JP2014518109A5 - - Google Patents

Description

更に、当然のことながら、切り取りガイドの一部が一方の剥離ライナーに設けられ、一方、切り取りガイドの別の部分が他方の別の剥離ライナーに設けられた対照的な場合に、使用者が切り取りガイドの２つの部分をガイドツールとして使用するためには、２つの切り取りガイドを正確に位置合わせすることが不可欠である。２つの剥離ライナーの位置が合っていない場合、切り取りガイドの２つの半体は、通路をストーマの形状に合わせるプロセスにおいて、使用者を支援するどころではなく誤らせるであろう。この問題は、折り畳み可能な剥離ライナーを設けることで解決される。

別の実施形態では、収集袋及び粘着ウェハーは、使用者が互いに連結しなければならない２つの部品で使用者に配達される２部品構成のオストミー器具を形成する。後者の実施形態では、接着剤は収集袋及びウェハーの合わせ面に設けることができる。一実施形態では、収集袋は、取り外し可能に、即ち、粘着ウェハーから取り外すことができるように粘着ウェハーに取り付けられる。

当然のことながら、剥離ライナーが初期状態にある場合に、剥離ライナーは、折り畳んだ状態にあってもよい。剥離ライナーがその折り畳んだ状態にある場合、折り畳み可能部は、貼付部の少なくとも一部、例えば、貼付部の１０％、貼付部の２０％、貼付部の３０％、貼付部の４０％、貼付部の５０％、貼付部の６０％、貼付部の７０％、貼付部の８０％、貼付部の９０％、または貼付部の１００％を覆うことができる。折り畳み可能部が、貼付部の１００％を覆う場合、２つの部分は合致すると称することができて、例えば、貼付部の外縁部が、折り畳み可能部の外縁部と合致する。

一実施形態では、第１及び第２の剥離ライナーの貼付部は、皮膚に面する粘着層のほぼ全表面を覆う。代替の実施形態では、第１及び第２の剥離ライナーうちの一方は、単に皮膚に面する粘着層の一部のみを覆い、一方、他の剥離ライナーは、皮膚に面する粘着層の残部を覆う。

図４の実施形態では、粘着ウェハー１００に恒久的に固定された形態で収集袋１３４が設けられており、そのため、図４のオストミー器具は、いわゆる一体オストミー器具である。他の実施形態では、収集袋は、例えば、接着剤を用いて、使用者によって粘着ウェハー１００に固定されるように構成される。後者の場合、オストミー器具は、いわゆる２部品構成器具である。