JP2014520448A - マルチバンドアンテナ - Google Patents

マルチバンドアンテナ Download PDF

Info

Publication number
JP2014520448A
JP2014520448A JP2014514606A JP2014514606A JP2014520448A JP 2014520448 A JP2014520448 A JP 2014520448A JP 2014514606 A JP2014514606 A JP 2014514606A JP 2014514606 A JP2014514606 A JP 2014514606A JP 2014520448 A JP2014520448 A JP 2014520448A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
antenna
mhz
arm
multiband
resonance mode
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2014514606A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5740049B2 (ja
Inventor
チェン−ジュン リー
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Amazon Technologies Inc
Original Assignee
Amazon Technologies Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Amazon Technologies Inc filed Critical Amazon Technologies Inc
Publication of JP2014520448A publication Critical patent/JP2014520448A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5740049B2 publication Critical patent/JP5740049B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01QANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
    • H01Q5/00Arrangements for simultaneous operation of antennas on two or more different wavebands, e.g. dual-band or multi-band arrangements
    • H01Q5/30Arrangements for providing operation on different wavebands
    • H01Q5/378Combination of fed elements with parasitic elements
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01QANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
    • H01Q1/00Details of, or arrangements associated with, antennas
    • H01Q1/12Supports; Mounting means
    • H01Q1/22Supports; Mounting means by structural association with other equipment or articles
    • H01Q1/24Supports; Mounting means by structural association with other equipment or articles with receiving set
    • H01Q1/241Supports; Mounting means by structural association with other equipment or articles with receiving set used in mobile communications, e.g. GSM
    • H01Q1/242Supports; Mounting means by structural association with other equipment or articles with receiving set used in mobile communications, e.g. GSM specially adapted for hand-held use
    • H01Q1/243Supports; Mounting means by structural association with other equipment or articles with receiving set used in mobile communications, e.g. GSM specially adapted for hand-held use with built-in antennas
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01QANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
    • H01Q5/00Arrangements for simultaneous operation of antennas on two or more different wavebands, e.g. dual-band or multi-band arrangements
    • H01Q5/30Arrangements for providing operation on different wavebands
    • H01Q5/378Combination of fed elements with parasitic elements
    • H01Q5/392Combination of fed elements with parasitic elements the parasitic elements having dual-band or multi-band characteristics
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01QANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
    • H01Q7/00Loop antennas with a substantially uniform current distribution around the loop and having a directional radiation pattern in a plane perpendicular to the plane of the loop

Abstract

ユーザ装置のマルチバンドアンテナの帯域幅を拡張させる方法およびシステムを説明する。マルチバンドアンテナは、第1のアンテナに結合された単一の無線周波数(RF)入力部を備え、この第1のアンテナは、第1の共振モードを提供するように構成される。マルチバンドアンテナはまた、第1のアンテナに寄生的に結合されて、マルチバンドアンテナのさらなる共振モードを提供する第2のアンテナを含む。
【選択図】図1

Description

関連出願
本出願は、2011年6月8日に出願された、米国特許仮出願第61/494,799号、および2011年8月16日に出願された米国出願第13/211,138号の利益を主張するものであり、これらはその全体が参照により本明細書に組み込まれる。
音楽、映画、画像、電子本などのデジタルメディアアイテムを消費することによって娯楽を享受しているユーザ人口は既に多数存在するが、さらに増大している。これらユーザは、様々な電子装置を用いて、このようなメディアアイテムを消費している。このような電子装置(本明細書ではユーザ装置と呼ぶ)の中には、電子本読み取り機、携帯電話、パーソナルデジタルアシスタント(PDA)、携帯式メディアプレーヤー、タブレット型コンピュータ、ネットブック、ラップトップなどがある。このような電子装置は、通信基盤と無線通信して、デジタルメディアイテムの消費を可能にしている。他の装置と無線通信するために、このような電子装置は1つ以上のアンテナを含む。
従来のアンテナは通常は、低周波帯域に1つのみの共振モードと、高周波数帯域に1つのみの共振モードがある。低周波帯域で1つの共振モードがあり高周波数帯域で1つの共振モードがあれば、3Gの応用分野などの一部のシナリオでは必要な周波数をカバーするのに十分である。3G、または第3世代のモバイル電気通信とは、国際電気通信連合の世界共通次世代携帯電話システム2000(IMT−2000)仕様を満たすモバイル電話およびモバイル電気通信サービスのための世代規格である。アプリケーションサービスには、広域無線音声電話、モバイルインターネットアクセス、ビデオ通話、モバイルテレビを含み、これらはすべてモバイル環境で利用される。3G応用分野での必要周波数は、低周波数帯域ではGSM(登録商標)850/EGSMであり、高周波数帯域ではDCS/PCS/WCDMA(登録商標)である。3G帯域は、824MHzと960MHzの間にある。LTE(Long Term Evolution)とLTE−Advanced(時として一般に4Gと呼ばれる)は、3GPP(3rd Generation Partnership Project)によって規格化された通信規格である。しかしながら、4G/LTEの応用において700MHzにまで下げて周波数受信可能範囲を拡張するためには、アンテナの帯域幅を、特に低周波数帯域で増大させる必要がある。米国では、704MHz〜746MHzまで(バンド17)と746MHz〜787MHzまで(バンド13)の一般的な2つのLTE帯域がある。従来の解決策では、アンテナの寸法を大きくしたり能動的な調整部品を用いたりして、帯域幅を拡張していた。こうする代わりに、別々のアンテナを用いて互いに異なる帯域を達成する伝統的な解決策も存在した。このような解決策は、装置に搭載するにはアンテナの利用可能なスペースの寸法のため、多くの場合、ユーザ装置で用いても助けにはならない。
本発明は、以下の詳細な説明と本発明の様々な実施形態の添付図面とによって完全に理解されるものであるが、これらは、本発明をこれら具体的な実施形態に限定することを意図したものではなく、単に説明と理解だけを目的としたものであることを理解すべきである。
Tモノポールアンテナとモノポールアンテナを含むマルチバンドアンテナの1つの実施形態を示す。 1つの実施形態に関わる図1のマルチバンドアンテナを有するユーザ装置のブロック図である。 1つの実施形態に関わる図1のマルチバンドアンテナの周波数特性のグラフである。 1つの実施形態に関わる図1のマルチバンドアンテナの周波数特性のグラフである。 ループアンテナおよびモノポールアンテナを含むマルチバンドアンテナの別の実施形態を示す。 延長領域付きのループアンテナおよびモノポールアンテナを含むマルチバンドアンテナの別の実施形態を示す。 ループアンテナおよびTモノポールアンテナを含むマルチバンドアンテナの別の実施形態を示す。 1つの実施形態に関わる、第1のアンテナに寄生的に結合した第1のアンテナおよび第2のアンテナを有するマルチバンドアンテナを持ったユーザ装置を操作する方法の実施形態を示すフロー図である。
ユーザ装置のマルチバンドアンテナの帯域幅を拡張する方法とシステムを説明する。1つの実施形態では、マルチバンドアンテナは、第1のアンテナに結合された単一無線周波数(RF)入力部を含み、この第1のアンテナが第1の共振モードを提供するように構成される。このマルチバンドアンテナはまた、第1のアンテナと寄生的に結合されて、このマルチバンドアンテナに追加の共振モードを提供する第2のアンテナを含む。ユーザ装置は、ユーザ装置をネットワークに接続するための無線モデムを含むなんらかのコンテンツレンダリング装置でありえる。このようなユーザ装置の例には、電子本読み取り機、携帯式デジタルアシスタント、モバイル電話、ラップトップコンピュータ、携帯式メディアプレーヤー、タブレットコンピュータ、カメラ、ビデオカメラ、ネットブック、ノート型パソコン、デスクトップ型コンピュータ、ゲーム機、DVDプレーヤー、メディアセンターなどがある。ユーザ装置は、ネットワークに接続して、サーバコンピュータシステム(例えば、アイテム提供システム)からコンテンツを獲得したり、他の動作を実行したりし得る。ユーザ装置は、互いに異なるタイプの1つ以上の携帯電話ネットワークに接続し得る。
上記のとおり、従来のアンテナは通常は、低周波帯域に1つのみの共振モードと、高周波数帯域に1つのみの共振モードがある。本明細書に説明する実施形態では、追加の共振モードを付加して周波数受信可能範囲を拡張することによってマルチバンドアンテナの帯域幅を増大させている。1つの実施形態では、マルチバンドアンテナは、4G/LTEの応用において700MHzにまで下げて周波数受信可能範囲を拡張している。1つの実施形態では、マルチバンドアンテナは、モノポールアンテナとTモノポールアンテナとを結合させて共振モードを追加している。マルチバンドアンテナは、モノポールアンテナを駆動する単一RF入力部を有し、Tモノポールアンテナは寄生素子である。モノポールアンテナとTモノポールアンテナとを結合させることによって、低周波数帯域で2つの共振モードを新たに作りだし、また、高周波数帯域で2つの共振モードを新たに作りだすことが可能である。ここに提案するマルチバンドアンテナは、2つの共振モードを用いて、700MHz〜960MHzまでをカバーして3G帯域をその範囲に収め、また、単一RF入力部でLTE帯域をその範囲に収めている。本明細書に説明する実施形態は、3G帯域とLTE帯域での使用に制限されることはなく、Dual−band WiFi、GPS、およびBluetooth(登録商標)の周波数帯域などの他の帯域でのマルチバンド周波数の帯域幅を増大させるために利用可能である。本明細書に説明する実施形態は、単一RF入力部フィードを持ったマルチバンドアンテナを提供し、帯域幅拡張のために能動的な調整を何ら用いることはない。本明細書で説明する実施形態はまた、帯域幅が拡大したマルチバンドアンテナを、ユーザ装置での使用を促進するサイズで提供する。
図1に、Tモノポールアンテナ130とモノポールアンテナ120を含むマルチバンドアンテナ110の1つの実施形態を示す。本実施形態では、マルチバンドアンテナ110は、モノポールアンテナ120の単一RF入力部142からデータ入力され、Tモノポールアンテナは寄生素子である。寄生素子とは、この単一RF入力部によって直接には駆動されないマルチバンドアンテナの部品である。むしろ、この単一RF入力部は、寄生素子に寄生的に電流を誘導する、マルチバンドアンテナの別の部品を直接に駆動する。特に、この単一RF入力部によって他方の部品に電流を直接に誘導することによって、この直接入力された部品が電磁エネルギを放射し、これによって、寄生素子にも別の電流が流れ、これもまた、複数の共振モードにおいて、電磁エネルギを放射する。この示された実施形態では、Tモノポールアンテナ130は、この単一RF入力部142で駆動されるモノポールアンテナ120とは物理的に離れているから寄生素子である。駆動されたモノポールアンテナ120は、Tモノポールアンテナ130に寄生電流を励起する。1つの実施形態では、Tモノポールアンテナ130とモノポールアンテナ120は、あるギャップだけ物理的に分離することが可能である。こうする代わりに、他のアンテナ構成を用いて、駆動部品と寄生素子とを含むようにしても良い。モノポールアンテナ120とTモノポールアンテナ130の寸法を変化させて、本開示の恩典を有する当業者には理解されるように、所望の周波数範囲を達成するようにしても良いが、アンテナの全長は周波数を決定する主要な要因であり、アンテナの幅はインピーダンス整合を決める要因である。全長と幅を決める要因は互いに依存していることに注意すべきである。
本実施形態では、4つの生成された共振モードがある。Tモノポールアンテナ130は、接地144に結合された基部121を含む。この接地144は、ユーザ装置の金属フレームでもよい。接地144は、システムの接地でもユーザ装置が持つ複数の接地のうちの1つでもよい。基部121の第1の側部から延長している左上アーム132は、低周波帯域中の700MHzのところで第1の共振モードを生じさせる。基部121の第2の側部から延長している右アーム134は、低周波帯域中の850MHzのところで第2の共振モードを生じさせる。左上アーム132の遠位端から基部121の第1の側部に向かって戻るように延長している左の折り返しアーム136は、高周波帯域中の1860MHzのところで第3の共振モードを生じさせる。モノポール120は、高周波帯域中の2110MHzのところで第4の共振モードを生じさせる。本実施形態においては、単一RF入力部142によって駆動されるモノポール120は1つの共振モードを生じさせるが、他の実施形態では、この駆動される部品が、本開示の恩典を有する当業者であれば理解されるように、2つ以上の共振モードを生じ得ることに注意すべきである。マルチバンドアンテナ110は、余分の共振モードを追加することによって帯域幅を増大させ、また、周波数受信可能範囲を700MHzにまで延長させている。図3と4は、1つの実施形態に関わる図1のマルチバンドアンテナ110の周波数特性のグラフ300と400である。図3はマルチバンドアンテナ110の第1の共振モード302と第2の共振モード304を示し、図4は第3の共振モード402と第4の共振モード404を示している。アームに関しての右、左、上という用語は図面の説明を容易にするために使用されているが、左上アーム、右上アーム、左アーム、右アームなどは、図面中の特定の視野を基準とした相対的なものであることに注意すべきである。もちろん、アンテナを別の視野から見れば、これらの相対的な用語も異なる。
1つの実施形態では、Tモノポールアンテナ130の左折り返しアーム136は、延長領域138を有している。延長領域138は、第3の共振モードでの周波数に貢献するだけではなく、第4の共振モードのインピーダンス整合を制御する。こうする代わりに、本開示の恩典を有する当業者には理解されるように、マルチバンドアンテナ110の他の構成を用いても良い。本明細書に説明するアンテナは、二次元形状で実施してもよく、本開示の恩典を有する当業者には理解されるように、三次元形状で実現しても良いことに注意すべきである。
RF入力部142は、マルチバンドアンテナ110に対しておよび/またはこれからRF信号を搬送する物理的接続であるフィードライン(伝送線路とも呼ばれる)に対してマルチバンドアンテナ110を結合するフィードラインコネクタであり得る。このフィードラインコネクタは、同軸フィードライン、ツインリードライン、導波路を含む3つの一般的なタイプのフィードラインのうちの1つであり得る。特に導波路は、円形または矩形の断面形状を持つ中空の金属製の導線であり、この中空の金属製導線の内部に沿ってRF信号が移動する。こうする代わりに、他のタイプのコネクタを用いることも可能である。図示される実施形態では、フィードラインコネクタは、マルチバンドアンテナ110のモノポールアンテナ120に物理的に結合されているが、マルチバンドアンテナ110のTモノポールアンテナ130には物理的に結合されていない。しかしながら、Tモノポールアンテナ130は、モノポールアンテナ120に寄生的に結合されている。
1つの実施形態では、マルチバンドアンテナ110は、ユーザ装置の誘電性キャリア上に配置される。マルチバンドアンテナ110の導電材料はユーザ装置の他の金属と電気的に接触することなく配置することが可能なユーザ装置のなんらかの非導電材料であり得る。別の実施形態では、マルチバンドアンテナ110は、プリント基板(PCB)などの回路基板上または内部に配置される。
図2は、1つの実施形態に関わる図1のマルチバンドアンテナ110を有するユーザ装置105のブロック図である。ユーザ装置105は、1つ以上のCPU、マイクロコントローラ、フィールドプログラマブルゲートアレイ、また他のタイプの処理装置などの1つ以上のプロセッサ230を含む。ユーザ装置105はまた、揮発性記憶機構および/または不揮発性記憶機構の何らかの組み合わせに対応し得るシステムメモリ206を含む。システムメモリ206は、オペレーティングシステムのコンポーネント208、様々なプログラムモジュール210、プログラムデータ212および/または他のコンポーネントを規定する情報を記憶する。ユーザ装置105は、システムメモリ206が提供する命令を実行するために、1つまたは複数のプロセッサ230を用いて機能を実行する。
ユーザ装置105はまた、1つ以上のタイプの取り外し可能な記憶装置および/または1つ以上のタイプの取り外し不可能な記憶装置から成り得るデータ記憶装置214を含む。データ記憶装置214は、本明細書に説明するように、ユーザ装置105の機能のうちのいずれか1つ以上を実現する1つ以上の集合の命令が記憶されているコンピュータ読み取り可能記憶媒体216を含む。図示するように、命令は、完全にまたは少なくとも部分的に、コンピュータ読み取り可能記憶媒体216、システムメモリ206内部におよび/またはユーザ装置105によって実行されている間での1つ以上のプロセッサ230、システムメモリ206およびこれまたコンピュータ読み取り可能媒体を構成する1つ以上のプロセッサ230内部に常駐する。ユーザ装置105はまた、1つ以上の入力装置220(キーボード、マウス装置、特殊化された選択キーなど)および1つ以上の出力装置218(表示装置、プリンタ、オーディオ出力機構など)を含み得る。
ユーザ装置105はさらに、遠隔コンピュータ、アイテム提供システムなどの他の演算装置と無線ネットワーク(例えば、無線通信システムによって提供されるようなもの)を介して通信することをユーザ装置105に可能とする無線モデム222を含む。無線モデム222は、ユーザ装置105が無線通信システムを用いて音声通信および非音声通信(テキストメッセージ、マルチメディアメッセージ、メディアダウンロード、ウェブの閲覧などのための通信等)の双方を取り扱うことを可能にする。無線モデム222は、例えば、携帯デジタルパケットデータ(CDPD)、一般的なパケット無線サービス(GPRS)、GSM進化のための機能強化されたデータレート(EDGE)、ユニバーサルモバイル電気通信システム(UMTS)、タイマー無線伝送技術(1xRTT)、最適化された進化データ(EVDO)、高速ダウンリンクパケットアクセス(HSDPA)、WiFiなどを含むなんらかのタイプのデジタルモバイルネットワーク技術を用いてネットワークの接続性を提供し得る。他の実施形態では、無線モデム222が、異なるセルラネットワークで異なる通信タイプ(例えば、WCDMA、GSM、LTE、CDMA、WiMaxなど)に従って通信してもよい。セルラネットワークアーキテクチャは、複数のセルを含み得るが、この場合、各セルが、セル内のユーザ装置と通信するように構成された基地局を含む。これらのセルは、同じ周波数、異なった周波数、同じ通信タイプ(例えば、WCDMA、GSM、LTE、CDMA、WiMaxなど)または異なった通信タイプを用いてユーザ装置105と通信し得る。各基地局は、ユーザ装置105が、他のユーザ装置、サーバ演算システム、電話装置などの他の装置と通信することを可能となるように、インターネット、ローカルエリアネットワーク(LAN)、公衆交換電話ネットワーク(PSTN)などの私的ネットワーク、公衆ネットワークまたは双方に接続し得る。無線通信システムに無線接続することに加えて、ユーザ装置105はまた、他のユーザ装置と無線接続し得る。例えば、ユーザ装置105は、別のユーザ装置と無線アドホック(ピアツーピア)ネットワークを形成し得る。
無線モデム222は、信号を発生して、これらの信号を、増幅目的で電力増幅器(amp)280または電力増幅器286に送出し、その後、これらはそれぞれマルチバンドアンテナ110またはアンテナ284を介して無線送信される。マルチバンドアンテナ110とは分離しているオプションのアンテナであるアンテナ284は、マルチバンドアンテナ110の周波数帯域とは異なった周波数帯域におけるなんらかの指向性アンテナ、全方向性アンテナまたは無指向性アンテナであり得る。アンテナ284はまた、マルチバンドアンテナ110とは異なった無線通信プロトコルを用いて情報を送信する。データを送出することに加えて、マルチバンドアンテナ110およびアンテナ284はまた、データを受信し、このデータは無線モデム222に送られて1つまたは複数のプロセッサ230に転送される。ユーザ装置105が、図2のブロック図に例示されるように多かれ少なかれコンポーネントを含み得ることに注意すべきである。
1つの実施形態では、ユーザ装置105は、第1の無線通信プロトコルを用いて第1の接続を確立し、異なった無線通信プロトコルを用いて第2の接続を確立する。第1の無線接続および第2の無線接続は、例えば、ユーザ装置がサーバから(例えば、第1の接続を介して)メディアアイテムをダウンロードして、同時にファイルを別のユーザ装置(例えば、第2の接続を介して)転送している場合には、同時に起動状態であり得る。こうする代わりに、これら2つの接続は、起動状態のセッション(例えば、電話会話)を維持するために無線接続同士間でのハンドオフのあいだには同時に起動状態であり得る。このようなハンドオフは、例えば、WiFiホットスポットへの接続と無線キャリアシステムへの接続との間で実行され得る。1つの実施形態では、第1の無線接続は、第1の周波数帯域で動作するマルチバンドアンテナ110の第1の共振モードと関連しており、第2の無線接続は、第2の周波数帯域で動作するマルチバンドアンテナ110の第2の共振モードと関連している。別の実施形態では、第1の無線接続は、マルチバンドアンテナ110と関連しており、第2の無線接続は、アンテナ284と関連している。他の実施形態では、第1の無線接続は、メディア購入応用分野(例えば、電子本をダウンロードするため)と関連しており、一方第2の無線接続は、無線アドホックネットワーク応用分野と関連している。これら無線接続のうちの1つと関連している他の応用分野には、例えば、ゲーム、電話応用分野、インターネット閲覧応用分野、ファイル転送応用分野、グローバルポジショニングシステム(GPS)応用分野などが含まれる。
1つのモデム222が、アンテナ110および284の双方に対する送信を制御しているところを示したが、こうする代わりに、ユーザ装置105は、各々が異なったアンテナおよび/または無線送信プロトコルを介してデータを送信/受信するように構成された複数の無線モデムを含み得る。加えて、ユーザ装置105は、2つのアンテナ110および284を持っているところが例示されているが、様々な実施形態では2つ以上または2つ以下のアンテナを含み得る。
ユーザ装置105は、ネットワークを介して、アイテム、アップグレードおよび/または他の情報を配信および/または受信する。例えば、ユーザ装置105は、アイテム提供システムからアイテムをダウンロードまたは受信し得る。アイテム提供システムは、ネットワークを介してユーザ装置105から、様々な要求、命令および他のデータを受信する。アイテム提供システムは、上記の機能性を提供するための処理能力および記憶能力を有する1つ以上の機械(例えば、1つ以上のサーバコンピュータシステム、ルータ、ゲートウエイなど)を含み得る。アイテム提供システムとユーザ装置105との間の通信は、なんらかの通信基盤を介して可能とされ得る。このような基盤の一例として、手で配線接続されたリンクを介して、アイテム提供システムに拘束されることなくアイテムを購入したり消費したりするためにユーザがユーザ装置105を用いることを可能とする、ワイドエリアネットワーク(WAN)および無線基盤の組み合わせが含まれる。無線基盤は、1つ以上の無線通信システムなどの1つまたは複数の無線通信システムによって提供され得る。この無線通信システムの1つに、ネットワークと接続した無線フィデリティ(WiFi)ホットスポットがあり得る。この無線通信システムの別の1つに、様々なデータ処理装置や通信塔などを用いて実現可能な無線キャリアシステムがあり得る。こうする代わりにまたはこれに加えて、無線キャリアシステムは、衛星技術に依存してユーザ装置105と情報を交換し得る。
通信基盤はまた、アイテム提供システムと無線通信システムとの間での情報のやり取りの際の媒介としての役割をする通信許可システムを含み得る。この通信許可システムは、専用のチャンネルを介して無線通信システム(例えば、無線キャリア)と通信し得る、または、非専用の通信機構、例えばインターネットなどの公衆ワイドエリアネットワーク(WAN)を介してアイテム提供システムと通信し得る。
ユーザ装置105は、1つ以上のタイプのメディアアイテムの消費を可能とするために、様々な機能性で様々に構成される。メディアアイテムは、様々なタイプのフォーマットのデジタルコンテンツであり得るが、これには、例えば、電子テキスト(例えば、電子本、電子雑誌、デジタル新聞など)、デジタルオーディオ(例えば、音楽、可聴本など)、デジタルビデオ(例えば、映画、テレビ、ショートクリップなど)、画像(例えば、美術、写真など)およびマルチメディアコンテンツが含まれる。ユーザ装置105には、電子本読み取り装置、携帯式デジタルアシスタンスト、モバイル電話、ラップトップコンピュータ、携帯式メディアプレーヤー、タブレットコンピュータ、カメラ、ビデオカメラ、ネットブック、ノート型パソコン、デスクトップ型コンピュータ、ゲーム機、DVDプレーヤー、メディアセンターなどの何らかのタイプのコンテンツレンダリング装置が含まれ得る。
上述したとおり、図1に示すTモノポールアンテナ130以外のタイプのアンテナを用いることが可能である。図5に、ループアンテナ512およびモノポールアンテナ514を含むマルチバンドアンテナ510の別の実施形態を示す。ループアンテナ512は駆動されるアンテナであり、モノポールアンテナ514は寄生素子である。ループアンテナ512は複数の共振モードを含むように設計することが可能であり、一方、モノポールアンテナ514は、追加の共振モードを付加することによってアンテナの帯域幅を拡張するために用いられる。図6に、延長領域613付きのループアンテナ512およびモノポールアンテナ514を含むマルチバンドアンテナ610の別の実施形態を示す。図6のマルチバンドアンテナ610は、図5のマルチバンドアンテナ510に類似しているが、ループアンテナ512上に延長領域613を含む。図示する実施形態では、延長領域613は、ループ512の内部に向かって延長して、ループ512内部にC字形状を形成している。他の実施形態では、延長領域613が、他の形状を有するように設計されてもよく、周波数特性を調節するために、寸法が変化されてもよい。本実施形態では、延長領域613は、マルチバンドアンテナ610に対して追加の共振モードを付加する。延長領域613無しでは2つの共振モードがあり、延長領域613有りでは3つの共振モードがある。延長領域613はまた、マルチバンドアンテナおよび単一RF入力部のインピーダンス整合のために用いられ得る。こうする代わりに、本開示の恩典を有する当業者には理解されるように、追加の共振モードを付加し、また、マルチバンドアンテナと単一RF入力部との間でのインピーダンス整合を制御するような他の構成を用い得る。
1つの実施形態では、マルチバンドアンテナは、少なくとも3つの共振モードを含む。別の実施形態では、マルチバンドアンテナは、4つの共振モードを含む。代替例では、マルチバンドアンテナは、本開示の恩典を有する当業者には理解されるように、5つ以上の共振モードを含み得る。
他の実施形態では、図7に示すような、モノポールアンテナ以外のタイプのアンテナを用いてもよい。図7に、ループアンテナ712およびTモノポールアンテナ714を含むマルチバンドアンテナ710の別の実施形態を示す。図7のループアンテナ712は、追加の共振モードを付加するために用いることが可能である。本実施形態では、マルチバンドアンテナ710は、ループアンテナ712で単一RF入力部742からデータ入力され、Tモノポールアンテナ714は寄生素子である。図示する実施形態では、Tモノポールアンテナ714は寄生素子であるが、その理由は、それが、単一RF入力部742のところで駆動されるループアンテナ712から物理的に離れているからである。駆動されるループアンテナ712は、Tモノポールアンテナ714の電流のフローを寄生的に励起する。Tモノポールアンテナ714およびループアンテナ712は、あるギャップだけ分離することが可能である。ループアンテナ712およびTモノポールアンテナ714の寸法は、本明細書に記載するように、本開示の恩典を有する当業者には理解されるように、所望の周波数範囲を達成するために変更され得る。
図示の実施形態では、Tモノポールアンテナ714は、接地723に結合された基部721を含む。接地723は、ユーザ装置の金属フレームであり得る。接地723は、システムの接地でもユーザ装置が持つ複数の接地のうちの1つでもよい。Tモノポールアンテナ714は、基部721の第1の側部から外側に延長している左アーム724および基部721の第2の側部から外側に延長している右上アーム722を含む。Tモノポールアンテナ714はまた、右上アーム722の遠位端から基部721の第2の側部に向かって戻るように延長している右の折り返しアーム726を含む。別の実施形態では、Tモノポールアンテナ714はまた、右の折り返しアーム726のある部分を右の折り返しアーム726の長手方向軸から別の方向に延長させる延長領域728を含む。図示の実施形態では、延長領域728は、右上アーム722に向かって右の折り返しアーム726のある部分を延長させる。これによって、延長部分と右上アーム722との間のギャップが、非延長部分と右上アーム722との間のギャップより小さくなる。右の折り返しアーム726のこの部分は、基部721に近い右の折り返しアーム726の遠位端のところにあり得る。代替例では、延長領域726は、本開示の恩典を有する当業者には理解されるように、延長領域726は、右の折り返しアーム726を他の方向に延長させ得る。
本実施形態では、4つの生成された共振モードがある。Tモノポールアンテナ714の右上アーム722が、低周波帯域中の700MHzのところで第1の共振モードを生じさせる。Tモノポールアンテナ714の左のアーム724が、低周波帯域中の850MHzのところで第2の共振モードを生じさせる。Tモノポールアンテナ714の右の折り返しアーム726が、高周波帯域中の1860MHzのところで第3の共振モードを生じさせる。ループアンテナ712が、高周波帯域中の2110MHzのところで第4の共振モードを生じさせる。マルチバンドアンテナ710は、余分の共振モードを付加することによって帯域幅を増大させ、また、周波数受信可能範囲を700MHzにまで拡大させる。他の実施形態では、第1の共振モードが550MHz〜850MHzの範囲にあり、第2の共振モードが700MHz〜1000MHzの範囲にあり、第3の共振モードが1660MHz〜2060MHzの範囲にあり、第4の共振モードが1910MHz〜2310MHzの範囲にある。本実施形態では、第1の共振モードから第4の共振モードまでの周波数の順序は、最高周波数から最低周波数まで、第1、第2、第3、第4という共振モードの順序と逆である。とはいえ、第1、第2、第3、第4という表記を、様々な共振モードに割り当てることが可能な実施形態もある。例えば、1つの実施形態では、共振モードに最高周波数から最低周波数までを別の順序で、例えば、第1の共振モード、第4の共振モード、第2の共振モード、第3の共振モードの順で割り当てることが可能である。共振モードに対する第1、第2、第3、第4という表記は、特定の周波数や、周波数範囲や、マルチバンドアンテナの部品に対して割り当てられるものであると厳密に解釈されないことに注意すべきである。むしろ、第1、第2、第3、第4という表記は、説明を容易にするために用いられる。
1つの実施形態では、Tモノポールアンテナ714の右の折り返しアーム726は、延長領域728を有している。延長領域728は、第3の共振モードの周波数に貢献するだけではなく、第4の共振モードのインピーダンス整合(すなわち、マルチバンドアンテナと単一RF入力部間のインピーダンス整合)を制御する。こうする代わりに、本開示の恩典を有する当業者には理解されるように、マルチバンドアンテナ710の他の実施形態を用いてもよい。他の実施形態では、本開示の恩典を有する当業者には理解されるように、Tモノポールアンテナが左上アーム、左の折り返しアームおよび右アームを含むようにマルチバンドアンテナ710を変換し得る。
RF入力部742は、図1を参照して上記したように、マルチバンドアンテナ710をフィードラインに結合するフィードラインコネクタであり得る。図示する実施形態では、フィードラインコネクタは、マルチバンドアンテナ710のループアンテナ712に物理的に結合されているが、マルチバンドアンテナ710のTモノポールアンテナ714には物理的に結合されていない。しかしながら、Tモノポールアンテナ714は、ループアンテナ712に寄生的に結合されている。
図8は、1つの実施形態に関わる、第1のアンテナおよび第1のアンテナに寄生的に結合した第2のアンテナを有するマルチバンドアンテナを持ったユーザ装置を操作する方法800の実施形態のフロー図である。方法800においては、第1の電流が、第1のアンテナに結合された単一無線周波数(RF)入力部のところに誘導されて、第1の共振モードを提供する(ブロック802)。これに応答して、第1のアンテナが、第1のアンテナに寄生的に結合された第2のアンテナのところに第2の電流を寄生的に誘導し、この第2のアンテナが複数の共振モードを提供する(ブロック804)。この誘導電流に応答して、電磁エネルギが第1のアンテナおよび第2のアンテナから放射されて、情報を別の装置に通信する(ブロック806)。この電磁エネルギは、放射パターンを形成する。この放射パターンは、本開示の恩典を有する当業者には理解されるように、様々な形状であり得る。
1つの実施形態では、電流がRF入力部に誘導され、これが、第1のアンテナのところに電流フローを誘導する。第1のアンテナが、第2のアンテナのところに電流フローを寄生的に誘導する。第2のアンテナのところに電流フローを誘導することによって、第1のアンテナはマルチバンドアンテナの帯域幅を増加しし、第1のアンテナの共振モードに2つ以上の追加の共振モードを提供する。本明細書に説明するように、第2のアンテナは、第1のアンテナからあるギャップだけ物理的に離れている。
上記の記述では、多くの詳細を説明した。しかしながら、本開示の恩典を有する当業者には、本発明の実施形態は、これらの特定的な詳細無しでも実施し得ることが明らかであろう。一部の例では、公知の構造体および装置を、説明が曖昧になることを避けるために、詳細に示す代わりにブロック図で示してある。
詳細な説明の一部は、コンピュータメモリ内のデータビットに対する動作をアルゴリズムと記号で表現して提示されている。これらのアルゴリズムによる説明および表現は、データ処理技術の当業者によって用いられて、かれらの業績の本質を他の当業者に最も効果的に伝えている。本明細書中では、そして一般的に、アルゴリズムは、所望の結果に至る首尾一貫した一連のステップであると考えられている。これらのステップは、物理的な数量を物理的に操作することを必要とするものである。必ずしもではないが、通常は、このような数量は、記憶されたり、転送されたり、組み合わされたり、比較されたりまたは別様に操作されたりすることが可能な電気信号または磁気信号という形態を取る。主として一般的に用いられているという理由で、このような信号ビット、値、要素、記号、文字、項目、数などと呼ぶのが便利であることが分かっている。
しかしながら、これらの用語および類似の用語の全てが適切な物理的数量と関連しているはずであり、また、これらの数量に適用される単に便利なラベルであると心に留めておくべきである。上記の検討から明らかなように、具体的に別様の記載がない限り、本説明の全体にわたって、「誘導する」、「寄生的に誘導する」、「放射する」、「検出する」、「決定する」、「発生する」、「通信する」、「受信する」、「不可能とする」などの用語を利用する検討は、コンピュータシステムのレジスタおよびメモリの内部の物理的な(例えば、電子的な)数量として表されるデータを操作して、コンピュータシステムメモリもしくはレジスタまたは他のこのような情報記憶装置、送信装置または表示装置内部の物理的数量として同じように表される他のデータに変換するコンピュータシステムまたは類似の電子演算装置の動作およびプロセスのことであることが理解されるだろう。
本発明の実施形態はまた、本明細書中で動作を実行する装置に関連する。この装置は、必要な目的のために特別の構造となっていたり、コンピュータに記憶されたコンピュータプログラムによって選択的に起動されたまたは再構成された汎用のコンピュータを備えていたりする。このようなコンピュータプログラムは、フロッピディスク、光ディスク、CD−ROMおよび光磁気ディスクを含む何らかのタイプのディスク、リードオンリーメモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)EPROM、EEPROM、磁気カードもしくは光カードなどのコンピュータ読み取り可能媒体または電子的命令を記憶するのに適した何らかのタイプの媒体に記憶され得るが、これらに限られない。
本明細書で提示されるアルゴリズムおよび表示は、いかなる特定のコンピュータや他の装置にも本質的に関連しているわけではない。様々な汎用システムを、本明細書では教示に従ってプログラムと一緒に用いられたり、または、必要な方法ステップを実行するために、より特殊化された装置を構成するのが便利であることが分かったりし得る。様々なこのようなシステムにとって必要とされる構造は、以下の説明から現れるであろう。加えて、本発明は、なんら特定のプログラム言語を参照して説明されることはない。本明細書に説明するような本発明の教示を実現するために、様々なプログラム言語を用いられ得ることが理解されるであろう。本明細書で用いられるような「〜する時」という用語または「〜に応答して」と言う句は、特定の動作を実行する以前に、介在する時、介在する事象またはこれらの双方が存在し得ることを理解すべきであることにもまた注意すべきである。
上述の説明は例示を目的としたものであり、制限的であることを意図したものではないことを理解すべきである。上記の説明を読んで理解すれば、多くの他の実施形態が、当業者には明らかであろう。したがって、本発明の範囲は、添付のクレームと、このようなクレームの同等物の全範囲とを参照して決定されるべきである。
付記
1.マルチバンドアンテナであって、
単一無線周波数(RF)入力部と、
前記単一RF入力部に結合された第1のアンテナであって、前記マルチバンドアンテナの第1の共振モードを提供するように構成される第1のアンテナと、
前記第1のアンテナに寄生的に結合された第2のアンテナであり、前記第2のアンテナは前記マルチバンドアンテナの複数の共振モードを提供するように構成される第2のアンテナと、を備える、マルチバンドアンテナ。
2.前記第1のアンテナがモノポールアンテナである、付記1に記載のマルチバンドアンテナ。
3.前記第1のアンテナがループアンテナである、付記1に記載のマルチバンドアンテナ。
4.前記第2のアンテナがTモノポールアンテナである、付記1に記載のマルチバンドアンテナ。
5.前記Tモノポールアンテナが、
接地に結合された基部と、
前記基部の第1の側部から外部に延長する第1のアームと、
前記基部の第2の側部から外部に延長する第2のアームと、
前記第2のアームの遠位端から前記基部の前記第2の側部に向かって戻るように延長する折り返しアームと、を備える、付記4に記載のマルチバンドアンテナ。
6.前記第1のアームが前記複数の共振モードのうちの1つとして第2の共振モードを提供するように構成され、前記第2のアームが前記複数の共振モードのうちの1つとして第3の共振モードを提供するように構成され、前記折り返しアームが前記複数の共振モードのうちの1つとして第4の共振モードを提供するように構成される、付記5に記載のマルチバンドアンテナ。
7.前記第1の共振モードが1910MHz〜2310MHzの範囲にあり、前記第2の共振モードが700MHz〜1000MHzの範囲にあり、前記第3の共振モードが550MHz〜850MHzの範囲にあり、前記第4の共振モードが1660MHz〜2060MHzの範囲にある、付記6に記載のマルチバンドアンテナ。
8.前記第1、第2、第3、第4の共振モードの最高周波数から最低周波数までの周波数の順序は、前記第1の共振モード、前記第4の共振モード、前記第2の共振モード、前記第3の共振モードの順である、付記6に記載のマルチバンドアンテナ。
9.前記Tモノポールアンテナが、
接地に結合された基部と、
前記基部の第1の側部から外部に延長する第1のアームと、
前記基部の第2の側部から外部に延長する第2のアームと、
前記第2のアームの遠位端から前記基部の前記第2の側部に向かって戻るように延長する折り返しアームと、
前記第2のアームの長手方向の軸から別の方向に前記第2のアームのある部分を延長させる延長領域と、を備える、付記4に記載のマルチバンドアンテナ。
10.前記第1のアームが前記複数の共振モードのうちの1つとして第2の共振モードを提供するように構成され、前記第2のアームが前記複数の共振モードのうちの1つとして第3の共振モードを提供するように構成され、前記折り返しアームおよび前記延長領域が前記複数の共振モードのうちの1つとして第4の共振モードを提供するように構成される、付記9に記載のマルチバンドアンテナ。
11.前記第1の共振モードが1910MHz〜2310MHzの範囲にあり、前記第2の共振モードが700MHz〜1000MHzの範囲にあり、前記第3の共振モードが550MHz〜850MHzの範囲にあり、前記第4の共振モードが1660MHz〜2060MHzの範囲にある、付記10に記載のマルチバンドアンテナ。
12.前記第1、第2、第3、第4の共振モードの最高周波数から最低周波数までの周波数の順序は、前記第1の共振モード、前記第4の共振モード、前記第2の共振モード、前記第3の共振モードの順である、付記10に記載のマルチバンドアンテナ。
13.前記延長領域が、前記マルチバンドアンテナと前記単一RF入力部との間のインピーダンス整合を制御するように構成される、付記10に記載のマルチバンドアンテナ。
14.前記第1のアンテナがループアンテナであり、前記第2のアンテナがモノポールアンテナである、付記1に記載のマルチバンドアンテナ。
15.前記ループアンテナが延長領域を備える、付記14に記載のマルチバンドアンテナ。
16.無線モデムと、
前記無線モデムに結合された単一無線周波数(RF)入力部を介して前記無線モデムとの間でデータを通信するために電磁エネルギを放射するように構成されるマルチバンドアンテナであって、
前記単一RF入力部に結合された第1のアンテナであって、前記マルチバンドアンテナの第1の共振モードを提供するように構成される第1のアンテナと、
前記第1のアンテナに寄生的に結合された第2のアンテナであって、前記マルチバンドアンテナの複数の共振モードを提供するように構成される第2のアンテナと、を備えるマルチバンドアンテナと、を備える、ユーザ装置。
17.前記無線モデムと前記単一RF入力部とに結合された電力増幅器をさらに備える、付記16に記載のユーザ装置。
18.前記第1のアンテナがモノポールアンテナである、付記16に記載のユーザ装置。
19.前記第1のアンテナがループアンテナである、付記16に記載のユーザ装置。
20.前記第2のアンテナがTモノポールアンテナである、付記16に記載のユーザ装置。
21.前記Tモノポールアンテナが、
接地に結合された基部と、
前記基部の第1の側部から外部に延長する第1のアームと、
前記基部の第2の側部から外部に延長する第2のアームと、
前記第2のアームの遠位端から前記基部の前記第2の側部に向かって戻るように延長する折り返しアームと、を備える、付記20に記載のユーザ装置。
22.前記第1のアームが前記複数の共振モードのうちの1つとして第2の共振モードを提供するように構成され、前記第2のアームが前記複数の共振モードのうちの1つとして第3の共振モードを提供するように構成され、前記折り返しアームが前記複数の共振モードのうちの1つとして第4の共振モードを提供するように構成される、付記21に記載のユーザ装置。
23.前記第1の共振モードが1910MHz〜2310MHzの範囲にあり、前記第2の共振モードが700MHz〜1000MHzの範囲にあり、前記第3の共振モードが550MHz〜850MHzの範囲にあり、前記第4の共振モードが1660MHz〜2060MHzの範囲にある、付記22に記載のユーザ装置。
24.前記第1、第2、第3、第4の共振モードの最高周波数から最低周波数までの周波数の順序は、前記第1の共振モード、前記第4の共振モード、前記第2の共振モード、前記第3の共振モードの順である、付記22に記載のユーザ装置。
25.前記Tモノポールアンテナが、
接地に結合された基部と、
前記基部の第1の側部から外部に延長する第1のアームと、
前記基部の第2の側部から外部に延長する第2のアームと、
前記第2のアームの遠位端から前記基部の前記第2の側部に向かって戻るように延長する折り返しアームと、
前記第2のアームの長手方向の軸から別の方向に前記第2のアームのある部分を延長させる延長領域と、を備える、付記20に記載のユーザ装置。
26.前記第1のアームが前記複数の共振モードのうちの1つとして第2の共振モードを提供するように構成され、前記第2のアームが前記複数の共振モードのうちの1つとして第3の共振モードを提供するように構成され、前記折り返しアームおよび前記延長領域が前記複数の共振モードのうちの1つとして第4の共振モードを提供するように構成される、付記25に記載のユーザ装置。
27.前記延長領域が、前記マルチバンドアンテナと前記単一RF入力部との間のインピーダンス整合を制御するように構成される、付記26に記載のユーザ装置。
28.前記マルチバンドアンテナが誘電性キャリア上に配置される、付記16に記載のユーザ装置。
29.第1のアンテナに結合された単一無線周波数(RF)入力部のところに第1の電流を誘導して、第1の共振モードを提供するステップと、
これに応答して、前記第1のアンテナに寄生的に結合された第2のアンテナのところに第2の電流を寄生的に誘導するステップであって、前記第2のアンテナが複数の共振モードを提供するステップと、
前記第1および第2の電流に応答して、前記マルチバンドアンテナの前記第1および第2のアンテナから電磁エネルギを放射して、情報を別の装置に通信するステップと、を含む、ユーザ装置を操作する方法。
30.前記第1のアンテナがモノポールアンテナであり、前記第2のアンテナがTモノポールアンテナである、付記29に記載の方法。
31.前記第1のアンテナがループアンテナであり、前記第2のアンテナがTモノポールアンテナである、付記29に記載の方法。
32.前記複数の共振モードが、第1、第2、第3、第4の共振モードを含み、前記第1の共振モードが550MHz〜850MHzの範囲にあり、前記第2の共振モードが700MHz〜1000MHzの範囲にあり、前記第3の共振モードが1660MHz〜2060MHzの範囲にあり、前記第4の共振モードが1910MHz〜2310MHzの範囲にある、付記29に記載の方法。

Claims (15)

  1. マルチバンドアンテナであって、
    単一無線周波数(RF)入力部と、
    前記単一RF入力部に結合された第1のアンテナであって、前記マルチバンドアンテナの第1の共振モードを提供するように構成される第1のアンテナと、
    前記第1のアンテナに寄生的に結合された第2のアンテナであって、前記マルチバンドアンテナの複数の共振モードを提供するように構成される第2のアンテナと、を備える、マルチバンドアンテナ。
  2. 無線モデムと、
    前記無線モデムに結合された単一無線周波数(RF)入力部を介して前記無線モデムとの間でデータを通信するために電磁エネルギを放射するように構成されるマルチバンドアンテナであって、
    前記単一RF入力部に結合された第1のアンテナであって、前記マルチバンドアンテナの第1の共振モードを提供するように構成される第1のアンテナと、
    前記第1のアンテナに寄生的に結合された第2のアンテナであって、前記マルチバンドアンテナの複数の共振モードを提供するように構成される第2のアンテナと、を備えるマルチバンドアンテナと、を備える、ユーザ装置。
  3. 前記無線モデムと前記単一RF入力部とに結合された電力増幅器をさらに備える、請求項2に記載のユーザ装置。
  4. 前記マルチバンドアンテナが誘電性キャリア上に配置される、請求項3に記載のユーザ装置。
  5. 前記第1のアンテナがモノポールアンテナまたはループアンテナのうちの1つである、請求項1に記載のマルチバンドアンテナまたは請求項2に記載のユーザ装置。
  6. 前記第2のアンテナがTモノポールアンテナである、請求項1に記載のマルチバンドアンテナまたは請求項2に記載のユーザ装置。
  7. 前記Tモノポールアンテナが、
    接地に結合された基部と、
    前記基部の第1の側部から外部に延長する第1のアームと、
    前記基部の第2の側部から外部に延長する第2のアームと、
    前記第2のアームの遠位端から前記基部の前記第2の側部に向かって戻るように延長する折り返しアームと、を備える、請求項6に記載のマルチバンドアンテナまたはユーザ装置。
  8. 前記第1のアームが前記複数の共振モードのうちの1つとして第2の共振モードを提供するように構成され、前記第2のアームが前記複数の共振モードのうちの1つとして第3の共振モードを提供するように構成され、前記折り返しアームが前記複数の共振モードのうちの1つとして第4の共振モードを提供するように構成される、請求項7に記載のマルチバンドアンテナまたはユーザ装置。
  9. 前記第1の共振モードが1910MHz〜2310MHzの範囲にあり、前記第2の共振モードが700MHz〜1000MHzの範囲にあり、前記第3の共振モードが550MHz〜850MHzの範囲にあり、前記第4の共振モードが1660MHz〜2060MHzの範囲にある、請求項8に記載のマルチバンドアンテナまたはユーザ装置。
  10. 前記Tモノポールアンテナが、
    接地に結合された基部と、
    前記基部の第1の側部から外部に延長する第1のアームと、
    前記基部の第2の側部から外部に延長する第2のアームと、
    前記第2のアームの遠位端から前記基部の前記第2の側部に向かって戻るように延長する折り返しアームと、
    前記第2のアームの長手方向の軸から別の方向に前記第2のアームのある部分を延長させる延長領域と、を備える、請求項6に記載のマルチバンドアンテナまたはユーザ装置。
  11. 前記第1のアームが前記複数の共振モードのうちの1つとして第2の共振モードを提供するように構成され、前記第2のアームが前記複数の共振モードのうちの1つとして第3の共振モードを提供するように構成され、前記折り返しアームおよび前記延長領域が前記複数の共振モードのうちの1つとして第4の共振モードを提供するように構成される、請求項10に記載のマルチバンドアンテナまたはユーザ装置。
  12. 前記第1の共振モードが1910MHz〜2310MHzの範囲にあり、前記第2の共振モードが700MHz〜1000MHzの範囲にあり、前記第3の共振モードが550MHz〜850MHzの範囲にあり、前記第4の共振モードが1660MHz〜2060MHzの範囲にある、請求項11に記載のマルチバンドアンテナまたはユーザ装置。
  13. 前記延長領域が、前記マルチバンドアンテナと前記単一RF入力部との間のインピーダンス整合を制御するように構成される、請求項10に記載のマルチバンドアンテナまたはユーザ装置。
  14. 前記第1のアンテナがループアンテナであり、前記第2のアンテナがモノポールアンテナである、請求項1に記載のマルチバンドアンテナまたは請求項2に記載のユーザ装置。
  15. 前記ループアンテナが延長領域を備える、請求項14に記載のマルチバンドアンテナまたはユーザ装置。
JP2014514606A 2011-06-08 2012-06-06 マルチバンドアンテナ Expired - Fee Related JP5740049B2 (ja)

Applications Claiming Priority (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US201161494799P 2011-06-08 2011-06-08
US61/494,799 2011-06-08
US13/211,138 2011-08-16
US13/211,138 US8872712B2 (en) 2011-06-08 2011-08-16 Multi-band antenna
PCT/US2012/041162 WO2012170579A1 (en) 2011-06-08 2012-06-06 Multi-band antenna

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014520448A true JP2014520448A (ja) 2014-08-21
JP5740049B2 JP5740049B2 (ja) 2015-06-24

Family

ID=47292736

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014514606A Expired - Fee Related JP5740049B2 (ja) 2011-06-08 2012-06-06 マルチバンドアンテナ

Country Status (5)

Country Link
US (2) US8872712B2 (ja)
EP (1) EP2719018B1 (ja)
JP (1) JP5740049B2 (ja)
CN (1) CN103748740B (ja)
WO (1) WO2012170579A1 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018121293A (ja) * 2017-01-27 2018-08-02 株式会社東芝 アンテナ、アンテナモジュール、及び通信装置
WO2022045383A1 (ko) * 2020-08-25 2022-03-03 엘지전자 주식회사 차량에 탑재되는 안테나 시스템
WO2023132382A1 (ko) * 2022-01-05 2023-07-13 엘지전자 주식회사 차량에 배치되는 광대역 안테나

Families Citing this family (29)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8872712B2 (en) 2011-06-08 2014-10-28 Amazon Technologies, Inc. Multi-band antenna
KR101803337B1 (ko) * 2011-08-25 2017-12-01 삼성전자주식회사 휴대용 단말기의 안테나 장치
JP6214541B2 (ja) * 2011-11-04 2017-10-18 ドックオン エージー 容量結合した複合ループアンテナ
CN102856629B (zh) * 2012-08-31 2015-09-23 惠州Tcl移动通信有限公司 一种手机三合一天线装置
WO2014064490A1 (en) * 2012-10-26 2014-05-01 Nokia Corporation Loop antenna having a parasitically coupled element
CN104103892B (zh) * 2013-04-09 2016-08-10 宏碁股份有限公司 移动通信装置
CN103199342B (zh) * 2013-04-10 2015-01-07 清华大学 兼顾净空区面积与多频段覆盖的移动终端用平面印制天线
TWI539661B (zh) * 2013-06-26 2016-06-21 宏碁股份有限公司 通訊裝置
CN104701640A (zh) * 2013-12-04 2015-06-10 联想(北京)有限公司 一种电子设备
US9490536B2 (en) 2013-12-17 2016-11-08 Amazon Technologies, Inc. Multi-band antenna
TWI531117B (zh) * 2013-12-26 2016-04-21 宏碁股份有限公司 行動通訊裝置
US9478859B1 (en) * 2014-02-09 2016-10-25 Redpine Signals, Inc. Multi-band compact printed circuit antenna for WLAN use
CN110676574B (zh) 2014-02-12 2021-01-29 华为终端有限公司 一种天线及移动终端
TWI533509B (zh) * 2014-02-20 2016-05-11 啟碁科技股份有限公司 寬頻天線
US9184494B1 (en) 2014-05-09 2015-11-10 Futurewei Technologies, Inc. Switchable Pi shape antenna
CN105576369A (zh) * 2015-06-30 2016-05-11 宇龙计算机通信科技(深圳)有限公司 一种天线及具有该天线的移动终端
US10205217B2 (en) 2015-12-23 2019-02-12 Intel IP Corporation Antenna for wireless communication device chassis having reduced cutback
CN105655693A (zh) * 2016-01-06 2016-06-08 苏州国质信网络通讯有限公司 双低频谐振lte天线的设计方法
TWI643404B (zh) 2016-02-18 2018-12-01 達意科技股份有限公司 槽孔天線裝置
WO2017141601A1 (ja) * 2016-02-18 2017-08-24 パナソニックIpマネジメント株式会社 アンテナ装置及び電子機器
EP3419115B1 (en) * 2016-02-18 2022-06-08 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Antenna device and electronic apparatus
US9871303B2 (en) 2016-05-25 2018-01-16 International Business Machines Corporation Multi-frequency, multi-radiation angle, multi-polarization and multi-pattern communication antenna
US9955289B1 (en) * 2016-09-14 2018-04-24 Pacesetter, Inc. Systems and methods for implantable medical devices including near field communications
CN106654527A (zh) * 2016-12-20 2017-05-10 西安易朴通讯技术有限公司 平面天线及终端设备
WO2018160591A1 (en) * 2017-03-02 2018-09-07 Abbott Diabetes Care Inc. Systems, devices, and methods utilizing secondary communication systems
US11228094B2 (en) 2018-04-05 2022-01-18 Huawei Technologies Co., Ltd. Antenna arrangement with wave trap and user equipment
CN109741938B (zh) * 2018-12-21 2021-08-06 苏州太湖电工新材料股份有限公司 一种制备适用于浇铸干式变压器的环氧pet绝缘筒的方法
US11342671B2 (en) * 2019-06-07 2022-05-24 Sonos, Inc. Dual-band antenna topology
US11862838B2 (en) * 2020-04-17 2024-01-02 Apple Inc. Electronic devices having wideband antennas

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5657028A (en) * 1995-03-31 1997-08-12 Nokia Moblie Phones Ltd. Small double C-patch antenna contained in a standard PC card
JP2002290138A (ja) * 2001-03-26 2002-10-04 Kyocera Corp アンテナ装置
US20040108957A1 (en) * 2002-12-06 2004-06-10 Naoko Umehara Pattern antenna
US20080012777A1 (en) * 2006-07-14 2008-01-17 Advanced Connectek Inc. Integrated broadband antenna device with wide band function
US20090051611A1 (en) * 2007-08-20 2009-02-26 Ethertronics, Inc. Antenna with active elements
JP2009135633A (ja) * 2007-11-29 2009-06-18 Furukawa Electric Co Ltd:The アンテナ
US20100001908A1 (en) * 2008-07-01 2010-01-07 Avermedia Technologies, Inc. Digital Television Antenna
WO2010090573A1 (en) * 2009-02-04 2010-08-12 Proant Ab Antenna

Family Cites Families (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
TW563274B (en) * 2002-10-08 2003-11-21 Wistron Neweb Corp Dual-band antenna
DE10319093B3 (de) * 2003-04-28 2004-11-04 Fraunhofer-Gesellschaft zur Förderung der angewandten Forschung e.V. Antennenvorrichtung
TWI254488B (en) * 2003-12-23 2006-05-01 Quanta Comp Inc Multi-band antenna
JP3863533B2 (ja) * 2004-03-22 2006-12-27 株式会社ヨコオ 折返しアンテナ
US7307591B2 (en) * 2004-07-20 2007-12-11 Nokia Corporation Multi-band antenna
US7663555B2 (en) * 2004-10-15 2010-02-16 Sky Cross Inc. Method and apparatus for adaptively controlling antenna parameters to enhance efficiency and maintain antenna size compactness
US7495620B2 (en) * 2005-04-07 2009-02-24 Nokia Corporation Antenna
EP1880444A1 (en) * 2005-05-13 2008-01-23 Fractus, S.A. Antenna diversity system and slot antenna component
US7205942B2 (en) * 2005-07-06 2007-04-17 Nokia Corporation Multi-band antenna arrangement
US7400302B2 (en) * 2006-01-30 2008-07-15 Centurion Wireless Technologies, Inc. Internal antenna for handheld mobile phones and wireless devices
WO2007094111A1 (ja) * 2006-02-14 2007-08-23 Murata Manufacturing Co., Ltd. アンテナ構造およびそれを用いた無線通信装置
WO2007128340A1 (en) * 2006-05-04 2007-11-15 Fractus, S.A. Wireless portable device including internal broadcast receiver
CN101114733B (zh) * 2006-07-28 2011-04-20 连展科技电子(昆山)有限公司 一种具有宽频功能的整合式多频天线
US8134516B1 (en) * 2007-06-08 2012-03-13 The United States Of America As Represented By The Secretary Of The Air Force Electrically small supergain endfire array antenna
TWI388084B (zh) * 2008-10-28 2013-03-01 Wistron Neweb Corp 寬頻平面天線
JP2011040676A (ja) * 2009-08-18 2011-02-24 Sanken Electric Co Ltd 半導体装置及びその製造方法
TWI431849B (zh) * 2009-11-24 2014-03-21 Ind Tech Res Inst 行動通訊裝置
TWI425710B (zh) * 2010-03-26 2014-02-01 Wistron Neweb Corp 天線結構
US8872712B2 (en) 2011-06-08 2014-10-28 Amazon Technologies, Inc. Multi-band antenna
TWM423366U (en) * 2011-09-14 2012-02-21 Wistron Corp Monopole antenna and electronic device

Patent Citations (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5657028A (en) * 1995-03-31 1997-08-12 Nokia Moblie Phones Ltd. Small double C-patch antenna contained in a standard PC card
JP2006180543A (ja) * 1995-03-31 2006-07-06 Nokia Corp 標準的pcカードに内蔵される小型二重cパッチ型アンテナ
JP2002290138A (ja) * 2001-03-26 2002-10-04 Kyocera Corp アンテナ装置
US20040108957A1 (en) * 2002-12-06 2004-06-10 Naoko Umehara Pattern antenna
JP2004201278A (ja) * 2002-12-06 2004-07-15 Sharp Corp パターンアンテナ
US20080012777A1 (en) * 2006-07-14 2008-01-17 Advanced Connectek Inc. Integrated broadband antenna device with wide band function
US20090051611A1 (en) * 2007-08-20 2009-02-26 Ethertronics, Inc. Antenna with active elements
JP2009135633A (ja) * 2007-11-29 2009-06-18 Furukawa Electric Co Ltd:The アンテナ
US20100001908A1 (en) * 2008-07-01 2010-01-07 Avermedia Technologies, Inc. Digital Television Antenna
JP2010016790A (ja) * 2008-07-01 2010-01-21 Avermedia Technologies Inc 内蔵型デジタルテレビジョンアンテナ
WO2010090573A1 (en) * 2009-02-04 2010-08-12 Proant Ab Antenna

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018121293A (ja) * 2017-01-27 2018-08-02 株式会社東芝 アンテナ、アンテナモジュール、及び通信装置
WO2022045383A1 (ko) * 2020-08-25 2022-03-03 엘지전자 주식회사 차량에 탑재되는 안테나 시스템
KR20220123298A (ko) * 2020-08-25 2022-09-06 엘지전자 주식회사 차량에 탑재되는 안테나 시스템
KR102584290B1 (ko) 2020-08-25 2023-10-04 엘지전자 주식회사 차량에 탑재되는 안테나 시스템
US11949173B2 (en) 2020-08-25 2024-04-02 Lg Electronics Inc. Antenna system mounted on vehicle
WO2023132382A1 (ko) * 2022-01-05 2023-07-13 엘지전자 주식회사 차량에 배치되는 광대역 안테나

Also Published As

Publication number Publication date
JP5740049B2 (ja) 2015-06-24
US9225063B2 (en) 2015-12-29
EP2719018B1 (en) 2020-01-01
WO2012170579A1 (en) 2012-12-13
US8872712B2 (en) 2014-10-28
US20150009087A1 (en) 2015-01-08
EP2719018A1 (en) 2014-04-16
US20120313830A1 (en) 2012-12-13
CN103748740A (zh) 2014-04-23
CN103748740B (zh) 2016-11-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5740049B2 (ja) マルチバンドアンテナ
US9077066B1 (en) Wideband tapered antenna with parasitic grounding element
US8754817B1 (en) Multi-mode wideband antenna
US8957827B1 (en) Antenna structure with multiple matching circuits
US9130279B1 (en) Multi-feed antenna with independent tuning capability
US9431717B1 (en) Wideband dual-arm antenna with parasitic element
US9002262B1 (en) Multi-mode wideband antenna
US9048528B1 (en) Antenna structure with strongly coupled grounding element
US9413058B1 (en) Loop-feeding wireless area network (WAN) antenna for metal back cover
US9325070B1 (en) Dual-loop-slot antenna
US8760360B2 (en) Switching multi-mode antenna
US9246215B1 (en) Antenna structure with split-feed antenna element and coupled parasitic grounding element
US8489162B1 (en) Slot antenna within existing device component
US9099789B1 (en) Dual-band inverted slot antenna
US9711858B1 (en) Impedance-controlled dual-feed antenna
US9105966B1 (en) Antenna with an exciter
US9356336B1 (en) Dual-folded monopole antenna (DFMA)
US9786994B1 (en) Co-located, multi-element antenna structure
US9548535B1 (en) Phase-controlled antenna with independent tuning capability
US9276317B1 (en) Quad-mode antenna
US9035840B1 (en) Dual-band antenna with grounded patch and coupled feed
US8952851B1 (en) Direct feed patch antenna
US9196966B1 (en) Quad-slot antenna for dual band operation
US9653779B2 (en) Dual-band LTE MIMO antenna
US9973232B1 (en) Low specific absorption rate (SAR) dual-band antenna structure

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20141210

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20141215

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150304

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20150325

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20150424

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5740049

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees