JP2015004594A - 放射線検出器 - Google Patents

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和哉 石澤
憲之 疋田
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【課題】 空間放射線量、温度、湿度などの測定環境に優れる放射線検出器を提供する。【解決手段】 放射線検出器10は、放射線に反応する電離ガス13が封入され、陰極になる筒状の外囲器11と、その中心軸に沿って配設された陽極14と、外囲器11の一端に取り付けられ、陰極および陽極14をシールド線付きの信号ケーブル21に接続するコネクタ12を備える。コネクタ12は、筒状の一端が外囲器11に接合されその他端がシールド線に接続される導電性のコネクタケース121と、陽極端子14aおよび信号ケーブル21の芯線を接続するソケット型のコネクタ導体122と、コネクタ導体122を収容しコネクタケース121の内部に保持される無機絶縁体材からなる収容インシュレータ123を有する。【選択図】 図1

Description

本発明の実施形態は放射線を検出する放射線検出器に関する。
例えば原子炉、加速器施設などの放射線を扱う施設や一般の放射線測定器では、荷電粒子、ガンマー線、中性子線のような放射線の空間放射線量の測定を行うために、その用途に合わせた放射線検出器が使用される。これ等の検出器は、一般に例えば筒状の容器に封入されたガスの放射線による電離などを検出できる構造になっている。
以下に放射線検出器の概略を説明する。典型的な放射線検出器では、例えば陰極となる筒状の外囲器内に放射線に反応する希ガスなどが封入され、その外囲器の中心軸に例えばワイヤー状の陽極が張られて配設されている。そして、検出器に入射する放射線が陰極やガスと相互作用してガスの電離などが生じると、その生じた電荷は上記陽極と陰極間に例えばパルス電流からなる信号を発生させる。このような信号を検知することにより、放射線の検出がなされる。
ここで、上記陽極では、筒状の外囲器の一端に取り付けられた例えば雌型コネクタを通して、陽極端子が信号ケーブルに接続しその検出信号が外部に出力される。また、軸心に沿い張られた陽極の他方の端部は陽極固定部として絶縁部材を介し外囲器の他端に固定されている。そして、この陽極に対して数百ボルト〜数千ボルトの高電圧が信号ケーブルを通して印加され、陰極は例えば接地電位に固定される。なお、外囲器は例えばステンレス鋼などの金属体材からなる。
この放射線検出器においては、封入するガス種、そのガス圧力、あるいは陽極のワイヤー径などの最適設計により、放射線の種類などの検出用途に合わせた検出器が作製される。しかし、空間放射線量、温度、湿度などの測定環境によっては検出器に使用する材質を考慮する必要がある。特にコネクタに使用される絶縁体材は、従来のテフロン(登録商標)などの有機物であると長期的な使用が難しくなる虞が生じる。
特開2007−46999号公報
放射線検出器からの信号を取り出すコネクタでは、市販品を用いたものが多く、それに使用される絶縁体はほとんどがテフロンなどの有機物である。この場合、長期間において空間放射線量が高くなる放射線環境になると、テフロンなどの有機物からなる絶縁体は放射線劣化を招く恐れがあった。放射線検出器には数百ボルト以上の高い電圧が常時印加されており、放射線劣化が生じた場合、検出器以外のノイズ信号が発生し易くなり、正確な計測ができなくなってしまう。あるいは、放射線に対する高い位置分解能が必要とされる放射線検出器では、例えば高い湿度などの測定環境において、コネクタの絶縁性劣化に起因したノイズ信号の増大から、信号検出ができなくなる虞が生じる。
そこで、空間放射線量、温度、湿度などの測定環境に優れる放射線検出器が強く求められ、その検出器のコネクタにおいて用いられる絶縁体を耐放射線化することが必要になってきている。
実施形態の放射線検出器は、 放射線に反応するガスが封入され、陰極になる筒状の外囲器と、前記外囲器の中心軸に沿って配設された陽極と、前記外囲器の一端に取り付けられ、前記陰極および陽極をシールド線付きのケーブルに接続するコネクタを備え、前記コネクタは、筒状の一端が前記外囲器に接合されその他端が前記シールド線に接続される導電性のコネクタケースと、前記陽極および前記ケーブルの芯線を接続するソケット型のコネクタ導体と、鍔状部を形成した無機絶縁体材の筒体からなり前記コネクタ導体を収容し前記コネクタケースの内部に前記鍔状部で保持される収容インシュレータを有する。
実施形態に係る放射線検出器の一例を示す断面図である。 同放射線検出器のコネクタにおける接触要素を示し、(a)はその平面図、(b)はその一例のX−X矢視断面図、(c)はその他例のX−X矢視断面図である。 同コネクタにおける接触要素をコネクタケースに保持するための保持部材を示し、(a)はその平面図、(b)はその一例のY−Y矢視断面図、(c)はその他例のY−Y矢視断面図である。 同コネクタの組立ての説明に供するための断面図である。
以下、実施形態にかかる放射線検出器について図面を参照して説明する。ここで、図面は模式的なものであり、各寸法の比率などは現実のものとは異なる。これ等の図では、互いに同一または類似の部分には共通の符号が付され、重複説明は一部省略される。
図1に示すように、放射線検出器10は、例えばステンレス鋼などを用いて円筒状に形成された陰極となる外囲器11を備える。外囲器11の両端は気密の閉塞構造に形成され、その一端にコネクタ12が取り付けられるようになっている。この閉塞構造の外囲器11内には、放射線と相互作用するガスとして例えば電離ガス13が陽圧状態あるいは陰圧状態に封入されている。そして、外囲器11の中心に沿い、例えば白金(Pt)などからなる陽極14がワイヤー状に張られ配設されている。この陽極14の一方の端部は、例えばコバールでできたピン状の陽極端子14aになり、詳細は後述されるコネクタ12に接続している。また、陽極14の他方の端部は、陽極固定部14bになり、例えば紡錘形状の絶縁部材15および金属製の係止部材16を介し外囲器11の他端の閉塞部17に固定されている。
筒状の外囲器11において、その他端は、導電体材からなる閉塞部17が外囲器11に溶接された閉塞構造になる。なお、この閉塞部17は外囲器11と一体に成形されても構わない。これに対し、上記コネクタ12が取り付けられる外囲器11の一端は、例えば金属製のコネクタ取り付け部18、無機絶縁物からなる絶縁部19などにより閉塞される。ここで、高い密封を確保するために、コネクタ取り付け部18と絶縁部19は、例えばコバールなどの金属製の接合部材20を介し接合している。
コネクタ取り付け部18は、その平面形状と断面形状がそれぞれ円環状およびL字状になり、その内周縁で接合部材20に接着し、外周縁で外囲器11に溶接される構造になっている。なお、このコネクタ取り付け部18は外囲器11と一体に成形されても構わない。
絶縁部19は、例えば高純度のアルミナ(Al)、窒化珪素(Si)などのセラミックスからなる。この絶縁部19では、陽極端子14aが密閉状態を保ち挿通されて外囲器11の外部に延出するようになっている。ここで、絶縁部19は、陽極端子14aと接合部材20間の絶縁性を高めるために、図1に示すように、その中心部が外囲器11内に突出する構造体に形成される。なお、陽極端子14aと接合部材20あるいはコネクタ取り付け部18間の例えば沿面放電が生じ難い構造になる場合などでは、絶縁部19は一定外径の柱状構造になっても構わない。
そして、コネクタ12は、2つの開口端をもつ筒状のコネクタケース121、ソケット型のコネクタ導体122、およびコネクタ導体を収容する収容インシュレータ123を有する。ここで、コネクタ導体を収容する収容インシュレータ123は保持部材124によりコネクタケース121内に保持される。
ここで、例えば円筒状のコネクタケース121はステンレス合金、アルミニウム合金などの導電体材からなり、その一端のケース接合部121aが外囲器11のコネクタ取り付け部18に溶接などで接合している。また、コネクタケース121の他端側に例えばネジ切り部121bが形成されている。そして、絶縁被覆を備えた被覆ケーブルである信号ケーブル21のシールド線の取り出し端子(図示せず)がネジ切り部121bに螺合し、コネクタケース121の外部に螺着されるようになっている。このようにして、放射線検出器10の陰極になる外囲器11に接続する。
ソケット型のコネクタ導体122は、収容インシュレータ123とともに接触要素をなす。このような接触要素では、2つのソケット部をもつ例えばニッケルめっきした黄銅製のコネクタ導体122が筒状の収容インシュレータ123内に挿着し収容されている。図2に示すように、第1ソケット部122aおよび第2ソケット部122bが形成されているコネクタ導体122は、例えば円筒状の収容インシュレータ123の中心軸に沿い挿着されている。ここで、第1ソケット部122aは収容インシュレータ123から突き出ないようになっていてもよい。逆に第2ソケット部122bが収容インシュレータ123から突き出すようになっていてもよい。またコネクタ導体は収容インシュレータに固着されてもよいし、組立て上、遊嵌状態にされてもよい。
そして、第1ソケット部122aに陽極端子14aが例えばハンダ接合する。また、第2ソケット122bに信号ケーブルの芯線が差し込まれ装着される。このようにして、陽極端子14aは信号ケーブルに電気接続する。
収容インシュレータ123は、それに固着したコネクタ導体122とともにコネクタケース121内に保持され、陽極端子14aおよび信号ケーブルの芯線を接続するコネクタ導体122をコネクタケース121から絶縁分離する。この収容インシュレータ123は例えばセラミックスのような無機絶縁体材からなる。
図2に示されるように、収容インシュレータ123は、筒体であり、断面形状における外側面が例えば3段になり、コネクタ導体122の第2ソケット部122bから第1ソケット部122aにかけて外径が階段状に拡径する。すなわち、大径の鍔状部123a、中径部123bおよび小径部123cになるように加工されている。そして、その鍔状部123aは、図1に示すように、コネクタケース121の一端の開口端から内部に入った所定中間位置の内側面でその中心軸の方向に鍔状に延出する鍔状突起部121cに係合する。中継部123bが鍔状突起部121cの中央孔に嵌合され、鍔状部123aが鍔状突起部121c面に押圧される。押圧は、図3に示すような一部切欠されたリング状の保持部材124によってなされ固定保持される。
ここで、保持部材124はコネクタケース121の内側面に形成される段部121dに支持されようになっている。この段部121dは、鍔状突起部121cからケース接合部121aにかけてコネクタケース121の内側面が段状にケーブル装着側よりも縮径し、かつ鍔状部123aが挿通可能な筒状壁面121e(図4参照)に形成される。
図3に示すように、保持部材124は、一部が切欠されたリング状になり、対向する切欠端124a、124aに一対の把持部124b、124bが一体に設けられた構造になっている。そして、この保持部材124はリング径の方向に弾性変位するバネ性を有する。その材質は導電体、絶縁体あるいは半導体のいずれであっても上記バネ性とともに靱性をもてばよい。例えば、導電体の場合ではステンレス鋼が好適に用いられる。絶縁体の場合では、例えば耐放射線性に優れ真空脱泡処理が施されたシリコン系樹脂が使用される。
上記保持部材124による収容インシュレータ123の保持において、図2(b)に示すようなコネクタ導体122および収容インシュレータ123からなる一例の接触要素が用いられる。この場合、鍔状部123aの保持部材124に対向する端面が平坦面123dになるために、その平坦面123dの対向面が平坦面124cになる図3(b)に示す保持部材124が用いられる。あるいは、図2(c)に示すようなコネクタ導体122および収容インシュレータ123からなる他例の接触要素が用いられる場合には、鍔状部123aの端面がその外周部で傾斜する傾斜面123eになるために、その傾斜面123eの対向面が傾斜面124dになる図3(c)に示す保持部材124が用いられるとよい。
次に、図4を参照してコネクタの組立てについて説明する。この図4は、コネクタケース121に対して、コネクタ導体122および収容インシュレータ123からなる接触要素を装着する断面図になっている。
図4(a)に示すように、筒状のコネクタケース121の一端のケース接合部121a側からコネクタ導体122が固着する収容インシュレータ123を挿入する。同様に、リング状の保持部材124をケース接合部121a側からコネクタケース121内に挿入する。この保持部材124の挿入では、図3に示した2つの把持部124bを治具で挟みその弾発力に抗して押圧する。そして、2つの切欠端124aが例えば接する程度まで保持部材124をリング径の方向に弾性変位させて、その径を小さく保つようにする。
そして、収容インシュレータ123の小径部123cおよび中径部123bが鍔状突起部121cを通り抜け、鍔状突起部121cの内径より径の大きな鍔状部123aが鍔状突起部121cに当接すると、鍔状部123aの平坦面123dと段部121dとの間に保持部材124を差し込む。
この保持部材124を差し込みでは、保持部材124の平坦面124cが鍔状部123aの平坦面123dに接したところにおいて、上述した2つの把持部124bの押圧の解除がされる。この押圧解除に伴う保持部材124の復元力により、保持部材124は外方向に拡がり、保持部材124が上述したように鍔状部123aと段部121dの隙間に強く差し込まれる。そして、図4(b)に示すように、保持部材124の径方向のバネ性の弾発力によって、収容インシュレータ123はコネクタケース121内で鍔状突起部121c側に押圧され、保持される。このようにして、簡素な構造のコネクタ12が組立てられる。
図2(c)に示した傾斜面124eが形成された収容インシュレータ123に対しては、傾斜面124dが形成された保持部材124が使用される。この場合には、保持部材124の径方向の弾発力が、保持部材124の傾斜面124dを通して鍔状部123aの平坦面123dに効果的に伝わり、収容インシュレータ123を鍔状突起部121cに強く押圧する。このため、収容インシュレータ123のコネクタケース121内への保持がより強固になる。
保持部材124は、その復元力による外方向の拡がりにおいて、保持部材124の外周縁がコネクタケース121の内側面に接するまで充分に拡がることが好ましい。このような拡がりにより、保持部材124は収容インシュレータ123のコネクタケース121への保持を安定したものにする。そこで、図3に示した保持部材124における把持部124bの厚さは、上記外方向の拡がりを阻害しない程度に薄くなることが好ましい。
次に、上記コネクタ12を備えた放射線検出器10の動作について概略を説明する。放射線検出器10は、信号ケーブル21およびコネクタ12を通じて陽極14に例えば千ボルト程度の高電圧を印加する。ここで、例えばガンマー線などの放射線が外囲器11を突き抜け放射検出器10に入射すると、外囲器11内の例えば希ガスからなる電離ガス13と反応して正負の両電荷が生成される。そして、負電荷である電子は、陰極である外囲器11と陽極14との間の電位差によって陽極14に引かれる。また、正電荷である電離ガスのイオンは、逆に外囲器11に引かれる。
そこで、陽極14からコネクタ12を通じて信号ケーブル21に出力される信号が検出される。例えば、陽極14からの信号は電気計測装置(図示せず)の前置処理部で増幅および波形整形されて検出される。なお、この電気計測装置内には陽極14に高電圧を供給する高圧電源がある。
上記実施形態にかかわる放射線検出器では、検出信号におけるノイズ信号が低減し、安定した信号の検出が容易になる。また、長期間における耐放射線性が向上する。
上記実施形態では、放射線検出器において放射線と反応するガスが電離ガスの場合について説明しているが、その他に種々のガスが用いられる。
また、放射線に対する高い位置分解能が必要とされる放射線検出器では、その検出器の外囲器の両端に例えばコネクタ12のようなコネクタが取り付けられる構造になる。そして、ワイヤー状の陽極にはニクロムなどの電気抵抗の大きい材質が使用され、その両端に陽極端子が設けられる。この場合、図1に示した閉塞部17は、外囲器11の他端のようにコネクタ12が接合できる構造に換えられる。
上記実施形態では、コネクタ導体122を収容した収容インシュレータ123は、外囲器11の接合するコネクタケース121の一端から挿入され、保持部材124により鍔状部123aの部分でコネクタケース121内に保持されるようになっている。これとは逆に、上記収容インシュレータ123が信号ケーブル21の接続するコネクタケース121の他端から挿入され、保持部材124によってコネクタケース121内に保持されるような構造になっていてもよい。
また、コネクタ12を構成する収容インシュレータ123において、小径部123cは中径部123bと同じ外径になってもよい。あるいは、中径部123bから小径部123cにかけて外径が徐々に縮径するようになっていてもよい。いずれにしても、コネクタ12の鍔状突起部121cに係合する鍔状部123a以外は、収容インシュレータ123を挿通し易くする構造になっているのが好ましい。
また、保持部材は、その外側面にネジ切り部が形成され、例えばコネクタケースの内側面に螺着して、コネクタケース内に設けられた鍔状突起部と保持部材との間で収容インシュレータを保持する構造になっていてもよい。あるいは、保持部材は、収容インシュレータをコネクタケース内に保持した状態で、コネクタケース内に溶接などで接合されるようになっていても構わない。
さらに、信号ケーブルのシールド線の取り出し端子がコネクタケースの内側面に設けられたネジ切り部で螺合し、コネクタケースの内部で螺着されるようになっていてもよい。この場合、コネクタケースの外径が大きくなる場合に使用される。
(他の実施形態)
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると共に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
10…放射線検出器、11…外囲器、12…コネクタ、121…コネクタケース、121a…ケース接合部、121b…ネジ切り部、121c…鍔状突起部、121d…段部、122a…第1ソケット部、122b…第2ソケット部、123a…鍔状部、123b…中径部、123c…小径部、123d,124c…平坦面、123e,124d…傾斜面、124…保持部材、124a…切欠端、124b…把持部、13…電離ガス、14…陽極、14a…陽極端子、14b…陽極固定部、15…絶縁部材、16…係止部材、17…閉塞部、18…コネクタ取り付け部、19…絶縁部、20…接合部材、21…信号ケーブル

Claims (4)

  1. 放射線に反応するガスが封入され、陰極になる筒状の外囲器と、
    前記外囲器の中心軸に沿って配設された陽極と、
    前記外囲器の一端に取り付けられ、前記陰極および陽極をシールド線付きのケーブルに接続するコネクタを備え、
    前記コネクタは、筒状の一端が前記外囲器に接合されその他端が前記シールド線に接続される導電性のコネクタケースと、前記陽極および前記ケーブルの芯線を接続するソケット型のコネクタ導体と、鍔状部を形成した無機絶縁体材の筒体からなり前記コネクタ導体を収容し前記コネクタケースの内部に前記鍔状部で保持される収容インシュレータを有することを特徴とする放射線検出器。
  2. 前記コネクタケースは開口端を有する円筒状に形成され、内側面の中間に、前記コネクタケースの中心方向に延出する鍔状突起部が形成され、
    前記鍔状突起部よりも前記開口端に近い内側面に、前記コネクタケースの内側面が段状に縮径した段部が設けられ、
    前記鍔状突起部と前記段部の間で前記収容インシュレータの鍔状部に係合し保持するリング状の保持部材により、前記コネクタケースの内部に前記収容インシュレータが保持されることを特徴とする請求項1に記載の放射線検出器。
  3. 前記保持部材は、一部切欠されたリング状になり、リング径の方向に弾性変位するバネ性をもち、その外方向に向かう弾発力により、前記収容インシュレータを前記鍔状突起部に押圧することを特徴とする請求項2に記載の放射線検出器。
  4. 前記コネクタケースは、その一端において前記外囲器に接合し、その他端の外側面において前記シールド線に螺着することを特徴とする請求項1ないし3のいずれか一項に記載の放射線検出器。
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