JP2015009347A - ワイヤソー - Google Patents
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Abstract
【課題】ワイヤの異常を検出することのできるワイヤソーを提供する。【解決手段】ワイヤソーは、ガイドローラ2a,2bに形成された溝に導体のワイヤ3を巻き、前記ガイドローラの回転により前記ワイヤを走行させ、走行状態の前記ワイヤを用いて加工物をスライスするワイヤソーにおいて、前記ガイドローラに磁路を形成する励磁コイル22と、前記ワイヤに生じた誘導電流の変化に応じた信号を出力するセンサ27と、前記センサの出力に基づいて前記ワイヤの異常を検出する制御部19と、を備え、前記ワイヤは、前記磁路の周囲に巻かれる。【選択図】図2
Description
本開示は、ワイヤの異常を検出できるワイヤソーに関するものである。
シリコンブロックから、ウェハを加工する装置として、ワイヤソーが知られている。ワイヤソーにおいては、運転中にワイヤが断線する場合がある。
そこで、ワイヤの断線を検知できるワイヤソーとして、特許文献1に示すものが知られている。図5は、特許文献1に示された従来のワイヤソーを示す構成図である。従来のワイヤソーは、複数のガイドローラ24A,24B,26A,26Bに巻回されたワイヤWにより形成される複数のワイヤ列を備え、更に、磁界の変化に応じた電圧を出力する磁気センサ38と、この磁気センサ38から出力される電圧に基づきワイヤWの断線の有無を判定するコントローラ40とを備えている。複数のガイドローラ24A,24B,26A及び26Bには、溝が形成され、これら溝にワイヤが収容されることで、複数のワイヤ列が構成される。
ワイヤWが断線すると、その衝撃で断線部分が振り回され、これに伴い磁界が乱れで磁気センサ38からの出力電圧が大きく変動し、その結果、コントローラ40によりワイヤWの断線が検出される。
従来のワイヤソーでは、ワイヤWがピアノ線(鋼線)、つまり磁性体から構成されていることを利用し、磁気センサ38を用いてワイヤWの断線に伴う磁界の変化を電圧値として監視している。断線が発生すると、加工が中断され、ワイヤWの張替えが行われると共に、新たな加工物が設置され、途中で加工の中断された加工物は、その全てが不良品として廃棄される。
ワイヤ断線の原因の1つに、図6に示すように、ガイドローラの溝からワイヤが外れて、1つの溝内で複数のワイヤが重なりあうダブルワイヤがある。この現象を検出できれば、断線を未然に防ぎ、加工が中断されて加工物が不良品となるのを防止できる。しかしながら、特許文献1の構成では、ダブルワイヤのようにワイヤの微小な変化に対しては感度が低く、これを検出することが困難であるといった課題を有している。
本開示は、前記従来の技術を用いた場合の課題を解決するものであり、断線の予兆となるダブルワイヤを検出することにより断線の発生を予防できるワイヤソーを提供することを目的とする。
前記目的を達成するために、本開示のワイヤソーは、ガイドローラに形成された溝に導体のワイヤを巻き、前記ガイドローラの回転により前記ワイヤを走行させ、走行状態の前記ワイヤを用いて加工物をスライスするワイヤソーにおいて、前記ガイドローラに磁路を形成する励磁ユニットと、前記ワイヤに生じた誘導電流の変化に応じた信号を出力するセンサと、前記センサの出力に基づいて前記ワイヤの異常を検出する制御部と、を備え、前記ワイヤは、前記磁路の周囲に巻かれることを特徴とする。
以上のように、ガイドローラ上のワイヤに電磁誘導により誘導電流を流すことで、ワイヤに発生するダブルワイヤを検出でき、断線を未然に防ぐことができる。
以下、本開示の実施の形態について、図1〜図4を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1は、本開示の実施の形態におけるワイヤソーの全体構成図である。ワイヤソーは、加工室部14、トラバーサ部15、ダンサー部16、送り軸駆動部17と、それらの各機構部を制御する制御部19からなる。
図1は、本開示の実施の形態におけるワイヤソーの全体構成図である。ワイヤソーは、加工室部14、トラバーサ部15、ダンサー部16、送り軸駆動部17と、それらの各機構部を制御する制御部19からなる。
未使用のワイヤ3は、トラバーサ部15にある供給側スプール6aに巻き糸の如く規則正しく巻きつけられており、そこからワイヤ3の張力を制御するダンサー部16、プーリ5aを経て、加工室部14に至る。加工室部14においてワイヤ3は、ガイドローラ2に巻き掛けられる。本図では詳述しないが、ガイドローラ2は、円筒形状を有し、外周面に例えばウレタンゴムが貼り付けられ、そのウレタン面に、100から2000箇所にも及ぶ多条の溝が所定のピッチで円周方向に刻まれている。このガイドローラ2は、複数個、具体的には2〜4個程度配されている。また、ガイドローラ2は、主軸モータ11の動作により回転し、ワイヤ3を走行させる。このガイドローラ2に所定の回数巻きつけられたワイヤ3は、プーリ5b、ダンサー部16を経て回収側スプール6bに巻き取られる。1本のワイヤ3が、各機構部を経由しながら途中で切れることなく繋がっている。なお、各機構部は、制御部19からの信号によりサーボモータ等で高精度に同期制御されている。
ワイヤ3の加工動作は、制御部19によって制御される。ワイヤソーによるスライス(加工)方式には固定砥粒方式と遊離砥粒方式がある。固定砥粒方式は、ダイヤモンド砥粒などをニッケルメッキやレジンボンドなどでワイヤに付着させて形成されたワイヤ3を高速で動作させ、クーラント(切削液)をかけながら、シリコンインゴットなどの加工物をウェハ状にスライスする方式である。一方、遊離砥粒方式は、砥粒と水やオイル等を懸濁したスラリを走行中のワイヤにかけながら、加工物を押し当てて、それにより加工物をスライスする方式である。
ここでは、固定砥粒方式におけるワイヤ3の動作を説明する。ワイヤ3を、加工中に一方向だけに動作させることは実用的でない。固定砥粒方式のワイヤ3は、ワイヤ3自体が細くなって強度が低下することが無いためである。そこで固定砥粒方式におけるワイヤ3を、交播運動しながら少しずつ繰り出していく方式が用いられる。具体的には、500m繰り出して、490m戻すサイクルを繰り返しながら加工を進める。この場合、1サイクルの中で、ワイヤ3が、供給側スプール6aから10m送り出され、回収側スプール6bに10mm巻き取られる。この1サイクルの中で、一方向に動作している区間においては、ワイヤ3の速度を300〜1500m/minで動作させる。送り軸駆動部17の下に固定された加工物1を、走行中のワイヤ3に押し付ける。加工は、加工物1の上に貼り付けられたビーム7(接着のための捨て治具)を、ハーフカットするところまで進める。加工物1が太陽電池用単結晶シリコンの場合、例えば、分速度1mm程度となるように送り軸モータ12を駆動して加工物1を下降させる。加工物1の大きさによって異なるが、加工が終了するまでに概ね2〜5時間要する。
通常、ワイヤ3は、ガイドローラ2に形成された溝の中に、それぞれ1本ずつ収納されるようにガイドローラ2に巻き掛けられ、この溝に案内されることにより所定の経路を走行する。しかし、走行における捩れや、加工負荷等により、ワイヤ3に、ダブルワイヤが発生する場合がある。
そこで、本実施の形態に係るワイヤソーでは、ワイヤ3に生じるダブルワイヤを検出可能とする工夫がなされる。ダブルワイヤを検出するための工夫点について、図2を用いて説明する。図2は、本実施の形態において、ダブルワイヤを検出するためにワイヤソーに具備された構造の要部を示す構成図である。図1は、加工室部14を水平方向から見た図であったが、加工室部14を真上から見た図(加工物1、ビーム7、送り軸モータ12の図示は省略)が図2である。ここでは、複数のガイドローラ2として、第1ガイドローラ2aと第2ガイドローラ2bとを採用した状態を示す。
第1ガイドローラ2aの近傍に、第1ガイドローラ2aに磁界を印加して磁力線の経路(磁路)を形成するための励磁ユニット21が配置される。すなわち、本実施の形態に係るワイヤソーには、第1ガイドローラ2aに磁路を形成する励磁ユニット21が設けられる。励磁ユニット21は、励磁コイル22、コア23、交流電源24で構成される。
励磁コイル22は、例えば、芯線が銅線で周囲に絶縁被覆を施した電線を用い、コア23に巻きつけて構成される。その巻き数は、第1ガイドローラ2aの長さ、サイズ、材質、コア23のサイズ、交流電源24の出力などによって決定され、得たい磁界の大きさに応じて適宜設定する。
コア23には、磁束を通しやすくするために透磁率の大きい材料を用いる。例えば、コア23の材料としては、ケイ素鋼板、パーマロイ、フェライトが望ましい。
励磁コイル22の両端に励磁電源である交流電源24を接続し、励磁コイル22に電流を印加することによって、励磁ユニット21から磁界を発生させる。磁界の大きさは、交流電源24の周波数、印加電流を変化させることによりコントロールされる。
励磁ユニット21から発生した磁界により、第1ガイドローラ2aを磁束が貫く。貫く磁束は、鉄系材料で形成されるスピンドル取り付け部材26a,26b及び鉄系材料で形成されるスピンドル25a,25bを介して第1ガイドローら2aに至る磁路を形成する。また、第1ガイドローラ2aは、図示しない鉄系材料で形成される芯金を有し、この芯金を磁束が貫く。
励磁ユニット21、スピンドル取り付け部材26a、26b、スピンドル25a、25b、第1ガイドローラ2aで形成される磁気回路を貫く磁束により、第1ガイドローラ2aに形成される複数のワイヤ列には誘導電圧V2が誘起される。ここでは、ワイヤ3が第1ガイドローラ2aに複数回巻かれたことで形成される複数のワイヤ列を、ガイドローラ2aに巻かれて形成されたコイルと看做す。すなわち、本実施の形態において、ワイヤ3は、磁路の周囲に巻かれる。より詳細には、ワイヤ3は、磁路の周囲に巻かれたコイルを構成している。この場合、複数のワイヤ列を構成するワイヤ3の列数をコイルの巻き数として扱い、その巻き数をn2とし、また複数のワイヤ列をコイルと看做した際の、巻き線比n=n2/n1、結合係数をkとすると、V1とV2の関係は(2)式で表わされる。
(2)式で表すように、コア23と第1ガイドローラ2aがより近接した方が、結合係数kが大きくなり、V2は大きくなり望ましい。
ワイヤ3の素材は金属線(例えばピアノ線)であるため、誘導電圧V2により、ワイヤ3には誘導電流が流れる。この誘導電流の情報を捉えるために、誘導電流に応じた出力を行うセンサを利用する。このセンサとして、誘導電流に対応する磁界の変化を捉える磁気センサ27を用いる。磁気センサ27は、第1ガイドローラ2aに近接して設置する。磁気センサ27としては、例えばホール素子又は磁気抵抗素子を用いることができる。
ワイヤ3にダブルワイヤが発生すると、複数のワイヤ列で形成されたコイルの巻き数が変化する。このため、コイルを形成するワイヤ3の誘導電流も変化する。誘導電流が変化すると、それに対応して磁界が変化する。すなわち、ワイヤ3のダブルワイヤの発生前後で磁気センサ27の出力が変化する。これを利用して、ダブルワイヤが検出される。
より詳細には、ワイヤ3に溝飛びが発生するとダブルワイヤが生じる。これは、ワイヤ3をコイルと看做したときの巻き数が1巻き少なくなることを意味する。つまり、(2)式のnが小さくなり誘導電圧V2が小さくなる。結果として、誘導電流が小さくなり、磁気センサ27の出力が小さくなる。磁気センサ27からの出力は制御部19に入力される。制御部19は、センサである磁気センサ27からの信号を受け、ワイヤ3の異常を検出する。制御部19は、例えば、コンピュータである。この制御部19は、磁気センサ27からの信号が小さくなるように変化した場合に、ワイヤ3にダブルワイヤが発生したと判定する。ダブルワイヤが検出されれば、ワイヤ3の加工動作を一旦停止するなどの処理を行うことができる。ダブルワイヤの本数など、ワイヤ3の状態により、加工を継続するべきか、加工を中止すべきか、一部ワイヤを張りかえて加工を継続すべきか等の判断を行うことができる。
なお、磁気センサ27の種類により検出性能が異なるが、検出性能は、ホール素子で1T程度、磁気抵抗素子で5×10−3T程度であり、これらで検出できる範囲になるよう、励磁ユニット21で磁界を発生させる。
磁気センサ27は、ワイヤ列の幅方向に対して分割して複数個設けることにより、感度をより向上させることができる。1つの磁気センサ27で大きなエリアを検出するよりも、溝飛びやダブルワイヤ発生に対して磁気センサ27の出力の変化が大きくなるためである。また、磁気センサ27を複数個設ける場合は、隣接するエリアが重なるように千鳥状の配置にすることにより、ワイヤ列の全長に渡って高精度な検出を行うことができる。
ダブルワイヤをより確実に検出するために、第2ガイドローラ2b側にも磁気センサ27を配置してもよい。この場合、第1ガイドローラ2aと第2ガイドローラ2bとに複数回巻き掛けられたワイヤ3が、コイルを形成すると看做される。なお、第2ガイドローラ2bは、スピンドル25c,25dを介してスピンドル取り付け部材26a,26bに取り付けられる。
なお、図3は、磁気センサ27の測定ギャップと出力との関係を説明する図である。図3に示すように、磁気センサ27は、測定対象(ワイヤ3)までの距離(測定ギャップ)が長くなるにつれ出力が減衰する特性を有している。ワイヤ3には、高速走行時に、多少のブレが生じる。磁気センサ27がワイヤ3と接触すると、磁気センサ27が破壊される。これを防ぐため、非接触状態を保つには、少なくとも1mm以上は確保しなければならない。しかし、図3に示すように、測定ギャップが大きいと、磁気センサ27からの出力は、ほとんど消失してしまう。ダブルワイヤの発生による磁界の変化量は小さく、磁気センサ27からの出力が小さいと、そのような微小な変化を捉えることができない。一方で、大きな磁界が加わると、それに応じて磁気センサ27の出力も大きくなる。そこで、本実施の形態では、励磁ユニット21で磁気回路を構成し、ワイヤ3に誘導電流を流すことにより、検出できる磁界(ワイヤ3は磁界を発生する)自体を大きくしている。このため、磁気センサ27をワイヤ3から1mm以上離間させても、ワイヤ3の磁界を検出でき、ダブルワイヤを高感度に検出できる。
なお、制御部19には、予め第1しきい値が記憶されており、この第1しきい値を超えるような信号が磁気センサ27から出力された場合に、ダブルワイヤの発生を検出する。また、ワイヤ3が断線した場合は、ワイヤ3に流れる誘導電流が遮断されるため、磁気センサ27の出力が著しく変化する。この変化量を予め第2しきい値として制御部19に記憶させ、この第2しきい値を越えた場合に、ワイヤ3の断線の発生を検出する。この場合、第1しきい値よりも第2しきい値の方が大きい値である。
なお、磁気センサ27の代わりに、ワイヤ3の誘導電流に応じた出力を行うセンサとして、誘導電流を検出する電流センサを採用してよい。
図4に、電流センサ28を採用したワイヤソーの要部構成を示す。電流センサ28は、供給側スプール6aから回収側スプール6bに到るまでの間におけるワイヤ3の近傍に配置される。ここでは、電流センサ28は、回収側スプール6bの付近におけるワイヤ3に近接して配置される。励磁ユニット21により磁界を発生させ、ワイヤ3に誘導電流を発生させ、この誘導電流を電流センサ28で検出する。電流センサ28は、走行するワイヤ3と非接触とする必要があるため、ホール素子を用いたものや、カレントトランスを採用する。特に微小な変化を検出するため、磁気平衡方式のホールセンサを電流センサ28とするのが望ましい。
ワイヤ3にダブルワイヤが生じると、(2)式のnが小さくなり誘導電圧V2が小さくなる。その結果として、電流センサ28の出力が小さくなる。電流センサ28からの出力は制御部19に入力され、制御部19は、ワイヤ3に生じたダブルワイヤを検出できる。
なお、第1ガイドローラ2aへのワイヤ3の巻き数が多い場合は、複数の磁気センサ27を使用することにより、感度を向上させた検出ができるため、磁気センサ27を採用するのが望ましい。一方、ワイヤ3の巻き数が少ない場合は、構成がシンプルになるため、電流センサ28を採用するのが好ましい。
これらの構成により、ワイヤ3に生じたダブルワイヤを検出することにより、断線を未然に防ぐことができ、ひいては、断線による稼動ロス、装置へのダメージ及び不良品発生を低減できる。
本開示のワイヤソーは、シリコンインゴットのスライス以外にも、サファイヤや炭化ケイ素のインゴットをスライスするスライス装置に適用できる。
1 加工物
2 ガイドローラ
3 ワイヤ
5a,5b プーリ
6a 供給側スプール
6b 回収側スプール
7 ビーム
11 主軸モータ
14 加工室部
15 トラバーサ部
16 ダンサー部
17 送り軸駆動部
19 制御部
21 励磁ユニット
22 励磁コイル
23 コア
24 交流電源
27 磁気センサ
28 電流センサ
2 ガイドローラ
3 ワイヤ
5a,5b プーリ
6a 供給側スプール
6b 回収側スプール
7 ビーム
11 主軸モータ
14 加工室部
15 トラバーサ部
16 ダンサー部
17 送り軸駆動部
19 制御部
21 励磁ユニット
22 励磁コイル
23 コア
24 交流電源
27 磁気センサ
28 電流センサ
Claims (7)
- ガイドローラに形成された溝に導体のワイヤを巻き、前記ガイドローラの回転により前記ワイヤを走行させ、走行状態の前記ワイヤを用いて加工物をスライスするワイヤソーにおいて、
前記ガイドローラに磁路を形成する励磁ユニットと、
前記ワイヤに生じた誘導電流の変化に応じた信号を出力するセンサと、
前記センサの出力に基づいて前記ワイヤの異常を検出する制御部と、を備え、
前記ワイヤは、前記磁路の周囲に巻かれることを特徴とする、ワイヤソー。 - 前記ワイヤは、前記磁路の周囲に巻かれたコイルを構成する、請求項1に記載のワイヤソー。
- 前記センサは、磁気を検出する磁気センサである、請求項1又は2に記載のワイヤソー。
- 前記磁気センサは、磁気抵抗素子又はホール素子である請求項3に記載のワイヤソー。
- 前記磁気センサは、複数設けられる請求項3又は4に記載のワイヤソー。
- 前記センサは、電流を検出する電流センサである、請求項1又は2に記載のワイヤソー。
- 前記制御部は、前記ワイヤの異常として、ダブルワイヤを検出する請求項1〜6のいずれか記載のワイヤソー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013138654A JP2015009347A (ja) | 2013-07-02 | 2013-07-02 | ワイヤソー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013138654A JP2015009347A (ja) | 2013-07-02 | 2013-07-02 | ワイヤソー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015009347A true JP2015009347A (ja) | 2015-01-19 |
Family
ID=52303002
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013138654A Pending JP2015009347A (ja) | 2013-07-02 | 2013-07-02 | ワイヤソー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2015009347A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106926375A (zh) * | 2017-04-25 | 2017-07-07 | 镇江仁德新能源科技有限公司 | 一种金刚石线锯在线检测装置 |
-
2013
- 2013-07-02 JP JP2013138654A patent/JP2015009347A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN106926375A (zh) * | 2017-04-25 | 2017-07-07 | 镇江仁德新能源科技有限公司 | 一种金刚石线锯在线检测装置 |
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