JP2015004650A - 慣性装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、ピッチ角θが±90°付近となるような移動体であっても移動体の姿勢制御をより適切に行うことができる慣性装置を提供することを目的とするものである。
【解決手段】慣性センサ10は、移動体のヨー角ψ、ピッチ角θ及びロール角φを検出する。慣性センサ10によって検出されたヨー角ψ、ピッチ角θ及びロール角φは、クオータ二オン算出部11に入力される。クオータ二オン算出部11は、慣性センサ10の出力からクオータ二オンQ(qx、qy、qz、qw)を算出して出力する。
【選択図】図1

Description

本発明は、ヨー角ψ、ピッチ角θ及びロール角φを検出する慣性装置に関する。
従来用いられていたこの種の慣性装置としては、例えば下記の特許文献1等に示されている構成を挙げることができる。すなわち、従来装置では、例えばジャイロスコープ等によりヨー角ψ、ピッチ角θ及びロール角φを検出している。ヨー角ψ(方位角)、ピッチ角θ(仰俯角)及びロール角φは、互いに直交する3軸回りの回転角度である。
特開2007−155584号公報
例えば飛翔体や潜水体等の移動体では、ピッチ角θが±90°付近となる場合がある。このような移動体に上記のような従来の慣性装置を適用した場合、ピッチ角θが±90°付近となった際にヨー角ψ及びロール角φの変化が急峻になり、ヨー角ψ及びロール角φを用いた移動体の姿勢制御を行うことが困難となる。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、その目的は、ピッチ角θが±90°付近となるような移動体であっても移動体の姿勢制御をより適切に行うことができる慣性装置を提供することである。
本発明に係る慣性装置は、
移動体に取付けられ、移動体のヨー角ψ、ピッチ角θ及びロール角φを検出する慣性センサと、
慣性センサによって検出されるヨー角ψ、ピッチ角θ及びロール角φに基づいて下記の式で表わされるクオータ二オンQ(qx,qy,qz,qw)を算出して出力するクオータ二オン算出部と
Figure 2015004650
を備える。
本発明の慣性装置によれば、クオータ二オン算出部がクオータ二オンQ(qx,qy,qz,qw)を算出して出力するので、ピッチ角θが±90°付近となるような移動体であっても移動体の姿勢制御をより適切に行うことができる。
本発明の実施の形態1による慣性装置を示すブロック図である。
以下、本発明を実施するための形態について、図面を参照して説明する。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1による慣性装置を示すブロック図である。図において、慣性装置には、慣性センサ10及びクオータ二オン算出部11が含まれている。
慣性センサ10は、飛翔体及び潜水体を含む移動体(図示せず)に取付けられており、移動体のヨー角ψ、ピッチ角θ及びロール角φを検出する。周知のように、ヨー角ψ(方位角)、ピッチ角θ(仰俯角)及びロール角φは、互いに直交する3軸回りの回転角度である。飛翔体とは空中を飛翔する物体であり、潜水体とは水中を潜行する物体である。これら飛翔体及び潜水体は、ピッチ角θが±90°付近となるような運動を行うことができるものである。なお、慣性センサ10は、例えばガスレートジャイロやMEMSジャイロ等により構成されている。
クオータ二オン算出部11は、所定のプログラムに沿って演算を行うコンピュータ等により構成されるものである。クオータ二オン算出部11には、慣性センサ10によって検出されるヨー角ψ、ピッチ角θ及びロール角φが入力される。クオータ二オン算出部11は、下記の式で表わされるクオータ二オンQ(qx,qy,qz,qw)を慣性センサ10の出力に基づいて算出して、このクオータ二オンQを姿勢角情報として出力する。
Figure 2015004650
また、クオータ二オン算出部11は、慣性センサ10によって検出されるピッチ角θが+85°よりも大きいか又は−85°よりも小さい場合に、下記の式で表わされるqx(ψ=0)を算出して出力する。qx(ψ=0)は、上述のクオータ二オンQに含まれるqxにおいて、ヨー角ψを0°としたものである。θ及びφには、慣性センサ10によって検出されるピッチ角θ及びロール角φが代入される。
Figure 2015004650
クオータ二オン算出部11の出力は、ロール角算出手段12に入力される。ロール角算出手段12は、所定のプログラムに沿って演算を行うコンピュータ等により構成されるものであり、慣性センサ10に含まれていてよい。ロール角算出手段12は、クオータ二オン算出部11によってqx(ψ=0)が算出された場合に、qx(ψ=0)を下記の式に代入して、ロール角φを算出する。
Figure 2015004650
クオータ二オン算出部11によってqx(ψ=0)が算出された場合、すなわちピッチ角θが+85°よりも大きいか又は−85°よりも小さい場合にロール角算出手段12がロール角φを算出するのは、ピッチ角θが+85°よりも大きいか又は−85°よりも小さい場合に、慣性センサ10によって検出されるヨー角ψ及びロール角φの変化が急峻になり、これらを用いた制御が困難になるためである。なお、ロール角算出手段12によって算出されるロール角φをシミュレーションにより検証したところ、その誤差は±0.5°程度であった。その際のqx(ψ=0)は、小数点以下3桁までを用いた。
慣性センサ10及びロール角算出手段12の出力は、姿勢制御手段13に入力される。姿勢制御手段13は、通常は慣性センサ10の出力に基づいて移動体の姿勢を制御する。また、姿勢制御手段13は、ロール角算出手段12によってロール角φが算出された場合に、慣性センサ10によって検出されるロール角φを無効にして、ロール角算出手段12によって算出されたロール角φを用いて移動体の姿勢制御を行う。このとき、姿勢制御手段13は、慣性センサ10からのヨー角ψも無効にして、ψ=0°として移動体の姿勢制御を行う。
このような慣性装置では、クオータ二オン算出部がクオータ二オンQ(qx,qy,qz,qw)を算出して出力するので、ピッチ角θが±90°付近となるような移動体であっても移動体の姿勢制御をより適切に行うことができる。本実施の形態の構成は、飛翔体又は潜水体に特に有効である。
慣性センサ10によって検出されるピッチ角θが+85°よりも大きいか又は−85°よりも小さい場合に、クオータ二オン算出部11がqx(ψ=0)を算出し、このqx(ψ=0)を用いてロール角算出手段12がロール角φを算出するので、より確実に移動体の姿勢制御を適切に行うことができる。
また、姿勢制御手段13は、ロール角算出手段12によってロール角φが算出される場合に、慣性センサ10によって検出されるロール角φを無効にして、ロール角算出手段12によって算出されたロール角φを用いて移動体の姿勢制御を行うので、より確実に移動体の姿勢制御を行うことができる。
10 慣性センサ
11 クオータ二オン算出部
12 ロール角算出手段
13 姿勢制御手段

Claims (4)

  1. 移動体に取付けられ、前記移動体のヨー角ψ、ピッチ角θ及びロール角φを検出する慣性センサと、
    前記慣性センサによって検出されるヨー角ψ、ピッチ角θ及びロール角φに基づいて下記の式で表わされるクオータ二オンQ(qx,qy,qz,qw)を算出して出力するクオータ二オン算出部と
    Figure 2015004650
    を備えていることを特徴とする慣性装置。
  2. 前記クオータ二オン算出部は、前記慣性センサによって検出されるピッチ角θが+85°よりも大きいか又は−85°よりも小さい場合に、下記の式で表わされるqx(ψ=0)を算出するとともに該qx(ψ=0)をロール角算手段に入力し、
    Figure 2015004650
    前記ロール角算出手段は、前記qx(ψ=0)を下記の式に代入してロール角φを算出する
    Figure 2015004650
    ことを特徴とする請求項1記載の慣性装置。
  3. 前記慣性センサ及び前記ロール角算出手段の出力は姿勢制御手段に入力され、
    前記姿勢制御手段は、前記ロール角算出手段によってロール角φが算出される場合に、前記慣性センサによって検出されるロール角φを無効にして、前記ロール角算出手段によって算出されるロール角φを用いて前記移動体の姿勢制御を行う
    ことを特徴とする請求項2記載の慣性装置。
  4. 前記移動体は、飛翔体又は潜水体であることを特徴とする請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載の慣性装置。
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