JP2014532836A - 水力発電装置用のタービン並びに水力発電装置 - Google Patents

水力発電装置用のタービン並びに水力発電装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2014532836A
JP2014532836A JP2014540364A JP2014540364A JP2014532836A JP 2014532836 A JP2014532836 A JP 2014532836A JP 2014540364 A JP2014540364 A JP 2014540364A JP 2014540364 A JP2014540364 A JP 2014540364A JP 2014532836 A JP2014532836 A JP 2014532836A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hydraulic
turbine
pitch angle
piston rod
hydraulic pressure
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2014540364A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5890032B2 (ja
Inventor
ローデン、ロルフ
ニコ ホイザー、ヤン
ニコ ホイザー、ヤン
ランベルツ、ヴァルター
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Wobben Properties GmbH
Original Assignee
Wobben Properties GmbH
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Wobben Properties GmbH filed Critical Wobben Properties GmbH
Publication of JP2014532836A publication Critical patent/JP2014532836A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5890032B2 publication Critical patent/JP5890032B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F03MACHINES OR ENGINES FOR LIQUIDS; WIND, SPRING, OR WEIGHT MOTORS; PRODUCING MECHANICAL POWER OR A REACTIVE PROPULSIVE THRUST, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F03BMACHINES OR ENGINES FOR LIQUIDS
    • F03B3/00Machines or engines of reaction type; Parts or details peculiar thereto
    • F03B3/12Blades; Blade-carrying rotors
    • F03B3/14Rotors having adjustable blades
    • F03B3/145Mechanisms for adjusting the blades
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F03MACHINES OR ENGINES FOR LIQUIDS; WIND, SPRING, OR WEIGHT MOTORS; PRODUCING MECHANICAL POWER OR A REACTIVE PROPULSIVE THRUST, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F03BMACHINES OR ENGINES FOR LIQUIDS
    • F03B3/00Machines or engines of reaction type; Parts or details peculiar thereto
    • F03B3/04Machines or engines of reaction type; Parts or details peculiar thereto with substantially axial flow throughout rotors, e.g. propeller turbines
    • F03B3/06Machines or engines of reaction type; Parts or details peculiar thereto with substantially axial flow throughout rotors, e.g. propeller turbines with adjustable blades, e.g. Kaplan turbines
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F03MACHINES OR ENGINES FOR LIQUIDS; WIND, SPRING, OR WEIGHT MOTORS; PRODUCING MECHANICAL POWER OR A REACTIVE PROPULSIVE THRUST, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F03BMACHINES OR ENGINES FOR LIQUIDS
    • F03B3/00Machines or engines of reaction type; Parts or details peculiar thereto
    • F03B3/12Blades; Blade-carrying rotors
    • F03B3/121Blades, their form or construction
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F03MACHINES OR ENGINES FOR LIQUIDS; WIND, SPRING, OR WEIGHT MOTORS; PRODUCING MECHANICAL POWER OR A REACTIVE PROPULSIVE THRUST, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F03BMACHINES OR ENGINES FOR LIQUIDS
    • F03B3/00Machines or engines of reaction type; Parts or details peculiar thereto
    • F03B3/12Blades; Blade-carrying rotors
    • F03B3/14Rotors having adjustable blades
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/20Hydro energy

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Hydraulic Turbines (AREA)
  • Other Liquid Machine Or Engine Such As Wave Power Use (AREA)
  • Hydraulic Motors (AREA)
  • Control Of Water Turbines (AREA)

Abstract

【課題】従来技術に関して改善された水力発電装置を提供する。【解決手段】ハブ(430)と、該ハブ(430)に設けられている複数のタービン羽根(440)と、該タービン羽根(440)と連結されており該タービン羽根(440)のピッチ角を調整するためのピッチ角調整ユニット(460)と、複動式の液圧シリンダ(450)と、該液圧シリンダ(450)と結合されたピストンロッド(470)とを備えた水力発電装置用のタービンが提供される。前記ピストンロッド(470)は、前記ピストンロッド(470)が縦方向において移動される場合に前記ピッチ角調整ユニット(460)が回転運動を実行するように、前記ピッチ角調整ユニット(460)と連結されている。複動式の前記液圧シリンダ(450)は、第1液圧路及び第2液圧路と連絡している液圧室内に設けられており、従って前記第1液圧路又は該第2液圧路を通して液圧流体を供給することにより複動式の前記液圧シリンダ(453)が移動可能であり、それにより前記ピストンロッド(470)と前記ピッチ角調整ユニット(460)との連結を介して前記タービン羽根(440)のピッチ角の調整が行われる。【選択図】図3

Description

本発明は、水力発電装置用のタービン並びに水力発電装置に関する。
下記特許文献1は、流路と該流路内のタービンとを備えた水力発電装置を示しており、該タービンは、シャフトを介して発電機と連結されている。流路は、第1先細り部を有する第1部分と、拡開部の直径よりも小さい直径を有する第2部分とを有し、この際、該第2部分にタービンが設けられている。
下記特許文献2は、水力発電装置用のタービンを示している。該タービンは、複数のタービン羽根を備えたロータと、該ロータの後方に配設されてサポート機構として機能する案内機構とを有する。該タービンは、実質的に球状のハブを有し、タービン羽根のピッチ角は、調整可能に構成されている。
WO 2010/026072 A2 US 2009/0214343 A1
本発明の課題は、従来技術に関して改善された水力発電装置を提供することである。
前記課題は、請求項1に記載のタービン、並びに請求項4に記載の水力発電装置により解決される。
以下、発明を実施するための形態について説明する。
本発明により、ハブと、該ハブに設けられている複数のタービン羽根と、該タービン羽根と連結されており該タービン羽根のピッチ角を調整するためのピッチ角調整ユニットと、複動式の液圧シリンダと、該液圧シリンダと結合されたピストンロッドとを備えた水力発電装置用のタービンが提供される。ピストンロッドは、該ピストンロッドが縦方向(軸線方向)において移動される場合にピッチ角調整ユニットが回転運動を実行するように、該ピッチ角調整ユニットと連結されている。複動式の液圧シリンダは、第1液圧路及び第2液圧路と連絡している液圧室内に設けられており、従って第1液圧路又は第2液圧路を通して液圧流体を供給することにより複動式の液圧シリンダが移動可能であり、それによりピストンロッドとピッチ角調整ユニットとの連結を介してタービン羽根のピッチ角の調整が行われる。
本発明の一視点により、タービンは、液圧流体を供給及び排出するための第1液圧ダクト及び第2液圧ダクトを有する。ピストンロッド内に設けられた第1液圧路及び第2液圧路は(タービンと発電機を連結する)シャフト内に設けられた第1液圧ダクト及び第2液圧ダクトと連絡されており、従って液圧流体が、複動式の液圧シリンダを移動させるために、第1液圧ダクト及び第2液圧ダクトを通ってピストンロッドの第1液圧路及び第2液圧路内へ、そして液圧室内へ流入することができる。
本発明の一視点により、液圧室は、複動式の液圧シリンダにより、第1液圧室及び第2液圧室に分割されている。ピストンロッドの第1液圧路は、第1液圧室に通じ、ピストンロッドの第2液圧路は、第2液圧室に通じている。
更に本発明は、内径が流れ方向において小さくなる第1部分と、特に請求項1〜3のいずれか一項に記載のタービンを受容するために該第1部分に接続する第2部分とを備えた水力発電装置に関し、この際、第2部分の内径は、少なくとも部分的に球状輪郭を有する。タービンは、複数のタービン羽根を有し、該タービン羽根は、第2部分において、球状輪郭を有する内径の領域に設けられている。
本発明は、拡開ないし増加した直径を有する第1部分と、第2部分とを有する水力発電装置を提供するという思想に関し、この際、タービンは、流路の第2部分に設けられている。少なくとも流路の第2部分の内面部には、タービン羽根の端部の領域において、少なくとも部分的に球状ないし部分球状の凹部が設けられており、従って第2部分の内径は、流れ方向において先ず増加し、そして第2部分の終端部に向かって再び減少する。第2部分の内径は、好ましくは球状輪郭に形状適合されている。
増加した内径を有する第2部分の領域は、特に(角度に関して)調整可能なタービン羽根にも形状適合されている。
更に本発明は、液圧的に(角度に関して)調整可能な水力発電装置用のタービン羽根を有するタービンを提供するという思想に関する。
本発明の更なる展開形態は、下位請求項の対象である。
以下、本発明の利点及び実施例を、添付の図面に関連して詳細に説明する。
第1実施例による水力発電装置の概略部分断面図を示す図である。 第2実施例による水力発電装置の概略断面図を示す図である。 第3実施例による水力発電装置用のタービンの概略断面図を示す図である。 第3実施例による水力発電装置用のタービンの概略断面図を示す図である。 第3実施例による水力発電装置用のタービンの概略断面図を示す図である。 第4実施例による水力発電装置用のタービン及びシャフトの概略断面図を示す図である。 図7A及び図7Bは、各々、第5実施例による水力発電装置の発電機用の発電機受け台の斜視図を示す図である。 第6実施例による水力発電装置用のタービンの概略断面図を示す図である。 第6実施例による水力発電装置用のタービンの一部分の概略図を示す図である。 第7実施例による水力発電装置用のタービンの一断面を示す図である。 第7実施例による水力発電装置用のタービンのための安全遮断スイッチの概略図を示す図である。
図1は、第1実施例による水力発電装置の概略部分断面図を示している。第1実施例による水力発電装置は、内径が流れ方向10において減少ないし先細りする第1部分100と、内径が実質的に球状輪郭に従う第2部分200と、第3部分300とを備えた水流路を有する。第2部分200には、先端部ないしノーズ410とハブ430と複数のタービン羽根440とを備えたタービン400が設けられている。第3部分300の領域には、多数の案内機構羽根を備えた案内機構500が設けられている。水は、流れ方向10において水力発電装置を通って流れ、初めにタービン羽根440に当たり、次に案内機構500に当たる。
更にタービン400と発電機900(図1では非図示)との間には、シャフト600が設けられている。シャフト600により、タービン400によってタービン羽根440の回転に基づいて発生された回転運動が発電機へ伝えられ、該発電機は、この回転運動を電気エネルギーの発生ないし変換のために用いる。
図2は、第2実施例による水力発電装置の概略断面図を示している。第2実施例による水力発電装置は、第1実施例による水力発電装置に基づくことができる。タービン400は、実質的に水力発電装置の第2部分200(図1も参照)の領域に設けられている。タービン400は、先端部410(第1端部)と、流れ方向10において第1端部の後方に位置する第2端部420とを有する。これらの第1端部410と第2端部420との間には、ハブ430に回転可能に位置固定された複数のタービン羽根440が設けられている。タービン羽根440のピッチ角は、ピッチ角調整ユニット460により特に液圧式で調整することができる。
ピッチ角調整ユニット460は、複動式の液圧シリンダ450を有する。液圧シリンダ450は、容積部内にピストン453を有し、該ピストン453は、容積部を第1液圧室451と第2液圧室452に分割している。液圧シリンダ450は、更に(液圧路を備えた)ピストンロッド470と、液圧移行継手ユニット(液圧移行トランスファユニット)480とを有する。
タービン羽根440のピッチ角調整は、第2実施例によると水液圧機構(Wasserhydraulik)を介して行われる。複動式の液圧シリンダ(調整シリンダ)450は、タービン400のハブ430内に設けられている。回転部分における液圧ダクト610、620(図3を参照)が、例えばシャフト600内の縦方向穴により設けられる。この際、経路は、シャフト600から、液圧移行継手ユニット480を介してピストンロッド470内の縦方向穴を通ってハブ430へと続いている。液圧移行継手ユニット480により、液圧流体が移行されるのと同時にピストンロッド470の軸方向摺動が行われる。
水流路の一部分220の領域には、緊急停止ユニット1000を設けることができ、該緊急停止ユニット1000は、タービン羽根440がアンバランス(不平衡)を有する場合にタービン羽根440と協働することができる。つまりそのような場合には、緊急停止ユニット1000が作動され、タービン400が停止される。
図3は、第3実施例による水力発電装置用のタービンの概略断面図を示している。タービンは、タービン先端部(第1端部)410と、複数のタービン羽根440を備えた回転可能なハブ430とを有する。更にタービンは、第1端部410の領域にある複動式の液圧シリンダ450と、液圧路471、472を備えたピストンロッド470と、液圧移行継手ユニット480とを有する。
タービンには、シャフト600が連結されている。第1部分611と第2部分612と第3部分613とを備えた第1液圧ダクト610、並びに第1部分621と第2部分622と第3部分623とを備えた第2液圧ダクト620が設けられている。第1液圧ダクト610の第1部分611及び第2液圧ダクト620の第1部分621は、シャフト600内にないしシャフト600に沿って設けられている。第1液圧ダクト610の第2部分612及び第2液圧ダクト620の第2部分622は、ハブ430内に設けられている。第1液圧ダクト610の第3部分613及び第2液圧ダクト620の第3部分623は、液圧移行継手ユニット480内にないし液圧移行継手ユニット480に沿って、即ち移行シリンダに設けられている。
第1液圧ダクト610の第3部分613は、液圧移行継手ユニット480の第1部分481へ通じている。第2液圧ダクト620の第3部分623は、液圧移行継手ユニット480の第4部分484へ通じている。
ピストンロッド470内には、第1液圧路471と第2液圧路472が設けられている。第1液圧路471の第1端部471aは、液圧移行継手ユニット480の第2部分482の領域へ通じている。第1液圧路471の第2端部471bは、第1液圧室451へ通じている。第2液圧路472の第1端部472aは、液圧移行継手ユニット480の第3部分483の領域において終端している。第2液圧路472の第2端部472bは、リング状に形成することのできる第2液圧室452において終端している。液圧移行継手ユニット480の第1部分481と第3部分483は、リング状流路又は周回流路として構成することができる。従ってこれらの第1部分481と第3部分483との間には、液圧流体を(第1液圧ダクト610の)第3部分613から(ピストンロッド470内の)第2液圧路472へ(又はその逆で第2液圧流路472から第3部分613へ)流入させるために用いられる接続部が存在している。液圧移行継手ユニット480の第2部分482と第4部分484は、同様に、リング状流路又は周回流路として構成することができ、従ってこれらの第2部分428と第4部分424は、共通の部分として形成することができる。それにより液圧流体は、第1液圧路471から第2液圧ダクト620の第3部分623へ(又はその逆で第2液圧ダクト620の第3部分623から第1液圧路471へ)流入することができる。
タービン羽根440のピッチ角調整のためのピッチ角調整ユニット460は、ピストンロッド470と連結されており、従ってピストンロッド470が移動するとピッチ角調整ユニット460も移動する。
図4は、第3実施例によるタービンの概略断面図を示している。図4によるタービンの構造は、図3によるタービンの構造に対応している。図4に図示された状況においては、液圧流体(例えば水)が第1液圧ダクト610へ圧送される。すると液圧流体は、第1液圧ダクト610の第1部分611と第2部分612と第3部分613を通って液圧移行継手ユニット480の第1部分481へ流入する。液圧移行継手ユニット480の第1部分481と第3部分483は、リング状流路又は周回流路として構成されているので、液圧流体は、このリング状流路又は周回流路481、483を通り、第2液圧路472の第1端部472aを介し、更に第2液圧路472を通って第2液圧路472の第2端部472bへ流れ、そこから第2液圧室452へ流入する。従って第2液圧室452内の圧力が増加され、それにより複動式の液圧シリンダが(図4において)左の方へ移動される。すると第1液圧室451内の液圧流体は、第1液圧路471の第2端部471bから第1端部471aへ流れ、そして液圧移行継手ユニット480の第2部分482、即ちリング状流路又は周回流路482、484へ流入する。そして液圧流体は、第2部分482から第4部分484へ流れ、この第4部分484から、第3部分623と第2部分622と第1部分621を通って第2液圧ダクト620へ流入する。
従って液圧流体が第1液圧ダクト610へ圧送されると、ピストンロッド470(従ってピッチ角調整ユニット460も)は(図4において)左の方へ、即ち流れ方向10とは反対の方向へ移動される。
図5は、第3実施例によるタービンの概略断面図を示している。図5によるタービンの構造は、図3又は図4によるタービンの構造に対応している。図5では、液圧流体が第2液圧ダクト620を通って導入される状況が示されている。従って液圧流体は、第2液圧ダクト620を通ってその第1部分621と第2部分622と第3部分623へ流入する。そこから液圧流体は、リング状流路又は周回流路を通り(液圧移行継手ユニット480の)第4部分484から第2部分482へ流入する。液圧流体は、この第2部分482から、第1液圧路471の第1端部471aを通ってピストンロッド470へ流入する。すると液圧流体は、第1液圧路471を通ってその第2端部471bに至るまで流れ、そこから第1液圧室451へ流入し、それによりピストンロッド470は(図5において)右の方へ、即ち流れ方向10において移動される。従って第2液圧室452からの液圧流体が、第2液圧路472の第2端部472bを通って第2液圧路472の第1端部472aへ流れ、そこから(液圧移行継手ユニット480の)第3部分483へ流れ、更に第1部分481へ流入する。この第1部分481から液圧流体は、第3部分613と第2部分612と第1部分611を通って第1液圧ダクト610へ流入する。
第1液圧ダクト610は(シャフト600内のないしシャフト600に沿って設けられた)第1部分611と、ハブ430内の第2部分612と、液圧移行継手ユニット480内の第3部分613とを有する。
本発明により、ピッチ角調整のために、ピストンロッド470の直線的な並進運動がタービン羽根(ロータブレード羽根)440の回転運動へ変換される。この変換は、ピッチ角調整ユニット460により行われる。ピストンロッド470には、ピッチ角調整ユニット460が設けられている。ピッチ角調整ユニット460は、溝部461を有し、該溝部461は、タービン羽根440の方を向いたピッチ角調整ユニット460の端部に設けられている。更にピッチ角調整ユニット460は、各タービン羽根440のためにスライダ462を有し、該スライダ462は、タービン羽根440の付根部近傍の領域においてタービン羽根440と結合されている。スライダ462は、溝部461内でないし溝部461に沿って案内することができる。この際、スライダ462は、ピストン軸線に対して90°の直線的な運動を行うようになっている。タービン羽根440は、ラジアル軸受を介してハブ430に位置固定されている。スライダ462は、ピッチ角調整ユニット460における溝部461により案内される。更にピッチ角調整ユニット460は、調整ディスク463を有し、該調整ディスク463は、回転ピン464を有する。回転ピン464は、スライダ462が回転運動を実行できるために、スライダ462のための軸受部を有する。回転ピン464の周りでスライダ462は回転可能であり、従ってピストンロッド470の直線的な並進運動がタービン羽根440の回転運動へ変換される。
つまりスライダ462は、回転ピン464を介して回転可能に支承されている。スライダ462は、溝部461において案内され、従ってピストンロッド470の直線的な運動が回転運動へ変換される。
図6は、第4実施例による水力発電装置用のタービンを該タービンに付設のシャフトと共に概略断面図として示している。この際、このタービンは、図3〜図5によるタービンに対応することができる。タービン400のハブ430は、シャフト600と結合されており、該シャフト600は、発電機900と結合することができる。
図7A及び図7Bは、各々、水力発電装置用の電気発電機を受容するための発電機受け台(Generatorwanne)の斜視図を示している。特に(流路の)S管輪郭上の発電機受け台の位置決め状況が示されている。発電機受け台800は、底部810と、2つのサイドアーム820とを有する。この際、サイドアーム820は、電気発電機900を位置決めすることができ且つサイドアーム820と底部810により保持することができるような角度を底部810に対して有する。これらのサイドアーム820は、それらの外側部において複数の金属プレート821を有する。またサイドアーム820の内側部には、複数のウェブ822が設けられている。底部810は、同様に複数のウェブ811を有し、これらのウェブ811は、ウェブ822と(直線的に)並ぶように配向することができる。
本発明による発電機受け台は、薄い壁厚でコンクリート固定でき、この際、それにもかかわらず水密に密閉することができる。この発電機受け台は、発電機用の保護部として用いることができる。
図8は、第6実施例による水力発電装置用のタービンの概略断面図を示している。第6実施例によるタービンの構造は、第3実施例によるタービンの構造に対応するか或いは該構造に基づいている。タービンは、先端部ないしノーズ410とハブ430と複数のタービン羽根440とを有する。ピッチ角調整ユニット460を用いてタービン羽根(ロータブレード)440のピッチ角を調整することができる。ピッチ角調整ユニット460は、ピストンロッド470と結合されており、従ってピストンロッド470の運動がピッチ角調整ユニット460の運動をもたらすことにもなる。ピッチ角調整ユニット460は、溝部461を有し、該溝部461は、タービン羽根440の方を向いたピッチ角調整ユニット460の端部に設けられている。更にピッチ角調整ユニット460は、各タービン羽根440のためにスライダ462を有し、該スライダ462は、タービン羽根440の付根部近傍の領域においてタービン羽根440と結合されている。スライダ462は、溝部461内でないし溝部461に沿って案内することができる。ピストンロッド470の運動は、ピッチ角調整ユニット460の直線的な並進運動をもたらし、それによりスライダ462は、溝部461内で同様に動かされる。調整ディスク463がタービン羽根440の付根部近傍の端部に設けられている。特に調整ディスク463は、回転ピン464を介してスライダ462と連結されており、従って調整ディスク463は、スライダ462と共に動くことができる。
図9は、第6実施例による水力発電装置用のタービンの一部分の概略図を示している。図9では、調整ディスク463とスライダ462と溝部461とをより明瞭に図示するために、水力発電装置用のタービンの幾つかの要素が図示されていない。調整ディスク463は、タービン羽根440に固定されている。調整ディスク463には、スライダ462を設けることができ、該スライダ462は、ピッチ角調整ユニット460における溝部461へ係合可能である。ピッチ角調整ユニット460の運動は、溝部461内にあるスライダ462が同様に(ピッチ角調整ユニット460の運動方向に対して直角方向において)同時に動き、従ってタービン羽根440のピッチ角の調整が行われることをもたらす。
図10は、第7実施例による水力発電装置用のタービンの一断面を示している。第2部分200の領域には、緊急停止ユニット1000を設けることができる。この際、緊急停止ユニット1000の第1端部1100は、少なくとも部分的に、水の流れる部分内へ突出している。タービン羽根440が(例えばアンバランスにより)もはや安定して回転しない場合には、タービン羽根440は、緊急停止ユニット1000の第1端部1100と接触する(即ち心振れないし回転振動を生ずる場合)ことになる。そのような場合、例えば水は、第1端部1100を通って中間部分1200の内部へ流入することになる。中間部分1200内には、フロート1300が設けられており、該フロート1300は、第1端部1100を通って水が浸入した場合には、上方へ浮かび、従って第2端部1400により接触部(コンタクト)を作動させることができる。
図11は、第7実施例による水力発電装置用のタービンのための安全遮断スイッチの概略図を示している。緊急停止ユニット1000は、第1端部1100と第2端部1400とを有する。これらの端部の間には、中間部分1200とフロート1300が設けられている。タービン羽根440にアンバランス(不平衡)がある場合には、第1端部1100の一部分が(タービン羽根440により)切断されることになり、従って水が緊急停止ユニット1000の内部へ浸入可能となる。中間部分1200内には、第1端部1310と第2端部1330とを有するフロート1300が設けられている。これらの端部の間に浮きユニット1320を設けることができる。水が中間部分1200の内部へ流入すると、フロート1300は、水の表面上で浮かぶことになる。中間部分1200が水でいっぱいになると、フロート1300は上方へ浮かび、それにより第2端部1400により接触部(コンタクト)を作動させることができる。
100 水流路の第1部分
200 水流路の第2部分
220 水流路の一部分
300 水流路の第3部分
400 タービン
410 先端部ないしノーズ(第1端部)
420 第2端部
430 ハブ
440 タービン羽根
450 液圧シリンダ
451 第1液圧室
452 第2液圧室
453 ピストン
460 ピッチ角調整ユニット
461 溝部
462 スライダ
463 調整ディスク
464 回転ピン
470 ピストンロッド
471 第1液圧路
471a 第1液圧路の第1端部
471b 第1液圧路の第2端部
472 第2液圧路
472a 第2液圧路の第1端部
472b 第2液圧路の第2端部
480 液圧移行継手ユニット(液圧移行トランスファユニット)
481 液圧移行継手ユニットの第1部分
482 液圧移行継手ユニットの第2部分
483 液圧移行継手ユニットの第3部分
484 液圧移行継手ユニットの第4部分
500 案内機構
600 シャフト
610 第1液圧ダクト
611 第1液圧ダクトの第1部分
612 第1液圧ダクトの第2部分
613 第1液圧ダクトの第3部分
620 第2液圧ダクト
621 第2液圧ダクトの第1部分
622 第2液圧ダクトの第2部分
623 第2液圧ダクトの第3部分
800 発電機受け台
810 底部
811 ウェブ
820 サイドアーム
821 金属プレート
822 ウェブ
900 発電機
1000 緊急停止ユニット
1100 緊急停止ユニットの第1端部
1200 緊急停止ユニットの中間部分
1300 フロート
1310 フロートの第1端部
1320 浮きユニット
1330 フロートの第2端部
1400 緊急停止ユニットの第2端部
本発明は、水力発電装置用のタービン並びに水力発電装置に関する。
下記特許文献1は、流路と該流路内のタービンとを備えた水力発電装置を示しており、該タービンは、シャフトを介して発電機と連結されている。流路は、第1先細り部を有する第1部分と、拡開部の直径よりも小さい直径を有する第2部分とを有し、この際、該第2部分にタービンが設けられている。
下記特許文献2は、水力発電装置用のタービンを示している。該タービンは、複数のタービン羽根を備えたロータと、該ロータの後方に配設されてサポート機構として機能する案内機構とを有する。該タービンは、実質的に球状のハブを有し、タービン羽根のピッチ角は、調整可能に構成されている。
WO 2010/026072 A2 US 2009/0214343 A1
本発明の課題は、従来技術に関して改善された水力発電装置を提供することである。
前記課題は、請求項1に記載のタービン、並びに請求項4に記載の水力発電装置により解決される。
即ち、本発明の第1の視点により、水力発電装置用のタービンであって、ハブと、該ハブに設けられている複数のタービン羽根と、該タービン羽根と連結されており該タービン羽根のピッチ角を調整するためのピッチ角調整ユニットと、複動式の液圧ピストンと、該液圧ピストンと結合されたピストンロッドとを備えており、前記ピストンロッドは、前記ピストンロッドが縦方向において移動される場合に前記ピッチ角調整ユニットが回転運動を実行するように、前記ピッチ角調整ユニットと連結されており、複動式の前記液圧ピストンは、第1液圧路及び第2液圧路と連絡している液圧室内に設けられており、従って前記第1液圧路又は該第2液圧路を通して液圧流体を供給することにより複動式の前記液圧ピストンが移動可能であり、それにより前記ピストンロッドと前記ピッチ角調整ユニットとの連結を介して前記タービン羽根のピッチ角の調整が行われることを特徴とするタービンが提供される。
また本発明の第2の視点により、水力発電装置であって、内径が流れ方向において小さくなる第1部分と、タービンを受容するために該第1部分に接続する第2部分とを備えており、前記第2部分の内径は、少なくとも部分的に球状輪郭を有し、前記タービンは、複数のタービン羽根を有し、該タービン羽根は、前記第2部分において、球状輪郭を有する内径の領域に設けられていることを特徴とする水力発電装置が提供される。
尚、本願の特許請求の範囲に付記されている図面参照符号は、専ら本発明の理解の容易化のためのものであり、図示の形態への限定を意図するものではないことを付言する。
本発明において、以下の形態が可能である。
(形態1)水力発電装置用のタービンであって、ハブと、該ハブに設けられている複数のタービン羽根と、該タービン羽根と連結されており該タービン羽根のピッチ角を調整するためのピッチ角調整ユニットと、複動式の液圧ピストンと、該液圧ピストンと結合されたピストンロッドとを備えており、前記ピストンロッドは、前記ピストンロッドが縦方向において移動される場合に前記ピッチ角調整ユニットが回転運動を実行するように、前記ピッチ角調整ユニットと連結されており、複動式の前記液圧ピストンは、第1液圧路及び第2液圧路と連絡している液圧室内に設けられており、従って前記第1液圧路又は該第2液圧路を通して液圧流体を供給することにより複動式の前記液圧ピストンが移動可能であり、それにより前記ピストンロッドと前記ピッチ角調整ユニットとの連結を介して前記タービン羽根のピッチ角の調整が行われること。
(形態2)当該タービンは、液圧流体を供給及び排出するための第1液圧ダクト及び第2液圧ダクトを備えており、前記ピストンロッドに設けられた前記第1液圧路及び前記第2液圧路は、シャフトに設けられた前記第1液圧ダクト及び前記第2液圧ダクトと連絡されており、従って液圧流体が、複動式の前記液圧ピストンを移動させるために、前記第1液圧ダクト及び前記第2液圧ダクトを通って前記ピストンロッドの前記第1液圧路及び前記第2液圧路内へ、そして前記液圧室内へ流入することができることが好ましい。
(形態3)前記液圧室は、複動式の前記液圧ピストンにより、第1液圧室及び第2液圧室に分割されており、前記ピストンロッドの前記第1液圧路は、前記第1液圧室に通じ、前記ピストンロッドの前記第2液圧路は、前記第2液圧室に通じていることが好ましい。
(形態4)水力発電装置であって、内径が流れ方向において小さくなる第1部分と、特に形態1〜3のいずれか1つに記載のタービンを受容するために該第1部分に接続する第2部分とを備えており、前記第2部分の内径は、少なくとも部分的に球状輪郭を有し、前記タービンは、複数のタービン羽根を有し、該タービン羽根は、前記第2部分において、球状輪郭を有する内径の領域に設けられていること。
(形態5)当該水力発電装置は、前記第2部分の領域に緊急停止ユニットを備えており、前記緊急停止ユニットの第1端部は、少なくとも部分的に、水の流れる前記第2部分内へ突出しており、従って前記タービン羽根がもはや安定して回転しない場合には、前記タービン羽根は、前記緊急停止ユニットの前記第1端部と接触することになり、それにより前記緊急停止ユニットを作動することが好ましい。
本発明により、ハブと、該ハブに設けられている複数のタービン羽根と、該タービン羽根と連結されており該タービン羽根のピッチ角を調整するためのピッチ角調整ユニットと、複動式の液圧ピストンと、該液圧ピストンと結合されたピストンロッドとを備えた水力発電装置用のタービンが提供される。ピストンロッドは、該ピストンロッドが縦方向(軸線方向)において移動される場合にピッチ角調整ユニットが回転運動を実行するように、該ピッチ角調整ユニットと連結されている。複動式の液圧ピストンは、第1液圧路及び第2液圧路と連絡している液圧室内に設けられており、従って第1液圧路又は第2液圧路を通して液圧流体を供給することにより複動式の液圧ピストンが移動可能であり、それによりピストンロッドとピッチ角調整ユニットとの連結を介してタービン羽根のピッチ角の調整が行われる。
本発明の一視点により、タービンは、液圧流体を供給及び排出するための第1液圧ダクト及び第2液圧ダクトを有する。ピストンロッドに設けられた第1液圧路及び第2液圧路は(タービンと発電機を連結する)シャフトに設けられた第1液圧ダクト及び第2液圧ダクトと連絡されており、従って液圧流体が、複動式の液圧ピストンを移動させるために、第1液圧ダクト及び第2液圧ダクトを通ってピストンロッドの第1液圧路及び第2液圧路内へ、そして液圧室内へ流入することができる。
本発明の一視点により、液圧室は、複動式の液圧ピストンにより、第1液圧室及び第2液圧室に分割されている。ピストンロッドの第1液圧路は、第1液圧室に通じ、ピストンロッドの第2液圧路は、第2液圧室に通じている。
更に本発明は、内径が流れ方向において小さくなる第1部分と、特に請求項1〜3のいずれか一項に記載のタービンを受容するために該第1部分に接続する第2部分とを備えた水力発電装置に関し、この際、第2部分の内径は、少なくとも部分的に球状輪郭を有する。タービンは、複数のタービン羽根を有し、該タービン羽根は、第2部分において、球状輪郭を有する内径の領域に設けられている。
本発明は、拡開ないし増加した直径を有する第1部分と、第2部分とを有する水力発電装置を提供するという思想に関し、この際、タービンは、流路の第2部分に設けられている。少なくとも流路の第2部分の内面部には、タービン羽根の端部の領域において、少なくとも部分的に球状ないし部分球状の凹部が設けられており、従って第2部分の内径は、流れ方向において先ず増加し、そして第2部分の終端部に向かって再び減少する。第2部分の内径は、好ましくは球状輪郭に形状適合されている。
増加した内径を有する第2部分の領域は、特に(角度に関して)調整可能なタービン羽根にも形状適合されている。
更に本発明は、液圧的に(角度に関して)調整可能な水力発電装置用のタービン羽根を有するタービンを提供するという思想に関する。
本発明の更なる展開形態は、下位請求項の対象である。
以下、本発明の利点及び実施例を、添付の図面に関連して詳細に説明する。
第1実施例による水力発電装置の概略部分断面図を示す図である。 第2実施例による水力発電装置の概略断面図を示す図である。 第3実施例による水力発電装置用のタービンの概略断面図を示す図である。 第3実施例による水力発電装置用のタービンの概略断面図を示す図である。 第3実施例による水力発電装置用のタービンの概略断面図を示す図である。 第4実施例による水力発電装置用のタービン及びシャフトの概略断面図を示す図である。 図7A及び図7Bは、各々、第5実施例による水力発電装置の発電機用の発電機受け台の斜視図を示す図である。 第6実施例による水力発電装置用のタービンの概略断面図を示す図である。 第6実施例による水力発電装置用のタービンの一部分の概略図を示す図である。 第7実施例による水力発電装置用のタービンの一断面を示す図である。 第7実施例による水力発電装置用のタービンのための安全遮断スイッチの概略図を示す図である。
図1は、第1実施例による水力発電装置の概略部分断面図を示している。第1実施例による水力発電装置は、内径が流れ方向10において減少ないし先細りする第1部分100と、内径が実質的に球状輪郭に従う第2部分200と、第3部分300とを備えた水流路を有する。第2部分200には、先端部ないしノーズ410とハブ430と複数のタービン羽根440とを備えたタービン400が設けられている。第3部分300の領域には、多数の案内機構羽根を備えた案内機構500が設けられている。水は、流れ方向10において水力発電装置を通って流れ、初めにタービン羽根440に当たり、次に案内機構500に当たる。
更にタービン400と発電機900(図1では非図示)との間には、シャフト600が設けられている。シャフト600により、タービン400によってタービン羽根440の回転に基づいて発生された回転運動が発電機へ伝えられ、該発電機は、この回転運動を電気エネルギーの発生ないし変換のために用いる。
図2は、第2実施例による水力発電装置の概略断面図を示している。第2実施例による水力発電装置は、第1実施例による水力発電装置に基づくことができる。タービン400は、実質的に水力発電装置の第2部分200(図1も参照)の領域に設けられている。タービン400は、先端部410(第1端部)と、流れ方向10において第1端部の後方に位置する第2端部420とを有する。これらの第1端部410と第2端部420との間には、ハブ430に回転可能に位置固定された複数のタービン羽根440が設けられている。タービン羽根440のピッチ角は、ピッチ角調整ユニット460により特に液圧式で調整することができる。
ピッチ角調整ユニット460は、圧シリンダ450を有する。液圧シリンダ450は、容積部内に複動式の液圧ピストン453を有し、該液圧ピストン453は、容積部を第1液圧室451と第2液圧室452に分割している。液圧シリンダ450は、更に(液圧路を備えた)ピストンロッド470と、液圧移行継手ユニット(液圧移行トランスファユニット)480とを有する。
タービン羽根440のピッチ角調整は、第2実施例によると水液圧機構(Wasserhydraulik)を介して行われる。圧シリンダ(調整シリンダ)450は、タービン400のハブ430内に設けられている。回転部分における液圧ダクト610、620(図3を参照)が、例えばシャフト600内の縦方向穴により設けられる。この際、経路は、シャフト600から、液圧移行継手ユニット480を介してピストンロッド470内の縦方向穴を通ってハブ430へと続いている。液圧移行継手ユニット480により、液圧流体が移行されるのと同時にピストンロッド470の軸方向摺動が行われる。
水流路の一部分220の領域には、緊急停止ユニット1000を設けることができ、該緊急停止ユニット1000は、タービン羽根440がアンバランス(不平衡)を有する場合にタービン羽根440と協働することができる。つまりそのような場合には、緊急停止ユニット1000が作動され、タービン400が停止される。
図3は、第3実施例による水力発電装置用のタービンの概略断面図を示している。タービンは、タービン先端部(第1端部)410と、複数のタービン羽根440を備えた回転可能なハブ430とを有する。更にタービンは、第1端部410の領域にある圧シリンダ450と、液圧路471、472を備えたピストンロッド470と、液圧移行継手ユニット480とを有する。
タービンには、シャフト600が連結されている。第1部分611と第2部分612と第3部分613とを備えた第1液圧ダクト610、並びに第1部分621と第2部分622と第3部分623とを備えた第2液圧ダクト620が設けられている。第1液圧ダクト610の第1部分611及び第2液圧ダクト620の第1部分621は、シャフト600内にないしシャフト600に沿って設けられている。第1液圧ダクト610の第2部分612及び第2液圧ダクト620の第2部分622は、ハブ430内に設けられている。第1液圧ダクト610の第3部分613及び第2液圧ダクト620の第3部分623は、液圧移行継手ユニット480内にないし液圧移行継手ユニット480に沿って、即ち移行シリンダに設けられている。
第1液圧ダクト610の第3部分613は、液圧移行継手ユニット480の第1部分481へ通じている。第2液圧ダクト620の第3部分623は、液圧移行継手ユニット480の第4部分484へ通じている。
ピストンロッド470内には、第1液圧路471と第2液圧路472が設けられている。第1液圧路471の第1端部471aは、液圧移行継手ユニット480の第2部分482の領域へ通じている。第1液圧路471の第2端部471bは、第1液圧室451へ通じている。第2液圧路472の第1端部472aは、液圧移行継手ユニット480の第3部分483の領域において終端している。第2液圧路472の第2端部472bは、リング状に形成することのできる第2液圧室452において終端している。液圧移行継手ユニット480の第1部分481と第3部分483は、リング状流路又は周回流路として構成することができる。従ってこれらの第1部分481と第3部分483との間には、液圧流体を(第1液圧ダクト610の)第3部分613から(ピストンロッド470内の)第2液圧路472へ(又はその逆で第2液圧流路472から第3部分613へ)流入させるために用いられる接続部が存在している。液圧移行継手ユニット480の第2部分482と第4部分484は、同様に、リング状流路又は周回流路として構成することができ、従ってこれらの第2部分428と第4部分424は、共通の部分として形成することができる。それにより液圧流体は、第1液圧路471から第2液圧ダクト620の第3部分623へ(又はその逆で第2液圧ダクト620の第3部分623から第1液圧路471へ)流入することができる。
タービン羽根440のピッチ角調整のためのピッチ角調整ユニット460は、ピストンロッド470と連結されており、従ってピストンロッド470が移動するとピッチ角調整ユニット460も移動する。
図4は、第3実施例によるタービンの概略断面図を示している。図4によるタービンの構造は、図3によるタービンの構造に対応している。図4に図示された状況においては、液圧流体(例えば水)が第1液圧ダクト610へ圧送される。すると液圧流体は、第1液圧ダクト610の第1部分611と第2部分612と第3部分613を通って液圧移行継手ユニット480の第1部分481へ流入する。液圧移行継手ユニット480の第1部分481と第3部分483は、リング状流路又は周回流路として構成されているので、液圧流体は、このリング状流路又は周回流路481、483を通り、第2液圧路472の第1端部472aを介し、更に第2液圧路472を通って第2液圧路472の第2端部472bへ流れ、そこから第2液圧室452へ流入する。従って第2液圧室452内の圧力が増加され、それにより複動式の液圧ピストン453が(図4において)左の方へ移動される。すると第1液圧室451内の液圧流体は、第1液圧路471の第2端部471bから第1端部471aへ流れ、そして液圧移行継手ユニット480の第2部分482、即ちリング状流路又は周回流路482、484へ流入する。そして液圧流体は、第2部分482から第4部分484へ流れ、この第4部分484から、第3部分623と第2部分622と第1部分621を通って第2液圧ダクト620へ流入する。
従って液圧流体が第1液圧ダクト610へ圧送されると、ピストンロッド470(従ってピッチ角調整ユニット460も)は(図4において)左の方へ、即ち流れ方向10とは反対の方向へ移動される。
図5は、第3実施例によるタービンの概略断面図を示している。図5によるタービンの構造は、図3又は図4によるタービンの構造に対応している。図5では、液圧流体が第2液圧ダクト620を通って導入される状況が示されている。従って液圧流体は、第2液圧ダクト620を通ってその第1部分621と第2部分622と第3部分623へ流入する。そこから液圧流体は、リング状流路又は周回流路を通り(液圧移行継手ユニット480の)第4部分484から第2部分482へ流入する。液圧流体は、この第2部分482から、第1液圧路471の第1端部471aを通ってピストンロッド470へ流入する。すると液圧流体は、第1液圧路471を通ってその第2端部471bに至るまで流れ、そこから第1液圧室451へ流入し、それによりピストンロッド470は(図5において)右の方へ、即ち流れ方向10において移動される。従って第2液圧室452からの液圧流体が、第2液圧路472の第2端部472bを通って第2液圧路472の第1端部472aへ流れ、そこから(液圧移行継手ユニット480の)第3部分483へ流れ、更に第1部分481へ流入する。この第1部分481から液圧流体は、第3部分613と第2部分612と第1部分611を通って第1液圧ダクト610へ流入する。
第1液圧ダクト610は(シャフト600内のないしシャフト600に沿って設けられた)第1部分611と、ハブ430内の第2部分612と、液圧移行継手ユニット480内の第3部分613とを有する。
本発明により、ピッチ角調整のために、ピストンロッド470の直線的な並進運動がタービン羽根(ロータブレード羽根)440の回転運動へ変換される。この変換は、ピッチ角調整ユニット460により行われる。ピストンロッド470には、ピッチ角調整ユニット460が設けられている。ピッチ角調整ユニット460は、溝部461を有し、該溝部461は、タービン羽根440の方を向いたピッチ角調整ユニット460の端部に設けられている。更にピッチ角調整ユニット460は、各タービン羽根440のためにスライダ462を有し、該スライダ462は、タービン羽根440の付根部近傍の領域においてタービン羽根440と結合されている。スライダ462は、溝部461内でないし溝部461に沿って案内することができる。この際、スライダ462は、ピストン軸線に対して90°の直線的な運動を行うようになっている。タービン羽根440は、ラジアル軸受を介してハブ430に位置固定されている。スライダ462は、ピッチ角調整ユニット460における溝部461により案内される。更にピッチ角調整ユニット460は、調整ディスク463を有し、該調整ディスク463は、回転ピン464を有する。回転ピン464は、スライダ462が回転運動を実行できるために、スライダ462のための軸受部を有する。回転ピン464の周りでスライダ462は回転可能であり、従ってピストンロッド470の直線的な並進運動がタービン羽根440の回転運動へ変換される。
つまりスライダ462は、回転ピン464を介して回転可能に支承されている。スライダ462は、溝部461において案内され、従ってピストンロッド470の直線的な運動が回転運動へ変換される。
図6は、第4実施例による水力発電装置用のタービンを該タービンに付設のシャフトと共に概略断面図として示している。この際、このタービンは、図3〜図5によるタービンに対応することができる。タービン400のハブ430は、シャフト600と結合されており、該シャフト600は、発電機900と結合することができる。
図7A及び図7Bは、各々、水力発電装置用の電気発電機を受容するための発電機受け台(Generatorwanne)の斜視図を示している。特に(流路の)S管輪郭上の発電機受け台の位置決め状況が示されている。発電機受け台800は、底部810と、2つのサイドアーム820とを有する。この際、サイドアーム820は、電気発電機900を位置決めすることができ且つサイドアーム820と底部810により保持することができるような角度を底部810に対して有する。これらのサイドアーム820は、それらの外側部において複数の金属プレート821を有する。またサイドアーム820の内側部には、複数のウェブ822が設けられている。底部810は、同様に複数のウェブ811を有し、これらのウェブ811は、ウェブ822と(直線的に)並ぶように配向することができる。
本発明による発電機受け台は、薄い壁厚でコンクリート固定でき、この際、それにもかかわらず水密に密閉することができる。この発電機受け台は、発電機用の保護部として用いることができる。
図8は、第6実施例による水力発電装置用のタービンの概略断面図を示している。第6実施例によるタービンの構造は、第3実施例によるタービンの構造に対応するか或いは該構造に基づいている。タービンは、先端部ないしノーズ410とハブ430と複数のタービン羽根440とを有する。ピッチ角調整ユニット460を用いてタービン羽根(ロータブレード)440のピッチ角を調整することができる。ピッチ角調整ユニット460は、ピストンロッド470と結合されており、従ってピストンロッド470の運動がピッチ角調整ユニット460の運動をもたらすことにもなる。ピッチ角調整ユニット460は、溝部461を有し、該溝部461は、タービン羽根440の方を向いたピッチ角調整ユニット460の端部に設けられている。更にピッチ角調整ユニット460は、各タービン羽根440のためにスライダ462を有し、該スライダ462は、タービン羽根440の付根部近傍の領域においてタービン羽根440と結合されている。スライダ462は、溝部461内でないし溝部461に沿って案内することができる。ピストンロッド470の運動は、ピッチ角調整ユニット460の直線的な並進運動をもたらし、それによりスライダ462は、溝部461内で同様に動かされる。調整ディスク463がタービン羽根440の付根部近傍の端部に設けられている。特に調整ディスク463は、回転ピン464を介してスライダ462と連結されており、従って調整ディスク463は、スライダ462と共に動くことができる。
図9は、第6実施例による水力発電装置用のタービンの一部分の概略図を示している。図9では、調整ディスク463とスライダ462と溝部461とをより明瞭に図示するために、水力発電装置用のタービンの幾つかの要素が図示されていない。調整ディスク463は、タービン羽根440に固定されている。調整ディスク463には、スライダ462を設けることができ、該スライダ462は、ピッチ角調整ユニット460における溝部461へ係合可能である。ピッチ角調整ユニット460の運動は、溝部461内にあるスライダ462が同様に(ピッチ角調整ユニット460の運動方向に対して直角方向において)同時に動き、従ってタービン羽根440のピッチ角の調整が行われることをもたらす。
図10は、第7実施例による水力発電装置用のタービンの一断面を示している。第2部分200の領域には、緊急停止ユニット1000を設けることができる。この際、緊急停止ユニット1000の第1端部1100は、少なくとも部分的に、水の流れる部分内へ突出している。タービン羽根440が(例えばアンバランスにより)もはや安定して回転しない場合には、タービン羽根440は、緊急停止ユニット1000の第1端部1100と接触する(即ち心振れないし回転振動を生ずる場合)ことになる。そのような場合、例えば水は、第1端部1100を通って中間部分1200の内部へ流入することになる。中間部分1200内には、フロート1300が設けられており、該フロート1300は、第1端部1100を通って水が浸入した場合には、上方へ浮かび、従って第2端部1400により接触部(コンタクト)を作動させることができる。
図11は、第7実施例による水力発電装置用のタービンのための安全遮断スイッチの概略図を示している。緊急停止ユニット1000は、第1端部1100と第2端部1400とを有する。これらの端部の間には、中間部分1200とフロート1300が設けられている。タービン羽根440にアンバランス(不平衡)がある場合には、第1端部1100の一部分が(タービン羽根440により)切断されることになり、従って水が緊急停止ユニット1000の内部へ浸入可能となる。中間部分1200内には、第1端部1310と第2端部1330とを有するフロート1300が設けられている。これらの端部の間に浮きユニット1320を設けることができる。水が中間部分1200の内部へ流入すると、フロート1300は、水の表面上で浮かぶことになる。中間部分1200が水でいっぱいになると、フロート1300は上方へ浮かび、それにより第2端部1400により接触部(コンタクト)を作動させることができる。
100 水流路の第1部分
200 水流路の第2部分
220 水流路の一部分
300 水流路の第3部分
400 タービン
410 先端部ないしノーズ(第1端部)
420 第2端部
430 ハブ
440 タービン羽根
450 液圧シリンダ
451 第1液圧室
452 第2液圧室
453 液圧ピストン
460 ピッチ角調整ユニット
461 溝部
462 スライダ
463 調整ディスク
464 回転ピン
470 ピストンロッド
471 第1液圧路
471a 第1液圧路の第1端部
471b 第1液圧路の第2端部
472 第2液圧路
472a 第2液圧路の第1端部
472b 第2液圧路の第2端部
480 液圧移行継手ユニット(液圧移行トランスファユニット)
481 液圧移行継手ユニットの第1部分
482 液圧移行継手ユニットの第2部分
483 液圧移行継手ユニットの第3部分
484 液圧移行継手ユニットの第4部分
500 案内機構
600 シャフト
610 第1液圧ダクト
611 第1液圧ダクトの第1部分
612 第1液圧ダクトの第2部分
613 第1液圧ダクトの第3部分
620 第2液圧ダクト
621 第2液圧ダクトの第1部分
622 第2液圧ダクトの第2部分
623 第2液圧ダクトの第3部分
800 発電機受け台
810 底部
811 ウェブ
820 サイドアーム
821 金属プレート
822 ウェブ
900 発電機
1000 緊急停止ユニット
1100 緊急停止ユニットの第1端部
1200 緊急停止ユニットの中間部分
1300 フロート
1310 フロートの第1端部
1320 浮きユニット
1330 フロートの第2端部
1400 緊急停止ユニットの第2端部

Claims (5)

  1. 水力発電装置用のタービンであって、
    ハブ(430)と、
    該ハブ(430)に設けられている複数のタービン羽根(440)と、
    該タービン羽根(440)と連結されており該タービン羽根(440)のピッチ角を調整するためのピッチ角調整ユニット(460)と、
    複動式の液圧シリンダ(450)と、該液圧シリンダ(450)と結合されたピストンロッド(470)とを備えており、
    前記ピストンロッド(470)は、前記ピストンロッド(470)が縦方向において移動される場合に前記ピッチ角調整ユニット(460)が回転運動を実行するように、前記ピッチ角調整ユニット(460)と連結されており、
    複動式の前記液圧シリンダ(450)は、第1液圧路及び第2液圧路と連絡している液圧室内に設けられており、従って前記第1液圧路又は該第2液圧路を通して液圧流体を供給することにより複動式の前記液圧シリンダが移動可能であり、それにより前記ピストンロッド(470)と前記ピッチ角調整ユニット(460)との連結を介して前記タービン羽根(440)のピッチ角の調整が行われること
    を特徴とするタービン。
  2. 当該タービンは、液圧流体を供給及び排出するための第1液圧ダクト(610)及び第2液圧ダクト(620)を備えており、
    前記ピストンロッド(470)に設けられた前記第1液圧路(471)及び前記第2液圧路(472)は、シャフト(600)に設けられた前記第1液圧ダクト(610)及び前記第2液圧ダクト(620)と連絡されており、従って液圧流体が、複動式の前記液圧シリンダを移動させるために、前記第1液圧ダクト(610)及び前記第2液圧ダクト(620)を通って前記ピストンロッド(470)の前記第1液圧路(471)及び前記第2液圧路(472)内へ、そして前記液圧室(451、452)内へ流入することができること
    を特徴とする、請求項1に記載のタービン。
  3. 前記液圧室は、複動式の前記液圧シリンダ(450)により、第1液圧室(451)及び第2液圧室(452)に分割されており、
    前記ピストンロッド(470)の前記第1液圧路(471)は、前記第1液圧室(451)に通じ、前記ピストンロッド(470)の前記第2液圧路(472)は、前記第2液圧室(452)に通じていること
    を特徴とする、請求項1又は2に記載のタービン。
  4. 水力発電装置であって、
    内径が流れ方向において小さくなる第1部分(100)と、
    特に請求項1〜3のいずれか一項に記載のタービン(400)を受容するために該第1部分(100)に接続する第2部分(200)とを備えており、
    前記第2部分(200)の内径は、少なくとも部分的に球状輪郭を有し、
    前記タービン(400)は、複数のタービン羽根(440)を有し、該タービン羽根(440)は、前記第2部分(200)において、球状輪郭を有する内径の領域に設けられていること
    を特徴とする水力発電装置。
  5. 当該水力発電装置は、前記第2部分(200)の領域に緊急停止ユニット(1000)を備えており、
    前記緊急停止ユニット(1000)の第1端部(1100)は、少なくとも部分的に、水の流れる前記第2部分(200)内へ突出しており、従って前記タービン羽根(440)がもはや安定して回転しない場合には、前記タービン羽根(440)は、前記緊急停止ユニット(1000)の前記第1端部(1100)と接触することになり、それにより前記緊急停止ユニット(1000)を作動すること
    を特徴とする、請求項4に記載の水力発電装置。
JP2014540364A 2011-11-08 2012-08-31 水力発電装置用のタービン並びに水力発電装置 Expired - Fee Related JP5890032B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE102011085950A DE102011085950A1 (de) 2011-11-08 2011-11-08 Turbine für eine Wasserkraftanlage und Wasserkraftanlage
DE102011085950.0 2011-11-08
PCT/EP2012/066995 WO2013068144A1 (de) 2011-11-08 2012-08-31 Turbine für eine wasserkraftanlage und wasserkraftanlage

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014532836A true JP2014532836A (ja) 2014-12-08
JP5890032B2 JP5890032B2 (ja) 2016-03-22

Family

ID=46829727

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014540364A Expired - Fee Related JP5890032B2 (ja) 2011-11-08 2012-08-31 水力発電装置用のタービン並びに水力発電装置

Country Status (16)

Country Link
US (1) US9683537B2 (ja)
EP (1) EP2776704B1 (ja)
JP (1) JP5890032B2 (ja)
KR (1) KR101613383B1 (ja)
CN (1) CN103917775B (ja)
AU (1) AU2012334378B2 (ja)
BR (1) BR112014010845A8 (ja)
CA (1) CA2852364C (ja)
CL (1) CL2014001119A1 (ja)
DE (1) DE102011085950A1 (ja)
DK (1) DK2776704T3 (ja)
ES (1) ES2586815T3 (ja)
ME (1) ME02468B (ja)
PL (1) PL2776704T3 (ja)
PT (1) PT2776704T (ja)
WO (1) WO2013068144A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016151206A (ja) * 2015-02-17 2016-08-22 三菱重工業株式会社 水流発電機

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105308314A (zh) * 2013-06-17 2016-02-03 洛克希德马丁公司 具有液压变桨系统的涡轮机
CN104595089B (zh) * 2015-01-14 2017-02-08 黄河科技学院 一种水力发电用压力自适应水轮机桨叶
WO2016182372A1 (ko) * 2015-05-13 2016-11-17 김철수 블레이드 각도 조절장치
EP3193006B1 (en) * 2016-01-12 2019-05-15 GE Renewable Technologies Device for reversing a blade of a runner unit
CN108884806B (zh) * 2016-03-22 2020-12-29 Ntn株式会社 水轮机、用在水轮机中的由两个阳螺纹轴组成的连接结构、以及两个轴的连接结构
KR101773513B1 (ko) * 2016-10-10 2017-08-31 주식회사 오백볼트 소수력 발전장치
CN107191316A (zh) * 2017-05-22 2017-09-22 上海交通大学 调距桨涡轮波浪换能器系统
DE102019109572A1 (de) 2019-04-11 2020-07-09 Voith Patent Gmbh Wasserkraftanlage
CN110641661A (zh) * 2019-08-22 2020-01-03 武汉船用机械有限责任公司 潜航器的转舵机构

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63183480U (ja) * 1987-05-19 1988-11-25
JPH11159434A (ja) * 1997-12-01 1999-06-15 Fuji Electric Co Ltd バルブ水車発電装置
US20070140829A1 (en) * 2004-05-06 2007-06-21 Maillard De La Morandais Jean- Modular Hydraulic or Hydroelectric Machine

Family Cites Families (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US1907466A (en) * 1932-04-01 1933-05-09 Newport News S & D Co Hydraulic machine
DE666385C (de) * 1936-10-14 1938-10-18 Karlstad Mekaniska Ab Nabe mit in ihr gelagerten, waehrend des Betriebes verdrehbaren Schaufeln fuer Wasserturbinen, Pumpen oder Schiffsschrauben
FR1014451A (fr) 1949-04-07 1952-08-18 Escher Wyss Ag Dispositif pour le réglage par commande hydraulique des pales ou aubes orientables de turbo-machines hydrauliques et d'hélices
DE833630C (de) 1950-10-05 1952-03-10 Maier Kg Maschf B Fluegelradturbine und -pumpe mit verstellbaren Laufradschaufeln
CH410822A (de) 1963-04-29 1966-03-31 Karlstad Mekaniska Ab Verstelleinrichtung an Turbinen, Pumpen oder Propellern
ES328365A1 (es) * 1965-06-15 1967-04-01 Nydqvist & Holm Ab Un dispositivo para trasladar la posicion de un elemento desplazable axilmente en un eje giratorio.
US3785747A (en) 1972-11-10 1974-01-15 Allis Chalmers Axial flow hydraulic turbine generator installation
SU1004666A1 (ru) 1980-03-19 1983-03-15 Среднеазиатское Отделение Всесоюзного Ордена Ленина Проектно-Изыскательского И Научно-Исследовательского Института "Гидропроект" Им.С.Я.Жука Поворотно-лопастна гидромашина
CA1158526A (en) 1980-06-13 1983-12-13 Grigory A. Bronovsky Runner of an adjustable-blade hydraulic turbine
FR2487437A1 (fr) * 1980-07-24 1982-01-29 Proizv Ob Tur Roue de turbine hydraulique a pales orientables
JPS57126572A (en) * 1981-01-30 1982-08-06 Toshiba Corp Operation controlling method for water wheel and pump water wheel
JPS57140291A (en) 1981-02-23 1982-08-30 Kawasaki Heavy Ind Ltd Variable pitch impeller
JPS6090987A (ja) * 1983-10-25 1985-05-22 Ebara Corp 可動翼を備えた流体機械の翼角制御装置
JP2942333B2 (ja) * 1990-09-25 1999-08-30 株式会社日立製作所 水車発電装置
DE10336528A1 (de) 2003-08-05 2005-03-10 Voith Siemens Hydro Power Kaplanturbine
AT414267B (de) * 2004-06-29 2006-10-15 Va Tech Hydro Gmbh & Co Turbinenlaufrad
DE102005032381A1 (de) 2005-07-08 2007-01-11 Wobben, Aloys, Dipl.-Ing. Turbine für eine Wasserkraftanlage
JP5270685B2 (ja) 2007-11-09 2013-08-21 ムーグ インコーポレーテッド 風力タービンのブレードのピッチを制御するための電気油圧式アクチュエータ
DE102008045500A1 (de) 2008-09-03 2010-03-04 Wobben, Aloys Wasserkraftanlage

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63183480U (ja) * 1987-05-19 1988-11-25
JPH11159434A (ja) * 1997-12-01 1999-06-15 Fuji Electric Co Ltd バルブ水車発電装置
US20070140829A1 (en) * 2004-05-06 2007-06-21 Maillard De La Morandais Jean- Modular Hydraulic or Hydroelectric Machine

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016151206A (ja) * 2015-02-17 2016-08-22 三菱重工業株式会社 水流発電機
WO2016132600A1 (ja) * 2015-02-17 2016-08-25 三菱重工業株式会社 水流発電機
US10215150B2 (en) 2015-02-17 2019-02-26 Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. Water flow power generator

Also Published As

Publication number Publication date
CN103917775A (zh) 2014-07-09
BR112014010845A8 (pt) 2017-06-20
RU2014123361A (ru) 2015-12-20
CA2852364A1 (en) 2013-05-16
NZ625131A (en) 2016-05-27
PL2776704T3 (pl) 2016-12-30
ME02468B (me) 2017-02-20
CA2852364C (en) 2016-08-16
EP2776704A1 (de) 2014-09-17
DK2776704T3 (en) 2016-10-03
BR112014010845A2 (pt) 2017-06-13
AU2012334378B2 (en) 2016-05-12
DE102011085950A1 (de) 2013-05-08
JP5890032B2 (ja) 2016-03-22
KR101613383B1 (ko) 2016-04-18
AU2012334378A1 (en) 2014-06-05
ES2586815T3 (es) 2016-10-19
US9683537B2 (en) 2017-06-20
EP2776704B1 (de) 2016-07-06
WO2013068144A1 (de) 2013-05-16
PT2776704T (pt) 2016-10-07
US20140369837A1 (en) 2014-12-18
CL2014001119A1 (es) 2015-01-09
KR20140085593A (ko) 2014-07-07
CN103917775B (zh) 2016-06-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5890032B2 (ja) 水力発電装置用のタービン並びに水力発電装置
JP5107353B2 (ja) ブレードピッチ角制御装置及び風力発電装置
EP2644884B1 (en) Water flow electricity generating device
JP4990889B2 (ja) 流体への及び流体からの運動エネルギーの伝達
WO2010117621A3 (en) In-pipe hydro-electric power system and turbine
JP5331197B2 (ja) 翼ピッチ制御装置、風力発電装置、及び翼ピッチ制御方法
KR102094985B1 (ko) 터빈 로터 블레이드의 조절 장치
KR101529538B1 (ko) 핀 및 수력 에너지를 전기 에너지로 변환시키는 변환 장치
JP6577719B2 (ja) 可動翼操作装置
JP2015161223A (ja) 流体の運動力から回転力を得る垂直軸型装置
JPH05149237A (ja) 風車のピツチ可変装置
RU2588309C2 (ru) Гидроэлектростанция
RU2672548C2 (ru) Лопастное устройство турбины
WO2005106243A1 (en) Wind turbine teeter control
KR101177879B1 (ko) 풍력발전기
JP2020195943A (ja) 回転ノズル構造及び発電装置
SE541372C2 (en) Kaplan runner with stiffener
NZ625131B2 (en) Turbine for a hydroelectric power plant, and hydroelectric power plant
CA2710385A1 (en) Method for deep water static pressure energy creation
KR20130078615A (ko) 기체모터
CN102562428A (zh) 一种竖轴直叶变攻角水轮机
KR20150047248A (ko) 원반 통공 홀 임펠러로 구성된 원심 형 다단터빈

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20150513

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150526

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150826

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160202

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160217

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5890032

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees