JP2014521344A - 表面からの物質の収集のための装置および方法 - Google Patents
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Abstract
本発明は、表面から物質を収集するための装置(10、210、510)を提供する。この装置は、特に、但し必ずしもそれだけに限らないが、動物の排泄物の収集に適合され、これは、収集されるべき物質を受け入れるための口部(28)を画定するために開くことができ、物質を収集するために閉じることができる顎部構成(22、224、524)を有する。搬送体機構(44、46、364)が、収集された物質をハウジング(12、512)内へと前進させるために設けられる。ライナ(33)が顎部構成を覆って置かれ、これを収集されている物質から分離する。搬送体機構は、ライナを、その中に収集された物質と共に前進させる働きをし、それによって、物質をハウジング内に収集し、装置の表面と接触させることなくライナ内に保持することができる。
【選択図】図1a−1e
【選択図】図1a−1e
Description
本発明は、表面から物質を収集するための装置および方法、ならびにそのような装置と共に使用するライナに関する。
本発明は、特に、但しそれだけに限らないが、動物糞便の収集に適用可能である。関連する問題が、犬の飼い主によく知られている。犬が無差別に排便することを防ぐことは困難である。都会の環境では、犬を散歩させる人は、そのペットの糞便を収集し、これらを適切な廃棄地点に運搬することを求められることが多い。
糞便と直接接触することを回避するために、一方の手をプラスチック袋で覆ってその物質を掴み、次いで、手の上方でこの袋を引っ張りながらこの最中に裏返し、それにより、物質を袋内に封じ込め、次いでその袋口部を縛ることができることが一般的なやり方である。このやり方は、いくつかの欠点を抱えている。
a.袋からの暖かい糞便を感じることが、一部の人にとっては不快である。
b.ペットの飼い主は、排泄物を取り上げるために腰を曲げる必要がある。
c.収集された物質は、廃棄地点まで、しばしばその残りの散歩の間袋に入れて運搬されなければならず、この袋は、完全にシールされないことがあり、漏出のリスクを招いている。
d.袋は、たとえば凹凸のある地面での使用によって、または運搬する間、破れたり、破損したりすることがある。糞便とペットの飼い主の指、衣服などとの接触は、深刻な病原菌にさらされるというリスクを引き起こす。
b.ペットの飼い主は、排泄物を取り上げるために腰を曲げる必要がある。
c.収集された物質は、廃棄地点まで、しばしばその残りの散歩の間袋に入れて運搬されなければならず、この袋は、完全にシールされないことがあり、漏出のリスクを招いている。
d.袋は、たとえば凹凸のある地面での使用によって、または運搬する間、破れたり、破損したりすることがある。糞便とペットの飼い主の指、衣服などとの接触は、深刻な病原菌にさらされるというリスクを引き起こす。
動物糞便を収集する際に使用する既存の装置が存在している。当然ながら、シャベル、ちりとり、およびブラシ、ペット電気掃除機などを使用することもできる。そのようなツールに伴う問題は、それらの表面が、収集されている物質にさらされ、そのようになることで汚れていき、事後の清掃が必要となり、これはここでも、重大な病気を引き起こし得る糞便内の病原菌にユーザをさらす。市場ではさまざまな「スコップ」装置も存在する。一例は、商標Flexrake 33Pで販売され、1つの端部に枢動式に装着されたスコップ形状の顎部の対を備えた細長いハンドルを有する。ハンドルに沿って通るプッシュ/プルロッドは、一方の端部がユーザ操作可能なグリップに連結され、他方の端部が顎部に連結され、それにより、グリップを移動させることによって、ユーザは、収集される物質の周りで顎部を引き寄せることができる。収集された物質を保持するための対策はなされてないと考えられ、したがってその後適切な容器内に堆積される必要がある。また、装置の顎部は、収集された物質によって汚れることが確実であると考えられる。
犬の糞便の収集のための別の装置が、英国、Poopsta of Lancashire社によって市販されており、これは、プラスチック袋によって覆われる開放端部を備えた中空の円筒状ハウジングを備える。ゴムバンドが、ハウジングおよび袋の周りに置かれ、装置を使用する準備を行う。ハウジングの開放端部は、次いで地面上に動物の排泄物を覆って置かれ、そして押し下げられ、それによってゴムバンドをハウジングから滑らせて収縮させ、袋の開放端部を排泄物の下方に滑らせ、それを袋内に捕捉し、次いでこの袋をユーザがハウジング内に置くことができる。次いで取り外し可能な蓋が、ハウジングを閉じるために使用される。この装置は、動物糞便と接触する表面が、プラスチック袋の内部だけであるという利点を有する。短所は、各々の使用中にユーザが実施しなければならない数多くの操作を含み、つまり、蓋の取り外しを伴い、プラスチック袋をハウジングの開放端部を覆って置き、ゴムバンドをこの周りに置き、装置を排泄物を覆って置いてこれを押し下げ、袋および収集された糞便をハウジング内に置き、蓋を元に戻すことを含む。また、その操作は、ハウジングを地面上の適所に置くためにユーザが腰を曲げる、またはかがむことを求める。空にせずに装置を使用できる回数は、限定される。
本発明の目的は、物質、特に、それだけに限らないが排泄物質、さらにより具体的には動物糞便の収集のための改良された装置を提供することである。特に、繰り返し便利に使用できる装置を提供することが望まれる。また、収集されている物質によって汚されることなく作動することができる、物質の収集のための装置を提供することも望まれる。
本発明の第1の態様によれば、表面から物質を収集するための装置であって、収集された物質を受け入れるためのハウジングと、物資を受け入れるための口部をもたらすために開くことができ、物質を収集するために閉じることができる、顎部構成と、顎部構成を覆ってこれを収集されている物質から分離するために置かれたライナを、その中に収集された物質と共に口部内へと前進させるための搬送体機構とを備え、それによって物質をハウジング内に収集し、装置の表面と接触することなくライナ内に保持することができる、装置が存在する。
本発明は、そうでなければ収集された物質によって汚されるであろう顎部をライナによって覆うことを可能にする。収集された物質は、ライナによって封じ込まれ、ユーザがこれを取り扱う必要なく、また装置のいかなる内部部分を汚すこともなく移送/保管/廃棄のためにハウジング内で移動させることができる。
搬送体機構は、顎部機構が閉じられたときに作動可能になることが特に好まれる。この方法では、顎部は、収集された物質の周りで閉じることができ、次いで、別個のその後の動作において、搬送体を作動させてライナおよび収集された物質をハウジング内へと前進させることができる。
また、顎部機構および搬送体機構が独立的に作動可能であり、それにより、顎部機構が、ライナを前進させることなく開閉できることも好まれる。この方法では、ユーザは、搬送体を作動させて物質をハウジング内に移動させる前に、必要であれば、物質を収集するためにこの周りで顎部を2回以上閉じようとすることができる。
本発明の第2の態様によれば、収集装置と共に使用するライナが存在し、ライナは、押し潰され、折り畳まれ、または別の形で圧縮されて開口部を備えたフレームを形成する可撓性材料の縦長チューブを備え、それによってフレームを収集装置の一部の周りに置いて装着することを可能にする。
当該の「フレーム」は、たとえば円形または正方形でよい。これは、ライナ自体に追加される何らかの形態のフレーム部材によって支持されてよいが、これは必須ではない。
1つの実施形態では、ライナは、その長さに沿って間隔を置いたシールストリップであって、それ自体に押し付けられたときにライナにわたってシールを形成することができる、シールストリップを有する。シールストリップは、自己接着ストリップまたはジッパでよい。
本発明の特定の実施形態が、次に、添付の図を参照して例としてのみ説明される。
図に示す収集装置は、すべて動物糞便を収集し運搬することが意図される。特に、これらは、地面から犬の糞便を収集し、これらを蓋付き容器または他の排泄物廃棄設備に安全に移送することを可能にするために犬を散歩させる人によって使用可能である。そのような装置は、口語では「プーパースコップ」と称される。しかし、本発明は、以下で説明するように、他の分野の潜在的用途を有することに留意されたい。
図1aから図1eは、本発明を取り入れた第1の収集装置10の一部の主な構成要素を示し、装置の作動の一連のステップを示している。図1aでは、装置10は運搬するように形作られる。本発明の実施形態では、全体的に立方体状であり、ライン14に沿って2つの分離可能な部分に分割する、ハウジング12を備えることを見ることができる。ハウジングの他の形状および構成が可能である。装置には、何らかの形態のストラップ、または運搬を容易にする他の手段を設けることができ、本発明の実施形態では、これは、ショルダストラップ16の形態をとる。装置は、図1aにおいてその端部のみ見られる延長可能なハンドル18を有し、ハンドルの残りの部分はハウジング12内に封じ込まれ、それにより、装置は、便利に運搬することができる比較的コンパクトな形状を形成する。
装置10を使用する準備を行うために(図1b)、延長可能なハンドル18は、ハウジング12から引き出される。ユーザは、ハンドル18の上側端部20で装置を保持することができ、ハンドルが縦長であるため、ユーザは、地面から排泄物質を収集するためにかがむまたは腰を曲げる必要はない。また、図1bで見られるのは、顎部構成22である。装置が運搬するように形作られるとき(図1a)、顎部構成22は、ハウジング12内に封じ込まれる。ハンドル18を引き出す動作が、顎部構成22をハウジング12から下方向に前進させ、そして開いて排泄物質を収集するのに使用する準備を行う。図示する実施形態では、顎部構成は、枢動式に各々が装着された顎部24a、24bの対を備える。顎部24aがその周りで枢動する軸が、図1bでは26で示される。他の顎部形状が採用され得る。たとえば、この構成は、固定された顎部と共働するように構成された単一の移動可能な顎部を使用して排泄物質を収集することができる。この文脈での用語「顎部」は、地面の表面から排泄物質をすくい上げるまたは別の形で収集するように成形され構成された任意の部分を指す。顎部の開放形状では、これらは、排泄物質を受け入れるための口部28を形成する。ユーザは、装置を、(図1では示されない)収集されるべき物質を覆ってこれが口部28内にある状態で置く。顎部24a、24bの下側縁部は、好ましくは、この時点で地面表面と接触している。
ユーザ操作可能な作動部分が設けられて、ユーザが顎部を閉じることを可能にする。図示する実施形態では、これは、延長可能なハンドル18の上側端部に向かうユーザ操作可能なレバー30の形態をとる。レバー30は、ハンドル18がハウジング12から延長されたときに自動的に展開される。この目的を達成するために、図示する実施形態では、レバー30は、開位置(図1b)に向かって飛び出す。レバー30を把持することにより、図1cで見られるように顎部構成22は閉じ、排泄物質を顎部間に収集する。
物質がこのようにして顎部内に収集された後、ユーザは、保管のために物質をハウジング内へと前進させることができる。図示する実施形態では、ハンドル18をそのハウジング12内の収容位置に押し込む動作が、顎部構成22をハウジング内に後退させ、それと同時に、以下で説明するやり方で排泄物質をハウジング12内へと前進させる。ヒンジ連結されたフラップ32は、顎部構成22が後退したときにハウジング12の別の形の開放下側端部を閉じる−図1dを参照のこと。使用後、装置10は、その運搬形状に戻される−図1e。
図1に示されない装置の重要な態様は、ライナ33を使用して顎部構成を覆い、そのようにすることで顎部構成を収集されている物質から分離することに関し、それにより、排泄物質による汚染はライナに限定され、このとき装置10自体の表面を収集されている排泄物質に接触させる必要はない。この態様、および装置の内部機構の詳細が、次に、特に図2から図6を参照して説明される。
ライナ33は、たとえば図2aから図2cに見ることができる。本発明の実施形態では、ライナ33は、縦長チューブとして形成される。これは、可撓性の、好ましくは不浸透性のシート材料を含む。図示する実施形態では、材料は、プラスチック袋の材料と同種の薄いプラスチックである。ポリエチレン膜が1つの適した材料であるが、他の多くのものが存在する。ライナ33は、顎部構成22の周りにこれを覆って通され、顎部構成の口部28を通って戻り、そしてハウジング12の内部に入る。収集された排泄物質をハウジング12内へと前進させる上記で述べたステップは、ライナ33を、その中に封じ込まれた排泄物質と共にハウジング内へと前進させることを伴う。ライナ33は、こうしてハウジング12内に排泄物質を封じ込み、物質が装置の内部を汚すことを防止する。
図2をより詳細に見ると、装置は、ハウジング12内に装着され、顎部構成22を組み込む摺動組立体を備えることを見ることができる。図示する実施形態では、この摺動組立体は摺動ケーシング34を備え、摺動ケーシング34は、顎部構成22を前進/後退させるためにハウジング12内で上下に移動可能である。摺動組立体の詳細は、図3に示される。摺動ケーシング34は、図3では互いから分離され、その図では34aおよび34bで示される2つの部分で形成された箱様の中空構造体である。摺動ケーシングの第2の部分34b上に形成されたランナ36bは、蟻継ぎ型のまたは別の形で切り下げられた横断面を有する。相補的に形成された案内路38が、ハウジング12の第2の部分12a上に設けられて(図4を参照)ランナ36bを受け入れ、そのようにすることで第2のケーシング部を第2のハウジング部に摺動式に装着する。第1のケーシング部34aは、ヒンジ37によって第2のケーシング部34bに取り付けられ(図3)、第1のハウジング部12aに緩く繋ぎ留められ、それにより、ハウジング12が開かれたとき、摺動ケーシング34はそれと共に開く。ハウジング12が使用のために閉じられたとき、2つのケーシング部34a、34bは、互いに機械的に係合され、そのようになることで単体として移動する。
ケーシング部34a、34bの各々は、顎部24a、24bの一方を担持する。図3では、顎部24a、24bの各々が、それぞれのヒンジ42a、42bによってそれぞれのケーシング部34a、34bの残りの部分に枢動式に取り付けられた下側ケーシング部分40a、40bを備えることを見ることができる。
ライナ33および収集された物質のハウジング12内への前進は、本発明の実施形態ではベルト44、46として形成された搬送体の組を用いることによって管理される。第1のケーシング部34aによって担持された関連する構成要素が、次に説明される。第1のケーシング部34aによって担持された構成要素は、以下の段落では接尾辞「a」によって示される。しかし、第2のケーシング部34bが、ベルトの類似の構成および関連付けられた部分を有し、図ではこれらが接尾辞「b」によって示されることを理解されたい。
第1のケーシング部34aは、互いから横方向に分離されたベルト44a、46aの対を担持する。ベルトは、下側および上側の軸組立体48a、50a上に担持される(用語「上側」および「下側」は、本明細書では、顎部が最も下方にある状態で図1に見られる装置の向きを指す)。下側軸組立体48aは、第1の顎部24aによってその下側端部に向かって担持される。下側軸組立体48aは、それぞれのベルト44a、46aがその上に装着されたピニオン52a、54aの対を担持し、ベルトは、ピニオンと係合するように内部が鋸歯状にされて、滑らない確動機構をもたらし、それにより、装置の4本のベルトは、互いに一致して移動する。上側軸組立体50aは、その上側端部においてまたは少なくともそれに向かって摺動ケーシング34によってその中に装着され、それぞれのベルト44a、46aが上に装着されたピニオン56a、58aの別の対を担持する。顎部が開閉されたときにベルトの張力を維持するために、上側軸組立体50aは移動可能であり、張力ばね60aによって作用される(図2を参照)。図2aおよび図2bを比較すると、これらのばねは、顎部24aがその開位置にあるとき(図2a)に延長され、顎部がその閉位置に移動したとき(図2b)に収縮し、上側軸組立体50aを上方向に引き出してベルトの張力を維持することを見ることができる。摺動ハウジング34内に形成されたガイド62aは、ヒンジ42の近傍でベルト44、46によって得られた通路を拘束し、顎部24a、24bが開いたときにベルトを装置の他の部分に擦り付けることを防止する(特に図2aを参照)。
第1のケーシング部34aによって担持された2本のベルト44a、46aは、収集パドル64aの組によって互いに繋がれる。本明細書で使用する用語「パドル」は、それ自体これらの構成要素の特定の形状を示唆するのではなく、これらの構成要素は、その機能に見合う複数の異なる形態のどのような形もとることができる。図示する実施形態では、これらは、ベルトの外面から直立する縦長の細いパネルとして形成される。
上記で留意されたように、第2のケーシング部34bは、第2のベルト44b、46bのその独自の構成と、第2の上側および下側の軸組立体48b、50bと、第2のピニオン52〜58bと、第2の引っ張りばね60bと、第2のガイド62bとを担持し、これらすべては、第1のケーシング部34aによって担持された対応する部分と同じようにして形成される。
ベルト44a、46aおよび44b、46bの2つの組を一緒に前進させるための機構が設けられる。図示する実施形態では、これは、ラックおよびピニオン駆動装置を用いることによって達成され、そのラック66は、ハウジング12によってその中に担持され、第2の上側軸組立体50b上に装着されたピニオン67と噛み合ってこれを駆動させ、そのようにすることで第2のベルト44b、46bを駆動する。第1のベルト44a、46aに駆動を伝達するために、第2の上側軸50bは、ラックおよびピニオン駆動装置と反対側のケーシング34の側に、伝達ギア68bを担持し、伝達ギア68bは、第1の上側軸組立体50aによって担持された同一の伝達ギア68aと噛み合う(特に図3を参照)。ラチェット機構47(図3を参照)は、軸組立体50a、50bおよびこれらが担持するベルト44a、46a、44b、46bが一方の方向にだけ回転できることを確実にする。図2bでは、第1の上側軸組立体50aは、時計周り方向にのみ回転することができ、第2の上側軸組立体50bは反時計周り方向のみであり、それによってライナ33をハウジング12内へと前進させる。
収集された排泄物質をハウジング12内へと前進させるやり方が、次に図2aから図2cをもう一度参照して理解することができる。顎部構成22が閉じられた後(図2b)、摺動ケーシング34はハウジング12内に引っ込められる。ケーシング34のこの動きは、軸組立体48、50を回転させ、ベルト44、46を前進させる。この動きの開始時、第1および第2のパドル64a、64bの対は、互いに向かい合って隣接して、そのそれぞれの顎部24a、24bの下側端部に位置する。これらのパドルは、図2では物体70である排泄物質を収集し封じ込める。ベルトが前進すると、排泄物質およびその周りのライナ33は、パドル64a、64bの動作によって装置の内部へと移動される。ベルトの対44、46(図3を参照)の横方向の分離により、排泄物質はベルト間では押し潰されず、その代わりに、摺動ケーシング34内の容積を必要な分だけ占有することが可能になり、それによって、図2cの72で見られるようにライナ33をそれに対応して膨らませ、一方でそれと同時に、パドル64a、64bの上下間に保持されることに留意されたい。
摺動ケーシング34を図2cの後退位置と図2aおよび図2bの前進位置との間で移動させる機構が設けられる。この機構は、図4に最適に見ることができる。上記で留意したように、図示する実施形態では、摺動ケーシング34および顎部構成22を前進/後退させるのはハンドル18の延長/後退の作用である。しかし、ハンドル18が移動する距離は、摺動ケーシング34が移動する距離より大きい。この問題に対する1つの解決策は、ハンドル18をそのストロークの短い部分の間のみケーシング34と係合させることである。しかし、ユーザにその機構の作動における機械的利点をもたらすより的確な解決策が、本発明の実施形態で見出される。作動レバー76、78の対が、第2のハウジング12b上に担持される。各々のレバーは、ハウジング12に対して固定されたそれぞれの支点80、82の周りで枢動する。各々は、その長さに沿って通るそれぞれのスロット84、86を有する。ハンドル18は、摺動嵌合として両方のスロット84、86に受け入れられる作動ピン88を担持する。支点80、82の作動ピン88の反対側には、各々の作動レバー76、78が、それぞれの係合ピン90、92を有し、係合ピン90、92は、摺動ケーシング34内に形成された対応する横方向スロット79内に突出する(図3を参照)。
ハンドル18を移動させることにより、作動レバー76、78が回転し、そのようにすることで摺動ケーシング34を上下に移動させる。機構が、方向の逆転をもたらすこと、つまり、ハンドル18がこれを後退させるために下方向に移動されたとき、これに対応して顎部構成22を後退させるために摺動ケーシング34は上方向に移動することに留意されたい。また、支点76または78と作動ピン88の間の距離は、支点76または78とそれぞれの係合ピン90、92の間の距離より長いため、機構は、必要とされる機械的利点をもたらし、すなわちハンドル18は、摺動ケーシング34より長いストロークで移動する。
ハンドル18は、その延長する/後退する動きをもたらすやり方でハウジング12に結合される。図示する実施形態では、ハンドル18は、ハウジング12内に形成された2本のレール96間に摺動式に装着されたキャリッジプレート94で終端する。
ユーザ操作可能な機構が、顎部構成22を閉じるために設けられる。この点に関して、ユーザは、顎部構成の移動を顎部の前進および後退から独立して制御することができ、それにより、必要であればユーザは、排泄物質の周りで顎部を閉じる試みを2回以上行ってから顎部を後退させ、それによって収集された物質をハウジング12内に移動させることによってこのプロセスを完了することができることに留意されたい。顎部24a、24bの各々は、顎部作動ロッド100a、100bのそれぞれの対によって制御される。各々の対の一方は、摺動ケーシング34の側面上に装着されて、図3で見ることができる。各々の対の他方の部材は、摺動ケーシング34の反対側にあり、そのために図では見られない。各々の顎部作動ロッド100a、100bは、それぞれのヒンジ連結されたケーシング部分40a、40bと、対応するヒンジ42a、42bから横方向にずらされたそれぞれのピボット102a、102bによって結合し、それにより、顎部作動ロッド100a、100bを移動させることによって、顎部24a、24bを開閉することができる。
顎部作動ロッド100a、100bは、摺動ケーシング34の側壁内のスロットを通じて、図4から図6に見られ、摺動ケーシング34の外側のその両側に配置された「L字」形状の継手104、106に結合される。図5は、顎部作動ロッド100と枢動式に係合するピボットロッド108、110を示している。2つの継手104、106は、横部材112によって繋げられ、それにより、これらは一緒に移動して顎部を開閉するようになる。ピボットロッド108、110は、顎部組立体を後退させる自由をもたらすスロット107(図3を参照)内に受け入れられる。
上記で説明したように、ユーザは、延長可能なハンドル18の上側端部近くにあるレバー30を用いることによって顎部を閉じる。この目的を達成するために、ハンドル18は中空であり、図4に見られるように、レバー30の回転する動きをハンドル18を通って延びる結合ロッド118の線形移動に変換する結合レバー114、116の対を封じ込め、結合ロッド118は、ハンドルの下側端部において外側ハウジング12内に出現して、マッシュルーム形状のボタン122、124によってキャリッジプレート94の下方に担持されたTバー120と交わる。ボタンは、キャリッジプレート94内の短いスロット125内で拘束式に摺動して、Tバー120がキャリッジプレート94に対して移動することを可能にする。
ユーザがレバー30を圧縮すると、結合ロッド118は上方向に引き出される。この動きは、横部材112と当接するTバー120を通じて継手104、106に、そのようにすることで顎部作動ロッド100a、100bに、そして顎部24a、24bに伝えられ、それによってこれらを閉じる。
Tバー120は横部材112に結合されないため、この機構は、ハンドル18のハウジング12内への後退を妨げないことに留意されたい。図6に見られるように、後退は、これらの部分を互いから離すだけである。機構は、こうして顎部を閉じる方向に推し進めることができるが、これらを開くことはできない。顎部の開放は、ばね構成によって引き起こされ、このばね構成は図では見られないが、たとえば、ケーシング部分40a、40b上に作用するねじりばねを備えることができる。
収集装置は、これを空にする必要がある前に複数回使用することができる。すなわち、ユーザは、図1を参照して説明した一連のステップを2回以上繰り返すことができる。しかし、ユーザが適切な排泄物廃棄地点に到達したとき、装置を空にする必要がある。図7aおよび7bは、これを行うことができる1つの方法を示している。ハウジング12は、上記で留意したように2つの分離可能な部分で形成される。本発明の実施形態では、これらは、これらの上部縁部に沿ってハウジングヒンジ128によって結合される。ハウジング12をヒンジ周りで開くことにより、摺動ケーシング34の2つの部分が分離され、それによってライナ33内に担持された収集された物質が、装置から落下するまたは除去されることが可能になる(図7b)。
ユーザの便宜のために、本発明の実施形態は、ハウジング12を開くために使用される解放ボタン130を組み込む。図4では、解放ボタンは、ハウジング12の第1の部分12aの上側壁内に装着され、解放バー132によって結合され、解放バー132は、ばね134によって上方向に付勢され、ハウジング12の内側周囲の周りを装置の両側のボルト136まで延びる。ユーザが、その2つの部分を一緒に押すことによってハウジング12を閉じたとき、ボルト136は最初、ケーシングの第2の部分12b上に形成されたキャッチ140の傾けられた面138に沿って進み、次いでキャッチ140の切り下げられた内面142内に嵌り込んで、ケーシング12a、12bを互いに固定する。解放ボタン130を押し下げることにより、ボルト136は下方向に摺動され、これをキャッチ140から係合解除させ、ハウジング12を開くことを可能にする。
図2を参照すれば、摺動ケーシング34の両側部分に担持されたパドル64a、64bが、その機能を実行するために対で位置合わせされる必要があることが認識される。ハウジング12および摺動ケーシング34が閉じられたとき、駆動ギア68および被駆動ギアの噛み合いが、パドルが段階的に前進し、適切に位置合わせされたままであることを確実にする。しかし、摺動ケーシング34が開かれたとき、これらのギアは分離され、互いに対して回転して、パドルを位置合わせから外す可能性がある。これが起こることを防止するために、ラッチ機構は、摺動ケーシング34が開かれたときにギアを係止する。図3は詳細を示している。上側軸組立体50a、50bの各々は、それぞれの係止バー146a、146bに関連付けられたラッチギア144a、144bを担持し、それぞれの係止バー146a、146bは、そのラッチギアと係合する方向に付勢されて回転を防止する。プッシュロッド148a、148bは、摺動ケーシング34が閉じられたときに係止バーを係合解除するように構成される。摺動ケーシング34が開かれたとき、プッシュロッドは解放され、係止バーは係合し、ギア機構の回転が防止される。
ライナ33を使用する準備を行うためにこれを収集装置内に挿入するやり方に対して、考慮される必要がある。ライナ33は、図8に見られる形態でユーザに提供され得る。複数回の使用に十分な長さの管状ライナ材料は、折り畳むやり方で小容量になるように畳まれ、矩形フレーム上に担持されて、折り畳まれたライニングを装置内の摺動ケーシング34周りに挿入することを容易にする。ライナ33を設置して使用する準備を行うために、ライナの端部は、延長され開いた顎部構成22の周りで下方向に引っ張られ、次いで、顎部の開いた口部28内に送り戻される。この時点で、ライナ33は、これを収集装置内へと前進させることができるようにパドル64によって把持される必要がある。この目的を達成するために、装置は顎部ラッチ機構を備え、それにより、ライナ33を把持して顎部を手で押し閉じることができ、機構が前進される間閉じたままにすることができる。ラッチ機構は、顎部が後退されたときに自動的に解放する。図9および図10a〜図10cは、フック150を備える適切な顎部ラッチ機構を示しており、フック150は、顎部24aの一方上に枢動式に装着され、顎部24bの他方上のラッチピン152と係合可能になるように構成されてこれらをラッチ掛けして閉じる。フック150はラッチロッド154に結合され、ラッチロッド154は、これが長手方向に移動することを可能にするやり方で摺動ケーシング34に装着され、その上側端部は、横方向に突出するばねアーム156を形成するように屈曲される。ペグ157が、ハウジング12の内面に設けられ、ばねアーム156と係合するように構成される。最初、顎部構成22の手動閉鎖の後、ばねアーム156は、ペグ157の下方に位置し(図10a)、フック150をその「ラッチ掛けされた」位置に維持する。しかし、摺動ケーシング34がハウジング12内に後退されるにつれて、ばねアームは、押し出されてペグ157を超え、ラッチ機構を解放し、それによってその後顎部を使用に向けて開くことができる。
ライナ33は、盲端状にされ得る。すなわち、口部28内への挿入のためのライナ33の端部は、閉じられる。また、ライナのこの端部には、ライナ33を同伴するためにパドルが係合することができる把持可能な形状159が設けられてよい。
装置をできるだけ運搬に便利なようにするためにその外部寸法を最小限に抑えることが望ましい。この目的を達成するために、パドル64は、これらをその戻り通路で「水平にする」ことを可能にして、これらが上に担持されるベルト44、46に接して位置し、そのようにすることでこれらを設けるために必要である装置内の容積を最小限に抑える。図3は、パドル64それ自体のほとんどを省略して、パドルが設けられるべきパッド158のみを示しているが、内部ガイドプレート160を示しており、内部ガイドプレート160は、弾性材料から形成されてよく、またはたとえばピボットを介してパッド158上に装着することができるパドル64を、これらが傾けられたガイド表面162を通るときにベルトに接して横にする。
物質がライナ33内に収集された後に、物質がいかなる量でも逃げることを防止することが望ましい。一部の実施形態では、パドル64は、単独で、収集された物質を保持する働きをする。しかし、収集された物質の下方のライナにわたってシールを形成する手段が設けられ得る。1つのそのような実施形態(図示されず)では、自己接着ストリップが、ライナ33の内部にわたって間隔を置いて設けられ、所望のシールを形成するためにパドル64によって互いに押さえられるように配置される。代替策は、ライナ33が前進された後にこれをヒートシールするための手段を収集装置に設けることである。別の代替策は、たとえばライナに沿って間隔を置いた、成形プラスチックの種類のジッパを使用してこれを閉じることである。
ヒートシールは、パドル64にその外側縁部上において加熱要素を設けることによって達成され得る。この場合、パドルは、これらが担持されるベルトの進行方向に沿って狭い間隔で離間された平行対として構成されてよく、それにより、対の先行するパドルは、収集された物質を封じ込める働きをする。その対の他方のパドルには、加熱要素が設けられ、第1のものの後に続く。このようにして、加熱要素は、収集された物質と密接に接触することが防止される。
上記で説明した実施形態は、収集された物質を取り出すためにハウジングを開放することを実現するが、別の可能性は、収集された物質を装置から送り出すことである。図11は、その原理を示している。ライナ33は、ハウジング12の上部から出現することができる。内部機構は、ライナを引っ張り出すことを可能にするために惰性で移動することができ、または代替的には、機構の反復作動が、ライナおよびその中に収集された物質を取り出す働きをすることができる。
図12から図15に示す収集装置210は、その機構の特定の部分が、手動で作動されるのではなく動力作動されるという点で上記で説明した収集装置10とは異なる。より詳細には、収集装置210は、電気モータを使用して(a)顎部の開閉移動および(b)搬送体機構の前進を駆動して収集された物質を装置内に引き入れる。これら2つの機能は、以下でさらに説明するように独立的に動力駆動され、一連の作動は、モータ作動バージョンでは電子的に制御することができる。
顎部の開閉を駆動するための機構の詳細が、図12に良好に見られる。この図は、先に説明した実施形態の摺動ケーシング34に類似する摺動ケーシング234を示しており、摺動ケーシング234は、ここでもヒンジ連結式に結合された第1および第2のケーシング部234a、234bを備える。各々のケーシング部234a、234bに枢動式に結合されるのは、それぞれの顎部224a、224bである。第2の収集装置210の搬送体機構は、図では見られないが、第1の収集装置10のものと類似するものになり得る。
また、図12から図15に省略されているのは、(a)第1の収集装置の図では項目12である外部ハウジング、および(b)ハウジング内で摺動ケーシング234を移動させて顎部を前進/後退させる機構である。ここでも第2の装置210のこれらの態様は、第1の装置10の対応する特徴と合致することができる。特に、顎部および摺動ケーシングの前進および後退は、図4の手動レバー構成および後退可能なハンドルを用いて実施することができるが、他の実施形態では、その機能を電動式にすることもできる。
電気モータ300は、顎部224a、224bを駆動する。モータには、装置のハウジング内に担持された1つまたは複数のバッテリによって電力が供給されるが、バッテリを受け入れるようにハウジングを適合させることは従来の形であり、図には示されない。モータから顎部224a、224bの各々に通じるのは、それぞれの駆動機構であり、駆動機構は、モータ300から利用可能な少量のトルクを増幅するための減速ギアトレインと、顎部224a、224bに通じるクランクおよびプッシュロッド構成とを備える。ギアトレインは、電気モータ300のシャフト304上に担持されたワーム302を使用して、歯車付きワームホイール306を駆動する。ワームホイール306と同軸であり、これと共に回転するように装着されたピニオン307は、それぞれのケーシング部234a、234bによって担持された第1および第2のクランクギア308a、308bを駆動する。
第1のケーシング部234aによって担持された第1のクランクギア308aは、第1のプッシュロッド312aに対する枢動式継手310aによってクランクとしての働きをする。プッシュロッドは、第1の顎部224aに対する別の枢動式継手314aを有し、この継手は、顎部がそれによって装着されるピボット316aからずらされる。モータシャフト304が回転するとき、第1のクランクギア308aは、それと共に回転し、第1のプッシュロッド312aを相互に駆動して第1の顎部224aをその閉位置と開位置の間で移動させる。
第2のケーシング部234bによって担持されたギアリングは、これが、第2のクランクギア308bとピニオン307の間に反転ギア313を追加的に組み込むという点のみ第1のケーシング部234aとは異なる。これは、第1および第2のクランクギア308a、308bが、反対方向に回転するために必要とされる。第2のプッシュロッド312bは、第2のクランクギア308bを第2の顎部224bに結合してこれをその閉位置と開位置の間で移動させ、当然ながら、このギアリングは、顎部224a、224bが一体となって開閉するように構成される。
プッシュロッド312a、312bは、顎部駆動機構を損傷から保護する働きをするそれぞれの弾性継手320a、320bを組み込む。何らかの理由のために、過剰な力が顎部224a、224bにかかり、これらを開きやすくまたは閉じやすくする場合、弾性継手320a、320bは、顎部をその駆動機構から独立的に移動させることを可能にしてそれらに過剰負荷をかけることを回避する。図13は、弾性継手320の1つを示しており、その弾性継手は、この特定の実施形態では、互いに反対に作用するプレストレスがかかったらせんばねの対を使用する。プッシュロッド312は、2つの部分322、324に分割される。一方のプッシュロッド部322によって担持されたペグ326は、他方のプッシュロッド部324内のスロット328(図12を参照)を通って突出する。2つのばね330、332の各々は、ペグ326と結合し、そこからそれぞれ反対の方向に他方のプッシュロッド部324によって担持されたそれぞれの別のペグ334、336まで延びる。プッシュロッド312上に、その長さに沿って両方向性でかかる力が、ばね330、332がそれによってプレストレスがかけられる力を超えた場合、プッシュロッド312は降伏し、その長さはその2つの部分が互いに対して摺動するにつれて変化し、対応する顎部224aまたは224bが移動することを可能にする。明確なことに、必要とされる弾性は、数多くの他の方法で駆動機構に組み込むことができる。
本発明の実施形態では、顎部224a、224bは、それぞれの搬送体ベルト364a、364bのセンターラインと一致するシャフト316a、316bの周りでヒンジ連結され、これは、図14に見ることができ、それにより、搬送体の通路の長さは、顎部224a、224bが移動するときに大きく変化しない。その結果、第1の実施形態の張力ばね60a、60b無しですますことができる。
搬送体を駆動させるための機構は図14に見られ、これは第2の電気モータ350を備え、そのシャフト352は、ワームホイール356およびワームホイールと同軸のピニオン358を駆動するためのワーム354を担持する。第1のケーシング部234aは、ピニオン358と噛み合う第1の搬送体駆動ギア360aを有し、第1の搬送体駆動ギア360aは、図では364aでその1本を見ることができるベルトを有する第1の搬送体構成を駆動する第1の搬送体シャフト362a上に装着される。第2のケーシング部234bによって担持された第2の搬送体シャフト362bに通じるギアトレインは、これが、搬送体シャフト362a、362bがそれぞれ反対の方向に回転するために逆回転ギア366を含むという点が異なる。
第1の説明した収集装置10では、ユーザが摺動ケーシング34を開いたときに搬送体機構を係止するラッチ機構が設けられ、ケーシング部34a、34bによって担持されたそれぞれの搬送体機構が互いにずれることを防止する。第2の収集装置210は、いかなるそのようなラッチ機構も必要とせず、これは、そのケーシング234が開かれたとき、顎部および搬送体を駆動するためのギアトレインが、係合解除しないためである。ここで図12を見ると、たとえば、ピニオン307の軸は、2つのケーシング部234a、234bを結合するヒンジの軸と一致する。ケーシング部がこの軸周りで互いに対して枢動するとき、第1のクランクギア308aおよび逆回転ギア313は、軸周りに円孤を描き、そのようにすることでピニオン307と噛み合ったままで留まる。図15は、ピニオン307およびピニオン358が、2つのケーシング部234a、234bを結合するヒンジとしての働きをする同じシャフト366上に担持されることを示しているが、2つのピニオンを独立的に回転させることを可能にするために、シャフトは、2つの同心部分368、370で形成され、その一方は他方に受け入れられる。
電動機構は、本発明の実施形態では第1の実施形態のハンドル18とその構造において概ね類似し得るハンドル上に担持されたユーザ操作可能なスイッチ(図示せず)によって制御される。顎部制御スイッチは、ユーザによって、前方向、逆方向、およびオフ位置の間で移動させることができ、顎部作動モータ300を一方の方向に動かして顎部を開き、反対方向ではこれらを閉じる。他のタイプ(図示せず)のリミットスイッチまたはセンサが設けられ、両方向性の顎部の進行の限界点に到達したときを検出し、それに応答してモータ300をオフにする。リミットスイッチは、ギアリングまたは顎部224a、224bと係合することができる。
ユーザ操作可能な搬送体スイッチ(図示せず)が、ハンドルによって担持され、搬送体モータ350を始動させるようにユーザによって作動可能である。
センサ/スイッチからの信号を受け取る論理回路が設けられ、たとえば(a)パドルの対が顎部224a、224bの底部で互いに隣接して配置され、排泄物質の次の負荷を収集する準備ができたときを検出し、搬送体モータ350をそれに応答して停止させることによって、(b)袋が挿入されたときを検出することによって、(c)顎部が後退されたかどうかを検出し、顎部作動モータ300がこれらがそうであるときに動くことを防止することなどによって、作動が適切な順番で実施されることを確実にする。論理回路は、別個の電子構成要素、スイッチの適切な構成および/またはプログラムされたマイクロプロセッサを備えることができる。その設計は、当業者にとっては簡単なものであり、詳細は本明細書では提供されない。
収集装置210は、ラックおよびピニオン構成(図示せず)を用いて、先述の実施形態のように顎部の前進および後退を駆動するが、代替策は、その機能を電動化することでもある。たとえば、スイッチまたはセンサが、ハンドルが畳まれたときを検出し、それに応答して顎部を後退させるために設けられてよい。
図16から図18は、装置の構成要素が収集されている物質と接触することを防止するために使用されるライナをパッケージ化し、設置するための代替的手段を示している。フレーム400はライナ402を担持する。図16は、フレームそれ自体を示し、本発明の実施形態では、これは、開口部404およびプルタブ406を備えた矩形形状を形成する平坦なシート材料を含む。フレーム400の好ましい材料はボール紙であるが、プラスチックシートまたは他の適切な材料が使用されてよい。ユーザに供給されるとき、ライナ402は、折り畳まれまたは別の形で潰されてフレームに隣接して位置したコンパクトな状態でフレーム上に担持される(図18)。ライナの口部は、図17から理解することができるように、フレーム400に取り付けられ、開口部404を取り囲む。この取り付けは、接合によって形成され得る。ハウジング412は、その側面の一方に、コンパクトな状態のフレームおよびライナ400、402を中に挿入することができるスロット410を有し、ハウジングは、レールなどの内部特徴(図示せず)を有してフレーム400を受け入れ配置する。プルタブ406のくびれた部分411は、スロット410の周囲内の凹部413内に嵌り込んでフレームおよびライナを所定位置に保つ。ヒンジ連結式のシールされたカバー(図示せず)が、プルタブ406を捕捉し、スロット410を閉じてハウジング内のあらゆる悪臭をシールすることができる。フレームおよびライナ400、402をハウジング412内に挿入するために、顎部24a、24b、または224a、224bを後退させなければならず、この状態では、これらはフレーム400の上方に位置する。顎部が前進されたとき、これらは、フレーム400内の開口部404を通って移動し、これらと共にライナ402を引き出し、それにより、顎部はライナ402によって覆われる。ライナは、これを搬送体(ここでも、たとえば、適切な形状のライナ33を示す図2aを再び参照する)によって装置内に引き出すことを可能にするために、顎部24a、24b、224a、224bによって形成された口部28に戻す必要があるが、これは、ユーザがライナを口部28に押し入れることによって、またはライナを口部28に押し入れる、収集されている物質70(ここでも図2aを参照)の効果だけで容易に達成することができる。本発明の実施形態では、ライナ402は、閉端部414を有する袋のように形成されることに留意されたい。このタイプのライナは、これを取り換えなければならない前に、少数の、たとえば2回の収集作動だけを可能にするように形成されてよい。この場合、収集装置の搬送体は、対応する数のパドルだけを必要とし得る。物質の収集後、プルタブ406は、フレーム400からはぎ取られて、引き出しストリング416をきつく引っ張り、収集された物質の解放を防止する。
上記で説明した収集装置は、どのように本発明を実行することができるかのほんの一例としての働きをすることを理解されたい。いくつかの変形形態が、次に説明される。
上記で説明した装置は、特に、動物糞便の収集を意図したものであるが、本発明の実施形態は、他の範囲の任意のものにも利用され得る。収集装置を汚すことなく物質を収集することを必要とする他の状況が存在する。危険廃棄物は、たとえばそのような処理を必要とし得る。図示する実施形態は手動で作動されるが、他では、動力化された手段を使用して必要とされる動作をもたらすことができる。
ライナ33、402は、ざらつきのあるまたはとげとげしい表面を有することができ、または接着表面を有して収集を助けることができる。パドルは、隙間があけられた、(ライナを損傷しないように適切に成形されるという条件で)鋸歯状にされた、または物質の収集を助けるように別の形で成形された縁部を有することができる。これらは、不均一な表面の輪郭を可能にする可撓性の指部を有することができる。これらは、パドルの対を引き寄せる磁石を組み込むことができ、それによってライナ33、402にわたるシールを改良する。パドルは、ゴム、金属、またはプラスチックなどの材料の範囲から形成され得る。ベルトおよびパドルは、一体成形から形成されることが好ましい。パドルの1対の後、搬送体に沿って短い間隔をあけて別の対が続き、それにより、パドルの2対は、物質が逃げることに対しての二重シールを形成する。
歯付きベルト44、46は、他の実施形態では、たとえば、鎖、平坦ベルト、Vベルトなどによって置き換えることができる。ライナおよび収集された物質をハウジング内に前進させるために使用される機構は、本明細書のさまざまな地点で「搬送体」と称されるが、これは、ライナおよび収集された物質をハウジング内に運ぶことができ、鎖またはベルトの使用を必ずしも必要としないことを示唆するに過ぎない。たとえば、ライナは、ローラによって前進させてよく、または往復装置によって掴み引っ張ることができる。
収集装置の構築および作動において数多くの変形形態が、本発明の範囲内で可能である。たとえば、図19、図20、および図21は、本発明を取り入れた略円筒状の収集装置510を示している。この実施形態では、ハウジング512は、中空の円筒状本体であり、ハウジングの中央軸の周りで等角度に離間された顎部524の組を担持する。図示する例は、8つの顎部524を有しているが、異なる数の顎部を使用することができる。各々の顎部524は、三角形の形状であるパドル564を担持するそれ独自の搬送体544を有し、パドル564は、顎部524が閉じて(図21)装置の口を閉じて物質をその中に収集するときに互いにぴったりとくっつく。前述の実施形態のように、収集装置510は、ライナを有して顎部を覆い、これらが収集された物質と接触することから保護する。ライナは、図19から図21まで省略される。顎部524は、ギアリングまたは他の作動機構(図示せず)によって結合されて一体となって開閉し、先に説明した実施形態のように、顎部が排泄物質を収集するために閉じた後、これは、搬送体544によってハウジング512内に引き入れられる。本発明の実施形態では、顎部524および搬送体544は、装置の摺動ケーシング534の上部内に収容された軌道ギアを介して電気モータによって駆動される。顎部524は、摺動ケーシング534から一端が飛び出したブラケット600によって支持される。ハウジング512の上側部分上のスイッチ602は、伸縮式ハンドル518を解放してハウジング512を地面レベルまで下げ、2つのフラップ532を開いて顎部524を前進させることを可能にする。ハウジング512は、図19ではライン606の周りで互いにヒンジ連結された2つの部分で形成される。解放ボタン604を押し下げることにより、ハウジングの2つの部分をヒンジの周りで開くことが可能にされ、それによって収集された物質を除去することが可能になる。
収集装置の他の変形形態では、単一の移動可能な顎部を使用することができる。これは、たとえば固定式顎部によって対処することができる。
Claims (38)
- 表面から物質を収集するための装置であって、収集された物質を受け入れるためのハウジングと、前記物質を受け入れるための口部をもたらすために開くことができ、前記物質を収集するために閉じることができる顎部構成と、前記顎部構成を覆ってこれを収集されている前記物質から分離するために置かれたライナを、その中に収集された物質と共に前記口部内へと前進させるための搬送体機構とを備え、前記物質を、前記ハウジング内へと収集し、前記装置の表面と接触することなく前記ライナ内に保持することができる、装置。
- 前記搬送体機構が、前記顎部機構が閉じられたときに作動可能である、請求項1に記載の装置。
- 前記顎部機構が、前記搬送体機構から独立して作動可能であり、それにより、前記顎部機構を前記ライナを前進させることなく開閉することができる、請求項1または2に記載の装置。
- 前記搬送体機構が、これが作動されるたびに所定の距離を前進するように適合される、請求項1から3までのいずれかに記載の装置。
- 前記搬送体機構が、少なくとも1本のベルトまたは鎖を備える、請求項1から4までのいずれかに記載の装置。
- 前記ベルトまたは鎖が、前記顎部構成の移動可能な顎部上に装着された部材の周りに通され、それにより、前記ベルトまたは鎖は、前記顎部が開閉するときにこれらと共に移動される、請求項5に記載の装置。
- 前記ベルトまたは鎖が、物質を収集するための少なくとも1つのパドルを担持する、請求項6に記載の装置。
- 互いから分離され、前記パドルによって繋げられたベルトまたは鎖の少なくとも1つの対を備える、請求項7に記載の装置。
- 物質を収集するために前記顎部を閉鎖した際に互いに接触するように配置された複数のパドルを各々が担持する少なくとも2本のベルトまたは鎖を備える、請求項1から8までのいずれかに記載の装置。
- 前記顎部が前記ハウジング内へと後退可能である、請求項1から9までのいずれかに記載の装置。
- 前記顎部が、前記ハウジング内の摺動組立体上に担持される、請求項10に記載の装置。
- 前記摺動組立体が、前記ライナが前記搬送体機構によって中へと前進される摺動ケーシングを備える、請求項11に記載の装置。
- 前記摺動組立体を往復する動きで移動させるための機構をさらに備える、請求項11または請求項12に記載の装置。
- 前記摺動組立体の移動が、前記搬送体機構を前進させる、請求項11から13のいずれかに記載の装置。
- 前記摺動組立体が移動されるときに前記搬送体を駆動するように構成されたラックおよびピニオン機構をさらに備える、請求項14に記載の装置。
- 前記搬送体が、一方の方向のみに移動して前記ライナを前記ハウジング内へと前進させることを確実にするように構成されたラチェット機構をさらに備える、請求項15に記載の装置。
- 前記ハウジングによって受け入れられた長手方向に移動可能なハンドルであって、前記ハンドルを移動させることが前記摺動組立体を移動させるように少なくとも1つのレバーによって前記摺動組立体に結合された、ハンドルを備える、請求項1から16までのいずれかに記載の装置。
- 前記レバーが方向の逆転をもたらし、それにより、前記ハンドルを一方の方向に移動させることが、前記摺動組立体を反対方向に移動させる、請求項17に記載の装置。
- 前記レバーが、機械的利点をもたらし、それにより、前記ハンドルの進行の程度が、前記摺動組立体の進行のものより長くなる、請求項17または18に記載の装置。
- 前記ハンドルが、前記ハウジング内へと後退可能であり、前記ハンドルを後退させる動作が、前記搬送体機構を前進させ、前記顎部構成を前記ハウジング内へと後退させ
続いて前記ハンドルを延長する動作が、前記顎部機構を前進させて前記ハウジングから出し、開いて使える準備をする、請求項17から19までのいずれかに記載の装置。 - 前記顎部構成が、枢動式に移動可能な顎部の対向する対を備える、請求項1から20までのいずれかに記載の装置。
- 両方の顎部をそれぞれ反対の回転方向に同時に移動させるための共通の機構をさらに備える、請求項21に記載の装置。
- 前記機構が、ユーザによって移動可能である結合ロッドであって、それぞれの顎部上に作用する顎部作動ロッドを移動させる、結合ロッドを備える、請求項22に記載の装置。
- 前記結合ロッドが、これに連結されたレバーを用いることによって前記ユーザによって移動可能である、請求項23に記載の装置。
- 前記結合ロッドが、前記装置の延長可能なハンドルを通り抜ける、請求項23または請求項24に記載の装置。
- 前記ハウジングが、2つの部分で形成されて、これを開いて収集された物質を除去することを可能にする、請求項1から25までのいずれかに記載の装置。
- 前記ハウジングの両方の部分が、それぞれの搬送体を担持し、その両方がラッチ機構を有し、前記ラッチ機構は、前記ハウジングの開放時に自動的に係合して、前記ハウジングが開いているときに前記搬送体が移動することを防止する、請求項26に記載の装置。
- 収集された物質を保持するために前記ライナにわたってシールを形成するためのシール手段をさらに備える、請求項27に記載の装置。
- 前記シール手段が、前記ライナを熱溶接することによって作動する、請求項28に記載の装置。
- 請求項1から29までのいずれかに記載の装置と共に使用するライナ。
- 前記ライナが、押し潰され、折り畳まれ、または別の形で圧縮されて開口部を備えたフレームを形成する可撓性材料の縦長チューブを備え、それによって前記フレームを前記収集装置の一部の周りに置いて装着することを可能にする、請求項1から29までのいずれかに記載の収集装置と共に使用するライナ。
- 前記ライナを、前記フレームから前記収集装置の前記顎部の周りに引き出すことができる、請求項31に記載のライナ。
- 前記ライナの長さに沿って間隔を置いたシールストリップであって、それ自体に押し付けられたときに前記ライナにわたってシールを形成することができる、シールストリップを有する、請求項31または請求項32に記載のライナ。
- 前記シールストリップが、自己接着剤およびジッパの一方である、請求項33に記載のライナ。
- 前記圧縮されたライナを担持する比較的剛性の支持フレームをさらに備える、請求項31から34までのいずれかに記載のライナ。
- 表面から物質を収集する方法であって、収集された物質を受け入れるためのハウジングと、顎部構成とを備えた装置の使用を含み、前記顎部が前記ライナによって覆われ、収集されている前記物質と接触することが防止されるように、前記ライナを前記装置の前記顎部の周りに置き、前記ライナを前記顎部によって形成された口部内に挿入することと、前記装置の前記口部を収集されるべき物質を覆って置くことと、前記顎部を閉じて前記物質を収集することと、次いで、前記ライナを前記ハウジング内へと前進させて、前記ライナ内に封じ込まれた前記収集された物質を前記ハウジング内に運ぶこととを含む、方法。
- 実質的には、添付の図を参照して本明細書で説明し、その中で例示したような収集装置。
- 収集装置のためのライナであって、実質的には、添付の図を参照して本明細書で説明し、その中で例示したようなライナ。
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