JP2015007851A - 食材消費情報提供方法、食材消費情報提供装置、期間情報表示方法および期間情報表示装置 - Google Patents

食材消費情報提供方法、食材消費情報提供装置、期間情報表示方法および期間情報表示装置 Download PDF

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孝夫 安達
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Abstract

【課題】他の消費者が同じ食材を冷蔵庫にどのくらいの期間入れておき、取り出すのかに関する情報の提供はなされてはいなかった。
【解決手段】複数の冷蔵庫のうちの第1の冷蔵庫に新たに入れる第1の食材の情報をネットワーク経由で受信する受信ステップと、複数の冷蔵庫のうち、第1の冷蔵庫とは異なる第2の冷蔵庫において、第1の食材と同じ種別の食材を第2の冷蔵庫に入れてから取り出すまでの期間を示す期間情報を消費履歴管理部から取得する取得ステップと、取得した期間情報を前記第1の冷蔵庫を利用するユーザへ前記ネットワーク経由で提供する提供ステップを含む。
【選択図】図3

Description

本発明は、庫内の食材消費時期を提案する機能を有する冷蔵庫に関するものである。本発明は、特に、ネットワークを介して他の消費者が同じ食材を消費したときの情報に基づいて、庫内の食材の消費時期の提案を行うものである。
従来、冷蔵庫内の消費期限管理はニーズが高く、各社、導入について検討しているが、画像解析以外で、低い導入コストで高い利便性を実現する方式はなく、いまだ普及していない状況が続いている。
現在、監視カメラで撮影した画像解析により、食材の賞味期限や、劣化の程度まで判断し、自動的に在庫管理・料理提案する機能を提供している(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−030421号公報
従来の技術において、賞味期限前に食材消費を提案してくれるものの、他の消費者が同じ食材を冷蔵庫にどのくらいの期間入れておき、取り出すのかに関する情報の提供はなされてはいなかった。
従来の課題を解決するために、複数の冷蔵庫のそれぞれについて、冷蔵庫に食材を新たに入れてから取り出すまでの期間に関する期間情報を管理する消費履歴管理部を有する食材消費情報提供装置に用いる食材消費情報提供方法であって、前記複数の冷蔵庫のうちの第1の冷蔵庫に新たに入れる第1の食材の情報をネットワーク経由で受信する受信ステップと、前記受信した第1の食材の情報を用いて前記第1の食材の種別を判定する判定ステップと、前記複数の冷蔵庫のうち、前記第1の冷蔵庫とは異なる第2の冷蔵庫において、前記第1の食材と同じ種別の食材を前記第2の冷蔵庫に入れてから取り出すまでの期間に関する期間情報を消費履歴管理部から取得する取得ステップと、前記取得した期間情報を前記第1の冷蔵庫を利用するユーザへ前記ネットワーク経由で提供する提供ステップを含む。
本発明の食材消費情報提供方法によれば、食材を冷蔵庫へ入れた消費者、冷蔵庫へ入れた食材と同じ種別の食材について、他の消費者が消費する期間を消費者に提供するので、提供を受けた消費者は、他の消費者が消費するタイミングと同程度のタイミングで冷蔵庫へ入れた食材を消費することができる。
本実施の形態の食材消費情報提供システムの全体像の一例を示す図である。 本実施の形態の食材消費情報提供システムの構成の一例を示すブロック図である。 冷蔵庫内食材情報管理部2007において、管理される冷蔵庫内食材情報の一例を示す図である。 消費履歴管理部2008が管理する食材履歴の一例を示す図である。 クラウド2000の動作の一例を示すフローチャートである。 機器150aの動作の一例を示すフローチャートである。 本実施の形態の食材消費情報提供システムの構成の一例を示すブロック図である。 (a)冷蔵庫100を開いた状態、閉じた状態の一例を示す図である。(b)冷蔵庫100に設置したカメラ103の一例を示す図である。 (a)カメラ103を用いて撮影した冷蔵庫の中の画像の一例を示す図である。(b)カメラ103を用いて撮影した冷蔵庫の中の画像の一例を示す図である。(c)カメラ103を用いて撮影した冷蔵庫の中の画像の一例を示す図である。 (a)提供される情報の一例を示す図である。(b)提供される情報の一例を示す図である。 本実施形態におけるクラウド2000の動作の一例を示すフローチャートである。 本実施形態における冷蔵庫100の動作の一例を示すフローチャートである。 本実施形態におけるサービス類型の一例を示す図である。 本実施形態におけるサービス類型の一例を示す図である。 本実施形態におけるサービス類型の一例を示す図である。 本実施形態におけるサービス類型の一例を示す図である。
(提供するサービスの全体像)
図1(A)には、本実施の形態における情報提供システムの全体像が示されている。
グループ1000は、例えば企業、団体、家庭等であり、その規模を問わない。グループ1000には、例えば冷蔵庫100に対応する機器、インターネットと接続可能な機器150(例えば、スマートフォン、PC、TV等)、ホームゲートウェイ106がなど存在する。
機器150は、冷蔵庫100に入れる食材の情報、冷蔵庫100から取り出す食材の情報といったログ情報をクラウドへ送り、冷蔵庫を利用する消費者(ユーザ)へクラウドから送られた情報を提供する。
グループ1000の機器には他にもそれ自身ではインターネットと接続不可能な機器(例えば、照明、洗濯機)も存在する。インターネットと直接接続できない機器は、ホームゲートウェイ106を介してインターネットと接続可能となる。
冷蔵庫100は、それ自身ではインターネットと接続不可能な機器であっても、インターネットと接続可能な機器であってもよい。
冷蔵庫100は、それ自身ではインターネットと接続できない機器である場合は、宅内のホームゲートウェイ106を介してインターネットと接続可能とする構成としてもよい。
またグループ1000には冷蔵庫100、機器150を使用するユーザ10が存在する。
食材消費情報提供装置に対応するクラウドは、例えば、データセンタ運営会社2100が運営するクラウドサーバ2110、サービスプロバイダ2200が運営するサーバ2210が存在する。
クラウドサーバ2110とはインターネットを介して様々な機器と連携する仮想化サーバである。主に通常のデータベース管理ツール等で扱うことが困難な巨大なデータ(ビッグデータ)等を管理する。データセンタ運営会社2100は、データ管理やクラウドサーバ2110の管理、それらを行うデータセンタの運営等を行っている。データセンタ運営会社2100が行っている役務については詳細を後述する。
ここで、データセンタ運営会社2100は、データ管理やクラウドサーバ2110の運営等のみを行っている会社に限らない。例えば、図1に示す機器(この例では冷蔵庫)を開発・製造している機器メーカが、併せてデータ管理やクラウドサーバ2110の管理等を行っている場合は、機器メーカがデータセンタ運営会社2100に該当する(図1(B))。
また、データセンタ運営会社2100は一つの会社に限らない。例えば機器メーカ及び他の管理会社が共同もしくは分担してデータ管理やクラウドサーバ2110の運営を行っている場合は、両者もしくはいずれか一方がデータセンタ運営会社2100に該当するものとする(図1(C))。
サービスプロバイダ2200は、サーバ2210を保有している。ここで言うサーバ2210とは、その規模は問わず例えば、個人用PC内のメモリ等も含む。また、サービスプロバイダがサーバ2210を保有していない場合もある。
なお、上記サービスにおいてホームゲートウェイ106は必須ではない。例えば、クラウドサーバ2110が全てのデータ管理を行っている場合等は、ホームゲートウェイ106は不要となる。また、家庭内のあらゆる機器がインターネットに接続されている場合のように、それ自身ではインターネットと接続不可能な機器は存在しない場合もある。
次に、上記サービスにおける情報の流れを説明する。
まず、グループ1000の冷蔵庫は、ログ情報をデータセンタ運営会社2100のクラウドサーバ2110に送信する。
クラウドサーバ2110はグループ1000から送信されるログ情報、図示しないグループ1000以外のグループから送信されるログ情報を集積する(図1の矢印(a))。
ここで、ログ情報については、後述する。ログ情報は、インターネットを介して冷蔵庫100から直接、クラウドサーバ2110に提供される場合もある。
冷蔵庫100から一旦、ホームゲートウェイ106にログ情報が集積され、ホームゲートウェイ106からクラウドサーバ2110に提供されてもよい。
次に、データセンタ運営会社2100のクラウドサーバ2110は、集積したログ情報を一定の単位でサービスプロバイダ2200に提供する。ここで、データセンタ運営会社2100が集積した情報を整理してサービスプロバイダ2200に提供することの出来る単位でもいいし、サービスプロバイダ2200が要求した単位でもいい。
一定の単位と記載したが一定でなくてもよく、状況に応じて提供する情報量が変化する場合もある。前記ログ情報は、必要に応じてサービスプロバイダ2200が保有するサーバ2210に保存される(図1の矢印(b))。
そして、サービスプロバイダ2200は、ログ情報をユーザに提供するサービスに適合する情報に整理し、ユーザに提供する。提供するユーザは、冷蔵庫100を利用するユーザ10でもよいし、外部のユーザ20でもよい。ユーザへのサービス提供方法は、例えば、サービスプロバイダから直接ユーザへ提供されてもよい(図1の矢印(e)、(f))。また、ユーザへのサービス提供方法は、例えば、データセンタ運営会社2100のクラウドサーバ2110を再度経由して、ユーザに提供されてもよい(図1の矢印(c)、(d))。また、データセンタ運営会社2100のクラウドサーバ2110がログ情報をユーザに提供するサービスに適合する情報に整理し、サービスプロバイダ2200に提供してもよい。
なお、ユーザ10とユーザ20とは、別でも同一でもよい。
(実施の形態1)
図2は、本実施の形態の食材消費情報提供システムの具体的構成の一例を説明するための図である。
図において、クラウド2000において、各冷蔵庫について冷蔵庫の中に入れられた食材の種別、食材が入れられた日付に関する情報(時刻は含んでいても含んでいなくても良い)を有する冷蔵庫内食材情報を、冷蔵庫内食材情報管理部2007へ格納する。冷蔵庫内食材情報管理部2007は、ハードディスクまたはメモリといったストレージ(図示せず)を有し、ストレージに冷蔵庫内食材情報を格納する。
図3は、冷蔵庫内食材情報管理部2007において、管理される冷蔵庫内食材情報の一例を示す図である。図において、冷蔵庫内食材情報は、例えば冷蔵庫に新たに入れた食材の種別、数を示す情報、対応する食材を冷蔵庫に入れた日付を示す情報食材を入れる冷蔵庫と対応付けて管理する。
また、クラウド2000は、各冷蔵庫について、冷蔵庫から取り出した食材について、取り出した食材と、この食材を冷蔵庫に入れてから取り出すまでの期間(または、消費するまでの期間)である期間情報を消費履歴として、消費履歴管理部2008へ格納する。
図4は、消費履歴管理部2008で管理される消費履歴の一例を示す図である。
図において、消費履歴は、例えば冷蔵庫から取り出した食材の種別、数を示す情報、食材を冷蔵庫に入れていた期間を示す情報を、食材を取り出した冷蔵庫と対応付けて管理する。
消費履歴管理部2008は、ハードディスクまたはメモリといったストレージ(図示せず)を有し、ストレージに消費履歴を格納する。
機器150aが有する食材情報入力部151a、通信部152a、表示部153aは、それぞれ専用の信号処理回路を用いても良いし、それぞれの動作を規定するためのプログラムを機器150aが有するメモリ(図示せず)などに格納し、機器150aが有するCPU(図示せず)に動作させることにより機能する構成であっても良い。
また、食材情報入力部151aとして機能するプログラム、表示部153aとして機能するためのプログラムは、クラウド2000から受信した後、メモリに格納してCPUに実行させるようにしても良い。
機器150bが有する食材情報入力部151b、通信部152b、表示部153bについても同様である。
機器150aは例えば、例えば図3における冷蔵庫特定情報が冷蔵庫100aに対応する冷蔵庫内食材情報をクラウド2000へ送信するときに用いる機器である。
機器150bは例えば、例えば図3における冷蔵庫特定情報が冷蔵庫100bに対応する冷蔵庫内食材情報をクラウド2000へ送信するときに用いる機器である。
ここでは機器150aを用いたときの動作について説明をするが、機器150bを用いたときについても同様であるため、ここでは説明を省略する。
例えば、2013年1月1日に冷蔵庫100aにりんごを2個入れたことを示す情報が冷蔵庫内食材情報管理部2007において、管理されているとする。この後、例えば2013年1月4日に冷蔵庫100aに入れた2個のりんごのうちの1個を冷蔵庫から取り出すときの動作を説明する。まず、機器150aの食材情報入力部151aは、ユーザから入力される冷蔵庫100aから取り出す食材の情報、食材を取り出す日付に関する情報を通信部152aへ出力する。通信部152aは、ネットワーク3000を経由してクラウド2000へ冷蔵庫100aから取り出す食材の情報、食材を取り出す日付に関する情報を通信部152aへ出力する。
冷蔵庫100aから取り出す食材の情報として、食材の種別および数を含む情報、または取り出す食材の画像などがある。このとき必要があれば食材を取り出す冷蔵庫を特定するための情報を送る。
クラウド2000の冷蔵庫内食材情報判定部2006は受け取った食材の情報から、冷蔵庫100aから取り出される食材がりんご1個であると判定する。
このとき、冷蔵庫内食材情報管理部2007において管理する冷蔵庫100aに対応するりんごの情報を更新する。この例では、2013年1月1日に冷蔵庫100aにりんごを2個入れたことを示す情報における個数を1個に更新する。
次に、冷蔵庫内食材情報判定部2006は、冷蔵庫100aから取り出したりんごに関する情報を消費履歴管理部2008に追加する。具体的には、取り出したりんごを冷蔵庫100aに初めて入れた日付を冷蔵庫内食材情報管理部2007から取得し、今回受け取ったりんごを取り出す日付の情報からりんご冷蔵庫100aに入れていた期間に関する期間情報を求め、消費履歴管理部2008に追加する。食材管理情報は追加した情報を含めて管理する。図4は消費履歴管理部2008が管理する食材履歴の一例を示すである。図4(a)は、りんごに関する情報を追加する前の消費履歴管理部2008が管理する食材履歴を示す。図4(b)は、りんごに関する消費の履歴を追加した後の消費履歴管理部2008が管理する食材履歴を示す。
図5に示すように、食材を入れた期間として、食材を最初に入れた日付と、取り出した日付の差を機関情報として示すようにしたが、例えば、これらの日付をそれぞれ格納(例えば、2013年1月1日〜2013年1月4日など)しても良い。
また図示はしていないが食材を用いた対応する料理に関する情報をクラウド2000に予め格納しておき、取り出された食材を用いた料理に関する情報を機器150aへ送るように構成をしてもよい。
また取り出した食材を用いた料理が複数ある場合、食材を冷蔵庫に入れていた期間に応じて、取り出された食材を用いた料理に関する情報を変えるようにしてもよい。
例えば、食材ごとに閾値を設定して置き、食材を冷蔵庫に入れていた期間がこの閾値よりも小さい場合には、食材の鮮度を利用した料理、大きい場合には食材を調理(煮る、焼くなど)した料理に関する情報を、機器150aへ送るようにしても良い。
機器150aの通信部152は、取り出した食材を用いた料理に関する情報を受信し、表示部153aは、受信した情報を表示画面(図示せず)に表示するように制御する。
次に、冷蔵庫100aに最初に食材を入れるときの動作について説明をする。
例えば、トマトを1個入れる前の冷蔵庫内食材情報管理部2007にて管理されるデータが図3(b)であったとする。また、消費履歴管理部2008にて管理されるデータが図4(b)であるとする。この後、冷蔵庫100aにトマトを新たに1個入る場合を例に説明をする。
まず、機器150aの食材情報入力部151aは、ユーザから入力される冷蔵庫100aに入れる食材の情報、食材を冷蔵庫100aに入れる日付に関する情報を通信部152aへ出力する。通信部152aは、ネットワーク3000を経由してクラウド2000へ冷蔵庫100aから取り出す食材の情報、食材を取り出す日付に関する情報を通信部152aへ出力する。このとき必要があれば食材を取り出す冷蔵庫を特定するための情報を送る。
クラウド2000の冷蔵庫内食材情報判定部2006は受け取った食材の情報から、冷蔵庫100aへ新たに入れられる食材がトマト1個であると判定する。
このとき、冷蔵庫内食材情報管理部2007において管理する冷蔵庫100aに対応するトマトの情報を追加する。この例では、トマトを入れた日付(この例では2013年1月6日)、冷蔵庫100aにトマトを1個入れたことを示す情報を追加する。図4(c)は、冷蔵庫100aにトマトを1個入れたことを示す情報を追加した後、冷蔵庫内食材情報管理部2007が管理する情報の一例を示す図である。
次に、冷蔵庫内食材情報判定部2006は、冷蔵庫100aとは異なる冷蔵庫において、過去に、冷蔵庫100aに入れたトマトと同じ種別のトマトを入れて取り出したことがあるのかどうかを消費履歴管理部2008のデータを検索することにより確認する。そのような冷蔵庫があれば、この冷蔵庫の期間情報を取得する。この例では、冷蔵庫100bにおいて、過去にトマトを入れていた履歴があるので、冷蔵庫100bのトマトを入れていた期間に関する期間情報を取得し、この期間情報を機器150aへ送る。
この例では、冷蔵庫100bの期間情報が1つある例を示しているが、例えば冷蔵庫100bは、過去にトマトを入れていた履歴が複数回ある場合、その期間の平均値、最小値、または最大値の少なくとも1つを期間情報として用いて機器150aへ送るようにしても良い。
また、冷蔵庫100b以外に過去にトマトを入れていた履歴がある冷蔵庫の情報が消費履歴管理部2008で管理されている場合には、それぞれの冷蔵庫において、トマトを入れていた期間の平均値、最小値、または最大値の少なくとも1つを期間情報として用いて機器150aへ送るようにしても良い。
また、冷蔵庫100aにおいて、過去にトマトを入れていた履歴が消費履歴管理部2008で管理されている場合には、過去にトマトを入れていた期間を期間情報として機器150aへ送るようにしても良い。また、冷蔵庫100aにおいて、過去にトマトを入れていた履歴が消費履歴管理部2008で複数管理されている場合には、これらの平均値、最小値、または最大値の少なくとも1つを期間情報として用いて機器150aへ送るようにしても良い。
また、上述した自身の冷蔵庫における期間情報の平均値、最小値、または最大値、または他の冷蔵庫における期間情報の平均値、最小値、または最大値のいずれを送るかについて、予めいずれの情報を送るのかが設定されていれば設定した情報に従って送信する。
また、上述した自身の冷蔵庫における期間情報の平均値、最小値、最大値、または他の冷蔵庫における期間情報の平均値、最小値、最大値を送り、機器150a側で選択して表示画面に表示するようにしても良い。
または、自身の冷蔵庫における期間情報および他の冷蔵庫における期間情報を全て送信し、機器150a側で平均値、最小値、最大値を計算し、計算した結果を用いて機器150aの表示画面に表示するようにしても良い。
また、食材毎に予め賞味期間、消費期間といった期間情報を設定しておき、消費履歴管理部2008で管理される食材を入れていた期間が設定した値よりも大きければ、取り出した食材を消費したのではなく、廃棄したと判定し、廃棄したと判定した場合には、対応する食材を入れていた期間を用いて上述の平均値の算出しないようにすれば、平均値の精度がより高くなる。また廃棄したと判定した期間情報がある場合には、冷蔵庫の中に入れっぱなしになりやすいことを示す警告情報を機器150aに送信し、機器150aにおいて警告情報を表示するようにしても良い。
このようにすれば、冷蔵庫に入れた食材について、消費者に注意を促すことが可能となる。
機器150aは、期間情報を受信し、表示部153aの表示画面に表示する。
表示画面に表示するタイミングは、受け取った直後、または期間情報に対応する期間が経過するまで所定のタイミングで表示をする。
図5は、クラウド2000の動作の一例を示すフローチャートである。
まず機器から食材の情報を受信したかどうかを判定し受信した場合、後述するステップS502へ進む(ステップS501)。受信していない場合は、ステップS501に戻る。
次に受信した食材の情報が冷蔵庫に追加をした食材の情報であるのか、冷蔵庫から取り出した食材の情報であるのかを判定する(ステップS502)。
ステップS502において、受信した食材の情報が冷蔵庫から取り出した食材の情報であると判定した場合、後述するステップS503〜ステップS506の処理を行なう。
取り出した食材を特定する(ステップS503)。次に、冷蔵庫内食材情報管理部2007で管理している情報のうち、取り出した食材の情報を更新するとともに、取り出した食材の期間情報を算出し、消費履歴管理部2008に追加する(ステップS504)。
次に取り出した食材を用いた料理に関する情報を取得する(ステップS505)。
次に取得した料理に関する情報を食材の情報を送信した機器へ送信する(ステップS506)。
受信した食材の情報が冷蔵庫に追加をした食材の情報であると判定した場合、後述するステップS507〜ステップS510の処理を行なう。
追加された食材の特定をする(ステップS507)。次に追加された食材の情報を冷蔵庫内食材情報管理部に追加する。次に、今回食材を追加した冷蔵庫とは異なる冷蔵庫において、追加した食材と同じ種別の食材に関する期間情報を消費履歴管理部から取得する(ステップS509)。次に取得した期間情報を食材の情報を送信した機器へ送信する(ステップS510)。
図6は、機器150aにおける動作の一例を示すフローチャートである。
まず、冷蔵庫に入れる食材または冷蔵庫から取り出す食材の情報を入力する(ステップS601)。
次に、入力した食材の情報および入力した食材を冷蔵庫に入れた(または冷蔵庫から取り出した)日付の情報を送信する(ステップS602)。ステップS602において、必要があれば食材を入れるまたは食材を取り出す冷蔵庫を特定する情報、送信する食材の情報が追加の食材であるのかまたは取り出す食材であるのかを示す情報を、食材の情報、日付の情報とともに送る。
次に、クラウド2000から情報を受信したかどうかを判定する(ステップS603)。
受信していない場合は、ステップS603に戻る。
ステップS603において、受信があったと判定した場合には、受信した情報を用いた表示を行なう(ステップS604)。例えば追加の食材を送信した後にクラウド2000から送信される期間情報を受信したときには期間情報を用いた情報を表示画面に表示する。また、例えば取り出した食材の情報を送信した後にクラウド2000から送信される料理の情報を受信したときには料理の情報を用いた情報を表示画面に表示する。
このように構成をすることにより、冷蔵庫100aを利用する利用者は、新しい食材を冷蔵庫100aに入れたとき、新しい食材と同じ種別の食材を他の消費者がどのくらいの期間で消費していたのかについて、消費履歴管理部2008から得ることができる。
これにより、他の消費者が消費する情報を考慮に入れながら食材を美味しいタイミングで消費することができる。
また、消費者自身の食材の消費の履歴は消費履歴管理部2008に管理されており、将来において他の消費者が同じ種別の食材を他の消費者が利用する冷蔵庫に入れたとき、自身が消費した食材の履歴を提供するので、消費履歴管理部2008に管理されている冷蔵庫を利用する個々のユーザが、他のユーザの食材を消費する期間を考慮に入れつつ取り出した食材を美味しいタイミングで賞味することができるようになる。
(実施の形態2)
図7は、本実施の形態の食材消費情報提供システムの構成の一例を説明するための図である。
本実施の形態において、冷蔵庫100が、実施の形態1で説明をした機器150aの機能を兼ね備えるものである。
図7において、食材情報入力部151は、扉開閉検知部101、撮影タイミング制御部102、カメラ103を有する。
扉開閉検知部101は、冷蔵庫100の扉の開閉を検知する。扉開閉検知部101は、例えば、冷蔵庫100の扉が開いた状態、冷蔵庫100の扉が閉じた状態をそれぞれ検出し、冷蔵庫100の扉が開いた状態を検出した後に、扉が閉じた状態を検出したときに開閉があったと検出する。
また、扉開閉検知部101は、例えば、冷蔵庫の扉が閉じる方向へ動いた動くこと、および冷蔵庫の扉の動きが停止したことを検出することにより、冷蔵庫の扉の開閉を検出するようにしても良い。
本実施の形態では、扉開閉検知部101は、冷蔵庫100の扉が閉じる方向へ動いた後に扉が停止したことを検知する構成を例に説明をする。
扉開閉検知部101は、冷蔵庫100の扉が閉じる方向へ動いた後に扉が停止したことを検知すると、撮影タイミング制御部102に撮影の要求をする。
撮影タイミング制御部102は、扉開閉検知部101から撮影の要求を受けると、冷蔵庫100の中の画像を撮影するカメラ103を用いて撮影を指示する。
カメラ103は、例えば冷蔵庫100の庫内に設置されており、撮影タイミング制御部102から撮影の指示を受けると撮影を行なう。
消費者は、冷蔵庫100に食材を入れた後、または冷蔵庫100から食材を取り出した後、冷蔵庫100の扉を閉める動作を行なうので、冷蔵庫100の扉を閉じる動作を検出したときにカメラ103を用いて冷蔵庫100の中を撮影することにより、冷蔵庫100に食材を入れた後、または冷蔵庫100から食材を取り出した後の冷蔵庫100の中の画像を食材の情報として用いることができる。
通信部152は、データの送受信を行なうものであり、例えば送信部と受信部とを有する。通信部152が有する送信部は、例えば、撮影した冷蔵庫100の中の画像と、この画像を撮影した日付(撮影した時刻に関する情報は含めても良いし、含めなくても良い)に関する情報をクラウド2000へ送信する。また必要に応じて冷蔵庫100を特定するための情報を送る。
これにより、冷蔵庫100の扉を閉めるごとに、カメラ103が冷蔵庫100の中の画像を撮影し、撮影した画像をクラウド2000へ送信することができる。
通信部2005は、データの送受信を行なうものであり、例えば送信部と受信部とを有する。通信部2005が有する受信部は、例えば冷蔵庫100の中の画像を受信する。
クラウド2000は、冷蔵庫100の中の画像を受信するごとに、受信した冷蔵庫100の中の画像と、この画像を撮影した日付の情報とを冷蔵庫100の情報と関連付けて冷蔵庫内食材情報管理部2007に格納する。
このとき、更に上述の情報と冷蔵庫100を利用するグループ1000またはユーザ10と関連付ければ、冷蔵庫100を利用するグループ1000またはユーザ10がどのような食材を冷蔵庫に入れているのかに関する情報を得ることができる。
冷蔵庫内食材情報判定部2006は、今回受信した冷蔵庫100の中の画像と、前回受信した冷蔵庫100の中の画像とを比較し、差分の画像を検出する。
前回受信した冷蔵庫100の中の画像に含まれている食材の画像が、今回受信した冷蔵庫100の中の画像に含まれておらず、差分の画像として検出した場合には、冷蔵庫100から食材が取り出されたと判定する。
前回受信した冷蔵庫100の中の画像に含まれておらず、今回受信した冷蔵庫100の中の画像に含まれている食材の画像を、差分の画像として検出した場合には、冷蔵庫100に食材を入れたと判定する。
クラウド2000は、食材の種別毎に食材の画像、名称、食材を用いた料理、賞味期間、消費期間といったデータを予め食材情報管理部2009に格納している。
冷蔵庫内食材情報判定部2006は、差分として検出した画像と予め格納している食材の画像とのマッチングを行い、差分として検出した画像が何の食材であるのかを特定する。
これにより、冷蔵庫100から何の食材が入れられたのか、または冷蔵庫100から何の食材が取り出された(つまり、消費された)のかを特定することが可能となる。
冷蔵庫内食材情報判定部2006は、冷蔵庫100から食材が取り出されたと判定すると、今回取り出された食材に関する情報用いて、冷蔵庫内食材情報管理部2007において管理する冷蔵庫100に対応する取り出された食材の情報を更新する。
また、冷蔵庫内食材情報判定部2006は、今回取り出された食材について、消費履歴を消費履歴管理部2008に追加する。
このとき、更に上述の情報と冷蔵庫100を利用するグループ1000またはユーザ10と関連付ければ、冷蔵庫100を利用するグループ1000またはユーザ10がどのような冷蔵庫に入れた食材をどのくらいの期間で取り出すのか(つまり消費するのか)に関する情報を得ることができる。
このようにすることにより、消費履歴管理部2008は、冷蔵庫ごとに新たに食材を入れてから取り出すまでの期間情報を蓄積することができる。
また、冷蔵庫内食材情報判定部2006は、冷蔵庫100から食材が取り出されたと判定したとき、算出された食材の期間情報が、食材情報管理部2009の該当する食材の賞味期間、または消費期間よりも大きければ、廃棄された可能性が高いと判断し後述する平均値、最大値、または最小値を算出するための情報として用いないようにしても良い。
次に、冷蔵庫内食材情報判定部2006は、冷蔵庫100に食材が入れられたと判断すると、入れられた食材の情報を冷蔵庫100と関連付けて冷蔵庫内食材情報管理部2007に追加する。
また、入れられた食材と同じ食材に関する期間情報を消費履歴管理部2008から取得する。
このとき、食材が入れられた冷蔵庫100とは異なる冷蔵庫において、入れられたと判断した食材と同じ食材を過去に入れて取り出したことがある場合、異なる冷蔵庫の期間情報を取得する。この場合、過去に同じ食材を入れて取り出したことが複数回あるのであればその平均値、最大値、または最小値を期間情報として用いても良い。
上述の異なる冷蔵庫が複数ある場合、複数の期間情報の平均値、最大値、または最小値を期間情報として用いても良い。
また、食材が入れられた冷蔵庫100において、入れられたと判断した食材と同じ食材を過去に入れて取り出したことがある場合、この冷蔵庫100の期間情報を取得するようにしても良い。この場合、入れられたと判断した食材と同じ食材を過去に入れて取り出したことが複数回あるのであればその平均値、最大値、または最小値を期間情報として用いても良い。
上述の期間情報のうち、いずれの期間情報を送信するのかは冷蔵庫100からいずれの期間情報を選択するのかを示す情報を受信し、対応する情報を送信するのでも良い。
または、クラウド2000において、どの期間情報を送るのかが予め設定されているのであれば、設定情報に従って対応する期間情報を送ればよい。
また、上述の期間情報を全て冷蔵庫100へ送信し、冷蔵庫100側で、いずれか期間情報を選択して表示画面に表示させるようにしても良い。例えば冷蔵庫100において、受け取った期間情報のいずれを選択するのかを設定する設定部(図示せず)を有し、設定部に設定した情報に従って期間情報を表示するようにしても良い。
または、期間情報を全て受け取って、冷蔵庫100側で対応する期間情報の平均値、最大値、最小値を適宜計算し、計算した結果を用いて表示画面に表示させるようにしても良い。
また、受け取った期間情報のうち、予め設定された食材に対応付けられた賞味期間、消費期間よりも長い期間情報が含まれている場合には、この期間情報に対応する食材は取り出して消費したのではなく、廃棄したものとして、警告情報を表示させるようにしても良い。
冷蔵庫内食材情報判定部2006は、取得した期間情報を通信部2005へ送る。
通信部2005が有する送信部は、例えば冷蔵庫内食材情報判定部2006から受け取った期間情報をネットワーク3000経由で冷蔵庫100へ送信する。
通信部152が有する受信部は、受信した期間情報を表示部153へ送り、表示部153は期間情報を用いた情報を表示する。
図8(a)は、冷蔵庫100を開いた状態、閉じた状態の一例を示す図である。
冷蔵庫100はユーザが扉を開閉することにより、開いたり、閉じたりできる。
図8(b)は、冷蔵庫100に設置したカメラ103の一例を示す図である。
カメラ103は、例えば冷蔵庫の中に設置されており、庫内の撮影を行う。
図9(a)は、前回、冷蔵庫100の扉を開閉する動作を行なったとき、カメラ103を用いて撮影した冷蔵庫の中の画像の一例を示す図である。図に示す例では、冷蔵庫100の中の2個のりんごをカメラ103が撮影した画像204を示している。
図9(b)は、今回、冷蔵庫100の扉を開閉する動作を行なったとき、カメラ103を用いて撮影した冷蔵庫の中の画像の一例を示す図である。図に示す例では、画像204を取得した後、冷蔵庫の扉を開けて、トマトを1つ入れたとき、カメラ103が撮影した画像205aを示している。
図9(c)は、今回、冷蔵庫100の扉を開閉する動作を行なったとき、カメラ103を用いて撮影した冷蔵庫の中の画像の一例を示す図である。図に示す例では、画像204を取得した後、冷蔵庫の扉を開けて、りんごを1つ取り出したとき、カメラ103が撮影した画像205bを示している。
図10(a)、(b)は、提供される情報206の一例を示す図である。
図11は、本実施の形態の食材消費情報提案システムの動作の一例を示すフローチャートである。
図11において、図5と同一の符号を付したものは、同一またはこれに相当するものである。まず、冷蔵庫から食材の画像が送信されたかどうかを判定する(ステップS501a)。
冷蔵庫100から食材の画像が送信されたと判定した場合、後述するステップS502aの処理を行う。冷蔵庫100から食材の画像が送信されたと判定しなかった場合、ステップS501aに戻る。
ステップS501aにおいて、冷蔵庫100から食材の画像が送信されたと判定した場合、送信された冷蔵庫100の中の画像を冷蔵庫内食材情報管理部2007に追加する。このとき冷蔵庫の中の画像を、対応する冷蔵庫100と関連付けて管理する。そして、今回受信した冷蔵庫100の中の画像と、前回受信した冷蔵庫100の中の画像とを比較し、差分の画像を検出する(ステップS502a)。
次に、比較により検出された差分として検出される画像から、追加の食材の画像であるのか取り出した食材の画像であるのかを判定する(ステップS502b)。
前回受信した冷蔵庫100の中の画像に含まれている食材の画像が、今回受信した冷蔵庫100の中の画像に含まれておらず、差分の画像として検出した場合には、冷蔵庫100から食材が取り出されたと判定し、後述するステップS503a〜ステップS506の処理を行う。例えば、前回受信した冷蔵庫100の中の画像が図9(a)に示す画像204であり、今回受信した画像が図9(c)の画像205bである場合、上述のような判定がなされる。
前回受信した冷蔵庫100の中の画像に含まれておらず、今回受信した冷蔵庫100の中の画像に含まれている食材の画像を、差分の画像として検出した場合には、冷蔵庫100に食材を入れたと判定し、後述するステップS507a〜ステップS510の処理を行う。例えば、前回受信した冷蔵庫100の中の画像が図9(a)に示す画像204であり、今回受信した画像が図9(b)の画像205aである場合、上述のような判定がなされる。
ステップS502bにおいて、冷蔵庫100から食材が取り出されたと判定した場合、差分として検出した食材の画像と食材情報管理部2009に格納されている食材の画像とのマッチングを行い、食材の種別を特定する(ステップ503a)。
ステップS504〜ステップS506は、図5を用いて説明したときの処理と同じであるため、ここでは説明を省略する。
ステップS502bにおいて、冷蔵庫100に食材を入れたと判定した場合、差分として検出した食材の画像と食材情報管理部2009に格納されている食材の画像とのマッチングを行い、食材の種別を特定する(ステップ507a)。
ステップS508〜ステップS510は、図5を用いて説明したときの処理と同じであるため、ここでは説明を省略する。
図12は、冷蔵庫100の動作の一例を説明するための図である。
まず、扉開閉検知部101が冷蔵庫100の扉の開閉を検出する(ステップS601a)と、撮影タイミング制御部102へ冷蔵庫の中の撮影の要求を発行する。
撮影タイミング制御部102は、撮影の要求を受けると、カメラ103へ冷蔵庫100の中を撮影するように指示する(ステップS601b)。
カメラ103は、冷蔵庫100の中を撮影することにより得られる、冷蔵庫100の中の画像を通信部152へ送り、通信部152は、冷蔵庫100の中の画像と、この画像を撮影した日付(撮影した時刻に関する情報は含めても良いし、含めなくても良い)に関する情報をクラウド2000へ送信する。また必要に応じて冷蔵庫100を特定するための情報を送る(ステップS602a)。
ステップS603〜ステップS604は、図6を用いた説明と同じであるため、ここでは説明を省略する。
上述のような処理を行うので、クラウド2000は、冷蔵庫100から送られる、追加の食材、取り出される食材を冷蔵庫100の中の画像を用いて特定することが可能となる。
また、冷蔵庫100に設置したカメラを用いて、冷蔵庫100の扉が開閉されるタイミングで、食材の情報としての冷蔵庫100の中の画像を得ることができるので、食材の情報を入力する手間が減る。
図10(a)は、表示部153により表示画面に表示される表示内容の一例である。本例では、前回受信した冷蔵庫100の中の画像が図9(a)に示す画像204であり、今回受信した画像が図9(b)の画像205aである場合について説明する。
この場合、追加の食材がトマトと特定し、特定した食材に関する期間情報を冷蔵庫100へ送信し、表示される表示内容の一例を示すものであり、特定したトマトに関連する期間情報が4日である場合、「トマト、他の消費者はトマトを4日後に消費しています」などと表示することにより、冷蔵庫100に新たに入れたトマトを4日後に消費することをユーザに勧めている。
または、受け取った期間情報が、特定した食材について、過去に入れて取り出したことが複数回ある場合における最大値、または最小値であれば、最小値から最大値までの間に消費したことを示す情報(例えば「トマト、他の消費者は冷蔵庫に入れてから2日〜5日後に消費しています」など)を表示するようにしても良い(図10(b))。
本実施の形態では上述のような構成を採用するため、他の消費者が冷蔵庫内に入れた食材をどのくらいの日数で取り出した(消費したか)に関する期間情報を取得できるので、消費者に対し、他の消費者が同じ食材を消費するタイミングと同程度のタイミングでの食材を取り出す時期(消費する時期)を消費者へ提供することが可能となる。
本実施の形態では、カメラ103を用いて、冷蔵庫100の中の画像を、冷蔵庫に入れた(または冷蔵庫から取り出した)食材の情報としてクラウド2000へ送信するように構成したが、これに限定をする必要はなく、例えば、冷蔵庫に入れる(冷蔵庫から取り出す)食材を個別にカメラ103で撮影し、個別に取得した画像をクラウド2000へ送るようにしても良い。このとき、個別に取得した画像について、追加した食材の画像または取り出した食材の画像かを示す情報をあわせて送るようにしても良い。
また、本実施の形態では食材情報管理部2009をクラウド2000が備える構成を例に説明をしたが、これに限定される必要はなく、冷蔵庫100が食材情報管理部2009を備えるような構成としても良い。
この場合、カメラ103で撮影をした画像と、冷蔵庫100が備える食材情報管理部2009の食材の画像とのマッチングを行なうことで、冷蔵庫100側で追加の食材、または取り出した食材を特定できるので、特定した食材の情報をクラウド2000へ送ればよい。
(その他)
上記態様において説明された技術は、例えば、以下のクラウドサービスの類型において実現されうる。しかし、上記態様において説明された技術が実現される類型はこれに限られるものでない。
(サービスの類型1:自社データセンタ型)
図13は、サービスの類型1(自社データセンタ型)を示す。本類型は、サービスプロバイダ2200がグループ1000から情報を取得し、ユーザに対してサービスを提供する類型である。本類型では、サービスプロバイダ2200が、データセンタ運営会社の機能を有している。即ち、サービスプロバイダが、ビッグデータの管理をするクラウドサーバ2110を保有している。従って、データセンタ運営会社は存在しない。
本類型では、サービスプロバイダ2200は、データセンタ(クラウドサーバ2110)を運営、管理している。また、サービスプロバイダ2200は、OS2202及びアプリケーション2201を管理する。サービスプロバイダ2200は、サービスプロバイダ2200が管理するOS2202及びアプリケーション2201を用いてサービス提供を行う(2204)。
(サービスの類型2:IaaS利用型)
図14は、サービスの類型2(IaaS利用型)を示す。ここでIaaSとはインフラストラクチャー・アズ・ア・サービスの略であり、コンピュータシステムを構築および稼動させるための基盤そのものを、インターネット経由のサービスとして提供するクラウドサービス提供モデルである。
本類型では、データセンタ運営会社2100がデータセンタ(クラウドサーバ2110)を運営、管理している。また、サービスプロバイダ2200は、OS2202及びアプリケーション2201を管理する。サービスプロバイダ2200は、サービスプロバイダ2200が管理するOS2202及びアプリケーション2201を用いてサービス提供を行う(2204)。
(サービスの類型3:PaaS利用型)
図15は、サービスの類型3(PaaS利用型)を示す。ここでPaaSとはプラットフォーム・アズ・ア・サービスの略であり、ソフトウェアを構築および稼動させるための土台となるプラットフォームを、インターネット経由のサービスとして提供するクラウドサービス提供モデルである。
本類型では、データセンタ運営会社2100は、OS2102を管理し、データセンタ(クラウドサーバ2110)を運営、管理している。また、サービスプロバイダ2200は、アプリケーション2201を管理する。サービスプロバイダ2200は、データセンタ運営会社が管理するOS2102及びサービスプロバイダ2200が管理するアプリケーション2201を用いてサービス提供を行う(2204)。
(サービスの類型4:SaaS利用型)
図16は、サービスの類型4(SaaS利用型)を示す。ここでSaaSとはソフトウェア・アズ・ア・サービスの略である。例えばデータセンタ(クラウドサーバ)を保有しているプラットフォーム提供者が提供するアプリケーションを、データセンタ(クラウドサーバ)を保有していない会社・個人(利用者)がインターネットなどのネットワーク経由で使用できる機能を有するクラウドサービス提供モデルである。
本類型では、データセンタ運営会社2100は、アプリケーション2101を管理し、OS2102を管理し、データセンタ(クラウドサーバ2110)を運営、管理している。また、サービスプロバイダ2200は、データセンタ運営会社2100が管理するOS2102及びアプリケーション2101を用いてサービス提供を行う(2204)。
以上いずれの類型においても、サービスプロバイダ2200がサービス提供行為を行ったものとする。また例えば、サービスプロバイダ若しくはデータセンタ運営会社は、OS、アプリケーション若しくはビックデータのデータベース等を自ら開発してもよいし、また、第三者に外注させてもよい。
なお、本実施例の制御装置は、典型的には半導体集積回路であるLSIとして実現される。これらは個別に1チップ化されてもよいし、一部またはすべてを含むように1チップ化されても良い。ここではLSIとしたが、集積度の違いにより、IC、システムLSI、スーパーLSI、ウルトラLSIと呼称されることもある。
また、集積回路化の手法はLSIに限るものではなく、専用回路または汎用プロセッサで実現しても良い。LSI製造後に、プログラムすることが可能なFPGA(Field Programmable Gate Array)や、LSI内部の回路セルの接続や設定を再構成可能なリコンフィギュラブル・プロセッサを利用しても良い。
さらには、半導体技術の進歩または派生する別技術によりLSIに置き換わる集積回路化の技術が登場すれば、当然、その技術を用いて機能ブロックの集積化を行っても良い。バイオ技術の適応などが可能性として有り得る。
本発明は、冷蔵庫内の食材の消費時期を提供する食材消費情報提供装置、食材消費情報提供装置より食材消費情報の提供を受ける機器に適用可能である。
100,100a,100b 冷蔵庫
101 扉開閉検知部
102 撮影タイミング制御部
103 カメラ
106 ホームゲートウェイ
150,150a,150b 機器
151,151a,151b 食材情報入力部
152,152a,152b 通信部
153,153a,153b 表示部
1000 グループ
2000 クラウド
2005 通信部
2006 冷蔵庫内食材情報判定部
2007 冷蔵庫内食材情報管理部
2008 消費履歴管理部
2009 食材情報管理部
2100 データセンタ運営会社
2101 アプリケーション
2102 OS
2110 クラウドサーバ
2200 サービスプロバイダ
2201 アプリケーション
2202 OS
2210 サーバ
3000 ネットワーク

Claims (11)

  1. 複数の冷蔵庫のそれぞれについて、冷蔵庫に食材を新たに入れてから取り出すまでの期間に関する期間情報を管理する消費履歴管理部を有する食材消費情報提供装置に用いる食材消費情報提供方法であって、
    前記複数の冷蔵庫のうちの第1の冷蔵庫に新たに入れる第1の食材の情報をネットワーク経由で受信する受信ステップと、
    前記受信した第1の食材の情報を用いて前記第1の食材の種別を判定する判定ステップと、
    前記複数の冷蔵庫のうち、前記第1の冷蔵庫とは異なる第2の冷蔵庫において、前記第1の食材と同じ種別の食材を前記第2の冷蔵庫に入れてから取り出すまでの期間を示す期間情報を消費履歴管理部から取得する取得ステップと、
    前記取得した期間情報を前記第1の冷蔵庫を利用するユーザへ前記ネットワーク経由で提供する提供ステップを含む食材消費情報提供方法。
  2. 前記取得ステップは、前記第2の冷蔵庫における期間情報が複数ある場合、複数の期間情報から算出される平均値、前記複数の期間情報の中の最大値、最小値のうちの少なくとも一つを期間情報として取得する請求項1記載の情報提供方法。
  3. 前記取得ステップにより取得した期間情報が示す期間が、予め設定した期間よりも長い場合、前記第1の冷蔵庫を利用するユーザへ警告情報を提供する請求項1に記載の食材消費情報提供方法。
  4. 前記受信ステップは、前記第1の冷蔵庫に新たに入れる第1の食材の情報とともに前記第1の食材を前記第1の冷蔵庫へ新たに入れた日付の情報を受信し、前記第1の冷蔵庫へ新たに入れる食材の情報、日付の情報を管理する冷蔵庫内食材情報管理ステップを含む請求項1記載の食材消費情報提供方法。
  5. 前記受信ステップが、前記第1の冷蔵庫から取り出した第2の食材の情報および当該第2の食材を取り出した日付の情報を受信した場合、
    前記取得ステップは、前記冷蔵庫内食材情報管理ステップにおいて管理する情報から前記第1の冷蔵庫に第2の食材を新たに入れた日付の情報を取得し、前記取得した日付の情報と、前記受信した日付の情報を用いて、前記第2の食材の期間情報を算出し、前記算出した期間情報を消費履歴管理部へ追加する請求項4に記載の食材消費情報提供方法。
  6. 前記第1の冷蔵庫に新たに入れる第1の食材の情報とは、前記第1の食材を前記第1の冷蔵庫に入れたときの前記第1の冷蔵庫の中を撮影した画像であり、前記第1の食材を前記第1の冷蔵庫へ新たに入れた日付の情報とは前記画像を撮影した日付である請求項4記載の食材消費情報提供方法。
  7. 複数の冷蔵庫のそれぞれについて、冷蔵庫に食材を新たに入れてから取り出すまでの期間に関する期間情報を管理する消費履歴管理部と、
    前記複数の冷蔵庫のうちの第1の冷蔵庫に新たに入れる第1の食材の情報をネットワーク経由で受信する受信部と、
    前記複数の冷蔵庫のうち、前記第1の冷蔵庫とは異なる第2の冷蔵庫において、前記第1の食材と同じ種別の食材を前記第2の冷蔵庫に入れてから取り出すまでの期間を示す期間情報を消費履歴管理部から取得する取得部と、
    前記取得した期間情報を前記第1の冷蔵庫を利用するユーザへ前記ネットワーク経由で提供する提供部を含む食材消費情報提供装置。
  8. コンピュータが食材消費情報提供装置にネットワークを介して接続し、前記コンピュータから第1の冷蔵庫に入れる食材の情報を送信するステップと、
    前記コンピュータが送信した第1の冷蔵庫に入れる食材と同じ種別の食材を入れていた前記第1の冷蔵庫とは異なる第2の冷蔵庫において、前記食材と同じ種別の食材を入れてから取り出すまでの期間を示す期間情報を前記食材消費情報提供装置から受信するステップと、
    前記受信した期間情報を用いた情報を表示画面に表示させるステップを含む期間情報表示方法。
  9. 前記第2の冷蔵庫の期間情報が複数ある場合、前記期間情報を受信するステップは、前記期間情報の最大値、最小値および平均値を受信し、
    前記表示画面に表示させるステップは、前記受信した期間情報の最大値、最小値および平均値の少なくとも1つを用いて表示画面に表示する請求項8記載の期間情報表示方法。
  10. 前記受信した期間情報の最大値、最小値および平均値のうちのいずれを用いて表示させるのかを設定するステップを含み、
    前記表示画面に表示させるステップは、前記設定するステップにより設定された情報に基づいて、前記受信した期間情報を用いた情報を表示画面に表示させる請求項8記載の期間情報表示方法。
  11. ネットワークを介して接続する食材消費情報提供装置へ第1の冷蔵庫に入れる食材の情報を送信する送信部と、
    前記送信した第1の冷蔵庫に入れる食材と同じ種別の食材を入れていた前記第1の冷蔵庫とは異なる第2の冷蔵庫において、前記食材と同じ種別の食材を入れてから取り出すまでの期間を示す期間情報を前記食材消費情報提供装置から受信する受信部と、
    前記受信した期間情報を用いた情報を表示画面に表示させる表示部を供える期間情報表示装置。
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