JP2014526920A - 液体輸送アダプタおよび傾斜スパイク - Google Patents

液体輸送アダプタおよび傾斜スパイク Download PDF

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Abstract

注射器とバイアルとの間に作動的に挟むことができる液体輸送アダプタが提供される。液体輸送アダプタは、注射器に流体連結するように構成される注射器係合部と、バイアル連結部とを備える。バイアル連結部はスパイクを含み、スパイクは、スパイク軸、およびバイアルの隔壁を貫通するように構成される先端部を備える。先端部は、1つ以上のエッジにおいて互いに結合する複数のファセットを含み、1つ以上のファセットの少なくとも1つは、スパイク軸に対して傾斜している。スパイクは、スパイクを通って延びる注射器係合端部に流体連絡するチャネルを画定する。チャネル開口部がファセットの少なくとも1つに画定され、チャネル開口部はエッジを中断することなく配置される。
【選択図】図1

Description

[0001]本願は2011年7月15日に出願された米国特許出願第13/184211号および2012年7月12日に出願された米国仮出願第61/67103号の部分継続出願であり、これらの優先権を主張する。また、これらの各出願は参照によりその全体が本明細書に組み込まれる。
[0002]本願は、広く液体輸送アダプタに関し、より特定すれば、バイアルと注射器との間の液体連通を提供する液体輸送アダプタに関する。
[0003]医療分野において、バイアル内に薬剤が提供されることは一般的な慣行である。薬剤はバイアルから注射器(たとえば、シリンジ、自動注射器、ジェット注射器など)に輸送され、その後、患者に注入される。ある場合において、薬剤はシールされたバイアル内で溶液として提供され、またある場合は、固体状態(たとえば粉末)で提供される。一般に、固体状態で提供される場合、薬剤を溶解させるためにバイアル内に溶媒(たとえば水)が注入される。液体の薬剤は、患者に注入するために、バイアルから注射器に引き出される。
[0004]典型的なバイアルはストッパでシールされ、ストッパはバイアルのネック部の内側壁の下に延びる側壁を備えるものとすることができる。側壁の幾何学構造および厚さは薬剤の性質に応じで変更することができ、限定するわけではないが薬剤は溶解のために溶媒を必要とする粉末状のものを含む。従来、バイアルの内容物との流体連通をもたらすために中空スパイクが実装される。具体的には、中空スパイクはストッパを貫き、バイアルに液体を注入し、および/または、バイアルから液体を引き出す。しかし、時折、ストッパを貫こうとするとき、スパイク118はストッパの側壁に不注意に入ることがあり、バイアルからスパイクへ液体を引き出すための開口部の向きによっては、バイアル内の内容物との液体連通を妨げまたは制限することがある。
[0005]追加的に、従来のスパイクがゴムストッパを通じて押されると、ゴムストッパはしばしばスパイクにより伸縮し、裂け、または切断される。いくつかの場合、ストッパの一部は、中空スパイクの中に入ることがあり、また、ストッパの芯を抜くことがあり、バイアルから液体の流れを妨げることがある。
[0006]米国特許第5254106号明細書は、針の側壁に沿って延びるスロットを含む針を開示している。米特許出願公開第2006/0266431号明細書は、側壁にスロットを備える針を開示している。米国特許第4411661号明細書および米国特許出願公開第2007/0179506号明細書は、スロット付きのスパイクを開示し、スロットは側壁の円錐形の頂部から延びる。米国特許第7150735号明細書は、傾斜表面に1つまたは複数の開口部を備えるスパイクを開示している。これらの特許文献のすべては、参照によりそれらの全体が本明細書に組み込まれる。
[0007]注射器とバイアルとの間に作動的に挟むことができる液体輸送アダプタが提供される。いくつかの実施形態において、液体輸送アダプタは、注射器に液体連結するように構成される注射器係合部と、バイアル連結部とを有する。バイアル連結部はスパイクを含み、スパイクはスパイク軸、およびバイアルの隔壁を貫くように構成される先端部を備える。先端部は、1つまたは複数のエッジで互いに結合する複数のファセットを含み、1つまたは複数のエッジの少なくとも1つは、スパイク軸に対して傾斜する。スパイクは、スパイクを通るチャネルを画定し、注射器係合部と液体連通する。ファセットの少なくとも1つにチャネル開口部が画定され、チャネル開口部はエッジを中断することなく配置される。
[0008]いくつかの実施形態において、エッジはファセット間の接合部を有する。エッジは、スパイクが通るときに隔壁を突き刺するように構成される付き刺し面を備えるものとすることができる。一実施形態において、先端部は、少なくとも3つのファセットを備え、また、少なくとも3つのファセットの各々に配置されるチャネル開口部を有する。チャネル開口部は、エッジから円周方向に間隔が隔てられるものとすることができる。追加的に、チャネル開口部の側方エッジは、エッジと比べて半径方向内側に配置するようにしてもよい。さらに、チャネル開口部の側方エッジは、任意の軸方向位置においてエッジに対して半径方向内側に配置される。チャネル開口部の側方エッジは、スパイクが隔壁を貫通するときに、隔壁がチャネル開口部へ侵入することを最小化するのに十分な距離だけ、エッジから間隔が隔てられるようにすることができる。チャネル開口部はファセット上で実質的に円周方向に中心決めされるようにしてもよい。
[0009]いくつかの実施形態において、シールは、液体をチャネルおよび注射器内に維持するために注射器に係合するように構成される注射器係合部に配置することができる。追加的に、注射器係合部は、針無し注射器に連結するのに好適な寸法を備える。さらに、取り外し可能な挿入部は、注射器係合部内に取り外し可能に連結することができ、様々なサイズの注射器に係合するように選択的に注射器係合部を構成する。取り外し可能は挿入部は、第1幅を備えるシリンジ、および第1幅よりも大きな第2幅を備えるジェット注射器に連結するのに好適な寸法を備えるようにすることができる。
[0010]いくつかの実施形態において、バイアル係合部材は、バイアル連結部に関連付けられるようにすることができ、また、挿入されるスパイクにより液体輸送アダプタをバイアルに係合させるように構成される。さらに、バイアル係合部材は、スパイクの周りに配置されるそり返ったフィンガ部を含むようにすることができ、また、バイアルに係合する液体輸送アダプタをスナップ留めおよび保持するように液体輸送アダプタに向かって延びる。さらに、スパイクは、先端から注射器係合部へ向かって延びるシャフトを含むようにすることができ、また、バイアルの逆さの位置で、バイアルからの液体の引き出しを最大化するように開口部がシャフト上に延びる。
[0011]いくつかの実施形態において、エッジは実質的に軸方向に中心決めされるポイントにおいて接する。追加的に、ファセットは実質的に平坦な傾斜部とすることができる。他の実施形態において、液体輸送アダプタは、シールされたバイアルとの液体連通を提供するためのスパイクを備えるように提供される。スパイクは、シャフト部、およびバイアルの隔壁を貫通するように構成される貫通ポイントを含む。先端部は、実質的に中心の先端において互いに結合する少なくとも3つの傾斜部を含み、また、スパイクを通って延びるチャネル、および各傾斜部内におよびシャフト部に配置されるチャネル開口部を含む。チャネル開口部は、バイアルへまたはバイアルからの液体の輸送のためのチャネルに接続される。
[0012]いくつかの実施形態において、本発明は注射器とバイアルとの間に作動的に挟むことができる液体輸送アダプタを含み、液体輸送アダプタは、注射器に流体連結するように構成される注射器係合部を含み;さらに、スパイクを含むバイアル連結部を含み、スパイクは、スパイク軸およびバイアルの隔壁を貫くように構成される先端部を含み、先端部は、1つまたは複数のエッジにおいて互いに結合する複数のファセットを含み、1つまたは複数のエッジの少なくとも1つは、スパイク軸に対して傾斜しており、スパイクは、注射器係合部と流体連通するスパイクを通るチャネルを画定し、また、ファセットの少なくとも1つに画定されるチャネル開口部を含み、これはエッジを中断することなく配置され、また、挿入されるスパイクにより液体輸送アダプタをバイアルに係合させるガイドとして機能するように構成される、バイアル連結部に関連付けられるカラーを含む。
[0013]添付図面は、本発明のコンセプトによる1つまたは複数の実施形態を、限定ではなく単なる例示として示している。図面において、同様の符号は同一または類似の要素を指す。
例示的な実施形態による液体輸送システム100を示す図である。 線分II−IIに沿って切り出した図1の液体輸送システム100の断面図である。 バイアル102に連結された、図2の液体輸送アダプタの遠位端部の遠位部分を示す断面図である。 ストッパ120でシールする前のバイアルを示す図である。 ストッパ120でシールした後のバイアルを示す図である。 液体輸送のための様々なサイズに接続される様々なアダプタ構成を示す断面図である。 液体輸送のための様々なサイズに接続される様々なアダプタ構成を示す断面図である。 液体輸送のための様々なサイズに接続される様々なアダプタ構成を示す断面図である。 図1の液体輸送アダプタ104の斜視図である。 線分X−Xに沿って切り出された図9の液体輸送アダプタの拡大断面図である。 バイアル連結端部から軸方向に見た図9の液体輸送アダプタを示す図である。 アダプタを使用する前のキャップを備える、図1の液体輸送アダプタ104を側方からみた図である。 線分XIVに沿って切り出された図12の液体輸送アダプタ104の断面図である。 液体輸送アダプタ104および取り外し可能な挿入部を使用して液体をバイアルに挿入する方法の実施形態の工程を示す図である。 液体輸送アダプタ104および取り外し可能な挿入部を使用して液体をバイアルに挿入する方法の実施形態の工程を示す図である。 液体輸送アダプタ104および取り外し可能な挿入部を使用して液体をバイアルに挿入する方法の実施形態の工程を示す図である。 液体輸送アダプタ104および取り外し可能な挿入部を使用して液体をバイアルに挿入する方法の実施形態の工程を示す図である。 バイアルの隔壁を貫通するスパイク118の実施形態を示す斜視図である。 バイアル102の隔壁120を通って部分的に貫通する、図18のスパイクの軸方向の図である。 バイアル102の隔壁120を通って完全に貫通する、図18のスパイクの軸方向の図である。 代替実施形態による、4つのファセットを備えるスパイクを示す図である。 液体輸送アダプタ200の例示的な実施形態を示す斜視図である。
[0029]図1を参照すると、例示的な実施形態による液体輸送システム100が示されている。一実施形態において、液体輸送システム100は、液体103を保持するバイアル102、液体輸送アダプタ104、および注射器106を含む。他の実施形態において、液体輸送アダプタ104は、バイアル102と注射器106との間の液体連通を提供し、注射器106からバイアル102へ、および/またはバイアル102からの注射器への液体の輸送を容易にする。
[0030]注射器106は、含まれる液体103の体積(たとえば、バイアル102から引き出された液体の量)を表示するための表示窓108を備えるようにすることができる。注射器106はいくつかの異なる形態の1つとすることができ、異なる形態は、シリンジ、自動注射器、およびジェット注射器を含む(針無しまたは針を支援するもの)。注射器に関する情報は、米国特許第5875976号明細書、および/または第6673035号明細書に示されており、これらは参照によりその全体が本明細書に組み込まれる。これらの文献に説明される針無しの注射器は、針支援注射器、自動注射器、および/または他のタイプの注射器にも適用できることを理解されたい。
[0031]液体輸送アダプタ104は、バイアル102と注射器106との間に作動的に連結されるようにすることができる。液体輸送アダプタ104はバイアル係合端部110を備え、これはバイアル102を受け取り、バイアルを液体輸送アダプタ104に連結する。追加的に、液体輸送アダプタ104は注射器係合端部112を備え、ここに注射器106を取り付けることができる。
[0032]図2は、線分II−IIに沿って切り出した図1の液体輸送システムの断面図である。図示のように、注射器106は、遠位ハウジング107および近位ハウジング109を含む。近位ハウジング109は、トリガ機構111および注射器106を駆動させるボタン113を含む。遠位ハウジング107は、注射器106を駆動させるためのエネルギを提供するために、ラム115およびラムに関連付けられるエネルギ源17(たとえば駆動バネ)を含む。駆動ストッパ119は、ラム115の遠位端部に取り付けられるようにすることができ、注射器106が駆動されたときに、ジェットノズル121を通して液体薬剤を排出する。追加的に、駆動ストッパ119は近位方向に移動し、液体103をバイアル102からカートリッジ123に引き出す。シール132は、カートリッジ123のジェットノズル121に整合し、また、全体として液体輸送アダプタ104と注射器106の遠位端部との間に位置する。シール132は、液体をチャネル130および液体輸送アダプタ104に連結される注射器106内に維持することができる。
[0033]図3は、図2の一部の拡大図であり、バイアル102および液体輸送アダプタ104を示している。一実施形態において、バイアル102はネック部125およびネック127の凹部を越えて半径方向に突出すリップ部114を備え、これは、バイアル102を液体輸送アダプタ104に係合させるのに使用することができる。液体輸送アダプタ104のフィンガ部116は、係合位置において液体輸送アダプタ104に対してバイアル102を保持するために、リップ部114に着座および係合するように設けることができる。フィンガ部116は、バイアル102に係合する液体輸送アダプタ104をスナップ留めおよび保持するために、スパイク118の周りに配置することができ、また、スパイク118に向かって延びるようにすることができる。
[0034]バイアル102の液体輸送アダプタ104との係合により、液体輸送アダプタ104のスパイク118がバイアル102の隔壁700(図4参照)を貫く。一実施形態において、スパイク118は、スパイク118の中心軸に対して軸方向に中心決めされる先端部112を備える、複数のファセットを備えるスパイクとすることができる。そのような実施形態において、先端部122は、同軸ポイントを備えることができるが、代替実施形態において、先端部およびポイントは中心から外れるように設けることができる。1つまたは複数のファセット124は、チャネル開口部126を含むようにすることができる。チャネル開口部126のいくつかまたは全ては、ファセット124上に延び、またスパイク118のシャフト129の側壁上に延びる。スパイク118が隔壁700を通って押し込まれると、隔壁は変形し(符号117として示される)、シャフト129の側壁128が隔壁上で引く。一実施形態において、チャネル開口部126は、シャフト129の側壁128の下方に延び、スパイク118が隔壁700に挿入されたとき、チャネル開口部126の少なくとも一部は隔壁700を過ぎては延びず、ギャップ147内に流れる液体が、チャネル開口部126の少なくとも一部にアクセスできることを保証する。チャネル開口部126は、内部チャネル130に流体接続し、内部チャネル130はスパイク118を長手方向に通って延びる。チャネル開口部126は、エッジ190から円周方向に全体的に間隔が隔てられる(図11)。さらに、チャネル開口部126の側方エッジは、任意の軸方向ステーションにおいてエッジ190から半径方向内側に位置決めされる。チャネル130は、バイアル端部110と液体輸送アダプタ104の注射器係合端部112との間の液体連通を提供する。
[0035]また、図2、3はゴムシールまたはエラストマー隔壁のようなシール132を示し、これは、チャネル130の終端部の上で注射器係合端部112内に位置決めされ、また、注射器係合端部112とそこに連結される注射器106との間の界面から液体が漏れるのを防止するように構成される。シール132は、チャネル130を注射器106に流体連通させるために開口部133を含む。シール132は、ドーム領域135を含み、液体輸送アダプタ104内のこれはドーム切断部137に対応し、また、シールを達成するのを支援する。一実施形態において、ジェットノズル121とシール132とが接するときに、ジェットノズル121はわずかにシール132を変形させる。
[0036]図4は、ストッパ120にシールされる前のバイアル102を示す。バイアル102は、凹んだネック部127およびリップ部114を備える。薬剤は、バイアルのネック部125内にストッパが配置される前に、バイアル102内に挿入される。ストッパ120は、ストッパ側壁145を含むことができ、これは、バイアルのネック部125内に延びるように構成することができる。バイアル102をシールする前に、ストッパ120をバイアル102に部分的に挿入することができ、また、ストッパ側壁145のギャップ147を形成する。ギャップ147は、ストッパ側壁145の短くなった部分の形態とすることができ、または、ストッパ120の中空の部分とすることができる。薬剤は液体または固体の状態でバイアル内に配置することができる。追加的に、いくつかの実施形態において、バイアル102内に挿入された液体薬剤は、加熱することができ、または、ストッパ120を完全に挿入する前に固体であるように、他の方法で処理することができる。図5に示されるように、ストッパ120が完全にバイアル102内に挿入されると、キャップ149(たとえば金属キャップ)は、ストッパ120上に位置決めされ、また、キャップ149は、ストッパ120を固定し、バイアルをシールするために、バイアル102のリップ部114に実質的にクリンプされるようにすることができる。キャップ149は、取り外し可能なタブ153を備えることができ、これは液体輸送アダプタ104のスパイク118のようなスパイクの挿入のために取り外すことができる。ストッパ120は、頂部に円形の突出部151を備えることができ、これはスパイクにターゲットを提供するように機能することができる。いくつかの実施形態において、取り外し可能なタブ153は全体として突出部上に中心決めされるようにすることができ、取り外されたときに突出部151が露出される。ストッパ120および/またはバイアル102は、様々な異なるサイズおよび/または寸法で提供することができることを理解されたい。
[0037]図6−8、10は、バイアル102、例示的なストッパを備える液体輸送アダプタ104の断面図を示し、各ストッパは異なる寸法を備えている。具体的には、図6は、20mmの直径のバイアルリップ部ストッパ155を示し、図7は20mm直径のバイアルリップ部ストッパ157を示し、図8は13mm直径のバイアルリップ部ストッパ159を示す。各ストパ155、157、159は、それぞれギャップ161、163、165を備える。図6−8に示されるアダプタの各々のように、スパイク118は、異なるバイアルとの使用のために寸法決めされた液体輸送アダプタ内で同一の寸法を備える。様々なアダプタにおいて機能的であり、様々なバイアルおよびストッパサイズを備えるスパイク118のために共通の型を使うことができる。それで、液体輸送アダプタ104の他の部分の型は異なるものとすることができるが、本実施形態では単一の型のみがスパイク118のために設計および準備される必要があり、そのため製造効率や節約をもたらす。
[0038]図6−8にみられるように、一実施形態において、スパイク118のチャネル開口部126は、スパイク側壁128上でまたはこれに沿って、ファセット124から、チャネル開口部126の一部が隔壁700を越えて延びるのに十分な先端からの距離で延びる(図示せず)。いくつかの実施形態において、チャネル開口部126の少なくとも一部が、ストッパ155、157、159内に保持され、チャネル開口部126の一部がストッパのギャップ内に延びる(たとえば、ギャップ161、163、165)。他の実施形態において、チャネル開口部126の少なくとも一部は、隔壁700と同一平面になる。他の実施形態において、チャネル開口部126の近位部分は、完全にはギャップ内および隔壁700を越えては延びない。図3の符号117で示されるようにスパイク118が押されたとき、中心部分ストッパ(たとえばストッパ155、157、159)のいくつかの変形が存在し得ることを理解されたい。変形は図6−8には示されていない。しかし、一般に、スパイク118のチャネル開口部126は、隔壁の中心部分内のいくつかのポイントで終端し、連結されるバイアル、液体輸送アダプタ104、および注射器がバイアルの頂部で逆さにされるとき、ストッパ側壁145の外側で終端するチャネル開口部126を備える場合に比べて、バイアルから引き出される液体の量は最大化される。しかし、代替実施形態において、チャネル開口部126のいくつかまたは全てはより短く、スパイクが完全に挿入されたとき、ストッパ側壁145から隔たれたままである。
[0039]再び図4、5を参照し、チャネル開口部126の一部がストッパ120内にある、またはこれに接触する、またはシール式に係合する程度、および/またはチャネル開口部126の端部140が、隔壁700を越えて延びる程度は、いくつかの要因に依存するようにすることができ、たとえばストッパ120の厚さ、チャネルの長さ、および/またはチャネルがスパイクの側壁の方へ延びる程度などに依存するようにすることができる。しかし、いくつかの実施形態において、スパイクの寸法は、様々な異なる寸法の隔壁、ストッパ、および/またはバイアルに意図するように機能するような寸法である。そのためスパイク118のための工具は再使用することができる。液体輸送アダプタ104の寸法は、たとえば異なるサイズのバイアルネックに対応するように変更することができる。他の実施形態において、スパイク118の寸法は変更することができ、また、工具は様々なスパイクのサイズ/寸法に対応するように形成することができる。
[0040]図9は、液体輸送アダプタ104をバイアル無しの状態で示す斜視図である。バイアル係合端部110は、カラー150を含み、これは液体輸送アダプタ104の中心本体152を支持構造部154に連結させる。カラー150は、変化する高さを備えることができる。たとえば、一実施形態において、カラー150は図9に示されるような高さ150aを備える。他の実施形態において、カラー150は図22に示されるような高さ150bを備える。一実施形態において、カラー150は約0.05インチ、約0.1インチ、0.15インチ、約0.2インチ、約0.25インチ、約0.3インチ、約0.35インチ、約0.4インチ、約0.45インチ、約0.50インチ、約0.55インチ、約0.6インチ、約0.65インチ、約0.70インチ、約0.75インチ、約0.80インチ、約0.85インチ、約0.90インチ、約0.95インチ、約1.99インチ、または上述した用量から決定できる任意の範囲の高さである(たとえば約0.10インチから約1インチ、または約0.45インチから約0.60インチなど)。一実施形態において、カラー150の高さは、支持構造部154の高さの約1%、約5%、約10%、約15%、約20%、約25%、約30%、約35%、約40%、約45%、約50%、約55%、約60%、約65%、約70%、約75%、約80%、約85%、約90%、約95%、約100%、約105%、約110%、約115%、約120%、約125%、約130%、約135%、約140%、約145%、約150%、約155%、約160%、約165%、約170%、約175%、約180%、約185%、約190%、約195%、約200%、約205%、約210%、約215%、約220%、約225%、約230%、約235%、約240%、約245%、約250%、約255%、約260%、約265%、約270%、約275%、約280%、約285%、約290%、約295%、約300%、または上述のパーセンテージから決定できる任意の範囲の高さ(たとえば約1%から約100%または約55%から約115%の高さ)である。一実施形態において、カラー150は、バイアル102の係合端部110がバイアル102に係合するときに、液体輸送アダプタ104のガイドとして機能するように構成される。一実施形態において、カラー150は、バイアル102内への液体の導入を妨げることなく、または、バイアル102から液体を引き出すことなく、ユーザーが液体輸送アダプタ104付きのバイアル102に、バイアル102のストッパ120に対して様々な角度で接近するのに、十分な寸法である。一実施形態において、カラー150は、スパイクがストッパ120の貫通可能な表面に接触する前に、スパイク118をストッパ120の貫通可能な表面に整合させる。一実施形態において、カラー150は、ストッパ120の側壁145を実質的に避けるために、スパイク118をバイアル102の隔壁内へ前もって挿入するのに十分な寸法(たとえば高さ、円周、厚さなど)である。他の実施形態において、カラー150は、バイアル102内への液体の導入を妨げることなく、またはバイアル102から液体を引き出すことなく、バイアル102のストッパ120に対する角度で、バイアル102を液体輸送アダプタ104への取り付けを可能にするのに十分な寸法である。一実施形態において、カラー150は全体的に円筒形である。しかし、カラー150はそのような形状に限定されず、任意の好適な矩形または不規則な形状とすることができる。一実施形態において、中心本体152は、バイアル102および注射器係合端部110、112を互いに分離する壁171を含み、また、スパイク118は中心本体152から延びる。カラー150は、中心本体152からのスパイク118の長さよりも大きな距離において、支持構造部154により保持される。一実施形態において、支持構造部154の高さは、約0.2インチ、約0.25インチ、約0.30インチ、約0.35インチ、約0.40インチ、約0.45インチ、約0.50インチ、約0.55インチ、約0.60インチ、約0.65インチ、約0.70インチ、約0.75インチ、約0.80インチ、約0.85インチ、約0.90インチ、約0.95インチ、約1.00インチ、または、上述の高さから決定できる任意の範囲(たとえば約0.30インチから約1インチ、または0.45インチから約0.60インチ)である。フィンガ116は、カラー150を中心に配置され、またカラー150からスパイク118に向かって内側に延びる。フィンガ116は、バイアル102にスナップ留めするようにそり返され、また、バイアル102に係合された液体輸送アダプタ104を保持する。他の実施形態は、液体輸送アダプタ104をバイアル102に係合させる異なる機構を使用することができる。
[0041] 係合部材174を備える注射器係合端部112上の係合スロット170は図9に示されている。全体として、係合スロット170は、解放可能に注射器またはカートリッジのフランジを受け入れおよびこれに係合するように構成することができる。係合部材174は、全体としてスロット170内への弾性突出部であり、液体輸送アダプタ104に対する連結位置で注射器またはカートリッジのフランジを保持するように構成される。
[0042]図9を参照し、液体輸送アダプタ104の具体的な寸法は変更することができ、液体輸送アダプタ104のスケールの意義を与えるために、本明細書でいくつかの例示的な寸法を提供する。たとえば、カラー150の外側エッジからフィンガ116の端部112への距離は、たとえば半インチ程度までとすることができる。他の実施形態において、カラー150の外側エッジからフィンガ116の端部への距離は、約0.1インチから0.4インチの間とすることができる。他の実施形態において、カラー150の外側エッジからフィンガ116の端部112への距離は約4分1インチである。ペアとして設けられている4つのフィンガ116のような複数のフィンガ116を提供することができ、バイアル102との連結のために所望の剛性で構成される。注射器係合端部112の長さは、典型的には約半インチから1インチの間またはそれ以上であり、一実施形態においては約0.8インチである。さらに、注射器係合端部112の直径は、約1インチまで、またはそれ以上とすることができる。一実施形態において、注射器係合端部112の直径は、0.4インチから0.7インチの間であり、たとえば約半インチであり、一実施形態では約0.6インチである。
[0043]図10は、図9の線分X−Xに沿って切り出された液体輸送アダプタ104の拡大断面図である。スパイク118の先端122は、スパイク118の軸方向の中心に示されている。しかし、他の実施形態において、スパイク118は、軸方向に中心決めされなくてもよい(たとえば、中心からずれるようにしてもよい)。全体として、傾斜したファセット124は、バイアルストッパ120を貫通するのに好適なスパイク118の軸に対する角度θを備える。たとえば、角度θはスパイク118の軸に対して約45度までとすることができ、典型的には約10度から約20度の間とすることができ、一実施形態においては約15度とすることができる。傾斜ファセット124は、0.1インチから0.17インチの長さAを備えるようにすることができ、一実施形態においては、スパイク118の長手方向に沿って0.14インチの長さとすることができる。長さB、スパイクのシャフトに沿う、傾斜部からベース162の湾曲部へのスパイクのシャフトは、0.21インチから0.29インチの間とすることができ、一実施形態においては0.24インチとすることができる。ベースJの湾曲部は、0.01インチから0.03インチの間とすることができ、一実施形態において約0.02インチとすることができる。湾曲ベース162を含むスパイク118のシャフトに沿う長さCは、0.22インチから0.29インチの間とすることができ、一実施形態において、0.25インチとすることができる。A/BおよびA/Cの比は、約1/3から3/4の間とすることができる。いくつかの実施形態において、CはB+Jに等しくすることができる。
[0044]スパイク118は、全体として、半インチまでまたはそれ以上の長さDを備えることができ、一実施形態において、約0.3インチから0.5インチの間とすることができ、他の実施形態においては約0.4インチとすることができる。A/Dの比は、1/5から2/3の間とすることができる。スパイク118は、典型的には、0.05インチから0.2インチの幅Eを備えるようにすることができ、一実施形態においては、0.07インチから0.1インチの間であり、他の実施形態では0.08インチである。シャフトの幅Eは、シャフト178のベース162においてわずかに大きくなるようにすることができる。チャネル130は、スパイク118の中心を通って延び、約0.02インチから約0.06インチの間の直径Fを備えるようにすることができ、一実施形態では、約0.04インチまたは0.05インチであり且つ近位下方向にテーパーが設けられる。下方のテーパーは、チャネル130とチャネル開口部126との間の重なりが生じるところから始まるようにすることができる。チャネル130は、シャフト178のベース162から重なりが生じるところまで、0.1インチから0.2インチの長さを備えるようにすることができる。チャネルとチャネル開口部126との重なりは、0.08インチから0.1インチの間の長さTを備えるようにすることができる。チャネル130は、0.02インチから0.03インチの間の深さHを備えるようにすることができ、一実施形態においては、約0.025インチとすることができる。H/Eの比は、約1/4から1/3の間とすることができる。先端122からチャネル開口部126までの長手方向距離Iは、0.06インチから0.08インチの間とすることができ、一実施形態においては、一実施形態においては0.07インチとすることができる。A/Iの比は、約2から3/4の間とすることができる。いくつかの実施形態において、DはA+CまたはA+B+Jに等しくなるようにすることができる。
[0045]図11は、ポイント122に集束する3つのファセットまたは傾斜部を備えるスパイク先端122を示す。ファセット124はエッジ190に結合し、チャネル開口部126はファセット内に位置するがエッジを中断しない。チャネル開口部126は、全体として、0.01インチから0.02インチの間の幅Kを備えるようにすることができ、一実施形態においては約0.015インチであり、ファセット124は、全体として、約0.06インチから0.1インチの間のエッジの間の各々のアーチ長さLを備えるようにすることができ、一実施形態において約0.08インチである。K/Lの比は1/10から1/3の間とすることができる。
[0046]一実施形態において、チャネル開口部126は、全体として、ファセット内に中心決めされ、これらがファセットの結合部にまで延びないようにする。したがって、チャネル開口部126の側方エッジは、エッジ190と比べて半径方向内側に配置され、エッジから円周方向に間隔が隔てられる。これは任意の軸方向ステーションにおいて当てはまる。軸からチャネル開口部126まで測定される距離R1は、軸からエッジ190の周辺端部までの距離R2よりも小さい。本実施形態において、チャネル開口部126は、軸方向から見て中心から約120度隔てられており、これらはファセット124上で等間隔で隔てられて中心決めされている。ファセット124は、スパイク118の先端122を中心に任意の好適な方法で隔てられるようにすることができる。いくつかの実施形態において、各ファセット124は互いに同一のサイズであり、他の実施形態においては、1つまたは複数のファセットは互いに異なるサイズになるようにすることができる。たとえば、1つまたは複数のファセット124は、10分の1インチよりも小さな幅を備えるようにすることができ、シャフトの側壁128で結合する。一実施形態において、チャネル開口部126は、半径平面上で中心から測定して約30度までの幅とすることができ、一実施形態においては5度から30度の幅とすることができる(たとえば一実施形態においては約20度の幅である)。先端122とチャネル開口部126との間の距離Gは、0.01インチから0.02インチとすることができる(たとえば0.015インチ)。一実施形態において、チャネル開口部126は、ファセット124に沿ってテーパーが設けられるが、代替的に実質的に一定の幅を備えるようにすることもできる。
[0047]本明細書で与えられる寸法は単なる例示であり限定するものではないことを理解されたい。実際、いくつかの実施形態において、具体的な機能に適合するために、および/または、異なる寸法の注射器および/またはバイアルに連結させるために寸法を変更することができる。
[0048]図12に示されるように、液体輸送を清潔に保つのを助けるために、液体輸送アダプタ104の注射器係合端部112を使用前にカバーするキャップ220を設けることができる。注射器を液体輸送アダプタ104に連結させるのを可能にするために、キャップ220は取り外し可能である。
[0049]図13は、図12の線分XIVに沿って切り出される断面図である。図示のように、取り外し可能な挿入部230は、液体輸送アダプタ104の注射器係合端部112内に位置決めすることができる。挿入部230は、異なるサイズの注射器が液体輸送アダプタ104に連結および係合することが可能になるように構成される。たとえば、いくつかの実施形態において、液体輸送アダプタ104の注射器係合端部112の内側寸法は、あらかじめ選択されるジェット注射器タイプを受け入れるように構成することができ、また、全体としてこれに対応するサイズにすることができる。挿入部230は、ジェット注射器とともに液体輸送アダプタ104の使用のために取り外すことができる。挿入部230が配置されると、挿入部は、再構成薬剤のためにシリンジを受け入れるように選択された寸法を提供することができる。全体として、アダプタに対して挿入部を固定するために、挿入部230は、液体輸送アダプタ104の係合スロット170内に挿入されるフランジ232を含むようにすることができる。これらの同一のスロット70は、ジェット注射器が装填されるときに(たとえばバイアルから液体を引き出すとき)、ジェット注射器を所定位置に係合させるために使用することができる。
[0050]図14−17は、シリンジ240を使用して薬剤を再構成するプロセスを示している。図14において、バイアル102、液体輸送アダプタ104、およびシリンジ240の各々は、最初に互いに分離した状態で示されている。液体輸送アダプタ104は、バイアル102に係合するために下方に移動させることができる。図15において、キャップ220は液体輸送アダプタ104から取り外され、キャップ242はシリンジ240から取り外される。シリンジ240は、アダプタの注射器係合端部112に入ることで液体輸送アダプタ104に係合する。シリンジ240および液体輸送アダプタ104が互いに結合されると、図16に示されるように、シリンジ240のプランジャ244が押されて、液体をバイアル内に挿入する。シリンジからの液体がバイアル102内へ挿入されると、シリンジ240は液体輸送アダプタ104から取り外されるであろう。図17に示されるように、シリンジが液体輸送アダプタ104の注射器係合端部112から引き出されるとき、挿入部230も液体輸送アダプタ104から引き出されるであろう。
[0051]図18−20は、たとえば、液体輸送アダプタ104がバイアルに係合するときに、バイアル102のゴムストッパ120を貫くスパイク118の図である。特に、図18は、バイアル102の外側からスパイク118を示している。複数のファセット124は、スパイク118のシャフト129の側壁128上を延びるチャネル開口部126を備えるものとして示されている。さらに、金属キャップ149が示されている。金属キャップのタブは取り外されており、スパイクがストッパ120、およびタブが金属キャップ149に接続されていた場所に残っている残物にアクセスするのを可能にする。ストッパ120の突出部151が示されており、スパイク118のターゲットとして機能する。ファセット124間の接合部におけるエッジ190は、スパイク118がストッパ120を刺すときのカッティングエッジとして機能する。
[0052]図19は、スパイク118がストッパ120を通って押されるときの、バイアル内から見た図を示す。いくつかの実施形態において、スパイク118の挿入時にストッパ120の裂けが生じることがある。一実施形態において、スパイク118の貫通を促進するために、エッジ190は、弾性ストッパ120を通って刺すのに十分に鋭い。エッジ190は、ファセット124の方面よりもさらに遠くに半径方向に延びるので、ストッパ120からの圧力は、エッジ190に集中する。より具体的には、付き刺しの応力集中、伸び、および/またはストッパ120の裂けは、開口部126から離れて、エッジ190がストッパに接触する場所でポイント258において集中する。したがって、チャネル開口部126は、全体として、ストッパ120を突き刺すためのエッジまたはポイントを提供しない。これは、ストッパ120の芯が抜かれることを避けるのを助け、ストッパ120のチャネル開口部126への侵入を最小化するのを助ける。一実施形態において、ストッパ120の材料は、エッジ190によりチャネル開口部126から引き離され、符号259で示されるような、チャネル開口部126内へ拡張するストッパの材料は最小化される。
[0053]図20は、バイアル102に完全に挿入されたスパイク118を示している。図に見られるように、エッジ190はストッパ120から除かれ、チャネル開口部126が露出されている。ここには示されていないが、スパイク118がストッパ120を通って押されるとき、ストッパ120はバイアル102内へわずかに逸らされる。一実施形態において、チャネル開口部126の遠位端部は、ストッパ120と同一平面になるか、または、ストッパ120内に残り、上述したように、バイアル内の液体の実質的に全てが注射器内に引き出される。
[0054]図21は、液体輸送アダプタ200の他の実施形態の斜視図であり、4つのファセット204を備えるスパイク202を有する。各ファセット204は、類似のサイズまたは異なるサイズとすることができ、一実施形態は、ファセットの面内からスパイク202の側壁208上に延びるチャネル開口部206を備える。チャネル開口部206は、スパイク202内のチャネル(図示せず)と連絡し、液体輸送アダプタ200の2つの端部の間の液体連通を提供する。
[0055]ファセット204は先端210で結合し、また、各ファセットは、隣接するファセットと結合しエッジ212を形成する(他の実施形態ではエッジ190として言及される)。先端210は、スパイク202に対して軸方向に中心決めされる。ファセット204の接合部におけるエッジ212は、バイアルのゴムの隔壁またはストッパを通って突き刺すために用いることができる。それゆえ、エッジ212はカッティングエッジである。さらに、チャネル開口部206(他の実施形態ではチャネル126として言及される)は、エッジ212の間に位置決めされるが、エッジに干渉または中断しない。エッジ212は、チャネル開口部206が位置決めされるファセット204の内側部分よりもより半径方向外側に配置される。エッジ212の外側位置は、スパイク202が隔壁を貫通するときに、チャネル開口部から離れて隔壁のひずみ集中を局在化させる。
[0056]本願の詳細な説明のセクションで具体的に特定される全ての参考文献は、参照によりその全体が明示的に本明細書に組み込まれる。本明細書で使用される「約」との語は、広く、対応する数値および数値範囲の両者を指すことを理解されたい。さらに、本明細書におけるすべての数値範囲は、その範囲内にある全体の全ての数値を含み、他の実施形態は他の寸法を備えることができることを理解されたい。したがって、本明細書で説明される具体的な実施形態は、例示でありその範囲を限定するものではないことを理解されたい。
[0057]本開示の説明的な実施形態が開示されたが、多数の修正形態および他の実施形態が当業者に想起されるであろう。たとえば、様々な実施形態の特徴は、他の実施形態において用いることができる。それゆえ、添付の特許請求の範囲の請求項は、そのようなあらゆる修正形態、および本開示の趣旨および範囲内で想到するあらゆる実施形態を包含することが意図されている。上記した全ての各文献の内容は参照により本明細書にその全体が組み込まれる。

Claims (26)

  1. 注射器とバイアルとの間に作動的に挟むことができる液体輸送アダプタであって、
    注射器に流体的に連結するように構成される注射器係合部と、
    バイアル連結部と、を有し、前記バイアル連結部は、スパイク軸およびバイアルの隔壁を貫通するように構成される先端部を備えるスパイクを含み、前記先端部は、互いに1つ以上のエッジにおいて互いに結合する複数のファセットを含み、前記1つ以上のエッジの少なくとも1つは、前記スパイク軸に対して傾斜しており、前記スパイクは、前記注射器係合部に流体連通するように前記スパイクを通って延びるチャネルを画定し、前記スパイクは、前記ファセットの少なくとも1つ内に画定され且つ前記エッジを中断しないように配置されるチャネル開口部を含む、液体輸送アダプタ。
  2. 請求項1に記載の液体輸送アダプタであって、前記エッジは前記ファセットの間の接合部を有する、液体輸送アダプタ。
  3. 請求項1に記載の液体輸送アダプタであって、前記エッジは、前記スパイク118が前記隔壁を通って押入れられるときに、前記隔壁を突き刺すように構成される付き刺し表面を有する、液体輸送アダプタ。
  4. 請求項1に記載の液体輸送アダプタであって、前記先端部は、少なくとも3つのファセットを有する、液体輸送アダプタ。
  5. 請求項4に記載の液体輸送アダプタであって、前記チャネル開口部は、前記少なくとも3つのファセットの各々に配置されるチャネル開口部を有する、液体輸送アダプタ。
  6. 請求項1に記載の液体輸送アダプタであって、さらに、前記注射器係合部に配置され、前記注射器と係合するように構成されるシール、または、前記チャネルおよび前記注射器内に液体を維持するための取り外し可能な挿入部、を有する、液体輸送アダプタ。
  7. 請求項1に記載の液体輸送アダプタであって、さらに、前記バイアルに挿入された前記スパイクにより前記液体輸送アダプタを前記バイアルに係合させるように構成される、前記バイアル連結部に関連付けられるバイアル係合部材を有する、液体輸送アダプタ。
  8. 請求項1に記載の液体輸送アダプタであって、前記バイアル係合部材は、前記スパイクの周りに配置されるそり返るフィンガを有し、前記フィンガは、前記バイアルに係合する前記液体輸送アダプタをスナップ留めして保持するように前記スパイクの方に向かって延びる、液体輸送アダプタ。
  9. 請求項1に記載の液体輸送アダプタであって、前記チャネル開口部は、前記エッジから円周方向に間隔が隔てられる、液体輸送アダプタ。
  10. 請求項1に記載の液体輸送アダプタであって、前記チャネル開口部の側方エッジは、前記エッジに比べて半径方向内側に配置される、液体輸送アダプタ。
  11. 請求項1に記載の液体輸送アダプタであって、前記チャネル開口部の側方エッジは、任意の軸方向位置において前記エッジに対して半径方向内側に配置される、液体輸送アダプタ。
  12. 請求項1に記載の液体輸送アダプタであって、前記チャネル開口部の側方エッジは、前記スパイク118が前記隔壁を通って貫通するときに、前記隔壁の前記チャネル開口部内への侵入を最小化するのに十分なだけ前記エッジから間隔が隔てられている、液体輸送アダプタ。
  13. 請求項1に記載の液体輸送アダプタであって、前記チャネル開口部は、前記ファセット上で実質的に円周方向に中心決めされる、液体輸送アダプタ。
  14. 請求項1に記載の液体輸送アダプタであって、前記注射器係合部は、針無注射器または取り外し可能な挿入部に連結するのに好適な寸法を有する、液体輸送アダプタ。
  15. 請求項14に記載の液体輸送アダプタであって、様々なサイズの注射器に係合するように前記注射器係合部を選択的に構成するために、取り外し可能な挿入部が前記注射器係合に取り外し可能に連結される、液体輸送アダプタ。
  16. 請求項15に記載の液体輸送アダプタであって、前記取り外し可能な挿入部は、第1幅を備えるシリンジに連結するのに好適な寸法を有し、挿入部が取り外される際に、前記注射器係合部は、前記第1幅よりも大きい第2幅を備えるジェット注射器に連結するように構成される、液体輸送アダプタ。
  17. 請求項1に記載の液体輸送アダプタであって、
    前記スパイクは、前記先端部から前記注射器係合部へ延びるシャフトと、
    前記バイアルが逆さにされた位置で、前記バイアルから引き出される流体を最大化するように、前記シャフト上に延びる開口部と、を有する、液体輸送アダプタ。
  18. 請求項1に記載の液体輸送アダプタであって、前記エッジは、実質的に軸方向に中心決めされるポイントにおいて結合する、液体輸送アダプタ。
  19. 請求項1に記載の液体輸送アダプタであって、前記ファセットは、実質的に平坦な傾斜部である、液体輸送アダプタ。
  20. 注射器とバイアルとの間に作動的に挟むことができる液体輸送アダプタであって、
    注射器に流体連結するように構成される注射器係合部と、
    スパイクを含むバイアル連結部と、を有し、前記スパイクはスパイク軸およびバイアルの隔壁を貫通するように構成される先端部を備え、前記先端部は、1つ以上のエッジで互いに結合する複数のファセットを含み、前記1つ以上のエッジの少なくとも1つは前記スパイク軸に対して傾斜しており、前記スパイクは、前記スパイクを通って延びる前記注射器係合部に流体連通するチャネルを画定し、前記スパイクは、前記ファセットの少なくとも1つに画定され且つ前記エッジを中断することなく配置されるチャネル開口部を含み、
    前記液体輸送アダプタは、前記バイアル連結部に関連付けられるカラーを有し、前記バイアルに挿入された前記スパイクにより前記液体輸送アダプタを前記バイアルに係合させるためのガイドとして機能するように構成される、液体輸送アダプタ。
  21. 請求項20に記載の液体輸送アダプタであって、前記カラーは、前記液体輸送アダプタのスパイクを前記バイアルの隔壁のターゲットに前もって挿入するのに十分な高さである、液体輸送アダプタ。
  22. 請求項20に記載の液体輸送アダプタであって、前記カラーは、実質的にストッパの側壁を避けるために、前記液体輸送アダプタのスパイクを前記バイアル内に前もって挿入するのに十分な高さである、液体輸送アダプタ。
  23. 請求項20に記載の液体輸送アダプタであって、前記カラーは、前記バイアル内への流体の導入または前記バイアルから液体の引き出しを妨げることなく、前記バイアルに対する角度で前記液体輸送アダプタとともにバイアルへの取り付けを可能にするのに十分な高さである、液体輸送アダプタ。
  24. 請求項20に記載の液体輸送アダプタであって、前記カラーは、前記バイアルに係合した前記液体輸送アダプタをスナップ留めして保持するために、前記スパイクの方に向かって延びる、前記スパイクの周りに配置されるそり返ったフィンガを有する、液体輸送アダプタ。
  25. 注射器とバイアルとの間に作動的に挟まれる液体輸送アダプタであって、
    注射器に流体連結するように構成される注射器係合部と、
    スパイクを備えるバイアル連結部と、を有し、前記スパイクはスパイク軸とバイアルの隔壁を貫通するように構成される先端部とを備え、前記先端部は1つ以上のエッジにおいて互いに結合する複数のファセットを含み、前記1つ以上のエッジの少なくとも1つは前記スパイク軸に対して傾斜しており、前記スパイクは、前記注射器係合部に流体連通するように前記スパイク内を通って延びるチャネルを画定し、前記スパイクは、前記ファセットの少なくとも1つ内に画定されるチャネル開口部を含み、前記チャネル開口部は、前記エッジから円周方向に間隔が隔てられる、液体輸送アダプタ。
  26. シールされたバイアルに液体連通を提供するスパイクを有する液体輸送アダプタであって、前記スパイクは、
    シャフト部と、
    バイアルの隔壁を貫通するように構成される貫通ポイントと、を有し、前記先端部は、少なくとも1つの先端を形成する傾斜部を含み、
    前記スパイクはさらに、前記スパイクの少なくとも一部に沿って延びるチャネルと、
    前記傾斜部内に配置されるチャネル開口部と、を有し、前記チャネル開口部は前記シャフト部上に延び、前記バイアルへのまたは前記バイアルへ液体を輸送するために前記チャネルに接続される、液体輸送アダプタ。
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