。
図4は、本発明の実施例による複数のサブフレーム上でセルに対して干渉協調を行う方法の一つ目の例示的実現形態を示し、制御プレーン/ユーザプレーン(C/U)分離の場合に対応している。図4に示すように、S401において、各スモールセルのユーザ(例えばユーザデバイスUE)はそのサービングセル及び他のスモールセルのRSRPを測定し、且つステップS402において当該測定結果を含む測定レポートをマクロセルに送信してもよい。ここで、ユーザはサービングセルの測定結果とクラスタの中のすべての他のスモールセルの測定結果を送信してもよいし、サービングセルの測定結果及びクラスタの中のRSRPとサービングセルのRSRPの差が上記の所定の閾値より小さいスモールセルの測定結果のみを送信してもよい。また、RSRP以外に、ユーザはサービングセル及び他のスモールセルのRSRQを測定し、送信してもよい。次に、ステップS403において、スモールセルは、上記のその所定時間帯内の平均リソース使用率又は平均ユーザ数をマクロセルに送信する。ステップS404において、マクロセルはスモールセルから受信した上記情報に基づいて、上記で説明した方法にしたがってスモールセルが少なくとも一つのサブフレーム上でミュートされる必要があるか否かを確定し、且つスモールセルが少なくとも一つのサブフレーム上でミュートされる必要があるときは、スモールセルのミュート割合とミュートモードを確定する。そして、ステップS405において、確定したミュートモードをスモールセルに通知し、ステップS406においてスモールセルに前記ミュートモードに基づいて操作を実行させる。また、ステップS407において、さらに、マクロセルは上記の測定配置情報をユーザに通知し、ユーザに上記のいずれかの形態によりCSIを測定させ、フィードバックさせてもよい。
図5は本発明の実施例による複数のサブフレーム上でセルに対して干渉協調を行う方法の二つ目の例示的実現形態を示し、C/U分離でない場合に対応し、即ちスモールセルは制御機能を有する。この実現形態は一つ目の実現形態と基本的に同一であり、ここでは二者の相違点(即ち、ステップS402’、S403’及びS407’)について説明する。具体的には、ステップS402’において、UEはRSRP/RSRQ測定レポートをマクロセルではなく、スモールセルに送信する。ステップS403’において、スモールセルは受信した測定レポート及び自身の平均リソース使用率または平均ユーザ数をマクロセルに送信する。ステップS407’において、マクロセルではなくスモールセルにより測定配置情報をユーザに通知し、ユーザに上記のいずれかの形態にしたがってCSIを測定させ、フィードバックさせる。
以下、図6を参照して本発明の実施例による複数の時間領域リソース上でセルに対して干渉協調を行うデバイスを説明する。当該デバイスは、上記の干渉協調方法を実行することができる。上記のように、前記時間領域リソースはサブフレーム又は他の類型の無線リソースであってもよく、前記セルは小型セル、例えばスモールセル、マイクロセル、ピコセルなどであってもよいが、下記ではスモールセルを前記セルの例示として説明する。他の実施例において、前記セルはスモールセル以外の他の類型のセル、例えば他の類型の小型セルやマクロセルなどであってもよい。同様に、ここでサブフレームを時間領域リソースの例示とし、図1Aに示すスモールセル1を前記セルの例示とする。また、当該干渉協調デバイスは図1Aに示すマクロ基地局の中にあってもよく、又は図1Bに示す制御ユニットの中にあってもよい。
図6に示すように、干渉協調デバイス600は、ミュート確定装置601と、干渉プール記憶装置602と、ミュート割合確定装置603と、ミュートモード確定装置604と、通知装置605と、を有する。
ミュート確定装置601は、スモールセル1が少なくとも一つのサブフレーム上でミュートされる必要があるか否かを確定する。ミュート確定装置601は、様々な形態でスモールセル1が少なくとも一つのサブフレーム上でミュートされる必要があるか否かを確定することができる。例えば、ミュート確定装置601は、スモールセル1がクラスタの中の他のセルのユーザに対する干渉が所定レベルを超えているか否かに基づいて、スモールセル1に上記の被害セルがあるか否かを確定し、これによりスモールセル1が少なくとも一つのサブフレーム上でミュートされる必要があるか否かを確定してもよい。代替的には、ミュート確定装置601は、スモールセル1とクラスタの中の他のセルとの間の距離(又はパスロス)が所定の閾値より小さいか否かに基づいてスモールセル1の被害セルがあるか否かを確定し、これによりスモールセル1が少なくとも一つのサブフレーム上でミュートされる必要があるか否かを確定してもよい。この二つの場合において、ミュート確定装置601は、それぞれ上記の図2に示すステップS201で説明した方法に従ってスモールセル1が少なくとも一つのサブフレーム上でミュートされる必要があるか否かを確定してもよく、ここでは説明しないこととする。
クラスタの中の他のスモールセルについて、ミュート確定装置601は同じように上記の確定操作を行い、それぞれのスモールセルの被害セルを確定してもよい。これにより、スモールセル1のユーザに対する干渉が所定レベルを超えているスモールセル、即ちスモールセル1を被害セルにさせるスモールセルを確定することができる。ミュート確定装置601は、スモールセル1のためにスモールセル1の被害セル及びスモールセル1を被害セルにさせるスモールセル(即ちスモールセル1の干渉源セル)を記憶するための干渉プールを確立してもよい。当該干渉プールはいなかる適切なフォーマットのファイル、例えばテーブルなどで実現してもよい。干渉プール記憶装置602は後続処理のために当該干渉プールを記憶できる。干渉プール記憶装置602はいかなる適切な形式のメモリーで実現してもよい。
ミュート割合確定装置603は、スモールセル1が少なくとも一つのサブフレーム上でミュートされる必要がある場合に、スモールセルがミュートされるサブフレームが前記複数のサブフレームを占める割合(即ちミュート割合)を確定する。上記のように、ミュート割合確定装置603は、スモールセル1の業務負荷に基づいて前記ミュート割合を確定してもよい。例えば、ミュート割合確定装置603は、スモールセル1の所定の時間帯内の平均リソース(例えば時間領域リソース、周波数領域リソース又は電力リソース)使用率に基づいて前記ミュート割合を確定してもよい。この場合、ミュート割合確定装置603は、上記式(1)に示すように、スモールセル1の所定時間帯内の平均リソース使用率と1との間の差を計算し、前記差より大きい値でない値を前記ミュート割合としてもよい。または、上記に示すように、上記式(2)、(3)または他のいかなるスモールセル1の所定の時間帯内の平均リソース使用率による公式を使用して前記ミュート割合を確定してもよい。代替的に、ミュート割合確定装置603は、スモールセル1の所定時間帯内の平均リソース使用率とクラスタの中の全部または一部のスモールセルの当該所定時間帯内の平均リソース使用率の間の相対的な大きさに基づいて当該割合を確定してもよい。例えば、ミュート割合確定装置603は、上記式(4)、(5)、(6)又はいかなる他の当該相対的な大きさに基づく公式を使用して前期ミュート割合を確定してもよい。代替的に、ミュート割合確定装置603はスモールセル1が所定の時間帯内の平均ユーザ数に基づいて前期割合を確定してもよい。この場合において、ミュート割合確定装置603は、スモールセル1の所定時間帯内の平均ユーザ数とクラスタの中の全部または一部のスモールセルの当該所定時間帯内の平均ユーザ数の間の相対的な大きさに基づいて、例えば上記式(7)を通じて前記割合を確定してもよい。ここで、前記全部又は一部のスモールセルの意義は上記と同一であり、ここでは説明しない。
ミュートモード確定装置604は、ミュート割合確定装置603が確定したミュート割合を受信し、当該ミュート割合に基づいて前記複数のサブフレームの中でスモールセル1がミュートされるサブフレーム(すなわちスモールセル1のミュートモード)を確定してもよい。
具体的には、ミュートモード確定装置604は、様々な形態を用いてスモールセル1のミュートモードを確定できる。一つの形態において、ミュートモード確定装置604は、前記複数のサブフレームにおいて前記ミュートモード割合に対応する数のサブフレームを前記セルがミュートされるサブフレームとして選択することで、前記複数のサブフレームの中の残りのサブフレーム上で前記クラスタの中でスモールセル1を干渉するスモールセル及び当該スモールセル1の干渉を受けるスモールセルがミュートされ、即ち、スモールセル1の送信サブフレームとスモールセル1を干渉するスモールセル及び当該スモールセル1の干渉を受けるスモールセルの送信サブフレームとが直交する。干渉プール記憶装置602の中に記憶されている干渉プールを調べることにより前記クラスタの中のスモールセル1を干渉するスモールセル及び当該スモールセル1の干渉を受けるスモールセルを確定することができる。また、場合によりスモールセル1、スモールセル1を干渉するスモールセル及び当該スモールセル1の干渉を受けるスモールセルのミュート割合は、スモールセル1の送信サブフレームとスモールセル1を干渉するスモールセル及び当該スモールセル1の干渉を受けるスモールセルの送信サブフレームとが完全に直交できなくさせる可能性がある。したがって、二つ目の形態において、このような状況について、前記複数のサブフレームの中から前記ミュート割合に対応する数のサブフレームをスモールセル1のミュートサブフレームとして選択することで、残りのサブフレーム(即ち、スモールセル1の送信サブフレーム)上でミュートされた、前記クラスタの中でスモールセル1を干渉するスモールセル及び当該スモールセル1の干渉を受けるスモールセル(即ちスモールセル1の干渉プールにおいて記憶されているスモールセル)の数が最も多くになるようにしてもよい。言い換えれば、前記複数のサブフレームの中から他のスモールセルからの干渉が最も小さいサブフレームをスモールセル1の送信サブフレームとして選択してもよい。
通知装置605はミュートモード確定装置604が確定したスモールセル1のミュートモードを受信して、且つ当該ミュートモードをスモールセル1に通知し、スモールセル1に当該ミュートモードにしたがって信号の送信を行わせる。
また、上記のように、スモールセル1に対して干渉協調を行った後、さらに各送信サブフレームに割り当てるユーザを確定し且つスモールセル1のユーザのMCSレベルを選択するために、当該ユーザに対してスケジューリングを行ってもよい。このために、通知装置605は、スモールセル1のユーザに測定配置情報を送信し、当該ユーザに、そのユーザとスモールセル1の間のチャネル状態を測定させ、対応するCSIをフィードバックさせる。
具体的には、通知装置605は様々な形態を使用して前記測定配置情報を送信できる。一つ目の例示的形態において、通知装置605は、スモールセル1のユーザに対して測定配置情報を送信し、当該測定配置情報は二つのIMRを通知し、ユーザに一つ目のIMRに対応するリソース位置上でスモールセル1への干渉が最も強いスモールセルがミュートされたときの当該ユーザとスモールセル1の間のチャネル状態を測定させ、且つ対応するCSIをフィードバックさせ、その後二つ目のIMRに対応するリソース位置上でスモールセル1への干渉が最も強いスモールセルがオンされたときの当該ユーザとスモールセル1の間のチャネル状態を測定させ、且つ対応するCSIをフィードバックさせてもよい。当然ながら、通知装置605はスモールセル1のユーザにさらに多くの種類のIMRを通知し、当該ユーザにこれらのIMRに対応するリソース位置上で異なるスモールセルのミュート状態に対応するCSIをそれぞれ測定させ、その後これらのCSIをフィードバックさせてもよい。
二つ目の例示的形態において、通知装置605はスモールセル1のユーザに測定配置情報を通知し、当該測定配置情報は前記ユーザに所定数のサブフレームのサブセット上で当該ユーザとスモールセル1の間のチャネル状態をそれぞれ測定し、且つ対応するCSIをフィードバックするよう指示する。前記サブフレームのサブセットとは、前記複数のサブフレームのうち少なくとも一つのサブフレームを含むセットをいう。ここで、前記所定数は2であってもよく、ユーザに二つのサブフレームのサブセット上で二つのCSIをそれぞれ測定させ、例えばスモールセル1に対する干渉が最も強いスモールセルがミュートの状況に対応するCSIと、スモールセル1に対する干渉が最も強いスモールセルがオンの状況に対応するCSIを測定させ、これらの二つのCSIをフィードバックさせる。この例示的形態は、例えばキャリアアグリゲーションなどの場面で使用できる。例えば、スモールセル1がユーザのセカンダリーサービングセル(Scell)となり、他のセル(例えば図1Aに示すマクロセル)がユーザのプライマリーサービングセル(Pcell)となる場合は、通知装置605はスモールセル1のユーザに上記の測定配置情報を通知し、当該ユーザに、セカンダリーサービングセルレイヤ上でセカンダリーサービングセルが所在するキャリア上で指定した二つのサブフレームのサブセットに対して上記CSIの測定及びフィードバックを行わせ、即ち当該ユーザとScellの間の二つのチャネル状態を測定し、且つ対応する二つのチャネル状態情報をフィードバックさせる。他の実施例において、前記所定数は実際の需要に基づいて選択した他の数、例えば3であってもよい。
本発明の実施例による干渉協調デバイスを通じて、密集的に複数のスモールセルを配置する場合に、スモールセルの間の干渉を著しく減少させることができ、これにより無線通信システムの性能を向上させる。
上記の干渉協調デバイスはハードウェアを通じて実施してもよく、プロセッサにより実行されるソフトウェアモジュールを通じて実施してもよく、また二者の組み合わせによって実行してもよい。ソフトウェアモジュールはRAM、フラッシュメモリ、ROM、EPROM、EEPROM、レジスタ、ハードディスク、リムーバブルディスク又はCD−ROMなどのいかなる形式の記憶媒体に設置されてもよい。当該記憶媒体はプロセッサに接続され、プロセッサが当該記憶媒体に対して情報を読み書き可能としている。また、当該記憶媒体はプロセッサに集積されてもよい。また、当該記憶媒体とプロセッサは、ASIC内に設置されてもよい。当該ASICは、上記の制御ユニット又は無線基地局eNB内に設置されてもよい。また、当該記憶媒体及びプロセッサは、ディスクリートコンポーネントとして、上記制御ユニット又は無線基地局eNB内に設置されてもよい。
本発明の例示的実施例を説明したが、当業者は、請求項及びその均等物において限定された本発明の範囲及び趣旨を逸脱しないかぎり、これらの例示的実施例に対して様々な形式及び詳細の変化を行うことができることを理解すべきである。

Claims (18)

  1. 複数の時間領域リソース上でセルに対して干渉協調を行う方法であって、当該セルは少なくとも一つの他のセルとクラスタを形成し、前記方法は、
    前記セルが少なくとも一つの時間領域リソース上でミュートされる必要があるか否かを確定するステップと、
    前記セルが少なくとも一つの時間領域リソース上でミュートされる必要がある場合に、前記セルがミュートされる時間領域リソースが前記複数の時間領域リソースを占める割合を確定するステップと、
    前記割合に基づいて前記複数の時間領域リソースの中から前記セルがミュートされる時間領域リソースを確定するステップと、を有する方法。
  2. 前記セルが少なくとも一つの時間領域リソース上でミュートされる必要があるか否かを確定するステップは、
    前記セルがクラスタの中の他のセルのユーザに対する干渉が所定レベルを超えているか否かに基づいて、前記セルが少なくとも一つの時間領域リソース上でミュートされる必要があるか否かを確定する請求項1に記載の方法。
  3. 前記セルが少なくとも一つの時間領域リソース上でミュートされる必要があるか否かを確定するステップは、
    前記セルとクラスタの中の他のセルとの間の距離が所定の閾値より小さいか否かに基づいて、前記セルが少なくとも一つの時間領域リソース上でミュートされる必要があるか否かを確定する請求項1に記載の方法。
  4. 前記セルがミュートされる時間領域リソースが前記複数の時間領域リソースを占める割合を確定するステップは、
    前記セルの所定時間帯内の平均リソース使用率に基づいて前記割合を確定する請求項1ないし3のいずれか一項に記載の方法。
  5. 前記セルがミュートされる時間領域リソースが前記複数の時間領域リソースを占める割合を確定するステップは、
    前記セルの所定時間帯内の平均リソース使用率とクラスタの中の一部又は全部のセルの当該所定時間帯内の平均リソース使用率との間の相対的な大きさに基づいて前記割合を確定する請求項1ないし3のいずれか一項に記載の方法。
  6. 前記セルがミュートされる時間領域リソースが前記複数の時間領域リソースを占める割合を確定するステップは、
    前記セルの所定時間帯内の平均ユーザ数とクラスタの中の一部又は全部のセルの当該所定時間帯内の平均ユーザ数との間の相対的な大きさに基づいて前記割合を確定する請求項1ないし3のいずれか一項に記載の方法。
  7. 前記割合に基づいて前記複数の時間領域リソースの中から前記セルがミュートされる時間領域リソースを確定するステップは、
    前記複数の時間領域リソースの中から前記割合に対応する数の時間領域リソースを前記セルがミュートされる時間領域リソースとして選択することで、前記複数の時間領域リソースの残りの時間領域リソース上で、前記クラスタの中の当該セルを干渉するセル及び当該セルの干渉を受けるセルがミュートされるようにする請求項1ないし3のいずれか一項に記載の方法。
  8. 前記割合に基づいて前記複数の時間領域リソースの中から前記セルがミュートされる時間領域リソースを確定するステップは、
    前記複数の時間領域リソースの中から前記割合に対応する数の時間領域リソースを前記セルがミュートされる時間領域リソースとして選択することで、前記複数の時間領域リソースの中の残りの時間領域リソース上でミュートされた、前記クラスタの中で当該セルを干渉するセル及び当該セルの干渉を受けるセルの数が最も多くなるようにする請求項1ないし3のいずれか一項に記載の方法。
  9. 前記セルがUEのセカンダリーサービングセルScellであり、他のセルがUEのプライマリーサービングセルPcellであり、且つ、前記方法は、さらに、
    UEに測定配置情報を通知し、前記測定配置情報は、UEに、セカンダリーサービングセルが所在するキャリア上で、指定した時間領域リソースのサブセットに対して当該UEと前記セカンダリーサービングセルの間の様々なチャネル状態を測定させ、対応する様々なチャネル状態情報をフィードバックさせるよう指示するステップと、を有する請求項1ないし3のいずれか一項に記載の方法。
  10. 複数の時間領域リソース上でセルに対して干渉協調を行うデバイスであって、当該セルは少なくとも一つの他のセルとクラスタを形成し、前記デバイスは、
    前記セルが少なくとも一つの時間領域リソース上でミュートされる必要があるか否かを確定するミュート確定装置と、
    前記セルが少なくとも一つの時間領域リソース上でミュートされる必要がある場合に、前記セルがミュートされる時間領域リソースが前記複数の時間領域リソースを占める割合を確定するミュート割合確定装置と、
    前記割合に基づいて前記複数の時間領域リソースの中から前記セルがミュートされる時間領域リソースを確定するミュートモード確定装置と、を有するデバイス。
  11. 前記ミュート確定装置は、前記セルがクラスタの中の他のセルのユーザに対する干渉が所定レベルを超えているか否かに基づいて、前記セルが少なくとも一つの時間領域リソース上でミュートされる必要があるか否かを確定する請求項10に記載のデバイス。
  12. 前記ミュート確定装置は、前記セルとクラスタの中の他のセルとの間の距離が所定の閾値より小さいか否かに基づいて、前記セルが少なくとも一つの時間領域リソース上でミュートされる必要があるか否かを確定する請求項10に記載のデバイス。
  13. 前記ミュート割合確定装置は、前記セルの所定時間帯内の平均リソース使用率に基づいて前記割合を確定する請求項10に記載のデバイス。
  14. 前記ミュート割合確定装置は、前記セルの所定時間帯内の平均リソース使用率とクラスタの中の一部又は全部のセルの当該所定時間帯内の平均リソース使用率との間の相対的な大きさに基づいて前記割合を確定する請求項10ないし12のいずれか一項に記載のデバイス。
  15. 前記ミュート割合確定装置は、前記セルの所定時間帯内の平均ユーザ数とクラスタの中の一部又は全部のセルの当該所定時間帯内の平均ユーザ数との間の相対的な大きさに基づいて前記割合を確定する請求項10ないし12のいずれか一項に記載のデバイス。
  16. 前記ミュートモード確定装置は、前記複数の時間領域リソースの中から前記割合に対応する数の時間領域リソースを前記セルがミュートされる時間領域リソースとして選択することで、前記複数の時間領域リソースの残りの時間領域リソース上で、前記クラスタの中の当該セルを干渉するセル及び当該セルの干渉を受けるセルがミュートされるようにする請求項10ないし12のいずれか一項に記載のデバイス。
  17. 前記ミュートモード確定装置は、前記複数の時間領域リソースの中から前記割合に対応する数の時間領域リソースを前記セルがミュートされる時間領域リソースとして選択することで、前記時間領域リソースの中の残りの時間領域リソース上でミュートされた、前記クラスタの中で当該セルを干渉するセル及び当該セルの干渉を受けるセルの数が最も多くになるようにする請求項10ないし12のいずれか一項に記載のデバイス。
  18. 前記セルがUEのセカンダリーサービングセルScellであり、他のセルがUEのプライマリーサービングセルPcellであり、且つ、前記デバイスは、さらに、
    UEに測定配置情報を通知し、前記測定配置情報は、UEに、セカンダリーサービングセルが所在するキャリア上で、指定した時間領域リソースのサブセットに対して当該UEと前記セカンダリーサービングセルの間の様々なチャネル状態を測定させ、且つ対応する様々なチャネル状態情報をフィードバックさせるよう指示する通知装置と、を有する請求項10ないし12のいずれか一項に記載のデバイス。
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