JP2014527699A - 光源、光合成装置、および光源付投影装置 - Google Patents

光源、光合成装置、および光源付投影装置 Download PDF

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Abstract

光源が、異なる入射方向の第1発光源(310)と第2発光源(340)からの入射光を案内して、入射光の2つの光路を組み合わせて第1光路から放出される1つの放出光路とする光結合器を具える。光結合器は、第2発光源(340)からの光を案内して第1光路へと収束するとともに、第1発光源(310)からの光の一部を第1光路に入るのを妨げる案内部(330)を具え、妨げられた光の部分の光束は第1光路に入る第1発光源(310)からの光の光束より少ない。この光源は、効果的に費用を低減し、良好な熱拡散効率が得られ、特に投影装置に適している。【選択図】図2

Description

本発明は光源技術に関し、特に、複数の発光源からの光ビームを組み合わせる構造および装置に関する。
光源技術の発展により、光源に用いられる単一の発光源では要求を果たせなくなった。特に固体光源の発展により、発光ダイオード(LED,Light Emitting Diode)や半導体レーザ(LD、Laser Diode)は、ますます照明やディスプレイ産業で用いられ、複数の光源がアレイとして構成されたものが、LEDアレイまたはLDアレイとして高出力光源に用いられる。これらの発光源は組み合わさって光源の高出力光を構成する。しかしながら、プロジェクションディスプレイなどいくつかの応用例では高輝度の光源が必要となる。LEDアレイのみが用いられる場合、費用は低くなるが輝度は主流のプロジェクションディスプレイの要求を満たさない。LDアレイのみを用いる場合、輝度は高くなるが費用がかかりすぎる。したがって、光源に発光ダイオードと半導体レーザを一緒に利用できれば、要求を満たす輝度が得られるとともに、半導体レーザのみを用いる場合に比べて費用も競争力があり、この光源は実践応用に良好な潜在性を有している。
空間内での光の範囲と角度分布を説明するのにエタンデュ(Etendue)が用いられる。光源の平均輝度は、光源の光束を光源のエンタデュで割ったものに等しい。2つの発光源の光束が同じであり、2つのエタンデュも等しい場合(例えば2つの同じLED光源のように)、これら2つの発光源から光が幾何学方式(geometric manner)で合成されると、合計の光束は単一の発光源の光束の2倍となり、合成光のエタンデュも単一の発光源のエタンデュの2倍の大きさとなり、結果として合成光と単一の発光源の輝度の差はなくなる。
例えば発光ダイオードとレーザダイオードのように、2つの発光源の輝度が異なる場合、上記のエタンデュに基づく方法はまた、これら2つの発光源が組み合わさった場合の分析にも用いることができる。発光ダイオードの光束がΦ、エタンデュが0.01Eとすると、平均輝度は100Φ/Eとなる。このため、上述した発光ダイオードとレーザダイオードを組み合わせると、合計の光束は2Φでエタンデュが1.01Eとなり、平均輝度は1.98Φ/Eとなる。合成光の輝度は、発光ダイオードとレーザダイオードの光を組み合わせることにより増大する。複数の照明装置を同じ方向、同じ空間に配置することにより光の組み合わせを得ることができる。例えば中国特許出願番号200810065453.7にうは混合パッケージされた光源が開示され、これは複数のLEDと複数のLDを用いて混合アレイを構成し、プロジェクションディスプレイ用の高輝度光源を提供する。
2つの発光源の波長が異なる場合、他の方法、例えば波長ベース結合方法(wavelength-based coupling method)を利用可能であり、これは二色フィルタで異なる方向からの発光源の光を組み合わせるものである。図1に示すように、この光結合方法を用いた光源では、発光源が2つの異なる波長の光を有し、これらがそれぞれ二色フィルタで反射および伝送される。このため、図示するように、ピーク波長が420ナノメートルのLEDと複数アレイ2と、ピーク波長が465ナノメートルのLEDアレイ1とが二色フィルタの両側に配置されて、光が組み合わされる。既存技術においてこの方法は通常、混合白色光または有色光を生成するのに用いられる。ピーク波長が420ナノメートルのLEDアレイの光束をΦ、エタンデュをEとすると、平均輝度はΦ/Eであり、またピーク波長が465ナノメートルのLEDアレイの光束をΦ、エタンデュをEとすると、平均輝度はΦ/Eである。2種類の発光ダイオードを組み合わせると、合計の光束は2Φ、合計のエタンデュはEであり、したがって平均輝度は2Φ/Eとなる。スペクトルが重ならない2つの光を二色フィルタで組み合わせることができ、合成光のエタンデュは一方の光のエタンデュと同じであり、平均輝度は一方の光の平均輝度の2倍となる。
上述した第1の方法は、同色の光の混合に利用可能で、また異なる色の混合にも利用可能であるが、この方法の有意な不利益は発光ダイオードとレーザダイオードの平行なパッケージが必要であり、高輝度を保証するために発光源の高密度アレイが必要であることである。高温下ではレーザダイオードの寿命と信頼性が顕著に劣化するため、通常はレーザダイオードのヒートシンク温度を制御するために半導体クーラーを必要とする。レーザダイオードと発光ダイオードが隣り合わせに納められた場合、レーザダイオードの温度が上昇し、当該レーザダイオードの寿命と信頼性を保証すべく半導体クーラーが光源全体について必要となり、これにより費用と消費電力が顕著に増大してしまう。したがって、この光結合方法は経済的ではなく電力効率が悪い。第2の方法は第1の方法の不利益を克服するが、異なる光の組み合わせにのみ利用可能であり、また二色フィルタは費用を増大させる。
本発明が解消すべき主な技術的課題は、従来技術の不利益を克服することと、異なる光源からの同色または異色の光を新規な光結合方法を用いて高輝度の合成光を構成する光源およびその光結合器を提供することである。
本発明の技術スキームは、第1発光源および第2発光源を有する光源と、前記第1発光源と第2発光源からの光を組み合わせて第1光路に沿った出力光とする光結合器とを具え、特に、前記光結合器は前記第2発光源からの光を前記第1光路に案内する光案内部を具え、当該光案内部は前記第1発光源からの光の一部が前記第1光路に入るのをブロックし、当該ブロックされた光の部分の光束は前記光結合器を通って前記第1光路に入る第1光源からの光の光束よりも少ない。
特に、上記技術スキームでは、前記第1発光源からの光のブロックされた部分の光束は、前記光結合器を通って前記第1光路に入る第1光源からの光の光束の1/5未満である。
前記第1発光源のエタンデュは、前記第2発光源のエタンデュより大きい。特に、前記第1発光源は発光ダイオードを有し、前記第2発光源は半導体レーザを有する。
前記光結合器は、光透過器と、当該光透過器に取り付けられた1以上の光反射器とを具え、第1発光源からの光は前記光透過器に第1の側から入射して光反射器とは別の部分を通って前記第1光路に入り、前記光案内部が前記光反射器を具え、前記第1発光源からの光の一部が前記光反射器に反射されて前記第1光路に入るのが遮られ、前記第2発光源から光が前記光透過器の第2の側から前記光反射器に入射して当該光反射器によって前記第1光路へと反射される。前記光透過器は光透過板を有し、当該光透過器に取り付けられた光反射器は光反射板、反射プレート、反射ミラーまたはプリズムを有し、あるいは前記光透過器が傾斜面が互いに接着された2つのプリズムを有し、前記光透過器に取り付けられた光反射器はこれら2つのプリズムの傾斜面の非接着部分である。
あるいは、前記光結合器は、光反射器と、当該光反射器上に形成された1以上の光透過器を具え、第2の発光源からの光は前記光反射器に第1の側から入射して前記光透過器とは別の部分により反射されて前記第1光路に入り、前記光案内部が前記光透過器を具え、前記第1発光源からの光の一部が前記光透過器を通って前記第1光路に入るのが妨げられ、前記第2発光源からの光が前記光反射器の第2の側から前記光透過器に入射して前記第1光路に入る。前記光反射器は、光反射板、反射プレート、または反射鏡を具え、前記光透過器は前記光反射器に貫通穴または光透過穴を具え、あるいは前記光反射器は第1プリズムを具え、前記光透過器は第2プリズムを具え、その傾斜面が前記第1プリズムの傾斜面の一部に接着されている。
あるいは、光結合器は湾曲した反射カップと、当該反射カップに形成された1以上の貫通穴または光透過穴とを具え、前記第1の発光源からの光は前記反射カップに第1の側から入り、前記貫通穴または光透過穴とは別の部分により反射されて前記第1光路に入り、前記光案内部が前記貫通穴または光透過穴を有し、前記第1発光源からの光の一部が前記貫通穴または透過穴を通って前記第1光路に入るのが遮られ、前記第2発光源からの光が前記貫通穴または透過穴に前記反射カップの第2の側から入射して前記第1光路に入る。貫通穴または光透過穴を通った後、第2発光源からの光は第1発光源の発光面に入射し、これによって拡散して第1光路に入る。光源が集光部も有する場合、反射カップは半楕円形であり、第1発光源の発光面と集光部の入口はそれぞれ反射カップの異なる焦点に配置され、あるいは反射カップが半球形であり、前記第1発光源の発光面と集光部の入口がそれぞれ反射カップの球面中心に近い2つの対称点に配置される。あるいは、光源が集光部も有する場合、第2発光源の光が貫通穴または光透過穴を通った後に集光部の入口に入射し、ここで反射カップは半楕円形であり、第1発光源の発光面と前記集光部の入口はそれぞれ前記反射カップの異なる焦点に配置され、あるいは前記反射カップが半球形であり、第1発光源の発光面と前記集光部の入口はそれぞれ前記反射カップの球面中心に近い2つの対称点に配置される。
あるいは、光結合器が、内部が空洞で反射側面を有し当該側面に1以上の貫通穴または光透過穴が形成された光案内器を具え、第1光源からの光が前記光案内器にその第1の端部から入って前記側面における前記貫通穴または光透過穴以外の部分に反射されて第2の端部に向かい前記第1光路に入り、前記光案内部は前記貫通穴または光透過穴であり、第1発光源からの光の一部は前記貫通穴または透過穴を通ることにより第1光路に入るのが遮られ、前記第2発光源からの光は前記貫通穴または透過穴を通って前記光案内器の前記側面に入射し、当該側面に反射して前記光案内器の第2の端部の方に伝搬して前記第1光路に入る。
あるいは、光結合器が、反射側面と、当該側面に形成された1以上のくさび形の反射部とを具え、第1発光源から光が前記光案内器にその第1反歩から入射して前記側面における前記くさび形の反射部によって取られていない部分により第2の端部へと反射されて前記第1光路へと入り、前記光案内部は前記くさび形の反射部であり、前記第1発光源からの光の一部は前記くさび形の反射部により反射されて前記第1光路へと入るのが遮られ、前記第2発光源からの光は前記くさび形の反射部に入射してこれに反射されて前記光案内器の内側に入り、前記光案内器の第2の端部へと伝搬して前記第1光路へと入る。前記光案内器の内部は空洞で、前記くさび形の反射部が中実のくさび形反射部であり、あるいは光案内器が中実で、くさび形反射部がくさび形の反射溝である。
上記の技術スキームでは、光案内器は光混合ロッドである。
本発明の技術スキームはまた、第1発光源と第2発光源を有する光源を提供し、これらからの光が組み合わされ第1光路に沿った出力光となり、前記第1発光源は、アレイとして配置された複数の発光器で構成された発光モジュールを備え、当該発光モジュールは1以上の貫通穴を有し、前記第2発光源からの光は前記発光モジュールの発光面の反対側から前記貫通穴へと入射して前記第1光路へと入り、ここで前記貫通穴の面積は前記発光モジュールの発光面より小さい。特に、前記貫通穴の面積は、前記発光モジュールの発光面の面積の1/5未満である。第1発光源の発光器は発光ダイオードを含み、第2発光源は半導体レーザまたは半導体レーザアレイを含む。
本発明の技術スキームはまた光源を提供するものであり、特に、第1発光源の発光面が粗面構造を有し、第2発光源からの光が当該粗面構造に入射してこれにより拡散されて第1光路へと入り、これにより光源の出力光の第1光路を形成し、前記第1発光源からの光の一部は前記第2発光源の入射光路により遮られて前記第1光路に入らず、この遮られた部分の光束は、前記第1光路に入った第1発光源からの光の光束より少ない。特に、第2光源のエタンデュは、第1光源のエタンデュの1/5未満である。第1発光源は発光ダイオードを含み、第2発光源は半導体レーザを含む。さらに、第2発光源の光を第1発光源の粗面構造へと反射するため前記第2発光源の入射光路内に反射器があり、前記第1発光源からの光の一部が当該反射器に反射されることにより前記第1光路へと入るのが遮られ、この反射された光の部分の光束は、第1発光器から前記第1光路に入る光の光束の1/5未満である。光源が集光部を有する場合、第1発光源の発光面は集光部の入口に配置される。
上記の技術スキームでは、第1発光源からと第2発光源からの光は同色である。
さらに、本発明の技術スキームはまた、異なる入射角の第1入射光と第2入射光を案内して第1光路に沿った出力光へと組み合わせる光結合器を提供するものであり、特に、この光結合器は前記第2の入射光を前記第1光路に入るように案内するとともに前記第1入射光の一部が前記第1光路に入るのを遮る光案内部を有し、遮られた光の部分の光束は前記第1光路に入る第1入射光からの光の光束より少ない。特に、遮られた光の部分の光束は、第1光路に入る第1入射光からの光の1/5未満である。
特に、光結合器は、光案内部として光透過器と当該光透過器に取り付けられた1以上の光反射器とを有し、前記第1入射光は前記光透過器に入射してその光反射器と異なる部分を通過して前記第1光路に入る。あるいは、前記光結合器が、光案内部として光反射器と当該光反射器上に形成された1以上の光透過器とを具え、第1入射光が前記光反射器に入射してその光透過器と異なる部分に反射されて前記第1光路に入る。あるいは、光結合器が、光案内部として湾曲した反射カップと当該反射カップ上に形成された1以上の貫通穴または光透過圧とを具え、第1入射光波前記反射カップに入射してその貫通穴または光透過穴以外の部分に反射されて前記第1光路に入る。あるいは、光結合器は、内部が空洞で、反射側面と、これらの側面に形成された貫通穴または光透過穴とを有する光案内器を具え、第1入射光波前記光案内器に第1の端部から入射して前記側面の貫通穴または光透過穴以外の部分により第2の端部へと反射される。あるいは光結合器は、光案内部として、反射側面と当該側面上に形成された1以上のくさび形反射部とを具え、前記第1入射光が前記光案内部に第1の端部から入射し前記側面の前記くさび形反射部以外の部分により第2の端部へと反射され、前記第1光路に入る。
本発明の技術スキームはさらに投影装置を提供し、特に上述した光源を有する投影装置を提供するものである。
二色フィルタを用いるものと比較して、幾何学的方法を用いて光を組み合わせると、光路が簡単となり、光学部材の製造が容易となる。特に、同色の光を組み合わせて廉価で高輝度光が得られ、異なる色や主たる周波数が異なる光を組み合わせると、異なる色の光の輝度を制御して合成光のさらなる色調整の自由度が得られる。さらに、上述した技術スキームにより光源の熱拡散が確保される。
図1は、光を組み合わせるための従来の波長結合方法の概要図である。 図2は、本発明の光源の一実施例の概要図である。 図3は、図2の結合光ビームの断面図である。 図4は、本発明の光源の別の実施例の概要図である。 図5は、本発明の光源の別の実施例の概要図である。 図6は、本発明の光源の別の実施例の概要図である。 図7は、本発明の光源の別の実施例の概要図である。 図8は、本発明の光源の別の実施例の概要図である。 図9は、本発明の光源の別の実施例の概要図である。 図10は、本発明の光源の別の実施例の概要図である。 図11は、本発明の光源の別の実施例の概要図である。 図12は、本発明の光源の別の実施例の概要図である。 図13は、本発明の光源の別の実施例の概要図である。 図14は、本発明の光源の別の実施例の概要図である。 図15は、本発明の光源の別の実施例の概要図である。
図面を参照しながら本発明の好適な実施例を詳細に説明する。上述の技術的課題を解決するために、本発明の基本的な理念は、輝度が異なり独立したパッケージの2つの独立した発光源、電源、および熱拡散システムを設けて、2つの発光源からの光ビームを特定の光学方法で組み合わせて、2つの発光源のうちの輝度の低い方より輝度の高い合成光を得ることにある。2つの発光源のスペクトルを非オーバーラップさせる必要がなく、光結合のコストを低減するため、二色フィルタは用いない。本発明のゴールに到達すべく、異なる発光源に異なる光学パラメータを有する光結合器を2つの発光源の間に追加する。明確に、最も単純な光結合器は特定の処理を施した透過プレートまたは反射プレートであり、すなわち部分的に光を反射する透過プレートか、部分的に光を透過する反射プレートを幾何学的様式で光を分離させることにより得る。理論的には、2つの発光源の光ビームは完全に組み合わされ、合成光の光束は2つの発光源の光束を足したものであり、合成光のエタンデュは2つの発光源のエタンデュを足したものである。しかしながら実際は、光ビームのエッジが非常にシャープにならないため、2つの発光源から光ビームを完全に組み合わせるのは難しい。また、2つの発光源の光ビームは通常円形または楕円形であり、完全に組み合わせることができない。本発明では、下流アプリケーション用の光源からの光ビームの形と均一性の重要度を考慮すると、2つの発光源感のエタンデュの差を利用することにより、エタンデュの大きな発光源からの光の大部分とエタンデュの小さな発光源からの光の全部が光結合器で組み合わせる。エタンデュが大きい発光源からの光の少量が損なわれるが、エタンデュの小さな発光源(高輝度の発光源)からの光は全部が用いられ、組み合わされた光の光束の合計は2つの発光源の光束の合計よりは小さいが近くなる。結合光の形は、エタンデュの大きな発光源のものと同一となり、図2に示すように、エタンデュの小さな発光源(レーザダイオードのような高輝度発光源)からの光が、エタンデュの大きな発光源で生成される光ビームに組み合わされる。このため、組み合わさった光のエタンデュは、エタンデュの大きな発光源のエタンデュに近似する。
上述したエタンデュの概念を用いて、2つの発光源が発光ダイオードとレーザダイオードと仮定すると、発光ダイオードの光束はΦのとき、エタンデュがE、平均輝度はΦ/Eであり、レーザダイオードの光束もΦのとき、エタンデュは0.01E、平均輝度は100Φ/Eである。本発明の光結合器を用いると、発光ダイオードの輝度が均一である場合、発光ダイオードの光束の1%のみが失われ、レーザダイオードの光束Φが完全に保存される。したがって、合成光の光束の合計は1.99ΦでエタンデュがEとなり、平均輝度は1.99Φ/Eとなる。
本発明の光源のキーポイントは、空間内で異なる光の分散を用いることにより光結合器で光を組み合わせることにある。光源は2つの発光源310、340を有し、これらは限定しないが半導体レーザ(LD)や発光ダイオード(LED)といった照明産業で良好な照明装置を具えてもよい。2つの発光源はまた、アレイ状に配列された複数の照明装置で構成された発光モジュールを具えてもよい。この光結合器は、異なる入射角からくる2つの入射光を案内し、これらを組み合わせて出力光として第1光路に沿って放射するのに用いられる。本発明の光結合器は、第2入射光(例えば第2発光源からの光)を第1光路に案内する光案内部を具え、また光案内部は第1発光源からの光の一部を第1光路に入るのを遮り、この遮られた光の部分の光束は第1光路に入る第1発光源からの光の光束より小さい。
図2を参照すると、本発明の光源の一実施例の概要図が示されている。本発明では、光源は第1発光源310と、第2発光源340と、光透過器320と、当該光透過器320に取り付けられ光案内部として用いられる光反射器330とを具える。第1発光源310からの光は光透過器320に第1の側から入射して、光反射器330(有効光透過領域と称する。)以外の部分を通過して第1光路へ入り、第2の発光源340は前記光透過器320の第2の側から光反射器330に入射し、光反射器330に反射して第1光路に入る。本発明では、第1発光源310からの光の一部が光反射器330に反射されて、第1光路に入るのが遮られる。重要な点は、光案内部により遮られる領域と、第1入射光の遮られていない領域の比が小さいほど、換言すれば、光反射器330の領域に対する光透過器320の有効な光透過領域の比が大きいほど、光反射器330の反射による第1発光源310の光の損失の比が小さくなり、光の結合パフォーマンスが高くなる。試験によると、遮る領域は遮らない領域の1/5未満であるべきであり、特定の値は第2発光源のエタンデュに基づいて決定することができる。対応して、光反射器330の反射により第1発光源310の遮られた光の光束は、第1光路に入る第1発光源310の光の光束の1/5である。一般にLEDのエタンデュは大きく、LDのエタンデュは小さい。第1発光源のエタンデュを第2発光源のエタンデュより大きくすると、すなわち本実施例では第1発光源310がLEDで第2発光源340がLDであると、光反射器330の面積をできるだけ小さくしてもよい。さらに、図2に示す光源は、LD光源の発散角をLED光源に近づくように変更する光学デバイス350を具え、これにより光反射器330は有意に減少し光結合パフォーマンスが向上する。
図2に示す実施例では、光結合器は光透過器320と、当該光透過器320に取り付けられた光反射器330とを光案内部として具える。第1発光源310からの光(第1入射光)は第1の側から光透過器320に入射し、その光反射器330以外の部分を通過して第1光路に入る。第2発光源340からの光(第2入射光)は光透過器320の第2の側から光反射器330に入射し、光反射器に反射されて第1光路に入る。
特に、光透過器320は光透過板を具え、これは限定しないがガラス板またはプラスチック板であって両面に反射防止コーティングが施されたものである。光反射器330は光反射板、反射プレート、または反射ミラーを具え、これらは限定しないが、高反射コーティングしたガラス板またはプラスチックプレートである。LD光のコヒーレンスを除外すべく、粗構造を光反射器330の反射面に設けてもよい。
図3を参照すると、図2の合成光ビームの断面図が示されている。光スポット321が光透過器320を通る第1発光源310の光で構成され、光スポット321が光反射器330で反射された第2発光源340の光で構成される。スポット331に対してスポット331が大きくなるのが良好である。このため、光反射器330に対する光透過器320の面積比が大きいと良好である。実際には、第1発光源310は複数のLEDを具えるLEDモジュールであり、第2発光源340は複数のLDを具えるLDモジュールであり、従って、複数の光反射器330が光透過器320に取り付けられるべきである。
図4を参照すると、本発明の光源の別の実施例の概要図である。本実施例と図2の実施例の違いは、光反射器がプリズム430である点にある。プリズム430は完全内部反射により光を反射し、反射効率が高い。プリズム430の傾斜面が光反射器320に配置され、(必須ではないが)傾斜面と光透過器320の間に空隙を設けてプリズム430の合計内部反射条件を確保してもよい。粗構造をプリズム430の直角面に設けて、LD光のコヒーレンスを排除してもよい。さらに、反射コーティングをプリズム430の傾斜面に施して第2発光源340の光の反射を確実にしてもよい。
図5を参照すると、本発明の光源の別の実施例の概要図である。本実施例と図4の実施例のいくつかの違いは:光透過器が2つのプリズム510、520を具え、これらの傾斜面が互いに接着されていること、光反射器がおれら2つのプリズムの非接着部分(反射領域530)であること、反射領域530は光案内部として用いられることがある。特に、2つのプリズム510と520は、反射領域530以外の部分で接着剤により互いに接着されており(この部分の合計内部反射を破壊するため)、一方で反射領域530には空隙が確保されるか高反射コーティングが施される。このため、第1発光源310からの光の大部分が2つのプリズム510、520を通過可能であり、第2発光源340からの光が反射領域530で反射される。同様に、特に第2発光源340がLD光源である場合に、粗面構造をプリズム510の第2発光源340に面した直角面に設けてもよい。
上記実施例では、エタンデュが小さいLD光源からの光は実質的に損失がなく、光案内部によるエタンデュが大きいLED光源の損失は無視してよく、したがって光源の組み合わさった輝度が増大する。現在ではLED光源の輝度はLD光源よりはるかに低いが、LED光源の価格も同色のLDよりはるかに低いため、本発明は特に同色の2つの発光源からの光を組み合わせるのに適している。本発明の混成光源の輝度はLEDと複数のみを用いて光源の輝度より高く、同時にLDを用いた光源より価格が低い。他に示さない限り、光混合特性(第1および第2の発光源からの同色の光を組み合わせ混合すること)を本発明の他の光源の実施例にも適用可能である。
図6を参照すると、本発明の光源の別の実施例の概要図である。本実施例では、光源が第1発光源310と、第2発光源340と、光反射器610と、光案内部として用いられる光透過器630とを具える。第1発光部からの光(第1入射光)は光反射器に第1の側から入射し、光透過器以外の部分(有効反射領域)により反射されて第1光路に入る。第1発光部310からの光の一部は、光透過器630を通過することにより第1光路に入るのが遮られ、第2発光源340から光は光透過器630に光反射器610の第2の側から入射して第1光路に入る。図2の実施例と同様に、重要な点は、反射領域に対して、光案内部として作用するとともに第1入射光が通って第1光路に入射する非反射領域の割合が小さいほど、換言すると光透過器630の光透過領域に対する光反射器610の有効光反射領域の割合が大きいほど、第1発光源310の光のロスの割合が小さくなり光結合パフォーマンスが高くなる。同様に、非反射領域は反射領域の1/5未満とするべきであり、特定の値は第2発光源のエタンデュに基づいて決定することができる。光学デバイス350を用いて第2発光源340の発散角を調整して第1発光源310のものに近づけると、光透過器630の光透過領域を顕著に減らすことができる。
特に、光反射器610は光反射板、反射プレート、または反射ミラーを具え、限定しないがこれは例えば高反射コーティングされたガラスプレートやプラスチックプレート、さらに金属プレートでもよい。光透過器630は、光反射器610上の貫通穴または光透過穴を含み、光反射器610の貫通穴に配置された透過型散光器(transmitting-type diffuser)620を含んでもよい。透過型散光器620は、第2発光源340(例えばLD光源)のコヒーレンスを排除すべく固定であっても可動であってもよい。
第2発光源340が複数のLDを含むLDモジュールの場合、対応して光反射器610に複数の光透過器を同様に取り付けてもよい。
図6の実施例では、光結合器は、光反射器610と、光案内部として光反射器610に形成された光透過器630とを具える。第1入射光は光反射器610に第1の側から入射してその光反射器630以外の部分により反射されて第1光路に入る。第2入射光波光透過器630に光反射器610の第2の側から入射して第1光路に入る。
図7を参照すると、本発明の光源の別の実施例の概要図である。本実施例と図6の実施例のいくつかの違いは:光反射器が第1プリズム710であり、光透過器が第1プリズム710の傾斜面の一部に接着された傾斜面を有する第2プリズム720である点である。第2プリズム720は第1プリズム710より小さい。第1プリズム710の傾斜面は完全内部反射により光を反射するのに用いられ、高い光反射率を提供する。2つのプリズム720と710の傾斜面は互いに緊密に接着され、接着領域における完全内部反射が崩壊し、これにより第2発光源340から光が接着領域を通過することができる。同様に、荒面構造をプリズム720の入射光に面する直角面に設けて、入射光のコヒーレンスを排除してもよい。プリズム710の接着領域以外の傾斜面の部分に高反射コーティングを施すと、光反射効率が向上する。
図8を参照すると、本発明の光源の別の実施例の概要図である。第1発光源310は、アレイとして配列された複数の照明装置で構成された発光モジュールを具え、この発光モジュールは1以上の貫通穴810を具える(図には1つの貫通光のみを示す)。第2発光源340からの光は発光モジュールの発光面とは反対の側から貫通穴810に入射して第1発光源の光路に入り、ここで貫通穴810の面積は発光モジュールの発光面より小さい。好適には貫通穴の面積は、発光モジュールの発光面の面積の1/5未満である。同様に、光学デバイス350を用いて第2発光源340の発散角を調整して第1発光源310の発散角に近づけると、貫通穴810の開口を顕著に小さくすることができる。本発明では、第1発光源の照明装置は発光ダイオードを含み、第2発光源は半導体レーザまたは半導体レーザアレイを含む。中国特許出願200810065453.7に開示された技術スキームと比較して、本実施例の利点は、第1発光源の発光モジュールと第2発光源の発光モジュールの熱核酸が独立しており、結合光のエタンデュが制御されることである。
図9を参照すると、本発明の別の実施例の概要図である。緊密結合器は湾曲した反射カップ920と、光案内部として用いられる反射カップ920に形成された1またはそれ以上の貫通穴930とを具える(図には1つのみ示す)。第1発光源310からの光(第1入射光)は反射カップ920に第1の側から入り、その貫通穴930以外の部分い反射されて第1光路に入る。第1発光源310からの光の一部は貫通穴930を通ることにより第1光路に入るのが妨げられ、第2発光源340からの光が貫通穴930に反射カップ920の第2の側から入射し、第1発光源310の面に入射する。第1の発光源310の表面に粗面構造を設けて、第2発光源340からの光を拡散させる。拡散光の一部は反射カップ920に反射されて光路に入り、拡散光の一部は第1発光源310に反射されて戻り、フォトン再生効果を介して再度放射され、反射カップ920に集められて第1光路に入る。貫通穴930は、反射カップ920の反射コーティングを除去することにより形成される光透過穴に替えてもよく、さらなる説明は省略する。図2または図6の実施例と同様に、光源または光結合器の重要な点は、第1入射光が取っ手第1光路に入る反射領域に対する、光案内部として作用する非反射領域の割合が小さいほど、換言すれば貫通穴または光透過穴930に対する湾曲した反射カップ920の有効反射領域の割合が大きいほど、光結合効率が高くなる。したがって同様に非反射領域は反射領域の1/5未満とするべきで、これにより光の損失部分の光束が、第1光路に入る第1発光源310の光の1/5未満となる。同様に、光学デバイス350を用いて第2は光源340の発散角を調整すると、貫通穴930の開口が顕著に小さくなる。
図10を参照すると、本発明の光源の別の実施例の概要図である。図10は、図9の別の実施例である。本実施例では、貫通穴930を通過した後に、第2光源340の光は光源の集光口に入射し、反射カップ920により第1光路内へ反射された第1発光源310からの光と結合される。同じ方法で貫通穴930に配置された透過型散光器620を用いて第2発光源(例えばLD)340の光コヒーレンスを排除する。透過型散光器620は、貫通穴930に対して固定でも可動でもよい。さらに、図9の実施例と比べて、本実施例では第2発光源340の光が第1発光源310の発光面へと案内されず、貫通穴930の場所が反射カップ920の縁の方へずれている。
図11を参照すると、本発明の光源の別の実施例の概要図である。図11は、図9の光源の実施例の改良版を示す。図11の実施例はさらに、集光部1130を具え、反射カップが限定しないが半楕円系または半球形の反射器1110となっている。光案内部は、反射器1110に設けられた貫通穴1120である。反射カップが半楕円系である場合、第1発光源310の発光面と集光部1130の入口はそれぞれ反射カップの異なる中心に配置される。反射カップが半球形の場合、第1発光源310の発光面と集光部1130の入口はそれぞれ、反射カップの球中心に対して対称となる2点に配置される。第1発光源からの光は半球形または半楕円系の反射器1110によって集光部1130の入口に案内され、第1発光源310からの光の一部が貫通穴1120を通ることにより損失する。本実施例の他の部分は図9の実施例と同様であり、さらなる説明は行わない。
図12を参照すると、本発明の光源の別の実施例の概略図である。図12は、図10の光源の実施例から図11の実施例へと同様の改良を示す。同様に集光部1130が追加され、反射カップは例えば、限定しないが、半楕円系または半球形の反射器1110である。光案内部は反射器1110に設けられた貫通穴1120である。本実施例と図11の実施例の違いは、本実施例では、貫通穴または光透過穴1120を通った後に、第2発光源340の光が、第1発光源340の発光面ではなく集光部1130の入口に直接入射する。図示するように、本実施例はまた固定あるいは可動の透過型散光器620が集光部1130の入口に配置され、光(特にLD光)のコヒーレンスを排除する。他の構造は図11の実施例と同様であり、さらなる説明は行わない。
図13を参照すると、本発明の光源の別の実施例の概要図である。本実施例では、光結合器が、反射側面と、これらの側面に形成され光案内部として用いられる1以上のくさび形反射部1320とを有する光案内器1310を具える。第1発光源310からの光(第1入射光)は光案内器1310に第1の側から入射し、側面におけるくさび形反射部1320以外の部分によって反射されて第1光路に入る。第1発光源310からの光の一部はくさび形反射部1320に反射されて第1光路に入るのが遮られる。第2発光源340からの光はくさび形反射部1320に入射し、これに反射されて光案内器1310内に入り、光案内器1310の第2の側へ伝搬して第1光路に入る。固定または可動の発散器620と光学要素350が光路の第2発光源340とくさび形反射部1320の間に配置され、これらの機能は上述の実施例で説明した通りであり繰り返さない。
図2、図6、図9の実施例と同様に、本実施例の光源または光結合器の重要な点は、有効領域に対する非有効領域(すなわち第1入射光を第1光路に案内するのに有効でない領域)の割合が小さいほど、換言すると光案内器1310の断面積に対する光案内器1310のくさび形反射部1320の面積の割合が小さいほど、光結合パフォーマンスは高くなる。同様に、非有効領域は有効領域の1/5未満となるべきであり、特定の値は第2発光源のエタンデュに基づいて決めることができる。
本実施例では、光案愛機1310は内部が空洞で、くさび形反射部1320が中実のくさび形反射部であってもよい。この光案内器1310はまた中実で、くさび型反射部1320がくさび形の反射溝であってもよく、例えば限定しないが傾斜面上の高反射コーティングされた溝であってもよい。さらに、光案内器は例えば限定しないが光混合ロッドであってもよい。
図14を参照すると、本発明の光源の別の実施例の概要図である。図14は、図13の実施例の変形例である。光結合器は光案内器1410に替えられ、これは内部が中空で、反射側面と、これらの側面に形成され光案内部として用いられる1以上の貫通穴または光透過案あ1420とを具える。光案内器は例えば、限定しないが、内面に高拡散コーティングを有する中空の混合ロッドまたは集光キャビティである。第1発光源310からの光(第1入射光)は光案内器1410に第1の端部から入射し、貫通穴または光透過穴1420以外の側面部分によって光案内器1410の第2の端部へと反射されて第1光路に入る。第1発光部310からの光の一部は貫通穴または透過穴を通ることにより第1光路に入るのが妨げられ、第2発光部340からの光は貫通穴または透過穴1420を通って光案内器1410の側面に入射し、光案内器1410の第2の端部に向かって伝搬して第1光路に入る。同様に、有効領域に対する非有効領域の割合が小さいほど、換言すると側面の面積に対する貫通穴または透過穴1420の面積の割合が小さいほど、光結合パフォーマンスは高くなる。第1発光源310の発光面は第1の端部と接触してもよく、反射器(図示せず)は光案内器1410内の貫通穴または透過穴1420の反対側に配置して、第2光路の反射効率を向上させてもよい。光学デバイス350が第2発光源340と貫通穴または透過穴1420の間の光路内に配置され、これらの機能は上述の実施例で説明した通りであり繰り返さない。
図15を参照すると、本発明の光源の別の実施例の概要図である。本実施例では、第2発光源340が半導体レーザを含み、第1発光源310が発光ダイオードを含む。第1発光源の発光面は粗面構造を有し、第2発光源340からの光は粗面構造に入射し、これにより拡散して、光源の出力光の第1光路を形成する第1発光源310の光路に入る。第1発光源310からの光の一部は第2発光源340の入射光路によって第1光路に入るのが妨げられ、失われた光の光束は第1光路に入る第1発光源310からの光の光束より小さい。同様に、第2発光源340の発散角を変更する光学デバイス350が、(限定しないが)第2発光源からの光を粗面構造上に収束するように案内してもよい。
図15の実施例では、反射器1520が、第2発光源340の光を第1発光源310の粗面構造へと反射すべく第2発光源340の入射光路内に配置される。第1発光源310からの光の一部は反射器1520に反射されることにより第1光路に入るのが妨げられ、失われる光の光束は第1光路に入る第1発光源310からの光の光束の1/5未満である。よりよい光結合効果を得るために、第2発光器340のエンタデュは第1発光器310のエタンデュの1/5未満とするべきである。また図15に示すように、本実施例では集光部1510を設けて、第1発光源310の発光面を集光部1510の入口に設けて、第1光路に入る第1発光源310の光の部分を可能な限り多くしてもよい。
上述した実施例の光源を搭載した投影装置はまた本発明により保護され,特に2つの発光源のうちの一方が発光ダイオードアレイを含み、他方が半導体レーザアレイを含む。
以上の記載は本発明の単なる実施例であり、本発明の保護範囲を制限するものではんく、本発明の説明や図面に基づくすべての同等の構造やプロセス、または他の関連技術分野で直接的または間接的に用いられるものは、同等に本発明により保護される。

Claims (40)

  1. 第1発光源および第2発光源を有する光源と、前記第1発光源と第2発光源からの光を組み合わせて第1光路に沿った出力光とする光結合器とを具え、
    前記光結合器は前記第2発光源からの光を前記第1光路に案内する光案内部を具え、当該光案内部はさらに前記第1発光源からの光の一部が前記第1光路に入るのを妨げ、当該妨げられた光の部分の光束は前記光結合器を通って前記第1光路に入る前記第1光源からの光の光束よりも少ないことを特徴とする光源。
  2. 請求項1の光源において、前記第1発光源からの光の妨げられた部分の光束は、前記光結合器を通って前記第1光路に入る前記第1光源からの光の光束の1/5未満であることを特徴とする光源。
  3. 請求項1または2の光源において、前記第1発光源のエタンデュは、前記第2発光源のエタンデュより大きいことを特徴とする光源。
  4. 請求項3の光源において、前記第1発光源は発光ダイオードを含み、前記第2発光源は半導体レーザを含むことを特徴とする光源。
  5. 請求項1または2の光源において、前記光結合器は、光透過器と、当該光透過器に取り付けられた1以上の光反射器とを具え、前記第1発光源からの光は前記光透過器に第1の側から入射して前記光反射器以外の部分を通って前記第1光路に入り、前記光案内部が光反射器を具え、前記第1発光源からの光の一部が前記光反射器に反射されて前記第1光路に入るのが遮られ、前記第2発光源から光が前記光透過器の第2の側から前記光反射器に入射して当該光反射器によって前記第1光路へと反射されることを特徴とする光源。
  6. 請求項5の光源において、前記光透過器が光透過板を含むとともに、前記光透過器に取り付けられた光反射器が光反射板、反射プレート、反射ミラーまたはプリズムを含み、あるいは、
    前記光透過器は傾斜面が互いに接着された2つのプリズムを含むとともに、前記光透過器に取り付けられた光反射器はこれら2つのプリズムの傾斜面の非接着部分であることを特徴とする光源。
  7. 請求項1または2の光源において、前記光結合器は、光反射器と、当該光反射器上に構成された1以上の光透過器を具え、前記第1の発光源からの光は前記光反射器に第1の側から入射して前記光透過器とは別の部分により反射されて前記第1光路に入り、前記光案内部が前記光透過器を具え、前記第1発光源からの光の一部が前記光透過器を通ることにより前記第1光路に入るのが妨げられ、前記第2発光源からの光が前記光反射器の第2の側から前記光透過器に入射して前記第1光路に入ることを特徴とする光源。
  8. 請求項7の光源において、前記光反射器は、光反射板、反射プレート、または反射鏡を含むとともに、前記光透過器は前記光反射器の貫通穴または光透過穴を含み、あるいは、
    前記光反射器は第1プリズムを含むとともに、前記光透過器は第2プリズムを含み、その傾斜面が前記第1プリズムの傾斜面の一部に接着されており、前記第2のプリズムは前記第1のプリズムより小さいことを特徴とする光源。
  9. 請求項1または2の光源において、前記光結合器は湾曲した反射カップと、当該反射カップに形成された1以上の貫通穴または光透過穴とを具え、前記第1の発光源からの光は前記反射カップに第1の側から入って前記貫通穴または光透過穴とは別の部分により反射されて前記第1光路に入り、前記光案内部が前記貫通穴または光透過穴を有し、前記第1発光源からの光の一部が前記貫通穴または透過穴を通ることにより前記第1光路に入るのが妨げられ、前記第2発光源からの光は前記貫通穴または透過穴に前記反射カップの第2の側から入射して前記第1光路に入ることを特徴とする光源。
  10. 請求項9の光源において、前記第2発光源からの光は、貫通穴または光透過穴を通った後に、前記第1発光源の発光面に入射し、これによって拡散されて第1光路に入ることを特徴とする光源。
  11. 請求項10の光源において、さらに集光部を具え、前記反射カップは半楕円形であるとともに、第1発光源の発光面と前記集光部の入口はそれぞれ前記反射カップの異なる焦点に配置され、あるいは、前記反射カップが半球形であるとともに、前記第1発光源の発光面と前記集光部の入口がそれぞれ当該反射カップの球面中心に近い2つの対称点に配置されることを特徴とする光源。
  12. 請求項9の光源において、さらに集光部を具え、前記第2発光源の光が前記貫通穴または光透過穴を通った後に前記集光部の入口に入射し、前記反射カップは半楕円形であるとともに、前記第1発光源の発光面と前記集光部の入口はそれぞれ前記反射カップの異なる焦点に配置され、あるいは、前記反射カップが半球形であるとともに、第1発光源の発光面と前記集光部の入口はそれぞれ前記反射カップの球面中心に近い2つの対称点に配置されることを特徴とする光源。
  13. 請求項1または2の光源において、前記光結合器が、内部が空洞で反射側面を有しこれらの側面に1以上の貫通穴または光透過穴が形成された光案内器を具え、前記第1光源からの光が前記光案内器にその第1の端部から入って前記側面における前記貫通穴または光透過穴以外の部分に反射されて第2の端部に向かい前記第1光路に入り、ここで前記光案内部は前記貫通穴または光透過穴であり、前記第1発光源からの光の一部は前記貫通穴または透過穴を通ることにより第1光路に入るのが妨げられ、前記第2発光源からの光は前記貫通穴または透過穴を通って前記光案内器の前記側面に入射し、これらの側面に反射されて前記光案内器の第2の端部の方に伝搬して前記第1光路に入ることを特徴とする光源。
  14. 請求項1または2の光源において、前記光結合器が、反射側面およびこれらの側面に形成された1以上のくさび形反射部を有する光案内器を具え、前記第1発光源から光が前記光案内器にその第1の端部から入射して前記側面における前記くさび形反射部以外の部分によって第2の端部へと反射されて前記第1光路へと入り、ここで前記光案内部は前記くさび形反射部であり、前記第1発光源からの光の一部は前記くさび形反射部により反射されて前記第1光路へと入るのが遮られ、前記第2発光源からの光は前記くさび形反射部に入射してこれに反射されて前記光案内器内に入り、前記光案内器の第2の端部へと伝搬して前記第1光路へと入ることを特徴とする光源。
  15. 請求項14の光源において、前記光案内器の内部が空洞であるとともに前記くさび形反射部が中実のくさび形反射部であり、あるいは、
    前記光案内器が中実であるとともに前記くさび形反射部がくさび形の反射溝であることを特徴とする光源。
  16. 請求項15の光源において、前記光案内器は光混合ロッドであることを特徴とする光源。
  17. 請求項1または2の光源において、前記第1発光源および前記第2発光源からの光の色が同色であることを特徴とする光源。
  18. 光源であって、第1発光源と、第2発光源を具え、これらからの光が組み合わされ第1光路に沿った出力光となり、前記第1発光源は、アレイとして配列された複数の照明装置を有する発光モジュールを具え、当該発光モジュールは1以上の貫通穴を有し、前記第2発光源からの光は前記発光モジュールの発光面の反対側から前記貫通穴へと入射して前記第1光路へと入り、ここで前記貫通穴の面積は前記発光モジュールの発光面の面積より小さいことを特徴とする光源。
  19. 請求項18の光源において、前記貫通穴の面積は、前記発光モジュールの発光面の面積の1/5未満であることを特徴とする光源。
  20. 請求項18または19の光源において、前記第1発光源は発光ダイオードを含み、前記第2発光源は半導体レーザまたは半導体レーザアレイを含むことを特徴とする光源。
  21. 請求項18または19の光源において、前記第1発光源と前記第2発光源からの光は同色であることを特徴とする光源。
  22. 光源であって、第1発光源と第2発光源とを具え、前記第1発光源の発光面が粗面構造を有し、前記第2発光源からの光が当該粗面構造に入射してこれにより拡散されて、前記光源の出力光の第1光路を形成する前記第1発光源の光路へと入り、前記第1発光源からの光の一部は前記第2発光源の入射光路により妨げられて前記第1光路に入らず、この妨げられた部分の光束は、前記第1光路に入る前記第1発光源からの光の光束より少ないことを特徴とする光源。
  23. 請求項22の光源において、前記第2光源のエタンデュは、第1光源のエタンデュの1/5未満であることを特徴とする光源。
  24. 請求項22または23の光源において、前記第1発光源は発光ダイオードを含み、前記第2発光源は半導体レーザを含むことを特徴とする光源。
  25. 請求項22または23の光源において、さらに、前記第2発光源の入射光路内に前記第2発光源の光を前記第1発光源の粗面構造へと反射するための反射器を具え、前記第1発光源からの光の一部が当該反射器に反射されることにより前記第1光路へと入るのが妨げられ、この反射された光の部分の光束は、前記第1発光器から前記第1光路に入る光の光束の1/5未満であることを特徴とする光源。
  26. 請求項22または23の光源において、さらに集光部を有し、前記第1発光源の発光面は前記集光部の入口に配置されることを特徴とする光源。
  27. 請求項22または23の光源において、前記第1発光源と前記第2発光源からの光は同色であることを特徴とする光源。
  28. 異なる入射角の第1入射光と第2入射光を案内して第1光路に沿った出力光へと組み合わせる光結合器であって、
    当該光結合器が、前記第2入射光を前記第1光路に入るように案内するとともに前記第1入射光の一部が前記第1光路に入るのを妨げる光案内部を有し、妨げられた光の部分の光束は前記第1光路に入る第1入射光からの光の光束より少ないことを特徴とする光結合器。
  29. 請求項28の光結合器において、前記妨げられた光の部分の光束は、第1光路に入る第1入射光からの光の1/5未満であることを特徴とする光結合器。
  30. 請求項28または29の光結合器において、前記光案内部として用いられる光透過器および当該光透過器に取り付けられた1以上の光反射器とを有し、前記第1入射光は前記光透過器に入射してその光反射器以外の部分を通過して前記第1光路に入り、前記第2入射光は前記光透過器の第2の側から前記光反射器に入射して当該光反射器に反射されて前記第1光路に入ることを特徴とする光結合器。
  31. 請求項30の光結合器において、前記光透過器が光透過板を含むとともに、前記光透過器に取り付けられた光反射器が光反射板、反射プレート、反射ミラー、またはプリズムを含み、あるいは、
    前記光透過器が傾斜面が互いに接着された2つのプリズムを含むとともに、前記光透過器に取り付けられた光反射器は前記2つのプリズムの傾斜面の非接着部分であることを特徴とする光結合器。
  32. 請求項28または29の光結合器において、前記光案内部として用いられる、光反射器と当該光反射器上に形成された1以上の光透過器とを具え、第1入射光が前記光反射器に入射してその光透過器以外の部分に反射されて前記第1光路に入り、前記第2入射光は前記光透過器に前記光反射器の第2の側から入射して前記第1光路に入ることを特徴とする光結合器。
  33. 請求項32の光結合器において、前記光反射器が光反射板、反射プレート、または反射ミラーを含むとともに、前記光透過器が前記光反射器の貫通穴または光透過穴を含み、あるいは、
    前記光反射器が第1プリズムを含むとともに、前記光透過器が前記第1プリズムの傾斜面の一部に接着された傾斜面を有する第2プリズムを含み、前記第2プリズムは前記第1プリズムより小さいことを特徴とする光結合器。
  34. 請求項28または29の光結合器において、前記光案内部として用いられる、湾曲した反射カップと当該反射カップ上に形成された1以上の貫通穴または光透過穴とを具え、第1入射光は前記反射カップに第1の側から入射してその貫通穴または光透過穴以外の部分に反射されて前記第1光路に入り、前記第2入射光は前記反射カップの第2の側から前記貫通穴または透過穴に入射して前記第1光路に入ることを特徴とする光結合器。
  35. 請求項34の光結合器において、前記反射カップが半楕円系または半球形であることを特徴とする光結合器。
  36. 請求項28または29の光結合器において、内部が空洞で、反射側面と、これらの側面に形成された貫通穴または光透過穴とを有する光案内器を具え、第1入射光は前記光案内器に第1の端部から入射して前記側面の貫通穴または光透過穴以外の部分により第2の端部へと反射されて第1光路に入り、前記第2入射光波前記光案内器に前記貫通穴または透過穴を通って入射して前記側面により反射され、前記光案内器の第2の端部へと伝搬して前記第1光路へ入ることを特徴とする光結合器。
  37. 請求項28または29の光結合器において、光案内部として用いられる、反射側面とこれらの側面上に形成された1以上のくさび形反射部とを有する光案内器を具え、前記第1入射光が前記光案内器に第1の端部から入射し前記側面の前記くさび形反射部以外の部分により第2の端部へと反射されて前記第1光路に入り、前記第2入射光は前記くさび形反射部に入射してこれに反射されて前記光案内器内に入り、前記光案内器の第2の端部へと伝搬して前記第1光路に入ることを特徴とする光結合器。
  38. 請求項37の光結合器において、前記光案内器は内部が中空であるとともに、前記くさび形反射部は中実のくさび形反射部であり、あるいは、
    前記光案内器が中実であるとともに、前記くさび形反射部はくさび形反射溝であることを特徴とする光結合器。
  39. 請求項38の光結合器において、前記光案内器は光混合ロッドであることを特徴とする光結合器。
  40. 請求項1乃至27のいずれかの光源を含むことを特徴とする投影装置。
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