JP2015000040A - データ抽出装置、データ抽出方法、及びプログラム - Google Patents

データ抽出装置、データ抽出方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】過去の蓄積されたデータから、作物の育成に必要なデータを確実に抽出し得る、データ抽出装置、データ抽出方法、及びプログラムを提供する。【解決手段】データ抽出装置100は、気象条件、作物の生育状態、及び作物の育成において行われた管理作業、それぞれの蓄積されたデータから、場所及び期間について指定された条件に基づいて、データを抽出する、第1のデータ抽出部10と、この抽出されたデータから、作物の生育状態について指定された条件に基づいて、データを抽出する、第2のデータ抽出部20と、第2のデータ抽出部によって抽出されたデータから、管理作業が作物に与えた影響を表すデータと、気象条件が前記作物に与えた影響を表すデータとを少なくとも抽出する、第3のデータ抽出部30と、を備えている。【選択図】図1

Description

本発明は、農業分野における過去のデータから生産者が必要とするデータを抽出するための、データ抽出装置、データ抽出方法、及びこれらを実現するためのプログラムに関する。
一般に、農業分野において、生産者は、作物を育成するにあたって、自身の経験、農業協同組合(JA:Japan Agriculture)等の組織から提供される栽培に関する指針を参考にして、明示的または暗黙的に目標となる生育モデルを設定する。そして、生産者は、生育モデルに従って作物の育成を実行する。例えば、特許文献1は、このような生育モデルを利用して、農業生産者を支援するシステムを提案している。
また、一般に、生育モデルでは、作物の収穫時の品質、収量、収穫時期等について一定の目標値が定められ、施肥、水遣りなどの農作業を通じた、収穫に至る生育の過程で作物の状態を制御する手順が定められている。そして、施肥、水遣り、これらに対応して行なう植物状態のチェックなどの作業には、一定の作業コストがかかることから、優良な作物を得ることができ、且つ、実現可能な生育モデルが最良の生育モデルとなる。
また、近年においては、施設内で植物の育成を行なう植物工場が開発されている(例えば、非特許文献1参照)。このような植物工場では、生育条件が安定しており、様々な生育条件を人工的に与えることができる。このため、植物工場では、取得した大量のデータから、最適な生育モデルが作成され、作成された生育モデルが積極的に利用されている。
但し、屋外で行なわれる露地栽培では、植物の生育過程における気温、降水量、日射量などが、場所、年等によって異なっている。このため、現在利用されている生育モデルは、それらを一般化したおおよその目安にしかならず、使用するデータによっては生育モデルの誤差が大きくなってしまうのが現状である。このため、非特許文献2及び3では、既存の生育モデルの別の環境への適用が検討されている。
また、例えば、特許文献2は、生産者が、農作業において、予め作成された農作業ルールを採用すべきかどうかを、過去の採否履歴に基づいて判断するシステムを提案している。特許文献2に開示されたシステムによれば、生育モデルを事例に応じて最適化できる可能性がある。
特開平11−299351号公報 特開2012−155432号公報
高辻正基、森康裕著「LED植物工場」日刊工業新聞社、2011年1月、p.2−6 1371445798015_0著「環境情報と作物生育情報のモデル化と応用:土壌−作物系,包括的シミュレーションモデル」北陸作物学会報37、2002年3月31日、p.107−112 森本哲夫著「温州ミカンの品質を予測するニューラルネットワークモデル」植物環境工学17(2):90−98、2005年、p.32−40
しかしながら、非特許文献2及び3では、既存の生育モデルの別の環境への適用が検討されているに過ぎず、この検討結果だけでは、生育モデルの最適化は困難である。このため、非特許文献2及び3を用いても、生産者は、現在の環境での作物の育成に必要なデータを得ることは不可能である。
また、特許文献2に開示されたシステムでは、農作業ルールの採否履歴のうち、環境、作物の状態、既に実行された作業の内容といった種々の条件が全て一致する採否履歴を、生産者が求めるデータとして抽出する。このため、特許文献2に開示されたシステムでは、環境によっては、生産者が求めるデータを抽出できない場合がある。
本発明の目的の一例は、上記問題を解消し、過去の蓄積されたデータから、作物の育成に必要なデータを確実に抽出し得る、データ抽出装置、データ抽出方法、及びプログラムを提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の一側面におけるデータ抽出装置は、気象条件、作物の生育状態、及び作物の育成において行われた管理作業、それぞれの蓄積されたデータから、場所及び期間について指定された条件に基づいて、データを抽出する、第1のデータ抽出部と、
前記第1のデータ抽出部によって抽出されたデータから、前記作物の生育状態について指定された条件に基づいて、データを抽出する、第2のデータ抽出部と、
前記第2のデータ抽出部によって抽出されたデータから、前記管理作業が前記作物に与えた影響を表すデータと、前記気象条件が前記作物に与えた影響を表すデータとを少なくとも抽出する、第3のデータ抽出部と、
を備えていることを特徴とする。
また、上記目的を達成するため、本発明の一側面におけるデータ抽出方法は、
(a)気象条件、作物の生育状態、及び作物の育成において行われた管理作業、それぞれの蓄積されたデータから、場所及び期間について指定された条件に基づいて、データを抽出する、ステップと、
(b)前記(a)のステップによって抽出されたデータから、前記作物の生育状態について指定された条件に基づいて、データを抽出する、ステップと、
(c)前記(b)のステップによって抽出されたデータから、前記管理作業が前記作物に与えた影響を表すデータと、前記気象条件が前記作物に与えた影響を表すデータとを少なくとも抽出する、ステップと、
を有することを特徴とする。
更に、上記目的を達成するため、本発明の一側面におけるプログラムは、コンピュータに、
(a)気象条件、作物の生育状態、及び作物の育成において行われた管理作業、それぞれの蓄積されたデータから、場所及び期間について指定された条件に基づいて、データを抽出する、ステップと、
(b)前記(a)のステップによって抽出されたデータから、前記作物の生育状態について指定された条件に基づいて、データを抽出する、ステップと、
(c)前記(b)のステップによって抽出されたデータから、前記管理作業が前記作物に与えた影響を表すデータと、前記気象条件が前記作物に与えた影響を表すデータとを少なくとも抽出する、ステップと、
を実行させることを特徴とする。
以上のように本発明によれば、過去の蓄積されたデータから、作物の育成に必要なデータを確実に抽出することができる。
図1は、本発明の実施の形態におけるデータ抽出装置の構成を概略的に示すブロック図である。 図2は、図1に示したデータ抽出装置の構成をより具体的に示すブロック図である。 図3は、本発明の実施の形態においてデータベースに蓄積されている気象条件のデータの一例を示す図である。 図4は、本発明の実施の形態においてデータベースに蓄積されている作物の生育状態のデータの一例を示す図である。 図5は、本発明の実施の形態においてデータベースに蓄積されている管理作業のデータの一例を示す図である。 図6は、本発明の実施の形態における管理作業影響データの具体例を示す図である。 図7は、本発明の実施の形態における気象条件影響データの具体例を示す図である。 図8は、本発明の実施の形態において、画面上で分類して表示された、管理作業影響データ、気象条件影響データ、及び作物の収穫時におけるデータの一例を示す図である。 図9は、本発明の実施の形態において、画面上で分類して表示された、管理作業影響データ、気象条件影響データ、及び作物の収穫時におけるデータの一例を示す図である。 図10は、本発明の実施の形態において画面上に表示された、第2のデータ抽出部によって抽出されたデータの一例を示す図である。 図11は、本発明の実施の形態において画面上に表示された、第2のデータ抽出部によって抽出されたデータの一例を示す図である。 図12は、本発明の実施の形態において画面上に表示された、第2のデータ抽出部によって抽出されたデータの一例を示す図である。 図13(a)及び(b)は、本発明の実施の形態において生育モデルを生成する過程を説明するための図であり、図13(a)は管理作業影響データの一例を示し、図13(b)は図13(a)に示す管理作業影響データを用いて作成された生育モデルの一例を示す。 図14は、本発明の実施の形態におけるデータ抽出装置の動作全体を示すフロー図である。 図15は、図14に示した第1抽出データの抽出処理を更に具体的に示すフロー図である。 図16は、図14に示した第2抽出データの抽出処理を更に具体的に示すフロー図である。 図17は、図14に示した管理作業影響データの抽出処理を更に具体的に示すフロー図である。 図18は、図14に示した気象条件影響データの抽出処理を更に具体的に示すフロー図である。 図19は、図14に示した実績データの抽出処理を更に具体的に示すフロー図である。 図20は、本発明の実施の形態におけるデータ抽出装置の他の例の構成を示すブロック図である。 図21は、本発明の実施の形態におけるデータ抽出装置を実現するコンピュータの一例を示すブロック図である。
(実施の形態)
以下、本発明の実施の形態における、データ抽出装置、データ抽出方法、及びプログラムについて、図1〜図21を参照しながら説明する。なお、各図において、同一または同等の部分には同一の符号を付与するものとする。
[装置構成]
最初に、本実施の形態におけるデータ抽出装置の構成について図1を用いて説明する。図1は、本発明の実施の形態におけるデータ抽出装置の構成を概略的に示すブロック図である。
図1に示すように、本実施の形態におけるデータ抽出装置100は、第1のデータ抽出部10と、第2のデータ抽出部20と、第3のデータ抽出部30とを備えている。また、図1に示されたデータベース110には、気象条件、作物の生育状態、及び作物の育成において行われた管理作業、それぞれの過去のデータが蓄積されている。
そして、データ抽出装置100において、第1のデータ抽出部10は、データベース110に蓄積されているデータから、場所及び期間について指定された条件に基づいて、データを抽出する。また、第2のデータ抽出部20は、第1のデータ抽出部10によって抽出されたデータ(以下「第1抽出データ」と表記する。)から、作物の生育状態について指定された条件に基づいて、データを抽出する。
更に、第3のデータ抽出部30は、第2のデータ抽出部20によって抽出されたデータ(以下「第2抽出データ」と表記する。)から、管理作業が作物に与えた影響を表すデータ(以下「管理作業影響データ」と表記する。)と、気象条件が作物に与えた影響を表すデータ(以下「気象条件影響データ」と表記する。)とを少なくとも抽出する。
このように、データ抽出装置100では、過去のデータは、まず、場所及び期間について絞り込まれ、更に、作物の生育状態について絞り込まれる。そして、このようにして絞り込まれたデータから、管理作業影響データと、気象条件影響データとが抽出される。
このため、ユーザである生産者は、データ抽出装置100を用いることで、作物の育成において、ある管理作業を行った場合に作物の生育状態に与えられる影響と、気象条件によって作物の生育状態に与えられる影響とを知ることができる。結果、データ抽出装置100によれば、過去の蓄積データから、作物の育成に必要なデータを確実に抽出することができる。
続いて、図2を用いて、本実施の形態におけるデータ抽出装置100の構成を更に具体的に説明する。図2は、図1に示したデータ抽出装置の構成をより具体的に示すブロック図である。
図2に示すように、本実施の形態におけるデータ抽出装置100は、コンピュータ200のオペレーティングシステム(OS:Operating System)上にプログラムによって構築されている。データ抽出装置100を構築するプログラムについては後述する。
コンピュータ200は、記憶装置300と、入力装置400と、表示装置500とを備えている。このうち、記憶装置300は、ハードディスク、フラッシュメモリ等である。入力装置400は、キーボード、マウス、タッチパネルといった入力機器である。データ抽出装置100のユーザは、入力装置400を用いて、データ抽出に利用する条件を入力することができる。表示装置500は、液晶表示装置等であり、抽出されたデータの表示に用いられる。
また、本実施の形態では、過去のデータを蓄積するデータベース110は、記憶装置300の記憶領域に構築されている。つまり、記憶装置300は、上述した、気象条件、作物の生育状態、及び作物の育成において行われた管理作業、それぞれの過去のデータを格納している。
具体的には、気象条件のデータ(以下「気象条件データ」と表記する。)としては、1時間毎、1分毎、一日毎といった設定された期間毎の、天気、気温、湿度、降水量、日照時間、日射量、風向、風速、気圧、積雪量、土壌水分量等が挙げられる。また、これらのデータは、例えば、気象衛星、気象観測機器等によって計測され、気象庁、民間の気象サービス会社から提供される。図3は、本発明の実施の形態においてデータベースに蓄積されている気象条件のデータの一例を示す図である。
作物の生育状態のデータ(以下「生育状態データ」と表記する。)としては、作物のサイズ(茎の高さ、果実の直径等)、糖度、酸度といった生育状態を表す指標の計測データが挙げられる。また、作物の生育状態のデータとしては、予め設定された評価基準に基づいて判断された段階的な評価値(三段階評価、五段階評価等)も挙げられる。なお、作物の生育状態のデータが蓄積される期間は、その作物の種類によって決定される。例えば、作物が果樹になる果実である場合ならば1年、作物が2毛作によって生育される場合ならば0.5年に設定される。図4は、本発明の実施の形態においてデータベースに蓄積されている作物の生育状態のデータの一例を示す図である。
管理作業は、即ち、作物の育成において生産者が実行した農作業(世話)であり、例えば、畝の作成、施肥(肥料の散布等)、防除(農薬の散布等)、灌水、間引き、剪定、芽摘み、摘果、計測、収穫等である。従って、管理作業のデータ(以下「管理作業データ」と表記する。)としては、実行された管理作業毎の、実行日時、作業時間、対象作物、場所等が挙げられる。図5は、本発明の実施の形態においてデータベースに蓄積されている管理作業のデータの一例を示す図である。
また、第1のデータ抽出部10は、本実施の形態では、ユーザである生産者が、入力装置400を介して、場所及び期間について条件を入力すると、データベース110から、入力された条件に合致するデータを抽出する。
具体的には、例えば、ユーザが、圃場の名称といった場所についての条件と、○○年○月〜△△年△月といった期間についての条件とを、入力装置400に入力したとする。この場合、第1のデータ抽出部10は、気象条件のデータ(図3)、作物の生育状態のデータ(図4)、管理作業のデータ(図5)のうち、圃場及び日時のデータが、入力された圃場及び期間と重なるレコードを、第1抽出データとして抽出する。
第2のデータ抽出部20は、本実施の形態では、ユーザが、入力装置400を介して、作物の生育状態についての条件を入力すると、第1抽出データから、入力された条件に合致するデータを抽出する。また、作物の生育状態について指定された条件としては、例えば、作物のサイズ(茎の高さ、果実の直径等)、糖度、酸度といった生育状態を表す指標が挙げられる。
具体的には、例えば、ユーザが、作物を指定し、その生育状態を表す指標として「糖度」を入力したとする。この場合、第2のデータ抽出部20は、まず、第1抽出データに含まれる生育状態データの中から、指定された作物の糖度が記録されたレコード(図4参照)を抽出する。更に、第2のデータ抽出部20は、第1抽出データに含まれる気象条件データ及び管理作業データの中から、指定された作物についてのレコード(図3及び図5参照)も抽出する。このようにして抽出されたレコードが、第2抽出データとなる。
第3のデータ抽出部30は、本実施の形態では、図2に示すように、管理作業影響データ抽出部31と、気象条件影響データ抽出部32と、実績データ抽出部33とを備えている。
このうち、管理作業影響データ抽出部31は、管理作業影響データとして、第2抽出データから、ユーザが指定した起点日以後に行われた管理作業データと、ユーザが指定した指標の値の起点日からの時系列変化のデータとを抽出する。
気象条件影響データ抽出部32は、気象条件影響データとして、第2抽出データから、ユーザが指定した期間に含まれる年別に、ユーザが指定した作物の生育場所の気象条件データと、ユーザが指定した指標の値の時系列変化のデータとを抽出する。
実績データ抽出部33は、第2抽出データから、作物の収穫時におけるデータ、例えば、収穫時点における、作物のサイズ、糖度、酸度等を、実績データとして抽出する。
ここで、管理作業影響データ及び気象条件影響データの具体例について図6及び図7を用いて説明する。図6は、本発明の実施の形態における管理作業影響データの具体例を示す図である。図7は、本発明の実施の形態における気象条件影響データの具体例を示す図である。
まず、図6の例では、ユーザは、場所として果樹園A、期間として2011年及び2012年、作物としてミカン、作物の生育状態として糖度を指定しているとする。そして、ユーザが、起点日として、各年における果実ができた日を指定し、更にデータの抽出間隔として「5日」を指定したとする。なお、起点日としては、その他、開花日も挙げられる。また、抽出間隔は上記の例に限定されず、作物の種類に応じて適宜指定される。
この場合、図6に示すように、管理作業影響データ抽出部31は、2011年及び2012年それぞれについて、起点日から収穫日までのミカンの糖度を、指定された抽出間隔で抽出する。また、管理作業影響データ抽出部31は、2011年及び2012年それぞれについて、起点日から収穫日までに実行された管理作業(履歴)も抽出する。
そして、図6の例では、ミカンの糖度は、摘果が実施された2012年の方が高いことから、ユーザは、2012年で積極的に実行された「摘果」がミカンの糖度向上に有効であることを知ることができる。
また、管理作業影響データ抽出部31は、抽出した指標を値が大きい順にソートし、上位からn個の値と、対応する管理作業データとを抽出することもできる。図6の例では、管理作業影響データ抽出部31は、2012年についてのミカンの糖度の値を、上位からn個(nは任意の自然数、例えば10個)抽出すると共に、対応する管理作業の履歴も抽出する。このようにして抽出されたデータは、後述する生育モデル作成部60における生育モデルの生成に用いられる。
続いて、図7の例でも、ユーザは、場所として果樹園A、期間として2011年及び2012年、作物としてミカン、作物の生育状態として糖度を指定しているとする。この場合、図7に示すように、気象条件影響データ抽出部32は、2011年及び2012年のそれぞれについて、設定されている基準日(例えば7月1日)から収穫日(例えば9月30日)まで、ミカンの糖度を、設定されている抽出間隔で抽出する。また、気象条件影響データ抽出部32は、2011年及び2012年それぞれについて、設定されている基準日から収穫日まで、ミカンの果樹園Aの気象条件データも、設定されている抽出間隔で抽出する。
そして、図7の例では、ミカンの糖度は、時間の経過と共に、2012年の方が高くなることから、ユーザは、2012年の気候の方がミカンには適していることを知ることができる。なお、図7においては、気象条件のデータとして、具体的な数値の代わりに、数値から読み取れる特徴が記述されている。また、本実施の形態では、気象条件影響データの抽出の際に用いられる「基準日」及び「抽出間隔」は、作物の種類毎に予め設定されている。
また、気象条件影響データ抽出部32も、管理作業影響データ抽出部31と同様に、抽出した指標を値が大きい順にソートし、上位からn個の値と、対応する気象条件データとを抽出することもできる。図7の例では、気象条件影響データ抽出部32は、2012年の8月10日以降のミカンの糖度の値と、2011年の8月10日以前のミカンの糖度の値とのうち、上位からn個(例えば10個)の値を抽出する。また、気象条件影響データ抽出部32は、2012年の8月10日以降の対応する気象条件データと、2011年の8月10日以前の対応する気象条件データも抽出する。このようにして抽出されたデータは、後述する生育モデル作成部60における生育モデルの生成に用いられる。
また、図2に示すように、データ抽出装置100は、第1のデータ抽出部10、第2のデータ抽出部20、及び第3のデータ抽出部30に加えて、更に、データ分類部40と、グラフ化処理部50と、生育モデル育成部60とを備えている。
データ分類部40は、第3のデータ抽出部30によって抽出された、管理作業影響データ、気象条件影響データ、及び作物の収穫時におけるデータ、それぞれを画面上で分類して表示させるための、画像データを生成する。また、データ分類部40は、生成した画像データを表示装置500(図2参照)に出力する。図8及び図9は、それぞれ、本発明の実施の形態において、画面上で分類して表示された、管理作業影響データ、気象条件影響データ、及び作物の収穫時におけるデータの一例を示す図である。
図8の例では、データ分類部40は、、管理作業影響データ、気象条件影響データ及び実績データを、表示装置500(図2参照)の画面501上に並列に表示させる、画像データを生成する。また、図9の例では、データ分類部40は、管理作業影響データ、気象条件影響データ及び実績データを、表示装置500(図2参照)の画面501上に、タブによる切替によって別々に表示させる、画像データを生成する。このように、データ分類部40が備えられていると、ユーザにおいては、管理作業影響データ、気象条件影響データ、及び実績データの把握が容易になる。
また、グラフ化処理部50は、第3のデータ抽出部30によって抽出されたデータを、画面上でグラフ化して表示するための、画像データを生成する。具体的には、グラフ化処理部50は、図6に示した管理作業影響データ、図7に示した気象条件影響データ、更には図8に示した実績データを、表示装置500の画面上に表示するための画像データを生成する。また、グラフ化処理部50は、生成した画像データを表示装置500に出力する。
また、グラフ化処理部50は、第2のデータ抽出部20によって抽出されたデータを、画面上でグラフ化して表示するための、画像データも生成する。具体的には、グラフ化処理部50は、例えば、ユーザが指定した作物の糖度等の指標の時系列変化を表示するための画像データを生成する。また、この場合も、グラフ化処理部50は、生成した画像データを表示装置500に出力する。
図10〜図12は、それぞれ、本発明の実施の形態において画面上に表示された、第2のデータ抽出部によって抽出されたデータの一例を示す図である。図10の例では、グラフ化処理部50は、ユーザが指定した作物の糖度の時系列変化が、縦軸を糖度、横軸を時間とするグラフ上に表示されるように、画像データを生成している。
また、図11の例では、ユーザが糖度と酸度との2つの指標を指定しているため、グラフ化処理部50は、縦軸を糖度、横軸を酸度とする散布図が、画面501上に表示されるように、画像データを生成する。また、この場合、グラフ化処理部50は、画面501上でユーザがスライダ502をスライドバー503に沿って移動させると、対応する日の散布図が表示されるように、日毎に画像データを生成する。
更に、図12の例では、ユーザが、糖度、酸度、直径、傷の少なさ、色といった5つの指標を指定しているため、グラフ化処理部50は、レーダーチャートが、画面501上に表示される画像データを生成する。また、この場合も、グラフ化処理部50は、画面501上でユーザがスライダ502をスライドバー503に沿って移動させると、対応する日のレーダーチャートが表示されるように、日毎に画像データを生成する。
このように、グラフ化処理部50が備えられていると、ユーザは、管理作業影響データ、気象条件影響データ、及び実績データに加え、各指標についての時系列変化も、簡単に把握することができる。この結果、ユーザは、各年の作物のできが良かったかどうかを簡単に判断できる。
また、生育モデル作成部60は、第3のデータ抽出部30によって抽出された、管理作業影響データ、気象条件影響データ、及び作物の収穫時におけるデータを用いて、作物の生育モデルを作成する。
ここで、図13(a)及び(b)を用いて、本実施の形態における生育モデルの生成処理について説明する。図13(a)及び(b)は、本発明の実施の形態において生育モデルを生成する過程を説明するための図であり、図13(a)は管理作業影響データの一例を示し、図13(b)は図13(a)に示す管理作業影響データを用いて作成された生育モデルの一例を示す。
例えば、第3のデータ抽出部30によって、図13に(a)に示す管理作業影響データが取得されているとする。そして、この管理作業影響データでは、X日を境に、2012年においては糖度の伸び率が低下しているが、2011年においては糖度の伸び率が上昇している。従って、この作物においては、図13(b)に示すように、X日までは2012年のように糖度が上昇し、X日以後では2011年のように糖度が上昇することが理想である。
このため、図13(a)及び(b)の例では、生育モデル作成部60は、データベース110から、2012年におけるX日までの管理作業データと、2011年におけるX日以後の管理作業データとを抽出する。そして、生育モデル作成部60は、抽出した各管理作業データを合成し、得られた合成データを生育モデルとする。
また、生育モデル作成部60は、更に、管理作業影響データ抽出部31が抽出した上位n個の値及び対応する管理作業データと、気象条件影響データ抽出部32が抽出した上位n個の値及び対応する気象条件データとを用いて、生育モデルを生成することもできる。
[装置動作]
次に、本発明の実施の形態におけるデータ抽出装置の動作について図14〜図19を用いて説明する。また、本実施の形態では、データ抽出装置100を動作させることによって、データ抽出法が実施される。よって、本実施の形態におけるデータ抽出方法の説明は、以下のデータ抽出装置100の動作説明に代える。
<全体>
最初に、図14を用いて、本実施の形態におけるデータ抽出装置100の動作全体について説明する。図14は、本発明の実施の形態におけるデータ抽出装置の動作全体を示すフロー図である。
図14に示すように、データ抽出装置100においては、まず、第1のデータ抽出部10によって、データベース110を対象として、第1抽出データの抽出が実行される(ステップS1)。次に、ステップS1が実行されると、第2のデータ抽出部20によって、第1抽出データを対象として、第2抽出データの抽出が実行される(ステップS2)。
次に、ステップS2が実行されると、第3のデータ抽出部30によって、ステップS3、S4、及びS5が平行して実行される。具体的には、管理作業データ抽出部31によって、第2抽出データを対象として、管理作業影響データの抽出が行われる(ステップS3)。また、気象条件影響データ抽出部32によって、第2抽出データを対象として、気象条件影響データの抽出が行われる(ステップS4)。更に、実績データ抽出部33によって、第2抽出データを対象として、実績データの抽出が行われる(ステップS5)。
次に、ステップS3、S4及びS5が実行されると、これらのステップで抽出されたデータが、データ分類部40、及びグラフ化処理部50によって、表示装置500の画面上に表示される(ステップS6)。
その後、生育モデル作成部60は、ステップS3〜S5で抽出された各データを用いて、生育モデルを生成する(ステップS7)。生成された生育モデルは、生産者であるユーザによって、その後の作物の育成に利用される。
<第1抽出データの抽出処理>
次に、図15を用いて、図14に示した第1抽出データの抽出処理について説明する。図15は、図14に示した第1抽出データの抽出処理を更に具体的に示すフロー図である。
図15に示すように、最初に、第1のデータ抽出部10は、入力装置400を介して、ユーザからの場所についての条件の入力を受け付ける(ステップS11)。次に、第1のデータ抽出部10は、ステップS11において、場所についての条件が入力されているかどうかを判定する(ステップS12)。
ステップS12の判定の結果、場所についての条件が入力されていない場合は、第1のデータ抽出部10は、再度ステップS11を実行する。一方、ステップS12の判定の結果、場所についての条件が入力されている場合は、第1のデータ抽出部10は、入力された条件において複数の場所(圃場)が指定されているかどうかを判定する(ステップS13)。
ステップS13の判定の結果、複数の場所が指定されていない場合は、第1のデータ抽出部10は、対象となる期間を過去の全ての期間に設定し(ステップS17)、その後、ステップS18を実行する。
一方、ステップS13の判定の結果、複数の場所が指定されている場合は、第1のデータ抽出部10は、入力装置400を介して、ユーザからの期間についての条件の入力を受け付ける(ステップS14)。次に、第1のデータ抽出部10は、ステップS14において、期間についての条件が入力されているかどうかを判定する(ステップS15)。
ステップS15の判定の結果、期間についての条件が入力されていない場合は、第1のデータ抽出部10は、再度ステップS14を実行する。一方、ステップS15の判定の結果、期間についての条件が入力されている場合は、第1のデータ抽出部10は、入力された条件に基づいて、対象となる期間を設定をする(ステップS16)。
ステップS16又はS17が実行されると、第1のデータ抽出部10は、データベース110にアクセスし、そこから、入力された条件に合致するデータを、第1抽出データとして抽出する(ステップS18)。その後、第2のデータ抽出部20によって、ステップS2が実行される。
<第2抽出データの抽出処理>
次に、図16を用いて、図14に示した第2抽出データの抽出処理について説明する。図16は、図14に示した第2抽出データの抽出処理を更に具体的に示すフロー図である。
図16に示すように、最初に、第2のデータ抽出部20は、入力装置400を介して、ユーザからの、作物の生育状態についての条件の入力を受け付ける(ステップS21)。次に、第2のデータ抽出部20は、ステップS21において、作物の生育状態についての条件が入力されているかどうかを判定する(ステップS22)。
ステップS22の判定の結果、作物の生育状態についての条件が入力されていない場合は、第2のデータ抽出部20は、再度ステップS21を実行する。一方、ステップS22の判定の結果、作物の生育状態についての条件が入力されている場合は、第2のデータ抽出部20は、第1抽出データから、入力された条件に合致するデータを、第2抽出データとして抽出する(ステップS23)。その後、第3のデータ抽出部30によって、ステップS3〜S5が実行される。
具体的には、ステップS21において、作物の生育状態についての条件として、ミカンの糖度及び酸度が入力されているとする。この場合、第2のデータ抽出部20は、第1抽出データに含まれる生育状態データの中から、ミカンの糖度又は酸度が記録されたレコード(図4参照)を抽出する。更に、第2のデータ抽出部20は、第1抽出データに含まれる気象条件データ及び管理作業データの中から、ミカンについてのレコード(図3及び図5参照)も抽出する。
<管理作業影響データの抽出処理>
次に、図17を用いて、図14に示した管理作業影響データの抽出処理について説明する。図17は、図14に示した管理作業影響データの抽出処理を更に具体的に示すフロー図である。
図17に示すように、最初に、管理作業影響データ抽出部31は、ユーザが入力装置400から入力した起点日を読み込み(ステップS31)、更に、ユーザが入力装置400から入力した抽出間隔も読み込む(ステップS32)。具体的には、ユーザが入力装置400から入力した起点日及び抽出間隔は、入力後に、記憶装置300(図2参照)に格納される。従って、管理作業影響データ抽出部31は、記憶装置300から、起点日及び抽出間隔を読み込んでいる。
次に、管理作業影響データ抽出部31は、ステップS23で抽出された第2抽出データから、ステップS31及びS32で読み込んだデータを用いて、管理作業影響データを抽出する(ステップS33)。具体的には、管理作業影響データ抽出部31は、ステップS21(図16参照)で指定された指標の値を、ステップS31で読み込んだ起点日から、ステップS32で読み込んだ抽出間隔で抽出する。また、管理作業影響データ抽出部31は、ステップS31で読み込んだ起点日以後に行われた管理作業データも抽出する。抽出されるデータの具体例は、図6に示した通りである。
次に、管理作業影響データ抽出部31は、ステップS33で抽出した指標を値が大きい順にソートし(ステップS34)、上位からn個の値と、対応する管理作業データとを抽出する(ステップS35)。ステップS35で抽出されたデータは、上述のステップS7における生育モデルの生成に用いられる。
<気象条件影響データの抽出処理>
次に、図18を用いて、図14に示した気象条件影響データの抽出処理について説明する。図18は、図14に示した気象条件影響データの抽出処理を更に具体的に示すフロー図である。
図18に示すように、最初に、気象条件影響データ抽出部32は、予め設定された基準日及び抽出間隔を読み込む(ステップS41)。具体的には、予め設定された基準日及び抽出間隔は、記憶装置300(図2参照)に格納されている。従って、気象条件影響データ抽出部32は、記憶装置300から、予め設定された基準日及び抽出間隔を読み込む。
次に、気象条件影響データ抽出部32は、ステップS23で抽出された第2抽出データから、ステップS41で読み込んだデータを用いて、気象条件影響データを抽出する(ステップS42)。具体的には、気象条件影響データ抽出部32は、ステップS14(図15参照)で指定された期間毎に、ステップS21(図16参照)で指定された指標の値を、ステップS41で読み込んだ基準日から、同じく読み込んだ抽出間隔で抽出する。また、気象条件影響データ抽出部32は、ステップS14で指定された期間毎に、ステップS21(図16参照)で指定された作物の生育場所の気象条件データも抽出する。抽出されるデータの具体例は、図7に示した通りである。
次に、気象条件影響データ抽出部32は、ステップS42で抽出した指標を値が大きい順にソートし(ステップS43)、上位からn個の値と、対応する気象条件データとを抽出する(ステップS44)。ステップS43で抽出されたデータは、上述のステップS7における生育モデルの生成に用いられる。
<実績データの抽出処理>
次に、図19を用いて、図14に示した実績データの抽出処理について説明する。図19は、図14に示した実績データの抽出処理を更に具体的に示すフロー図である。
図19に示すように、最初に、実績データ抽出部33は、第2抽出データから、実績データを抽出する(ステップS51)。具体的には、実績データ抽出部33は、ステップS21(図16参照)で指定された作物の収穫時におけるデータ、例えば、収穫時点における、作物のサイズ、糖度、酸度等を抽出する。
次に、実績データ抽出部33は、ステップS51で抽出されたデータを、値が優れている順にソートし(ステップS52)、更に、このうち、上位からn個の値を抽出する(ステップS53)。ステップS53で抽出されたデータは、上述のステップS7における生育モデルの生成に用いられる。
[実施の形態における効果]
以上のように、本実施の形態によれば、ユーザは、過去の蓄積データから、管理作業影響データと、気象条件影響データと、実績データとを得ることができる。言い換えると、ユーザは、過去の蓄積されたデータから、作物の育成に必要なデータを確実に抽出することができる。そして、ユーザは、管理作業が作物に与える影響、気象条件が作物に与える影響、過去の実績を知ることができるので、作物の育成モデルの最適化を図ることもできる。
[変形例]
ここで、本実施の形態における変形例について、図20を用いて説明する。図20は、本発明の実施の形態におけるデータ抽出装置の他の例の構成を示すブロック図である。図20の例においても、データ抽出装置100は、図2に示した例と同様に、コンピュータ200のOS上にプログラムによって構築されている。但し、図20の例では、図2の例と異なり、コンピュータ200は、通信インターフェイス600により、ネットワーク710を経由して、生産者であるユーザが利用する端末装置700に接続されている。
このため、ユーザは、端末装置700から、各種条件を入力することができる。また、データ抽出装置100は、抽出したデータを、通信インターフェイス600から、ネットワーク710を経由して、端末装置700に送信することができる。ユーザは、端末装置700の画面上で、抽出されたデータを確認することができる。
[プログラム]
また、本実施の形態におけるプログラムは、コンピュータ200に、図4に示すステップS1〜S7を実行させるプログラムであれば良い。このプログラムをコンピュータ200にインストールし、実行することによって、本実施の形態におけるデータ抽出装置100とデータ抽出方法とを実現することができる。この場合、コンピュータのCPU(Central Processing Unit)は、第1のデータ抽出部10、第2のデータ抽出部20、第3のデータ抽出部30、データ分類部40、グラフ化処理部50、及び生育モデル作成部60として機能し、処理を行なう。
ここで、本実施の形態におけるプログラムを実行することによって、データ抽出装置100を実現するコンピュータについて図21を用いて説明する。図21は、本発明の実施の形態におけるデータ抽出装置を実現するコンピュータの一例を示すブロック図である。
図21に示すように、コンピュータ200は、CPU201と、メインメモリ202と、記憶装置203と、入力インターフェイス204と、表示コントローラ205と、データリーダ/ライタ206と、通信インターフェイス600とを備える。これらの各部は、バス207を介して、互いにデータ通信可能に接続される。
CPU201は、記憶装置203に格納された、本実施の形態におけるプログラム(コード)をメインメモリ202に展開し、これらを所定順序で実行することにより、各種の演算を実施する。メインメモリ202は、典型的には、DRAM(Dynamic Random Access Memory)等の揮発性の記憶装置である。また、メインメモリ202は、CPU201の作業領域として用いられる。
また、記憶装置203の具体例としては、ハードディスクの他、フラッシュメモリ等の半導体記憶装置、DVD−RAM(Digital Versatile Disc Random-Access Memory)、DVD−RW(Digital Versatile Disc ReWritable)等の光学式記憶装置が挙げられる。入力インターフェイス204は、CPU201と、キーボード、マウス、タッチパネルといった入力機器208との間のデータ伝送を仲介する。表示コントローラ205は、液晶表示ディスプレイ、有機ELディスプレイといった表示装置500と接続され、表示装置500での表示を制御する。
データリーダ/ライタ206は、CPU201と記録媒体208との間のデータ伝送を仲介し、記録媒体208からのプログラムの読み出し、及びコンピュータ200における処理結果の記録媒体208への書き込みを実行する。通信インターフェイス600は、CPU201と、他のコンピュータとの間のデータ伝送を仲介する。通信インターフェイス600としては、シリアルインターフェイス、LAN(Local Area Network)インターフェイスが挙げられる。
また、本実施の形態におけるプログラムは、コンピュータ読み取り可能な記録媒体208に格納された状態で提供される。記録媒体208の具体例としては、CF(Compact Flash(登録商標))及びSD(Secure Digital)等の汎用的な半導体記憶デバイス、フレキシブルディスク(Flexible Disk)等の磁気記憶媒体、又はCD−ROM(Compact Disk Read Only Memory)などの光学記憶媒体が挙げられる。
また、図21は、コンピュータ200の構成の一例であり、コンピュータ200は、図21に示されたものに限定されない。例えば、コンピュータ200は、スマートフォン、タブレット型のコンピュータであっても良い。
更に、データ抽出装置100は、コンピュータのOSとアプリケーションプログラムとのそれぞれに分担されて実現されていても良いし、OSとアプリケーションプログラムとが協働することによって実現されていても良い。このような場合は、アプリケーションプログラムの部分のみが、記録媒体208によって提供されることになる。
また、本実施の形態におけるプログラムは、通信インターフェイス600を介して接続されたインターネット上で流通するものであっても良い。つまり、本実施の形態におけるプログラムは、搬送波に重畳され、通信ネットワークを介して、コンピュータ200に配信されてきても良い。例えば、ネットワーク上の掲示板(BBS:Bulletin Board System)に、本実施の形態におけるプログラムが掲示されている場合は、当該プログラムはネットワークを介して配信されることになる。この場合、配信されてきたプログラムを起動し、OSの制御下で、他のアプリケーションプログラムと同様に実行すれば、本実施の形態におけるデータ抽出装置100が実現されることなる。
上述した実施の形態の一部又は全部は、以下に記載する(付記1)〜(付記18)によって表現することができるが、以下の記載に限定されるものではない。
(付記1)
気象条件、作物の生育状態、及び作物の育成において行われた管理作業、それぞれの蓄積されたデータから、場所及び期間について指定された条件に基づいて、データを抽出する、第1のデータ抽出部と、
前記第1のデータ抽出部によって抽出されたデータから、前記作物の生育状態について指定された条件に基づいて、データを抽出する、第2のデータ抽出部と、
前記第2のデータ抽出部によって抽出されたデータから、前記管理作業が前記作物に与えた影響を表すデータと、前記気象条件が前記作物に与えた影響を表すデータとを少なくとも抽出する、第3のデータ抽出部と、
を備えていることを特徴とするデータ抽出装置。
(付記2)
前記第3のデータ抽出部が、更に、前記作物の収穫時におけるデータを抽出する、付記1に記載のデータ抽出装置。
(付記3)
前記第2のデータ抽出部が、前記特定の作物の生育状態について指定された条件として、前記作物の生育状態を表す指標を受け付け、受け付けた前記指標に基づいて、データを抽出し、
前記第3のデータ抽出部が、
前記管理作業が前記作物に与えた影響を表すデータとして、指定された起点日以後に行われた前記管理作業と、前記起点日からの前記指標の値の時系列変化のデータとを抽出し、
前記気象条件が前記作物に与えた影響を表すデータとして、指定された前記期間に含まれる年別に、前記作物の生育場所の前記気象条件のデータと、前記指標の値の時系列変化のデータとを抽出する、
付記1または2に記載のデータ抽出装置。
(付記4)
前記第3のデータ抽出部によって抽出された前記データそれぞれを画面上で分類して表示させるための、画像データを生成する、データ分類部を更に備えている、
付記1〜3のいずれかに記載のデータ抽出装置。
(付記5)
前記第2のデータ抽出部によって抽出されたデータ、及び前記第3のデータ抽出部によって抽出されたデータを、画面上でグラフ化して表示させるための、画像データを生成する、グラフ化処理部を更に備えている、付記1〜4のいずれかに記載のデータ抽出装置。
(付記6)
前記第3のデータ抽出部によって抽出された前記データを用いて、前記作物の生育モデルを作成する、生育モデル作成部を更に備えている、付記1〜5のいずれかに記載のデータ抽出装置。
(付記7)
(a)気象条件、作物の生育状態、及び作物の育成において行われた管理作業、それぞれの蓄積されたデータから、場所及び期間について指定された条件に基づいて、データを抽出する、ステップと、
(b)前記(a)のステップによって抽出されたデータから、前記作物の生育状態について指定された条件に基づいて、データを抽出する、ステップと、
(c)前記(b)のステップによって抽出されたデータから、前記管理作業が前記作物に与えた影響を表すデータと、前記気象条件が前記作物に与えた影響を表すデータとを少なくとも抽出する、ステップと、
を有することを特徴とするデータ抽出方法。
(付記8)
前記(c)のステップにおいて、更に、前記作物の収穫時におけるデータを抽出する、付記7に記載のデータ抽出方法。
(付記9)
前記(b)のステップにおいて、前記特定の作物の生育状態について指定された条件として、前記作物の生育状態を表す指標を受け付け、受け付けた前記指標に基づいて、データを抽出し、
前記(c)のステップにおいて、
前記管理作業が前記作物に与えた影響を表すデータとして、指定された起点日以後に行われた前記管理作業と、前記起点日からの前記指標の値の時系列変化のデータとを抽出し、
前記気象条件が前記作物に与えた影響を表すデータとして、指定された前記期間に含まれる年別に、前記作物の生育場所の前記気象条件のデータと、前記指標の値の時系列変化のデータとを抽出する、
付記7または8に記載のデータ抽出方法。
(付記10)
(d)前記(c)のステップによって抽出された前記データそれぞれを画面上で分類して表示させるための、画像データを生成する、ステップを更に有している、
付記7〜9のいずれかに記載のデータ抽出方法。
(付記11)
(e)前記(b)のステップによって抽出されたデータ、及び前記(c)のステップによって抽出されたデータを、画面上でグラフ化して表示させるための、画像データを生成する、ステップを更に有する、付記7〜10のいずれかに記載のデータ抽出方法。
(付記12)
(f)前記(b)のステップによって抽出された前記データを用いて、前記作物の生育モデルを作成する、ステップを更に有する、付記7〜11のいずれかに記載のデータ抽出方法。
(付記13)
コンピュータに、
(a)気象条件、作物の生育状態、及び作物の育成において行われた管理作業、それぞれの蓄積されたデータから、場所及び期間について指定された条件に基づいて、データを抽出する、ステップと、
(b)前記(a)のステップによって抽出されたデータから、前記作物の生育状態について指定された条件に基づいて、データを抽出する、ステップと、
(c)前記(b)のステップによって抽出されたデータから、前記管理作業が前記作物に与えた影響を表すデータと、前記気象条件が前記作物に与えた影響を表すデータとを少なくとも抽出する、ステップと、
を実行させるプログラム。
(付記14)
前記(c)のステップにおいて、更に、前記作物の収穫時におけるデータを抽出する、付記13に記載のプログラム。
(付記15)
前記(b)のステップにおいて、前記特定の作物の生育状態について指定された条件として、前記作物の生育状態を表す指標を受け付け、受け付けた前記指標に基づいて、データを抽出し、
前記(c)のステップにおいて、
前記管理作業が前記作物に与えた影響を表すデータとして、指定された起点日以後に行われた前記管理作業と、前記起点日からの前記指標の値の時系列変化のデータとを抽出し、
前記気象条件が前記作物に与えた影響を表すデータとして、指定された前記期間に含まれる年別に、前記作物の生育場所の前記気象条件のデータと、前記指標の値の時系列変化のデータとを抽出する、
付記13または14に記載のプログラム。
(付記16)
(d)前記(c)のステップによって抽出された前記データそれぞれを画面上で分類して表示させるための、画像データを生成する、ステップを更に前記コンピュータに実行させる、
付記13〜15のいずれかに記載のプログラム。
(付記17)
(e)前記(b)のステップによって抽出されたデータ、及び前記(c)のステップによって抽出されたデータを、画面上でグラフ化して表示させるための、画像データを生成する、ステップを更に前記コンピュータに実行させる、付記13〜16のいずれかに記載のプログラム。
(付記18)
(f)前記(b)のステップによって抽出された前記データを用いて、前記作物の生育モデルを作成する、ステップを更に前記コンピュータに実行させる、付記13〜17のいずれかに記載のプログラム。
以上のように本発明によれば、過去の蓄積されたデータから、作物の育成に必要なデータを確実に抽出することができる。本発明は、農業分野において、地域毎、圃場毎に、生育モデルを作成する場合に有用である。
10 第1のデータ抽出部
20 第2のデータ抽出部
30 第3のデータ抽出部
31 管理作業影響データ抽出部
32 気象条件影響データ抽出部
33 実績データ抽出部
40 データ分類部
50 グラフ化処理部
60 生育モデル作成部
100 データ抽出装置
110 データベース
200 コンピュータ
201 CPU
202 メインメモリ
203 記憶装置
204 入力インターフェイス
205 表示コントローラ
206 データリーダ/ライタ
207 バス
208 記録媒体
300 記憶装置
400 入力装置
500 表示装置
600 通信インターフェイス
700 端末装置

Claims (8)

  1. 気象条件、作物の生育状態、及び作物の育成において行われた管理作業、それぞれの蓄積されたデータから、場所及び期間について指定された条件に基づいて、データを抽出する、第1のデータ抽出部と、
    前記第1のデータ抽出部によって抽出されたデータから、前記作物の生育状態について指定された条件に基づいて、データを抽出する、第2のデータ抽出部と、
    前記第2のデータ抽出部によって抽出されたデータから、前記管理作業が前記作物に与えた影響を表すデータと、前記気象条件が前記作物に与えた影響を表すデータとを少なくとも抽出する、第3のデータ抽出部と、
    を備えていることを特徴とするデータ抽出装置。
  2. 前記第3のデータ抽出部が、更に、前記作物の収穫時におけるデータを抽出する、請求項1に記載のデータ抽出装置。
  3. 前記第2のデータ抽出部が、前記特定の作物の生育状態について指定された条件として、前記作物の生育状態を表す指標を受け付け、受け付けた前記指標に基づいて、データを抽出し、
    前記第3のデータ抽出部が、
    前記管理作業が前記作物に与えた影響を表すデータとして、指定された起点日以後に行われた前記管理作業と、前記起点日からの前記指標の値の時系列変化のデータとを抽出し、
    前記気象条件が前記作物に与えた影響を表すデータとして、指定された前記期間に含まれる年別に、前記作物の生育場所の前記気象条件のデータと、前記指標の値の時系列変化のデータとを抽出する、
    請求項1または2に記載のデータ抽出装置。
  4. 前記第3のデータ抽出部によって抽出された前記データそれぞれを画面上で分類して表示させるための、画像データを生成する、データ分類部を更に備えている、
    請求項1〜3のいずれかに記載のデータ抽出装置。
  5. 前記第2のデータ抽出部によって抽出されたデータ、及び前記第3のデータ抽出部によって抽出されたデータを、画面上でグラフ化して表示させるための、画像データを生成する、グラフ化処理部を更に備えている、請求項1〜4のいずれかに記載のデータ抽出装置。
  6. 前記第3のデータ抽出部によって抽出された前記データを用いて、前記作物の生育モデルを作成する、生育モデル作成部を更に備えている、請求項1〜5のいずれかに記載のデータ抽出装置。
  7. (a)気象条件、作物の生育状態、及び作物の育成において行われた管理作業、それぞれの蓄積されたデータから、場所及び期間について指定された条件に基づいて、データを抽出する、ステップと、
    (b)前記(a)のステップによって抽出されたデータから、前記作物の生育状態について指定された条件に基づいて、データを抽出する、ステップと、
    (c)前記(b)のステップによって抽出されたデータから、前記管理作業が前記作物に与えた影響を表すデータと、前記気象条件が前記作物に与えた影響を表すデータとを少なくとも抽出する、ステップと、
    を有することを特徴とするデータ抽出方法。
  8. コンピュータに、
    (a)気象条件、作物の生育状態、及び作物の育成において行われた管理作業、それぞれの蓄積されたデータから、場所及び期間について指定された条件に基づいて、データを抽出する、ステップと、
    (b)前記(a)のステップによって抽出されたデータから、前記作物の生育状態について指定された条件に基づいて、データを抽出する、ステップと、
    (c)前記(b)のステップによって抽出されたデータから、前記管理作業が前記作物に与えた影響を表すデータと、前記気象条件が前記作物に与えた影響を表すデータとを少なくとも抽出する、ステップと、
    を実行させるプログラム。
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