JP2014532700A - サクストミン及び有益な除草剤と組み合わせたサクストミン組成物による雑草の防除方法 - Google Patents

サクストミン及び有益な除草剤と組み合わせたサクストミン組成物による雑草の防除方法 Download PDF

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Abstract

雑草又は雑草集団が増殖しやすい環境と、1又は2以上のサクストミン及び1又は2以上の除草剤を接触させることにより雑草を防除するための方法又は組成物を開示する。1又は2以上のサクストミン及び1又は2以上の除草剤は、雑草が混入した環境又は雑草の混入を受けやすい環境に、雑草を防除、低減、及び/又は死滅させるための規定量において施用される。

Description

この開示は、1又は2以上の除草剤と組み合わせた1又は2以上のサクストミンによる雑草の処理に関する。この方法は、雑草を防除、最少化、及び/又は排除するための、処理の必要な地上環境への施用に有用である。
多くの重要な地上環境は、所望する植物の増殖を阻害するか又は防ぐ実質的な雑草集団を含む。これらの雑草は、人間により管理される環境においては厄介なものである。雑草は、種々の手段、例えば土壌中の限られた栄養及び/又は資源の利用、光へのアクセスの制限、及び/又は植物病原体の保有及び拡散を通しての植物病害の伝達(但し、それらだけには限定されない)により、特に作物植物間の植物増殖及び収穫の低下に寄与する。さらに、雑草は、多くの観察者が魅力を発見しない外観に寄与する。
雑草の増殖を防除するのに現在使用される方法は、除草剤による雑草の処理を包含する。最も一般的な除草剤は、化学除草剤であり、そして発芽前及び発芽後の除草剤を包含する。一般的な除草剤の例としては、ペンディメタリン;3,4−ジメチル−2,6−ジニトロ−N−ペンタン−3−イル−アニリン;N−(1−エチルプロピル)−2,6−ジニトロ−3,4−キシリジン;プロナミド;プロピザミド;3,5−ジクロロ−N−(1,1−ジメチルプロピニル)ベンズアミド;3,5−ジクロロ−N−(1,1−ジメチル−2−プロピニル)ベンズアミド;N−(1,1−ジメチルプロピニル)−3,5−ジクロロ;S−エチルN−エチルチオシクロヘキサンカルバメ−ト;トリフルラリン;2,6−ジニトロ−N,N−ジプロピル−4−(トリフルオロメチル)アニリン;グリホサ−ト;N−(ホスホノメチル)グリシン;及びこれらの誘導体を挙げることができる。
天然及び有機除草剤はまた、雑草の防除のために使用される。天然除草剤の例としては、次のものの使用を包含するが、但しそれらだけには限定されない:コーンミールグルテン、酢酸(すなわち、酢)、熱処理(例えば、火炎の蒸気)、D−リモネン(すなわち、シトラスオイル)及びモノセリン、すなわち真菌代謝物。例えば、Monocerin, a Phytotoxin from Exserohilum turcicum, Agric. Biol. Chem., Vol. 46, 2681-83, 1982を参照のこと。サクストミンA、及び他の構造的に類似する化合物もまた、雑草を防除するものとして言及されている。例えば米国特許出願公開第2010/0167930号を参照のこと;これは、穀物、芝草、オオアワガエリ及び牧草栽培における雑草の発芽及び増殖を防除するための天然除草剤としてのサクストミンA及び他の構造的に類似する化合物の使用を開示する。
サクストミンは、植物毒素の既知グループであるが;しかしながら、サクストミンA及びその類似体は、有能な除草剤における多くの所望する生物学的性質を実証しているが、これらは低速除草剤の分野において信頼できる雑草防除を送達するのに決定的な全身性植物毒性を欠いていることが知られている。例えば、Herbicidal Properties of the Thaxtomin Group of Phytotoxins, J. Agric. Food Chem., Vol. 49, No. 5, 2001を参照のこと。
雑草は、農家、造園及び住宅所有者にとって問題であり続けている。化合物の排他的使用による環境の継続的再処理は、処理の全体的コストを増加させ、そして環境での除草剤の毒性蓄積についての可能性を高める。従って、新規除草剤、及び存在する除草剤及び製剤を使用し、そしてそれらを低施用量でより効果的にするための方法についての継続的な必要性が存在する。
従って、本発明者は、化学除草剤と組み合わせた1若しくは2以上のサクストミン又はその類似体の使用が、雑草防除範囲を改善し、作物の安全性を増強し、そして雑草除草効率を低下させることなく化学除草剤使用量を低下させることを見出した。一側面によれば、本発明の開示は、雑草と、1又は2以上のサクストミン又はその類似体及び1又は2以上の除草剤とを接触せしめることを含んでなる、雑草の処理方法を提供する。1つの実施形態によれば、雑草の処理方法は、雑草と、有効量の1又は2以上のサクストミン又はその類似体及び有効量の1又は2以上の除草剤とを接触することを含んでなる。特定の実施形態によれば、雑草は発芽前雑草である。1つの実施形態によれば、1又は2以上の除草剤としては、プロナミド(プロピザミドとしても知られている)、シクロエート、トリフルラリン又はそれらの組み合わせが挙げられる。
別の側面によれば、本発明は、雑草と、1又は2以上のサクトミン及び1又は2以上の除草剤とを接触せしめることを含んでなる、雑草の増殖を防除するための方法を包含する。1つの実施形態によれば、雑草の増殖を防除するための方法は、雑草と、有効量の1又は2以上のサクストミン又はその類似体、及び有効量の1又は2以上の除草剤とを接触することを含んでなる。特定の実施形態によれば、雑草は発芽前雑草である。1つの実施形態によれば、1又は2以上の除草剤としては、プロナミド(プロピザミドとしても知られている)、シクロエート、トリフルラリン又はそれらの組み合わせが挙げられる。
さらに別の側面によれば、本発明は、雑草と、サクストミンA及び1又は2以上の除草剤とを接触せしめることを含んでなる、雑草を死滅させるための方法を包含する。1つの実施形態によれば、雑草を死滅させるための方法は、雑草と、有効量の1又は2以上のサクストミン又はその類似体、及び有効量の1又は2以上の除草剤とを接触することを含んでなる。特定の実施形態によれば、雑草は発芽前雑草である。1つの実施形態によれば、1又は2以上の除草剤としては、プロナミド(プロピザミドとしても知られている)、シクロエート、トリフルラリン又はそれらの組み合わせが挙げられる。
さらに別の側面によれば、本発明は、1又は2以上のサクストミン及び1又は複数の除草剤を土壌に施用することにより雑草を防除するための方法を包含する。1つの実施形態によれば、雑草を防除するための方法は、土壌と、有効量の1又は2以上のサクストミン又はその類似体、及び有効量の1又は2以上の除草剤とを接触することを含んでなる。特定の実施形態によれば、雑草は発芽前雑草である。1つの実施形態によれば、1又は2以上の除草剤としては、プロナミド(プロピザミドとしても知られている)、シクロエート、トリフルラリン又はそれらの組み合わせが挙げられる。
さらに別の側面によれば、本発明は、1又は2以上のサクストミン及び1又は複数の除草剤を雑草の防除の必要な領域に施用することにより雑草を防除するための方法を包含する。1つの実施形態によれば、雑草を防除するための方法は、有効量の1又は2以上のサクストミン又はその類似体、及び有効量の1又は2以上の除草剤を施用することを含んでなる。特定の実施形態によれば、雑草は発芽前雑草である。1つの実施形態によれば、1又は2以上の除草剤としては、プロナミド(プロピザミドとしても知られている)、シクロエート、トリフルラリン又はそれらの組み合わせが挙げられる。
別の側面によれば、1又は2以上のサクストミンは次の構造式:
Figure 2014532700
[式中、R1はメチル又はHであり、R2はヒドロキシ又はHであり、R3はメチル又はHであり、R4はヒドロキシ又はHであり、R5はヒドロキシ又はHであり、R6はヒドロキシ又はHであり、そしてそれらの組み合わせである]
を有する。別の実施形態によれば、R1はメチルであり、R2はヒドロキシであり、R3はメチルであり、R4はHであり、R5はヒドロキシであり、そしてR6はHである。
定義
本明細書において使用される場合、単数形「a」、「an」及び「the」は、特にことわらない限り、複数形を同様に含むことを意図する。
本明細書において使用される場合、「雑草」(weed)とは、所望の植物の増殖を阻害するか又は防止し、そして/あるいは植物収率を低下させる(例えば、土壌中の限られた栄養素及び/又は資源を利用し、光へのアクセスを制限し、そして/あるいは植物病原体の保有及び拡散を通して植物病害を伝達することにより)植物を意味する。用語「雑草」とは、全ての増殖段階(例えば、発芽前雑草)での雑草を含むことを意図する。
本明細書において使用される場合、用語「発芽前雑草」(pre-emergent weed)とは、土壌から発芽しなかった雑草を意味することを意図する。
本明細書において使用される場合、用語「処理する」(treat)、「処理する」(treating)又は「処理」(treatment)とは、雑草の不在を意図する環境において所望しない雑草を防止し、排除し、そして/あるいは死滅させるために、又は既存の雑草集団を改善するために、本開示の1又は2以上の除草剤と組み合わせて1又は2以上のサクストミンを予防的に使用することを意味する。雑草を防除し、低減し、そして/あるいは排除する多くの異なった処理が現在、可能である。
本明細書において使用される場合、用語「防除」(control)、「防除」(controls)、「防除される」(controlled)又は「防除する」(controlling)とは、防除するか、低減させるか又は排除することを目的としている。
本明細書において使用される場合、用語「除草剤」(herbicide)とは、除草及び/又は静草(herbistatic)活性を有する、1又は2以上の剤、化合物及び/又は組成物を示すことを意味する。
本明細書において使用される場合、用語「除草」(herbicidal)とは、雑草の死滅を意味することを意図する。
本明細書において使用される場合、用語「静草」(herbistatic)とは、特定条件下で可逆性であり得る、雑草の増殖の阻害を意味することを意図する。
本明細書において使用される場合、「低級アルキル」(lower alkyl)とは、1〜約18個の炭素原子を含む、分岐鎖又は直鎖の非環状アルキル基を意味する。典型的なアルキル基としては、中でもメチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、イソブチル、sec−ブチル、ペンチル、イソアミル、ヘキシル、オクチル、デシル等が挙げられる。
本明細書において使用される場合、「ヒドロキシ」(hydroxy)とは、−OHを意味する。
本明細書において使用される場合、「H」とは、水素原子を意味する。
本明細書において使用される場合、「ppm」とは、パート・パー・ミリオンを意味する。1ppmは約1mg/Lであり、そしてppm及びmg/Lは交換可能的に使用され得ることは、理解されるべきである。
本明細書において使用される場合、単位「ai/acre」とは、1エーカー当たりの活性成分の表示であることがこの開示を通して理解される。
好ましい実施形態の詳細な記載
サクストミン
ストレプトマイセス・スカビエス(Streptomyces scabies)、S.アシジスカビエス(S. acidiscabies)及びS.ツルギジスカビエス(S. turgidiscabies)は、種々の地下茎ジャガイモに対する腐敗病(scab disease)の原因物質である。植物毒素の種類、すなわちサクストミンは、病因に関与しているそこから同定されている。サクストミンは、除草及び静草活性を有することが見出されている。除草剤と組み合わせて施用される場合、サクストミン活性は、増強されることがさらに見出されている。
本開示に従って使用するための適切なサクストミンは、1又は2以上の精製された、合成又は組み換えサクストミン、又はその組み合わせを包含する。サクストミンは、環状ジペプチドの種類のファミリ−からの何れかのタイプ、例えば一般的にサクストミンとして知られている4−ニトロインドール−3−イル含有2,5−ジオキソピペラジンを包含する。適切なサクストミンは、基本構造であるシクロ−(L−4−ニトロトリプトフィル−L−フェニルアラニルを有する環状ジペプチドとして記載される剤を包含する。実施形態によれば、適切なジケトピペラジン部分はN−メチル化され得、そしてフェニルアラニルα−及び環−炭素ヒドロキシル基を担持する同族体(congeners)を包含する。本発明の開示に従って使用するための適切なサクストミンの非限定的な例としては、サクストミンA、サクストミンAオルト異性体、サクストミンB、及びC−14デオキシサクストミンB(サクストミンD)を挙げることができる。サクストミン及びその誘導体の組み合わせはまた、本発明の開示に従った使用のために適切である。
実施形態によれば、精製されたサクストミン及びその類似体は、本発明の開示に従って使用するための適切な除草剤である。その化学組成は、下記式:
Figure 2014532700
を包含する。
実施形態によれば、R1はメチル又はHである。
実施形態によれば、R2はヒドロキシ又はHである。
実施形態によれば、R3はメチル又はHである。
実施形態によれば、R4はヒドロキシ又はHである。
実施形態によれば、R5はヒドロキシ又はHである。
実施形態によれば、R6はヒドロキシ又はHである。
実施形態によれば、R1はメチルであり、R2はヒドロキシであり、R3はメチルであり、R4はHであり、R5はヒドロキシであり、そしてR6はHである。
実施形態によれば、R1はメチルであり、R2はヒドロキシであり、R3はメチルであり、R4はヒドロキシであり、R5はHであり、そしてR6はHである。
実施形態によれば、R1はメチルであり、R2はHであり、R3はHであり、R4はHであり、R5はHであり、そしてR6はHである。
実施形態によれば、R1はメチルであり、R2はヒドロキシであり、R3はメチルであり、R4はHであり、R5はHであり、そしてR6はHである。
実施形態によれば、R1はメチルであり、R2はHであり、R3はメチルであり、R4はHであり、R5はHであり、そしてR6はHである。
実施形態によれば、R1はメチルであり、R2はヒドロキシであり、R3はHであり、R4はHであり、R5はHであり、そしてR6はHである。
実施形態によれば、R1はメチルであり、R2はヒドロキシであり、R3はメチルであり、R4はHであり、R5はHであり、そしてR6はヒドロキシである。
実施形態によれば、R1はメチルであり、R2はヒドロキシであり、R3はメチルであり、R4はHであり、R5はヒドロキシであり、そしてR6はヒドロキシである。
実施形態によれば、R1はメチルであり、R2はヒドロキシであり、R3はHであり、R4はHであり、R5はヒドロキシであり、そしてR6はHである。
実施形態によれば、R1はHであり、R2はヒドロキシであり、R3はメチルであり、R4はHであり、R5はヒドロキシであり、そしてR6はHである。
実施形態によれば、R1はHあり、R2はHであり、R3はHであり、R4はHであり、R5はHであり、そしてR6はHである。
実施形態によれば、精製されたサクストミンAは、本開示に従って使用するための適切な除草剤である。サクストミンAは、4−ニトロインドール−3−イル−含有2,5−ジオキソピペラジンから構成される黄色化合物であり、そしてフェニルアラニルm−環及びα−Cヒドロキシル付加物を有する、ストレプトマイセス・スカビエス(Streptomyces scabies)、ストレプトマイセス・アシジスカビエス(Streptomyces acidiscabies)及びストレプトマイセス・ツルギジスカビエス(Streptomyces turgidiscabies)により生成される主要サクストミンである。その化学組成は、下記式:
Figure 2014532700
を包含する。
雑草に対するサクストミンの作用様式は完全には知られていない。しかしながら、本開示により拘束されることを所望しないが、雑草と接触する場合、サクストミンがセルロース生合成を阻害すると思われる。
実施形態によれば、細胞培養物、例えば1又は2以上のサクストミンを含む、ストレプトマイセス・スカビエス(Streptomyces scabies)、ストレプトマイセス・アシジスカビエス(Streptomyces acidiscabies)及びストレプトマイセス・ツルギジスカビエス(Streptomyces turgidiscabies)の細胞培養物からの未精製上清液が、本開示に従っての使用のために適切である。上清液は、細胞培養物から、例えば遠心分離及び残る液体部分の収集を通して容易に得られることを、当業者は容易に想定できる。
実施形態によれば、本開示に従って使用するための組成物は、雑草集団を防除するか、低減させるか又は排除するために、1又は2以上の除草剤と組み合わせて、有効量での1又は2以上のサクストミンを含む。本明細書において使用される場合、「有効量」(effective amount)とは、処理される環境、例えば土壌、畑(field)、草、芝生及び/又は水生状態等における雑草を防除するのに(例えば、雑草を防止し、雑草を低減し、そして/あるいは雑草を排除するのに)十分である、本開示に従って一緒に又は連続的に施用される、サクストミン成分及び除草剤成分を有する化合物又は組成物の量を意味する。利益は、自然での化粧性、又は健康関連性、又はそれらの組み合わせであり得る。実施形態によれば、利益は、雑草の防除を改善するために、汚染された環境と、1又は2以上のサクストミン及び1又は2以上の除草剤、及び/又は1又は2以上のサクストミン成分及び1又は2以上の除草剤の組み合わせとを接触させることにより達成される。処理は、雑草により移入される環境と、除草及び/又は静草のために効果的な量のサクストミン及び1又は2以上の除草剤とを接触せしめることを包含する。
施用される特定のサクストミン濃度は一般的に、組成物が施用されるべき目的に依存する。例えば、施用の用量及び頻度は、特定の領域に移入する雑草のタイプ及び強度、及びサクストミンと組み合わせて使用される1又は2以上の除草剤の濃度に依存して変化させることができる。実施形態によれば、1又は2以上のサクストミンは、サクストミン濃度が約0.5ppm〜500ppmの量で施用されるよう、雑草、及び/又は陸上及び/又は水生領域に施用される。実施形態によれば、1又は2以上のサクストミンは、サクストミン濃度が約1ppm〜200ppmの量で施用されるよう、雑草、及び/又は陸上及び/又は水生領域に施用される。実施形態によれば、1又は2以上のサクストミンは、サクストミン濃度が約1ppm〜100ppmの量で施用されるよう、雑草、及び/又は陸上及び/又は水生領域に施用される。別の実施形態によれば、1又は2以上のサクストミンは、サクストミン濃度が約25ppm〜90ppmの量で施用されるよう、雑草、及び/又は陸上及び/又は水生領域に施用される。さらに別の実施形態によれば、1又は2以上のサクストミンは、サクストミン濃度が約50ppmの量で施用されるよう、雑草、及び/又は陸上及び/又は水生領域に施用される。さらに別の実施形態によれば、1又は2以上のサクストミンは、サクストミン濃度が約77ppmの量で施用されるよう、雑草、及び/又は陸上及び/又は水生領域に施用される。さらに別の実施形態によれば、1又は2以上のサクストミンは、サクストミン濃度が約86ppmの量で施用されるよう、雑草、及び/又は陸上及び/又は水生領域に施用される。
実施形態によれば、サクストミンは、主要成分が1又は2以上の除草剤と組み合わせた1又は2以上のサクストミンである、雑草の処理のための製剤を製造するために溶媒ビークルと組み合わされ得る。実施形態によれば、活性成分は、血清(serum)及び水溶液に提供される。溶媒と混合されるサクストミンの量は、多くの要因、例えばサクストミンの活性、選択されるサクストミンのタイプ、生成物の究極形、及び使用される特定の開示される溶媒に依存して、変化する。本発明のサクストミン組成物の調製のために有用な溶媒は、1又は2以上のサクストミンを溶解できる何れかの溶媒を包含する。そのような溶媒の非限定的な例としては、水及び/又は1又は2以上の除草剤を含む水溶液を挙げることができる。
実施形態によれば、サクストミンは、1つの成分が1又は2以上のサクストミンである、雑草の処理のための製剤を製造するために乾燥賦形剤と組み合わされ得る。実施形態によれば、活性成分は乾燥形で提供される。サクストミン構成成分は、サクストミン乾燥製剤の1〜95重量%を構成する。
除草剤
本開示に従って使用するための適切な除草剤は、1又は2以上の化学除草剤、生物除草剤、有機除草剤、又はそれらの組み合わせを包含する。より具体的には、1又は2以上の除草剤は、あらかじめ植物に組込まれた除草剤、発芽前除草剤、発芽後除草剤、又はそれらの組み合わせである。適切な除草剤の非限定的な例として、ベンタゾン、アシフルオルフェン、クロリムロン、ラクトフェン、クロマゾン、フルアジホップ、グルホシネート、グリホサート、セトキシジム、イマゼタピル、イマザモックス、ホメサフェン(fomesafe)、フルミクロラック、イマザキン、クレトジム、ペンディメタリン;3,4−ジメチル−2,6−ジニトロ−N−ペンタン−3−イル−アニリン;N−(1−エチルプロピル)−2,6−ジニトロ−3,4−キシリジン;プロナミド;プロピザミド;3,5−ジクロロ−N−(1,1−ジメチルプロピニル)ベンズアミド;3,5−ジクロロ−N−(1,1−ジメチル−2−プロピニル)ベンズアミド;N−(1,1−ジメチルプロピニル)−3,5−ジクロロベンズアミド;S−エチルN−エチルチオシクロヘキサンカルバメート;トリフルラリン;2,6−ジニトロ−N,N−ジプロピル−4−(トリフルオロメチル)アニリン;グリホサ−ト;N−(ホスホノメチル)グリシン;及びそれらの誘導体を挙げることができる。1つの実施形態によれば、本開示に従って使用するための1又は2以上の除草剤としては、プロンアミド(Kerb(登録商標)として市販されている);プロピザミド;3,5−ジクロロ−N−(1,1−ジメチルプロピニル)ベンズアミド;3,5−ジクロロ−N−(1,1−ジメチル−2−プロピニル)ベンズアミド;N−(1,1−ジメチルプロピニル)−3,5−ジクロロベンズアミド;シクロエ−ト、S−エチルN−エチルチオシクロヘキサンカルバメート(Ro-Neet(登録商標)として市販されている);トリフルラリン;2,6−ジニトロ−N,N−ジプロピル−4−(トリフルオロメチル)アニリン;グリホサ−ト;N−(ホスホノメチル)グリシン;及びそれらの誘導体を挙げることができる。さらにより特定の実施形態によれば、本開示に従って使用するための前記1又は2以上の除草剤は、プロナミド、シクロエート、トリフルラリン及びそれらの組み合わせを包含する。それらの化合物の個々を含む市販の製品は容易に入手できる。
組成物中の除草剤濃度は一般的に、特定の除草剤に対する標識された使用率に対応する。同様に、施用される特定の除草剤濃度は一般的に、組成物が施用されるべき目的に依存する。例えば、施用の用量及び頻度は、特定領域を支配する雑草のタイプ及び強度、及び除草剤と組み合わせて使用される1又は2以上のサクストミンの濃度に依存して変化することができる。実施形態によれば、1又は2以上の除草剤が、その除草剤の濃度が0.5ppm〜200ppmの量で存在するよう、雑草、及び/又は陸上及び/又は水生領域に施用される。別の実施形態によれば、1又は2以上の除草剤が、その除草剤の濃度が約50ppm〜120ppmの量で施用されるよう、雑草、及び/又は陸上及び/又は水生領域に施用される。
方法
1又は2以上のサクストミン及び1又は2以上の除草剤が、本明細書に提供される方法に従って使用され得る。前記方法は、所望しない雑草を防除し、最少化し、そして/あるいは排除するために、予定量の1又は2以上のサクストミン及び1又は2以上の除草剤を、雑草により移入される領域及び/又は環境に施用することを包含する。本明細書に記載される場合、雑草の非限定的な例としては、イネ科雑草、カヤツリグサ科雑草及び広葉雑草を挙げることができる。特に、本明細書に記載されるように、雑草の非限定的な例としては、アカザ属(Chenopodium sp.)、イチビ属(Abutilon sp.)、ヒマワリ属(Helianthus sp.)、アンブロシア属(Ambrosia sp.)、アマランサス属(Amaranthus sp.)、ヒルガオ属(Convolvulus sp.)、アブラナ属(Brassica sp.)、タンポポ属(Taraxacum sp.)、ナス属(Solanum sp.)、マルバ属(Malva sp.)、エノコログサ属(Setaria sp.)、スズメノチャヒキ属(Bromus tsp.)、ツナギ属(Poa sp.)、ライグラス属(Lolium sp.)、ウシノケグサ属(Festuca sp.)、ヒエ属(Echinochloa sp.)、カプセラ属(Capsella sp.)、セネシオ属(Senecio sp.)、シセルビタ属(Cicerbita sp.)、ソンカス属(Sonchus sp.)、シナピス属(Sinapis sp.)、エロジウム属(Erodium sp.)、アルファルファ属(Medicago sp.)、ウリチカ属(Uritica sp.)、オオバコ属(Plantago sp.)、タデ属(Polygonum sp.)、コキア属(Kochia, sp.)、カヤツリグサ属(Cyperus sp.)、オヒシバ属(Eleusine sp.)、カルダミン属(Cardamine sp.)、スベリヒユ属(Portulaca sp.)、スペルグラ属(Spergula sp.)、アサガオ属(Ipomoea sp.)、マトリカリア属(Matricaria sp.)、ミミナグサ属(Cerastium sp.)、エラグノスチス属(Eragnostis sp.)、コソウ属(Lamium sp.)、及びトリアンテマ属(Trianthema sp.)を挙げることができる。さらにより特定には、本明細書に記載されるような雑草の非限定的な例としては、シナピス・アルベンシス(Sinapis arvensis)、ノボロギク(Common groundsel)-- セネシオ・バルガリス(Senecio vulgaris)、マロー(Mallow) --マルバ属( Malva sp.)、一般的マロー(Common Mallow) --マルバ・ネグレクタ(Malva neglecta)、オランダフウロ(Red Stem Filaree) --エロジウム・シクタリウム(Erodium cictarium)、ノゲシ(Sow Thistle)-- ソンカス属(Sonchus sp.)、ナズス(Shepherd’s Purse) --カプセラ・ブルサ・パストリス(Capsella bursa-pastoris)、ウマゴヤシ(California Burclover) --メディカゴ・ポリモルファ(Medicago polymorpha)、ブタクサモドキ(Western Ragweed)--アンブロシア・プシロスタキア(Ambrosia psilostachya)、 一般的ブタクサ(Common Ragweed )-アンブロシア・アーテミシフォリア( Ambrosia artemisiifolia)、バーニング イラクサ(Burning Nettle) --ウリチカ・ウレンス( Uritica urens)、ヘラオオバコ(Buckhorn Plantain) --プランタゴ・ランセオラータ(Plantago lanceolata)、タデ(Knotweed) --タデ属(Polygonum sp.)、ホウキギ(Kochia) --コキア属(Kochia sp.)、ホウキギ(Kochia)-- コキア・スコパリア(Kochia scoparia)、フィールドヒルガオ(Field Bindweed)-- コンボルブラス・アルベンシス(Convolvulus arvensis)、キハマスゲ(Yellow Nutsedge)-- シペラス・エスキュレンタス(Cyperus esculentus)、イヌビユ(Livid Amaranth)--アマランサス・リビド(Amaranthus lividus)、アオゲイトウ(Redroot Pigweed) --アマランサス・レトロフレックス(Amaranthus retroflexus)、オヒシバ(Goosegrass) --エルシネ・インディカ(Elusine indica)、ヒメタネツケバナ(mall-Flowered Bittercress) --カルダミン・パルビフローラ(Cardamine parviflora)、スベリヒユ(Common Purslane)--ポルツラカ・オレラセア( Portulaca oleracea)、オオツメクサ(Corn Spurry)--スペルグラ・アルベンシス(Spergula arvensis)、ヘアリー ナイトシェード(Hairy Nightshade) --ソラナム・サラコイデス(Solanum sarrachoides)、紅葉朝顔(Ivy-Leaved Morning Glory)--イポノエア・ヘデラセア(Iponoea hederacea)、レイレス メイウィード(Rayless Mayweed) --マトリカリア・ヂスコイデア(Matricaria discoidea)、シロザ(Common Lamb’s Quarters) --ケノポヂウム・アルブム(Chenopodium album)、ハコベ(Chickweed) --ミミナグサ属(Cerastium sp.)、 メキシコラブグラス(Mexican Lovegrass) --エラグノスチス・メキシカーナ(Eragnostis Mexicana)、ホトケノザ(Henbit) --ラミウム・アムプレキシカウレ(Lamium amplexicaule)、ガーデンアカザ(Garden Pigweed)-- トリアンテマ・デカンダラ(Trianthema decandra)、及び一般的イヌビエ(Common Barnyard Grass) -- ノビエ(Echinochloa crus-galli)を挙げることができる。
1又は2以上のサクストミン及び/又は1又は2以上の除草剤は、溶液に存在し、そして/あるいは溶媒和され、そして雑草を死滅させ、防除し、そして/あるいは最少化するために利用可能にする。実施形態によれば、1又は2以上のサクストミン及び1又は2以上の除草剤は、溶液に存在し、そして従って、生物−有効的形態で雑草と接触するための、雑草及び/又は土壌への浸透に利用できる。1つの実施形態によれば、防除の必要な領域は、陸上環境又は水生環境(例えば、水生環境、例えば塩水環境、淡水環境、及び/又は淡海水環境等(例えば、プール、水族館、池、湖、小川、川、入江、河口、干潟盆地、湾、海等)を含む。
特定の実施形態によれば、防除の必要な領域は、陸上環境である。陸上環境の非限定的な例としては、土壌環境、草環境及び/又は芝環境を挙げることができる。土壌環境は、本明細書に記載される場合、環境が実質的に土壌である植栽媒体である環境を一般的に記載する。土壌環境の非限定的な例としては、限定することなく、作物畑(例えば、トウモロコシ畑、大豆畑、小麦畑、大麦、ライ小麦畑、ライ麦畑、サトウモロコシ畑、サトウキビ畑、果物畑、野菜畑、ジャガイモ畑、観賞用の花の畑等)、自宅又は住宅の庭(例えば、観賞用花の庭園、菜園、果物園等)、及び温室及び/又は鉢植え環境を挙げることができる。草環境は、本明細書において記載される場合、限定することなく、草生牧草地、芝生等を包含する。芝環境は、本明細書において記載される場合、限定することなく、ゴルフ場、運動場等を包含する。
1つの実施形態によれば、本発明の方法は、雑草と、1又は2以上の除草剤と組み合わせた1又は2以上のサクストミンとを接触させることを含んでなる。1つの実施形態によれば、雑草を処理するための方法は、雑草の増殖を防除する。さらなる別の実施形態によれば、本発明の方法により処理されるべき雑草は、発芽前雑草である。雑草を処理するための方法の特定の実施形態によれば、1又は2以上の除草剤は、プロナミド、シクロエート、トリフルラリン及びそれらの組み合わせから成る群から選択される。
前記方法によれば、1又は2以上のサクストミンは、1又は2以上の除草剤の前又は後に、雑草と接触してもよい。別の実施形態によれば、1又は2以上のサクストミンは、1又は2以上の除草剤と同時に、雑草と接触する(例えば、1又は2以上のサクストミン及び1又は2以上の除草剤は共に溶液中に存在し、1又は2以上のサクストミン及び1又は2以上の除草剤は、別々に、但し同時に、施用される等)。さらなる別の実施形態によれば、雑草は、本明細書に記載されるように、雑草が土壌から発芽する前(すなわち、発芽前)に、1又は2以上のサクストミン及び1又は2以上の除草剤と接触される。別の実施形態によれば、雑草は、本明細書に記載されるように、雑草が発芽した後に、1又は2以上のサクストミン及び1又は2以上の除草剤と、接触される。さらなる別の実施形態によれば、雑草は、本明細書に記載されるように、雑草が発芽する前及び後に、1又は2以上のサクストミン及び1又は2以上の除草剤と接触される。本発明の方法によれば、本明細書に記載されるような接触は、反復され得る。1つの実施形態によれば、接触は、毎日(例えば、1日ごと又は24時間ごとに)、毎週(例えば、7日ごとに又は168時間のごとに)、2週ごとに、4週ごとに、1ヶ月ごとに、2ヶ月ごとに、3ヶ月ごとに、4ヶ月ごとに、5ヶ月ごとに、6ヶ月ごとに、7ヶ月ごとに、8ヶ月ごとに、9ヶ月ごとに、10ヶ月ごとに、11ヶ月ごとに、12ヶ月ごとに、及び/又は1年ごとに反復される。接触は、当業者に知られている何れかの方法(例えば、施用、噴霧、灌注等)に従って行われ得る。1又は2以上のサクストミン及び1又は2以上の除草剤の組み合わせが、処理目的が得られるまで、施用される。しかしながら、処理の期間は、その状態の重度に依存して変更することができる。例えば、処理は、その処理の目的が雑草集団を防除し、低減し、阻害し、そして/あるいは排除するかどうかに依存して、数日〜数週間続けることができる。
さらなる別の実施形態によれば、本方法は、土壌と、1又は2以上のサクストミン及び1又は2以上の除草剤とを接触することを含んで成る、雑草の増殖を防除することを包含する。1つの実施形態によれば、1又は2以上の除草剤は、プロナミド、シクロエート、トリフルラリン及びそれらの組み合わせから成る群から選択される。特定の実施形態によれば、処理される雑草は、発芽前雑草である。
本発明の方法によれば、1又は2以上のサクストミンを、1又は2以上の除草剤の前又は後に、土壌と接触させてもよい。別の実施形態によれば、1又は2以上のサクストミンは、1又は2以上の除草剤と同時に土壌と接触する(例えば、1又は2以上のサクストミン及び1又は2以上の除草剤は共に溶液中に存在し、1又は2以上のサクストミン及び1又は2以上の除草剤は、別々に、但し同時に施用される等)。さらなる別の実施形態によれば、土壌は、本明細書に記載されるように、雑草が土壌から発芽する前(すなわち、発芽前)に、1又は2以上のサクストミン及び1又は2以上の除草剤と、接触される。別の実施形態によれば、土壌は、本明細書に記載されるように、雑草が発芽した後に、1又は2以上のサクストミン及び1又は2以上の除草剤と接触される。さらなる別の実施形態によれば、土壌は、本明細書に記載されるように、雑草が発芽する前及び後に、1又は2以上のサクストミン及び1又は2以上の除草剤と接触される。本発明の方法によれば、本明細書に記載されるような接触は、反復され得る。1つの実施形態によれば、接触は、毎日(例えば、1日又は24時間ごとに)、毎週(例えば、7日ごとに又は168時間のごとに)、2週ごとに、4週ごとに、1ヶ月ごとに、2ヶ月ごとに、3ヶ月ごとに、4ヶ月ごとに、5ヶ月ごとに、6ヶ月ごとに、7ヶ月ごとに、8ヶ月ごとに、9ヶ月ごとに、10ヶ月ごとに、11ヶ月ごとに、12ヶ月ごとに、及び/又は1年ごとに反復される。接触は、当業者に知られている何れかの方法(例えば、施用、噴霧、灌注等)に従って行われ得る。1又は2以上のサクストミン及び1又は2以上の除草剤の組み合わせが、処理目的が得られるまで施用される。しかしながら、処理の期間は、その状態の重度に依存して変化することができる。例えば、処理は、その処理の目的が雑草集団を防除し、低減し、阻害し、そして/あるいは排除するかどうかに依存して、数日〜数週間続けることができる。
別の実施形態によれば、前記方法は、雑草防除を改善するために、1又は2以上の除草剤と組み合わせた1又は2以上のサクストミンと、雑草を含む陸上領域とを接触することを含んでなる。実施形態によれば、処理又は雑草防除の必要な領域、例えば土壌環境、草環境及び/又は芝環境を包含する陸上環境が、それらの領域に、1又は2以上の除草剤と組み合わせた1又は2以上のサクストミン組成物を施用することにより処理される。1又は2以上のサクストミン及び1又は2以上の除草剤の組み合わせは、処理目的が得られるまで、施用される。しかしながら、処理の期間は、その状態の重度に依存して変化することができる。例えば、処理は、その処理の目的が雑草集団を防除し、低減し、阻害し、そして/あるいは排除するかどうかに依存して、数日〜数週間続けることができる。
次の非限定的な実施例は、本開示の組成物、方法及び処理をさらに例示する。前記開示は、実施例において例証される特定の詳細に限定されるものではないことは注目されるべきである。
以下に提供される実施例及び表において、雑草はそれらの対応する雑草コードにより称される。表1は、試験される雑草についての雑草コード、一般名、及び対応する属/種を提供する。
Figure 2014532700
実施例1
この研究は、中央カリフォルニア沿岸に沿って種まきされたレタスにおける広葉雑草種の防除についてのサクストミン生物除草剤単独及びKerb(登録商標)と組み合わせたサクストミン生物除草剤の有効性を評価するために行った。この研究は、単一の施用時間(すなわち、「時間A」)で土壌表面に施用される8種の処理からなった。
処理の施用を、土壌表面に向けられた、40psiでの2つのXR TeeJet(登録商標)フラット噴霧ノズルを備える噴霧ブームを有するCO2バックパック噴霧器を用いて行った。水取り込みは、8つの水ブームにより、ランダム化されたプロットに施用された。
次の処理を施用し、そして表2〜15に対応する:
処理1. 未処理のチェック/対照(「--」として命名される);
処理2. 100gのai/acreの割合で、噴霧剤として施用される50mg/Lでのサクストミン;
処理3. 150gのai/acreの割合で、噴霧剤として施用される50mg/Lでのサクストミン;
処理4. 200gのai/acreの割合で、噴霧剤として施用される50mg/Lでのサクストミン;
処理5. 4.0lb/acreの割合で、噴霧剤として施用されるKerb(登録商標);
処理6. 3.0lb/acreで噴霧剤として施用されるKerb(登録商標)と組み合わせた、100g ai/acreの割合で噴霧剤として施用される50mg/Lでのサクストミン;
処理7. 2.0lb/acreで噴霧剤として施用されるKerb(登録商標)と組み合わせた、150g ai/acreの割合で噴霧剤として施用される50mg/Lでのサクストミン;及び
処理8. 1.0lb/acreで噴霧剤として施用されるKerb(登録商標)と組み合わせた、200g ai/acreの割合での噴霧剤として施用される50mg/Lでのサクストミン。
結果を、表2〜15に提供する。
Figure 2014532700
時間「A」は、雑草が発芽する前の、土壌表面への処理の施用を示す。
Figure 2014532700
表3についてのタイミングは、表2についてのタイミングと同じである。
Figure 2014532700
表4についてのタイミングは、表2についてのタイミングと同じである。
Figure 2014532700
表5についてのタイミングは、表2についてのタイミングと同じである。
Figure 2014532700
表6についてのタイミングは、表2についてのタイミングと同じである。
Figure 2014532700
表7についてのタイミングは、表2についてのタイミングと同じである。
Figure 2014532700
表8についてのタイミングは、表2についてのタイミングと同じである。
Figure 2014532700
表9についてのタイミングは、表2についてのタイミングと同じである。
Figure 2014532700
表10についてのタイミングは、表2についてのタイミングと同じである。
Figure 2014532700
表11についてのタイミングは、表2についてのタイミングと同じである。
Figure 2014532700
表12についてのタイミングは、表2についてのタイミングと同じである。
Figure 2014532700
表13についてのタイミングは、表2についてのタイミングと同じである。
Figure 2014532700
表14についてのタイミングは、表2についてのタイミングと同じである。
Figure 2014532700
表15についてのタイミングは、表2についてのタイミングと同じである。
評価は、2、4、6、10、14及び20週で評価される種により同定される群生(stand)数及び雑草数からなった。表14及び15は、土壌がそれぞれ、2、4、6、10、14及び20週において示されるタイミングに従って処理された場合、全ての雑草についての平均総雑草数及び平均%防除率(表2〜13に提供される)を反映する。表14及び15は、処理2〜8が対照よりも改善したことを示す。表14及び15はまた、処理6〜8(サクストミン+Kerb(登録商標))が、2、4、6、10、14及び20週において、処理5(Kerb(登録商標)4lb/a単独)よりも雑草の防除において改善したことを示す。
表14及び15はまた、処理6(サクストミン100g ai/a+Kerb(登録商標)3lb/a)が2、4、6、10、14及び20週において、処理2(サクストミン100g ni/a)よりも、そして4、6、10、14及び20週において、処理3(サクストミン150g ai/i)よりも改善された雑草防除性を提供したことも示唆する。表14及び15はさらに、処理7(サクストミン150g ai/a+Kerb(登録商標)2lb/a)が、2、4、6、10、14及び20週において、処理2、3及び4(サクストミン200g ai/a)よりも改善された雑草防除性を提供したことを示す。最後に、表14及び15は、処理8(サクストミン200g ai/a+Kerb(登録商標)1lb/a)が、2、4、6、10、14及び20週において処理2及び3よりも、そして4、6、10、14及び20週において処理4よりも改善された雑草防除性を提供したことを示唆する。
実施例2
この研究は、フロリダ(米国)において実施され、そして単一の施用時間(すなわち、「時間A」)で行われる8種の処理から構成された。試験は、Kerb(登録商標)施用に関しての植物制限を低下させるための試みにおいて、Kerb(登録商標)の施用割合を低下させるために、改善された雑草防除効率及び雑草範囲について、サクストミンと組み合わされる場合の標準の化学除草剤(Kerb(登録商標)−Dow AgroSciencesによるプロミナド)の有益性を同定するために実施された。
処理の施用は、80psiでエーカー当たり628.5ガロンを施用する11015フラットファンノズルを用いて、CO2パワーバックパック噴霧器により実施された。処理は、未処理のチェック、Kerb(登録商標)、サクストミン、及びサクストミンと組み合わせたKerb(登録商標)による処理から構成された。次の処理が施用され、そして表16〜19に対応する:
処理1. 未処理のチェック/対照(「--」として命名される);
処理2. 2.5lb/acreの割合で噴霧剤として施用されるKerb(登録商標);
処理3. 100gのai/acreの割合で噴霧剤として施用される86mg/Lでのサクストミン;
処理4. 150gのai/acreの割合で噴霧剤として施用される86mg/Lでのサクストミン;
処理5. 200gのai/acreの割合で噴霧剤として施用される86mg/Lでのサクストミン;
処理6. 2.0lb/acreで噴霧剤として施用されるKerb(登録商標)と組み合わせた、100g ai/acreの割合で噴霧剤として施用される86mg/Lでのサクストミン;
処理7. 1.0lb/acreで噴霧剤として施用されるKerb(登録商標)と組み合わせた、150g ai/acreの割合で噴霧剤として施用される86mg/Lでのサクストミン;及び
処理8. 0.5lb/acreで噴霧剤として施用されるKerb(登録商標)と組み合わせた、200g ai/acreの割合で噴霧剤として施用される86mg/Lでのサクストミン。
雑草防除評価は、種により実施され、そしてそれぞれ、植栽後(DAP)20日、34DAP、50DAP、及び71DAPにおいて、評価された。結果を、表16〜19に提供する。
Figure 2014532700
時間「A」は、雑草が発芽する前の土壌表面への処理の施用を示す。
Figure 2014532700
表17のタイミングは、表16についてのタイミングと同じである。
Figure 2014532700
表18のタイミングは、表16についてのタイミングと同じである。
Figure 2014532700
表19のタイミングは、表16についてのタイミングと同じである。
表16〜19は、処理6〜8(処理2〜5における同じ割合のサクストミンと、より低い割合で施用されるKerb(登録商標)との組み合わせ)が処理2(2.5lb/aのより高い割合でのKerb(登録商標))と比較して、雑草防除性を改善したことを示す。全体的に、処理5(サクストミン200g ai/A)は、この試験に存在する雑草範囲に対する雑草防除に関して、処理6〜8の性能よりもやや上回るか又はその性能に等しかった。
実施例3
サクストミンを単独で、及び発芽前施用として、Kerb(登録商標)50-W(プロナミド)と組み合わせて施用し、雑草防除効率、及び雑草が単独で防除されない場合に組み合わせにおいて防除される雑草を改善しつつ、異なった割合及び施用タイミングでの雑草防除及び相乗性を評価した。8種の処理を、4種の異なった施用時間(すなわち、「A」、「B」、「C」及び「D」)で施用した。処理は、未処理対照/チェック、種々の濃度でのサクストミン単独、種々の濃度でのDow AgraSciences LLCからのKerb(登録商標)50-W(プロナミド)除草剤、及び種々の濃度でのサクストミン及びKerb(登録商標)50-W除草剤の組み合わせの施用から構成された。
実験処理は、発芽前、作物出現の前、作物出現中、及び2葉期において施用された。処理の施用は、土壌表面に向けられた、40psiでの2 XR TeeJet(登録商標)フラット噴霧ノズルを組込んだ噴霧ブームを備えたCO2バックパック噴霧器を用いて実施された。水の取り込みは、8つのノズル水ブームにより、ランダム化されたプロットに施用された。
次の処理が施用され、そして表20〜29に対応する:
処理1. 未処理のチェック/対照(「--」として命名される);
処理2. 100g ai/acreの割合で噴霧剤として施用される77mg/Lでのサクストミン;
処理3. 出現の前において100g ai/acreの割合で噴霧剤として施用される77mg/Lでのサクストミンにより変更される、発芽前における4.0 lb/acreの割合で噴霧剤として施用されるKerb(登録商標)50-W;
処理4. 出現時において100g ai/acreの割合で噴霧剤として施用される77mg/Lでのサクストミンにより変更される、発芽前における4.0 lb/acreの割合で噴霧剤として施用されるKerb(登録商標)50-W;
処理5. 2葉期において100g ai/acreの割合で噴霧剤として施用される77mg/Lでのサクストミンにより変更される、発芽前における4.0 lb/acreの割合で噴霧剤として施用されるKerb(登録商標)50-W;
処理6. 出現時において100g ai/acreの割合で噴霧剤として施用される77mg/Lでのサクストミンにより変更される、発芽前における4.0 lb/acreの割合で噴霧剤として施用されるKerb(登録商標)50-Wと共に25g ai/acreの割合で噴霧剤として施用される77mg/Lでのサクストミン;
処理7. 出現時においてで100g ai/acreの割合で噴霧剤として施用される77mg/Lでのサクストミンにより変更される、発芽前における4.0 lb/acreの割合で噴霧剤として施用されるKerb(登録商標)50-Wと共に50g ai/acreの割合で噴霧剤として施用される77mg/Lでのサクストミン;及び
処理8. 4.0lb/acreの割合で噴霧剤として施用されるKerb(登録商標)50-W。
評価は、種により同定される群生数及び雑草数から構成され、そして「時間A」の日から2週、4週、6週及び8週において評価された。結果を、表20〜29に提供する。
Figure 2014532700
時間「A」は、雑草が発芽する前の土壌表面への処理の施用を示す。時間「B」は、目的の作物(レタス(Lactuca sativa))が出現する前の土壌表面への処理の施用を示す。時間「C」は、目的の作物(レタス(Lactuca sativa))が出現する時点での土壌表面への処理の施用を示す。時間「D」は、目的の作物(レタス(Lactuca sativa))が2葉期に達する時点での土壌表面への処理を示す。
Figure 2014532700
表21についてのタイミングは、表20についてのタイミングと同じである。
Figure 2014532700
表22についてのタイミングは、表20についてのタイミングと同じである。
Figure 2014532700
表23についてのタイミングは、表20についてのタイミングと同じである。
Figure 2014532700
Figure 2014532700
表24についてのタイミングは、表20についてのタイミングと同じである。
Figure 2014532700
Figure 2014532700
表25についてのタイミングは、表20についてのタイミングと同じである。
Figure 2014532700
Figure 2014532700
表26についてのタイミングは、表20についてのタイミングと同じである。
Figure 2014532700
Figure 2014532700
表27についてのタイミングは、表20についてのタイミングと同じである。
Figure 2014532700
表28についてのタイミングは、表20についてのタイミングと同じである。
Figure 2014532700
表29についてのタイミングは、表20についてのタイミングと同じである。
表28及び29は、土壌が施用割合及びタイミングに従って処理にされた場合の、それぞれ2、4、6及び8週における、全ての雑草についての平均総雑草数及び平均%防除率を表す(表20〜27に提供される)。表28及び29は、処理2〜8が対照よりも改善したことを示唆する。表28及び29はまた、処理2(単一施用タイミングでのサクストミン100g ai/a単独)〜処理7(種々の施用タイミングでのサクストミン+Kerb(登録商標)50-W)が、2、4、6及び8週において、処理8(Kerb(登録商標)50-W 4lb/a単独)よりも、雑草防除において改善したことを示唆する。
表28及び29はまた、処理3、4、6及び7(種々の施用タイミングでのサクストミン+Kerb(登録商標)50-W)が2、4、6及び8週において、処理2(サクストミン100g ai/a)よりも改善された雑草防除性を提供したことを示唆する。処理5は、4、6及び8週において、処理2よりも改善された雑草防除性を提供した。
実施例4
サクストミンを単独で、及び発芽前施用として、Ro-Neet(登録商標)と組み合わせて施用し、雑草防除効率、及び雑草が単独で防除されない場合に組み合わせにおいて防除される雑草を改善しつつ、異なった割合及び施用タイミングでの雑草防除及び相乗性を評価した。
試験は、Hughson, Californiaにおけるランダム化された完全なブロックで設定された。研究は、5種の別個の施用時間(すなわち、「A」、「B」、「C」、「D」及び「E」)で施用される8種の処理からなった。処理の施用は、土壌表面に向けられた30psiでの2 XR TeeJet(登録商標)フラット噴霧ノズルを組込んだ噴霧ブームを備えたCO2バックパック噴霧器を用いて実施された。ドレンチ施用は、じょうろを用いて行わった。
次の処理が施用され、そして表30〜33に対応する:
処理1. 未処理のチェック/対照(「--」として命名される);
処理2. 発芽前に2.0qt/acreの割合で噴霧剤として施用されるRo-Neet(登録商標)6E;
処理3. 発芽前にドレンチとして100g ai/acreの割合で施用される77mg/Lでのサクストミン;
処理4. 出現前に100g ai/acreの割合でドレンチとして施用される77mg/Lでのサクストミンにより変更される、発芽前における2.0 qt/acreの割合で噴霧剤として施用されるRo-Neet(登録商標)6E;
処理5. 出現がおおよそ50%又はそれ以下である場合に、100g ai/acreの割合でドレンチとして施用される77mg/Lでのサクストミンにより変更される、発芽前における2.0qt/acreの割合で噴霧剤として施用されるRo-Neet(登録商標)6E;
処理6. 出現が100%である場合に、100g ai/acreの割合でドレンチとして施用される77mg/Lでのサクストミンにより変更される、発芽前における2.0qt/acreの割合で噴霧剤として施用されるRo-Neet(登録商標)6E;
処理7. 発芽がおおよそ50%又はそれ以下である場合に、25g ai/acreの割合でタンクミックスドレンチとして、発芽前に施用される77mg/Lでのサクストミン、続いて発芽がおおよそ50%又はそれ以下である場合、100g ai/acreの割合でタンクミックスドレンチとして施用される77mg/Lでのサクストミンにより変更される、タンクミックスドレンチとして発芽前における2.0qt/acreの割合で施用されるRo-Neet(登録商標)6E;及び
処理8. 発芽がおおよそ50%又はそれ以下である場合に、50g ai/acreの割合でタンクミックスドレンチとして、発芽前に施用される77mg/Lでのサクストミン、続いて100g ai/acreの割合でタンクミックスドレンチとして施用される77mg/Lでのサクストミンにより変更される、タンクミックスドレンチとして発芽前における2.0qt/acreの割合で施用されるRo-Neet(登録商標)6E。
種による雑草防除評価を、「時間A/B」の日から、2週、4週、6週及び8週において、4回実施した。タイミングA及びBは、目的の作物(ホウレンソウ(Spinacia oleracea))が直接種蒔きされた後(すなわち、発芽前)に1日で発生した。結果を、表30〜33に提供する。
Figure 2014532700
タイミングAは、2.0qt/aのRo-Neet(登録商標)の噴霧処理を包含し;タイミングBは、100g ai/Aのサクストミンのドレンチ処理を包含し;タイミングCは、種蒔きの3日後、目的の作物(ホウレンソウ(Spinacia oleracea))の出現の前に100g ai/Aのサクストミンのドレンチ処理を包含し;タイミングDは、種蒔きの7日後、目的の作物(ホウレンソウ(Spinacia oleracea))の50%出現における、100g ai/Aのサクストミンのドレンチ処理を包含し;そしてタイミングEは、種蒔きの9日後、目的の作物(ホウレンソウ(Spinacia oleracea))の100%出現における、100g ai/Aのサクストミンのドレンチ処理を包含した。
Figure 2014532700
表31についてのタイミングは、表30についてのタイミングと同じである。
Figure 2014532700
表32についてのタイミングは、表30についてのタイミングと同じである。
Figure 2014532700
表33についてのタイミングは、表30についてのタイミングと同じである。
表30〜33は、処理4〜8(Ro-Neet(登録商標)+サクストミン)が、2、4、6及び8週で、処理2(Ro-Neet(登録商標)単独)及び処理3(サクストミン単独)に比べて、雑草防除性を改善したことを示唆する。
実施例5
サクストミンを単独で、及び発芽前施用として、トリフルラリンと組み合わせて施用し、雑草防除効率、及び雑草が単独で防除されない場合に組み合わせにおいて防除される雑草を改善しつつ、異なった割合及び施用タイミングでの雑草防除及び相乗性を評価した。
試験は、Hughson, Californiaにおけるランダム化された完全なブロックで設定された。研究は、6種の別個の施用時間(すなわち、「A」、「B」、「C」、「D」、「E」及び「F」)で施用される8種の処理からなった。処理の施用を、土壌表面に向けられた、30psiでの2 XR TeeJet(登録商標)フラット噴霧ノズルを組込んだ噴霧ブームを備えたCO2バックパック噴霧器を用いて実施した。ドレンチ施用は、じょうろを用いて行った。
以下の処理が、目的の作物(白キャベツ(Brassia oleracea capitata alba))の移植後すぐに施用され、そして表34〜37に対応する:
処理1. 未処理のチェック/対照(「--」として命名される);
処理2. 移植において1.25pt/acreの割合で噴霧剤として0日において施用されるトリフルラリン:
処理3. 移植において1.25pt/acreの割合で噴霧剤として0日で施用されるトリフルラリンに続く、100g ai/acreの割合でドレンチとして移植後3日において施用される77mg/Lでのサクストミンの施用;
処理4. 移植において1.25pt/acreの割合で噴霧剤として0日で施用されるトリフルラリンに続く、100g ai/acreの割合でドレンチとして移植後5日において施用される77mg/Lでのサクストミンの施用;
処理5. 移植において1.25pt/acreの割合で噴霧剤として0日で施用されるトリフルラリンに続く、100g ai/acreの割合でドレンチとして移植後7日において施用される77mg/Lでのサクストミンの施用;
処理6. 移植において1.25pt/acreの割合で噴霧剤として0日で施用されるトリフルラリンに続く、100g ai/acreの割合でドレンチとして移植後9日において施用される77mg/Lでのサクストミンの施用;
処理7. 移植において1.25pt/acreの割合で噴霧剤として0日で施用されるトリフルラリンに続く、100g ai/acreの割合でドレンチとして移植後11日において施用される77mg/Lでのサクストミンの施用;及び
処理8. 100g ai/acreの割合で噴霧剤として0日で施用される77mg/Lでのサクストミン。
雑草防除評価は、種により行われ、そして「時間A」の日から2週、4週、6週、及び8週で評価された。結果は、表34〜37に提供される。
Figure 2014532700
タイミングAは、目的の作物(白キャベツ(Brassia oleracea capitata alba))の移植後すぐの/0日における1.25pt/aのトリフルラリンの噴霧処理を包含し;タイミングBは、目的の作物(白キャベツ(Brassia oleracea capitata alba))の移植後3日における100g ai/Aのサクストミンのドレンチ処理を包含し;タイミングCは、目的の作物(白キャベツ(Brassia oleracea capitata alba))の移植後5日における100g ai/Aのサクストミンのドレンチ処理を包含し;タイミングDは、目的の作物(白キャベツ(Brassia oleracea capitata alba))の移植後7日における100g ai/Aのサクストミンのドレンチ処理を包含し;タイミングEは、目的の作物(白キャベツ(Brassia oleracea capitata alba))の移植後9日における100g ai/Aのサクストミンのドレンチ処理を包含し;そしてタイミングFは、目的の作物(白キャベツ(Brassia oleracea capitata alba))の移植後11日における100g ai/Aのサクストミンのドレンチ処理を包含した。
Figure 2014532700
表35についてのタイミングは、表34についてのタイミングと同じである。
Figure 2014532700
表36についてのタイミングは、表34についてのタイミングと同じである。
Figure 2014532700
表37についてのタイミングは、表34についてのタイミングと同じである。
表34〜37は、処理3〜7(種々のタイミングでのトリフルラリン+サクストミン)が、2、4、6及び8週において、処理2(単一のタイミングでのトリフルラリン単独)に比べて、雑草防除性を改善したことを示唆する。処理8(サクストミンのみ)はまた、雑草防除において良好に機能した。2、4、6及び8週において、結果は、処理3〜7と処理8との間の雑草防除性の比較はしばしば、雑草特異的であったことを示す。
実施例6
実施例5と同様に、サクストミンを単独で、及び発芽前施用としてトリフルラリンと組み合わせて施用し、雑草防除効率、及び雑草が単独で防除されない場合に組み合わせにおいて防除される雑草を改善しつつ、異なった割合及び施用タイミングでの雑草防除及び相乗性を評価した。
試験は、Hughson, Californiaにおけるランダム化された完全なブロックで設定された。研究は、5種の別個の施用時間(すなわち、「A」、「B」、「C」、「D」、及び「E」)で施用される8種の処理からなった。処理の施用を、土壌表面に向けられた、30psiでの2 XR TeeJet(登録商標)フラット噴霧ノズルを組込んだ噴霧ブームを備えたCO2バックパック噴霧器を用いて実施した。ドレンチ施用を、じょうろを用いて行った。処理は、目的の作物(白キャベツ(Brassia oleracea capitata alba))の移植後すぐに続く以下の施用からなり、表38〜41に対応する。
処理1. 未処理のチェック/対照(「--」として命名される);
処理2. 移植において1.25pt/acreの割合で噴霧剤として0日で施用されるトリフルラリン;
処理3. 移植において1.25pt/acreの割合で噴霧剤として0日で施用されるトリフルラリンに続く、25g ai/acreの割合でドレンチとして0日において施用される77mg/Lでのサクストミンの施用;
処理4. 移植において1.25pt/acreの割合で噴霧剤として0日で施用されるトリフルラリンに続く、50g ai/acreの割合でドレンチとして0日において施用される77mg/Lでのサクストミンの施用;
処理5. 移植において1.25pt/acreの割合で噴霧剤として0日で施用されるトリフルラリンに続く、25g ai/acreの割合でドレンチとして0日において施用される77mg/Lでのサクストミンの施用に続く、100g ai/acreの割合でドレンチとして移植後4日において施用される77mg/Lでのサクストミンの施用;
処理6. 移植において1.25pt/acreの割合で噴霧剤として0日で施用されるトリフルラリンに続く、50g ai/acreの割合でドレンチとして0日において施用される77mg/Lでのサクストミンの施用に続く、100g ai/acreの割合でドレンチとして移植後4日において施用される77mg/Lでのサクストミンの施用;
処理7. 移植において1.25pt/acreの割合で噴霧剤として0日で施用されるトリフルラリンに続く、25g ai/acreの割合でドレンチとして0日において施用される77mg/Lでのサクストミンの施用に続く、100g ai/acreの割合でドレンチとして移植後8日において施用される77mg/Lでのサクストミンの施用;及び
処理8. 移植において1.25pt/acreの割合で噴霧剤として0日で施用されるトリフルラリンに続く、50g ai/acreの割合でドレンチとして0日において施用される77mg/Lでのサクストミンの施用に続く、100g ai/acreの割合でドレンチとして移植後8日において施用される77mg/Lでのサクストミンの施用。
雑草防除評価は、種により実施され、そして「時間A/B/C」の日から2週、4週、6週及び8週で評価された。タイミングA、B及びCは、目的の作物(白キャベツ(Brassia oleracea capitata alba))が移植される時点で生じた。結果を、表38〜41に提供する。
Figure 2014532700
タイミングAは、目的の作物(白キャベツ(Brassia oleracea capitata alba))の移植後すぐ/0日における1.25pt/aのトリフルラリンの噴霧処理を包含し;タイミングBは、目的の作物(白キャベツ(Brassia oleracea capitata alba))の移植時における25g ai/Aのサクストミンの噴霧処理を包含し;タイミングCは、目的の作物(白キャベツ(Brassia oleracea capitata alba))の移植時における50g ai/Aのサクストミンのドレンチ処理を包含し;タイミングDは、目的の作物(白キャベツ(Brassia oleracea capitata alba))の移植後4日における100g ai/Aのサクストミンのドレンチ処理を包含し;及びタイミングEは、目的の作物(白キャベツ(Brassia oleracea capitata alba))の移植後8日における100g ai/Aのサクストミンのドレンチ処理を包含した。
Figure 2014532700
表39についてのタイミングは、表38についてのタイミングと同じである。
Figure 2014532700
表40についてのタイミングは、表38についてのタイミングと同じである。
Figure 2014532700
表41についてのタイミングは、表38についてのタイミングと同じである。
表38〜41からの結果は、処理3〜8(種々のタイミングにおけるトリフルラリン+サクストミン)が2、4、6及び8週において、処理2(単一のタイミングにおけるトリフルラリン単独)に比較して、雑草防除性を一般的に改善したことを示唆する。但し、処理3〜8が、2週における雑草スベリヒユ(common purslane)(POROL)の防除において処理2とほぼ同様に機能し、処理3が、4週における雑草アオゲイトウ(redroot pigweed)(AMARE)の防除において処理2とほぼ同様に機能し、そして処理3が、6及び8週における雑草ヘアリー ナイトシェード(hairy nightshade)(SOLSA)の防除において処理2とほぼ同様に機能した例外を含む。
種々の修飾が本明細書に開示される実施形態になされ得ることは理解される。従って、上記の説明は、限定として解釈されるべきではなく、単に実施形態の例示として解釈されるべきである。当業者は、添付の特許請求の範囲及びその趣旨内で他の修飾を想定する。

Claims (27)

  1. 環境中の雑草集団を防除する方法であって、環境中の雑草集団又は雑草集団により増殖しやすい環境と、1又は2以上のサクストミン、並びにプロナミド、シクロエート、及びトリフルラリンからなる群から選択される1又は2以上の除草剤とを接触させることを含み、ここで、1又は2以上のサクストミン及び1又は2以上の除草剤は、環境中の雑草集団の防除のために有効的な量において施用される、方法。
  2. 前記1又は2以上のサクストミンが、サクストミンA、サクストミンB、サクストミンD及びこれらの組み合わせからなる群から選択される化合物を含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記1又は2以上のサクストミンが、サクストミンAを含む、請求項1に記載の方法。
  4. 処理される前記雑草集団が、発芽前の雑草集団である、請求項1に記載の方法。
  5. 環境と1又は2以上の除草剤とを接触させる前又は後に、環境と1又は2以上のサクストミンとを接触させることを含む、請求項1に記載の方法。
  6. 1又は2以上の除草剤と同時に、環境と1又は2以上のサクストミンとを接触させることを含む、請求項1に記載の方法。
  7. 前記接触が、雑草集団が発芽する前に生じる、請求項1に記載の方法。
  8. 前記接触が、雑草集団の発芽後に生じる、請求項1に記載の方法。
  9. 前記方法が少なくとも2回施用され、そして前記接触が、雑草集団が発芽する前及び後に生じる、請求項1に記載の方法。
  10. 前記接触が、雑草集団の増殖を防ぐ、請求項1に記載の方法。
  11. 前記1又は2以上のサクストミンが、サクストミンAを含む、請求項10に記載の方法。
  12. 前記接触が、雑草集団を排除又は減少させる、請求項1に記載の方法。
  13. 前記1又は2以上のサクストミンが、サクストミンAを含む、請求項12に記載の方法。
  14. 前記環境が、土壌である、請求項1〜13のいずれか一項に記載の方法。
  15. 前記環境が、芝である、請求項1〜13のいずれか一項に記載の方法。
  16. 前記環境が、畑である、請求項1〜13のいずれか一項に記載の方法。
  17. 前記環境が、草である、請求項1〜13のいずれか一項に記載の方法。
  18. 前記環境が、水生である、請求項1〜13のいずれか一項に記載の方法。
  19. 前記1又は2以上のサクストミンが、以下の構造:
    Figure 2014532700
    「式中、R1はメチル又はHであり、R2はヒドロキシ又はHであり、R3はメチル又はHであり、R4はヒドロキシ又はHであり、R5はヒドロキシ又はHであり、そしてR6はヒドロキシ又はHである」
    及びこれらの組み合わせを有する、請求項1〜18のいずれか一項に記載の方法。
  20. 1がメチルであり、R2がヒドロキシであり、R3がメチルであり、R4がHであり、R5がヒドロキシであり、そしてR6がHである、請求項19に記載の方法。
  21. 前記1又は2以上のサクストミンが、精製されたサクストミン、合成サクストミン、組み換えサクストミン、又はこれらの組み合わせである、請求項1〜20のいずれか一項に記載の方法。
  22. 雑草集団を防除するための組成物であって、1又は2以上のサクストミン、並びにプロナミド、シクロエート、及びトリフルラリンからなる群から選択される1又は2以上の除草剤を含み、ここで、1又は2以上のサクストミン及び1又は2以上の除草剤は、環境中の雑草集団の防除のために有効的な量において存在する、組成物。
  23. 前記1又は2以上のサクストミンが、以下の構造:
    Figure 2014532700
    「式中、R1はメチル又はHであり、R2はヒドロキシ又はHであり、R3はメチル又はHであり、R4はヒドロキシ又はHであり、R5はヒドロキシ又はHであり、そしてR6はヒドロキシ又はHである」
    及びこれらの組み合わせを有する、請求項22に記載の組成物。
  24. 1がメチルであり、R2がヒドロキシであり、R3がメチルであり、R4がHであり、R5がヒドロキシであり、そしてR6がHである、請求項23に記載の組成物。
  25. 前記1又は2以上のサクストミンが、サクストミンA、サクストミンB、サクストミンD及びこれらの組み合わせからなる群から選択される化合物を含む、請求項22に記載の組成物。
  26. 前記1又は2以上のサクストミンが、サクストミンAを含む、請求項22に記載の組成物。
  27. 前記1又は2以上のサクストミンが、精製されたサクストミン、合成サクストミン、組み換えサクストミン、又はこれらの組み合わせである、請求項22〜26のいずれか一項に記載の組成物。
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