JP2014517154A5 - - Google Patents

Description

本願の説明および特許請求の範囲を通じて、用語「備える」、および「備えている」などのその変形体は、他の要素、構成部品または付加的な方法ステップを除外することを意図するものではない。
（項目１）
電気化学セルのモジュール構成から成る電解槽のセルにおいて、背壁、および第１の金属材料で形成されたフレーム形状の第１のフランジ要素から成る少なくとも１つのパンであって、前記第１のフランジ要素が前記背壁と一体的であるか、または、前記背壁に固定された、少なくとも１つのパンと、前記第１のフランジ要素に固定され、第２の金属材料で形成された平坦なフレーム形状の第２のフランジ要素であって、前記固定が前記第１のフランジ要素と前記第２のフランジ要素との内縁に沿って配される溶接である、第２のフランジ要素とを備えるセル。
（項目２）
前記第１のフランジ要素の前記第１の金属材料および前記第２のフランジ要素の前記第２の金属材料は同じ材料である、項目１に記載のセル。
（項目３）
前記第１のフランジ要素の前記第１の金属材料はチタンであり、前記第２のフランジ要素の前記第２の金属材料はチタンとパラジウムとの合金である、項目１に記載のセル。
（項目４）
電気化学セルのモジュール構成から成る電解槽のセルを補修する方法において、前記セルが、背壁、および第１の金属材料で形成されたフレーム形状の第１のフランジ要素から成るパンであって、前記第１のフランジ要素が前記背壁と一体的であるか、または、前記背壁に固定され、前記第１のフランジ要素が腐食により損傷される、パンを備え、前記方法は、第２の金属材料で形成された、平坦なフレーム形状の第２のフランジ要素を前記第１のフランジ要素に固定するステップを備え、前記固定するステップは、前記第１のフランジ要素と前記第２のフランジ要素との内縁に沿って配される溶接である、方法。
（項目５）
前記第１のフランジ要素の前記第１の金属材料はチタンであり、前記第２のフランジ要素の前記第２の金属材料はチタンとパラジウムとの合金である、項目４に記載のセルを補修する方法。
（項目６）
電気化学セルのモジュール構成から成る電解槽のセルを補修する方法において、前記セルが、背壁、および第１の金属材料で形成されたフレーム形状の第１のフランジ要素から成る少なくとも１つのパンであって、前記第１のフランジ要素が前記背壁と一体的であるか、または、前記背壁に固定された、少なくとも１つのパンと、前記第１のフランジ要素に固定され、第２の金属材料で形成された平坦なフレーム形状の第２のフランジ要素であって、前記固定が前記第１のフランジ要素および前記第２のフランジ要素の内縁に沿って配される溶接である、第２のフランジ要素とを備え、前記方法は、前記第１のフランジ要素から、平坦なフレーム形状の前記第２のフランジ要素を取り除くステップと、続いて、平坦なフレーム形状の新しいフランジ要素を固定するステップとを備え、前記固定するステップは、前記第１のフランジ要素と前記新しいフランジ要素との内縁に沿って配される溶接である、方法。