JP2015011656A - 画像処理システム及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】 顔認証技術を用いた防犯システムにおいて、防犯性能を向上させる。
【解決手段】 画像処理装置100を備える画像処理システムであって、画像処理装置100の電源がオンの状態にある間、カメラ部106が撮像を行うよう制御するカメラ制御部122と、カメラ部106により撮像された画像データから顔画像を検出する顔検出部131と、顔検出部131により検出された顔画像について、データベース124を検索したが、該検出された顔画像に対応する顔画像が、データベース124より検索できなかった場合であって、前記画像データが撮像された時刻が所定の条件を満たさない場合に、認証エラーと判定する判定部132とを有する。
【選択図】図1

Description

本発明は画像処理システム及びプログラムに関する。
近年、防犯・防災意識の高まりから、国民を事故・災害・犯罪から護る情報通信技術の開発が求められている。例えば、オフィスでは、不正な侵入者による、機密文書や電子記録媒体の盗難を防止する防犯システムの開発が求められている。一般に、機密文書や電子記録媒体の盗難を防止するにあたっては、認証技術の活用が非常に重要である。
認証技術の一例として、カメラにより撮像された人物の顔画像から、データベースを検索し、データベースにあらかじめ登録されている人物か否かを認証する顔認証技術が挙げられる。
そして、従来より、当該顔認証技術をオフィスに設置されるMFP(Multi Function Peripheral)等の画像処理装置に搭載し、当該画像処理装置を防犯システムとして利用することが提案されている(例えば、下記特許文献1参照)。下記特許文献1に記載のMFPによれば、顔認証処理の結果、カメラにより撮像された人物がデータベースに登録されていない人物であると判定された場合に、MFPの所定の機能の利用を制限する。
しかしながら、上記MFPの場合、所定の機能の利用を制限すべく、MFPを実際に操作する人物を対象に、顔認証処理を行っていた。つまり、操作者の周辺にいる操作者以外の人物については、顔認証処理を行っていなかった。
このため、仮にMFPの周辺(MFPの操作位置以外の位置)に不正な侵入者がいたとしても、認識することができず、オフィスの防犯システムとしては、十分ではなかった。
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、一側面では、顔認証技術を用いた防犯システムにおいて、防犯性能を向上させることを目的とする。
本発明の実施形態に係る画像処理システムは、以下のような構成を有する。すなわち、
画像処理装置を備える画像処理システムであって、
前記画像処理装置の電源がオンの状態にある間、カメラによる撮像が行われるよう制御する制御手段と、
前記カメラにより撮像された画像データより、顔画像を検出する検出手段と、
前記検出手段により検出された顔画像について、データベースを検索する検索手段と、
前記検索手段が、前記検出された顔画像に対応する顔画像を、前記データベースより検索できなかった場合であって、前記画像データが撮像された時刻が所定の条件を満たさない場合に、認証エラーと判定する判定手段とを有することを特徴とする。
一側面によれば、顔認証技術を用いた防犯システムにおいて、防犯性能を向上させることが可能となる。
実施形態に係る画像処理装置の機能構成を示す図である。 実施形態に係る画像処理装置の外観構成を示す図である。 実施形態に係る画像処理装置の操作部の一例を示す図である。 実施形態に係る画像処理装置によるモード切替処理の流れを示すフローチャートである。 実施形態に係る画像処理装置による顔認証処理の流れを示すフローチャートである。 実施形態に係る画像処理装置の顔認証処理用のデータベースの一例を示す図である。 実施形態に係る画像処理装置による顔認証処理の他の流れを示すフローチャートである。
以下、本発明の実施形態について添付の図面を参照しながら説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複した説明を省く。
[第1の実施形態]
<画像処理装置の機能構成>
はじめに、本実施形態に係る画像処理装置の機能構成について説明する。図1は、防犯システムを構成する、本実施形態に係る画像処理装置100の機能構成を示す図である。画像処理装置100は、プリント機能、スキャナ機能、コピー機能、ファクシミリ機能を有するMFP(Multi Function Peripheral)と称されるデジタル複合機である。
図1に示すように、画像処理装置100は、ネットワーク通信部101、プリンタ部102、スキャナ部103、ファクシミリ通信部104、RTC(Real Time Clock)105、カメラ部106を有する。更に、CPU(コンピュータ)107、ROM(Read Only Memory)108、RAM(Random Access Memory)109、不揮発メモリ110、記憶装置111、操作部112を有する。
ネットワーク通信部101は、回線を介して接続された外部装置との通信を制御する。プリンタ部102は、シアン、マゼンタ、イエロー、ブラックのトナーを使用して、記録紙にカラー画像またはモノクロ画像を印刷出力する。
スキャナ部103は、1次元配列されたLEDアレイを光源としてカラーCCDラインセンサにより原稿画像を読み取る。また、カラーCCDラインセンサから出力されるR(Red)、G(Green)、B(Blue)の各アナログ画像信号をそれぞれA(Analog)/D(Digital)変換によりデジタル画像データに変換し、出力する。
ファクシミリ通信部104は、回線を介して接続された外部装置との間で、ファクシミリの送受信を行う。
RTC105は、現在時刻情報を生成する。なお、現在時刻情報は、防犯モードの有効/無効を、ユーザが設定する条件(時間帯)に基づいて切り替えるモード切替処理において用いられる。
カメラ部106では、広角レンズを介して入射した光を、カラーCCDエリアセンサにおいて受光する。また、カラーCCDエリアセンサより出力されるR(Red)、G(Green)、B(Blue)の各アナログ画像信号を、A(Analog)/D(Digital)変換することでデジタル画像データを生成する。なお、カメラ部106は、画像処理装置100の電源がオンの状態となっている間、デジタル画像データの生成を行うよう制御される。
CPU107は、ROM108に記憶された各種制御プログラムやOS(Operating System)を実行する。ROM108に記憶された制御プログラムには、CPU107により実行されることで、モード切替部121として機能するプログラム、カメラ制御部122として機能するプログラム、及び認証部123として機能するプログラムが含まれる。
また、認証部123として機能するプログラムには、顔検出部131として機能するプログラム、判定部132として機能するプログラムが含まれる。更に、通知部133として機能するプログラム、データ更新部134として機能するプログラムが含まれる。
なお、モード切替部121は、RTC105より出力された現在時刻情報と、ユーザによって設定された条件(時間帯)とに基づいて、防犯モードの有効/無効を切り替える。
また、カメラ制御部122は、画像処理装置100の電源がオンの間、撮像を行うようカメラ部106を制御する。更に、認証部123において、顔検出部131は、カメラ部106で撮像された画像から、人物の顔画像を検出する。判定部132は、顔検出部131で検出された顔画像と、データベース124に記憶されている顔画像とを対比することで、カメラ部106で撮像された画像に含まれる人物と同一の人物の有無を判定する。
通知部133は、判定部132における判定結果に応じて、ネットワーク通信部101またはファクシミリ通信部104を介して、指定された宛先に、判定結果を通知する。データ更新部134は、判定部132における判定結果に応じて、データベース124を更新する。
RAM109は、CPU107が各種制御プログラムを実行する際に、各種データを一時的に格納するワークメモリとして使用される。
不揮発メモリ110は、電源がオフにされても記憶が保持される書き換え可能なメモリであり、各種の設定情報等が記憶される。
記憶装置111は、大容量の不揮発の記憶装置であり、印刷データや画像データのほか、画像処理装置100のユーザのアドレス帳が記憶される。更に、顔認証処理を実行する際に検索される顔画像が蓄積されたデータベース124が記憶される。
操作部112は、ハードキー、LED、タッチパネル式の画面等を有し、プリント機能、スキャナ機能、コピー機能、ファクシミリ機能を利用する際に、ユーザが各種指示、設定を入力する。また、画像処理装置100の内部情報である、ジョブ履歴や機器状態、設定情報などを表示する。
<画像処理装置の外観構成>
次に、画像処理装置100の外観構成について説明する。図2は、画像処理装置100の外観構成を示す図である。図2に示すように、カメラ部106は、画像処理装置100の筐体の上方に取り付けられており、画像処理装置100の前方領域を撮像する。これにより、カメラ部106では、画像処理装置を操作する操作位置の人物に加え、操作位置以外の位置の人物を撮像することができる。ただし、カメラ部106の取り付け位置及び取り付け方向はこれに限定されるものではない。
<操作部の表示画面の説明>
次に、操作部112のタッチパネル式の画面に表示される表示内容について説明する。図3は、操作部112のタッチパネル式の画面に表示される各種表示画面のうち、防犯設定画面の一例を示す図である。防犯設定画面とは、防犯モードの有効/無効を判定する際に参照される、業務時間を設定するための画面である。
図3に示すように、防犯設定画面300には、業務時間の開始時刻を入力する領域と業務時間の終了時刻を入力する領域とが設けられている。各領域への設定値の入力は、操作部112のハードキーまたはタッチパネル式の画面上に表示されるソフトキーから行うことができる。
防犯設定画面300において設定された、業務時間の開始時刻と終了時刻との間の時間帯は、防犯モードが無効となり、業務時間の開始時刻と終了時刻との間の時間帯以外の時間帯は、防犯モードが有効となる。
<モード切替部によるモード切替処理>
次に、モード切替部121によるモード切替処理の流れについて説明する。図4は、モード切替部121によるモード切替処理の流れを示すフローチャートであり、画像処理装置100の電源がオンになるとともに、自動的に処理が開始され、画像処理装置100の電源がオフとなるまで、継続して処理を実行する。
ステップS401では、防犯設定画面300において設定された業務時間を読み出す。ステップS402では、RTC105において生成された現在時刻情報を読み出す。
ステップS403では、ステップS402において読み出された現在時刻情報が、ステップS401において読み出された業務時間に含まれるか否かを判定する。
ステップS403において、現在時刻情報が業務時間に含まれないと判定された場合には、ステップS404に進み、防犯モードが有効であると判定する。一方、現在時刻情報が業務時間に含まれると判定された場合には、ステップS405に進み、防犯モードが無効であると判定する。
ステップS406では、防犯設定画面300において設定された業務時間が変更されたか否かを判定する。ステップS406において、防犯設定画面300において設定された業務時間が変更されたと判定された場合には、ステップS401に戻り、変更後の業務時間を読み出すことで、防犯モードの有効/無効を判定する。
一方、ステップS406において、防犯設定画面300において設定された業務時間が変更されていないと判定された場合には、ステップS407に進み、画像処理装置100の電源をオフにする旨の指示がなされたか否かを判定する。
ステップS407において、電源をオフにする旨の指示がなかったと判定された場合には、ステップS402に戻り、モード切替処理を継続する。一方、ステップS407において、電源をオフにする旨の指示があったと判定された場合には、モード切替処理を終了する。
<顔認証処理の流れ>
次に画像処理装置100による顔認証処理の流れについて説明する。図5は、画像処理装置100による顔認証処理の流れを示すフローチャートであり、画像処理装置100の電源がオンになるとともに、自動的に処理が開始され、画像処理装置100の電源がオフとなるまで、継続して処理を実行する。
ステップS501では、カメラ制御部122による制御のもと、カメラ部106が撮像を開始する。ステップS502では、顔検出部131が、カメラ部106により撮像された画像データから、顔画像を検出したか否かを判定する。
ステップS502において、顔検出部131が顔画像を検出していない場合には、顔画像を検出するまで待機する。一方、顔画像を検出した場合には、ステップS503に進む。
ステップS503では、判定部132が、現在(顔画像が検出された画像データが撮像されたタイミングを指す)、防犯モードが有効な状態であるか否かを判定する。防犯モードが有効であるか否かは、モード切替部121によるモード切替処理において判定された結果を参照する。
ステップS503において、現在、防犯モードが有効な状態であると判定された場合には、ステップS504に進み、ステップS502において検出した顔画像に基づいて、判定部132が、データベース124を検索する。
ステップS505では、判定部132が、ステップS504における検索の結果、ステップS502において検出した顔画像の人物と、同一の人物の顔画像がデータベース124において、検索されたか否かを判定する。
ステップS505における判定の結果、同一の人物の顔画像が検索されなかった場合には認証エラーと判定し、ステップS506に進み、ステップS502において検出された顔画像の人物が、不審者であると判定する。更に、ステップS507では、通知部133が、ネットワーク通信部101またはファクシミリ通信部104を介して、所定の宛先に対して、不審者が発見されたこと(認証エラー)を通知した後、ステップS513に進む。
なお、所定の宛先とは、例えば、画像処理装置100が設置されたオフィスの管理者や責任者の端末等であってもよいし、警備会社等の端末であってもよい。
一方、ステップS505における判定の結果、同一の人物の顔画像が検索された場合には、直接、ステップS513に進む。
このように、防犯モードが有効である場合には、カメラ部106により撮像された画像データの中に、顔画像が検出されるたびに、データベース124を検索し、検索結果に基づいて、不審者と判定された場合には、所定の宛先に通知する。
一方、ステップS503において、現在、防犯モードが無効であると判定された場合には、ステップS508に進み、ステップS502において検出した顔画像に基づいて、判定部132が、データベース124を検索する。
ステップS508では、判定部132が、ステップS508における検索の結果、ステップS502において検出した顔画像の人物と、同一の人物の顔画像がデータベース124において検索されたか否かを判定する。
ステップS509における判定の結果、同一の人物の顔画像が検索されなかった場合には、ステップS510に進む。ステップS510では、データ更新部134が、ステップS502において検出された顔画像を、新規の顔画像として、データベース124に登録した後、ステップS513に進む。このように、本実施形態に係る画像処理装置100では、防犯モードが無効である場合に、撮像された画像データに含まれる顔画像のうち、データベース124に登録されていない顔画像を、新規の顔画像として登録していく。
一方、ステップS509における判定の結果、同一の人物の顔画像が検索された場合には、ステップS511に進む。ステップS511では、データ更新部134が、ステップS502において検出された顔画像に対応するデータベース124内の顔画像を、ステップS502において検出された顔画像で更新する。更に、ステップS512では、データ更新部134が、ステップS502において検出された顔画像に対応するデータベース124内の古い顔画像を、データベース124より削除した後、ステップS513に進む。これにより、本実施形態に係る画像処理装置100によれば、データベース124の顔画像が、常に、最新の顔画像に自動的に置き換えられていくことになる。
ステップS513では、画像処理装置100の電源をオフにするよう指示されたか否かを判定する。
ステップS513において、電源をオフにする旨の指示がなかったと判定された場合には、ステップS502に戻り、顔認証処理を継続する。一方、ステップS513において、電源をオフにする旨の指示があったと判定された場合には、ステップS514に進み、カメラ制御部122が、カメラ部106による撮像を終了させる。更に、ステップS515において、画像処理装置100の電源をオフにする処理を実行し、顔認証処理を終了する。
<まとめ>
以上の説明から明らかなように、本実施形態に係る画像処理装置100では、
・カメラを配し、画像処理装置100の電源がオンの間、撮像を継続する構成とした。
・ユーザにより設定された業務時間に基づいて、防犯モードが有効か無効かを判定する構成とした。
・撮像された画像データより顔画像が検出された場合には、データベースを検索する構成とした。
・防犯モードが有効である場合において、データベースの検索により同一人物を検索できなかった場合には、認証エラーとし、不審者であると判定した後、所定の宛先に通知する構成とした。
・防犯モードが無効である場合において、データベースの検索により同一人物が検索できなかった場合には、検出した顔画像を新たにデータベースに登録し、同一人物が検索できた場合には、検出した顔画像によりデータベースを更新する構成とした。
これにより、本実施形態に係る画像処理装置100によれば、画像処理装置100の操作者以外の人物についても、顔認証処理を行い、不審者と判定された場合には、所定の宛先に通知することが可能になる。また、業務時間外のみが防犯モードが有効な状態となるため、例えば、業務時間内で、他事業所の社員やお客様がオフィスにいた場合であっても、不審者と誤判定してしまうといった事態を回避することが可能になる。また、ユーザの負荷なく、データベースに登録される顔画像を常に最新の顔画像に更新することが可能となる。更に、防犯モードが無効の状態で検出された顔画像も、データベースに新規に登録することができる。
つまり、本実施形態に係る画像処理装置100を防犯システムに適用することで、防犯性能を向上させることが可能になる。
[第2の実施形態]
上記第1の実施形態では、記憶装置111にデータベース124が1つのみ記憶されているものとして説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、データベースの登録内容に応じて、複数のデータベースを用意しておき、データベースごとに、顔認証処理の内容が異なる構成としてもよい。以下、本実施形態の詳細について説明する。なお、本実施形態に係る画像処理装置の機能構成及び外観構成は、上記第1の実施形態における画像処理装置の機能構成及び外観構成と同じであるため、ここでは説明を省略する。
<記憶装置のデータベース>
はじめに、本実施形態に係る画像処理装置の記憶装置111に記憶されるデータベースについて説明する。図6は、本実施形態に係る画像処理装置の記憶装置111に記憶されるデータベースの一例を示す図である。
図6に示すように、本実施形態に係る画像処理装置の記憶装置111には、登録ユーザに関するデータを記憶するデータベース601と、自動登録ユーザに関するデータを記憶するデータベース602とが記憶されている。
登録ユーザとは、顔画像が登録されたユーザのうち、名前及び連絡先を含むアドレス帳(記憶装置111に記憶されているアドレス帳)が対応付けられているユーザを指す。また、自動登録ユーザとは、顔画像が登録されたユーザのうち、名前及び連絡先を含むアドレス帳が対応付けられていないユーザであり、防犯モードが無効の状態(つまり、業務時間帯)において、カメラ部106により撮像され、自動的に登録されたユーザを指す。
このように、本実施形態に係る画像処理装置100では、顔画像が登録されたユーザであっても、名前及び連絡先といった個人情報が対応付けられているユーザと、個人情報が対応付けられていないユーザとを分けて登録する構成としている。これにより、防犯モードが有効となった状態で、顔検出部131で検出された顔画像の人物と同一の人物がデータベースにおいて検出された場合であっても、検出後の処理を異なる構成とすることができる。
<顔認証処理の流れ>
次に本実施形態に係る画像処理装置による顔認証処理の流れについて説明する。図7は、本実施形態に係る画像処理装置による顔認証処理の流れを示すフローチャートである。なお、上記第1の実施形態に係る画像処理装置による顔認証処理と同じ工程については、同じ参照番号を付すこととし、ここでは説明を省略する(以下では、図5との相違点である、ステップS701、S702、S710〜S712を中心に説明する)。
ステップS505における判定の結果、同一の人物の顔画像が検索された場合には、ステップS701に進む。ステップS701では、判定部132が、検索されたデータベースが、登録ユーザ用のデータベース601であるのか、自動登録ユーザ用のデータベース602であるのかを判定する。
ステップS701において、登録ユーザ用のデータベース601であると判定された場合には、ステップS702に進む。ステップS702では、判定部132が、防犯モードが有効である状態において、当該人物(登録ユーザ)が画像処理装置の周辺で検出された旨のログを記憶装置111に記憶する。
一方、ステップS701において、自動登録ユーザ用のデータベース602であると判定された場合には、ステップS507に進む。ステップS507では、通知部133が、ネットワーク通信部101またはファクシミリ通信部104を介して、所定の宛先に、当該人物(自動登録ユーザ)が、防犯モードが有効である状態において、画像処理装置の周辺で検出されたことを通知する。これにより、不審者ではないが、アドレス帳が対応付けられていない自動登録ユーザについても、所定の宛先に通知されることとなる。
一方、ステップS509における判定の結果、同一の人物の顔画像が検索されなかった場合には、ステップS710に進む。ステップS710では、データ更新部134が、ステップS502において検出された顔画像を、新規の顔画像として、自動登録ユーザ用のデータベース602に登録する。
一方、ステップS509における判定の結果、同一の人物の顔画像が検索された場合には、ステップS711に進む。ステップS711では、データ更新部134が、ステップS502において検出された顔画像に対応する、登録ユーザ用のデータベース601内の顔画像を、ステップS502において検出された顔画像で更新する。
更に、ステップS712では、データ更新部134が、ステップS502において検出された顔画像に対応する、登録ユーザ用のデータベース601内の古い顔画像を、当該登録ユーザ用のデータベース601より削除する。
<まとめ>
以上の説明から明らかなように、本実施形態に係る画像処理装置では、上記第1の実施形態に係る画像処理装置の構成に加え、
・顔認証処理に用いるデータベースとして、名前及び連絡先等の個人情報が対応付けられている登録ユーザ用のデータベースと、対応付けられていない自動登録ユーザ用のデータベースの2種類を配する構成とした。
・防犯モードが有効である場合において、データベースの検索により同一人物が検索できた場合であっても、自動登録ユーザ用のデータベースから検索された場合には、所定の宛先に通知する構成とした。
・防犯モードが無効である場合において、データベースの検索により同一人物が検索できなかった場合には、検出した顔画像を、自動登録ユーザ用のデータベースに登録する構成とした。
・防犯モードが無効である場合において、データベースの検索により同一人物が検索できた場合には、検出した顔画像により、登録ユーザ用のデータベースを更新する構成とした。
これにより、本実施形態に係る画像処理装置によれば、上記第1の実施形態に係る画像処理装置と同様の効果を享受しつつ、更に、データベースに登録されたユーザの属性に応じて、処理内容を変更することが可能になる。
この結果、当該画像処理装置が適用された防犯システムの防犯性能を、より向上させることが可能になる。
[第3の実施形態]
上記第2の実施形態では、登録ユーザ用のデータベースと自動登録ユーザ用のデータベースの2種類を配する構成としたが、本発明はこれに限定されず、属性に応じて、3種類以上のデータベースを配する構成としてもよい。
また、上記第2の実施形態では、登録ユーザ用のデータベースとして、アドレス帳が対応付けられたユーザを登録する構成としたが、本発明はこれに限定されない。例えば、警備会社の警備員等、防犯モードが有効な状態(つまり、業務時間外)において、オフィスにいてもよい人物を、登録ユーザ用のデータベースに登録するようにしてもよい。あるいは、特定の属性を付し、別のデータベースに登録するようにしてもよい。
また、上記第1及び第2の実施形態では、画像処理装置にカメラ部106を配する構成としたが、本発明はこれに限定されない。例えば、カメラ部106は、画像処理装置とは別体とし、画像処理装置がカメラ部106の出力を取得する構成とすることで、画像処理システムを形成するようにしてもよい。
また、上記第1及び第2の実施形態では、画像処理装置が、モード切替部121、カメラ制御部122、認証部123の各機能及びデータベース124を有する構成とした。しかしながら、この形態は本発明の範囲を限定するものではない。例えば、他の機器が、これらの機能の一部または全部を有し、他の機器とともに画像処理システムを形成するように構成してもよい。この場合、他の機器は、一台であっても複数台であってもよい。
なお、上記実施形態に挙げた構成等に、その他の要素との組み合わせなど、ここで示した構成に本発明が限定されるものではない。これらの点に関しては、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で変更することが可能であり、その応用形態に応じて適切に定めることができる。
100 画像処理装置
101 ネットワーク通信部
102 プリンタ部
103 スキャナ部
104 ファクシミリ通信部
105 RTC
106 カメラ部
107 CPU
108 ROM
109 RAM
110 不揮発メモリ
111 記憶装置
112 操作部
121 モード切替部
122 カメラ制御部
123 認証部
124 データベース
131 顔検出部
132 判定部
133 通知部
134 データ更新部
601 登録ユーザ用のデータベース
602 自動登録ユーザ用のデータベース
特開2006−081147号公報

Claims (6)

  1. 画像処理装置を備える画像処理システムであって、
    前記画像処理装置の電源がオンの状態にある間、カメラによる撮像が行われるよう制御する制御手段と、
    前記カメラにより撮像された画像データより、顔画像を検出する検出手段と、
    前記検出手段により検出された顔画像について、データベースを検索する検索手段と、
    前記検索手段が、前記検出された顔画像に対応する顔画像を、前記データベースより検索できなかった場合であって、前記画像データが撮像された時刻が所定の条件を満たさない場合に、認証エラーと判定する判定手段と
    を有することを特徴とする画像処理システム。
  2. 前記所定の条件として、時間帯を設定する設定手段を更に有し、
    前記判定手段は、前記検出された顔画像に対応する顔画像を、前記データベースより検索できなかった場合であって、前記画像データが撮像された時刻が、前記設定手段により設定された時間帯に含まれない場合に、認証エラーと判定することを特徴とする請求項1に記載の画像処理システム。
  3. 前記判定手段により認証エラーと判定された場合に、所定の宛先に該認証エラーを通知する通知手段を更に有することを特徴とする請求項1または2に記載の画像処理システム。
  4. 前記検索手段が、前記検出された顔画像に対応する顔画像を、前記データベースより検索できなかった場合であって、前記画像データが撮像された時刻が所定の条件を満たす場合には、前記検出された顔画像を、前記データベースに新たに登録するデータ更新手段を更に備えることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像処理システム。
  5. 前記検索手段が、前記検出された顔画像に対応する顔画像を、前記データベースより検索できた場合であって、前記画像データが撮像された時刻が所定の条件を満たす場合には、前記データ更新手段は、前記検出された顔画像を用いて、前記データベースを更新することを特徴とする請求項4に記載の画像処理システム。
  6. 画像処理装置のコンピュータを、
    前記画像処理装置の電源がオンの状態にある間、カメラによる撮像が行われるよう制御する制御手段と、
    前記カメラにより撮像された画像データより、顔画像を検出する検出手段と、
    前記検出手段により検出された顔画像について、データベースを検索する検索手段と、
    前記検索手段が、前記検出された顔画像に対応する顔画像を、前記データベースより検索できなかった場合であって、前記画像データが撮像された時刻が所定の条件を満たさない場合に、認証エラーと判定する判定手段
    として機能させるプログラム。
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