JP2012165218A - 映像出力装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】できるだけ輝度を低下させず少ない数の出力映像により、異なる視差量をもった複数の3次元映像を表示させる映像出力装置を提供する。
【解決手段】映像出力装置2は、1つの映像と該1つの映像に対して異なる視差量をもった少なくとも2つの映像とを含む少なくとも3つの映像を出力する3次元映像出力部20を備える。3次元映像出力部20は、第1〜第3のフレーム入力部21〜23からの映像フレームを選択してプロジェクタ部24でスクリーンSSに投影する。上記少なくとも3つの映像のうち、少なくとも1つの映像は、視差量が異なる複数の3次元映像を表示させるための一方の片眼用映像として共通に用いられる。上述の選択に同期させて、専用メガネ1の左眼用シャッタ11、右眼用シャッタ12を開閉させることで、スクリーンSSに投影された映像が3次元映像としてユーザに視認させる。
【選択図】図1
【解決手段】映像出力装置2は、1つの映像と該1つの映像に対して異なる視差量をもった少なくとも2つの映像とを含む少なくとも3つの映像を出力する3次元映像出力部20を備える。3次元映像出力部20は、第1〜第3のフレーム入力部21〜23からの映像フレームを選択してプロジェクタ部24でスクリーンSSに投影する。上記少なくとも3つの映像のうち、少なくとも1つの映像は、視差量が異なる複数の3次元映像を表示させるための一方の片眼用映像として共通に用いられる。上述の選択に同期させて、専用メガネ1の左眼用シャッタ11、右眼用シャッタ12を開閉させることで、スクリーンSSに投影された映像が3次元映像としてユーザに視認させる。
【選択図】図1
Description
本発明は、複数の3次元映像が出力可能な映像出力装置に関する。
映像出力装置には、テレビ装置やモニタ装置のように表示画面に直接映像を表示する表示デバイスを有する映像表示装置や、映像をスクリーンに投射する投射型の映像表示装置(プロジェクタと呼ばれる)、さらにはこれらの映像表示装置に接続して映像を出力するレコーダ、チューナ、STB(Set Top Box)等の映像再生装置がある。そして、いずれの種類の映像出力装置においても、3次元映像を出力する機能を備えたものが流通している。
このような3次元映像対応の映像出力装置の一つとして、特許文献1には、4枚の映像フレームを時間分割しながら投影し、2人の観測者A,Bが装着したアクティブシャッタ方式の3次元映像視認用メガネ(眼鏡)の位置を検出することで、その2人の観測者A,Bにそれぞれ内容の異なる3次元映像を視認させる3次元画像表示装置が開示されている。
より具体的には、この3次元画像表示装置では、3次元映像を2人の観測者A,Bに提供する場合、観測者A用に、左眼用と右眼用の2枚の映像フレームを順番に投影し、これら2枚の映像フレームに続いて、観測者B用の左眼用と右眼用の2枚の映像フレームを順番に投影している。そして、観測者A用の2枚の映像フレームに同期させて観測者Aの上記3次元映像視認用メガネの左右のアクティブシャッタの開閉を行っている。即ち、左眼用を投影しているときは観測者の左眼用シャッタを開き、右眼用シャッタを閉じ、右眼用を投影しているときはその逆を行うように制御することで、観測者Aの左右の目に別々の視点からの映像を投影し立体視させている。また、観測者B用の2枚の映像フレームに同期させて同様の開閉制御を行うことで、観測者Bの左右の目に別々の視点からの映像を投影し立体視させている。ここで、上記3次元映像視認用メガネにおいて、いずれの2枚の映像フレームに同期させるかは、上記3次元映像視認用メガネの位置を検出することで決めている。
なお、3次元映像の表示には、アクティブシャッタ方式のメガネを用いる方式のほかに、例えば非特許文献1に記載のような波長分割方式(波長分離方式や色分光方式などとも呼ばれる)が挙げられる。
Infitec社ホームページ、[online]、[平成22年11月30日検索]、インターネット<URL:http://www.infitec.de/leistungen/projektoren/index.php>
上述のように、特許文献1に記載の3次元画像表示装置では、観測者毎に右眼用、左眼用の2枚の映像フレームを時間分割しながら投影しており、複数の観測者にそれぞれ別の3次元映像を提供することができる。
しかしながら、特許文献1に記載の3次元画像表示装置で観測者毎に提供される別の3次元映像は、視点の動きに追従した3次元映像であり、同じオブジェクトが存在するものであっても、少なくともオブジェクトの見えている部分が異なる3次元映像であり、内容が同じ(オブジェクトの見えている部分が同じ)で視差量の異なる2つ以上の3次元映像ではない。また、特許文献1にはそのような視差量の異なる2つ以上の3次元映像を視認させようとする発想もない。
さらに、特許文献1に記載の3次元画像表示装置では、例えば観測者2人分の2つの3次元映像を視認させるために合計4枚の映像フレームを作成する必要があり、コンテンツ作成が複雑になり3次元映像の出力のための計算装置の規模が大きくなってしまうだけでなく、観測者のメガネ越しに見た映像の輝度が1/4になってしまう。このような問題は、波長分割方式などの他の方式を採用した場合でも生じ得る。
他方、3次元画像表示装置では、例えば、子供と大人では両眼の間隔が違い、同じ映像を見ても両眼の間隔の狭い子供の方がより強い立体を感じるようになり、強い立体は目の酷使に繋がり、不快な思いをしたり体調不良に陥る可能性があった。このため、喩え視差調整機能を設けたとしても大人と子供とが同時に3次元映像を楽しんで視聴することができないといった問題があった。
本発明は、上述のような実状に鑑みてなされたものであり、その目的は、できるだけ輝度を低下させず、少ない数の出力映像により、異なる視差量をもった複数の3次元映像を表示させることが可能な映像出力装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明の第1の技術手段は、映像出力装置において、1つの映像と該1つの映像に対して異なる視差量をもった少なくとも2つの映像とを含む少なくとも3つの映像を出力する3次元映像出力部を備えたことを特徴としたものである。
第2の技術手段は、第1の技術手段において、前記3次元映像出力部から出力された前記少なくとも3つの映像のうち、少なくとも1つの映像は、視差量が異なる複数の3次元映像を表示させるための一方の片眼用映像として共通に用いられることを特徴としたものである。
第3の技術手段は、第1又は第2の技術手段において、前記3次元映像出力部は、前記少なくとも3つの映像として、少なくとも3枚の映像フレームを順次出力することを特徴としたものである。
第4の技術手段は、第3の技術手段において、アクティブシャッタ方式の3次元映像視認用メガネにおける左眼、右眼のアクティブシャッタの開閉を、前記少なくとも3つの映像フレームのうち左眼用の1つの映像フレームと右眼用の1つの映像フレームの表示タイミングに合うように制御する信号を送信する制御信号送信部をさらに備えたことを特徴としたものである。
第5の技術手段は、第1又は第2の技術手段において、前記3次元映像出力部は、前記少なくとも3つの映像として1枚の映像フレームを同時出力することを特徴としたものである。
第6の技術手段は、第1又は第2の技術手段において、前記少なくとも3つの映像は、それぞれ他の映像とは異なる波長帯域で構成され、前記3次元映像出力部は、前記少なくとも3つの映像として少なくとも3枚の映像フレームを順次出力することを特徴としたものである。
第7の技術手段は、第1又は第2の技術手段において、前記少なくとも3つの映像は、それぞれ他の映像とは異なる波長帯域で構成され、前記3次元映像出力部は、前記少なくとも3つの映像として1枚の映像フレームを同時出力することを特徴としたものである。
第8の技術手段は、第6又は第7の技術手段において、前記少なくとも3つの映像のうち左眼用の1つの映像と右眼用の1つの映像とを、波長分割方式の3次元映像視認用メガネにより透過させることで、3次元映像をユーザに視認させることを特徴としたものである。
第9の技術手段は、第1〜第8のいずれか1の技術手段において、前記3次元映像出力部から出力される前記少なくとも3つの映像における、それぞれの映像間の視差量を調整する視差量調整部をさらに備えたことを特徴としたものである。
第10の技術手段は、第1〜第9のいずれか1の技術手段において、前記3次元映像出力部に入力するための前記少なくとも3つの映像を、1枚の2次元表示用の映像フレームから、若しくは1つの視差量をもった3次元映像フレームから生成する映像変換部をさらに備えたことを特徴としたものである。
第11の技術手段は、第1〜第10のいずれか1の技術手段において、前記3次元映像出力部は、前記少なくとも3つの映像を出力するための表示画面を有する表示デバイスを有することを特徴としたものである。
第12の技術手段は、第1〜第10のいずれか1の技術手段において、前記3次元映像出力部は、前記少なくとも3つの映像を投射によりスクリーンに出力するためのプロジェクタを有することを特徴としたものである。
第13の技術手段は、第1〜第10のいずれか1の技術手段において、前記3次元映像出力部は、前記映像出力装置に接続される、表示画面を有する表示デバイス若しくはプロジェクタに、前記少なくとも3つの映像を出力する外部出力部を有することを特徴としたものである。
本発明によれば、映像出力装置において、できるだけ輝度を低下させず、少ない数の出力映像により、異なる視差量をもった複数の3次元映像を表示させることが可能になる。
図1は、本発明に係る映像出力装置における3次元表示の一例を説明するための模式図で、図中、Sは表示面、1aは観測者(ユーザ)Aが装着した専用メガネ、1bは観測者(ユーザ)Bが装着した専用メガネ、f0,f1,f2は同じ内容の映像フレームである。
本発明に係る映像出力装置は、異なる視差量をもった複数の3次元映像を表示(擬似的に表現)させること、つまり立体視させることが可能となっており、そのために、次の3次元映像出力部を備える。この3次元映像出力部は、1つの映像とその1つの映像に対して異なる視差量をもった少なくとも2つの映像とを含む少なくとも3つの映像を出力することを特徴とする。また、ここで説明する例では、既に視差量が反映された映像が上記映像出力装置に入力されることを前提としているが、視差を示す値自体の情報や奥行きなどを示す情報が映像と一緒に上記映像出力装置に入力される構成でもよい。
ここで、映像コンテンツを表示するための連続した映像フレームの集合をチャンネルと定義すると、上記出力される少なくとも3つの映像とは、少なくとも3つのチャンネルの映像と言え、各チャンネルを1チャンネルづつ時分割で出力してもよいし、全てのチャンネルを1つの映像フレームに合成した上で出力してもよい。また、上記少なくとも3つの映像は、それぞれ他の映像との視差量が異なるだけで、それ以外は1つのコンテンツデータ内の同じ内容を示す映像であることを前提としている。
上記少なくとも3つのチャンネルの映像の例として、図1では3つの映像フレームf0,f1,f2を出力する例を挙げている。3つの映像フレームf0,f1,f2はいずれも異なる視差量をもっている。このうち1つの映像フレーム(例えば映像フレームf0)を表示する映像フレームデータには、基準のフレームであることを示す情報などをもち、他の映像フレームを表示する映像フレームデータには視差量の絶対値をもつようにしてもよい。
この例は、矢印Ia,Ibの位置の空間に異なる視差量をもった3次元映像(立体像)を表示する場合の例である。これらの映像データとして、ユーザAの右眼用に映像フレームf0、ユーザAの左眼用に映像フレームf1、ユーザBの右眼用に映像フレームf0、ユーザBの左眼用に映像フレームf2を用い、フレームf0、フレームf1、フレームf2の順で出力するようにしている。
無論、フレームf0、フレームf1、フレームf2の順で出力した後は、次の時間の映像フレームについてのフレームf0、フレームf1、フレームf2を順次出力することになる。この例では、共通の映像フレーム、即ち基準フレームとして、ユーザAの右眼用とユーザBの右眼用とを用いているが、ユーザAの右眼用とユーザBの左眼用とを用いること、若しくはユーザAの左眼用とユーザBの右眼用とを用いること、若しくはユーザAの左眼用とユーザBの左眼用とを用いることもできる。
ユーザA,Bは、それぞれ専用メガネ1a,1bとしてアクティブシャッタ方式の3次元映像視認用メガネを用いて、視差量の異なる3次元映像を視認することができるようになる。なお、専用メガネ1a,1bの制御については後述する。
以上のように本発明に係る映像出力装置では、例えば2人以上のユーザに対して同じ内容で、矢印Ia,Ibで示すように視差量の違う3次元映像を、つまり大きな視差により強い立体感を与えるコンテンツと小さな視差により弱い立体感を与えるコンテンツとを同時に提供することができる。例えば、図1において映像フレームf0と映像フレームf2を利用することにより、映像フレームf0と映像フレームf1を利用する場合に比べて、大きな視差量をもった2つの映像フレームからより強い立体感の3次元映像が表現できる。そのため、例えば映画館などで、立体感が強いと不快感を与えるユーザと強い立体感で立体視を楽しみたいユーザが同時に同じコンテンツを見ながら楽しむこともできる。図1のような映像の場合、ユーザAは視差量が小さいため立体感を弱く感じ、ユーザBは視差量が大きいため立体を強く感じることができる。
例えば、子供と大人では両眼の間隔が違うため、同じ映像を見ても両眼の間隔の狭い子供の方がより強い立体を感じるようになるが、強い立体は目の酷使に繋がり、不快な思いをしたり体調不良に陥る可能性がある。その際、本発明を適用することで、大人用の強い視差の付いた立体映像と、子供用の弱い視差の付いた立体映像を同時に提供することにより、一緒に楽しむことができる。
また、少ないチャンネル数の映像で複数の3次元映像を表示できるため、時分割で各チャンネルを順次表示する場合でも1チャンネル当たりに割り当てられる輝度を、従来に比べて上げることができる。例えば、2つの3次元映像を表示させる場合、特許文献1に記載の技術を適用すると時分割後の映像フレームの輝度が同じ映像を2次元表示させた場合の映像フレームの1/4となるが、本発明では同じ映像を2次元表示させた場合の映像フレームの1/3に抑えられる。
このように、本発明に係る映像出力装置では、できるだけ輝度を低下させず、少ない数(チャンネル数)の出力映像により、異なる視差量をもった複数の3次元映像を表示させてユーザに提供することが可能になる。
さらに、このように少ないチャンネル数の映像で複数の3次元映像を表現できるため、1枚の絵についてのコンテンツ作成を簡略化でき、より簡易なシステムでコンテンツ提供ができ、またコンテンツ作成時間も削減でき、コンテンツ作成後の映像確認も簡略化できる。つまり、本発明によれば、異なる視差量をもつ複数の3次元映像を有するコンテンツを作成する際にも、作成に要する作業量を減らし、効率良く作成することができる。
また、図1で例示したように、上記3次元映像出力部から出力された上記少なくとも3つの映像のうち、少なくとも1つの映像は、視差量が異なる複数(少なくとも2つ)の3次元映像を表示させるための一方の片眼用映像として、共通に用いられる。一方で、上記複数の3次元映像を表示させるための他方の片眼用映像は、お互いに異なる視差量をもった映像が用いられる。つまり、ある3次元映像表示用の他方の片眼用映像と、他の3次元映像表示用の他方の片眼用映像とは、お互いに異なる視差量をもっている。
なお、同時に表示させる視差量が異なる3次元映像の全てにおいて、他の視差量の3次元映像とで共通の片眼用映像を用いる必要は必ずしもなく、つまり他の3次元映像と全く共通しない左眼用映像と右眼用映像とから表示させる3次元映像が表示できてもよい。また、上記ある3次元映像表示用の他方の片眼用映像が、さらに別の3次元映像表示用の左右いずれかの映像と共通の映像であるか否かは、問わず、左右共に共通の映像でなければ視差量の異なる3次元映像の表示ができる。
このように、3次元映像表示に用いる片眼用映像として、他の3次元映像表示用と共通の映像を用い、少なくとも3つの映像のうち2つの映像(うち1つは共通の映像)を取り出して少なくとも2種類の立体感をもつ少なくとも2つの3次元映像を表示させることにより、できるだけ輝度を低下させず少ないチャンネル数の出力映像とすることができる。そして、異なる視差量をもつ3次元映像の数を増やし共通の映像を増やすごとに必要な3次元映像の数に対してチャンネル数を減らすことができる。
図2は、本発明に係る映像出力装置の一構成例を示すブロック図である。図2で例示する映像出力装置2は、上記3次元映像出力部の一例として、次に説明する3次元映像出力部20を備える。ここでは、簡単のため、出力する映像の数を3つにして説明する。
3次元映像出力部20は、第1〜第3フレーム入力部21〜23、プロジェクタ部24、及び出力映像セレクタ25を有する。第1〜第3フレーム入力部21〜23は3つの映像をプロジェクタ部24に出力するために設けられる。それぞれのフレーム入力部21〜23は、外部から入力される3つの異なる視差量をもつ映像をそれぞれ取得しプロジェクタ部24に出力する。そして、3次元映像出力部20は、3つの映像として、第1〜第3フレーム入力部21〜23からそれぞれ入力された第1〜第3の映像フレームを順次、出力映像セレクタ25で選択してプロジェクタ部24でスクリーンSSに投影する。
プロジェクタ部24は、上記3つの映像を投射によりスクリーンに出力するためのプロジェクタの一例である。プロジェクタ(投射型表示装置)としては、液晶プロジェクタ、DLP(Digital Light Processing;登録商標、以下省略)プロジェクタ、LCOS(Liquid Crystal On Silicon)プロジェクタなどが挙げられる。ここで、プロジェクタ部24はフロントプロジェクタであるが、プロジェクタと表示デバイスとを有する装置と解釈できるリアプロジェクタにも、本発明は適用できる。
このように、3次元映像出力部20は、異なる視差量をもった3枚の映像フレームを順次(時分割方式、つまりフレームシーケンシャル方式で)出力する。そして、上記3つの映像フレームのうち、1つの映像フレームは、視差量が異なる2つの3次元映像を表示させるための一方の片眼用映像フレームとして共通に用いられ、上記2つの3次元映像を表示させるための他方の片眼用映像フレームは、お互いに異なる視差量をもった映像フレームが用いられる。
また、映像出力装置2は、メガネ制御部26を備える。メガネ制御部26は、制御信号送信部の一例であり、有線、赤外線パルス、無線通信などによって、専用メガネ1に制御信号を送り、専用メガネ1(図1の専用メガネ1a,1bに対応)におけるアクティブシャッタの開閉を制御する。
上記制御信号は、アクティブシャッタ方式の3次元映像視認用メガネにおける左眼、右眼のアクティブシャッタの開閉を、上記3つの映像フレームのいずれが選択されているかに応じて制御する信号であり、出力映像セレクタ25での上述の選択に同期させて、専用メガネ1の左眼用シャッタ11、右眼用シャッタ12を開閉させるような信号となっている。
専用メガネ1では、その制御部10において、上記制御信号に基づき左眼用シャッタ11、右眼用シャッタ12の開閉を制御する。より具体的に説明すると、まず、フレームf0の表示中はユーザA,B双方の右眼用シャッタ12を開け左眼用シャッタ11を閉じる。次いで、フレームf1の表示中は、ユーザAの右眼用シャッタ12を閉じ左眼用シャッタ11を開け、ユーザBの左右双方のシャッタ11,12を閉じておく。次いで、フレームf2の表示中は、ユーザAの左右双方のシャッタ11,12を閉じ、ユーザBの右眼用シャッタ12を閉じ左眼用シャッタ11を開く。
これにより、ユーザAにはフレームf0とフレームf1で立体視を行うことができ、ユーザBはフレームf0とフレームf2で立体視を行うことができ、結果としてユーザA,BはスクリーンSSに投影された映像を視差量が異なる3次元映像として視認することができるようになる。
また、図2の映像出力装置2で例示したように、本発明に係る映像出力装置は視差量調整部27を備えることが好ましい。この視差量調整部27は、3次元映像出力部20から出力される上記3つの映像における、それぞれの映像間の視差量を調整する。例えば、図1における映像フレームf0,f1,f2のうち映像フレームf0に対する映像フレームf2の視差量だけ調整できるようにしておいてもよいし、全ての視差量を調整できるように、つまり映像フレームf0に対する映像フレームf1の視差量も調整できるようにしておいてもよい。例えば映像フレームf2について調整される場合には、例えば第3フレーム入力部23で視差量をその調整量に基づき変更してから後段に出力するようにすればよい。
また、基準フレームである映像フレームf0の視差量を含めて他の映像フレームの視差量を調整可能とすることもできる。この場合、複数のユーザに対して同時に視差量を調整したいときに、基準フレームの視差量だけを調整すれば全てのユーザの視差量を一度に調整できるという利点がある。
なお、視差量調整部27やメガネ制御部26は図示しない主制御部によって制御されればよく、視差量調整部27には、リモートコントローラやその信号を受信する受信部などを含むユーザインターフェースを備えておけばよく、また調整後の視差量もそのコンテンツを表示中は若しくは再調整するまで半永久的に保持しておいてもよい。
図3は、本発明に係る映像出力装置の他の構成例を示すブロック図である。図3で例示する映像出力装置3は、上記3次元映像出力部の一例として、次に説明する3次元映像出力部30を備える。ここでも、簡単のため、出力する映像の数を3つにして説明する。
図3で例示する映像出力装置3は、テレビ装置やモニタ装置などである。そのため、映像出力装置3における3次元映像出力部30は、上記3つの映像を出力するための表示画面を有する表示デバイスを有する。図2における表示パネル34はこの表示デバイスの一例である。映像出力装置3は、その他に第1〜第3フレーム入力部31〜33、出力映像セレクタ35、メガネ制御部36、及び視差量調整部37を備える。
映像出力装置3は、基本的に図2の映像出力装置2におけるプロジェクタ部24が表示パネル34に変わった構成であり、他の構成についての説明は省略する。このような構成においても、図1及び図2で説明した映像出力装置と同様にして上記3つの映像を出力し、専用メガネを介し3次元映像を異なる視差量で複数のユーザに視認させるため、同様の効果を奏する。
図4は、本発明に係る映像出力装置における3次元表示の他の例を説明するための模式図である。図1〜図3では基本的に出力する映像の数を3つにして説明したが、4つ以上の一例として4つの場合を説明する。
図4で示すように、図1の映像フレームf0,f1,f2に加えて、ユーザC用に映像フレームf3を追加することもでき、これにより視差量の異なる3つの3次元映像が提供できる。つまり、この例では、図1を参照しながら説明した例に比べより多くの3次元映像が同時に提供できる。また、図2や図3で説明した視差量調整部27や視差量調整部37を具備する場合、図1のような3つの映像フレームを用いる場合(調整対象が2つの視差量)に比べ、図4の例では、調整対象を3つの視差量まで増やすことができる。無論、例えば3つ目の3次元映像だけ子供用として調整可能にしておいてもよい。
ここで説明した映像フレームの割り当てに限らず、映像フレームf0〜f4は任意の2つにより異なる視差量の3次元映像を提供することができる。また、共通の映像フレームも、映像フレームf0だけとしているが、ユーザAとユーザBとで映像フレームf1を共通とし、且つユーザBとユーザCとで映像フレームf2を共通とするなど、共通の映像フレームの採用方法は任意である。さらに、各映像フレームの中からどの視差量をもつ映像フレームを組み合わせるかをユーザが選択できるようにしてもよい。この選択は、視差量調整部27あるいは視差量調整部37の調整手段の一つとして設けてもよいし、図示しない視差量選択手段として独立して設けてもよい。
図5は、本発明に係る映像出力装置における3次元表示の他の例を説明するための模式図である。図5で例示する3次元表示は、波長分割方式(波長分離方式、色分光方式などとも呼ばれる)によりユーザに立体視させるものである。
この例では上記3次元映像出力部が波長分割方式により3次元映像の出力を行うため、上記少なくとも3つの映像はそれぞれ他の映像(当然、上記少なくとも3つの映像のいずれか)とは異なる波長帯域で構成される。さらに、上記3次元映像出力部は、上記少なくとも3つの映像として少なくとも3枚の映像フレームを順次出力するものとする。つまり、上記3次元映像出力部は、1色につき少なくとも3つの異なる波長帯域の映像を、それぞれ少なくとも3枚の映像フレームとして順次出力する。
図5の例では、図5(A)に示すRGBでなる元の2次元映像フレームに対し、図5(B)に示すように各色3つの波長帯域に分け、多層膜の円盤型回転フィルタなどにより透過させる波長を切り替えることで出力する。例えば1色につき3つの異なる波長帯域の映像(無論、全色について)を出力するようにしておく。但し、この方式では、映像出力の際に、画素信号の強度(画素値)の調整が施されていることが好ましい。
波長帯域の例を挙げる。例えばInfitec社では、1つの3次元映像の表示のために、左眼用に、赤629nm、緑532nm、青446nm、右眼用に、赤615nm、緑518nm、青432nmを用いている。これに対し、本発明においては、2つの3次元映像の表示の例を挙げると、例えば、2つの3次元映像の右眼用に共通に、赤615nm、緑518nm、青432nmを用い、一方の3次元映像の左眼用に、赤622nm、緑525nm、青439nm、他方の3次元映像の左眼用に、赤629nm、緑532nm、青446nmを用いるなどすればよい。
また、この方式で用いる専用メガネは、波長分割方式の3次元映像視認用メガネ(分光フィルタ付きメガネ)であり、上記少なくとも3つの映像のうち左眼用の1つの映像と右眼用の1つの映像と(一方は共通の映像として用いられる映像)をそれぞれ左眼用、右眼用のフィルタで透過させることで、3次元映像をユーザに視認させる。
そして、各波長帯域のセットに合った専用メガネ(分光フィルタ付きメガネ)により、図5(C)に示す波長帯域のセットR0G0B0、図5(D)に示すセットR1G1B1、図5(E)に示すセットR2G2B2を、それぞれ例えばユーザA,Bの右眼用、ユーザAの左眼用、ユーザBの左眼用として透過させればよい。
このような方式を採用可能な装置構成例としては、図6の構成例が挙げられる。図6で例示する映像出力装置2aは、図2、図3の構成例と比べてメガネ制御部がないことが異なる。また、映像出力装置2aにおける出力映像セレクタ25は、上記多層膜の円盤型回転フィルタに相当する。また、専用メガネ5は左目用、右目用にそれぞれ分光フィルタを用いる、いわゆるパッシブ方式のメガネである点で、図2や図3の専用メガネ1と異なる。そして、映像出力装置2aは、図5(C),(D),(E)に示す波長帯域のセットR0G0B0、セットR1G1B1、セットR2G2B2の順に、3枚の映像フレームとして順次出力するように構成すればよい。この方式は、Dolby 3D(Dolby、Dolby 3Dは登録商標)として知られる方式であり、波長分割方式で、且つ上記多層膜の円盤型回転フィルタにより左眼用と右眼用の映像を交互にスクリーンに投射する方式で、1つのプロジェクタ部、つまり1つの投射レンズをもった1台のプロジェクタにより立体視できる。
なお、Dolby3Dのように多層膜の円盤型回転フィルタを用いて左目用と右目用の映像を交互にスクリーンに投射する方式は、上記3次元映像出力部が上記少なくとも3つの映像として少なくとも3枚の映像フレームを順次出力する構成の一例であるが、このような構成を採用しなくても、最も単純な例として代わりに単に波長分割方式を採用するだけでもよい。その場合、プロジェクタへの適用する際には、例えば上記3つの波長帯域セット用に3つのプロジェクタ部、つまり、3つの投射レンズを有するように構成するとよい。
また、図6の構成例では、第1〜第3フレーム入力部21〜23において各色、3つの異なる波長帯域を有する(発光の色をRGBの3色とすると合計で9つの異なる波長帯域を有する)ような第1〜第3フレームが入力される点が、図2、図3の構成例と異なる。また、専用メガネ5も上述したように、図2や図3のそれと異なるが、これについては図7で説明する専用メガネ5と同じである。
また、波長分割方式では、一般的に図6に示すようなプロジェクタを有する構成が採用されるが、表示画面を有する表示デバイスを備えた映像出力装置にも適用できる。元々各色用のカラーフィルタとして異なる波長帯域を通すようなフィルタを用意しておけばよく、例えばRの場合、R0を透過するカラーフィルタとR1を透過するカラーフィルタとR3を透過するカラーフィルタとをRに対応する画素ごとに並べて配置し、GやBについても同様に対応する画素ごとに異なる波長帯域を通すようなフィルタを並べて配置した液晶パネルを用いるなどすればよい。また、波長分割方式では、リアプロジェクタにも適用できる。
図7は、本発明に係る映像出力装置の他の構成例を示すブロック図である。図7で例示する映像出力装置4は、上記3次元映像出力部の一例として、次に説明する3次元映像出力部40を備える。ここでも、簡単のため、出力する映像の数を3つにして説明する。
図7で例示する映像出力装置4は、プロジェクタであり、第1〜第3フレーム入力部41〜43、プロジェクタ部44、合成部45、及び視差量調整部47を備える。説明の簡略化のため、図6で図示するものと基本的の構成要素についてはその説明を省略する。
映像出力装置4が具備する3次元映像出力部40は、図5で説明したように視差分割方式を用い、上記3つの映像はそれぞれ他の映像とは異なる波長帯域で構成されるものの、上記3つの映像として1枚の映像フレームを同時出力する。そのため、第1,第2,第3フレーム入力部41,42,43はそれぞれ例えば図5(C),(D),(E)に示す波長帯域セットを合成部45に出力するように構成され、合成部45はそれらを合成して図5(B)で示すような状態の1枚の映像フレームとしてプロジェクタ部44に出力する。プロジェクタ部44はその映像フレームをスクリーンに投影する。
一方で、専用メガネ5は、左眼用フィルタ51及び右眼用フィルタ52を有する。フィルタ51,52は共に、上述した分光フィルタである。視差量調整部47は図2や図3で説明したものと基本的に同様である。また、例えば2つの3次元映像が視聴可能となっていれば、2種類の波長帯域セットに対応できる2つの専用メガネ5を用意しておき、必要に応じてユーザが付け替えればよい。なお、この方式でも、表示画面を有する表示デバイスを備えた映像出力装置やリアプロジェクタにも適用できる。
以上の説明では、フレーム入力部で例示したように、元々上記少なくとも3つの映像が存在していることを前提に説明した。しかし、本発明に係る映像出力装置は、上記3次元映像出力部に入力するための上記少なくとも3つの映像を、1枚の2次元表示用の映像フレームから生成する映像変換部を備えるように構成してもよい。この映像変換部で生成された視差量をもった映像を、上記少なくとも3つの映像として上記3次元映像出力部に入力すれば同様の3次元表示が可能である。また、1つの視差量をもった従来の3次元映像用の映像フレームから上記少なくとも3つの映像を生成する映像変換部を備えるように構成してもよい。
また、以上、本発明に係る映像出力装置は、表示画面を有する表示デバイス、若しくはプロジェクタを備えることを前提に説明したが、これらのいずれかを外部接続する装置であってもよい。そのため、3次元映像出力部は、上記映像出力装置に接続される表示画面を有する表示デバイス若しくは上記映像出力装置に接続されるプロジェクタに、上記少なくとも3つの映像を出力する外部出力部を有するように構成すればよい。外部出力部としては、外部出力端子や外部出力用の無線通信部などが挙げられる。このような映像出力装置としては、レコーダ、プレーヤ、チューナ、STB等の映像再生装置等が挙げられるが、これらに限定されるものではない。
例えば図1〜図3を参照して説明した構成例では、このような映像再生装置にフレームシーケンシャルで表示する表示装置やプロジェクタを接続すれば同様に、アクティブシャッタ方式の3次元映像視認用メガネにより3次元映像を視認できる。また、図5〜図7で説明した構成例においても、このような映像再生装置に表示装置やプロジェクタを接続すれば同様に、波長分割方式の3次元映像視認用メガネ(分光フィルタ機能付きメガネ)により3次元映像を視認できる。
また、以上の説明では、3次元映像を時分割方式又は波長分割方式で出力して立体視させることを前提に説明したが、例えば偏光方式など、他の方式で立体視させることも可能である。
偏光方式への適用について説明すると、上記3次元映像出力部は、上記少なくとも3つの映像として、異なる視差量をもった振動面が少なくとも3方向に偏光した1枚の映像フレームを同時に出力するように構成すればよい。また、この偏光方式では、1枚の映像フレームとして同時に出力するためには光学的に映像フレームを合成する必要があるため、縞模様状又は格子状に偏光方向を少なくとも3方向に等間隔の角度で傾けた偏光フィルタを貼り付けた表示デバイスを備えるか、若しくはそのような表示デバイスに接続されている必要がある。そして、パッシブ方式の3Dメガネの一つである偏光方式の3次元映像視認用メガネで左右で共に1方向の偏光した映像を透過させることで、3次元映像をユーザに視認させることができる。但し、偏光方式では、映像をある程度の精度で識別させて3次元映像を提供するために、偏光方向は少ない方がよく、4方向以上に偏光させるより3方向だけに偏光させることが好ましいが、3方向に限定するものではない。
また、偏光方式でも、3次元映像出力部から出力された上記少なくとも3つの映像のうち、少なくとも1つの映像は、視差量が異なる複数の3次元映像を表示させるための一方の片眼用映像として共通に用いればよい。
f0,f1,f2…映像フレーム、Ia,Ib…空間を示す矢印、1,1a,1b,5…専用メガネ、10,50…制御部、11…左眼用シャッタ、12…右眼用シャッタ、2,2a,3,4…映像出力装置、20,30,40…3次元映像出力部、21,31,41…第1フレーム入力部、22,32,42…第2フレーム入力部、23,33,43…第3フレーム入力部、24,44…プロジェクタ部、25,35…出力映像セレクタ、26,36…メガネ制御部、27,37,47…視差量調整部、34…表示パネル、45…合成部、51…左眼用フィルタ、52…右眼用フィルタ。
Claims (13)
- 1つの映像と該1つの映像に対して異なる視差量をもった少なくとも2つの映像とを含む少なくとも3つの映像を出力する3次元映像出力部を備えたことを特徴とする映像出力装置。
- 前記3次元映像出力部から出力された前記少なくとも3つの映像のうち、少なくとも1つの映像は、視差量が異なる複数の3次元映像を表示させるための一方の片眼用映像として共通に用いられることを特徴とする請求項1に記載の映像出力装置。
- 前記3次元映像出力部は、前記少なくとも3つの映像として、少なくとも3枚の映像フレームを順次出力することを特徴とする請求項1又は2に記載の映像出力装置。
- アクティブシャッタ方式の3次元映像視認用メガネにおける左眼、右眼のアクティブシャッタの開閉を、前記少なくとも3つの映像フレームのうち左眼用の1つの映像フレームと右眼用の1つの映像フレームの表示タイミングに合うように制御する信号を送信する制御信号送信部をさらに備えたことを特徴とする請求項3に記載の映像出力装置。
- 前記3次元映像出力部は、前記少なくとも3つの映像として1枚の映像フレームを同時出力することを特徴とする請求項1又は2に記載の映像出力装置。
- 前記少なくとも3つの映像は、それぞれ他の映像とは異なる波長帯域で構成され、前記3次元映像出力部は、前記少なくとも3つの映像として少なくとも3枚の映像フレームを順次出力することを特徴とする請求項1又は2に記載の映像出力装置。
- 前記少なくとも3つの映像は、それぞれ他の映像とは異なる波長帯域で構成され、前記3次元映像出力部は、前記少なくとも3つの映像として1枚の映像フレームを同時出力することを特徴とする請求項1又は2に記載の映像出力装置。
- 前記少なくとも3つの映像のうち左眼用の1つの映像と右眼用の1つの映像とを、波長分割方式の3次元映像視認用メガネにより透過させることで、3次元映像をユーザに視認させることを特徴とする請求項6又は7に記載の映像出力装置。
- 前記3次元映像出力部から出力される前記少なくとも3つの映像における、それぞれの映像間の視差量を調整する視差量調整部をさらに備えたことを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の映像出力装置。
- 前記3次元映像出力部に入力するための前記少なくとも3つの映像を、1枚の2次元表示用の映像フレームから、若しくは1つの視差量をもった3次元映像フレームから生成する映像変換部をさらに備えたことを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載の映像出力装置。
- 前記3次元映像出力部は、前記少なくとも3つの映像を出力するための表示画面を有する表示デバイスを有することを特徴とする請求項1〜10のいずれか1項に記載の映像出力装置。
- 前記3次元映像出力部は、前記少なくとも3つの映像を投射によりスクリーンに出力するためのプロジェクタを有することを特徴とする請求項1〜10のいずれか1項に記載の映像出力装置。
- 前記3次元映像出力部は、前記映像出力装置に接続される、表示画面を有する表示デバイス若しくはプロジェクタに、前記少なくとも3つの映像を出力する外部出力部を有することを特徴とする請求項1〜10のいずれか1項に記載の映像出力装置。
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2011
- 2011-02-08 JP JP2011024530A patent/JP2012165218A/ja not_active Withdrawn
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