JP2014520591A - 回転支持台を備えた装置の振動減衰装置および方法{vibrationdampingforapparatuscomprisingrotatinggantry} - Google Patents
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Abstract
本発明の装置と方法は、回転支持台204から固定支持台210へまたはその逆の振動の伝達を緩和し振動を減衰する非回転減衰材料314を備えたローラートラックを提供する。ローラートラックはベースローラートラック216とz軸ローラートラック206の2種類があり、減衰材料をローラートラックに挿入することができる。本発明は主にCTスキャナーに適用されるが、これに限定されない。
【選択図】図2
【選択図】図2
Description
本発明は、固定体に対して回転体を支持し、且つ、回転させるローラートラックに関する。また、本発明は医療、セキュリティ、産業の分野に用いられるCT(computed tomography)スキャナーに関し、CTスキャナーにおいては(x線輻射源と検出器アレイを備えた)回転支持台が固定部に対して回転する。例えば、固定支持台と回転支持台との間に位置するローラートラックは回転支持台の質量を支持し、固定支持台に対する回転支持台の回転を促進する。また、本発明は回転体を支持する他の分野にも適用することができる。
CTスキャナーの回転支持台は中央に検査するオブジェクト(例;患者、手荷物など)を入れる空間があり、検査過程中に該オブジェクトの周りを回転する。X線輻射源と検出器アレイは中央空間を中心に回転支持台の両側に位置する。回転支持台が回転しながらX線がオブジェクトを透過し、これを検出器アレイが検知する。X線輻射源がオブジェクトの周りを回転しながら色々な方向にオブジェクトを透過し、検知されたx線から生じたデータから検査部の画像が形成される。
検査中にCTが振動すれば画像が誤って形成され得るため、回転支持台と固定支持台のようなスキャナー部分は機械的騒音を減らすために重さが1トンに達するのが通常である。このため、高価で精密なロールベアリングやボールベアリングによって固定支持台に回転支持台を支持するのが一般的である。
このような重量の高価なCTスキャナー構造の問題点を解決するために、米国特許4,928,283号においては、固定支持台に回転支持台を回転支持するのにベアリングよりはローラーを用いた装置を紹介する。
米国特許5,473,657号は、回転支持台を支持する固定支持台を含む改善されたx線構造を紹介する。回転支持台の質量を弾性ローラーが支持し、回転支持台の上半部は拘束されないので膨張や収縮が許容される構造である。ローラーはピボット軸を中心に支持されるトラック内に設けられる。弾性ローラーは、回転支持台が回転する時の振動の伝達を減衰し、回転支持台の温度サイクルを受け入れる。
‘657特許はベアリングを用いることに比べて費用と重量の面で相当な長所を有するが、回転支持台の回転やローラーと回転支持台の不安定性によって持続的に振動を引き起こし、このような振動はCTスキャナーの作動周期に干渉を引き起こし、CT検査によって生じた画像の画質を悪化させる。また、振動の伝達を減衰するローラーの性能も回転支持台を動かすのに必要なエネルギー量のために制限される。すなわち、減衰量が大きいほど、より多いエネルギーが必要である。
米国特許6,823,037号は、振動周波数をCTスキャナーが動作しない範囲に移すことを提案した。このために2つ以上のローラートラックを用いることを提案しており、少なくとも1つのローラートラックはスプリング板を備え、他の1つのローラートラックはスプリング板を備えない。この場合、CTスキャナーの振動がCTスキャナーの作動周波数と干渉しない。
しかし、単に振動周波数を移すのは現在のCTスキャナーの予想性能には不適切である。例えば、20年前にはCTスキャナーが比較的に低い速度や周波数においてのみ動作したが、現在のCTスキャナーは遥かに高いrpmにおいて回転し、場合によっては1台のCTスキャナーが色々な速度で回転したりもする。このため、振動周波数をCTスキャナーの作動周波数と干渉しない範囲に移すことが難しい。
本発明は、従来のこのような問題点を解決する装置を提供することを目的とする。
本発明の装置は、固定支持台に対して回転する回転支持台、および回転支持台を部分的に支持し、且つ、固定支持台に対する回転支持台の回転を促進するローラートラックを含む。ローラートラックは、回転支持台の回転による振動を減衰する非回転減衰材料を含む。
また、本発明は、固定支持台に対する回転支持台の回転を許容し、且つ、回転支持台を支持するローラートラックを構成する方法も提供する。この方法は、ローラー軸にローラーを付着し、ローラー軸を板に結合するステップを含む。また、この方法は、ローラートラックを回転支持台と固定支持台のうち少なくとも1つに連結する連結部材を前記板に結合するステップ、および固定支持台に対する回転支持台の回転による振動を減衰する非回転減衰材料を前記ローラートラックに挿入するステップを含む。
また、本発明はCT装置を提供する。CT装置は、固定支持台および回転支持台を有する。回転支持台は、固定支持台に対して回転し、x線輻射源および検出器アレイを有する。CT装置は、回転支持台を固定支持台に対して回転するように支持し、ローラートラックも有する。ローラートラックは、回転支持台の回転による振動を減衰する非回転減衰材料を含む。
以下、添付図面を参照して本発明を詳しく説明する。
以下の説明は例示したものに過ぎず、本発明の範囲を制限するものではない。
本発明は、回転支持台の回転による振動を減衰する非回転減衰材料を備えたローラートラックに関する。ローラートラックは固定支持台に結合され、回転する回転支持台を一部支持する。例えば、ローラートラックはz方向に回転支持台の動きを緩和し、回転支持台の質量の一部を支持する。
ローラートラックは、固定支持台や検査中のオブジェクトに対して回転支持台を回転させる駆動軸を有することもできる。以下、CTスキャナーのローラートラックを例に挙げて説明するが、これに限定されない。すなわち、以下の装置や方法は回転部材を支持したり固定部材に対して回転させたりする全ての応用例に適用することができる。
図1は、ローラートラックを利用できる環境100のブロック図であり、CT装置は、検査オブジェクト102に関する立体情報を受けて2次元や3次元の画像を作る。図1のデータ取得器122は検査装置の一部分であっても良く、検出器アレイ106の一部分であっても良い。
検査装置108は空港のカバンや患者のようなオブジェクト102を検査するものであり、ベース111に支持される固定支持台110および回転支持台104を有する。検査中のオブジェクト102は、ベッドやコンベヤーベルトのような受け台112上に置かれて、検査区域114である回転支持台104の中に置かれ、回転支持台104は、ローラートラック116によってオブジェクト102の周りを回転し、ローラートラックは、回転支持台を回転させるためのモータ、駆動軸、チェーンなどの部品を有する。
回転支持台104は検査区域114の一部を囲み、X線を放出する輻射源118と検出器アレイ106(以下、簡単に「検出器」ともいう)とを含むが、輻射源と検出器アレイは回転支持台104の両側に位置する。
オブジェクトを検査する間、輻射源118は検査区域114に放射線120を扇状やくさび状や円錐状に発射する。当業者であれば分かるように、このような放射線120は連続的に発射されても良く、パルス形態で断続的に発射されても良い。
オブジェクト102を透過しつつオブジェクトの内部特徴に応じて放射線120が減衰し、減衰率がオブジェクトの内部特徴に応じて各々異なるため、検出器アレイ106によって検知される光子数の変化や減衰率を基づいて画像が生成される。例えば、骨や金属のようにオブジェクト102の密度が高ければ皮膚や服のような低密度オブジェクトに比べて放射線がさらに減衰し、検出器アレイに衝突する光子数も少なくなる。
検出器アレイ106は、放射線を(非晶質セレニウムや他の直接変換物質を用いて)直接にまたは(光検出器や他の間接変換物質を用いて)間接にデータ取得器122に転送される信号に変換し、データ取得器は、従来の技術を利用し、このような信号を一定の時間間隔や測定間隔内に転送される信号に圧縮する。このような測定間隔を当業界では「ビュー」ともいい、一般的に輻射源118がオブジェクト102に特定角度にある時、放出された放射線120から生じた信号を反映する。データ取得器122は圧縮信号を示す投影データを生成する。
画像再構成器124は、データ取得器122から投影データを受け、適宜な分析法や反復法や他の再構成技術(例;逆投影法など)を利用して画像データを作る。このようにして、データが投影空間から画像空間、すなわち、ユーザ130がより容易に理解できるドメインに変換される。
また、コンピュータやワークステーションのような端末126は、画像を受けて、モニター128を介して保安要員や医師のようなユーザ130に見せる。ユーザ130は、画像を検査して、オブジェクト102内の関心領域を確認する。端末126は、検査装置108の動作(例;回転速度やコンベヤーベルトの速度)を直接に指示するユーザの入力を受けたりもする。
端末に連結されたコントローラー132はユーザの入力を受け、検査装置108が実行する命令語を生成する。例えば、オブジェクト102を再検査したければ、オブジェクト102を支えている受け台112を検査区域に逆回転しろとの命令語をコントローラー132が下すことができる。
図2は、図1の検査装置のような検査装置200の詳細図であり、患者202を検査しているが、動物、カバン、貨物、雑貨のような他のオブジェクトも検査することができる。
ベース211に回転支持台204と固定支持台210が設けられたが、固定支持台が回転することもできる。回転支持台204はローラートラックによって固定支持台210に支持され、固定支持台は通常固定されている。Z−軸ローラートラック206は図面を垂直に貫通するZ軸を中心にチルトするように回転支持台204の周りを支持するが、ローラートラック216は回転支持台204の周りで回転支持台の質量を支持しており、このようなローラートラック216は回転支持台がZ軸周りにチルトすることを部分的に緩和することができる。すなわち、回転支持台204の質量をローラートラック216が支持するため、回転支持台の上半部は固定支持台に対して回転できるようにすれば良く、ローラートラックで支持する必要はない。
一般的に、固定支持台210と回転支持台204の大きさは、回転支持台がローラートラック216に回転するように支持され、回転支持台の外周面と固定支持台の内周面との間に環状隙間208があって、回転支持台が加熱されるか冷却される時に膨張や収縮が自由になるようにする。固定支持台210に少なくとも2個のベースローラートラック216がピボッ可能に設けられ、少なくとも6個のz軸ローラートラック206が前面と裏面に各々3個ずつ設けられることが好ましいが、これらのローラートラックの数は異にすることもできる。一般的に、ベースローラートラック216は垂直中心線の両側に対称に2個であり、z軸ローラートラック206は固定支持台210に等間隔に配置される。図示してはいないが、少なくとも1つのベースローラートラック216は、ローラートラックそのものを回転させ、回転支持台204を回転させるためのモータを備えることができる。
図2においては、ローラートラックが固定支持台210に設けられているが、場合によっては、これらのローラートラックの一部が回転支持台204に設けられたまま固定支持台と接触することもできる。
z軸ローラートラック206やベースローラートラック216の一部は非回転減衰材料を備え、回転支持台の回転による振動を減衰することもできる。すなわち、ベースローラートラック216やz軸ローラートラック206の一部が減衰材料を有することができ、減衰材料とは振動を大幅に下げる材料、例えば、ガラス繊維、ビニル、プラスチック、樹脂に浸漬したガラス繊維コンクリート、および/または振動を下げる性質を有するブチルゴムなどをいう。このような材料は、これに連結された他の材料に衝撃や振動が伝達されることを緩和し、且つ、衝撃や振動を吸収するのでデッドマテリアル(dead material)ともいい、衝撃や振動は、機械的振動として伝達されずに熱エネルギーなどに変換される。例えば、CT装置においては、非回転減衰材料が回転支持台204の回転による共振を減衰してCTスキャナーから生じた画像の歪みを緩和させる。
本実施形態において、X線輻射源218と検出器アレイ220は回転支持台204に設けられ、患者のような検査オブジェクト202の周りを回転する。図1で説明したように、放射線やx線が輻射源218から放出され、輻射源と検出器アレイが取り付けられた回転支持台204が固定支持台210に対して回転する。ベースローラートラック216のローラーは回転支持台204と接触し、回転支持台の質量の一部を支持する。z軸ローラートラック206は回転支持台204と接触して支持し、回転支持台がz方向にチルトしないようにし、回転支持台を回転平面内に維持させる。図面とは反対に検査装置を後側から見れば、他の3個のz軸ローラートラック206をさらに見ることができる。
図3〜5は、回転支持台の質量を支持し、且つ、固定支持台に対する回転支持台の回転を支援するベースローラートラック300の一例を示す。ベースローラートラック300は、ローラー軸304に動力を供給するモータ(図示せず)に連結されることもできる。ベースローラートラック300は、固定支持台に対して回転支持台を回転させる。モータに連結されていないローラートラック300の残りのローラー302は、単純なフォロワー、アイドラーまたはフリーランニング従動ローラーであっても良い。
ベースローラートラック300は、スキャン平面に平行するか、同一の共通平面で回転するローラー302を1つ以上、好ましくは2つ以上有し、これらのローラーは、図2の検査装置において、左から右にまたは右から左に回転する。図3の実施形態のベースローラートラック300においては、2つのローラーが並んで配置されているが、2つのローラーが平行に配置されるような他の構成も可能である。ローラー302ごとに各々ローラー軸304を有するが、共通のローラー軸を有しても良い。
ローラー302は回転支持台を支持し、ゴム、ナイロン、ポリマーのような弾性材からなる。ローラーの材料を選択する時に考慮できる特性は、回転支持台の質量を支持する時のローラー302の圧縮程度と機械的騒音を減衰する能力である。一例として、機械的騒音を下げる減衰能力は良く、圧縮率は低いので、回転に必要なエネルギーが少なめな材料が好ましい。また、回転支持台の熱膨張を受け入れる材料が好ましい。このようなローラー302は、金属間の接触に用いられるローラーベアリングでなく、非金属や半金属で構成されることもできる。
ベースローラートラック300の両側壁306,308は底板310に連結される。各ローラー軸304はこれらの側壁306,308に連結される。また、ベースローラートラック300を貫通する連結部材は、検査装置の固定支持台や回転支持台に連結される。例えば、この連結部材312が固定支持台310に連結されれば、ローラートラックが固定支持台に支持され、回転支持台204はローラーに支持される。したがって、回転支持台の質量が連結部材312を介して固定支持台に支持される。
連結部材312は管状であり、ピンやボルトを回転可能に嵌める軸方向穴316を有し、このようなピンやボルトは固定支持台に連結される。軸方向穴316内にブッシング(図示せず)を配置することもできる。したがって、ベースローラートラック300が連結部材312を中心にピボットすることができる。一方、連結部材312をピンのように使い、固定支持台や回転支持台のベアリングに回転可能に嵌めることもできる。
ベースローラートラックの側壁306,308と底板310は、プラスチック、金属、その他の弾性材からなることができる。また、図3に示すように、2個のローラー軸304間の側壁306の一部分を切開し、ここに非回転減衰材料314を挿入することもできる。減衰材料314は回転支持台の回転による振動を吸収し、回転支持台から連結部材312を介して固定支持台に伝達される振動を緩和する。すなわち、側壁306や連結部材312が曲げられる時、側壁306の減衰材料314がこのような曲げを減衰して、ローラートラックから固定支持台におよび/またはその逆に伝達される振動を緩和する。
図4の実施形態においては、非回転減衰材料314を少なくとも一方の側壁306に付着するか接着した後、減衰材料314の表面に他の板318を接着する。側壁306が曲げられたり歪められたりしていれば、減衰材料314がエネルギーを吸収して、ローラー302から固定部材におよび/またはその逆に伝達されるエネルギー量を減らす。
図4は一例に過ぎず、他の構造も可能である。例えば、側壁306,308や底板310のどの部分にも減衰材料を付着することができる。一方、ベースローラートラック300をU型の2個の金属板で形成し、金属板の間に減衰材料を配置することもできる。また、図4の実施形態においては、減衰材料が側壁の表面全体に付着しているが、側壁の一部分にだけ減衰材料を付着し、側壁306と板318との間の一部を空いた空間にすることもできる。
図5の実施形態においては、連結部材312が両側壁306,308において減衰材料314を介してローラー軸304から離れている。すなわち、減衰材料314が連結部材をほぼ囲む。このようになれば、振動が減衰材料を介してのみ固定フレームに伝達されるようになる。
図3〜5は、減衰材料314をベースローラートラック300に配置する様々な例を示す。すなわち、減衰材料の大きさは、振動エネルギーを空気中に分散される熱エネルギーや検査装置の動力として使用できる電気エネルギーに変換できる程度にする。減衰材料を介して回転支持台から固定支持台に(またはその逆に)伝達される振動の量や大きさを緩和する程度の量の減衰材料を用いることが好ましい。したがって、減衰材料の量や位置は場合に応じて異なり、図3〜5の実施形態は例示に過ぎず、本発明の範囲を限定するものではない。
一方、図3〜5の実施形態とは異なり、連結部材312がベースローラートラック300の両側壁を貫通しなくても良い。例えば、第1連結部材は第1側壁306に連結され、第2連結部材は減衰材料314によって第1側壁から離れた第2側壁308や他の板318に連結されることができる。
図6の他の実施形態のベースローラートラック600は回転支持台を支持するものであり、非回転減衰材料が回転支持台から固定支持台への(またはその逆の)振動の伝達を緩和する。このベースローラートラック600は、連結部材612、および板610に連結された少なくとも1つのローラー軸(図示せず)を有する。
ローラー軸は板610の上面604や底面に連結され、連結部材612も2つのローラー軸の間に板610の底面や上面604に連結される。図6の実施形態においては、ローラー軸と連結部材が各々板610の底面に連結されているが、他面に連結されても良い。また、ローラー軸が互いに異なる面に連結されることもできる。
図3〜5で説明したように、連結部材612は、ローラートラック600を固定支持台や回転支持台に連結するためのものである。このような連結部材612は管状であり、固定支持台に連結されるピンやボルトを回転可能に嵌めることができる軸方向穴616を有する。軸方向穴616内にブッシング(図示せず)を配置することができる。一方、連結部材を固定支持台や回転支持台のベアリングにピンのように嵌めることもできる。
ローラー602は、回転支持台を固定支持台に対して回転するように支持する。前述したように、ローラー602ごとにローラー軸が異なっても、共有しても良い。
板610は2つ以上の層からなり、少なくとも1つの層は非回転減衰材料を含む。図6の実施形態においては、板610が3つの層からなり、中間層618は強力で耐久性がありつつも弾性を有する減衰材料からなる。両外層620,622はスチールやアルミニウムからなり、中間層618はビニルやガラス繊維樹脂からなることができる。ベースローラートラック600を通過する振動は中間層618において吸収/減衰する。
板610が減衰材料からなる層を含んだいくつかの層からなり、ローラー軸が連結部材612の反対側の表面に位置することもできる。例えば、ローラー軸が底面に連結されれば、連結部材は上面604に連結され、その逆になっても良い。このようになれば、ローラー602と固定支持台との間における振動の伝達が減衰材料を通過しながら緩和される。ここでは層数が3つであるが、層数がより多くても少なくても良い。例えば、板610が5つの層からなり、2つの層は減衰材料であり、非回転減衰材料の3つの層の間に配置されることができる。また、板610が2つの層だけからなり、少なくとも1つの層は減衰材料を有することもできる。
減衰材料をエポキシを用いてベースローラートラック600に付着すれば、ボルトやネジのような他の締結具より振動の伝達をさらに緩和することができる。例えば、中間層618をポリウレタン接着剤を用いて両外層620,622に付着する。
図7は、ベースローラートラックを固定支持台や回転支持台に連結する連結部材702を示す。減衰材料706を、例えば図6の板610の他にまたは代わりにベースローラートラックに挿入することができる。
連結部材702は管状であり、固定支持台や回転支持台に連結されるピンやボルトを嵌める軸方向穴708を有する。軸方向穴708内にブッシングを配置することができる。一方、連結部材702を固定支持台や回転支持台のベアリングに嵌めるピンのように使うこともできる。
ローラー軸が連結される板704と連結部材702との間に配置された減衰材料706が連結部材の一部分を囲む。減衰材料706の大きさ(長さ、幅、厚さなど)は、板704の振動が連結部材702に(またはその逆に)伝達されないようにする。
減衰材料706は、様々な方式により、例えばエポキシのような接着剤によって板704や連結部材702に付着することができる。
また、図7と類似するように、板704とローラー軸との間に減衰材料を配置して、減衰材料がローラー軸を一部分囲むようにすることもできる。すなわち、減衰材料を板704と連結部材702との間、または板704とローラー軸との間に配置することができる。
図8は、図3〜5や図6のベースローラートラックのようなベースローラートラックに減衰材料を設ける他例であり、連結部材802がいくつかの層からなり、少なくとも1つの層804が減衰材料を含む。
連結部材802は3つの層で構成されるが、層数は異なっても良い。内層806はスチールのような固い材料からなり、この層の内面は固定支持台や回転支持台に連結されるピンやボルトを嵌める軸方向穴808を形成する。軸方向穴808内にブッシングが設けられる。一方、内層806そのものが固定支持台や回転支持台のベアリングに嵌められるピンの役割をすることもできる。また、内層806の中央に軸方向穴808がなくても良い。
連結部材の中間層804は、ガラス繊維、ビニル、プラスチック、樹脂に浸漬したガラス繊維コンクリート、および/またはブチルゴムのような材料からなる。(固定支持台から来た)内層の振動は連結部材802を介して回転支持台に伝達されず、中間層の減衰材料によって減衰する。
連結部材の外層810もスチールのような固い材料からなり、ベースローラートラックに連結される。一方、内層806がベースローラー層に連結されることもできる。
一方、連結部材の減衰材料の概念をローラートラックのローラー軸に適用することもできる。例えば、各々のローラー軸が3つの層からなり、少なくとも1つの層は非回転減衰材料を含むことができる。このようなローラーは軸方向穴に嵌められるボルトやピンに結合される。また、外層をベースローラートラックに連結することもできる。この時、回転支持台からローラーに伝達される振動が減衰する。
図9は、非回転減衰材料を有するz軸ローラートラック902の一例900を示す。z軸ローラートラックは、ローラー軸にローラー908を嵌めるローラー軸、2つの減衰材料区域910,912、およびベース904を有する。2つの減衰材料区域910,912を例に挙げたが、減衰材料区域が1つだけあっても良く、複数あっても良い。減衰材料を嵌める箇所はz軸ローラートラック902に限定されず、ローラー908を支持する軸906の一部を減衰材料で形成することもできる。
z軸ローラートラック902は回転支持台を支持しており、具体的には、回転支持台のz方向の動きを緩和する。すなわち、回転支持台は検査過程中に同一の回転平面にある。このために、z軸ローラートラック902のローラー908は、回転支持台と共に回転しながら回転支持台のz方向の動きを緩和する。すなわち、ローラー908が回転支持台の側面と転がり接触をする。このようなローラーは、スキャン平面での回転支持台の回転は全く制限しないため、回転軸に垂直な回転支持台の運動にスキャンをすることができるため、回転支持台の熱膨張/収縮を許容する。
ローラー908はベース904に連結された軸906に結合され、ベース904は固定支持台914や回転支持台に連結される。したがって、ベース904と軸906は固定されるが、ローラー908は軸906の周りを回転する。
振動の緩和のためにz軸ローラートラック902、例えば、軸906とベース904との間の区域910やベース904と固定支持台914との間の区域912に減衰材料を挿入する。同様に、減衰材料の大きさ(例;厚さ)は、回転支持台から固定支持台914への振動の伝達を緩和するように、またはエポキシのような接着剤でz軸ローラートラック902や固定支持台914に連結されるように選択する。
一方、軸906を図8の連結部材902と類似するように構成し、ローラートラック900から減衰区域910,912をなくしても良い。すなわち、ピンやボルトを介して軸906の内層(例;図8の806)にローラー908を連結し、軸906は外層(例;図8の810)を介してベース904に連結する。一方、ローラー908を軸906の外層に連結し、この軸は内層からなる軸方向穴に嵌められるピンやボルトを介してベース904に連結することもできる。内層と外層との間の中間層(例;図8の804)を減衰材料で構成することができる。
図10は、固定支持台に対して回転支持台を支持するか回転させるローラートラック、具体的には、前述したベースローラートラックやz軸ローラートラックのように非回転減衰材料を有するローラートラックを構成する方法1000のフローチャートである。このようなローラートラックは、一般的にCTスキャナーに用いられるが、回転体の振動減衰に利用さえすれば、いかなる箇所にも適用することができる。
この方法において、1004ステップにおいてローラー軸にローラーを結合する。ゴム、ナイロン、ポリマーのような弾性材料からなるローラーは一定の直径や厚さに加工され、回転支持台や固定支持台を支える。例えば、ローラーが回転支持台を支持すれば、回転支持台は検査する間に回転平面に維持される。このようなローラーが回転支持台と共に回転することもできる。
ローラーはボルトやピンでローラー軸に結合され、ローラー軸が固定されたままローラーが回転するようにベアリングを設ける。ローラー軸を固定したままローラーを回転さえできれば他の構成も可能である。また、ローラーがローラー軸に対しては回転できないが、両側が同時に回転するようにすることもできる。
また、ローラーごとに各々異なるローラー軸を連結するか、2つ以上のローラーを1つのローラー軸に連結することもできる。図3〜4の実施形態においては、複数のローラーを1つのローラー軸に連結したが、ローラーごとに各々異なるローラー軸に連結することもできる。
1006ステップにおいて、ローラー軸を板に結合する。図3で説明したように、板はローラートラックの側壁を形成することができ、このような側壁にボルトやピンなどの締結具を用いてローラー軸を結合する。一方、図6で説明したように、板が平板や曲面板の形状を取り、この板にローラートラックを連結することもできる。
ローラー軸がローラーと共に回転し、板は、ローラー軸の自由回転は許容し、且つ、板は動かないようにするベアリングや他の類似する装置を有することができる。または、板に結合されたローラー軸部分にベアリングがあっても良い。
1008ステップにおいて、連結部材を板に結合する。連結部材は、回転支持台や固定支持台にローラートラックを結合する構成を有する。例えば、ローラートラックを回転支持台に結合し、ローラートラックのローラーは固定支持台に接触したまま、回転支持台が回転する時に固定支持台を中心に回転する。一方、ローラートラックを固定支持台に結合し、ローラーが回転支持台に接触することもできる。この場合、回転支持台が回転する間、ローラートラックは固定支持台に対して動かない。
ピボットするように構成された連結部材は、ピンやボルトのような締結具によって固定支持台や回転支持台に連結される。
ローラートラックは2つ以上のローラー軸を有するが、連結部材はローラー軸間に、できるだけ中間地点において板に連結されることが好ましいが、このような構成が必須ではない。連結部材や固定支持台/回転支持台が連結部材のピボットを可能にするベアリングやこれと類似する構造を有することもできる。
1010ステップにおいて、非回転減衰材料をローラートラックに設ける。減衰材料は固定支持台に対する回転支持台の回転による振動を減衰する。例えば、CTの場合、減衰材料が共振周波数を減衰して、CTスキャナーから生じた画像の歪みを緩和させる。
減衰材料の材料については前述した通りである。減衰材料の大きさ(例;厚さ)や位置は、減衰しなければならない振動や用いられた減衰材料の種類によって左右される。例えば、薄いブチルゴム層は厚いガラス繊維層と類似するように振動を減衰することができる。したがって、薄層が必要な位置にブチルゴムを用いる。
減衰材料はローラートラックの種類に応じて色々な位置に配置されることができ、図2、9の実施形態のようにz軸ローラートラックのローラー軸に挿入されるか、ローラー軸がベースと接する区域や、ベースが固定支持台や回転支持台と接する区域に挿入されることができる。
図2〜7の実施形態のように、ベースローラートラックに減衰材料を配置することもできる。例えば、図3〜5の実施形態のように減衰材料をローラー軸や連結部材が連結される板の表面に配置するが、具体的には、板に形成された溝に減衰材料を挿入する。一方、連結部材やローラー軸そのものが減衰材料を含むか、減衰材料を連結部材と板との間またはローラー軸と板との間に配置することもできる(図7〜8参照)。または、板そのものを多層で構成し、少なくとも1つの層を減衰材料で構成することもできる。例えば、図6の実施形態のように、板を3つの層で構成し、中間層が減衰材料を有するようにすることができる。
以上、様々な例を挙げて減衰材料について説明したが、減衰材料は、回転支持台から固定支持台へまたはその逆の振動の伝達を減衰したり緩和したりさえできれば、いかなる位置に1箇所や幾つかの箇所に配置されても良い。また、ローラートラックごとに各々異なる量の減衰材料を有することもできる。例えば、第1ベースローラートラックは減衰材料を有せず、他のベースローラートラックは1箇所以上に減衰材料を有することができる。同様に、ローラートラックの種類ごとに減衰材料の量が異なっても良い。例えば、z軸ローラートラックの少なくとも一部が最小量の減衰材料を有し、ベースローラートラックや残りのz軸ローラートラックがより多い量の減衰材料を有することができる。または、z軸ローラートラックがベースローラートラックより多い量の減衰材料を有することもできる。すなわち、減衰材料の位置と量はローラートラックへの設置容易性、設置するのに必要なデザイン、ローラートラックの適用例などによって左右される。
1012ステップにおいてこの方法は終了する。
Claims (25)
- 固定支持台、
固定支持台に対して回転する回転支持台、および
回転支持台を固定支持台に対して回転するように支持し、回転支持台の回転による振動を減衰する非回転減衰材料を有するローラートラック
を含むことを特徴とする装置。 - ローラートラックが固定支持台に連結されることを特徴とする、請求項1に記載の装置。
- 回転支持台がx線輻射源と検出器アレイのうち少なくとも1つを含むことを特徴とする、請求項1に記載の装置。
- 減衰材料が共振周波数を減衰してCTスキャナーから生じた画像の歪みを緩和することを特徴とする、請求項1に記載の装置。
- ローラートラックが連結部材を含み、連結部材は固定支持台と回転支持台のうち少なくとも1つにローラートラックを連結し、連結部材に減衰材料が配置されることを特徴とする、請求項1に記載の装置。
- ローラートラックが連結部材を含み、連結部材は固定支持台と回転支持台のうち少なくとも1つにローラートラックを連結し、減衰材料が連結部材の少なくとも一部分を囲むことを特徴とする、請求項1に記載の装置。
- ローラートラックのローラー軸にローラートラックのローラーを嵌め、ローラー軸に減衰材料が配置されることを特徴とする、請求項1に記載の装置。
- ローラートラックのローラー軸にローラートラックのローラーを嵌め、ローラー軸の少なくとも一部分を減衰材料が囲むことを特徴とする、請求項1に記載の装置。
- ローラートラックの側壁にローラーを嵌める第1および第2ローラー軸が結合され、連結部材を介して固定支持台と回転支持台のうち少なくとも1つにローラートラックが連結され、連結部材は第1および第2ローラー軸間に側壁に結合され、側壁に減衰材料が配置されることを特徴とする、請求項1に記載の装置。
- 減衰材料が第1および第2ローラー軸間の側壁部分にのみ位置することを特徴とする、請求項9に記載の装置。
- 減衰材料が連結部材を囲むことを特徴とする、請求項10に記載の装置。
- ローラートラックが、
上面と底面を有する板、
板の上面と底面のうち少なくとも1つに連結される少なくとも1つのローラー軸、
板の上面と底面のうち少なくとも1つに連結され、ローラートラックを回転支持台と固定支持台のうち少なくとも1つに連結する連結部材、および
ローラー軸に設けられ、回転支持台を部分的に支持し、且つ、固定支持台に対する回転支持台の回転を促進する1つ以上のローラー
を含むことを特徴とする、請求項1に記載の装置。 - 減衰材料が板とローラー軸との間に挿入されることを特徴とする、請求項12に記載の装置。
- 減衰材料が板と連結部材との間に挿入されることを特徴とする、請求項12に記載の装置。
- 板が少なくとも2つの層を有し、2つの層のうち少なくとも1つは減衰材料を有することを特徴とする、請求項12に記載の装置。
- 板が第1層、第2層および第3層を有し、第2層は第1層と第3層との間に位置して減衰材料を有することを特徴とする、請求項12に記載の装置。
- 少なくとも1つのローラー軸が第1層と第3層のうちの1つに連結され、連結部材が第1層と第3層に連結され、少なくとも1つのローラー軸は連結部材が連結された層には連結されないことを特徴とする、請求項16に記載の装置。
- 回転支持台を支持し、且つ、固定支持台に対する回転支持台の回転を許容するローラートラックを構成する方法であって、
1つ以上のローラーを1つ以上のローラー軸に結合するステップ、
前記ローラー軸を板に結合するステップ、
ローラートラックを回転支持台と固定支持台のうち少なくとも1つに連結する連結部材を前記板に結合するステップ、および
固定支持台に対する回転支持台の回転による振動を減衰する非回転減衰材料を前記ローラートラックに挿入するステップ
を含むことを特徴とする方法。 - 前記板を少なくとも3つの層に組み立てるステップをさらに含み、3つの層のうちの第1層は減衰材料を含むことを特徴とする、請求項18に記載の方法。
- 前記板を組み立てる時、第2層を第1層に接着した後、第2層が接着された反対側の第1層の表面に第3層を接着し、第2層と第3層の材料が第1層の材料とは異なるとを特徴とする、請求項19に記載の方法。
- 前記減衰材料がローラー軸と板との間および連結部材と板との間のうち少なくとも1つに挿入されることを特徴とする、請求項18に記載の方法。
- 前記減衰材料がローラー軸および連結部材のうち少なくとも1つに挿入されることを特徴とする、請求項18に記載の方法。
- 前記減衰材料が板に挿入されることを特徴とする、請求項18に記載の方法。
- 前記ローラートラックがCTスキャナーに用いられることを特徴とする、請求項18に記載の方法。
- 固定支持台、
固定支持台に対して回転し、x線輻射源と検出器アレイを有する回転支持台、および
回転支持台を固定支持台に対して回転するように支持し、回転支持台の回転による振動を減衰する非回転減衰材料を有するローラートラック
を含むことを特徴とするCT装置。
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