JP2014525698A - ユーザ装置、ネットワークノード、その中の第2のネットワークノード、および方法 - Google Patents

ユーザ装置、ネットワークノード、その中の第2のネットワークノード、および方法 Download PDF

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Abstract

この実施形態は、無線通信ネットワークの中のセル(11、14)と関連しているシステム情報を取得するためのユーザ装置(10)における方法と関連している。セル(11、14)はネットワークノード(12、12'、15)によってサービスを提供され、ユーザ装置(10)は、複数のダウンリンクキャリヤの上の信号を同時に受信することが可能である。ユーザ装置(10)は、ダウンリンクキャリヤにオートノマスギャップを生成し、そのオートノマスギャップを生成するために用いるダウンリンクキャリヤはネットワークノード(12、12'、15)からの受信した指示および/または所定規則に基づいている。前記指示または所定規則はダウンリンクキャリヤを指定する。ユーザ装置(10)はそれから、生成されたオートノマスギャップを用いてダウンリンクキャリヤでセル(11、14)のシステム情報を取得する。

Description

この実施形態は、ユーザ装置、ネットワークノード、第2のネットワークノードおよび方法と関連している。特にここのいくつかの実施形態は、セルと関連しているシステム情報を取得すること或いは取得を要求することと、オートノマスギャップ情報を処理することに関する。
今日の無線通信ネットワークにおいて、様々な多くの技術、例えば少数の有力な実装に言及するだけでも、長期発展(LTE)、LTEアドバンスト、広帯域符号分割多元接続(WCDMA)、グローバル・システム・フォー・モバイル・コミュニケーションズ/GSM発展のための強化型データレート(GSM/EDGE)、マイクロ波アクセスのための世界規模相互運用(WiMax)、またはウルトラモバイルブロードバンド(UMB)などが利用されている。無線通信ネットワークは、ひとつのセルを成形している少なくとも1つのそれぞれの地理上の領域の上で無線サービスエリアを提供している無線基地局を含む。セルの定義はまた、送信のために使われる周波数帯域を含んでもよく、そのことは、2つの異なるセルが同じ地理上の領域をカバーするが、異なる周波数帯域を使用することがあることを意味している。ユーザ装置(UE)はセル内でそれぞれの無線基地局によりサービスを受け、それぞれの無線基地局と通信している。ユーザ装置は、アップリンク(UL)送信においては、無線基地局へ電波または無線インターフェイスでデータを送信し、無線基地局は、ダウンリンク(DL)送信においては、ユーザ装置へ電波または無線インターフェイスでデータを送信する。
WCDMA/高速パケットアクセス(HSPA)とLTE技術はさらに発展し、マルチキャリヤシステムに向けて絶え間なく発展している。複数の受信機または広帯域受信機を持っているマルチキャリヤユーザ装置は、一般にギャップなしでインターフリークエンシキャリヤ上で測定することができる。しかし、そのようなユーザ装置は、まだ、インター無線アクセステクノロジー(RAT)キャリヤの上の、および追加のインターフリークエンシキャリヤの上の測定を実行するために、測定用ギャップ(すなわち測定の実行のための信号の受信だけ)を必要とすることがある。ここで「インター」は異なる複数の周波数を意味する。追加のインターフリークエンシキャリヤはギャップなしで測定できない。例えば、2セル高速アップリンクパケットアクセス(DC−HSUPA)において、ユーザ装置は、ギャップなしで主DLキャリヤに隣接している副DLキャリヤで測定することができる。しかし、同じユーザ装置は、どれが主DLキャリヤに隣接していないか、または、別のバンド(例えば、ユーザ装置がバンドBをサポートするならばバンドB)に属するかをインターフリークエンシキャリヤ上で測定するために、ギャップを必要とする。従来のマルチキャリヤシステムでは、ユーザ装置がターゲットセルのシステム情報を読み取ることを要求された場合、オートノマスギャップが主DLキャリヤまたは主セル(PCell)上のユーザ装置によって生成される。ユーザ装置がキャリヤアグリゲーション(CA)、例えばバンド間CA可能であり、複数の受信機チェインを持っていたとしても、オートノマスギャップは主DLキャリヤの上で生成される。この場合に、主DLキャリヤと副DLキャリヤとは違うバンドで、例えば主DLキャリヤと副DLキャリヤはバンドAとバンドBの上でそれぞれ別々のチェインを用いて機能する。例えば、従来技術においては、ユーザ装置が、副DLキャリヤの上でターゲットセルのシステム情報を読むとしても、オートノマスギャップは主DLキャリヤの上で常に生成される。従って、今日ユーザ装置は主DLキャリヤの上の測定用ギャップ、例えばオートノマスギャップの間に、システム情報の検索を実行する。その検索は、主DLキャリヤの上のデータ検索中の中断を引き起こす。従って、これまで見られた無線通信ネットワークの性能は低下する。
本実施形態の目的は、無線通信ネットワークの性能を改善することである。
この目的は、ユーザ装置が、無線通信ネットワークの中のセルと関連しているシステム情報を取得するための方法によって達成される。セルは、無線基地局または運用及び保守ノードなどのネットワークノードによって提供される。ユーザ装置は、同時に複数のダウンリンクキャリヤの上の信号を受信することが可能で、例えばマルチキャリヤユーザ装置またはキャリヤアグリゲーションユーザ装置である。ユーザ装置はダウンリンクキャリヤの上のオートノマスギャップを生成する。オートノマスギャップをそのうえで生成するために用いるダウンリンクキャリヤは、ネットワークノードから受信した指示または所定の規則またはその両方に基づく。従って、指示または所定の規則はダウンリンクキャリヤを特定する。それからユーザ装置は生成されたオートノマスギャップを使っているダウンリンクキャリヤの上でセルのシステム情報を取得する。
別の面によると、目的は、ユーザ装置に、無線通信ネットワークの中のセルと関連しているシステム情報を取得することを要求するためのネットワークノード、例えば第1のネットワークノードまたは第2のネットワークノードにおける方法を提供することによって達成される。セルは、ネットワークノードによって提供され、上述したように、ユーザ装置は、同時に複数のダウンリンクキャリヤで信号を受信することが可能である。ネットワークノードは指示をユーザ装置に送信する。ユーザ装置がセルと関連しているシステム情報を取得するようにオートノマスギャップを生成するために、指示はダウンリンクキャリヤを指定する。
また別の面によると、目的は、ユーザ装置または無線基地局などの第1のネットワークノードからのオートノマスギャップ情報を処理するための運用及び保守ノードなどの第2のネットワークノードにおける方法を提供することによって達成される。オートノマスギャップは無線通信ネットワークの中のセルと関連しているシステム情報取得のためにユーザ装置によって生成される。セルは第1のネットワークノードによって提供され、ユーザ装置は、同時に複数のダウンリンクキャリヤから信号を受信することが可能である。第2のネットワークノードは、ユーザ装置または第1のネットワークノードから、該ユーザ装置の能力の情報を取得し、ダウンリンクキャリヤの上でオートノマスギャップを生成する。ギャップはシステム情報の取得のためである。第2のネットワークノードはさらに、または追加的に、または代わりに、ユーザ装置が、セルのシステム情報の取得のためにオートノマスギャップをダウンリンクギャップ上で生成すべきそのダウンリンクキャリヤを指定している情報を受信する。そして第2のネットワークノードは、能力またはダウンリンクキャリヤの情報またはその両方を利用して、次の1つ以上のためにダウンリンクキャリヤを設定する。ハンドオーバまたはセル変更後にシステム情報を取得するようユーザ装置に要求すること;システム情報を取得するために或るダウンリンクキャリヤにオートノマスギャップが生成されるかどうかに応じて、1つ以上の物理レイヤのパラメータを設定すること、前記キャリヤにオートノマスギャップが生成されるかどうかに応じて、前記キャリヤ上の位置決め測定に関連した設定パラメータを選択すること、ネットワーク性能を監視すること、ネットワークを計画または展開すること、無線管理タスク。
またさらに別の面によると、目的は無線通信ネットワークの中のセルと関連しているシステム情報を取得するためにユーザ装置によって達成される。このセルはネットワークノードによって提供され、ユーザ装置は、同時に複数のダウンリンクキャリヤの上の信号を受信するよう構成される。ユーザ装置は、ダウンリンクキャリヤにオートノマスギャップを生成するよう構成された生成回路を有する。ダウンリンクキャリヤの上でオートノマスギャップを生成するために使うそのダウンリンクキャリヤは、ネットワークノードからの受信した指示または所定の規則またはその両方に基づく。指示または所定の規則はダウンリンクキャリヤを指定する。ユーザ装置は、生成されたオートノマスギャップを使っているダウンリンクキャリヤの上のセルのシステム情報を取得するよう構成された取得回路をさらに含む。
また別の面によると、目的は、無線通信ネットワークの中のセルと関連しているシステム情報を取得することをユーザ装置に要求するためのネットワークノードによって達成される。ネットワークノードは、セルにサービスするよう構成され、ユーザ装置は、同時に複数のダウンリンクキャリヤから信号を受信することが可能である。ネットワークノードは、指示をユーザ装置に送信するよう構成された送信機から成っている。ユーザ装置がセルと関連しているシステム情報を取得するためのオートノマスギャップを生成するために、指示はダウンリンクキャリヤを指定する。従って、セルと関連しているシステム情報を取得するよう、ネットワークノードはユーザ装置に要求する。
また別の面によると、目的は、ユーザ装置または第1のネットワークノードからのオートノマスギャップ情報を処理するための第2のネットワークノードによって達成される。オートノマスギャップは無線通信ネットワークの中のセルと関連しているシステム情報を取得するためにユーザ装置によって生成される。セルは第1のネットワークノードによって提供され、ユーザ装置は、同時に複数のダウンリンクキャリヤから信号を受信することが可能である。第2のネットワークノードは、ダウンリンクキャリヤの上のオートノマスギャップを生成するために、ユーザ装置または第1のネットワークノードからユーザ装置の能力の情報を取得するよう構成された取得回路から成っている。オートノマスギャップはシステム情報の取得のためである。取得回路は、さらに、または代わりに、ユーザ装置が、ダウンリンクキャリヤの上でセルのシステム情報を取得するためのオートノマスギャップを生成するはずのそのダウンリンクキャリヤを指定している情報を取得するよう構成される。第2のネットワークノードは、能力情報またはダウンリンクキャリヤの情報またはその両方を使用して次の1つ以上のためにダウンリンクキャリヤを設定するよう構成された利用回路をさらに含む:ハンドオーバまたはセル変更の後にシステム情報を取得することをユーザ装置に要求すること;オートノマスギャップがシステム情報の取得のために或るダウンリンクキャリヤに生成されるかどうかに応じて1つ以上の物理層パラメータを設定すること;オートノマスギャップがキャリヤの上で生成されるかどうかに応じてそのキャリヤの上の位置決め測定と関連した設定パラメータを選択すること;ネットワークパフォーマンスを監視すること;ネットワークを計画または展開すること;無線管理タスク。
実施形態はここに、ネットワークノードがユーザ装置がセルのシステム情報を読み取るためのオートノマスギャップをダウンリンクキャリヤの上で生成する、たとえばキャリヤ周波数または周波数帯域またはその両方などの、そのダウンリンクキャリヤを柔軟に指定することを可能にする。或るDLキャリヤにおけるデータ中断または損失を引き起こす、オートノマスギャップが重要な情報を搬送するサービングキャリヤや主キャリヤなどの或るDLキャリヤの上で常に生成される状況が防止される。その結果、無線通信ネットワークの実際の性能と同様にこれまで経験した性能が改善される。
実施形態は、付属する図面に関連してより詳細な記述において説明されるであろう。
無線通信ネットワークを示すブロック図である。 結合されたフローチャートとシグナリング方式である。 3DLキャリヤをサポートしているマルチキャリヤUEの割り当て済み帯域幅を示す。 2つのバンドの中で5DLキャリヤをサポートしているマルチキャリヤUEの割り当て済み帯域幅を示す。 3つのバンドの中で6DLキャリヤをサポートしているマルチキャリヤUEの割り当て済み帯域幅を示す。 本実施形態に従ってユーザ装置における方法を示す概略フローチャートである。 いくつかの実施形態に従ってユーザ装置を示すブロック図である。 本実施形態に従ってネットワークノードにおける方法を示す概略フローチャートである。 いくつかの実施形態に従ってネットワークノードを示すブロック図である。 実施形態に従って第2のネットワークノードにおける方法を示す概略フローチャートである。 いくつかの実施形態に従って第2のネットワークノードを示すブロック図である。
図1は、たとえばLTE、LTEアドバンスト、WCDMA、GSM/EDGE、WiMax、符号分割多元接続2000(CDMA2000)、またはUMB(少数の有力な実装に言及するだけのネットワーク)などの無線通信ネットワークの図式的概観である。
この無線通信ネットワークは、第1のセル11として例示されたセルを形成している少なくとも1つの地理的な領域の上で無線サービスエリアを提供している無線基地局12'などの第1のネットワークノード12を含む。無線基地局12'はまた、例えば利用された無線アクセス技術及び用語に応じて、例えばノードBや発展型ノードB、(eNB、eNodeB)、ベーストランシーバーステーション、アクセスポイント基地局、基地局ルータ、または無線基地局12によって提供されたセルの中でユーザ装置と通信することができるすべての他のネットワークユニットと称されることができる。無線ネットワークノードの例は無線ネットワークコントローラ(RNC)、リレー、基地局、ドナーノード、例えばDeNBなどである。
ユーザ装置10は第1のセル11中で無線基地局12' によってサービスされ、無線基地局12'と通信している。第1のセル11はこの例におけるユーザ装置10に対する在圏または主セルである。ユーザ装置10は無線インターフェイスの上でデータをアップリンク(UL)送信の中で無線基地局12'に送信し、無線基地局12'はダウンリンク(DL)送信の中でデータをユーザ装置10に送信する。当業者は、「ユーザ装置」が、どのようなワイアレス端末、装置器具、またはノード、例えば携帯情報端末(PDA)、ラップトップ、モバイル、センサー、リレー、モバイルのタブレット、またはそれぞれのセルの中で通信している小さな基地局さえも意味している制限のない用語であることを理解すべきである。従って、実施形態の中で、用語「ユーザ装置」は、オートノマスギャップを生成することによってセルのシステム情報(SI)を読むことが可能などのようなタイプのワイアレスノードであってもよい。例えば実施形態は、コンピュータで使用される無線統合カードのような埋め込みデバイス、コンピュータで使用されるユニバーサルシリアルバス(USB)のようなプラグインされた無線カード、モバイル中継器、中継器として作動しているワイアレス端末、デバイスからデバイスへの通信のために利用されるワイアレス端末、ターゲットデバイス、ホーム基地局(HBS)またはフェムト基地局などにさえ等しく適用可能である。HBSは通常、別のセル、例えばマクロセルのSIを測定し、取得するために、測定ユニットを持っている。
第2のセル14を成形していて、また副セルと称される別の地理的な領域の上で、無線基地局12'は無線サービスエリアを提供する。ユーザ装置10は、同時に複数のダウンリンクキャリヤの上の信号を受信することが可能で、例えばマルチキャリヤアグリゲーションが可能で、それから、ユーザ装置10は、ユーザ装置10に対する、またはユーザ装置10からの、またはその両方の、伝送速度または帯域幅またはその両方を増大させることができる。第2のセル14は第2の無線基地局または同じ無線基地局12'によってコントロールされ得る。無線通信ネットワークは第2のネットワークノード15をさらに含む(それは運用及び保守ノード(O&M)、第2の無線基地局、または他のネットワークノードであってよい)。第1と第2のネットワークノード12、12'、15は一般的にネットワークノードと称される。第2のネットワークノードはさらに、コアネットワークノード、例えばモビリティ管理エンティティ(MME)、アクセスゲートウェイ、任意の位置サーバや拡張在圏移動ポジショニングセンター(E−SMLC)などのポジショニングノードの少なくともいずれかでもさらに含むことができる。
本実施形態において、焦点は、ユーザ装置10のためのオートノマスギャップ設定の面にある(それはまた測定用ギャップ設定と称されてもよい)。用語「自律的」は、ネットワークが、正確にいつギャップが生成されるかを知らないことを意味していて、そのギャップは、セルのSIを取得するために使われる。上述したように、ユーザ装置10は、同時に複数のダウンリンクキャリヤの上の信号を受信することが可能である。これは、マルチキャリヤ能力があり、かつキャリヤアグリゲーション(CA)能力があるユーザ装置をカバーする。しかしここで開示された技術はまた、マルチキャリヤ/CA能力はないかもしれないが、測定用ギャップまたは圧縮モードパターンを用いずにインターフリークエンシキャリヤまたはインターRATキャリヤの少なくとも1の上で、正常な測定、例えば、インターフリークエンシLTE基準信号受信電力(RSRP)/基準信号受信品質(RSRQ)、インターフリークエンシ高速パケットアクセス(HSPA)共通パイロットチャンネル(CPICH)測定、インターRAT GSMキャリヤ受信信号強度インジケータ(RSSI)などを遂行するための、例えば付加的無線受信機などの手段を持ち得るユーザ装置に対して適用可能である。
最初に、マルチキャリヤまたは説明されたアグリゲーションの概念を説明する。
RAT内キャリヤアグリゲーション
技術の中でピークレートを高めるために、マルチキャリヤまたはキャリヤアグリゲーションのソリューションが知られている。例えば、HSPAネットワークの中でピークレートを高めるためにHSPAにおいて複数の5MHzのキャリヤを使うことが可能で、複数のLTEキャリヤのアグリゲーションを容易にするLTEリリース10のための作業が進行中である。マルチキャリヤまたはキャリヤアグリゲーションシステムの中の各キャリヤは一般にコンポーネントキャリヤ(CC)と呼ばれるか、しばしば、またセルと称される。簡単にいえば、CCはマルチキャリヤシステムの中の個々のキャリヤを意味している。用語「キャリヤアグリゲーション(CA)」はまた例えば「マルチキャリヤシステム」、「マルチセルオペレーション」、「マルチキャリヤオペレーション」、「マルチキャリヤ」送信および/または受信と区別なく呼ばれる。これは、CAが、アップリンクおよびダウンリンク方向のシグナリングとデータの送信のために用いられることを意味している。CCの1つは主キャリヤまたはアンカーキャリヤであり、残りは副キャリヤ、または補助キャリヤと呼ばれる。一般に、主CCまたはアンカーCCは、UE固有の必須事項のシグナリングを搬送する。主CCはアップリンクおよびディレクションCAの両方に存在している。ネットワーク(例えば無線基地局12')は別の主キャリヤを、同じセクタまたはセルで動作している別のユーザ装置に割り当てることができる。
キャリヤアグリゲーションのおかげで、ユーザ装置10は複数の在圏セルを持っている。1つの主在圏セルと1つ以上の副在圏セルである。在圏セル(例えば第1のセル11)は、主セル(PCell)、主キャリヤ、または主在圏セル(PSC)として区別なく呼ばれる。同様に、副在圏セル14は、副セル(SCell)または副在圏セル(SSC)として区別なく呼ばれる。用語にかかわらず、PCellとSCell(s)は、ユーザ装置10にデータの受信と送信とを可能とする。より具体的には、PCellとScellは、ユーザ装置10によるデータの受信及び送信のためにDLとULとに存在している。PCCとSCCの上の残りの在圏セルではないセルは隣接セルと呼ばれる。
CAに属しているCCは、同じ周波数帯域に属するか(別名バンド内CA)、または違う周波数帯域に属するか(別名バンド間CA)、またはそれのすべての組み合わせ、例えば、バンドA中の2つのCCとバンドB中の1つのCCとに属することができる。バンド内CA内のキャリヤは隣接していてもよいし(別名連続)、または隣接していなくてもよい(別名不連続)。不連続バンド内CAにおいて、ギャップの中のキャリヤは他のオペレータによって使われることができる。一般にバンド内CAにおいて、ユーザ装置10は、1つの無線周波数(RF)受信機チェーンと、特に合計の集められたキャリヤが一定の限界、例えばHSPAについて合計で20MHzまたはLTEについて合計で40MHzの中にある場合には、集められたキャリヤをそれぞれ受信し、送信するためのRF送信機チェーンとを必要とすることがある。さもなければ、ユーザ装置10は、特に不連続CAの場合に、集められたより多くのキャリヤのために、複数のRF送受信機チェーンを実装する必要がある。
2つのバンドに分散されたDLキャリヤを含むバンド間CAは、HSPAにおける2バンド2キャリヤ高速ダウンリンクパケットアクセス(DB−DC−HSDPA)とも呼ばれる。さらに、バンド内CAにおけるCCは周波数領域で隣接であるか、隣接でない(別名のバンド内不隣接CA)。バンド内隣接、バンド内不隣接、およびバンド間を含むハイブリッドCAもまたあり得る。
HSPAリリース10においては、DLキャリヤまたはDLセルが、同じ周波数帯域に属するか、または2つを超える異なる周波数帯域、例えばバンドI(2.1GHz)内の3つの隣接DLキャリヤ及びバンドVIII(900MHz)内の1つのDLキャリヤに分かれた最大4つまでのDLキャリヤを集めることができる(別名4C−HSDPA)。HSPAリリース11においては、8DLまでのキャリヤを集めることができて、8C−HSDPAと呼ばれる。DLキャリヤは2つまたはより多くの帯域にも分散することができる。HSPA及びLTE仕様書の現在のバージョン、すなわちリリース10においては、高次レイヤ(例えば無線リソースコントロール(RRC))によって設定される場合には、1つの周波数帯域に属しているすべてのキャリヤは隣接していなければならないことがある。しかし、同じバンドの中で隣接していないキャリヤ上のオペレーションはキャリヤの活性化または非活性化またはその両方に起因することがあり、それは低次レイヤ(例えば媒体アクセス制御(MAC)層))によって実行される。しかし上述したように、同じ帯域の中で隣接していないキャリヤが設定可能であることは、ユーザ装置10がこの能力をサポートすることで提供される。
LTEバンド内CAにおいては、原則として、各々が20MHzまでの最高5つまでのDLキャリヤおよびULキャリヤをユーザ装置10は集めることができる。追加のキャリヤさえ将来のリリースにおいて導入できる。少なくとも、リリース10で、2つのDLキャリヤと2つのULキャリヤ(すなわちUL及びDLで最高40MHz)については、UEの必要条件は存在している。バンド内不連続CAも、DLとULの両方でLTEにおいて可能である。ユーザ装置10はシングルRFチェーンまたは集められた帯域幅に依存している複数のRFチェーンを使うことができる。
LTEバンド間CAにおいて、各々が20MHzまでの、異なるバンドに属する最高5つまでのDLキャリヤおよび5つまでのULキャリヤをユーザ装置10は集めることができる。異なるバンドに属している追加のキャリヤさえ将来のリリースにおいて導入できる。少なくとも、リリース10においては、異なるバンドに属する2つのDLキャリヤ及び1つのULキャリヤについては、UEの必要条件は存在している。2つのULのバンド間CAのための必要条件はリリース11において導入されつつある。一般にバンド間CAのために、異なる周波数帯域に属し得る各CCのために、ユーザ装置10は独立したRFチェーンを持っている。
マルチRATマルチキャリヤの概念
異なる技術のキャリヤの間でキャリヤアグリゲーションを使うことは「マルチRATキャリヤアグリゲーション」または「マルチRATマルチキャリヤシステム」または単に「インターRATキャリヤアグリゲーション」とも称される。例えば、WCDMAとLTEからのキャリヤを集めることができる。別の例はLTEとCDMA2000キャリヤのアグリゲーションである。明晰さのために、ここに説明されるのと同じ技術の中のキャリヤアグリゲーションは'RAT内'または単に'シングルRAT'キャリヤアグリゲーションとされててもよい。インターRATCAにおいて、システムの1つは主システムとして、別のひとつまたは残りのひとつは副システムまたは補助システムとして設定することができる。主システムは、無線基地局12'及びユーザ装置10などのネットワークの間で基本のシグナリングと設定(コンフィギュレーション)情報を搬送してもよい。
マルチポイントキャリヤアグリゲーション
CA内のCCは共同で同じサイトまたは基地局に置かれてもよいし、そうされなくてもよい。例えば、CCは異なる位置で(例えば位置していない基地局(BS)またはBS、およびリモート無線ヘッド(RRH)またはリモート無線ユニット(RRU)から)生じてもよい(すなわち送信されるか、あるいは受信されてもよい)。結合されたCAとマルチポイント通信の有名な例は、分散アンテナシステム(DAS)、RRH、RRU、協調マルチポイント(CoMP)送信、マルチポイント送信または受信などである。本実施形態はまたマルチポイントキャリヤアグリゲーションシステムに適用される。
本実施形態の開発している一部分として、ひとつの問題が最初に認識され、議論されるであろう。CA能力のないユーザ装置などのレガシーなユーザ装置が存在しているレガシーシングルキャリヤシステムにおいて、オートノマスギャップまたは自律的測定用ギャップは、ターゲットセルのシステム情報(SI)を読むために、レガシーユーザ装置により、レガシーユーザ装置がデータを受信する唯一のキャリヤであるサービングキャリヤ周波数上で生成される。背景技術で説明したように、従来のマルチキャリヤシステムでは、レガシーユーザ装置がターゲットセルのSIを読むことを要求される場合に、オートノマスギャップは主コンポーネントキャリヤ(PCC)またはPCellの上でユーザ装置によって生成される。ユーザ装置10がCA能力を持ち、複数の受信機チェーン(例えばバンド間CA)を持っていても、オートノマスギャップはPCCの上で生成される。この場合に、PCCとSCCは違うバンドで、例えばPCCとSCCはバンドAとバンドBとでそれぞれ別個のチェーンを用いて動作する。例えば従来技術では、レガシーユーザ装置がSCCの上でターゲットセルのSIを読んでも、オートノマスギャップはPCCの上でいつも生成される。
これは、オートノマスギャップによるデータ中断がいつもPCellに発生するであろうということを意味している。データ中断はPCCの上のPCellで、また、PCCに隣接するSCCの上のSCell(s)でも発生することがある。これは、隣接キャリヤが一般に同じ無線部分、例えば電力増幅器やRFフィルタを共有するためである。すなわち、一定の集められた帯域幅までは隣接するキャリヤに対する共通の無線チェーンがある。
しかし、オートノマスギャップがいつも生成される主キャリヤは、一般に副キャリヤの上のデータに比べてより重要なデータを含む可能性がある。例えばPCellは、中断と遅延が最小化されるべきであるすべての重要なコントロールシグナリングを含む。さらに、主キャリヤと1つ以上の副キャリヤとは同じバンド中で隣接してもよい(たとえば4C−HSDPAのシナリオにおけるバンドA中の主キャリヤを含む3つのキャリヤとバンドB中のひとつのキャリヤ)のに対して、残りの副キャリヤは違うバンドに属するしてもよい(たとえばバンドB中のひとつのキャリヤ)。このようなシナリオにおいて、オートノマスギャップがバンドA上で設定される場合はデータ中断全体に関してより一層影響がある。これは、レガシーユーザ装置は3つのキャリヤすべてを受信するための1つの広帯域受信機を持つかもしれないからであり、ギャップによる結果として同一の帯域すなわちバンドA内の全隣接キャリヤ上の送信が中断される可能性があるからである。バンドA上のキャリヤが例えばボイスオーバーIP(VOIP)などの遅延に影響を受けやすいデータを搬送する場合に、これは特に不適当である。
従来技術においては、レガシーユーザ装置が、すべての設定されたキャリヤの上で、それらが隣接している場合に、オートノマスギャップを生成する可能性があるというリスクもある。一定のUEの実装では、副バンドの上のギャップを生成さえできる。これはPCellの上だけでなく1つ以上のSCellsの上のデータ中断を引き起こすであろう。それゆえ、レガシーユーザ装置がSIを読む場合に、そして特にインターRATSIのために、データの損失全体はかなり大きくなるであろう。インターRATセルのためのSI読み取り遅延はかなり長い(例えばインターRAT UTRANセルのために1−2秒)。
CA能力を持たないユーザ装置はまた、一定のタイプの測定(例えばインターフリークエンシ測定またはインターRAT測定またはその両方)を実行するために複数の無線受信機を持つことがある。このことは、インターフリークエンシ測定またはインターRAT測定またはその両方を実行するための測定用ギャップ(すなわちLTEにおける正常な測定用ギャップ、またはHSPAにおける圧縮されたモードパターン)の使用を妨げる。しかし、従来技術では、SI読み取りのためのオートノマスギャップはサービングキャリヤ周波数の上で生成されることしかできない。これはサービングキャリヤの上のデータの中断を起こす。
本実施形態によると、無線通信ネットワークの中のセル11と関連しているSIを取得するための方法が開示される。本実施形態は、ユーザ装置10が例えばターゲットの周波数内セル、インターフリークエンシセルまたはインターRATセルのSIを読むためにオートノマスギャップを生成するダウンリンクキャリヤ(DLキャリヤ周波数とも呼ばれる)を明示的に指定するための方法を提供する。
図2はフローチャートと信号方式の結合された概略図である。上記の実施形態は以下でより詳細な記述の中で説明されるであろう。
アクション201.
いくつかの実施形態によると、ユーザ装置10は、ターゲットセルのSIを取得する際に、その能力または能力の情報を、キャリヤ周波数固有の自律的測定用ギャップを生成することが可能なネットワークノード12、12',15に報告する。キャリヤ固有のオートノマスギャップ能力は、ユーザ装置10が、サービングキャリヤまたはサービング周波数帯域だけではなく、任意のキャリヤまたは周波数帯域のセルのSIを読む場合に、これらのオートノマスギャップを生成できることを意味している。従って、ユーザ装置10は、セルのシステム情報の取得のため、測定用ギャップ能力、または複数のダウンリンクキャリヤの中から任意のダウンリンクキャリヤにオートノマスギャップを生成する能力のインジケータを送信してもよい。能力または能力についての情報はまた、よりいっそう広範囲にわたるかもしれない。例えばユーザ装置10は、それが、同時に異なるセルのSIを読むために異なるキャリヤまたはバンドの上でオートノマスギャップを生成することが可能であることを示すことができる。例えば、ネットワークノード12、12'、15 によって要求されたならば、ユーザ装置10(例えば、バンドAとバンドBとを仮定したインターバンドCAをサポートしている)は、周波数内セルのSIの読み取りのためバンドA上で、かつインターフリークエンシセルのSIの読み取りのためバンドB上で、オートノマスギャップを生成する。これは2つのセルのSI読み取りのより速い取得を可にする。さらに、この(高度である)能力は、ユーザ装置10がオートノマスギャップを異なるキャリヤまたはバンドの上に分散することを可能にする。このことは、1つのキャリヤの上におけるデータの中断をより少なくする。従来技術では、すべてのギャップはPCell(すなわちバンドA)上で生じ、それはPCellまたは在圏セル上で深刻な中断を導くであろう。
能力は各「SI読み取りのタイプ」について別々に報告されてもよいか、SI読み取りのすべてまたはグループに対して適用可能であってもよい。「SI読み取りのタイプ」は周波数内セル、インターフリークエンシセル、またはインターRATセルの読み取りSIを意味してもよい。キャリヤ固有のオートノマスギャップを使っているインターRATSI読み取りのためのRATがまた示されてもよい。在圏セルがE−UTRAである場合に、例えばユーザ装置10はUTRANとCDMA2000のためのインターRAT読み取りをサポートすてもよい。
能力はまたRATに特有であってもよい。例えば或るUEは、キャリヤ固有のオートノマスギャップを生成することによって、それが周波数内セルのSIとインターフリークエンシUTRA FDDセルのSIを読むことが可能であることを示すことができる。
この能力を受信するネットワークノード12、12'、15は、任意の在圏無線ネットワークノードであるか、コアネットワークノードであるか、またはポジショニングノードであってもよい。
上記の任意のネットワークノードへの能力のシグナリングは、RRC、LTEポジショニングプロトコル(LPP)などの任意の適切なプロトコルを用いて行える。
ユーザ装置10は、ネットワークノード12、12'、15からいかなる明示的な要求も受け取らずに先を見越した(プロアクティブな)報告を行うことで、または、ネットワークノード12、12'、15からなんらかの明示的な要求を受信したときに報告を行うことで、またはその両方で、出来事を報告するためのその能力を報告することができる。
先を見越した報告の場合に、ユーザ装置10は初期のセットアップまたは呼のセットアップの間(例えばRRC接続を設立時や、例えばハンドオーバ、リダイレクションを伴うRRC再設定などのセル変更の間、または定期的な報告のときの少なくともいずれか)にその能力を報告できる。
アクション202.
本実施形態によると、(ターゲット)セル11のSIを取得するようにユーザ装置10に要求することができるネットワークノード12、12'、15は、SIを読む時にユーザ装置10がオートノマスギャップを生成すべきダウンリンクキャリヤ、キャリヤ周波数、または周波数帯域を決定する。ネットワークノード12、12'、15はまた、ダウンリンクキャリヤに加えて、ユーザ装置10がSIを読むときにオートノマスギャップを生成すべきセルを決定してもよい。セルは、一定の周波数帯域に属する一定のキャリヤ周波数上で動作する。マルチセル環境において、いくつかのセルはひとつのキャリヤ上で動作する。TDDにおいて、ダウンリンクキャリヤとアップリンクキャリヤは同じである。しかし、FDDでは、ダウンリンクキャリヤとアップリンクキャリヤとは異なる。セルは少なくとも2つのパラメータによって識別される。セルIDおよびセルが動作するダウンリンクキャリヤ周波数である。これは、使用可能な物理セルID(PCI)が、例えばLTEでは504に制限され、それゆえPCIは一般に異なるキャリヤ周波数で再利用されるためである。
受信した能力についての能力情報が使用可能で、ユーザ装置10がターゲットセルのSIを読むときにオートノマスギャップを生成すべきダウンリンクキャリヤおよびセルを選択する際にネットワークノードがさらに追加の基準を使うことがあるのであれば、ネットワークノード12、12'、15は、上で説明された、少なくとも受信した能力についての能力情報を使うことができる。選択されたダウンリンクキャリヤは、さまざまな異なるタイプのSIの読み取り(すなわち周波数内、インターフリークエンシ、またはインターRATなど)ごとに異なってもよい。
本実施形態は主な関連したネットワークの実装である。しかしながら適切な基準に基づいて、ネットワークノード12、12'、15は、ユーザ装置10に、指示したキャリヤ(すなわちネットワークノード12により選択された)上で、要求されたセルのSIを読むためにオートノマスギャップの生成を要求することができる。
アクション203.
ネットワークノード12、12'、15はそれから、選択されたダウンリンクキャリヤを示しているか指定している指示を送信する。従って、ユーザ装置10は、ネットワークノード12、12'、15から、ユーザ装置10が少なくとも1つのセルのSIを取得するためのオートノマスギャップを生成すべきダウンリンクキャリヤと関連した情報を受信する。ユーザ装置10は、さらに、オートノマスギャップが生成される、指示されたダウンリンクキャリヤでセル情報(例えばセルID、CGIなど)を受信してもよい。
ネットワークノード12、12'、15は、ターゲットセルのSIを読むために特定のダウンリンクキャリヤにオートノマスギャップを生成するようにユーザ装置10を設定できる。この指示は、キャリヤ周波数番号(例えばHSPAにおけるUTRA絶対無線周波数チャネル番号(UARFNC)またはLTEにおけるE−UTRA絶対無線周波数チャネル番号(EARFCN))および/またはバンドインジケータまたはすべての他の関連周波数情報で送ることができる。ネットワークノード12、12'、15により送信された指示はまた、ユーザ装置10によりオートノマスギャップが生成される必要がある指示されたキャリヤにセルのセルID(例えばPCI、CGIなど)を含むことができる。周波数番号はDLキャリヤまたはULキャリヤまたはその両方のそれと一致してもよい。
その指示はまた、例えば2つの周波数帯域(例えばバンドA及びバンドB)上のキャリヤのインターバンドCAを持つユーザ装置10に対して、ユーザ装置10がオートノマスギャップを生成すべきである周波数帯域のみに関して表現されてもよく、ユーザ装置10はバンドB上のギャップを設定するよう要求され得る。それから、指示された帯域内の特定のダウンリンクキャリヤの上でオートノマスギャップを生成すべきユーザ装置10次第である。その代わりに、指示された帯域の中の周波数はまた、所定の規則、例えばバンドの中の第1の周波数に基づいて決められてもよい。
その指示はまたマルチキャリヤの場合に特にセルIDに関して送られてもよい。例えば、ネットワークノード12、12'、15は、ユーザ装置10が、SCellの上だけのオートノマスギャップを生成することになっていることを指示することができる。別の例において、複数のSCellがある場合に、ユーザ装置10は任意のSCellへオートノマスギャップを生成することが許されてもよい。後者の場合、ユーザ装置10はまた、それがSIを読むためのギャップを生成するSCellのネットワークノード12、12'、15に戻して指示することができる。
別の可能性は、ネットワークノード12、12'、15がユーザ装置10に、ターゲットセルのSIを読むときに周波数固有のオートノマスギャップがユーザ装置10により使われるかどうかを指示することができる、ということである。この指示は、例を用いて説明されるように、ターゲットセルのSIを読むためのユーザ装置10によるオートノマスギャップの使用の活性化または非活動化を可能とすする。例えば、特定のダウンリンクキャリヤのためのオートノマスギャップをユーザ装置10が使用する必要がない場合、ユーザ装置10は、サービングキャリヤ/主キャリヤの上で、または複数のキャリヤまたは帯域(例えばPCC及びSCC)上でも、オートノマスギャップを生成してよい。しかし、キャリヤ/周波数固有のオートノマスギャップを使用する必要がある場合には、ユーザ装置10は、ネットワークノード12、12'、15によって指示されるか、所定の規則に基づいて、決められる特定のダウンリンクキャリヤの上だけでオートノマスギャップを生成することを許される。
その指示は、複数のセルのSIをユーザ装置10が読む必要がある場合に、それぞれのターゲットセルのSI読み取りに関して別々にネットワークノード12、12'、15によりユーザ装置10へ送信できる。指示されたダウンリンクキャリヤと関連づけられたオートノマスギャップは、特定タイプのセルのSI読み取りにリンクでき、それは周波数内、インターフリークエンシ、インターRATの少なくともいずれかである。その指示はすべてのタイプのSI読み取りのために適用可能であてもよい。
ネットワークノード12、12'、15は、その指示とともに例えばSI読み取りのための要求を提供するために、RRCシグナリングまたはすべての他の適当なプロトコルを使うことができる。しかし、例えばレイヤ2またはMAC層のシグナリングの他の方法を、またユーザ装置10にこの指示を提供するために使うことができる。
アクション204.
ユーザ装置10は受信した指示または情報を解釈する。受信した情報に含まれているならば、受信した指示から決定されるように、少なくとも1つのターゲットセルのSIを取得するために、ユーザ装置10はそれから、指示されたダウンリンクキャリヤの上および例えば指示されたセルの上のオートノマスギャップを生成する。
従って、指示またはすべての関連する周波数/バンド情報またはその両方をネットワークノード12から受信すると、ユーザ装置10は指示されたダウンリンクキャリヤの上のオートノマスギャップを生成し、例えばネットワークノード12によって要求されるように、ターゲットセルのSIを読む。例えば、ユーザ装置10がバンド間CA(バンドAとバンドB)をサポートするだけならば、ユーザ装置10は、これが在圏ネットワークノード12によって指示されるならば、ターゲットセルのSIを読むためにバンドBの上だけのオートノマスギャップを生成してもよい。
ユーザ装置10は、以下に示すように、DLキャリヤを選択するための所定の規則またはネットワーク構成を所定の規則の組み合わせに基づいて、使用するDLキャリヤを選択し、オートノマスギャップを生成できる。
アクション205.
ユーザ装置10はそれから、ネットワークノード12によって要求されたように、SIの読み出し、例えば少なくとも1つのセルの少なくとも取得したSI情報を含む少なくとも1回の測定を報告する(すなわちオートノマスギャップの間に)。その結果、SIの読み出しを実行した後に、オートノマスギャップを使って、ユーザ装置10は取得したSIをネットワークノード12(例えば在圏ノードまたは前に説明したように測定するよう要求されたノード)に送信する。
本実施形態はまた、マルチキャリヤ/CA能力を持たない可能性がある(すなわち1つのDLキャリヤだけでデータを受信する)ものの、測定用ギャップのない1つ以上のインターフリークエンシキャリヤまたはインターRATキャリヤ上で測定を実行する方法を持つユーザ装置に適用することができる。そのようなUEは一般に追加の受信機チェーンを持っていて、従って、同時に複数のダウンリンクキャリヤの上の信号を受信することができる。ユーザ装置10を、1つのダウンリンクキャリヤの上だけのデータを受信することが可能であるけれども、また測定用ギャップなしで別のダウンリンクキャリヤの上で測定することができるUEと考える。例えば、F1はサービングキャリヤであり、F2はギャップなしで測定できるけれども、ユーザ装置10はF2ではいかなるデータも受信できない。それゆえ、この例におけるシグナリング方法は、ネットワークノード12、12'、15により、F2の上でターゲットセルのSIの読み取りのためにユーザ装置10がオートノマスギャップを生成することの指定を可能としてもよい(すなわち、測定のためにだけ使われる追加の無線チェーンを使って)。このように、いかなるデータの損失もサービングキャリヤF1の上にはないであろう。前述したように、従来技術においては、オートノマスギャップはF1の上でいつも設定され、データの損失につながる。
ターゲットセルの能力情報のSIを読むために特定のダウンリンクキャリヤ(そしてまたセル)上でオートノマスギャップを生成するようユーザ装置10を設定する方法はまた、少なくとも試験装置(TE)ノードを有するテストシステム(別名システムシミュレータ(SS))に実装できる。このテストシステムは、ユーザ装置10が、SI読み取りのために周波数固有のオートノマスギャップを生成することが可能であることを確認するテストのために、ユーザ装置10にこの情報を信号で伝えてもよい。例えばテストは、シグナリング/プロトコル/手順テストケースまたは性能/RRMテストケースであり、ユーザ装置10がこの機能をサポートすることを検証する。これは、テストシステム(例えばTEまたはSSノード)がテスト手順を実装し、この機能と関連したUEシグナリング及び性能が検証されることを保証する。すなわち、UE能力情報を受信し、SI読み取りのために周波数固有のオートノマスギャップを生成するようにUEを設定し、SI読み出しの結果を受信し、その結果を分析し解釈する。
ユーザ装置10は、ユーザ装置10にサービスしている無線基地局12'または別のノードにSI読み取りを信号で伝えるか、報告することができる。
ユーザ装置10における方法はさらに以下を含んでもよい。
−ユーザ装置10が、少なくとも周波数内、インターフリークエンシまたはインターRATターゲットセルのSIを読むために特定のダウンリンクキャリヤ周波数に対してオートノマスギャップをサポートすることが可能であることを、ネットワークノード(例えば無線基地局12')に対して指示するシグナリング手段。
−先を見越してまたはネットワークノードから明示的な要求に基づいて、上記の能力をネットワークノードに報告する報告手段。
ユーザ装置10における方法はさらに以下を含んでもよい。
−ユーザ装置10が、少なくとも周波数内、インターフリークエンシ、またはインターRATターゲットセルのSIを読むためにオートノマスギャップを生成するであろうキャリヤ周波数およびセル(指示されていれば)を指示する表示を、ネットワークノード12から受信すること。
−受信した指示に基づいて、指示されているならば指示されたキャリヤ周波数とセルの上のオートノマスギャップを生成し、生成したオートノマスギャップでSIを読み、結果をネットワークノード、例えばeNBに報告する報告すること。
ユーザ装置10における方法はさらに以下を含んでもよい。
−前決定されたか、所定の規則または受信した指示または受信した指示と所定の規則との組み合わせのうちの1つに基づいてオートノマスギャップキャリヤ周波数を生成すること。
ネットワークノード12、12'、15における方法は、ユーザ装置10が、少なくとも周波数内、インターフリークエンシ、またはインターRATターゲットセルのSIを読むためにオートノマスギャップを生成するであろうキャリヤ周波数およびセル(指示されたなら)
を指示するシグナリング方法を有してもよい。
従って、いくつかの例において、ユーザ装置10は、能力、または能力についての情報を、DLキャリヤでの通信の中でオートノマスギャップを生成するために無線基地局12'などのネットワークノードに報告してもよい(そのオートノマスギャップは、システム情報を検索するために使うことができる)。この能力はさらに、ユーザ装置が、周波数固有のキャリヤの上でオートノマスギャップを生成することが可能であることを示す。ユーザ装置10はそれから、ユーザ装置10が、セル11のシステム情報の読み取りのためにオートノマスギャップを生成するダウンリンクキャリヤまたはキャリヤ周波数を示す指示をネットワークノード12、15から受信できる。ユーザ装置10はそれからオートノマスギャップを生成し、セル11のSIを読むことができる。この目的はネットワークノードにおける方法によって達成されてもよい。いくつかの例において、ネットワークノードはユーザ装置から報告された能力を受信できる。さらに、ネットワークノードはそれから、ユーザ装置が測定用ギャップを生成することになっているキャリヤを選択あるいは決定する。このいくつかの実施形態によると、ネットワークノードは、セル11と関連しているシステム情報を取得するようユーザ装置10に要求する。ネットワークノードは指示をユーザ装置10に送信する。その指示は、ユーザ装置10がセル11と関連しているシステム情報を取得するためにオートノマスギャップを生成するダウンリンクキャリヤを指定する。
このいくつかの実施形態は以下の利点と効果とをもたらしている:第1のネットワークノード12または他のネットワークノードなどのネットワークノードに、セルのSIを読むためにユーザ装置10がオートノマスギャップを生成するキャリヤ周波数または周波数帯域またはその両方を指定するための柔軟性を提供する;在圏セル/主セルの上のデータ中断/損失につながる、オートノマスギャップが常にサービング/主キャリヤの上で生成される状況を防止すること;キャリヤアグリゲーションシステム中の在圏セル/主セルおよび副セルすべてでデータ中断/損失につながる、オートノマスギャップがすべてのキャリヤの上ですなわちサービング/主キャリヤと副キャリヤすべての上で生成される状況を防止すること;複数のSIを読み取る場合に、ネットワークノード12、12'、15が、異なるキャリヤにオートノマスギャップを生成するようユーザ装置10を設定することを可能とすること。これにより、オートノマスギャップのすべてのセットが従来技術においてと同じキャリヤの上で生成される場合と比べて、スループットおよび、特に、ピークデータレートの深刻な低下が小さくなる;ユーザ装置10を、重要な情報(例えば制御シングナリング、重要な/時間的なクリチカルなデータ、位置決め測定、または緊急呼出しと関連した情報など)を含むキャリヤにオートノマスギャップを設定することから避けさせる、
以下に、SI読み取りのためのUEのオートノマスギャップの説明が開示されるであろう。
SI読み取りのメカニズム
HSPAとLTEにおいて、在圏セル、例えば第1のセル11(実際には無線基地局12')は、ターゲットセルのシステム情報を取得するようユーザ装置10に要求することができる。より具体的に、SIは、ターゲットセルの、セルを一意に識別するセルグローバル識別子(CGI)を取得するためにユーザ装置10によって読まれる。
ユーザ装置10は、RRCシグナリング経由で在圏ネットワークノードから、例えばLTEの場合にはHSPAまたはeNodeBにおける無線ネットワークコントローラ(RNC)から、明示的な要求を受け取ったときに、ターゲットセル(例えば周波数内セル、インターフリークエンシセル、またはインターRATセル)のSIを読む。取得されたSIはそれから、第1のセル11または無線基地局12'に報告されてもよい。そのシグナリングメッセージは適切なHSPAとLTE仕様書の中で定義される。
ターゲットセルのCGIを含んでいるSIを取得するために、後で説明されるように、ユーザ装置は、マスタ情報ブロック(MIB)と関連するシステム情報ブロック(SIB)とを含むSIの少なくとも一部を読み取る必要がある。用語SI読み取り/デコーディング/取得、CGI/発展型CGI(ECGI)読み取り/デコーディング/取得、閉鎖的加入者グループ(CSG)SI読み取り/デコーディング/取得は、区別なく使われるけれども同じ、または同様な意味を持っている。
CGIの取得のためのSIの読み取りは、ユーザ装置10によって自律的に生成される測定用ギャップの間に実行される。従って、ギャップの数とそれらのサイズは、電波条件、読まれるSIのタイプなどの他の要因だけでなくUEの実装に依存する。用語「自律的」は、ネットワークが、ギャップが生成されるときを正確に知らないことを意味している。ギャップは、少なくともダウンリンク内で生成され、この場合ユーザ装置10がデータを受信することができない。しかし、オートノマスギャップはまた、特にターゲットのインターフリークエンシセルまたはインターRATセルのSIを取得するときに、アップリンクの中で生成されてもよい。この場合、ユーザ装置10は、データを受信も送信もできない。これに対して、通常の周期的な測定用ギャップ(別名圧縮モードパターン、送信ギャップなど)が、例えばRSRP/RSRQなどのモビリティ測定を実行するために使われる。それらは、明示的な設定をユーザ装置10に送信することによってネットワークにより設定される。それゆえ、この場合には、ネットワークは正確に各ギャップの時間的な位置を知っている。
ユーザ装置10がターゲットセルのSIの読み取りと並行してデータを受信または送信またはその両方をしないために、オートノマスギャップは必要である。その理由は、同時操作は、複雑性、メモリ要件、および電力消費を増すことである。さらに、レガシーシングルキャリヤUE(すなわちCA能力を持たない)は一般に、1つのキャリヤ周波数、例えばWCDMAの場合の5MHz、またはLTEの場合の20MHz(すなわちLTEの1つのキャリヤは上限20MHz)だけでデータを受信するために1つの受信機を持っている。これは、少なくともインターフリークエンシの、そしてインターRATのSIを取得するために、そのようなUEにはオートノマスギャップが必要であることを意味している。
SI読み取りはまた、CGI、例えばCSGまたはハイブリッドCSGインジケータなどを越えて付加情報を取得するために使われてもよい。
LTEにおいて、ユーザ装置10は、ターゲットセルが進化型地上無線アクセスネットワーク(E−UTRAN)の周波数内またはインターフリークエンシセルである場合、ターゲットセルであるE−UTRANセル(それは、周波数分割多重(FDD)または時分割多重(TDD)であってもよい)のMIBとSIB1を読み、そのCGI(別名E−UTRANCGI)を取得する。
LTEにおいて、MIBは40ミリ秒の周期性で周期的に送信されて、繰返しは、40ミリ秒以内に行われる。MIBの最初の送信は、システムフレーム番号(SFN) mod 4=0となる無線フレームのサブフレーム#0にスケジューリングされ、繰返しは、その他のすべての無線フレームのサブフレーム#0にスケジューリングされる。LTEにおいて、MIBはセル帯域幅、SFNなどの基礎情報を含んでいる。
他のSIBメッセージと同様にLTEのSIB1はDL共有チャンネル(SCH)上で送信される。SIB1は80ミリ秒の周期性によって送信されて、繰返しは、80ミリ秒以内に行われる。システム情報ブロックタイプ1の最初の送信は、SFN mod 8=0の無線フレームのサブフレーム#5にスケジューリングされ、繰返しはSFN mod 2=0の他のすべての無線フレームのサブフレーム#5にスケジューリングされる。LTEのSIB1はまた、変化したかどうかをSIメッセージに示すことができる。ユーザ装置10はSIの来る変化についてページングメッセージによって知らされ、システム情報が次の修正期間の境界で変わるであろうことを知るであろう。修正期間の境界は、SFN mod m=0のSFN値により定まり、ここでmは修正期間を含む無線フレームの数である。修正期間はシステム情報によって設定される。SIB1はCGI、CSG識別、周波数帯域インジケータなどの情報を含んでいる。
HSPAにおいて、ターゲットセルがUTRANの周波数内セルまたはインターフリークエンシセルであるとき、そのCGI(別名隣人セルSI)を取得するために、ユーザ装置10はターゲットセルであるUTRANセルのMIBとSIB3とを読む。MIBはシステムフレーム番号(SFN)などの基礎情報を提供し、SIB3はターゲットセルのCGIを含んでいる。
オートノマスギャップの間のインターRAT SI取得のための手順は、インターRAT UTRAN、インターRAT E−UTRAN、インターRAT GEM/GSM EDGE無線アクセスネットワーク(GERAN)、インターRAT CDMA2000などのためにまた指定される。これらは下に説明される:
インターRAT UTRANの場合、E−UTRANセルによってサービスされたユーザ装置10は、オートノマスギャップの間に、UTRANセルシステム情報、例えばUTRAセルCGIを取得するために、ターゲットUTRANセルのMIBとSIB3を読む。
インターRATE−UTRANの場合、UTRANセルによってサービスされたユーザ装置10は、オートノマスギャップの間に、E−UTRANセルシステム情報、例えばE−UTRAセルCGIを取得するためにターゲットE−UTRANセル(FDDまたはTDDであり得る)のMIBとSIB1を読む。
インターRAT CDMA2000場合、E−UTRANセルによってサービスされたユーザ装置10は、CDM2000セルシステム情報たとえばCDMA2000セルCGIを取得するために、ターゲットCDM2000セルの関連するブロードキャスト情報に読む。CDMA2000は一般用語である。ターゲットのCDMA2000セルは従ってCDMA2000 1x無線送信技術(RTT)または高レートパケットデータ(HRPD)システムに属していてもよい。
SI読み取りシナリオ
SIが取得されてもよいターゲットセルは周波数内セル、インターフリークエンシセル、またはインターRATセル(例えばUTRAN、GERAN、CDMA2000、またはHRPD)であってもよい。在圏セルが、ターゲットセルのCGIを報告するようUEに要求することができる少なくともいくつかのシナリオがある。最初にCSGセルの確認、そして自己組織化ネットワーク(SON)自動隣接セル関係(ANR)の確立、そしてさらに駆動テスト最小化(MDT)。
CSGインバウンドモビリティのためのCSGセルの確認
モビリティをサポートするために、ユーザ装置10は多くの隣接セルを識別し、それらの物理セル識別子(PCI)を在圏ネットワークノード(例えばE−UTRANにおける在圏eNodeB)に報告してもよい。ユーザ装置10はまた、E−UTRANまたはCPICHにおけるRSRPまたはRSRQまたはその両方、UTRANにおけるRSCPまたはCPICHEc/Noまたはその両方、またはさらにGERANキャリヤRSSI、またはさらにCDMA2000/HRPDについてのパイロット強度などの隣接セル測定値を報告するよう要求されることがある。報告されたUE測定値に呼応して、在圏ネットワークノードはハンドオーバ(HO)コマンドをユーザ装置10に送信する。
例えばフェムトセルや、フェムト閉鎖的加入者グループのような限定的な小セル、picoセルなどの、高密度配置のシナリオにおけるより小さなセルサイズのため、PCIはより頻繁に再利用される。許可のないホーム基地局(例えばCSGセル)へのHOコマンドを防止するため、在圏ネットワークノードはUEに、ターゲットセルのCGIをデコードし、報告するよう要求することができる。これはホームインバウンドモビリティとも呼ばれる。CGIはネットワークの中で一意であり、そのネットワークがマクロBSとホームBSか区別することを可能とし、あるいは報告されたセルがCSGまたはハイブリッドCSGに属していることを固有に識別することを可能とする。
ターゲットセルのCGI報告のための手順と関連づけられた要件は、E−UTRANにおいて規定されている。CGIデコーディングの1つの重要な特徴は、それが、ユーザ装置10自身によって生成されたオートノマスギャップの間にユーザ装置10によって実行されることである。通常のUEの実装では、在圏セルからデータを受信し、CGIを含むターゲットセルのシステム情報を取得することが同時にできないという事実から、オートノマスギャップの間にターゲットセルCGIを取得する理由は生じる。さらに、キャリヤ周波数を切り換えするためにさえ、インターフリークエンシターゲットセルまたはインターRATターゲットセルのCGIの取得はユーザ装置10を必要としている。それゆえ、オートノマスギャップの使用は、ターゲットセルのCGIを取得するためには必然的である。オートノマスギャップはアップリンクとダウンリンクの両方の中で生成される。
SON ANRの設定
E−UTRANにおけるSON機能は、オペレータが自動的にネットワークパラメータとネットワークノードとを計画し、調整することを可能にする。従来の方法は手動調整に基づいており、それはばく大な時間、リソースを消費し、かなりの関与を作業者に要求する。ネットワークの複雑性、多くのシステムパラメータ、RAT技術などのため、必要である時はいつでもネットワークの中で自己組織化のテストを行うための信頼できる計画を持つことは非常に魅力的である。
オペレータは、セルまたは複数のセルを有する1つの基地局全体を追加または削除することができる。特に新しいセルはネットワーク展開の早い段階でより頻繁に追加される。後の方の段階において、オペレータは、より多くのキャリヤまたはより多くの基地局を同じキャリヤの上に追加することによって、まだネットワークをアップグレードすることができる。オペレータはまた別の技術と関連したセルを追加することができる。これはANR設定と呼ばれて、SONの一部である。隣接関係の正しい設定を保証するために、新しいターゲットセルのCGIを報告するよう、在圏セルはユーザ装置10に要求し、そのPCIは識別されて上述の在圏セルに報告される。ターゲットセルのシステム情報を読むために、CGI取得はユーザ装置10を必要としていて、従ってオートノマスギャップの間にユーザ装置10によって実行される。ホームインバウンドモビリティの場合のように、ANR目的のCGI取得はまた、在圏セルからデータの中断を引き起こす。
駆動テストの最小化
MDT機能はLTEとHSPAリリース10において導入されている。MDT機能は、ネットワーク計画と最適化のために情報を集めている場合に、オペレータに労力を減らすための方法を提供する。MDT機能は、ユーザ装置10が、様々なタイプの測定値、イベントおよびサービスエリア関連の情報を記録するか、または取得することを必要としている。記録されたか、あるいは収集された測定値または関連情報はそれからネットワークに送信される。これは、オペレータがいわゆる駆動テストおよび手作業での記録により同様の情報を収集する必要がある伝統的なアプローチと対照的である。MDTはTS37.320バージョン10.2.0中で説明される。低い活動状態、例えばUTRA/E−UTRAにおけるアイドル状態やUTRAにおけるセルPCH状態などにおいてだけでなく、接続されている間にも、ユーザ装置10は測定値を収集できる。
ユーザ装置10は、また、他の測定値(例えばRSRP、RSRQ、CPICH測定値、無線リンク障害レポート、ブロードキャストチャネル(BCH)障害、ページングチャネル障害率など)とともにターゲットセルのCGIを報告するよう構成されてもよい。接続モードにおいては、既存の手順は、MDTのためにターゲットセルのCGIを取得するために使われる。アイドルモードにおいては、ユーザ装置10は、CGIとともにセル測定値を記録し、記録された測定値を適切な機会(例えば、ユーザ装置10が接続モードに行く時に)にネットワークに報告するよう構成されてもよい。通常のCGI報告を特徴づけている1つの重要な特徴は、MDTの場合に、ターゲットセルの取得されたCGIが、MDT機能性、例えば論理的または物理的なノードであり得るMDTノードによって取得されることである。MDTノードはネットワーク計画およびネットワークの最適化のために取得したCGIを使うことができる。
CSGインバウンドモビリティまたはSON ANRの場合のように、MDT目的のCGIはオートノマスギャップの間にまた取得される。
SI読み取り要件
・E−UTRANにおけるSI読み取り要件は指定されるか、以下のシナリオの少なくともいずれかために指定されている:周波数内ECGI報告;インターフリークエンシECGI報告;またはインターRAT UTRAN CGI報告。
ユーザ装置10は、ターゲット周波数内セルから、そのSINRが少なくとも−6dB以上ならば、約150ミリ秒以内にE−UTRA周波数内ECGIを報告するよう要求される。サービングキャリヤ周波数の上でターゲットセルのECGIを取得する間に、UEは、ターゲットセルのSIを読み取るためにダウンリンク及びアップリンクにオートノマスギャップを生成することができる。継続的な割当ての下で、ユーザ装置10は、ユーザ装置10が必要以上のギャップを生成しないことを保証するために一定数のACK/NACKをアップリンクの上に送信する要がある。
ユーザ装置10は、ターゲットインターフリークエンシセルから、その信号対干渉プラス雑音比(SINR)が少なくとも−4dB以上であるならば、約150ミリ秒以内にもE−UTRAインターフリークエンシECGIを報告するよう要求される。サービングキャリヤ周波数上でのターゲットセルのECGIの取得の間に、ユーザ装置10は、ターゲットセルのSIを読み取るためにダウンリンク及びアップリンクにオートノマスギャップを生成することができる。これによりユーザ装置10は、在圏セルの中でのダウンリンク受信及びアップリンク送信を中断する。継続的な割当ての下で、ユーザ装置10は、ユーザ装置10が必要以上のギャップを生成しないことを保証するために一定数のACK/NACKをアップリンクの上に送信する必要がある。
UTRANにおいて、SIB3(CGIを含む)の周期性に依存して、ターゲットUTRAセルのCGI取得は非常に(例えば1秒よりも)長い。さらに、ターゲットセルのCGIを取得するためにユーザ装置10によって生成されたオートノマスギャップのため、データ送信及び在圏セルからの受信の中断の総計は600ミリ秒か、より長い可能性がある。
インターRAT UTRANの場合に、ターゲットUTRAセルのCGI取得は最高2秒かかる可能性がある。データ送信および在圏セルからの受信の中断の総計は1秒か、より長くに及ぶ可能性がある。
ポジショニング
ターゲットデバイス(ユーザ装置10、モバイル中継器、PDAなど)の位置を測定するためのいくつかの位置決め方法がある。この方法は以下の通りである:衛星ベースの方法であり、これらの方法は、UEの位置を決定するために、アシスト型全地球航法衛星システム(A−GNSS)(例えばアシスト型全地球測位システム(A−GPS))の測定値を用いる;観測到着時間差(OTDOA)、これらは例えばLTE内でUEの位置を決定するために、UEの基準信号時間差(RSTD)の測定値を用いる;アップリンク到着時間差(UTDOA)、これらはUEの位置を決定するために、位置測定ユニット(LMU)で測定された測定値を用いる;拡張セルID(E−CID)、これらはUEの位置を決定するために、UEのRx−Tx時間差、BSのRx−Tx時間差、LTEのP/RSRQ、HSPAのCPICH測定値、到来角(AoA)などのうちのひとつ以上を用いる;UEの位置を決定するために、複数の方法からの測定値を用いるハイブリッド法。
LTEでは、ポジショニングノード(別名E−SMLCまたはロケーションサーバ)は、1回以上の位置測定を実行するよう、ユーザ装置10、eNodeB、またはLMUを設定する。位置決め測定値は、UE位置を決定するためにユーザ装置10またはポジショニングノードによって使われる。ポジショニングノードは、例えばLPPおよびLTEポジショニングプロトコル付録(LPPa)を使っているLTEにおけるユーザ装置10と無線基地局12'と通信する。
この実施形態は、ユーザ装置10がターゲットセルのシステム情報(SI)を取得することを可能ならしめる測定を実行するために、ネットワークノード12、12'、15が、ユーザ装置10がオートノマスギャップを生成するダウンリンクキャリヤまたはキャリヤ周波数の選択すること及びユーザ装置10に対して指示することを可能とする。SI情報は、周波数内セルまたはインターフリークエンシセルまたはインターRATセルの少なくともセルグローバル識別子(CGI別名ECGI)を含む。
最終的には、開示された実施形態によると、ユーザ装置10は、その能力(別名キャリヤ周波数固有自律的測定用ギャップ能力)の情報を、ネットワークノード12に対して信号で伝えてもよい。ネットワークノードはその番になれば、ユーザ装置10がオートノマスギャップを生成してもよいダウンリンクキャリヤを選択することができる。ユーザ装置10がギャップを生成するキャリヤまたはバンドの選択は、ネットワークノード12、12'、15によって、または所定の規則によって、またはそれらの組み合わせによって決定されてよい。例えば、ユーザ装置10がバンドAおよびバンドBについてのバンド間CAをサポートすると考えよ。バンドA上のPCellおよびバンドB上のSCellが在圏ネットワークノード12によって設定される。PCIがユーザ装置10に提供される或るセルのSIを読むよう、ネットワークノード12、12'、15はユーザ装置10に要求する。従来技術においては、UEは、ターゲットセルのSIを読み取るために、常にバンドAのキャリヤにオートノマスギャップを生成するであろう。すなわちデータデータの中断は常にPCell上で発生する。いくつかの従来技術の実装においては、UEは、SCellの上でさえデータ中断を起こしているバンドB上でオートノマスギャップを生成することさえできる。しかし、ここで開示された方法に従って、ユーザ装置10は、バンドAまたはバンドBのいずれか一方でオートノマスギャップを生成することができる。例えばネットワークノード12、12'、15は、SIを読むときにバンドB上でオートノマスギャップを生成するよう、そのような機能を持つユーザ装置に要求することができる。これはSCellの上だけのデータ中断を起こすであろう。従って、ユーザ装置10は指示を受信し、受信した指示に基づいて、指示されたダウンリンクキャリヤまたはキャリヤ周波数上でオートノマスギャップを生成することができる。ユーザ装置10が、ユーザ装置10がオートノマスギャップを生成するダウンリンクキャリヤを指示している所定の規則を設定した可能性があることは注目されるべきである。ユーザ装置10は、ネットワーク構成と所定の規則の組み合わせを使って、オートノマスギャップを生成するためにダウンリンクキャリヤを決定してもよい。いくつかの実施形態において、ネットワークノード12、12'、15は、受信した能力情報または選択されたキャリヤ/バンド情報またはその両方を他のネットワークノードに転送する。本実施形態はまた、別のタスクのために受信した情報を使用するネットワークノードと関連している。
オートノマスギャップを生成するためにキャリヤを選択するための所定の規則
ここのいくつかの実施形態の特徴によると、SI読み取りのためにユーザ装置10によってオートノマスギャップが生成されるはずのダウンリンクキャリヤは、例えば標準で規定された所定の規則から決定される。これは、ネットワークノード12、12'、15が、この情報をユーザ装置10に対してシグナリングする必要がないこと、すなわち、オートノマスギャップが生成されるダウンリンクキャリヤの指定またはいかなる指示もする必要がないことを意味している。また別の可能性は、ダウンリンクキャリヤ情報が明示的にシグナリングされない場合にはユーザ装置10は1つ以上の所定の規則を使うことができ、さもなければユーザ装置10は、指示されたキャリヤにオートノマスギャップを生成するために信号で伝えられたダウンリンクキャリヤを使用することができるというものである。
さらに、ユーザ装置10が、ダウンリンクキャリヤと例えばオートノマスギャップが生成されるセルとを決定する場合、ユーザ装置10はまたこの情報を、ネットワークノード12、12'、15または別のネットワークノード、例えばBS、LTEにおけるRNC/ノードBまたはeNB、リレー、ドナーノードなどに対して示すことができる。この情報は、SIの読み取り開始に先がけて、または取得されたSIとともに(すなわち測定結果/報告とともに)ユーザ装置10によって送信されてもよい。
その代わりに、ネットワークノード12、12'、15はまた、ユーザ装置10がダウンリンクキャリヤを自身で選択あるいは選定する場合に、どのダウンリンクキャリヤでオートノマスギャップがユーザ装置10により生成されるかを自律的に検出できる。PCell上で時間間隔(T1−T2)以内にユーザ装置10からのフィードバック応答が全くないならば、例えば肯定応答(ACK)または非肯定応答(ナック)を含んでいるハイブリッド自動再送要求(HARQ)フィードバック、またはチャンネル品質指標(CQI)応答がそれぞれT1およびT2以内にないならば、ネットワークノード12、12'、15はこれを決定できる。
ネットワーク構成と所定規則との組み合わせに基づく決定
いくつかの実施形態によると、オートノマスギャップが生成されるダウンリンクキャリヤは、ネットワーク構成(すなわち、上述した明示的なシグナリング)と所定の規則との組み合わせに基づいて決定される。例えば上で説明されたネットワーク構成原則のどれでも、ユーザ装置10が、SIを読むためにオートノマスギャップを生成することが可能な、見込みのある候補ダウンリンクキャリヤを示すために使うことができる。事前設定情報は、SI読み取りを要求することに先がけて、またはSI読み取りの要求とともに、ネットワークノード12、12'15によってユーザ装置10に送信されてもよい。例えば、ネットワークノード12、12'、15は、SIを読むときにユーザ装置10が複数のキャリヤ、例えばF1とF3でオートノマスギャップを生成してもよいことを、ユーザ装置10に事前設定してもよい。これはまた、例えば周波数内セルのために、特定のタイプのSI読み取りにリンクされてもよい。事前設定に加えて、ユーザ装置10は、適当なダウンリンクキャリヤにオートノマスギャップを実際に生成するときに、以下で説明する所定の規則のどれでも使うことができる。例えば、ユーザ装置10は、ネットワークノード12によって要求される場合、F2を選択して一定のセルのSIの読み取りのためにオートノマスギャップを生成することができる。
さらに、ユーザ装置10は、オートノマスギャップを生成したダウンリンクキャリヤおよび、例えばさらにセル、セルID、CGI等に関する情報を、第2の指示または選択指示として明示的にシグナリングすることができる。たとえば、ユーザ装置10は、HSPAにおけるRNC/ノードBまたはLTEにおけるeNBに対して、要求されたセルのSI読み取りのためにF2上の一定のセルの上でオートノマスギャップを生成したこと、あるいは生成するであろうことを示す。
他のネットワークノードへのシグナリング情報
いくつかの実施形態において、ネットワークノード12、12'、15(例えば在圏無線ネットワークノード12')が、さまざまな異なるタイプのSIを読むためにユーザ装置10がオートノマスギャップを生成するダウンリンクキャリヤについての情報を持っていることはまた理解されるべきである。ネットワークノード12、12'、15はまた、ユーザ装置10によってオートノマスギャップが生成されることになっている指示されたダウンリンクキャリヤにセルに関連した情報(例えばPCI、CGIなど)を持つことができる。それはまたユーザ装置10の能力情報を持っている。いくつかの実施形態によると、ネットワークノード12、12'、15は、上述した、SIの読み取りのためにユーザ装置10により測定用ギャップが生成されるダウンリンクキャリヤ及びセルと関連した情報を他のネットワークノードにシグナリングできる。ネットワークノード12、12'、15はまた、取得されたSIと、オートノマスギャップが生成されるところの関連づけられたダウンリンクキャリヤ及びセルとに関連する情報をシグナリングしてもよい。ネットワークノード12、12'、15は、またさらに、ユーザ装置10の能力に関する取得した情報(上述した)を、他のネットワークノードに追加的にシグナリングしてもよい。
第2のネットワークノード15やそれと同様のものなどの他のネットワークノードは、近隣無線ネットワークノードであってよく、例えば制御RNC、近隣RNC、ノードB、eNodeB、BS、中継器、ドナーノードなど;任意の設定ノード、例えば位置決め測定などを設定しているE−SMLCなどのポジショニングノード;コアネットワークノード、例えばMME、アクセスゲートウェイなど、および/または、例えばMDTノード、SONノード、ネットワーク監視および企画ノード、O&Mノード、オペレーション支援サブシステム(OSS)ノードなどのすべての集中化したネットワークノードである。
例えば、LTEにおいて、eNodeBであるネットワークノード12、12'、15は、この情報をX2インタフェースで他のeNodeBに信号で伝えることができる。同様に、eNodeBはLPPaプロトコルで、ポジショニングノード、例えばLTEにおけるE−SMLCへ、この情報を信号で伝えることができる。別の例は、リレーノードが、例えばマルチホップリレーシステムにおける別のリレーノードへのこの情報をシグナリングするものであるが、またシングルホップリレーシステムあるいはドナーBSにも適用し、例えばLTEのリレーノードがこの情報をそのドナーeNodeBにシグナリングする。同様に、LTEにおけるeNodeBが上述した情報をS1でMMEにシグナリングすることができる。HSPAにおいては、ネットワークノード12、12'、15がRNCである場合に、RNCがIurインタフェースで別のRNCにこの情報をシグナリングすることができる。RNCはIubインタフェースでノードBにこの情報をシグナリングすることさえできる。
他のネットワークノードにおける、異なるタスクのために受信した情報を用いる方法
他のネットワークノード(O&Mノード、MME、ポジショニングノード、第2の無線基地局など)が、取得された情報、すなわち能力についての情報およびオートノマスギャップのための指示されたダウンリンクキャリヤ、および例えばギャップが生成されるセル、取得したSIなどを、以下のタスクのうちの少なくとも1つのために使用できる。
第2のネットワークノード15が第2の無線基地局などの無線ネットワークノードである場合、その無線ネットワークノードは、ハンドオーバまたはセル変更の後にSI読み取りを実行するようユーザ装置10に要求するための適切なダウンリンクキャリヤを設定するため、取得した情報を使うことができる。無線ネットワークノードはまた、あるダウンリンクキャリヤでオートノマスギャップが生成されるかどうかに応じて、適切な物理層パラメータと設定(コンフィギュレーション、例えば変調及びコード体系、HARQパラメータなど)を選択することができる。例えば、オートノマスギャップがより頻繁に生成されるならば、無線ネットワークノードはより堅牢でないスキーム、例えばより堅牢でないコード体系を使うことができる。さもなければ、無線ネットワークノードは、よりよい物理層性能(すなわちエラーからの着実な回復)を可能にするためにより堅牢なパラメータを使うことができる。
第2のネットワークノード15がポジショニングノードを有している場合には、ポジショニングノードは、しばしばユーザ装置10がオートノマスギャップを生成するキャリヤでの重要な位置決め測定、例えばすなわち緊急通話を避けるために、取得した情報を用いることができる。ポジショニングノードはまた、位置決めセッション/測定と関連した設定パラメータを選択するために取得した情報を使うことができる(例えば、位置決め測定を補助するためにユーザ装置10に送信した補助データ)。
第2のネットワークノード15はネットワークパフォーマンスを監視することができる。集中化されたネットワークノードまたは、すべての無線ネットワークノードは、ネットワークパフォーマンス及びネットワーク観察をモニタリングするために、取得した情報(例えば統計)を使うことができる。
第2のネットワークノード15は、取得した情報を、ネットワーク計画および展開を実行することができる。集中化されたネットワークノードまたはすべての無線ネットワークノードは、計画、規模決定、ネットワークノードの展開、キャリヤアグリゲーションなどの別の機能の展開または修正のための置の識別、キャリヤ周波数、帯域、帯域幅の選択などのネットワークパラメータの構成及び設定のために使用することができる。
オートノマスギャップが生成される最も適当なダウンリンクキャリヤを決定するユーザ装置10の機能に加え、基準の例を、図3を参照して機器にリストする。図3は、ユーザ装置の周波数帯域であるバンドAおよびバンドBの周波数を開示する。バンドAは周波数F1とF2とを含み、バンドBは周波数F3を含む。周波数は軸[f]に沿って定義される。
第1の基準は「1つのバンドの中の最も少いキャリヤ数」であり得る。ネットワークノード12、12'、15は、隣接するDLキャリヤの数が最も少いダウンリンクキャリヤを選択する。例えば、図3中で、バンドB上のF3は、オートノマスギャップを起動させるために選択できる。その理由は、F1が選ばれるならば、測定用ギャップの発生の間に、バンドA中のすべての隣接キャリヤ、すなわちF1およびF2上でデータ中断が生じるであろうから、ということである。
それに加えて、またはそれに代えて、別の基準は「最小のデータ中断/損失」であってもよい。ネットワークノード12、12'、15は、オートノマスギャップを起動させるためにデータ損失または中断が最も少そうなダウンリンクキャリヤを選択することができる。例えばネットワークは、送信が散発的であるか、あるいは低トラフィックのダウンリンクキャリヤを、オートノマスギャップの生成のために選択することができる。また、アップリンクマルチキャリヤ送信がある場合には、このネットワークノード12、12'、15はまた、ダウンリンクキャリヤを選択するときにアップリンクのトラフィックを考慮してもよい。これは、オートノマスギャップが活性化されたDLキャリヤに関連付けられたULキャリヤ上でのデータの中断/損失をオートノマスギャップが引き起こしているためであり、すなわち、オートノマスギャップがDLキャリヤと関連ULキャリヤの両方で生成されるためである。
それに加えて、またはそれに代えて、別の基準は「サービスのタイプ/時間的なクリティカルさ」であってもよい。ネットワークノード12、12'、15は、データが時間的によりクリティカルでないダウンリンクキャリヤをオートノマスギャップの生成のために選択できる。例えば、もしF1でのデータ送信が主に実時間サービスを含み、かつF2でのデータ送信が主に実時間でないサービスを含むならば、ネットワークノード12、12'、15は、オートノマスギャップの生成のためにF2を選択するであろう。これは、オートノマスギャップによって伝送遅延がより長くなってもよいためである。
それに加えて、またはそれに代えて、別の基準は、「オートノマスギャップをキャリヤに分散すること」であってもよい。この基準によるとネットワークノード12、12'、15は、異なるセルにおいてSIを読み取るためのオートノマスギャップを生成するために異なるダウンリンクキャリヤを選択することができる。複数のセルからのSI読み取りが同時に必要とされている場合に、これは特に有益である。ネットワークノード12、12'、15はまた、さまざまな異なるタイプのSI読み取りのために異なるキャリヤを選択することができる。例えば、ネットワークノード12、12'、15は、周波数内セル上でのSI読み取りのためにPCCまたはSCCのどちらかを選択することができるけれども、インターフリークエンシまたはインターRATのSI読み取りのためには副キャリヤを選択する。その理由は、周波数内のSI読み取りは、必要なギャップがより短いかあるいはより少ないため、引き起こすデータ中断がより少ないからである。例えば、図3中で、LTEマルチキャリヤシステムを仮定し、ネットワークノード12、12'、15は、LTE周波数内セルのSIを取得するためのオートノマスギャップをユーザ装置10が生成するためにF1を選択し、インターRAT UTRANセルのSIを取得するためのオートノマスギャップをユーザ装置10が生成するためにF3を選択する。従来技術においては、ユーザ装置はいつも、少なくともF1の上で、またはF1、F2、およびF3すべての上でさえギャップを生成するであろう。これは、ダウンリンクキャリヤにわたるオートノマスギャップの分散を許す開示された方法に比べて、F1上のデータのより多くの損失を引き起こす可能性がある。
それに加えて、またはそれに代えて、別の基準は「オートノマスギャップの長さまたは密度」であってもよい。キャリヤを決定する別の基準はオートノマスギャップの長さまたは密度またはその両方に基づく。例えば、オートノマスギャップがより高密度(例えば密接に置かれ)または各ギャップがしきい値より大きいまたはその両方であるか、またはギャップの全体の持続期間がしきい値より長いなら、ネットワークノード12、12'、15は、第2またはそれに続く周波数帯域の副キャリヤ中の非サービングキャリヤまたは副キャリヤを選択すると決定できる。これにより、主キャリヤまたはサービングキャリヤ上のデータまたはピークスループットの損失は最小化されるはずである。
図4は、ユーザ装置の周波数帯域(バンドAおよびバンドB)の周波数を開示している。バンドAは周波数F1、F2、およびF3を含み、バンドBは周波数F4とF5を含む。周波数は軸[f]に沿って定義される。図5はユーザ装置の周波数帯域(バンドA、バンドB、およびバンドC)の周波数を開示している。バンドAは周波数F1、F2、およびF3を含み、バンドBは周波数F4とF5を含み、バンドCは周波数F6を含んでいる。周波数は軸[f]に沿って定義される。
図4と図5を参照して、いくつかの所定の規則の例を説明する。上述したように、ユーザ装置10は、どのダウンリンクキャリヤにおいてオートノマスギャップを生成するかを指定している所定の規則を有している。その所定の規則は、例えば以下を提示している。−主キャリヤ上では:キャリヤの数がすべてのバンドにおいて同じならば、オートノマスギャップは主キャリヤに生成される。別の可能性は、すべてのダウンリンクキャリヤが同じバンドの中にあるならばまたはそれらがみな隣接しているならば、オートノマスギャップは主キャリヤに生成されることである。−ほとんど孤立したキャリヤ上では:この所定の規則によると、ユーザ装置10は、他のダウンリンクキャリヤに隣接していないか、あるいは最も少ない隣接キャリヤを持つダウンリンクキャリヤ上でオートノマスギャップを活性化させる。例えば、図4と図5において、ユーザ装置10は図4中のバンドBと図5中のバンドCの上でオートノマスギャップを生成する。−複数のオートノマスギャップを生成するための別個のキャリヤ:オートノマスギャップの複数のセットが使われる場合、例えば周波数内セルの上でのSI読み取りのために1セット、インターフリークエンシセルの上でのSI読み取りのために別のセットを使用する場合、交互に入れ替える規則が使われてもよい。例えばオートノマスギャップの各セットは異なるダウンリンクキャリヤの上で生成されてもよい。例えば図4中で、CAが可能なユーザ装置10は、周波数内セルおよびインターRATセルのSIをそれぞれ取得するため、バンドA上で1セットの、およびバンドB上で別のセットのオートノマスギャップを生成することができる;オートノマスギャップの長さおよび/または密度に基づいて、この所定の規則に従い、高密度のオートノマスギャップ、すなわちより頻度が高く、かつ/またはより大きなギャップを有するオートノマスギャップは副ダウンリンクキャリヤ、好ましくは主キャリヤを含まないバンドに設定される。上記の所定の規則のどのような組み合わせでもまた使われてもよい。
セル(例えば第1のセル11または第2のセル14)と関連しているシステム情報を、いくつかの一般的な実施形態に従う無線通信ネットワークの中で取得するためのユーザ装置10において動作する方法を、図6に示すフローチャートを参照して説明する。この動作は、以下に述べられた順序で行われる必要はないけれども、任意の適切な順序ででも行われてよい。いくつかの実施形態の中で実行される動作は、点線のボックスで記載されている。セル11、14は、ネットワークノード12、12'、15によってサービスされる。ユーザ装置10は、同時に複数のダウンリンクキャリヤで信号を受信することが可能である。
アクション601.ユーザ装置10は、セルのシステム情報の取得のために複数のダウンリンクキャリヤのうちから任意のダウンリンクキャリヤにオートノマスギャップを生成する能力をネットワークノード12、12'、15に対して報告する。
アクション602.ユーザ装置10は、ネットワークノード12、12'、15からの指示、および/またはセル11、14のIDを受信する。この指示は、オートノマスギャップを生成するために使用するダウンリンクキャリヤを指定する。
アクション603.いくつかの実施形態において、受信した指示および/または所定の規則に基づいて、セル11、14のシステム情報を取得するためにユーザ装置10がオートノマスギャップを生成するためのダウンリンクキャリヤを選択する。
アクション604.ユーザ装置10はダウンリンクキャリヤにオートノマスギャップを生成する。オートノマスギャップを生成するために用いられるダウンリンクキャリヤは、ネットワークノード12、12'、15から受信した指示、および/または所定の規則に基づく。この指示または所定の規則はダウンリンクキャリヤを指定する。この指示または所定の規則はさらに、ダウンリンクキャリヤが主セルまたは在圏セルに関連しないことを定義してもよい。いくつかの実施形態によると、所定の規則は、ダウンリンクキャリヤが以下のうちの少なくともひとつであるべきこと定義する:主キャリヤ;副キャリヤ;孤立キャリヤ;システム情報のタイプに基づいたキャリヤ;オートノマスギャップのギャップ長および/または密度に基づいたキャリヤ。この指示は、様々な異なるタイプのシステム情報を取得するためにオートノマスギャップを生成するための様々な異なる特定のダウンリンクキャリヤを指示することができる。
アクション605.ユーザ装置10はセル11、14のシステム情報を、生成されたオートノマスギャップを使っているダウンリンクキャリヤで取得する。
アクション606.ユーザ装置10は、選択されたダウンリンクキャリヤを示している選択指示または第2の指示をネットワークノード12、12'、 15に送信する。
アクション607.ユーザ装置10は、取得されたシステム情報をネットワークノード12、12'、15に報告する。このセル11、14のシステム情報は次の1つ以上を含むことができる:セルグローバル識別子(CGI);閉鎖的加入者グループ(CSG)インジケータ;ハイブリッドCSGインジケータ;マスタ情報ブロック(MIB)、および1つ以上のシステム情報ブロック(SIB)。
図7は、無線通信ネットワークの中の第1のセル11または第2のセル14などのセルと関連しているシステム情報を取得するユーザ装置10を示しているブロック図である。セルはネットワークノード12、12'、15によってサービスされ、ユーザ装置10は、同時に複数のダウンリンクキャリヤ上の信号を受信するよう構成される。
ユーザ装置10は、ダウンリンクキャリヤにオートノマスギャップを生成するよう構成された生成回路701を含む。オートノマスギャップを生成するために使用するダウンリンクキャリヤは、ネットワークノード12、12'、15から受信した指示、および/または所定の規則に基づく。この指示または所定の規則はダウンリンクキャリヤを指定する。ダウンリンクキャリヤが主セルまたは在圏セルに関連しないことを、この指示または所定の規則は定義してもよい。この所定の規則は、ダウンリンクキャリヤが以下のうちの少なくとも1つであるべきことを定義してもよい:主キャリヤ;副キャリヤ;孤立キャリヤ;システム情報タイプに基づいたキャリヤ;オートノマスギャップのギャップ長さまたは密度またはその両方に基づいたキャリヤ。いくつかの実施形態の中で、この指示は、さまざまな異なるタイプのシステム情報を取得するためにオートノマスギャップを生成するためのさまざざまな特定のダウンリンクキャリヤを示すことができる。
ユーザ装置10は、生成されたオートノマスギャップを使ってダウンリンクキャリヤ上でセルのシステム情報を取得するよう構成された取得回路702をさらに含んでもよい。
ユーザ装置10は、受信した指示および/または所定の規則に基づいて、セルのシステム情報を取得するためにオートノマスギャップを生成するためのダウンリンクキャリヤを選択するよう構成された選択回路703をさらに含んでもよい。
ユーザ装置10はさらに、ネットワークノード12、12'、15に対して、選択されたダウンリンクキャリヤを示す選択指示(第2の指示とも称される)を送信するよう構成された送信機704をさらに含んでもよい。
ユーザ装置10は、ネットワークノード12、12'、15から指示、および/またはセルIDを受信するよう構成された受信機705をさらに含んでもよい。
ユーザ装置10は、セルのシステム情報の取得のために複数のダウンリンクキャリヤのうちの任意のダウンリンクキャリヤにオートノマスギャップを生成する能力をネットワークノード12、12'、15に報告するよう構成された報告回路706をさらに含んでもよい。報告回路706はさらに、取得したシステム情報をネットワークノード12、12'、15に報告するよう構成されてもよい。セルのシステム情報は例えば次の鬱の少なくとも1つを含むことができる:セルグローバル識別子(CGI);閉鎖的加入者グループ(CSG)インジケータ;ハイブリッドCSGインジケータ;マスタ情報ブロック(MIB)、および1つ以上のシステム情報ブロック(SIB)。
ユーザ装置10は、本実施形態を実行するために処理回路707を含んでもよい。処理回路707は、シグナリング回路または測定用ギャップ能力をシグナリングするよう構成された報告回路706を有してもよい。処理回路707は、ネットワークノード12からの、決定された/選択されたキャリヤ周波数または周波数帯域の指示を受信するよう構成された受信機705を有してもよい。処理回路707は、決定されたキャリヤまたは周波数帯域にギャップを生成し、またこのギャップの間にSIを検索するよう構成された実行回路または生成回路701をさらに含んでもよい。従って、ユーザ装置10はキャリヤを中断し、ブロードキャストチャネル上の信号を測定することができる。図7に示されたユーザ装置10中の処理回路707は、コンピュータプログラムコードとともに、本実施形態の機能および/または方法の動作を実行するよう構成される。上述したプログラムコードはまた、例えばユーザ装置10にロードされたときに本実施形態を実行するためのコンピュータプログラムコードを担持するデータ担体という形で、コンピュータプログラム製品として提供できる。1つのそのような担体がCDROMディスクという形であってもよい。しかしそれはメモリスティックなどの他のデータ担体によっても実現可能である。さらに、コンピュータプログラムコードはサーバ上の純粋のプログラムコードとして提供されて、ユーザ装置10にダウンロードされてもよい。
ユーザ装置10はメモリ708を有してもよい。メモリ708は1つ以上のメモリユニットを含み、ユーザ装置10または同様のものにおいて実行されるときに、例えばこの方法を実行するための能力、SI、規則、アプリケーションなどのデータの例を記憶するために使用できる。
図中で第1のネットワークノード12と称される例えば無線基地局12'または第2のネットワークノード15で、いくつかの一般の実施形態に応じた無線通信ネットワーク中のセル11、14と関連しているシステム情報を取得するようユーザ装置10に要求するための方法の動作が、いまから図8に示すフローチャートを参照して説明されるであろう。動作は、以下に説明された順序で行われる必要はないけれども、任意の適切なな順序で実行されてよい。セル11、14はネットワークノードによってサービスされる。ユーザ装置10は、同時に複数のダウンリンクキャリヤから信号を受信することが可能である。いくつかの実施形態の中で実行された動作は点線のボックスによって記載されている。
アクション801.ネットワークノード12、12'、15は、セルのシステム情報の取得のために複数のダウンリンクキャリヤのうちから任意のダウンリンクキャリヤにオートノマスギャップを生成するためのユーザ装置10の能力を報告するようユーザ装置10に要求する。
アクション802.いくつかの実施形態では、ネットワークノード12、12'、15は、ユーザ装置10から、セルのシステム情報の取得のために複数のダウンリンクキャリヤのうちから任意のダウンリンクキャリヤにオートノマスギャップを生成するためのユーザ装置10の能力を示す能力表示を受信する。
アクション803.ネットワークノード12、12'、15は、ユーザ装置10がシステム情報を取得するためにオートノマスギャップを生成すべきダウンリンクキャリヤを選択する。ネットワークノードは、受信した能力表示または受信した能力表示と追加の判定基準に基づいて、ダウンリンクキャリヤを選択してもよい。追加の基準は次の少なくとも1つを含んでもよい:隣接するキャリヤの数が最も少ないダウンリンクキャリヤ;オートノマスギャップにより結果として生じるデータ損失が最小のダウンリンクキャリヤ;時間的に最もクリティカルでないダウンリンクキャリヤ;オートノマスギャップのギャップ長またはギャップ密度またはその両方に基づくダウンリンクキャリヤ;オートノマスギャップが複数のセルのシステム情報の取得のために複数のキャリヤに分散されるかどうか。ネットワークノードは、受信した指示と所定の規則の組み合わせに基づいて、ダウンリンクキャリヤを選択することができる。
アクション804.ネットワークノード12、12'、15は指示をユーザ装置10に送信する。この指示は、オートノマスギャップを生成するためにユーザ装置10に対してセル11、14と関連しているシステム情報を取得するためのダウンリンクキャリヤを指定し、それにより、セル11、14と関連しているシステム情報を取得するようユーザ装置10に要求する。いくつかの実施形態の中で、ネットワークノード12、12'、15は、さまざまな異なるタイプのシステム情報を検索するためにさまざまな異なるキャリヤを選択し、ネットワークノード12、12'、15は選択されたさまざまな異なるキャリヤの指示を送信する。例えばネットワークノードは、セルのシステム情報の読み取りのために測定用ギャップを生成するようにユーザ装置10に対してコマンドを送信することができる。
アクション805.ネットワークノード12、12'、15は、ユーザ装置10に対してオートノマスギャップを生成するためのダウンリンクキャリヤを指示するキャリヤ指示(第3の指示とも称される)を、第2のネットワークノード15に送信することができる。ネットワークノードはさらに、セルのシステム情報の取得のために複数のダウンリンクキャリヤのうちから任意のダウンリンクキャリヤにオートノマスギャップを生成するユーザ装置10の機能を示している能力表示を送信してもよい。
また少なくとも試験装置(TE)ノード(別名システムシミュレータ(SS))を含むテストシステムにおいて、能力情報を受信する方法も実施できることに注意すべきである。テストシステムは、このSI読み取りのための周波数固有のオートノマスギャップの機能/能力をユーザ装置10がサポートすることを確認するテスト目的のためにこれを使うかもしれない。例えばこのテストは、シグナリング/プロトコル/手順テストケースまたはUEの能力を確認するための性能/RRMテストケースであってよい。
図9は、無線通信ネットワークの中で、第1および/または第2のセル11、14などのセルと関連しているシステム情報を取得するようユーザ装置10に対して要求する、無線基地局12'、コアネットワークノード、ポジショニングノード、制御ノードなどのネットワークノード12を示すブロック図である。ネットワークノード12、12'、15は、セルにサービスするよう構成され、ユーザ装置10は、同時に複数のダウンリンクキャリヤから信号を受信することが可能である。
ネットワークノード12、12'、15は、指示をユーザ装置10に送信するよう構成された送信機901を含む。この指示は、セルと関連しているシステム情報を取得するためにユーザ装置10に対してオートノマスギャップを生成するダウンリンクキャリヤを指定する。それにより、ネットワークノード12、12'、15はユーザ装置10に対してセルと関連しているシステム情報を取得するよう要求する。
ネットワークノード12、12'、15は、ユーザ装置10が、システム情報を取得するためにオートノマスギャップを生成すべきダウンリンクキャリヤを選択するよう構成された選択回路902をさらに含んでもよい。いくつかの実施形態の中では、セレクティング回路902は、さまざまな異なるタイプのシステム情報を検索するためにさまざまな異なるキャリヤを選択するように設定され、送信機901は、選択されたさまざまな異なるキャリヤの指示を送信するよう構成される。
ネットワークノード12、12'、15は、ユーザ装置10から、セルのシステム情報の取得のために複数のダウンリンクキャリヤのうちの任意のダウンリンクキャリにオートノマスギャップを生成するユーザ装置10の能力を示している能力表示を受信するよう構成された受信機903をさらに含んでもよい。いくつかの実施形態の中では、選択回路902は、受信した能力表示または受信した能力表示と追加の判定基準とに基づいて、ダウンリンクキャリヤを選択するよう構成されてもよい。追加の判定基準は例えば次のうちの少なくとも1つを含んでもよい:隣接しているキャリヤの数が最も少ないダウンリンクキャリヤ;オートノマスギャップにより生じるデータ損失が最小のダウンリンクキャリヤ;時間的に最もクリティカルでないダウンリンクキャリヤ;オートノマスギャップのギャップ長またはギャップ密度またはその両方に基づくダウンリンクキャリヤ;複数のセルのシステム情報の取得のためにオートノマスギャップが複数のキャリヤに分散されるかどうか。
ネットワークノード12、12'、15は、セルのシステム情報の取得のために複数のダウンリンクキャリヤのうちの任意のダウンリンクキャリヤにオートノマスギャップを生成するユーザ装置10の能力を報告するようユーザ装置10に要求するよう構成された要求回路904をさらに含んでもよい。
ネットワークノード12、12'、15は、ユーザ装置10に対してオートノマスギャップを生成するダウンリンクキャリヤを指示しているキャリヤ指示を、O&Mノードなどの第2のネットワークノードに送信するよう構成された送信回路905をさらに含んでもよい。送信回路905は、さらにまたは代わりに、セルのシステム情報の取得のために複数のダウンリンクキャリヤのうちの任意のダウンリンクキャリヤにオートノマスギャップを生成するユーザ装置10の能力を示している能力表示を送信するよう構成されてもよい。
ネットワークノード12、12'、15は、本実施形態を実行するよう構成された処理回路906を含んでもよい。処理回路906は、例えば受信回路、または、ユーザ装置10または別のネットワークノードから測定用ギャップ能力を受信するよう構成された受信機903を有していてもよい。測定用ギャップ能力はネットワークノードに含まれるメモリ907に記憶されてもよい。処理回路906は、オートノマスギャップが生成されるべきキャリヤ周波数または周波数帯域を選択するよう構成された選択回路902を含んでもよい。この選択は所定の規則または同様のものに基づくことができる。処理回路906は、ダウンリンクキャリヤ、キャリヤ周波数、または周波数帯域の指示を送信し、その結果ユーザ装置10がどのダウンリンクにオートノマスギャップを実行すべきであるかを示すよう構成された送信回路905および/または送信機901をさらに含んでもよい。さらに、処理回路906は、ユーザ装置10から受信したSIを処理するよう構成されてもよい。処理回路906は要求回路904をさらに含んでもよい。
図9に示されたネットワークノード12、12'、15中の処理回路906は、コンピュータプログラムコードとともに、本実施形態の機能および/または方法の動作を実行するよう構成される。上述したプログラムコードはまた、例えばここにネットワークノード12にロードされたときに本実施形態を実行するためのコンピュータプログラムコードを担持するデータ担体という形で、コンピュータプログラム製品として提供できる。そのような担体のひとつがCDROMディスクという形であってもよい。しかしそれはメモリスティックなどの他のデータ担体によっても実現可能である。さらに、コンピュータプログラムコードはサーバ上の純粋のプログラムコードとして提供されて、ユーザ装置10にダウンロードされてもよい。
メモリ907は1つ以上のメモリユニットを含み、ネットワークノード12、12'、15、または同様のものにおいて実行されるときに、例えばこの方法を実行するために能力、SI、規則、アプリケーションなどのデータの例を記憶するために使用できる。
選択指示または能力表示などのユーザ装置10または第1のネットワークノードからの、ポジショニングノード、MME、O&Mなどのオートノマスギャップ情報を処理するための、いくつかの一般の実施形態に応じた第2の無線基地局における動作の方法が、図10に示したフローチャートを参照してこれから説明される。オートノマスギャップは無線通信ネットワークの中のセル11、14と関連しているシステム情報の取得のためにユーザ装置10によって生成される。セル11、14は第1のネットワークノード12によってサービスされ、ユーザ装置10は、同時に複数のダウンリンクキャリヤから信号を受信することが可能である。
アクション1001.第2のネットワークノード15は、ダウンリンクキャリヤでオートノマスギャップを生成するユーザ装置10の機能の情報、例えば能力表示を、ユーザ装置10または第1のネットワークノード12から取得する。オートノマスギャップはシステム情報の取得のためである。それに加えてまたはその代わりに、第2のネットワークノード15はさらに、セルのシステム情報の取得のためにユーザ装置10がオートノマスギャップを生成すべきダウンリンクキャリヤを指定している情報、例えば選択指示を取得する。
アクション1002.ダウンリンクキャリヤを以下の1つ以上のために設定するように、第2のネットワークノード15は能力および/またはダウンリンクキャリヤの情報を用いる:ハンドオーバまたはセル変更の後にシステム情報を取得するようユーザ装置10に要求する;システム情報の取得のためにオートノマスギャップが或るダウンリンクキャリヤに生成されるかどうかに応じて1つ以上の物理層パラメータを設定する;キャリヤにオートノマスギャップが生成されるかどうかに応じてそのキャリヤ上でポジショニング測定と関連した設定パラメータを選択する;ネットワークパフォーマンスモニタリング;ネットワーク計画または展開;無線管理タスク。
無線管理タスクは、ユーザ装置10によってオートノマスギャップがより頻繁に生成されるダウンリンクキャリヤに依存して構成および一つ以上の物理層パラメータを選択することを含んでもよい。
図11は、ユーザ装置10または第1のネットワークノード12からのオートノマスギャップ情報を処理するいくつかの実施形態によるO&Mノードまたは第2の無線基地局などの第2のネットワークノード15を示すブロック図である。上述したように、オートノマスギャップは無線通信ネットワークの中のセルと関連しているシステム情報の取得のためにユーザ装置10によって生成される。セルは第1のネットワークノード12によってサービスされて、ユーザ装置10は、同時に複数のダウンリンクキャリヤから信号を受信することが可能である。
第2のネットワークノード15は、ユーザ装置10または第1のネットワークノード12から、ダウンリンクキャリヤにオートノマスギャップを生成するために、ユーザ装置10の能力の情報を取得するよう構成された取得回路1101を含む。オートノマスギャップはシステム情報の取得のためである。取得回路1101は、セルの取得システム情報のためにユーザ装置10がオートノマスギャップを生成すべきダウンリンクキャリヤを指定している情報を取得するために、さらにまたは代わりに設定される。
第2のネットワークノード15は、以下の1つ以上のためにダウンリンクキャリヤを設定するようにダウンリンクキャリヤおよび/または能力の情報を使うよう構成された使用回路1102を有する:ハンドオーバまたはセル変更の後にシステム情報を取得するようユーザ装置10に要求する;システム情報の取得のためにオートノマスギャップが或るダウンリンクキャリヤに生成されるかどうかに応じて1つ以上の物理層パラメータを設定する;キャリヤの上にオートノマスギャップが生成されるかどうかに応じてそのキャリヤの上のポジショニング測定と関連した設定パラメータを選択する;ネットワークパフォーマンスモニタリング;ネットワーク計画または展開;無線管理タスク。
上述したように、無線管理タスクは、ユーザ装置10によってオートノマスギャップがより頻繁に生成されるダウンリンクキャリヤに依存して構成および一つ以上の物理層パラメータを選択することを含んでもよい。
ユーザ装置10からのオートノマスギャップ情報を処理するこの実施形態は、本実施形態の機能および/または方法の動作を実行するためのコンピュータプログラムコードとともに、図11中に示された第2のネットワークノード15中の処理回路1103などの1つ以上のプロセッサを通して実装されてもよい。上述したプログラムコードはまた、例えばここに第2のネットワークノード15にロードされるたきに実施形態を実行するためのコンピュータプログラムコードを担持するデータ担体という形で、コンピュータプログラム製品として提供できる。そのような担体のひとつがCDROMディスクという形であってもよい。しかしそれはメモリスティックなどの他のデータ担体によって実現可能である。さらにコンピュータプログラムコードはサーバ上の純粋のプログラムコードとして提供されて、第2のネットワークノード15にダウンロードされてもよい。第2のネットワークノードはまた、能力、異なるセルまたはUEのDLキャリヤなどのデータを記憶するよう構成されたメモリ1104をさらに含んでもよい。
当業者はまた、上述したように、説明した様々な「回路」が、アナログ回路とデジタル回路および/または、ひとつ以上のプロセッサにより実行されたときに上述したように機能するソフトウェアおよび/またはファームウェア(例えばメモリの中で記憶される)ともに構成されたひとつ以上のプロセッサの組み合わせを指すことがあることを理解するであろう。他のデジタルハードウェアと同様に、これらのプロセッサの1つ以上は、1つのアプリケーション固有集積回路(ASIC)に含められていてもよいし、あるいは、システムオンチップ(SoC)中に個々にパッケージまたはアセンブルされているかどうかにかかわらず、いくつかのプロセッサと様々なデジタルハードウェアがいくつかの別個の構成品に分散されてもよい。
開示された実施形態の変形例および他の実施形態は、前述した説明と関連づけられた図面において示された教示の利点を有する技術において当業者には思い浮かぶであろう。従って、実施形態が開示された特定の実施形態に制限されず、変形例と他の実施形態がこの開示の範囲の中に含まれることを意図していることが理解されてるはずである。特定の用語はここに使用されるけれども、それらは制限の目的のためにではなく総称で、説明の意味だけにおいて使われる。
略語
4C 4キャリヤ
A−MPR 追加最大電力低減
ANR 自動隣接関係
AOA 到来角
ARFCN 発展型絶対無線周波数チャネル番号
BCH ブロードキャストチャネル
BS 基地局
BSC BSコントローラ
CA キャリヤアグリゲーション
CGI セルグローバルID
CM 圧縮モード
CoMP 協調マルチポイント送受信
CPICH 共通パイロットチャンネル
CSG 閉鎖的加入者グループ
DAS 分散アンテナシステム
DB−DC−HSDPA 2バンド2セルHSDPA
DC−HSUPA 2セル高速アップリンクパケットアクセス
DeNodeB ドナーeNodeB
DL ダウンリンク
EARFCN 発展型絶対無線周波数チャネル番号
ECGI 発展型CGI
E−CID 拡張セルID
E−SMLC 拡張SMLC
GSM グローバル・システム・フォー・モバイル・コミュニケーションズ
HARQ ハイブリッド自動再送要求
HRPD 高レートパケットデータ
HSPA 高速パケットアクセス
L1 レイヤ1
L2 レイヤ2
LMU 位置測定ユニット
LPP LTEポジショニングプロトコル
LPPa LTEポジショニングプロトコル付録
LTE 長期発展
Mac 媒体アクセス制御
MDT 駆動テストの最小化
MIB マスタ情報ブロック
MME モビリティ管理エンティティ
MPR 最大電力低減
MSR マルチスタンダード無線
OFDM 直交周波数分割変調
OFDMA 直交周波数分割多元接続
O&M 運用及び保守
OOB 帯域外
OSS 運用及びサポートシステム
OTDOA 観測した到着時間差
PBCH 物理ブロードキャストチャネル
PCI 物理セルID
RAT 無線アクセステクノロジー
RN 中継ノード
RNC ネットワークコントローラ
RRC 無線リソースコントロール
RRH 遠隔無線ヘッド
RRU 遠隔無線ユニット
RSCP 受信信号コード電力
RSRQ 基準信号受信品質
RSRP 基準信号受信電力
RSTD 基準信号時間差
SMLC 在圏移動ポジショニングセンタ
SON 自己組織化ネットワーク
RSSI 受信信号長インジケータ
SIB システム情報ブロック
SI システム情報
UARFCN UMTS絶対無線周波数チャネル番号
UE ユーザ装置
UL アップリンク
UTDOA アップリンク到着時間差
WCDMA 広帯域符号分割多元接続

Claims (40)

  1. 無線通信ネットワーク内のセル(11、14)と関連しているシステム情報を取得するユーザ装置(10)における方法であって、前記セル(11、14)はネットワークノード(12、12'、15)によりサービスを提供され、前記ユーザ装置(10)は、複数のダウンリンクキャリヤで同時に信号を受信することが可能であり、前記方法は、
    ダウンリンクキャリヤにオートノマスギャップを生成すること(204,604)であって、ダウンリンクキャリヤにオートノマスギャップを生成するために用いるそのダウンリンクキャリヤは、前記ネットワークノード(12、12'、15)から受信した、前記ダウンリンクキャリヤを指定する指示または所定規則またはその両方に基づいており、
    生成されたオートノマスギャップを用いて、前記ダウンリンクキャリヤで前記セル(11、14)のシステム情報を取得すること(605)と
    を有することを特徴とする方法。
  2. 受信した前記指示または所定の規則またはその両方に基づいて、前記セル(11、14)のシステム情報を取得するために前記オートノマスギャップを生成するダウンリンクキャリヤを選択すること(603)を更に有することを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. ネットワークノード(12、12')に対して、選択された前記ダウンリンクキャリヤを示している選択指示を送信すること(606)をさらに有することを特徴とする請求項2に記載の方法。
  4. 前記指示または所定の規則は、前記ダウンリンクキャリヤが主セルまたは在圏セルに関連しないということを規定することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の方法。
  5. 前記ネットワークノード(12、12')からの指示または前記セル(11、14)のIDまたはその両方を受信すること(602)を更に有することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の方法。
  6. 前記所定の規則は、前記ダウンリンクキャリヤが、主キャリヤ、副キャリヤ、孤立キャリヤ、システム情報タイプに基づいたキャリヤ、オートノマスギャップのギャップ長または密度またはその両方に基づいたキャリヤのうち少なくともひとつであることを規定することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の方法。
  7. ネットワークノード(12、12'、15)に対して、セルのシステム情報の取得のために複数のダウンリンクキャリヤのうちの任意のダウンリンクキャリヤにオートノマスギャップを生成するための能力を報告すること(201,601)を更に有することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に記載の方法。
  8. 前記指示は、さまざまな異なるタイプのシステム情報を取得するためにオートノマスギャップを生成するための、さまざまな異なる特定のダウンリンクキャリヤを指示することを特徴とする請求項1乃至7のいずれか一項に記載の方法。
  9. 取得した前記システム情報をネットワークノード(12、12')に報告すること(205,607)を更に有することを特徴とする請求項1乃至8のいずれか一項に記載の方法。
  10. セル(11、14)のシステム情報が、セルグローバル識別子(CGI)、閉鎖的加入者グループ(CSG)インジケータ、ハイブリッドCSGインジケータ、マスタ情報ブロック(MIB)および1つ以上のシステム情報ブロック(SIB)の少なくとのひとつを含むことを特徴とする請求項1乃至9のいずれか一項に記載の方法。
  11. 無線通信ネットワーク内のセル(11、14)と関連しているシステム情報を取得するようユーザ装置(10)に要求するネットワークノード(12、12'、15)における方法であって、前記セル(11、14)は前記ネットワークノード(12、12'、15)によってサービスを提供され、前記ユーザ装置(10)は複数のダウンリンクキャリヤから同時に信号を受信することが可能であり、前記方法は、
    前記セル(11、14)と関連しているシステム情報を取得するために前記ユーザ装置(10)に対してオートノマスギャップを生成するダウンリンクキャリヤを指定する指示を前記ユーザ装置(10)に送信し(203,804)、それによって前記セル(11,14)に関連するシステム情報を取得するよう前記ユーザ装置(10)に要求すること
    を有することを特徴とする方法。
  12. 前記ユーザ装置(10)が前記システム情報を取得するためにオートノマスギャップを生成すべきダウンリンクキャリヤを選択すること(202,803)を更に有することを特徴とする請求項11に記載の方法。
  13. 前記選択すること(202,803)は、さまざまな異なるタイプのシステム情報を検索するためにさまざまな異なるキャリヤを選択し、前記送信すること(203,804)は、選択された前記さまざまな異なるキャリヤの指示を送信することを含むことを特徴とする請求項12に記載の方法。
  14. 前記ユーザ装置(10)から、セルのシステム情報の取得のために複数のダウンリンクキャリヤのうちの任意のダウンリンクキャリヤにオートノマスギャップを生成するための前記ユーザ装置(10)の能力を示す能力表示を受信すること(802)を更に有することを特徴とする請求項11乃至13のいずれか一項に記載の方法。
  15. 前記選択すること(803)は、受信した前記能力表示、または受信した前記能力表示と追加の基準とに基づくことを特徴とする請求項12又は14に記載の方法。
  16. 前記追加の基準は、隣接しているキャリヤの数が最も少ないダウンリンクキャリヤ、オートノマスギャップにより生じるデータ損失が最小のダウンリンクキャリヤ、時間的に最もクリティカルでないダウンリンクキャリヤ、オートノマスギャップのギャップ長またはギャップ密度またはその両方に基づくダウンリンクキャリヤ、または複数のセルのシステム情報の取得のためにオートノマスギャップが複数のキャリヤに分散されるかどうか、の少なくともひとつを含むことを特徴とする請求項15に記載の方法。
  17. セルのシステム情報の取得のために複数のダウンリンクキャリヤのうちの任意のダウンリンクキャリヤにオートノマスギャップを生成するための前記ユーザ装置(10)の機能を報告するよう前記ユーザ装置(10)に要求すること(801)を更に有することを特徴とする請求項11乃至16のいずれか一項に記載の方法。
  18. 前記ネットワークノードが第1のネットワークノード(12、12')であり、
    前記ユーザ装置(10)がオートノマスギャップを生成するダウンリンクキャリヤを指示するキャリヤ指示、または前記セルのシステム情報の取得のために複数のダウンリンクキャリヤのうちの任意のダウンリンクキャリヤにオートノマスギャップを生成するユーザ装置(10)の機能を示している能力表示、またはその両方を、前記第2のネットワークノード(15)に送信すること(805)を更に有することを特徴とする請求項11乃至17のいずれか一項に記載の方法。
  19. ユーザ装置(10)または第1のネットワークノード(12、12')からのオートノマスギャップ情報を処理する第2のネットワークノード(15)における方法であって、オートノマスギャップは、無線通信ネットワーク内のセル(11,14)に関連するシステム情報を取得するために前記ユーザ装置により生成され、セル(11,14)は前記第1のネットワークノード(12、12')によりサービスを提供され、前記ユーザ装置(10)は、複数のダウンリンクキャリヤから同時に信号を受信することが可能であり、前記方法は、
    システム情報を取得するためのオートノマスギャップをダウンリンクキャリヤに生成するための、前記ユーザ装置(10)の能力の情報、または、前記ユーザ装置(10)がセルのシステム情報を取得するためにオートノマスギャップを生成すべきダウンリンクキャリヤを特定する情報、またはその両方を前記ユーザ装置(10)または前記第1のネットワークノード(12,12')から取得すること(1001)と、
    前記能力の情報またはダウンリンクの情報またはその両方を用いて、ダウンリンクキャリヤを、ハンドオーバまたはセル変更の後にシステム情報を取得するようユーザ装置(10)に要求することと、システム情報を取得するためにオートノマスギャップが或るダウンリンクキャリヤに生成されるかどうかに応じて少なくとも1つの物理層パラメータを設定することと、オートノマスギャップがキャリヤに生成されるかどうかに応じて前記キャリヤ上のポジショニング測定に関連した設定パラメータを選択することと、ネットワークパフォーマンスモニタリングと、ネットワーク計画または展開と、無線管理タスクとの少なくともいずれかひとつのために設定することを特徴とする方法。
  20. 前記無線管理タスクが、前記ユーザ装置(10)によってオートノマスギャップがより高い頻度で生成されるダウンリンクキャリヤに応じて、少なくともひとつの物理層パラメータおよび設定を選択することを含むことを特徴とする請求項19に記載の方法。
  21. 無線通信ネットワークの中のセル(11、14)と関連しているシステム情報を取得するためのユーザ装置(10)であって、セル(11、14)はネットワークノード(12、12'、15)によりサービスを提供され、前記ユーザ装置(10)は、複数のダウンリンクキャリヤで同時に信号を受信するよう構成されており、前記ユーザ装置(10)は、
    ダウンリンクキャリヤにオートノマスギャップを生成するよう構成された生成回路(701)であって、ダウンリンクキャリヤにオートノマスギャップを生成するために用いるそのダウンリンクキャリヤは、前記ネットワークノード(12、12'、15)から受信した、ダウンリンクキャリヤを指定する指示または所定規則またはその両方に基づいているところの生成回路(701)と、
    生成された前記オートノマスギャップを用いて、前記ダウンリンクキャリヤで前記セル(11、14)のシステム情報を取得するよう構成された取得回路(702)と
    を有することを特徴とするユーザ装置(10)。
  22. 受信した前記指示または所定規則またはその両方に基づいて、前記セル(11、14)のシステム情報を取得するために前記オートノマスギャップを生成するダウンリンクキャリヤを選択するよう構成された選択回路(703)を更に有することを特徴とする請求項21に記載のユーザ装置(10)。
  23. ネットワークノード(12)に対して、選択された前記ダウンリンクキャリヤを示している選択指示を送信するよう構成された送信機(704)を更に有することを特徴とする請求項22に記載のユーザ装置(10)。
  24. 前記指示または所定の規則は、前記ダウンリンクキャリヤが主セルまたは在圏セルに関連しないということを規定することを特徴とする請求項21乃至23のいずれか一項に記載のユーザ装置(10)。
  25. 前記ネットワークノード(12、12')からの指示または前記セル(11、14)のIDまたはその両方を受信するよう構成された受信機(705)を更に有することを特徴とする請求項21乃至24のいずれか一項に記載のユーザ装置(10)。
  26. 前記所定の規則は、前記ダウンリンクキャリヤが、主キャリヤ、副キャリヤ、孤立キャリヤ、システム情報タイプに基づいたキャリヤ、オートノマスギャップのギャップ長または密度またはその両方に基づいたキャリヤのうち少なくともひとつであることを規定することを特徴とする請求項21乃至25のいずれか一項に記載のユーザ装置(10)。
  27. ネットワークノード(12、12'、15)に対して、セルのシステム情報の取得のために複数のダウンリンクキャリヤのうちの任意のダウンリンクキャリヤにオートノマスギャップを生成するための能力を報告するよう構成された報告回路(706)を更に有することを特徴とする請求項21乃至26のいずれか一項に記載のユーザ装置(10)。
  28. 前記指示は、さまざまな異なるタイプのシステム情報を取得するためにオートノマスギャップを生成するのため、さまざまな異なる特定のダウンリンクキャリヤを指示することを特徴とする請求項21乃至27のいずれか一項に記載のユーザ装置(10)。
  29. 報告回路(706)が、取得した前記システム情報をネットワークノード(12、12')に報告するよう構成されることを特徴とする請求項21乃至28のいずれか一項に記載のユーザ装置(10)。
  30. セル(11、14)のシステム情報が、セルグローバル識別子(CGI)、閉鎖的加入者グループ(CSG)インジケータ、ハイブリッドCSGインジケータ、マスタ情報ブロック(MIB)および1つ以上のシステム情報ブロック(SIB)の少なくともひとつを含むことを特徴とする請求項21乃至29のいずれか一項に記載のユーザ装置(10)。
  31. 無線通信ネットワーク内のセル(11、14)と関連しているシステム情報を取得するようユーザ装置(10)に要求するネットワークノード(12、12'、15)であって、前記ネットワークノード(12、12'、15)は前記セル(11、14)にサービスを提供し、前記ユーザ装置(10)は複数のダウンリンクキャリヤから同時に信号を受信することが可能であり、前記ネットワークノード(12、12'、15)は、
    前記セル(11、14)と関連しているシステム情報を取得するために前記ユーザ装置(10)に対してオートノマスギャップを生成するダウンリンクキャリヤを指定する指示を前記ユーザ装置(10)に送信する(203,804)よう構成され、それによって前記セル(11,14)に関連するシステム情報を取得するよう前記ユーザ装置(10)に要求する送信機(901)を有することを特徴とするネットワークノード(12、12'、15)。
  32. 前記ユーザ装置(10)が前記システム情報を取得するためにオートノマスギャップを生成すべきダウンリンクキャリヤを選択するよう構成された選択回路(902)を更に有することを特徴とする請求項31に記載のネットワークノード(12、12'、15)。
  33. 前記選択回路(902)が、さまざまな異なるタイプのシステム情報を検索するためにさまざまな異なるキャリヤを選択するように構成され、前記送信機(901)が、選択された前記さまざまな異なるキャリヤの指示を送信するよう構成されることを特徴とする請求項32に記載のネットワークノード(12、12'、15)。
  34. 前記ユーザ装置(10)から、セルのシステム情報の取得のために複数のダウンリンクキャリヤのうちの任意のダウンリンクキャリヤにオートノマスギャップを生成するための前記ユーザ装置(10)の能力を示す能力表示を受信するよう構成された受信機(903)を更に有することを特徴とする請求項31乃至33のいずれか一項に記載のネットワークノード(12、12'、15)。
  35. 前記選択回路(902)は、受信した前記能力表示、または受信した前記能力表示と追加の基準とに基づいてダウンリンクキャリヤを選択するよう構成されることを特徴とする請求項32または34に記載のネットワークノード(12、12'、15)。
  36. 前記追加の基準は、隣接しているキャリヤの数が最も少ないダウンリンクキャリヤ、オートノマスギャップにより生じるデータ損失が最小のダウンリンクキャリヤ、時間的に最もクリティカルでないダウンリンクキャリヤ、オートノマスギャップのギャップ長またはギャップ密度またはその両方に基づくダウンリンクキャリヤ、または複数のセルのシステム情報の取得のためにオートノマスギャップが複数のキャリヤに分散されるかどうか、の少なくともひとつを含むことを特徴とする特徴とする請求項35に記載のネットワークノード(12、12'、15)。
  37. セルのシステム情報の取得のために複数のダウンリンクキャリヤのうちの任意のダウンリンクキャリヤにオートノマスギャップを生成するための前記ユーザ装置(10)の機能を報告するよう前記ユーザ装置(10)に要求するよう構成された要求回路(904)を更に有することを特徴とする請求項31乃至36のいずれか一項に記載のネットワークノード(12、12'、15)。
  38. 前記ネットワークノードが第1のネットワークノード(12、12')であり、
    前記ユーザ装置(10)がオートノマスギャップを生成するダウンリンクキャリヤを指示するキャリヤ指示、または前記セルのシステム情報の取得のために複数のダウンリンクキャリヤのうちの任意のダウンリンクキャリヤにオートノマスギャップを生成するユーザ装置(10)の機能を示している能力表示、またはその両方を、第2のネットワークノード(15)に送信するように構成された送信回路(905)を更に有することを特徴とする請求項31乃至37のいずれか一項に記載のネットワークノード(12、12'、15)。
  39. ユーザ装置(10)または第1のネットワークノード(12、12')からのオートノマスギャップ情報を処理する第2のネットワークノード(15)であって、オートノマスギャップは、無線通信ネットワーク内のセル(11,14)に関連するシステム情報を取得するために前記ユーザ装置により生成され、セル(11,14)は前記第1のネットワークノード(12、12')によりサービスを提供され、前記ユーザ装置(10)は、複数のダウンリンクキャリヤから同時に信号を受信することが可能であり、前記第2のネットワークノード(15)は、
    システム情報を取得するためのオートノマスギャップをダウンリンクキャリヤに生成するための、前記ユーザ装置(10)の能力の情報、または、前記ユーザ装置(10)がセルのシステム情報を取得するためにオートノマスギャップを生成すべきダウンリンクキャリヤを特定する情報、またはその両方を前記ユーザ装置(10)または前記第1のネットワークノード(12,12')から取得するよう構成された取得回路(1101)と、
    前記能力の情報またはダウンリンクの情報またはその両方を用いて、ダウンリンクキャリヤを、
    ハンドオーバまたはセル変更の後にシステム情報を取得するようユーザ装置(10)に要求することと、
    システム情報を取得するためにオートノマスギャップが或るダウンリンクキャリヤに生成されるかどうかに応じて少なくとも1つの物理層パラメータを設定することと、
    オートノマスギャップがキャリヤに生成されるかどうかに応じて前記キャリヤ上のポジショニング測定に関連した設定パラメータを選択することと、
    ネットワークパフォーマンスモニタリングと、
    ネットワーク計画または展開と、
    無線管理タスクと
    の少なくともいずれかひとつのために設定する使用回路(1102)と
    を有することを特徴とする第2のネットワークノード(15)
  40. 前記無線管理タスクが、前記ユーザ装置(10)によってオートノマスギャップがより高い頻度で生成されるダウンリンクキャリヤに応じて、少なくともひとつの物理層パラメータおよび設定を選択することを含むことを特徴とする請求項39に記載の第2のネットワークノード(15)。
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