JP2014514825A - ネットワークにおける一組のノードを発見する方法、ネットワークを使用する方法、コンピュータ・プログラム、およびコンピュータ化されたネットワーク - Google Patents

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Abstract

【課題】ネットワーク(165)における一組のノード(20、30)を発見するための方法およびシステムを提供すること。
【解決手段】方法は、
処理すべきノードのグループにおけるノードの中でノード(20)を選択するステップ(S11)と、
選択されているノードについて発見手順を実装するように指示するステップ(S12)であって、前記手順が、
ネットワークの共有伝送媒体(1)上で、現在選択されているノード(20)からネイバ発見要求をブロードキャストするステップ(S22)、ならびに
共有伝送媒体上で、ネイバ・ノードによって送信された(S34)返答を現在選択されているノード(20)において受信するステップ(S23)、および前記ネイバ・ノードを処理すべきノードのグループに追加するステップ(S13)
を含む、指示するステップ(S12)と、
一組のすべてのノードが発見されるまで、処理すべきノードのグループにおける他のノード(30)について選択するステップおよび指示するステップを繰り返すステップ(S14)と
を含む。
【選択図】図2

Description

本発明は、広くは、ネットワークにおける一組のノードの発見を可能にするためのコンピュータ化された方法およびシステムに関し、詳細には、集中型ワイヤレス・センサ・ネットワーク・アーキテクチャのためのトポロジ発見手順に関する。
多対一通信は、たとえば、環境モニタリングまたはデータ収集の分野におけるセンサ・ネットワーク・アプリケーションなどの、ネットワーク・アプリケーションの一般的な要件である。センサ・ノード(SN)は、本質的に基地局(BS)と情報をやり取りし、センサ・ノード同士ではめったに情報をやり取りすることがない。SNは、周期的なデータ・サンプルを発生させ、場合により、メッセージを転送するために他のSNを使用して、データ・サンプルをさらなる処理のためにBSに送信する。
SNと比較して、BSは、一般に、より強力な処理ユニット、ならびにプログラムおよびデータのためのより多くのメモリもまた備えている。集中型ネットワーク・アーキテクチャは、BSにおいて利用可能なリソースを活用して複雑なルーティング機能を実施し、したがって、センサ・ノードを可能な限り単純に保つことができるので、そのような環境に最も適している。
必要なルーティング情報の計算を可能にするために、BSは、ネットワークの完全なトポロジ、すなわち、配置されているすべてのSN、およびそれらのノード間のワイヤレス・リンクの品質を知る必要がある。
どちらかといえば静的なネットワーク・トポロジの場合には、トポロジ情報を用いてBSを手動で構成することができるが、この方法は、ワイヤレスSNの数が多いときには、エラーを起こしやすく、実用的でなくなる。
ほとんどのセンサ・ネットワークは、分散型アーキテクチャを有し、そこでは、センサ・ノードが、隣接するノードと情報をやり取りすることによって、ローカル・トポロジ・データベースを構築する。そのような分散型アーキテクチャでは、「グローバルな」トポロジを知る必要がない。
いわゆるPEDAMACSアーキテクチャ[1]は、その動作に自動トポロジ発見を要求する集中型センサ・ネットワーク・アーキテクチャである。PEDAMACSのトポロジ発見は、2つのフェーズ、すなわち、トポロジ学習フェーズと、トポロジ収集フェーズとを含む。BSは、ネットワークにおけるすべてのノードが受信することを前提とした調整メッセージをブロードキャストすることによって、学習フェーズを開始する。調整メッセージに続いて、BSは、SNによって再ブロードキャストされる木構成メッセージをネットワークにフラッドする。ノードは、そのネイバから受信する木構成メッセージを使用して、そのローカル・トポロジ情報(すなわち、その隣接するノードおよびそれらのノードへのリンクの品質)を構築し、BSにメッセージを送りたい場合に使用することになるノード(その親ノード)を選択する。
トポロジ学習フェーズの後、BSは、やはり調整メッセージをブロードキャストすることによってトポロジ収集フェーズを開始し、調整メッセージは、ネットワークにおけるすべてのノードが受信することを再び前提とする。ノードが第2の調整メッセージを受信するとき、ノードは、前のフェーズで収集したローカル・トポロジを、BSへのその後の転送のために、その親に伝送する。
両方のフェーズにおいて、ノードは、互いの間にはなお調整を有さず、キャリア検知多重アクセス(CSMA)を使用して、考え得る伝送衝突に対処する。
TSMP[2]は、別の集中型センサ・ネットワーク・アーキテクチャである。これは、TDMAベースであり、周期的なネイバ発見プロセスのためのタイムスロットを確保する。このタイムスロットの間、ノードは、リンク探索の目的のために、発見メッセージをランダムにやり取りする。結果は、周期的なヘルスレポートを用いて報告される。
Chandraら[3]は、ハイブリッド・ワイヤレス・ネットワークにおける適応性のあるトポロジ発見を開示し、ここでのネットワーク発見手順は、PEDAMACSのそれに近い。すなわち、手順は、ネットワークの中に、発見メッセージをフラッドすること(ブロードキャストすること)からなる。興味深いことに、ブロードキャストされたメッセージの受信は、肯定応答が受信されるまで、送信元にメッセージを再伝送させることによって確認される。このソリューションは、伝送されるメッセージの総数、およびそれによるブロードキャスト・ニーズの集中を増大させる。
上で引用した以下の参考文献は、したがって、本発明についての背景技術の一部である。
[1] S.C. Ergen, P. Varaija, “PEDAMACS: Power Efficient and Delay AwareMedium Access Protocol for Sensor Networks”, IEEE Trans on Mobile Computing, vol. 5, no 7, July 2006、
[2] K. Pister, L. Doherty, “TSMP: Time Synchronized Mesh Protocol”, Proc IASTED Int. Symposium DistributedSensor Networks (DSN 2008), Nov 16-18 2008, Orlando, Florida, USA、および
[3] R.Chandra, C. Fetzer, K. Hogstedt; “Adaptive Topology Discovery in HybridWireless Networks”; Informatics’02。
S.C. Ergen,P. Varaija, "PEDAMACS: Power Efficient and Delay Aware Medium Access Protocol for Sensor Networks", IEEE Trans on Mobile Computing, vol. 5,no 7, July 2006 K. Pister,L. Doherty, "TSMP: Time Synchronized Mesh Protocol",Proc IASTED Int. Symposium Distributed Sensor Networks (DSN 2008), Nov 16-182008, Orlando, Florida, USA R.Chandra,C. Fetzer, K. Hogstedt; "Adaptive Topology Discovery in Hybrid Wireless Networks"; Informatics ’02
第1の態様によれば、本発明は、ネットワークにおける一組のノードを発見する方法として具体化され、方法は、
− 処理すべきノードのグループにおけるノードの中でノードを選択するステップと、
− 選択されているノードについて発見手順を実装するように指示するステップであって、前記手順が、
− ネットワークの共有伝送媒体上で、現在選択されているノードからネイバ発見要求をブロードキャストするステップ、ならびに
− 共有伝送媒体上で、ネイバ・ノードによって送信された返答を現在選択されているノードにおいて受信するステップ、および前記ネイバ・ノードを処理すべきノードのグループに追加するステップ
を含む、指示するステップと、
− 一組のすべてのノードが発見されるまで、処理すべきノードのグループにおける他のノードについて選択するステップおよび指示するステップを繰り返すステップと
を含む。
他の実施形態において、前記方法は、以下の特徴のうちの1つまたは複数を含むことができる。
− 他のノードについて選択するステップおよび指示するステップを繰り返すステップが、現在選択されているノードについての発見手順の間に、少なくとも1つの返答を受信するステップの後で、および好ましくは、いくつかの返答を受信するステップの後で、トリガされる、
− 指示するステップが、ソース・ルーティング・メカニズムを介して、選択されているノードについて発見手順を実装するように指示するステップを含む、
− ソース・ルーティング・メカニズムが、基地局などのソース・ノードから最初に実装される、
− 方法が、選択されているノードについてリンク探索手順を実装するように指示するステップをさらに含み、前記リンク探索手順が、現在選択されているノードから、その後のリンク品質の測定のために、1つまたは複数のリンク探索メッセージをネイバ・ノードに送信するステップを含み、送信するステップが、好ましくは、前記1つまたは複数のリンク探索メッセージを共有伝送媒体上でブロードキャストするステップを含む、
− 選択されているノードについてのリンク探索手順が、少なくとも前記選択されているノードについての発見手順が完了した後で、および好ましくは、一組のノードのすべてのノードが発見された後で、実装される、
− リンク探索手順の実装が発見手順と組み合わされ、その結果、選択されているノードについて発見手順を実装するときに受信された返答のうちの少なくとも1つが、現在選択されているノードとネイバ・ノードとの間のリンク品質の測定に関するデータを含む、
− 前記1つまたは複数のリンク探索メッセージを送信するステップが、前記ネイバ発見要求をブロードキャストするステップの前に実行される、
− 選択されているノードについて発見手順を実装するときに受信された返答が、ネイバ・ノードによってユニキャストされたものである、
− 選択されているノードについて発見手順を実装するときに受信された返答が、CSMAの類のプロトコルを使用してネイバ・ノードによってユニキャストされたものであり、それにより、前記返答のそれぞれが、共有媒体上で他のトラフィックがない中で送信されたものである、
− 選択されているノードについて発見手順を実装するときに受信された返答が、限定された時間の間のみ、前記選択されているノードにおいて考慮される、および
− ネイバ発見要求をブロードキャストするステップが繰り返され、好ましくは、ネイバ発見要求が、ネイバ・ノードが返答すべきか否かについての情報を含む。
別の態様によれば、本発明は、一組のノードを含むネットワークを使用する方法として具体化され、方法は、前述したうちのいずれか1つの方法に従って、前記一組のノードの中のノードを発見するステップと、時分割多重化を使用して、発見されたノードに通信させるステップとを含む。
さらに別の態様によれば、本発明は、コンピュータ可読媒体に常駐するコンピュータ・プログラムとして具体化され、コンピュータ・プログラムは、コンピュータ化されたネットワークのノードに、本発明の実施形態に従った方法のステップのそれぞれを実装させるための命令を含む。
最後の態様によれば、本発明は、ノード、好ましくは、センサ・ノードを含むコンピュータ化されたネットワークとして具体化され、ノードのそれぞれが、メモリに動作可能に相互接続された少なくとも1つのプロセッサを備え、それにより、コンピュータ化されたネットワークが、本発明の実施形態に従った方法のステップのそれぞれを実装するように構成されている。
次に、本発明を具体化するネットワーク、方法、およびコンピュータ・プログラムの機能が、非限定的な例として、添付の図面を参照して説明される。
実施形態によるネットワーク発見手順の異なるステップにおけるネットワークノードを概略的に示す図である。 実施形態によるネットワーク発見手順の異なるステップにおけるネットワークノードを概略的に示す図である。 本発明の実施形態による方法のステップを実装するために好適な、コンピュータ化されたユニット(たとえば、基地局またはセンサ・ノード)の例を概略的に示す図である。 実施形態による、リンク探索手順と組み合わされたネットワーク発見手順の高レベルなステップを示す流れ図である。 発見手順がリンク探索手順の前に実施される代替実施形態において実装されるときの、典型的な高レベルなステップの別の流れ図である。 図5のステップのうちのいくつかを、実施形態に関与するときの詳細なサブステップに分解する図である。 図5のステップのうちのいくつかを、実施形態に関与するときの詳細なサブステップに分解する図である。 図5のステップのうちのいくつかを、実施形態に関与するときの詳細なサブステップに分解する図である。 図5のステップのうちのいくつかを、実施形態に関与するときの詳細なサブステップに分解する図である。 図5のステップのうちのいくつかを、実施形態に関与するときの詳細なサブステップに分解する図である。
最初に、本発明の実施形態による方法の一般的な態様を、その高レベルな変形形態と共に論じる(セクション1)。次に、セクション2で、より具体的な実施形態を説明する。
1.本発明の一般的な態様
図1〜図10を参照すると、本方法は、通信するために共有伝送媒体1(たとえばワイヤレス)を使用するノード20、30を含むコンピュータ化されたネットワーク165において実装される。好ましくは、ネットワークは、以下の例により論じるように、ワイヤレス・センサ・ネットワークである。
通常、集中型ネットワーク・アーキテクチャは、以下で基地局(BS)と呼ばれるソース・ノード10を中心とすることを前提とする。そのような環境は、BSにおいて利用可能なリソースを活用して、ノードの機能をできる限り単純に保ちながら、ルーティング機能などの重要なタスクを実施する。
以下では、ノードの自動発見を可能にする反復手順を説明する。図1および図2に示すように、参照番号20は、「現在」選択されているノードを示し、参照番号30は、ネイバ・ノードを示す。現在選択されているノードは、以下で論じることになる反復手順を通して変化する。ノード間の二方向リンクの品質は、同時に、または続けて調べられる。
そのような手順は、ソース・ノードから数ホップ離れたノードを発見することを可能にし、さらに、短い、決定的なランタイムを可能にする。さらに、動作間のノードによって保有される必要のある状態情報は、わずかであるか、または全くない。
1.1.方法の一般的な実施形態
以下のステップが、モニタリング・エンティティ、たとえば、BSの観点から見て、実装される(図1、図2、図4、および図5に重点を置く)。
− ステップS11:ノード20が、最初に、「処理すべき」としてタグ付けされたノードの中で選択され、これは、ネットワーク発見(ND)手順の実装が、前記ノードについて実施される必要があることを意味する。「処理すべき」としてタグ付けされたノードのグループ(たとえば、リスト)は、通常、BSにおいて保有されている。最初の反復において、BSは、「処理すべき」ノードとして、それ自身を選択する。
− ステップ12:選択されているノード20が、ND手順を実装するように指示される。ND手順は以下を含む。
○ステップS22:共有伝送媒体1上で、ND要求を(すなわち、現在選択されているノード20から)ブロードキャストするステップ、および
○ステップS23:ND要求に応答して(ステップS34を参照されたい)、共有伝送媒体上でネイバ・ノード30によって送信された返答を(すなわち、現在選択されているノード20において)受信するステップ。返答するノードは、それにより、潜在的な処理されるべきノードとして識別される。それに応じて、返答するノードは、たとえば、現在選択されているノード20またはBSによって、「処理すべき」ノードのグループに追加される。明らかに、前記ノードが既に処理されている場合は、それらはグループに追加される(または保持される)必要はない。たとえば、ノード20は、返答したすべてのノードをBSに報告し、BSは、どのノードがなお処理される必要があるかを決定する。手順は、ノードを複数回識別する結果になるものと思われるため、BSは、好ましくは、複製のないグループを保有する。
− 最終的なステップS14:上のステップは、該当するすべてのノードが発見されるまで、すなわち、グループ中の任意のノードについて再度ND手順を実装してもグループが変化しなくなるまで、「処理すべき」としてタグ付けされた他のノード30について繰り返される。
上で述べたように、発見手順は、一回に1つのノードにおいて実装され、すなわち、少なくともブロードキャストするステップは、一回に1つのノードにおいてのみ行われる。したがって、衝突の危険性が低くなる。
1.2.高レベルな変形形態
反復は、通常、基地局より制御される。新たなND手順を実装するための別の候補ノードを選択する前に、BSは、上で説明したように、現在選択されているノードが(少なくとも)ブロードキャストするステップを完了するのを待つ。現在選択されているノードは、たとえば、ブロードキャストの重なり合いを回避するためなどに、早ければ、ブロードキャストするステップが完了次第、BSに報告することができる。
次に、(好ましくない)実装形態では、ND手順の他のステップが重なり合うように選ばれてもよく、たとえば、n番目に発見されたノード(ノードn)は、ノードn+2からの返答を受信し、このときノードn+1はND要求をブロードキャストするように既に指示されている。そのような変形形態は、ND手順を加速することができる。
にもかかわらず、好ましくは、新しいND手順は、現在選択されているノード20がネイバ・ノードからの返答を受信した後にトリガされて、共有伝送媒体の使用をさらに最小限にする。したがって、新しいNDは、通常、現在選択されているノードからの報告(ネイバ・ノードからの少なくとも1つの返答の受信を証明する報告)を受信次第、開始される。理解されるように、(すべての返答が受信されることを前提とする)ND手順の完了次第、現在のノードから送信される1つのみの報告につながる特定の手順が好ましい。
どのようにノードに到達するかは、好ましくは、ソース・ルーティング・メカニズムにより達成される。ソース・ルーティングは、それ自体既知である。このメカニズムを本コンテキストに適用することにより、BSが所与のノードにNDコマンドを送信することを可能にする。所与のノードについてのソース・ルート情報は、前記所与のノードを以前に検出したノードのソース・ルート情報に基づいて、段階的に構築される。たとえば、ノードAがBSそれ自体によって検出されたネイバである場合、BSからノードAへのソース・ルートは、「BS−A」と記されてよく、さらにノードBがAのネイバである場合、BSからBへのソース・ルートは、「BS−A−B」であってよく、以下同様である。結果としてのソース・ルートは、要求を送信するためにBSによって使用されるだけでなく、BSに(リバース・ソース・ルートを使用することによって)報告するためにノードによってもまた使用される。ソース・ルーティング・メカニズムにより、BSおよびノードは、フラッドする/ブロードキャストするメカニズムを必要とせずに、互いにメッセージを直接やり取りすることができる。また、BSは、ノードに、ND手順を1つずつ実装するように指示するので、衝突が防止される。したがって、ノードは、その返答をBSに送信するときに、CSMAを使用する必要がない。
上で説明した反復手順と一緒に使用して、ソース・ルーティング・メカニズムは、間接的であれ、離れたノードに到達することを可能にして、その結果、直接のブロードキャスト距離(シングルホップ)を超えたノードにさえ、到達することができる。したがって、本方法は、地理的に拡大されたネットワークに適用され、BSによってブロードキャストされたメッセージがネットワークにおけるすべてのノードによって直接受信され得ることは、重要ではない。
次に、リンク探索(LP)手順が、好ましくは、ND手順に加えて実施されることになる。LP手順は、ND手順の間に識別されたノード間のリンク品質を評価することを狙いとする。LP手順は、その他の点ではND手順と類似しており、それは、通常、BSより制御される反復プロセスである。
図4に示すように、LP手順を、ND手順と絡み合わせることができる。にもかかわらず、いくつかのスケジュールの可能性、すなわち、いつLP手順を開始するかを企図することができる。たとえば、少なくとも現在のノード20についてのND手順が完了した後で、前記現在のノードにおいて、LP手順を実装することができる。好ましい変形形態では、図5に示すように、すべてのノードが発見されてから、LP手順を開始する。この最後のシナリオは、より決定的である。(より短い)ND手順を完了するために必要な時間は、容易に決定され、絡み合わせたLP手順によって乱されることがない。
LP手順を開始するために、BSは、現在選択されているノード20に、LP手順を実装するように指示する(図4、ステップS12または図5、ステップS16)。LP手順は、したがって通常、ステップS21で、その後のリンク品質の測定(ステップS31)のために、1つまたは複数のLPメッセージを、選択されているノード20に隣接するノード30に「送信すること」によって開始される。
そこでは、2つの変形形態を企図することができ、すなわち、「送信すること」は、リンク方法またはブロードキャスト方法を指すことができる。
− リンク方法
この方法では、すべての該当するリンクが個々に探索される。BSは、(発見されたノードのリスト外の)所与のノード20に、所与のネイバn(すなわち、ノード30の中の1つのノード)からのリンクを探索するための要求を送信する。この要求を受信すると、ノード20は、ノードnに、それに対するいくつかのメッセージを送信するよう求める。ノード20は、ノードnによってバースト送信されたメッセージをリスンし、エラーなしで受信できたメッセージの数をカウントし、受信した信号強度インジケータ(RSSI、すなわち、受信した無線信号に存在する電力の測定)または他のインジケータあるいはその両方を測定するなどし、結果をBSに報告して返す。ノード20についてのリンク探索手順は、BSが、すべてのノードにすべての隣り合うリンクを探索するよう求めたとき、終了する。
− ブロードキャスト方法
このアプローチでは、BSによって送信されたリンク探索要求を受信すると、選択されているノード20が、いくつかのメッセージをブロードキャストする。ブロードキャストを受信することができるネイバ・ノード30は、エラーなしで受信できたメッセージの数をカウントし、結果としてのRSSIを測定するなどする。
次に、どのように結果をBSに転送することができるかについて、少なくとも2つのオプションが存在する。すなわち、
○ノード20が、各ネイバ30に個別に尋ね、結果を基地局に送信する、または
○基地局が、隣接するノードに直接結果を要求する。
別のオプションは、図4を参照して、後述することにする。
ND手順におけるのとまさに同じように、共有伝送媒体1上でLPメッセージをブロードキャストすることは、一回に1つのノード(ノード20)が選択されるので、効果的なアプローチのままである。たとえば、N個のノードを備えるネットワークについて、ブロードキャスト方法は、O(N)個の測定のみを必要とし、一方リンク方法は、O(N)個の測定を必要とする。したがって、ブロードキャスト方法のランタイムの方が著しく短い。リンク方法およびブロードキャスト方法の両方において、ノードは同時に伝送していないので、したがって、CSMAの類のアプローチは必要とされないことにも留意されたい。
次に、ステップS34で、ND手順またはLP手順あるいはその両方を実装するときにネイバ・ノードによって送信される返答が、効率化のために、好ましくは、ユニキャストされる。返答メッセージの受信の成功は、たとえば、802.15.4MAC層のリンク肯定応答メカニズムを使用して、肯定応答されてよい。
複数のノードが同時に返答することがあるので、ここで、返答するノードは、CSMAの類のプロトコルを使用して、考え得る衝突に対処することができ、それにより、それ自体知られているように、返答は、共有媒体1の上で他のトラフィックがない中で送信される。これは、図7を参照して、さらに論じることにする。
また、現在選択されているノード20において受信される返答は、好ましくは、限定された時間の間(タイマTBがあらかじめトリガされる)のみ考慮されて、手順をより決定的なものにする。通常、ND要求をブロードキャストするステップは、数回繰り返され、ND要求は、ネイバ・ノードが返答すべきか否かについての情報を含んでいる。
− たとえば時間制限のために、前のラウンド内でその返答を伝送することに成功しなかった、または
− 前のラウンドに気付かなかった
ノードのみが、最初のラウンドに対するのと同じ手順を使用して、新しい要求に答える。これにより、答えるノードの数を減らし、したがって、返答に成功するためのその機会を増やすことになる。全体の手順は、決定的なままである。
ノード密度に応じて、そのネイバをすべて発見するために、ノードによってさまざまな発見ラウンドが必要とされることがある。実装形態のオプションとして、発見手順は、一定の数のラウンドの後に、または、最後のラウンドの間に応答するノードの数が特定の値よりも小さい場合に、終了してよい。
2.特定の実施形態
図4および図5の実施形態は、ND手順対LP手順の順序において、本質的に異なっている。図4では、両方の手順は絡み合っており、一方、図5では、LP手順をトリガする前に、ND手順は完了している。最初に、図5の実施形態について詳細に論じる。
2.1 連続的なND手順およびLP手順
以下では、ネットワーク発見を可能にするための方法およびシステムの特定の実施形態を、図5〜図10を参照して説明する。ここで、図5からわかるように、LP手順(ステップS15〜S17)は、すべてのノードが発見されてから、現在のノード20において実装される。このシナリオは、(より短い)ND手順を完了するために必要な時間が容易に決定され、(より長い)LP手順によって乱されることがないので、図4のシナリオよりも「決定的」である。より詳細には、LP手順は、本質的に決定的な継続時間を有し、一方、NDは有さない(すなわち、開始において、いくつのノードが存在するかが既知ではない)。利点は、通常、短いNDのコアステップS22〜S23を、継続時間に関して実質的な重要性なしに、(必要であれば)すべての既知のノードが見つかるまで繰り返す(S24)ことができることである。これに対して、より長いLP手順は、一回のみ実行される。
通常、BS10は、まだ処理されていないノードの中で現在のノード20を選択し(ステップS11)、ステップS12で、選択されているノード20にND手順を最初に開始するように指示する。手短に言えば、BSは、たとえば、ソース・ルーティングを使用して、コマンドND−CMDをノード20に送信する。ND20は、媒体1にND要求をブロードキャストすることによって反応する。ステップS31で、ND要求を受信すると、ネイバ・ノード30は要求を処理し(ステップS33)、適切な応答ND−RESPを返答し(ステップS34)、それにより、それ自身をノード20に対して識別する。ステップS23で、ノード20において応答が受信され、ノード20はそれに応じて、ステップS25で、リバース・ソース・ルーティングを使用してBSに報告する。
上のステップは、次に図6(現在選択されているノード20において実施されるステップを説明する)、および図7(ネイバ・ノードに関連する)を参照して説明する、いくつかのサブステップにさらに分解することができる。
図6を参照すると、以下のスキームを実装することができる。
− ステップS220:ノード20はリスンしている(ノード20は、BSによって選択されたことにまだ気付いていない)、
− ステップS221:ノード20は、BSからNDコマンド(ND−CMD)を受信し、
− ステップS222:ノード20は、カウンタBCをゼロに、ならびに返答するノードの組Nを初期化し、
− ステップS223:ノード20は、ND要求をブロードキャストし、
− ステップS224:タイマTBを開始し、
− ステップS225:ノード20は、リスニング・モードに戻って、考え得る応答を待つ。
理解できるように、上のステップ221〜225は、単に、図5のステップS22に対応している。より一般的には、NDコマンドを受信するステップ、およびND要求をブロードキャストするステップから、より一般的に構成される、任意の好適なスキームを企図することができる。
同様に、図5のステップS23は、以下のステップに分解されてよい。図6を参照されたい。
− ステップS231:ネイバ・ノード30の中の特定のノードnから、ノード20において応答ND−RESPが受信されると、
− ステップS232:ノード20は、返答ノードnに従って組Nを更新し(ノードnについての好適な識別子がNに追加される)、
− ステップS233:ノード20は、リスニング・モードに戻って、さらなる応答を待ち、
− ステップS234:一方で、以前に設定されたタイマTBが満了した場合、
− ステップS235:ノード20はBCをインクリメントし、
− ステップS236:最大カウンタ値に到達しているかどうかをチェックする。到達していない場合、ステップS223で、ND_REQが再ブロードキャストされることになる。図5のステップS24に示すように、ノード20は、それに応じて、ND_REQを数回再伝送する。したがって、選択されているノード20についてND手順を実装するときに受信された返答は、限定された時間の間のみ考慮される。最大カウンタ値に到達している場合、ステップS25で、ノード20は、レポート(ND_REPORT)を準備してBSに送信する。ノード20は最終的に、リスニング・モードに戻る。
その間に、以下のスキームを、ネイバ・ノード30において実装することができる。ネイバ・ノード30の中の特定のノード(たとえばノードn)を考えることにする。
− ステップS330:ノードはリスンしている、
− ステップS33(図5でも同様)が、以下に分解される。
○ステップS331:ND_REQがノード20から受信される。述べたように、ND要求は、ネイバ・ノードが返答すべきか否かについての情報を含む。通常、前記情報は、既に返答しているノードの識別子(ID)からなる。
○ステップS332:ノードnは、それに応じて、それ自身のIDを、ND要求が含むかどうかをチェックする。含む場合、ステップ340で、ノード30はリスニング・モードに戻る。含まない場合、ノードnは、ステップS34で、ND応答を送信することによって返答することになる(図5も参照されたい)。先に述べたように、この応答は、通常、CSMAの類のプロトコルを使用してユニキャストされ、すなわち、応答は、他のトラフィックのない中で送信される。
− ステップS34:それに応じて、応答手順は、以下に分解されてよい。
○ステップS341:タイマが開始され、
○ステップS342:ノードnは、媒体(たとえば無線チャネル)が空いているかどうかをチェックし、
○ステップS343:空いていない場合、ノードnは、ランダム・バックオフを開始し、
○ステップS344:ノードは、ランダム・バックオフが満了するのを待ち、
○ステップS345:バックオフが満了すると、ノードnは、ステップS342に戻って、媒体が空いているかどうかをチェックし、
○ステップS346:一方で、ステップS341で設定されたタイマが満了した場合、
○ステップS347:次いでノードnは、バックオフを停止して、ステップS340のリスニング・モードに戻り、
○ステップS348:次に、ステップS342でチェックしたときに媒体が空いている場合、ノードnは、要求するノード20に応答をユニキャストするように進むことができ、
○ステップS349:ステップS341で設定されたタイマはしたがって停止され、ノードnは、ステップ340のリスニング・モードに戻る。
ノード20から受信したレポートND_REPORTに基づいて、BSは、次にどのノード30をなお処理すべきかを決定することができる(ステップS13)。ND手順は、それに応じて、すべてのノードが発見されるまで、ステップS14で再び反復される。
次に、ND手順が完了すると、BS10は、応答した一組のノードに気付いて、LP手順を開始することができる。さらに、BSは、各ノードについてそのネイバのリストおよびソース・ルートを含む、ノードのリストを有し、これが、前記各ノードにメッセージを送信するために使用されてよい。その情報に基づいて、BSは、リスト上のすべての個別のノードに、リンク探索手順を実施するように要求し、その詳細は以下で説明する。リストのすべてのノードがリンク探索手順を実施すると、リンク探索手順は終了し、結果が基地局に転送される。リンク品質が次いで、収集された統計に基づいて、BSにおいて蓄積される。
LP手順を実装するために、BSは、最初にノード(再び参照番号20によって示される)を選択し(図5、ステップS15)、選択されているノード20に、LP手順をローカルに開始するように指示することになる。すなわち、ステップS16で、BSは、コマンドLP_CMDをノード20に送信する。
広くは、選択されているノード20が、1つまたは複数のリンク探索メッセージLP_MSG(図5、ステップS21)をブロードキャストすることによって反応する。より詳細には、および図8に示すように、ノード20は以下のステップを実施する。
− ステップS210:ノード20は、ネットワークをリスンし、
− ステップS211:基地局から送信されたLPコマンドを受信し、
− ステップS212:次いで、リンク探索メッセージLP_MSGをM回ブロードキャストし、
− ステップS213:それに応じてBSに肯定応答し(ステップS21にも示す通り、送信されるLP_ACK)、リスニング・モードに戻る。BSは、他のノード20を続けることができる(ステップS17)(およびステップS15、S16などを再反復する)。
それに応じて、(ネイバ・ノード30の中の)ネイバ・ノードnは、図9に従って進むことができ、すなわち、
− ステップS310:ノードnはリスンしている、
− ステップS311:LPメッセージLP_MSGがノード20から受信され、
− ステップS312:ノードnは、対応するリンク探索メッセージ・トレインのID(LP_ID)をチェックする、すなわち、受信したばかりのメッセージLP_MSGが属するメッセージ・トレインについて、リンク品質測定が既に実行されているかどうかをチェックする。加えて、LP_MSGは、送信するノードのIDを含む。
− ステップS313:リンク探索メッセージ・トレインのIDが新しい場合、ノードnは、実行している現在のLQMプロセスを削除し、
− ステップS314:新しいLQMプロセスを開始し、
− ステップS315:LPメッセージ・トレインのIDが新しくない場合(LQMプロセスは、そのLPメッセージ・トレインについて既に実行されていることを意味する)、ノードnは、実行している現在のLQMプロセスを更新するように指示する。
LQMプロセスの結果は、任意のノードによって要求されてよい。好ましくは、図5に示すように、BSがLQM結果を収集することになる。それに応じて、ステップS18で、BSからコマンドが送信され、ステップS35で、ノードnにおいて受信され、そこでのその後の処理(ステップS19)のために、ステップS36で、結果(LQM_RSP)が要求ノードに再び送信し戻される。ノードn受信ノードの観点から、これがどのように管理されるかが、図10において、別のやり方で簡単に概説される。最初に、ステップS350で、ノードnはリスンしている。次いで、ステップS35で、(任意のノード20によって、またはBSによって送信された)LQM_REQが受信される。次いで、ステップS36で、該当するLQMプロセスの結果が、対応する応答LQM_RSPの中に入れられ、要求ノードに送信されてよい。
最後に、すべてのLQM結果が既知になると、たとえば、TDMA(図示せず)を使用して、適切な通信を開始することができる。
2.2 組み合わされたND手順およびLP手順
以下では、ネットワーク発見を可能にする実施形態を、図4を参照してより具体的に説明する。上で述べたように、LP手順およびND手順は今、絡み合っている。理解されるように、LP手順およびND手順を組み合わせるステップは、いくつかのステップを省くことを可能にし、いくつかの場合においてより効率的になることがある。
より正確には、および図4に示すように、LP手順はNDと組み合わされ、その結果、ND要求に応答して(現在選択されている)ノード20において受信された返答が、現在のノード20と返答するノードnとの間のリンク品質の測定に関するデータを含む(ステップS23)。言い換えれば、その場合、ND要求が到着するとき、リンク品質測定(LQM)に関するデータが利用可能になるように、NDに先立ってLPが開始される。そのような結果は、したがって、ND要求に応答して追加されてよく、その結果、ND応答およびLQM結果が合わせて収集される。
より具体的には、その場合、BS10が、通常、選択されているノード20に、LP手順およびND手順の両方を開始するように指示することになる。図4を参照されたい。すなわち、BSは、たとえば、ソース・ルーティングを使用して、LP/ND_CMDと呼ばれる専用コマンドをノード20に送信する。変形形態では、BSは、最初に、LP_CMDを送信し、後に、ノード20の肯定応答時に、ND−CMDを送信する。
次に、選択されているノード20は、前記1つまたは複数のリンク探索メッセージLP_MSGを送信することによって、たとえば、前記メッセージをブロードキャストすることによって、反応する。選択されているノード20はさらに、必要であれば、LP_CMDの受信を肯定応答することができる。
受信すると、ステップS31で、ネイバ30の中の所与のネイバ・ノードnは、LQMに進み、結果を後の使用のために記憶する。他のネイバ・ノードは、実際には、ブロードキャストするノード20、またはBSによって後で選択される他のノードに対して、本質的に同じやり方で進むことになる。
その後(たとえば、タイマの満了後、またはBSからの指示のとき)、ノード20がND要求(ND_REQ、ステップS22)をブロードキャストするとき、ステップS33で、同じネイバ・ノードnがND要求を処理し、ステップS34で、LQMの結果を付加して、対応する応答(ND_RESP)を送信することによって返答することができる。したがって、ネイバ・ノード30の合わさった応答は、ND要求に対する応答、および該当するリンクについてのLQM結果の両方を含むものになると思われ、それにより、1つの再伝送ステップが省かれる。
ステップS23で、現在のノード20において合わさった応答が受信される。ND要求をブロードキャストするステップは、通常は繰り返されて(ステップS24)、すべてのネイバによる確かな受信を保証する。
次に、ステップS25で、現在のノード20は、どのノードが返答し、それにより識別されたかを、BSにおけるその後の処理のために、BS10に報告することができる。加えて、LQM結果がBSに渡される。
BSは、それに応じて、どの新しいノードがなお「処理される」必要があるか、すなわち、LP/ND手順を実装するとこれまでに識別されていないさらに別のノードにつながる可能性のある新しいノードを決定する。
ステップS14で、BSは、それに応じて、すべてのノードが処理されるまで、すべてのノードを通して反復する。最終的に、すべてのノードが識別され、LQM結果が既知になると、たとえば、時分割多重アクセス(TDMA、図示せず)などの時間多重化スキームを使用して、ノード間で適切な通信を実装することができる。ノードが互いについて既知でない限りは、時間多重化が関与することはなかった。
次に、考え得る変形形態として、NDおよびLPのブロードキャストするステップ(ステップS21およびS22)を合併することを企図することができる。すなわち、リンク探索メッセージが、ネイバ発見要求として働くことができ、ステップS21およびS22が、1つの同じステップとなり得る。しかし、LP手順は、通常、どちらかというと多数のメッセージをブロードキャストし、一方で、ND手順は、数回、たとえば1〜3回、再ブロードキャストされる1つのメッセージのみを送信することを必要とするので、それは全体の手順の継続時間を伸ばすことになるものと思われる。
3.ノードの説明
好ましくは、センサ・ノードが考えられる。センサ・ノード(またはモート(mote))は、知覚情報を集め、いくつかの(限定された)処理を実施し、ネットワークにおける他の接続されたノードと通信するように構成されている。上で述べたように、BSは、通常、より複雑なタスクを実施するように構成されている。BSは、より多くの計算的能力およびメモリ能力を有するスーパーノードとしてみなされてよい。すべての場合において、ノードおよびBSは、それぞれ、図3に示すような、コンピュータ化されたユニットとしてみなされてよい。
知られているとおり、センサ・ノードの主要なコンポーネントは、通常、以下である。
○プロセッサ・コア、
○メモリ、
○プログラム、および
○プログラマブル入力/出力周辺装置、たとえば、タイマ、イベントカウンタなど、
を含む、マイクロコントローラ。
マイクロコントローラは、データを処理し(単純なタスクを実施し)、一般には以下の、ノードにおける他のコンポーネントを制御する。
− ネットワークと対話するためのトランシーバ(またはより一般的にはネットワーク・インターフェース)、
− 外部メモリまたはストレージ、
− 電源、および
− 入力コントローラを通してインターフェースされた1つまたは複数のセンサ。
ノードおよびBSは、上で説明した本発明の態様を実装するために設計されている。その点に関して、本明細書で説明する方法は、多くが非対話式で、自動化されていることが理解されるであろう。例示的な実施形態において、本明細書で説明する方法は、対話式の、部分的に対話式の、または非対話式のシステムにおいて実装されてよい。本明細書で説明する方法は、ソフトウェア(たとえば、ファームウェア)、ハードウェア、またはそれらの組み合わせにおいて実装されてよい。例示的な実施形態において、本明細書で説明する方法は、実行可能なプログラムとしてのソフトウェアにおいて実装され、プログラムは、特殊なデジタル・コンピュータ(ノードおよびBS)によって実行される。より一般的には、本発明の実施形態は、パーソナル・コンピュータ、ワークステーションなどの、汎用デジタルコンピュータを使用して実装されてよい。
図3に示すシステム100は、コンピュータ化されたユニット101、たとえば、センサ・ノードまたはBSの役割を果たすことができる汎用コンピュータを概略的に表す。例示的な実施形態において、ハードウェア・アーキテクチャの観点から、図3に示すように、ユニット101は、プロセッサ105、メモリ・コントローラ115に結合されたメモリ110、および、ローカルな入力/出力コントローラ135を介して通信可能に結合された1つもしくは複数の入力または出力(I/O)あるいはその両方のデバイス、140、145、150、155(または周辺装置)を含む。入力/出力コントローラ135は、限定はしないが、当技術分野で知られるような、1つもしくは複数のバス、または他のワイヤ接続もしくはワイヤレス接続であってよい。入力/出力コントローラ135は、簡略化のために省略してある、コントローラ、バッファ(キャッシュ)、ドライバ、リピータ、および受信機などの追加の要素を有して、通信を可能にすることができる。さらに、ローカル・インターフェースが、アドレス接続部、制御接続部、またはデータ接続部あるいはそのすべてを含んで、上述したコンポーネントの中での適切な通信を可能にすることができる。
プロセッサ105は、ソフトウェア、とりわけメモリ110に記憶されたソフトウェアを実行するためのハードウェア・デバイスである。プロセッサ105は、任意のカスタム・メイドまたは市販のプロセッサ、中央処理装置(CPU)、ユニット101に関連付けられたいくつかのプロセッサの中の補助プロセッサ、(マイクロチップもしくはチップセットの形態の)半導体ベースのマイクロプロセッサ、または、ソフトウェア命令を実行するための一般的な任意のデバイスであってよい。
メモリ110は、揮発性メモリ要素(たとえば、ランダム・アクセス・メモリ)および不揮発性メモリ要素のうちの任意の1つ、またはそれらの組み合わせを含むことができる。さらに、メモリ110は、電子的な、磁気的な、光学的なストレージ媒体または他のタイプのストレージ媒体あるいはそれらのすべてを組み込むことができる。メモリ110は、さまざまなコンポーネントが互いからリモートに位置するものの、プロセッサ105によってアクセス可能である、分散型アーキテクチャを有することができることに留意されたい。
メモリ110の中のソフトウェアは、1つまたは複数の別個のプログラムを含むことができ、そのそれぞれが、論理機能を実装するための実行可能な命令の順序付けられたリストを含む。図3の例において、メモリ110の中のソフトウェアは、例示的な実施形態による本明細書で説明する方法、および好適なオペレーティング・システム(OS)111を含む。OS111は、本質的に、本明細書で説明するような方法(たとえば、図4〜図10)などの他のコンピュータ・プログラムの実行を制御し、スケジューリング、入力出力制御、ファイルおよびデータ管理、メモリ管理、ならびに通信制御および関連サービスを提供する。
本明細書で説明する方法は、ソース・プログラム、実行可能なプログラム(オブジェクト・コード)、スクリプト、または実施すべき一組の命令を含む任意の他のエンティティの形式であってよい。ソース・プログラム形式のとき、プログラムは、OS111と関係して適切に動作するために、メモリ110内に含まれても、含まれなくてもよいコンパイラ、アセンブラ、インタプリタなどを介して翻訳される必要がある。さらに、方法は、データのクラスおよびメソッドを有するオブジェクト指向プログラミング言語として、または、ルーチン、サブルーチン、または関数あるいはそれらのすべてを有する手続き型プログラミング言語として書かれてよい。
場合により、(とりわけBSのために、必要であれば)従来のキーボード150およびマウス155は、入力/出力コントローラ135に結合されてもよい。他のI/Oデバイス140〜155は、(特にノードの場合における)センサ、すなわち、温度または圧力(モニタされるべき物理的データ)のような物理的条件の変化に対する測定可能な応答を生成するハードウェア・デバイスを含むことができる。通常、センサによって生成されるアナログ信号は、アナログ・デジタル変換器によってデジタル化され、さらなる処理のためにコントローラ135に送信される。センサ・ノードは、理想的には、小さく、エネルギー消費が低く、自律型で無人で動作する。ワイヤレス・センサ・ノードは、通常は小さな電子デバイスであるため、好ましくは、たとえば、0.5〜2アンペア時および1.2〜3.7ボルト未満の、限定された電源を備えている。
加えて、I/Oデバイス140〜155は、入力部および出力部の両方と通信するデバイスをさらに含むことができる。システム100は、ディスプレイ130に結合されたディスプレイ・コントローラ125をさらに含むことができる。例示的な実施形態において、システム100は、ネットワーク165に結合するためのネットワーク・インターフェースまたはトランシーバ160をさらに含むことができる。
ネットワーク165は、ユニット101と外部システム(ノード/BS)との間で、データを送受信する。述べたように、ネットワーク165は、好ましくは、たとえばワイヤレス・プロトコルおよび技術を使用する、ワイヤレス方式で実装される。本実施形態は、好ましくは、低電力ネットワーク、たとえば、IEEE802.15.4に焦点を置く。しかしながら、他のプロトコルおよび技術を使用する他の実施形態が企図されてもよい。そのような多くの技術が存在し(たとえば、固定ワイヤレス・ネットワーク、ワイヤレス・ローカル・エリア・ネットワーク(LAN)、ワイヤレス・ワイド・エリア・ネットワーク(WAN)など)、それら自体が知られており、ここでさらに説明する必要はない。ネットワーク165はまた、ローカル・エリア・ネットワーク、ワイド・エリア・ネットワーク、インターネット・ネットワークなどのパケット交換ネットワーク、または他のタイプのネットワーク環境などであってよい。
ユニット101が、PC、ワークステーション、インテリジェント・デバイスなどである場合、メモリ110の中のソフトウェアは、基本入出力システム(BIOS)(簡略化のために省略されている)をさらに含むことができる。BIOSは、ユニット101が起動したときに実行され得るように、ROMに記憶されている。
ユニット101が動作しているとき、プロセッサ105は、メモリ110内に記憶されたソフトウェアを実行し、メモリ110へのおよびメモリ110からのデータを通信し、ソフトウェアに従ってユニット101の動作を全体的に制御するように構成されている。本明細書で説明する方法およびOS111は、全体として、または部分的に、プロセッサ105によって読み込まれ、通常はプロセッサ105内にバッファされ、次いで実行される。
本明細書で説明するシステムおよび方法がソフトウェアにおいて実装されるとき、方法は、任意のコンピュータに関連したシステムまたは方法による使用のために、またはそれらに関係して、ストレージ120などの任意のコンピュータ可読媒体に記憶されてよい。
当業者によって理解されるように、本発明の態様は、システム、方法、またはコンピュータ・プログラム製品として具体化されてよい。したがって、本発明の態様は、完全にハードウェアの実施形態、完全にソフトウェアの実施形態(ファームウェア、常駐ソフトウェア、マイクロコードなどを含む)、またはソフトウェア態様およびハードウェア態様を組み合わせる実施形態の形を取ることができる。さらに、本発明の態様は、コンピュータ可読プログラム・コードがそこで具体化される1つまたは複数のコンピュータ可読媒体において具体化される、コンピュータ・プログラム製品の形を取ることができる。
1つまたは複数のコンピュータ可読媒体の任意の組み合わせが利用されてもよい。コンピュータ可読媒体は、コンピュータ可読信号媒体、またはコンピュータ可読ストレージ媒体であってよい。コンピュータ可読ストレージ媒体は、たとえば、限定はしないが、電子的な、磁気的な、光学的な、電磁気的な、赤外線の、または半導体のシステム、装置、またはデバイス、あるいは上記の任意の好適な組み合わせであってよい。コンピュータ可読ストレージ媒体のより具体的な例(非包括的なリスト)には、1つまたは複数のワイヤを有する電気的接続、ハードディスク、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)、読み出し専用メモリ(ROM)、消去可能なプログラマブル読み出し専用メモリ(EPROMまたはフラッシュメモリ)、光ファイバ、ポータブル・コンパクト・ディスク読み出し専用メモリ(CD−ROM)、光学ストレージデバイス、磁気ストレージデバイス、または、上記の任意の好適な組み合わせを含むであろう。この文書のコンテキストにおいて、コンピュータ可読ストレージ媒体は、命令実行システム、装置、もしくはデバイスによる使用のための、またはそれらに関係したプログラムを、収容する、または記憶することができる任意の有形な媒体であってよい。
コンピュータ可読信号媒体は、たとえば、ベースバンドにおいて、または搬送波の一部として、コンピュータ可読プログラム・コードをその中に組み入れられた、伝搬されたデータ信号を含むことができる。そのような伝搬された信号は、限定はしないが、電磁気的、光学的、またはそれらの任意の好適な組み合わせなどを含む、さまざまな形のうちのいずれかを取ることができる。コンピュータ可読信号媒体は、コンピュータ可読ストレージ媒体ではなく、また命令実行システム、装置、もしくはデバイスによる使用のための、またはそれらに関係したプログラムを、通信する、伝搬する、もしくは移送することができる、任意のコンピュータ可読媒体であってよい。
コンピュータ可読媒体上で具体化されたプログラム・コードは、限定はしないが、ワイヤレス、ワイヤ線、光ファイバ・ケーブル、RFなど、または上記の任意の好適な組み合わせを含む、任意の適切な媒体を使用して、伝送されてよい。
本発明の態様についての動作を実行するためのコンピュータ・プログラム・コードは、1つまたは複数のプログラミング言語の任意の組み合わせで書かれてよく、プログラム言語には、Java(R)、Smalltalk、C++などのオブジェクト指向プログラミング言語、および「C」プログラミング言語などの従来の手続き型プログラミング言語、または同様のプログラミング言語が含まれる。プログラム・コードは、完全にユニット101(ノードまたはBS)上で、一部をユニット101上で、一部をユニット101および別のユニット101上で、同様かどうかにかかわらず、実行することができる。プログラム・コードは、一部をユーザのコンピュータ上および一部をリモート・コンピュータ上で、または完全にリモート・コンピュータもしくはサーバ上で、実行することができる。
本発明の態様が、本発明の実施形態による方法、装置(システム)、およびコンピュータ・プログラム製品の流れ図またはブロック図あるいはその両方を参照して、上で説明された。流れ図またはブロック図あるいはその両方の各ブロックは、コンピュータ・プログラム命令によって実装されてよいことが理解されるであろう。これらのコンピュータ・プログラム命令は、汎用コンピュータ、特殊用途コンピュータ、または他のプログラマブル・データ処理装置のプロセッサに提供されて、マシンを生成することができ、その結果、コンピュータまたは他のプログラマブル・データ処理装置のプロセッサを介して実行される命令が、流れ図またはブロック図あるいはその両方の1つもしくは複数のブロックにおいて指定された機能/作用を実装するための手段を作成する。
コンピュータ・プログラム命令はまた、コンピュータ、他のプログラマブル・データ処理装置、または他のデバイス上にロードされて、コンピュータ、他のプログラマブル装置、または他のデバイス上で一連の動作ステップを実施させて、コンピュータ実装プロセスを生成し、その結果、コンピュータまたは他のプログラマブル装置上で実行される命令が、流れ図またはブロック図あるいはその両方の1つもしくは複数のブロックにおいて指定された機能/作用を実装するためのプロセスを提供することができる。
図面における流れ図およびブロック図は、本発明のさまざまな実施形態に従ったシステム、方法、およびコンピュータ・プログラム製品の考え得る実装形態のアーキテクチャ、機能性、および動作を図示している。この点において、流れ図またはブロック図の各ブロックは、指定された論理機能を実装するための1つまたは複数の実行可能な命令を含むモジュール、セグメント、またはコードの一部を表すことができる。いくつかの代替実装形態においては、ブロックに記された機能が、図面に記された順序を外れて行われてもよいことにもまた留意されたい。たとえば、関与する機能性およびアルゴリズムの最適化に応じて、連続して示される2つのブロックは、実際には、実質的に同時に実行されてもよく、またはブロックは時に逆の順序で実行されてもよい。ブロック図または流れ図あるいはその両方の各ブロック、およびブロック図または流れ図あるいはその両方のブロックの組み合わせは、指定された機能もしくは作用を実施する特殊用途ハードウェア・ベースのシステムによって、または特殊用途ハードウェアとコンピュータ命令との組み合わせによって実装されてよいこともまた留意されたい。
本発明を、特定の実施形態を参照して説明してきたが、当業者は、本発明の範囲から逸脱せずに、さまざまな変更形態が行われ、均等形態が代用されてもよいことを理解するであろう。加えて、その範囲から逸脱せずに、特定の状況を本発明の教示に適応させるように、多くの修正形態が行われてもよい。したがって、本発明は、開示された特定の実施形態に限定されることは意図されず、本発明は、添付の特許請求の範囲内に入るすべての実施形態を含むことになることが意図される。たとえば、CSMAプロトコルに対する多くの修正形態、たとえば、搬送波感知多重アクセス衝突検出方式(CSMA/CD)、または搬送波感知多重アクセス衝突回避方式(CSMA/CA)などが、実施形態において、要求するノードに応答をユニキャストするために使用されてもよい。いくつかの場所では、アプリケーションに応じて、適切な場合には、ユニキャストするプロセスをブロードキャストするプロセスに、およびそれらを相互に置き換えることができる。たとえば、返答するネイバ・ノードを処理すべきノードのグループに追加するステップ(ステップS13)などのいくつかの典型的なBSのタスクが、ノードに委ねられてもよい。

Claims (15)

  1. ネットワーク(165)における一組のノード(20、30)を発見する方法であって、
    処理すべきノードのグループにおけるノードの中でノード(20)を選択するステップ(S11)と、
    選択されているノードについて発見手順を実装するように指示するステップ(S12)であって、前記手順が、
    前記ネットワークの共有伝送媒体(1)上で、現在選択されているノード(20)からネイバ発見要求をブロードキャストするステップ(S22)、ならびに
    前記共有伝送媒体上で、ネイバ・ノードによって送信された(S34)返答を前記現在選択されているノード(20)において受信するステップ(S23)、および前記ネイバ・ノードを前記処理すべきノードのグループに追加する(S13)ステップ
    を含む、指示するステップ(S12)と、
    前記一組のすべてのノードが発見されるまで、前記処理すべきノードのグループにおける他のノード(30)について選択する前記ステップおよび指示する前記ステップを繰り返すステップ(S14)と
    を含む方法。
  2. 他のノードについて選択する前記ステップおよび指示する前記ステップを繰り返すステップが、現在選択されているノードについての前記発見手順の間に、少なくとも1つの返答を受信するステップ(S23)の後で、および好ましくは、いくつかの返答を受信するステップの後で、トリガされる、請求項1に記載の方法。
  3. 指示するステップが、ソース・ルーティング・メカニズムを介して、前記選択されているノードについて前記発見手順を実装するように指示するステップを含む、請求項1または2に記載の方法。
  4. 前記ソース・ルーティング・メカニズムが、基地局などのソース・ノード(10)から最初に実装される、請求項3に記載の方法。
  5. 選択されているノードについてリンク探索手順を実装するように指示するステップ(S12、S16)をさらに含み、
    前記リンク探索手順が、
    現在選択されているノード(20)から、その後のリンク品質の測定(S31)のために、1つまたは複数のリンク探索メッセージをネイバ・ノード(30)に送信するステップ(S21)であって、好ましくは、前記1つまたは複数のリンク探索メッセージを前記共有伝送媒体上でブロードキャストするステップ(S21)を含む送信するステップ(S21)
    を含む、
    請求項1ないし4のいずれか一項に記載の方法。
  6. 選択されているノード(20)についての前記リンク探索手順(S15〜S17)が、少なくとも前記選択されているノードについての前記発見手順(S11〜S14)が完了した後で、および好ましくは、前記一組のノードのすべてのノードが発見された後で、実装される、請求項5に記載の方法。
  7. 前記リンク探索手順の実装が前記発見手順と組み合わされ、その結果、選択されているノードについて前記発見手順を実装するときに受信された(S23)前記返答のうちの少なくとも1つが、前記現在選択されているノード(20)とネイバ・ノード(30)との間のリンク品質の測定に関するデータを含む、請求項5に記載の方法。
  8. 前記1つまたは複数のリンク探索メッセージを送信するステップが、前記ネイバ発見要求をブロードキャストするステップの前に実行される、請求項7に記載の方法。
  9. 選択されているノードについて発見手順を実装するときに受信された前記返答が、ネイバ・ノードによってユニキャストされた(S34)ものである、請求項1ないし8のいずれか一項に記載の方法。
  10. 選択されているノードについて発見手順を実装するときに受信された前記返答が、CSMAの類のプロトコルを使用してネイバ・ノードによってユニキャストされた(S34)ものであり、それにより、前記返答のそれぞれが、前記共有媒体上で他のトラフィックがない中で送信されたものである、請求項9に記載の方法。
  11. 選択されているノードについて発見手順を実装するときに受信された前記返答が、限定された時間の間のみ、前記選択されているノードにおいて考慮される、請求項1ないし10のいずれか一項に記載の方法。
  12. ネイバ発見要求をブロードキャストする前記ステップが繰り返され、好ましくは、前記ネイバ発見要求が、ネイバ・ノードが返答すべきか否かについての情報を含む、請求項1ないし11のいずれか一項に記載の方法。
  13. 一組のノードを含むネットワーク(165)を使用する方法であって、
    請求項1ないし12のいずれか一項に記載の方法に従って、前記一組のノードの中のノードを発見するステップ(S11〜S26)と、
    時分割多重化を使用して、発見されたノードに通信させるステップと
    を含む方法。
  14. コンピュータ化されたネットワーク(165)のノード(20、30)に、請求項1ないし13のいずれか一項に記載の方法のステップのそれぞれを実装させるための命令を含む、コンピュータ可読媒体に常駐するコンピュータ・プログラム。
  15. ノード(20、30)、好ましくは、センサ・ノードを含むコンピュータ化されたネットワーク(165)であって、前記ノードのそれぞれが、メモリに動作可能に相互接続された少なくとも1つのプロセッサを備え、それにより、請求項1ないし13のいずれか一項に記載の方法のステップのそれぞれを実装するように構成された、コンピュータ化されたネットワーク(165)。
JP2014501742A 2011-03-30 2012-03-12 ネットワークにおける一組のノードを発見する方法、ネットワークを使用する方法、コンピュータ・プログラム、およびコンピュータ化されたネットワーク Active JP6029120B2 (ja)

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