JP2014526052A - 多成分流体のうち一の成分の質量比率についての高精度な決定 - Google Patents

多成分流体のうち一の成分の質量比率についての高精度な決定 Download PDF

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Abstract

本発明は、多成分流体(F)のうち第1の成分(W)の質量比率を決定するための方法に関する。本発明では、第1の成分(W)が、分離ステップにおいて、少なくとも部分的に多成分流体(F)から分離され、少なくとも2つの基準流量(M,M)が、分離ステップに供給される多成分流体(F)の流量(m)と、第1の成分(W)を分離した結果として得られる残留流体(T)の流量(m)と、分離ステップにおいて発生した分離流体(K)の流量(m)とから選択することによって決定され、第1の成分(W)の質量比率(x)が、残留流体(T)に占める第1の成分(W)の分離されていない残留比率(mW2)を考慮して、選択された基準流量(M,M)から決定される。さらに、本発明では、分離ステップにおいて同時に分離された多成分流体(F)の他の成分(D)の無関係な比率(mD3)が考慮される。

Description

本発明は、多成分流体のうち一の成分の質量比率を決定するための方法に関する。“流体(fluid)”との用語は、気体、液体、又は気体成分、液体成分、及び/若しくは固体成分から成る流動性を有している相混合物に概略的に関連する。本明細書では、“成分(component)”との用語は、特定の化学的性質及び/又は物理的性質によって分離可能とされる多成分流体の所定の比率に概略的に関連し、当該成分は、特定の化学的性質及び/又は物理的性質に基づいて、多成分流体のうち少なくとも1つの他の成分から区別可能とされる。本発明では、多成分流体の成分は、特に様々な化学物質によって形成されている。しかしながら、基本的に、多成分流体のうち一の成分自体は、様々な化学物質の混合体から既に形成されている。同様に、同一の化学物質又は同一の化学物質混合体の異なる段階(凝集状態)が、多成分流体の異なる成分を形成する場合がある。多成分流体の当該異なる成分の質量比率は、“第1の成分”として多成分流体の他の成分から概念的に区別するための、後述する方法に従って決定可能とされる。
多成分流体は、例えば発電所のガスタービンで燃焼させるための燃料ガスとして利用される、特に合成ガスである。一般に、このような合成ガスは、水素(H)、一酸化炭素(CO)、二酸化炭素(CO)、窒素(N)、及び水(HO)から成る。一般に、水の含有量は、例えば蒸気中に混合することによって変化するので、(例えば窒素酸化物(NO)の産出量に関連する)必要な放出限界が維持されるように、燃焼ガスの反応度を設定することができる。典型的な合成ガスにおける水の含有量は50%に到達するか、又は50%を超える場合がある。
発電所のガスタービン内で合成ガスを燃焼させる際に、実時間ガス解析を行なうことが望ましい。ガス成分ひいてはガスタービン内における燃焼にとって重要である変数(例えばウォッベ指数や反応度)は、ガス化プロセスに起因する経時的な変化の影響を受け、例えば工程条件や出発物質を変更することによって発生するからである。
特に赤外線吸収測定やガスクロマトグラフィーのようなガス解析のための慣用的な方法は、摂氏約200°の高い燃焼ガス温度と従来の合成ガスにおける水の占める高い比率とに起因して、燃焼ガスに直接適用することができない。むしろ、このようなガス解析が適用される前に、燃焼ガスの乾燥及び冷却が必要とされる。しかしながら、不都合なことに、このような乾燥及び冷却のプロセスによって、元々のガス成分は既に著しく本来の状態から変えられてしまう。特に、合成ガスに元々含有されていた水の大部分が除去されるからである。
特許文献1は、ガスにおける水の含有量を決定するための方法であって、流れ抵抗に沿って降下する差圧を計測することによって、解析すべきガスの体積流又は質量流が決定される方法を開示している。この計測に続いて、凝集による分離ステップにおいて、ガスに含有される水の少なくとも大部分が取り除かれる。分離ステップの後に、分離ステップから得られた乾燥されたガスの質量流量又は体積流量が決定される。この計測は、流れ抵抗に沿って降下する差圧によって間接的に実施される。この場合には、ガスに元々含有されていた水の質量比率は、計測された質量流量又は体積流量の差から推定される。この場合には、乾燥されたガスの残留している湿気は、補正因子として考慮される。その後に、乾燥及び冷却されたガスをガス解析システムに供給することができる。
また、特許文献2は、飛翔中の飛翔体を囲んでいる周囲空気の湿度を決定するための方法及び装置を開示している。当該方法では、湿気は、水分離器内において捕集された周囲空気の流れから分離される。少なくとも水分離器に供給された空気流の質量流量と水分離器から排出された湿気の質量流量それぞれが計測される。周囲空気の湿度は、水分離器の効率を考慮した上で、計測された質量流量の値から計算される。
最後に、特許文献3は、水、油、及びガスから成る三相混合体の体積流量を決定するための装置及び方法を開示している。当該方法では、その大部分が気体状である成分とその大部分が液状である成分とが、分離器内において三相混合体から分離され、その大部分が液状である成分には、一定の比率の水と一定の比率の油とが含まれている。その大部分が液状態である成分の密度は、コリオリ流量計によって決定される。さらに、その大部分が液状である成分に対して水が占める比率は、比重計によって決定される。この場合には、水の密度とその大部分が液状である成分に対して水が占める比率とは、その大部分が液状である成分に同伴ガスが実質的に含まれていない時点において決定される。
独国特許出願公開第4433451号明細書 米国特許第5050109号明細書 米国特許出願公開2003/0136185号明細書
本発明は、多成分流体のうち一の成分の質量比率を決定するための、容易に実施可能とされると共に高い精度を有している方法を提供するという目的に基づいている。特に、当該方法は、通常、発電所のガスタービン内において支配的な合成ガスに占める水の比率を高精度で決定することを可能とすることを同時に意図している。また、本発明は、当該方法を実施するのに特に適している装置を提供するという目的に基づいている。
当該方法に関連して、上述の目的は、請求項1の特徴によって規定される発明によって達成される。関連する装置に関連して、上述の目的は、請求項11の特徴によって規定される発明によって達成される。本発明の優位な改良及びさらなる発展形態は、従属請求項によって実現される。
本発明における方法の場合には、冒頭で定義されたタイプの多成分流体のうち第1の成分の質量比率を決定するために、第1の成分は、分離ステップにおいて少なくとも部分的に多成分流体から分離される。用語上の区別をするために、分離ステップに供給される流体であって、決定すべき全質量比率中に第1の成分を依然として含んでいる流体については、以下において“多成分流体(multi-component fluid)”と呼称する。対照的に、第1の成分が完全に又は部分的に取り除かれた状態において分離ステップから生成された流体については、以下において“残留流体(residual fluid)”と呼称する。分離ステップの途中で生成される流体であって、分離された第1の成分を含んでいる流体については、以下において“分離流体(sepraration fluid)”と呼称する。
(分離ステップに供給された)多成分流体のみならず、(分離ステップから生成された)残留流体及び(分離ステップ中に生成された)分離流体はそれぞれ、例えば質量流量又は体積流量毎に流速を有している。本発明における方法の過程において、これら3つの流速のうち少なくとも2つの流速が、基準流量として決定される。当該方法の評価ステップにおいて、第1の成分の質量比率が、これら基準流量から決定される。
第1の成分について理想的な分離をすることができなかった場合には、計算された質量比率が正しい比率から剥離することを防止するために、この質量比率の計算の際には、残留流体に対して第1の成分が占める(分離されていない)残留比率が考慮されている。さらに、本発明では、第1の成分の質量比率を計算する際に、分離ステップにおいて同時に分離された少なくとも1つの他の成分であって、“無関係な比率(extraneous proportion)”として結果的に分離流体に含まれている少なくとも1つの他の成分の比率が考慮されている。
多成分流体は、特に上述のタイプの合成ガスである。その質量比率が当該方法に従って決定されるべきである第1の成分は、特に水である。このような用途の場合には、当該方法では、常に無関係な比率として水と同時にある程度分離される二酸化炭素の比率が、特に考慮されている。しかしながら、特に、本発明における方法は、他の多成分流体にも適用可能とされ、例えば、水と砂との混合体に占める砂の(第1の成分としての)質量比率の決定に適用される。このような用途の場合には、当該方法では、砂と共に分離された水の比率が、無関係な比率として考慮される。
特に高い計測精度を実現するためには、好ましくは、計算に組み込まれる基準流量は、間接的に決定されず、多成分流体残留流体及び分離流体の質量流量を直接計測することによって決定される。質量流量を直接計測するためには、好ましくは、本発明ではコリオリ質量流量計がそれぞれ利用される。
当該方法の優位な実施例では、多成分流体の圧力は、所定の設定値に制御され、結果として当該制御の許容範囲内において一定に維持される。このような計測は、圧力が変動すれば、必ず分離ステップを開始又は終了する流量の流速又は質量の平衡が不安定になるという知見に基づいている。実際には、―定常状態の場合ではなく―圧力が変動している際に、多成分流体、残留流体、及び分離流体の流速が合計で零にならない場合がある。特に、これら流体を運搬する配管システムが、―圧力に依存して変化する―貯蔵能力を有しているからである。従って、一般に圧力が上昇している場合には、配管システムに貯蔵される流体の量が多くなるので、多成分流体の流速が分離流体及び残留流体の流速の合計より一時的に大きくなるという効果を有している。流体の圧力が降下している場合には、流速の差が逆転する。既知であるが、このような効果によって、第1の成分の質量比率を決定する際に著しい誤差が生じる場合があるが、特に簡便且つ効果的な方法で圧力制御することによって、このような誤差を回避することができる。
当該方法の好ましい変形例では、圧力コントローラの下流に配置された減衰要素を介して(制御発振として知られている)制御に関連する圧力変動を解消させることによって、又は少なくとも低減させることによって、計測精度のさらなる改善が実現される。特に簡便で優位な実施例では、フィルタが減衰要素として利用される。合成ガスに適用する場合には、200マイクロメートル〜500マイクロメートルの孔径を具備する、例えば焼結材料やセラミックから作られた粗いメッシュ状のガスフィルタが、特に利用される。
多成分流体がガス流である場合には、好ましくは、第1の成分は、凝集器(冷却塔や冷却トラップとも呼称される)における凝集によって分離される。このような凝集器の利用は、特に当該方法をガスタービンのための合成ガスに適用する場合に有用である。特に合成ガスが、凝集器によってさらなるガス解析に適した温度に同時に冷却されるからである。
本発明の技術的範囲内では、原則として、残留流体に占める第1の成分の残留比率は計測によって決定されるか、又は実験値に基づいて評価される。しかしながら、測定による決定には、比較的多大な労力が必要とされる場合があり、実験値に基づく評価には、比較的大きい不正確さが含まれている場合がある。第1の成分を凝集によって分離する場合には、第1の成分の凝集曲線から残留比率を決定することが実現性及び精度の両方において容易であるという知見が得られた。この場合には、凝集器内で支配的な温度(凝集器温度)における(凝集曲線から読み取り可能とされる)第1の成分の飽和蒸気圧が利用される。
対照的に、好ましくは、分離流体に占める他の成分の無関係な比率は、第1の成分に対する他の成分の溶解に基づいて決定される。この場合には、好ましくは、凝集温度における溶解度も利用される。
当該方法の好ましい改良例では、第1の成分の質量比率が、以下の数式に基づいて決定される。
この数式では、
― xは、当該方法に従って決定される第1の成分の質量比率を表わす。
― Tは、凝縮器温度を表わす。
― α=α(T)は、凝集器温度における飽和蒸気圧に対応する残留ガスに占める第1の成分の質量密度比率を表わす。
― β=β(T)は、凝集器温度における第1の成分に対する他の成分の溶解度を表わす。
― Mは、第1の基準流量として選択された、分離ステップに供給される多成分流体の流速を表わす。
― M2は、第2の基準流量として選択された、第1の成分の分離に起因して分離ステップから生成された残留流体の流速を表わす。
本発明の優位な変形例では、第1の成分を分離するために利用される場合がある凝集器内の遊離ガスの体積が、凝集器からの分離流体の除去を制御することによって一定に維持される。また、当該方法によって、−上述の圧力制御方法に類似する方法で−流体を運搬するための配管システムの貯蔵容量が少なくとも略一定に維持される。当該方法は、実現可能な計測精度に対して有効な効果を有している。
好ましい実施形態では、本発明における装置は、第1の成分を多成分流体から少なくとも部分的に分離するための分離ユニットを備えている。また、当該装置は、それぞれが少なくとも2つの基準流量のうち一の基準流量を計測するための、好ましくはコリオリ質量流量計である第1の流速計測ユニット及び第2の流速計測ユニットを備えている。
最後に、本発明における装置は、その変数のうち一の変数について上述の方法を実施するために形成されている評価ユニットを備えている。実際には、評価ユニットは、残留流体に占める第1の成分の分離されず残留した部分と、同時に分離流体内で分離された他の成分の無関係な部分との両方を考慮した上で、第1の成分の質量比率を基準流量から決定するように構成されている。
本発明の好ましい実施形態では、評価ユニットは、自動的に実行される当該方法のために必要とされる指令が制御プログラムの形態をしたソフトウェアによって実施される、特にコンピュータである。
流体の圧力を一層一様にし、その結果として計測精度を改善させるために、好ましくは、圧力コントローラが分離ユニットの上流に配置されている。制御に関連する圧力変動を低減させるために、フィルタが、特に上述のタイプのフィルタが、圧力コントローラと分離ユニットとの間に配置されている。当該装置がガス流の解析に適用される場合には、分離ユニットは、好ましくは、凝集器(冷却塔や冷却トラップとも呼称される)として形成されている。本発明では、好ましくは、凝集器には、水位コントローラが割り当てられている。水位コントロータは、―所定の制御許容値の範囲内において―凝集器からの分離流体の除去を制御することによって凝集器内の遊離ガスの体積を一定に維持することができるという効果を発揮する。
本発明の典型的な実施例については、図面に基づいて以下に詳述する。
ガスタービンと、合成ガスをガスタービンに供給するための主ガス配管と、合成ガスを実時間解析するための、主ガス配管から分岐した試料ガス配管と、試料ガス配管内の合成ガスに含まれている水の質量比率を決定するための装置と、を具備するガスタービン発電所の概略図である。 試料ガス配管内で流れる質量流の概略図である。
互いに対応する部品及び変数には、すべての図面において同一の参照符号が常に付されている。
図1は、(ガスタービン)発電所1を簡略化した概略図である。発電所1の中核を成す部品は、少なくとも1つのガスタービン2によって形成されている。圧縮された合成ガスが、燃焼のために、(主)ガス配管3を介してガスタービン2に供給される。(水の含有量が大きい)この合成ガスは、以下において湿性ガスFと呼称する。湿性ガスFは、上述の多成分流体であり、多数のガス状成分から、特に水(HO)、一酸化炭素(CO)、二酸化炭素(CO)、水素(H)、窒素(N)、及び場合によっては僅かな他の物質から成る。本発明では、湿性ガスFは、特にガス化プロセスにおいて、酸素(“酸素吹き”)又は空気(“空気吹き”)と加水とを伴う富化された(不足当量の)部分燃焼によって、例えばバイオマス、石炭、タールやアスファルトから生成される。
特に湿性ガスFは、約35barの圧力において約200℃の温度を有している。湿性ガスFは、(変動する)水の質量比率を有しており、その水の質量比率は、一般に約50%である。
湿性ガスFの組成の変動に対抗し、その結果として当該組成を最適化するために、湿性ガスFは実時間解析される。湿性ガスFを実時間解析するために、試料ガス配管4が主ガス配管3から分岐しており、試料ガス配管4を介して、少量の湿性ガスFが連続的に除去される。最初に、本発明における方法に従って湿性ガスFに含まれている水Wの質量比率xを決定することができる装置10が、試料ガス配管4内に配置される。結果として、水Wは、上述のように規定された湿性ガスFの“第1の成分”を連続的に形成する。単純化のために、湿性ガスFの他の成分D(特にCO,CO,N,及びH)との間における他の相違点については示さない。
ガス解析ユニット11は、試料ガス配管4の内部に且つ装置10の下流に配置されており、例えばガスクロマトグラフである。しかしながら、ガス解析ユニット11は、ガスクロマトグラフの代替として、抵抗センサ若しくは容量センサを利用することによって、熱伝導率、熱容量、及び/若しくは屈折率を計測することによって、マイクロ波吸収及び/若しくは赤外線吸収を計測することによって、ラマン散乱を計測することによって、又はガス解析について幾つかの他の慣用される方法に基づいて、ガスの組成を決定する場合がある。
装置10は、特に一般的なメンブレンコントローラの形態をした圧力コントローラ12を入力側に備えており、圧力コントローラ12は、割り当てられた絞り弁13を制御することによって、主ガス配管3から抽出された湿性ガスFの圧力を所定の設定値に対応する圧力p、例えば約2barに至るまで降下させることができる。当該実施例では、絞り弁13はヒータ14によって加熱されるので、水Wが完全に凝縮することを確実に防止することができる。
湿性ガスFの短周期の小さい圧力変動(制御発振)が、圧力コントローラ12によって一定間隔で発生されるが、減衰要素によって一定に保たれている。減衰要素は、例えば約350マイクロメートルの孔径を具備する粗いメッシュ状のガスフィルタ15の形態とされ、絞り弁13の下流に配置されている。
第1の質量流量計(コリオリ質量流量計)16は、ガスフィルタ15の下流に配置されている。この第1の質量流量計16は、試料ガス配管4の内部を流れる湿性ガスFの質量流量mを第1の基準流量Mとして直接決定する。
湿性ガスFは、第1の質量流量計16を通過した後に凝集器17(又は冷却塔)に供給され、凝集器17において、湿性ガスFは、例えば5℃の凝集温度Tに至るまで冷却される。この冷却において、湿性ガスFに含まれている水Wの大部分が凝集され、凝縮液Kとして凝集器17の凝集トラップ18内に収集される。湿性ガスFの他の成分D、特にCOも、凝集器17で実施される分離ステップによって水Wから分離され、同様に凝集トラップ18内の水溶液に収集される。
凝集トラップ18内に収集された凝集液Kは、上述のように分離流体を形成する。分離ステップにおいて乾燥された合成ガスは、凝集器17から試料ガス配管4に沿って除去され、ガス解析ユニット11に供給される。この乾燥された合成ガスは、上述のように“残留流体”を形成しており、以下において乾燥ガスTと呼称する。
乾燥ガスTは、凝集器17とガス解析ユニット11との間において試料ガス配管4の内部に配置されている第2の質量流量計(コリオリ質量流量計)19を通過する。乾燥ガスTの質量流量mは、この第2の質量流量計19によって、第2の基準流量Mとして直接計測される。
凝集トラップ18内における凝集液の水位と―この結果としての凝集器17内における遊離ガスの体積―とは、凝集トラップ18に割り当てられている充填水位コントローラ20によって、少なくとも略一定に維持される。このために、充填水位コントローラ20は、クロックに基づいて排出弁21を動作させる。排出弁21によって、超過した凝集液Kは凝集トラップ18から除去され、凝集配管22に供給される。
任意には、装置10は、凝集液Kの質量流量mを計測するためのさらなる質量流量計(コリオリ質量流量計)23を凝集配管22内に含んでいる。装置10の代替的な実施例では、この質量流量mが、質量流量m又は質量流量mの代わりに、基準流量として利用される。図2は、試料ガス配管4及び凝集配管18内を流れる質量流量m、質量流量m、及び質量流量mを概略的に表わす。特に図2に表わすように、凝集器17に供給される湿性ガスFの質量流量mは、水の質量流量mW1と他の成分Dの質量流量MD1とに分離される。同様に、乾燥ガスTの質量流量mは、(上述のように、第1の成分の“残留比率”を形成する)水の質量流量mW2と他の成分Dの質量流量MD2とに分離される。最後に、凝集液Kに割り当てられている質量流量mは、水の質量流量mW3と他の成分Dの質量流量MD3とに分離される。この他の成分の質量流量mD3は、上述の分離流体の他の成分Dの“無関係な比率”を形成している。
第1の質量流量計16及び第2の質量流量計19と、―設けられている場合には―さらなる質量流量計23とは、装置10の評価ユニット24に信号接続されており、基準流量M及び基準流量Mの計測値と任意には質量流量mの計測値とを評価ユニット24に連続的に供給する。
好ましくは、評価ユニット24は、コンピュータ、特にソフトウエアによって実施される評価プログラム25を具備したPCである。この評価プログラム25は、本発明の方法によって、基準流量M及び基準流量Mに基づき数式3に従って、湿性ガスFに含まれている水Wの質量比率xを決定することができる。
数式3において、変数α=α(T)は、凝集温度Tにおける水の飽和蒸気圧pに対応する、乾燥ガスTに占める水Wの質量密度比率を表わす。変数β=β(T)は、凝集温度Tにおける二酸化炭素と水Wとの平衡溶解度を表わす。
理想気体の状態方程式(p・V=ν.Rm・T)によって、飽和蒸気圧p(T)から質量密度比率αを導出することが望ましい。
数式4では、
ρ=ρ(T)は、凝集温度Tにおいて乾燥ガスTに含まれる水Wの質量密度を表わす。
ρ=ρ(T)は、凝集温度Tにおける乾燥ガスTの質量密度を表わす。
Vは、検討されているガスの体積を表わす。
ν=ν(T)は、凝集温度Tにおいてガスの体積Vに占める水分子の物質量(モル数)を表わす。
は、水のモル質量を表わす。
は、一般ガス定数R=8.3144721J・(mol・K)−1を表わす。
乾燥ガスTの質量密度ρは、ガス解析ユニット11が実施する計算によって決定される。理想気体の状態方程式の代わりに、実在気体の状態方程式(例えばPeng-Robinson状態方程式やRedlich-Kwong-Soave状態方程式)も、飽和蒸気圧p(T)から質量密度比率αを導出するために利用可能である。
評価プログラム25は、計測によって決定される凝集温度Tについての値に基づいて、格納された特性曲線から、変数α及び変数βについての温度依存値を選定する。代替例としては、凝集温度Tが、凝集温度を計測する必要が無いように、評価プログラム25の内部において固定値として事前に設定されている。
数式3は、依然として乾燥ガスTに含まれている水Wの質量流量mW2(残留比率)が乾燥ガスTに含まれている他の成分Dの質量流量mD2に比例するという事実に基づいて、質量密度比率αの値を利用することによって得られる。
さらに、数式3は、二酸化炭素の溶解度βを利用することによって、凝集液Kに含まれている他の成分Dの質量流量mD3が凝集液Kに含まれている水Wの質量流量mW3に比例するという事実に基づいて得られる。
さらに、数式3は、図2に表わす質量流量が零に相殺されるという仮定に基づいている。
特に圧力コントローラ12及び充填水位コントローラ20によって、装置10の内部においてこのような仮定が高い精度で適合することが確実とされる。
最後に、数式2から理解されるように、“無関係な比率”として凝集器17において同時に分離される他の成分Dの質量流量MD3には二酸化炭素がほとんど含まれていない。単に、特に湿性ガスFの他の構成物質CO,N,Hにおいては、水に対する溶解度が非常に小さいからである。
しかしながら、数式2と数式2に基づく数式3とは、容易に本発明の実施例に拡張可能とされる。本発明の実施例では、COは別として、多数の他の成分Dの大部分が、無関係な比率すなわち質量流量mD3内に存在している。この場合には、変数βは、考慮すべき成分それぞれの対応する溶解度βi(i=1,2,...,N)の合計として計算されるべきである。
対応して、数式1も、多数の成分に拡張可能とされる。
さらに、本発明における装置10は、―場合によって改良された形態で―他の多成分流体からの第1の成分の質量比率を決定するために利用される場合がある。特に、固液混合体(例えば砂と水との混合体)に占める固体の比率は、本発明10の改良された実施例によって決定可能とされる。このような用途では、装置10は、凝集器17の代わりに、特に固体分離器を備えている。
本発明は、上述の典型的な実施例に限定される訳ではない。むしろ、本発明のさらなる実施例は、当業者であれば上述の説明から想到することができる。
1 (ガスタービン)発電所
2 ガスタービン
3 (主)ガス配管
4 試料ガス配管
10 装置
11 ガス解析ユニット
12 圧力コントローラ
13 絞り弁
14 ヒータ
15 ガスフィルタ
16 第1の質量流量計
17 凝集器
18 凝集トラップ
19 第2の質量流量計
20 充填水位コントローラ
21 排出弁
22 凝集配管
23 さらなる質量流量計
24 評価ユニット
25 評価プログラム
F 湿性ガス
K 凝集液
T 乾燥ガス
W 水

Claims (8)

  1. 多成分流体(F)のうち第1の成分(W)の質量比率を決定するための方法であって、
    前記第1の成分(W)が、分離ステップにおいて、前記多成分流体(F)から少なくとも部分的に分離され、
    少なくとも2つの基準流量(M,M)が、
    前記分離ステップに供給される前記多成分流体(F)の流量(m)と、
    前記第1の成分(W)を分離した結果として得られる残留流体(T)の流量(m)と、
    前記分離ステップにおいて発生した分離流体(K)の流量(m)と、
    から選択することによって決定され、
    前記第1の成分(W)の質量比率(x)が、前記残留流体(T)に占める前記第1の成分(W)の分離されていない残留比率(mW2)を考慮して、選択された前記基準流量(M,M)から決定される、前記方法において、
    前記分離ステップにおいて同時に分離された前記多成分流体(F)の他の成分(D)の無関係な比率(mD3)が考慮されることを特徴とする方法。
  2. 前記基準流量(M,M)が、前記多成分流体(F)、前記残留流体(T)、及び前記分離流体(K)の質量流体(m,m)を直接計測することによって決定されることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記基準流量(M,M)それぞれが、コリオリ質量流量計(16,19)によって決定されることを特徴とする請求項2に記載の方法。
  4. 前記分離ステップに供給される前記多成分流体(F)の圧力(p)が、圧力コントローラ(12)によって所定の設定値に制御されることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の方法。
  5. 前記分離ステップに供給される前記多成分流体(F)の圧力変動であって、前記圧力コントローラによって発生される前記圧力変動が、減衰要素(15)によって低減され、
    前記減衰要素(15)が、特にフィルタの形態とされ、前記圧力コントローラ(12)の下流に配置されていることを特徴とする請求項4に記載の方法。
  6. ガス流が、前記多成分流体(F)として利用され、
    前記分離ステップにおいて、前記分離流体(K)が、凝集器(17)内における凝集によって分離されることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の方法。
  7. 前記残留流体(T)に占める前記第1の成分(W)の分離されていない残留比率(mW2)が、凝集温度(T)における飽和蒸気圧(p)に基づいて決定されることを特徴とする請求項6に記載の方法。
  8. 前記分離流体(K)に占める前記他の成分(D)の無関係な比率(mD3)が、凝集温度(T)において前記第1の成分(W)に占める前記他の成分(D)の溶解度(β)に基づいて決定されることを特徴とする請求項6又は7に記載の方法。
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