JP2015006321A - 検査器具および該検査器具により採取された生体試料の観察方法 - Google Patents

検査器具および該検査器具により採取された生体試料の観察方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2015006321A
JP2015006321A JP2014105362A JP2014105362A JP2015006321A JP 2015006321 A JP2015006321 A JP 2015006321A JP 2014105362 A JP2014105362 A JP 2014105362A JP 2014105362 A JP2014105362 A JP 2014105362A JP 2015006321 A JP2015006321 A JP 2015006321A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sample
inspection instrument
optical window
biological sample
needle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2014105362A
Other languages
English (en)
Inventor
秀哉 佐藤
Hideya Sato
秀哉 佐藤
橋本 浩行
Hiroyuki Hashimoto
浩行 橋本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2014105362A priority Critical patent/JP2015006321A/ja
Publication of JP2015006321A publication Critical patent/JP2015006321A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B10/00Other methods or instruments for diagnosis, e.g. instruments for taking a cell sample, for biopsy, for vaccination diagnosis; Sex determination; Ovulation-period determination; Throat striking implements
    • A61B10/02Instruments for taking cell samples or for biopsy
    • A61B10/0233Pointed or sharp biopsy instruments
    • A61B10/0266Pointed or sharp biopsy instruments means for severing sample
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B5/00Measuring for diagnostic purposes; Identification of persons
    • A61B5/0059Measuring for diagnostic purposes; Identification of persons using light, e.g. diagnosis by transillumination, diascopy, fluorescence
    • A61B5/0075Measuring for diagnostic purposes; Identification of persons using light, e.g. diagnosis by transillumination, diascopy, fluorescence by spectroscopy, i.e. measuring spectra, e.g. Raman spectroscopy, infrared absorption spectroscopy
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B10/00Other methods or instruments for diagnosis, e.g. instruments for taking a cell sample, for biopsy, for vaccination diagnosis; Sex determination; Ovulation-period determination; Throat striking implements
    • A61B10/02Instruments for taking cell samples or for biopsy
    • A61B10/0233Pointed or sharp biopsy instruments
    • A61B10/0266Pointed or sharp biopsy instruments means for severing sample
    • A61B10/0275Pointed or sharp biopsy instruments means for severing sample with sample notch, e.g. on the side of inner stylet
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B5/00Measuring for diagnostic purposes; Identification of persons
    • A61B5/0059Measuring for diagnostic purposes; Identification of persons using light, e.g. diagnosis by transillumination, diascopy, fluorescence
    • A61B5/0082Measuring for diagnostic purposes; Identification of persons using light, e.g. diagnosis by transillumination, diascopy, fluorescence adapted for particular medical purposes
    • A61B5/0084Measuring for diagnostic purposes; Identification of persons using light, e.g. diagnosis by transillumination, diascopy, fluorescence adapted for particular medical purposes for introduction into the body, e.g. by catheters
    • A61B5/0086Measuring for diagnostic purposes; Identification of persons using light, e.g. diagnosis by transillumination, diascopy, fluorescence adapted for particular medical purposes for introduction into the body, e.g. by catheters using infrared radiation
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B5/00Measuring for diagnostic purposes; Identification of persons
    • A61B5/68Arrangements of detecting, measuring or recording means, e.g. sensors, in relation to patient
    • A61B5/6846Arrangements of detecting, measuring or recording means, e.g. sensors, in relation to patient specially adapted to be brought in contact with an internal body part, i.e. invasive
    • A61B5/6847Arrangements of detecting, measuring or recording means, e.g. sensors, in relation to patient specially adapted to be brought in contact with an internal body part, i.e. invasive mounted on an invasive device
    • A61B5/6848Needles

Abstract

【課題】生体試料の採取における侵襲性の改善を図ることができ、採取された生体試料の迅速な観察の開始が可能となる検査器具、および該検査器具により採取された生体試料の観察方法を提供する。【解決手段】生体試料を採取するための生検用針を有する検査器具であって、生検用針は、採取された生体試料を保持する試料保持部4と、試料保持部に光学的検出が可能な光学窓2が配置された構成と、を有している。また、検査器具を用い、試料保持部に保持された生体試料を、三次非線形ラマン分光顕微鏡で計測する。【選択図】図1

Description

本発明は、検査器具および該検査器具により採取された生体試料の観察方法に関し、特に、病理標本作製および病理組織学的検索において利用可能な生体組織から生体試料(検体)を採取するための検査器具と、検査器具により採取された検体の観察方法に関する。
医学研究機関や病院施設では肉眼や光学顕微鏡、電子顕微鏡による生体組織観察が広く行われている。
特に、病理診断は、癌性腫瘍、前悪性状態、その他の疾患を疑われる患者由来の組織標本に対し顕微鏡観察を手段として病理組織学的検索を行うことにより、病変の有無や種類、状態等を判定する重要な医行為である。
その際、患者の肉体的負荷および精神的負荷を抑える観点から、検体採取操作が可能な限り低侵襲的に行われ、且つ標本観察が迅速に開始されることにより診断結果の提供が速やかに為されることが求められている。
低侵襲化を指向する方法として、例えば針穿刺による生検操作が普及しつつある。
生検は疾患の診断またはスクリーニングを目的として、検体となる患者の体組織の一部を生体試料として採取する操作である。以下の説明では、検体となる生体試料の採取に針を用いる方法を針生検と呼称し、また、その用途に供する針を生検用針と呼称する。
生検用針には、単筒の中空針であるもの、外筒及び内筒からなるもの、または外筒及び内針からなるものがあり、組織切除を行うカット部と、試料保持部とを基本的な構成要素とする。
針生検による検体採取は、開創を伴う直視下生検と同等の診断情報を比較的低侵襲性に取得可能であることから、近年広く普及した方法である。
このような方法によれば、非特許文献1にあるように、患者の身体深部に位置する組織であっても経皮的に採取することが可能である。
検体採取を低侵襲化する意義としては、患者の回復時間の短縮、痛みの軽減、手術時間の短縮、費用の低減、近接体内組織の損傷リスクの減少、および患者の解剖学的外観の毀損の緩和等が挙げられる。
標本加工時間の短縮を指向する方法としては、例えば組織標本の無染色観察技術が研究されている。非特許文献2には、生体から切除した組織を凍結状態で薄切し、二枚のガラス平板で挟み標本化し、誘導ラマン分光顕微鏡を用いて無染色組織の画像を取得する方法が開示されている。
誘導ラマン散乱は3次の非線形光学効果の1つであり、二つの波長の光と分子の分子振動とが相互作用することにより、光の周波数差と該分子振動の周波数が一致する時に、短波長の光のエネルギーが長波長の光に移動する現象である。誘導ラマン分光顕微鏡によれば、標本中の分子の特定の分子振動からの誘導ラマン散乱に起因する信号を検出し、描画コントラストとして用いることができる。すなわち、このシステムによればヘマトキシリン・エオシン染色や特殊染色等の染色工程を経由することなく、組織標本の形態や組成に関する情報を画像としてユーザに提示することができる。
標本加工時間を短縮する意義としては、主に標本加工工程に原因する、診断結果が提供されるまでの所要時間の長さが与える患者の精神的負荷の軽減または解消、費用の軽減等が含まれる。
標本加工時間の短縮を指向する別の方法として、検体採取方法と組織標本の無染色観察技術を組み合わせた例がある。
例えば、透明なトロカールを検体採取器具および組織観察用カセットとして用いて組織画像取得を行うシステムが、特許文献1に開示されている。
このシステムによれば、トロカールによる検体切除手技中に組織を透明なカセットへ封入し、電気光学的イメージング提供手段を適用することで、検体採取と標本加工に要する時間を大幅に短縮しながら、無染色組織に対して標本観察を行うことができる。
特表2002−524780号公報
British Journal of Cancer 82,1017−1021,2000 Nature Photonics 6,845−851,2012
しかしながら、上記した従来例の方法によっても、検体採取における低侵襲性と、標本加工時間の短縮とを両立することは、依然困難であり、つぎのような課題を有している。非特許文献1に記載の針生検による方法では、検体採取の低侵襲性に優れるものの、作業工程全体の迅速性を特に改善するものではない。
すなわち、この方法では、検体採取や診断にかかる時間に対して、採取検体を顕微鏡標本に加工するための時間が著しく長くかかってしまう。たとえ、開創および閉創を省略することで作業時間が短縮されたとしても、工程全体への影響は軽微であり、作業工程全体の迅速性を図ることができない。
例えば、確定診断に用いられる組織標本の完成には、化学固定や包埋、薄切、観察用基板への固定、染色操作など複数の工程が含まれており、24時間から72時間程度の時間を要することが多い。
また、非特許文献2で開示されたシステムは、体表または筒腔内からin vivoに観察可能な位置にある検体以外は、その観察を行う上で、切除による検体採取および薄切加工を必要とするシステムである。
従って、染色工程を省略することで標本加工時間を短縮しうるものの、生検器具からの検体回収や薄切加工による標本加工時間は短縮することはできないため、診断結果が提供されるまでの所要時間を短縮する効果が限定的であるという問題がある。更に、検体採取における侵襲性の改善については、そもそも言及がない。また、特許文献1で開示されたシステムには、検体採取の手段としては侵襲性が著しく高いという重大な問題がある。
トロカールは体腔内へ手術器具を挿入するのに用いる外科用器具である。体壁を鋭利な栓子の先端で穿通した後、栓子を抜去した中空のトロカール管部を開創部に留置して用いるものであり、手術器具の挿入を円滑に行う目的から比較的大きな外径および内径を有している。
一般的な生検用穿刺針の外径が5mm未満、多くは2mm前後であって検体採取後の速やかな抜去により患者への負荷を最小限に抑制できるのに対し、トロカールを検体採取用器具として適用することによる患者の負荷は大きい。
本発明は、上記課題に鑑み、生体試料の採取における侵襲性の改善を図ることができ、採取された生体試料の迅速な観察の開始が可能となる検査器具、該検査器具により採取された生体試料の観察方法の提供を目的とする。
本発明の検査器具は、生体試料を採取するための生検用針を有する検査器具であって、前記生検用針は、
採取された生体試料を保持する試料保持部と、
前記試料保持部に光学的検出が可能な光学窓が配置された構成と、
を有していることを特徴とする。
また、検査器具により採取された生体試料の観察方法は、上記した検査器具を用い、前記試料保持部に保持された生体試料を、光学的に観察することを特徴とする。
本発明によれば、生体試料の採取における侵襲性の改善を図ることができ、採取された生体試料の迅速な観察の開始が可能となる検査器具、該検査器具により採取された生体試料の観察方法を実現することができる。
本発明の第1の実施形態の検査器具における光学窓を設けた穿刺吸引生検用針の側方断面を示す図。 本発明の第1の実施形態の検査器具における光学窓および反射層を設けた穿刺吸引生検用針の側方断面を示す図。 本発明の第1の実施形態の検査器具における生検用針を説明する図。(a)はTru−cut型生検用針の側方断面(試料を保持していない状態)を示す図。(b)は光学窓を設けたTru−cut型生検用針の俯瞰断面(試料保持状態)を示す図。(c)は光学窓と反射層を設けたTru−cut型生検用針の側方断面(試料保持状態)を示す図。 本発明の第1の実施形態における生検用針の構成を説明する図。(a)は透過計測における光軸および光学窓、試料の位置関係を示す図。(b)は反射計測における光軸および光学窓、試料、反射層の位置関係を示す図。 本発明の第2の実施形態の検査器具における生検用針を説明する図。(a)は試料保持部に光学窓と流路とを設けた穿刺吸引生検用針の側方断面(試料を保持していない状態)を示す図。(b)から(e)は光学窓と流路とを設けたTru−cut型生検用針の側方断面(試料を保持していない状態)を示す図。 本発明の第2の実施形態の検査器具における生検用針の構成を示す図。(a)は流路が内針の内部に設けられた多重構造の生検用針の横断面を示す図。(b)は流路が内針の内部と内針の外周に設けられた多重構造の生検用針の横断面を示す図。(c)は流路が内針の内部と、内針と外筒の間隙とに設けられた多重構造の生検用針の横断面を示す図。 本発明の第3の実施形態における生検用針で保持された生体試料を誘導ラマン分光顕微鏡で観察する例を説明する図。 本発明の第3の実施形態における誘導ラマン分光顕微鏡で取得された信号を誘導ラマン分光顕微画像(2850cm−1)として表示する例を説明する図。
本発明の実施形態における検査器具は、生体試料を採取するための生検用針を有する検査器具であって、該生検用針内の試料保持部における光検出が可能なように前記生検用針の一部に光学窓が配置されている。
ここで、光学窓は可視域から1400nmの範囲の近赤外光に対して透過性を有することが好ましく、特に700nmから1400nmの範囲の近赤外光に対して透過性を有することが好ましい。
また、前記光学窓と、生検用針を構成し光学窓と結合される筒状部材との厚さの比が2未満であることが好ましく、より好ましくは筒状部材の壁の厚さに0.1mmを加えた厚さ以下であり、更に好ましくは筒状部材の壁の厚さの1倍以下が好ましい。
また、光学的検出やイメージングの為に入射される光の光軸と前記光学窓は、試料に対して遠位と近位の2箇所で交わるように配置されていても良く、または、近位の1箇所で交わるように該光学窓が配置されていても良く、後者の場合には、試料より遠位に近赤外光反射層が配置される。
また、本発明の実施形態における該検査器具の試料保持部は、計測補助液体の導入と排出のための流路が設けられていても良い。ここで、前記流路の開口部は試料保持部の壁面に設けられ、前記開口部は試料の脱落や試料による開口部の閉鎖を防ぐ構造を備えていることが好ましい。
また、本発明の実施形態における該検査器具により採取された生体試料の観察方法は、生検用針内の試料保持部に保持された試料を、光学的に観察するように構成される。
光学的な観察としては、三次非線形ラマン分光顕微鏡で観察することが好ましく、特に三次非線形ラマン分光顕微鏡は誘導ラマン分光顕微鏡であることがより好ましい。
ここで、光学的な観察は、該検査器具の試料保持部に設けられた流路を通じて導入した計測補助液体と試料とを接触させる前に行っても良く、接触させた後に行っても良く、接触される前と後にそれぞれ1回以上観察を行っても良い。
以下に、このような実施形態について図を用いて具体的に説明するが、本発明はこれらの実施形態の構成によって何ら限定されるものではない。
(第1の実施形態)
第1の実施形態として、本発明を適用した生検用針を有する検査器具について、図1から図4を用いて説明する。
生検用針には、単筒の中空針であるもの、外筒及び内筒からなるもの、または外筒及び内針からなるものがあり、組織切除を行うカット部と、試料保持部とを基本的な構成要素とする。
図1および図2は穿刺吸引生検に用いる単筒の中空針を示したものである。
また、図3は多重構造の生検用針であり、コア生検等に用いるTru−cut型生検用針を例として示したものである。
すなわち、図3(a)はTru−cut型生検用針の側方断面(試料を保持していない状態)を示した図である。
また、図3(b)は光学窓を設けたTru−cut型生検用針の俯瞰断面(試料保持状態)を示した図である。また、図3(c)は光学窓と反射層を設けたTru−cut型生検用針の側方断面(試料保持状態)を示した図である。
本実施形態の検査器具は、光学窓2、または光学窓2および反射層5が、筒状部材1または摺動可能な外筒7の側面の一部に設けられた構成を備える。
例えば、生検用針が筒状部材で構成されている場合には、試料保持部が該筒状部材の中空部に形成されると共に、光学窓が前記筒状部材を構成する壁部に形成するように構成することができる。
また、生検用針が外筒と該外筒に対し摺動自在とされた内筒とで構成されている場合には、試料保持部が該内筒に形成されると共に、光学窓が該外筒を構成する壁部に形成するように構成することができる。
そして、筒状部材1または外筒7の鋭利な先端により組織から切除され、試料保持部4に収められた採取検体(採取された生体試料)3を、光学窓2を介して光学的観察手段に供することが可能に構成されている。
生検方式としては、吸引式針生検(aspiration needle biopsy)やコア針生検(core needle biopsy)などが現在主流に用いられている方法であるが、一般に、目的とする診断を妨げない程度に外径の細い生検用針が選択される。
例えば、乳癌診断用途では14G(外径2.1mm/内径1.6mm/壁厚0.26mm)で組織採取溝が20mm程度の形状のものや、その前後のサイズが広く用いられる。
また、骨髄採取用に比較的太い8G(外径4.2mm/内径3.4mm/壁厚0.38mm)や、肝組織採取用に比較的細い22G(外径0.7mm/内径0.4mm)程度のサイズの生検用針を用いる場合もある。
無染色組織の観察手段としては、従来、レーザ光の照射を受けた試料から発せられる非線形ラマン散乱光を分光して得られたスペクトルを分析するラマン散乱法が知られている。
試料から発せられるラマン散乱光は物質固有のものであることから、試料を構成する分子を分析することが可能であり、誘導ラマン散乱、ハイパーラマン散乱、コヒーレント・反ストークスラマン散乱(CARS)などを用いたイメージング装置が提案されている。
それらのシステムを用いることで、原理的に無染色組織の画像を取得可能である。特に、誘導ラマン分光顕微鏡は、分子振動を検出する他の検出手法に比べて優位に高感度ないし高S/N比の分子情報を提供するので、特に好ましく用いることができる。
本発明で光学的に観察する手段としては、上述のラマン散乱法を用いることが好ましいが、これに限られない。無染色組織の観察手段としては、OCT画像を取得可能な光干渉断層計の如き手段も採用でき、染色組織の観察手段としては蛍光顕微鏡を用いた蛍光イメージングの如き手段の採用も可能である。
従来の生検用器具は、試料保持部4に収めた試料3を、器具から分離回収し、後工程において標本加工に供することを前提としている。
そのため、筒状部材1の材質としては、主にステンレス鋼やチタン、ニッケルクロム合金、ニッケルチタン合金、チタン合金等が、薄肉で十分な機械的特性を実現しやすい利点や、加工性に優れるなどの点から選択される。
しかし、これらの材料は可視領域、近赤外領域を含む幅広い波長域で不透明であり、試料保持部4にある試料3を外部から光学的手段によって計測ないし観察することは困難である。
本実施形態においては、筒状部材1の側面の一部に光学窓2を設けることで、光学窓を介した光学的観察が可能となる。
生体組織を顕微鏡で観察する場合、可視域から近赤外領域の光を用いることが多い。
近赤外領域としては、一般に750nm−2500nm程度の波長域が相当する。生体組織の三次元的構造の観察を目的とする場合には、長波長の可視光や近赤外領域の光が有利に用いられ、特にこれらの領域の光を透過させることが好ましい。例えば、生体観察で表面よりも深い位置を観察する場合、水分子による吸収の影響が比較的軽微な700nm−1400nm程度の領域を利用することが多い。
光学窓2は適用する観察手段に応じた波長域の光を透過する必要がある。
また、その透過率は50%以上であることが好ましく、より好ましくは90%以上、さらに好ましくは95%以上である。透過率が低い場合、入射する光の一部が熱に変換され、光学窓の光学特性や形状に影響を及ぼす可能性がある。
ここで、可視域から近赤外領域において比較的高い透過性を有する材料として、無機材料としてガラスや石英、サファイア等、有機材料としてはポリエチレンやポリ塩化ビニル、ポリカーボネート、ポリエチレンテレフタラート、ポリプロピレン、ポリスチレン、非晶性弗素樹脂等が挙げられる。
また、近赤外領域において比較的高い透過性を有する材料として、無機材料としてガラスや石英、サファイア、カルコゲナイドガラス等、有機材料としてはポリエチレンやポリ塩化ビニル、ポリカーボネート、ポリエチレンテレフタラート、ポリプロピレン、ポリスチレン、非晶性弗素樹脂等が挙げられ、これらを単独または複合して用いることができる。
光学窓2を筒状部材1に組み込むことに伴う問題は、生検用針の試料保持部4に保持された採取検体3を観察するための光学窓2を、如何にして、生検用針本来の機能を損なうことなく、生検用針に組み込むかという点にある。
光学窓2を筒状部材1に結合する手段としては既知の接着剤による接着や拡散接合または嵌合等を適用して良い。
光学窓2の厚さは、筒状部材1の壁部の厚さの2倍未満であることが好ましく、より好ましくは筒状部材1の壁の厚さに0.1mmを加えた厚さ以下であり、更に好ましくは筒状部材1の壁の厚さの1倍以下が好ましい。
なぜならば、光学窓2が筒状部材1の外周方向に突出する場合には、体組織に生検用針を挿入する際の軌道ないし滑走性に影響を及ぼす可能性や、生検用針と隣接する組織に不必要な損傷を与える可能性が生じる為である。
また、光学窓2が筒状部材1の内周方向に突出する場合には、採取検体3に損傷を与えて診断上の不都合を生じる可能性が生じる為である。光学窓2の厚さが、筒状部材1の壁の厚さの2倍を超える場合には、それらの問題が生じる可能性が高まる。
図4(a)に示すように、光学的検出やイメージングの為に入射される光の光軸9と光学窓2が試料3に対して遠位と近位の2箇所で交わるように該光学窓を配置することで、透過型の観察を実施することが可能となる。
ここで、光学窓は独立した二枚の部材であっても良く、また湾曲した一枚の部材や円筒状の部材の一部であっても良い。
また、光学窓2の曲率が小さいことは収差抑制の点で有利であるが、その形態は必要に応じて適宜選択されるべきである。
また、屈折率調節液8を試料3と光学窓2の間隙、および対物レンズと光学窓2の間隙に充填することで、曲率の大きな光学窓2であっても、収差の問題を顕在化させることなく所望の観察が可能となる。
図4(b)に示すように、光学的検出やイメージングの為に入射される光の光軸9と光学窓2が試料3に対して近位の1箇所で交わるように光学窓2を配置し、かつ試料3より遠位に近赤外光反射層5を配置することで、反射型の観察を実施することが容易になる。
光学窓2の曲率が小さいことは収差抑制の点で有利であるが、その形態は必要に応じて適宜選択されるべきである。
また、近赤外光反射層を配置することで、いわゆる後方検出による信号感度が改善され、信号の画像化が容易化される。
また、屈折率調節液8を試料3と光学窓2の間隙、および対物レンズと光学窓2の間隙に充填することで、曲率の大きな光学窓2であっても、収差の問題を顕在化させることなく所望の観察が可能となる。
(第2の実施形態)
第2の実施形態として、前記生検用針の試料保持部に流路を設けた検査器具について、図5および図6を用いて説明する。
本実施形態においては、生検針の試料保持部4に設けた流路10を通じて、試料の状態を調節する計測補助液体を試料に接触させることで、所望の観察が可能となる。
計測補助液体の導入および排出に用いる流路10の形態および配置は、生検針の強度を損なわない範囲で、送液を効率良く実施できるよう適宜選択されるべきであるが、図5(a)に示すように、側面に開口部を設けた中空針の先端を試料採取後に封止材12で封止し、封止していない後端と開口部を備えた中空針そのものを流路10として用いても良い。
また、図5(b)から(d)に示すように、外筒と該外筒に対し摺動自在とされた内針とで構成される生検針の内針6に、計測補助液体を導入する流路と排出する流路をそれぞれ1箇所以上設けても良い。ここで、試料保持部における流路の開口部は試料保持部の壁面のうち1面のみに設けても良く、対向する2面にそれぞれ1箇所以上設けても良く、対向しない二面ないし三面にそれぞれ1箇所以上設けても良い。また、図5(e)に示すように、外筒7の側面部に開口部を設け、内針6の試料保持部4に設けられた開口部と連絡して用いても良い。
図6(a)から(c)に示すように、計測補助液体の導入および排出に用いる流路10は内針の内部に設けても良く、内針の外周に凹部として設けても良く、あるいは内針の外周と外筒の間隙を流路として用いても良く、それらの配置を組み合わせて用いても良い。ここで、計測補助液体の送出方向と流路の割り当ては必要に応じて適宜選択されるべきである。
また、内針の内部に流路を設ける場合、強度維持の観点から、内針の短軸と平行な断面における流路の断面積の合計が内針の断面積の80%未満であることが好ましく、50%未満がより好ましい。
また、流路10の開口部の周囲に突起部11を設けることにより、計測補助液体の導入と排出に伴い試料が移動することにより開口部を閉鎖されたりすることなく、試料保持部へ計測補助液体を効率よく送液することが可能となる。
(第3の実施形態)
第3の実施形態として、前記生検用針内の試料保持部4に保持された試料3を、三次非線形ラマン分光顕微鏡を用いて透過型観察を行う構成例を、図7を用いて説明する。図7は本実施形態を説明するブロック図である。
波長の異なる二本のレーザが対物レンズを通して試料内に集光する。
焦点位置において発生したラマン散乱現象を反映する光信号を、対向して設置した別の対物レンズを透過し、検出器によって取得する。
更に、信号処理部においてスペクトル解析や画像再構成等を行い、表示装置によりユーザに情報を提示する。
ここでは、図1、図3(b)、或いは図4(a)、図5(a)で示される透過光に対応する本発明の検査器具は、図7中の試料位置に設置される。反射型計測を行う場合は、窓は片側のみが開いているもので良い。
また、図5(a)から(e)に示される本発明の検査器具を用いて行う計測が、試料の状態を調節する計測補助液体と試料とを接触させる工程を含んでも良い。
ここで、計測補助液体として緩衝液や保存液等、化学固定液等と試料とを接触させることで、試料の性状を安定化して所望の観察を行うことが可能となる。また、計測補助液体として温度やpH、ガス分圧を調節した緩衝液や、生理活性物質の溶液等と試料とを接触させた状態で計測を行うことで、試料の状態変化を情報として取得することも可能である。また、観察対象外の細胞や組織片等の付着により試料の観察が困難である場合には、前記緩衝液等を用いて試料を洗浄することで所望の観察が可能となる。例えば、脂肪組織の穿刺に伴う脂肪由来の試料汚染を軽減する目的では、計測補助液体として特に界面活性剤を含む緩衝液を用いることが有効であり、Tween20やTween80などの非イオン性界面活性剤を好ましく用いることができる。また、計測補助液体は図4に示す屈折率調節液としての機能を備えていても良い。
三次非線形ラマン散乱の計測において、使用する二本のレーザが光学窓を通過する際に生じる屈折率の差に伴う収差が10%以内であるように、光学窓2の形態は適宜選択されるべきである。
収差が10%を超える場合、有限の時間におけるラマン散乱現象の発生頻度が、入射されるレーザの波長の組み合わせにより著しく影響され、結果、取得情報の定量性が損なわれる可能性がある。
また、三次非線形ラマン分光顕微鏡で取得された信号は、描画コントラストとして直接画像に再構成し、図8の如く表示することも可能である。
また、複数の波長における情報を組み合せた解析や評価を実行してその結果を表示することも可能である。
誘導ラマン分光顕微鏡は分子振動を検出する他の検出手法に比べて優位に高感度ないし高S/N比の分子情報を提供するので、特に好ましく用いることができる。
誘導ラマン分光顕微鏡が特徴とする観察の高速性は、例えば生体組織の構造を計測しイメージングする場合においても有利に作用する。
特に、三次元的構造をイメージングする用途において、試料内部への透過性に優れる近赤外領域の波長のレーザは特に好ましく用いられる。
光学窓が可視域から近赤外域にわたり透過性を有する場合には、光源選択における自由度が増すことにより、複合的な情報の取得が容易になり、ユーザに提供する情報の価値を高めることができる。
例えば、二種類以上の光源を用いて、可視光による分子励起に由来する信号と近赤外光によるラマン散乱を反映する信号とを、検査器具の光学窓を通して取得することが可能である。
さらに、計測原理の異なる各種情報を信号処理装置により組み合わせ、解析や評価を実行してその結果を表示することも可能である。
本発明の器具を用いて観察を実施するにあたり、器具の鋭利な先端を安全に封止するための保護具を利用しても良い。
1 筒状部材
2 光学窓
3 採取検体
4 試料保持部
5 近赤外光反射層
6 内針または内筒
7 外筒
8 屈折率調整液
9 光軸
10 流路
11 突起部
12 封止材

Claims (20)

  1. 生体試料を採取するための生検用針を有する検査器具であって、
    前記生検用針は、
    採取された生体試料を保持する試料保持部と、
    前記試料保持部に光学的検出が可能な光学窓が配置された構成と、
    を有していることを特徴とする検査器具。
  2. 前記生検用針は、筒状部材で構成され、
    前記試料保持部が前記筒状部材の中空部に形成されると共に、前記光学窓が前記筒状部材を構成する壁部に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の検査器具。
  3. 前記光学窓の厚さが、筒状部材の壁部の厚さの2倍未満とされていることを特徴とする請求項2に記載の検査器具。
  4. 前記光学窓の厚さが、筒状部材の壁部の厚さに0.1mmを加えた厚さ以下とされていることを特徴とする請求項2に記載の検査器具。
  5. 前記生検用針は、外筒と該外筒に対し摺動自在とされた内筒または内針とで構成され、
    前記試料保持部が前記内筒または内針に形成されると共に、前記光学窓が前記外筒を構成する壁部に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の検査器具。
  6. 前記光学窓と光学的検出ないしイメージングのために入射される光の光軸とが、前記試料に対して遠位と近位の2箇所で交わるように該光学窓が配置されていることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の検査器具。
  7. 前記光学窓が、可視域または近赤外域の光に対して透過性を有することを特徴とする請求項6に記載の検査器具。
  8. 前記光学窓が700nm−1400nmの範囲の光に対して透過性を有することを特徴とする請求項6に記載の検査器具。
  9. 前記光学窓における光の透過率が、50%以上であることを特徴とする請求項7または請求項8に記載の検査器具。
  10. 前記光学窓と光学的検出ないしイメージングのために入射される光の光軸とが、前記試料に対して近位の1箇所で交わるように該光学窓が配置され、前記試料より遠位に反射層が配置されていることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の検査器具。
  11. 前記生検用針は、筒状部材で構成され、
    前記試料保持部が前記筒状部材の中空部に形成されると共に、前記試料保持部に計測補助液体を導入または排出するための流路が、前記筒状部材の壁面に1箇所以上、形成されていることを特徴とする請求項2から4および請求項6から10のいずれか1項に記載の検査器具。
  12. 前記生検用針は、外筒と該外筒に対し摺動自在とされた内針とで構成され、
    前記試料保持部が前記内針に形成されると共に、前記試料保持部に計測補助液体を導入するための流路と排出するための流路が、前記内針にそれぞれ1箇所以上、形成されていることを特徴とする請求項5から10のいずれか1項に記載の検査器具。
  13. 前記内針に形成された前記流路の断面積の合計が、内針の短軸と平行な断面において、前記内針の断面積の80%未満である請求項12に記載の検査器具。
  14. 前記試料と光学窓の間隙に、屈折率調節液が充填されていることを特徴とする請求項1から13のいずれか1項に記載の検査器具。
  15. 検査器具により採取された生体試料の観察方法であって、
    前記検査器具として請求項1から14のいずれか1項に記載の検査器具を用い、前記試料保持部に保持された生体試料を、光学的に観察することを特徴とする生体試料の観察方法。
  16. 検査器具により採取された生体試料の観察方法であって、請求項11から13のいずれか1項に記載の検査器具を用い、前記試料保持部に保持された生体試料と計測補助液体とを接触させる工程を含むことを特徴とする、請求項15に記載の生体試料の観察方法。
  17. 検査器具により採取された生体試料の観察方法であって、請求項11から13のいずれか1項に記載の検査器具を用い、前記試料保持部に保持された生体試料と計測補助液体とを接触させる前および接触させた後に、それぞれ1回以上観察することを特徴とする、請求項16に記載の生体試料の観察方法。
  18. 前記光学的な観察が、三次非線形ラマン分光顕微鏡で計測することである請求項15から17のいずれか1項に記載の生体試料の観察方法。
  19. 前記三次非線形ラマン分光顕微鏡での計測において、使用する二本のレーザが光学窓を通過する際に生じる屈折率の差に伴う収差が10%以内となるように前記光学窓が構成されていることを特徴とする請求項18に記載の生体試料の観察方法。
  20. 前記ラマン分光顕微鏡が、誘導ラマン分光顕微鏡であることを特徴とする請求項18または請求項19に記載の生体試料の観察方法。
JP2014105362A 2013-05-29 2014-05-21 検査器具および該検査器具により採取された生体試料の観察方法 Pending JP2015006321A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014105362A JP2015006321A (ja) 2013-05-29 2014-05-21 検査器具および該検査器具により採取された生体試料の観察方法

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013113230 2013-05-29
JP2013113230 2013-05-29
JP2014105362A JP2015006321A (ja) 2013-05-29 2014-05-21 検査器具および該検査器具により採取された生体試料の観察方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2015006321A true JP2015006321A (ja) 2015-01-15

Family

ID=51984749

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014105362A Pending JP2015006321A (ja) 2013-05-29 2014-05-21 検査器具および該検査器具により採取された生体試料の観察方法

Country Status (2)

Country Link
US (1) US9107651B2 (ja)
JP (1) JP2015006321A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018537690A (ja) * 2015-09-25 2018-12-20 ザ・リージェンツ・オブ・ザ・ユニバーシティ・オブ・ミシガンThe Regents Of The University Of Michigan コヒーレントラマンイメージング用生検装置
JP2022180632A (ja) * 2017-12-05 2022-12-06 デビコー・メディカル・プロダクツ・インコーポレイテッド 適合した撮像を備える生検装置

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
RU2742968C2 (ru) * 2016-05-10 2021-02-12 Конинклейке Филипс Н.В. Контейнер для биопсии
CN107684441A (zh) * 2017-09-29 2018-02-13 黄志伟 一种具有细针抽吸活组织检查功能的拉曼探针装置
CN114711837B (zh) * 2022-04-11 2024-04-19 哈尔滨理工大学 一种用于左轮式乳腺旋切活检枪的测试方法
CN117491358B (zh) * 2024-01-03 2024-03-22 四川省中医药科学院 一种基于显微观测的中药材鉴定装置及鉴定方法

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
AU5920899A (en) 1998-09-14 2000-04-03 Lucid, Inc. Imaging of surgical biopsies
EP1921998B8 (en) * 2005-08-10 2021-07-07 C.R.Bard, Inc. Single-insertion, multiple sampling biopsy device with linear drive
US8690793B2 (en) * 2009-03-16 2014-04-08 C. R. Bard, Inc. Biopsy device having rotational cutting
FR2967567B1 (fr) * 2010-11-19 2012-12-14 Jean-Charles Persat Vecteur de prelevement pour tissus en particulier adipeux

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018537690A (ja) * 2015-09-25 2018-12-20 ザ・リージェンツ・オブ・ザ・ユニバーシティ・オブ・ミシガンThe Regents Of The University Of Michigan コヒーレントラマンイメージング用生検装置
JP2020157076A (ja) * 2015-09-25 2020-10-01 ザ・リージェンツ・オブ・ザ・ユニバーシティ・オブ・ミシガンThe Regents Of The University Of Michigan コヒーレントラマンイメージング用生検装置
JP7084592B2 (ja) 2015-09-25 2022-06-15 ザ・リージェンツ・オブ・ザ・ユニバーシティ・オブ・ミシガン コヒーレントラマンイメージング用生検装置
US11419590B2 (en) 2015-09-25 2022-08-23 The Regents Of The University Of Michigan Biopsy device for coherent Raman imaging
JP2022180632A (ja) * 2017-12-05 2022-12-06 デビコー・メディカル・プロダクツ・インコーポレイテッド 適合した撮像を備える生検装置
JP7334319B2 (ja) 2017-12-05 2023-08-28 デビコー・メディカル・プロダクツ・インコーポレイテッド 適合した撮像を備える生検装置

Also Published As

Publication number Publication date
US9107651B2 (en) 2015-08-18
US20140354987A1 (en) 2014-12-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Sun et al. Endoscopic fluorescence lifetime imaging for in vivo intraoperative diagnosis of oral carcinoma
JP2015006321A (ja) 検査器具および該検査器具により採取された生体試料の観察方法
JP5619351B2 (ja) 組織を視覚的に特徴づけるための方法および装置
US20130149734A1 (en) Multi-photon Tissue Imaging
US6091984A (en) Measuring tissue morphology
CN108472021B (zh) 用于对3d活检组织进行染色的设备
Seidenari et al. Diagnosis of BCC by multiphoton laser tomography
CA2860026C (en) Biopsy device with integrated optical spectroscopy guidance
JP2008541891A5 (ja)
Avanaki et al. Investigation of basal cell carcinoma using dynamic focus optical coherence tomography
WO2007014212A9 (en) Multi modal spectroscopy
JP2013064743A (ja) 漸次的に解像度を増加させて1以上の生物学的サンプルの観察及び分析のための方法及びその方法のための装置
CA2882784C (en) Three-dimensional optical coherence tomography apparatus and its application
CN105852800B (zh) 三维光学相干断层扫描装置及其应用
Poon et al. Brillouin imaging for studies of micromechanics in biology and biomedicine: From current state-of-the-art to future clinical translation
Zhou et al. Detection of glycosaminoglycan loss in articular cartilage by fluorescence lifetime imaging
US20190388069A1 (en) Needle assembly and sample analysis system for collection and optical interrogation of a biological sample
Abraham et al. Minimally invasive imaging method based on second harmonic generation and multiphoton excitation fluorescence in translational respiratory research
Cinotti et al. Optical diagnosis of a metabolic disease: cystinosis
Pucetaite et al. Rapid intra‐operative diagnosis of kidney cancer by attenuated total reflection infrared spectroscopy of tissue smears
Xiong et al. Nonlinear spectral imaging of human normal skin, basal cell carcinoma and squamous cell carcinoma based on two-photon excited fluorescence and second-harmonic generation
EP2140292B1 (en) Optical biopsy device
TW201702688A (zh) 光學同調斷層掃描裝置及其應用
WO2022132889A1 (en) Point-of-care microscope for real-time acquisition of volumetric histological images in vivo
Lloyd et al. Biophotonics: clinical fluorescence spectroscopy and imaging