JP2014533410A - カード所持者を登録および認証するための方法 - Google Patents

Abstract

本発明は、サービス提供業者によって提供されるサービスに銀行のカード所持者を登録および認証するための方法に関するもので、第１のチャネルによってカード所持者識別データ（ＩＤ）を受信し、第２のチャネルによって前記カード所持者の身元をダブルチックすることを含むことを特徴としている。

Description

本発明は、一般的にカード所持者のバンキング登録プロセスに関し、より詳細には、サービス提供業者によって提供されるサービスに、銀行のカード所持者を登録するための方法に関する。

スマートフォンのアプリケーションによって使用可能なサービスがますます開発されている。アプリケーションは、サービス提供業者によって銀行に販売され、銀行のカード所持者によって使用されることができる。

現在、サービス提供業者がカード所持者にサービスを提案する場合、これらのサービスに対するカード所持者の登録および認証について課題がある。すべてのサービスには、類似しているが、独自の登録プロセスがある。各サービスでは、人物の身元を確認し、ユーザーを登録することが必要とされる。主な問題は、カード所持者を識別するために十分な情報を所持しているのは銀行のみであるということである。そのため、カード所持者の登録および認証を容易に行うための共通した方法を提供する必要がある。

本発明の目的は、サービス提供業者によって提供されるサービスに、銀行のカード所持者を登録および認証するための方法を提供することである。

本発明は、第１のチャネルによってカード所持者識別データ（ＩＤ）を受信し、第２のチャネルによって前記カード所持者の身元をダブルチックすることを含むことを特徴とする方法を提供している。

本発明の他の態様によると、方法には、カード所持者識別データ（ＩＤ）をカードキャリアに印刷することを含めることができ、
方法には、カード所持者のバンキングカードにカード所持者識別データ（ＩＤ）を印刷することを含めることができ、
バーコードには、銀行またはサービス提供業者によって提供されたカード所持者識別データ（ＩＤ）、認証データ、および登録データを含めることができ、前記バーコードはカード所持者のカードに印刷されており、
方法には、前記カードキャリアに印刷された前記バーコードをカード所持者に送ることを含めることができ、
方法には、バーコードの写真撮影またはスキャン、モバイルデバイスでのバーコードに含まれるデータの解読、および前記モバイルデバイスの識別データを含む前記データのサービス提供業者への送信を含めることができ、
方法には、前記第２のチャネルを使用したアクティベーションステップを含めることができ、
方法には、カードキャリアを送るのではなく、カード所持者識別データを含む電子メールをカード所持者に送信することを含めることができ、
方法には、カード所持者識別データをＳＭＳでカード所持者に送信することを含めることができ、カード所持者の身元のダブルチェックが電子メールで確認される。

本発明ではさらに、提案されている方法による登録および認証のためのモバイルデバイスでのアプリケーションの使用も提供している。

本発明の結果、サービス提供業者が、サービス提供業者と銀行の間でカード所持者を識別するためにカード所持者の固有の識別データを共有することが可能になることは利点となる。

本発明は、余分の登録プロセスを追加することなしに、サービス提供業者のサービスへの銀行のカード所持者の登録に使用されるバーコードのメリットを十分に享受する。

本発明の種々の態様、特徴、および利点は、以下で記述される添付図面について、例示的な仕方で提供される、次の詳細な説明を注意深く考慮するときに、当業者にはより十分に明らかになるであろう。

本発明の第１の実施形態の流れ図を概略的に示す図である。 第２の実施形態の流れ図を概略的に示す図である。

本発明は、本明細書で提供される詳細な説明により理解されることができる。

図１では、本発明の第１の実施形態が示されており、ここでは、サービス提供業者が、例えば、スマートフォンなどの、モバイルデバイスを通して銀行のカード所持者に利用可能なサービスを提案するようになされている。

サービス提供業者がどのアプリケーションがどのカード所持者に属しているかを知るには、カード所持者が適切に登録および認証される必要がある。

そのようにするために、スマートフォン上のアプリケーションが登録および認証プロセスで使用される。このアプリケーションはさらに、サービス提供業者ＳＰによってカード所持者に提示されるサービスも提供する。

本発明による方法には、カード所持者のカード所持者識別データＩＤを受信することが含まれる。

サービス提供業者ＳＰは、カード所持者識別データＩＤを構成する情報およびカード所持者の携帯電話の番号を銀行から受領する。より詳細には、銀行は入力ファイルをデータ処理ワークショップＤＰに送信する。入力ファイルには、カードの作成に必要とされるすべての情報が含まれている。バンキングカードの場合、その情報には一般的に、カードの個人識別コード、カードに型押しされるテキスト、およびカードの製造中にチップに送信される他のデータが含まれる。この入力ファイルにはさらに、カード所持者識別データおよびカード所持者の電話番号も含まれる。データ処理ワークショップＤＰでは、次にカード所持者のカードキャリアを作成するカードキャリアワークショップＣＣＷのためのファイルを生成する。データ処理ワークショップＤＰではさらに、カードの作成のために使用されるファイルも生成する。

図１に表されているように、データ処理ワークショップＤＰではさらに、サービス提供業者ＳＰがこれらすべての情報を保存できるように、サービス提供業者に対して、カード所持者識別データおよび電話番号から構成されるファイルも生成する。

本方法には、カードキャリアにカード所持者識別データＩＤを印刷すること、すなわち、カード所持者のカード所持者識別データＩＤがカード所持者のカードキャリア上に印刷され、バンキングカードとともにカード所持者に送られることが含まれている。

上述のように、この実施形態の方法には、サービス提供業者によってカード所持者識別データおよびカード所持者の電話番号を保存することが含まれる。バンキングカードとともに提供されるカードキャリアには、その上にバーコードが印刷されている。このバーコードには、カード所持者識別情報ＩＤが含まれる。バーコードにはさらに、銀行またはサービス提供業者によって提供される認証データおよび登録データも含めることができる。

アプリケーションが初めて開始されるとき、方法ではカードキャリアに印刷されたバーコードの写真撮影またはスキャンが含まれる。写真またはスキャンが取得されると、バーコードに含まれているデータはカード所持者のモバイルデバイスで抽出および解読されて、サービス提供業者に送信される。このデータとともに、モバイルデバイス情報とも呼ばれる、モバイルデバイスの識別データがアプリケーションによって取得され、サービス提供業者に送信される。したがって、このバーコードを単に写真撮影したり、スキャンしたりすることによって、サービス提供業者はカード所持者の識別データ、モバイルデバイスの識別データ、およびバーコードで提供される他の登録データを有することになる。

登録が正常に完了すると、方法ではサービス提供業者によってカード所持者のアカウントが作成されることが含まれる。カード所持者は、自分のアカウントのアクティベーションステップを待機する。方法には、作成されたアカウントのアクティベーションステップが含まれる。カード所持者は、例えば、サービス提供業者からＳＭＳで、例えば、アカウントのアクティベーションを行うためにカード所持者がクリックする必要があるリンクを含むアクティベーションメッセージを受信する。

メッセージがカード所持者のモバイルデバイスで受信される電子メールなどの他の形式でも可能であることも十分に理解していただきたい。この場合、電子メールは、電話番号ではなく、銀行によって入力ファイルに提供される。

アクティベーションを完了するために、カード所持者はパスワードを定義して確認する。サービス提供業者はパスワードを受け取り、カード所持者のアカウントのアクティベーションを行う。それから、カード所持者はさまざまなサービスにアクセスすることができる。

カード所持者がアプリケーションを通してサービス提供業者に認証するたびに、モバイルデバイスの識別データが登録プログラム中に送信されたデータの間で確認される。

このようにして、銀行が情報をサービス提供業者にプッシュする場合には、サービス提供業者への情報とともにカード所持者識別データも送る。次に、サービス提供業者は、そのような情報を受け取ることが意図されているカード所持者を識別することができる。さらにサービス提供業者は、カード所持者のモバイルデバイスの識別データによって、カード所持者の場所を突き止めることができる。

モバイルデバイス上のアプリケーションを通して提案されるサービスの例では、カード所持者が自分のＰＩＮ（個人識別）コードを受け取ること、または銀行が通知をカード所持者に送信すること、またはカード所持者が自分のモバイルデバイスからバンキングカードの写真を選択することを可能にするものとすることができる。そのようなサービスは非制限的な例として提供されており、本発明の方法による他のサービスもカード所持者に提案されることができることを十分に理解していただきたい。

図２の第２の実施形態の場合、データ処理ではサービス提供業者へのファイルが生成されない。図２で表されているように、カード所持者識別データおよびカード所持者の電話番号などのカード所持者に関する情報は、サービス提供業者により保存されない。この場合、これらの情報は署名入りのバーコードの中にある。データは、カード所持者のモバイルデバイスによりバーコードから抽出される。この実施形態の場合、サービス提供業者はさらにカード所持者の電話番号も受信する。サービス提供業者は受信されたデータの署名を確認する。カード所持者識別データ、カード所持者のモバイルデバイスの電話番号の保存は、サービス提供業者によるアカウント作成ステップ中に行われる。

別の実施形態の場合、カードキャリアには、バーコードの代わりに、カード所持者識別データＩＤを含むテキストとしてデータを備えている。そこで、カード所持者は、アプリケーションを使用する際、そのようなテキストを使用および直接入力できる。

別の実施形態では、カード所持者のカード所持者識別データＩＤはカード上に直接印字される。登録データおよび認証データなどの他のデータもまた、カード上に印刷されることができる。

別の実施形態の場合、カード所持者のカード所持者識別データＩＤは、電子メールによりカードキャリアではなく、カード所持者に送信される。カード所持者の身元は、上述のようなＳＭＳチャネルなどの別のチャネルでダブルチェックされる。

別の実施形態では、カード所持者識別データＩＤはＳＭＳによってカード所持者に送信される。カード所持者の身元は、例えば、電子メールなどの別のチャネルによってチェックされる。そのようにするために、銀行では、カード所持者の電子メールと電話番号の両方をサービス提供業者に提供する。

銀行からサービス提供業者に送信されるカード所持者識別データは、カード所持者により受信されるカード所持者識別データとは異なる場合もあることを理解していただきたい。

この場合、サービス提供業者には、これら２つのカード所持者識別データＩＤをリンクする責任がある。

別の実施形態によると、銀行はカード所持者識別データをサービス提供業者に送信し、カード所持者が確実に認証されることができるような十分の資格情報を提供する。

本発明の結果、カード所持者は、このアプリケーションのみに登録することで、すべてのサービスにアクセスすることができるようになる。

別の利点は、銀行が１つのサービスを購入すると、もう１つのサービスも完璧に一体化されることができる。つまり、第２のサービスでは余分な登録プロセスを必要としない。銀行が購入するアプリケーションの数に関係なく、登録は同じである。

Claims (10)

1. サービス提供業者によって提供されるサービスに銀行のカード所持者を登録および認証するための方法であって、
   （ａ）第１のチャネルによってカード所持者識別データ（ＩＤ）を受信すること、
   （ｂ）第２のチャネルによって前記カード所持者の身元をダブルチェックすることを含むことを特徴とする、方法。
2. カードキャリア上にカード所持者識別データ（ＩＤ）を印刷することを含むことを特徴とする、請求項１に記載の方法。
3. カード所持者のバンキングカード上にカード所持者識別データ（ＩＤ）を印刷することを含むことを特徴とする、請求項１に記載の方法。
4. バーコードが、銀行またはサービス提供業者によって提供されたカード所持者の識別データ（ＩＤ）、認証データ、および登録データを含み、前記バーコードがカード所持者のカード上に印刷されていることを特徴とする請求項１または２に記載の方法。
5. 前記カードキャリアに印刷された前記バーコードをカード所持者に送ることを含むことを特徴とする請求項４に記載の方法。
6. バーコードの写真撮影またはスキャン、モバイルデバイスでのバーコードに含まれるデータの解読、および前記モバイルデバイスの識別データを含む前記データのサービス提供業者への送信を含むことを特徴とする請求項４に記載の方法。
7. 前記第２のチャネルを使用したアクティベーションステップを含むことを特徴とする請求項６に記載の方法。
8. カードキャリアを送るのではなく、カード所持者識別データを含む電子メールをカード所持者に送ることを含むことを特徴とする請求項１に記載の方法。
9. カード所持者識別データをＳＭＳでカード所持者に送信し、カード所持者の身元のダブルチェックが電子メールで確認されることを含むことを特徴とする、請求項１に記載の方法。
10. 請求項１から９に記載の方法に従う登録および認証のためのモバイルデバイス上でのアプリケーションの使用。

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