JP2015000500A - 射出成形機のケーブル配線装置及び姿勢保持部材 - Google Patents
射出成形機のケーブル配線装置及び姿勢保持部材 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2015000500A JP2015000500A JP2013125367A JP2013125367A JP2015000500A JP 2015000500 A JP2015000500 A JP 2015000500A JP 2013125367 A JP2013125367 A JP 2013125367A JP 2013125367 A JP2013125367 A JP 2013125367A JP 2015000500 A JP2015000500 A JP 2015000500A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cable
- cables
- posture holding
- wiring
- injection molding
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
【解決手段】面上に互いに略平行に整列した複数のケーブルを、少なくとも2つ以上の配線用機材を用いて配線し、配線用機材の少なくとも1組の隣り合う2つの配線用機材は、一方の配線用機材が前記複数のケーブルが整列した面上に配置され、他方の配線用機材が前記複数のケーブルを挟んで前記整列した面の反対側の他方の面に配置され、前記2つの配線用機材は、同一のケーブルに固定される。これにより、複数のケーブル同士が互いに乗り上げたり交錯したりすることがなく、滑らかに移動することが可能となる。
【選択図】図3
Description
このとき、特にケーブルの径が大きい場合などには、駆動ユニットを駆動した際に、各ケーブルが整列した状態を維持することができずに、ケーブルに浮き上がりやねじれが生じる場合がある。ケーブルに浮き上がりやねじれが生じた状態のままケーブルが移動すると、ケーブル同士が互いに乗り上げたり交錯する状態となって、架台上に配置された部材などに干渉してケーブルの被覆の破損や芯線の破断などを引き起こす場合がある。
これらの課題を解消するために、ケーブルを保持する部材を用いたり、ケーブルを格納する部材を用いることがある。
特許文献2には、図9に示されているようにケーブル110を保護可撓管112内に格納することで、ケーブル110を保護しつつその形状を保持して稼働させる技術が開示されている。
特許文献2に開示されている技術は、保護可撓管112を別途設置する必要があるためコストがかかり、また、保護可撓管112を設置するスペースが余分に必要となることがある。
すなわち、請求項1に係る発明では、互いに略平行に整列した複数のケーブルを、2つ以上の姿勢保持部材を用いて配線するようにしたことによって、複数のケーブル同士が互いに乗り上げたり交錯したりすることがなく、滑らかに移動するケーブル配線装置を提供することができる。
すなわち、請求項2に係る発明では、姿勢保持部材とケーブルとの固定に、切り離し可能な締結部材を用いて固定するようにしたことにより、姿勢保持部材とケーブルとの固定及び解除を簡便に行うようにすることが可能となる。
図3は、本実施形態の配線装置の構造を示した模式図である。本実施形態においては、複数のケーブルとして、3本のケーブル10a、ケーブル10b、ケーブル10cからなるもので説明する。
本実施形態において、3本のケーブル10は互いに略平行になるように整列して配置されており、それぞれのケーブル10は、配線用機材1と締結部材5を用いて固定されている。図3に示されているように、配線用機材1は、その長手方向が3本のケーブル10の配線方向に垂直な方向となるように配置されており、少なくとも1組の隣り合う2つの配線用機材1が、一方が3本のケーブル10の上面、他方が3本のケーブル10の下面となるように配置されている。また、配線用機材1はナイロンバンドからなる締結部材5によってケーブル10に固定されており、図3における左側2つの配線用機材1は中央のケーブル10bに、右側2つの配線用機材1は左端のケーブル10aに固定されている。
締結部材5によって固定されている配線用機材1とケーブル10との固定を解除する際には、締結部材5を切り離すことによって固定を解除することができる。
本実施形態において用いられる配線用機材1は、保持板3を金属鋼板によって形成しているが、ケーブル10を適切に固定できるものであれば、他の材質であってもよい。また、締結部材5についても、本実施形態においてはナイロン製のバンドを用いているが、他の材質のものであってもよい。さらに、保持板3に設けるケーブル固定穴2についても、本実施形態においては4つのケーブル固定穴2を設けて、2組の締結部材5を用いて配線用機材1とケーブル10とを固定しているが、ケーブル固定穴2の個数についても4つに限ったものではなく、例えば6つ設けて3組の締結部材5によって固定したり、逆に2つのケーブル固定穴2として1つの締結部材5によって固定したり、さらには、ケーブル固定穴2を1つとして、かかるケーブル固定穴2に締結部材5を貫通させてケーブル10を固定するようにすることもできる。
2 ケーブル固定穴
3 保持板
4 保護ブッシュ
5 締結部材
10 ケーブル
20 射出成形機
21 架台
22 電源供給ユニット
23 駆動ユニット
24 レール
110 ケーブル
111 ブリッジ
112 保護可撓管
Claims (3)
- 面上に互いに略平行に整列した複数のケーブルを、少なくとも2つ以上の姿勢保持部材を用いて配線する射出成形機のケーブル配線装置であって、前記姿勢保持部材は、前記複数のケーブルの配線方向に垂直な方向に延在し、少なくとも2本のケーブルに接触するように配置され、前記姿勢保持部材の少なくとも1組の隣り合う2つの姿勢保持部材は、一方の姿勢保持部材が前記複数のケーブルが整列した面上に配置され、他方の姿勢保持部材が前記複数のケーブルを挟んで前記整列した面の反対側の他方の面に配置され、前記2つの姿勢保持部材は、同一のケーブルに固定されることを特徴とする射出成形機のケーブル配線装置。
- 前記姿勢保持部材と、前記ケーブルとを締結する切り離し可能な締結部材を備えたことを特徴とする請求項1記載の射出成形機のケーブル配線装置。
- 面上に互いに略平行に整列した複数のケーブルを固定する姿勢保持部材であって、前記姿勢保持部材は、前記複数のケーブルが整列した面に略平行な面に沿って前記複数のケーブルに接触保持可能な保持板部を備え、前記保持板部は、締結部材を貫通させることにより前記複数のケーブルのうちのいずれかのケーブルに締結可能な穴部を備えたことを特徴とする姿勢保持部材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013125367A JP6105400B2 (ja) | 2013-06-14 | 2013-06-14 | 射出成形機のケーブル配線装置及び姿勢保持部材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013125367A JP6105400B2 (ja) | 2013-06-14 | 2013-06-14 | 射出成形機のケーブル配線装置及び姿勢保持部材 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015000500A true JP2015000500A (ja) | 2015-01-05 |
JP6105400B2 JP6105400B2 (ja) | 2017-03-29 |
Family
ID=52295330
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013125367A Active JP6105400B2 (ja) | 2013-06-14 | 2013-06-14 | 射出成形機のケーブル配線装置及び姿勢保持部材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6105400B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101844511B1 (ko) | 2010-03-19 | 2018-05-18 | 삼성전자주식회사 | 입체 음향 재생 방법 및 장치 |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59104584U (ja) * | 1982-12-29 | 1984-07-13 | 日本電気ホームエレクトロニクス株式会社 | 線材クランパ |
JPH06346907A (ja) * | 1993-06-10 | 1994-12-20 | Sumitomo Wiring Syst Ltd | 結束バンド |
JPH1086196A (ja) * | 1997-09-08 | 1998-04-07 | Fanuc Ltd | 型締め装置 |
JP2003032861A (ja) * | 2001-07-17 | 2003-01-31 | Inoac Corp | 車両内装部材の車両用電線保持構造 |
JP2010018107A (ja) * | 2008-07-09 | 2010-01-28 | Yazaki Corp | 電線保持構造、および電線保持方法 |
-
2013
- 2013-06-14 JP JP2013125367A patent/JP6105400B2/ja active Active
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59104584U (ja) * | 1982-12-29 | 1984-07-13 | 日本電気ホームエレクトロニクス株式会社 | 線材クランパ |
JPH06346907A (ja) * | 1993-06-10 | 1994-12-20 | Sumitomo Wiring Syst Ltd | 結束バンド |
JPH1086196A (ja) * | 1997-09-08 | 1998-04-07 | Fanuc Ltd | 型締め装置 |
JP2003032861A (ja) * | 2001-07-17 | 2003-01-31 | Inoac Corp | 車両内装部材の車両用電線保持構造 |
JP2010018107A (ja) * | 2008-07-09 | 2010-01-28 | Yazaki Corp | 電線保持構造、および電線保持方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP6105400B2 (ja) | 2017-03-29 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5393509B2 (ja) | ケーブル保持具 | |
MX337253B (es) | Espaciadores para un sistema de placas de conexion para cables. | |
ATE427032T1 (de) | Abschirmvorrichtung fur elektromagnetische interferenz und herstellungsverfahren dafur | |
JP6539340B2 (ja) | ディスプレイ画面へのフィルム貼り付け装置 | |
US10499518B2 (en) | Fixation bracket and control device | |
JP2011208742A (ja) | 位置決め装置 | |
JP6105400B2 (ja) | 射出成形機のケーブル配線装置及び姿勢保持部材 | |
IN2014CN03032A (ja) | ||
JP4598619B2 (ja) | ケーブル類保護案内装置用スケートユニット | |
JP2008066223A (ja) | ワイヤハーネス組立用治具 | |
DE502007001232D1 (de) | Befestigungsvorrichtung für eine Leitung | |
DE502004002698D1 (de) | Werkzeugmaschine mit einspannvorrichtung auf beiden seiten | |
CN205335630U (zh) | 机柜用走线装置、机柜 | |
JP5047214B2 (ja) | ケーブル類保護案内装置 | |
JP2018041654A (ja) | 端子台可働装置および配電盤 | |
KR20140001501U (ko) | 전선 포설 안내장치 | |
JP2007303556A (ja) | 直動案内装置 | |
JP6608483B2 (ja) | スライドレール機構 | |
KR20120011422A (ko) | 아크릴판 고정부가 결합된 프로파일 | |
ATE533346T1 (de) | Bestückautomat und verfahren zum bestücken von substraten mit bauelementen | |
KR20150004626U (ko) | 케이블 리프팅 장치 | |
MX2019002414A (es) | Un conjunto de estabilizacion y un dispositivo de marcado. | |
KR20130117835A (ko) | 엘리베이터의 케이블 처리장치 | |
JP6292618B2 (ja) | 電線配索装置及び電線配索方法 | |
KR200468736Y1 (ko) | 케이블 다운 트레이 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20151214 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20160824 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20160830 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20161007 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20170207 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20170302 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6105400 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |