JP2014526708A - 分析アッセイのためのカスタマイズされた品質対照 - Google Patents

分析アッセイのためのカスタマイズされた品質対照 Download PDF

Info

Publication number
JP2014526708A
JP2014526708A JP2014531852A JP2014531852A JP2014526708A JP 2014526708 A JP2014526708 A JP 2014526708A JP 2014531852 A JP2014531852 A JP 2014531852A JP 2014531852 A JP2014531852 A JP 2014531852A JP 2014526708 A JP2014526708 A JP 2014526708A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
analyte
kit
aqueous liquid
liquid matrix
assay
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2014531852A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5816376B2 (ja
Inventor
アリレザ エブラヒム
クリストファー スペーツ
ボレ カール デ
Original Assignee
バイオ−ラッド ラボラトリーズ インコーポレーティッド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by バイオ−ラッド ラボラトリーズ インコーポレーティッド filed Critical バイオ−ラッド ラボラトリーズ インコーポレーティッド
Publication of JP2014526708A publication Critical patent/JP2014526708A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5816376B2 publication Critical patent/JP5816376B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N1/00Sampling; Preparing specimens for investigation
    • G01N1/28Preparing specimens for investigation including physical details of (bio-)chemical methods covered elsewhere, e.g. G01N33/50, C12Q
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C12BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
    • C12QMEASURING OR TESTING PROCESSES INVOLVING ENZYMES, NUCLEIC ACIDS OR MICROORGANISMS; COMPOSITIONS OR TEST PAPERS THEREFOR; PROCESSES OF PREPARING SUCH COMPOSITIONS; CONDITION-RESPONSIVE CONTROL IN MICROBIOLOGICAL OR ENZYMOLOGICAL PROCESSES
    • C12Q1/00Measuring or testing processes involving enzymes, nucleic acids or microorganisms; Compositions therefor; Processes of preparing such compositions
    • C12Q1/26Measuring or testing processes involving enzymes, nucleic acids or microorganisms; Compositions therefor; Processes of preparing such compositions involving oxidoreductase
    • C12Q1/32Measuring or testing processes involving enzymes, nucleic acids or microorganisms; Compositions therefor; Processes of preparing such compositions involving oxidoreductase involving dehydrogenase
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N33/00Investigating or analysing materials by specific methods not covered by groups G01N1/00 - G01N31/00
    • G01N33/48Biological material, e.g. blood, urine; Haemocytometers
    • G01N33/50Chemical analysis of biological material, e.g. blood, urine; Testing involving biospecific ligand binding methods; Immunological testing
    • G01N33/96Chemical analysis of biological material, e.g. blood, urine; Testing involving biospecific ligand binding methods; Immunological testing involving blood or serum control standard
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N1/00Sampling; Preparing specimens for investigation
    • G01N1/28Preparing specimens for investigation including physical details of (bio-)chemical methods covered elsewhere, e.g. G01N33/50, C12Q
    • G01N2001/2893Preparing calibration standards
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N21/00Investigating or analysing materials by the use of optical means, i.e. using sub-millimetre waves, infrared, visible or ultraviolet light
    • G01N21/84Systems specially adapted for particular applications
    • G01N21/88Investigating the presence of flaws or contamination
    • G01N21/91Investigating the presence of flaws or contamination using penetration of dyes, e.g. fluorescent ink
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N2333/00Assays involving biological materials from specific organisms or of a specific nature
    • G01N2333/435Assays involving biological materials from specific organisms or of a specific nature from animals; from humans
    • G01N2333/76Assays involving albumins other than in routine use for blocking surfaces or for anchoring haptens during immunisation
    • G01N2333/765Serum albumin, e.g. HSA
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N2496/00Reference solutions for assays of biological material
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N2496/00Reference solutions for assays of biological material
    • G01N2496/80Multi-analyte reference solutions containing cholesterol, glucose and the like

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Hematology (AREA)
  • Immunology (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Urology & Nephrology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Analytical Chemistry (AREA)
  • Biochemistry (AREA)
  • Pathology (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Biotechnology (AREA)
  • Microbiology (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Cell Biology (AREA)
  • Food Science & Technology (AREA)
  • Wood Science & Technology (AREA)
  • Proteomics, Peptides & Aminoacids (AREA)
  • Zoology (AREA)
  • Biophysics (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Bioinformatics & Cheminformatics (AREA)
  • Genetics & Genomics (AREA)
  • Investigating Or Analysing Biological Materials (AREA)
  • Peptides Or Proteins (AREA)

Abstract

選択された量の分析物を各々が含有する固体ビーズを組み合わせて、アッセイ対象となる生体液の特質を有している液体ベースマトリクスと共に、キットを構成する。検査技師は使用時に、該キットから特定の分析物のための液体対照を調製でき、かつ好ましくは、特定のアッセイのためにカスタマイズされた、同一分析物について異なるレベルである一連のそのような対照を調製できる。

Description

関連出願の相互参照
本出願は、2011年9月20日に出願された米国特許仮出願第61/536,902号の恩典を主張し、その内容は全体として参照により本明細書に組み入れられる。
1.発明の分野
本発明は、生体液中の分析物に関するアッセイのための品質対照の分野にあるものである。
2.先行技術の説明
品質対照材料は、それを用いて手動でまたは自動化によるかのいずれかでアッセイが行われるアッセイ装置、材料、および手順の精度および正確性をモニタリングするために、臨床診断検査室において日常的に使用される。一般的にアッセイされる分析物の例は、薬物、ホルモン、酵素、および抗体であり、他のものは、経験を積んだ生化学者に容易に明らかであると考えられる。ヒト試料のアッセイのための対照は、典型的に、既知の量の標的分析物を、ヒト血清またはヒト尿などの加工されたヒトベースマトリクスに添加することにより調製される。なぜなら、これらのようなマトリクスは、対照が、すべての予測される分析変動に対して実際の患者試料と同じような感度であることを保証するからである。これらの対照の多くは、完全に構成された液体の凍結乾燥により固体形態として調製され、これにより使用者は、固体を水中に溶解することによりそれを再水和する単純な作業を任される。
市販されている対照は、単一分析物用であっても複数の分析物用であっても、一般的に、各アッセイについて医学的決定点(medical decision point)より上、その近く、およびそれより下であるレベルを与えるようバイレベル(bi-level)またはトリレベル(tri-level)の組み合わせで提供される。これらの対照の多くが、例えば腫瘍マーカーなどの関連する分析物の群、または、光度測定法により測定される日常的な化学分析物もしくは乾燥化学ストリップを用いて反射率光度測定法により測定される尿検査分析物などの、1つのタイプの検出技術により測定される分析物の群に指向されている。概して、対照は、ある特定の共通の試験法および技術における使用のために設計、開発、および最適化されており、多くの場合、これらの共通の使用の範囲を超えて広がる目的、特に、異なるレベルの濃度、異なるアッセイ方法研究、および、アッセイを行う異なる理由を必然的に伴う目的のためには有用ではない。
臨床診断アッセイは、アッセイ構築、検出技術、およびアッセイの供給源における違いのために、精度、正確性、定量の限界、検出の限界、直線性、および報告可能な範囲などの要因において異なる可能性がある。ある特定の分析物についてのアッセイは、例えば、医学的決定点のような特徴において標準化を欠如しており、従って、これらのアッセイと共に供給される対照は、十分に互換性があることもなく、また対照が及ぶ範囲の外側である検出レベルでの品質対照のために有用でもない。例えば、トロポニンIについて現在利用可能であるアッセイが意図している決定点は、4倍もの高い倍率で供給業者によって変動する。その上、患者集団は異なり、かつ、いくつかの場合には決定点が集団間で非常に異なるため1つの集団について設計された対照は別の集団に適さない。
本発明は、使用者が使用時に調製することができ、かつ、対照が代表する分析物、対照レベルの数、各対照における分析物の濃度、ベースマトリクス、および、特定のアッセイのための対照の有用性に影響を及ぼす他の要因を使用者が選択することを可能にする、カスタマイズ可能な品質対照を提供する。本発明は、従って、対照の調製のためのキット、および対照を調製するための方法に属する。キット材料は、水性液体マトリクスと分析物を含有する固体水溶性ビーズとからなる。「ビーズ」という用語は、すなわち、例えば瓶にパッケージングすることができ、かつ、個々にまたは少量でのいずれかで使用することができる、球体、小球、または同様のサイズの任意の固体を意味するように本明細書において使用される。個々のビーズは、分析物に加えて、各ビーズに構造的完全性を付加するための充填剤、その上、再構成される際に対照の特性および品質を制御するのを助けるための他の任意の成分も含有することができる。本明細書においてベースマトリクスとも呼ばれる水性液体マトリクスは、ヒト生体液または水のいずれかにおける、塩と約4.0〜約9.0のpHの緩衝剤との水性溶液であり、水における場合には、溶液は、好ましくは、生物学的試料の特質をマトリクスに与えるヒトまたは動物の供給源材料も含有する。ビーズおよびベースマトリクスは、別々にまたはキットの一部として出荷および販売することができ、かつ、それらは、アッセイ材料、装置、もしくは手順の試験におけるそれらの使用の直前に使用現場で組み合わされることができるか、または、購入者によって組み合わされて後の使用のために保管されることができる。組み合わされていない場合、ビーズおよびマトリクスは、冷蔵または冷凍などの特別な維持条件なしで出荷および保管することができる。
本発明のこれらのおよび他の目的、特徴、および利点を以下でさらに説明する。
発明の詳細な説明および選択された態様
水に溶解性である固体ビーズは、球体として都合よく製造されることができ、この球体のサイズは、本発明の有用性または新規性にとって重要ではなく、かつ変動しうる。多くの場合、約3 mm〜約10 mmの範囲内の直径を有する球体が、使用するのに好都合であると考えられる。単一分析物アッセイに使用される対照について、本発明のある特定の態様における各ビーズは、ビーズ中の唯一の生物学的に由来する種として単一分析物を含有し、その分析物についての異なるレベルの濃度の対照は、別々のかつ等量または等量でない容量のベースマトリクス中に異なる数のビーズを溶解することにより取得されることができる。本発明の範囲内の対照はまた、同時検出用かまたは別々の検出においてかのいずれかの、多成分アッセイ、すなわち、2種またはそれ以上の分析物に関するアッセイのために、ビーズ中に2種またはそれ以上の分析物を含むことにより、製剤化することができる。その上ここで、同一容量のベースマトリクスの異なるアリコート中に異なる数のビーズを溶解することにより、両分析物の異なるレベルの濃度の対照を取得することができる。多成分アッセイのための対照はまた、異なる分析物のビーズを単一容量のベースマトリクス中において組み合わせることにより、ビーズ1つ当たり単一分析物を有するビーズから調製することができ、それによって、対照の設計および使用におけるより大きな柔軟性が使用者に与えられる。別々であるが等量のベースマトリクス中に異なる数のビーズを使用することにより、または、異なる容量のベースマトリクス中に同一の数のビーズを使用することにより、各分析物の異なるレベルのセットを得ることができる。
ビーズ1つ当たりの分析物の量は、大きく変動することができ、再構成される対照の容量により、および対照1つ当たりに使用されるビーズの最小数により左右されると考えられる。例えば、対照の所定のセットは、3種のレベルの分析物を含んでもよく、従って、単一ビーズ中の分析物の量は、最も低い分析物レベルを有する対照が、ベースマトリクスの容量中に単一ビーズを再構成することにより得られることができるようなものであってもよい。使用者が対照セットを形成させる際に準備するレベルの数は、変動することもでき、かつ、いくつかの場合には2種のレベルほど少なくて十分である。しかしながら、大抵の場合、3種またはそれ以上の分析物レベルを構成する対照が調製され、それによって使用者は、アッセイ応答の直線性を確認することが可能になり、かつ、決定点とほぼ同等のレベルならびに決定点より上および下のレベルを代表する対照を有することが可能になる。
本発明のある特定の態様において、ビーズは、単一分析物を含有し、ビーズ中の分析物の濃度を希釈するため、または、ビーズの物理的特性とベースマトリクス中に迅速に溶解もしくは分散するビーズの能力とを増強もしくは改変するために含まれる材料である、製剤補助剤以外の追加的な種を含有しない。製剤補助剤は、例えば、保管中、出荷中、もしくは取扱い中のビーズの物理的完全性を維持する役目、ビーズ、分析物、もしくはまだビーズ形態にある両方に対して化学的安定性を付与する役目、ひとたびビーズがベースマトリクス中に溶解されると、再構成された対照のイオン強度もしくはpHを維持する役目、または、分析物を検出する能力を干渉しない、種々の点のいずれかにおけるヒト試料の特質を、再構成された対照に与える役目をし得る。ある特定のビーズは2種またはそれ以上の分析物を含有してもよいが、単一分析物に限定されるビーズは、それらが対照として再構成される際にその使用におけるより大きな柔軟性を提供することができる。なぜなら、2種またはそれ以上の分析物を有する対照は、各々単一分析物を有する異なるビーズを組み合わせることにより調製することができ、検査技師が相対的量を制御または変更することが可能になるからである。最適な製剤補助剤は、分析物を遮蔽することにより、1種の分析物の検出の別のものからの分離を許容しない様式で分析物と組み合わせて検出することにより、または、分析物に対するアッセイの感受性に影響を及ぼす任意の方法でのいずれかにより、再構成された対照において分析物の検出を干渉しないものである。ビーズ中で最も回避される種は、分析物以外のタンパク質および免疫グロブリンを含む。
製剤補助剤の1つのタイプは充填剤である。1種または複数の充填剤は、ビーズがその形状を保持するのを助けることにより、ビーズに物理的完全性を与えると考えられる。この効果を達成することが公知である従来の材料を使用することができる。充填剤の例は、グリシン、ソルビトール、マンニトール、ラクトース、デキストロース、アルブミン、オボアルブミン、ゼラチン、デキストランなどの多糖類、およびポリビニルピロリドンなどの親水性ポリマーである。ウシ血清アルブミンは、多くの場合、特に好都合である。充填剤の適切な容量は、ビーズ製剤における当業者に容易に明らかであり、実測値は、本発明の新規性または有用性にとって重要ではない。ビーズを水性溶液の凍結乾燥により形成させる場合、例えば、凍結乾燥前の溶液は、1デシリットルの溶液当たり約0.3g〜約3gの充填剤を含有することが多い。
製剤補助剤の別のタイプは、塩であり、ビーズをマトリクス中に溶解する場合にベースマトリクスのイオン強度を維持するために含まれることができる。ビーズ中の塩の最適量は、従って、ベースマトリクスの塩濃度と再構成された対照の塩濃度との間においてせいぜい最小の差を生じさせる量であると考えられる。水性溶液の凍結乾燥により形成されるビーズを再び例として用いると、凍結乾燥前の水性ビーズ溶液の塩濃度は、約10mM〜約300mMであってもよい。塩自体は、生物学的試料と適合性であり、かつ、それが、アッセイされる試料において挙動するのと同じ様に対照において挙動する、任意の塩であることができる。塩化ナトリウムが、このタイプの使用のための一般的な塩である。
製剤補助剤の第3のタイプは、再構成された対照を望ましいpHで維持するための緩衝剤である。ビーズのpHは、上記で引用された範囲からも明らかなように、大きく変動することができるが、ヒトおよび他の哺乳動物対象の典型的なアッセイのための対照について、pHは一般的に、中性からわずかに塩基性までであると考えられる。多くの場合、最適pHレベルは、約6.2〜約8.5の範囲内であると考えられる。適した緩衝剤の例は、トリス(ヒドロキシメチル)アミノメタン(トリス塩基)、トリス(ヒドロキシメチル)アミノメタン塩酸塩(トリス-HCl)、ビス(2-ヒドロキシエチル)イミノトリス-(ヒドロキシメチル)メタン(ビス-トリス塩基)、ビス(2-ヒドロキシエチル)イミノトリス-(ヒドロキシメチル)メタン塩酸塩(ビス-トリス-HCl)、およびN-2-ヒドロキシエチル-ピペラジン-N-2-エタンスルホン酸(HEPES)である。
本発明における使用のためのビーズは、任意の従来の手段により調製することができ、そのうち最も好都合なものは、最終的なビーズの成分が水性溶液中に溶解されている、該水性溶液からの凍結乾燥によるものである。凍結および昇華の前の溶液の容量は、大きく変動することができるが、大抵の場合、約5μL〜約1,000μLの容量が、最も良好な結果を与えるであると考えられる。凍結乾燥は、ビーズの高い温度への曝露によるビーズ成分の分解を回避または最小化する。
本発明のある特定の態様においてベースマトリクス中に含まれるヒトまたは生物学的供給源の材料は、ヒト血清アルブミン、ウシ血清アルブミン、または、任意の他のアルブミンもしくはヒト血清アルブミンに類似しているタンパク質全般であることができる。ヒト血清アルブミンまたはウシ血清アルブミンがまた充填剤としてビーズ中にも含まれる場合、その濃度は好ましくは、ベースマトリクス中でのビーズの溶解によって、再構成前のベースマトリクスの濃度と実質的に異なる濃度を有する再構成された対照が結果として生じない程、十分低い。従って、ビーズ中の充填剤がウシ血清アルブミン(BSA)であり、かつベースマトリクス中の添加物がヒト血清アルブミン(HSA)である場合、ビーズが(例えば、凍結乾燥により)水性溶液から形成される、該水性溶液中のBSAの濃度は、ベースマトリクス中のHSAの濃度の、例えば10分の1〜3分の1であってもよい。
アッセイされる試料と非常に近似している再構成された対照を提供する容量オスモル濃度を有するベースマトリクスを、提供することができる。これらを考慮して、容量オスモル濃度レベルは、大きく変動することができるが、大抵の場合、最も良好な結果は、約50 mOsm/kg〜約1,000 mOsm/kgの範囲内の容量オスモル濃度で得られると考えられる。容量オスモル濃度は、例えばビーズ自体中に塩を含むことにより、制御することができる。好都合な例として再び塩化ナトリウムを用いると、同一のタイプの塩を両方に使用することができる。ビーズ中での場合と同一の緩衝剤を都合よく使用して、緩衝剤を有するベースマトリクスもまた提供することができる。
ベースマトリクスはまた、特定のアッセイを干渉し得る内因性分析物を除去するように処理された、ヒトおよび動物の供給源材料から調製することができる。これらの供給源材料の例は、ヒト全血、血漿、血清、尿、ならびに、口腔液および滑液である。内因性分析物の除去は、濾過、沈殿、酵素処理および熱処理による分解、ならびに、親和性分離、イオン交換、およびサイズ排除などのクロマトグラフィー分離により達成することができる。
ベースマトリクスのさらなる任意の成分は、安定剤および抗菌物質である。安定剤の例は、プロテアーゼ阻害剤、キレート剤、凍結保護物質、還元剤、架橋剤、および界面活性剤である。抗菌物質の例は、アジ化ナトリウム、シプロフロキサシン、クロラムフェニコール、ゲンタマイシン、アミカシン、トブラマイシン、およびアンホテリシンBである。これらの添加物の適切な量は、これらの使用における当業者に容易に明らかであろう。
実施例1.ビーズの調製
分析物の濃度が、再構成時の希釈係数に相当するように、再構成された対照における分析物の標的濃度よりも100〜200倍高い、水性溶液から、5種の異なる分析物についての単一分析物ビーズを調製した。ビーズを調製するために使用した種々の水性溶液の製剤を表1に列挙する。
(表1)凍結乾燥前のビーズ組成
Figure 2014526708
各溶液から調製した20種のビーズを、各々4回、分析物1種当たり合計80回の観察で試験し、ビーズ間の変動性を測定した。結果を表2に示す。
(表2)単一分析物ビーズの特性
Figure 2014526708
実施例2.ベースマトリクスの調製
表3に列挙する濃度を得るように、水中にヒト血清アルブミン、NaCl、およびHEPES緩衝剤を溶解および混合することによりベースマトリクスを調製した。
(表3)ベースマトリクスの組成
Figure 2014526708
成分を溶解すると、希釈HClまたはNaOHを用いて溶液のpHを7.8に調整した。溶液を次に、微生物の増殖を予防するために、0.2μmのメンブレンフィルターに通して250〜500 mL滅菌ポリスチレン容器中に無菌的に濾過し、各々3 mLまたは5 mLの小さなガラスバイアルに満たして蓋をし、2〜8℃で保管した。ベースマトリクス中の実施例1の種々の分析物のレベルは次に、市販されているアッセイを用いて測定されて、アッセイの検出限界未満であることが見出された。
実施例3.対照の調製および性能
各々規定されかつアッセイされた濃度を有する選択された数の分析物ビーズを、対照の各レベルについて望ましい濃度を達成するように、選択された容量のベースマトリクス中に再水和することにより、カスタマイズされた対照を調製した。すべて使用時に調製した、いくつかのトリレベル単一分析物対照および1つの複数分析物対照についての回収データを表4に列挙し、各対照レベルのために使用したビーズの数、使用したベースマトリクスの容量、および各対照レベルについて得られた分析物濃度を示す。
(表4)トリレベル対照についての検出された分析物レベル
Figure 2014526708
35℃、41℃、および47℃の高い温度でそれぞれ39日間、22日間、および13日間、再構成されていないビーズのバイアルを保管することにより貯蔵寿命の予測としての促進安定性研究を実施し、これは20 kcal/モルの活性化を仮定するとすべて概算で2〜8℃における4年と等価であった。次に、高い温度でのインキュベーション期間後にビーズを再構成し、その後、分析物濃度/回収率を測定した。結果を表5に示す。
(表5)促進安定性研究
Figure 2014526708
オープンバイアル(使用中)安定性研究は、ビーズを再構成し、再構成されたビーズを含有するバイアルを、2〜8℃の冷蔵庫中に保管し、14日間毎日冷蔵庫からそれらを取り出して、それらを15分間室温まで平衡化させ、バイアルを開けてその内容物を大気に曝露させ、次に、典型的な使用をシミュレートするために30秒後にそれらを閉じて、2〜8℃の冷蔵庫にそれらを戻すことにより、実施された。試料バイアルに14日間ストレスを与え、研究の最後に、分析物回収率を、同時に試験した新たに再構成されたビーズの分析物回収率と比較した。結果により、分析物濃度/活性は、14日の期間にわたって元々の値から10%未満変動したことが示された。
本明細書に添付されている特許請求の範囲において、「1つの(a)」または「1つの(an)」という用語は、「1つまたは複数の」を意味するように意図される。「〜を含む(comprise)」という用語、ならびに「〜を含む(comprises)」および「〜を含む(comprising)」などのその変形物は、段階または要素の記述と共に用いる場合、さらなる段階または要素の追加が任意であり、かつ排除されないことを意味するように意図される。種または成分の列挙の記述と共に用いる場合の「〜から本質的になる」という用語もまた、列挙されたもの以外の種または成分の追加が任意であり、かつ排除されないが、そのような追加的な種または成分は、存在する場合、微量かまたはそれらが本発明の機能性に影響を及ぼさないほど少ない量のいずれかで存在することを意味するように意図される。本明細書において引用されるすべての特許、特許出願、および他の刊行された参照資料は、これによって全体として参照により本明細書に組み入れられる。本明細書において引用される任意の参照資料または任意の先行技術全般と本明細書の明示的な教示との間の任意の矛盾は、本明細書における教示を支持して解決されるように意図される。これは、単語または句の技術で理解される定義と同一の単語または句の本明細書において明示的に提供される定義との間の任意の矛盾を含む。
[本発明1001]
選択されたアッセイ法によるヒト生体液の試料中の選択された分析物に関するアッセイのためのカスタマイズされた対照を調製するためのキットであって、
各々が該分析物と、充填剤と、塩と、緩衝剤とを含む、多数の固体水溶性ビーズ、および
塩と約4.0〜約9.0のpHの緩衝剤とを含む、水性液体マトリクス
を含む、キット。
[本発明1002]
前記アッセイ法が検出限界を有し、かつ、前記マトリクス中に存在する場合の前記分析物が該検出限界未満である、本発明1001のキット。
[本発明1003]
前記固体水溶性ビーズが、前記分析物、前記充填剤、前記塩、および前記緩衝剤から本質的になる、本発明1001のキット。
[本発明1004]
前記アッセイが、多数の別個の選択された分析物に関するアッセイであり、前記キットが、多数の別個の水溶性ビーズを含み、各別個のビーズが、単一の別個の分析物を含有する、本発明1001のキット。
[本発明1005]
前記アッセイが、多数の別個の選択された分析物に関するアッセイであり、かつ、各前記水溶性ビーズが該分析物のすべてを含有する、本発明1001のキット。
[本発明1006]
前記水性液体マトリクスがヒト生体液であり、前記分析物の検出を干渉する内因性の種が該ヒト生体液から除去されている、本発明1001のキット。
[本発明1007]
前記水性液体マトリクスが、ヒト血清アルブミンおよびウシ血清アルブミンからなる群より選択されるメンバーをさらに含む、本発明1001のキット。
[本発明1008]
前記水性液体マトリクスが、プロテアーゼ阻害剤、キレート剤、架橋剤、凍結保護物質、還元剤、および界面活性剤からなる群より選択される安定剤をさらに含む、本発明1001のキット。
[本発明1009]
前記水性液体マトリクスが、アジ化ナトリウム、シプロフロキサシン、クロラムフェニコール、ゲンタマイシン、アミカシン、トブラマイシン、およびアンホテリシンBからなる群より選択される抗菌物質をさらに含む、本発明1001のキット。
[本発明1010]
前記水性液体マトリクスが、約6.2〜約8.5のpHを有する、本発明1001のキット。
[本発明1011]
前記水性液体マトリクスが、約50〜約1,000 mOsm/kgの容量オスモル濃度を有する、本発明1001のキット。
[本発明1012]
各前記水溶性ビーズが、実質的に球形であり、約3 mm〜約10 mmの直径を有する、本発明1001のキット。
[本発明1013]
各前記水溶性ビーズが、約5μL〜約1,000μLの容量の水性溶液の凍結乾燥により調製される、本発明1001のキット。
[本発明1014]
以下の段階を含む、選択されたアッセイ技術によるヒト生体液の試料中の選択された分析物に関するアッセイのための対照のセットを調製するための方法であって、公知の医学的決定点(medical decision point)に対して該試料中の該分析物のレベルを測定するためである、方法:多数の液体溶液を形成するために水性液体マトリクスの別々のアリコート中に多量の固体水溶性ビーズを溶解する段階であって、各該水溶性ビーズが該分析物と、充填剤と、塩と、緩衝剤とを含み、かつ、該水性液体マトリクスが塩と約4.0〜約9.0のpHの緩衝剤とを含み、該多数の液体溶液が有する該分析物の濃度が、該医学的決定点を一括する範囲を画定する、段階。
[本発明1015]
前記アッセイ技術が検出限界を有し、かつ、前記マトリクス中に存在する場合の前記分析物が該検出限界未満である、本発明1014の方法。
[本発明1016]
前記固体水溶性ビーズが、前記分析物、前記充填剤、前記塩、および前記緩衝剤から本質的になる、本発明1014の方法。
[本発明1017]
多数の別個の選択された分析物の各々についての公知の医学的決定点に対して各々の該分析物のレベルを測定するために、該多数の別個の選択された分析物に関するアッセイのための対照のセットを、多数の液体溶液を形成するために前記水性液体マトリクスの別々のアリコート中に多量の各多数の別個の水溶性ビーズを溶解することにより調製する段階であって、各別個の水溶性ビーズが、単一の別個の分析物を含有し、該多数の液体溶液が有する各分析物の濃度が、その分析物についての該医学的決定点を一括する範囲を画定する、段階を含む、本発明1014の方法。
[本発明1018]
前記水性液体マトリクスがヒト生体液であり、前記分析物の検出を干渉する内因性の種が該ヒト生体液から除去されている、本発明1014の方法。
[本発明1019]
前記水性液体マトリクスが、ヒト血清アルブミンおよびウシ血清アルブミンからなる群より選択されるメンバーをさらに含む、本発明1014の方法。
[本発明1020]
前記水性液体マトリクスが、プロテアーゼ阻害剤、凍結保護物質、還元剤、キレート剤、架橋剤、および界面活性剤からなる群より選択される安定剤をさらに含む、本発明1014の方法。
[本発明1021]
前記水性液体マトリクスが、アジ化ナトリウム、シプロフロキサシン、クロラムフェニコール、ゲンタマイシン、アミカシン、トブラマイシン、およびアンホテリシンBからなる群より選択される抗菌物質をさらに含む、本発明1014の方法。
[本発明1022]
前記水性液体マトリクスが、約6.2〜約8.5のpHを有する、本発明1014の方法。
[本発明1023]
前記水性液体マトリクスが、約50〜約1,000 mOsm/kgの容量オスモル濃度を有する、本発明1014の方法。
[本発明1024]
各前記水溶性ビーズが、実質的に球形であり、約3 mm〜約10 mmの直径を有する、本発明1014の方法。
[本発明1025]
各前記水溶性ビーズが、約5μL〜約1,000μLの容量の水性溶液の凍結乾燥により調製される、本発明1014の方法。

本発明のこれらのおよび他の目的、特徴、および利点を以下でさらに説明する。

Claims (25)

  1. 選択されたアッセイ法によるヒト生体液の試料中の選択された分析物に関するアッセイのためのカスタマイズされた対照を調製するためのキットであって、
    各々が該分析物と、充填剤と、塩と、緩衝剤とを含む、多数の固体水溶性ビーズ、および
    塩と約4.0〜約9.0のpHの緩衝剤とを含む、水性液体マトリクス
    を含む、キット。
  2. 前記アッセイ法が検出限界を有し、かつ、前記マトリクス中に存在する場合の前記分析物が該検出限界未満である、請求項1記載のキット。
  3. 前記固体水溶性ビーズが、前記分析物、前記充填剤、前記塩、および前記緩衝剤から本質的になる、請求項1記載のキット。
  4. 前記アッセイが、多数の別個の選択された分析物に関するアッセイであり、前記キットが、多数の別個の水溶性ビーズを含み、各別個のビーズが、単一の別個の分析物を含有する、請求項1記載のキット。
  5. 前記アッセイが、多数の別個の選択された分析物に関するアッセイであり、かつ、各前記水溶性ビーズが該分析物のすべてを含有する、請求項1記載のキット。
  6. 前記水性液体マトリクスがヒト生体液であり、前記分析物の検出を干渉する内因性の種が該ヒト生体液から除去されている、請求項1記載のキット。
  7. 前記水性液体マトリクスが、ヒト血清アルブミンおよびウシ血清アルブミンからなる群より選択されるメンバーをさらに含む、請求項1記載のキット。
  8. 前記水性液体マトリクスが、プロテアーゼ阻害剤、キレート剤、架橋剤、凍結保護物質、還元剤、および界面活性剤からなる群より選択される安定剤をさらに含む、請求項1記載のキット。
  9. 前記水性液体マトリクスが、アジ化ナトリウム、シプロフロキサシン、クロラムフェニコール、ゲンタマイシン、アミカシン、トブラマイシン、およびアンホテリシンBからなる群より選択される抗菌物質をさらに含む、請求項1記載のキット。
  10. 前記水性液体マトリクスが、約6.2〜約8.5のpHを有する、請求項1記載のキット。
  11. 前記水性液体マトリクスが、約50〜約1,000 mOsm/kgの容量オスモル濃度を有する、請求項1記載のキット。
  12. 各前記水溶性ビーズが、実質的に球形であり、約3 mm〜約10 mmの直径を有する、請求項1記載のキット。
  13. 各前記水溶性ビーズが、約5μL〜約1,000μLの容量の水性溶液の凍結乾燥により調製される、請求項1記載のキット。
  14. 以下の段階を含む、選択されたアッセイ技術によるヒト生体液の試料中の選択された分析物に関するアッセイのための対照のセットを調製するための方法であって、公知の医学的決定点(medical decision point)に対して該試料中の該分析物のレベルを測定するためである、方法:多数の液体溶液を形成するために水性液体マトリクスの別々のアリコート中に多量の固体水溶性ビーズを溶解する段階であって、各該水溶性ビーズが該分析物と、充填剤と、塩と、緩衝剤とを含み、かつ、該水性液体マトリクスが塩と約4.0〜約9.0のpHの緩衝剤とを含み、該多数の液体溶液が有する該分析物の濃度が、該医学的決定点を一括する範囲を画定する、段階。
  15. 前記アッセイ技術が検出限界を有し、かつ、前記マトリクス中に存在する場合の前記分析物が該検出限界未満である、請求項14記載の方法。
  16. 前記固体水溶性ビーズが、前記分析物、前記充填剤、前記塩、および前記緩衝剤から本質的になる、請求項14記載の方法。
  17. 多数の別個の選択された分析物の各々についての公知の医学的決定点に対して各々の該分析物のレベルを測定するために、該多数の別個の選択された分析物に関するアッセイのための対照のセットを、多数の液体溶液を形成するために前記水性液体マトリクスの別々のアリコート中に多量の各多数の別個の水溶性ビーズを溶解することにより調製する段階であって、各別個の水溶性ビーズが、単一の別個の分析物を含有し、該多数の液体溶液が有する各分析物の濃度が、その分析物についての該医学的決定点を一括する範囲を画定する、段階を含む、請求項14記載の方法。
  18. 前記水性液体マトリクスがヒト生体液であり、前記分析物の検出を干渉する内因性の種が該ヒト生体液から除去されている、請求項14記載の方法。
  19. 前記水性液体マトリクスが、ヒト血清アルブミンおよびウシ血清アルブミンからなる群より選択されるメンバーをさらに含む、請求項14記載の方法。
  20. 前記水性液体マトリクスが、プロテアーゼ阻害剤、凍結保護物質、還元剤、キレート剤、架橋剤、および界面活性剤からなる群より選択される安定剤をさらに含む、請求項14記載の方法。
  21. 前記水性液体マトリクスが、アジ化ナトリウム、シプロフロキサシン、クロラムフェニコール、ゲンタマイシン、アミカシン、トブラマイシン、およびアンホテリシンBからなる群より選択される抗菌物質をさらに含む、請求項14記載の方法。
  22. 前記水性液体マトリクスが、約6.2〜約8.5のpHを有する、請求項14記載の方法。
  23. 前記水性液体マトリクスが、約50〜約1,000 mOsm/kgの容量オスモル濃度を有する、請求項14記載の方法。
  24. 各前記水溶性ビーズが、実質的に球形であり、約3 mm〜約10 mmの直径を有する、請求項14記載の方法。
  25. 各前記水溶性ビーズが、約5μL〜約1,000μLの容量の水性溶液の凍結乾燥により調製される、請求項14記載の方法。
JP2014531852A 2011-09-20 2012-09-07 分析アッセイのためのカスタマイズされた品質対照 Active JP5816376B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US201161536902P 2011-09-20 2011-09-20
US61/536,902 2011-09-20
PCT/US2012/054103 WO2013043388A1 (en) 2011-09-20 2012-09-07 Customized quality controls for analytical assays

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014526708A true JP2014526708A (ja) 2014-10-06
JP5816376B2 JP5816376B2 (ja) 2015-11-18

Family

ID=47914761

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014531852A Active JP5816376B2 (ja) 2011-09-20 2012-09-07 分析アッセイのためのカスタマイズされた品質対照

Country Status (7)

Country Link
US (3) US9354144B2 (ja)
EP (3) EP2758782B1 (ja)
JP (1) JP5816376B2 (ja)
CN (2) CN106018852B (ja)
AU (3) AU2012312817B2 (ja)
CA (1) CA2848743C (ja)
WO (1) WO2013043388A1 (ja)

Families Citing this family (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9354144B2 (en) 2011-09-20 2016-05-31 Bio-Rad Laboratories, Inc. Customized quality controls for analytical assays
JP6226872B2 (ja) * 2011-11-22 2017-11-08 シーメンス・ヘルスケア・ダイアグノスティックス・インコーポレーテッドSiemens Healthcare Diagnostics Inc. キャリブレーションおよび/またはクオリティ・コントロール溶液として再構成用の乾燥試薬を含むデバイスとその製造および使用方法
WO2014182666A1 (en) * 2013-05-06 2014-11-13 Bio-Rad Laboratories, Inc. Stabilization of labile analytes in reference materials
CA2900201A1 (en) 2014-08-25 2016-02-25 Alireza Ebrahim Value assignment for customizable quality controls
EP3217180B1 (en) * 2016-03-10 2021-11-17 F. Hoffmann-La Roche AG Quality controls of analyzers for biological samples
FR3049346B1 (fr) * 2016-03-23 2024-05-17 Anaquant Billes solubles pour la preparation de solutions
CN107340341A (zh) * 2017-06-27 2017-11-10 长沙都正生物科技有限责任公司 一种氧化三甲胺定量检测试剂盒及方法
US11090227B2 (en) 2018-06-01 2021-08-17 Bio-Rad Laboratories, Inc. Connector for transferring the contents of a container
USD891842S1 (en) 2018-06-04 2020-08-04 Steelcase Inc. Chair arm
USD888479S1 (en) 2018-06-04 2020-06-30 Steelcase Inc. Chair arm
US10921223B2 (en) 2018-10-12 2021-02-16 Shenzhen Prs Limited Process record slide for staining and method of using the same

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5248615A (en) * 1990-02-09 1993-09-28 Abbott Laboratories Calibrator composition for prolactin assay
EP0844484A1 (en) * 1996-11-20 1998-05-27 Bayer Corporation Method for producing a stable troponin preparation and the use thereof as a calibrator/control in immunoassays
JPH10267913A (ja) * 1997-03-25 1998-10-09 Sekisui Chem Co Ltd 抗体感作ラテックス試薬の安定性測定方法及び安定性測定装置
JP2003329551A (ja) * 2002-05-15 2003-11-19 Sysmex Corp 標準試料の値付け方法
JP2004239880A (ja) * 2003-02-04 2004-08-26 Shino Test Corp 組み換え体よりなるヒトhmg−1標準物質及びこれを用いる試料中のヒトhmg−1測定方法
US20050136542A1 (en) * 2003-12-19 2005-06-23 Beckman Coulter, Inc. Stabilized liquid reference solutions
US20060183681A1 (en) * 2005-02-14 2006-08-17 Bio-Rad Laboratories, Inc. Stabilized compositions containing natriuretic peptides
JP2009521686A (ja) * 2005-12-21 2009-06-04 メソ スケール テクノロジーズ エルエルシー アッセイ試薬を具備するアッセイモジュールとその製造方法およびその使用方法

Family Cites Families (22)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5547873A (en) 1994-02-22 1996-08-20 Genzyme Corporation Compositions for stabilizing proteins for long term dry storage and methods of making and using the compositions
US5776563A (en) * 1991-08-19 1998-07-07 Abaxis, Inc. Dried chemical compositions
US5747268A (en) 1993-04-22 1998-05-05 Dade International Inc. Tumor marker control
US5981180A (en) * 1995-10-11 1999-11-09 Luminex Corporation Multiplexed analysis of clinical specimens apparatus and methods
US6194394B1 (en) 1998-07-01 2001-02-27 Sigma-Aldrich Co. Coagulation controls for prothrombin time (PT) and activated partial thromboplastin time (APTT) assays
ATE420365T1 (de) * 1999-07-14 2009-01-15 Spectral Diagnostics Inc Präparierung von sphären für diagnostische tests
JP2004500569A (ja) * 2000-02-25 2004-01-08 ルミネックス コーポレイション 多重アッセイ法のための内部標準および内部対照
US6255047B1 (en) 2000-02-28 2001-07-03 Bio-Rad Laboratories, Inc. Biosynthetic carbohydrate-deficient transferrin references
CN1564826A (zh) * 2001-02-09 2005-01-12 人类基因组科学公司 人类g蛋白趋化因子受体(ccr5)hdgnr10
US7175988B2 (en) * 2001-02-09 2007-02-13 Human Genome Sciences, Inc. Human G-protein Chemokine Receptor (CCR5) HDGNR10
US20080070324A1 (en) * 2002-07-15 2008-03-20 Floyd Alton D Quantity control device for microscope slide staining assays
GB2399084B (en) * 2002-07-30 2007-01-31 Univ Liverpool Porous beads and method of production thereof
US7291501B2 (en) 2003-07-16 2007-11-06 Abbott Laboratories Stable compositions for measuring human natriuretic peptides
US7459276B2 (en) 2003-09-29 2008-12-02 Scantibodies Laboratory, Inc. Methods and controls for monitoring assay quality and accuracy in parathyroid hormone measurement
US20060068399A1 (en) 2004-09-24 2006-03-30 Cepheid Multiple bead reagent system for protein based assays with optimized matrices
CN100404690C (zh) * 2005-12-29 2008-07-23 重庆大学 柑桔黄龙病菌实时荧光pcr检测引物、探针、固相化试剂盒及其检测方法
US7588942B2 (en) 2006-08-04 2009-09-15 Bio-Rad Laboratories, Inc. Standard/reference/control for blood coagulation testing
KR100951056B1 (ko) * 2007-10-29 2010-04-07 대한민국 라텍스 비드를 이용한 네오스포라병의 진단 시약 및 진단키트
US20120309028A1 (en) * 2010-02-09 2012-12-06 Bristol-Myers Squibb Company Immunoassay standards and measurement of clinical biomarkers using intra-assay calibration standards
US9354144B2 (en) 2011-09-20 2016-05-31 Bio-Rad Laboratories, Inc. Customized quality controls for analytical assays
JP6226872B2 (ja) * 2011-11-22 2017-11-08 シーメンス・ヘルスケア・ダイアグノスティックス・インコーポレーテッドSiemens Healthcare Diagnostics Inc. キャリブレーションおよび/またはクオリティ・コントロール溶液として再構成用の乾燥試薬を含むデバイスとその製造および使用方法
WO2014182666A1 (en) 2013-05-06 2014-11-13 Bio-Rad Laboratories, Inc. Stabilization of labile analytes in reference materials

Patent Citations (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5248615A (en) * 1990-02-09 1993-09-28 Abbott Laboratories Calibrator composition for prolactin assay
EP0844484A1 (en) * 1996-11-20 1998-05-27 Bayer Corporation Method for producing a stable troponin preparation and the use thereof as a calibrator/control in immunoassays
JPH10160734A (ja) * 1996-11-20 1998-06-19 Bayer Corp イムノアッセイ用較正/対照用配合物
JPH10267913A (ja) * 1997-03-25 1998-10-09 Sekisui Chem Co Ltd 抗体感作ラテックス試薬の安定性測定方法及び安定性測定装置
JP2003329551A (ja) * 2002-05-15 2003-11-19 Sysmex Corp 標準試料の値付け方法
JP2004239880A (ja) * 2003-02-04 2004-08-26 Shino Test Corp 組み換え体よりなるヒトhmg−1標準物質及びこれを用いる試料中のヒトhmg−1測定方法
US20050136542A1 (en) * 2003-12-19 2005-06-23 Beckman Coulter, Inc. Stabilized liquid reference solutions
JP2007514954A (ja) * 2003-12-19 2007-06-07 ベックマン コールター,インコーポレイティド 安定化した基準溶液
US20060183681A1 (en) * 2005-02-14 2006-08-17 Bio-Rad Laboratories, Inc. Stabilized compositions containing natriuretic peptides
JP2008534440A (ja) * 2005-02-14 2008-08-28 バイオ−ラッド・ラボラトリーズ・インコーポレーテッド ナトリウム利尿ペプチド類を含有する安定化した組成物
JP2009521686A (ja) * 2005-12-21 2009-06-04 メソ スケール テクノロジーズ エルエルシー アッセイ試薬を具備するアッセイモジュールとその製造方法およびその使用方法

Also Published As

Publication number Publication date
US9354144B2 (en) 2016-05-31
EP2758782A1 (en) 2014-07-30
US20170038400A1 (en) 2017-02-09
AU2012312817A1 (en) 2014-04-03
CN106018852B (zh) 2018-11-27
CA2848743C (en) 2022-04-19
AU2012312817B2 (en) 2017-07-20
EP2758782B1 (en) 2018-11-21
US9909959B2 (en) 2018-03-06
AU2019283839B2 (en) 2021-05-13
AU2017235973A1 (en) 2017-10-19
WO2013043388A1 (en) 2013-03-28
EP3421999B1 (en) 2022-06-22
EP3421998B1 (en) 2022-06-22
US20160061694A1 (en) 2016-03-03
US9599543B2 (en) 2017-03-21
CN103890584A (zh) 2014-06-25
AU2017235973B2 (en) 2019-09-26
EP2758782A4 (en) 2015-03-18
CN106018852A (zh) 2016-10-12
AU2019283839A1 (en) 2020-01-16
US20130221281A1 (en) 2013-08-29
CA2848743A1 (en) 2013-03-28
EP3421999A1 (en) 2019-01-02
EP3421998A1 (en) 2019-01-02
CN103890584B (zh) 2016-08-17
JP5816376B2 (ja) 2015-11-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5816376B2 (ja) 分析アッセイのためのカスタマイズされた品質対照
AU2020200668B2 (en) Stabilization of labile analytes in reference materials
ES2660969T5 (es) Método basado en euglobulina para determinar la actividad biológica de defibrotida
JPS58502166A (ja) 鮮血(未調整)血液学用対照物
US20220272964A1 (en) Method of producing frozen renal cells and frozen renal cell
CN107400164A (zh) 一种含蔗糖的生物制品稳定剂及其制备方法和应用
CN102221490A (zh) 一种人血清中酶活性稳定的处理方法

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140612

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20140612

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20141222

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150129

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20150428

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150521

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20150604

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150810

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150810

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20150902

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20150925

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5816376

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250