JP2014529225A - 3dディスプレイの装置、方法および構造 - Google Patents

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Abstract

2D/3D画像を表示するための方法、装置、および構造を提供する。

Description

本開示は、視聴者に対して3次元(3D)深さの立体的な知覚を伝えるためのシステム、デバイスおよび構造に関する。
3Dのディスプレイおよびシステムは、視聴者に対して3D深さの立体的な知覚を伝える。3Dのディスプレイおよびシステムの基本的な動作特性は、視聴者の左眼と右眼とに対して別々に表示されるオフセット画像を提示することである。オフセット画像は、視聴者の脳の中で組み合わせられて、3D深さの知覚を提示する。
3Dのディスプレイおよびシステムは、それらの望ましい視覚属性を仮定すると、映画産業、テレビジョン産業およびコンピュータ産業において人気がある。しかしながら、3Dのディスプレイおよびシステム、ならびに生成される画像は、特定の人達に訴えることができても、その他の人には訴えるものでないことは理解されよう。さらに、そのような3Dのディスプレイおよびシステムによって生成される画像に対する人間の許容度も、同様に個々に示されるものとなる。より具体的には、特定の人は、3Dディスプレイにおいて画像を視聴すると、方向感覚を失い、かつ/または身体の調子がおかしくなることもあるが、別の人は、全く悪影響を示さないこともある。
さらに、現状における3Dのディスプレイおよびシステムによって生成される画像特性は、場所の物理的構成形態に依存することもあることに注意すべきである。例えば、明らかな視差量は、スクリーン・サイズとともに、または視聴者が、そのスクリーンからどれだけ離れた位置にいるかによって変化し得る。
米国特許第6,687,003号
3Dディスプレイの個別の視聴者が、その視聴者の個別の好みに従って、表示された画像の3D特性を選択的に調整することを可能にする構造および方法を対象とする本開示の一態様に従って、ある進歩が当技術分野において行われる。
本開示のさらなる一態様は、表示される画像が、ユーザ選択可能な量の3D特性を示すことができる、ムービング(モーション)・ピクチャの表示および/または他のブロードキャスト技法を容易にする方法および構造を対象としている。
本開示の例示のインスタンス化は、各個別画像シーケンスが少なくとも3つの個別画像の組を含むいくつかの画像シーケンスであって、個別画像の各々は異なる視点を有する、いくつかの画像シーケンスを含む視覚媒体を対象としている。有利なことには、視覚媒体は、磁気学タイプと、光学タイプと、電子工学タイプと、電磁気学タイプと、化学タイプとのうちのいずれかであってもよい。さらに、シーケンスの数は、完全長の画像のモーション・ピクチャまたは連続的なストリームが含まれ得るように複数とすることができる。
本開示の代替的な例示のインスタンス化は、各個別画像シーケンスが少なくとも3つの個別画像の組を含む複数の個別画像シーケンスを提供するステップであって、個別画像の各画像は異なる視点を有する、ステップのための方法を対象としている。画像シーケンスは、適切なストレージ媒体から取り出され、次いで送信および/または表示され得る。有利なことには、本方法は、所望の2D/3DF効果の表示を受信および/または生成するステップと、次いでその特定の表示に対応する画像シーケンスのうちのこれらの個別画像のみを伝えるステップとを含むことができる。複数の個別画像シーケンスは、連続的な動きが表示された画像の視聴者によって観察され得るように、あるレートで表示されることもあることは理解されよう。
本開示のさらに別の例示のインスタンス化は、視聴者入力を受信し、画像のシーケンスをディスプレイ・デバイスに対して供給する装置であって、表示される画像は、視聴者入力によって示される所望の量の2D/3D特性を示す、装置を対象としている。
本開示のより完全な理解は、添付図面を参照することにより、実現され得る。
本開示の一態様に従って、異なる視点と、メガネ類と、画像の視聴者とを有する画像を示す概略図である。 本開示の一態様に従って、2D/3D効果を提供するために、異なる視点と、視聴者の眼とのそれらの同期化とを有する画像を示す概略図である。 本開示の一態様に従って、2D/3D効果を提供するために、異なる視点と、視聴者の眼とのそれらの同期化とを有する画像を示す概略図である。 本開示の一態様に従って、2D/3D効果を提供するために、異なる視点と、視聴者の眼とのそれらの同期化とを有する画像を示す概略図である。 本開示の一態様に従って、2D/3D効果を提供するために、異なる視点と、視聴者の眼とのそれらの同期化とを有する画像を示す概略図である。 本開示の一態様に従って、一連の画像を含むフレーム・シーケンスを示す概略図である。 視聴者によって着用されたメガネが、ワイヤを経由してコンピュータ・ディスプレイに対して同期化される、本開示による一実施形態を示す概略図である。 本開示による方法を示す流れ図である。 本開示の一態様による例示の装置を示す図である。 本開示の一態様による例示の装置の動作構成を示す図である。
実例となる実施形態は、図面と詳細な説明とによってより完全に説明される。しかしながら、本発明は、様々な形態で実施可能であり、また図面と詳細な説明とにおいて説明される実施形態だけには限定されない。
以下は、単に本発明の原理を示すものにすぎない。したがって、当業者なら、本明細書において明示的に説明または示されてもいないが、本発明の原理を実施し、またその趣旨および範囲の内部に含まれる様々な構成を工夫することができるようになることを理解するであろう。
さらに、本明細書において列挙されるすべての例と条件文の言語とは、主として、本発明の原理と、当技術を推進するように本発明者(単数または複数)によって寄与される概念とを理解する際に助ける教育上の目的のためだけにすぎないように明示的に意図しており、またそのような具体的に列挙された例と条件とだけに限定することのないように解釈されるべきである。
さらに、本発明の原理、態様、および実施形態、ならびにその特定の例を列挙している、本明細書におけるすべての叙述は、その構造的な同等物と、機能的な同等物との両方を包含することを意図している。さらに、そのような同等物は、現在知られている同等物と、将来において開発される同等物、すなわち、構造にはかかわらず、同じ機能を実行する任意の開発される要素との両方を含むことが意図されている。
それゆえに、例えば、本明細書における図は、本開示の原理を具現化する実例となる構造の概念図を表すことが、当業者によって理解されるであろう。したがって、当業者なら、モーション・ピクチャと、テレビジョンと、コンピュータ・ディスプレイと、ビデオ・ゲームと、他のオーディオ/ビデオ技術、すなわち、テレビ会議とを含む様々なアプリケーションに対する本開示の適用可能性を簡単に理解するであろう。
さらなる背景として、3D深さの知覚は、別個の左透視図と右透視図とを生成することにより達成されることを最初に注意すべきである。それは、3D環境における深さを知覚するための視覚的刺激を提供する、視差と呼ばれる左透視と右透視との間の段階的な差である。このとき、3Dディスプレイ・システムの1つの目的は、視聴者の右眼に対して提示される右眼画像から分離される、視聴者の左眼に対して左眼画像を提示することである。これにより、視聴者の視覚系(中枢神経系、脳など)は、深さまたは立体視の知覚をもたらす2つの画像を統合することができるようになる。
ユーザに対して3D画像を提示する初期の方法、および大衆による立体知覚に一般的に関連する方法は、立体写真画像の使用を通してのものであった。大衆によく知られている立体写真の一部分は、部分的に、コミック・ブックやテレビジョン放送など、非劇場用3D媒体におけるその使用に起因したものであり、ここでは偏光は、非実用的であり、またそれは、各眼に1つの、赤色のカラー・フィルタと、シアンのカラー・フィルタとを有する典型的な3Dメガネを使用するからである。
立体写真を用いて、2つの画像は、1つは赤色で、1つはシアンの2つのフィルタの使用を通して付加的なやり方で重ね合わせられる。
3Dの立体的モーション・ピクチャを提示するために、2つの画像は、概して、直交線形偏光フィルタを通して同じスクリーンの上へと重ね合わせて投影される。投影された画像の視聴者は、各眼に1つの、1対の直交線形偏光フィルタを有するメガネを着用する。各線形偏光フィルタは、同様に偏光された光だけを通過させ、また直交偏光された光を阻止するので、視聴者の各眼は、視聴者の脳によって後で結合される画像のうちの一方を見るだけである。視聴フィルタの傾斜は、それらの画像を一緒に「にじむ」ようにさせることになるので、線形偏光フィルタの使用には、視聴者が、視聴者の頭のレベルを保持することが必要であることは理解されよう。
代わりに、2つの画像は、反対称を示す円偏光フィルタを通して同じスクリーンの上へと重ね合わせて投影されることもある。視聴者は、各眼に1つの、逆にマウントされた1対の円偏光レンズを有するメガネを着用する。それに応じて、左円偏光された光は、右旋円偏光レンズによって消滅させられるが、右円偏光された光は、左旋円偏光レンズによって消滅させられる。結果は、視聴者が視聴者の頭を傾斜させても、依然として十分な左/右の分離と3D効果とを維持することができるという有利な点を除いて、線形偏光メガネを用いて線形偏光投影を視聴する結果と実質的に類似している。
より最近では、マルチクロム・フィルタを使用してカラーで立体的画像を記録し、視聴するための方法が、米国特許第6,687,003号の中で説明されている。この方法(カラーコード3D)は、琥珀色フィルタと青色フィルタとを使用し、上記の立体写真システムとは違って、それは、既存のテレビジョン媒体を用いてほぼフル・カラーの視聴を提供する。視聴者の一方の眼(左、琥珀色フィルタ)は、クロス・スペクトルのカラー情報を受け取り、他方の眼(右、青色フィルタ)は、モノクロ画像を受け取る。両方の画像は、視聴者の脳の中で「結合」される。
適切な位置にあるこの追加の背景を用いて、当業者なら、そのような3Dのシステムおよび方法についての視聴者/ユーザは、そのようなシステムの上で個別のコントロールができないことをすぐに理解するであろう。3Dモーション・ピクチャに関して、映画を見に行く人は、3D効果について彼らがコントロールできない特定のモーション・ピクチャについての3Dの上映に参加すべきか、または同じモーション・ピクチャについての2Dの上映に参加すべきかを決定する必要がある。もちろん、そのような選択を行う能力は、映画館のオペレータが、多大な運用コストで、2つの異なる上映を提供することを前提としている。
したがって、本開示による、この問題の組に対する1つの解決策は、映画を見に行く人に、彼らが、3D効果を経験することなく3Dのプレゼンテーションを眺めることができる1対のメガネを提供することである。このようにして、映画を見に行く人のいずれの個人的な悪影響も回避される。
これらの悪影響を克服するためには、受動偏光メガネが使用される。より具体的には、線形偏光された光を使用することにより3Dモーション・ピクチャを生成している場合には、偏光メガネは、視聴者の眼ごとに実質的に同一の偏光レンズ(フィルム、フィルタなど)を有することになる。同様に、円偏光された3Dモーション・ピクチャでは、メガネの各レンズは、実質的に同じ円偏光レンズ(フィルタ、フィルムなど)を有することになる。このようにして、3Dモーション・ピクチャの視聴者は、1つの偏光方向を見るだけになり、またそれゆえに、3Dにおけるモーション・ピクチャを視聴してはいない間、有利なことに、3Dの視聴に関連するいずれの悪影響も受けないことになる。
代わりに、液晶レンズを有する能動メガネ(シャッターメガネ)が、3D投影/ディスプレイとともに使用されて、表示された画像と同期して光を阻止し、または通過させる。より具体的には、交互フレーム順序付け法が使用され、それによって、メガネは、表示される画像と同期して、着用者の一方の眼の上で、次いで他方の眼の上で、交互にシャッターを閉じる(暗くする)。表示された画像は、各眼について、異なる透視を交互に示し、それによって3D効果を達成している。
本開示の一態様によれば、交互シャッタリング(alternating shuttering)は、左眼と右眼の両方についての単一の視点に対して同期化され、それによって、いずれの3D効果もなくしている。その代わりに、視聴者によって観察されるものは、2D画像であり、またその結果として、3D視聴についての悪影響は経験されない。
操作的に、液晶レンズを有する1対のメガネは、それらが、交互シャッター・モードまたは同期化シャッター・モードのいずれかで動作するように、ユーザ選択可能にされる。このようにして、メガネが交互シャッター・モードで動作しているときに、着用者は、適切に表示された(または投影された)画像について3D効果を観察することになる。代わりに、メガネが、同期化シャッター・モードで動作しているときには、着用者は、表示される画像について2D効果を観察することになる。
今までのところ説明された、本開示によるこれらの技法は、視聴者についての3D効果と、結果として生じる任意の生理学的悪影響とを満足のいくように取り除くことができるが、それらにより、視聴者は、経験される3D効果の量を選択的に調整することができなくなることに注意すべきである。
これらを心に留めて、本開示のさらなる一態様は、視聴者が、3D効果の量を選択し、または全く何も選択しないことを可能にする能動ディスプレイ・システムの装置および方法を対象としている。より具体的には、画像は、逐次的に表示され、そこではそれらの画像は、3つ以上の異なる視点を示す。能動メガネは、メガネの着用者が表示された画像の4つの異なる組合せのうちの1つを選択することができるように、使用される。
図1、図2a、図2b、図2c、および図2dを同時に参照すると、画像100の視聴者を示す概略図(図1)と、各々が異なる視点を示す、画像A、B、およびCのシーケンスとが、示されている。この例の目的のために、かつ本開示の一態様によれば、それらの画像の各々についての視点分離(viewpoint separation)が、異なっていることに注意すべきである。すなわち、個別画像A、B、およびCの各々が構成される視点は異なる。この違いは、視点分離として測定される。例えば、画像AとBとの視点分離は、xであり、画像BとCとの視点分離は、2xである。最後に、画像AとCとの視点分離は、3xである。
画像の「標準的な」ステレオ対は、約7cm(人間の両眼の概算の距離)だけ分離されたレンズを有する2枚のレンズのカメラを用いて行われる可能性があることは理解されよう。より大きなレンズ分離を有する画像は、調整可能な固定具の上に取り付けられたカメラを用いて作成され、それによって所望の程度または量の視点分離を生成している。
画像A、BおよびCは、反射型スクリーン、または他の能動ディスプレイ・デバイスの上に矢継ぎ早に表示される。能動シャッター化メガネ120は、視聴者100によって着用される。
LCDデバイスを備えることができる、メガネ120の2枚の個別レンズ121、122の各々は、表示される画像の特定の1つと同期化される。スイッチ125または他の選択可能要素により、着用者は、個別レンズが同期化される画像A、BまたはCのうちのいずれかの画像(単数または複数)を選択することができるようになる。
メガネ・レンズ121、122の各々は、メガネ120の着用者の特定の眼(左または右)に対応することは理解されよう。その結果として、さらに表1を参照して、レンズ121と122との両方が、画像Bと同期化される場合、そのときには2D画像が、図2aに示されるように、メガネ120の着用者によって観察されることになる。
しかしながら、両方のレンズが、同じ画像に同期化されない場合、そのときにはシャッター・メガネの着用者は、各眼によって見られる異なる画像の視点における違いに起因して3D効果を経験することになる。このようにして、それらのレンズは、各眼が、特定の画像と、それゆえに画像の視点とだけを見るように、シャッターが閉じられる。したがって、右眼のシャッターが、画像Aに同期化され、また左眼のシャッターが、画像Cに同期化される場合、そのときには着用者の左眼は、画像Cを見るだけになり、着用者の右眼は、画像Aを見るだけになり、また着用者は、図2dに示される効果など、極度の3D効果を有する画像を「観察する」ことになる。
同様に、それらのレンズが、着用者の右眼が画像Bを見るだけであり、また着用者の左眼が画像Cを見るだけであるようにシャッターが閉じられる場合、そのときには着用者は、図2cに示されるように比較的中程度の3D効果を有する画像を観察することになる。
最後に、それらのレンズが、着用者の右眼が画像Aを見るだけであり、また着用者の左眼が画像Bを見るだけであるようにシャッターが閉じられる場合、そのときには着用者は、図2bに示されるように比較的小程度の3D効果を有する画像を観察することになる。
次に、図3を参照すると、本開示の一態様による、一連の画像を含むいくつかのフレーム・シーケンスが、示されている。図3に示されるように、画像は、フィルム、またはモーション・ピクチャの一部分として示される。当業者なら、そのようなフィルム、映画、またはモーション・ピクチャは、単に一連の静止(または動)画像であることを簡単に理解するであろう。それは、一般に、カメラを用いて写真画像を記録することにより、またはアニメーション効果、視覚効果、またはコンピュータ生成を使用して画像を生成することにより生成される。もちろん、フィルムは、一連の個別画像(フレーム)から作成される。これらの画像(フレーム)が、矢継ぎ早に示されるときに、視聴者は、動きが起きているという錯覚をする。視聴者は、部分的に、視覚の持続性として知られている効果に起因してフレームの間のフリッカー(flickering)を見ることができず、それによって眼は、その画像のソースが取り除かれた後に、ある期間にわたって視覚画像を保持する。図3に示されるこの例においては、フィルムの例であるが、当業者なら、もちろん、本開示および例は、化学的伝送、電子工学的伝送、光学的伝送、磁気学的伝送、電子工学的/電磁気学的伝送であるか、または知られている任意の画像ストレージ/プレイバック/伝送、システムなどであるかにかかわらず、フィルム、ディスク、テープ、DVD、CDなど、画像のシーケンスのための適切な任意の媒体に適用可能であることを理解するであろう。
図3に示されるように、また本開示の一態様によれば、示されるフィルムは、シーケンス1、シーケンス2、…、シーケンスnと指定されている一連の画像シーケンスを含んでいる。各個別シーケンスは、一連の画像、すなわち、画像A、画像B、および画像Cをさらに含んでいる。特定のシーケンス(例えば、シーケンス1)の内部の画像は、異なる3D透視、または視点、あるいは視点分離を別にすれば、実質的に同一である。すなわち、特定のシーケンスにおける画像A、画像B、および/または画像Cの間の原理の違いは、シーケンスを含む個別画像のうちの各画像が、異なる視点分離を一般に示すことである。最前に考察した図2(a)、(b)、(c)、および(d)に関して説明されたように、視聴者の眼(単数または複数)がどの特定の画像を見るかに応じて、異なる量の3D効果(または3D効果の全くない画像)が、その視聴者によって観察されるであろう。
次に、図4を参照すると、本開示の一態様による代替的な配列/構成が、示されている。その図4に示されるように、コンピュータ・ディスプレイ・デバイスを使用して、上記で説明されるような可変シャッター・メガネを着用する視聴者のために画像を表示する。メガネは、個別レンズが、コンピュータ・システムによって制御可能にシャッターを閉じられることもあるようにコンピュータ・ディスプレイ・システムにつながれ、またはワイヤで結ばれて示される。またメガネが、コンピュータ・システムにワイヤで結ばれて示されるが、当業者なら、ワイヤレス・メカニズムも同様に使用され得ることを簡単に理解するであろう。例えば、よく知られているブルートゥース(Bluetooth)、ワイファイ(wi−fi)、または他のワイヤレス・フォーマット/プロトコルを使用して、メガネと、コンピュータ・システムとの間の通信を実行することができる。
このようにして、コンピュータ・ディスプレイの視聴者は、メガネ(スイッチなど)を経由して2D/3D画像ディスプレイについての視聴者の好みを示すことができ、またその好みは、メガネが、表示された画像と同期することができるように、コンピュータ・ディスプレイ・システムに示されることもある。その結果として、シャッター・メガネの適切なレンズは、2D/3Dの程度が、視聴者によって知覚され得るように、表示される適切な画像と同期化されることもある。
上記で指摘されるように、ディスプレイ・デバイスによって表示される画像のストリームは、順々に行われることもあり、そこでは、各個別シーケンスは、一連の画像を含み、各画像は、異なる視点分離を有する。本開示によるシャッター・メガネとともに使用されるときに、シャッター・メガネの個別にシャッターが閉じられたレンズは、どの画像(単数または複数)が、視聴者の個別の眼によって見られるかを調整し/決定する。3つ以上の画像が、個別シーケンスを含むこれらの状況においては、たとえシーケンスの画像のすべてが、特定のディスプレイ・デバイスの上で逐次的に表示され得るとしても、メガネは、適切な画像だけが、適切な眼(単数または複数)によって見られるように、シャッターを閉じる。
これを心に留めて、図4に示されるシステムなどのコンピュータ・ディスプレイ・システムは、つながれ/ワイヤで結ばれたシャッター・メガネ、またはワイヤレス・シャッター・メガネと組み合わされるときに、有利なことに、シャッター・メガネ(またはコンピュータ・システムの上で実行されるアプリケーションなど、他のメカニズム)によって示されるような2D/3D分離の程度を示すこれらの画像を表示する必要があるだけであることに注意すべきである。
より具体的には、さらにこの例の目的のためだけに、本発明者等は、視聴者が、「通常」の3D画像を見たいと思うだけであることを仮定している。上記で指摘されるように、そのような通常の3Dが望ましいときに、画像AとBとだけが、それぞれ視聴者の右眼と左眼とによって見られる。これにもかかわらず、モーション・ピクチャの一部分として、例えば、全体のフィルムの一部分として表示されるときに、個別シーケンスの全部で3つの画像、すなわち、画像A、画像B、および画像Cが、示される/表示される/投影される。シャッター・メガネは、所望の程度の2D/3Dが知覚されるように、視聴者の特定の眼と特定の画像を同期させる。
しかしながら、図4に示されるようにして構成されるときに、有利なことに、特定の視聴者の選択によって必要とされるこれらの画像だけが、コンピュータ・ディスプレイ・システムの上で表示される必要がある。より具体的には、それによって通常の、または小程度の3D効果が望ましい上記仮定を継続すれば、視聴者は、シャッター・メガネの上のスイッチを経由して、または、例えばキーボードを経由するなどのソフトウェア・メカニズムを通して、そのような選択を行うことができる。結果として、コンピュータ・ディスプレイ・システムは、望ましい3Dの程度について通知され、またそれゆえにシャッター・メガネと連携してその効果を生成するために必要とされるこれらの画像(画像Aおよび画像B)だけを順々に表示することができる。したがって、コンピュータ・ファイルまたは媒体が一連の画像シーケンスを含み、各シーケンスが異なる視点分離を示す多数の個別画像を有することができる一方で、所望の視覚効果を生成するために必要とされるこれらの個別画像だけが、表示される必要がある。
この点に対して、画像の視聴者は、これらの画像のソースと一般に同じ場所に存するように示されているが、本開示は、そのようには限定されないことに注意すべきである。例えば、また図4を参照し続けて、コンピュータ・ディスプレイ・システムが、(例えばケーブルTVまたは衛星を経由して)送信される画像のシーケンスを受信していた場合、コンピュータ・ディスプレイ・システムは、選択された2D/3Dのディスプレイについて必要なこれらの個別画像だけが、視聴者について送信され/受信され、またローカルに表示される必要があるように、視聴者の2D/3D選択についてのそれらの一連の画像のソースを信号で伝えることができる。
本開示による例示の方法を示すフローチャートが、図5に示される。フローチャートにおいては具体的に示されてはいないが、各シーケンスが少なくとも3つの個別画像の組を含み、個別画像の各々は異なる視点を有する、複数の個別画像シーケンスが、知られている様々な媒体のいずれかに記憶され、また取出し可能であり、あるいは別の形でアクセス可能または受信可能である。
それらのシーケンスにアクセスすることに先立って、所望の2D/3D効果の表示が、受信されることもあり(ブロック500)、次いでそれらのシーケンスは、アクセスされる(ブロック510)。表示に対応するそれらのシーケンスの内部の画像は、次いで、望まれるように表示され、かつ/または送信される(ブロック520)。表示における変化についてのさらなるチェックが行われることもあり(ブロック530)、また表示におけるその変化に対応する後続の画像がアクセスされ、次いで表示され、かつ/または送信されることもある。
図6は、本開示の一態様による例示の装置600を示すものである。より具体的には、そのような例示の装置600は、例だけとして、ストレージ・デバイス630(すなわち、ディスク)と、ネットワーク・インターフェース640とを含むことができる入出力デバイスに対して1つまたは複数の相互接続(バス(BUS))を経由して相互に接続される処理装置605(すなわち、中央演算処理装置)、メモリ610、入出力構造620、および/またはコントローラ607を含むことができる。このアーキテクチャおよび一覧は、いずれの形であれ、限定することを意味してはいないことは、当業者には理解されよう。したがって、さらに、そのような装置は、プログラムされた制御(ソフトウェア/ファームウェア)を介して、結果として生じる装置が実行し、また動作する能力を有するように、知られている様々な構成要素/構造/方法のうちのいずれかから構築可能であることを当業者は理解するであろう。また、コンピュータ、インテリジェント・デバイス、および/または「セットトップ・ボックス」として当技術分野において一般的に知られているものとして実装されるように、知られている様々な構成要素/構造/方法のうちのいずれかから構築され得ることを当業者は理解するであろう。
装置600によって提供される入出力制御機能は、スタンドアロン(すなわち、テレビジョンまたは他のディスプレイ)、あるいはコンピュータ構成の一部分とすることができるディスプレイ650、660を含んでいる。さらに、そのようなディスプレイ機能は、視聴者によって着用されるディスプレイ、すなわちディスプレイ・メガネ680によって提供されることもある。視聴者の好み(すなわち、2D/3D効果の程度)を提供することができる装置に対する入力は、メガネ680の上のスイッチ、キーボード690、または他の「リモート」コントローラ670によって提供されることもある。また入力デバイスは、つながれているように示されているが、装置に対する視聴者の好みを示すメカニズムを提供する様々なワイヤレス技術のうちのいずれもが使用可能であることを当業者なら理解するであろう。最後に、装置600は、スタンドアロン・デバイスとして示されているが、もちろん、そのような装置はさらに、装置650に示すような、あるディスプレイに一体化され得ることを当業者なら理解するであろうことに注意すべきである。
次に図7を参照すると、コンテンツが、1つまたは複数のコンテンツ・プロバイダ710によって提供されることもあるように、より大規模なネットワーク710(すなわち、インターネット、イントラネットなど)に統合された、図6に示される施設の装置を有する構成が示されている。この構成を用いて、ユーザの好みは、所望の2D/3D効果が、それらの施設における視聴者に対して伝えられるように、コンテンツ・プロバイダに対して提供されることもある。
ここまで、本発明者等は、いくつかの特定の例を使用して本発明を考察し、説明してきたが、当業者なら、本発明者等の教示は、そのように限定されるものではないことを認識するであろう。したがって、本発明は、本明細書に添付された特許請求の範囲だけによって限定されるべきである。

Claims (9)

  1. 画像シーケンスを含み、各個別画像シーケンスが、
    少なくとも3つの個別画像の組を含み、該個別画像の各々は異なる視点を有する、視覚媒体。
  2. 磁気学、光学、電子工学、電磁気学、および化学から成る群から選択された視覚媒体である、請求項1に記載の視覚媒体。
  3. シーケンスの数が複数である、請求項1に記載の視覚媒体。
  4. 複数の個別画像シーケンスを提供するステップを備え、各個別画像シーケンスが、
    少なくとも3つの個別画像の組を含み、該個別画像の各画像は異なる視点を有する、提供するステップ、
    を含む方法。
  5. 適切なストレージ媒体から、前記複数の個別画像シーケンスを取り出すステップ、
    を更に含む、請求項4に記載の方法。
  6. 前記複数の個別画像シーケンスを送信するステップ、
    をさらに含む、請求項5に記載の方法。
  7. 前記複数の個別画像シーケンスを表示するステップ、
    をさらに含む、請求項5に記載の方法。
  8. 所望の2D/3D効果の指示を受信するステップと、
    適切なストレージ媒体から、前記複数の個別画像シーケンスを取り出すステップと、
    前記指示に対応する画像シーケンスの前記個別画像だけを伝えるステップと、
    をさらに含む、請求項4に記載の方法。
  9. 連続的な動きが、表示された前記画像の視聴者によって観察されるように、前記複数の個別画像シーケンスがあるレートで表示される、請求項7に記載の方法。
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