JP2014526068A - 自動立体視ディスプレイデバイス - Google Patents

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Abstract

自動立体視ディスプレイデバイスは、エレクトロルミネッセンスディスプレイを使用する。レンチキュラレンズの下に、画素のセットが提供され、レンズの幅方向に亘って複数の画素がある。レンズの幅方向に亘る画素は、基板上で少なくとも2つの異なる高さで配置される。これにより、画素は、非平面アレイを画定することができ、また、当該画素は、レンチキュラレンズによって光の焦点が合わされる領域に従うことができる。

Description

本発明は、表示を生成する表示画素アレイを有するディスプレイパネルと、様々な空間的位置に様々な視野を向ける結像アレンジメントとを含むタイプの自動立体視ディスプレイデバイスに関する。
このタイプのディスプレイにおける使用のための結像アレンジメントの第1の例は、例えばディスプレイの下層の画素に関してサイズが決められかつ位置付けられるスリットを有するバリアである。ツービューデザインでは、視聴者は、視聴者の頭部が固定位置にある場合に3D画像を知覚することができる。バリアは、ディスプレイパネルの前に位置付けられ、奇数及び偶数の画素列からの光が、それぞれ、視聴者の左右の目に向けられるようにデザインされる。
このタイプのツービューディスプレイデザインの欠点は、視聴者が固定位置にいなければならず、左右に3cmほどしか移動できないという点である。より好適な実施形態では、各スリットの下に2つの副画素列があるのではなく、幾つかある。このようにすると、視聴者は、左右に移動することができ、かつ、常に視聴者の目で立体画像を知覚することができる。
バリアアレンジメントは、製造が単純ではあるが、光効率がよくない。したがって、好適な代案は、レンズアレンジメントを結像アレンジメントとして使用することである。例えば互いに平行に延在し、表示画素アレイを覆う細長いレンチキュラ素子のアレイが提供され、表示画素は、これらのレンチキュラ素子を介して観察される。
レンチキュラ素子は、素子のシートとして提供され、各素子は、細長い半円筒形のレンズ素子を含む。レンチキュラ素子は、ディスプレイパネルの列方向に延在し、各レンチキュラ素子は、表示画素の2つ以上の隣接列からなる対応するグループを覆う。
例えば各レンチキュラが2列の表示画素に関連付けられているアレンジメントでは、各列における表示画素が、対応する2次元サブ画像の垂直片を提供する。レンチキュラシートは、これらの2つの垂直片と、他のレンチキュラに関連付けられた表示画素列からの対応片とを、シートの前に位置付けられたユーザの左右の目に向け、これにより、ユーザは、単一の立体画像を観察する。したがって、レンチキュラ素子のシートは、光出力方向付け機能を提供する。
他のアレンジメントでは、各レンチキュラが、行方向における4つ以上の隣接表示画素からなるグループに関連付けられる。各グループにおける表示画素の対応する列は、対応する2次元サブ画像からの垂直片を提供するように適切にアレンジメントされる。ユーザの頭部が左から右に移動するにつれて、一連の連続的で異なる立体視野が、例えば見回したような印象を作るように知覚される。
既知の自動立体視ディスプレイは、像を生成するために液晶ディスプレイを使用する。
LCDベースの自動立体視ディスプレイを開発する際、レンチキュラレンズをデザインするときに、レンズの下のどの副画素が合焦し、どの副画素が合焦していないかに関して妥協が行われている。サブセットの画素のみが合焦可能であり、残りは僅かに焦点がずれている。この問題は、LCDに固有であり、というのは、液晶層は、通常、ほんの3〜4ミクロンの厚さであり、また、2つの平らなガラスプレートによって物理的に制限されるからである。LCDは、光シャッタであるため、焦点合わせを変更せず、また、レンズの光源は、常に、単一面上にある。
偏光子を必要とせず、また、像の表示に使用されない場合には画素はオフにされるため、連続照明バックライトを使用するLCDパネルに比べ、潜在的に効率を向上させることから、有機発光ダイオード(OLED)ディスプレイ全般の使用にますます関心が寄せられている。従来のOLEDディスプレイは更に、すべての画素を単一面上に有するため、当該ディスプレイにおいても焦点の合わせ難さという問題がある。
本発明は、自動立体視ディスプレイシステムにおけるOLED、又は、エレクトロルミネッセンスディスプレイといった他の薄膜放射型ディスプレイの使用に基づき、自動立体視ディスプレイのレンズの下の画素の焦点ずれの問題に対処するために、上記ディスプレイによって提供される追加のデザイン柔軟性を利用する。
本発明によれば、
基板上に離間された画素のアレイを含むエレクトロルミネッセンス・ディスプレイ・アレンジメントと、
当該ディスプレイ・アレンジメント上に複数のレンチキュラレンズを含む自動立体視レンズアレンジメントと、
を含み、
各レンチキュラレンズの下に、画素のセットが提供され、レンズの幅方向に亘って少なくとも2つの画素があり、レンズの幅方向に亘る画素は、基板上で少なくとも2つの異なる高さで配置される、自動立体視ディスプレイデバイスが提供される。
この装置は、レンチキュラレンズの焦点曲線/表面のより近くに位置付けられるように、発光画素面を、基板上で様々な高さに位置付ける。したがって、画素は、レンチキュラレンズの焦点曲面に対応する高さに位置付けられることが好適である。
レンチキュラレンズは、画素列方向に延在するか、又は、画素列方向に対し鋭角に傾斜され、各レンズは、複数の画素列を占めることが好適である。
基板上の最高画素と基板上の最低画素との高低差は、レンチキュラレンズの幅方向における画素幅の30%を下回ることが好適である。これは、レンズの焦点曲面をたどることができるようになるのに十分であり、また、製造が簡単である。基板上の最高画素と基板上の最低画素との高低差は、レンチキュラレンズの幅方向における画素幅の1%を上回ることが好適である。したがって、高低差は、製造公差に起因する高低差よりも大きい。
エレクトロルミネッセンス・ディスプレイ・アレンジメントは、基板上の反射性アノードのアレイ、アノード上のエレクトロルミネッセンス層部のアレイ、及び、エレクトロルミネッセンス層部上の透明カソードのアレイを含む。これは、上部放射型構造を画定する。この場合、エレクトロルミネッセンス部は、基板とレンズアレンジメントとの間にある。
代わりに、エレクトロルミネッセンス・ディスプレイ・アレンジメントは、基板上の透明アノードのアレイ、アノード上のエレクトロルミネッセンス層部のアレイ、及び、エレクトロルミネッセンス層部上の反射性カソードのアレイを含んでもよい。これは、底部放射型構造を画定する。この場合、基板は、エレクトロルミネッセンス部とレンズアレンジメントとの間にある。
基板は、平面であってよく、その場合、当該デバイスは、異なる高さを画定するように、画素の少なくとも一部と基板との間に、スペーサを含む。或いは、基板は、異なる高さを画定するように、非平面形状を有する。
本発明は更に、自動立体画像を表示する方法を提供し、当該方法は、
基板上に離間された画素のアレイを含むエレクトロルミネッセンス・ディスプレイ・アレンジメントを使用して、画素表現された画像を生成するステップと、
ディスプレイ・アレンジメント上に複数のレンチキュラレンズを含む自動立体視レンズアレンジメントを使用して、様々なサブ画像を様々な方向に方向付けるステップと、
を含み、
各レンチキュラレンズの下に、画素のセットが提供され、レンズの幅方向に亘って少なくとも2つの画素があり、
当該方法は更に、レンズの幅方向に亘る画素を、基板上で少なくとも2つの異なる高さで位置決めするステップを含む。
本発明は更に、自動立体視ディスプレイデバイスを製造する方法を提供し、当該方法は、
基板上に離間された画素のアレイを含むエレクトロルミネッセンス・ディスプレイ・アレンジメントを形成するステップと、
ディスプレイ・アレンジメント上に複数のレンチキュラレンズを含む自動立体視レンズアレンジメントを提供するステップと、
を含み、
各レンチキュラレンズの下に、画素のセットが提供され、レンズの幅方向に亘って少なくとも2つの画素があり、
当該方法は、レンズの幅方向に亘る画素を、基板上で少なくとも2つの異なる高さで配置するステップを含む。
当該異なる高さは、
画素のうちの少なくとも一部と基板との間に、スペーサを提供すること、
エレクトロルミネッセンス・ディスプレイ・アレンジメントを、輪郭合致基板上に形成すること、又は、
エレクトロルミネッセンス・ディスプレイ・アレンジメントを、平面基板上に形成し、続けて輪郭を形成することを含む、幾つかの方法によって提供される。
本発明の一実施形態を、ほんの一例として、添付図面を参照して以下に説明する。
図1は、既知の自動立体視ディスプレイデバイスの概略斜視図である。 図2は、レンチキュラアレイが、様々な空間的位置に様々な視野を提供する様子を示す。 図3は、後方放射構造の形である、OLEDディスプレイの単一の画素の構造を概略的に示す。 図4は、レンチキュラ・レンズ・アレンジメントが焦点曲線を有する様子(つまり、幾つかの画素が合焦し、その他は焦点がずれていることを意味する)を示す。 図5は、焦点曲線の形状を得る方法を説明するために使用される。 図6は、本発明による画素構造体の第1の実施例を示す。 図7は、本発明による画素構造体の第2の実施例を示す。
本発明は、エレクトロルミネッセンスディスプレイを使用する自動立体視ディスプレイデバイスであって、画素のセットが、レンチキュラレンズの下に提供され、複数の画素が、レンズ幅方向に亘る、当該自動立体視ディスプレイデバイスを提供する。レンズ幅方向に亘る画素は、基板全体に、少なくとも2つの異なる高さで配置される。これにより、画素は、非平面アレイを画定することができ、また、当該画素は、レンチキュラレンズによって光の焦点が合わされる領域に従うことができる。
本発明を説明する前に、まず、既知の3D自動立体視ディスプレイの基本動作を説明する。
図1は、像を生成するためにLCDパネルを使用する既知のダイレクトビュー自動立体視ディスプレイデバイス1の概略斜視図である。既知のデバイス1は、表示を生成する空間光変調器として機能するアクティブマトリクス型の液晶ディスプレイパネル3を含む。
ディスプレイパネル3は、行列に配列された表示画素5の直交アレイを有する。明瞭とするために、図1には、少数の表示画素5しか示されていない。実際には、ディスプレイパネル3は、約千個の行と数千個の列の表示画素5を含む。
自動立体視ディスプレイにおいて一般的に使用される液晶ディスプレイパネル3の構造は全く従来通りである。具体的には、パネル3は、1対の離間された透明ガラス基板を含み、その間に整列されたねじれネマチック又は他の液晶物質が提供される。基板は、その対向する面に透明のインジウムスズ酸化物(ITO)電極のパターンを担持する。偏光層が更に、基板の外面に設けられている。
各表示画素5は、基板上の対向電極を含み、その間に液晶物質が介在する。表示画素5の形状及びレイアウトは、電極の形状及びレイアウトによって決定される。表示画素5は、間隙によって互いから規則正しく離間されている。
各表示画素5は、薄膜トランジスタ(TFT)又は薄膜ダイオード(TFD)といったスイッチング素子に関連付けられる。表示画素は、スイッチング素子に、アドレス指定信号を提供することによって表示を生成するように動作され、また、当業者には、適切なアドレス指定スキームが既知であろう。
ディスプレイパネル3は、ここでは表示画素アレイの領域全体に延在する平面バックライトを含む光源7によって照射される。光源7からの光は、ディスプレイパネル3を通るように向けられ、個々の表示画素5が、光を変調し表示を生成するように駆動される。
ディスプレイデバイス1は更に、ディスプレイパネル3の表示面上に配置され、視野形成機能を行うレンチキュラシート9を含む。レンチキュラシート9は、互いに平行に延在するレンチキュラ素子11の行を含む。明確とするために、そのうちの1つだけが拡大されて示されている。
レンチキュラ素子11は、凸円柱レンズの形をしていて、ディスプレイパネル3から、ディスプレイデバイス1の前に位置付けられたユーザの目に、様々な像、即ち、視野を提供する光出力方向付け手段として機能する。
ディスプレイデバイスは、バックライト及びディスプレイパネルを制御するコントローラ13を有する。
図1に示される自動立体視ディスプレイデバイス1は、様々な方向に幾つかの様々な遠近視野を提供することができる。具体的には、各レンチキュラ素子11は、各行において表示画素5の小さいグループを覆う。レンチキュラ素子11は、1つのグループ内の各表示画素5を異なる方向に投影し、これにより、幾つかの様々な視野を形成する。ユーザの頭部が左から右に移動するにつれて、ユーザの目は、これらの幾つかの視野のうちの様々な視野を順番に受け取る。
LCDパネルの場合、上述したアレイと併せて光偏光手段も使用しなければならない。これは、液晶物質は複屈折性で、屈折率の切り替えは、特定の偏光状態の光にしか適用されないためである。光偏光手段は、デバイスのディスプレイパネル又は結像アレンジメントの一部として提供される。
図2は、上述したレンチキュラ型結像アレンジメントの動作原理を示し、また、バックライト20と、LCDといったディスプレイデバイス24と、レンチキュラアレイ28とを示す。図2は、レンチキュラアレンジメント28が、様々な画素出力を3つの異なる空間的位置22’、22’’、及び22’’’に向ける様子を示す。これらの位置は、すべていわゆる視円錐(viewing cone)内にあり、この中ではすべての視野が異なる。隣接レンズを通過する画素光によって生成される視野は、他の視円錐内でも繰り返される。空間的位置23’、23’’、及び23’’’は、次の視円錐内にある。
本発明は、図1及び図2に示されるLCDディスプレイの代わりに、OLEDディスプレイといったエレクトロルミネッセンスディスプレイ技術の使用に基づく。OLEDディスプレイを使用することによって、別個のバックライト及び偏光器が不要となる。OLEDは、将来のディスプレイ技術になると見込まれている。
図3は、OLEDディスプレイの単一の画素の構造であって、後方放射構造(即ち、基板を通る)の形である構造を概略的に示す。
OLEDディスプレイは、ガラス基板30と、透明アノード32と、発光層34と、ミラードカソード36とを含む。
OLEDデバイスは、通常、底部放射型であり、ガラス基板を通して光を放射するが、別のアプローチは、光は透明カソード(と薄い封緘層と)を通るが、ガラス基板は通らずに放射するように、OLEDスタックを上部放射型にすることである。
自動立体視ディスプレイを開発する際、LCDパネルを使用するかエレクトロルミネッセンスディスプレイを使用するかに関わらず、レンチキュラレンズをデザインするときに、レンズの下のどの副画素が合焦し、どの副画素が合焦していないかに関して妥協が行われている。
このことは、図4において説明される。図4では、レンズ11の焦点の線40は、レンチキュラの端では、画素42の上で延在するが、レンチキュラレンズ11の中心では、画素44、46の下で延在する。この理由から、サブセットの画素のみが合焦し、残りは僅かに焦点がずれている。図示される例では、中心の左右にある画素44が、合焦状態に最も近い。
この問題に対処する1つのアプローチは、レンチキュラレンズを、その表面の様々な部分において様々な焦点深度を有するように、デザインすることである。
このアプローチは、レンチキュラレンズアレイのデザイン及び製造をかなり複雑にするため、標準的な対称円筒レンズアレンジメントがもはや使用できなくなる。
本発明は、輪郭合致(contoured)面を画定する又は輪郭合致面上のOLEDエミッタを使用する自動立体視ディスプレイを提供する。そのため、表示面に対するOLEDエミッタの高さは位置に依存する。好適には、OLEDエミッタは、すべてのOLEDエミッタが同時に合焦するように、凹面輪郭の表面に沿う高さに位置付けられ、また、(凸状)レンチキュラレンズのすぐ下に位置付けられる。
図4に示される焦点曲線40の経路は、標準的な光学技術によって求められ、また、画素アレイの理想的な表面輪郭を導き出すために使用される。曲面40は、光軸の周りに左右対称である。この表面の半径は、レンチキュラレンズの場合には、円柱の一部として近似できるが、通常、像面湾曲と呼ばれる。
近軸(小角)近似では、非点収差がない状態で、光学面は、次式により与えられる半径の湾曲像面を形成する。
ただし、n及びn’は、それぞれ、入射率及び屈折率であり、Rは、光学面曲率半径である。曲率半径Rは、ペツヴァル(Petzval)曲率半径、即ち、ペツヴァル面と呼ばれる。
多面光学系では、各面によって生じる曲率は、湾曲していても平坦であってもよい、最終的な系のペツヴァル面半径Rpsとなるように組み合わされる。各面の曲率は、次式のように単純に合計される。
単レンズでは、これは、次式の通り、簡略できる。
=−nf
ただし、nは、ガラス屈折力であり、fは、(無限焦点における)レンズ焦点距離である(より近い被写体については、fは、像対被写体(image-to-objective)距離に置き換えられる)。
上記式は、表面からのOLEDエミッタの所望の位置を与える。
図5は、凸面対物レンズ50のペツヴァル面Pを示す。
レンズは、通常、幾らかの非点収差を有し、最良ではない像面がもたらされるが、これもモデル化することができる。
図6は、本発明に従って、表示面に対し様々な高さにあるエミッタを有する上部放射型OLEDディスプレイの一例を示し、図7は、本発明に従って、表示面に対し様々な高さにあるエミッタを有する底部放射型OLEDディスプレイの一例を示す。図6及び図7は、縮尺通りに描画されてはおらず、通常、必要なオフセット量は、数ミクロン又は数十ミクロンのオーダーである一方で、個々の画素の横寸法は、数十又は数百ミクロンのオーダーである。オフセット量(即ち、最大高低差)は、1ミクロン未満であるが、通常、画素の横方向のピッチの1%より大きい。
図6においても、5つの画素、即ち、2つの外側画素42、2つの中間画素44、及び中心画素46を占めるレンチキュラレンズ11の幅を示す。これらの画素は、基板30に対し3つの異なる高さで、かつ、レンチキュラレンズの(基板に対し垂直である)中心の細長い軸平面の周りに左右対称に配置される。上部放射型構造の場合、オフセット高さは、各レンチキュラレンズの端に向かって増加する。表示画素は、基板30とレンチキュラレンズ11との間にある。
画素は、レンチキュラレンズのペツヴァル面に一致する曲面上に位置付けられる。したがって、理想的なデザインでは、すべての画素が合焦し、そのため、レンチキュラレンズは、無限に合焦した様々な画素を様々な方向に結像し、その方向は、レンズの中心の細長い軸に対する画素の横方向の位置によって決定される。
上部放射型構造では、基板30上の層は、基板上の反射性アノードのアレイ、アノード上のエレクトロルミネッセンス層部のアレイ、及びエレクトロルミネッセンス層部上の透明カソードのアレイを含み、自動立体視レンズアレンジメントが、カソード上に提供される。
図7は、底部放射型OLEDディスプレイの実施態様を示し、ここでも、OLEDエミッタは、表面に対し様々な高さに位置付けられている。
図6と同じ参照符号が使用される。この場合におけるディスプレイの基板は、OLED画素とレンチキュラレンズとの間にある。したがって、基板と画素との間の間隔は、各レンチキュラレンズの端に向かって減少する。これらの画素は、レンチキュラレンズに対し、図6の例におけるのと同じ場所にある。即ち、ペツヴァル面に沿う。
底面放射型構造では、基板30上の層は、透明アノード、発光層、及びミラードカソードを含む。薄膜カバー層及びゲッタ材料がカソードを覆ってもよい。このデザインでは、光は、レンチキュラレンズ11を通過する前に、基板30を通り放射される。
製造について、両方の例における高さオフセットは、幾つかの方法で実現される。
(i)例えばフレキシブル又は共形OLEDシート(例えばプラスチック(ポリイミド)又は金属フォイル基板を使用して実現される)を、所望形状を有するより固い、予め成形された基板上に積層することによって、平面OLEDシートを所望の形状に変形する。
(ii)OLED層を予め成形された基板上に堆積する。必要な表面トポグラフィのサイズは、上述したように制限される。したがって、(OLED堆積に使用される)蒸着技術及び(スピンコーティングといった)従来の表面加工技術の両方を使用できる。
(iii)標準ガラス基板を使用し、また、フォトレジスト(例えばSU8)若しくは誘電体層(SiO)、又はそれらの組み合わせを使用して、オフセットスペーサを形成する。図6は、48及び49として示される2つの異なるサイズのスペーサを使用する当該アプローチを概略的に示す。ディスプレイ加工での、適切な材料からなる層の形成は、例えばフィールドシールド(field shielded)画素、セルが2つの異なるLCセル間隙を有する半透過型LCD、及び、ポリマーOLEDディスプレイのプリンティングダム(printing dams)を生成することについて、よく知られている。
図4の既知のOLEDディスプレイと比べると、本発明によるディスプレイは、レンチキュラレンズの下にあるすべての画素を合焦させる。基板とエミッタとの間の間隔は、レンチキュラレンズ全体で、繰り返されながら変化する。
ディスプレイは、PLED(ポリマーLED)又はOLED(有機LED)といった任意のエレクトロルミネッセンスディスプレイ技術を含んでよい。
表示画素を形成するために使用される技術は、本発明を実施することによって変更されるわけではない。同様に、レンチキュラレンズのデザインも変更されない。代わりに、レンチキュラデザインに適しているように画素のレイアウトを変更するために、オフセットが使用される。
上述したとおり、高さオフセットは、画素幅のほんの一部であるため、加工は複雑にならない。例えばオフセットの最大高さは、画素幅の30%未満である。最大オフセットは、画素幅の2%〜20%の範囲内である。
ディスプレイは、通常、アクティブマトリクスディスプレイを含み、駆動電子機器が、選択された表示画素への駆動電流を切り替えるために、各表示画素に関連付けられる。このことは、日常通りに行われることが可能であり、本発明により影響を受けるわけではない。この理由から、駆動電子機器は図示されていない、又は、詳細には説明しない。画素アノード及びカソードへの接続は、高低差に合せる必要がある、又は、そうでなければ、異なる高さの画素端子に接続するためにビアを使用してもよい。
上述した実施例では、レンズの幅の下に5つの画素がある。各レンズの下の画素数は、ディスプレイの視円錐の数を左右し、例えば3、9又は11といったようにより多くの又はより少ない数であってもよい。
各レンズ幅には少なくとも2つの画素がある。各レンズ幅に2つの画素しかない場合(ツービューの単一立体画像ディスプレイに相当)でも、当該2つの画素が、レンズの下で左右対称に配置されていない場合は、画素高さが異なることが望ましい。視野距離補正が適用される場合、ディスプレイの中心以外では、通常、言えることである。これには、投影された視野が所望の焦点距離及び場所に集束するように、ディスプレイの幅に亘って、画素とレンズとの相対位置付けを調節することが伴う。画素ピッチは、レンズピッチよりわずかに大きいため、画素は、一対の視野を理想的な視野方向に作成するようにレンチキュラスクリーンを包み込む。
マルチビューシステムでは、各レンズ幅に少なくとも3つの画素がある。この場合、すべての画素が、レンチキュラレンズの下で左右対称に配置されていても、異なる高さが必要である。各レンズピッチにつき3つの画素の場合、必要な高さは2つだけである。一般に、各レンズに整数N個の画素である場合(したがって、レンズピッチはN×画素ピッチである)、視野距離補正なしで、N/2個(偶数のNについて)又は(N+1)/2個(奇数のNについて)の異なる画素高さの数が必要となる。
レンズピッチは、画素ピッチの非整数の倍数であってよく、その場合、視円錐は、隣接するレンズに亘って分散される。
これらの可能性はすべて、当業者には周知であろう。
開示された実施形態に対する他の変更は、当業者によって、図面、開示内容、及び添付の特許請求の範囲を検討することにより、クレームされた発明を実施する際に理解される。請求項において、「含む」との用語は、他の要素又はステップを排除するものではなく、不定冠詞「a」又は「an」は複数形を排除するものではない。特定の手段が相互に異なる従属項に記載されるからといって、これらの手段を組み合わせて有利に使用することができないことを示すものではない。請求項における任意の参照符号は、範囲を限定するものと解釈すべきではない。

Claims (15)

  1. 基板上に離間された画素のアレイを含むエレクトロルミネッセンス・ディスプレイ・アレンジメントと、
    前記エレクトロルミネッセンス・ディスプレイ・アレンジメント上に複数のレンチキュラレンズを含む自動立体視レンズアレンジメントと、
    を含み、
    各レンチキュラレンズの下に、画素のセットが提供され、レンチキュラレンズの幅方向に亘って少なくとも2つの画素があり、前記レンチキュラレンズの幅方向に亘る前記少なくとも2つの画素は、前記基板上で少なくとも2つの異なる高さで配置される、自動立体視ディスプレイデバイス。
  2. 各レンチキュラレンズの下の前記画素のセットは、前記レンチキュラレンズの幅方向に亘って少なくとも3つの画素を含む、請求項1に記載のデバイス。
  3. 前記離間された画素は、前記レンチキュラレンズの焦点曲面に対応する高さに位置付けられる、請求項1に記載のデバイス。
  4. 前記複数のレンチキュラレンズは、画素列方向に延在するか、又は、前記画素列方向に対し鋭角に傾斜され、各レンチキュラレンズは、複数の画素列を占める、請求項1に記載のデバイス。
  5. 前記基板上の最高画素と前記基板上の最低画素との高低差は、
    前記レンチキュラレンズの幅方向における画素幅の30%を下回る、及び/又は、
    前記レンチキュラレンズの幅方向における画素幅の1%を上回る、請求項1に記載のデバイス。
  6. 前記エレクトロルミネッセンス・ディスプレイ・アレンジメントは、前記基板上の反射性アノードのアレイ、前記反射性アノード上のエレクトロルミネッセンス層部のアレイ、及び、前記エレクトロルミネッセンス層部上の透明カソードのアレイを含む、請求項1に記載のデバイス。
  7. 前記エレクトロルミネッセンス層部は、前記基板と前記自動立体視レンズアレンジメントとの間にある、請求項6に記載のデバイス。
  8. 前記エレクトロルミネッセンス・ディスプレイ・アレンジメントは、前記基板上の透明アノードのアレイ、前記透明アノード上のエレクトロルミネッセンス層部のアレイ、及び、前記エレクトロルミネッセンス層部上の反射性カソードのアレイを含む、請求項1に記載のデバイス。
  9. 前記基板は、前記エレクトロルミネッセンス層部と前記自動立体視レンズアレンジメントとの間にある、請求項8に記載のデバイス。
  10. 前記基板は、平面であり、前記デバイスは、前記少なくとも2つの異なる高さを画定するように、前記離間された画素の少なくとも一部と前記基板との間に、スペーサを含む、請求項1に記載のデバイス。
  11. 前記基板は、前記少なくとも2つの異なる高さを画定するように、非平面形状を有する、請求項1に記載のデバイス。
  12. 自動立体画像を表示する方法であって、
    基板上に離間された画素のアレイを含むエレクトロルミネッセンス・ディスプレイ・アレンジメントを使用して、画素表現された画像を生成するステップと、
    前記エレクトロルミネッセンス・ディスプレイ・アレンジメント上に複数のレンチキュラレンズを含む自動立体視レンズアレンジメントを使用して、様々なサブ画像を様々な方向に方向付けるステップと、
    を含み、
    各レンチキュラレンズの下に、画素のセットが提供され、レンチキュラレンズの幅方向に亘って少なくとも2つの画素があり、
    前記方法は更に、前記レンチキュラレンズの幅方向に亘る前記少なくとも2つの画素を、前記基板上で少なくとも2つの異なる高さで位置決めするステップを含む、方法。
  13. 前記離間された画素を、前記レンチキュラレンズの焦点曲面に対応する高さに位置付けるステップを含む、請求項12に記載の方法。
  14. 自動立体視ディスプレイデバイスを製造する方法であって、
    基板上に離間された画素のアレイを含むエレクトロルミネッセンス・ディスプレイ・アレンジメントを形成するステップと、
    前記エレクトロルミネッセンス・ディスプレイ・アレンジメント上に複数のレンチキュラレンズを含む自動立体視レンズアレンジメントを提供するステップと、
    を含み、
    各レンチキュラレンズの下に、画素のセットが提供され、レンチキュラレンズの幅方向に亘って少なくとも2つの画素があり、
    前記方法は、前記レンチキュラレンズの幅方向に亘る前記少なくとも2つの画素を、前記基板上で少なくとも2つの異なる高さで配置するステップを含む、方法。
  15. 前記少なくとも2つの異なる高さは、
    前記離間された画素のうちの少なくとも一部と前記基板との間に、スペーサを提供する、
    前記エレクトロルミネッセンス・ディスプレイ・アレンジメントを、輪郭合致基板上に形成する、又は、
    前記エレクトロルミネッセンス・ディスプレイ・アレンジメントを、平面基板上に形成し、続けて輪郭を形成することによって、提供される、請求項14に記載の方法。
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