JP2015004676A - 配向非依存性メーター - Google Patents

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Zvikhachevskaya Anna
ジョナサン・ネルソン
Nelson Jonathan
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Morales Carlos
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Abstract

【課題】 その中に挿入されたテストストリップの配向を検出するテストストリップポートを備える検体メーターを提供する。【解決手段】 テストメーターの制御回路は、第1の所定の検体測定信号を、テストストリップの第1の配向を検出することに反応して、テストストリップ電極に付与し、第2の所定の検体測定信号を、テストストリップの第2の配向を検出することに反応して、同一の又は異なる電極に付与するよう構成されている。【選択図】 図1A

Description

本出願は、全般的には、血液検体測定システムに関し、より具体的には、そこに挿入されたテストストリップの配向を検出するよう、並びに検出された方向に反応してテストストリップに付与されるテストシグナルを正確に調整するよう構成されている可搬式検体メーターに関する。
血糖測定システムは、典型的に、通常はテストストリップの形態であるバイオセンサを受容するよう構成されている検体メーターを具備する。これらシステムの多くは可搬式であり、試験は短時間で終了するために、患者は所定の習慣への著しい妨げを受けずに、日常生活の常道でこのような装置を使用することが可能である。糖尿病を有する患者は、彼らの血糖の血糖値コントロールが目標の範囲内にあることを確認するために、自己管理方法の一部として、彼らの血糖レベルを一日数回測定する場合がある。目標の血糖値コントロールを維持できないと、心臓血管疾患、腎疾患、神経損傷及び失明を含める深刻な糖尿病関連合併症をもたらす可能性がある。
現在、テストストリップの挿入時に自動的に起動するよう設計されている多くの利用可能な可搬式電子検体測定装置がある。メーター内のマイクロコントローラが、テストストリップからの電気信号に基づいて、テストストリップが適切に挿入されているかどうかを決定すると同時に、メーター内の電気接触部、又は突起部が、テストストリップ上の接触パッドとの接続を確立する。しかしながら、テストストリップが適切な配向で正常に挿入されない限り、装置は起動することがなく、又はこれに加えて、装置はテストストリップが正常に再挿入されるまでエラーメッセージを表示する場合がある。この作業は、特にテストストリップが小さい場合、挿入前にテストストリップを正しい位置に置くよう苦労する一部のユーザーにとって困難性を与え得る。
本明細書に援用する明細書の一部をなす添付図面は、現時点における本発明の好適な実施形態を示したものであって、上記に述べた一般的説明並びに下記に述べる詳細な説明とともに、本発明の特徴を説明する役割を果たすものである(同様の数字は同様の要素を表す)。
検体測定システムに基づく例示的テストストリップの図を示す。 図1Aの検体測定システムに基づくテストストリップの例示的な処理システムの図を示す。 例示的なテストストリップの多様な図を示す。 例示的なテストストリップの多様な図を示す。 例示的なテストストリップの多様な図を示す。 別の例示的なテストストリップの多様な図を示す。 別の例示的なテストストリップの多様な図を示す。 別の例示的なテストストリップの多様な図を示す。 別の例示的なテストストリップの多様な図を示す。 別の例示的なテストストリップの多様な図を示す。 別の例示的なテストストリップの多様な図を示す。 別の例示的なテストストリップの多様な図を示す。 別の例示的なテストストリップの多様な図を示す。 別の例示的なテストストリップの多様な図を示す。 別の例示的なテストストリップの多様な図を示す。 別の例示的なテストストリップの多様な図を示す。 別の例示的なテストストリップの多様な図を示す。 別の例示的なテストストリップの多様な図を示す。 別の例示的なテストストリップの多様な図を示す。 別の例示的なテストストリップの多様な図を示す。 別の例示的なテストストリップの多様な図を示す。 別の例示的なテストストリップの多様な図を示す。 別の例示的なテストストリップの多様な図を示す。 別の例示的なテストストリップの多様な図を示す。 別の例示的なテストストリップの多様な図を示す。 別の例示的なテストストリップの多様な図を示す。 図8A〜C及び9A〜Cで示したテストストリップの電極で測定された例示的な電圧電位波形を示す。 テストストリップの決定された配向に応じて、テストストリップ内の試料に印加された検体電流測定電圧を示し。 テストストリップの決定された配向に応じて、テストストリップ内の試料に印加された検体電流測定電圧を示し。 図1A〜1Bの検体測定システムの操作方法の流れ図を示す。
以下の詳細な説明は、図面を参照しつつ読まれるべきもので、異なる図面中、同様の要素は同様の参照符号にて示してある。図面は必ずしも一定の縮尺を有さず、選択した実施形態を示したものであって、本発明の範囲を限定するものではない。詳細な説明は本発明の原理を限定するものではなく、あくまでも例として説明するものである。この説明文は、当業者による発明の製造及び使用を明確に可能ならしめるものであり、出願時における発明を実施するための最良の形態と考えられるものを含む、発明の複数の実施形態、適応例、変形例、代替例、並びに使用例を述べるものである。
本明細書で用いられる「患者」、「ユーザー」なる語は、いずれかのヒト又は動物被験対象を指し、ヒト患者における本発明の使用は好ましい実施形態であるが、システム又は方法をヒトへの使用に制限することは意図されない。
「試料」という用語は、構成成分の存在又は不在、構成成分の濃度、例えば検体等の、その特性のいずれかの定性的又は定量的決定の対象となることが意図される、液体、溶液、又は懸濁液の体積を意味する。本発明の実施形態は、全血のヒト及び動物試料に適用可能である。本明細書に記載される、本発明の文脈における典型的試料には、血液、血漿、赤血球、血清、及びそれらの懸濁液が含まれる。
説明及び特許請求の範囲全体を通じて数値に関連して使用される「約」という用語は、当業者にとって身近であり、許容される、精度区間を示す。本用語が準拠する区間は、好ましくは±10%である。明記されない限り、上述の用語は、本明細書に記載され、特許請求の範囲に従う本発明の範囲を狭めることは意図されない。
図1Aは、検体メーター10を含む検体測定システム100を示す。検体メーター10は、データ管理ユニット(「DMU」)140を保持するハウジング11によって規定され、バイオセンサを受容するよう寸法設定されたポート22を更に含む。一実施形態によると、検体メーター10は、手持ち式の血糖メーターでありことができ、バイオセンサは、血糖測定を実行するためにテストストリップポート22に挿入されるテストストリップ24の形態でもたらされる。検体メーター10は、図1Aに図示するように、複数のユーザーインターフェースボタン16、及びディスプレイ14を更に含む。所定の数のグルコーステストストリップが、ハウジング11内に格納され、血糖試験での使用にアクセスできるようにすることが可能である。複数のユーザーインターフェースボタン16は、DMU 140に対応し、データの入力を可能にし、データの出力を促し、ディスプレイ14上に提示されたメニューをナビゲートし、かつコマンドを実行するように構成することが可能である。出力データとしては、ディスプレイ14上に提示された検体濃度を表す値を含み得る。入力情報には、個人の日常の生活習慣に関連した情報、例えば食物摂取、薬の使用、健康診断の実施、並びに個人の一般的健康状態及び運動レベルなどを挙げることができる。これら入力は、ディスプレイ14上に提示されるプロンプトを介して要請されることが可能であり、検体メーター10のメモリモジュール内に記憶され得る。具体的には、並びにこの例示的な実施形態によると、ユーザーインターフェースボタン16は、マーキング、例えば上下の矢印、テキスト文字「OK」等を含み、これらはユーザーがディスプレイ14上に提示されたユーザーインターフェースを通してナビゲートすることを可能にする。ボタン16は別個のスイッチとして本明細書で示してはいるが、バーチャルボタンを備えるディスプレイ14上のタッチスクリーンインターフェースが利用されてもよい。
検体測定システム100の電子構成成分が配設されることが可能であり、例えばプリント基板がハウジング11内に配置され、本明細書に記載されるシステムのDMU 14を形成することが可能である。図1Bは、この実施形態のための、ハウジング11内に配設された電子サブシステムのいくつかを、簡略化した概略的な形で示す。DMU 140は、マイクロプロセッサ、マイクロコントローラ、特定用途向け集積回路(「ASIC」)、混合信号プロセッサ(「MSP」)、論理プログラミング可能デバイス(「FPGA」)、又はこれらの組み合わせの形態の処理装置122を含み、これは、以下に説明するようなプリント基板上に含まれるか、又はこれに接続する多様な電子モジュールに電気的に接続される。処理装置122は、例えば、テストストリップポートコネクタ104(「SPC」)に、アナログフロントエンド(AFE)サブシステム125を介して電気的に接続されている。AFE 125は、血糖試験時にストリップポートコネクタ104に電気的に接続される。選択した検体濃度を測定するために、AFE 125は、ポテンシオスタットを使用して、血液試料がテストストリップに加えられたことを示す検体テストストリップ24の電極間の抵抗の大きさの変動を検出する。血液試料がテストストリップ24に加えられた後の所定時間に、事前設定する電圧波形が、それらを通して電流を発生する電極を介して試料に対して印加される。AFE 125は、ディスプレイ14上の表示のために、電流測定値をデジタル形態に変換する。処理装置122は、ストリップポートコネクタ104、アナログフロントエンドサブシステム125からの入力を受容するよう構成することが可能であり、これはまた、ポテンシオスタット機能及び電流測定機能の一部も実行することができる。
検体テストストリップ24は、電気化学のグルコーステストストリップの形態であることができ、この多様な実施形態が以下に説明される。テストストリップ24は、1つ以上の作用電極を含むことができる無孔の基材として定義される。テストストリップ24はまた、複数の電気接触パッドを含むことが可能であり、図2A〜9Cに関連付けて以下に説明するように、各電極は、少なくとも1つの電気接触パッドと電気通信状態にあり得る。ストリップポートコネクタ104は、突起部の形態の電気接触部を使用して、電気接触パッドに電気的にインターフェースするよう構成し、電極との電気通信を形成し得る。テストストリップ24は、作用電極などのテストストリップ24内の1つ又はそれ以上の電極の上に配設されている、試薬層を含み得る。試薬層は、酵素及び調節物質を含み得る。試薬層に使用するのに適した例示的な酵素としては、グルコースオキシダーゼ、グルコースデヒドロゲナーゼ(ピロロキノリンキノン補因子「PQQ」とともに)、及びグルコースデヒドロゲナーゼ(フラビンアデニンジヌクレオチド補因子「FAD」とともに)が挙げられる。試薬層に使用するのに適した例示的な調節物質としては、フェリシアニドがあり、この場合では酸化型である。試薬層は、加えられた試料中のグルコースを酵素的副産物に物理的に変換させ、その過程で試料のグルコース濃度値に比例した所定量の還元型調節物質(例、フェロシアニド)を生成するように構成することができる。次いで、作用電極を使用して、事前設定する電圧波形を試料に印加し、還元型調節物質の濃度を電流の形態で測定することが可能である。今度は、ディスプレイ14上への表示のために、マイクロコントローラ122が電流の大きさをグルコース濃度に変換することが可能である。このような電流測定を実行する例示的な検体メーターは、「System and Method for Measuring an Analyte in a Sample」と題された、米国特許出願公開第US 2009/0301899 A1号に記載され、本出願において十分に論及されるように本明細書に組み込まれる。
ディスプレイモジュール119は、ディスプレイプロセッサ及びディスプレイバッファを含む場合があり、これは出力データを受容かつ表示するために、並びに処理装置122の制御下でユーザーインターフェース入力オプションを表示するために、電気的インターフェース123を通して処理装置122に電気的に接続される。メニューオプションなどのユーザーインターフェースの組立ては、ユーザーインターフェースモジュール103内に記憶され、血糖測定システム100のユーザーにメニューオプションを提示するために、処理装置122によってアクセス可能である。オーディオモジュール120は、DMU 140によって受容された、又は記憶された、オーディオデータを出力するためのスピーカー121を含む。オーディオ出力として、例えば、通知、注意、及び警告が挙げられ、又はオーディオ出力は、ディスプレイ14上に提示されたディスプレイデータと協同して再生されるオーディオデータを含み得る。このような記憶されたオーディオデータは、処理装置122によりアクセス可能であり、適切な時におけるプレイバックデータとして実行され得る。オーディオ出力のボリュームは、処理装置122によって制御され、ボリューム設定は、プロセッサによって決定されたものとして、又はユーザーによって調整されたものとして、設定モジュール105内に記憶されることが可能である。ユーザー入力モジュール102は、ユーザーインターフェースボタン16を介して入力を受容し、これは処理され、電気的インターフェース123を通して処理装置122に送信される。処理装置122は、血糖測定のデータ及び時間を記録するためのプリント基板に接続されたデジタル時刻機構への電気的アクセスを有することが可能であり、このデジタル時刻機構は、必要に応じて後の時刻にその後アクセスされ、アップロードされ、又は表示されてもよい。
あるいは、ディスプレイ14は、その明るさが光源制御モジュールを介して処理装置122によって制御され得るバックライトを含むことが可能である。同様に、ユーザーインターフェースボタン16は、ボタンの光出力を制御するために、処理装置122に電気的に接続されたLED光源を使用して照明されてもよい。光源モジュール115は、ディスプレイバックライト及び処理装置122に電気的に接続されている。全ての光源のデフォルトの明るさ設定、並びにユーザーによって調整される設定は、処理装置122によってアクセス可能かつ調整可能な、設定モジュール105内に記憶される。
揮発性読み出し書き込み可能メモリ(「RAM」)112、不揮発性メモリ113、(読み出し専用メモリ(「ROM」)又はフラッシュメモリ、及び例えばUSBデータポートを介してなど、外部の可搬式メモリ装置に接続するための回路114を備えてもよい)を含むがこれらに限定されない、メモリモジュール101は、電気的インターフェース123を通して処理装置122に電気的に接続されている。外部メモリ装置は、サムドライブ、ポータブルハードディスクドライブ、データカード、又は電子記憶装置の任意のその他の形態に入れられたフラッシュメモリ装置を含んでもよい。オンボードメモリは、以下に説明されるように、検体メーター10の操作のために、処理装置122によって実行されるプログラムの形態で、多様に埋め込まれたアプリケーション及び記憶されたアルゴリズムを含むことが可能である。オンボードメモリはまた、それらに関連する日にち及び時間を含めるユーザーの血糖測定の履歴を記憶して使用することも可能である。以下に記載される検体メーター10又はデータポート13の無線可能送電容量を使用して、このような測定データは、有線又は無線送信を介して接続されたコンピュータ又はその他の処理装置に転送され得る。
無線モジュール106は、1つ又はそれ以上の内部のデジタルアンテナ107を介しての無線デジタルデータ送信及び受信のためのトランシーバ回路を含むことが可能であり、かつ、これは電気的インターフェース123を介して処理装置122に電気的に接続される。無線トランシーバ回路は、処理装置122を介した集積回路チップ、チップセット、動作可能なプログラム可能な機能の形態、又はこれらの組み合わせあってもよい。無線トランシーバ回路のそれぞれは、異なる無線送信基準に適合する。例えば、無線トランシーバ回路108は、WiFiとして知られる無線ローカルエリアネットワークIEEE 802.11基準に適合可能であり得る。トランシーバ回路108は、検体メーター10に近接するWiFiのアクセスポイントを検出し、並びにこのような検出されたWiFiアクセスポイントからデータを送信かつ受信するよう構成することが可能である。無線トランシーバ回路109は、ブルートゥースプロトコルに適合可能であり、検体メーター10に近接するブルートゥースビーコンから送信されたデータを検出しかつ処理するよう構成されている。無線トランシーバ回路110は、近距離線通信(「NFC」)基準に適合することが可能であり、例えば検体メーター10に近接する別のNFC適合装置と無線通信を確立するよう構成される。無線トランシーバ回路111は、セルラーネットワークとのセルラー方式通信のための回路を備えてもよく、利用可能なセルラー方式通信タワーを検出しこれに接続するよう構成される。
電力供給モジュール116は、ハウジング11内の全てのモジュールに、並びに処理装置122に電気的に接続され、そこに電力を供給する。電力供給モジュール116は、標準バッテリ又は再充電可能なバッテリ118を備えてもよく、又は検体メーター10がAC電源に接続される場合、起動されるAC電源117が起動されてもよい。電力供給モジュール116はまた、処理装置122に電力を供給するために、電気的インターフェース123を通して処理装置に電気的に接続されることで、処理装置122が、電力供給モジュール116のバッテリ電力モード内に残っている電力レベルを監視することが可能である。
図2A〜9Cは、実質的に平らな(平面的な)、細長いテストストリップ200と、テストストリップ200が検体メーター100のテストストリップポート22に、少なくとも2つの配向のいずれかで挿入される場合、検体測定に使用され得るストリップポートコネクタ104の実施形態を示す。図2A〜Bを参照すると、テストストリップ200は、本明細書ではテストストリップ200の頂部側202及び底部側204と呼ばれる反対側の側部によって規定される。具体的に図2Cを参照すると、テストストリップ200は、テストストリップ200の半田側にある端部で配設された導電性接触パッド206、208を有し、この接触パッド206は、テストストリップ200の頂部側202上に提供され、接触パッド208は、テストストリップ200の底部側204上に提供されている。矢印210は、テストストリップポート22へのテストストリップ200の挿入の方向を指示し、これは、テストストリップ200のいずれかの側部202、204が上方を向いている状態で挿入され得る。テストストリップ200は、その中に試料を受け取るための試料チャンバ212を含み、試料はユーザーによって、試料チャンバ212の一方の端部213で提供される。電極207、209がそれぞれ各接触パッド206、208から試料チャンバ212まで延び、この中に提供された試料は、電極207、209に物理的に接触し、これによって、反対側の端部上の接触パッド206、208とテストストリップ200の反対側の側部202、204との間の電気通信経路を確立する。
テストストリップ200をそのテストストリップポート22内に受容する検体メーターは、テストストリップ200の接触パッド206、208のそれぞれに係合する突起部220、222などの接触部を使用して、一組の接触パッド206、208との電気的接続を形成するためにストリップポートコネクタ104を用いる。テストストリップ200が、第1の配向でテストストリップポート22に挿入される場合、突起部のうちの1つ222は、底部側の接触パッド208に接触するよう配設され、一方別の突起部220は、頂部側の接触パッド206に電気的に接続するよう構成されている。テストストリップ200が、第2の配向でテストストリップポート22に挿入される場合、突起部222は、頂部側接触パッド206に電気的に接続し、突起部220は、底部側の接触パッド208に電気的に接続する。
図2A〜Cの図は、その配向(すなわち、第1の配向又は第2の配向)が、検体メーター100のテストストリップポート22への挿入時に検出されるテストストリップ200を示す。この実施形態によると、テストストリップ200の長手方向端部に沿って配設されている突起又は突出部214が、検体メーター100によって感知され、テストストリップの配向を決定することが可能であり、例えば、第1の配向及び第2の配向を示す、頂部接触パッド206が上方を向いているか、又は底部接触パッド208が上方を向いているかを決定することが可能である。第1の配向、すなわち、頂部接触パッドが上方を向いている状態は、本明細書ではデフォルト配向と呼ぶことができる。一実施形態において、突起214は、導電性スイッチなどの偏向可能な導電性要素と共に作動することが可能であり、これはテストストリップ200が1つの配向で、例えば「頂部が上方を向く状態で」テストストリップポート22内に挿入される場合、突起214によって変形される際に信号を送信し、テストストリップ200が第2の配向で、例えば「底部側が上方を向く状態で」テストストリップポート22に挿入される場合、これは変形されない。あるいは、機械的なマイクロスイッチ、フォトダイオード、キャパシタンスセンサ、又は他のいずれかの種類の検出器などの検出器を使用して、突起214の存在又は不在を検出することが可能である。図3A〜Bは、テストストリップ200の突起214が、テストストリップ300内の凹部で置き換えられていることを除けば、図2A〜Cを参照して前に説明したテストストリップ200の全てに関して類似しているテストストリップを示す。凹部216は、テストストリップ300の挿入時に、テストストリップ300の凹部216の存在又は不在を検出する上記で定義された検出器のいずれかを使用するなど、矢印210によって示される方向におけるテストストリップ300の検体メーター100への挿入時に、テストストリップ300の配向を検出するために使用されることが可能であり、あるいは、突起214に関して上記で説明したように、検体メーター100のテストストリップポート22内の導電性スイッチなどの導電性偏向可能な要素を使用して、凹部216を検出することも可能であり、ここでは偏向可能な要素の上に配置されている凹部216が導電性スイッチを変形させることはできない。
図4A〜Eは、実質的に平らな(平面的な)、細長いテストストリップ400と、テストストリップ400が検体メーター100のテストストリップポート22に、少なくとも2つの配向のいずれかで挿入される場合、検体測定に使用され得るストリップポートコネクタ104の実施形態を示す。図4A〜Bを参照すると、テストストリップ400は、本明細書ではテストストリップ400の頂部側402及び底部側404と呼ばれる側部によって規定される。具体的に図4Cを参照すると、テストストリップ400は、テストストリップ400の反対側の端部で配設された導電性接触パッド406、408を有し、ここで接触パッド406は、テストストリップ400の頂部側402上に提供され、接触パッド408及び428は、テストストリップ400の底部側404上に提供されている。矢印210は、テストストリップポート22へのテストストリップ400の挿入の方向を指示し、これは、テストストリップ400のいずれかの側部402、404が上方を向いている状態で挿入され得る。テストストリップ400は、その中に試料を受容するための試料チャンバ412を含み、試料は、ユーザーにより試料チャンバ412の一端で提供される。電極407、427、409、429が、それぞれ各接触パッド406、426、408、428から試料チャンバ412まで延び、試料チャンバ内に提供された試料は、電極407、427、409、429に物理的接触を形成し、これによって、反対側の側部上の接触パッド406、408、426、428とテストストリップ400の反対側の側部402、404との間の電気通信経路を確立する。
図4A〜Cに図示した一実施形態において、テストストリップ400をそのテストストリップポート22内に受容する検体メーター100は、一組の接触パッド406及び426、又は408及び428との電気的接続を形成するためにストリップポートコネクタ104を使用することが可能であり、これはテストストリップポート22内のテストストリップ400の配向に応じて、テストストリップ400のそれぞれ同一側部402、404上の対応する一組の接触パッド406〜426又は408〜428に係合する本明細書で突起部420、424(図4C)と呼ばれる少なくとも一組の電気接触部を有するストリップポートコネクタを使用することが可能である。突起部420、424は、下方を向いて示されているが、本明細書で記載されている方法で、接触パッドの同一の組406〜426又は408〜428に接続するために上方を向いてもよい。
図4A〜B及び4D〜Eで図示した別の実施形態において、そのテストストリップポート22内にテストストリップ400を受容する検体メーター100は、接触パッド406、426、408及び428と電気的に接続させるためにストリップポートコネクタ104を使用することが可能であり、これはテストストリップ400がテストストリップポート22内に第1の(デフォルト)配向で挿入される場合、テストストリップ400の側部402、404上のそれぞれの対応する一組の接触パッド406〜426及び408〜428に係合する、本明細書で突起部420、424及び421、425(図4D)と呼ばれる電気接触部の少なくとも2つのセットを有するストリップポートコネクタを使用することが可能である。テストストリップ400は、本明細書に記載されている方法で、第2の配向で挿入されることが可能であり、ここでは突起部420、424、及び421、425がそれぞれ、テストストリップ400の側部404、402上の接触パッドの対応する組408〜428及び426〜406に係合する。図4Eは、突起部の2つのセット、420、424及び421、425の実施形態の端面図を示し、ここでは上部突起部424及び下部突起部425は、図4Eの透視図で見ることができ、一方上部突起部420及び下部突起部421は同様に構成され、図4Eの図において、それぞれ突起部424、425の後ろに配置されている。突起部420、424、421、及び425は、可撓性ばねアームを備え、突起部424、425にそれぞれ対応するこのばねアーム410、411は、図4の透視図で見ることができる。このような突起部は、導電性金属材料から組み立てられることが可能であり、この導電性金属材料は、ユーザーによってテストストリップが矢印210で示された方向でそれらの間に挿入される場合、テストストリップ400から離れる方向で屈曲する。突起部424、425は、任意の電気コネクタ423によって電気的に短絡することが可能であり、並びに突起部420、421も対応する電気コネクタによって電気的に短絡することが可能であり、これによって、これらと共に共通電圧の単一回路ノードを形成することができる。テストストリップが挿入される場合並びに本明細書に記載されている検体測定プロセスがメーター100によって実施される場合、可撓性ばねアーム410、411は、それぞれ接触パッド426、408に電気的接触を行うのに十分な(並びに420、421に対応するばねアームは、それぞれ接触パッド406、428に電気的接触を行うのに十分な)及びテストストリップ400をそれらの間に固定するのに十分な圧縮力を提供する。
図4A〜Eの図は、テストストリップ400の配向(すなわち、第1の配向又は第2の配向)が、検体メーター100のテストストリップポート22への挿入時に検出されるシステムを示す。この実施形態によると、テストストリップ400の長手方向端部に沿って配設された突起、又は突出部414は、検体メーター100によって感知され、それぞれ第1及び第2の配向を示す、頂部接触パッド406、426が上方を向いているか、又は底部接触パッド408、428が上方を向いているかを決定することが可能である。第1の配向、すなわち、頂部接触パッド406、426が上方を向いている状態は、本明細書ではデフォルト配向と呼ぶことが可能である。一実施形態において、突起414は、導電性スイッチなどの検出要素415と共に作動することができ、これは、テストストリップ400が1つの配向で、例えば「頂部が上方を向いている状態で」テストストリップポート22内に挿入される場合、突起414によって変形される際に信号を送信し、テストストリップ400が第2の配向で、例えば「底部が上方を向いている状態で」テストストリップポート22内に挿入されるならば、変形されない。検出装置415は、突起414の存在又は不在を検出するための機械的マイクロスイッチ、偏向可能な導電性要素、フォトダイオード、キャパシタンスセンサ、又は任意のその他の好適な検出器として実装されてもよい。
図5A〜Bは、テストストリップ400の突起414がテストストリップ500における凹部416で置き換えられていることを除けば、図4A〜Eを参照して前に記載されたテストストリップ400の全てに関して類似しているテストストリップ500を示す。凹部416は、例えば、テストストリップ500の凹部416の存在又は不在を感知する機械的マイクロスイッチ、フォトダイオード、キャパシタンスセンサ、又はいずれかのその他の種類の検出器を使用して、矢印210で示した方向で、検体メーター100へのテストストリップ500の挿入時に、テストストリップ500の配向を検出するために使用することが可能であり、あるいは突起414に関して上記で説明したように、検体メーター100のテストストリップポート22の偏向可能な要素を使用して、凹部416を検出することが可能であり、ここでは偏向可能な要素の上に配置された凹部416は、これを偏向させることはできない。突起414及び凹部416をテストストリップ24の配向を検出するために使用することが可能である例示的な物理的特徴部として説明してきたが、このような例は本明細書に記載されている実施形態を限定するものとして解釈されるべきではない。その他の検出可能な物理的特徴部が、本明細書に記載されている実施形態の精神から逸脱することなくテストストリップ24において形成され又は組み立てられてもよい。例えば、テストストリップ24内の磁気ストリップ又はインジケータは、テストストリップポート22内の磁気リレーによって検出されてもよい。同様に、1D又は2Dバーコードスキャナなどの光学リーダーによって検出され得る、回転変動型又は不変型光学的特徴部がテストストリップ24内に印刷され又は埋め込まれてもよく、若しくは他の例としては、検体メーター100内の光学パターン整合システムがある。これに加えて、テストストリップ24の配向を決定するための本明細書に記載されている多様なメカニズム及び方法が組み合わせて用いることが可能であり、これらは、決定されたテストストリップ24の配向の検証として役立つことができる。
図6A〜Cは、実質的に平らな(平面的な)、細長いテストストリップ600と、テストストリップ600が検体メーター100のテストストリップポート22に少なくとも2つの配向で挿入される場合、検体測定に使用され得るストリップポートコネクタ104の別の実施形態を示す。図6A〜Bを参照すると、テストストリップ600は、本明細書ではテストストリップ600の頂部側602及び底部側604と呼ばれる側部によって規定される。具体的には図6Cを参照すると、テストストリップ600はテストストリップ600の反対側の端部に配設された導電性接触パッド606、608を有し、この接触パッド606は、テストストリップ600の頂部側602上に提供され、接触パッド208は底部側604上に提供されている。矢印210は、テストストリップ600のテストストリップポート22への挿入の方向を指示し、これは、テストストリップ600の側部602、604のいずれかが上方を向いた状態で挿入され得る。テストストリップ600は、その中に試料を受容するための試料チャンバ612を含み、試料はユーザーによって、試料チャンバ612の一方の端部613で提供される。電極607、609は、それぞれ接触パッド606、608から試料チャンバ612まで延び、試料チャンバ内に提供された試料は電極607、609と物理的な接触を形成し、これによって、反対側の端部上の接触パッド606、608とテストストリップ600の反対側の側部602、604との間の電気通信経路を確立する。
接触パッドのうちの1つ606は、非導電性であるボーダー605を備える。このボーダー605は、レーザーアブレーションを用いるなど、接触パッド606の導電性材料のアブレーションによって形成することが可能であり、又は別の実施形態においては、非導電性ボーダー605によって包囲された領域は、非導電性パッチとして全体が形成されることが可能である。テストストリップが挿入される検体メーター100は、テストストリップ600の一方の端部に近接して2つの突起部620、621を備え、接触点614によって指示されるように、テストストリップの頂部側602が上方を向いている場合、一方の突起部620は、ボーダー605の内側で接触パッド606の領域に電気的に接触するために使用され、もう一方の突起部621は、ボーダー605の外側で接触パッド606の領域に電気的に接触するために用いられる。突起部620、621が、それぞれ接触パッド606のボーダー605の内側の領域及びボーダー605の外側の領域に同時に物理的に触れている間に、検体メーター100のこれら2つの突起部620、621間の抵抗を測定することができる。突起部620、621が接触点614に触れている場合、これら突起部の間に導電性経路が存在しないために高い抵抗が測定されると考えられ、これによって、テストストリップ600の配向を「頂部が上方を向いている」として示す。したがって、テストストリップ600の第1の配向は、高い抵抗に基づいて決定することが可能であり、これは本明細書ではデフォルト配向と呼ばれ得る。
接触点615によって指示されるように、テストストリップ600が、底部側604が上方を向いた状態でテストストリップポートに挿入される場合(図6B)、テストストリップ600の一方の端部に近接する2つの突起部620、621は、接触パッド608に電気的に接続することが可能である。突起部620、621が接触パッド608に物理的に同時に触れている間に、検体メーター100の突起部620、621間の抵抗を測定することができる。接触パッド608は全面にわたって導電性であるために、低い抵抗が測定されることが考えられ、これによって、テストストリップ600の配向を、「底部が上方を向く状態」として示す。したがって、テストストリップ600の第2の配向は、低く測定された抵抗に基づいて決定することが可能である。テストストリップ600の一方の端部に近接する2つの突起部620、621を使用するこれらの測定された抵抗に基づいて、検体メーター100は、どちらの配向でテストストリップ600が挿入されたかを決定することが可能である。
テストストリップ600をそのテストストリップポート22内に受容する検体メーター100は、接触パッド606、608に電気的な接続を形成するためにストリップポートコネクタ104を使用し、これはテストストリップ600の接触パッド606、608のそれぞれに係合する、本明細書では突起部621、622と呼ばれる、少なくとも一組の電気接触部を有するストリップポートコネクタを使用する。テストストリップがテストストリップポート22に第1の配向で挿入される場合、突起部のうちの1つ622は、底部側接触パッド608に接触するよう配設され、一方別の突起部621は、頂部側の接触パッド606に電気的に接続するよう構成される。テストストリップ600がテストストリップポート22に第2の配向で挿入される場合、突起部622は頂部側の接触パッド606に電気的に接続し、突起部621は、底部側の接触パッド608に電気的に接続する。
図7A〜Cは、実質的に平らな(平面的な)、細長いテストストリップ700と、テストストリップ700が、検体メーター100のテストストリップポート22に少なくとも2つの配向のいずれかで挿入される場合、検体測定に使用され得るストリップポートコネクタの別の実施形態を示す。図7A〜Bを参照すると、テストストリップ700は、本明細書ではテストストリップ700の頂部側702及び底部側704と呼ばれる側部によって規定される。図7Cを参照すると、テストストリップ700は、テストストリップ700の一方の端部で導電性パッド706及び728を、テストストリップ700の反対側の端部で接触パッド708及び726を有し、この接触パッド706及び726は、テストストリップ700の頂部側702上に提供され、接触パッド708及び728は、底部側704上に提供される。矢印210は、テストストリップ700のテストストリップポート22への挿入の方向を示し、これは、テストストリップのいずれかの側部702、704が上方を向いた状態で挿入され得る。テストストリップ700は、その中に試料を受容する試料チャンバ712を含み、試料はユーザーによって試料チャンバ712の一方の端部で提供される。電極707、709、727、729は、各接触パッド706、708、726、728のそれぞれから試料チャンバ712まで延び、ここで、提供された試料が電極707、727、709、729に物理的に接触し、これによって、反対側の端部上の接触パッド706、708、726、728とテストストリップ700の反対側の側部702、704との間の電気通信経路を確立する。
接触パッド706、728のうちの2つは、それぞれ非導電性であるボーダー705、727を備える。これらボーダー705、727は、レーザーアブレーションを使用するなど、導電性材料のアブレーションによって形成することが可能であり、別の実施形態において、非導電性ボーダー705、727によって包囲された領域は、非導電性パッチとして全体が形成され得る。テストストリップ700が挿入される検体メーター100は、テストストリップ700の一方の端部に近接して2つの突起部720、721を備える。接触点714で指示されるように、テストストリップの頂部側702が、上方を向いている場合、突起部のうちの1つ720は、ボーダー705の内側で接触パッド706の領域に電気的に接触するために使用され、他の突起部721は、ボーダー705の外側で接触パッド706に電気的に接触するために用いられる。検体メーター100のこれら2つの突起部720、721間の抵抗は、突起部720、721がそれぞれ接触パッド706のボーダー705の内側の領域及びボーダー705の外側の領域に物理的に同時に触れている間に測定することが可能である。突起部720、721間に導電性経路が存在しないために、高い抵抗が測定されると考えられ、これによって、テストストリップ700の配向を「頂部が上方を向いている」として示す。したがって、テストストリップ700の第1の配向は、高い抵抗に基づいて決定することが可能であり、本明細書ではデフォルト配向と呼ばれ得る。
接触点715によって指示されるように、テストストリップ700が底部側704が上方を向いた状態でテストストリップポートに挿入される場合(図7B)、テストストリップ700の一方の端部に近接する2つの突起部720、721は、接触パッド708に電気的に接続することが可能である。検体メーター100の突起部720、721間の抵抗は、突起部720、721が接触パッド708に物理的に同時に触れている間に測定することが可能である。接触パッド708が、全体的に導電性であるために、低い抵抗が測定されると考えられ、これによって、テストストリップ700の配向を「底部側が上方を向いている」として示す。したがって、テストストリップ700の第2の配向は、低く測定された抵抗に基づいて決定することが可能である。テストストリップ700の一方の端部に近接する2つの突起部720、721を使用するこれらの測定された抵抗に基づいて、検体メーター100は、どちらの配向でテストストリップ700が挿入されたかを決定することができる。
そのテストストリップポート22内にテストストリップ700を受容する検体メーター100は、一組の接触パッド706及び726、又は708及び728に電気的接続を形成するためにストリップポートコネクタ104を使用し、これはテストストリップポート22内のテストストリップの配向に応じて、同一の側部702、704上の接触パッドの対応する組706〜726又は708〜726にそれぞれ係合する本明細書で突起部721、724と呼ばれる少なくとも一組の電気接触部を有するストリップポートコネクタを使用する。突起部730、721、724は下方を向いている状態で示されているが、これらは接触パッドの同一の組706〜726、又は708〜728と本明細書に記載されている方法で電気的に接続するために上方を向いてもよい。
図8A〜Cは、実質的に平らな(平面的な)、細長いテストストリップ800と、テストストリップ800が検体メーター100のテストストリップポート22に少なくとも2つの配向のいずれかで挿入される場合、検体測定に使用することが可能であるストリップポートコネクタ104の実施形態を示す。図8A〜Bを参照すると、テストストリップ800は、本明細書でテストストリップ800の頂部側802及び底部側804と呼ばれる側部によって規定される。具体的には図8Cを参照すると、テストストリップ800は、テストストリップ800の反対側の端部で配設された導電性接触パッド806、808を有し、この接触パッド806は、テストストリップ800の頂部側802上に提供され、接触パッド808は、底部側804上に提供されている。矢印210は、テストストリップ800のテストストリップポート22への挿入の方向を示し、テストストリップは、テストストリップ800のいずれかの側部802、804が上方を向いている状態で挿入され得る。テストストリップ800は、その中に試料を受容するための試料チャンバ812を含み、試料はユーザーによって試料チャンバ−812の一方の端部で提供される。電極807、809は各接触パッド806、808のそれぞれから試料チャンバ812まで延び、その中に提供された試料が電極807、809と物理的な接触を形成し、これによって、反対側の端部上の接触パッド806、808とテストストリップ800の反対側の側部802、804との間に電気通信経路を確立する。
テストストリップ800をそのテストストリップポート22内に受容する検体メーター100は、一組の接触パッド806、808との電気的接続を形成するために、ストリップポートコネクタ104を使用し、これはテストストリップ800の接触パッド806、808に係合する、本明細書ではそれぞれ突起部820、822と呼ばれる少なくとも一組の電気接触部を有するストリップポートコネクタを使用する。テストストリップ800が第1の配向で、すなわち「デフォルト」配向でテストストリップポート22内に挿入される場合、突起部のうちの1つ822は、底部側接触パッド808に接触するよう配設され、一方別の突起部820は、頂部側接触パッド806に接続するよう構成される。テストストリップ800が、第2の配向でテストストリップポート22内に挿入される場合、突起部822は頂部側接触パッド806に電気的に接続し、突起部820は、底部側接触パッド808に電気的に接続する。
図9A〜Cは、実質的に平らな(平面的な)、細長いテストストリップ900と、テストストリップ900が検体メーター100のテストストリップポート22に少なくとも2つの配向のいずれかで挿入される場合、検体測定に使用することが可能であるストリップポートコネクタ104の別の実施形態を示す。図9A〜Bを参照すると、テストストリップ900は、本明細書でテストストリップ900の頂部側902及び底部側904と呼ばれる側部によって規定される。具体的には図8Cを参照すると、テストストリップ900は、テストストリップ900の一方の端部で導電性接触パッド906及び928を、テストストリップ900の反対側の端部で接触パッド908及び926を有し、この接触パッド906及び926は、テストストリップ900の頂部側902上に提供され、接触パッド908及び928は、底部側904上に提供されている。矢印210は、テストストリップ900のテストストリップポート22への挿入の方向を示し、テストストリップは、テストストリップ900のいずれかの側部902、904が上方を向いている状態で挿入され得る。テストストリップ900のデフォルト配向は、側部902が上方を向いている状態として本明細書で指定され得る。テストストリップ900は、その中に試料を受容する試料チャンバ912を含み、試料はユーザーによって試料チャンバ912の一方の端部913で提供される。電極907、927、909、929は各接触パッド906、926、908、928のそれぞれから試料チャンバ912まで延び、その中に提供された試料が電極907、927、909、929と物理的な接触を形成し、これによって、反対側の端部上の接触パッド906、908、926、928とテストストリップ900の反対側の側部902、904との間に電気通信経路を確立する。
テストストリップ900をそのテストストリップポート22内に受容する検体メーター100は、一組の接触パッド906及び926、又は908及び928との電気的接続を形成するために、ストリップポートコネクタ104を使用し、これはテストストリップポート22内のテストストリップ900の配向に応じて、テストストリップ900の同一側部902、904上のそれぞれの接触パッドの対応する組906〜926、又は908〜928に係合する、本明細書ではそれぞれ突起部920、922と呼ばれる少なくとも一組の電気接触部を有するストリップポートコネクタを使用する。突起部920、924は下方に向いている状態で示されているが、本明細書に記載されている方法で接触パッドの同一の組906〜926又は908〜928に接続するために、上方を向いてもよい。
図8A〜C及び図9A〜Cの図は、その配向(すなわち、第1の配向又は第2の配向)が検体メーター100のテストストリップポート22への挿入後並びに試料が試料チャンバ812、912に提供される際に検出されるテストストリップ800、900を示している。上述したように、例えばフェリシアニドを含むことが可能である調節物質は、テストストリップ内の電極のうちの1つ、即ち作用電極上に配設され、この作用電極は、それぞれ図8A、9A、及び9Bの例示的なテストストリップ内の電極807及び907、909として示されているが、これらに該当するする電極が、この代わりに作用電極と称されてもよい。調節物質は、試料チャンバ812、912における適用時に試料と混合する1つ以上の構成成分を含むことが可能であり、本明細書に記載されているように、対応する接触パッドに電気的に接続された検体メーター接触部820、822、及び920、924のそれぞれを介し、電極807、809、及び907〜927又は909〜929を使用して、そこを通過するグルコース測定電流の発生で使用される。グルコース試験のために、グルコース測定入力信号がこの混合物に付与される間又はこの後に、試料チャンバ内での調節物質と試料のこのような混合は、試料チャンバにおいて、初期の試料及び調節物質混合物の平衡化が達成されるまで一定時間を要する。試料が試料チャンバ812、912に加えられた直後に、試料は対応する電極との物理的接続を確立し、これによって、試料チャンバ812、912の反対側の側部上の電極に電気化学的に接続する。電極807、809、及び907〜927又は909〜929の間の電気化学的特性は、調節物質が、例えばテストストリップ800の電極807上、及びテストストリップ900の電極907、909上など、電極のうちの1つだけに存在するために、非対称である。このことは、これら電極の非対称の電気的又は電気化学的特性を検出することによって、テストストリップの配向が確認され得る間の持続時間をもたらすことになる。
前述された非対称の電気的/電気化学的特性の例は、図10に図示されている。この例において、ミリ秒単位で測定された横軸上の時間0は、試料がテストストリップ800、900に加えられる時間を示す。例えば、試料がテストストリップ800の電極807、809又はテストストリップ900の電極907、927、及び909、927との物理的な接触を行うよう提供される際に、これら電極間で測定される電圧電位は、調節物質が提供された試料と十分に混合する前に発生する電圧スイング1002、1004によって指示される。この例示的実施形態においては、開回路定電流電位差測定を使用して、電圧電位を測定する。図10に示した電圧スイング1002及び1004は、6つの試験ケース(それぞれ正方向に向かうもの及び負方向に向かうものが3つ)を図示し、これはテストストリップ800、900内の試料の適用によって、感知可能な電圧電位が発生したことを明確に裏付けている。電圧電位は、それに付着された調節物質を有する作用電極807、又は907、909に向けてスイングするであろう。したがって、テストストリップへの試料の適用後に約200〜300ミリ秒の持続時間1006が存在し、ここでは正方向又は負方向に向かう電圧電位波形は正のピーク又は負のピークに到達し、検体メーター100のテストストリップポート22内のテストストリップ800、900の配向を決定するために、マイクロコントローラ122のプログラムされた動作によって容易かつ明確に検出することが可能である。正又は負に向かう電圧電位波形は、試料のテストストリップへの適用後、最大約1000ミリ秒でも検出することが可能である。図10に図示した例示的なグラフにおいて、正に向かう電圧スイング1002は、下方を向いているテストストリップ800、900のそれぞれ頂部側802、902を示している。負に向かう電圧スイング1004は、上方を向いているテストストリップ800、900のそれぞれ頂部側802、902を示している。
短い持続時間、例えば、1秒未満の持続時間又は300ミリ秒未満の持続時間の開回路(0amps)定電流電位差測定を使用することの1つの利点は、この配向検出測定位相の持続時間にわたって、外部電位が印加されず、電流も電気化学セル内から引き出されないために、電位差測定の挿入配向信号が後続の電流測定のグルコース測定電流に及ぼす干渉又は影響が最小の状態で検出されることを可能にすることである。
検体メーター100のテストストリップポート22内のテストストリップ24の挿入配向の決定を説明している図2A〜9Cで図示した上記例の全てにおいて、テストストリップの配向が決定された後に、グルコース測定電流が、検体メーター100の図2Cの例においては接触部220、図4Cの例においては接触部420、図6Cの例においては接触部621、図7Cの例においては接触部721、図8Cの例においては接触部820、及び図9Cの例においては接触部920を通して試料に印加されることが可能である。グルコース測定電流は、血糖レベルが正確に測定され得るように、適当な極性で印加される。グルコース測定入力信号の正確な極性の適用は、前述のテストストリップ24の配向の決定に応じて、検体メーター100の接触部に、したがってテストストリップ24の接触パッドに付与される信号の極性を反転させる又は反転させないことが可能な回路をプログラム可能に制御するマイクロコントローラ122を含む。
図11Aは、テストストリップ24が、頂部が上方を向いた状態でテストストリップポート22に挿入される場合、上記で特定された例示的な接触部に検体メーター100によって制御可能に印加される入力信号電圧1102、即ち、デフォルト検体測定入力信号を図示する。図11Bは、テストストリップ24が、底部が上方を向いた状態でテストストリップポート22に挿入される場合、上記で特定された例示的な接触部に検体メーター100によって制御可能に付与される検体測定入力信号1104を図示する。一実施形態において、頂部が上方を向いて配向されたテストストリップ24に印加される電圧として、約+20mVで約1秒間の電圧、続いて約+300mVで約3秒間の電圧、続いて約−300mVで約1秒間の電圧レベルを含む。これら印加された電圧は、試料中でグルコース測定電流を発生し、上述したように、これが試料のグルコースレベルを決定するために使用される。検体メーター100内で底部が上方を向いていることが決定されたテストストリップ24は、上記で特定された検体メーター100接触部を通して、テストストリップに印加された図11Bの電圧波形、すなわち逆の検体測定入力信号を有し、これは、図11Aのデフォルト入力信号波形の逆極性又は反転極性である。グルコース電流を測定するために、このような検体測定入力信号を印加する例示的な検体メーターは、本出願において十分に論及されることによって、本明細書に参考として援用される、「Systems and Methods of Discriminating Control Solution from a Physiological Sample」と題された、米国特許出願公開第US 2009/0084687 A1号に記載されている。
図12は、本明細書に記載されている検体メーター100の操作方法を説明する例示的な流れ図を示す。工程1201において、検体メーター100が、そのテストストリップポート22に挿入されたテストストリップ24を受容する。工程1202において、検体メーター100が、本明細書に記載されている機械的、光学的、又は電気的検出手段、又はこれらの組み合わせのいずれかを使用して、挿入されたテストストリップ24の配向を決定する。この決定工程1202は、決定手段が上記のように試験信号をそこに付与するために試料が存在していることを必要とするかどうか、又はテストストリップ24が挿入時にメーター100によって検出される物理的特徴部を含むかどうかに応じて、試料がテストストリップ24に加えられる前又は加えられた後で実行されてもよい。工程1202においてテストストリップがデフォルト配向にあることが決定されれば、次いで、工程1203において、試料が試料チャンバ内に受容される際に、デフォルト検体測定入力信号が試料に付与される。工程1202において、テストストリップがデフォルト配向にはないことが決定されれば、次いで、工程1204において、逆検体測定入力信号(デフォルトの逆)が試料に付与される。工程1205において、検体メーター100がテストストリップ24から試料を通して流れる電流レベルに相当する出力信号を受容し、検体メーター100がこれを使用して、試料の検体レベルを決定する。
当業者であれば理解されるように、本発明の態様は、システム、方法、又はコンピュータプログラム製品として実現され得る。結果的に、本発明の態様は、本明細書で全て一般的に「回路」、「回路機構」、「モジュール」、「サブシステム」、及び/又は「システム」と呼ばれ得る、完全なハードウェアの実施形態、完全なソフトウェアの実施形態(ファームウェア、常駐型ソフトウェア、マイクロコードなどを含める)、又はソフトウェア及びハードウェアを組み合わせる実施形態の形態を取ることが可能である。更に、本発明の態様は、そこで実現されるコンピュータ読み取り可能コードを有する1つ以上のコンピュータ読取り可能媒体(複数可)において具体化されるコンピュータプログラム製品の形態を取ってもよい。
1つ以上のコンピュータ読み取り可能媒体(複数可)の任意の組み合わせが利用されてもよい。このコンピュータ読み取り可能媒体は、コンピュータ読み取り可能信号媒体又はコンピュータ読み取り可能記憶媒体であり得る。コンピュータ読み取り可能記憶媒体は、限定されるものではないが、例えば、電子、磁気、光学、電磁気、赤外、又は半導体システム、装置、又はデバイス、若しくは前述の任意の好適な組み合わせであり得る。コンピュータ読み取り可能な記憶装置のより具体的な例としては、以下が挙げられる:1つ以上の配線を有する電気的接続、ポータブルコンピュータフロッピーディスク、ハードディスク、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読み出し専用メモリ(ROM)、消去可能プログラム可能読み出し専用メモリ(EPROM又はフラッシュメモリ)、光ファイバー、ポータブルコンパクトディスク読み出し専用メモリ(CD−ROM)、光学的記憶装置、磁気記憶装置、又は上記の物の任意の組み合わせ。本明細書のコンテキストにおいて、コンピュータ読み取り可能記憶媒体は、命令実行システム、装置、又はデバイスによって、又はこれらに関連付けて使用するためのプログラムを含む又は記憶する任意の有形の非一時的媒体であり得る。
コンピュータ読み取り可能媒体上で実現されるプログラムコード及び/又は実行可能な命令は、無線、有線、光ファイバケーブル、RF等、又は前述の任意な好適な組み合わせを含むがこれらに限定されない適切な媒体を使用して送信され得る。
このコンピュータプログラム命令は、流れ図及び/又はブロック図のブロック又はブロック(複数)において特定された機能/動作を実現するために、コンピュータ上、他のプログラム可能なデータ処理装置上、若しくはコンピュータ又は他のプログラム可能な装置上で実行する命令がコンピュータ、他のプログラム可能な装置又は他のデバイス上で実行される一連の操作工程を生じるための他のデバイス上にロードされることも可能である。
更に、本明細書で記載されている多様な方法は、シェルフソフトウェア開発ツールを使用して、ソフトウェアコードを作成するために使用することが可能である。しかしながら、これらの方法は、こうした方法をコードするための新しいソフトウェア言語の必要条件及び入手可能性に応じて、他のソフトウェア言語に変換することもできる。
Figure 2015004676
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本発明を特定の変形例及び説明図に関して述べたが、当業者には本発明が上述された変形例又は図に限定されないことが認識されよう。更に、上述の方法及び工程が特定の順序で起こる特定の事象を示している場合、当業者には特定の工程の順序が変更可能であり、そうした変更は本発明の変形例に従うものである点が認識されよう。更に、こうした工程のうちのあるものは、上述のように順次行われるが、場合に応じて並行したプロセスで同時に行われてもよい。したがって、開示の趣旨及び請求項に見出される本発明の同等物の範囲内にある本発明の変形が存在する範囲では、本特許請求がこうした変形例をも包含することが意図されるところである。
〔実施の態様〕
(1) 検体メーターであって、
テストストリップを受容するよう構成されたテストストリップポートであり、
前記テストストリップが前記テストストリップポート内に挿入される場合、前記テストストリップ上に配設された対応する接触パッドに電気的に接続するようそれぞれが構成された複数の接触部を含むストリップポートコネクタと、
前記テストストリップの配向を検出するためのテストストリップ配向検出器とを含む、テストストリップポートと、
前記ストリップポートコネクタに電気的に接続し、前記テストストリップ配向検出器からの第1の信号に反応して、所定の信号を前記コネクタの第1の接触部に付与するよう、かつ前記テストストリップ配向検出器からの第2の信号に反応して、第2の所定の信号を前記第1の接触部に付与するよう構成された、制御回路と、を含む検体メーター。
(2) 前記テストストリップ配向検出器が、前記テストストリップの特徴を感知するよう構成されたセンサを含み、前記特徴が、前記テストストリップの前記配向を示す、実施態様1に記載の検体メーター。
(3) 前記センサが、前記テストストリップの前記配向を示す前記テストストリップ上の突起に接触し、前記突起との接触に基づいて、電気信号を送信するよう構成されている、実施態様2に記載の検体メーター。
(4) 前記センサが、前記テストストリップの前記配向を示す前記テストストリップの一部分を光学的に検出し、前記テストストリップの前記一部分を光学的に検出した際に、前記制御回路に電気信号を送信するよう構成されている、実施態様2に記載の検体メーター。
(5) 前記テストストリップが、第1の側部と第2の側部とを含み、前記第2の側部は前記第1の側部の反対側にあり、前記接触部のうちの第1の接触部が前記テストストリップの前記第1の側部上の第1の接触パッドに電気的に接続し、これと同時に、前記接触部のうちの第2の接触部が、前記テストストリップの第2の側部上の第2の接触パッドに電気的に接続する、実施態様1に記載の検体メーター。
(6) 前記テストストリップが、第1の側部と第2の側部とを含み、前記第2の側部は前記第1の側部の反対側にあり、前記接触部のうちの第1の接触部が前記テストストリップの前記第1の側部上の第1の接触パッドに電気的に接続し、これと同時に、前記接触部のうちの第2の接触部が、前記テストストリップの前記第1の側部上の第2の接触パッドに電気的に接続する、実施態様1に記載の検体メーター。
(7) 前記テストストリップ配向検出器が、電圧測定回路を含む、実施態様1に記載の検体メーター。
(8) 前記制御回路が、試料が前記テストストリップに加えられた後に、前記テストストリップの前記配向を電気的に検出するよう構成されている、実施態様1に記載の検体メーター。
(9) 前記テストストリップ配向検出器が、前記接触部のうちの2つの間の抵抗の大きさを測定するための回路を含む、実施態様1に記載の検体メーター。
(10) 前記配向検出器が、前記テストストリップが前記テストストリップポート内に挿入される場合及び試料が前記テストストリップに加えられる前に、前記テストストリップの前記配向を電気的に検出するよう構成されている、実施態様1に記載の検体メーター。
(11) 検体メーターであって、
メーターハウジングと、
前記ハウジング内に配設され、テストストリップを受容するために構成されたテストストリップポートであり、前記テストストリップが前記テストストリップポート内に挿入される場合、前記テストストリップ上に配設された対応する電極に電気的に接続するよう構成された複数の接触部を含むストリップポートコネクタを有する、テストストリップポートと、
電気信号を前記テストストリップに付与するため、並びに前記テストストリップからの前記電気信号に対する電気的反応を検出するための、前記ストリップポートコネクタに電気的に接続された制御回路であり、前記テストストリップからの前記電気的反応が、前記テストストリップの配向を示し、前記制御回路が、前記テストストリップに加えられた試料中で測定可能な電流を発生させるためのものである第1の検体測定信号を、前記テストストリップの第1の配向を検出することに反応して、前記ストリップポートコネクタ内の第1の接触部に付与するよう構成され、かつ前記テストストリップに加えられた前記試料中で前記測定可能な電流を発生させるためのものである前記第1の検体測定信号とは異なる第2の検体測定信号を、前記テストストリップの第2の配向を検出することに反応して、前記ストリップポートコネクタ内の前記第1の接触部に付与するよう構成されている、制御回路と、を含む検体メーター。
(12) 前記テストストリップが、第1の側部と反対側の第2の側部とを含み、前記ストリップポートコネクタの前記第1の接触部が、前記テストストリップの前記第1の側部上の接触パッドに電気的に接続し、これと同時に、前記ストリップポートコネクタの第2の接触部が、前記テストストリップの前記第2の側部上の第2の接触パッドに電気的に接続する、実施態様11に記載の検体メーター。
(13) 前記テストストリップが、第1の側部と反対側の第2の側部とを含み、前記ストリップポートコネクタの前記第1の接触部が、前記テストストリップの前記第1の側部上の第1の接触パッドに電気的に接続し、これと同時に、前記ストリップポートコネクタの第2の接触部が、前記テストストリップの前記第1の側部上の第2の接触パッドに電気的に接続する、実施態様11に記載の検体メーター。
(14) 前記試料中の前記測定可能な電流の測定されたレベルが、前記試料の検体レベルに相当する、実施態様11に記載の検体メーター。
(15) 前記試料の前記検体レベルが、前記試料のグルコースレベルを含む、実施態様14に記載の検体メーター。
(16) 前記制御回路が、前記試料が前記テストストリップに加えられた後約300ミリ秒以内に、前記テストストリップからの前記電気信号に対する前記電気的反応を電気的に検出するよう構成されている、実施態様11に記載の検体メーター。
(17) 前記テストストリップの前記電気的反応が、前記接触部のうちの2つの間で測定された抵抗の大きさである、実施態様11に記載の検体メーター。
(18) 前記制御回路が、前記テストストリップが前記テストストリップポート内に挿入される場合、及び前記試料が前記テストストリップに加えられる前に、前記接触部のうちの前記2つの間の前記抵抗の前記大きさを測定するよう構成されている、実施態様17に記載の検体メーター。
(19) 前記第1の検体測定信号及び前記第2の検体測定信号が反比例している、実施態様11に記載の検体メーター。
(20) テストストリップであって、
平面的な細長い基材であり、前記テストストリップが、第1の側部と反対側の第2の側部とを有し、前記基材が、第1の端部及び反対側の第2の端部とを更に含む、基材と、
前記第1の端部と前記第2の端部との間に配設された試料チャンバであり、それに加えられた試料を受容するためのものである、試料チャンバと、
前記テストストリップに加えられた前記試料を通して検体測定電流を駆動するよう構成された複数の電極であり、前記テストストリップの前記第1の側部上の少なくとも1つの電極が前記テストストリップの前記第1の端部に近接し、前記テストストリップの前記第2の側部上の少なくとも1つの電極が、前記テストストリップの前記第2の端部に近接している、電極と、を含み、前記テストストリップが、前記試料中の目的の検体を試験するために、少なくとも2つの配向で検体テストメーター内に挿入されるよう構成されている、テストストリップ。
(21) テストストリップであって、
平面的な細長い基材であり、前記テストストリップが、第1の側部と反対側の第2の側部とを有し、前記基材が、第1の端部と反対側の第2の端部とを更に含む、基材と、
前記第1の端部と前記第2の端部との間に配設された試料チャンバであり、それに加えられた試料を受容するためのものである、試料チャンバと、
前記テストストリップに加えられた前記試料を通して検体測定電流を駆動するよう構成された複数の電極であり、第1の電極が前記テストストリップの前記第1の端部に近接する前記第1の側部上に配設され、第2の電極が、前記テストストリップの前記第2の端部に近接する前記第1の側部上に配設され、第3の電極が、前記テストストリップの前記第1の端部に近接する前記第2の側部上に配設され、第4の電極が、前記テストストリップの前記第2の端部に近接する前記第2の側部上に配設されている、電極とを含む、テストストリップ。
(22) 前記第1の電極が、前記テストストリップが第1の配向で検体メーターに挿入される場合、前記検体メーターの少なくとも1つの電気接触部に接するよう構成された高抵抗部分を含み、前記第4の電極が、前記テストストリップが前記第1の配向とは異なる第2の配向で前記検体メーターに挿入される場合、前記検体メーターの前記少なくとも1つの電気接触部に接するよう構成された低抵抗部分を含む、実施態様21に記載のテストストリップ。
(23) 検体メーターの操作方法であって、
前記検体メーターのテストストリップポートに少なくとも2つの配向で挿入されるよう構成されたテストストリップを使用して、前記テストストリップポート内にテストストリップを受容する工程と、
前記受容されたテストストリップの配向を決定する工程と、
前記受容されたテストストリップの前記決定された配向に基づいて、複数の電気測定信号から自動的に選択される電気測定信号を、前記テストストリップ内の試料に付与し、前記試料中の検体レベルを決定する工程と、を含む方法。
(24) 前記テストストリップの前記配向を決定する前記工程が、前記テストストリップポート内の接触部を前記受容されたテストストリップ上に配設された接触パッドに電気的に接続させて、その抵抗を検出する工程を含み、前記抵抗の大きさが、前記受容されたテストストリップの前記配向を示す、実施態様23に記載の方法。
(25) 前記決定する工程が、前記テストストリップポート内のセンサを用いて、前記テストストリップの物理的特徴を検出する工程を含み、前記検出された物理的特徴が、前記テストストリップが前記テストストリップポート内に挿入される場合、前記受容されたテストストリップの前記配向を示す、実施態様23に記載の方法。
(26) センサを用いて前記テストストリップの物理的特徴を検出する前記工程が、偏向可能なスイッチ、磁気リレー、光検出器、光センサ、又はこれらの組み合わせのうちの1つを用いる工程を含む、実施態様25に記載の方法。
(27) 前記テストストリップの前記配向を決定する前記工程が、前記試料を前記テストストリップ内に受容し、前記電気測定信号を前記試料に付与する前に前記受容された試料を横断する電圧を測定する工程を含む、実施態様23に記載の方法。
(28) 前記受容された試料を横断する前記電圧を測定する前記工程が、前記試料を前記テストストリップ内に受容した後約300ミリ秒以内で、前記受容された試料を横断する前記電圧の極性を測定する工程を含む、実施態様27に記載の方法。
(29) テストストリップ及びストリップポートコネクタ(SPC)システムであって、
長手方向縁部上に配設された突出部を有するテストストリップと、
ストリップポートコネクタ(SPC)であり、
前記SPC内に第1の配向で挿入された前記テストストリップの電気接触パッドと動作可能な接触を行うよう構成された電気接触部の第1のセットと、
前記SPC内に第2の配向で挿入された前記テストストリップの前記電気接触パッドと動作可能な接触を行うよう構成された電気接触部の第2のセットと、
前記第1及び第2の配向を、前記SPC内の前記突出部の位置決めに基づいて識別するよう構成されたテストストリップ配向検出機構とを含む、ストリップポートコネクタと、を含むシステム。
(30) テストストリップを備える手持ち式のテストメーターを使用するための方法であって、
長手方向縁部上に配設された突出部を有するテストストリップを、手持ち式メーターのストリップポートコネクタ(SPC)に挿入する工程と、
前記テストストリップの接触パッドへの電気接触を行う工程であって、
前記SPC内に第1の配向で挿入された前記テストストリップの電気接触パッドと動作可能な接触を行うよう構成された電気接触部の第1のセット、及び
前記SPC内に第2の配向で挿入された前記テストストリップの前記電気接触パッドと動作可能な接触を行うよう構成された電気接触部の第2のセットのうちの一方を使用して、電気接触を行う、工程と、
前記SPCのテストストリップ配向機構を使用して、前記SPC内の前記突出部の位置決めに基づいて、前記第1及び第2の配向を識別する工程と、を含む方法。

Claims (30)

  1. 検体メーターであって、
    テストストリップを受容するよう構成されたテストストリップポートであり、
    前記テストストリップが前記テストストリップポート内に挿入される場合、前記テストストリップ上に配設された対応する接触パッドに電気的に接続するようそれぞれが構成された複数の接触部を含むストリップポートコネクタと、
    前記テストストリップの配向を検出するためのテストストリップ配向検出器とを含む、テストストリップポートと、
    前記ストリップポートコネクタに電気的に接続し、前記テストストリップ配向検出器からの第1の信号に反応して、所定の信号を前記コネクタの第1の接触部に付与するよう、かつ前記テストストリップ配向検出器からの第2の信号に反応して、第2の所定の信号を前記第1の接触部に付与するよう構成された、制御回路と、を含む検体メーター。
  2. 前記テストストリップ配向検出器が、前記テストストリップの特徴を感知するよう構成されたセンサを含み、前記特徴が、前記テストストリップの前記配向を示す、請求項1に記載の検体メーター。
  3. 前記センサが、前記テストストリップの前記配向を示す前記テストストリップ上の突起に接触し、前記突起との接触に基づいて、電気信号を送信するよう構成されている、請求項2に記載の検体メーター。
  4. 前記センサが、前記テストストリップの前記配向を示す前記テストストリップの一部分を光学的に検出し、前記テストストリップの前記一部分を光学的に検出した際に、前記制御回路に電気信号を送信するよう構成されている、請求項2に記載の検体メーター。
  5. 前記テストストリップが、第1の側部と第2の側部とを含み、前記第2の側部は前記第1の側部の反対側にあり、前記接触部のうちの第1の接触部が前記テストストリップの前記第1の側部上の第1の接触パッドに電気的に接続し、これと同時に、前記接触部のうちの第2の接触部が、前記テストストリップの第2の側部上の第2の接触パッドに電気的に接続する、請求項1に記載の検体メーター。
  6. 前記テストストリップが、第1の側部と第2の側部とを含み、前記第2の側部は前記第1の側部の反対側にあり、前記接触部のうちの第1の接触部が前記テストストリップの前記第1の側部上の第1の接触パッドに電気的に接続し、これと同時に、前記接触部のうちの第2の接触部が、前記テストストリップの前記第1の側部上の第2の接触パッドに電気的に接続する、請求項1に記載の検体メーター。
  7. 前記テストストリップ配向検出器が、電圧測定回路を含む、請求項1に記載の検体メーター。
  8. 前記制御回路が、試料が前記テストストリップに加えられた後に、前記テストストリップの前記配向を電気的に検出するよう構成されている、請求項1に記載の検体メーター。
  9. 前記テストストリップ配向検出器が、前記接触部のうちの2つの間の抵抗の大きさを測定するための回路を含む、請求項1に記載の検体メーター。
  10. 前記配向検出器が、前記テストストリップが前記テストストリップポート内に挿入される場合及び試料が前記テストストリップに加えられる前に、前記テストストリップの前記配向を電気的に検出するよう構成されている、請求項1に記載の検体メーター。
  11. 検体メーターであって、
    メーターハウジングと、
    前記ハウジング内に配設され、テストストリップを受容するために構成されたテストストリップポートであり、前記テストストリップが前記テストストリップポート内に挿入される場合、前記テストストリップ上に配設された対応する電極に電気的に接続するよう構成された複数の接触部を含むストリップポートコネクタを有する、テストストリップポートと、
    電気信号を前記テストストリップに付与するため、並びに前記テストストリップからの前記電気信号に対する電気的反応を検出するための、前記ストリップポートコネクタに電気的に接続された制御回路であり、前記テストストリップからの前記電気的反応が、前記テストストリップの配向を示し、前記制御回路が、前記テストストリップに加えられた試料中で測定可能な電流を発生させるためのものである第1の検体測定信号を、前記テストストリップの第1の配向を検出することに反応して、前記ストリップポートコネクタ内の第1の接触部に付与するよう構成され、かつ前記テストストリップに加えられた前記試料中で前記測定可能な電流を発生させるためのものである前記第1の検体測定信号とは異なる第2の検体測定信号を、前記テストストリップの第2の配向を検出することに反応して、前記ストリップポートコネクタ内の前記第1の接触部に付与するよう構成されている、制御回路と、を含む検体メーター。
  12. 前記テストストリップが、第1の側部と反対側の第2の側部とを含み、前記ストリップポートコネクタの前記第1の接触部が、前記テストストリップの前記第1の側部上の接触パッドに電気的に接続し、これと同時に、前記ストリップポートコネクタの第2の接触部が、前記テストストリップの前記第2の側部上の第2の接触パッドに電気的に接続する、請求項11に記載の検体メーター。
  13. 前記テストストリップが、第1の側部と反対側の第2の側部とを含み、前記ストリップポートコネクタの前記第1の接触部が、前記テストストリップの前記第1の側部上の第1の接触パッドに電気的に接続し、これと同時に、前記ストリップポートコネクタの第2の接触部が、前記テストストリップの前記第1の側部上の第2の接触パッドに電気的に接続する、請求項11に記載の検体メーター。
  14. 前記試料中の前記測定可能な電流の測定されたレベルが、前記試料の検体レベルに相当する、請求項11に記載の検体メーター。
  15. 前記試料の前記検体レベルが、前記試料のグルコースレベルを含む、請求項14に記載の検体メーター。
  16. 前記制御回路が、前記試料が前記テストストリップに加えられた後約300ミリ秒以内に、前記テストストリップからの前記電気信号に対する前記電気的反応を電気的に検出するよう構成されている、請求項11に記載の検体メーター。
  17. 前記テストストリップの前記電気的反応が、前記接触部のうちの2つの間で測定された抵抗の大きさである、請求項11に記載の検体メーター。
  18. 前記制御回路が、前記テストストリップが前記テストストリップポート内に挿入される場合、及び前記試料が前記テストストリップに加えられる前に、前記接触部のうちの前記2つの間の前記抵抗の前記大きさを測定するよう構成されている、請求項17に記載の検体メーター。
  19. 前記第1の検体測定信号及び前記第2の検体測定信号が反比例している、請求項11に記載の検体メーター。
  20. テストストリップであって、
    平面的な細長い基材であり、前記テストストリップが、第1の側部と反対側の第2の側部とを有し、前記基材が、第1の端部及び反対側の第2の端部とを更に含む、基材と、
    前記第1の端部と前記第2の端部との間に配設された試料チャンバであり、それに加えられた試料を受容するためのものである、試料チャンバと、
    前記テストストリップに加えられた前記試料を通して検体測定電流を駆動するよう構成された複数の電極であり、前記テストストリップの前記第1の側部上の少なくとも1つの電極が前記テストストリップの前記第1の端部に近接し、前記テストストリップの前記第2の側部上の少なくとも1つの電極が、前記テストストリップの前記第2の端部に近接している、電極と、を含み、前記テストストリップが、前記試料中の目的の検体を試験するために、少なくとも2つの配向で検体テストメーター内に挿入されるよう構成されている、テストストリップ。
  21. テストストリップであって、
    平面的な細長い基材であり、前記テストストリップが、第1の側部と反対側の第2の側部とを有し、前記基材が、第1の端部と反対側の第2の端部とを更に含む、基材と、
    前記第1の端部と前記第2の端部との間に配設された試料チャンバであり、それに加えられた試料を受容するためのものである、試料チャンバと、
    前記テストストリップに加えられた前記試料を通して検体測定電流を駆動するよう構成された複数の電極であり、第1の電極が前記テストストリップの前記第1の端部に近接する前記第1の側部上に配設され、第2の電極が、前記テストストリップの前記第2の端部に近接する前記第1の側部上に配設され、第3の電極が、前記テストストリップの前記第1の端部に近接する前記第2の側部上に配設され、第4の電極が、前記テストストリップの前記第2の端部に近接する前記第2の側部上に配設されている、電極とを含む、テストストリップ。
  22. 前記第1の電極が、前記テストストリップが第1の配向で検体メーターに挿入される場合、前記検体メーターの少なくとも1つの電気接触部に接するよう構成された高抵抗部分を含み、前記第4の電極が、前記テストストリップが前記第1の配向とは異なる第2の配向で前記検体メーターに挿入される場合、前記検体メーターの前記少なくとも1つの電気接触部に接するよう構成された低抵抗部分を含む、請求項21に記載のテストストリップ。
  23. 検体メーターの操作方法であって、
    前記検体メーターのテストストリップポートに少なくとも2つの配向で挿入されるよう構成されたテストストリップを使用して、前記テストストリップポート内にテストストリップを受容する工程と、
    前記受容されたテストストリップの配向を決定する工程と、
    前記受容されたテストストリップの前記決定された配向に基づいて、複数の電気測定信号から自動的に選択される電気測定信号を、前記テストストリップ内の試料に付与し、前記試料中の検体レベルを決定する工程と、を含む方法。
  24. 前記テストストリップの前記配向を決定する前記工程が、前記テストストリップポート内の接触部を前記受容されたテストストリップ上に配設された接触パッドに電気的に接続させて、その抵抗を検出する工程を含み、前記抵抗の大きさが、前記受容されたテストストリップの前記配向を示す、請求項23に記載の方法。
  25. 前記決定する工程が、前記テストストリップポート内のセンサを用いて、前記テストストリップの物理的特徴を検出する工程を含み、前記検出された物理的特徴が、前記テストストリップが前記テストストリップポート内に挿入される場合、前記受容されたテストストリップの前記配向を示す、請求項23に記載の方法。
  26. センサを用いて前記テストストリップの物理的特徴を検出する前記工程が、偏向可能なスイッチ、磁気リレー、光検出器、光センサ、又はこれらの組み合わせのうちの1つを用いる工程を含む、請求項25に記載の方法。
  27. 前記テストストリップの前記配向を決定する前記工程が、前記試料を前記テストストリップ内に受容し、前記電気測定信号を前記試料に付与する前に前記受容された試料を横断する電圧を測定する工程を含む、請求項23に記載の方法。
  28. 前記受容された試料を横断する前記電圧を測定する前記工程が、前記試料を前記テストストリップ内に受容した後約300ミリ秒以内で、前記受容された試料を横断する前記電圧の極性を測定する工程を含む、請求項27に記載の方法。
  29. テストストリップ及びストリップポートコネクタ(SPC)システムであって、
    長手方向縁部上に配設された突出部を有するテストストリップと、
    ストリップポートコネクタ(SPC)であり、
    前記SPC内に第1の配向で挿入された前記テストストリップの電気接触パッドと動作可能な接触を行うよう構成された電気接触部の第1のセットと、
    前記SPC内に第2の配向で挿入された前記テストストリップの前記電気接触パッドと動作可能な接触を行うよう構成された電気接触部の第2のセットと、
    前記第1及び第2の配向を、前記SPC内の前記突出部の位置決めに基づいて識別するよう構成されたテストストリップ配向検出機構とを含む、ストリップポートコネクタと、を含むシステム。
  30. テストストリップを備える手持ち式のテストメーターを使用するための方法であって、
    長手方向縁部上に配設された突出部を有するテストストリップを、手持ち式メーターのストリップポートコネクタ(SPC)に挿入する工程と、
    前記テストストリップの接触パッドへの電気接触を行う工程であって、
    前記SPC内に第1の配向で挿入された前記テストストリップの電気接触パッドと動作可能な接触を行うよう構成された電気接触部の第1のセット、及び
    前記SPC内に第2の配向で挿入された前記テストストリップの前記電気接触パッドと動作可能な接触を行うよう構成された電気接触部の第2のセットのうちの一方を使用して、電気接触を行う、工程と、
    前記SPCのテストストリップ配向機構を使用して、前記SPC内の前記突出部の位置決めに基づいて、前記第1及び第2の配向を識別する工程と、を含む方法。
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