JP2014516152A - ターボ機械用の環状燃焼室 - Google Patents

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Abstract

軸方向(X)、半径方向(R)、および方位方向(Y)を有するターボ機械用の環状燃焼室(10)において、第1の環状壁(12)と第2の環状壁(14)とを備え、各環状壁は燃焼室(10)の筐体の少なくとも一部位を画定する。第1の環状壁(12)と第2の環状壁(14)は、方位係合によって協働する相補型組立手段(12b、14b)を有する。

Description

本発明はターボ機械用の燃焼室の分野に関し、より具体的には、ターボ機械用の環状燃焼室、特に、以下には限らないが、ヘリコプタのターボシャフトエンジン用の環状燃焼室の分野に関する。
ターボ機械用の従来型環状燃焼室は、軸方向、半径方向、および方位方向を有し、第1の環状壁と第2の環状壁を備え、各環状壁は燃焼室の筐体の少なくとも一部分を画定する。
第1の環状壁と第2の環状壁は溶接、軸方向の係合、またはボルト締めによって一緒に組み立てられることができる。溶接による組み立てでは、例えば維持管理のため、またはそれらの壁の一方を交換するために第1の壁と第2の壁を分解することが不可能である。軸方向の係合による組み立ては、漏れ防止がされていないという欠点を有し、燃焼室のガスが第1の環状壁と第2の環状壁の重なり合った区域から逃げる可能性がある。ボルト締めによる組み立ては、ボルトを受け取る穴の近傍で亀裂が生じることを助長し、それによって燃焼室を脆弱化するという欠点を有する。
本発明の一目的は、上述の問題を少なくともある程度改善することである。
本発明はその目的を、軸方向、半径方向、および方位方向を有するターボ機械用の環状燃焼室にして、第1の環状壁と第2の環状壁を備え、各環状壁は燃焼室の筐体の少なくとも一部を画定する環状燃焼室であって、第1の環状壁と第2の環状壁は方位係合によって協働する相補型組立手段を有する、環状燃焼室によって達成する。
当然のことながら、第1の環状壁は第1の相補型組立手段を有し、第2の環状壁は第2の相補型組立手段を有し、第1の相補型組立手段と第2の相補型組立手段は、相互係合によって協働することが可能になるような方法でそれぞれが互いに対して相補的となる。第1の相補手段は、方位係合によって第2の相補手段と協働する。言い換えれば、第1の相補型組立手段と第2の相補型組立手段は、燃焼室の軸方向を中心にそれらを互いに対して回るようにすることによって相互に係合される。
方位係合による相補型組立手段同士間の協働は、軸方向係合と比較して燃焼ガスの漏れを低減することを可能にする。明確には、半径方向の熱膨張が軸方向の熱膨張よりも小さいことから、方位係合によって形成されたアセンブリは、第1の環状壁と第2の環状壁の間の恒久的な接触を維持することを可能にし、そのようにして、燃焼室の使用条件に関わらず、ガス漏れがほとんどまたは全くないことを保証する。さらに、このような方位係合は、軸方向の係合によるよりも小さな隙間を使用することを、あるいは隙間を全く使用しないことさえも可能にする。さらに、第1の環状壁と第2の環状壁の相互係合は、それらが分解されるのを可能にする。したがって、従来技術による第1の環状壁と第2の環状壁のアセンブリと比較して、本発明の方位係合による組み立ては、取り外し可能であるという側面と、燃焼ガスの漏れを低減し、さらには漏れが極少量またはゼロであるという側面とを併せ持つという利点を有する。さらに、このような方位係合による組み立ては、従来技術の組み立てよりも簡単に実施できる。特に、係合の方位方向は、現状技術よりも簡単に軸方向のまわりでの位置合わせおよび心合わせを達成することを可能にする。また、本発明の組み立てはボルトを使用しないことから、亀裂の形成が回避される。特に、アセンブリが方位係合によって実施されることから、半径方向および軸方向の熱膨張が、相互係合され続けながら滑動することが可能である第1の相補型組立手段と第2の相補型組立手段によって容易に収容される。したがって、このような滑動は、第一にアセンブリの満足な形状を保持しながら熱膨張を補償することを可能にし、第二に熱膨張中の亀裂の発生を助長することになる詰まりを回避することを可能にする。
有利なことに、第1の環状壁と第2の環状壁は、方位係合によって協働する相補型組立手段を有し、相補型組立手段は、第1の環状壁から第1の方向の方位に延在する複数の第1の舌部と、第2の環状壁から第1の方向と反対の第2の方向の方位に延在する複数の第2の舌部とを備え、第1の舌部と第2の舌部は方位係合によって協働する。
当然のことながら、協働する第1の舌部と第2の舌部の間で、各第1の舌部は、第1の舌部が係合によって協働する相手の第2の舌部と合致する。したがって、第1の舌部間の何がしかの数の舌部が、同じ数の第2の舌部と協働する。例えば、相補型組立手段が10個の第1の舌部と12個の第2の舌部を備える場合、3つの第1の舌部だけが、3つの第2の舌部と方位係合によって協働することが可能である。一変形形態では、10個の第1の舌部が、10個の第2の舌部と協働する。したがって、第1の環状壁と第2の環状壁を一緒に組み立てられた状態に保持するように、舌部は互いに係合することによって、互いに摩擦力を、かつ/または互いに弾性支承力を及ぼす。したがって当然のことながら、第1の舌部と第2の舌部は方位係合中に弾性的に変形する。したがって第1の舌部と第2の舌部は弾性舌部である。特に、このことは第1の壁と第2の壁を所定の締め付けトルクで組み立てることを可能にする。
第2の環状壁は、第1の環状壁が第1の舌部を有するのと同じ数の第2の舌部を有することが好ましく、各第1の舌部は第2の舌部と方位に係合することによって協働する。このことは、アセンブリの機械的強度を向上させること、および燃焼ガスの漏れを低減することを可能にする。
有利なことに、第1の環状壁は半径方向に延在する第1の環状フランジを有し、第2の環状壁は半径方向に延在する第2の環状フランジを有し、第1のフランジと第2のフランジは軸方向に互いに対して支えあうことによって協働する。
至極当然のことながら、相補型組立手段が相互に係合されるとき、第1のフランジと第2のフランジは、互いに対して支えあうことによって協働する。第1のフランジと第2のフランジの間の支えあいの協働は、第1の壁が第2の壁に対して軸線に沿った方向に遮断されることを可能にする。さらに、第1の環状フランジと第2の環状フランジは有利なことに、燃焼ガスの漏れをさらに低減するように、互いに対して支えあう協働密閉面を相互に形成する。
有利なことに、第1の舌部は第1の環状フランジ内に形成され、第2の舌部は第2の環状フランジ内に形成される。
したがって、第1の環状フランジと第2の環状フランジは軸線に沿って第1の方向に互いに対して支えあうことによって協働し、第1の舌部と第2の舌部は、それらが方位に係合されると、軸線に沿って第1の方向と反対の第2の方向に互いに対して支えあうことによって協働する。フランジおよび舌部の相補形状は、第一に、アセンブリが確実かつ機械的に強いことを保証すること、第二に燃焼ガスの漏れを低減することを可能にする。また舌部は、環状フランジ上に配置されることによって、互いに対して滑動することによって熱膨張差、特に半径方向の膨張を補償する。したがって、アセンブリは熱膨張に対して比較的非感受性であり、燃焼室が使用される熱条件に関わらず、係合は確実なままである。一実施形態では、第1の舌部と第2の舌部はレーザ切断によって機械加工される(第1の環状壁と第2の環状壁は金属で作製される)。これは、第1の環状壁または第2の環状壁の機械加工中に舌部を単一動作で形成することを可能にする。これは、切断の精度、したがってアセンブリの品質を向上させる働きをする(機械強度の向上、漏れの低減)。
有利なことに、第1の舌部は、第1のフランジに対して軸線に沿って第1の方向に予備形成角度を形成し、第2の舌部は、第2のフランジに対して軸線に沿って第2の方向に第1の方向と反対に予備形成角度を形成する。
このようにして予備形成されている、即ち、舌部が形成されているフランジに対して所定の角度を係合される前に形成される舌部同士は、互いに係合し易い。第1の舌部と第2の舌部は各々、それぞれ第1のフランジと第2のフランジに対して1°から5°(角度)の範囲の予備形成角度を形成することが好ましい。第1の舌部と第2の舌部は各々、それぞれ第1のフランジと第2のフランジに対して2°(角度)の予備形成角度を形成することがより好ましい。「約」という用語は、プラス半度またはマイナス半度の角度値(即ちこの例では2°±0.5°)を意味する。この2°の値は、方位係合のための所定の締め付けトルクを保証する満足な剛性と共にコンパクトな構成をも有する弾性舌部を軸方向に形成することを可能にする。
有利なことに、燃焼室は、第2の環状壁の第1の環状壁に対する(またはその逆の)回転を阻止する阻止手段を有する。
阻止手段は、第1の環状壁と第2の環状壁の方位方向への相対的な動きを阻止する働きをする。したがって、相補型組立手段同士が方位に係合されると、阻止手段は係合をロックし、相補型組立手段同士がばらばらになるのを防止する。これは、第1の環状壁と第2の環状壁の相互連結に対してより高い信頼性を保証することを可能にする。
有利なことに、第1の環状壁は少なくとも1つの第1の阻止手段を有し、第2の環状壁は少なくとも1つの第2の阻止手段を有する。少なくとも1つの第1の阻止手段が少なくとも1つの第2の阻止手段と協働して、第1の環状壁が第2の環状壁に対して回るのを阻止する。
有利なことに、第1の壁は複数の第1の阻止手段を有し、第2の壁は複数の第2の阻止手段を有する。第1の阻止手段または第2の阻止手段は均等に方位に分配されるが、第1の阻止手段と第2の阻止手段のうちの他方の阻止手段は均等に方位に分配されない。
第1の変形形態では、阻止手段は、第1の環状壁を第2の環状壁に固定する少なくとも1つのネジを備える。
有利なことに、ネジは第1の環状フランジと第2の環状フランジを通り抜け、それらを一緒に保持する。
当然ながら、固定ネジは、壁の厚みの中に直接ねじ込まれる(即ち、第1の環状フランジと第2の環状フランジにねじ込むことによって直接それらと協働する)か、あるいはナットの助けによって定位置内に保持され、ナット‐ボルト式の固締具が第1の環状フランジと第2の環状フランジを一緒に締め付けるかのいずれかである。言うまでもなく、このようなネジは、フランジを通るその係合穴の近傍に亀裂を発生させない。これは、ネジが熱膨張を阻止せず、亀裂をもたらす可能性のある局所応力を発生させないことによる。
この第1の変形形態では、第1の壁(または第1のフランジ)はネジを通す第1の穴を1つのみ、または複数の穴を有することができ、第1の穴(複数可)は1つまたは複数の第1の阻止手段を形成し、第2の壁(または第2のフランジ)はネジを通す第2の穴を1つのみ、または複数の穴を有することができ、第2の穴(複数可)は1つまたは複数の第2の阻止手段を形成する。第1の阻止手段(または第1の穴)は、ネジ連結によって、第2の阻止手段(または第2の穴)と協働して、第1の環状壁が第2の環状壁に対して回るのを阻止する。
第2の変形形態では、阻止手段は、第1の環状壁に固定された少なくとも1つの第1の突起部と、第2の環状壁に固定された少なくとも1つの第2の突起部とを備え、相補型組立手段同士は第1の方向に係合によって方位に協働し、第1の突起部と第2の突起部は、第1の方向には弾性係合によって方位に協働し、第1の方向と反対である第2の方向には第1の突起部と第2の突起部は当接して方位に協働する。
相補型組立手段同士が方位に係合されると、第1の突起部は第2の突起部と係合する。係合運動中、一方または両方の突起部が、一方の突起部が他方の突起部の向こうに移るのを可能にするように弾性変形される。例えば、第2の環状壁を第1の環状壁に対して所定位置の方位に位置決めすることによって、係合が完了された後は、第1の突起部と第2の突起部は互いに脱係合し、それらの初期形状に戻る。したがって、第1の環状壁と第2の環状壁の係合は、ストロークの終わりにあるか、または封鎖された相補型組立手段によって第1の方向の方位にも阻止され(例えば、それらをこの第1の方向に解除するためには、振動によって、または燃焼室内の熱膨張差によって生成される力よりも大きな締め付けトルクを送達することが必要となる)、当接して協働する2つの突起部によって第1の方向と反対の第2の方向の方位にも阻止される。
当然のことながら、阻止手段が複数の第1の突起部と複数の第2の突起部とを備えるとき、少なくとも1つの第1の突起部が少なくとも1つの第2の突起部と協働する。1つまたは複数の他の第1の突起部が、それぞれ1つまたは複数の他の第2の突起部と協働することも可能である。
有利なことに、第1の突起部は第1のフランジから実質的に半径方向に延在し、第2の突起部は第2のフランジから実質的に半径方向に延在する。
この第2の変形形態では、この第1の突起部または各第1の突起部は第1の阻止手段を形成し、この第2の突起部または各第2の突起部は第2の阻止手段を形成する。
第3の変形形態では、阻止手段は、第1の環状フランジと第2の環状フランジから選択された一方のフランジ内に形成された、第1の環状フランジと第2の環状フランジから選択された他方のフランジ内に形成された隙間内に係合される少なくとも1つの折畳み式羽根を備える。
当然のことながら、第1のフランジまたは第2のフランジは折畳み式羽根を有し、第1のフランジと第2のフランジのうちの他方のフランジは、相補型組立手段同士が方位に係合されると折畳み式羽根が折畳まれることにより中に係合される隙間(即ち窓部または切出し部)を有する。例えば、隙間は、フランジの自由縁部のそばで開いており、この隙間はU字形状を形成する。したがって、羽根を隙間内に係合させるためには、隙間のU字形状の底部の中に羽根を折り込むことよってそれを畳むだけでよい。U字形状の垂直方向の縁部は、折り畳まれた羽根の縁部と当接して協働することによって、第1の環状壁と第2の環状壁の間の相対的な方位方向の動きを制限および/または阻止する。
この第3の変形形態では、この折畳み式羽根または各折畳み式羽根は第1の連結手段を形成し、この隙間または各隙間は第2の連結手段を形成する(またはその逆)。
本発明は、本発明の燃焼室を含むターボ機械も提供する。
本発明は、本発明の環状燃焼室を組み立てるための組立方法であって、
対面する第1の環状壁および第2の環状壁の相補型組立手段を提供するステップと、
第2の環状壁を第1の環状壁に対して回すことによって相補型組立手段同士を方位に係合するステップとを備える方法も提供する。
当然のことながら、方位に係合するように回すこととは、軸方向を中心に実行される。
有利なことに、環状燃焼室は、第2の環状壁の第1の環状壁に対する回転を阻止する阻止手段を含み、前記方法は、第2の環状壁が第1の環状壁に対して回る(方位方向に)のを阻止するステップをさらに備える。
非制限的な例としてここに与えられる本発明の様々な実施形態についての以下の詳しい記述を読めば、本発明およびその利点がより充分に理解されることが可能である。記述は添付図面を参照する。
本発明の第1の実施形態の分解斜視図である。 図1の矢印Aに沿って見られる第1の実施形態を示す図である。 図1の第1の実施形態の細部Bを示す図である。 方位係合による、第1の実施形態の第1の環状壁および第2の環状壁の組み立て中の中間ステップを示す図である。 組み立てられた際の図1の第1の実施形態を示す図である。 第1の環状壁が第2の環状壁に対して回るのを阻止するネジを取り付けるための、第1の実施形態の穴同士の角度間隔を示す図である。 第1の環状壁が第2の環状壁に対して回るのを阻止するネジを取り付けるための、第1の実施形態の穴同士の角度間隔を示す図である。 軸方向に見られる本発明の第2の実施形態を示す図である。 相補型組立手段同士の方位係合中の突起部同士の相対的位置を示す図である。 相補型組立手段同士の方位係合中の突起部同士の相対的位置を示す図である。 相補型組立手段同士の方位係合中の突起部同士の相対的位置を示す図である。 相補型組立手段同士の方位係合中の突起部同士の相対的位置を示す図である。 軸方向に見られる本発明の第3の実施形態を示す図である。 相補型組立手段同士の方位係合中の羽根と隙間の相対的な位置を示す図である。 相補型組立手段同士の方位係合中の羽根と隙間の相対的な位置を示す図である。 図1の燃焼室が装備されたターボ機械を示す図である。
図1、図1A、図1B、図2、図3、図4A、および図4Bは、上述の第1の変形形態に対応する本発明の燃焼室の第1の実施形態を示す。燃焼室10は、第1の環状壁12と第2の環状壁14とを有する。燃焼室10は、軸方向X(軸線Xに沿う)、半径方向R,および方位方向Yを有する。燃焼室10は、軸線Xを中心に回転対称を有する。この例では、第1の壁12は、炎管50の外側ケーシングである。この管は内側ケーシング16および燃焼室端面壁18も有する。炎管50は燃料噴射器52を受け取り、燃料が中で燃焼される、即ち燃焼が起こる筐体を画定する。第2の壁14は外側湾曲部を形成し、炎管50から到来するガスの流れを案内する偏向板としての働きをする。言うまでもなく、この燃焼室10は逆流タイプの環状室であるが、本発明はこの特定のタイプの燃焼室に制限されない。同様に、第1の環状壁と第2の環状壁は、外側ケーシング壁および外側湾曲壁以外の壁であることも可能である。
第1の環状壁12は、燃焼室10から半径方向外向きに延在する第1の環状フランジ12aを有し、第2の環状壁14は同様に、燃焼室10から半径方向外向きに延在する第2の環状フランジ14aを有する。第1のフランジ12aは、第1の方位方向に配向されたN個の第1の舌部12bを有し、第2のフランジは、第1の方位方向と反対の第2の方位方向に配向されたN個の第2の舌部14bを有する。この例では、18個の第1の舌部と第2の舌部がある。即ちN=18である。舌部の配向は、その近位端からその遠位端または自由端に向かってそれが延在する方向によって画定される。図1Aで示されるように、第1の環状壁12と第2の環状壁14が一緒に組み立てられるように互いに対面しているとき、第1の舌部12bは、第2のフランジ14aに向かって軸方向に予備形成角度α、この例ではα=2°を形成し、第2の舌部14bは、第1のフランジ12aに向かって軸方向に予備形成角度α’、この例ではα’=2°を形成する。第1の舌部12bと第2の舌部14bは、類似の方位長さであり、それらは全て、それぞれ第1のフランジ12aと第2のフランジ14a上に角度的に均等に分配される。言い換えれば、隣接した2つの舌部間の角度間隔は全ての舌部について同一である。
各フランジおよび各舌部の半径方向範囲は同一である。第1の壁12と第2の壁14のアセンブリに燃焼ガスに対する充分な密閉をもたらすために、舌部は各フランジの半径方向の一部位にわたってしか半径方向に延在しない(即ちそれらはフランジの半径方向幅全体にわたっては延在しない)。図1の例では、第1のフランジ12aと第2のフランジ14aは各々、半径方向内側部位と舌部が中に形成される半径方向外側部位とを有する。この例では、半径方向内側部位は半径方向に4mm(4ミリメートル)にわたって延在する。
第1の環状フランジ12aと第2の環状フランジ14aは各々、ネジ22をその中に係合するように、それぞれにM個の第1の貫通穴12cとM個の第2の貫通穴14cとを有する(図3参照)。一緒に組み立てられると、第1の穴12cと第2の穴14cはネジ22と一緒に、回転を阻止する阻止手段を形成する。この例では、18個の第1の穴と第2の穴がある。即ちM=18である。
第1の環状壁12と第2の環状壁14を一緒に組み立てるために、図1で示されるように、第2の環状壁14は第1の環状壁12に対面するように提供される。これらの2つの壁12と14は、第1の舌部12bの遠位端が軸方向に、第2の舌部14bと第2のフランジ14aの遠位端同士間に配置されるように(またはその逆に、図2参照)、軸方向に互いに向かって動かされる。言い換えれば、アセンブリの相補型手段同士は互いに対面され、第2の環状壁14を燃焼室10の軸線Xを中心に図3の太字矢印の方向に枢動させることによって、第1の舌部12bと第2の舌部14bは方位に係合される。係合中、第1の舌部と第2の舌部の軸方向の傾斜(または各舌部によって形成される角度)とそれらの剛性とが、第1のフランジ12aと第2のフランジ14aを図3に示されるように互いに対して支えあわせる。
第1の舌部12bの第2の舌部14bとの方位係合中に、第2の壁14を軸方向Xを中心に回すのをより簡単にするために、第2のフランジ14aの周囲部から操作ラグ14dが突出する(図1および図1B参照)。
第1の環状壁12と第2の環状壁14が方位に係合するとき、2つの対面する穴12cと14c内にネジ22を係合させることによって、それらは軸線Xを中心に互いに対して回るのを防止される。この例では、ネジ22はナット22aおよびロックワッシャ22bによって保持される。図1Bおよび図4Bで示されるように、ネジ22を2つの穴12cと14cに挿入するのを容易にするように、穴14cの形状は楕円であり、配向は半径方向である。特に、この楕円形状は、第1の環状壁12と第2の環状壁14の軸線との間の一致度の不足、あるいは穴の機械切削における欠陥を補償することを可能にする。
第1の環状壁12と第2の環状壁14が一緒に組み立てられたときに少なくとも第1の穴12cが第2の穴14cと方位に位置合わせされ、その状態が、締め付けトルクまたは係合の最終位置とは無関係に起こることを保証するために、第1の穴と第2の穴は以下のように方位に分配される。第1の穴12cは方位に均等に分配される(図4A参照)。各第1の穴は、隣接した2つの第1の穴から角度γ=360°/Mだけ離隔される。この例では、18個の第1の穴(M=18)があることから、間隔はγ=20°である。大多数の第2の穴14cは、角度γよりも差Δγだけ大きな角度γ’、即ちγ’=γ+Δγだけ方位角に離隔される。それにも関わらず、これらの第2の穴14cの全てが、規則的に方位に離隔されるわけではない。厳密に言えば、この大多数のγ’という間隔は、隣接した2つの穴が、γおよびγ’よりも小さな角度γ”だけ離隔されるように、第2の穴の方位分配に偏位を起こす。ここでγ”は以下の関係式、γ”=γ−(M−1)Δγを使用して算出される。Mは第2の穴の数である。この例では、Δγ=0.1°、M=18、γ=20°であり、γ’=20.1°、γ”=18.3°となる(図4B参照)。当然ながら、一変形形態では、第1の穴と第2の穴の方位の分配は逆にされることも可能である。第1の穴は第1の阻止手段を形成し、第2の穴は第2の阻止手段を形成する。当然ながら、それらは異なった個数で設けられることができる。
図5、図5A、図5B、図5C、および図5Dは、上述の第2の変形形態に対応する本発明の燃焼室の第2の実施形態を示す。第1の実施形態とは阻止手段だけが異なり、第1の実施形態と第2の実施形態に共通の部位については、ここでは再度記述されない。共通の部位は同じ参照符号を有する。特に、第1の舌部12bと第2の舌部14bは、第1の実施形態と同じように方位に係合される。
本発明の第2の実施形態の燃焼室110の阻止手段は第一に、第1の壁12に固定された第1の突起部112の数Pに、第二に第2の壁14に固定された第2の突起部114の同じ数Pに対応する。この例では、18個の第1の突起部と第2の突起部がある。即ちP=18である。より具体的には、第1の突起部112は、第1の環状フランジ12aから半径方向に延在し、第2の突起部114は、第2の環状フランジ14aから半径方向に延在する。第1の突起部112と第2の突起部114は、それぞれL字形状の外形を有するフックを形成し、L字形状の縦棒の頂部が対応する環状フランジに連結され、L字形状の横棒が軸方向に延在する。各突起部112および突起部114のL字形状フックの横棒によって形成された板112aと板114aは、方位方向に対してそれぞれ角度βとβ’に傾斜される(図4A参照)。第1の突起部112と第2の突起部114の板112aと板114aは、同じ方向に傾斜される。したがって、板112aと板114aが互いに対して支えあうことによって協働する状態で、第2の突起部114上、第1の突起部112の「下」で第1の方位方向に係合することが可能である。この例では、突起部112aと114aは、各々同じ傾斜角度を有する。即ちβ=β’である。さらに、この例では、突起部112aと114aの傾斜角度は、4度である。即ちβ=β’=4°である。
図5Aから図5Dは、第1の突起部112の第2の突起部114に対する4つの相対的な位置を示し、第1の舌部と第2の舌部は方位に係合されている。第1の舌部12bと第2の舌部14bが係合されていないとき(図2に示される位置)、あるいは方位係合が始まるとき、図5Aで示されるように、第1の突起部112と第2の突起部114は協働しない。第1の舌部12bと第2の舌部14bの方位係合が進むにつれて、第1の突起部と第2の突起部は、連続的に図5Aの位置から図5Bの位置へ、図5Bの位置から図5Cの位置へ移ることによって互いに係合する。この間、第2の環状壁12は、図5A、図5B、および図5Cで示される矢印の方向に回ることによって動かされる。この動きの間、板112aと板114aは、互いに対して半径方向に支えあうことによって協働し、それらは弾性変形して、第2の突起部114が第1の突起部112の左側の位置(図5Aを参照)から第1の突起部112の右側の位置(図5Dを参照)へ移るのを可能にする。第1の舌部12bと第2の舌部14bの係合が充分に進められた後は、第2の突起部114は第1の突起部112から脱係合し、板112aと板114aは各々その初期の弾性変形していない位置に戻る(図5D参照)。この瞬間から、板112aと板114aの方位傾斜によって、突起部112と突起部114の間に半径方向肩部が形成されて、第1の舌部12と第2の舌部14bの方位脱係合の動き(図5Bおよび図5Cの矢印と反対方向への)を阻止する。第1の突起部112と第2の突起部114は、図5Bおよび図5Cの第1の方位方向(矢印の方向)には弾性係合によって協働するが、第1の方位方向と反対の第2の方位方向には、図5Dのようにそれらは当接して協働する。
第1の壁12と第2の壁14の所定の締め付けトルクまたは係合位置を得るために、少なくとも1つの第1の突起部112が第2の方向で第2の突起部114と当接して協働することを保証するために、第1の突起部と第2の突起部は、第1の実施形態の第1の穴と第2の穴と同じように方位に分配される。したがって、第1の突起部112は均等に方位に分配され、第2の突起部114は均等に方位に分配されない。その結果、第1の突起部同士は全て角度γ=360°/Pだけ離隔され、第2の突起部同士は、角度γよりも差Δγだけ大きな角度γ’、即ちγ’=γ+Δγだけ離隔される。但し、角度γ”=γ−(P−1)Δγだけ離隔された隣接した2つの第2の突起部は例外である。したがって、この例では、P=18かつΔγ=0.1°で、γ=20°、γ’=20.1°、γ”=18.3°となる。当然ながら、一変形形態では、第1の突起部と第2の突起部の方位への分配は逆にされることも可能である。当然のことながら、第1の突起部は第1の阻止手段を形成し、第2の突起部は第2の阻止手段を形成し、当然ながらそれらは異なった個数で設けられることができる。
図5は、締め付けの構成を示す。第1の突起部と第2の突起部は、当接および弾性係合して協働するが(I参照)、第1の突起部と第2の突起部の対P/2−1では、弾性係合は完了しておらず(突起部対Iの方位右側、IIおよびIII参照)、第1の突起部と第2の突起部の他の対P/2の第1の突起部と第2の突起部は、部分的に弾性係合されるが、それらが当接して協働しないように方位に離隔される(突起部対Iの方位左側、IVおよびV参照)。
図6、図6A、および図6Bは、上述の第2の変形形態に対応する本発明の燃焼室の第3の実施形態を示す図である。第1の実施形態および第2の実施形態とは阻止手段だけが異なり、第2の実施形態および第3の実施形態に共通の部位については、ここでは再度記述されない。それらは同じ参照符号を維持する。特に、第1の舌部12bと第2の舌部14bは、第1の実施形態および第2の実施形態と同じように方位に係合される。
本発明の第3の実施形態の燃焼室210の阻止手段は、第一に第1のフランジ12a内に形成されたQ個の数の折畳み式羽根212を備え、第二に第2のフランジ14a内に形成された同じQ個の数の隙間214を備える。この例では、18個の羽根および隙間がある。即ちQ=18である。隙間214はU字形状であり、フランジ14aの外側周囲部に開いている。当然ながら、一変形形態では、隙間は第1のフランジ内に設けられることも可能であり、折畳み式羽根は第2のフランジ内に形成されることも可能である。折畳み式羽根は第1の阻止手段を形成し、隙間は第2の阻止手段を形成する。当然ながら、それらは異なった個数で設けられることができる。
図6Aおよび図6Bは、折畳み式羽根212の隙間214に対する2つの相対的位置を示す図であり、第1の舌部と第2の舌部は方位に係合されている。第1の舌部12bと第2の舌部14bを図6Aの矢印の方向に係合するために、第2の壁14が軸線Xを中心に枢動されるとき、隙間214は羽根212と一致するようにもたらされる傾向にある。上述と同じように、折畳み式羽根212は、均等に方位に分配され、それらは全て角度γ=360°/Qだけ方位に離隔される。隙間は均等に方位に分配されない。隙間は、角度γよりも差Δγだけ大きな角度γ’、即ちγ’=γ+Δγだけ離隔される。但し、γ”=γ−(Q−1)Δγだけ離隔された隣接した2つの隙間は例外である。したがって、この例では、Q=18かつΔγ=0.1°で、γ=20°、γ’=20.1°、γ”=18.3°となる。当然ながら、この角度間隔は逆にされることも可能である。したがって、第1の壁12と第2の壁14の所定の締め付けトルクまたは係合位置を得るために、羽根212を、それを折り畳むことによって隙間214内に係合することを可能にするように、折畳み式羽根212と一致する隙間214が存在することが保証される(図6B参照)。
図6は締め付けの構成を示す。折畳み式羽根212が隙間214内に係合され(I参照)、Q/2−1の羽根212がQ/2−1の対面する隙間214から方位に左側に偏位され(突起部対Iから方位に右側、IIおよびIII参照)、Q/2の羽根112が、対面する隙間内に係合されることが可能ではないように、Q/2の対面する隙間から方位に右側に偏位される(図6)(突起部対Iから方位に左側、IVおよびV参照)。したがって、羽根212が隙間214内に係合された状態で、羽根212と隙間214は両方向で当接して方位に協働し、軸線Xを中心に第1の壁12と第2の壁14の間の相対的な回りを阻止する。
一般的な方法では、燃焼室が、同じ数Kの第1の阻止手段と第2の阻止手段を有するとき、隣接する第1の阻止手段同士の方位の間隔角度は、γ=360°/Kであり、隣接する第2の阻止手段の方位の間隔角度はγ’である。これは、角度γよりも差Δγだけ大きい。即ちγ’=γ+Δγである。但し、γ”=γ−(K−1)Δγだけ離隔された隣接した2つの第2の手段は例外である。一変形形態では、第1の阻止手段と第2の阻止手段の角度分配は逆にされることも可能である。
図7は、環状燃焼室10を有するヘリコプタのターボシャフトエンジン300を示す。当然ながら、一変形形態では、エンジン300には燃焼室110または燃焼室210が装着される。

Claims (9)

  1. 軸方向(X)、半径方向(R)、および方位方向(Y)を有するターボ機械用の環状燃焼室(10、110、210)にして、第1の環状壁(12)と第2の環状壁(14)とを備え、各環状壁は、燃焼室(10、110、210)の筐体の少なくとも一部位を画定する燃焼室(10、110、210)であって、第1の環状壁(12)と第2の環状壁(14)は方位係合によって協働する相補型組立手段(12b、14b)を有すること、および相補型組立手段は、第1の環状壁(12)から第1の方向の方位に延在する複数の第1の舌部(12b)と、第2の環状壁(14)から第1の方向と反対の第2の方向の方位に延在する複数の第2の舌部(14b)とを備え、第1の舌部(12b)と第2の舌部(14b)は方位係合によって協働することを特徴とする、環状燃焼室(10、110、210)。
  2. 第1の環状壁(12)が半径方向に延在する第1の環状フランジ(12a)を有し、第2の環状壁(14)は半径方向に延在する第2の環状フランジ(14a)を有し、第1のフランジ(12a)と第2のフランジ(14b)は互いに対して軸方向に支えあうことによって協働する、請求項1に記載の環状燃焼室(10、110、210)。
  3. 第1の舌部(12b)が第1の環状フランジ(12a)内に形成され、第2の舌部(14b)は第2の環状フランジ(14a)内に形成される、請求項2に記載の環状燃焼室(10、110、210)。
  4. 第2の環状壁(14)の第1の環状壁(12)に対する回転を阻止する阻止手段(12c、14c、22;112、114;212、214)を備える、請求項1から3のいずれか一項に記載の環状燃焼室(10、110、210)。
  5. 阻止手段が、第1の環状壁(12)に固定された少なくとも1つの第1の突起部(112)と、第2の環状壁(14)に固定された少なくとも1つの第2の突起部(114)とを備え、相補型組立手段同士は第1の方向に係合によって方位に協働し、第1の突起部(112)と第2の突起部(114)は、第1の方向には弾性係合によって方位に協働し、第1の方向と反対の第2の方向にはそれらは当接して方位に協働する、請求項4に記載の環状燃焼室(110)。
  6. 阻止手段が、第1の環状フランジ(12a)と第2の環状フランジ(14a)から選択された一方のフランジ内に形成された、第1の環状フランジ(12a)と第2の環状フランジ(14a)から選択された他方のフランジ内に形成された隙間(214)内に係合される少なくとも1つの折畳み式羽根(212)を備える、請求項2および4に記載の環状燃焼室(210)。
  7. 請求項1から6のいずれか一項に記載の環状燃焼室(10、110、210)を含むターボ機械(300)。
  8. 請求項1から6のいずれか一項に記載の環状燃焼室(10、110、210)を組み立てるための組立方法であって、
    対面する第1の環状壁(12)および第2の環状壁(14)の相補型組立手段(12b、14b)を提供するステップと、
    第2の環状壁(14)を第1の環状壁(12)に対して回すことによって相補型組立手段(12b、14b)同士を方位に係合するステップと
    を特徴とする、組立方法。
  9. 第2の環状壁(14)の、第1の環状壁(12)に対する回転を阻止する阻止手段(12c、14c、22;112、114;212、214)を備え、前記方法が、第2の環状壁(14)が第1の環状壁(12)に対して回るのを阻止するステップをさらに備える、環状燃焼室(10、110、210)を組み立てるための、請求項8に記載の組立方法。
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