JP2014531622A - マルチチャンネルトランシーバ - Google Patents

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Abstract

【解決手段】本発明のトランシーバは、少なくとも第1アレーの長波長面発光レーザ及び少なくとも第2アレーの受信光デバイスを具備する少なくとも1個のチップと、面発光レーザ及び受信光デバイスに光結合されると共に光コネクタに光結合するよう構成された光インタフェースと、面発光レーザ及び受信光デバイスに電気接続されると共に電気コネクタに接続するよう構成された送信回路及び受信回路と、チップ、光インタフェース、送信回路及び受信回路を保持するフレームとを具備する。

Description

本発明はトランシーバに関し、特に生産可能性を促進するマルチチャンネルトランシーバの構成に関する。
光ファイバ部品は幅広い用途で使用されている。(音声、インタネット及びIPビデオデータを含む)デジタルデータの伝送用の媒体としての光ファイバの使用は、光伝送システムで利用できる高信頼性及び広い帯域幅のため、ますます一般化しつつある。これらのシステムに必須なものは、光信号を送受信するトランシーバである。
トランシーバの設計及び製造の双方を簡素化したいという一般的ニーズがある。具体的には、比較的少ない光整列で容易に製造されると共に、トランシーバの設置面積及び電力消費を低減するマルチチャンネルトランシーバ構成に対するニーズがある。本発明は、とりわけこのニーズを満たすものである。
以下は、本発明の態様の基本的理解を与えるために、本発明の簡単な要約を与える。この要約は、本発明の広範な概要ではない。また、本発明の重要な要素を特定したり、本発明の範囲を記述したりすることを意図していない。その唯一の目的は、以下に述べる詳細な説明の序章として簡単な形態で本発明の概念を提供することである。
本発明は、比較的少ない光整列工程、比較的小さい寸法及び比較的小さい消費電力のトランシーバを提供することである。具体的には、本発明に係るトランシーバは、多数の利点を提供する直接変調長波長面発光レーザ(VCSEL)を用いる。例えば、このような面発光レーザの使用により、電力、延いては放熱の必要性を低減する。これは、高密度の送信器及び駆動回路を有するマルチチャンネルトランシーバには特に有用である。電子回路はより効率的に作動することができるので、システムを冷却するために必要な空調ユニットの数が少ない。また、面発光レーザはアレー状に作製できるので、トランシーバあたりの作製コストかなり低減する。例えば、12個の部品のバーを整列することにより、整列工程の数が減少する。また、小形アレーは、トランシーバの設置面積を実質的に減少させる。本開示を考慮すると、当業者にはより多くの利点が明白になるであろう。
このような面発光レーザの使用は自明ではなく、一般的には長波長用途に向いていない。このような波長での面発光レーザは、フリップチップ実装には役立たないからである。本明細書で使用されているように、長波長の面発光レーザは、1200〜1600nm(例えば、1270nm、1290nm、1310nm、1490nm)の作動波長を有する面発光レーザを指す。この結果、このとき、このような波長の面発光レーザを使用するために、ワイヤボンディング技術を使用しなければならない。ワイヤボンディングは周知であり、信頼性の高い技術であるが、光通信で遭遇する高速用途等の高速用途には一般的に推奨されない。しかし、ファイバ・ツー・ザ・ホーム(FTTH)用途では、高速作動がトランシーバの信頼性及び製造可能性ほど重要ではないことを発明者らは悟った。従って、面発光レーザは基板にワイヤボンディングされる必要がないがために作動周波数が制限されていても、このような制限よりも、面発光レーザが提供する面発光レーザアレー構成の上述した利点が上回る。
従って、本発明の一態様は、長波長面発光レーザのアレーを具備するトランシーバである。一実施形態において、このトランシーバは、(a)長波長面発光レーザのアレー及び受信光デバイスのアレーを具備する少なくとも1個のチップ、(b)面発光レーザ及び受信光部品に光結合されると共に光コネクタに光結合するよう構成された光インタフェース、面発光レーザ及び受信光デバイスに電気接続されると共に電気コネクタに接続するよう構成された送受信回路、及び(d)チップ、光インタフェース及び送受信回路を保持するためのフレームを具備する。
本発明の光インタフェースの一実施形態を示す図である。 図1の光インタフェースの分解図である。 本発明の波長フィルタの一実施形態を示す図である。 図3の波長フィルタ上の様々なコーティングを示す概略図である。 図1の光インタフェースの整列ピン穴の一実施形態を示す図である。 図1の光インタフェースを具備する光組立体の一実施形態を示す図である。 図6の光組立体の分解図である。 送信光デバイス及び受信光デバイスのアレーを保持するチップの一実施形態を示す図である。 図の光組立体を具備するトランシーバの一実施形態を示す図である。 図9のトランシーバの分解図である。 図9のトランシーバを示し、(a)断面図、(b)トランシーバの光電インタフェースの拡大図である。 マルチプル送受信光デバイス用の第1及び第2の光路の概略を示す図である。
図1及び図2を参照すると、本発明の光インタフェース100の一実施形態が示される。本明細書に使用されているように、光インタフェースは、光伝導体及び1個以上の光デバイス間のインタフェースを指す。光デバイスは、必ずしもそうである必要はないが、典型的には光電デバイス(OED)である。
光インタフェース100は第1部分101を具備し、第1部分101は、少なくとも1個の光コンジット(図示せず)に光結合するための第1軸180を有する少なくとも1個の光コンジットインタフェース104を有する。また、光インタフェース100は第2部分102を具備し、第2部分102は、送信光デバイス(図示せず)に光結合するための第2軸181を有する少なくとも1個の送信器インタフェース105と、受信光デバイス(図示せず)に光結合するための第3軸182を有する少なくとも1個の受信器インタフェース106とを有する。第1軸、第2軸及び第3軸は基本的に平行である。第1部分101及び第2部分102間に配置されるのは波長フィルタ部材(WFE)103である。WFE103は、送信器インタフェース105及び光コンジットインタフェース104間の第1光路110と、光コンジットインタフェース104及び受信器インタフェース106間の第2光路111を画定する。これらの部材の各々は、以下に詳細に説明される。
第1部分及び第2部分は、光コンジットと、並びに送信光デバイス及び受信光デバイスと光インタフェースするよう機能する。必ずしもそうである必要はないが、光コンジットは、典型的には光インタフェース100、又は光インタフェース100を含む構造(例えば、トランシーバ900(図9参照))と相互係合する光ファイバ、又は相手コネクタに固定された導波路である。光デバイスは、光を受信又は送信する任意のデバイスであってもよく、例えば(a)光を発し、検知し、制御する電気デバイスである光電デバイス(OED)(例えば、光信号を送受信し、その信号を処理し、応答信号を送信するためのCMOSフォトニックデバイス等のフォトニックプロセッサ、電光メモリ、電光ランダムアクセスメモリ(EO−RAM)、電光ダイナミックランダムアクセスメモリ(EO−DRAM)、光メモリを管理するための電光ロジックチップ(EOロジックチップ)、面発光レーザ(VCSEL)、ダブルチャンネルプレーナバリードヘテロストラクチャ(DC−PBH)、バリードクレセント(BC)、分布帰還型(DFB)、分布ブラッグ反射器(DBR)等のレーザ、面発光LED(SLED)、縁発光LED(ELED)、超発光ダイオード(SLD)等のLED、P真性Nフォトダイオード(PIN)及びアバランシェフォトダイオード(APD)等のフォトダイオード、(b)光エネルギーを他の形態に変換せず、状態も変えない受動部品(例えば、ファイバ、レンズ、アドフィルタ/ドロップフィルタ、アレー状導波路格子(AWG)、GRINレンズ、スプリッタ/カプラ、平坦導波路又は減衰器)、又は(c)光エネルギーを他の形態に変換しないが制御信号に応じて状態を変えるハイブリッドデバイス(例えば、スイッチ、ルータ、変調器、減衰器及び同調フィルタ)を含んでもよい。また、光デバイスは単一の個別デバイスであってもよいし、デバイスのアレーとして組み立てられ又は一体化されてもよいことを理解されたい。
第1部品101は光コンジットインタフェース104を具備する。この光インタフェース104は、光コンジット(図示せず)への及び光コンジットからの光を平行にしたり焦点を結ばせたりするための公知の任意のデバイスを具備してもよい。コリメータは、粒子又は波のビームを狭めるデバイスである。「狭める」ということは、移動の方向を特定の方向により整列すること(すなわち、平行にすること)や、ビームの空間断面をより小さくすることのいずれかを意味する。一般的には、必ずしもそうする必要はないが、光コンジットインタフェース104は、第1部品101の光学的に透明な材料と、図1(a)に示されるように第1部分101及び第2部分102間に画定されたキャビティ140内の空気とのインタフェースに関して画定されたレンズ104aを具備する。同様に、送信器デバイス105及び受信器デバイス106も、送信光デバイス(図示せず)から送信された光を平行にするため、又は受信光デバイス(図示せず)に入る光に焦点を結ばせるために、それぞれレンズ105a,106aと共に構成される。再度、これらのインタフェースの構成は変化し、一般的に必ずしも必要ではないが、構成は、第2部分102の光学的に透明な材料及び図示されるキャビティ140内の空気の間に画定されたレンズを含む。
一実施形態において、光コンジット、受信器及び送信器のインタフェースは、図1及び図2に示された第1部分及び第2部分と共に一体成形される。或いは、第1部分101及び第2部分102は、個別のコリメータがキャビティ内に配置されるように、各インタフェースの位置のキャビティ(又は他のタイプのリセプタクル)と共に成形されてもよい。インタフェースの他の実施形態も、本開示を考慮すると当業者には公知であろう。
一実施形態において、光インタフェース100は、複数の光コンジットを収容するよう構成される。例えば、図1(b)及び図2を参照すると、第1部分101は、複数の光コンジットインタフェース104を具備する。このような実施形態において、WFE103は、各光コンジットインタフェース及び各送信器インタフェース間の第1光路、及び各光コンジットインタフェース及び各受信器インタフェース間の第2光路を画定することを理解されたい。このため、このような一実施形態では、WFE103は、図12(b)に概略的に示された複数の平行な(すなわち並んだ)第1光路、及び図12(a)に概略的に示された複数の平行な(すなわち並んだ)第2光路を画定する。
第2部分102に画定された送信器インタフェース105及び受信器インタフェース106の数は、第1部分101の光コンジットインタフェース104の数に対応する。本実施形態では、1個の送信器インタフェース及び1個の受信器インタフェースは、所定の光コンジットインタフェースに対応する。しかし、本発明の光インタフェースは、所定のチャンネルでの1送信信号及び1受信信号のみに限定されないことを理解されたい。例えば、WFEは、異なる波長の2以上の受信信号及び異なる波長の2以上の受信信号を所定のチャンネルで多重化や逆多重化するよう構成されてもよい。このような一実施形態において、WFE103の領域は追加の光路を容易にするよう延長され、追加の列の送信器/受信器インタフェースは第2部分に画定される。
本特定実施形態において、第1部分101は、12の異なる光コンジットインタフェース104を画定する。このとき、12本のコンジット光ケーブルは、MPO型及びMPX型コネクタシステムを含む所定のMT型フェルールでは一般的である。本明細書では特に、12チャンネルシステムが開示されているが、本発明は12本の伝導体ケーブルに限定されず、任意の数の光コンジットと共に使用可能であることを理解されたい。
第1部分及び第2部分は、個別部品として図1及び図2に示される。このような実施形態は多数の利点を与える。例えば、このような構成は、各部分に画定されたインタフェースに対する容易なアクセスを与え、それぞれのレンズの精密成形を容易にする。さらに、個別部品の中でインタフェースを分岐することにより、インタフェース成形廃棄による歩留り損失は悪化しない。言い換えると、製品の所定量がインタフェース成形の不良により成形作業中に廃棄しなければならないのであれば、異なる部分の中でインタフェースを分岐することは、1個のインタフェースが検査を通らない場合に無駄を制限する。個別部品の別の利点は、以下の説明されるように、個別部品間にWFEが挿入されることによる容易さである。個別部品を有することのさらに別の利点は、本開示を考慮すると当業者には自明であろう。しかし、本発明は、第1部分101及び第2部分102が個別である一実施形態に限定されず、代わりに第1部分及び第2部分が一体に形成されてもよいことを理解されたい。第1部分及び第2部分を一体に形成することは、以下に説明されるように、整列ピンや整列ピン穴を用いて第1部分及び第2部分を整列する必要がなく、光コンジットインタフェース及び送信器インタフェース/受信器インタフェースの間の固有整列を含む所定の利点を提供する。
上述したように、第1部分及び第2部分は、送信信号及び受信信号の予定波長で光学的に透明である材料を具備しなければならない。この観点では、一般的に、材料は、1310〜1490nmの波長で透明であるべきである。適当な材料には、例えばポリカーボネート、ポリエーテルイミド又はポリアリルスルフォンが挙げられる。このような材料は、例えばGE社からUTEM(商標)として市販されている。
第1部分及び第2部分は、射出成形、圧縮成形やトランスファー成形を含む任意の周知技術を用いて成形できるが、これらに限定されない。一実施形態では、射出成形が用いられる。
第1部分101及び第2部分102はまた、第1軸、第2軸及び第3軸に対して精確な角度でWFE103を保持するよう機能する。一般的には、第1軸、第2軸及び第3軸は互いに平行であるので、WFEは、光路上に著しい効果を伴うことなく軸方向及び放射方向に移動可能である。しかし、WFEは軸に対する角度のずれには極めて敏感である。若干の角度のずれの結果、第1光路及び第2光路は第1部分及び第2部分のインタフェースと結合しなくなる。従って、第1部分及び第2部分は、軸と角度が整列した状態でWFEを精確に保持するよう構成されるべきである。この目的のために、図1に示される実施形態では、第1部分101は、WFE103と接触するよう構成された1個以上の位置決め面160を画定し、様々な軸に対する適切な角度の整列を確保する。第1部分101及び第2部分102間にWFE103を整列させる他の手段は、本開示を考慮すると当業者には公知であることを理解されたい。
第1部分101及び第2部分102間の適切な整列を確保するために、様々な機械的整列手段が用いられる。整列機構の例には、互いに機械的に相互係合する、第1部分及び第2部分のキー部材、第1部分及び第2部分を共に保持する外部スリーブ又は他の構造、或いは、第1部分及び第2部分上の互いに係合する整列ピン及び整列ピン穴が挙げられる。図1ないし図3の実施形態において、整列ピン112は、第1部分101及び第2部分102を整列するために用いられる。また、一実施形態において、整列ピンはまた、図6ないし図8に関して以下に説明されるように、光インタフェース100を光組立体600の基板601に整列させるために用いられる。整列ピンの使用は当業界で周知であり、例えばMT型コネクタで用いられている。
一実施形態において、第1部分及び第2部分は、接着剤を用いて整列ピンに固定される。この目的のために、一実施形態では、光インタフェースは、図5に示されるように毛管チャンネル501を有する整列ピン穴113を具備する。毛管チャンネル501は、第1部分101及び第2部分102の整列ピン穴113の長さに沿って接着剤の均等な分布を容易にすることが判明した。また、一実施形態において、光インタフェースの側面には、整列ピン穴113内に接着剤の導入を容易にする穴130(図1(b)参照)が形成される。第1部分101及び第2部分102間に接着剤を導入することは、他の部分の整列ピン穴に届く前に一方の部分の整列ピン穴の全体長さにわたり接着剤を流す必要を無くすので、好適である。本開示を考慮すると、当業者には本発明の光インタフェースに接着剤を導入する他の手段は自明であろう。
整列ピンに第1部分及び第2部分を固定するために用いられる接着剤は、金属にプラスチック又はガラスを固定する任意の公知の接着剤であってもよい。一実施形態において、接着剤は、エポキシ等の熱硬化性接着剤である。一実施形態において、熱硬化性エポキシは、整列ピン112を通る低いレベルの電流を伝送することにより硬化する。発明者らは、このようなピンに典型的に用いられる金属(例えばステンレス鋼)の高い抵抗はピンの温度を著しく上昇させ、接着剤を硬化させることと発見した。第1部分及び第2部分はプラスチック等の熱絶縁材料を具備するのが典型的であるので、このようなやり方は光インタフェース100全体を加熱しようとする場合を超えて利点がある。このため、整列ピン穴内で接着剤を硬化させるために光インタフェースを全体として加熱しようとすることは、第1部分及び第2部分の熱絶縁特性により頓挫する。逆に、ピンを通って電流を通す際に、第1部分及び第2部分の熱絶縁特性は、その絶縁特性が整列ピン112からの放熱を妨げる傾向があるので、硬化を促進する。
WFE103は、光コンジットと、受信器インタフェース及び送信器インタフェースのいずれかとの間の光を結合するよう機能する。この目的のために、WFEは、受信信号及び送信信号の波長にフィルタをかけ、受信信号のみが光コンジットインタフェースから受信器インタフェースに結合し、送信信号のみが送信器インタフェースから光コンジットインタフェースに結合することを確保する。図3を参照すると、WFE103の概略が図示の第1光路110及び第2光路111を伴って示される。ここで、送信信号及び受信信号は、選択的に送信され、屈折され、第1平行表面305及び第2平行表面306間で反射する。
第1光路110を考慮すると、送信信号は、送信器部品(図示せず)から図3に示されるWFE103の右に発せられ、第2平行表面306上の点302に入射する。この時点では、WFE103の材料及び空気の屈折率の差は、光がWFEを通って第1平行表面305に伝搬するので光を若干曲げる。送信信号は、点301で平行な第1平行表面305に入射する。この時点では、送信信号は、WFE及び空気の屈折率の差のため若干の角度でWFE103を離れ、光コンジットインタフェース(図示せず)及び図3に示されたWFE103の左に結合される。第2光路111に関し、受信信号は、光コンジット(図示せず)から図3に示されたWFE103の左に発せられ、第1平行表面305上の点301に入射する。この時点では、WFE103の材料及び空気の屈折率の差は、光がWFEを通って第2平行表面306に伝搬するので光を若干曲げる。受信信号は、点302で平行な第2平行表面306に入射する。この時点では、信号は、反射して第1平行表面305に戻る。受信信号は、信号が第2平行表面306上の点304に再度反射する点303で第1平行表面305に入射する。この時点では、受信信号は、WFE及び空気の屈折率の差のため若干の角度でWFE103を離れ、受信インタフェース(図示せず)及び図3に示されたWFE103の右に結合される。
この説明から、第1光路110は、送信器インタフェースから光WFEを通って光コンジットインタフェースまでの基本的に直接経路であることが自明である。WFE103内では信号の反射はない。逆に、第2光路111は、受信器インタフェースまでの途中の点302,303で光が反射される複雑で長い経路である。第1光路及び第2光路は送信器インタフェース及び受信器インタフェース用に切り替えられるが、受信光デバイスが一般的に受信光に寛容なので、受信器インタフェースを長い光路に結合することが好ましい。例えば、成形分野の直径は、光ファイバ又は送信光デバイス(約9mm)についてよりもフォトダイオード(約70mm)についての方がずっと長い。従って、光は、光ファイバ又は送信光デバイスに結合するよりも受信光デバイスに結合する方が容易である。従って、光分散及び変化は長い光路111に沿ってより生じやすいので、より長い経路が受信器に結合されることが好ましい(しかし、必要ではない)。
図4を参照すると、WFE103の一実施形態の概略は、光性能及び波長選択性を向上させるコーティングを伴って図示される。具体的には、他の波長は反射しないことを確保しながら所定の波長の反射を向上させるために、所定のコーティングが用いられる。具体的には、コーティング401は、図3に関して説明したように、点301の周囲の領域に対応する。これは、受信信号がWFE103に入り、送信信号がWFE103を出る点である。従って、一実施形態において、コーティング401は、送信信号及び受信信号の双方の波長(例えば、送信は1480〜1500nm、受信は1260〜1360nm)に対する反射防止コーティングである。コーティング402は、図3に関しては点302に対応する。これは、送信信号がWFE103に入り、受信信号が点303に反射される点である。従って、一実施形態において、コーティング402は、送信信号波長に対して透明であるが、受信信号波長に対して反射する。コーティング403は、図3の概略では点303に対応する。この点は、上述したように、受信信号が点304で反射することに対応する。この時点で、送信信号との重なりはないので、コーティング403は全波長を反射するのに適する鏡コーティングにすることができる。コーティング404は、受信信号がWFE303を出て図3に関して説明した受信器インタフェースに結合する点である点304に対応する。従って、一実施形態において、コーティング404は、受信信号波長に対する反射防止コーティングである。また、送信器インタフェース及び受信器インタフェース間のクロストークを低減するために、一実施形態では、コーティング304も、受信信号波長を除く他の全ての周波数に対して反射し、受信信号波長のみが送信され、又は受信器インタフェースに結合されることを確保する。
WFE103は、個別部品であってもよいし、第1部分101及び第2部分102と一体成形されてもよい。一般的に、製造可能性が向上するようWFE103が第1部分及び第2部分と別体であることが好ましい。具体的には、一実施形態において、WFE103は、上述した様々なコーティングを有する簡単な直線的形態を有する。このようなデバイスは、板又はウエハとして大量に経済的に作製でき、その後個々の部品に切断される。
光インタフェース100は、高度の製造可能性を有する堅牢なパッケージングに役立つ。このパッケージングの一実施形態は、図6及び図7に示される光組立体600である。光組立体600は、上述したように基板601に実装される光インタフェース100を具備する。基板は、第1軸、第2軸及び第3軸に基本的に直交する平坦面601aを画定する。また、平坦面601aに実装されるのは、少なくとも1個の送信光デバイス801及び少なくとも1個の受信光デバイス802(図8参照)を具備する少なくとも1個のチップ701である。送信光デバイスは対応する送信インタフェース105に光結合され、受信光デバイスは受信インタフェース106に光結合される(図10(a)参照)。平坦面601aに実装され、送信光デバイス及び受信光デバイスに隣接するのは、それぞれ送信器ドライバ602及び受信器ドライバ603である。平坦面601aに対して基本的に直交するのは、送信器回路及び受信器回路を具備する少なくとも1枚の回路基板である。送信器ドライバ及び受信器ドライバは、ドライバとフレキシブル回路604を有する受信器回路に接続される。これらの部材は、以下に詳細に説明される。
基板601は、光インタフェース100及びOEDを支持するよう機能し、一実施形態では、OEDが光インタフェースに光結合するように光インタフェース及びOEDを整列させるよう機能する。一実施形態において、基板はまた、OEDが発生する熱を放散するヒートシンクとして機能する。
図7に示される実施形態を参照すると、基板601は、光デバイス及び光インタフェースが実装される平坦面601aを具備する。一実施形態において、平坦面601a上での光インタフェース100の適切な配置を確保するために、上述した整列ピン112と協働する整列ピン穴703が用いられる。整列目的で整列ピン及び整列ピン穴を使用することは、例えばMT型コネクタで周知である。このような整列技術は、平坦面601a上に光インタフェース100を精確に配置させる。本実施形態では整列ピンが図示されているが、平坦面601a上に光デバイスに対して光インタフェース100を整列させる他の手段も本発明の範囲内で可能であることを理解されたい。例えば、受動整列を容易にする基準を平坦面601a上に配置してもよい。これらの基準は、例えば光インタフェース100が当接する突起、又は自動吸着工程用の目視マーキングの形態であってもよい。米国特許第5574561号明細書に開示されているように、他の整列技術を用いることができる。
上述したように、送信器光デバイス及び受信器光デバイスは、平坦面601a上に個々に実装された個別OEDであってもよい。一実施形態において、送信器光デバイス及び受信器光デバイスは、アレー状に結合されチップ上に実装される。OEDのアレーは、高度に正確となる傾向があるOEDの所与のアレーの中での整列として一般に称されるので、アレーは整列することのみが要求され、個々のOEDであることを要求されない。例えば、図8を参照すると、一実施形態において、チップ701は、平坦面601a上に配置するよう構成される。チップ701は、送信光デバイスアレー801及び受信光デバイスアレー802が実装される基板810を具備する。この特定実施形態では、送信器アレー801及び受信器アレー802がワイヤボンド803によりトレース804,805にそれぞれワイヤボンディングされる。
OED及び光インタフェース100の整列を容易にするために、アレー801,802が基板810上に精確に配置されることが重要である。一般的に、OEDを整列させる2つの整列方法がある。すなわち、能動整列及び受動整列である。受動整列では、位置決め構造すなわち整列構造は、部品が実装される基板上と共に部品上に直接作製されるのが典型的である。次に、これらの部品は、整列構造を用いて基板上に配置され、所定位置に取り付けられる。能動整列では、OEDは基板上に配置されるが、基板に取り付けられる前に最適の光性能を提供するよう操作されつつ、光信号が部品を通って伝送される。最適性能が一旦達成されると、これらの部品は基板に取り付けられる。能動整列は受動整列より精確になる傾向があるが、受動整列は高速で大量の自動製造を容易にし、このため好ましい。しかし、特に並外れて良好な整列が要求される場合、受動整列を用いて3軸全てで光整列することは、甚だしく困難となる傾向がある。にもかかわらず、受動整列が2軸又は1軸に沿って容認可能な整列を達成するために用いることができ、その結果、能動整列が残りの軸用又は微調整用にのみ必要な場合、製造時間及び製造コストの著しい低減が実現できる。
本発明の光インタフェースは、OEDの受動整列を容易にする多数の構造を有してもよい。一実施形態において、基板は、各光軸が反射インタフェースと整列するように、OEDの受動整列を容易にする上述した基準を有する。
一実施形態において、リフロー作業の間、OEDを受動整列するパターンのコンタクトパッドが用いられる。具体的には、OEDは、その実装側に所定パターンのコンタクトパッドを具備し、基板はその第1平坦面に同じパターンのパッドを有する。次に、OEDは、公知の吸着技術を用いて粗い整列で基板パッドに配置される。次に、コンタクトパッドの表面張力によりOEDのパターンが基板のパターン上に整列するように組立体がリフローされると、基板パッド及びOEDパッドの整列が達成される。これにより、反射面及び基板の溝に対してOEDを精確に配置する。このような機構は周知であり、例えば米国特許第7511258号明細書に開示されている。
別の実施形態において、コンタクトパッドの代わりに又はコンタクトパッドに加えて、受動整列を容易にする基板上の他の基準が用いられる。例えば、これらの基準は、OEDの縁が基板上に正確に配置されるよう接触する位置決め面を提供する平坦面から突出する物理的構造であってもよい。或いは、基準は、例えばサスマイクロテック装置(例えば米国特許第7511258号明細書参照)のような市販の超高精度ダイボンディング装置を用いて基板上にOEDの目視整列を可能にするマーキングであってもよい。
加えて、基準及びコンタクトパッドの組合せを用いてもよい。例えば、パッドは、基板の隆起した基準と接触した状態でOEDを引っ張ることに用いられてもよい。本開示を考慮すると、当業者には他の整列技術も明白であろう。
図8に示された実施形態において、基板810は、その上に画定された多数の基準806を具備する。公知技術を用いると、アレー801,802は、上述した基準806を用いて基板810上に精確に配置することができる。
基板810上にアレー801,802を精確に配置することにより、関連するOEDを光インタフェース100に整列させることは、平坦面601aに基板810を精確に実装することにより達成することができる。この目的のために、基板810上にアレー801,802を配置することに関して上述した異なる整列技術を、平坦面601a上に基板810を配置するために用いることができる。一般的に、基板801及び平坦面601a間に電気接続部がないので、目視基準又は構造的基準の使用は半田パターンを超えて好適である。
一実施形態において、整列ピン穴(図示せず)及び平坦面601a上の基準(図示せず)の組合せは、チップ701に対する光インタフェース100の適切な整列を容易にする。すなわち、整列ピン穴に対してチップ701を配置するための基準を位置決めすることにより、又はその逆にすることにより、チップ及び光インタフェースの相対位置が保証される。一実施形態において、整列ピン穴の位置及び基準は、単一のリソグラフィ工程で平坦面601a上に画定される。
周知であるように、ドライバ回路は、送信光デバイス及び受信光デバイスを作動するために必要である。図6及び図7に示されるように、一実施形態において、送信器ドライバ回路602は、チップ701上の送信器ドライバアレー801に隣接して配置される。具体的には、ドライバ回路602は、図8に示されるコンタクト804に隣接し、それらコンタクト804に電気接続される。同様に、ドライバ回路603は、図8に示されるコンタクト805に隣接し、それらコンタクト805に電気接続される。このような構成は、ドライバ回路及びOED間の電気接続部の距離を最小にし、性能を向上させる傾向がある。加えて、図7の実施形態において、平坦面601aは、共通平面上にチップ701及びドライバ回路602,603全ての配置を容易にする。
一実施形態において、送信光デバイスは、ビームエクスプレス/バーティラス(Beamexpress/Vertilas)社から市販されているような長波長面発光レーザである。面発光レーザは光軸に直交して実装され、これにより面発光レーザが個別ユニットに対向してアレー状に準備することができる。図8の実施形態において、面発光レーザは、4つのアレーに切断され、4個のPINダイオードと共に整列基準に対してキャリア(例えば、セラミック製又はケイ素、ガリウムヒ素製)上に配置される。
面発光レーザは、一般的には長波長用途と考えられていない。というのは、このような波長での面発光レーザは、フリップチップ実装には役立たないからである。本明細書で用いられているように、長波長面発光レーザは、1200〜1600nmの作動波長を有する面発光レーザと称される。この結果、この時点では、このような波長面発光レーザを使用するために、図8に示されるワイヤボンディング技術を用いなければならない。
各ドライブを作動させる送信器回路及び受信器回路は周知である。同様に、このような回路を支持する回路基板も周知である。図7に示された実施形態では、2枚回路基板構成が用いられている。本実施形態において、下側回路基板605は送信器回路専用であるのに対し、上側回路基板606は送信器回路専用である。本実施形態では2枚の異なる回路基板が示されているが、他の構成も可能であることを理解されたい。例えば、単一の回路基板が、その基板上に画定された受信回路及び送信回路の双方と共に用いられてもよい。同様に、単一の基板は、上面が受信回路を具備し、下面が送信回路を具備する単一基板を用いてもよい。本開示を考慮すると、当業者には他の実施形態も自明である。
図7の実施形態において、回路基板605,606は、当業界では周知であるように、親基板上の対応するリセプタクルに差し込むよう構成されたカードエッジコネクタ705,706を具備する。
図7に示される本実施形態では、光組立体600もまた、基板601及び1枚以上の回路基板605,606を支持するフレーム607を具備する。具体的には、フレームは、基板601を受容する前面702と、1枚以上の回路基板が実装される後部とを具備する。前面702は、光インタフェース100に関して上述したように整列ビン112を受容する整列ピン穴703を画定する。従って、完全に組み立てられると、整列ピンは、基板601を通り、最終的にはフレーム607の前面702を通って第1部分及び第2部分を通過する。これにより、光インタフェースの固く精確な実装が提供される。
フレーム702は、互いに接続され固定された様々な個別部品を具備するか、又は一体成形された単一部品を具備する。図7に示される実施形態において、フレーム702は一体成形された部品である。しかし、本実施形態では、基板601はフレーム607とは別体である。このような構成は多数の利点を有する。第一に、回路の重要な整列及び基板601上の整列ピン穴のため、必ずしもそうである必要はないが、基板601は、基準や上述した他の整列構造を伴って作製されることが一般的に好適である。このような整列技術は、図7に示されたフレーム607としての大きな非平坦構造には一般に適当ではない。しかし、整列技術が発達すると、基板601をフレーム607と一体にすることが好ましい。
一実施形態において、光組立体600はまた、光インタフェース及びOEDを保護するよう機能するカバー704を具備する。具体的には、カバー704は、光インタフェース100の前方保護部を受容するよう構成された開口704aを具備する。カバー704は、所定位置に位置すると、光インタフェース100を固定し、平坦面601に対して光インタフェース100が移動することを防止する。さらに、カバー704によっては、ドライバ回路602,603又はその部分を覆ってもよい。
図9及び図10を参照すると、本発明のトランシーバ900の一実施形態が示される。具体的には、トランシーバは、上述した光組立体600を具備する。光組立体600を取り囲むのは、本実施形態では下ハウジング901及び上ハウジング902からなるハウジングである。これらのハウジングは、例えば、上ハウジング902及び光組立体600を通過して下ハウジング901内に入るよう構成されたピンを含む公知の手段を用いて固定される。これにより、下ハウジング901及び上ハウジング902の双方を同時に固定しながら、ハウジングにサブ組立体を固定する。
一実施形態において、トランシーバ900の設置面積は、電気的CXP相互接続(10Gbの上流12チャンネル及び10Gbの下流12チャンネル)に基づく。
本実施形態において、トランシーバはまた、図10に示されたアダプタ1004を具備する。このようなアダプタは、当業界で周知であり、相手コネクタ又は他の公知デバイスを受容するために用いられる。図9に示されるように、アダプタ1004は、相手コネクタ920を受容するよう構成される。一実施形態において、相手コネクタ920は、整列ピン112を受容するよう構成された整列ピン穴と共に1本以上のファイバをアレー状にするフェルールを具備する。このようなコネクタ構成は周知であり、例えばMPOコネクタ、MPXコネクタ及びMTRJコネクタ等のMT型コネクタで用いられている。本実施形態において、アダプタ1004は、下ハウジング901及び上ハウジング902の双方の溝1006(上ハウジングには図示されていない)に受容される突条1005を有して構成される。このように、アダプタ1004は、下ハウジング901及び上ハウジング902間に挟まれると、所定位置にしっかりと保持される。
図9ないし図11に示される実施形態において、トランシーバ900はまた、この特定実施形態ではトランシーバ900の上側部分に配置された導電部909を具備する。導電部909等の導電部は、トランシーバがリセプタクル(図示せず)に差し込まれる際に、静電気放電を回避するよう接地経路を形成するよう構成される。
リセプタクルからのトランシーバの取り外しを容易にするために、ハンドル908が設けられる。このハンドル908は、ユーザがトランシーバ900を把持し、リセプタクルからトランシーバ900を引き出す手段を提供する。このようなハンドルは当業界で周知である。
図11を参照すると、トランシーバ900の断面が示されている。図11(b)は、光インタフェース100及び基板601上のOEDとのインタフェースの拡大図である。
典型的な実施形態を参照して説明したが、当業者は、本発明の範囲を逸脱することなく、様々な変更を加え、構成要素を等価物に置換することを理解すべきである。さらに、本発明の範囲を逸脱することなく、本発明の教示に対して特定の状況又は材料を適用して多くの変形をなしてもよい。また、図面及び詳細な説明において、典型的な実施形態が開示され、特定の用語が用いられているが、特に明記しない限り、それらは総称的、記述的意味で用いられ、限定を意図したものではなおい。従って、特許請求の範囲は限定的ではない。よ。また、当業者は、本明細書に記載された方法の複数の工程が別の順序になってもよいし、これらの工程が組み合わせられてもよいことを理解されたい。従って、特許請求の範囲は、本明細書に開示された特定実施形態に限定されないことを意図している。
100 光インタフェース
101 第1部分
102 第2部分
103 波長フィルタ部材
104 光コンジットインタフェース
105 送信器インタフェース
106 受信器インタフェース
110 第1光路
111 第2光路
180 第1軸
181 第2軸
602 フレーム
701 チップ
702 フレーム
801 送信光デバイス
802 受信光デバイス
900 トランシーバ

Claims (20)

  1. 少なくとも第1アレーの長波長面発光レーザ及び少なくとも第2アレーの受信光デバイスを具備する少なくとも1個のチップと、
    前記面発光レーザ及び前記受信光デバイスに光結合されると共に光コネクタに光結合するよう構成された光インタフェースと、
    前記面発光レーザ及び前記受信光デバイスに電気接続されると共に電気コネクタに接続するよう構成された送信回路及び受信回路と、
    前記チップ、前記光インタフェース、前記送信回路及び前記受信回路を保持するフレームと
    を具備するトランシーバ。
  2. 前記第1アレーは前記チップにワイヤボンディングされていることを特徴とする請求項1記載のトランシーバ。
  3. 前記光インタフェースは、
    前記コネクタ内の少なくとも1個の光コンジットに光結合するための、第1軸を有する少なくとも1個の光コンジットインタフェースを有する第1部分と、
    平行な第2軸を有する複数の送信器インタフェース及び平行な第3軸を有する複数の受信器インタフェースを有する第2部分であって、前記送信器インタフェースの各々が前記第1アレー上の面発光レーザに光結合され、前記受信器インタフェースの各々が前記第2アレー上の受信光デバイスに光結合され、前記第1軸、前記第2軸及び前記第3軸は基本的に平行である第2部分と、
    前記第1部分及び前記第2部分間に配置された波長フィルタ部材であって、前記波長フィルタ部材は、各前記送信器インタフェース及び各前記光コンジットインタフェース間に第1光路を、各前記光コンジットインタフェース及び各前記受信器インタフェース間に第2光路を画定する波長フィルタ部材と
    をさらに具備することを特徴とする請求項1記載のトランシーバ。
  4. 前記第1部分及び前記第2部分は成形されていることを特徴とする請求項3記載のトランシーバ。
  5. 前記光コンジットインタフェース、前記送信器インタフェース及び前記受信器インタフェースの各々はコリメータであることを特徴とする請求項3記載のトランシーバ。
  6. 前記コリメータは、前記第1部分及び前記第2部分と一体成形されていることを特徴とする請求項5記載のトランシーバ。
  7. 前記第1部分及び前記第2部分内の整列ピン穴と、前記フレーム内の、前記整列ピン穴に配置される整列ピンとをさらに具備し、これにより前記第1部分、前記第2部分及び前記フレームを整列させることを特徴とする請求項3記載のトランシーバ。
  8. 前記波長フィルタ部材は、前記第1部分及び前記第2部分と別体であることを特徴とする請求項3記載のトランシーバ。
  9. 前記第1光路は、前記送信器インタフェースから前記光コンジットインタフェースに向けられることを特徴とする請求項3記載のトランシーバ。
  10. 前記第2光路は、前記光コンジットインタフェース及び前記受信器インタフェース間に少なくとも1個の反射面を含むことを特徴とする請求項9記載のトランシーバ。
  11. 前記波長フィルタ部材は複数の平行面を有し、
    前記平行面は、前記第1部分及び前記第2部分により前記第1軸に対して所定角度で保持されることを特徴とする請求項3記載のトランシーバ。
  12. 前記波長フィルタ部材は、前記平行面に沿って異なるコーティングを具備し、
    第1コーティングは、第1信号の反射防止コーティングとして構成され、
    第2コーティングは、第2信号を反射するが前記第1信号を伝送する選択的フィルタとして構成され、
    第3コーティングは、前記第2信号の反射防止コーティングとして構成され、
    第4コーティングは、前記第1信号を反射するが前記第2信号を伝送する選択的フィルタとして構成されることを特徴とする請求項11記載のトランシーバ。
  13. 前記フレームに接続されると共に前記第1軸、前記第2軸及び前記第3軸に基本的に直交する平坦面を画定する基板をさらに具備し、
    前記光インタフェース及び前記チップは、前記平坦面上に配置されることを特徴とする請求項3記載のトランシーバ。
  14. 前記送信回路及び前記受信回路は、送信光デバイスに隣接して前記基板上に実装された送信器ドライバと、受信光デバイスに隣接して前記基板上に実装された受信器ドライバとを具備することを特徴とする請求項13記載のトランシーバ。
  15. 前記送信回路及び前記受信回路は、送信器回路及び受信器回路を有する少なくとも1枚の回路基板からなり、
    前記回路基板は複数の前記軸と基本的に平行であり、
    少なくとも1枚のフレキシブル回路が、前記送信器ドライバを前記送信器回路に電気接続するとともに、前記受信器ドライバを前記受信器回路に電気接続することを特徴とする請求項14記載のトランシーバ。
  16. 前記フレキシブル回路は単一部品であることを特徴とする請求項15記載のトランシーバ。
  17. 前記少なくとも1枚の回路基板は、前記送信器回路を有する送信器回路基板と、前記受信器回路を有する受信器回路基板とを具備することを特徴とする請求項15記載のトランシーバ。
  18. 前記少なくとも1枚の回路基板はカードエッジコネクタを具備することを特徴とする請求項17記載のトランシーバ。
  19. 前記第1部分及び前記第2部分は整列ピン穴を画定し、
    前記基板は整列ピン穴を画定し、
    前記整列ピン穴には整列ピンが配置されることにより、前記第1部分及び前記第2部分を前記基板に整列させることを特徴とする請求項13記載のトランシーバ。
  20. 前記フレームは整列ピン穴を具備し、
    前記整列ピンは、前記整列ピン穴に配置されていることを特徴とする請求項19記載のトランシーバ。
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