JP2014523056A - オンデマンドタブ回復 - Google Patents
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Abstract
様々な実施形態は、個々のタブのリソース利用を積極的にモニタリングして効果的に管理する。少なくとも一部の実施形態において、1つ又は複数のタブが、様々な操作パラメータに従って退避され、ユーザが特定のタブを実際にアクティブにしたときに回復される。少なくとも一部の実施形態において、回復はタブごとに起こり、少なくとも一部のタブは退避されたままである。退避タブは、少なくとも一部の実施形態において、通常のアクティブタブが提示される手法で、ユーザに対して視覚的に提示される。
Description
本発明は、オンデマンドのタブ回復(rehydration)に関する。
ウェブブラウザは、大量のシステムリソースを消費することがあり、これは、ユーザのウェブブラウズエクスペリエンスに影響を与えるだけでなく、ユーザの全体的なシステムエクスペリエンスも低下させ得る。複数のタブを開く機能により、多くのタブを開きすぎること及び使用していないタブを閉じないことで、ユーザが無意識のうちにシステム性能に影響を与えることが増加しやすくなっている。さらに、ユーザが特定のタブ内でブラウズする個々のウェブページのそれぞれのリソース利用を制御することは非常に難しい。
この発明の概要は、以下の詳細な説明においてさらに説明される概念の選択を簡略化した形で紹介するのに提供される。この発明の概要は、特許請求される主題の主要な特徴又は本質的特徴を特定するようには意図されておらず、また特許請求される主題の範囲を決定する際の助けとして用いられるようにも意図されていない。
様々な実施形態は、個々のタブのリソース利用を積極的にモニタリングして効果的に管理する。少なくとも一部の実施形態において、1つ又は複数のタブが、様々な操作パラメータ(operational parameter)に従って退避(dehydrate)され、ユーザが特定のタブを実際にアクティブ化すると回復(rehydrate)される。少なくとも一部の実施形態において、回復はタブごとに起こり、少なくとも一部のタブは退避されたままである。
少なくとも一部の実施形態において、退避されたタブは、通常のアクティブなタブが提示されるときと同じように、ユーザに対して視覚的に提示される。したがって、ユーザエクスペリエンスの観点からは、全てのタブがアクティブに見える。少なくとも一部の実施形態において、退避されたタブは、関連付けられた状態が保存されるので、ある退避タブが回復されると、ユーザの視点から一般にシームレスな手法によりその状態を復元することができる。
下記の発明を実施するための形態の項において、添付の図面を参照しながら実施形態について詳細に説明する。
<概要>
様々な実施形態は、個々のタブのリソース利用を積極的にモニタリングして効果的に管理する。少なくとも一部の実施形態において、1つ又は複数のタブが、様々な操作パラメータに従って退避され、ユーザが特定のタブを実際にアクティブ化するときに回復される。少なくとも一部の実施形態において、回復はタブごとに起こり、少なくとも一部のタブは退避されたままである。
様々な実施形態は、個々のタブのリソース利用を積極的にモニタリングして効果的に管理する。少なくとも一部の実施形態において、1つ又は複数のタブが、様々な操作パラメータに従って退避され、ユーザが特定のタブを実際にアクティブ化するときに回復される。少なくとも一部の実施形態において、回復はタブごとに起こり、少なくとも一部のタブは退避されたままである。
少なくとも一部の実施形態において、退避タブは、通常のアクティブなタブが提示される手法でユーザに対して視覚的に提示される。したがって、ユーザエクスペリエンスの観点からは全てのタブがアクティブに見える。少なくとも一部の実施形態において、退避タブが回復されるときに、ユーザの視点から一般的にシームレスな手法で状態を復元することができるように、退避タブは、保存された関連付けられた状態を有する。
以下の議論では、初めに、本明細書で説明される技術を用いるのに動作可能な例示的環境を説明する。次に、「オンデマンドのタブ回復」と題したセクションでは、1つ又は複数の実施形態により、タブがオンデマンドでどのように回復されるかを説明する。この次の「退避タブの可視表現(visualization)」と題したセクションでは、1つ又は複数の実施形態により、退避されたタブがどのように視覚化されるかを説明する。最後に、「例示的デバイス」と題したセクションでは、1つ又は複数の実施形態を実装するのに用いることができる例示的デバイスの態様を説明する。
説明される諸実施形態の概要を踏まえて、様々な実施形態が動作することができる例示的環境の検討を行う。
<例示的環境>
図1は、本明細書で説明される技術を用いるように動作可能な例示的実装の環境100の図である。図示される環境100は、様々な方法で構成されるコンピューティングデバイス102の例を含む。例えば、コンピューティングデバイス102は、従来型のコンピュータ(例えば、デスクトップパーソナルコンピュータ、ラップトップコンピュータなど)、モバイルステーション、娯楽用電化製品、テレビに通信可能に結合されるセットトップボックス、ワイヤレスフォン、ネットブック、ゲームコンソール、ハンドヘルドデバイス及び図2に関連してさらに説明されるような他のものなどとして構成される。1つ又は複数の実施形態において、コンピューティングデバイスは、スレート型またはタブレット型のフォームファクタデバイスとして具現化され、このようなデバイスは典型的に、ユーザにより片手で保持され、もう一方の手を使用して対話が行われる。
図1は、本明細書で説明される技術を用いるように動作可能な例示的実装の環境100の図である。図示される環境100は、様々な方法で構成されるコンピューティングデバイス102の例を含む。例えば、コンピューティングデバイス102は、従来型のコンピュータ(例えば、デスクトップパーソナルコンピュータ、ラップトップコンピュータなど)、モバイルステーション、娯楽用電化製品、テレビに通信可能に結合されるセットトップボックス、ワイヤレスフォン、ネットブック、ゲームコンソール、ハンドヘルドデバイス及び図2に関連してさらに説明されるような他のものなどとして構成される。1つ又は複数の実施形態において、コンピューティングデバイスは、スレート型またはタブレット型のフォームファクタデバイスとして具現化され、このようなデバイスは典型的に、ユーザにより片手で保持され、もう一方の手を使用して対話が行われる。
したがって、コンピューティングデバイス102は、相当のメモリ及びプロセッサリソースを有する完全なリソースデバイス(例えば、パーソナルコンピュータ、ゲームコンソール、スレート型又はタブレット型のフォームファクタデバイス)から、限定的なメモリ及び/又は処理リソースを有する低リソースデバイス(例えば、従来のセットトップボックス、ハンドヘルドゲームコンソール)にまで及ぶ。コンピューティングデバイス102は、該コンピューティングデバイス102に、以下で説明される1つ又は複数の動作を実行させるソフトウェアモジュールも含む。
コンピューティングデバイス102は、本明細書で説明されるウェブブラウズ機能を提供するように動作するウェブブラウザ104を含め、様々なアプリケーションを含む。ウェブブラザは、任意の適切なタイプのハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア又はこれらの組み合わせとともに実装されることができる。少なくとも一部の実施形態において、ウェブブラウザは、以下で例示が提示される、何らかのタイプの有形のコンピュータ読取可能媒体に存在するソフトウェアで実装される。
ウェブブラウザ104は、この例において、ジェスチャモジュール106及びウェブブラウザユーザインタフェースモジュール108を含むか、そうでなくとも使用することができる。コンピューティングデバイスは、リソース管理ポリシーモジュール112を含むオペレーティングシステム110も含む。
ジェスチャモジュール106は、ウェブブラウジングアクティビティとともに用いられる多種多様なジェスチャを理解することができる機能を表す。ジャスチャは、モジュール106によって様々な異なる方法で理解され得る。例えば、ジェスチャモジュール106は、タッチスクリーン機能を使用するコンピューティングデバイス102のディスプレイデバイス107に近接するユーザの手106aの指などの、タッチ入力を理解するように構成される。あるいはまた、コンピューティングデバイス102は、(例えば、ユーザの手106aの1又は複数の指によって提供される)タッチ入力と、スタイラスによって提供されるスタイラス入力との間の相違を検出して区別するように構成される。この区別は、ユーザの手106aの指によって接触されるディスプレイデバイス107の量に対する、スタイラスによって接触されるディスプレイデバイス107の量を検出することなど、様々な方法によって実行される。
したがって、ジェスチャモジュール106は、スタイラス入力とタッチ入力との間、並びに異なるタイプのタッチ入力の区分の認識と利用を通じて、様々な異なるジェスチャ技術をサポートすることができる。
ウェブブラウザユーザインタフェースモジュール108は、この特定の例において、ユーザがより十分に、ウェブブラウザによって表示されるウェブページコンテンツに没頭することを可能にするウェブブラウザユーザインタフェースを提供するように構成される。1つ又は複数の実施形態は、「コンテンツ・オーバー・クローム」アプローチを重視する。「コンテンツ・オーバー・クローム」アプローチは、コンテンツを効果的な手法で表示し、1つ又は複数のタブを含むタブバンドなどのブラウザ手段(browser instrumentality)の表示を管理して、ユーザが、特定の最新のユーザタスクにより効果的に集中することができるようにする。
オペレーティングシステム110のリソース管理ポリシーモジュール112は、少なくとも部分的に、システムリソースの効果的な管理を監督する責任を負う。このために、リソース管理ポリシーモジュール112は、ウェブブラウザ104を含め、様々なアプリケーションの動作を監督し、アプリケーションに、例えばシステムリソースの状態に応じて、様々な状態に入らせることができる。
例えば、アプリケーションは、リソース管理ポリシーモジュール112によって、一時停止状態にされることがある。これは、例えば、アプリケーションが、バックグラウンドに置かれるなど、ユーザの現在のアクティビティの一番の関心事ではない場合などに起こりうる可能性がある。一時停止状態において、アプリケーションは依然としてメモリ内に存在し、そして開かれたままである。しかしながら、アプリケーションは、一時停止状態の間はCPUサイクルを受け取らない。アプリケーションが一時停止状態をとるべきであるとき、オペレーティングシステム、又はこの場合は、リソース管理ポリシーモジュール112は、アプリケーションをコールして、該アプリケーションに一時停止状態をとるべきであることを知らせることができる。このコールを受信したことに応答して(又は、周期的などの他の時において)、アプリケーションは、様々な状態情報を保存するステップをとることができ、その結果、アプリケーションが閉じられる又は終了される場合において、アプリケーションが再びアクティブになったときに終了前の状態(pre−terminated state)から動作を再開することが可能になる。
さらに、上記で示唆されるように、アプリケーションは、リソース管理ポリシーモジュール112によって終了状態にされることがある。1つ又は複数の実施形態において、終了状態は一時停止状態の後に続いて起こる。終了状態では、オペレーティングシステムによりアプリケーションを閉じられることとなる。終了状態は、いくつかの理由によって生じることがあり、例えば、特定のアプリケーションに関する非アクティブ化の周期、システムリソースプレッシャーなどを含むが、これらには限定されない。その後、ユーザが終了したアプリケーションに戻ると、該アプリケーションが開始され、以前に保存された状態情報が読み出されて、アプリケーションが終了前の状態に戻るのに使用される。
ウェブブラウザのコンテキストにおいて、ウェブブラウザが、一時停止すべきとの指示を受信すると、ウェブブラウザは、一時停止する前の最新の操作に関連付けられた、様々な状態情報を保存することができる。この状態情報をタブごとに保存することができ、この状態情報は、限定ではなく例として、特定のタブに関連付けられたURL、タブに関連付けられたトラベルログ、どのタブを開くべきか、どのタブが現在アクティブか、フォームデータ、スクロール状態/位置、ズームレベル、メディア再生の状態などを含むことができる。このドキュメントのコンテキストにおいて、退避は、1つ又は複数の特定のタブに関連付けられた状態情報を保存する概念(notion)を指す。退避は、周期的に、又はウェブブラウザが一時停止されるか、バックグラウンドに置かれているとの通知を受信するなどの何らかのイベントに応答して起こることがある。
1つ又は複数の実施形態において、タブ退避の一部として、タブのタイトル、及びタブに関連付けられたサムネイルイメージをディスクに保存することができる。サムネイルイメージは、タブの内容に関連付けられたアイコン又はタブのウェブページのサムネイルイメージなど、任意のタイプのイメージを備えることができる。ウェブブラウザがその後、終了状態に置かれることによって終了すると、タブを回復することができるように、関連する状態情報が保存される。特に、ユーザが終了したウェブブラウザに戻すことを想定する。この状態情報を使用して、最初に最新のタブをアクティブ化し、次いでユーザが後続タブを選択するときに後続タブをアクティブ化することによって、ウェブブラウザを終了前の状態に置くことができる。
図2は、複数のデバイスが、中央コンピューティングデバイスを通じて相互接続される環境において実装されるような、ウェブブラウザ104を示す例示システム200を図示している。中央コンピューティングデバイスは、複数のデバイスのローカルにしてもよく、又は複数のデバイスとはリモートに配置してもよい。一実施形態において、中央コンピューティングデバイスは、「クラウド」サーバファームとすることができる。「クラウド」サーバファームは、ネットワーク又はインターネット又は他の手段を通じて複数のデバイスに接続される1つ又は複数のサーバコンピュータを備える。
一実施形態において、この相互接続アーキテクチャは、機能を複数のデバイスにわたって配信し、共通のシームレスなエクスペリエンスを複数のデバイスのユーザに提供することを可能にする。複数のデバイスの各々は、異なる物理的要件及び能力を有することができ、中央コンピューティングデバイスは、デバイスに対して調整され、かつなお全てのデバイスに共通のプラットフォームを使用して、デバイスへのエクスペリエンスの配信を可能にする。一実施形態において、ターゲットデバイスの「クラス」が作成され、エクスペリエンスは、複数のデバイスの一般的なクラスに対して調整される。あるデバイスのクラスを、複数のデバイスの物理的特徴又は利用又は他の共通の特性によって提示することができる。例えば、前述したように、コンピューティングデバイス102は、モバイル202用、コンピュータ204用及びテレビジョン206で使用するためなど、様々な異なる方法で構成されることがある。これらの構成の各々は、一般に、対応するスクリーンサイズ又はフォームファクタを有し、したがって、コンピューティングデバイス102は、この例示システム200内のこれらのデバイスクラスの1つとして構成することができる。例えば、コンピューティングデバイス102は、モバイル電話、ミュージックプレイヤ、ゲームデバイス、スレート型若しくはタブレット型のフォームファクタデバイスなどを含む、デバイスのモバイル202のクラスを想定することができる。コンピューティングデバイス102は、パーソナルコンピュータ、ラップトップコンピュータ、ネットブックなどを含むデバイスのコンピュータ204のクラスであることも想定することができる。テレビジョン206の構成は、テレビジョン、セットトップボックス、ゲームコンソールなどのカジュアルな環境における表示に関連するデバイスの構成を含む。したがって、本明細書で説明される技術は、コンピューティングデバイス102のこれらの様々な構成によってサポートされ、以下のセクションにおいて説明される特定の例には限定されない。
クラウド208は、ウェブサービス212のプラットフォーム210を含むように図示されている。プラットフォーム210は、クラウド208のハードウェアリソース(例えば、サーバ)及びソフトウェアリソースの基礎となる機能を抽象化し、「クラウドオペレーティングシステム」として動作することができる。例えば、プラットフォーム210は、リソースを抽象化して、コンピューティングデバイス102を他のコンピューティングデバイスと接続することができる。プラットフォーム210は、リソースのスケーリングを抽象化し、スケールの対応するレベルを、プラットフォーム210を介して実装されるウェブサービス212に対して行われた要求に提示するように機能することができる。様々な他の例は、サーバファーム内のサーバのロードバランシング、悪意のあるパーティ(例えば、スパム、ウィルス、及び他のマルウェア)に対する保護なども考慮される。
したがって、クラウド208は、インターネット又は他のネットワークを介してコンピューティングデバイス102に対して利用可能にされるソフトウェア及びハードウェアリソースに関する方針の一部として含まれる。
ジェスチャモジュール106によってサポートされるジェスチャ技術は、モバイル202の構成のタッチスクリーン機能、コンピュータ204の構成のトラックパッドの機能を使用して検出され、特定の入力デバイスとの接触を必要としないナチュラルユーザインタフェース(NUI)のサポートの一部としてカメラによって検出される。さらに、特定のジェスチャを識別する入力を検出および認識する動作の性能を、例えばコンピューティングデバイス102によって、及び/又はクラウド208のプラットフォーム210によってサポートされるウェブサービス212などによって、システム200の間に分散させることができる。
一般に、本明細書で説明される機能の全てを、ソフトウェア、ファームウェア、ハードウェア(例えば、固定の論理回路)、手動の処理又はこれらの実装の組み合わせを使用して実装することができる。本明細書で使用されるとき、用語「モジュール」、「機能」及び「ロジック」は一般に、ソフトウェア、ファームウェア、ハードウェア又はこれらの組み合わせを表す。ソフトウェアの実装の場合、モジュール、機能又はロジックは、(例えば、1つ又は複数のCPUなどの)プロセッサにおいて又はプロセッサによって実行されると、指定のタスクを実行するプログラムコードを表す。プログラムコードを、1つ又は複数のコンピュータ読取可能メモリデバイスに格納することができる。以下で説明されるジェスチャ技術の特徴は、プラットフォーム独立であり、これは、ジェスチャ技術を、様々なプロセッサを有する様々な市販のコンピューティングプラットフォームにおいて実装することができることを意味する。
<オンデマンドのタブ回復>
図3は、1つ又は複数の実施形態にかかる方法のステップを説明するフロー図である。本方法を、任意の適切なハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア又はこれらの組み合わせとともに実行することができる。少なくとも一部の実施形態において、本方法は、上述のウェブブラウザなど、適切に構成されたウェブブラウザによって実行されることができる。
図3は、1つ又は複数の実施形態にかかる方法のステップを説明するフロー図である。本方法を、任意の適切なハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア又はこれらの組み合わせとともに実行することができる。少なくとも一部の実施形態において、本方法は、上述のウェブブラウザなど、適切に構成されたウェブブラウザによって実行されることができる。
ステップ300は、複数のタブに関連付けられた状態情報を保存する。このステップを任意の適切な方法で実行することができる。例えば、このステップを周期的に実行することができる。あるいはまた、ウェブブラウザが、一時停止状態に入るべきことを通知されたこと又は一時停止状態にされたことに応答して、このステップを実行することができる。ステップ302はウェブブラウザを終了するか、そうではなくともウェブブラウザを終了させる。ステップ304はウェブブラウザを開始する。このステップを任意の適切な方法で実行することができる。例えば、このステップを、ウェブブラウザに戻ろうとするユーザの試みを検出したことに応答して実行することができる。このステップを達成することの一部には、限定ではなく例として、ウェブブラウザを以前の状態に戻すのに、ステップ302において保存した状態情報の少なくとも一部を使用することが含まれる。したがって、ステップ306は、ウェブブラウザが終了した時にアクティブであったタブを回復することである。これは、限定ではなく例として、アクティブタブに関連付けられたプロセスを開始し、関連付けられたURLへのナビゲーションを実行させることを含むことができる。ステップ308は、他のタブを退避状態に保持する。退避状態において、特定のタブは実行すべきプロセスを有しない。しかしながら、退避されたタブは、ユーザによって選択可能な関連する可視表現を有することができる。ステップ310は、退避されたタブがユーザによって選択されたかどうかを確認する。退避されたタブが選択されていない場合、方法はステップ308に戻り、タブを退避状態に保持する。一方、退避タブが選択された場合、ステップ312は選択されたタブを回復する。1つ又は複数の実施形態において、タブが回復されると、関連するプロセスが開示され、回復されたタブの関連するURLへのナビゲートが起こる。1つ又は複数の実施形態において、これは1秒未満で起こり得る。したがって、タブの回復は、一般にユーザに対して透過的なシームレスな手法により起こり得る。この点において、複数の退避されたタブがある場合、方法はステップ308に戻る。
したがって、タブは、オンデマンドのやり方で回復され、これにより、システムリソースを節約し、複数のタブを同時に回復するシステムの影響を低減することができる。オンデマンドの回復を検討したので、次に退避されたタブの可視表現の概念を検討する。
<退避タブの可視表現>
上記のように、少なくとも一部の実施形態において、退避されたタブを、通常のアクティブなタブが提示される手法により、ユーザに対して視覚的に提示することができる。したがって、ユーザエクスペリエンスの観点からは、実際は全てのタブよりも少ないタブがアクティブであるときも、全てのタブがアクティブであるように見える。例として図4を検討する。
上記のように、少なくとも一部の実施形態において、退避されたタブを、通常のアクティブなタブが提示される手法により、ユーザに対して視覚的に提示することができる。したがって、ユーザエクスペリエンスの観点からは、実際は全てのタブよりも少ないタブがアクティブであるときも、全てのタブがアクティブであるように見える。例として図4を検討する。
この例では、上記のようにウェブブラウザが一時停止され、その後終了されたと想定する。また、ユーザがウェブブラウザに戻り、これによりウェブブラウザが再開され、アクティブタブがその終了前の状態に戻されたと想定する。例えば、例示的環境400は、1つ又は複数の実施形態にかかるコンピューティングデバイス402を含む。コンピューティングデバイス402は、ディスプレイデバイス407を含む。ディスプレイデバイス407は、該ディスプレイデバイスの下部に領域404を有し、起動されて視覚的に表示される様々なナビゲーション及び他の手段を有する。特に、これらの手段には、アドレスバー406、戻るボタン408及び進むボタン409が含まれる。
この例では、タブバンド410がディスプレイデバイス407の上部に現れており、このタブバンド410は複数のタブ412〜434を含んでいる。この具体例では、終了の前にアクティブなタブはタブ412であったと想定する。したがって、ウェブブラウザが再開されると、タブ412に関連付けられた状態情報を使用してタブを回復することができる。タブ414〜434などの他のタブは、退避されたままである。しかしながら、退避されたタブが回復されるように見せるユーザエクスペリエンスを提供するため、退避されたタブは、該タブ自身の可視表現を有することができる。例えば、一部の実施形態において、退避されたままのタブは、タブバンド410内に、タイトルとサムネイルイメージとを含む可視表現を有することができる。
ここで、ユーザの手406aがタブ414をタップする(tap−engage)と想定する。この例ではタブ414を回復することができる。このために、ウェブブラウザは、タブ414に関連付けられたプロセスを開始し、タブの状態情報を使用して、タブ414がアクティブタブになるポイントの関連するURLにナビゲーションさせることができる。この具体例では、2つのタブ、すなわちタブ412と414が回復され、タブ416〜434は退避されたままである。
図5は、1つ又は複数の実施形態にかかる方法のステップを説明するフロー図である。本方法を、任意の適切なハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア又はこれらの組み合わせとともに実行することができる。少なくとも一部の実施形態において、本方法は、上述のウェブブラウザのような適切に構成されたウェブブラウザによって実行されることができる。
ステップ500において、ウェブブラウザを一時停止すべきとの通知を受信する。このステップは任意の適切な方法で実行することができる。例えば、このステップは、ウェブブラウザがシステムのオペレーティングシステムから一時停止すべきとの通知を受信することによって実行され得る。この通知を受信したことに応答して、ステップ502は、複数のタブに関連付けられた状態情報を保存する。保存される状態情報のタイプの例は上記に提示されている。ステップ504はウェブブラウザを終了するか、又は終了させる。ステップ506はウェブブラウザを開始する。このステップは任意の適切な方法で実行することができる。例えば、このステップは、ウェブブラウザに戻ろうとするユーザの試みを検出したことに応答して実行され得る。このステップを達成することの一部には、限定ではなく例として、ステップ502で保存された状態情報の少なくとも一部を使用して、ウェブブラウザを以前の状態に戻すことを含めることができる。したがって、ステップ508は、ウェブブラウザが終了された時にアクティブであったタブを回復する。これは、限定ではなく例として、アクティブタブに関連付けられたプロセスを開始することと、関連するURLにナビゲーションさせることとを含むことができる。ステップ510は、アクティブタブ及び任意の退避されたタブに関連付けられた可視表現を表示する。このステップは任意の適切な方法で実行することができる。1つ又は複数の実施形態において、このステップは、任意のアクティブタブと同じ又は同様のタイプである退避タブに関連付けられた可視表現を表示することによって実行され得る。この手法において、退避タブはユーザに対して、これらのタブが完全に機能するアクティブタブであるかのように見える。任意の適切なタイプの可視表現を用いることができる。1つ又は複数の実施形態において、可視表現は、タブ内若しくはタブの少し下のいずれかに表示されるタイトル、及び/又はタブ内に現れるサムネイルイメージを含むことができる。
図6は、1つ又は複数の実施形態に係る方法のステップを説明するフロー図である。本方法を、任意の適切なハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア又はこれらの組み合わせとともに実行することができる。少なくとも一部の実施形態において、本方法は、上述のウェブブラウザのような適切に構成されたウェブブラウザによって実行されることができる。
ステップ600において、複数のタブに関連付けられた状態情報を保存する。このステップは任意の適切な方法で実行することができる。例えば、このステップを周期的に又は何らかのイベントに応答して実行することができる。例えば、あるタイプのイベントは、関連するウェブブラウザを一時停止状態にさせることを目的とする通知とすることができる。保存される状態情報のタイプの例は上記に提示されている。ステップ602はウェブブラウザを終了するか、又は終了させる。ステップ604はウェブブラウザを開始する。このステップは任意の適切な方法で実行することができる。例えば、このステップは、ウェブブラウザに戻ろうとするユーザの試みを検出したことに応答して実行され得る。このステップを達成することの一部には、限定ではなく例として、ステップ600において保存された状態情報の少なくとも一部を使用して、ウェブブラウザを以前の状態に戻すことが含めることができる。したがって、ステップ606において、ウェブブラウザが終了された時にアクティブであったタブを回復する。これは、限定ではなく例として、アクティブタブに関連付けられたプロセスを開始することと、関連するURLにナビゲーションさせることとを含むことができる。ステップ608は、アクティブタブ及び任意の退避されたタブに関連付けられた可視表現を表示する。このステップは任意の適切な方法で実行することができる。1つ又は複数の実施形態において、このステップは、任意のアクティブタブと同じ又は同様のタイプである退避タブに関連付けられた可視表現を表示することによって実行され得る。この手法において、退避タブはユーザに対して、これらのタブが完全に機能するアクティブタブであるかのように見える。任意の適切なタイプの可視表現を用いることができる。1つ又は複数の実施形態において、可視表現は、タブ内若しくはタブの少し下のいずれかに表示されるタイトル、及び/又はタブ内に現れるサムネイルイメージを含むことができる。ステップ610は、退避タブがユーザによって選択されたかどうかを確認する。このステップは、任意の適切な方法、例えば限定ではなく例として、ユーザが、タッチ入力又は他のタイプの入力などの入力を提供することによって特定のタブを選択したことを確認することによって行われる。退避タブが選択されなかった場合、方法は608に戻り、可視表現の表示を継続する。他方、退避タブが選択されると、ステップ612は選択されたタブを回復する。タブを回復する方法の例は上記に提示されている。方法はステップ608に戻る。
様々な例示の実施形態を説明してきたが、次に、1つ又は複数の実施形態を実装するのに用いることができる例示的デバイスの検討を行う。
<例示的デバイス>
図7は、図1、2を参照して説明したような、本明細書で説明される実施形態を実装する任意のタイプのポータブル及び/又はコンピュータデバイスとして実装することができる、例示的デバイス700の様々なコンポーネントを図示している。デバイス700は、デバイスデータ704(例えば、受信したデータ、受信しているデータ、放送用にスケジュールされたデータ、データのデータパケットなど)の有線及び/無線通信を可能にする通信デバイス702を含む。デバイスデータ704又は他のデバイスコンテンツは、デバイスの構成設定、デバイス上に格納されるメディアコンテンツ及び/又はデバイスのユーザに関連付けられた情報を含むことができる。デバイス700上に格納されるメディアコンテンツには、任意のタイプのオーディオデータ、ビデオデータ及び/又はイメージデータが含まれる。デバイス700は、任意のタイプのデータ、メディアコンテンツ及び/又は入力を受信することができる、1つ又は複数のデータ入力706を含むことができ、これらの入力は、例えば、ユーザ選択された入力、メッセージ、音楽、テレビメディアコンテンツ、録音されたビデオコンテンツ、並びに任意のコンテンツソース及び/又はデータソースから受信される任意の他のタイプのオーディオデータ、ビデオデータ及び/又はイメージデータなどである。
図7は、図1、2を参照して説明したような、本明細書で説明される実施形態を実装する任意のタイプのポータブル及び/又はコンピュータデバイスとして実装することができる、例示的デバイス700の様々なコンポーネントを図示している。デバイス700は、デバイスデータ704(例えば、受信したデータ、受信しているデータ、放送用にスケジュールされたデータ、データのデータパケットなど)の有線及び/無線通信を可能にする通信デバイス702を含む。デバイスデータ704又は他のデバイスコンテンツは、デバイスの構成設定、デバイス上に格納されるメディアコンテンツ及び/又はデバイスのユーザに関連付けられた情報を含むことができる。デバイス700上に格納されるメディアコンテンツには、任意のタイプのオーディオデータ、ビデオデータ及び/又はイメージデータが含まれる。デバイス700は、任意のタイプのデータ、メディアコンテンツ及び/又は入力を受信することができる、1つ又は複数のデータ入力706を含むことができ、これらの入力は、例えば、ユーザ選択された入力、メッセージ、音楽、テレビメディアコンテンツ、録音されたビデオコンテンツ、並びに任意のコンテンツソース及び/又はデータソースから受信される任意の他のタイプのオーディオデータ、ビデオデータ及び/又はイメージデータなどである。
デバイス700は、通信インタフェース708も含むことができる。通信インタフェース708は、シリアル及び/又はパラレルインタフェース、無線インタフェース、任意のタイプのネットワークインタフェース、モデム、及び任意の他のタイプの通信インタフェースのうちの1つ又は複数として実装され得る。通信インタフェース708は、デバイス700と、他の電子コンピューティング通信デバイスがデバイス700とデータを通信する通信ネットワークとの間の接続及び/又は通信リンクを提供する。
デバイス700は、様々なコンピュータ実行可能又は読取可能な命令を処理してデバイス700の動作を制御し、上述のオンデマンドのタブ回復の実施形態を実装する、1つ又は複数のプロセッサ710(例えば、マイクロプロセッサ、コントローラなどのいずれか)を含む。あるいはまた、デバイス700は、ハードウェアと、ファームウェアと、全体的に712で特定される処理及び制御回路とともに実装される固定論理回路とのうちのいずれか1つ又はこれらの組み合わせで実装され得る。図示していないが、デバイス700は、デバイス内の様々なコンポーネントを結合するシステムバス又はデータ転送システムを含むことができる。システムバスは、メモリバス若しくはメモリコントローラ、周辺バス、ユニバーサルシリアルバス、及び/又は様々なバスアーキテクチャを用いるプロセッサ若しくはローカルバスなど、異なるバス構造のいずれか1つ又はそれらの組み合わせを含むことができる。
デバイス700は、1つまたは複数のメモリコンポーネントなどのコンピュータ読取可能媒体714も含む。その例には、ランダムアクセスメモリ(RAM)、非揮発性メモリ(例えば、読み取り専用メモリ(ROM)、フラッシュメモリ、EPROM、EEPROMなどのうちの任意の1つ又は複数)及びディスク記憶デバイスが含まれる。ディスク記憶デバイスは、ハードディスクドライブ、記録可能及び/又は書き換え可能コンパクトディスク(CD)、任意のタイプのデジタル多用途ディスク(DVD)など、任意のタイプの磁気又は光記憶デバイスとして実装することができる。デバイス700は、大容量記憶媒体デバイス716も含むことができる。
コンピュータ読取可能媒体714は、デバイスデータ704、並びに様々なデバイスアプリケーション718及びデバイス700の動作的な態様に関連する任意の他のタイプの情報及び/又はデータを格納するデータ記憶機構を提供する。例えば、オペレーティングシステムを、コンピュータ読取可能媒体714を有し、かつプロセッサ710上で実行される、コンピュータアプリケーションとして保持することができる。デバイスアプリケーション718は、デバイスマネージャ(例えば、制御アプリケーション、ソフトウェアアプリケーション、信号処理及び制御モジュール、特定のデバイスにネイティブなコード、特定のデバイス用のハードウェア抽象レイヤなど)を含むことができる。デバイスアプリケーション718は、本明細書で説明されるオンデマンドのタブ回復技術の実施形態を実装する任意のシステムコンポーネント又はモジュールも含む。この例において、デバイスアプリケーション718は、ソフトウェアモジュール及び/又はコンピュータアプリケーションとして示されるインタフェースアプリケーション722とウェブブラウザ724とを含む。ウェブブラウザ724は、タッチスクリーン、トラックパッド、カメラなどのジェスチャをキャプチャするように構成されたデバイスとのインタフェースを含め、ウェブブラウジング機能を提供するのに使用されるソフトウェアを表す。
デバイス700は、オーディオ及び/又はビデオ入出力システム726も含む。オーディオ及び/又はビデオ入出力システム726は、オーディオデータをオーディオシステム728に提供し、ビデオデータをディスプレイシステム730に提供する。オーディオシステム728及び/又はディスプレイシステム730は、オーディオデータ、ビデオデータ及びイメージデータを処理、表示、及び/又はさもなければレンダリングする任意のデバイスを含むことができる。ビデオ信号及びオーディオ信号は、デバイス700からオーディオデバイス及び/又はディスプレイデバイスに、RF(ラジオ周波数)リンク、Sビデオリンク、複合ビデオリンク、構成要素ビデオリンク、DVI(デジタルビデオインタフェース)、アナログオーディオ接続又は他の同様の通信リンクを介して通信され得る。一実施形態において、オーディオシステム728及び/又はディスプレイシステム730は、デバイス700の外部コンポーネントとして実装される。あるいは、オーディオシステム728及び/又はディスプレイシステム730は、例示デバイス700の統合コンポーネントとして実装される。
<結論>
様々な実施形態は、個々のタブのリソース利用を積極的にモニタリングして効果的に管理する。少なくとも一部の実施形態において、1つ又は複数のタブが、様々な操作パラメータに従って退避され、ユーザが特定のタブを実際にアクティブ化したときに回復される。回復はタブごとに起こり、少なくとも一部のタブは退避されたままである。
様々な実施形態は、個々のタブのリソース利用を積極的にモニタリングして効果的に管理する。少なくとも一部の実施形態において、1つ又は複数のタブが、様々な操作パラメータに従って退避され、ユーザが特定のタブを実際にアクティブ化したときに回復される。回復はタブごとに起こり、少なくとも一部のタブは退避されたままである。
少なくとも一部の実施形態において、退避タブは、通常のアクティブなタブが提示される手法で、ユーザに対して視覚的に提示される。したがって、ユーザエクスペリエンスの観点から、全てのタブがアクティブであるように見える。少なくとも一部の実施形態において、退避タブは、関連する状態が保存されており、したがって、退避タブが回復されると、ユーザの視点から一般にシームレスな手法でその状態を復元することができる。
諸実施形態を構造的特徴及び/又は方法的動作に特有の言語で説明してきたが、添付の特許請求の範囲において提示される実施形態は、必ずしも特定の特徴又は説明された動作に限定されないことを理解されたい。むしろ、特定の特徴及び動作は、特許請求される実施形態を実装する例示的な形式として開示される。
Claims (10)
- コンピュータによって実装される方法であって、
ウェブブラウザの複数のタブに関連付けられた状態情報を保存するステップと、
前記ウェブブラウザを終了するステップと、
前記ウェブブラウザを開始するステップと、
前記ウェブブラウザが終了した時にアクティブであったタブを回復するステップと、
少なくとも1つの他のタブを退避状態に保持するステップと、
前記少なくとも1つの他のタブがユーザによって選択されたかどうかを確認するステップと、
前記少なくとも1つの他のタブが選択されたことに応答して、前記少なくとも1つのタブを回復するステップと
を含む、方法。 - 前記の保存するステップが周期的に実行される、請求項1に記載のコンピュータによって実装される方法。
- 前記の保存するステップは、前記ウェブブラウザが一時停止状態にされたことに応答して実行される、請求項1に記載のコンピュータによって実装される方法。
- 前記状態情報は、特定のタブに関連付けられたURLと、前記複数のタブに関連付けられたトラベルログと、どのタブが現在アクティブであるかという情報と、フォームデータと、スクロール状態/位置と、ズームレベルと、メディア再生の状態とのうちの1つ又は複数を含む、請求項1に記載のコンピュータによって実装される方法。
- 前記少なくとも1つの他のタブを、アクティブなタブを提示する手法で視覚的に提示するステップを更に含む、請求項1に記載のコンピュータによって実行される方法。
- 前記少なくとも1つの他のタブを、アクティブなタブを提示する手法で視覚的に提示するステップを更に含み、当該視覚的に提示することは、前記少なくとも1つの他のタブに関連付けられたタイトルとサムネイルイメージとを視覚的に提示することを含む、請求項1に記載のコンピュータによって実行される方法。
- 前記の確認するステップは、前記少なくとも1つの他のタブがタッチ入力を介して選択されたかどうかを確認することを含む、請求項1に記載のコンピュータによって実行される方法。
- コンピュータ読取可能命令を具現化する1つ又は複数のコンピュータ読取可能記憶媒体であって、前記コンピュータ読取可能命令は、実行されると、
ウェブブラウザを一時停止すべきとの通知を受信するステップと、
前記通知を受信したことに応答して、前記ウェブブラウザの複数のタブに関連付けられた状態情報を保存するステップと、
前記ウェブブラウザが終了状態から戻ることに応答して、1つ又は複数の退避タブに関連付けられた1つ又は複数の可視表現を表示するステップであって、前記1つ又は複数の可視表現は、アクティブなタブに関連付けられた可視表現と同じ又は同様のタイプの可視表現である、ステップと
を含む方法を実行させる、コンピュータ読取可能記憶媒体。 - 前記状態情報は、特定のタブに関連付けられたURLと、前記複数のタブに関連付けられたトラベルログと、どのタブが現在アクティブであるかという情報と、フォームデータと、スクロール状態/位置と、ズームレベルと、メディア再生の状態とのうちの1つ又は複数を含む、請求項8に記載の1つ又は複数のコンピュータ読取可能記憶媒体。
- 前記方法は、前記ウェブブラウザが終了状態に入る前にアクティブであったタブを回復するステップをさらに含む、請求項8に記載の1つ又は複数のコンピュータ読取可能記憶媒体。
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