JP2015006842A - 地上子 - Google Patents

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Abstract

【課題】列車の停止位置を検出するための列車位置の検出に係る装置を、購入・設置・運用の各面において低コストに実現できるようにする。
【解決手段】地上子30は、車上からの電力波を受信し、列車位置としてショート位置、ジャスト位置、及び、オーバー位置それぞれを判定するための地上受信アンテナ32a〜32cを備える。地上受信アンテナ32a〜32cは、それぞれ、対応する整合変成器52a〜52cの入力側1次巻線に接続されている。整合変成器52a〜52cそれぞれの出力側2次巻線は、応動特性調整部58a〜58cを介して、地上受信アンテナ32a〜32cそれぞれの受信レベルに基づいて列車位置(ショート/ジャスト/オーバー)を判定する位置判定部60に接続され、出力側3次巻線の発生電力は、地上子30の動作電源を生成する電源部90に接続される。
【選択図】図4

Description

本発明は、列車の停止位置を判定するための地上子に関する。
近年、駅のプラットフォームにおいては、安全確保のためにホームドアの設置が進められている。ホームドアにはフルスクリーンタイプや腰高タイプといった様々な種類がある。ホームドアが設置されている場合には、車両ドアがホームドアに対向するように列車を所定の停止位置に確実に停止させる必要がある。この要求に応えるため、列車を所定の停止位置に停止したことを検出するための様々な装置が開発されている。
例えば、特許文献1に開示されているように、トランスポンダを使用した列車位置検出装置が知られている。これらの装置は、3つのアンテナコイルを列車の進行方向に沿って配置した地上子を有し、アンテナコイルそれぞれにおける車上子からの電力波の受信レベルに基づいて列車位置(ショート位置/ジャスト位置/オーバー位置)を検出するものである。
特開2009−241675号公報
特許文献1に開示されているような従来の技術は、列車位置の検出と他の制御、例えば、ホームドアの開閉制御や、ATO(自動列車運転装置)やTASC(定位置停止装置)による停止位置制御とを連動させるため、地上子を有電源地上子とし、中継器や符号処理器を介して駅装置などの地上装置に接続する構成となっている。このため、装置自体が高価(購買コスト)となる他、設置に手間がかかり(設置コスト)、運用するための電力(運用コスト)もかかるという問題がある。ホームドアを導入しようとすると、列車位置検出装置を各駅の各ホームに設置する必要があるため、これらのコスト面の問題は大きな問題となり、結果的にホームドアの導入を妨げる理由の1つとなっている。
そこで、列車位置検出機能に特化して、検出した列車位置を車上に通知することで運転士の運転を支援するといったことができる低コストな装置が実現できれば、ホームドアの導入を促進する効果が期待できる。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、列車の停止位置を検出するための列車位置の検出に係る装置を、購入・設置・運用の各面において低コストに実現できるようにすることである。
上記課題を解決するための第1の発明は、
所定の停止位置に停止した列車の車上コイル部に対向するジャスト位置に設けられたジャスト位置検出用の受信コイル(例えば、図2の地上受信アンテナ32b)と、列車の進行方向に沿って当該ジャスト位置を挟む進行過不足位置に設けられた2つの過不足位置検出用の受信コイル(例えば、図2の地上受信アンテナ32a,32c)とを少なくとも含む受信コイル部(例えば、図4の受信コイル部40)と、
前記ジャスト位置検出用の受信コイル及び前記過不足位置検出用の受信コイルを跨ぐように配置され、前記車上コイル部の対向位置が前記ジャスト位置及び前記進行過不足位置の何れの位置であっても前記車上コイル部に信号伝送が可能な送信コイル(例えば、図2の地上送信アンテナ34、図4の送信コイル部80)と、
前記受信コイルに接続された入力側1次巻線と、出力側2次巻線及び出力側3次巻線とを有し、前記受信コイルそれぞれに対応する複数の整合変成器(例えば、図4の整合変成器52a〜52c)と、
前記整合変成器それぞれの出力側2次巻線の信号レベルに基づいて、前記列車の位置を段階的に判定する位置判定部(例えば、図4の位置判定部60)と、
前記位置判定部の判定位置に対応する予め定められた位置情報を、前記送信コイルから送信させる送信制御部(例えば、図4の送信制御部70)と、
前記整合変成器それぞれの出力側3次巻線に共通接続され、当該出力側3次巻線に生じる電気信号から当該地上子の電源を生成する電源部(例えば、図4の電源部90)と、
を備えた地上子である。
この第1の発明によれば、所定の停止位置における列車の位置を判定し、判定位置に対応する位置情報を列車の車上コイル部へ送信可能な地上子を、無電源地上子として実現することができる。すなわち、入力側1次巻線が受信コイルに接続された受信コイルそれぞれに対応する複数の整合変成器を備え、これらの整合変成器それぞれの出力側2次巻線の信号レベルに基づいて列車の位置を判定するとともに、出力側3次巻線に生じる電気信号から地上子の電源を生成する。また、ATO等の他のシステムと連動しないため、地上装置等とケーブル接続する必要もなく、設置コストが低い。これにより、列車位置の検出に係る装置を低コストに実現できる。
また、第2の発明として、第1の発明の地上子であって、
前記整合変成器それぞれの出力側3次巻線には、中性点を接地電圧とする全波整流回路(例えば、図4の全波整流回路56)が構成され、
前記全波整流回路それぞれの出力が並列接続されて前記電源部に共通接続された、
地上子を構成しても良い。
この第2の発明によれば、整合変成器それぞれの出力側3次巻線には、中性点を接地電圧とする全波整流回路が構成され、これらの全波整流回路それぞれの出力が並列接続されて電源部に共通接続されている。これにより、電力波を受信した受信コイルがその一部であっても、その受信コイルの受信電力によって、地上子を駆動するための電源を生成することができる。
また、第3の発明として、第1又は第2の発明の地上子であって、
前記位置判定部は、前記受信コイルの設置位置の中から前記列車の位置を択一的に判定し、
前記送信制御部は、前記受信コイルそれぞれの設置位置に対応する位置情報を予め記憶し、前記位置判定部の判定結果に対応する位置情報を送信させる、
地上子を構成しても良い。
この第3の発明によれば、列車の位置は、受信コイルの設置位置の中から択一的に判定され、予め記憶された判定結果に対応する位置情報が送信される。
列車位置検出システムの概要図。 車上子及び地上子におけるアンテナコイルの配置図。 列車位置の検出原理の説明図。 地上子の内部構成図。 送信制御部の内部構成図。 地上受信アンテナの受信レベルと動作電源との関係図。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。但し、本発明の適用可能な実施形態がこれに限定されるものではない。
図1は、本実施形態の列車位置検出システム1の概略構成図である。図1によれば、列車位置検出システム1は、トランスポンダを使用したシステムであり、列車10に搭載される車上装置12及び車上子20と、列車10の停止位置付近に設置される地上子30とを有して構成される。
車上装置12は、地上子30が列車位置を検出するために用いる電力波を、車上子20から連続的に送信させる。また、地上子30から送信される情報波を車上子20を介して受信し、当該情報波に含まれる自列車の位置を取得する。
地上子30は、列車10の車上子20から送信されている電力波を受信することで当該列車10の位置を検出し、検出した列車位置を含む情報波を送出する。また、この地上子30は、内部に電源を有さない無電源地上子であり、列車10の車上子20から受信した電力波を用いて内部電源を生成する。
図2は、車上子20及び地上子30が有する電力波や情報波の送受信のためのアンテナコイルの設置位置を示す図である。車上子20には、電力波の送信用の車上送信アンテナ22と、情報波の受信用の車上受信アンテナ24とが、地上子30と対向するように設けられている。また、地上子30には、3つの電力波の受信用の地上受信アンテナ32a〜32cと、情報波の送信用の地上送信アンテナ34とが、車上子20と対向するように設けられている。
地上受信アンテナ32a〜32cは、列車の進行方向に沿って、列車の進入側から地上受信アンテナ32a〜32cの順に配置されている。地上受信アンテナ32bは、列車が停止位置にあるとみなすジャスト位置を判定するためのアンテナである。列車10が停止位置に停止した場合に、車上子20の中心の対向位置が地上受信アンテナ32bの中心に略一致するように地上子30が設置される。地上受信アンテナ32a,32cは、地上受信アンテナ30bの進行方向に沿った前後に配置され、ジャスト位置に対して列車10が行き過ぎであるか、進行不足であるかの進行過不足位置にあることを検出するためのアンテナである。具体的には、地上受信アンテナ32aは、列車10がジャスト位置に到達していないショート位置であることを検出し、地上受信アンテナ32cは、列車10がジャスト位置を越えたオーバー位置であることを検出する。これらの地上受信アンテナ32a〜32cは、相互の電磁誘導による影響を抑制するために所定の間隔をおいて配置されている。
なお、本実施形態の地上子30は、地上受信アンテナ32a〜32cのうちの1つのみが電力波を受信できる場合であっても、動作電源の生成に充分な受信電力が得られるよう、地上受信アンテナ32a〜32cの巻数や長さを有するように構成されている。
地上送信アンテナ34は、地上受信アンテナ32a〜32cを跨ぐように配置されている。地上受信アンテナ32a〜32cの何れかで電力波を受信している状態は、列車位置がショート位置、ジャスト位置、およびオーバー位置の何れであるかを検出できている状態であるため、検出結果を示す情報波を車上子20が受信できるように、地上受信アンテナ32a〜32cを跨ぐように地上送信アンテナ34を配置しているのである。
地上子30は、地上受信アンテナ32a〜32cによる電力波の受信レベルをもとに、列車位置を検出する。図3は、列車位置と、地上受信アンテナ32a〜32cそれぞれの電力波の受信レベルとの関係を示す図である。図3では、列車10の進行方向を右方向としている。列車10が停止位置に接近してくると、地上受信アンテナ32a〜32cの順に、列車10からの電力波を受信するようになる。ここで、地上受信アンテナ32a,32bそれぞれの受信レベルLa,Lbが等しくなる交点Aと、地上受信アンテナ32b,32cそれぞれの受信レベルLb,Lcが等しくなる交点Bとの間を、列車位置が停止位置(ジャスト位置)であると判定する定位置判定範囲とする。また、交点A以前をショート位置と判定する範囲とし、交点B以降をオーバー位置と判定する範囲とする。
なお、列車形式が異なる等の理由によって車上子からの電力波の送信レベルが異なっても、電力波の送信レベルに応じて地上受信アンテナ32a〜32cそれぞれの受信レベルLa,Lb,Lcが変動するため、交点A,Bに対応する列車位置の変化は極めて小さい。すなわち定位置判定範囲の変化は極めて小さい。
図4は、地上子30の内部構成図である。図4によれば、地上子30は、受信コイル部40と、電力波受信部50と、位置判定部60と、送信制御部70と、送信コイル部80と、電源部90とを備えて構成される。
受信コイル部40は、車上子20からの電力波を受信するためのアンテナコイルであり、ショート位置を判定するための地上受信アンテナ32aと、ジャスト位置を判定するための地上受信アンテナ32bと、オーバー位置を判定するための地上受信アンテナ32cとを有する。これらの地上受信アンテナ32a〜32cの配置は、図2に示したように、列車の進行方向に沿って、列車の進入側から、地上受信アンテナ32a〜32cの順に配置されている。
電力波受信部50は、受信コイル部40の地上受信アンテナ32a〜32cそれぞれに対応する整合変成器52a〜52c、及び、応動特性調整部58a〜58cを有し、受信コイル部40による電力波の受信レベルを出力する。
整合変成器52a〜52cの入力側1次巻線には、対応する地上受信アンテナ32が接続され、出力側2次巻線には、ダイオード及びコンデンサでなる全波整流回路54を介して応動特性調整部58a〜58cに接続され、出力側3次巻線には、ダイオード及びコンデンサでなる全波整流回路56を介して電源部90に接続されている。つまり、整合変成器52a〜52cの出力側2次巻線、及び、出力側3次巻線それぞれの発生電力は、対応する地上受信アンテナ32による受信電力を全波整流し平滑した直流電力となる。
応動特性調整部58a〜58cは、受信応動特性を調整する。例えば、地上受信アンテナ32bに対する地上受信アンテナ32a,32cそれぞれの受信応動特性を調整することで、交点A,Bの間の範囲と定めた定位置判定範囲を変化させることができる。
位置判定部60は、比較器(レベルコンパレータ)62a,62bと、論理回路64とを有し、電力波受信部50から入力される地上受信アンテナ32a〜32cそれぞれでの受信レベル(受信信号)に基づいて、列車位置がショート位置、ジャスト位置、オーバー位置の何れであるかを段階的に判定する。
比較器62aは、地上受信アンテナ32a,32bそれぞれでの受信レベルを比較し、比較器62bは、地上受信アンテナ32b,32cそれぞれでの受信レベルを比較する。
論理回路64は、比較器62a,62bそれぞれの比較結果と、地上受信アンテナ32a〜32cそれぞれの受信レベルとをもとに、列車位置を判定する。具体的には、図3に示したように、対応する地上受信アンテナ32a〜32cにより判断される電力波の受信の有無と、比較器62a,62bの比較結果により判断される交点A,Bに達しているか否かとから、列車位置が、ショート位置、ジャスト位置、及び、オーバー位置の何れであるかを判定する。
送信制御部70は、位置判定部60によって判定された列車位置に対応する電文で搬送波を変調し、情報波として送信コイル部から送信させる。詳細には、図5に示すように、送信制御部70は、ショート位置、ジャスト位置、及び、オーバー位置それぞれに対応する電文1〜3を記憶した記憶部72a〜72cと、変調送信部74とを有する。記憶部72aはショート位置に対応する電文1を、記憶部72bはジャスト位置に対応する電文2を、記憶部72cはオーバー位置に対応する電文3を記憶しており、位置判定部60から入力される判定位置に対応する電文が読み出されて変調送信部74に入力される。変調送信部74は、記憶部72a〜72cの何れかから読み出された電文で、所定の搬送波を変調・増幅し、情報波として送信コイル部80から送信させる。
送信コイル部80は、情報波を送信するためのアンテナコイルであり、地上送信アンテナ34を有する。この地上送信アンテナ34は、図2に示したように、受信コイル部40の地上受信アンテナ32a〜32cに跨るように配置されている。
電源部90は、受信コイル部40によって受信された電力波をもとに、地上子30の各部に供給する動作電源(内部電源)を生成する。すなわち、電源部90には、整合変成器52a〜52cそれぞれの出力側3次巻線が全波整流回路を介して並列接続(共通接続)されており、整合変成器52a〜52cそれぞれの出力側3次巻線の発生電力の重畳電力を動作電源とする。
図6は、地上受信アンテナ32a〜32cそれぞれの受信レベルLa〜Lcと、動作電源との関係を示す図である。図6では、右方向を列車の進行方向として、地上受信アンテナ32a〜32cそれぞれの受信レベルLa,Lb,Lcと、動作電源と、送信コイル部80による情報波の送信レベルLsと、情報波として送信される電文とを示している。
列車が停止位置に接近すると、地上受信アンテナ32aでの電力波の受信が開始され、受信信号の受信レベルの増加に伴って、電源部90で生成される電源電力が増加して、動作電源が地上子30の各部の動作に必要な最小電圧である所定電圧Vth(例えば、DC2.5V)に達すると、情報波の送信が開始される。このとき送信される情報波は、ショート位置であることを示す電文1である。
列車が進行し、地上受信アンテナ32a,32bの受信レベルが一致する交点Aが検出されると、送信される情報波が、ジャスト位置であることを示す電文2に切り替わる。このとき、電力波の受信を主に担うアンテナは、地上受信アンテナ32aから地上受信アンテナ32bに移行することになるが、整合変成器52a〜52cの出力側3次巻線が並列接続(共通接続)されているため、電源部90には継続して電気信号が入力され、電源供給が瞬断することはない。列車が更に進行し、地上受信アンテナ32b,32cの受信レベルが一致する交点Bを検出すると、送信される情報波が、オーバー位置であることを示す電文3に切り替わる。この間も電源部90からの電源供給は継続する。そして、更なる列車の進行に伴って地上受信アンテナ32cの受信レベルが低下し、電源部90に入力される信号電力が低下して動作電源が所定電圧Vthを下回ると、情報波の送信が停止する。
なお、動作電源は交点A,Bにおいて低下するが、電源部90が生成する電圧が所定電圧Vth以下とならないように、アンテナ32a〜32cそれぞれの巻数や長さ、配置間隔等が定められている。
[作用効果]
このように、本実施形態の列車位置検出システム1によれば、列車位置の検出を、電源を有さない無電源の地上子30によって実現することができる。また、地上子30は、ATO等の他のシステムと連動しないため、地上装置等とケーブル接続する必要もない。このため、地上子30を安価に構成でき、設置作業も地上子30そのものの設置で基本的に完了する。さらには、駆動電力は、車上子20からの電力波で賄うため、地上において外部から地上子30に電力を供給する必要もない。列車位置の検出に係る装置を低コストに実現することができる。
なお、本発明の適用可能な実施形態は上述の実施形態に限定されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能なのは勿論である。
10 列車
12 車上装置
20 車上子
22 車上送信アンテナ、24 車上受信アンテナ
30 地上子
40 受信コイル部、32a〜32c 地上受信アンテナ、
50 電力波受信部
52a〜52c 整合変成器、54,56 全波整流回路
58a〜58c 応動特性調整部
60 位置判定部
62a,62b 比較器(レベルコンパレータ)、64 論理回路
70 送信制御部
72a〜72c 記憶部、74 変調送信部
80 送信コイル部、34 地上送信アンテナ
90 電源部

Claims (3)

  1. 所定の停止位置に停止した列車の車上コイル部に対向するジャスト位置に設けられたジャスト位置検出用の受信コイルと、列車の進行方向に沿って当該ジャスト位置を挟む進行過不足位置に設けられた2つの過不足位置検出用の受信コイルとを少なくとも含む受信コイル部と、
    前記ジャスト位置検出用の受信コイル及び前記過不足位置検出用の受信コイルを跨ぐように配置され、前記車上コイル部の対向位置が前記ジャスト位置及び前記進行過不足位置の何れの位置であっても前記車上コイル部に信号伝送が可能な送信コイルと、
    前記受信コイルに接続された入力側1次巻線と、出力側2次巻線及び出力側3次巻線とを有し、前記受信コイルそれぞれに対応する複数の整合変成器と、
    前記整合変成器それぞれの出力側2次巻線の信号レベルに基づいて、前記列車の位置を段階的に判定する位置判定部と、
    前記位置判定部の判定位置に対応する予め定められた位置情報を、前記送信コイルから送信させる送信制御部と、
    前記整合変成器それぞれの出力側3次巻線に共通接続され、当該出力側3次巻線に生じる電気信号から当該地上子の電源を生成する電源部と、
    を備えた地上子。
  2. 前記整合変成器それぞれの出力側3次巻線には、中性点を接地電圧とする全波整流回路が構成され、
    前記全波整流回路それぞれの出力が並列接続されて前記電源部に共通接続された、
    請求項1に記載の地上子。
  3. 前記位置判定部は、前記受信コイルの設置位置の中から前記列車の位置を択一的に判定し、
    前記送信制御部は、前記受信コイルそれぞれの設置位置に対応する位置情報を予め記憶し、前記位置判定部の判定結果に対応する位置情報を送信させる、
    請求項1又は2に記載の地上子。
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