JP2015009742A - 車両用電源装置 - Google Patents

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    • F02N2011/0888DC/DC converters

Abstract

【課題】第1電源と第2電源との間のコンタクタの異常有無を検知し、意図しない充放電が生じることを防止する。【解決手段】コントローラ14は、イグニッションスイッチ24のオンによる車両1の起動時において、内燃機関22の始動前に、第1電圧センサ25により検出されたキャパシタ11の出力電圧VCと、第2電圧センサ26により検出されたバッテリ12の出力電圧VBとを用いて、コンタクタ15の故障検知を実行する。コントローラ14は、コンタクタリレー16のオフによってコンタクタ15を遮断状態とすることを指示した状態において、出力電圧VCと出力電圧VBとの差の絶対値が所定時間に亘って所定差以下の場合にコンタクタ15のオン故障が生じていると判定する。コントローラ14は、コンタクタ15のオン故障が生じていると判定した場合、アイドル停止の実行を禁止する。【選択図】図1

Description

この発明は、車両用電源装置に関する。
従来、電気負荷が接続された主電源と副電源との間にDC−DCコンバータを接続し、主電源と副電源との間にスイッチを備える車両用電源装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2010−195336号公報
ところで、上記従来技術に係る車両用電源装置によれば、スイッチがオンに固定されるオン故障の有無を検知することにより主電源と副電源との間の意図しない充放電が生じることを防止することが望まれている。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、第1電源と第2電源との間のスイッチの異常有無を検知し、意図しない充放電が生じることを防止することが可能な車両用電源装置を提供することを目的としている。
上記課題を解決して係る目的を達成するために、本発明は以下の態様を採用した。
(1)本発明の一態様に係る車両用電源装置は、第1電源(例えば、実施の形態でのバッテリ12)と、前記第1電源に並列に接続された第2電源(例えば、実施の形態でのキャパシタ11)と、前記第1電源と前記第2電源との間に接続されたDC−DCコンバータ(例えば、実施の形態でのDC−DCコンバータ13)と、前記DC−DCコンバータに並列に接続されるとともに、前記第1電源と前記第2電源との間に接続されたスイッチ(例えば、実施の形態でのコンタクタ15)と、前記スイッチを開閉する開閉手段(例えば、実施の形態でのコンタクタリレー16)と、前記第1電源の出力電圧と前記第2電源の出力電圧とを検出する電圧検出手段(例えば、実施の形態での第1電圧センサ25および第2電圧センサ26)と、前記第1電源に接続された第1電気的負荷(例えば、実施の形態での電気的負荷23)と、前記第2電源に接続されるとともに、前記第1電気的負荷よりも大きい電流の供給を必要とする第2電気的負荷(例えば、実施の形態でのスタータモータ20)と、前記DC−DCコンバータ、前記開閉手段、および前記第2電気的負荷を制御する制御手段(例えば、実施の形態でのコントローラ14)と、を備え、前記制御手段は、前記第2電気的負荷が駆動される場合に前記開閉手段により前記スイッチをオフにし、前記制御手段は、前記電圧検出手段によって検出された前記第1電源の出力電圧と前記第2電源の出力電圧とが所定時間に亘って所定の程度で等しい場合に、前記第2電気的負荷の駆動を禁止する。
(2)上記(1)に記載の車両用電源装置は、内燃機関(例えば、実施の形態での内燃機関22)を備える車両(例えば、実施の形態での車両1)に搭載された車両用電源装置であって、前記第2電気的負荷は、前記内燃機関を始動する電動機(例えば、実施の形態でのスタータモータ20)であってもよい。
(3)上記(1)または(2)に記載の車両用電源装置は、内燃機関(例えば、実施の形態での内燃機関22)と、前記内燃機関を一時的に停止させるアイドル停止を実行するアイドル停止手段(例えば、実施の形態でのコントローラ14およびFI−ECU17)と、を備える車両(例えば、実施の形態での車両1)に搭載された車両用電源装置であって、前記アイドル停止手段は、前記電圧検出手段によって検出された前記第1電源の出力電圧と前記第2電源の出力電圧とが所定時間に亘って所定の程度で等しい場合に、前記アイドル停止の実行を禁止してもよい。
(4)上記(1)から(3)の何れか1つに記載の車両用電源装置は、車両(例えば、実施の形態での車両1)に搭載された車両用電源装置であって、前記制御手段は、前記車両の停止時に前記第2電気的負荷の駆動禁止を解除してもよい。
上記(1)に記載の態様に係る車両用電源装置によれば、第1電源の出力電圧と第2電源の出力電圧とが所定時間に亘って所定の程度で等しい場合にはスイッチがオンに固定されるオン故障が生じていると判断する。この場合、第2電源に接続された第2電気的負荷の駆動を禁止することにより、第1電源の出力電圧が低下することを防止し、第1電気的負荷に対する給電が不足することを防ぐことができる。
さらに、上記(2)の場合、電動機による内燃機関の始動が必要となる状態(例えば、アイドル停止状態など)が生じることを禁止することにより、第1電源の出力電圧が低下することを防止し、第1電気的負荷に対する給電が不足することを防ぐことができる。
さらに、上記(3)の場合、アイドル停止からの内燃機関の再始動が許容されない状態(つまり、スイッチのオン故障により第1電源の出力電圧が低下する可能性が有る状態)でアイドル停止の実行を禁止することにより、車両を運転可能に維持することができる。
さらに、上記(4)の場合、イグニッションスイッチのオフなどによって車両が停止した場合には第2電気的負荷の駆動禁止を解除することによって、車両の次回の起動を可能とすることができる。
本発明の実施の形態に係る車両用電源装置および車両用電源装置を搭載した車両の構成図である。 本発明の実施の形態に係る車両用電源装置を搭載した車両の運転状態の変化に応じたキャパシタの出力電圧の変化の一例を示す図である。 本発明の実施の形態に係る車両用電源装置のコントローラが実行する停止充電の動作モードにおける電流の流れを示す図である。 本発明の実施の形態に係る車両用電源装置のコントローラが実行する初回始動の動作モードにおける電流の流れを示す図である。 本発明の実施の形態に係る車両用電源装置のコントローラが実行するI/S準備充電の動作モードにおける電流の流れを示す図である。 本発明の実施の形態に係る車両用電源装置のコントローラが実行するI/S準備充電の動作モードにおいて、キャパシタ11の出力電圧が所定のI/S準備電位に到達した状態における電流の流れを示す図である。 本発明の実施の形態に係る車両用電源装置のコントローラが実行する回生充電の動作モードにおける電流の流れを示す図である。 本発明の実施の形態に係る車両用電源装置のコントローラが実行する回生充電の動作モードにおいて、キャパシタ11の出力電圧が所定の上限電位に到達した状態における電流の流れを示す図である。 本発明の実施の形態に係る車両用電源装置のコントローラが実行する回生放電の動作モードにおける電流の流れを示す図である。 本発明の実施の形態に係る車両用電源装置のコントローラが実行するI/S給電(キャパシタ)の動作モードにおける電流の流れを示す図である。 本発明の実施の形態に係る車両用電源装置のコントローラが実行するI/S給電(BATT)の動作モードにおける電流の流れを示す図である。 本発明の実施の形態に係る車両用電源装置のコントローラが実行するENG再始動の動作モードにおける電流の流れを示す図である。 本発明の実施の形態に係る車両用電源装置のコントローラが実行するENG再始動の動作モードにおいて、コンタクタを接続状態とした場合における電流の流れを示す図である。 本発明の実施の形態に係る車両用電源装置のコントローラが実行する車両の停止時の動作モードにおける電流の流れを示す図である。 本発明の実施の形態に係る車両用電源装置のコントローラが実行する故障検知および初回始動でのコンタクタ制御の処理を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態に係る車両用電源装置において、イグニッションスイッチがオフからオンに切り替えられた車両の起動時に、内燃機関の始動前にコンタクタのオフ故障の有無を検知する場合における、エンジン回転数、キャパシタの出力電圧、バッテリの出力電圧、イグニッションスイッチのオン・オフ状態、スタータモータの駆動状態、スタータリレーのオン・オフ状態、およびコンタクタリレーのオン・オフ状態を示す図である。 本発明の実施の形態に係る車両用電源装置のコントローラが実行するENG再始動でのコンタクタ制御の処理を示すフローチャートである。
以下、本発明の一実施形態に係る車両用電源装置について添付図面を参照しながら説明する。
本実施の形態による車両用電源装置10は、例えば図1に示すように、車両1に搭載されている。車両用電源装置10は、少なくとも、2次電池としてのキャパシタ11およびバッテリ12と、DC−DCコンバータ13およびコントローラ14と、コンタクタ15およびコンタクタリレー16と、を備えている。
車両1は、車両用電源装置10と、FI−ECU17と、スタータマグネットスイッチ(STMGSW)18、スタータリレー19、およびスタータモータ(STM)20と、発電機(ACG)21および内燃機関22と、電気的負荷23と、イグニッションスイッチ(IGSW)24と、第1電圧センサ25および第2電圧センサ26と、回転数センサ27と、を備えている。
キャパシタ11は、例えば電気二重層コンデンサまたは電解コンデンサ、リチウムイオンキャパシタなどであって、スタータマグネットスイッチ18に接続されている。キャパシタ11は、DC−DCコンバータ13の第1入出力端子13aと、コンタクタ15の第1端子15aとに接続されている。キャパシタ11は、DC−DCコンバータ13またはコンタクタ15を介して、バッテリ12、コンタクタリレー16、FI−ECU17、発電機21、電気的負荷23、およびイグニッションスイッチ24に電気的に接続可能とされている。
バッテリ12は、例えば所定電圧(12Vなど)の鉛バッテリなどであって、コンタクタリレー16、FI−ECU17、発電機21、電気的負荷23、およびイグニッションスイッチ24に接続されている。バッテリ12は、DC−DCコンバータ13の第2入出力端子13bと、コンタクタ15の第2端子15bとに接続されている。バッテリ12は、DC−DCコンバータ13またはコンタクタ15を介して、キャパシタ11およびスタータマグネットスイッチ18に電気的に接続可能とされている。
DC−DCコンバータ13は、コントローラ14の制御によって第1および第2入出力端子13a,13b間の双方向で昇降圧可能である。DC−DCコンバータ13は、内燃機関22の運転時に発電機21で発生した発電電力または車両1の制動時に発電機21で発生した回生電力をキャパシタ11に供給することでキャパシタ11を充電させる。また、DC−DCコンバータ13は、キャパシタ11に蓄電されている電力を少なくともバッテリ12または電気的負荷23に供給することでキャパシタ11を放電させる。
DC−DCコンバータ13は、例えば、Hブリッジの昇降圧DC−DCコンバータであって、ブリッジ接続された4つの第1〜第4スイッチング素子(例えば、IGBT:Insulated Gate Bipolar mode Transistor)SW1,SW2,SW3,SW4を備えている。
対をなす第1および第2スイッチング素子SW1,SW2は第1入出力端子13aと接地端子13cとの間で直列に接続されている。つまり第1スイッチング素子SW1のコレクタは第1入出力端子13aに接続され、第1スイッチング素子SW1のエミッタは第2スイッチング素子SW2のコレクタに接続され、第2スイッチング素子SW2のエミッタは接地端子13cに接続されている。
対をなす第3および第4スイッチング素子SW3,SW4は第2入出力端子13bと接地端子13cとの間で直列に接続されている。つまり第3スイッチング素子SW3のコレクタは第2入出力端子13bに接続され、第3スイッチング素子SW3のエミッタは第4スイッチング素子SW4のコレクタに接続され、第4スイッチング素子SW4のエミッタは接地端子13cに接続されている。
各スイッチング素子SW1,SW2,SW3,SW4のエミッタ・コレクタ間には、エミッタからコレクタに向けて順方向になるようにして各第1〜第4ダイオードD1〜D4が接続されている。
DC−DCコンバータ13は、第1スイッチング素子SW1と第2スイッチング素子SW2との接続点と、第3スイッチング素子SW3と第4スイッチング素子SW4との接続点との間に接続されたリアクトルLを備えている。さらに、第1入出力端子13aと接地端子13cとの間に接続された第1コンデンサCaと、第2入出力端子13bと接地端子13cとの間に接続された第2コンデンサCbと、を備えている。
DC−DCコンバータ13は、第1入出力端子13aと第2入出力端子13bとの間を直結するように直列に接続された抵抗RおよびダイオードDを備えている。ダイオードDは第2入出力端子13bから第1入出力端子13aに向けて順方向になるように配置されている。
DC−DCコンバータ13は、コントローラ14から出力されて各スイッチング素子SW1,SW2,SW3,SW4のゲートに入力される信号によって駆動される。
コントローラ14は、DC−DCコンバータ13の双方向の昇降圧動作と、コンタクタリレー16によるコンタクタ15の接続および遮断の動作と、を制御する。さらに、コントローラ14は、FI−ECU17によるアイドル停止の実行許可および実行禁止を制御しており、アイドル停止の実行許可および実行禁止を指示する制御指令をFI−ECU17に出力する。
コントローラ14は、キャパシタ11の内部抵抗および静電容量を検出し、内部抵抗は所定値以上であるか否かを判定するとともに、内部抵抗に応じてキャパシタ11の劣化を判定可能である。コントローラ14は、キャパシタ11の出力電圧VCを検出する第1電圧センサ25と、キャパシタ11の充電電流および放電電流を検出する電流センサ(図示略)と、キャパシタ11の温度を検出する温度センサ(図示略)と、に接続されている。
コントローラ14は、バッテリ12の放電およびバッテリ12の放電深度を制御可能である。コントローラ14は、バッテリ12の出力電圧VBを検出する第2電圧センサ26と、バッテリ12の充電電流および放電電流を検出する電流センサ(図示略)と、バッテリ12の温度を検出する温度センサ(図示略)と、に接続されている。
コンタクタ15は、コンタクタリレー16のオンおよびオフに応じてコンタクタ15の第1および第2端子15a,15b間の接続および遮断を切り替える。コンタクタリレー16のオンおよびオフはコントローラ14により制御される。
なお、コンタクタ15の第1端子15aは、DC−DCコンバータ13の第1入出力端子13aと、キャパシタ11の正極側端子と、スタータマグネットスイッチ18と、に接続されている。コンタクタ15の第2端子15bは、DC−DCコンバータ13の第2入出力端子13bと、バッテリ12の正極側端子と、発電機21および電気的負荷23と、に接続されている。これらによりコンタクタ15は、接続状態において、直列に接続されたスタータマグネットスイッチ18およびスタータモータ20に対してキャパシタ11とバッテリ12とをそれぞれ並列に接続する。なお、キャパシタ11およびバッテリ12の負極側端子は接地されている。
FI−ECU17は、例えば、CPU(Central Processing Unit)などの電子回路により構成されるECU(Electronic Control Unit:電子制御ユニット)であり、燃料供給、点火タイミングなどの内燃機関22の動作に関する各種制御を行なう。FI−ECU17は、運転者の操作に応じてイグニッションスイッチ24から出力される始動要求および停止要求の信号によって内燃機関22の始動および停止を制御する。
FI−ECU17は、内燃機関22のアイドル停止を制御する。アイドル停止は、所定の一時停止条件の成立に応じて運転状態の内燃機関22を自動的に一時的に停止し、所定の復帰条件の成立に応じて一時停止状態の内燃機関22を自動的に再始動させる。所定の一時停止条件は、例えば、車両1の車速がゼロ、かつアクセルペダル開度がゼロ、かつブレーキペダルスイッチがオンなどである。所定の復帰条件は、例えば、ブレーキペダルスイッチがオフなどである。
FI−ECU17は、イグニッションスイッチ24から出力される信号による始動要求またはアイドル停止の一時停止状態からの復帰要求に応じて、スタータリレー19をオンに制御することによって内燃機関22を始動させる。FI−ECU17は、発電機(ACG)21の発電動作を制御し、発電機21の発電電圧を任意に変更する。
発電機21は、例えばベルトなどを介して内燃機関22のクランク軸(図示略)に連結された交流発電機である。発電機21は、内燃機関22の運転時の動力により発電することで発電電力を出力する。発電機21は、車両1の減速時や燃料供給の停止状態での走行時などにおいて車両1の駆動輪(図示略)から伝達される車体の運動エネルギーを電気エネルギー(回生エネルギー)に変換して、回生電力を出力する。なお、発電機21は、発電および回生による交流出力を直流出力に整流する整流器(図示略)などを備えている。発電機21は、接地されるとともにDC−DCコンバータ13の第2入出力端子13bに接続されている。
内燃機関22は、スタータモータ(STM)20の駆動力によって始動する。スタータモータ20は、スタータマグネットスイッチ(STMGSW)18を介したキャパシタ11またはバッテリ12からの電圧印加によって回転駆動する。スタータマグネットスイッチ18は、スタータリレー19のオンおよびオフに応じてスタータモータ20への給電有無を切り替える。スタータリレー19のオンおよびオフはFI−ECU17により制御される。
スタータモータ20は、例えば、回転軸(図示略)にピニオンギヤ(図示略)を備えている。内燃機関22は、例えば、スタータモータ20のピニオンギヤに噛み合うリングギヤ(図示略)をクランク軸(図示略)に備えている。これによりスタータモータ20は、ピニオンギヤを内燃機関22側のリングギヤに噛み合わせることによって、駆動力を内燃機関22に伝達可能である。
電気的負荷23は、各種補機類である。電気的負荷23は、接地されるとともにDC−DCコンバータ13の第2入出力端子13bに接続されている。
本実施の形態による車両用電源装置10は上記構成を備えており、次に、この車両用電源装置10の動作について説明する。
(充放電動作)
以下に、コントローラ14が制御するキャパシタ11およびバッテリ12の充放電動作について説明する。
コントローラ14は、キャパシタ11の出力電圧を、車両1の運転状態に応じた所定の目標電圧に一致させるようにして、DC−DCコンバータ13の双方向の昇降圧動作およびコンタクタリレー16によるコンタクタ15の接続および遮断を制御する。
コントローラ14は、下記表1に示すように、車両1の運転に応じたキャパシタ11およびバッテリ12の充放電動作として、9つの動作モードM0〜M8を実行する。
Figure 2015009742
先ず、コントローラ14は、例えば図2に示す時刻t0から時刻t1の直前までの期間のようにイグニッションスイッチ24がオフの状態において、停止充電の動作モードM0を実行する。この動作モードM0において、コントローラ14は、図3に示すように、DC−DCコンバータ13のダイオードDおよび抵抗Rを介したバッテリ12からキャパシタ11への給電によってキャパシタ11を充電する。これによりコントローラ14は、キャパシタ11の出力電圧(例えば、接地された負極側端子に対する正極側端子の電位に相当)が過度に低下することを防止する。
次に、コントローラ14は、例えば図2に示す時刻t1のように、イグニッションスイッチ24から出力された信号によって内燃機関22を始動させることを要求する始動要求を受信すると、後述するコンタクタ15の故障検知を実行した後に、初回始動の動作モードM1を実行する。
この動作モードM1において、コントローラ14は、先ず、コンタクタリレー16のオフによってコンタクタ15を遮断状態とした状態でスタータリレー19のオンによってスタータマグネットスイッチ18を接続状態とする。これによりコントローラ14は、キャパシタ11のみからの給電によってスタータモータ20を駆動する。
このとき、後述する所定条件が成立した場合に、コントローラ14は、コンタクタリレー16のオンによってコンタクタ15を接続状態とする。これによりコントローラ14は、図4に示すように、直列に接続されたスタータマグネットスイッチ18およびスタータモータ20に対して、キャパシタ11とバッテリ12とをそれぞれ並列に接続する。そしてコントローラ14は、キャパシタ11およびバッテリ12からの給電によってスタータモータ20を駆動し、スタータモータ20の駆動力によって内燃機関22を始動させる。
なお、この初回始動の動作モードM1においては、例えば図2に示す時刻t1のように、キャパシタ11からスタータモータ20への給電に起因して、キャパシタ11の出力電圧および残容量SOCは低下する。
次に、コントローラ14は、例えば図2に示す時刻t1から時刻t2までの期間のように車両1が減速以外の走行状態であって、アイドル停止の実行指示が無い状態において、I/S準備充電の動作モードM2を実行する。この動作モードM2において、コントローラ14は、図5に示すように、運転状態の内燃機関22の動力により発電する発電機21から出力される発電電力を用いて、DC−DCコンバータ13を介した発電機21からキャパシタ11への給電によってキャパシタ11を充電する。さらに、発電機21から電気的負荷23へと給電するとともに、バッテリ12の状態に応じて発電機21からバッテリ12へと給電する。
より詳細には、コントローラ14は、コンタクタリレー16のオフによってコンタクタ15を遮断状態とし、スタータリレー19のオフによってスタータマグネットスイッチ18を遮断状態とする。コントローラ14は、DC−DCコンバータ13の第2入出力端子13bと第1入出力端子13aとの間において、ダイオードDおよび抵抗Rに電流を流すとともに、オン状態の第3スイッチング素子SW3、リアクトルL、および第1ダイオードD1に電流を流す。コントローラ14は、アイドル停止の実行に備えて内燃機関22の再始動に要する電力をキャパシタ11に充電するようにして、少なくともキャパシタ11の出力電圧が所定のI/S準備電位に到達するまでキャパシタ11を充電する。
なお、所定のI/S準備電位は、例えば、アイドル停止による所定期間に亘る内燃機関22の一時停止状態において電気的負荷23などに対して必要とされる給電を実行可能なキャパシタ11の残容量SOCに対応する出力電圧である。
さらに、コントローラ14は、例えば図2に示す時刻t2から時刻t3までの期間のように車両1が減速以外の走行状態であって、アイドル停止の実行指示が無い状態であり、
キャパシタ11の出力電圧が所定のI/S準備電位に到達した状態において、I/S準備充電の動作モードM2を実行継続する。この場合、コントローラ14は、図6に示すように、DC−DCコンバータ13の第2入出力端子13bと第1入出力端子13aとの間において、第3スイッチング素子SW3をオンからオフ状態へと切り替え、ダイオードDおよび抵抗Rに電流を流す。これによりコントローラ14は、キャパシタ11の出力電圧を所定のI/S準備電位に維持する。
次に、コントローラ14は、例えば図2に示す時刻t3から時刻t4までの期間のように車両1の減速時などにおいて燃料供給の停止状態では回生充電の動作モードM3を実行する。この動作モードM3において、コントローラ14は、図7に示すように、車両1の減速時などにおいて発電機21から出力される回生電力を用いて、DC−DCコンバータ13を介した発電機21からキャパシタ11への給電によってキャパシタ11を充電する。さらに、発電機21から電気的負荷23へと給電するとともに、バッテリ12の状態に応じて発電機21からバッテリ12へと給電する。コントローラ14は、車両1の駆動輪(図示略)から伝達される車体の運動エネルギーを発電機21により電気エネルギー(回生エネルギー)に変換して回生電力を発生させる。
より詳細には、コントローラ14は、コンタクタリレー16のオフによってコンタクタ15を遮断状態とし、スタータリレー19のオフによってスタータマグネットスイッチ18を遮断状態とする。コントローラ14は、DC−DCコンバータ13の第2入出力端子13bと第1入出力端子13aとの間において、ダイオードDおよび抵抗Rに電流を流すとともに、オン状態の第3スイッチング素子SW3、リアクトルL、および第1ダイオードD1に電流を流す。コントローラ14は、少なくともキャパシタ11の出力電圧が所定の上限電位以下となる範囲においてキャパシタ11を充電する。
なお、所定の上限電位は、I/S準備電位よりも大きく、例えば、満充電状態(つまり、残容量SOC=100%)に対応する出力電圧である。
さらに、コントローラ14は、車両1の減速時などにおいて燃料供給の停止状態であって、キャパシタ11の出力電圧が所定の上限電位に到達した状態において、回生充電の動作モードM3を実行継続する。この場合、コントローラ14は、図8に示すように、DC−DCコンバータ13の第2入出力端子13bと第1入出力端子13aとの間において、第3スイッチング素子SW3をオンからオフ状態へと切り替え、ダイオードDおよび抵抗Rに電流を流す。これによりコントローラ14は、キャパシタ11の出力電圧を所定の上限電位に維持する。
次に、コントローラ14は、例えば図2に示す時刻t4から時刻t5までの期間のように車両1の定速走行状態などであって、アイドル停止の実行指示が無い状態において、回生放電の動作モードM4を実行する。この動作モードM4において、コントローラ14は、図9に示すように、所定のI/S準備電位を上回ってキャパシタ11に蓄電された回生電力を用いて、DC−DCコンバータ13を介したキャパシタ11から電気的負荷23への給電によってキャパシタ11を放電させる。
より詳細には、コントローラ14は、コンタクタリレー16のオフによってコンタクタ15を遮断状態とし、スタータリレー19のオフによってスタータマグネットスイッチ18を遮断状態とする。コントローラ14は、DC−DCコンバータ13の第1入出力端子13aと第2入出力端子13bとの間において、オン状態の第1スイッチング素子SW1、リアクトルL、および第3ダイオードD3に電流を流す。コントローラ14は、少なくともキャパシタ11の出力電圧が所定のI/S準備電位に到達するまでキャパシタ11を放電させる。このとき、コントローラ14は、発電機21の発電および回生を休止させる、または発電機21の出力電圧を通常時の規定電圧よりも低い電圧に設定する。
次に、コントローラ14は、例えば図2に示す時刻t6から時刻t7までの期間のように車両1の停車状態(速度がゼロの状態)であって、アイドル停止の実行状態において、I/S給電(キャパシタ)の動作モードM5を実行する。この動作モードM5において、コントローラ14は、図10に示すように、車両1のアイドル停止による内燃機関22の一時停止状態において、所定のI/S下限電位を上回ってキャパシタ11に蓄電されている電力を用いて、DC−DCコンバータ13を介したキャパシタ11から電気的負荷23への給電によってキャパシタ11を放電させる。
より詳細には、コントローラ14は、コンタクタリレー16のオフによってコンタクタ15を遮断状態とし、スタータリレー19のオフによってスタータマグネットスイッチ18を遮断状態とする。コントローラ14は、DC−DCコンバータ13の第1入出力端子13aと第2入出力端子13bとの間において、オン状態の第1スイッチング素子SW1、リアクトルL、および第3ダイオードD3に電流を流す。コントローラ14は、少なくともキャパシタ11の出力電圧が所定のI/S下限電位に到達するまで、復帰要求に応じて内燃機関22を再始動するために必要な電力を確保しつつキャパシタ11を放電させる。
なお、所定のI/S下限電位は、I/S準備電位よりも小さく、例えば、一時停止状態の内燃機関22をスタータモータ20の駆動力によって再始動させるために必要とされる適正な給電を実行可能な残容量SOCに対応する出力電圧である。また、キャパシタ11による適正な給電とは、キャパシタ11の出力電圧が所定の最低保障電位未満に低下しないようにしてキャパシタ11が放電するものである。このためコントローラ14は、図10に示すように、バッテリ12から電気的負荷23への給電に加えて、DC−DCコンバータ13のダイオードDおよび抵抗Rを介したバッテリ12からキャパシタ11への給電によってキャパシタ11を充電可能である。これによりコントローラ14は、キャパシタ11の出力電圧が所定の最低保障電位未満に低下することを防止する。なお、最低保障電位は、I/S下限電位よりも小さく、例えば、キャパシタ11を適正な状態に維持するために必要な出力電圧である。
次に、コントローラ14は、例えば図2に示す時刻t7から時刻t8の直前までの期間のように車両1の停車状態(速度がゼロの状態)であって、アイドル停止状態であり、キャパシタ11の出力電圧が所定のI/S下限電位に到達した状態において、I/S給電(BATT)の動作モードM6を実行する。この動作モードM6において、コントローラ14は、図11に示すように、車両1のアイドル停止による内燃機関22の一時停止状態においてバッテリ12に蓄電されている電力を用いて、DC−DCコンバータ13を介したバッテリ12からキャパシタ11への給電によってキャパシタ11を充電する。さらに、バッテリ12から電気的負荷23へと給電する。
より詳細には、コントローラ14は、コンタクタリレー16のオフによってコンタクタ15を遮断状態とし、スタータリレー19のオフによってスタータマグネットスイッチ18を遮断状態とする。コントローラ14は、DC−DCコンバータ13の第2入出力端子13bと第1入出力端子13aとの間において、ダイオードDおよび抵抗Rに電流を流すとともに、オン状態の第3スイッチング素子SW3、リアクトルL、および第1ダイオードD1に電流を流す。これによりコントローラ14は、キャパシタ11の出力電圧を所定のI/S下限電位に維持し、復帰要求に応じて内燃機関22を再始動するために必要な最小限の電力を確保したキャパシタ11からの放電を禁止する。
次に、コントローラ14は、例えば図2に示す時刻t8のように、アイドル停止による一時停止状態の内燃機関22を再始動させることを要求する復帰要求を受信すると、ENG再始動の動作モードM7を実行する。この動作モードM7において、コントローラ14は、図12に示すように、コンタクタリレー16のオフによってコンタクタ15を遮断状態とし、スタータリレー19のオンによってスタータマグネットスイッチ18を接続状態とする。コントローラ14は、直列に接続されたスタータマグネットスイッチ18およびスタータモータ20に対して、並列に接続されたキャパシタ11のみからの給電によってスタータモータ20を駆動し、スタータモータ20の駆動力によって内燃機関22を再始動させる。
コントローラ14は、バッテリ12から電気的負荷23へと給電するとともに、DC−DCコンバータ13を介したバッテリ12からキャパシタ11への給電によってキャパシタ11を充電する。これによりコントローラ14は、キャパシタ11の出力電圧および残容量SOCがキャパシタ11からスタータモータ20への給電に起因して低下したとしても、キャパシタ11の出力電圧が所定の最低保障電位未満に低下することを防止する。
なお、コントローラ14は、例えば図2に示す時刻t8のように、ENG再始動の動作モードM7を実行した場合に、キャパシタ11のみからスタータモータ20への給電によって内燃機関22を再始動させることができなかった場合には、図13に示すように、コンタクタリレー16のオンによってコンタクタ15を接続状態とする。これによりコントローラ14は、キャパシタ11およびバッテリ12からの給電によってスタータモータ20を駆動し、スタータモータ20の駆動力によって内燃機関22を再始動させる。
コントローラ14は、内燃機関22の再始動を開始してから所定の時間の経過後に回転数センサ27により検出された内燃機関22の回転数(エンジン回転数NE)が所定回転数以下の場合、または、FI−ECU17から出力された内燃機関22の始動エラーを示す信号を受信した場合などに、内燃機関22を再始動させることができなかったと判断する。
コントローラ14は、コンタクタリレー16のオンによって内燃機関22を再始動した場合に、アイドル停止の次回の実行を禁止する。なお、コントローラ14は、単にコンタクタリレー16のオンによって内燃機関22を再始動したか否かに限らず、この再始動の累計回数を算出し、累計回数が所定回数以上(例えば、1回以上)の場合にアイドル停止の次回の実行を禁止してもよい。また、コントローラ14は、コンタクタリレー16のオンによって内燃機関22を再始動した際に、バッテリ12の出力電圧が所定の下限電圧以下に低下した場合にアイドル停止の次回の実行を禁止してもよい。
次に、コントローラ14は、例えば図2に示す時刻t8から時刻t9までの期間のように車両1が減速以外の走行状態であって、アイドル停止の実行指示が無い状態において、上述したI/S準備充電の動作モードM2を実行する。
次に、コントローラ14は、イグニッションスイッチ24がオンからオフに切り替えられたときから所定期間に亘って、車両1の停止時の動作モードM8を実行する。この動作モードM8において、コントローラ14は、図14に示すように、コンタクタリレー16のオフによってコンタクタ15を遮断状態とし、スタータリレー19のオフによってスタータマグネットスイッチ18を遮断状態とする。コントローラ14は、DC−DCコンバータ13を介したキャパシタ11からバッテリ12および電気的負荷23への給電によってキャパシタ11を放電させ、車両1の停止時におけるキャパシタ11の劣化を抑制する。より詳細には、コントローラ14は、DC−DCコンバータ13の第1入出力端子13aと第2入出力端子13bとの間において、オン状態の第1スイッチング素子SW1、リアクトルL、および第3ダイオードD3に電流を流す。
なお、コントローラ14は、車両1の停止時におけるキャパシタ11の出力電圧が所定の最低保障電位未満に低下することを防止するために、バッテリ12から電気的負荷23への給電に加えて、DC−DCコンバータ13のダイオードDおよび抵抗Rを介したバッテリ12からキャパシタ11への給電によってキャパシタ11を充電する。
コントローラ14は、イグニッションスイッチ24がオフとされて車両1が停止状態となった場合には、スタータモータ20の駆動による内燃機関22の再始動が必要となるアイドル停止の次回の実行の禁止(つまり、スタータモータ20の駆動禁止)を解除する。
(コンタクタ制御)
以下に、コンタクタリレー16によるコンタクタ15の接続および遮断の制御の詳細について説明する。
(コンタクタ制御・故障検知)
コントローラ14は、イグニッションスイッチ24がオフからオンに切り替えられた車両1の起動時において、内燃機関22の始動前に、第1電圧センサ25により検出されたキャパシタ11の出力電圧VCと、第2電圧センサ26により検出されたバッテリ12の出力電圧VBとを用いて、コンタクタ15の故障検知を実行する。
先ず、例えば図15に示すステップS01において、コントローラ14は、イグニッションスイッチ24がオフからオンに切り替えられたか否かを判定する。
この判定結果が「NO」の場合には、ステップS01の判定処理を繰り返し実行する。
一方、この判定結果が「YES」の場合には、ステップS02に進む。
次に、ステップS02において、コントローラ14は、コンタクタ15のオン故障の有無を検知する。より詳細には、コントローラ14は、コンタクタリレー16のオフによってコンタクタ15を遮断状態とすることを指示した状態において、出力電圧VCと出力電圧VBとの差の絶対値が所定時間に亘って所定差以下か否かを判定する。
この判定結果が「NO」の場合には、コンタクタ15は正常であると判定する。
一方、この判定結果が「YES」の場合には、コンタクタ15が接続状態に固定されるオン故障が生じていることによってキャパシタ11の出力電圧VCおよびバッテリ12の出力電圧VBが誤差の範囲で同電位であると判定する。
コントローラ14は、コンタクタ15のオン故障が生じていると判定した場合には、表示や音出力による報知を行なう報知装置(図示略)によってオン故障を報知し、アイドル停止の実行を禁止する。
次に、ステップS03において、コントローラ14は、コンタクタリレー16のオンによってコンタクタ15を接続状態とすることを指示する。
次に、ステップS04において、コントローラ14は、コンタクタ15のオフ故障の有無を検知する。より詳細には、コントローラ14は、コンタクタ15を接続状態とすることを指示した前後において出力電圧VCおよび出力電圧VBが変動したか否かを判定する。
この判定結果が「YES」の場合、コンタクタ15は正常であると判定する。
一方、この判定結果が「NO」の場合には、コンタクタ15が遮断状態に固定されるオフ故障が生じていると判定する。
例えば図16に示す時刻ta以前のように、通常、車両1の停止状態において、コントローラ14は、キャパシタ11の劣化を抑制するために、キャパシタ11の出力電圧をバッテリ12の出力電圧よりも低い所定電圧以下に設定している。この状態において、時刻taから時刻tbの期間のようにコンタクタリレー16のオンによってバッテリ12からキャパシタ11への給電が開始され、バッテリ12の出力電圧VBが低下するとともにキャパシタ11の出力電圧VCが増大すると、コントローラ14は、コンタクタ15が正常であると判定する。
コントローラ14は、コンタクタ15のオフ故障が生じていると判定した場合には、報知装置(図示略)によって車両1の運転者にオフ故障の発生を報知し、アイドル停止の実行を禁止する。さらに、コントローラ14は、初回始動時にキャパシタ11のみからの給電によって内燃機関22を始動可能とするために、キャパシタ11の温度が所定温度以上に上昇するまでスタータモータ20の駆動を待機させる。そして、内燃機関22の始動を待機させていることを報知装置(図示略)によって車両1の運転者に報知する。
次に、ステップS05において、コントローラ14は、コンタクタリレー16がオンであれば、コンタクタリレー16をオンからオフへと切り替えることによってコンタクタ15を遮断状態とする。
(コンタクタ制御・初回始動)
次に、コントローラ14は、コンタクタ15の故障検知を実行した後に、初回始動の動作モードM1を実行する。
先ず、図15に示すステップS06において、コントローラ14は、スタータリレー19のオンによってスタータマグネットスイッチ18を接続状態とする。そして、スタータモータ20のピニオンギヤと内燃機関22側のリングギヤとを噛み合わせて、スタータモータ20の駆動力を内燃機関22に伝達可能な状態にする。
次に、ステップS07において、コントローラ14は、キャパシタ11のみからの給電によってスタータモータ20を駆動する。
次に、ステップS08において、コントローラ14は、所定条件が成立したか否かを判定する。所定条件は、例えば、キャパシタ11の出力電圧VCおよびバッテリ12の出力電圧VBが所定の第1電圧以上、かつキャパシタ11の出力電圧VCが所定の第2電圧以下、かつ回転数センサ27によって検出された内燃機関22の回転数(エンジン回転数NE)が所定回転数以下である。所定の第1電圧は、コンタクタ15の溶着および摩耗を防ぐために必要とされる電圧である。所定の第2電圧は、キャパシタ11からバッテリ12への給電時にバッテリ12に印加が許容される電圧である。
この判定結果が「NO」の場合には、後述するステップS11に進む。
一方、この判定結果が「YES」の場合には、ステップS09に進む。
次に、ステップS09において、コントローラ14は、コンタクタリレー16のオンによってコンタクタ15を接続状態とする。
次に、ステップS10において、コントローラ14は、キャパシタ11およびバッテリ12からの給電によってスタータモータ20を駆動し、内燃機関22を始動させる。
次に、ステップS11において、コントローラ14は、内燃機関22の初爆から完爆までの状態を確認したか否かを判定する。
この判定結果が「NO」の場合には、ステップS11の判定処理を繰り返し実行する。
一方、この判定結果が「YES」の場合には、ステップS12に進む。
なお、コントローラ14は、回転数センサ27によって検出されたエンジン回転数NEが内燃機関22の完爆を判定するための所定判定回転数に到達した場合に完爆が生じたと判断する。
次に、ステップS12において、コントローラ14は、スタータリレー19のオフによってスタータマグネットスイッチ18を遮断状態とし、スタータモータ20の駆動を停止する。そして、スタータモータ20のピニオンギヤと内燃機関22側のリングギヤとの噛み合わせを解除して、スタータモータ20と内燃機関22との間の動力伝達を遮断する。
次に、ステップS13において、コントローラ14は、コンタクタリレー16がオンであれば、コンタクタリレー16をオンからオフに切り替えることよってコンタクタ15を遮断状態とし、内燃機関22の始動を完了して、エンドに進む。
(コンタクタ制御・ENG再始動)
コントローラ14は、車両1のアイドル停止状態において、ENG再始動の動作モードM7を実行する。
先ず、図17に示すステップS21において、コントローラ14は、アイドル停止による一時停止状態の内燃機関22を再始動させることを要求する復帰要求を受信したか否かを判定する。
この判定結果が「NO」の場合には、ステップS21の判定処理を繰り返し実行する。
一方、この判定結果が「YES」の場合には、ステップS22に進む。
なお、復帰要求は、例えば、運転者によるブレーキペダル操作が解除された場合などにFI−ECU17から出力される。
次に、ステップS22において、コントローラ14は、スタータリレー19のオンによってスタータマグネットスイッチ18を接続状態とする。そして、スタータモータ20のピニオンギヤと内燃機関22側のリングギヤとを噛み合わせて、スタータモータ20の駆動力を内燃機関22に伝達可能な状態にする。
次に、ステップS23において、コントローラ14は、キャパシタ11のみからの給電によってスタータモータ20を駆動する。
次に、ステップS24において、コントローラ14は、内燃機関22の再始動を開始してから所定の時間の経過後に、キャパシタ11の出力電圧VCが所定の第3電圧以上、かつ回転数センサ27により検出されたエンジン回転数NEが所定回転数よりも大きいか否かを判定する。なお、所定の第3電圧は、この時点で遮断状態のコンタクタ15を接続状態に切り替えた場合にコンタクタ15に流れる電流が所定の上限電流以下となるために必要な電圧である。
この判定結果が「NO」の場合には、始動限界であると判断し、後述するステップS27に進む。
一方、この判定結果が「YES」の場合には、ステップS26に進む。
次に、ステップS25において、コントローラ14は、内燃機関22の初爆から完爆までの状態を確認したか否かを判定する。
この判定結果が「NO」の場合には、ステップS25の判定処理を繰り返し実行する。
一方、この判定結果が「YES」の場合には、ステップS26に進む。
そして、ステップS26において、コントローラ14は、スタータリレー19のオフによってスタータマグネットスイッチ18を遮断状態とし、スタータモータ20の駆動を停止する。そして、スタータモータ20のピニオンギヤと内燃機関22側のリングギヤとの噛み合わせを解除して、スタータモータ20と内燃機関22との間の動力伝達を遮断する。これらによりコントローラ14は、内燃機関22の始動を完了して、エンドに進む。
また、ステップS27において、コントローラ14は、スタータリレー19のオフによってスタータマグネットスイッチ18を遮断状態とし、スタータモータ20の駆動を停止する。そして、スタータモータ20のピニオンギヤと内燃機関22側のリングギヤとの噛み合わせを解除して、スタータモータ20と内燃機関22との間の動力伝達を遮断する。これらによりコントローラ14は、内燃機関22を停止させる。
次に、ステップS28において、コントローラ14は、内燃機関22を再始動させるために所定操作(例えば、所定のキー操作やイグニッションスイッチ24のオン操作など)の実行が必要であることを報知装置(図示略)によって車両1の運転者に報知する。
次に、ステップS29において、コントローラ14は、車両1の運転者によって所定操作が実行されたか否かを判定する。
この判定結果が「NO」の場合には、ステップS29の判定処理を繰り返し実行する。
一方、この判定結果が「YES」の場合には、ステップS30に進む。
そして、ステップS30において、コントローラ14は、初回始動の動作モードM1と同様の動作の実行を開始する。より詳細には、先ず、スタータリレー19のオンによってスタータマグネットスイッチ18を接続状態とする。そして、スタータモータ20のピニオンギヤと内燃機関22側のリングギヤとを噛み合わせて、スタータモータ20の駆動力を内燃機関22に伝達可能な状態にする。
次に、ステップS31において、コントローラ14は、キャパシタ11のみからの給電によってスタータモータ20を駆動する。
次に、ステップS32において、コントローラ14は、上述した所定条件が成立したか否かを判定する。
この判定結果が「NO」の場合には、ステップS32の判定処理を繰り返し実行する。
一方、この判定結果が「YES」の場合には、ステップS33に進む。
次に、ステップS33において、コントローラ14は、コンタクタリレー16のオンによってコンタクタ15を接続状態とする。
次に、ステップS34において、コントローラ14は、キャパシタ11およびバッテリ12からの給電によってスタータモータ20を駆動し、内燃機関22を再始動させる。
次に、ステップS35において、コントローラ14は、内燃機関22の初爆から完爆までの状態を確認したか否かを判定する。
この判定結果が「NO」の場合には、ステップS36に進み、このステップS36においては、内燃機関22の異常が発生したと判定し、エンドに進む。
一方、この判定結果が「YES」の場合には、ステップS37に進む。
そして、ステップS37において、コントローラ14は、スタータリレー19のオフによってスタータマグネットスイッチ18を遮断状態とし、スタータモータ20の駆動を停止する。そして、スタータモータ20のピニオンギヤと内燃機関22側のリングギヤとの噛み合わせを解除して、スタータモータ20と内燃機関22との間の動力伝達を遮断する。
次に、ステップS38において、コントローラ14は、コンタクタリレー16のオフによってコンタクタ15を遮断状態とし、内燃機関22の再始動を完了する。
次に、ステップS39において、コントローラ14は、アイドル停止の次回の実行の禁止を指示して、エンドに進む。
例えば、コントローラ14は、内燃機関22の再始動が完了してから所定の経過時間以内においてエンジン回転数NEが所定下限回転数以下の場合には、キャパシタ11およびバッテリ12からなる電源回路の異常が発生したと判定して、アイドル停止の次回の実行を禁止する。
また、例えば、コントローラ14は、内燃機関22の再始動が完了してから所定の経過時間以内においてエンジン回転数NEが所定下限回転数以下の場合には、所定のI/S下限電位を変更(例えば、増大側に変更)する。コントローラ14は、第1電圧センサ25により検出されたキャパシタ11の出力電圧VCが、変更後のI/S下限電位未満であればアイドル停止の実行を禁止する。
上述したように、本実施の形態による車両用電源装置10によれば、コントローラ14は、イグニッションスイッチ24がオフからオンに切り替えられた車両1の起動時において、内燃機関22の始動前に、コンタクタ15のオフ故障の有無を検知する。このとき、コンタクタリレー16のオンによってコンタクタ15を接続状態にすることを指示するので、コンタクタ15が正常であれば、コンタクタ15の接点浄化が可能である。さらに、バッテリ12からキャパシタ11への給電によってキャパシタ11の出力電圧を上昇させることができ、キャパシタ11からスタータモータ20への給電によって内燃機関22を始動させる際の始動性およびタフネス性を向上させることができる。また、オフ故障が生じている場合には、コントローラ14は、初回始動時にキャパシタ11の温度が所定温度以上に上昇するまでスタータモータ20の駆動を待機させるので、キャパシタ11からスタータモータ20への給電によって内燃機関22を的確に始動させることができる。
さらに、コントローラ14は、コンタクタ15のオン故障の有無を検知し、オン故障が生じている場合にアイドル停止の実行を禁止、つまりスタータモータ20の駆動を禁止するので、バッテリ12の出力電圧が低下することを防ぎ、バッテリ12から給電される各種補機類の電気的負荷23で給電不足が生じることを防ぐことができる。
なお、本発明の技術的範囲は上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、上述した実施形態に種々の変更を加えたものを含む。すなわち、上述した実施形態の構成はほんの一例に過ぎず、適宜変更が可能である。
例えば、上述した実施の形態において、DC−DCコンバータ13はHブリッジの昇降圧DC−DCコンバータであるとしたが、これに限定されず、他の構成を有する昇降圧DC−DCコンバータであってもよい。
例えば、上述した実施の形態において、コンタクタ15は、他のスイッチであってもよい。
1 車両
10 車両用電源装置
11 キャパシタ(第2電源)
12 バッテリ(第1電源)
13 DC−DCコンバータ
14 コントローラ(制御手段、アイドル停止手段)
15 コンタクタ(スイッチ)
16 コンタクタリレー(開閉手段)
17 FI−ECU(アイドル停止手段)
20 スタータモータ(第2電気的負荷、電動機)
22 内燃機関
23 電気的負荷(第1電気的負荷)
25 第1電圧センサ(電圧検出手段)
26 第2電圧センサ(電圧検出手段)

Claims (4)

  1. 第1電源と、
    前記第1電源に並列に接続された第2電源と、
    前記第1電源と前記第2電源との間に接続されたDC−DCコンバータと、
    前記DC−DCコンバータに並列に接続されるとともに、前記第1電源と前記第2電源との間に接続されたスイッチと、
    前記スイッチを開閉する開閉手段と、
    前記第1電源の出力電圧と前記第2電源の出力電圧とを検出する電圧検出手段と、
    前記第1電源に接続された第1電気的負荷と、
    前記第2電源に接続されるとともに、前記第1電気的負荷よりも大きい電流の供給を必要とする第2電気的負荷と、
    前記DC−DCコンバータ、前記開閉手段、および前記第2電気的負荷を制御する制御手段と、
    を備え、
    前記制御手段は、前記第2電気的負荷が駆動される場合に前記開閉手段により前記スイッチをオフにし、
    前記制御手段は、前記電圧検出手段によって検出された前記第1電源の出力電圧と前記第2電源の出力電圧とが所定時間に亘って所定の程度で等しい場合に、前記第2電気的負荷の駆動を禁止する、
    ことを特徴とする車両用電源装置。
  2. 内燃機関を備える車両に搭載された車両用電源装置であって、
    前記第2電気的負荷は、前記内燃機関を始動する電動機である、
    ことを特徴とする請求項1に記載の車両用電源装置。
  3. 内燃機関と、前記内燃機関を一時的に停止させるアイドル停止を実行するアイドル停止手段と、を備える車両に搭載された車両用電源装置であって、
    前記アイドル停止手段は、前記電圧検出手段によって検出された前記第1電源の出力電圧と前記第2電源の出力電圧とが所定時間に亘って所定の程度で等しい場合に、前記アイドル停止の実行を禁止する、
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の車両用電源装置。
  4. 車両に搭載された車両用電源装置であって、
    前記制御手段は、前記車両の停止時に前記第2電気的負荷の駆動禁止を解除する、
    ことを特徴とする請求項1から請求項3の何れか1つに記載の車両用電源装置。
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