JP2014523205A - ネットワークコーディングを用いたネットワーク支援型ピア発見 - Google Patents

ネットワークコーディングを用いたネットワーク支援型ピア発見 Download PDF

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Abstract

ネットワークコーディングを用いたネットワーク支援型ピア発見を実行するための技法が開示される。ネットワークコーディングを用いたピア発見のために、デバイスは、デバイスに割り当てられたメッセージと、他のデバイスからデバイスによって受信された1つまたは複数のメッセージとに基づいてネットワークコード化メッセージを生成し得る。デバイスは、ネットワークコード化メッセージを含む近接検出信号を送信し得る。ネットワークコーディングを用いたネットワーク支援型ピア発見のために、デバイスは、ピア発見のためにネットワークに登録し得、ネットワークコーディングを用いたピア発見のために使用すべき少なくとも1つのパラメータを与えられ得る。デバイスは、ネットワークから受信された(1つまたは複数の)ピア発見パラメータに従ってネットワークコーディングを用いたピア発見を実行し得る。デバイスは、少なくとも1つのピア発見パラメータに基づいてネットワークコード化メッセージを生成し得、他のデバイスがデバイスを検出することを可能にするためにネットワークコード化メッセージを送信し得る。

Description

優先権の主張
本出願は、その全体が参照により本明細書に組み込まれる、2011年7月13日に出願された「NETWORK-ASSISTED PEER DISCOVERY WITH NETWORK CODING」と題する米国仮出願第61/507,399号の優先権を主張する。
本開示は、一般に通信に関し、より詳細には、ピアツーピア(P2P)通信をサポートするための技法に関する。
ワイヤレス通信ネットワークは、ボイス、ビデオ、パケットデータ、メッセージング、ブロードキャストなどの様々な通信コンテンツを提供するために広く展開されている。これらのワイヤレスネットワークは、利用可能なネットワークリソースを共有することによって複数のユーザをサポートすることが可能な多元接続ネットワークであり得る。そのような多元接続ネットワークの例には、符号分割多元接続(CDMA)ネットワーク、時分割多元接続(TDMA)ネットワーク、周波数分割多元接続(FDMA)ネットワーク、直交FDMA(OFDMA)ネットワーク、およびシングルキャリアFDMA(SC−FDMA)ネットワークが挙げられる。ワイヤレス通信ネットワークは、ワイドエリアネットワーク(WAN)と呼ばれることもある。
ワイヤレス通信ネットワークは、いくつかのデバイスの通信をサポートすることができるいくつかの基地局を含み得る。デバイスは、WAN通信のために基地局と通信し得る。デバイスは、また、P2P通信のために1つまたは複数の他のデバイスと直接通信することが可能であり得る。デバイス間のP2P通信を効率的にサポートすることが望ましい。
本明細書では、P2P通信のための他のデバイスを検出するためにピア発見を効率的に実行するための技法が開示される。本開示の一態様では、パフォーマンスを改善するためにネットワークコーディングを用いたピア発見が実行され得る。ネットワークコーディングを用いたピア発見のために、デバイスは、デバイスに割り当てられたメッセージ、ならびに他のデバイスからデバイスによって受信された1つまたは複数のメッセージに基づいてネットワークコード化メッセージ(network-coded message)を生成し得る。デバイスは、次いで、ネットワークコード化メッセージを含む近接検出信号を送信し得る。各デバイスは、ピア発見のために、単にそれ自体のメッセージではなく、メッセージの結合を送信し得る。これにより、各デバイスがより多くのデバイスによって検出されることが可能になる。
本開示の別の態様では、ネットワークコーディングを用いたピア発見がネットワーク支援を用いて実行され得る。ネットワークコーディングを用いたネットワーク支援型ピア発見では、デバイスは、ピア発見のためにネットワークエンティティに登録し、ネットワークコーディングを用いたピア発見のために使用すべき少なくとも1つのピア発見パラメータを与えられ得る。デバイスは、次いで、少なくとも1つのピア発見パラメータに従ってネットワークコーディングを用いたピア発見を実行し得る。デバイスは、少なくとも1つのピア発見パラメータに基づいてネットワークコード化メッセージを生成し得る。デバイスは、他のデバイスがデバイスを検出することを可能にするためにネットワークコード化メッセージを送信し得る。
本開示の様々な態様および特徴について以下でさらに詳細に説明する。
ワイヤレス通信ネットワークを示す図。 近接検出信号を送信する設計を示す図。 ネットワークコーディングを用いたピア発見の一例を示す図。 ネットワークコーディングを用いたネットワーク支援型ピア発見を実行するためのプロセスを示す図。 ピア発見のための様々な行列を図式的に示す図。 ネットワークコーディングを用いたネットワーク支援型ピア発見を実行するためのプロセスを示す図。 ネットワークコーディングを用いたピア発見と、ネットワークコーディングを用いないピア発見とを実行するためのプロセスを示す図。 ネットワークコーディングを用いたピア発見を実行するためのプロセスを示す図。 ピア発見をサポートするためのプロセスを示す図。 ネットワークエンティティおよびデバイスのブロック図。 基地局、デバイス、およびネットワークエンティティのブロック図。
詳細な説明
本明細書で説明する技法は、CDMA、TDMA、FDMA、OFDMA、SC−FDMAおよび他のワイヤレスネットワークなど、様々なワイヤレス通信ネットワークに使用され得る。「ネットワーク」および「システム」という用語はしばしば互換的に使用される。CDMAネットワークは、Universal Terrestrial Radio Access(UTRA)、cdma2000などの無線技術を実装し得る。UTRAは、広帯域CDMA(WCDMA)(登録商標)、時分割同期CDMA(TD−SCDMA)、およびCDMAの他の変形態を含む。cdma2000は、IS−2000、IS−95およびIS−856規格を含む。TDMAネットワークは、Global System for Mobile Communications(GSM)(登録商標)などの無線技術を実装し得る。OFDMAネットワークは、Evolved UTRA(E−UTRA)、Ultra Mobile Broadband(UMB)、IEEE802.11(Wi−FiおよびWi−Fi Direct)、IEEE802.16(WiMAX)、IEEE802.20、Flash−OFDM(登録商標)などの無線技術を実装し得る。UTRA、E−UTRA、およびGSMは、Universal Mobile Telecommunication System(UMTS)の一部である。周波数分割複信(FDD)と時分割複信(TDD)の両方における3GPP Long Term Evolution(LTE)およびLTE−Advanced(LTE−A)は、ダウンリンク上ではOFDMAを利用し、アップリンク上ではSC−FDMAを利用するE−UTRAを使用するUMTSの最近のリリースである。UTRA、E−UTRA、GSM、UMTS、LTEおよびLTE−Aは、「3rd Generation Partnership Project」(3GPP)と称する団体からの文書に記載されている。cdma2000およびUMBは、「3rd Generation Partnership Project 2」(3GPP2)と称する団体からの文書に記載されている。本明細書で説明する技法は、上記のワイヤレスネットワークおよび無線技術、ならびに他のワイヤレスネットワークおよび無線技術に使用され得る。
図1に、LTEネットワークまたは何らかの他のワイヤレスネットワークであり得る、ワイヤレス通信ネットワーク(またはWAN)100を示す。ワイヤレスネットワーク100は、いくつかの基地局と、他のネットワークエンティティとを含み得る。簡単のために、図1には、3つの基地局110a、110bおよび110cと、1つのネットワークコントローラ130とのみを示してある。基地局は、デバイスと通信するエンティティであり得、ノードB、発展型ノードB(eNB)、アクセスポイントなどと呼ばれることもある。各基地局は、特定の地理的エリアに通信カバレージを提供し得、カバレージエリア内に位置するデバイスのための通信をサポートし得る。3GPPでは、「セル」という用語は、この用語が使用されるコンテキストに応じて、基地局のカバレージエリアおよび/またはこのカバレージエリアをサービスする基地局サブシステムを指すことがある。3GPP2では、「セクタ」または「セルセクタ」という用語は、基地局のカバレージエリアおよび/またはこのカバレージエリアをサービスする基地局サブシステムのカバレージエリアを指すことがある。明快のために、本明細書では「セル」の3GPP概念を使用する。
基地局は、マクロセル、ピコセル、フェムトセル、および/または他のタイプのセルに通信カバレージを提供し得る。マクロセルは、比較的大きい地理的エリア(たとえば、半径数キロメートル)をカバーし得、サービスに加入しているデバイスによる無制限アクセスを可能にし得る。ピコセルは、比較的小さい地理的エリアをカバーし得、サービスに加入しているデバイスによる無制限アクセスを可能にし得る。フェムトセルは、比較的小さい地理的エリア(たとえば、自宅)をカバーし得、フェムトセルとの関連を有するデバイス(たとえば、限定加入者グループ(CSG:Closed Subscriber Group)中のデバイス)による制限付きアクセスを可能にし得る。図1に示す例では、ワイヤレスネットワーク100は、マクロセルのためのマクロ基地局110a、110bおよび110cを含む。ワイヤレスネットワーク100はまた、ピコセルのためのピコ基地局および/またはフェムトセルのためのホーム基地局(図1には図示せず)を含み得る。ワイヤレスネットワーク100はまた、上流/ソース局(たとえば、基地局)からの伝送を受信し、受信した伝送を下流/宛先局(たとえば、デバイス)に転送し得る、リレーを含み得る。
ネットワークコントローラ130は、基地局のセットに結合し得、これらの基地局の調整および制御を行い得る。ネットワークコントローラ130は、バックホールを介して基地局と通信し得る。基地局もバックホールを介して互いに通信し得る。
デバイス120は、ワイヤレスネットワーク100全体にわたって分散され得、各デバイスは、固定式または移動式であり得る。デバイスは、ノード、ユーザ機器(UE)、局、移動局、端末、アクセス端末、加入者ユニットなどと呼ばれることもある。デバイスは、セルラーフォン、スマートフォン、タブレット、ワイヤレス通信デバイス、携帯情報端末(PDA)、ワイヤレスモデム、ハンドヘルドデバイス、ラップトップコンピュータ、コードレスフォン、ワイヤレスローカルループ(WLL)局、ネットブック、スマートブックなどであり得る。デバイスは、基地局、他のデバイスなどと通信することが可能であり得る。
本明細書では、「WAN通信」は、たとえば、別のデバイスなどのリモートエンティティとの呼のための、デバイスと基地局との間の通信を指す。「WANデバイス」は、WAN通信に関係または関与するデバイスである。「P2P」通信は、基地局に関与しない、2つ以上のデバイス間の直接通信を指す。「P2Pデバイス」は、P2P通信に関係または関与するデバイスである。P2Pデバイスはピアデバイスなどと呼ばれることもある。所与のデバイスはWANデバイスおよび/またはP2Pデバイスであり得る。P2Pグループは、P2P通信に関係または関与する2つ以上のデバイスのグループを指す。
図1に与える例では、P2Pグループ112aは、基地局110aのカバレージ下にあるデバイス120aおよび120bを含む。P2Pグループ112bは、同じく基地局110aのカバレージ下にあるデバイス120cおよび120dを含む。P2Pグループ112cは、基地局110bのカバレージ下にあるデバイス120eおよび120fを含む。P2Pグループ112dは、異なる基地局110bおよび110cのカバレージ下にあるデバイス120gおよび120hを含む。P2Pグループ112eは、基地局110cのカバレージ下にあるデバイス120i、120jおよび120kを含む。図1の他のデバイス120はWAN通信に関与し得る。
概して、ワイヤレスネットワークは、広いエリアにわたって散らばり得る任意の数のP2Pデバイスを含み得る。必ずしもすべてのP2Pデバイスが、ワイヤレスリンクを介して互いに通信可能であるとは限らない。
P2Pデバイスは、無線周波数(RF)範囲内の関心のある他のデバイスを検出するためにピア発見を実行し得る。ピアツーピアで通信するデバイスは、ピア発見のために近接検出信号(PDS:proximity detection signal)を時々(たとえば、周期的に)送信し得る。近接検出信号は、ピア検出信号、ピア発見信号などと呼ばれることもある。近接検出信号は、信号を送信しているデバイスについて関係する情報を搬送するメッセージを含み得る。メッセージはパケットなどと呼ばれることもある。一例では、メッセージは、直接リンクを確立するために、ネットワーク構成をサポートするためになど、デバイスアイデンティティ(ID)、ネットワークアドレス(たとえば、IPアドレス)、および/またはデバイスを識別するために使用され得る他の情報など、識別情報を搬送し得る。メッセージはまた、デバイスによって提供および/または要求されるサービスなどのサービス情報を搬送し得る。各P2Pデバイスは、そのP2Pデバイスに関する情報を搬送するために送信され得る異なるメッセージに関連付けられ得る。
図2に、近接検出信号を送信する一態様を示す。送信タイムラインは、サブフレームのユニットに区分され得る。各サブフレームは、2つのスロットを含み得、各スロットは、いくつかのシンボル期間を含み得る(図2には図示せず)。各シンボル期間は所定の持続時間を有し得る。各サブフレームは、いくつかのリソースブロック(RB:resource block)を含み得る。各リソースブロックは、1つのスロット中で12個のサブキャリアをカバーし得る。
1つの設計では、いくつかのサブフレームは、デバイスによる近接検出信号の送信のために予約され得、PDSサブフレームと呼ばれることがある。PDSサブフレームは、図2に示すように、PDS周期と呼ばれることがある、TPDSミリ秒(ms)だけ離間され得る。PDSサブフレームは、近接検出信号の送信のために利用可能なリソースブロックのセットを含み得る。利用可能なリソースブロックのこのセットは、PDSサブフレーム中のリソースブロックの一部または全部を含み得る。1つの設計では、デバイスは、PDSサブフレーム中のリソースブロックの1つのペア上で近接検出信号を送信し得る。近接検出信号は、より少ないまたはより多くのリソースブロック上でも送信され得る。
概して、いくつかのリソースは、ピア発見に関連して近接検出信号の送信のために予約され得る。予約されたリソースは、特定のサブフレーム中のすべてのリソースブロック、もしくはいくつかのサブフレーム中の特定の帯域幅、もしくはいくつかのサブフレーム中の特定のシンボル期間に対応し得る、時間周波数リソース、または任意の方法で決定された時間周波数リソースを含み得る。予約されたリソースはまた、シーケンス、コード、および/または他のタイプのリソースを含み得る。
ピア発見(たとえば、近接検出信号の送信および/または検出)は、デバイス上のプロトコルスタック中の媒体アクセス制御(MAC)レイヤによって制御され得る。代替的にまたは追加的に、ピア発見は、プロトコルスタック中の1つまたは複数の他のレイヤによって制御され得る。
近接検出信号は、様々な方法で予約されたリソース上で送信され得る。1つの設計では、近接検出信号は、ランダムブランキングスキームに基づいて送信され得る。この設計では、各PDSサブフレームにおいて、デバイスは、Ptxの確率で近接検出信号を送信するか、あるいは確率1−Ptxでアイドルのままであり得る。伝送が所与のPDSサブフレーム中で送られるべきである場合、デバイスは、ピア発見のために予約されたすべてのリソースブロックの中から1つまたは複数のリソースブロックをランダムに選択し得る。デバイスは、次いで、選択された(1つまたは複数の)リソースブロック上で近接検出信号を送信し得る。送信確率Ptxは、ネットワークエンティティ(たとえば、基地局)によって決定されるシステムパラメータであり得、すべてのデバイスにブロードキャストされ、および/または、あるデバイスがピア発見に参加するときにはそのデバイスにシグナリングされ得る。
別の設計では、近接検出信号は、リッスンアンドピック(listen-and-pick)スキームに基づいて送信され得る。この設計では、ピア発見のために予約されたリソースは、PDS期間において編成され得る。各PDS期間は、1つまたは複数のサブフレームを含み得、各サブフレームは、ピア発見のために利用可能なリソースブロックのセットを含み得る。PDS期間はTPDSmsだけ離間され得る。学習フェーズ(learning phase)では、デバイスは、ピア発見のために利用可能な各サブフレーム中の各リソースブロックの受信電力を測定し得、測定された受信電力が最も低いサブフレームとリソースブロックとのペア(または{サブフレーム,リソースブロック}ペア)を選択し得る。学習フェーズは、特定の持続時間にわたって生じ得る。伝播フェーズでは、デバイスは、各PDS期間において選択された{サブフレーム,リソースブロック}ペア中で近接検出信号を送信し得る。該デバイスは、各PDS期間中の他のすべてのサブフレームではサイレントのままであり得る。1つの設計では、ピア発見のために利用可能なリソース、学習フェーズの持続時間、および/または他のパラメータは、デバイスがピア発見フェーズに加わるときにネットワークエンティティによって提供され得る。
近接検出信号はまた、他のスキームに基づいて送信され得る。デバイスは、各サブフレーム中で、該デバイスが、選択されたリソース上で近接検出信号を送信するかあるいはアイドルのままであるようなアルゴリズムを実装し得る。デバイスがアイドルである場合、デバイスは、すべての利用可能なリソース上で他のデバイスからの近接検出信号を検出し得、検出された近接検出信号中で送られたメッセージを復号することを試み得る。
各デバイスは、そのデバイスを識別することができる異なるメッセージに関連付けられ得る。所与のデバイスUは、他のデバイスがデバイスUを検出することを可能にするために、それのメッセージを含む近接検出信号を送信し得る。デバイスUは、デバイスUからの近接検出信号を確実に受信し、復号することができる、他のデバイスによって検出され得る。したがって、あるピアデバイスが、デバイスUによって送信されたメッセージを受信し、復号することができるときには、該ピアデバイスは、デバイスUを発見することができる。概して、各デバイスの検出可能性は、そのデバイスと各ピアデバイスとの間のチャネル状態に依存し得る。これは、デバイスUが検出され得る範囲を制限し得る。
一態様では、パフォーマンスを改善するためにネットワークコーディングを用いたピア発見が実行され得る。ネットワークコーディングを用いたピア発見のために、デバイスは、該デバイスに割り当てられたメッセージと、他のデバイスからの該デバイスによって受信された1つまたは複数のメッセージとに基づいて、ネットワークコード化メッセージを生成し得る。該デバイスは、次いで、ネットワークコード化メッセージを含む近接検出信号を送信し得る。デバイスは、それ自体のメッセージと、異なるPDSサブフレーム中の受信メッセージとの異なる結合に基づいて異なるネットワークコード化メッセージを生成し得る。デバイスは、したがって、ピア発見のために、単にそれ自体のメッセージではなく、メッセージの結合を送信し得る。
ネットワークコーディングは、他のデバイスによるデバイスの検出を改善し得る。所与のデバイスUは、メッセージXを割り当てられ得、メッセージXを単独でまたはネットワークコード化メッセージ内で他のデバイスに送信し得る。デバイスUからのメッセージを復号することができるデバイスは、これらのデバイスによって送信されるネットワークコード化メッセージ中にメッセージXを含めて、転送することができる。デバイスUのためのメッセージXは、したがって、メッセージXを含み他のデバイスによって送信されるネットワークコード化メッセージを通して、より多くのデバイスによって復号され得る。ネットワークコーディングは、ピア発見を実行するために必要とされる時間を低減し、また、ピア発見のために使用されるリソースの量を低減し得る。
図3に、本開示によるネットワークコーディングを用いたピア発見の一例を示す。この例では、5つのデバイスU1〜U5は、それぞれ5つのメッセージX1〜X5を割り当てられる。デバイスU1は、それのメッセージX1にのみ基づいてメッセージXaを生成し得、ピア発見のためにメッセージXaを送信し得る。デバイスU2は、それのメッセージX2にのみ基づいてメッセージXbを生成し得、ピア発見のためにメッセージXbを送信し得る。デバイスU3は、それぞれデバイスX1およびX2からメッセージXaおよびXbを受信し得る。デバイスU3は、それのメッセージX3と、(メッセージX1およびX2を含む)受信メッセージXaおよびXbとに基づいてメッセージXcを生成し得、ピア発見のためにメッセージXcを送信し得る。デバイスU4は、デバイスX3からメッセージXcを受信し、それのメッセージX4と、(メッセージX1、X2およびX3を含む)受信メッセージXcとに基づいてメッセージXdを生成し、ピア発見のためにメッセージXdを送信し得る。デバイスU5は、デバイスX3およびX4からそれぞれメッセージXcおよびXdを受信し、それのメッセージX5と、(メッセージX1、X2、X3およびX4を含む)受信メッセージXcおよびXdとに基づいてメッセージXeを生成し、ピア発見のためにメッセージXeを送信し得る。
図3は、5つのデバイスU1〜U5による、特定の時間間隔内でのメッセージの例示的な送信を示している。各デバイスは、異なる時間間隔において異なるメッセージを生成し、送信し得る。各デバイスは、他のデバイスによる検出を可能にするために1つまたは複数の時間間隔中でメッセージを別々に送信し得る。たとえば、デバイスU3、U4およびU5は、それぞれ、それらのメッセージX3、X4およびX5を単独で(および、これらのデバイスにおける他の受信メッセージとの結合ではなく)周期的に送信し得る。各デバイスはまた、他のデバイスがより多くのデバイスによって検出されることを可能にするためにこれらの他のデバイスのメッセージを転送し得る。たとえば、デバイスU1からのメッセージX1は、それぞれデバイスU3およびU4によってネットワークコード化メッセージXcおよびXd中で転送され得、それにより、デバイスU5がメッセージX1を復号し、デバイスU1を検出することが可能になり得る。
別の態様では、ネットワークコーディングを用いたピア発見は、ネットワーク支援を用いて実行され得る。ネットワークコーディングを用いたネットワーク支援型ピア発見のために、デバイスは、ピア発見のためにネットワークに登録することができ、ネットワークコーディングを用いたピア発見のために使用すべき少なくとも1つのピア発見パラメータを与えられ得る。デバイスは、次いで、少なくとも1つのピア発見パラメータにしたがってネットワークコーディングを用いたピア発見を実行し得る。
図4に、ネットワークコーディングを用いたネットワーク支援型ピア発見を実行するためのプロセス400を示す。プロセス400は、デバイスによって実行され得、このデバイスは、以下の説明では明快のために第1のデバイスと呼ぶことがある。
第1のデバイスは、P2P通信についての要求を受信する(ブロック412)。要求は、第1のデバイス上で実行されているアプリケーションや、ネットワークなどから来る可能性がある。要求はまた、第1のデバイスが電源投入されること、または何らかの他のトリガリングイベントから生じ得る。第1のデバイスは、P2P通信についての要求に応答してピア発見プロセスを開始し得る。第1のデバイスは、ピア発見のためにネットワークエンティティに登録する(ブロック414)。ネットワークエンティティは、基地局、ネットワークコントローラ、ピア発見および/またはP2P通信を支援するために指定されたエンティティなどであり得る。登録の一部として、第1のデバイスは、それのネットワークアドレス、第1のデバイスによって要求および/または提供されるサービス、それのロケーションなど、関連情報を提供し得る。第1のデバイスは、ネットワークエンティティからピア発見のために使用すべき少なくとも1つのピア発見パラメータを受信する(ブロック416)。(1つまたは複数の)ピア発見パラメータは、ピア発見のためのネットワークコード化メッセージの生成、ネットワークコード化メッセージの送信、ネットワークコード化メッセージの送信のために利用可能なリソースなどに関係し得る。(1つまたは複数の)ピア発見パラメータは、ネットワークコーディングを用いたピア発見の様々な態様の適切なセットアップをもたらし得る。(1つまたは複数の)ピア発見パラメータは、ピア発見のために使用される特定のネットワークコーディングスキームに依存し得る。
第1のデバイスは、ネットワークエンティティから受信された(1つまたは複数の)ピア発見パラメータに従ってネットワークコーディングを用いたピア発見を実行し得る。第1のデバイスは、(1つまたは複数の)ピア発見パラメータに基づいてネットワークコード化メッセージを生成する(ブロック418)。第1のデバイスは、他のデバイスが第1のデバイスを検出することを可能にするためにネットワークコード化メッセージを送信する(ブロック420)。第1のデバイスは、ランダムブランキングスキーム、リッスンアンドピックスキーム、または何らかの他のスキームに基づいて、機会が生じたときには常に各ネットワークコード化メッセージを送信し得る。第1のデバイスは、また、ピアデバイスからメッセージを受信し、各ピアデバイスを識別するために(1つまたは複数の)ピア発見パラメータに基づいて受信メッセージを処理する(ブロック422)。以下で、図4のステップのいくつかについてさらに詳細に説明する。
ネットワークコーディングを用いたピア発見のために使用されるメッセージは、様々な方法で定義され得る。第1の設計では、N個の一意のメッセージの単一セットが定義され、ピア発見のために最高N個までのデバイスに割り当てられ得る。これらの一意のメッセージは、ベースメッセージ、オリジナルメッセージ、情報メッセージなどと呼ばれることがある。Nは、任意の値であり、所与の地理的エリアにおいてP2P通信に関与するデバイスの予想最大数に依存し得る。各デバイスは、(たとえば、ピア発見のための登録中に)ベースメッセージのセット中の1つのベースメッセージを割り当てられ、その割り当てられたメッセージに基づいて識別され得る。各デバイスは、ピア発見のためにそれの割り当てられたメッセージを送信し得る。各デバイスはまた、それの割り当てられたメッセージと受信メッセージとに基づいてネットワークコード化メッセージを生成し、ピア発見のためにネットワークコード化メッセージを送信し得る。各デバイスはまた、ピアデバイスから受信されたメッセージに基づいてピアデバイスを検出し得る。
第1の設計では、Nは任意の値であり、ベースメッセージの単一セットは、任意の数のベースメッセージを含み得る。Nの値が大きいと、所与のデバイスについてのベースメッセージが、対応するネットワークコード化メッセージ中でより多くのデバイスによって転送されることが可能になり、それが、所与のデバイスがより多くのデバイスによって検出されることを可能にする。ただし、Nの値が大きいと、ピアデバイスを検出するために受信メッセージ上で各デバイスによって実行される処理の量も増加し得る。
第2の設計では、計算上の複雑さを低減するために、N個のベースメッセージは、各セットがK個のベースメッセージを含む、W個のセットに分割されることができ、ここで、N=W*Kである。「生成(generation)」は、異なるデバイスに割り当てられ、ネットワークコード化メッセージを生成するために結合され得る、ベースメッセージのセットを指し得る。したがって、ベースメッセージのW個のセットについてW個の生成が定義され得る。N個のベースメッセージの各々は、単一の生成に属し、その生成内の特定の位置/インデックスを割り当てられ得る。一例では、生成のサイズ(K)は、固定であり、すべてのデバイスによってアプリオリに知られている。別の例では、生成サイズは、システムパラメータであり得、たとえばピア発見のための登録中に、デバイスにシグナリングされ得る。デバイスは、ピア発見のための登録中に特定の生成において特定のベースメッセージを割り当てられ得る。この場合、登録中にデバイスに与えられる少なくとも1つのピア発見パラメータは、デバイスに割り当てられた生成のIDと、デバイスに割り当てられたベースメッセージのインデックスとを含み得る。インデックスは、生成内の割り当てられたメッセージの位置を示す。デバイスは、それの割り当てられた生成におけるそれの割り当てられたメッセージの位置に基づいて、他のデバイスによって発見され(または知られ)得る。デバイスは、また、たとえば、複雑さ、バッテリー制約または何らかの他の理由により、デバイスがネットワークコード化ピア発見に参加することを望まない場合、「ダミー」生成を割り当てられ得る。
1つの設計では、N個のベースメッセージの各々は、L個のシンボルのベクトルとして表され得、ここで、Lは、メッセージ長であり、任意の整数値であり得る。1つの設計では、メッセージの各シンボルは、サイズQのガロア体またはGF(Q)の要素であり得、Qは、2または何らかの他の値であり得る。たとえば、各シンボルは、GF(2)について0または1の値を有し得、またはGF(Q)について0〜Q−1の範囲内の値を有し得る。
W個の生成についてW個の情報行列X1、X2、...、XWのセットが定義され得、各生成について1つの情報行列がある。各情報行列Xiは、K×Lの次元を有し、生成iに属するK個のベースメッセージについてK個の行を含み、ここで、iはW個の生成のインデックスであり、i∈{1,...,W}である。情報行列Xiの各行は、生成iにおけるL個のシンボルの1つのベースメッセージに対応する。ピア発見の目的は、各デバイスが情報行列のすべてを読み出すことを可能にすることであり得る。
デバイスは、各生成iについて符号化行列Giと受信行列Yiとを記憶し得る。行列GiおよびYiの成分は、ガロア体GF(Q)の要素である。行列GiおよびYiは、以下のように定義され得る。
Figure 2014523205
受信行列Yiは、生成iについてデバイスによって受信されたM個のメッセージのためのM個の行を含み、各受信メッセージについて1つの行があり、0≦M≦Kである。生成iについての行列Yiおよび行数Mは、生成iについてデバイスによって新しいメッセージが受信されるたびに更新され得る。Mは、生成ごとに異なるものであり得、各生成の受信メッセージの数に依存し得る。最初は、各生成についての受信行列Yiは、デバイスが属する生成についての受信行列を除いて、空(empty)であり得る。具体的には、デバイスは、生成uにおけるベースメッセージを割り当てられ得、u∈{1,...,W}である。受信行列Yuの第1の行は、デバイスに割り当てられたベースメッセージを含み得る。
符号化行列Giは、生成iについてM個の受信メッセージに対応するM個の符号化ベクトルのためのM個の行を含み、各符号化ベクトルについて1つの行がある。各符号化ベクトルは、1つの受信メッセージを生成するために使用される最高K個までのベースメッセージの特定の結合を示す。生成iのための符号化行列Giは、生成iについてデバイスによって新しいメッセージが受信されるたびに更新され得る。最初は、各生成の符号化行列Giは、デバイスが属する生成uのための符号化行列を除いて、空であり得る。具体的には、符号化行列Guの第1の行は、デバイスに割り当てられたベースメッセージのための符号化ベクトルを含み得る。この符号化ベクトルは、(i)生成u内でデバイスに割り当てられたベースメッセージのインデックスに対応する位置におけるGF(Q)中の非ヌル要素(non-null element)と、(ii)符号化ベクトル中の残りの位置におけるK−1個のヌル要素(null element)とを含み得る。たとえば、生成uにおいてインデックスvをもつベースメッセージがデバイスに割り当てられた場合、符号化行列Guの第1の行(したがって、割り当てられたメッセージの符号化ベクトル)は、第vの位置において非ヌル要素を、残りの位置においてヌル要素を含み得る。
図5に、1つの生成iについての情報行列Xiと、符号化行列Giと、受信行列Yiとを図式的に示す。情報行列Xiは、生成iについてK個のベースメッセージのためのK個の行を含む。受信行列Yiは、生成iについてM個の受信メッセージのためのM個の行を含む。符号化行列Giは、受信行列Yi中でM個の受信メッセージを生成するために使用されるM個の符号化ベクトルのためのM個の行を含む。
所与のデバイスUは、ネットワークコーディングを用いたピア発見を以下のように実行し得る。デバイスUは、生成uにおいてベースメッセージXを割り当てられ得る。メッセージXは、vのインデックスを有し得、生成uについてK個のベースメッセージのセット中の第vのベースメッセージであり得る。
はじめに、デバイスUは、ピア発見のために近接検出信号中でそれの割り当てられたメッセージXを送信し得る。近接検出信号は、また、(i)メッセージXが属する生成のID(uである)と、(ii)メッセージXの符号化ベクトルとを含み得る。この符号化ベクトルは、(i)生成u内でメッセージXの位置に対応する位置vにおける非ヌル要素と、(ii)残りの位置におけるK−1個のヌル要素とを含み得る。デバイスUは、メッセージXと、生成IDと、符号化ベクトルと、場合によっては他の情報とを含む、ペイロードを生成し得る。デバイスUは、ペイロードを符号化し、符号化されたペイロードに基づいて近接検出信号を生成し、近接検出信号を送信し得る。他のデバイスは、デバイスUから近接検出信号を受信し得る。デバイスUに対して十分に良好な受信信号品質をもつデバイスは、ペイロードを復号し、符号化ベクトルに基づいてメッセージXが他のメッセージと結合されていないと決定し、メッセージXに基づいてデバイスUを検出することが可能であり得る。これらのデバイスは、それらのネットワークコード化メッセージ中でメッセージXを転送し得る。
デバイスUは、他のデバイスからの近接検出信号をリッスンし、それぞれ検出された近接検出信号のペイロードを復号し得る。デバイスUは、検出された近接検出信号のための復号されたペイロードを以下のように処理し得る。デバイスUは、復号されたペイロードから、受信メッセージと、生成IDと、符号化ベクトルとを抽出し得る。受信メッセージは、受信メッセージRとして示されることがある。生成IDは、生成jであり得る、受信メッセージが属する生成を示す。
デバイスUは、受信メッセージRが、生成jについてデバイスUによって維持される符号化行列Gjのランクを増加させることができるかどうかを決定し得る。たとえば、受信メッセージRが、生成jについてデバイスUによって受信されたメッセージ中で使用されない情報行列Xj中のベースメッセージを用いて生成された場合、符号化行列Gjのランクは増加し得る。これは、受信メッセージRの符号化ベクトルを、生成jについてデバイスUによって受信された他のメッセージの符号化ベクトルと比較することによって決定され得る。たとえば、デバイスUは、符号化行列Gjに受信メッセージRの符号化ベクトルを付加し、少なくとも1つの非ヌル要素をもつ列の数が、受信メッセージRの符号化ベクトルが符号化行列Gjに付加されることにより増加するかどうかを決定し得る。
符号化行列Gjのランクが増加し得る場合、デバイスUは、受信メッセージRをイノベイティブメッセージ(innovative message)と見なし、生成jをイノベイティブとしてマークし、受信メッセージRに基づいて符号化行列Gjと受信行列Yjとを更新し得る。具体的には、デバイスUは、受信メッセージRを受信行列Yjの新しい行として記憶し、また、受信メッセージRの符号化ベクトルを符号化行列Gjの新しい行として記憶し得る。受信メッセージは、それが符号化行列のランクを増加させない場合、破棄され得る。
デバイスUは、近接検出信号を送信する機会ごとに、その割り当てられたメッセージXまたはネットワークコード化メッセージを送信し得る。1つの設計では、デバイスUは、少なくとも1つの生成がイノベイティブとしてマークされた場合にネットワークコード化メッセージを送信し、そうでない場合にはその割り当てられたメッセージXを送信し得る。いくつかの生成がイノベイティブとしてマークされた場合、デバイスUは、たとえば、ランダムにまたは所定の順序で、1つの生成を選択し得る。選択された生成は生成jであり得る。
1つの設計では、デバイスUは、生成jについてネットワークコード化メッセージを以下のように生成し得る。デバイスUは、ガロア体GF(Q)からM個のランダム係数を取り出し、M個の係数をもつ係数ベクトルを形成することができ、Mは、生成jについての受信行列Yjの行の数である。デバイスUは、次いで、係数ベクトルに基づいてネットワークコード化メッセージおよび対応する符号化ベクトルを以下のように生成し得る。
Figure 2014523205
デバイスUはまた、他の方法で、その割り当てられたメッセージと受信メッセージとに基づいて、ネットワークコード化メッセージを生成し得る。デバイスUは、(メッセージベクトルmである)ネットワークコード化メッセージと、(符号化ベクトルgである)ネットワークコード化メッセージの符号化ベクトルと、(jである)ネットワークコード化メッセージの生成IDと、場合によっては他の情報と、を含むペイロードを生成し得る。デバイスUは、ペイロードに基づいて近接検出信号を生成し、近接検出信号を送信し得る。
デバイスUは、メッセージがデバイスUによって受信されるたびにピアデバイスを識別することを試行し得る。たとえば、デバイスUは、上記で説明したように、生成jについて受信メッセージRを取得し、受信メッセージRと受信メッセージRの符号化ベクトルとに基づいて、受信行列Yjと符号化行列Gjとを更新し得る。デバイスUは、次いで、符号化行列Gjのランクがフル(full)であるかどうかを決定し得る。
生成jについての符号化行列Gjのランクがフルである場合、デバイスUは、たとえばガウス消去法によって、行列Xjの成分についての1次方程式Yj=Gjjのセットを解くことによって、生成jについてK個のベースメッセージを復元し得る。デバイスUは、1次方程式のセットを解くことにより、生成jについてK個のベースメッセージを取得し得る。デバイスUは、K個のベースメッセージに基づいてK個のピアデバイスを識別し得る。
生成jについての符号化行列Gjのランクがフルでない場合、デバイスUは、Yj=Gjjにおける連立一次方程式に対してガウス消去法を実行し得る。これらの受信メッセージについて行列Gj中の符号化ベクトルによって示される、行列Yj中の受信メッセージがどのように生成されたかに応じて、デバイスUは、連立一次方程式に基づいて生成jについて0個またはそれ以上のベースメッセージを取り出すことが可能である。
デッドロックを防止し、ピア発見を加速するために、様々なメカニズムが使用され得る。1つの設計では、デバイスUは、ネットワークコード化メッセージの送信を制限し得る。デバイスUは、イノベイティブとしてマークされた各生成についてネットワークコード化メッセージを送信し得る。デバイスUが、イノベイティブとしてマークされたすべての生成についてネットワークコード化メッセージを送信した場合、デバイスUは、アイドル状態に移行し得る。アイドル状態では、デバイスUは、そのような機会が生じた場合でも、近接検出信号を送信することを回避し得る。デバイスUは、任意の生成についてイノベイティブメッセージが受信されるたびにアイドル状態からアクティブ状態に移行し得る。デバイスUは、イノベイティブとしてマークされた各生成についてネットワークコード化メッセージを送信し、次いでアイドル状態に戻り得る。デバイスUがTmaxよりも長い時間期間にわたってアイドル状態のままであった場合、デバイスUは、イノベイティブとしてマークされた生成がない場合でもアクティブ状態に戻り得る。デバイスUは、次いで、(たとえば、ランダムにまたは所定の順序で)1つの生成を選択し、選択された生成のためにネットワークコード化メッセージを生成し、ネットワークコード化メッセージを送信し、次いでアイドル状態に戻り得る。
1つの設計では、Tmaxは、すべてのデバイスによってアプリオリに知られる固定値である。別の設計では、Tmaxは、デバイスに搬送され得る設定可能な値である。たとえば、新しいデバイスがネットワークに加わった場合、既存のデバイスによる新しいデバイスの発見、ならびに新しいデバイスによる既存のデバイスの発見をスピードアップするために、アイドル状態から抜け出るように既存のデバイスをトリガするため、Tmaxは、低い値に設定され得る。
1つの設計では、ネットワークコーディングを用いたピア発見の範囲は、複雑さを低減するために制限され得る。デバイスUは、その割り当てられたメッセージXがより多くのデバイスによって順次に転送された場合、より遠く離れたピアデバイスによって検出され得る。メッセージXによって観測されるホップ数は、メッセージXを順次に転送するデバイスの数に等しい。たとえば、図3に示す例では、デバイスU1に割り当てられたメッセージX1は、2つのデバイスU3およびU5によって順次に転送され、したがって、2つのホップを観測する。
デバイスUは、デバイスUから最高hmaxホップだけ離れているピアデバイスを発見することができ、最高hmaxホップだけ離れている他のデバイスによって発見されることができ、ここで、hmaxは任意の好適な値であり得る。この制約は、maxHop制約と呼ばれることがある。この設計では、ネットワークは、デバイスの最大「間隔(separation)」を指定することによってピア発見の範囲を制限することができ、この最大間隔は最大ホップ数によって与えられ、この最大ホップ数を超えると、ネットワークコーディングを用いたピア発見がサポートされなくなる。
ホップ数を制限することは以下のように達成され得る。デバイスUは、各生成iについてホップ行列Hiを記憶し得る。生成iについてのホップ行列Hiは、生成iについての各受信メッセージのために1つの行を含み得る。Hiの各行は、その行に対応する受信メッセージを生成するために使用される最高K個のベースメッセージについてのホップ数を示すK個の要素を含み得る。ピア発見の開始時に、各生成のホップ行列Hiは、デバイスUが属する生成uのためのホップ行列を除いて、空であり得る。具体的には、ホップ行列Huの第1の行は、(i)生成u内でデバイスUに割り当てられたメッセージXの位置に対応する位置におけるヌル要素と、(ii)ホップ行列中の残りの位置において無限大(INFTY)に設定されたK−1個の要素とを含み得る。
1つの設計では、デバイスUは、以下で説明するように、送信されるべき出力メッセージのためにK個の要素のホップベクトルを決定し得る。出力メッセージは、デバイスUに割り当てられたベースメッセージXであるか、またはデバイスUによって生成されたネットワークコード化メッセージであり得る。デバイスUは、出力メッセージ、符号化ベクトル、および生成IDとともにホップベクトルを送信し得る。割り当てられたメッセージXのためのホップベクトルは、上記で説明したように、1つのヌル要素と、INFTYに設定されたK−1個の要素とを含み得る。
デバイスUは、生成jについてイノベイティブメッセージを受信し、受信されたメッセージとともに送られたホップベクトルを抽出し得る。デバイスUは、ホップベクトルの各要素を1だけ増分し(INFTY+1=INFTY)、更新されたホップベクトルを、生成jについてのホップ行列Hjの新しい行として加え得る。
デバイスUは、以下のように、ホップ数に制限を加えて、生成jについてネットワークコード化メッセージを生成し得る。生成jについての符号化行列GjのK個の列のためのK個の列ベクトルは、gj,1〜gj,Kとして示され、各列ベクトルはM×1の次元を有し、MはGjの行数である。生成jについてのホップ行列HjのK個の列のためのK個の列ベクトルは、hj,1〜hj,Kとして示され得、各列ベクトルはM×1の次元を有する。i∈{1,...K}について、列ベクトルhj,iのM個の成分は、生成jについてM個の受信メッセージ中の第iのベースメッセージによって観測されるホップ数を示す。
デバイスUは、min{hj,i}<hmaxであるような(セットIとして示される)インデックスのセットを識別し、ここで、INFTY>hmaxであり、「min」演算は列ベクトルhj,iのすべての成分に及ぶ。セットIは、min{hj,i}<hmaxという条件が満たされるHjのすべての列ベクトルのインデックスを含み得る。デバイスUは、セットI中にない各インデックスiについてcgj,i=0であるようにガロア体GF(Q)から選択された係数をもつ1×M係数ベクトルcを決定し得る。セットIは、maxHop制約に違反することなしに転送され得るすべてのベースメッセージを示し得る。これにより、デバイスUによって受信されないベースメッセージ、ならびにhmaxよりも大きいホップカウントをもつベースメッセージが、ネットワークコード化メッセージを生成するために使用されないことが保証され得る。
デバイスUは、式(2)および式(3)に示したように、係数ベクトルcに基づいてネットワークコード化メッセージ(またはメッセージベクトルm)と符号化ベクトルgとを計算し得る。maxHop制約を満たすために、係数ベクトルcは、得られた符号化ベクトルgが、セットI中に含まれないあらゆるインデックスiについてゼロ成分giを有するように選定されなければならない。デバイスUはまた、i=1,...,Kについて、min{hj,i}を選択することによってネットワークコード化メッセージについてのホップベクトルhを決定し得る。ホップベクトルhの第iの位置は、Hjの第iの列において最小ホップカウントに設定され得る。これにより、各デバイスに割り当てられたベースメッセージが最大数のピアデバイスによって転送され得ることが保証され得る。たとえば、図3に示す例を参照すると、デバイスU5は、デバイスU1に割り当てられたメッセージX1のホップ数を(デバイスX4から受信されたメッセージXdに基づいて3つのホップに設定する代わりに)デバイスX3から受信されたメッセージXcに基づいて2つのホップに設定し得る。
各ベースメッセージによって観測されるホップ数を制限するための上記で説明したスキームにより、デバイスUが、デバイスUからhmaxホップ未満離れたところからデバイスUが受信したベースメッセージのみを含んでいるネットワークコード化メッセージを転送することが確実になり得る。セットIが空である場合、すなわち、生成jにおけるベースメッセージがhmaxよりも少ないホップを観測しない場合、デバイスUは、生成jにおけるメッセージに基づいてネットワークコード化メッセージを生成することを控える。
デバイスUは、ある時間期間の間、ピア発見を実行し、様々な理由によりピア発見プロシージャを離脱し得る。たとえば、デバイスUは、ネットワークを出るか、あるいはパワーダウンされるか、あるいはネットワークまたはデバイス上で実行されているアプリケーションによってP2P通信などを中止するように指示され得る。1つの設計では、デバイスUは、ピア発見について登録解除を実行し得、デバイスUがネットワークから離れていることを、デバイスUがピア発見のために登録したネットワークエンティティに通知し得る。デバイスUの離脱は様々な方法で対処され得る。
ピア発見の終了のための集中型設計と呼ばれ得る1つの設計では、ネットワークエンティティは、離脱したデバイスUの生成ID uと、生成u内でデバイスUに割り当てられたベースメッセージXのインデックスvとを示す通知情報をブロードキャストし得る。他のデバイスは、その通知情報を受信し、その通知情報に基づいてそれらの符号化行列と受信行列とを更新し得る。具体的には、ピアデバイスは、それの符号化行列Guおよび受信行列Yuから、第vの要素が非ヌルであるすべての行を削除し得る。これにより、ピアデバイスが、離脱したデバイスUのメッセージXを読み出し、使用すること、ならびにメッセージXを含む古い情報をネットワーク中の他のデバイスに転送することが防止され得る。ネットワークエンティティは、その後、ピア発見のためにネットワークエンティティに登録する新しいデバイスに生成u(または{u,v}ペア)におけるメッセージXを割り当て得る。
ピア発見の終了のための分散設計と呼ばれ得る別の設計では、古い情報を破棄するためにタイムスタンプが使用され得る。すべてのデバイスは、ネットワークエンティティによって与えられ得る共通の時間基準tを共有し得る。たとえば、ネットワークエンティティは、ピア発見プロシージャの開始に先立ってタイマーを初期化し、ピア発見のための登録時にタイマーの現在値を各デバイスに与え得る。ネットワークエンティティはまた、すべてのデバイスにタイムスタンプしきい値ΔTmaxを与え得る。
デバイスUは、各生成iについてタイムスタンプベクトルtiを記憶し得る。生成iについてのタイムスタンプベクトルtiは、生成iの各受信メッセージのために1つの成分を含み得る。ベクトルtiの各成分は、その成分に対応する受信メッセージのタイムスタンプを示し得る。受信メッセージのタイムスタンプは、この受信メッセージを生成するために使用されるすべてのベースメッセージのタイムスタンプの最小値であり得る。ピア発見の開始時に、各生成のタイムスタンプベクトルtiは、デバイスUが属する生成uのためのタイムスタンプベクトルを除いて、空に設定され得る。具体的には、タイムスタンプベクトルtuの第vの要素は、(i)生成u内でデバイスUに割り当てられたメッセージXの位置に対応する第vの位置においてINFTYに設定された要素と、(ii)タイムスタンプベクトル中の残りの位置におけるK−1個のヌル要素とを含み得る。
デバイスUは、デバイスUによって送信された出力メッセージとともにタイムスタンプを送信し得る。デバイスUに割り当てられたメッセージXのみを含む出力メッセージのタイムスタンプは、tの現在値に設定され得る。
デバイスUは、生成jについてイノベイティブメッセージを受信し、受信されたメッセージとともに送られたタイムスタンプを抽出し得る。デバイスUは、受信されたタイムスタンプを、生成jについてのタイムスタンプベクトルtjの新しい要素として記憶し得る。デバイスUは、生成jについてネットワークコード化メッセージを生成し、このメッセージのタイムスタンプをmin{tj}に設定し得る。ネットワークコード化メッセージのタイムスタンプは、これで、生成jについてのすべての受信メッセージの最も早いタイムスタンプになる。
周期的に、デバイスUは、すべての生成についてタイムスタンプベクトルをチェックし得る。タイムスタンプベクトルtiの位置kにおけるタイムスタンプがtの現在値よりもΔTmaxを超えて早い場合、デバイスUは、符号化行列Giの第kの行ならびに受信行列Yiの第kの行を削除し得る。
デバイスUは、デバイスUがネットワークを離れていることをネットワークエンティティに通知し得る。ネットワークエンティティは、デバイスUがネットワークを離れた後に少なくともΔTmax秒だけ待ち、次いで、ピア発見のために登録する新しいデバイスに生成u(またはペア{u,v})におけるメッセージXを割り当て得る。少なくともΔTmax秒だけ待つことにより、すべてのデバイスがそれらの符号化行列および受信行列からメッセージXを削除したことが保証され得る。
ネットワークコーディングを用いたピア発見の様々な態様のためにネットワーク支援が使用され得る。一態様では、ネットワークエンティティは、ピア発見について良好なパフォーマンスが得られるように、W個の生成のサイズを決定し、および/またはそれらの生成を割り当てることができる。別の態様では、生成は、特定の地理的エリアに割り当てられ、ロケーション固有であり得る。たとえば、地理的にコロケートされた基地局のクラスタは、1つまたは複数の生成の同じセットを割り当てられ、これらの基地局は、1つまたは複数の生成におけるベースメッセージをそれらのデバイスに割り当て得る。生成サイズは、オーバーヘッドおよび/または他の考慮事項に基づいて選択され得る。概して、生成サイズがより小さくなると、オーバーヘッドおよび複雑さが低減し得るが、生成サイズがより大きくなると、発見され得るピアデバイスの総数が増加し得る。
いくつかのリソースは、ピア発見のために予約され、デバイスに伝えられ得る。リソースは、様々な方法でピア発見のために予約され得る。1つの設計では、ネットワークコーディングを用いたピア発見と、ネットワークコーディングを用いないピア発見とのために、別個のリソースが予約され得る。たとえば、リソースの第1のセットは、ネットワークコーディングを用いたピア発見のために予約され、リソースの第2のセットは、ネットワークコーディングを用いないピア発見のために予約され得る。この設計では、デバイスは、ネットワークコーディングを用いたピア発見を実行するときに、リソースの第1のセット上でそれらの割り当てられたメッセージおよび/またはネットワークコード化メッセージを送信し得る。デバイスは、ネットワークコーディングを用いないピア発見を実行するときには、リソースの第2のセット上でそれらの割り当てられたメッセージのみを送信し得る。別の設計では、ネットワークコーディングを用いたピア発見と、ネットワークコーディングを用いないピア発見とのために共通のリソースが予約され得る。
ネットワークコード化メッセージの送信は、複雑さを低減し、良好なパフォーマンスを達成するために制約され得る。1つの設計では、制約は、送信される非ネットワークコード化メッセージ(または割り当てられたメッセージ)ごとに送信され得るネットワークコード化メッセージの最大数によって与えられる。この制約は、確率的であり得、以下のように指定され得る。ネットワークコード化メッセージを生成するために使用される情報行列中のベースメッセージの数は、kとして表され得、ここで、1<k≦Kである。ネットワークコード化メッセージは、kの重みを有するものと見なされ、非ネットワークコード化メッセージは、1の重みを有し得る。重みkのネットワークコード化メッセージを送信する確率は、Pkとして表され得る。ネットワークコード化メッセージの送信は、k=1,...,Kについて、確率分布{Pk}に基づいて制約され得る。したがって、重みkのネットワークコード化メッセージは、Pk以下の確率で送信され得る。1つの設計では、漸進的に高くなる重み(またはネットワークコード化メッセージを生成するために使用される漸進的に多くなるベースメッセージ)に対して、漸進的に低くなる確率が割り当てられ得る。
制約は、また、ネットワークコード化メッセージがその上で送信され得るリソースによって与えられ得る。たとえば、異なる重みのネットワークコード化メッセージのために別個のリソースが予約され得る。重みkのネットワークコード化メッセージは、重みkのために予約されたリソース上で送信され得る。
本明細書で説明する技法は様々な利点を提供し得る。第1に、本技法は、より遠く離れたところに位置するピアデバイスに割り当てられたメッセージがネットワークコーディングを介して転送されることを可能にすることによって、これらのデバイスの検出を可能にし得る。本技法はまた、より短い時間期間でのおよび/またはより少ないリソースを用いたデバイスの検出を可能にし得る。本技法は、OFDMA、SC−FDMA、CDMA、FDMA、TDMAなど、様々な直交多重化スキームとともに使用され得る。
図6に、ネットワークコーディングを用いたネットワーク支援型ピア発見を実行するためのプロセス600の設計を示す。プロセス600は、(以下で説明するように)第1のデバイスによって、または何らかの他のエンティティによって実行され得る。第1のデバイスは、ピア発見のためにネットワークエンティティに登録する(ブロック612)。ネットワークエンティティは、基地局、ネットワークコントローラ、またはピア発見をサポートするために指定された何らかの他のエンティティであり得る。第1のデバイスは、ピア発見のために使用すべき少なくとも1つのピア発見パラメータをネットワークエンティティから受信する(ブロック614)。第1のデバイスは、少なくとも1つのピア発見パラメータに基づいてネットワークコード化メッセージを生成する(ブロック616)。第1のデバイスは、他のデバイスが第1のデバイスを検出することを可能にするためにネットワークコード化メッセージを送信する(ブロック618)。
一例では、少なくとも1つのピア発見パラメータは、ピア発見のために利用可能なメッセージのセット中で第1のデバイスに割り当てられたメッセージのインデックスを含み得る。別の例では、少なくとも1つのピア発見パラメータは、複数の生成の中から第1のデバイスのために選択された生成のアイデンティティを含み得る。各生成は、ネットワークコーディングのために結合され得るメッセージの異なるセットに関連付けられ得る。少なくとも1つのピア発見パラメータは、第1のデバイスのために選択された生成に関連するメッセージのセット中で第1のデバイスに割り当てられたメッセージのインデックスをさらに含み得る。メッセージインデックスは、選択された生成において第1のデバイスにユニークなものであり得る。デバイスのグループは、選択された生成に関連するメッセージのセットについて異なるインデックスを割り当てられ得る。少なくとも1つのピア発見パラメータは、選択された生成のサイズ(またはメッセージの関連セット中のメッセージの数)をさらに含み得る。
少なくとも1つのピア発見パラメータは、他の情報を含み得る。1つの設計では、少なくとも1つのピア発見パラメータは、ネットワークコード化メッセージ中で転送されるメッセージのために許容される最大ホップ数を含み得る。別の設計では、少なくとも1つのピア発見パラメータは、ネットワークコード化メッセージ中で転送されるメッセージのエイジ限界(age limit)を含み得る。エイジ限界は、第1のデバイスによって維持される現在時間と、少なくとも1つのピア発見パラメータを介して搬送され得る差分ΔTmaxとに基づいて決定され得る。
少なくとも1つのピア発見パラメータは、第1のデバイスによって送信され得るネットワークコード化メッセージの数の限界を含み得る。代替的にまたは追加的に、少なくとも1つのピア発見パラメータは、複数の重みの各々について第1のデバイスによって送信され得るネットワークコード化メッセージの数の限界を含み得る。各重みは、ネットワークコード化メッセージを生成するために結合される異なる数のメッセージに対応し得る。
ブロック616の1つの設計では、第1のデバイスは、たとえば、図5に示すように、ネットワークエンティティによって第1のデバイスに割り当てられたメッセージと、少なくとも1つのピアデバイスから第1のデバイスによって受信される少なくとも1つのメッセージとを含み得る、複数のメッセージに基づいてメッセージ行列を形成し得る。第1のデバイスは、メッセージ行列中の複数のメッセージの線形結合に基づいてネットワークコード化メッセージを生成し得る。
1つの設計では、第1のデバイスは、たとえば、図5に示すように、メッセージ行列中の複数のメッセージに対応する複数の符号化ベクトルを含む符号化行列を形成し得、メッセージ行列中の各メッセージについて1つの符号化ベクトルがある。各符号化ベクトルは、メッセージ行列において対応するメッセージを生成するために使用される少なくとも1つのメッセージを識別し得る。第1のデバイスは、符号化行列中の複数の符号化ベクトルの線形結合に基づいてネットワークコード化メッセージについての符号化ベクトルを生成し得る。
1つの設計では、第1のデバイスは、係数のベクトルを(たとえば、ランダムに)選択し得る。第1のデバイスは、たとえば、式(3)に示すように、符号化行列と係数のベクトルとに基づいて符号化ベクトルを生成し得る。第1のデバイスは、たとえば、式(2)に示すように、メッセージ行列と係数のベクトルとに基づいてネットワークコード化メッセージを生成し得る。1つの設計では、第1のデバイスは、メッセージ行列と符号化行列とに基づいてピアデバイスからメッセージを検出し得る。
1つの設計では、第1のデバイスは、第2のデバイスからの受信メッセージを取得し、その受信メッセージが、第1のデバイスによってまだ受信されていない少なくとも1つのメッセージを含むイノベイティブメッセージであるかどうかを決定し得る。第1のデバイスは、少なくとも1つのイノベイティブメッセージが第1のデバイスに存在することに応答して、ブロック616においてネットワークコード化メッセージを生成する。
1つの設計では、第1のデバイスは、イノベイティブメッセージが第1のデバイスのところに存在しない場合、アイドル状態に遷移し、アイドル状態にある間にピア発見のためのメッセージの送信をスキップし得る。第1のデバイスは、イノベイティブメッセージが受信されたとき、または第1のデバイスがアイドル状態に遷移してから所定の時間期間が経過したときに、アクティブ状態に遷移し得る。第1のデバイスは、アクティブ状態にある間にピア発見のために少なくとも1つのメッセージを送信し得る。
図7に、ネットワークコーディングを用いたピア発見と、ネットワークコーディングを用いないピア発見とを実行するためのプロセス700の設計を示す。プロセス700は、(以下で説明するように)第1のデバイスによって、または何らかの他のエンティティによって実行され得る。第1のデバイスは、ネットワークコーディングを用いたピア発見のために割り当てられた第1のリソースを決定する(ブロック712)。第1のデバイスはまた、ネットワークコーディングを用いないピア発見のために割り当てられた第2のリソースを決定する(ブロック714)。第1のリソースおよび第2のリソースは、時間周波数リソース、コードリソースなどを含み得る。1つの設計では、第1のデバイスは、ネットワークエンティティから第1のリソースと第2のリソースとを示す情報を受信し得る。第1のデバイスはまた、ネットワークエンティティとのアップリンク通信のために割り当てられた第3のリソースを決定し得る。第3のリソースは、第1のリソースおよび第2のリソースと同じ周波数帯域中にあり得る。
第1のデバイスは、第1のリソースに基づいてネットワークコーディングを用いたピア発見を実行する(ブロック716)。1つの設計では、第1のデバイスは、第1のデバイスに割り当てられたメッセージと、第1のデバイスによって受信された少なくとも1つのメッセージとに基づいて、ネットワークコード化メッセージを生成し得る。第1のデバイスは、他のデバイスが第1のデバイスを検出することを可能にするために、第1のリソースに基づいてネットワークコード化メッセージを送信し得る。
第1のデバイスは、第2のリソースに基づいてネットワークコーディングを用いないピア発見を実行する(ブロック718)。1つの設計では、第1のデバイスは、ピア発見のために第1のデバイスに割り当てられたメッセージを決定し得る。第1のデバイスは、他のデバイスが第1のデバイスを検出することを可能にするために、第2のリソースに基づいて、ネットワークコーディングを用いないで、このメッセージを送信し得る。
図8に、ネットワークコーディングを用いたピア発見を実行するためのプロセス800の設計を示す。プロセス800は、(以下で説明するように)第1のデバイスによって、または何らかの他のエンティティによって実行され得る。第1のデバイスは、少なくとも1つのピアデバイスから少なくとも1つのメッセージを受信する(ブロック812)。第1のデバイスは、少なくとも1つの基準に基づいて少なくとも1つの受信されたメッセージの中から1つまたは複数のメッセージを選択する(ブロック814)。第1のデバイスは、1つまたは複数のメッセージに基づいてネットワークコード化メッセージを生成する(ブロック816)。第1のデバイスは、他のデバイスが第1のデバイスを検出することを可能にするためにネットワークコード化メッセージを送信する(ブロック818)。
1つの設計では、少なくとも1つの基準は、ホップ数に関係する基準を含み得る。第1のデバイスは、少なくとも1つの受信されたメッセージの各々に関連するホップ数を決定し得る。第1のデバイスは、各メッセージが最大ホップ数またはそれ未満に関連付けられた、1つまたは複数のメッセージを選択し得る。1つの設計では、第1のデバイスは、1つまたは複数のメッセージの各々に関連するホップ数に基づいてホップベクトルを決定し得る。第1のデバイスは、ネットワークコード化メッセージとともにホップベクトルを送信し得る。
別の設計では、少なくとも1つの基準は、タイムスタンプに関係する基準を含み得る。第1のデバイスは、少なくとも1つの受信されたメッセージの各々のタイムスタンプを決定し得る。第1のデバイスは、各メッセージがエイジ限界よりも最近のタイムスタンプに関連付けられた、1つまたは複数のメッセージを選択し得る。第1のデバイスは、現在時間と差分ΔTmaxとに基づいてエイジ限界を決定し得る。差分(delta)は、ネットワークによってブロードキャストされるか、または、たとえばピア発見のためのネットワークへの登録中に、第1のデバイスに与えられ得る。第1のデバイスは、1つまたは複数のメッセージの各々のタイムスタンプに基づいてネットワークコード化メッセージのタイムスタンプを決定し得る。第1のデバイスは、ネットワークコード化メッセージとともにネットワークコード化メッセージのタイムスタンプを送信し得る。第1のデバイスは、エイジ限界よりも古いタイムスタンプに関連付けられた各受信メッセージを破棄し得る。
図9に、ピア発見をサポートするためのプロセス900の設計を示す。プロセス900は、(以下で説明するように)ネットワークエンティティによって、または何らかの他のエンティティによって実行され得る。ネットワークエンティティは、ピア発見に使用するために少なくとも1つのピア発見パラメータを第1のデバイスに割り当てる(ブロック912)。ネットワークエンティティは、第1のデバイスに少なくとも1つのピア発見パラメータを送信する(ブロック914)。ネットワークエンティティは、その後、第1のデバイスがもはやピア発見を実行していないというインジケーションを受信する(ブロック916)。ネットワークエンティティは、第1のデバイスについて収集された情報をパージするためにピアデバイスが使用するための第1のデバイスに割り当てられた少なくとも1つのピア発見パラメータを示す情報をブロードキャストする(ブロック918)。
1つの設計では、少なくとも1つのピア発見パラメータは、ピア発見のために利用可能なメッセージのセット中に第1のデバイスに割り当てられたメッセージのインデックスを含み得る。別の設計では、少なくとも1つのピア発見パラメータは、(i)第1のデバイスのために選択された生成のアイデンティティと、(ii)選択された生成に関連するメッセージのセット中で第1のデバイスに割り当てられたメッセージのインデックスとを含み得る。
1つの設計では、各ピアデバイスは、ピア発見のために送信すべきメッセージを生成するためにそのピアデバイスによって使用される符号化行列およびメッセージ行列に関連付けられ得る。ネットワークエンティティによってブロードキャストされる情報は、第1のデバイスに対応する符号化行列およびメッセージ行列中の成分をリセットするために使用され得る。
図10に、ネットワークエンティティ1010(たとえば、基地局またはネットワークコントローラ)とデバイス1020(たとえば、UE)との設計のブロック図を示す。デバイス1020内で、受信機モジュール1022は、他のデバイスからの近接検出信号や、基地局からのダウンリンク信号などを受信し得る。モジュール1024は、他のデバイスから受信された近接検出信号を検出し、処理し、これらの近接検出信号中で送られたメッセージを提供し得る。モジュール1026は、受信されたメッセージを処理し、受信された各メッセージがイノベイティブであるかどうかを決定し、各イノベイティブメッセージのために受信行列と符号化行列とを更新し得る。モジュール1028は、ネットワークコード化メッセージを送信する機会があるときには常に該メッセージを生成し得る。モジュール1030は、デバイス1020に割り当てられたメッセージまたはモジュール1028によって生成されたネットワークコード化メッセージを含む近接検出信号を生成し得る。送信機モジュール1032は、モジュール1030からの近接検出信号を送信し得る。モジュール1034は、ピア発見のために指定されたネットワークエンティティへの登録を実行し得る。モジュール1034はまた、デバイス1020がもはやピア発見に参加することを望まないときには、登録解除を実行し得る。モジュール1036は、指定されたネットワークエンティティへの登録、ネットワークによって送られるブロードキャストメッセージ、デバイス1020に対して送られるユニキャストメッセージなどに基づいて、ピア発見のために使用すべき少なくとも1つのパラメータを決定し得る。少なくとも1つのピア発見パラメータは、メッセージインデックス、および場合によってはデバイス1020に割り当てられた生成ID、最大ホップ数、エイジ限界に関する差分などを含み得る。モジュール1038は、ピア発見のための登録、ブロードキャストメッセージ、ユニキャストメッセージなどから、ピア発見のために使用すべきリソースを決定し得る。ピア発見のためのリソースは、時間周波数リソース、コードリソースなどを含み得る。モジュール1040は、WAN通信をサポートし、基地局から受信されたダウンリンク信号を処理し、基地局に送信するためのアップリンク信号を生成し得る。コントローラ/プロセッサ1042は、デバイス1020内の様々なモジュールの動作を指示し得る。メモリ1044は、デバイス1020のデータおよびプログラムコードを記憶し得る。
ネットワークエンティティ1010内で、受信機モジュール1052は、ピア発見のための登録についての要求やピア発見の終了の通知などを含み得る信号をデバイスから受信し得る。モジュール1054は、ピア発見のためにデバイスの登録を実行し得る。モジュール1054はまた、ピア発見に参加することをもはや望まないデバイスの登録解除を実行し得る。モジュール1056は、ピア発見のためのパラメータをデバイスに割り当て得る。モジュール1058は、デバイスが登録または登録解除を実行したときや、ネットワークがピア発見に変更を加えたときなど、ピア発見のためのパラメータを更新し得る。モジュール1060は、ピア発見のための情報(たとえば、パラメータ)をデバイスに送り得る。送信機モジュール1062は、ピア発見のための情報を含む信号を生成し、送信し得る。コントローラ/プロセッサ1064は、ネットワークエンティティ1010内の様々なモジュールの動作を指示し得る。メモリ1066は、ネットワークエンティティ1010のデータおよびプログラムコードを記憶し得る。
図10のモジュールは、プロセッサ、電子デバイス、ハードウェアデバイス、電子的構成要素、論理回路、メモリ、ソフトウェアコード、ファームウェアコードなど、またはそれらの任意の組合せを含み得る。
図11に、基地局110y、デバイス120y、およびネットワークエンティティ140yのブロック図を示す。基地局110yは、T個のアンテナ1134a〜1134tを備え、デバイス120yは、R個のアンテナ1152a〜1152rを備え、一般に、T≧1およびR≧1である。
基地局110yにおいて、送信プロセッサ1120は、データソース1112からデータを受信し、コントローラ/プロセッサ1140から制御情報(たとえば、ピア発見のためのメッセージ)を受信し得る。プロセッサ1120は、データおよび制御情報を処理(たとえば、符号化および変調)して、それぞれ、データシンボルおよび制御シンボルを取得し得る。プロセッサ1120は、また、同期信号や基準信号などのために基準シンボルを生成し得る。送信(TX)多入力多出力(MIMO)プロセッサ1130は、適用可能な場合、データシンボル、制御シンボル、および/または基準シンボルに対して空間処理(たとえば、プリコーディング)を実行し得、T個の出力シンボルストリームをT個の変調器(MOD)1132a〜1132tに与え得る。各変調器1132は、(たとえば、OFDM、SC−FDMA、CDMAなどのために)それぞれの出力シンボルストリームを処理して出力サンプルストリームを取得し得る。各変調器1132はさらに、出力サンプルストリームを処理(たとえば、アナログへの変換、増幅、フィルタ処理、およびアップコンバート)して、ダウンリンク信号を取得し得る。変調器1132a〜1132tからのT個のダウンリンク信号は、それぞれT個のアンテナ1134a〜1134tを介して送信され得る。
デバイス120yにおいて、アンテナ1152a〜1152rは、基地局110yおよび他の基地局からダウンリンク信号を、および/または他のデバイスから近接検出信号およびP2P信号を受信し得る。アンテナ1152a〜1152rは、受信信号をそれぞれ復調器(DEMOD)1154a〜1154rに与え得る。各復調器1154は、それぞれの受信信号を調整(たとえば、フィルタ処理、増幅、ダウンコンバート、およびデジタル化)して、入力サンプルを取得し得る。各復調器1154はさらに、(たとえば、SC−FDMA、OFDMA、CDMAなどのために)入力サンプルを処理して受信シンボルを取得し得る。MIMO検出器1156は、すべてのR個の復調器1154a〜1154rから受信シンボルを取得し、適用可能な場合は受信シンボルに対してMIMO検出を実行し、検出シンボルを与え得る。受信プロセッサ1158は、検出シンボルを処理(たとえば、復調および復号)し、デバイス120yについての復号されたデータをデータシンク1160に与え、復号された制御情報をコントローラ/プロセッサ1180に与え得る。
アップリンク上で、デバイス120yにおいて、送信プロセッサ1164は、データソース1162からデータを受信し、コントローラ/プロセッサ1180から制御情報(たとえば、ピア発見のためのメッセージ)を受信し得る。プロセッサ1164は、データと制御情報とを処理(たとえば、符号化および変調)して、それぞれデータシンボルと制御シンボルとを取得し得る。プロセッサ1164はまた、基準信号のための基準シンボルを生成し得る。プロセッサ1164はまた、上記で説明した設計のいずれかに基づいて、ベースメッセージまたはネットワークコード化メッセージを含む近接検出信号を生成し得る。送信プロセッサ1164からのシンボルは、適用可能な場合はTX MIMOプロセッサ1166によってプリコードされ、さらに変調器1154a〜1154rによって(たとえば、OFDMA、SC−FDMA、CDMAなどのために)処理され、基地局110y、他の基地局、および/または他のデバイスに送信され得る。基地局110yにおいて、デバイス120yおよび他のデバイスからのアップリンク信号は、アンテナ1134によって受信され、復調器1132によって処理され、適用可能な場合はMIMO検出器1136によって検出され、さらに、デバイス120yおよび他のデバイスによって送られた、復号されたデータおよび制御情報を取得するために、受信プロセッサ1138によって処理され得る。プロセッサ1138は、復号されたデータをデータシンク1139に与え、復号された制御情報をコントローラ/プロセッサ1140に与え得る。
ピア発見のために、デバイス120yにおけるチャネルプロセッサ1184は、他のデバイスから近接検出信号を検出し得、検出された近接検出信号の受信信号強度を測定し得る。プロセッサ1158および/または1180は、検出された近接検出信号について受信シンボルを復調し、復号し得、復号メッセージを与え得る。プロセッサ1158および/または1180は、さらに受信シンボルを処理してベースメッセージを取り出し得、ベースメッセージに基づいてピアデバイスを識別し得る。プロセッサ1164および/または1180は、上記で説明したように、受信メッセージに基づいてネットワークコード化メッセージを生成し得る。プロセッサ1164および/または1180はまた、他のデバイスから受信されたメッセージに基づいて受信行列、符号化行列、ホップ行列、タイムスタンプベクトルなどを更新し得る。
コントローラ/プロセッサ1140および1180は、それぞれ基地局110yおよびデバイス120yにおける動作を指示し得る。デバイス120yにおけるプロセッサ1180および/または他のプロセッサおよびモジュールは、図4のプロセス400、図6のプロセス600、図7のプロセス700、図8のプロセス800、および/または本明細書で説明する技法のための他のプロセスを実行または指示し得る。基地局110yにおけるプロセッサ1140および/または他のプロセッサおよびモジュールは、図9のプロセス900、および/または本明細書で説明する技法のための他のプロセスを実行または指示し得る。メモリ1142および1182は、それぞれ基地局110yおよびデバイス120yのためのデータとプログラムコードとを記憶し得る。通信(Comm)ユニット1144は、基地局110yが他のネットワークエンティティと通信することを可能にし得る。スケジューラ1146は、WAN通信および/またはP2P通信のためにデバイスをスケジュールし得、スケジュールされたデバイスにリソースを割り当て得る。
ネットワークエンティティ140y内で、コントローラ/プロセッサ1190は、ピア発見をサポートするための様々な機能を実行し得る。たとえば、コントローラ/プロセッサ1190は、ピア発見のためにデバイスの登録を実行し、ネットワークコーディングを用いたピア発見のためのパラメータを与え、デバイスにベースメッセージを割り当て、デバイスによるピア発見をサポートする情報をブロードキャストすることなどを行い得る。ネットワークエンティティ140yにおけるプロセッサ1190および/または他のプロセッサおよびモジュールは、図9のプロセス900、および/または本明細書で説明する技法のための他のプロセスを実行または指示し得る。メモリ1192は、ネットワークエンティティ140yのプログラムコードとデータとを記憶し得る。ストレージユニット1194は、ネットワークエンティティ140yに登録したデバイスについての情報、デバイスに割り当てられているベースメッセージなどを記憶し得る。通信ユニット1196は、ネットワークエンティティ140yが他のネットワークエンティティと通信することを可能にし得る。
情報および信号は多種多様な技術および技法のいずれかを使用して表され得ることを、当業者は理解されよう。たとえば、上記の説明全体にわたって言及され得るデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、およびチップは、電圧、電流、電磁波、磁界または磁性粒子、光場または光学粒子、あるいはそれらの任意の組合せによって表され得る。
さらに、本明細書の開示に関連して説明した様々な例示的な論理ブロック、モジュール、回路、およびアルゴリズムステップは、電子ハードウェア、コンピュータソフトウェア、または両方の組合せとして実装され得ることを、当業者は諒解されよう。当業者は、説明した機能を特定の適用例ごとに様々な方法で実装し得るが、そのような実装の決定は、本開示の範囲からの逸脱を生じるものと解釈されるべきではない。
本明細書の開示に関して説明した様々な例示的な論理ブロック、モジュール、および回路は、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)または他のプログラマブル論理デバイス、個別ゲートまたはトランジスタ論理、個別ハードウェア構成要素、あるいは本明細書で説明した機能を実行するように設計されたそれらの任意の組合せを用いて実装または実行され得る。汎用プロセッサはマイクロプロセッサであり得るが、代替として、プロセッサは、任意の従来のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、または状態機械であり得る。プロセッサはまた、コンピューティングデバイスの組合せ、たとえば、DSPとマイクロプロセッサとの組合せ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと連携する1つまたは複数のマイクロプロセッサ、あるいは任意の他のそのような構成として実装され得る。
本明細書の開示に関して説明した方法またはアルゴリズムのステップは、直接ハードウェアで実施されるか、プロセッサによって実行されるソフトウェアモジュールで実施されるか、またはその2つの組合せで実施され得る。ソフトウェアモジュールは、RAMメモリ、フラッシュメモリ、ROMメモリ、EPROMメモリ、EEPROMメモリ、レジスタ、ハードディスク、リムーバブルディスク、CD−ROM、または当技術分野で知られている任意の他の形態の記憶媒体中に常駐し得る。例示的な記憶媒体は、プロセッサが記憶媒体から情報を読み取り、記憶媒体に情報を書き込むことができるように、プロセッサに結合される。代替として、記憶媒体はプロセッサに一体化され得る。プロセッサおよび記憶媒体はASIC中に常駐し得る。ASICはユーザ端末中に常駐し得る。代替として、プロセッサおよび記憶媒体は、ユーザ端末中に個別構成要素として常駐し得る。
1つまたは複数の例示的な設計では、説明した機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの組合せで実装され得る。ソフトウェアで実装される場合、機能は、1つまたは複数の命令またはコードとしてコンピュータ可読媒体上に記憶されるか、あるいはコンピュータ可読媒体を介して送信され得る。コンピュータ可読媒体は、ある場所から別の場所へのコンピュータプログラムの転送を可能にする任意の媒体を含む、コンピュータ記憶媒体と通信媒体の両方を含む。記憶媒体は、汎用または専用コンピュータによってアクセスされ得る任意の利用可能な媒体であり得る。限定ではなく例として、そのようなコンピュータ可読媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD−ROM、または他の光ディスクストレージ、磁気ディスクストレージまたは他の磁気ストレージデバイス、あるいは命令またはデータ構造の形態の所望のプログラムコード手段を搬送または記憶するために使用され得、汎用もしくは専用コンピュータまたは汎用もしくは専用プロセッサによってアクセスされ得る、任意の他の媒体を備えることができる。また、いかなる接続もコンピュータ可読媒体と適切に呼ばれる。たとえば、ソフトウェアが、同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、ツイストペア、またはデジタル加入者線(DSL)を使用して、ウェブサイト、サーバ、またはその他のリモートソースから送信される場合、同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、ツイストペア、またはDSLは、媒体の定義に含まれる。本明細書で使用するディスク(disk)およびディスク(disc)は、コンパクトディスク(disc)(CD)、レーザディスク(disc)、光ディスク(disc)、デジタル多用途ディスク(disc)(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク(disk)およびブルーレイ(登録商標)ディスク(disc)を含み、ディスク(disk)は、通常、データを磁気的に再生し、ディスク(disc)は、データをレーザで光学的に再生する。上記の組合せもコンピュータ可読媒体の範囲内に含まれるべきである。
本開示の前述の説明は、いかなる当業者でも本開示を作成または使用することができるように提供される。本開示への様々な修正は当業者には容易に明らかとなり、本明細書で定義した一般原理は、本開示の趣旨または範囲から逸脱することなく他の変形形態に適用され得る。したがって、本開示は、本明細書で説明した例および設計に限定されるものではなく、本明細書で開示する原理および新規の特徴に合致する最も広い範囲を与えられるべきである。

Claims (60)

  1. ワイヤレス通信のための方法であって、
    第1のデバイスがピア発見のためにネットワークエンティティに登録することと、
    前記第1のデバイスがピア発見のために使用すべき少なくとも1つのピア発見パラメータを前記ネットワークエンティティから受信することと、
    前記少なくとも1つのピア発見パラメータに基づいてネットワークコード化メッセージを生成することと、
    他のデバイスが前記第1のデバイスを検出することを可能にするために前記第1のデバイスが前記ネットワークコード化メッセージを送信することと
    を含む方法。
  2. 前記少なくとも1つのピア発見パラメータが、ピア発見のために利用可能なメッセージのセット中で前記第1のデバイスに割り当てられたメッセージのインデックスを含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記少なくとも1つのピア発見パラメータが、複数の生成のうち前記第1のデバイスのために選択された生成のアイデンティティを含み、各生成が、ネットワークコーディングのために結合され得るメッセージの異なるセットに関連付けられている、請求項1に記載の方法。
  4. 前記少なくとも1つのピア発見パラメータが、前記第1のデバイスのために選択された前記生成に関連付けられたメッセージのセット中で前記第1のデバイスに割り当てられたメッセージのインデックスをさらに含む、請求項3に記載の方法。
  5. 前記少なくとも1つのピア発見パラメータが、前記第1のデバイスのために選択された前記生成のサイズをさらに含む、請求項3に記載の方法。
  6. 前記ネットワークコード化メッセージを生成することが、
    前記第1のデバイスに割り当てられたメッセージと、少なくとも1つのピアデバイスから前記第1のデバイスによって受信された少なくとも1つのメッセージとを含む複数のメッセージに基づいてメッセージ行列を形成することと、
    前記メッセージ行列中の前記複数のメッセージの線形結合に基づいて前記ネットワークコード化メッセージを生成することと
    を含む、請求項1に記載の方法。
  7. 前記メッセージ行列中の前記複数のメッセージの線形結合に基づいて前記ネットワークコード化メッセージを生成することが、
    係数のベクトルを選択することと、
    前記メッセージ行列と係数の前記ベクトルとに基づいて前記ネットワークコード化メッセージを生成することと
    を含む、請求項6に記載の方法。
  8. 前記メッセージ行列中の前記複数のメッセージに対応する複数の符号化ベクトルを含む符号化行列を形成することであって、前記メッセージ行列中の各メッセージについて1つの符号化ベクトルがあり、各符号化ベクトルが、前記メッセージ行列中の対応するメッセージを生成するために使用される少なくとも1つのメッセージを識別する、形成することと、
    前記符号化行列中の前記複数の符号化ベクトルの線形結合に基づいて前記ネットワークコード化メッセージについて符号化ベクトルを生成することと
    をさらに含む、請求項6に記載の方法。
  9. 前記符号化ベクトルを前記生成することが、
    係数のベクトルを選択することと、
    前記符号化行列と係数の前記ベクトルとに基づいて前記ネットワークコード化メッセージの前記符号化ベクトルを生成することと
    を含む、請求項8に記載の方法。
  10. 前記メッセージ行列と前記符号化行列とに基づいてピアデバイスからメッセージを検出すること
    をさらに含む、請求項8に記載の方法。
  11. 前記少なくとも1つのピア発見パラメータが、ネットワークコード化メッセージ中で転送されるメッセージのために許容される最大ホップ数、またはネットワークコード化メッセージ中で転送されるメッセージのエイジ限界を含む、請求項1に記載の方法。
  12. 前記少なくとも1つのピア発見パラメータが、前記第1のデバイスによって送信され得るネットワークコード化メッセージの数の限界を含む、請求項1に記載の方法。
  13. 前記少なくとも1つのピア発見パラメータが、複数の重みの各々について前記第1のデバイスによって送信され得るネットワークコード化メッセージの数の限界を含み、各重みが、ネットワークコード化メッセージを生成するために結合すべき異なる数のメッセージに対応する、請求項1に記載の方法。
  14. 前記第1のデバイスにおいて第2のデバイスからの受信メッセージを取得することと、
    前記受信メッセージが、前記第1のデバイスによってまだ受信されていない少なくとも1つのメッセージを含むイノベイティブメッセージであるかどうかを決定することと
    をさらに含む、請求項1に記載の方法。
  15. 少なくとも1つのイノベイティブメッセージが前記第1のデバイスに存在することに応答して前記ネットワークコード化メッセージを生成すること
    をさらに含む、請求項1に記載の方法。
  16. イノベイティブメッセージが前記第1のデバイスに存在しない場合、前記第1のデバイスがアイドル状態に遷移することと、
    前記アイドル状態にある間に前記第1のデバイスがピア発見のためのメッセージの送信をスキップすることと
    をさらに含む、請求項1に記載の方法。
  17. イノベイティブメッセージが前記第1のデバイスにおいて受信されたときに、前記第1のデバイスがアクティブ状態に遷移することと、
    前記アクティブ状態にある間に前記第1のデバイスがピア発見のために少なくとも1つのメッセージを送信することと
    をさらに含む、請求項1に記載の方法。
  18. 前記第1のデバイスが前記アイドル状態に遷移してから所定の時間期間が経過したときに、前記第1のデバイスがアクティブ状態に遷移することと、
    前記アクティブ状態にある間に前記第1のデバイスがピア発見のために少なくとも1つのメッセージを送信することと
    をさらに含む、請求項16に記載の方法。
  19. ワイヤレス通信のための装置であって、
    第1のデバイスがピア発見のためにネットワークエンティティに登録するための手段と、
    前記第1のデバイスがピア発見のために使用すべき少なくとも1つのピア発見パラメータを前記ネットワークエンティティから受信するための手段と、
    前記少なくとも1つのピア発見パラメータに基づいてネットワークコード化メッセージを生成するための手段と、
    他のデバイスが前記第1のデバイスを検出することを可能にするために前記第1のデバイスが前記ネットワークコード化メッセージを送信するための手段と
    を備える装置。
  20. 前記少なくとも1つのピア発見パラメータが、
    ピア発見のために利用可能なメッセージのセット中で前記第1のデバイスに割り当てられたメッセージのインデックス、
    複数の生成の中から前記第1のデバイスのために選択された生成のアイデンティティ、
    前記第1のデバイスのために選択された前記生成に関連付けられたメッセージのセット中で前記第1のデバイスに割り当てられたメッセージのインデックス、
    前記第1のデバイスのために選択された前記生成のサイズ、ネットワークコード化メッセージ中で転送されるメッセージのために許容される最大ホップ数、
    ネットワークコード化メッセージ中で転送されるメッセージのエイジ限界、または
    前記第1のデバイスによって送信され得るネットワークコード化メッセージの数の限界
    のうちの少なくとも1つを含む、請求項19に記載の装置。
  21. 前記ネットワークコード化メッセージを生成するための前記手段が、
    前記第1のデバイスに割り当てられたメッセージと、少なくとも1つのピアデバイスから前記第1のデバイスによって受信された少なくとも1つのメッセージとを含む複数のメッセージに基づいてメッセージ行列を形成するための手段と、
    前記メッセージ行列中の前記複数のメッセージの線形結合に基づいて前記ネットワークコード化メッセージを生成するための手段と
    を含む、請求項19に記載の装置。
  22. 前記メッセージ行列中の前記複数のメッセージの線形結合に基づいて前記ネットワークコード化メッセージを生成するための前記手段が、
    係数のベクトルを選択するための手段と、
    前記メッセージ行列と係数の前記ベクトルとに基づいて前記ネットワークコード化メッセージを生成するための手段と
    を含む、請求項21に記載の装置。
  23. ワイヤレス通信のための装置であって、
    第1のデバイスがピア発見のためにネットワークエンティティに登録することと、
    前記第1のデバイスがピア発見のために使用すべき少なくとも1つのピア発見パラメータを前記ネットワークエンティティから受信することと、
    前記少なくとも1つのピア発見パラメータに基づいてネットワークコード化メッセージを生成することと、
    他のデバイスが前記第1のデバイスを検出することを可能にするために前記第1のデバイスが前記ネットワークコード化メッセージを送信することと
    を行うように構成された少なくとも1つのプロセッサ
    を備える装置。
  24. 前記少なくとも1つのピア発見パラメータが、
    ピア発見のために利用可能なメッセージのセット中で前記第1のデバイスに割り当てられたメッセージ、
    複数の生成の中から前記第1のデバイスのために選択された生成のアイデンティティ、
    前記第1のデバイスのために選択された前記生成に関連付けられたメッセージのセット中で前記第1のデバイスに割り当てられたメッセージのインデックス、
    前記第1のデバイスのために選択された前記生成のサイズ、ネットワークコード化メッセージ中で転送されるメッセージのために許容される最大ホップ数、
    ネットワークコード化メッセージ中で転送されるメッセージのエイジ限界、または
    前記第1のデバイスによって送信され得るネットワークコード化メッセージの数の限界
    というインデックスのうちの少なくとも1つを含む、請求項23に記載の装置。
  25. 前記少なくとも1つのプロセッサが、
    前記第1のデバイスに割り当てられたメッセージと、少なくとも1つのピアデバイスから前記第1のデバイスによって受信された少なくとも1つのメッセージとを含む複数のメッセージに基づいてメッセージ行列を形成することと、
    前記メッセージ行列中の前記複数のメッセージの線形結合に基づいて前記ネットワークコード化メッセージを生成することと
    を行うように構成された、請求項23に記載の装置。
  26. 前記少なくとも1つのプロセッサが、
    係数のベクトルを選択することと、
    前記メッセージ行列と係数の前記ベクトルとに基づいて前記ネットワークコード化メッセージを生成することと
    を行うように構成された、請求項25に記載の装置。
  27. コンピュータプログラム製品であって、
    第1のデバイスがピア発見のためにネットワークエンティティに登録することを少なくとも1つのプロセッサに行わせるためのコードと、
    前記第1のデバイスがピア発見のために使用すべき少なくとも1つのピア発見パラメータを前記ネットワークエンティティから受信することを前記少なくとも1つのプロセッサに行わせるためのコードと、
    前記少なくとも1つのピア発見パラメータに基づいてネットワークコード化メッセージを生成することを前記少なくとも1つのプロセッサに行わせるためのコードと、
    他のデバイスが前記第1のデバイスを検出することを可能にするために前記第1のデバイスが前記ネットワークコード化メッセージを送信することを前記少なくとも1つのプロセッサに行わせるためのコードと
    を備える非一時的コンピュータ可読媒体
    を備えるコンピュータプログラム製品。
  28. ワイヤレス通信のための方法であって、
    ネットワークコーディングを用いたピア発見のために割り当てられた第1のリソースを決定することと、
    ネットワークコーディングを用いないピア発見のために割り当てられた第2のリソースを決定することと、
    前記第1のリソースに基づいてネットワークコーディングを用いたピア発見を実行することと、
    前記第2のリソースに基づいてネットワークコーディングを用いないピア発見を実行することと
    を含む方法。
  29. 前記第1のリソースと前記第2のリソースとを示す情報をネットワークエンティティから受信すること
    をさらに含む、請求項28に記載の方法。
  30. ネットワークコーディングを用いたピア発見を前記実行することは、
    第1のデバイスに割り当てられたメッセージと、前記第1のデバイスによって受信された少なくとも1つのメッセージとに基づいてネットワークコード化メッセージを生成することと、
    他のデバイスが前記第1のデバイスを検出することを可能にするために前記第1のデバイスが前記第1のリソースに基づいて前記ネットワークコード化メッセージを送信することと
    を含む、請求項28に記載の方法。
  31. ネットワークコーディングを用いないピア発見を前記実行することは、
    ピア発見のために第1のデバイスに割り当てられたメッセージを決定することと、
    他のデバイスが前記第1のデバイスを検出することを可能にするために前記第1のデバイスが前記第2のリソースに基づいて前記メッセージを送信することと
    を含む、請求項28に記載の方法。
  32. ワイヤレス通信のための装置であって、
    ネットワークコーディングを用いたピア発見のために割り当てられた第1のリソースを決定するための手段と、
    ネットワークコーディングを用いないピア発見のために割り当てられた第2のリソースを決定するための手段と、
    前記第1のリソースに基づいてネットワークコーディングを用いたピア発見を実行するための手段と、
    前記第2のリソースに基づいてネットワークコーディングを用いないピア発見を実行するための手段と
    を備える装置。
  33. ネットワークコーディングを用いたピア発見を実行するための前記手段は、
    第1のデバイスに割り当てられたメッセージと、前記第1のデバイスによって受信された少なくとも1つのメッセージとに基づいてネットワークコード化メッセージを生成するための手段と、
    他のデバイスが前記第1のデバイスを検出することを可能にするために前記第1のデバイスが前記第1のリソースに基づいて前記ネットワークコード化メッセージを送信するための手段と
    を含む、請求項32に記載の装置。
  34. ネットワークコーディングを用いないピア発見を実行するための前記手段は、
    ピア発見のために第1のデバイスに割り当てられたメッセージを決定するための手段と、
    他のデバイスが前記第1のデバイスを検出することを可能にするために前記第1のデバイスが前記第2のリソースに基づいて前記メッセージを送信するための手段と
    を含む、請求項32に記載の装置。
  35. ワイヤレス通信のための装置であって、
    ネットワークコーディングを用いたピア発見のために割り当てられた第1のリソースを決定することと、
    ネットワークコーディングを用いないピア発見のために割り当てられた第2のリソースを決定することと、
    前記第1のリソースに基づいてネットワークコーディングを用いたピア発見を実行することと、
    前記第2のリソースに基づいてネットワークコーディングを用いないピア発見を実行することと
    を行うように構成された少なくとも1つのプロセッサ
    を備える装置。
  36. 前記少なくとも1つのプロセッサは、
    第1のデバイスに割り当てられたメッセージと、前記第1のデバイスによって受信された少なくとも1つのメッセージとに基づいてネットワークコード化メッセージを生成することと、
    他のデバイスが前記第1のデバイスを検出することを可能にするために前記第1のデバイスが前記第1のリソースに基づいて前記ネットワークコード化メッセージを送信することと
    を行うように構成された、請求項35に記載の装置。
  37. 前記少なくとも1つのプロセッサは、
    ピア発見のために第1のデバイスに割り当てられたメッセージを決定することと、
    他のデバイスが前記第1のデバイスを検出することを可能にするために前記第1のデバイスが前記第2のリソースに基づいて前記メッセージを送信することと
    を行うように構成された、請求項35に記載の装置。
  38. コンピュータプログラム製品であって、
    ネットワークコーディングを用いたピア発見のために割り当てられた第1のリソースを決定することを少なくとも1つのプロセッサに行わせるためのコードと、
    ネットワークコーディングを用いないピア発見のために割り当てられた第2のリソースを決定することを前記少なくとも1つのプロセッサに行わせるためのコードと、
    前記第1のリソースに基づいてネットワークコーディングを用いたピア発見を実行することを前記少なくとも1つのプロセッサに行わせるためのコードと、
    前記第2のリソースに基づいてネットワークコーディングを用いないピア発見を実行することを前記少なくとも1つのプロセッサに行わせるためのコードと
    を備える非一時的コンピュータ可読媒体
    を備えるコンピュータプログラム製品。
  39. ワイヤレス通信のための方法であって、
    第1のデバイスにおいて、少なくとも1つのピアデバイスからの少なくとも1つのメッセージを受信することと、
    少なくとも1つの基準に基づいて前記少なくとも1つの受信されたメッセージの中から1つまたは複数のメッセージを選択することと、
    前記1つまたは複数のメッセージに基づいてネットワークコード化メッセージを生成することと、
    他のデバイスが前記第1のデバイスを検出することを可能にするために前記第1のデバイスが前記ネットワークコード化メッセージを送信することと
    を含む方法。
  40. 前記少なくとも1つの受信されたメッセージの各々に関連付けられたホップの数を決定することであって、前記1つまたは複数のメッセージの各々が最大ホップ数またはそれ未満に関連付けられた、決定すること
    をさらに含む、請求項39に記載の方法。
  41. 前記1つまたは複数のメッセージの各々に関連付けられたホップの数に基づいてホップベクトルを決定することと、
    前記ネットワークコード化メッセージで前記ホップベクトルを送信することと
    をさらに含む、請求項39に記載の方法。
  42. 前記少なくとも1つの受信されたメッセージの各々のタイムスタンプを決定することであって、前記1つまたは複数のメッセージの各々が、エイジ限界よりも最近のタイムスタンプに関連付けられた、決定すること
    をさらに含む、請求項39に記載の方法。
  43. 前記1つまたは複数のメッセージの各々のタイムスタンプに基づいて前記ネットワークコード化メッセージのタイムスタンプを決定することと、
    前記ネットワークコード化メッセージで前記ネットワークコード化メッセージの前記タイムスタンプを送信することと
    をさらに含む、請求項39に記載の方法。
  44. 前記第1のデバイスにおいて、エイジ限界よりも古いタイムスタンプに関連付けられた受信された各メッセージを破棄すること
    をさらに含む、請求項39に記載の方法。
  45. ワイヤレス通信のための装置であって、
    第1のデバイスにおいて、少なくとも1つのピアデバイスからの少なくとも1つのメッセージを受信するための手段と、
    少なくとも1つの基準に基づいて前記少なくとも1つの受信されたメッセージの中から1つまたは複数のメッセージを選択するための手段と、
    前記1つまたは複数のメッセージに基づいてネットワークコード化メッセージを生成するための手段と、
    他のデバイスが前記第1のデバイスを検出することを可能にするために前記第1のデバイスが前記ネットワークコード化メッセージを送信するための手段と
    を備える装置。
  46. 前記少なくとも1つの受信されたメッセージの各々に関連付けられたホップの数を決定するための手段であって、前記1つまたは複数のメッセージの各々が最大ホップ数またはそれ未満に関連付けられた、決定するための手段
    をさらに含む、請求項45に記載の装置。
  47. 前記少なくとも1つの受信されたメッセージの各々のタイムスタンプを決定するための手段であって、前記1つまたは複数のメッセージの各々が、エイジ限界よりも最近のタイムスタンプに関連付けられた、決定するための手段
    をさらに含む、請求項45に記載の装置。
  48. ワイヤレス通信のための装置であって、
    第1のデバイスにおいて、少なくとも1つのピアデバイスからの少なくとも1つのメッセージを受信することと、
    少なくとも1つの基準に基づいて前記少なくとも1つの受信されたメッセージの中から1つまたは複数のメッセージを選択することと、
    前記1つまたは複数のメッセージに基づいてネットワークコード化メッセージを生成することと、
    他のデバイスが前記第1のデバイスを検出することを可能にするために前記第1のデバイスが前記ネットワークコード化メッセージを送信することと
    を行うように構成された少なくとも1つのプロセッサ
    を備える装置。
  49. 前記少なくとも1つのプロセッサは、前記少なくとも1つの受信されたメッセージの各々に関連付けられたホップの数を決定することであって、前記1つまたは複数のメッセージの各々が最大ホップ数またはそれ未満に関連付けられた、決定することを行うように構成された、請求項48に記載の装置。
  50. 前記少なくとも1つのプロセッサは、前記少なくとも1つの受信されたメッセージの各々のタイムスタンプを決定することであって、前記1つまたは複数のメッセージの各々が、エイジ限界よりも最近のタイムスタンプに関連付けられた、決定することを行うように構成された、請求項48に記載の装置。
  51. コンピュータプログラム製品であって、
    第1のデバイスにおいて、少なくとも1つのピアデバイスからの少なくとも1つのメッセージを受信することを少なくとも1つのプロセッサに行わせるためのコードと、
    少なくとも1つの基準に基づいて前記少なくとも1つの受信されたメッセージの中から1つまたは複数のメッセージを選択することを前記少なくとも1つのプロセッサに行わせるためのコードと、
    前記1つまたは複数のメッセージに基づいてネットワークコード化メッセージを生成することを前記少なくとも1つのプロセッサに行わせるためのコードと、
    他のデバイスが前記第1のデバイスを検出することを可能にするために前記第1のデバイスが前記ネットワークコード化メッセージを送信することを前記少なくとも1つのプロセッサに行わせるためのコードと
    を備える非一時的コンピュータ可読媒体
    を備えるコンピュータプログラム製品。
  52. ワイヤレス通信のための方法であって、
    ピア発見に使用するために少なくとも1つのピア発見パラメータを第1のデバイスに割り当てることと、
    前記第1のデバイスに前記少なくとも1つのピア発見パラメータを送信することと、
    前記第1のデバイスがもはやピア発見を実行していないというインジケーションを受信することと、
    前記第1のデバイスについて収集された情報をパージするためにピアデバイスが使用するための前記第1のデバイスに割り当てられた前記少なくとも1つのピア発見パラメータを示す情報をブロードキャストすることと
    を含む方法。
  53. 前記少なくとも1つのピア発見パラメータが、ピア発見のために利用可能なメッセージのセット中で前記第1のデバイスに割り当てられたメッセージのインデックスを含む、請求項52に記載の方法。
  54. 前記少なくとも1つのピア発見パラメータが、前記第1のデバイスのために選択された生成のアイデンティティと、前記選択された生成に関連付けられたメッセージのセット中で前記第1のデバイスに割り当てられたメッセージのインデックスとを含む、請求項52に記載の方法。
  55. 各ピアデバイスは、ピア発見のために前記ピアデバイスが送信すべきメッセージを生成するために前記ピアデバイスによって使用される符号化行列およびメッセージ行列に関連付けられ、前記情報が、前記第1のデバイスに対応する前記符号化行列および前記メッセージ行列中の成分をリセットするために前記ピアデバイスによって使用される、請求項52に記載の方法。
  56. ワイヤレス通信のための装置であって、
    ピア発見に使用するために少なくとも1つのピア発見パラメータを第1のデバイスに割り当てるための手段と、
    前記第1のデバイスに前記少なくとも1つのピア発見パラメータを送信するための手段と、
    前記第1のデバイスがもはやピア発見を実行していないというインジケーションを受信するための手段と、
    前記第1のデバイスについて収集された情報をパージするためにピアデバイスが使用するための前記第1のデバイスに割り当てられた前記少なくとも1つのピア発見パラメータを示す情報をブロードキャストするための手段と
    を備える装置。
  57. 各ピアデバイスは、ピア発見のために前記ピアデバイスが送信すべきメッセージを生成するために前記ピアデバイスによって使用される符号化行列およびメッセージ行列に関連し、
    前記情報が、前記第1のデバイスに対応する前記符号化行列および前記メッセージ行列中の成分をリセットするために前記ピアデバイスによって使用される、
    請求項56に記載の装置。
  58. ワイヤレス通信のための装置であって、
    ピア発見に使用するために少なくとも1つのピア発見パラメータを第1のデバイスに割り当てることと、
    前記第1のデバイスに前記少なくとも1つのピア発見パラメータを送信することと、
    前記第1のデバイスがもはやピア発見を実行していないというインジケーションを受信することと、
    前記第1のデバイスについて収集された情報をパージするためにピアデバイスが使用するための前記第1のデバイスに割り当てられた前記少なくとも1つのピア発見パラメータを示す情報をブロードキャストすることと
    を行うように構成された少なくとも1つのプロセッサ
    を備える装置。
  59. 各ピアデバイスは、ピア発見のために前記ピアデバイスが送信すべきメッセージを生成するために前記ピアデバイスによって使用される符号化行列およびメッセージ行列に関連付けられ、
    前記情報が、前記第1のデバイスに対応する前記符号化行列および前記メッセージ行列中の成分をリセットするために前記ピアデバイスによって使用される、
    請求項58に記載の装置。
  60. コンピュータプログラム製品であって、
    ピア発見に使用するために少なくとも1つのピア発見パラメータを第1のデバイスに割り当てることを少なくとも1つのプロセッサに行わせるためのコードと、
    前記第1のデバイスに前記少なくとも1つのピア発見パラメータを送信することを前記少なくとも1つのプロセッサに行わせるためのコードと、
    前記第1のデバイスがもはやピア発見を実行していないというインジケーションを受信することを前記少なくとも1つのプロセッサに行わせるためのコードと、
    前記第1のデバイスについて収集された情報をパージするためにピアデバイスが使用するための前記第1のデバイスに割り当てられた前記少なくとも1つのピア発見パラメータを示す情報をブロードキャストすることを前記少なくとも1つのプロセッサに行わせるためのコードと
    を備える非一時的コンピュータ可読媒体
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