JP2014533805A - 抗炭素堆積被覆を有するピストンおよびその製造方法 - Google Patents

抗炭素堆積被覆を有するピストンおよびその製造方法 Download PDF

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Abstract

ピストンおよびその製造方法を提供する。ピストンは、シリンダボア内の燃焼ガスに直接暴露されるように構成された上方燃焼面と、上方燃焼面の下方に位置する下方クラウン面とを有するピストン本体を含む。ピストン本体は、上方燃焼面に隣接しかつ少なくとも1つのピストンリングを受入れるように構成されたリングベルト領域と、前記リングベルト領域の半径方向の内側に位置しかつリングベルト領域と実質的に半径方向に整列するように構成された冷却ギャラリとをさらに含む。ピストンは、下方クラウン面と冷却ギャラリの少なくとも一部とのうち少なくとも一方に付着された非粘着性被覆材料をさらに含む。非粘着性被覆材料は、その上面における炭素堆積物の蓄積を抑制する。

Description

発明の背景
1.技術分野
本発明は、内燃エンジンに関し、より具体的には、ピストンおよびその製造方法に関する。
2.関連技術
エンジン製造業者は、ますます増加している、エンジン効率およびエンジン性能を向上させる要求に直面している。エンジン効率およびエンジン性能の向上は、燃費の向上、燃料燃焼の改善、エンジンオイル消耗の低減、および排気温度を増加しその熱を車両内で再利用することを含むがこれらに限定されない。これらの目標を達成するために、燃焼室内のエンジン運転温度を高くする必要がある。しかしながら、燃焼室内の温度を上昇させることが望ましいが、ピストンを動作可能な温度に維持する必要がある。よって、両方が開放されまたは密閉された外側冷却ギャラリおよび内側冷却ギャラリをピストンヘッド内に組込み、その中でエンジンオイルを循環させることによってピストンヘッドの動作温度を低下させることは知られている。通常、外側冷却ギャラリは、リング溝領域を含むピストンの上方ランドを中心に周設される。通常、内側冷却ギャラリは、一般的に下方クラウンと呼ばれ、凹状の燃焼ボウルを含むピストンヘッドの上側燃焼面の下方に設けられる。したがって、リングベルト領域および燃焼面の両方は、循環オイルに冷却される。しかしながら、高温表面に接触した結果、循環油が経時的に分解し酸化し始め、よって上方ランドと下方クラウンとの内表面に炭素堆積物が形成される。炭素の蓄積が継続すると、各表面上に絶縁層が形成される。よって、循環オイルの冷却効果が低下し、その結果、表面の酸化および腐食ならびに上方ランドおよび燃焼表面領域の過度焼き戻しを引起す。よって、ピストン材料の機械性質が低下し、特に燃焼ボウル周縁などの応力高い領域に亀裂が形成され得る。
本発明に従って製造されたピストンは、冷却オイルに接触される表面上にオイル付着物が蓄積する傾向を低減することにより、炭素蓄積物の形成によって引起された前述の欠点を克服する。よって、本発明に従って製造されたピストンは、走行効率を向上させ、使用中に基材の強度および耐久性を維持し、かつ、使用寿命を改善する。
発明の概要
本発明の一局面によれば、内燃機関用のピストンが提供される。ピストンは、シリンダボア内の燃焼ガスに直接暴露されるように構成された上方燃焼面と、上方燃焼面の下方に位置する下方クラウン面とを有するピストン本体を含む。ピストン本体は、上方燃焼面に隣接しかつ少なくとも1つのピストンリングを受入れるように構成されたリングベルト領域と、リングベルト領域の半径方向の内側に位置しかつリングベルト領域と実質的に半径方向に整列するように構成された冷却ギャラリとをさらに含む。ピストンは、下方クラウン面と冷却ギャラリの少なくとも一部とのうち少なくとも一方に付着された非粘着性被覆材料をさらに含む。非粘着性被覆材料は、その上面における炭素堆積物の蓄積を抑制する。
本発明の別の局面によれば、ピストン本体は、第1材料から製造される上方クラウンと、第2材料から製造され、上方クラウンと別体の下方クラウンとを含む。上方クラウンは、下方クラウンに固定され、非粘着性被覆材料は、上方クラウンと下方クラウンとのうち少なくとも1つに付着される。
本発明の別の局面によれば、非粘着性被覆材料は、上方クラウンに付着され、下方クラウンに付着されない。
本発明の別の局面によれば、非粘着性被覆材料は、冷却ギャラリと下方クラウン面との両方に付着される。
本発明のさらに別の局面によれば、内燃機関用のピストンを製造する方法が提供される。この方法は、以下の工程、すなわち、シリンダボア内の燃焼ガスに直接暴露されるように構成された上方燃焼面と上方燃焼面の下方に位置する下方クラウン面とを有するピストン本体を形成する工程と、上方燃焼面に隣接しかつ少なくとも1つのピストンリングを受入れるように構成されたリングベルト領域を形成する工程と、リングベルト領域の半径方向の内側に位置しかつリングベルト領域と実質的に半径方向に整列するように構成された冷却ギャラリとを形成する工程と、下方クラウン面と冷却ギャラリの少なくとも一部とのうち少なくとも一方に非粘着性被覆材料を付着させる工程とを含み、非粘着性被覆材料は、その上面における炭素堆積物の蓄積に対する抵抗性を有する。
本発明の別の局面によれば、この方法は、下方クラウンに非粘着性被覆材料を付着させないように維持する工程をさらに含む。
本発明の別の局面によれば、この方法は、非粘着性被覆材料を下方クラウン面と冷却ギャラリの少なくとも一部とに付着させる工程をさらに含む。
本発明の上記および他の局面、特徴および利点は、以下の現在好ましい実施形態および最良実施形態の詳細な説明、特許請求の範囲および添付図面に関連して考えれば、より簡単に理解できるようになるであろう。
本発明の一局面に従って構成されたピストンのピンボア軸に概ね沿って切断した断面図である。 図1のピストンのピンボアを概ね横断して切断した断面図である。 本発明の別の局面に従って構成されたピストンのピンボアを概ね横断して切断した断面図である。 本発明のさらに別の局面に従って構成されたピストンのピンボアを概ね横断して切断した断面図である。 本発明のさらに別の局面に従って構成されたピストンのピンボアを概ね横断して切断した断面図である。
現在好ましい実施形態の詳細な説明
図面をより詳細に参照すると、図1および図2は、本発明の1つの現在好ましい実施形態に従って構築され、たとえば小型乗用車のディーゼルエンジン、中型のディーゼルエンジン、大型大口径のディーゼルエンジン、およびガスエンジンなどの内燃機関(図示せず)のシリンダボアまたはシリンダ室内で往復運動するピストン組立体を示している。以下、単にピストン10と称する。ピストン10は、ピストン本体12を備える。一例として、ピストン本体12は、鋳造材料の単一かつ一体型部品として示されまたは鍛造材料もしくはビレット材料から形成され、中心長手軸14に沿って延在する。ピストン10は、この中心長手軸14に沿ってシリンダボア内で往復運動する。ピストン本体12は、上方燃焼壁を含むように形成されている。上方燃焼壁は、一方側でシリンダボア内の燃焼ガスに直接暴露されるように構成された上方燃焼面16と、他方側で上方燃焼面16の軸方向の直下に位置する下方クラウン面18とを備える。また、ピストン本体12は、上方燃焼面16に隣接するリングベルト領域20を有するように形成されている。リングベルト領域20は、少なくとも1つのピストンリング(図示せず)を受入れるように構成されている。さらに、ピストン本体12は、一例として密閉または実質的に密閉された冷却ギャラリ22として示される冷却ギャラリを含むように形成されている。冷却ギャラリ22は、リングベルト領域20の半径方向の内側に位置しかつリングベルト領域20と実質的に半径方向に整列するように構成されている。ピストン10は、中央ギャラリ内の下方クラウン面18と冷却ギャラリ22の少なくとも一部とのうち少なくとも一方に付着された非粘着性被覆材料24をさらに含む。非粘着性被覆材料24は、その上面における炭素堆積物の蓄積を抑制する。よって、循環オイル由来の炭素堆積物を含む絶縁層の蓄積が、非粘着性被覆材料24を備える表面上に形成することは防止されるため、冷却ギャラリ22を通って循環するオイルおよび下方クラウン面18の反対側で循環するオイルは、冷却機能を行うことができ、その結果、ピストン10の性能を高め、耐用年数を延長させる。
ピストン本体12は、上方クラウン領域26と下方クラウン領域28を有している。下方クラウン領域28は、横方向に離間したピンボア32を提供するために、上方クラウン領域26から垂下する一対のピンボス30を形成する。ピンボア32は、中心長手軸14を概ね横断して延在するピンボア軸34に沿って同軸に整列される。ピンボス30は、支柱部38を介して横方向に離間したスカート部36に接合されている。スカート部36は、互いにピンボア軸34の両端へ直径方向に離間され、凸状外面を有する。これらの凸状外面は、シリンダボア内に協働するように形成され、ピストン10がシリンダボアを通って往復運動するときに、ピストン10を所望の向きに維持する。
上方燃焼面16は、シリンダボアとともに所望のガス流を形成するために、凹状の燃焼ボウル40を有するものとして表されている。燃焼ボウル40から少なくとも部分的に起因して、燃焼ボウル40と冷却ギャラリ22との間および燃焼ボウル40と下方クラウン面18との間に、ピストン本体材料の比較的薄い領域が形成される。よって、使用時、これらの領域を適切に冷却する必要がある。その冷却は、たとえば、中央ギャラリ領域をピンボス30の間に位置するとともに、冷却ギャラリ22を通ってオイルを流せるおよび下方クラウン面18の反対側でオイルを流せることによって行われる。下方クラウンの冷却は、オイルの飛散、冷却オイルの指向ジェットまたは中央のギャラリ領域内のオイルによって行うことができる。また、上方クラウン領域26の外壁42は、上方燃焼面16から下方へ延在する。対応するピストンリング(図示せず)を受入れるため、外壁42は、リングベルト領域20において少なくとも1つの環状リング溝44(図面には、複数の環状リング溝44が示されている)を有するように形成される。これらのピストンリングは、典型的に、それぞれのリング溝44内で自由に浮動することができる。前述した比較的薄い領域と同様、冷却ギャラリ22とリングベルト領域20との間に延在している環状壁が比較的薄いため、使用中に適切に冷却する必要もある。
ピストン10の延された耐用年数にわたって、使用中に、燃焼ボウル40を含め、上方燃焼面16およびリングベルト領域20を適切に冷却することを容易にするために、非粘着被覆材24が冷却ギャラリ22を囲む表面の少なくとも一部および下方クラウン面18に付着される。非粘着被覆材料24は、その上に炭素の蓄積を抑制する材料の群から選択される。この材料の群は、クロム、クロム−ダイヤモンド、ニッケル、ダイヤモンド状被覆材料、クロム窒化物、セラミックおよびポリマー材料からなる。図1および図2に示された実施形態では、非粘着被覆材料24は、環状の冷却ギャラリ22を囲む表面の全体にまたは冷却ギャラリ22の上部に沿って付着されるとともに、リングベルト領域20の長さおよび燃焼ボウル40の上方へ延在している部分に実質的に沿って延在して付着される。それによって、炭素堆積物がこれらの領域に蓄積することは防止され、その結果、炭素堆積物を含む絶縁層の形成は防止される。さもなければ、炭素堆積物を含む絶縁層が形成され、冷却ギャラリ22を通って循環するオイルの冷却効果が妨げられる。したがって、循環オイルを介して行われる適切な冷却を可能にすることにより、冷却された領域の全体におけるピストン本体12の材料が意図しない焼戻しによって弱くなることは、防止される。よって、ピストン本体12の材料は、亀裂伝播に対する高強度および高抵抗を保持する。さらに、ピストンリングおよびリング溝44が適切に冷却され、その上に炭素の蓄積が防止されているため、ピストンリングがそれぞれのリング溝44に止められずに、設計通りに浮動し、機能することができる。
図示には、冷却ギャラリ22が付着された非粘着性被覆材料24の層を有すると示され、さらに、下方クラウン面18が表面に付着されかつ表面の全体に延在する非粘着性被覆材料24の層を有すると示されている。よって、炭素堆積物が下方クラウン面18に蓄積することは防止され、その結果、炭素堆積物からなる絶縁層の形成は防止される。さもなければ、炭素堆積物を含む絶縁層が形成され、下方クラウン面18に対してオイル飛散の冷却効果が妨げられる。したがって、燃焼ボウル40の全体を含む上方燃焼面16の適切な冷却を可能にすることにより、この領域におけるピストン本体12の材料が意図しない焼戻しによって弱くなることは、防止される。よって、上方燃焼面16の材料は、亀裂伝播に対する高強度および高抵抗を保持する。
本発明の別の局面に従って構成されたピストン110は、図3に示される。100を足した同様の参照番号は使用され、上述した特徴と同様の特徴を示す。ピストン110は、ピストン本体112を備える。ピストン本体112は、その内部に凹む燃焼ボウル140有するものとして表されている上面燃焼面116と、上方燃焼面116の下方に位置する下方クラウン面118とを含む。また、ピストン本体112は、上方燃焼面116に隣接するリングベルト領域120と、リングベルト領域120の半径方向の内側に位置しかつリングベルト領域120と実質的に半径方向に整列するように構成された、密閉または実質的に密閉された冷却ギャラリ22とを含む。上述したように、非粘着性被覆材料124は、下方クラウン面118と冷却ギャラリ122の少なくとも一部とのうち少なくとも一方に付着される。非粘着性被覆材料124は、その上面における炭素堆積物の蓄積を抑制する。
ピストン本体112は、上方クラウン領域126と称される上部と、下方クラウン領域128と称される下部とを有している。下方クラウン領域128は、横方向に離間したピンボア132を備える一対のピンボス130まで延在している。上述したピストン10と異なり、上下クラウン領域126,128は、材料から別々に製造され、その後溶接またはその他の接合作業によって互いに固定される。
第1溶接継手50は、別々に作られた、ピストン110の上下クラウン領域126,128の一部を接合する。第1溶接継手50は、燃焼ボウル140の環状谷52の上方に位置する燃焼ボウル140の直立壁を亘って延在する。よって、第1溶接継手50は、環状谷52上方の燃焼ボウル140に開口している。燃焼ボウル140の直立壁を亘って延在する第1溶接継手50の他に、第2溶接継手54は、リングベルト領域120の内部で外壁142を亘って延在する。よって、上方クラウン領域126は、リングベルト領域120の半径方向の内側に位置しかつ下方に面する接合面56とリングベルト領域120の半径方向の外側に位置しかつ下方に面する上方接合面57とを含む一対の上方接合面を備えることができる。同様に、下方クラウン領域128は、半径方向の内側に位置しかつ上方に面する下方面58と半径方向の外側にかつ上方に面する下方接合面59とを含む一対の下方接合面を備えることができる。関連する上方接合面56,57および下方接合面58,59は、誘導溶接、摩擦溶接、抵抗溶接、電荷担体射線、電子ビーム溶接、レーザ溶接、撹拌溶接、ろう付け、はんだ付け、高温または低温の拡散などから選択される接合作業によって接合されてもよい。
上方クラウン領域126は、ピストン110の中心長手軸114に沿って切断した断面において略U字形を有する冷却ギャラリ122の上方部分を形成する。下方クラウン領域128は、中心長手軸114に沿って切断した断面において略U字形を有する冷却ギャラリ122の下方部分と、上方燃焼面116の壁と、下方クラウン面118とを形成する。したがって、上方クラウン領域126を下方クラウン領域128に接合する前には、下方クラウン面118および/または冷却ギャラリ122を囲む略U字形表面(図3には両方とも略U字形表面として示されている)の1つまたは両方を含め、別々の上下部分126,128の所望の表面に非粘着性被覆材料124を付着させることができる。非粘着性被覆材料124が両方の略U字形表面に付着されると、冷却ギャラリ122の全体または上方部分が被覆される。したがって、上方燃焼面およびリングベルト領域120の両方に沿った直立面の全体が被覆される。よって、炭素堆積物がこれらの領域において絶縁層を形成することが防止され、その結果、これらの領域が冷却ギャラリ122内の循環オイルによって適切に冷却されることが可能になる。
本発明の別の局面に従って構成されたピストン210は、図4に示される。200を足した同様の参照番号は使用され、上述した特徴と同様の特徴を示す。ピストン210は、ピストン本体212を備える。ピストン本体212は、その内部に凹む燃焼ボウル240有するものとして表されている上面燃焼面216と、上方燃焼面216の下方に位置する下方クラウン面218とを含む。また、ピストン本体212は、上方燃焼面216に隣接するリングベルト領域220を含む。全体的には、ピストン本体212は、図3に示されるピストン本体112と同様に構成されている。しかしながら、ピストン本体212は、材料から別々に作れるのではなく、材料から単一かつ一体型部品として構成される。さらに、ピストン本体212は、密閉または実質的に密閉された冷却ギャラリを有するのではなく、リングベルト領域220の半径方向の内側に位置しかつリングベルト領域220と実質的に半径方向に整列するように構成された「開放の」冷却ギャラリ222を有する。「開放」とは、冷却ギャラリ222がその下端部で開放され、したがって前述した実施形態のような底面を有しない。上述したように、非粘着性被覆材料224は、下方クラウン面218と冷却ギャラリ222とのうち少なくとも一方に付着され、図示にはその両方に付着される。非粘着被覆材料224は、その上に炭素堆積物の蓄積を抑制する。図示のように、非粘着性被覆材料224は、下方クラウン面218と冷却ギャラリ222を囲む表面に沿って、連続的かつ途切れのない被覆層として延在する。この被覆が溶射法を用いて塗布される場合、被覆は、噴射方向に垂直なギャラリ領域に優先的に付着される。
本発明の別の局面に従って構成されたピストン310は、図5に示される。300を足した同様の参照番号は使用され、上述した特徴と同様の特徴を示す。ピストン310は、ピストン本体312を備える。ピストン本体312は、その内部に凹む燃焼ボウル340有するものとして表されている上面燃焼面316と、上方燃焼面316の下方に位置する下方クラウン面318とを含む。また、ピストン本体312は、上方燃焼面316に隣接するリングベルト領域320と、リングベルト領域320の半径方向の内側に位置しかつリングベルト領域320と実質的に半径方向に整列するように構成された、密閉または実質的に密閉された冷却ギャラリ322とを含む。上述したように、非粘着性被覆材料324は、下方クラウン面318と冷却ギャラリ322の少なくとも一部とのうち少なくとも一方に付着される。非粘着性被覆材料324は、その上面における炭素堆積物の蓄積を抑制する。
ピストン本体312は、上述した図3のピストン本体112と同様に、上方クラウン領域326と称される上部と、下方クラウン領域328と称される下部とを有している。下方クラウン領域328は、横方向に離間したピンボア332を備える一対のピンボス330まで延在している。上下クラウン領域326,328は、材料から別々に作られ、その後互いに固定される。
第1溶接継手350は、別々に作られた、ピストン310の上下クラウン領域326,328の一部を接合する。しかしながら、ピストン110と異なり、第1溶接継手350は、燃焼ボウル340の環状谷352上方に位置する燃焼ボウル340の直立壁を亘って延在するのではなく、燃焼ボウル340の下方に形成されている。直立壁を含め、燃焼ボウル340はすべて、上クラウン領域326の材料から形成される。第1溶接継手350の他に、第2溶接継手354は、リングベルト領域320の内部で外壁342を亘って延在する。よって、上方クラウン領域326は、リングベルト領域320において、リングベルト領域320の半径方向の内側に位置しかつ下方に面し、燃焼ボウル340の下方で延在する接合面356とリングベルト領域320の半径方向の外側に位置しかつ下方に面する上方接合面357とを含む一対の上方接合面を備えることができる。同様に、下方クラウン領域328は、半径方向の内側に位置しかつ上方に面する下方面358と半径方向の外側に位置しかつ上方に面する下方接合面359とを含む一対の下方接合面を備えることができる。関連する上方接合面356,357および下方接合面358,359は、誘導溶接、摩擦溶接、抵抗溶接、電荷担体射線、電子ビーム溶接、レーザ溶接、撹拌溶接、ろう付け、はんだ付け、高温または低温の拡散などから選択される接合作業によって接合されてもよい。
上方クラウン領域326は、ピストン310の中心長手軸314に沿って切断した断面において略U字形を有する冷却ギャラリ322の上方部分を形成する。下方クラウン領域328は、中心長手軸314に沿って切断した断面において略U字形を有する冷却ギャラリ322の下方部分を形成する。したがって、上方クラウン領域326を下方クラウン領域328に接合する前には、下方クラウン面318および/または冷却ギャラリ322を囲む略U字形表面(図5には冷却ギャラリ322を囲む略U字形表面のみが示されている)の1つまたは両方を含め、別々の上下部分326,328の所望の表面に非粘着性被覆材料324を付着させることができる。よって、燃焼ボウル340に沿って延在する部分を含む冷却ギャラリ322の上部のみ、下部328によって形成された冷却ギャラリ322の下部が被覆材料324に被覆されていない。したがって、製造時、下部328が被覆されていないまま、非粘着性被覆材料324を上部326の所望の表面に付着させることができる。よって、非粘着性被覆材料324は、必要に応じて所望の領域に無駄なく適用される。
明白なことは、上記の教示に照らして本発明に対し多くの修正および変形が可能であることである。したがって、本発明を具体的に説明した方法と別の方法で実施することができることを理解すべきである。

Claims (16)

  1. 内燃機関用のピストンであって、
    シリンダボア内の燃焼ガスに直接暴露されるように構成された上方燃焼面と、前記上方燃焼面の下方に位置する下方クラウン面と、前記上方燃焼面に隣接しかつ少なくとも1つのピストンリングを受入れるように構成されたリングベルト領域と、前記リングベルト領域の半径方向の内側に位置しかつ前記リングベルト領域と実質的に半径方向に整列するように構成された冷却ギャラリとを有するピストン本体と、
    前記下方クラウン面と前記冷却ギャラリの少なくとも一部とのうち少なくとも一方に付着された非粘着性被覆材料とを含み、
    前記非粘着性被覆材料は、その上面における炭素堆積物の蓄積に対する抵抗性を有する、ピストン。
  2. 前記被覆は、前記下方クラウン面と前記冷却ギャラリの少なくとも一部とに付着される、請求項1に記載のピストン。
  3. 前記ピストン本体は、材料から一体型部品として製造される、請求項1に記載のピストン。
  4. 前記冷却ギャラリは、密閉式のギャラリである、請求項3に記載のピストン。
  5. 前記非粘着性被覆材料は、クロム、クロム−ダイヤモンド、ニッケル、ダイヤモンド状被覆材料およびクロム窒化物からなる群から選択される、請求項1に記載のピストン。
  6. 前記ピストン本体は、第1材料から製造される上方クラウンと、第2材料から製造され、前記上方クラウンと別体の下方クラウンとを含み、
    前記上方クラウンは、前記下方クラウンに固定され、
    前記非粘着性被覆材料は、前記上方クラウンと前記下方クラウンとのうち少なくとも一方に付着される、請求項1に記載のピストン。
  7. 前記非粘着性被覆材料は、前記下方クラウンに付着されない、請求項6に記載のピストン。
  8. 前記非粘着性被覆材料は、前記下方クラウン面と前記冷却ギャラリの少なくとも一部とに付着される、請求項7に記載のピストン。
  9. 前記冷却ギャラリは、密閉式のギャラリである、請求項8に記載のピストン。
  10. 前記非粘着性被覆材料は、前記上方クラウンと前記下方クラウンとに付着される、請求項6に記載のピストン。
  11. 内燃機関用のピストンを製造する方法であって、
    シリンダボア内の燃焼ガスに直接暴露されるように構成された上方燃焼面と前記上方燃焼面の下方に位置する下方クラウン面とを有するピストン本体を形成する工程と、
    前記上方燃焼面に隣接しかつ少なくとも1つのピストンリングを受入れるように構成されたリングベルト領域を形成する工程と、
    前記リングベルト領域の半径方向の内側に位置しかつ前記リングベルト領域と実質的に半径方向に整列するように構成された冷却ギャラリとを形成する工程と、
    前記下方クラウン面と前記冷却ギャラリの少なくとも一部とのうち少なくとも一方に非粘着性被覆材料を付着させる工程とを含み、
    前記非粘着性被覆材料は、その上面における炭素堆積物の蓄積に対する抵抗性を有する、方法。
  12. 前記方法は、材料から一体型部品として前記ピストン本体を製造する工程をさらに含む、請求項11に記載の方法。
  13. 前記方法は、前記冷却ギャラリを密閉式のギャラリとして形成する工程と、前記冷却ギャラリに前記非粘着性被覆材料を付着させる工程とをさらに含む、請求項12に記載の方法。
  14. 前記方法は、上方クラウンおよび下方クラウンを異なる材料から別々に製造し、前記上方クラウンを前記下方クラウンに固定することにより、前記ピストン本体を形成する工程をさらに含む、請求項11に記載の方法。
  15. 前記方法は、前記下方クラウンに前記非粘着性被覆材料を付着させないように維持する工程をさらに含む、請求項14に記載の方法。
  16. 前記非粘着性被覆材料を前記下方クラウン面と前記冷却ギャラリの少なくとも一部とに付着させる工程をさらに含む、請求項15に記載の方法。
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