JP2014521250A - 予め合意されたラジオ・リンク欠陥回復チャネル・シーケンス - Google Patents

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Abstract

無線通信の方法が提供される。この方法は、ラジオ・リンク欠陥を基地局に通知するためのメッセージを現在のチャネルで送信することと、予め合意されたチャネルへ再チューニングすることと、予め合意されたチャネルで基地局と同期するための期間を設定することと、を含む。

Description

関連出願に対する相互参照
本願は、2011年7月1日に出願され「予め合意されたラジオ・リンク欠陥回復チャネル・シーケンス」(PRE-AGREED RADIO LINK FAILURE RECOVERY CHANNEL SEQUENCE)と題された米国仮特許出願61/504,109に対する35U.S.C.§119(e)の下の利益を主張する。この開示は、本明細書全体において参照によって明確に組み込まれている。
本開示の態様は、一般に、無線通信システムに関し、さらに詳しくは、ラジオ・リンク欠陥回復に関する。
無線通信システムは、例えば電話技術、ビデオ、データ、メッセージング、およびブロードキャストのようなさまざまな通信サービスを提供するように広く開発された。一般に、無線通信システムは、利用可能なシステム・リソース(例えば、帯域幅、送信電力)を共有することにより、複数のユーザとの通信をサポートすることができる多元接続技術を適用しうる。このような多元接続技術の例は、符号分割多元接続(CDMA)システム、時分割多元接続(TDMA)システム、周波数分割多元接続(FDMA)システム、直交周波数分割多元接続(OFDMA)システム、シングル・キャリア周波数分割多元接続(SC−FDMA)システム、および時分割同時符号分割多元接続(TD−SCDMA)システムを含む。
これらの多元接続技術は、異種の無線デバイスが、市レベル、国レベル、地方レベル、あるいは地球レベルでさえも通信することを可能にする共通のプロトコルを提供するために、さまざまな通信規格に採用されている。新興の通信規格の一例は、ロング・ターム・イボリューション(LTE)である。LTEは、第3世代パートナシップ計画(3GPP)によって公布されたユニバーサル・モバイル通信システム(UMTS)モバイル規格に対する強化のセットである。これは、スペクトル効率を改善することによってモバイル・ブロードバンド・インターネット・アクセスを良好にサポートし、コストを低減し、サービスを改善し、新たなスペクトルを活用し、ダウンリンク(DL)においてOFDMAを、アップリンク(UL)においてSC−FDMAを、および、複数入力複数出力(MIMO)アンテナ技術を用いて他のオープンな規格と良好に統合するように設計されている。しかしながら、モバイル・ブロードバンド・アクセスに対する需要が増加し続けているので、LTE技術におけるさらなる改良の必要性が存在する。好適には、これらの改善は、これらの技術を適用するその他の多元接続技術および通信規格に適用可能であるべきである。
本開示の態様によれば、無線通信の方法が示される。この方法は、ラジオ・リンク欠陥を基地局に通知するためのメッセージを現在のチャネルで送信することを含む。この方法はまた、予め合意されたチャネルへ再チューニングすることを含む。この方法はさらに、予め合意されたチャネルで基地局と同期するための期間を設定することを含む。
別の態様によれば、ホワイト・スペースにおける無線通信の方法が示される。この方法は、ユーザ機器(UE)から現在のチャネルでラジオ・リンク欠陥通知を受信することを含む。この方法はさらに、予め合意されたチャネルへ再チューニングすることを含む。この方法はまた、予め合意されたチャネルによって通信することと、予め同意されたチャネルでUEと同期するための期間を設定することと、を含む。
さらに別の態様によれば、無線通信のための装置が示される。この装置は、ラジオ・リンク欠陥を基地局に通知するためのメッセージを現在のチャネルで送信する手段を含む。この装置はさらに、予め合意されたチャネルへ再チューニングする手段を含む。この装置はまた、予め合意されたチャネルで基地局と同期するための期間を設定する手段を含む。
さらに別の態様によれば、無線通信のための装置が示される。この装置は、ユーザ機器(UE)から現在のチャネルでラジオ・リンク欠陥通知を受信する手段を含む。この装置はさらに、予め合意されたチャネルへ再チューニングする手段を含む。この装置はまた、予め合意されたチャネルによって通信する手段と、予め同意されたチャネルでUEと同期するための期間を設定する手段と、を含む。
他の態様によれば、無線通信のためのコンピュータ・プログラム製品が示される。このコンピュータ・プログラム製品は、記録されたプログラム・コードを有する非一時的なコンピュータ読取可能な媒体を含む。このプログラム・コードは、ラジオ・リンク欠陥を基地局に通知するためのメッセージを現在のチャネルで送信するためのプログラム・コードを含む。このプログラム・コードはさらに、予め合意されたチャネルへ再チューニングするためのプログラム・コードを含む。このプログラム・コードはまた、予め合意されたチャネルで基地局と同期するための期間を設定するためのプログラム・コードを含む。
また別の態様によれば、無線通信のためのコンピュータ・プログラム製品が示される。このコンピュータ・プログラム製品は、記録されたプログラム・コードを有する非一時的なコンピュータ読取可能な媒体を含む。このプログラム・コードは、ユーザ機器(UE)から現在のチャネルでラジオ・リンク欠陥通知を受信するためのプログラム・コードを含む。このプログラム・コードはさらに、予め合意されたチャネルへ再チューニングするためのプログラム・コードを含む。このプログラム・コードはまた、予め合意されたチャネルによって通信するためのプログラム・コードと、予め同意されたチャネルでUEと同期するための期間を設定するためのプログラム・コードと、を含む。
さらに別の態様によれば、無線通信のための装置が示される。この装置は、メモリと、このメモリに接続された少なくとも1つのプロセッサとを含む。少なくとも1つのプロセッサは、ラジオ・リンク欠陥を基地局に通知するためのメッセージを現在のチャネルで送信するように構成される。さらに、少なくとも1つのプロセッサは、予め合意されたチャネルへ再チューニングするように構成される。さらに、少なくとも1つのプロセッサは、予め合意されたチャネルで基地局と同期するための期間を設定するように構成される。
別の態様によれば、無線通信のための装置が示される。この装置は、メモリと、このメモリに接続された少なくとも1つのプロセッサとを含む。少なくとも1つのプロセッサは、ユーザ機器(UE)から現在のチャネルでラジオ・リンク欠陥通知を受信するように構成される。さらに、少なくとも1つのプロセッサは、予め合意されたチャネルへ再チューニングするように構成される。さらに、少なくとも1つのプロセッサは、予め合意されたチャネルによって通信し、予め同意されたチャネルでUEと同期するための期間を設定する、ように構成される。
以下に続く詳細記載が良好に理解されるために、本開示の特徴および技術的利点が、広く概説された。本開示のさらなる特徴および利点が以下に記載されるだろう。本開示は、本開示のものと同じ目的を実行するために、修正したり、その他の構成を設計するための基礎として容易に利用されうることが当業者によって理解されるべきである。このような等価な構成は、特許請求の範囲に記載された開示の教示から逸脱しないこともまた当業者によって理解されるべきである。さらなる目的および利点とともに、動作の方法と構成との両方に関し、本開示の特徴であると信じられている新規の特徴が、添付図面と関連して考慮された場合に、以下の記載から良好に理解されるであろう。しかしながら、図面のおのおのは、例示および説明のみの目的のために提供されており、本開示の限界の定義として意図されていないことが明確に理解されるべきである。
本開示の特徴、特性、および利点は、同一の参照符号が全体を通じて同一物を特定している図面とともに考慮された場合、以下に記載する詳細な記載からより明らかになるだろう。
図1は、ネットワーク・アーキテクチャの例を例示する図解である。 図2は、アクセス・ネットワークの例を例示する図解である。 図3は、LTEにおけるダウンリンク・フレーム構造の例を例示する図解である。 図4は、LTEにおけるアップリンク・フレーム構造の例を例示する図解である。 図5は、ユーザ・プレーンおよび制御プレーンのためのラジオ・プロトコル・アーキテクチャの例を例示する図解である。 図6は、アクセス・ネットワークにおけるイボルブド・ノードBおよびユーザ機器の例を例示する図解である。 図7Aは、本開示の態様にしたがうラジオ・リンク欠陥回復のための方法を例示するブロック図である。 図7Bは、本開示の他の態様にしたがうラジオ・リンク欠陥回復のための方法を例示するブロック図である。 図8は、本開示の態様にしたがう典型的な装置における別のモジュール/手段/構成要素を例示するブロック図である。 図9は、本開示の態様にしたがう典型的な装置における別のモジュール/手段/構成要素を例示するブロック図である。
添付図面とともに以下に説明する詳細説明は、さまざまな構成の説明として意図されており、本明細書に記載された概念が実現される唯一の構成を表すことは意図されていない。この詳細説明は、さまざまな概念の完全な理解を提供することを目的とした具体的な詳細を含んでいる。しかしながら、これらの概念は、これら具体的な詳細無しで実現されうることが当業者に明らかになるであろう。いくつかの事例では、周知の構成および構成要素が、このような概念を曖昧にすることを避けるために、ブロック図形式で示されている。
テレコミュニケーション・システムの態様が、さまざまな装置および方法に関して示される。これらの装置および方法は、以下の詳細説明に記載され、さまざまなブロック、モジュール、構成要素、回路、ステップ、処理、アルゴリズム等(集合的に「要素」と称される)によって添付図面中に例示されている。これらの要素は、電子ハードウェア、コンピュータ・ソフトウェア、またはこれら任意の組み合わせを用いて実現されうる。これらの要素がハードウェアとしてまたはソフトウェアとして実現されるかは、特定のアプリケーションおよびシステム全体に課せられている設計制約に依存する。
例として、要素、要素の任意の部分、または、要素の任意の組み合わせは、1または複数のプロセッサを含む「処理システム」を用いて実現されうる。プロセッサの例は、マイクロプロセッサ、マイクロコントローラ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(FPGA)、プログラマブル論理デバイス(PLD)、ステート・マシン、ゲート・ロジック、ディスクリート・ハードウェア回路、およびこの開示の全体にわたって記載されたさまざまな機能を実行するように構成されたその他の適切なハードウェアを含んでいる。処理システムにおける1または複数のプロセッサは、ソフトウェアを実行しうる。ソフトウェアは、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、ハードウェア記述言語、またはその他で称されるに関わらず、命令群、命令群セット、コード、コード・セグメント、プログラム・コード、プログラム、サブプログラム、ソフトウェア・モジュール、アプリケーション、ソフトウェア・アプリケーション、パッケージ・ソフト、ルーチン、サブルーチン、オブジェクト、実行形式、実行スレッド、手順、機能等を意味するように広く解釈されるものとする。
したがって、1または複数の典型的な実施形態では、記載された機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、あるいはそれらの任意の組み合わせによって実現されうる。ソフトウェアで実現される場合、これら機能は、コンピュータ読取可能な媒体上に格納されるか、あるいは、コンピュータ読取可能な媒体上の1または複数の命令群またはコードとして符号化されうる。コンピュータ読取可能な媒体は、コンピュータ記憶媒体を含む。記憶媒体は、コンピュータによってアクセスされうる利用可能な任意の媒体である。例として、限定することなく、このようなコンピュータ読取可能な媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD−ROMまたはその他の光ディスク記憶装置、磁気ディスク記憶装置またはその他の磁気記憶デバイス、あるいは、所望のプログラム・コード手段を命令群またはデータ構造の形式で搬送または格納するために使用され、しかも、コンピュータによってアクセスされうるその他任意の媒体を備えうる。本明細書で使用されるようにディスク(diskおよびdisc)は、コンパクト・ディスク(disc)(CD)、レーザ・ディスク(disc)、光ディスク(disc)、デジタル多用途ディスク(disc)(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク(disk)、Blu−ray(登録商標)ディスク(disc)を含む。ここで、diskは通常、データを磁気的に再生し、discは、レーザを用いてデータを光学的に再生する。前述した組み合わせもまた、コンピュータ読取可能な媒体の範囲内に含まれるべきである。
図1は、LTEネットワーク・アーキテクチャ100を例示する図解である。LTEネットワーク・アーキテクチャ100は、イボルブド・パケット・システム(EPS)100と称されうる。EPS100は、1または複数のユーザ機器(UE)102、イボルブドUMTS地上ラジオ・アクセス・ネットワーク(E−UTRAN)104、イボルブド・パケット・コア(EPC)110、ホーム加入者サーバ(HSS)120、およびオペレータのIPサービス122を含みうる。EPSは、他のアクセス・ネットワークと相互接続しうるが、簡略のために、これらエンティティ/インタフェースは図示していない。図示されるように、EPSは、パケット交換サービスを提供する。しかしながら、当業者であれば容易に認識するであろうが、本開示にわたって示されているさまざまな概念は、回路交換サービスを提供しているネットワークに拡張されうる。
E−UTRANは、イボルブドノードB(eノードB)106およびその他のeノードB108を含む。eノードB106は、UE102に向かうユーザ・プレーン・プロトコルおよび制御プレーン・プロトコル終了を与える。eノードB106は、X2インタフェース(例えば、バックホール)を経由して他のeノードB108に接続されうる。eノードB106はまた、基地局、基地トランシーバ局、ラジオ基地局、ラジオ・トランシーバ、トランシーバ機能、基本サービスセット(BSS)、拡張サービス・セット(ESS)、またはその他適切な用語で称されうる。eノードB106は、UE102のために、EPC110へのアクセス・ポイントを提供する。UE102の例は、セルラ電話、スマートフォン、セッション開始プロトコル(SIP)電話、ラップトップ、携帯情報端末(PDA)、衛星ラジオ、全地球測位システム、マルチメディア・デバイス、ビデオ・デバイス、デジタル・オーディオ・プレーヤ(例えば、MP3プレーヤ)、カメラ、ゲーム機、またはその他の類似の機能デバイスを含む。UE102はまた、当業者によって、移動局、加入者局、モバイル・ユニット、加入者ユニット、無線ユニット、遠隔ユニット、モバイル・デバイス、無線デバイス、無線通信デバイス、遠隔デバイス、モバイル加入者局、アクセス端末、モバイル端末、無線端末、遠隔端末、ハンドセット、ユーザ・エージェント、モバイル・クライアント、クライアント、またはその他いくつかの適切な用語で称されうる。
eノードB106は、S1インタフェースによってEPC110に接続される。EPC110は、モビリティ管理エンティティ(MME)112、その他のMME114、サービス提供ゲートウェイ116、およびパケット・データ・ネットワーク(PDN)ゲートウェイ118を含む。MME112は、UE102とEPC110との間のシグナリングを処理する制御ノードである。一般に、MME112はベアラおよび接続管理を提供する。すべてのユーザIPパケットは、PDNゲートウェイ118に接続されているサービス提供ゲートウェイ116を介して転送される。PDNゲートウェイ118は、UEにIPアドレス割当のみならず、その他の機能も提供する。PDNゲートウェイ118は、オペレータのIPサービス122に接続される。オペレータのIPサービス122は、インターネット、イントラネット、IPマルチメディア・サブシステム(IMS)、およびPSストリーミング・サービス(PSS)を含んでいる。
図2は、LTEネットワーク・アーキテクチャにおけるアクセス・ネットワーク200の例を例示する図解である。この例では、アクセス・ネットワーク200は、多くのセルラ領域(セル)202に分割される。1または複数の低電力クラスeノードB208は、セル202の1または複数とオーバラップするセルラ領域210を有しうる。低電力クラスeノードB208は、遠隔ラジオ・ヘッド(RRH)と称されうる。低電力クラスeノードB208は、フェムト・セル(例えば、ホームeノードB(HeノードB))、ピコ・セル、またはミクロ・セルでありうる。マクロeノードB204はおのおの、それぞれのセル202に割り当てられ、セル202内のすべてのUE206のためのEPC110にアクセス・ポイントを提供するように構成される。アクセス・ネットワーク200のこの例では、中央コントローラは存在しないが、別の構成では、中央コントローラが使用されうる。eノードB204は、ラジオ・ベアラ制御、許可制御、モビリティ制御、スケジューリング、セキュリティ、および、サービス提供ゲートウェイ116への接続を含むすべてのラジオ関連機能を担当する。
アクセス・ネットワーク200によって適用される変調および多元接続スキームは、展開されている特定の通信規格に依存して変動しうる。LTEアプリケーションでは、周波数分割多重(FDD)と時分割多重(TDD)との両方をサポートするために、OFDMがダウンリンクで使用され、SC−FDMAがアップリンクで使用される。当業者であれば、後述する詳細記載から容易に認識されるように、本明細書で示されたさまざまな概念が、LTEアプリケーションにも同様に適合することを認識するであろう。しかしながら、これらの概念は、その他の変調技術および多元接続技術を適用するその他の通信規格へ容易に拡張されうる。例によれば、これらの概念は、イボリューション・データ・オプティマイズド(EV−DO)またはウルトラ・モバイル・ブロードバンド(UMB)へ拡張されうる。EV−DOおよびUMBは、CDMA2000規格ファミリの一部として第3世代パートナシップ計画2(3GPP2)によって公布されたエア・インタフェース規格であり、移動局へのブロードバンド・インターネット・アクセスを提供するためにCDMAを適用する。これらの概念は、例えばTD−SCDMAのように、広帯域CDMA(W−CDMA)およびCDMAのその他の派生を適用するユニバーサル地上ラジオ・アクセス(UTRA)、TDMAを適用するグローバル移動体通信(GSM(登録商標))、OFDMAを適用するイボルブドUTRA(E−UTRA)、ウルトラ・モバイル・ブロードバンド(UMB)、IEEE 802.11(Wi−Fi)、IEEE 802.16(WiMAX)、IEEE 802.20、およびフラッシュOFDMへ拡張されうる。UTRA、E−UTRA、UMTS、LTE、およびGSMは、3GPP団体からの文書に記載されている。CDMA2000およびUMBは、3GPP2団体からの文書に記載されている。適用されている実際の無線通信規格および多元接続技術は、特定のアプリケーションと、システムに課せられている全体的な設計制約とに依存するであろう。
eノードB204は、MIMO技術をサポートする複数のアンテナを有しうる。MIMO技術を使用することによって、eノードB204は、空間多重化、ビームフォーミング、および送信ダイバーシティをサポートする空間領域を開発できるようになる。空間多重化は、同じ周波数で、異なるデータ・ストリームを同時に送信するために使用されうる。データ・ストリームは、データ・レートを高めるために単一のUE206へ、全体的なシステム容量を高めるために複数のUE206へ、送信されうる。これは、各データ・ストリームを空間的にプリコードし(すなわち、振幅およびフェーズのスケーリングを適用し)、空間的にプリコードされた各ストリームを、DLで、複数の送信アンテナを介して送信することによって達成される。この空間的にプリコードされたデータ・ストリームは、異なる空間シグニチャを持つUE(単数または複数)206に到着する。これによって、UE(単数または複数)206のおのおのは、UE206のために指定された1または複数のデータ・ストリームを復元できるようになる。ULにおいては、各UE206が、空間的にプリコードされたデータ・ストリームを送信する。これによって、eノードB204は、空間的にプリコードされた各データ・ストリームのソースを識別できるようになる。
チャネル条件が良好な場合、空間多重が一般に使用される。チャネル条件がさほど好ましくない場合、送信エネルギを1または複数の方向に集中させるためにビームフォーミングが使用されうる。これは、複数のアンテナを介した送信のために、データを空間的にプリコードすることによって達成されうる。セルの端部における良好な有効通信範囲を達成するために、単一のストリーム・ビームフォーミング送信が、送信ダイバーシティと組み合わされて使用されうる。
以下に続く詳細説明では、アクセス・ネットワークのさまざまな態様が、DLでOFDMをサポートするMIMOシステムに関して記述されるだろう。OFDMは、OFDMシンボル内の多くのサブキャリアにおいてデータを変調するスペクトル拡散技術である。サブキャリアは、正確な周波数で隔離されている。この間隔は、受信機が、サブキャリアからデータを復元することを可能にする「直交性」を提供する。時間領域では、OFDM間シンボル干渉と格闘するために、各OFDMシンボルにガード間隔(例えば、サイクリック・プレフィクス)が追加されうる。アップリンクは、高いピーク対平均電力比(PARR)を補償するために、DFT拡散OFDM信号の形態でSC−FDMAを使用しうる。
図3は、LTEにおけるダウンリンク・フレーム構造の例を例示する図解300である。フレーム(10ミリ秒)が、等しいサイズの10のサブフレームに分割されうる。おのおののサブ・フレームは、2つの連続する時間スロットを含みうる。おのおのがリソース・ブロックを含む2つの時間スロットを表すために、リソース・グリッドが使用されうる。リソース・グリッドは、複数のリソース要素に分割される。LTEでは、リソース・ブロックは、おのおののOFDMシンボルにおける通常のサイクリック・プレフィクスについて、周波数領域において12の連続するサブキャリアを、時間領域において7つの連続するOFDMシンボルを、すなわち、84のリソース要素を含んでいる。拡張されたサイクリック・プレフィクスのために、リソース・ブロックは、時間領域において6つの連続したOFDMシンボルを含み、72のリソース要素を有する。リソース要素のうちのいくつかは、R302,304として示されるように、ダウンリンク基準信号(DL−RS)を含む。DL−RSは、(しばしば、共通RSとも称される)セル特有のRS(CRS)302と、UE特有のRS(UE−RS)304とを含んでいる。UE−RS304は、対応する物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)がマップされるリソース・ブロックにおいてのみ送信される。各リソース要素によって伝送されるビット数は、変調スキームに依存する。したがって、UEが受信するリソース・ブロックが増え、変調スキームが高くなると、UEのためのデータ・レートが高くなる。
図4は、LTEにおけるアップリンク・フレーム構造の例を例示する図解400である。アップリンクのために利用可能なリソース・ブロックは、データ・セクションおよび制御セクションに区分されうる。制御セクションは、システム帯域幅の2つの端部において形成され、設定可能なサイズを有しうる。制御セクションにおけるリソース・ブロックは、制御情報の送信のために、UEへ割り当てられうる。データ・セクションは、制御セクションに含まれていないすべてのリソース・ブロックを含みうる。アップリンク・フレーム構造の結果、連続したサブキャリアを含むデータ選択となる。これによって、データ・セクション内の連続したサブキャリアのすべてが単一のUEに割り当てられるようになる。
UEは、制御情報をeノードBへ送信するために、制御セクション内にリソース・ブロック410a,410bを割り当てられうる。UEはまた、eノードBにデータを送信するために、データ・セクション内にリソース・ブロック420a,420bを割り当てられうる。UEは、制御セクションにおいて割り当てられたリソース・ブロックで、物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)で制御情報を送信しうる。UEは、データ・セクションにおいて割り当てられたリソース・ブロックで、物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)で、データのみ、または、データと制御情報との両方を送信しうる。アップリンク送信は、サブフレームからなる両スロットにおよび、周波数を越えてホップしうる。
初期システム・アクセスの実行、および、物理ランダム・アクセス・チャネル(PRACH)430におけるアップリンク同期の達成のために、リソース・ブロックのセットが使用されうる。PRACH430は、ランダム・シーケンスを伝送し、いかなるアップリンク・データ/シグナリングも伝送できない。ランダム・アクセス・プリアンブルはおのおの、6つの連続するリソース・ブロックに対応する帯域幅を占有する。開始周波数は、ネットワークによって指定される。すなわち、ランダム・アクセス・プリアンブルの送信は、ある時間リソースおよび周波数リソースに制限される。PRACHのための周波数ホッピングは無い。PRACH試行は、単一のサブフレーム(1ミリ秒)で伝送されるか、少数の連続したサブフレームのシーケンスで伝送されうる。そして、UEは、フレーム(10ミリ秒)毎に1回のPRACH試行しか行わないことがある。
図5は、LTEにおけるユーザ・プレーンおよび制御プレーンのためのラジオ・プロトコル・アーキテクチャの例を例示する図解500である。UEおよびeノードBのラジオ・プロトコル・アーキテクチャが、3つのレイヤ、すなわち、レイヤ1、レイヤ2、およびレイヤ3を用いて図示される。レイヤ1(L1レイヤ)は、最下位レイヤであり、さまざまな物理レイヤ信号処理機能を実施する。L1レイヤは、本明細書では物理レイヤ506と称されるだろう。レイヤ2(L2レイヤ)508は、物理レイヤ506の上にあり、物理レイヤ506上におけるUEとeノードBとの間のリンクを担当する。
ユーザ・プレーンでは、L2レイヤ508は、媒体アクセス制御(MAC)サブレイヤ510と、ラジオ・リンク制御(RLC)サブレイヤ512と、パケット・データ収束プロトコル(PDCP)サブレイヤ514とを含む。これらは、ネットワーク側におけるeノードBにおいて終了する。図示されていないが、UEは、ネットワーク側におけるPDNゲートウェイ118で終了するネットワーク・レイヤ(例えば、IPレイヤ)を含む、L2レイヤ508上のいくつかの上部レイヤと、(例えば、遠くのエンドUE、サーバ等のような)接続の他端において終了するアプリケーション・レイヤとを有しうる。
PDCPサブレイヤ514は、異なるラジオ・ベアラと論理チャネルとの間の多重化を提供する。PDCPサブレイヤ514はまた、ラジオ送信オーバヘッドを低減するための上部レイヤ・データ・パケットのヘッダ圧縮、データ・パケットを暗号化することによるセキュリティ、および、UEのeノードB間のハンドオーバ・サポートを提供する。RLCサブレイヤ512は、上部レイヤ・データ・パケットのセグメント化および再アセンブル、喪失したデータ・パケットの再送信、および、ハイブリッド自動反復要求(HARQ)による順不同な受信を補償するためのデータ・パケットの並べ替えを提供する。MACサブレイヤ510は、論理チャネルと伝送チャネルとの間の多重化を提供する。MACサブレイヤ510はまた、1つのセル内のさまざまなラジオ・リソース(例えば、リソース・ブロック)を、UE間に割り当てることをも担当する。MACサブレイヤ510はまた、HARQ動作をも担当する。
制御プレーンでは、UEおよびeノードBのためのラジオ・プロトコル・アーキテクチャは、制御プレーンのためのヘッダ圧縮機能が無いことを除いて、物理レイヤ506およびL2レイヤ508について実質的に同じである。制御プレーンはまた、レイヤ3(L3レイヤ)にラジオ・リソース制御(RRC)サブレイヤ516を含んでいる。RRCサブレイヤ516は、ラジオ・リソース(すなわち、ラジオ・ベアラ)を取得することと、eノードBとUEとの間のRRCシグナリングを用いて下部レイヤを設定することと、を担当する。
図6は、アクセス・ネットワークにおいてUE650と通信するeノードB610のブロック図である。DLでは、コア・ネットワークからの上部レイヤ・パケットが、コントローラ/プロセッサ675へ提供される。コントローラ/プロセッサ675は、L2レイヤの機能を実現する。DLでは、コントローラ/プロセッサ675は、さまざまな優先度判定基準に基づいて、ヘッダ圧縮、暗号化、パケット・セグメント化および並べ替え、論理チャネルと伝送チャネルとの間の多重化、および、UE650へのラジオ・リソース割当を提供する。さらに、コントローラ/プロセッサ675はまた、HARQ動作、喪失パケットの再送信、およびUE650へのシグナリングを担当する。
TXプロセッサ616は、L1レイヤ(すなわち、物理レイヤ)のためのさまざまな信号処理機能を実現する。この信号処理機能は、UE650におけるフォワード誤り訂正(FEC)を容易にするための符号化およびインタリービング、および、さまざまな変調スキーム(例えば、バイナリ・フェーズ・シフト・キーイング(BPSK)、直交フェーズ・シフト・キーイング(QPSK)、Mフェーズ・シフト・キーイング(M−PSK)、M直交振幅変調(M−QAM))に基づく信号コンステレーションへのマッピング、を含む。符号化および変調されたシンボルは、その後、並行なストリームへ分割される。おのおののストリームはその後、OFDMサブキャリアへマップされ、時間領域および/または周波数領域において基準信号(例えば、パイロット)とともに多重化され、その後、逆高速フーリエ変換(IFFT)を用いてともに結合されることにより、時間領域OFDMシンボル・ストリームを伝送する物理チャネルが生成される。このOFDMストリームは、空間的にプリコードされ、複数の空間ストリームが生成される。チャネル推定器674からのチャネル推定値は、空間処理のためのみならず、符号化および変調スキームを決定するためにも使用されうる。チャネル推定値は、UE650によって送信されたチャネル条件フィードバックおよび/または基準信号から導出されうる。おのおのの空間ストリームはその後、個別の送信機618TXを介して別々のアンテナ620へ提供される。おのおのの送信機618TXは、送信のために、それぞれの空間ストリームを用いてRFキャリアを変調する。
UE650では、おのおのの受信機654RXが、それぞれのアンテナ652を介して信号を受信する。おのおのの受信機654RXは、RFキャリアにおいて変調された情報を復元し、この情報を、受信(RX)プロセッサ656へ提供する。RXプロセッサ656は、L1レイヤのさまざまな信号処理機能を実施する。RXプロセッサ656は、この情報に対して空間処理を実行し、UE650のために向けられた任意の空間ストリームを復元する。複数の空間ストリームが、UE650に向けられている場合、これらは、RXデータ・プロセッサ656によって、単一のOFDMシンボル・ストリームへ結合されうる。RXプロセッサ656は、その後、高速フーリエ変換(FFT)を用いて、OFDMシンボル・ストリームを、時間領域から周波数領域へ変換する。周波数領域信号は、OFDM信号のおのおののサブキャリアの個別のOFDMシンボル・ストリームを備える。おのおののサブキャリアにおけるシンボル、および基準信号は、eノードB610によって送信された最も可能性の高いコンステレーション・ポイントを判定することによって復元および復調される。これら軟判定は、チャネル推定器658によって計算されたチャネル推定値に基づきうる。これら軟判定はその後、復号およびデインタリーブされ、物理チャネル上でeノードB610によって送信されたオリジナルのデータおよび制御信号が復元される。データ信号および制御信号はその後、コントローラ/プロセッサ659へ提供される。
コントローラ/プロセッサ659は、L2レイヤを実現する。コントローラ/プロセッサは、プログラム・コードおよびデータを格納するメモリ660に関連付けられうる。メモリ660は、コンピュータ読取可能な媒体と称されうる。ULでは、制御/プロセッサ659は、コア・ネットワークからの上部レイヤ・パケットを復元するために、伝送チャネルと論理チャネルとの間の逆多重化、パケット再アセンブリ、解読、ヘッダ伸張、制御信号処理を提供する。L2レイヤ上のすべてのプロトコル・レイヤを表す上部レイヤ・パケットは、その後、データ・シンク662へ提供される。L3処理のためにも、データ・シンク662へさまざまな制御信号が提供されうる。コントローラ/プロセッサ659はまた、HARQ動作をサポートするためにアクノレッジメント(ACK)および/または否定的アクノレッジメント(NACK)プロトコルを用いて、誤り検出を担当する。
ULでは、コントローラ/プロセッサ659へ上部レイヤ・パケットを提供するために、データ・ソース667が使用される。データ・ソース667は、L2レイヤ上のすべてのプロトコル・レイヤを表す。eノードB610によるダウンリンク送信に関して記載された機能と同様に、コントローラ/プロセッサ659は、ヘッダ圧縮、暗号化、パケット・セグメント化および並べ替え、および、eノードB610によるラジオ・リソース割当に基づく論理チャネルと伝送チャネルとの間の多重化を提供することによって、ユーザ・プレーンおよび制御プレーンのためのL2レイヤを実現する。コントローラ/プロセッサ659はまた、HARQ動作、喪失パケットの再送信、および、eノードB610へのシグナリングをも担当する。
eノードB610によって送信されたフィードバックまたは基準信号から、チャネル推定器658によって導出されたチャネル推定値が、適切な符号化スキームおよび変調スキームを選択するために、および、空間処理を容易にするために、TXデータ・プロセッサ668によって使用されうる。TXデータ・プロセッサ668によって生成された空間ストリームは、個別の送信機654TXを介して別のアンテナ652に提供される。おのおのの送信機654TXは、送信のために、それぞれの空間ストリームを用いてRFキャリアを変調する。
アップリンク送信は、UE650における受信機機能に関して記述されたものに類似した方式で、eノードB610において処理される。おのおのの受信機618RXは、それぞれのアンテナ620を介して信号を受信する。おのおのの受信機618RXは、RFキャリアへ変調された情報を復元し、この情報を、RXデータ・プロセッサ670へ提供する。RXプロセッサ670は、L1レイヤを実現しうる。
コントローラ/プロセッサ675は、L2レイヤを実現する。コントローラ/プロセッサ675は、プログラム・コードおよびデータを格納するメモリ676に関連付けられうる。メモリ676は、コンピュータ読取可能な媒体と称されうる。ULでは、制御/プロセッサ675は、UE650からの上部レイヤ・パケットを復元するために、伝送チャネルと論理チャネルとの間の逆多重化、パケット再アセンブリ、解読、ヘッダ伸張、制御信号処理を提供する。コントローラ/プロセッサ675からの上部レイヤ・パケットは、コア・ネットワークへ提供されうる。コントローラ/プロセッサ675はまた、HARQ動作をサポートするために、ACKプロトコルおよび/またはNACKプロトコルを用いた誤り検出をも担当する。
基地局−ユーザ機器のリンクが非対称である通信ネットワークでは、ダウンリンク・チャネルが、信頼性の低い周波数スペクトル(例えば、ホワイト・スペース)にありうる一方、アップリンク・チャネルが、(例えば、ライセンスされたスペクトルにおける)信頼性の高い周波数スペクトルにありうる。また、この逆もありうる。ダウンリンク・チャネルにおける干渉によって、頻繁なダウンリンク・ラジオリンク欠陥(RLF)が生じうる一方、アップリンク・チャネルは高い信頼性であり続けうる。ライセンスされていないチャネル(例えば、テレビジョン(TV)ホワイト・スペース、産業、科学、および医療(ISM)帯域等)で実施されているダウンリンク・チャネルは、ラジオ・リンク欠陥をもたらす干渉に遭遇しうる。すなわち、例えば物理レイヤ欠陥のようなラジオ・リンク欠陥は、ライセンスされていないチャネルにおける干渉によって、これら周波数スペクトルにある可能性が高い。干渉は、現在のユーザ、またはその他の二次ユーザによって引き起こされうる。
既存のラジオ・リンク欠陥回復手順は遅く、ラジオ・リンク欠陥が頻繁に生じる場合、ユーザ体験を低下させる。さらに、既存のラジオ・リンク欠陥回復手順は、信頼性の高いアップリンク・チャネルの利用度を活用しない。したがって、ラジオ・リンク欠陥の場合、UEとeノードBとの間の動作をシームレスに回復させうる(サービス提供セルと調整された)チャネル切換技術を実施することが所望される。
以下の例では、eノード610とUE650との間の無線通信は、ホワイト・スペースではダウンリンク・チャネルにおいて生じ、ライセンスされたチャネルではアップリンク・チャネルにおいて生じる。ダウンリンク・ラジオ・リンク欠陥がUE650によって検出された場合、チャネルを回復するために、他の動作の中でも、標準的な手順が、UEによって実行されうる。この標準的な手順はまた、ベースライン手順とも称されうる。この標準的な手順は、アップリンク送信をディセーブルすることと、欠陥のあるダウンリンク・チャネルの回復のチェックのために、予め定義された一定の期間、待つことと、セル選択を実行することと、ランダム・アクセス・チャネル手順(RACH)を実行することと、ラジオ・リソース制御(RRC)接続再確立を実行することと、を含みうる。一例では、UE650は、この標準的な手順を実行した結果、新たなeノードB610へ切り換わる。さらに、異なる周波数における同じeノードB610におけるチャネル再選択は、干渉を緩和するのに十分でありうるので、ラジオ・リンク欠陥が、現在適用されているチャネルまたは周波数における新たなジャマー(jammer)による場合、セルを変える必要はない場合がありうる。しかしながら、ラジオ・リンク欠陥が続くのであれば、セルを変えるために、標準的な手順を続けることが所望されうる。
1つの態様によれば、UE650がeノードB610と通信しており、UEのラジオ周波数(RF)受信機がホワイト・スペース・チャネルにチューニングされている場合、ラジオ・リンク欠陥検出は、対応するタイマおよびカウンタとともに、例えば非同期測定および同期測定のような既存の基準に基づきうる。いくつかの態様では、ラジオ・リンク欠陥が検出された場合、UE650は、標準的な手順にしたがうのではなく、ダウンリンク・ラジオ・リンク欠陥が宣言されたことをeノードB610に通知しうる。UE650はその後、ラジオ周波数(RF)受信機を、予め合意されたチャネルへ再チューニングしうる。予め合意されたチャネルは、ラジオ・リンク欠陥中の通信を容易にするためにeノードBとUEとの間で予め合意された、eノードB610とUE650との間の通信のために使用されるべき新たなチャネルを称する。ダウンリンクが壊れてからは、UEによって送信されたラジオ・リンク喪失通信は、eノードBによってアクノレッジされないことが注目される。
UEの再チューニング中、または、UEが予め合意されたチャネルへ再チューニングされた後、UEは、タイマを起動し、予め合意されたチャネルにおけるUE650のeノードB610への同期を可能にする。同期のための期間またはタイマはまた、eノード610によっても起動されうる。再チューニング後、物理(PHY)レイヤ同期手順のいくつか(例えば、キャリア周波数オフセットの推定)を実施することが所望されうる。いくつかの態様では、UE650とeノードB610とは、両方が予め合意されたチャネルへ再チューニングされる場合に部分的に同期されうる。例えば、1つのシナリオでは、eノードB610のセルIDが、チャネル切換後同じであるか、または異なっているかの何れかであり、さらに、eノードB610からのシグナリングに基づいて、このセルIDが、チャネル切換前にUE650に知られているのであれば、セルIDは獲得されない。多くの場合、同期のために必要とされないのであれば、ブロードキャスト・チャネルを読み取ることもまたスキップされうる。例えば、新たなチャネルは、オリジナルのチャネルと同じ帯域幅を有しうるか、または、有すると仮定されうる。この場合、ブロードキャスト・チャネルは無視されうる。同様に、システム情報ブロック(SIB)は、(例えば、SIB1におけるfreqBandIndicatorのような帯域関連フィールドを除いて)同じコンテンツ、同じ数のアンテナ等を有しうる。あるいは、SIBコンテンツは異なりうるものの、SIBコンテンツはすでにチャネルを変更する前にUEに知られていることもありうる。
別の態様によれば、ラジオ・リンク欠陥中、UE650はまた、前述したタイマの持続時間中、ダウンリンク通信およびアップリンク通信を中断しうる。いくつかの態様では、許可がペンディングである間、UE650は、待機期間に入りうる。例えば、スケジューリング要求(SR)がPUCCHで送信され、UE650は、eノードB610からのアップリンク許可を待つ帯域期間に入りうる。待機期間にある間、UE650は、不連続受信(DRX)モードに入らない場合がありうる。また、UE650は、待機期間にある間、チャネル切換手順および不連続受信を実行しうる。別の例では、ペンディングのHARQ再送信のためのアップリンク許可が生じうる。タイマが終了した場合、UE650は、アクティブ・モードに入り、新たなチャネルにおけるPDCCHを求めてモニタしうる。PDCCHのうちの少なくともM個(ここで、Mは、設計パラメータ)のサブフレームが復号された後、UE650は、通常動作に戻りうる。
いくつかの態様では、eノードB610が、UE650からラジオ・リンク欠陥通知を正しく受信した場合、eノードB610は、利用可能なラジオ周波数(RF)送信機のうちの1つを(UE650と予め合意された)宛先チャネルへ再チューニングすることと、タイマを起動することと、を含むシーケンスにしたがいうる。RF送信機が新たなチャネルで送信する準備ができている場合、標準的なLTEダウンリンク同期チャネルおよび制御チャネル(例えば、一次同期信号(PSS)/二次同期信号(SSS)/物理ブロードキャスト・チャネル(PBCH)/セル特有基準信号(CRS)/システム情報ブロック(SIB))が送信されうる。
いくつかの態様では、タイマがアクティブである場合、UE650とeノードB610との間のその他のすべての通信が中断される。例えば、タイマがアクティブである場合、ペンディングのPDCCH許可およびコマンドが延期されうる。さらに、タイマが終了した場合、UEのためのペンディングのPDCCH許可およびコマンドが、新たなチャネルで送信される。新たなチャネルのチャネル品質は、前のチャネルとは異なりうる。したがって、eノードB610は、UE650に対して、非周期的なチャネル品質インデクス(CQI)レポートを、適切な物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)ダウンリンク制御情報(DCI)許可によって送信するように要求しうる。
正しいラジオ・リンク欠陥回復のために、eノードB610とUE650との両方が、同じチャネルに再チューニングする。いくつかの態様では、ホワイト・スペース・チャネルにチューニングされたUE650によってラジオ・リンク欠陥が宣言された場合、eノードB610およびUE650は、ライセンスされたチャネルへ再チューニングしうる。さらに、別の態様では、eノードB610および関連付けられたUE650は、バックアップ・チャネルの、UE特有のソートされたリストを保持しうる。これらバックアップ・チャネルは、予め同意されたチャネルでありうる。このリストは、当業者によって理解される方式で生成され、eノードB610とUE650との間で交換されうる。いくつかの態様では、ラジオ・リンク欠陥が検出された場合、このリストにおける第1のチャネルが最初に選択される。そして、最初に選択されたチャネルに欠陥があるのであれば、このリストからのチャネルの選択はシーケンシャルでありうる。
ライセンスされたチャネル(単数または複数)は、ライセンスされていないチャネルに対して異なる帯域幅(BW)を有しうる。例えば、ライセンスされていないホワイト・スペース・チャネルは、TV帯域フラグメンテーションによって5MHz帯域幅で動作しうる一方、ライセンスされているチャネルは、それよりも広い帯域幅、および/または、それよりも狭い帯域幅を使用しうる。例えば、ライセンスされていない以前のチャネルと、ライセンスされている新たなチャネルとの間に別の帯域幅が存在する場合、再チューニングは、ラジオ・リンク欠陥を緩和するために十分ではない場合がありうる。このケースでは、タイマが終了した場合、UE650は、新たなチャネルの帯域幅を知るために、物理ブロードキャスト・チャネル(PBCH)を読み取るので、PBCHの周期性(例えば、40ミリ秒)によって、回復処理のレイテンシを増加させる。
帯域幅の違いに対処するために、UE側におけるタイマは、eノードB610側におけるタイマよりも小さな値に設定されうる。タイマは、UE650が獲得するための十分な時間を与えるために調節されうる。いくつかの態様では、UE650およびeノードB610の再チューニングは、予めネゴシエートされた帯域幅に基づきうる。予めネゴシエートされた帯域幅を伴うチャネルにおける回復は、チャネル回復処理のレイテンシのいくつかを低減または除去しうる。
いくつかの態様では、新たに選択されたチャネルもまた、ラジオ・リンク欠陥を被りうる。例えば、干渉体が、選択されたチャネルを最近占有し、UE650とeノードB610とが、チャネルのバックアップ・リストを更新していないかもしれない。別の例では、ラジオ・リンク欠陥は、悪い幾何学条件による場合がありうる。例えば、この例では、UE650がセルの有効通信範囲エリアを出て、ハンドオーバがeノードB610によってシグナルされない。したがって、ラジオ・リンク欠陥は、選択されたチャネルに関わらず持続しうる。以下の解決策は、持続的なラジオ・リンク欠陥問題に対処しうる。
1つの態様では、タイマがUE側において終了した場合、新たなチャネルが、ライセンスされたスペクトルにあるのであれば、UE650は、新たなチャネルにおけるPDCCH復号品質の測定を開始しうる。さらに、ライセンスされたチャネルにチューニングされた場合に、UE650によってラジオ・リンク欠陥が宣言されたのであれば、前述したベースライン手順が遵守されうる。
別の態様では、タイマがUE側において終了した場合に、新たなチャネルが、ライセンスされていないスペクトルにあるのであれば、UE650は、新たなチャネルにおけるPDCCH復号品質の測定を開始しうる。さらに、ラジオ・リンク欠陥が、ライセンスされていないスペクトルにおいて宣言されたのであれば、バックアップ・チャネルのリストにおける第2のチャネルが選択され、前述した回復手順が繰り返される。回復手順は、(P,L)のうちの最小の回数まで反復されうる。ここで、Pは、設計パラメータであり、Lは、バックアップ・チャネル・リストの長さである。min(P、L)試みの後、ラジオ・リンク欠陥が再び宣言されると、前述したベースライン手順または標準的な手順が遵守されうる。
ラジオ・リンク欠陥が生じた場合、チャネル回復手順の時間を増やすために、ハンドシェークが生じうる。典型的なハンドシェークは、タイマの終了後に、eノードB610が、第1のサブフレームで情報を送信することを含む。この情報は、UE650からの応答を促さねばならない。1つの構成では、この情報は、UE650のセル・ラジオ・ネットワーク・テンポラリ識別子(C−RNTI)を用いてスクランブルされた少なくとも1つのPDCCHダウンリンク制御情報(DCI)メッセージである。例えば、このメッセージは、非同期チャネル品質インデクス(CQI)要求を含みうる。UE650とeノードB610との間のこのハンドシェークはあるいは、アクノレッジメント(ACK)/否定的アクノレッジメント(NACK)シーケンスの形態をとりうる。
前述したように、ダウンリンク・チャネルが、ラジオ・リンク欠陥を被っている場合に、アップリンク・チャネルが信頼性を維持している間、UE650は、eノードB610に対して、ラジオ・リンク欠陥を通知する。UE650が、eノードB610に対して、ラジオ・リンク欠陥を通知するために、さまざまなオプションが利用可能でありうる。現在、スケジューリング要求が、UE650によって定期的に(PUSCHが送信されていないのであれば、PUCCHで)シグナルされている。通知を容易にするために、特別なスケジューリング要求値(例えば、−1に等しい)が定義されうる。ラジオ・リンク欠陥が検出された場合、UE650は、第1のスケジューリング要求レポート機会において、この特別なスケジューリング要求値を送信しうる。
いくつかの態様では、eノードB610に通知することは、特別なランダム・アクセス・チャネル(RACH)手順を含みうる。ラジオ・リンク欠陥が宣言された場合、UE650によって、特別なRACH手順が開始されうる。特別なRACH手順は、異なるルートまたは異なる直交シフト、別のサブフレーム(PRACH機会)、および/または、別の周波数を有する、特別な物理ランダム・アクセス・チャネル(PRACH)シーケンスを含みうる。eノードB610が特別なPRACHシーケンスを検出した場合、eノードB610は、送信元のUE650が、ラジオ・リンク欠陥を宣言していることを認識する。したがって、eノードB610は、どのUE650がこのシーケンスを送信したのかを把握できなくてはならない。eノードB610は、各UE650に割り当てられたリソースとシーケンスとのユニークな組み合わせを認識することによって、送信元のUE650を判定しうる。あるいは、UE650は、その後のメッセージに、自分のアイデンティティを組み込みうる。
いくつかの態様では、UE650は、(例えば、認知(cognitive)UEを用いて)アップリンク・チャネルで定期的に送信することが要求されているキープ・アライブ・メッセージを用いて、eノードB610に対して、ラジオ・リンク欠陥を通知しうる。いくつかの態様では、適切な半持続的スケジューリング(SPS)許可が、この目的に特化されうる。SPS許可は、(迅速な通知を可能にするために)低周期だが、オーバヘッドを低減するためにわずかな割当リソース・ブロック(RB)しか有してはならない。
ラジオ・リンク欠陥通知は、eノードB610によって受信されないかもしれないか、または、eノードB610によって誤って受信されうる。この欠陥通知は、例えば、アップリンク・チャネルが信頼性が低くなったために、あるいは、eノードB610によって正しく検出されないためになされうる。ラジオ・リンク欠陥通知が失敗した場合、UE650は、再チューニングし、eノードB610は再チューニングしないだろう。
新たなチャネルがライセンスされていない場合、UE650は、(eノードB610によって宛先チャネルで共通基準信号(CRS)が送信されていないと仮定して、)第2のラジオ・リンク欠陥通知を発行しうる。したがって、eノードB610は、第2の通知を受信しうる。そして、このチャネルを回復するために、それにしたがって動作しうる。
(eノードB610がCRSおよび制御チャネルを送信したと仮定して)宛先チャネルがラインセンスされた場合、UE650は、ラジオ・リンク欠陥を発行しうる。しかしながら、UE650は、タイマ終了後、第1のサブフレームで、新たなチャネルでハンドシェークを受信することはないだろう。本開示の1つの態様によれば、タイマ終了後、ある数のサブフレーム後、適切なハンドシェーク・メッセージが受信されないのであれば、UEは、レガシー・ラジオ・リンク欠陥を宣言し、前述したベースライン手順にしたがう。
図7A−7Bは、無線通信のための方法701,702を例示する。図7Aに例示された方法701は、図6のUE650において実施されうる。図7Aに例示されているように、UEは、ブロック710に示すように、eノードBに対してラジオ・リンク欠陥を通知するためのメッセージを、現在のチャネルで送信しうる。UEはその後、ブロック712に示されるように、予め合意されたチャネルへ再チューニングしうる。さらにUEは、ブロック714に示されるように、予め合意されたチャネルでeノードBと同期するための期間を設定しうる。
1つの構成では、eノードBに対してラジオ・リンク欠陥を通知するためのメッセージを現在のチャネルで送信する手段を含むUE650が、無線通信のために構成されている。1つの態様では、受信する手段は、送信する手段によって記述された機能を実行するように構成されたコントローラ・プロセッサ659、メモリ660、TXプロセッサ668、およびアンテナ652でありうる。UE650はまた、予め合意されたチャネルへ再チューニングする手段を含むようにも構成される。1つの態様では、再チューニングする手段は、再チューニングする手段によって記述された機能を実行するように構成されたコントローラ・プロセッサ659、メモリ660、TXプロセッサ668、およびアンテナ652でありうる。eノードB610はまた、予め合意されたチャネルでeノードBと同期するための期間を設定する手段を含むようにも構成される。1つの態様では、設定する手段は、設定する手段によって記述された機能を実行するように構成されたコントローラ・プロセッサ659、メモリ660、TXプロセッサ668、およびアンテナ652でありうる。別の態様では、前述された手段は、前述された手段によって記載された機能を実行するように構成された任意のモジュールまたは任意の装置でありうる。
図7Bに例示される方法702は、図6のeノードB610によって実施されうる。図7Bに例示されるように、eノードBは、ブロック720に図示されるように、現在のチャネルで、遠隔のUEからRLF通知を受信しうる。eノードBは,ブロック722に図示されるように、予め合意されたチャネルへ再チューニングしうる。さらに、eノードBは、ブロック724に図示されるように、予め合意されたチャネルによって通信しうる。さらに、ブロック726に図示されるように、eノードBは、予め合意されたチャネルでUEと同期するための期間を設定しうる。
1つの構成では、現在のチャネルで、ユーザ機器(UE)からラジオ・リンク欠陥通知を受信する手段と、予め合意されたチャネルへ再チューニングする手段と、予め合意されたチャネルによって通信する手段と、予め合意されたチャネルでUEと同期するための期間を設定する手段と、を含むeノードB610が、無線通信のために構成される。1つの態様では、前述した手段は、前述した手段によって記述された機能を実行するように構成されたコントローラ・プロセッサ675、メモリ676、受信プロセッサ670、およびアンテナ620でありうる。
図8は、処理システム814を適用する装置800のハードウェア実装の例を例示する図解である。処理システム814は、一般にバス824によって表されているバス・アーキテクチャを用いて実現されうる。バス824は、全体的な設計制約および処理システム814の特定のアプリケーションに依存して、任意の数の相互接続バスおよびブリッジを含みうる。バス824は、プロセッサ818、モジュール802−806、およびコントローラ読取可能な媒体816によって表される、1または複数のプロセッサおよび/またはハードウェア・モジュールを含むさまざまな回路をともにリンクする。バス824はさらに、例えば、タイミング・ソース、周辺機器、電圧制御装置、および電力管理回路のようなその他さまざまな回路をリンクしうる。これらは、当該技術分野で良く知られているので、さらなる説明はしない。
この処理システム814は、トランシーバ810に接続されている。トランシーバ810は、1または複数のアンテナ820に接続されうる。トランシーバ810は、送信媒体を介したその他さまざまな装置との通信を可能にする。
プロセッサ818は、コンピュータ読取可能な媒体816に格納されたソフトウェアの実行を含む一般的な処理を担当する。ソフトウェアは、プロセッサ818によって実行された場合、処理システム814に対して、任意の特定の装置のために記述されたさまざまな機能を実行させる。コンピュータ読取可能な媒体816はまた、ソフトウェアが実行されている場合に、プロセッサ818によって操作されるデータを格納するためにも使用されうる。
処理システム814は、通知モジュール802、再チューニング・モジュール804、およびタイミング・モジュール806を含む。通知モジュール802は、eノードBにラジオ・リンク欠陥を通知するメッセージを現在のチャネルで送信しうる。再チューニング・モジュール804は、予め合意されたチャネルへ再チューニングしうる。さらに、タイミング・モジュール806は、予め合意されたチャネルでeノードBと同期するための期間を設定しうる。これらモジュールは、コンピュータ読取可能な媒体816に常駐/格納され、プロセッサ818において動作するソフトウェア・モジュールでありうるか、プロセッサ818に接続された1または複数のハードウェア・モジュールでありうるか、またはこれらのある組み合わせでありうる。処理システム814は、UE650の構成要素でありうる。そして、メモリ660、送信プロセッサ668、受信プロセッサ656、変調器/復調器654、アンテナ652、および/または、コントローラ/プロセッサ659を含みうる。
図9は、処理システム914を適用する装置900のハードウェア実装の例を例示する図解である。処理システム914は、一般にバス924によって表されているバス・アーキテクチャを用いて実現されうる。バス924は、全体的な設計制約および処理システム914の特定のアプリケーションに依存して、任意の数の相互接続バスおよびブリッジを含みうる。バス924は、プロセッサ918、モジュール902−908、およびコントローラ読取可能な媒体916によって表される、1または複数のプロセッサおよび/またはハードウェア・モジュールを含むさまざまな回路をともにリンクする。バス924はさらに、例えば、タイミング・ソース、周辺機器、電圧制御装置、および電力管理回路のようなその他さまざまな回路をリンクしうる。これらは、当該技術分野で良く知られているので、さらなる説明はしない。
この処理システム914は、トランシーバ911に接続されている。トランシーバ911は、1または複数のアンテナ920に接続されうる。トランシーバ911は、送信媒体を介したその他さまざまな装置との通信を可能にする。プロセッサ918は、コンピュータ読取可能な媒体916に格納されたソフトウェアの実行を含む一般的な処理を担当する。ソフトウェアは、プロセッサ918によって実行された場合、処理システム914に対して、任意の特定の装置のために記述されたさまざまな機能を実行させる。コンピュータ読取可能な媒体916はまた、ソフトウェアが実行されている場合に、プロセッサ918によって操作されるデータを格納するためにも使用されうる。
処理システム914は、通知モジュール902、再チューニング・モジュール904、通信モジュール906、およびタイミング・モジュール908を含む。通知モジュール902は、UEから、現在のチャネルで、ラジオ・リンク欠陥通知を受信しうる。再チューニング・モジュール904は、予め合意されたチャネルへ再チューニングしうる。さらに、通信モジュール906は、予め合意されたチャネルによって通信しうる。さらに、タイミング・モジュール908は、予め合意されたチャネルでUEと同期するための期間を設定しうる。これらモジュールは、コンピュータ読取可能な媒体916に常駐/格納され、プロセッサ918において動作するソフトウェア・モジュールでありうるか、プロセッサ918に接続された1または複数のハードウェア・モジュールでありうるか、またはこれらのある組み合わせでありうる。処理システム914は、eノードB610の構成要素でありうる。そして、メモリ676、送信プロセッサ616、受信プロセッサ670、変調器/復調器618、アンテナ620、および/または、コントローラ/プロセッサ675を含みうる。
当業者であればさらに、本明細書の開示に関連して記載されたさまざまな例示的な論理ブロック、モジュール、回路、およびアルゴリズム・ステップが、電子工学ハードウェア、コンピュータ・ソフトウェア、あるいはこれらの組み合わせとして実現されることを理解するであろう。ハードウェアとソフトウェアとの相互置換性を明確に説明するために、さまざまな例示的な構成要素、ブロック、モジュール、回路、およびステップが、これらの機能の観点から一般的に記載された。これら機能がハードウェアとしてまたはソフトウェアとして実現されるかは、特定の用途およびシステム全体に課せられている設計制約に依存する。当業者であれば、特定の用途のおのおのに応じて変化する方式で、前述した機能を実現しうる。しかしながら、この適用判断は、本発明の範囲からの逸脱をもたらすものと解釈されるべきではない。
本明細書の開示に関連して記述されたさまざまな例示的な論理ブロック、モジュール、および回路は、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(FPGA)あるいはその他のプログラマブル論理デバイス、ディスクリート・ゲートあるいはトランジスタ・ロジック、ディスクリート・ハードウェア構成要素、または上述された機能を実現するために設計された上記何れかの組み合わせを用いて実現または実施されうる。汎用プロセッサは、マイクロ・プロセッサでありうるが、代替例では、このプロセッサは、従来のプロセッサ、コントローラ、マイクロ・コントローラ、またはステート・マシンでありうる。プロセッサは、例えばDSPとマイクロ・プロセッサとの組み合わせ、複数のマイクロ・プロセッサ、DSPコアと連携する1または複数のマイクロ・プロセッサ、またはその他任意のこのような構成であるコンピューティング・デバイスの組み合わせとして実現されうる。
本明細書の開示に関連して説明された方法またはアルゴリズムのステップは、ハードウェアでダイレクトに、プロセッサによって実行されるソフトウェア・モジュールで、またはこの2つの組合せで実施することができる。ソフトウェア・モジュールは、RAMメモリ、フラッシュ・メモリ、ROMメモリ、EPROMメモリ、EEPROMメモリ、レジスタ、ハード・ディスク、リムーバブル・ディスク、CD−ROM、あるいは当該技術分野で知られているその他の型式の記憶媒体に存在しうる。典型的な記憶媒体は、プロセッサが記憶媒体から情報を読み取り、また記憶媒体に情報を書き込むことができるようにプロセッサに結合される。あるいは、この記憶媒体は、プロセッサに統合されうる。このプロセッサと記憶媒体とは、ASIC内に存在しうる。ASICは、ユーザ端末内に存在しうる。あるいは、プロセッサおよび記憶媒体は、ユーザ端末内のディスクリートな構成要素として存在しうる。
1または複数の典型的な設計では、記載された機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、あるいはそれらの任意の組み合わせによって実現されうる。ソフトウェアで実現される場合、これら機能は、コンピュータ読取可能な媒体上に格納されるか、あるいは、コンピュータ読取可能な媒体上の1または複数の命令群またはコードとして送信されうる。コンピュータ読取可能な媒体は、コンピュータ記憶媒体と通信媒体との両方を含む。これらは、コンピュータ・プログラムのある場所から別の場所への転送を容易にする任意の媒体を含む。記憶媒体は、汎用コンピュータまたは特別目的コンピュータによってアクセスされうる任意の利用可能な媒体でありうる。限定ではなく、一例として、このようなコンピュータ読取可能な媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD−ROMまたはその他の光ディスク記憶装置、磁気ディスク記憶装置またはその他の磁気記憶装置、あるいは、命令群またはデータ構造の形式で所望のプログラム・コード手段を伝送または格納するために使用され、かつ、汎用コンピュータまたは特別目的コンピュータ、あるいは、汎用プロセッサまたは特別目的プロセッサによってアクセスされうるその他任意の媒体を備えうる。さらに、いかなる接続も、コンピュータ読取可能な媒体として適切に称される。同軸ケーブル、光ファイバ・ケーブル、ツイスト・ペア、デジタル加入者線(DSL)、あるいは、例えば赤外線、無線およびマイクロ波のような無線技術を使用して、ウェブサイト、サーバ、あるいはその他の遠隔ソースからソフトウェアが送信される場合、同軸ケーブル、光ファイバ・ケーブル、ツイスト・ペア、DSL、あるいは、例えば赤外線、無線およびマイクロ波のような無線技術が、媒体の定義に含まれる。本明細書で使用されるディスク(diskおよびdisc)は、コンパクト・ディスク(disc)(CD)、レーザ・ディスク(disc)、光ディスク(disc)、デジタル多用途ディスク(disc)(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク(disk)、およびブルー・レイ・ディスク(disc)を含む。これらdiscは、レーザを用いてデータを光学的に再生する。それに対して、diskは、通常、データを磁気的に再生する。前述した組み合わせもまた、コンピュータ読取可能な媒体の範囲内に含まれるべきである。
本開示の上記記載は、当業者をして、本開示の製造または利用を可能とするように提供される。本開示に対するさまざまな変形は、当業者に容易に明らかであって、本明細書で定義された一般原理は、本開示の精神または範囲から逸脱することなく、他のバリエーションに適用されうる。このように、本開示は、本明細書で示された例および設計に限定されることは意図されておらず、本明細書で開示された原理および新規な特徴に一致した最も広い範囲に相当するとされている。

Claims (30)

  1. 無線通信の方法であって、
    ラジオ・リンク欠陥を基地局に通知するためのメッセージを現在のチャネルで送信することと、
    予め合意されたチャネルへ再チューニングすることと、
    前記予め合意されたチャネルで前記基地局と同期するための期間を設定することと、
    を備える方法。
  2. 前記再チューニングすることはさらに、予めネゴシエートされた帯域幅を伴うチャネルへ再チューニングすることを備える、請求項1に記載の方法。
  3. 前記予め同意されたチャネルおよび予め同意された別のチャネルを含む、予め合意されたチャネルの、ソートされたリストを保持することと、
    前記基地局およびユーザ機器(UE)の同期無しで前記期間が終了した場合、前記予め合意された別のチャネルへ再チューニングすることと、
    をさらに備える請求項1に記載の方法。
  4. 前記通知することは、特別なスケジューリング要求、定期的なキープ・アライブ・メッセージ、または特別な物理ランダム・アクセス・チャネル(PRACH)シーケンスのうちの少なくとも1つを送信することを備える、請求項1に記載の方法。
  5. 前記期間中にダウンリンク通信およびアップリンク通信を中断すること、をさらに備える請求項1に記載の方法。
  6. 前記再チューニングすることはさらに、前記ラジオ・リンク欠陥がホワイト・スペース・チャネルについて宣言された場合、ライセンスされたチャネルへ再チューニングすることを備える、請求項1に記載の方法。
  7. 前記期間が終了した場合、前記予め合意されたチャネルで、物理データ制御チャネル(PDCCH)許可を受信すること、をさらに備える請求項1に記載の方法。
  8. 前記期間が終了した後、物理データ制御チャネル(PDCCH)許可が、前記予め合意されたチャネルで、特定の期間内にユーザ機器(UE)によって受信されない場合、新たなラジオ・リンク欠陥手順を開始すること、をさらに備える請求項1に記載の方法。
  9. 無線通信の方法であって、
    ユーザ機器(UE)から、現在のチャネルでラジオ・リンク欠陥通知を受信することと、
    予め合意されたチャネルへ再チューニングすることと、
    前記予め合意されたチャネルによって通信することと、
    前記予め同意されたチャネルで前記UEと同期するための期間を設定することと、
    を備える方法。
  10. 前記期間が終了した場合、前記予め合意されたチャネルで、物理データ制御チャネル(PDCCH)許可を送信すること、をさらに備える請求項9に記載の方法。
  11. 前記予め同意されたチャネルで、チャネル品質インジケーション・レポートを要求すること、をさらに備える請求項9に記載の方法。
  12. 前記期間中にダウンリンク通信およびアップリンク通信を中断すること、をさらに備える請求項9に記載の方法。
  13. 中断された通信を、前記UEからハンドシェーク・メッセージを受信することに応じて再開すること、をさらに備える請求項12に記載の方法。
  14. 無線通信のための装置であって、
    ラジオ・リンク欠陥を基地局に通知するためのメッセージを現在のチャネルで送信する手段と、
    予め合意されたチャネルへ再チューニングする手段と、
    前記予め合意されたチャネルで前記基地局と同期するための期間を設定する手段と、
    を備える装置。
  15. 無線通信のための装置であって、
    ユーザ機器(UE)から、現在のチャネルでラジオ・リンク欠陥通知を受信する手段と、
    予め合意されたチャネルへ再チューニングする手段と、
    前記予め合意されたチャネルによって通信する手段と、
    前記予め同意されたチャネルで前記UEと同期するための期間を設定する手段と、
    を備える装置。
  16. 無線通信のためのコンピュータ・プログラム製品であって、
    記録されたプログラム・コードを有する非一時的なコンピュータ読取可能な媒体を備え、前記プログラム・コードは、
    ラジオ・リンク欠陥を基地局に通知するためのメッセージを現在のチャネルで送信するためのプログラム・コードと、
    予め合意されたチャネルへ再チューニングするためのプログラム・コードと、
    前記予め合意されたチャネルで前記基地局と同期するための期間を設定するためのプログラム・コードとを備える、コンピュータ・プログラム製品。
  17. 無線通信のためのコンピュータ・プログラム製品であって、
    記録されたプログラム・コードを有する非一時的なコンピュータ読取可能な媒体を備え、前記プログラム・コードは、
    ユーザ機器(UE)から現在のチャネルでラジオ・リンク欠陥通知を受信するためのプログラム・コードと、
    予め合意されたチャネルへ再チューニングするためのプログラム・コードと、
    前記予め合意されたチャネルによって通信するためのプログラム・コードと、
    前記予め同意されたチャネルで前記UEと同期するための期間を設定するためのプログラム・コードとを備える、コンピュータ・プログラム製品。
  18. 無線通信のための装置であって、
    メモリと、
    前記メモリに接続された少なくとも1つのプロセッサとを備え、
    前記少なくとも1つのプロセッサは、
    ラジオ・リンク欠陥を基地局に通知するためのメッセージを現在のチャネルで送信し、
    予め合意されたチャネルへ再チューニングし、
    前記予め合意されたチャネルで前記基地局と同期するための期間を設定するように構成された、装置。
  19. 前記再チューニングすることはさらに、予めネゴシエートされた帯域幅を伴うチャネルへ再チューニングすることを含む、請求項18に記載の装置。
  20. 前記少なくとも1つのプロセッサはさらに、
    前記予め同意されたチャネルおよび予め同意された別のチャネルを含む、予め合意されたチャネルの、ソートされたリストを保持し、
    前記基地局およびユーザ機器(UE)の同期無しで前記期間が終了した場合、前記予め合意された別のチャネルへ再チューニングするように構成された、請求項18に記載の装置。
  21. 前記少なくとも1つのプロセッサはさらに、特別なスケジューリング要求、定期的なキープ・アライブ・メッセージ、または特別な物理ランダム・アクセス・チャネル・シーケンスのうちの少なくとも1つを送信することによって通知するように構成された、請求項18に記載の装置。
  22. 前記少なくとも1つのプロセッサはさらに、前記期間中、ダウンリンク通信およびアップリンク通信を中断するように構成された、請求項18に記載の装置。
  23. 前記少なくとも1つのプロセッサはさらに、前記ラジオ・リンク欠陥がホワイト・スペース・チャネルについて宣言された場合、ライセンスされたチャネルへ再チューニングすることによって再チューニングするように構成された、請求項18に記載の装置。
  24. 前記少なくとも1つのプロセッサはさらに、前記期間が終了した場合、前記予め合意されたチャネルで、物理データ制御チャネル(PDCCH)許可を受信するように構成された、請求項18に記載の装置。
  25. 前記少なくとも1つのプロセッサはさらに、前記期間が終了した後、物理データ制御チャネル(PDCCH)許可が、前記予め合意されたチャネルで、特定の期間内にユーザ機器(UE)によって受信されない場合、新たなラジオ・リンク欠陥手順を開始するように構成された、請求項18に記載の装置。
  26. 無線通信のための装置であって、
    メモリと、
    前記メモリに接続された少なくとも1つのプロセッサとを備え、
    前記少なくとも1つのプロセッサは、
    ユーザ機器(UE)から現在のチャネルでラジオ・リンク欠陥通知を受信し、
    予め合意されたチャネルへ再チューニングし、
    前記予め合意されたチャネルによって通信し、
    前記予め同意されたチャネルで前記UEと同期するための期間を設定するように構成された、装置。
  27. 前記少なくとも1つのプロセッサはさらに、前記期間が終了した場合、前記予め合意されたチャネルで、物理データ制御チャネル(PDCCH)許可を送信するように構成された、請求項26に記載の装置。
  28. 前記少なくとも1つのプロセッサはさらに、前記予め同意されたチャネルで、チャネル品質インジケーション・レポートを要求するように構成された、請求項26に記載の装置。
  29. 前記少なくとも1つのプロセッサはさらに、前記期間中、ダウンリンク通信およびアップリンク通信を中断するように構成された、請求項26に記載の装置。
  30. 前記少なくとも1つのプロセッサはさらに、中断された通信を、前記UEからハンドシェーク・メッセージを受信することに応じて再開するように構成された、請求項29に記載の装置。
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