JP2014514506A - 往復及び回転用途用のシールアセンブリ - Google Patents

往復及び回転用途用のシールアセンブリ Download PDF

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Abstract

低圧及び高圧の往復及び回転用途では、シールアセンブリを使用して漏洩を防ぐ。シールアセンブリの一つの実施形態は、かかと部から延び、対向する間隔の空いた環状リップを有する主環状本体を含む。主環状本体は、かかと部を通じて延びる孔を有する。第1スプリングはリップの間に配設され、リップを分離するように付勢する。副環状本体は主環状本体のリップの一方から延びる。副環状本体は基部領域から延びてポケットを形成する、対向する間隔の空いた壁を有する。第2スプリングは、間隔の空いた壁の間のポケットに配設され、壁を分離するように付勢する。アクチュエータ操作の間、加圧された流体は、副環状本体の一方の壁をポンプヘッド表面に対して付勢して面シールを生じさせ、主環状本体のリップの一方をロッド表面に対して付勢してラジアルシールを生じさせる。

Description

本出願は、2011年3月10日に出願された「往復及び回転用途用のシールアセンブリ」と題する係属中の米国仮出願第61/451,229号の利益及び優先権を主張し、出願の全体は参照によりここに組み込まれる。
本発明は一般に、ポンプにおいて使用されるシールアセンブリに関する。より詳細には本発明は、往復及び回転用途に役立つ高圧及び低圧シールに関する。
高圧シールは、ポンプが圧力下で流体を移動させるような、液体クロマトグラフィー等のこれらの応用例において漏洩防止になくてはならない役割をはたしている。例えば、液体クロマトグラフィーシステムにおいて、一般に、一つ以上の高圧ポンプは溶媒を取り込み、液体溶媒組成物を、試料が混合物へ注入されるのを待つ試料マネージャに送り込む。高性能液体クロマトグラフィー(HPLC)システムは、特に、従来、1,000psi(pounds per square inch)から約6,000psiの範囲の高圧を使用して充填カラムにおける液体クロマトグラフィーに必要とされる流れを生成する。HPLCに対し、超性能液体クロマトグラフィー(UPLC)システムでは、より小さい粒子状物質を有するカラム及び18,000psiに近い高圧を移動相に送り込むために使用する。
一般に、そのような液体クロマトグラフィーの応用例においては、高圧シールはポンプヘッドのパッキン押え内にある。高圧シールの外径(OD)はパッキン押えの表面を密封し、一方で高圧シールの内径(ID)はポンプの往復動プランジャを密封する。しかしながら高圧用途に設計された従来のシールのなかには、6,000psi以上の圧力で漏れるものがみつかっている。
一つの態様において、本発明は、かかと部から延び、対向する間隔の空いた環状リップを有する主環状本体を備えるシールアセンブリを特徴とする。主環状本体は、かかと部を通じて延びる孔を有する。第1スプリングはリップの間に配設され、リップを分離するように付勢する。副環状本体は主環状本体のリップの一方の一端から延びる。副環状本体は基部領域から延びてポケットを形成する、対向する間隔の空いた壁を有する。第2スプリングは、間隔の空いた壁の間のポケットに配設され、壁を分離するように付勢する。
別の態様において、本発明は、可動ロッドと、ロッドを受け入れるためのポンプヘッドと、ポンプヘッドに当接する洗浄ハウジングと、ポンプヘッド又は洗浄ハウジングの一方の中のパッキン押えとを備えるアクチュエータを特徴とする。洗浄ハウジングは、それを介してロッドがポンプヘッドのチャンバ内へ延びる穴を有する。シールアセンブリはパッキン押え内に配設される。シールアセンブリは、対向する間隔の空いた、かかと部から延びるリップを有する主環状本体を備える。主環状本体は、かかと部を通じて延びる孔を有する。孔はロッドを密接に受け入れる寸法とされる。第1スプリングはリップの間に配設され、リップを分離するように付勢する。副環状本体は、主環状本体のリップの一方の一端から延びる。副環状本体は、基部領域から延びてポケットを形成する、対向する間隔の空いた壁を有する。第2スプリングは、間隔の空いた壁の間のポケットに配設され、壁を分離するように付勢する。
さらに別の態様において、本発明は、環状本体を通じて延びる孔を有する環状本体を備えるシールアセンブリを特徴とする。環状本体は外リップに対向し外リップから間隔の空いた内リップを有する。内リップはリップ部を有する。外リップは張り出しリップ部及び張り出しリップ部の後ろのノッチを有する。間隔の空いたリップと張り出しリップ部は共にポケットを画定する。スプリングは、スプリングの負荷線が実質的に外リップの張り出しリップ部のポケット側に及び内リップのリップ部のポケット側に向けられるような角度でポケットに配設される。スプリングは、外リップの張り出しリップ部と内リップのリップ部とを分離するように付勢する。
さらに別の態様において、本発明は、可動ロッドと、パッキン押え及びロッド受け入れチャンバを有するポンプヘッドと、ポンプヘッドに当接する洗浄ハウジングを備えるアクチュエータを特徴とする。洗浄ハウジングは、それを介してロッドがポンプヘッドのチャンバ内へ延びる穴を有する。シールアセンブリはポンプヘッドのパッキン押え内に配設される。シールアセンブリは、ロッドを受け入れるために環状本体を通じて延びる孔を有する環状本体を備える。環状本体は、外リップに対向し外リップから間隔の開いた内リップを有する。内リップはリップ部を有する。外リップは張り出しリップ部及び張り出しリップ部の後ろのノッチを有する。間隔の空いたリップと張り出しリップ部は共にポケットを画定する。スプリングは、スプリングの負荷線が実質的に外リップの張り出しリップ部のポケット側に及び内リップのリップ部のポケット側に向けられるような角度でポケットに配設される。外リップの張り出しリップ部の外表面をポンプヘッドのパッキン押えの表面に付勢して、同時に内リップのリップ部の外表面をロッドの表面に対して付勢する。
本発明の上述のさらなる利点は添付の図面と共に以下の記載を参照することにより、よりよく理解されるであろう。種々の図面において、同様の番号は同様の構成要素及び特徴を示す。図面は必ずしも一定の縮尺ではなく、本発明の原理を例示することに重点が置かれている。
液体クロマトグラフィーの応用例において使用可能なアクチュエータ及びシールアセンブリの実施形態の断面線図である。 シールアセンブリの実施形態の詳細図である。 図2のシールアセンブリの端面図である。 図2のシールアセンブリの側面図である。 図2のシールアセンブリの別の端面図である。 第1方向のシールアセンブリの立体図である。 図3のA−A線によるシールアセンブリの断面図である。 図3Eにおいて丸で囲まれた領域の詳細図であって、図3Eのシールアセンブリの外径上の圧力除去機構を示す図である。 角度のついたスプリングを有するシールアセンブリの別の実施形態の部分の断面図である。 デュアルスプリングシールアセンブリの実施形態の断面図である。 図6のシールアセンブリの端面図である。 図6のシールアセンブリの側面図である。 図6のシールアセンブリの別の端面図である。 図6のシールアセンブリの第1方向の立体図である。 図6のシールアセンブリの第2方向の別の立体図である。 図7AのA−A線によるシールアセンブリの断面図である。 リングシールよりも小さいバックアップリングを有するデュアルスプリングシールアセンブリの別の実施形態の部分の断面図である。
液体クロマトグラフィーは応用分野の例であり、高圧下において流体を圧送する。従来、高性能液体クロマトグラフィー(HPLC)は、約1,000から6,000psiの圧力範囲を採用している。超性能液体クロマトグラフィー(UPLC)を実行するための圧力は、15,000から20,000psiに達するかもしれない。これらの流体圧力のいずれかにおいて動作するポンプ内の漏洩を防止することはクロマトグラフィーの結果の正確さにとって重要なことである。
明細書内に記載されるシールアセンブリの種々の実施形態は、圧力をかけられた流体の漏洩は、そのような漏洩が発生する場合、一般にシールアセンブリの外径(OD)とODが密閉するパッキン押え表面(一般にポンプヘッド内の)との間の接触圧が十分でなかったことの結果であると思われる、という発見に基づくものである。シールアセンブリ内のばね定数を増加させるとODの密封力を向上させることができるが、この増加させられたばね定数はまた、シールアセンブリの内径(ID)により提供される密封の効果に、例えば、摩擦、トルク及びシールのすり減りを増大させることなどにより悪い影響も与える可能性があり、それによってシールの寿命を短くしてしまう。
簡単に要約すると、明細書内に記載されるシールアセンブリは一般に、IDシールに悪影響を及ぼすことなくODシールを向上させる。実験によりこれらのシールアセンブリは約18,000psiで漏洩を防ぐことが示される。シミュレーションにより、これらのシールアセンブリは少なくとも20,000psiの高圧で漏洩を防ぐことができることが示される。ある実施形態では、シールアセンブリの外径における圧力除去機構を採用する。除去機構を有さないシールアセンブリに比べ、ODとパッキン押え表面との間の除去機構のある場所における接触圧はより低く、ODとパッキン押え表面との間の他の部分における接触圧の相応の増加を伴う。
シールアセンブリの別の実施形態では、パッキン押え表面に対して密閉をするためにODに依拠していない。このタイプのシールアセンブリは、面シールを生み出すヒンジで連結されたリップ部を有する外リップを有する。シールアセンブリのスプリングの角度をつけた負荷線は、パッキン押え表面に対する面シールの接触圧及びプランジャ表面に対するラジアルシールの接触圧に寄与する。
シールアセンブリのさらに別の実施形態は2つの別々のスプリング、IDスプリング及びODスプリング、を採用することによりODとIDとの密封要件を分離する。IDスプリングはIDとアクチュエータのプランジャ又はシャフトのシールに寄与し、ODスプリングはパッキン押え表面との面シールに寄与する。従って、ODスプリングのばね定数の選択はプランジャのシール寿命に影響せず、IDスプリングのばね定数の選択は面シールに影響を与えない。また、面シールの形状はODの変形を最小限にする。
図1は支持板14に取り付けられたポンプヘッド12及び洗浄ハウジング16を有するアクチュエータ10の実施形態を示す。一つの実施形態において、アクチュエータ10は、2つの別々の直列フローポンプを使用してその液溜めから溶媒を引き出して溶媒組成物を送り込むバイナリソルベントマネージャ(BSM)の部分である。BSMの実施例は、マサチューセッツ州ミルフォードのウォーターズコーポレーションにより製造されるACQUITY UPLCバイナリソルベントマネージャである。
ポンプヘッド12は、チャンバ18及び洗浄ハウジング当接面22を含む。ポンプヘッド12はまた洗浄ハウジング16を受け入れて一直線の合わせる凹部24を有する。洗浄ハウジング16は、液体を集めて、プランジャ表面上に生じるプランジャの全ての微粒子を洗浄するチャンバ23(図2)を提供する。低圧シールアセンブリ、例えば、洗浄シール17は、洗浄ハウジング16内に液体を含むために使用される。チャンバ18は、流体をそれぞれ受け入れて排出する注入口(図示しない)及び出口(図示しない)を有する。アクチュエータ10は、モータ26を有するアクチュエータ本体25、プランジャ30に機械的に結合する駆動機構28及び環状プランジャシール32も含む。プランジャ30は洗浄シール17及び環状プランジャシール32を通してポンプヘッド12のチャンバ18内へと延びる。
例として、プランジャシール32はポンプヘッド12のパッキン押え34内に保持される。他の実施形態においては、プランジャシール32は洗浄ハウジング16のパッキン押え内に配設される。プランジャシール32の内径の表面とプランジャ30の外周との接触によりIDラジアルシールが生じる。プランジャシール32の外径の一つ以上の表面とパッキン押え34の表面の接触によりODシールが生じる。往復動アクチュエータ操作中に、チャンバ18は流体を圧力下で含む。プランジャ30はチャンバ18に入ったり出たりし、加圧された流体を注入口から出口へと移動させる。加圧された流体はまた、プランジャシール32のOD及びID接触表面も押し付ける。
図1に示されるアクチュエータ10は、明細書内に記載されるシールアセンブリを内部に使用可能な機械の単なる一実施例である。アクチュエータ10の要素(例えば、ポンプヘッド12、パッキン押え34、洗浄ハウジング16)は、下記により詳細に記載されるように、プランジャシール32の異なった実施形態を含むように変形可能である。往復動プランジャと関連して記載されているが明細書内に記載されるシールアセンブリは、固定子にはめられた回転子を回転させたり逆転したりする軸等の回転軸と共に使用可能である。「ロッド」という用語は明細書において、往復動か又は回転かは問わず、プランジャ、軸、ロッド、及びピストンを広く含むように使用される。
図2は、図1のプランジャシール32の実施形態の詳細図を示す。ポンプヘッド12は洗浄ハウジング16に連結される。ポンプヘッド12のパッキン押え34はプランジャシール32を保持する。プランジャシール32はリングシール44及びバックアップリング46を含む。リングシール44は軟質プラスチックから製造可能であり、バックアップリング46はポリエーテルエーテルケトン(PEEK)から製造可能である。プランジャ30は、バックアップリング46内の孔80A及びリングシール44内の孔80Bを通じて延びる。
リングシール44は各々、かかと部52から概して直交方向に延びる、間隔の空いた対向リップ部48、50を有する。かかと部52から横方向に延びるのは、拡張フランジ54である。かかと部52及び拡張フランジ54は、バックアップリング46の一側面に当接する。対向リップ部48、50及びかかと部52は、内部にスプリング58が配設されるスプリングポケット56を画定する。他のタイプのスプリングは明細書内に記載される原理を逸脱することなく使用可能であるが、好ましくは、スプリング58は大きな変位範囲にわたって略一定の力を生じる傾斜コイルタイプのものである。内リップと称される、リップ48はその内径上に、往復動プランジャ30の表面を密封する接触表面を有する。外リップと称される、リップ50はその外径上に、ポンプヘッド12内でパッキン押え34の表面を密封する接触表面を有する。外リップ50の外径は圧力除去機構68を有し、その形状は、機構付近のパッキン押え34の表面に対する外径の接触圧を減少するように設計されており、外径の他の位置における接触圧を増加させる。本実施形態において、圧力除去機構68は、2面が平行な溝に隣接する先端を有するちょうネクタイを半分にした形を有する。
図3Aから図3Dはプランジャシール32の一実施形態の種々の図を示す。図3Aは、最初に入り、ポンプヘッド12のパッキン押え34に圧入されるプランジャシール32の端部を示す。プランジャシール32は、リングシール44、内リップ48、外リップ50、拡張フランジ54、バックアップリング46及びスプリングキャビティ82を通る孔80Bを含む。スプリングキャビティ82はスプリングポケット56内に延びる(図2)。A−A断面線は、プランジャシール32の中心を通過する。
図3Bは、外リップ50の外径内に形成される円周状の圧力除去機構68を含むプランジャシール32の側面図を示す。一つの実施形態において、バックアップリング46の直径は約0.3425インチであり、拡張フランジ54の直径は約0.324インチである。
図3Cはバックアップリング46を有する端部からのプランジャシール32の端面図を示す。孔80Aはバックアップリング46を通じて中央に延びる。図3Dは、図の底部にバックアップリング46を有するプランジャシール32の立体図を示す。孔80Bはリングシール44を通じて延びる(図2)。
図3Eは、図3Aに示されるA−A線に従うシールアセンブリの断面図を示す。外リップ50は圧力除去機構68を有する。孔80Aはプランジャシール32のバックアップリング46を通じて軸方向に通過し、孔80Bはリングシール44を通過する。一つの実施形態において、孔80A、80Bは直径約0.080インチである。内リップ48は孔80Bの内方に延び、プランジャ30の表面と円周状に接触するフレア84を有する。本実施形態において、スプリング58の形状は、一般に主軸86及び副軸88を有し、主軸回りに回る楕円形として示される。スプリングポケット56(図4)内で、スプリング58は径方向に配向され(即ち、その主軸が、概して孔80Bの軸に平行)、その負荷線90は主軸に略直交する。この配向において、スプリング58は、内及び外リップ48、50の内表面に対して略一定の力を提供する。
プランジャシール32により提供される流体シールは、圧力によって作動され、加圧された流体(矢印92により示される)は内リップ48の面に対して押し付け、フレア84を孔80Bの中に入るよう付勢して、プランジャ30の表面に対して密封を生み出す(図2)。また、加圧された流体92はスプリングキャビティ82に入り、スプリングポケット56を満たし、外リップ50の内表面に押し付け、圧力除去機構68をそれ自身の上で潰し、外リップ50のODの表面部94をポンプヘッド12のパッキン押え表面に付勢して、ODシールを生み出す。圧力除去機構68のそれ自身の上での潰すことにより除去機構の位置でのパッキン押え表面に対する接触圧を減少させ、表面部94等の隣接する領域における接触圧は相応に増加する。外リップ50の面96への流体圧力はさらに、このODシールを生み出す力に寄与する。それほどではないが、スプリング58によって提供される略一定の力は、これらの密封力に寄与する。
図4は、図3Eの円98に囲まれたシールアセンブリの領域に対応する詳細図を示す(簡潔化のために、スプリング58なしで)。囲まれた領域は、圧力除去機構68を含む。本実施形態において、圧力除去機構68は頂上部102で収束する一対の傾斜溝100−1、100−2(概して100)を含む。溝100は、外リップ50内に約0.0035インチの深さまで延びる。頂上部102の先端から測定すると、各溝100は幅が約0.010インチである。溝100−1は外リップ50の面96から約0.371インチのところから始まる。それ自身の上で潰す際、軟質プラスチックで製造された、圧力除去機構68は変形し、加圧された流体92が溝100をパッキン押え表面に付勢するため、溝100はほとんど完全になくなってしまう。
図5は、シールアセンブリ110の別の実施形態の部分の断面図を示す。シールアセンブリ110は洗浄ハウジング16に装着されるポンプヘッド12’のパッキン押え34’内にある(参照符号に付加されたプライム記号(’)は、構成要素は、同じ参照符号を有しているが、プライム記号のない既に記載された構成要素に対応する変形された実施形態であることを意味する)。シールアセンブリ110はリングシール112及びバックアップリング114を含む。リングシール112は、内リップ116、外リップ118、及びかかと部120を含み、これらは共にスプリングポケット122を画定する。バックアップリング114は、シールアセンブリ110のかかと部120と洗浄ハウジング16’の間に配設される。
本実施形態において、内リップ116は、プランジャ30の表面に接触して密封するリップ部124を有する。また、外リップ118は張り出しリップ部126を有する。リップ部126のシール面128は、ポンプヘッド12’の表面130に当接する。リップ部126の後ろは、明細書においては圧力キャビティと称される内部ノッチ132である。外リップ118もまた面取りした面134を有する。面取りした面134は、パッキン押え表面と接触するリップ部124の面積をいくらか減らして、シール面128等の面取りした面134の近傍の接触圧を増幅する。また、面取りした面134はパッキン押え34’内のシールアセンブリの取付けを容易にする。外リップ118のODの表面136はポンプヘッド12’の支持表面138に当接する。
リップ部124の面取りした面134に対向する領域において、パッキン押え34’は楔型角部135を有する。加圧された流体が面取りした面134を角部135に付勢することから、角部135(90度未満)の鋭さは、リップ部124の2つのシール表面(シール面128、OD表面136)を絞ったり又は挟んだりするよう操作して、これらの表面での接触圧を増加させる。
スプリングポケット122内にあるのは、その負荷線142が、外リップ118のリップ部126及び内リップ116のリップ部124の内側に対して力を提供するように構成される所定の角度144になるようにスプリングポケット122内に設けられたスプリング140である。この略一定の力は、リップ部126のシール面128及びポンプヘッド12’の表面130の間の面シールと、内リップ116のリップ部124及びプランジャ30の表面の間のラジアルシールに寄与する。プランジャ30の軸に平行な軸146に関して時計回りに測定をすると、所定の角度144は好ましくは90度未満である。この角度は単に説明目的の例であり、どんな角度も使用可能であり(例えば、90度以上)、スプリングの負荷線は、ポンプヘッド12’の表面に対して外リップ118のリップ部126を付勢し、同時に内リップ116のリップ部124をプランジャ表面に対して付勢するように配向される。他のタイプのスプリングは明細書内に記載される原理から逸脱せずに使用可能であるが、好ましくは、前述の傾斜コイルタイプのスプリング144である。
アクチュエータ操作の間、加圧された流体(矢印148)は圧力キャビティ132を充填し、流体圧力が増加するに連れて、リップ部120のシール面122をよりしっかりとポンプヘッド表面124に対して付勢する。加圧された流体(矢印148)はまた内リップ116の面に対しても押し付け、リップ部124とプランジャ30との間のIDラジアルシールを向上させる。
図6は、高流体圧力下での往復及び回転プランジャへの応用例に使用される、デュアルスプリングシールアセンブリと称されるシールアセンブリ150の別の実施形態の断面図を示す。デュアルスプリングシールアセンブリ150は、リングシール152及びバックアップリング154を含む。本実施形態において、シールアセンブリ150はポンプヘッド12’’に取付けられる洗浄ハウジング16’’のパッキン押え34’’の中にある(二重プライム記号(’’)は、構成要素は、同じ参照符号を有するが、二重プライム記号のない既に記載された構成要素に対応する変形された実施形態であることを意味する)。
ポンプヘッド12’’内の代わりに、洗浄ハウジング16’’のパッキン押え34’’内にシールアセンブリ150を装着することによりプロセスを簡潔にし、シールアセンブリを交換する費用を低減する(例えば、寿命による摩耗により)。アクチュエータの別の実施形態において、シールアセンブリ150を保持するように適応されたパッキン押えは、完全に洗浄ハウジング内にある代わりに、部分的にポンプヘッド内に有り得る。例えば、ポンプヘッドのパッキン押えはリングシール152の副部分を受け入れ(即ち、拡張フランジ及びODスプリング)、一方、洗浄ハウジングのパッキン押えはリングシール152の主部分を受ける(即ち、内リップと外リップ、かかと部、及びIDスプリング)。
また、ポンプヘッドのパッキン押えは、シールアセンブリがポンプヘッドのパッキン押えの機械加工部分を収容する形状であれば、デュアルスプリングシールアセンブリを完全に保持するように適応可能である。例えば、そのような機械加工を容易にするため、バックアップリングの外径はリングシールの外径と略等しいか又はわずかに大きい(リングシールは均一な外径を有する)。
リングシール152は、内リップ156、外リップ158及びかかと部160を有し、かかと部160はバックアップリング154に当接する。リップ156、158及びかかと部160はスプリングポケット162を画定する。IDスプリングと称される第1スプリング164はスプリングポケット162内に配設され、内リップ156をプランジャ30に対して、また外リップ158を洗浄ハウジング16’’のパッキン押え34’’に対して付勢する力を提供する。一つの実施形態において、スプリング164は、略一定の力を生じさせる傾斜コイルのタイプのものである。明細書内に記載される原理から逸脱することなく、他のタイプのスプリングを使用可能である。
外リップ158は拡張フランジ166を有する。この拡張フランジ166は外リップ158から続き、これに、ひじ状ヒンジ領域168によって接続される。拡張フランジ166は、ODスプリングと称される第2スプリング178を保持するためのスプリングポケット176をともに画定する外リップ部170、かかと部172、及び内リップ部174を有する。一つの実施形態において、第2スプリング178はヘリカルリボンスプリングである。他のタイプのスプリングは明細書内に記載される原理から逸脱することなく使用可能である。ODスプリング178は、外リップ部170をポンプヘッドの表面に対して付勢する力を提供して、面シールを生じさせ、内リップ部174を洗浄ハウジング16’’のパッキン押え表面に対して付勢する。
2つのスプリング164、178を有することによりシールアセンブリのIDシール性能をODシール性能のそれから分離し、IDスプリング164はラジアルIDシールに寄与し、一方、ODスプリング178はOD面シールに寄与する。スプリング164、178のいずれかのばね定数は、他のスプリングのシール性能に影響を及ぼさずに調整可能である。
シールアセンブリ150はまた、スプリングポケット162、176に延伸されるシールキャビティ180を含む。シールキャビティ180はポンプヘッド12’’内の出口流路182と流体連通する。出口流路182は流体通路を提供しており、それによって加圧された流体がポンプヘッド12’’から出る。孔184Aはバックアップリング154を介して軸方向に通過し、孔184Bはリングシール152を通過する。
図7Aから図7Eは図6のシールアセンブリ150の種々の図を示す。図7Aは、拡張フランジ166、バックアップリング154、バックアップリング154を通過する中央孔184A、及びリングシールを通過する孔184Bを含むシールアセンブリ150の端面図を示す。この図は洗浄ハウジング16’’のパッキン押え34’’に圧入される(図6)シールアセンブリ150の端部からの図である。A−A断面線は、シールアセンブリ150の中央を通過する。
図7Bは、バックアップリング154、外リップ158、拡張フランジ166及び拡張フランジ166の外リップ部170を含むシールアセンブリ150の側面図を示す。図7Cはシールアセンブリ150の別の端部からの図を示し、パッキン押え34’’内に取り付けられると、ポンプヘッド12’’に対面する又は当接する末端を示す。この端面図において、シールアセンブリ150の種々の要素は、孔184周りの同心環のようである。孔184を直接に包囲しているのは内リップ156である。内リップ156の周りには、IDスプリング164を保持するためのスプリングポケット162がある。スプリングポケット162の他方側には外リップ158のヒンジ領域168がある(図7B)。次のリングは拡張フランジ166の外リップ部170である。拡張フランジ166が外リップ部170に合流するのは、外リップ部170周りのリングとして図7Cにある、わずかな溝186である。
図7Dは、図の上側にバックアップリング154及び図の下側に拡張フランジ166を有する、シールアセンブリ150の立体図を示す。図7Eは、ここでは図の上側の拡張フランジ166、図の下側のバックアップリング154を有する、シールアセンブリ150の別の立体図を示す。
図7Fは、図7Aに示すA−A線に従うシールアセンブリ150の断面図を示す。プランジャを受け入れるための孔184Bはリングシール152を介して軸方向に延伸し、孔184Aはバックアップリング154を通じて延伸する。リングシール152の主かかと部160はバックアップリング154の一方側に当接する。内リップ156、外リップ158、かかと部160によって画定されるスプリングポケット162にはIDスプリング164がある。ヒンジ領域170及び拡張フランジ166は外リップ158から延びる。ODスプリング178は、外リップ部170の後ろのスプリングポケット172に配設される。
図8は図6に示されるシールアセンブリ150と類似のシールアセンブリ150’の別の実施形態の部分の詳細な断面図を示す。本実施形態において、バックアップリング154’は、リングシール152のかかと部160より小さい直径を有する。シールアセンブリ150’の形状を収容するため、パッキン押え34’’(図6)は、リングシール152のかかと部160の一部が洗浄ハウジング16’’’のパッキン押え壁190に当接するように、変形される。従って、パッキン押え内へのシールアセンブリ150’の取付けの際のPEEKバックアップリング154’の製造公差の効果は減少し、プラスチックリングシール152の製造公差は、はめ合い度合いの主な決定要因のままである。
ヒンジ部168は、リングシール152の製造公差を受け入れるように操作する。ヒンジ部168とパッキン押え表面の間には空隙192がある。アクチュエータ操作の間、加圧された流体(矢印194によって表わされる)はヒンジ部168に押し付けられる。ヒンジ部168は変形して、空隙192を閉じてパッキン押え表面に当接する。加圧された流体194はスプリングポケットも満たし、内リップ156をプランジャ表面に対して押し付けラジアルIDシールを生じさせ、外リップ部170をポンプヘッド12’’’の表面に押し付けて面ODシールを生じさせ、拡張フランジ166のかかと部172をパッキン押え支持表面196に対して押し付け、パッキン押え支持表面198に対して外リップ158を押し付け、かかと部160をパッキン押え支持表面190に対して押し付ける。
特定の好ましい実施形態を参照しながら本発明が示され記載されたが、形態及び詳細についての種々の変更が、以下の請求項によって定義される発明の範囲を逸脱しない範囲で行われ得ることは、当業者によって理解されるべきである。例えば、高圧往復用途に関して主に記載がされたが、シールアセンブリの種々の実施形態は、低圧往復用途及び回転用途並びに高圧回転用途においても使用可能である。

Claims (27)

  1. かかと部から延び、対向する間隔の空いた環状リップを有する主環状本体であって、かかと部を通じて延びる孔を有する主環状本体と、
    リップの間に配設され、リップを分離するように付勢する第1スプリングと、
    主環状本体のリップの一方の一端から延びる副環状本体であって、基部領域から延びてポケットを形成する、対向する間隔の空いた壁を有する副環状本体と、
    間隔の空いた壁の間のポケットに配設され、壁を分離するように付勢する第2スプリングとを備えるシールアセンブリ。
  2. 主環状本体のかかと部に当接するバックアップリングをさらに備える、請求項1に記載のシールアセンブリ。
  3. バックアップリングが、主環状本体のかかと部よりも小さい直径を有する、請求項2に記載のシールアセンブリ。
  4. 副環状本体が主環状本体のリップの一方に合流する、変形可能なヒンジ領域をさらに備える、請求項1に記載のシールアセンブリ。
  5. 副環状本体の直径が主環状本体の外径より大きい、請求項1に記載のシールアセンブリ。
  6. 副環状本体の間隔の空いた壁が、主環状本体のリップに実質的に直交方向に延びる、請求項1に記載のシールアセンブリ。
  7. 副環状本体及び主環状本体が一つのユニットとして一体成形される、請求項1に記載のシールアセンブリ。
  8. 可動ロッドと、
    ロッドを受け入れるためのチャンバを有するポンプヘッドと、
    ポンプヘッドに当接する洗浄ハウジングであって、それを介してロッドがポンプヘッドのチャンバ内へ延びる穴を有する洗浄ハウジングと、
    ポンプヘッド又は洗浄ハウジングの一方の中のパッキン押えと、
    パッキン押え内に配設されるシールアセンブリとを備えるアクチュエータであって、シールアセンブリは、
    対向する間隔の空いた、かかと部から延びるリップを有する主環状本体であって、かかと部を通じて延び、ロッドを密接に受け入れる寸法とされる孔を有する主環状本体と、
    リップの間に配設され、リップを分離するように付勢する第1スプリングと、
    主環状本体のリップの一方の一端から延びる副環状本体であって、基部領域から延びてポケットを形成する、対向する間隔の空いた壁を有する副環状本体と、
    間隔の空いた壁の間のポケットに配設され、壁を分離するように付勢する第2スプリングとを有する、アクチュエータ。
  9. 副環状本体の壁の一方をポンプヘッドの表面に付勢して面シールを生じさせ、主環状本体のリップの一方をロッドの表面に対して付勢してラジアルシールを生じさせる、加圧された流体をロッドの移動により生じさせる、請求項8に記載のアクチュエータ。
  10. ロッドの移動が往復動である、請求項9に記載のアクチュエータ。
  11. ロッドの移動が回転である、請求項9に記載のアクチュエータ。
  12. 洗浄ハウジングがパッキン押えを含む、請求項8に記載のアクチュエータ。
  13. シールアセンブリが、パッキン押えの表面に当接するバックアップリングをさらに備える、請求項8に記載のアクチュエータ。
  14. 主環状本体のかかと部が表面を有し、かかと部の表面の一部はパッキン押えの表面に当接し、かかと部の表面の別の部分はバックアップリングに当接する、請求項13に記載のアクチュエータ。
  15. バックアップリングが主環状本体のかかと部より小さい直径を有する、請求項13に記載のアクチュエータ。
  16. シールアセンブリが、副環状本体が主環状本体のリップの一方に合流する、変形可能なヒンジ領域をさらに備える、請求項8に記載のアクチュエータ。
  17. 副環状本体の直径が主環状本体の外径より大きい、請求項8に記載のアクチュエータ。
  18. 副環状本体の間隔の空いた壁が、主環状本体のリップに実質的に直交方向に延びる、請求項8に記載のアクチュエータ。
  19. 副環状本体及び主環状本体が一つのユニットとして一体成形される、請求項8に記載のアクチュエータ。
  20. 環状本体を通じて延びる孔を有し、外リップに対向し外リップから間隔の空いた内リップを有する環状本体であって、内リップはリップ部を有し、外リップは張り出しリップ部及び張り出しリップ部の後ろのノッチを有し、間隔の空いたリップと張り出しリップ部は共にポケットを画定する、環状本体と、
    スプリングの負荷線が実質的に外リップの張り出しリップ部のポケット側に及び内リップのリップ部のポケット側に向けられるような角度でポケットに配設されるスプリングであって、外リップの張り出しリップ部と内リップのリップ部とを分離するように付勢するスプリングとを備えるシールアセンブリ。
  21. 張り出しリップ部が、張り出しリップ部が外リップから延びる面取りした面を有する、請求項20に記載のシールアセンブリ。
  22. 可動ロッドと、
    パッキン押え及びロッド受け入れチャンバを有するポンプヘッドと、
    ポンプヘッドに当接する洗浄ハウジングであって、それを介してロッドがポンプヘッドのチャンバ内へ延びる穴を有する洗浄ハウジングと、
    ポンプヘッドのパッキン押え内に配設されるシールアセンブリとを備えるアクチュエータであって、シールアセンブリは、
    ロッドを受け入れるために環状本体を通じて延びる孔を有し、外リップに対向し外リップから間隔の開いた内リップを有する環状本体であって、内リップはリップ部を有し、外リップは張り出しリップ部及び張り出しリップ部の後ろのノッチを有し、間隔の空いたリップと張り出しリップ部は共にポケットを画定する環状本体と、
    スプリングの負荷線が実質的に外リップの張り出しリップ部のポケット側に及び内リップのリップ部のポケット側に向けられるような角度でポケットに配設されるスプリングであって、外リップの張り出しリップ部の外表面をポンプヘッドのパッキン押えの表面に付勢して、同時に内リップのリップ部の外表面をロッドの表面に対して付勢するスプリングとを備える、アクチュエータ。
  23. 張り出しリップ部の後ろのノッチを満たして、張り出しリップ部の外表面をポンプヘッドのパッキン押えの表面に付勢する、加圧された流体をロッドの移動により生じさせる、請求項22に記載のアクチュエータ。
  24. 張り出しリップ部が、張り出しリップ部が外リップから延びる面取りした面を有する、請求項22に記載のアクチュエータ。
  25. パッキン押えが、張り出しリップ部の面取りした面と反対側の楔型角部を有し、加圧された流体は、リップ部の面取りした面をパッキン押えの角部内に付勢する、請求項24に記載のアクチュエータ。
  26. ロッドに結合され、往復方式でロッドを移動させる駆動機構を有するアクチュエータをさらに備える、請求項22に記載のアクチュエータ。
  27. ロッドに結合され、ロッドを回転させる駆動機構を有するアクチュエータをさらに備える、請求項22に記載のアクチュエータ。
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